蓼喰人さんの日記一覧

蓼喰人の「蕎麦屋酒」ガイド

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蓼喰人 (男性・東京都) 認証済

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 「食べログコミュニティ」における泥仕合的論戦は、一応終止符がうたれたようです。

 相手を論破するために繰り出される罵詈雑言の応酬は滑稽である半面、一面識もない他人同士を、ここまでエスカレートさせてしまう「ネット社会」の恐ろしさを、改めて痛感いたしました。

 その一方、冷やかな目で傍観しながら、どこかこの「不毛のバトル」を楽しんでいる己がいたことも、事実であります。
        ...
 先日、住宅地の中の蕎麦屋に、たぶん土・日の昼ごろに予約なしで出かけ「門前払い」を喰わされたことヘの不満をとうとうと述べたレビューがあり、削除を求めたことがあった。

 そこは小さな自宅改造型の蕎麦屋で、一日に打つ蕎麦の量は限られており「売り切り仕舞」の状況は起こることは想定できる。
 
 美味い物を食べるためには、それなりの努力は必要であり、それを怠ったのに、一方的に店側の責任とするのは...
 「ミシュランガイド」に和食の店を載せることは、大いに疑問である。
 “フレンチ以外のジャンルも一応網羅したいので「当たり障りのない処」を幾つかいれておきます”といった姿勢が窺え、選ばれた顔触れは、まるで「紅白歌合戦の出場歌手」のようである。

 店にとって掲載はやはり名誉なのだろうが、長い目で見てこれが慶事であるかどうかは、一概に言えまい。
 ‘一見客お断り’の京都の名料亭が軒並み掲載を...
 今や世を上げて「愛煙家」を追い詰める風潮が見られる。
 私には喫煙習慣が無いので、傍観者的な物言いしかできないが、御上からの「お達し」の建前は、あくまでも国民の健康への配慮にあるようだが、公共施設での「禁煙」は、喫煙者のマナーの悪さに頭を痛めた、体制の意向によるところの方が強いようだ。
 駅などでは‘ポイ捨て’された吸い殻の掃除の手間が省けただけでも、随分と違うようだ。
 多少問題のすり替...
 「煙草」を蛇蝎のごとく忌み嫌い、飲食店には常に‘清澄なる空気’を客が強いるのであれば、料理人自身の喫煙を問題にしないのは不思議である。

 実のところ、世間で一流と言われる料理人の中には「愛煙家」は結構存在する。
 蕎麦屋の主人にも、フレンチのシェフにも、寿司職人にも、パティシエにも確かにいる。
 私はまだお目に掛かったことは無いが、ソムリエにもいるそうだ。

 「煙草」はいくら神経...
 都内で当てにして出掛けた店が、軒並み休みであった。
 一様に「お盆休みのため・・・」という張り紙がある。
 「お盆休み」と言われても、私にはどうもピンとこない。

 我が家は代々東京在住であるため、「お盆」は7月という感覚があり、毎年7月15日を中心にして「お盆」の行事や「墓参り」をする。
 「お盆」を新暦でやるのは、東京だけのようだ。
 最近は家の近所でも、8月に「お盆用品」を売っ...
 私はおこがましくも蕎麦に関する蘊蓄をたれてはいるが、「蕎麦屋好き」ではあっても、決して「蕎麦通」では無いと自覚している。

 根っからの東京人として、蕎麦屋は如何に一杯やって寛げるかが第一と考える。
 そのため「蕎麦」だけを純粋に味わう感覚は、それほど重視していない。
 最近は産地にこだわり、挽き方、打ち方に趣向を凝らす蕎麦屋が増えているが、あまりマニアックに走り過ぎることは窮屈に思う。...
 先日、神宮前の某イタリアンレストランを訪れた。2回目である。
 そこは2.3か月前、食事をしようと表参道から原宿方面に当てもなく歩いて行くうち、住宅地に入り込んだあたりで仕方なしに飛びこんだ店。そんな混んではおらず‘どうかな’と思ったが、これが結構な‘当たり’で、今回は予約をして再訪した次第。(私は蕎麦屋ばかりの書き込みをしているが、年がら年中「蕎麦」だけを食べているわけではなく、外食の際はフレ...
 永福町の「黒森庵」が、満を持して11月28日に再開する。
 多くの蕎麦マニアが待ち望んでいたことで、喜び勇んで駆け付けるファンも多いことだろう。
 
 私も出掛けてみたい気持ちはあるが、少し冷却期間を置いてからの方がよさそうだ。
 昨日、某そば店で「蕎麦好き・蕎麦屋好き」の方々が集う、いわゆる「オフ会」に参加させていただきました。
 皆さん、ブログを運営されている方で、この世界では達人の面々。酒も料理も、もちろん蕎麦も素晴らしく、情報交換・意見交換で話が盛り上がり、実に楽しいひと時を過ごすことが出来ました。
 最近「アテ」という言葉が、一般化してきたようだ。
 「アテ」とはもともと‘近畿地方で酒のつまみのこと’(大辞林より)で、東京では馴染みが無かった言葉。最近出た「dancyu」の蕎麦特集でも、蕎麦屋で出す肴をこう表現している。

