「杵築 達磨」からは、タクシーを呼んでもらいJR杵築駅に向かう。
杵築はかつての城下町で、市内には江戸時代の面影が残る一角が在る。
実際に歩き回ることは無かったが、運転手さんは少し遠回りをしてその道筋をゆっくりと走行し、ちょっとした観光ガイドもやってくれた。
杵築からは日豊線に乗り、20分ほどで別府に到着。
ホテルのチェックインの前に、翌日の予定を確認しようと案内所の前まで行くと、表に居た係員がこれから2時間くらいで別府の見どころを回れる、観光タクシーを熱心に勧めてくれた。
折角別府までやってきたので、体験してみた。
別府と言えば源泉が方々から噴き出しており、'~地獄'と呼ばれる滾々と湧き出る湯を湛えて池のようになった名所が幾つかある。
観光バスなどで巡るより小回りが利くため、しかも運転手さんは穴場的なスポットも知っており、短時間ながらなかなか充実した観光が楽しめた。
巡った所は、ブルーの色合いと立ち上る水蒸気が印象的な「海地獄」、泥の中から熱気がドーム状に噴き出る「坊主地獄」など。
さらにちょっと怪しげなパワースポットの「貴船城」では「金白龍王」という巨大な白蛇に触れ、そこの天守閣からは雄大な景色が眺められた。
帰りは投宿するホテルまで送ってくれた。
「
亀の井ホテル」という別府でも最も規模が大きく、無難と思われるホテルを選んだが、さすがに温泉は良かった。
設備も綺麗で良く整っているが、宿泊客の大部分は外人観光客だった。