蓼喰人さんの日記一覧(5ページ目)

蓼喰人の「蕎麦屋酒」ガイド

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蓼喰人 (男性・東京都) 認証済

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 先日、神宮前の某イタリアンレストランを訪れた。2回目である。
 そこは2.3か月前、食事をしようと表参道から原宿方面に当てもなく歩いて行くうち、住宅地に入り込んだあたりで仕方なしに飛びこんだ店。そんな混んではおらず‘どうかな’と思ったが、これが結構な‘当たり’で、今回は予約をして再訪した次第。(私は蕎麦屋ばかりの書き込みをしているが、年がら年中「蕎麦」だけを食べているわけではなく、外食の際はフレ...
 私はおこがましくも蕎麦に関する蘊蓄をたれてはいるが、「蕎麦屋好き」ではあっても、決して「蕎麦通」では無いと自覚している。

 根っからの東京人として、蕎麦屋は如何に一杯やって寛げるかが第一と考える。
 そのため「蕎麦」だけを純粋に味わう感覚は、それほど重視していない。
 最近は産地にこだわり、挽き方、打ち方に趣向を凝らす蕎麦屋が増えているが、あまりマニアックに走り過ぎることは窮屈に思う。...
 都内で当てにして出掛けた店が、軒並み休みであった。
 一様に「お盆休みのため・・・」という張り紙がある。
 「お盆休み」と言われても、私にはどうもピンとこない。

 我が家は代々東京在住であるため、「お盆」は7月という感覚があり、毎年7月15日を中心にして「お盆」の行事や「墓参り」をする。
 「お盆」を新暦でやるのは、東京だけのようだ。
 最近は家の近所でも、8月に「お盆用品」を売っ...
 「煙草」を蛇蝎のごとく忌み嫌い、飲食店には常に‘清澄なる空気’を客が強いるのであれば、料理人自身の喫煙を問題にしないのは不思議である。

 実のところ、世間で一流と言われる料理人の中には「愛煙家」は結構存在する。
 蕎麦屋の主人にも、フレンチのシェフにも、寿司職人にも、パティシエにも確かにいる。
 私はまだお目に掛かったことは無いが、ソムリエにもいるそうだ。

 「煙草」はいくら神経...
 今や世を上げて「愛煙家」を追い詰める風潮が見られる。
 私には喫煙習慣が無いので、傍観者的な物言いしかできないが、御上からの「お達し」の建前は、あくまでも国民の健康への配慮にあるようだが、公共施設での「禁煙」は、喫煙者のマナーの悪さに頭を痛めた、体制の意向によるところの方が強いようだ。
 駅などでは‘ポイ捨て’された吸い殻の掃除の手間が省けただけでも、随分と違うようだ。
 多少問題のすり替...
 「ミシュランガイド」に和食の店を載せることは、大いに疑問である。
 “フレンチ以外のジャンルも一応網羅したいので「当たり障りのない処」を幾つかいれておきます”といった姿勢が窺え、選ばれた顔触れは、まるで「紅白歌合戦の出場歌手」のようである。

 店にとって掲載はやはり名誉なのだろうが、長い目で見てこれが慶事であるかどうかは、一概に言えまい。
 ‘一見客お断り’の京都の名料亭が軒並み掲載を...
 先日、住宅地の中の蕎麦屋に、たぶん土・日の昼ごろに予約なしで出かけ「門前払い」を喰わされたことヘの不満をとうとうと述べたレビューがあり、削除を求めたことがあった。

 そこは小さな自宅改造型の蕎麦屋で、一日に打つ蕎麦の量は限られており「売り切り仕舞」の状況は起こることは想定できる。
 
 美味い物を食べるためには、それなりの努力は必要であり、それを怠ったのに、一方的に店側の責任とするのは...
 「食べログコミュニティ」における泥仕合的論戦は、一応終止符がうたれたようです。

 相手を論破するために繰り出される罵詈雑言の応酬は滑稽である半面、一面識もない他人同士を、ここまでエスカレートさせてしまう「ネット社会」の恐ろしさを、改めて痛感いたしました。

 その一方、冷やかな目で傍観しながら、どこかこの「不毛のバトル」を楽しんでいる己がいたことも、事実であります。
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