 少し前までは江戸前の寿司屋などで、肴のことを「アテ」と呼ぶと馬鹿にされたもの。
 今や東京の料理屋の大半が「関西割烹」に席巻されている影響もあるのだろうが、私のような人...
 今日は大晦日。
 私も毎年この日には、気に入りの蕎麦屋の中でも、なるべくゆっくり出来そうな一軒を選んで、一杯やって「年越し蕎麦」を楽しむことを恒例にしていた。しかし今年は、これから某所での「ジルベスターコンサート」があるのでパスした。

 大晦日に出向く蕎麦屋を選ぶのは意外に難しい。
 都心の老舗は何処も長蛇の列だろうし、郊外の蕎麦屋でも、名の通った処は相当混雑しているようだ。
 ましてや、ネッ...
明けましておめでとうございます

 昨年2月からこちらに参加させていただいて以来約10カ月余り、多くの方々に支えられて東京の蕎麦屋中心に、100軒以上の書き込みを続けてまいりました。
 「お気に入り」にご登録いただきました皆さまはじめ、ご訪問いただきました方々、誠にありがとうございます。
 その間、多くのレビュアーの皆さまと情報交換、意見交換が出来、またそれを通じて「オフ会」などにも参加できました...
 石神井公園の「菊谷」さんが、元々ご主人の実家であった巣鴨に移転することは蕎麦屋好き仲間では、すでに周知の通り。
 新店舗は5月の開店を目指して、着々と準備が進んでいる様子。

 現在のお店を引き継ぐ方をかねてより募集していましたが、厳選の結果、好適な人材に決定。今は一緒にお店に立たれていることを知り、昨日訪れてみました。

 新しい方は麻布の名店「たじま」さんで修業された方で、菊谷さんが言われる...
 いつもお世話になっているレビュアーさんの記述の中に、下町の某老舗どじょう屋で「七色唐辛子」を「なないろ」と呼んでいるということが書かれてあり、懐かしさを覚えました。

 我が家は元々下町の出であるため、子供の頃から「七味唐辛子」のことを「なないろとんがらし」、縮めて「なないろ」という呼び方をしていました。
 これは「し」や「ひ」の発音が苦手であった、江戸っ子独特の慣習のようです。

 私も未だに...
 未曾有の災害に遭われ、大切なものを失い生命の危機に瀕している方が大勢いらっしゃること、胸が痛みます。

 そういった状況ににもかかわらず‘何処吹く風’のごとく、書き込みをなさっている方もいらっしゃいますが、私はとてもお気楽に飲食店のレビューをする気持ちにはなれません。

 当面の間、こちらへの投稿を控えさせていただきます。

 被災された皆様には、心よりお見舞い申し上げます。
昨日(3/29)、石神井公園の「菊谷」の「お別れの会」が催され、出席してまいりました。

周知の通り、こちらは今月末にて一旦閉店。ご主人の実家の「巣鴨」に移転して5月に再スタートする予定です。
こちらの店舗は新しい経営者に引き継がれて「野饗」として4月2日開店の運びです。

さすがに人気店だけあって、この会の参加呼びかけに多くの常連さんが駆けつけ、盛況でありました。
カウンター内には新旧それぞれの...
3月末で一旦店を閉じた石神井公園の「菊谷」さんの後を継いだ『野饗』(のあえ)が、4月2日に開店。本日出かけてまいりました。

コンセプトは“蕎麦に銘酒”で、目指す方向は「菊谷」さんと同じです。
まだ蕎麦や肴のメニューは限られていますが、徐々に増やしていくとのこと。

酒の品揃えには、早くも新店主の山越さんの拘りが垣間見えます。
まだ味や雰囲気は「菊谷」さんとの違いは見られませんが、これから少しずつ...
 先日、久しぶりに演奏会に出かけた。オペラであったが、震災後初めてである。
 原発事故による放射能飛散を危惧して、旅行者同様に海外の演奏家のほとんどが日本にやってこなくなってしまった。
 オペラの引っ越し公演やピアニストのコンサートが次々とキャンセルになる中、このオペラ公演も開催が危ぶまれていたが、何とか中止には至らなかった。当初予定されていた外人指揮者は逃げるように帰国してしまい、出演が見込まれ...
 「石神井公園」に在った店を今年3月に閉じた後(そちらの店は現在「野饗」に引き継がれています)、ご主人の元々の実家の「巣鴨」に移転準備が進んでいた「菊谷」さんの新店舗が完成。 その「プレオープンの催し」の案内をいただき、6月4日に出かけて参りました。

 木の香が薫るような清々しいお店で、集まった方々もかつての常連の皆さんで、お馴染みの方も多くいらっしゃいました。
 料理には「石神井」の頃の懐かし...
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