たぬきチャさんのマイ★ベストレストラン 2010

たぬきチャのラーメンめぐり(たまにうどん+α)

メッセージを送る

マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

コメント

適当に今年初めて訪れたお店と、何度か訪れたことがあるお店で、今年、印象に残ったお店をピックアップしてみました。
個人的には、京都ラーメンの昔ながらのお店が好きなのですが、今年出会った「ゆう」さんは、オーソドックスながらも豚の旨みが伝わる、とても良くできたラーメンとして印象に残っています。もう一店舗揚げるとすれば「ラーメン大ちゃん」。迫力のチャーシューに圧倒されつつ、スープの旨さも素晴らしいものでした。
その他にも仙台の天一、強烈なメンマの量と優しいスープの「好来道場」さんなど、面白いお店と、たくさん出会うことが出来ました。また来年も食べ歩きを楽しみたいと思います。

マイ★ベストレストラン

1位

ラーメン ゆう (梅小路京都西、丹波口 / ラーメン、餃子)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2010/09訪問 2010/09/15

オーソドックスかつ、洗練された京都ラーメン

七条通り沿い、七条大宮の交差点を西に入ったあたりにあるラーメン屋さん「ゆう」さんです。ずっと気になっていたお店ですが、訪れた日が定休日だったりと、なかなか行けなかったお店です。

お店は、昔ながらのラーメン屋さんという素朴な外観です。街中ということもあり、駐車場もありません。

店内は、古そうな外観と比較して、改装してあるのか、とてもこぎれいで清潔感があります。座席はカウンター席がほとんどですが、4人掛けのテーブルが一つと2人掛けのテーブルが一つあります。

お店は、職人風の男性2人と、女性店員さんで切り盛りされています。京都駅からは少し遠い場所ですが、お店は繁盛していて、カウンター席は、ほぼ満席に近い状態でした。

メニューはシンプル。ラーメンはしょうゆが700円、みそが750円。大盛り、チャーシュー追加は、それぞれ200円アップ。コーン、ワカメ、メンマ追加は、それぞれ100円アップ。

単品は、ライス、キムチ、付出しチャーシューと、17時以降に餃子があるのみです。

この日は、しょうゆ700円のチャーシュー追加+200円を注文。待っているときにふと麺を見ると近藤製麺さんのものを使っておられるようです。

さて、出てきたラーメン、わずかに濁った醤油スープ、表面に薄切りチャーシュー、そしてたっぷりのモヤシとネギが盛られたオーソドックスな京都の醤油ラーメンが出てきます。

スープをいただくと、豚の旨みがしっかり効いた深いコクのある醤油スープです。動物系のダシ、醤油の風味がしっかり味わえますが、後味はあっさりしています。しっかりコクがありますが、くどさや醤油のとがったような感じがなく、とてもマイルドです。個人的には、過去に食べた京都の醤油スープの中でもトップクラスだなと思いました。

麺は柔らかい茹で具合の低加水、中細ストレート。近藤製麺さんらしい麺です。表面のツルツルとした感じが心地よいだけでなく、旨みのあるスープをしっとり吸い込み、美味しさを口に運んでくれます。この麺は、本当に京都ラーメンに欠かせないものです。

そして具のモヤシの多さに隠れて良く見えなかったチャーシュー。こちらも驚くほどスープの表面、麺の間などにゴロゴロと入っています。

京都ラーメンらしい、赤身と脂身のバランスのとれた柔らかみのある薄切りのチャーシュー。しっとりとした柔らかさは麺ともよく合い、また噛むたびに肉の旨みをしっかりと感じることが出来ます。

個人的に、今回いただいたような「第一旭」「ラーメン藤」系統の京都ラーメンを出すお店の中で、名店と思う店に「大輝」というラーメン屋さんがあります。その味と似ているなぁ・・と思って食べていましたが、ネットで調べていると関係があるようですね。

この日いただいた「ラーメンゆう」さんは、京都の醤油ラーメンが好きな方には、おススメできるお店です。その完成度と洗練された味は、オーソドックスな味なのに唸るような感激の一杯でした。

  • しょうゆ700円+チャーシュー追加200円
  • チャーシュー
  • 麺とスープ
  • (説明なし)

もっと見る

2位

ラーメン大ちゃん (洛西口、東向日、桂 / ラーメン、餃子)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2010/06訪問 2010/07/07

店長の気迫のこもった男の京都ラーメン。

洛西ニュータウン付近にあるお店「大ちゃん」です。以前から、ずっと行きたいな・・と思っていたのですが、公共交通機関を利用したアクセスがそれほどなく、行く機会が無かったお店です。

お店は、外観からは小さくこじんまりした印象。ただ、店内は意外と広々としています。こぎれいで清潔感のある店内にも好感が持てます。多めのカウンター席のほか、テーブル席も多く、いろいろな人数の客に対応できそうです。

お店に入ると、いかつそうで頑固な雰囲気の店長さんが迫力満点の声で「いらっしゃい!」と迎えてくださいます。

お店のメニューは、基本のスープは醤油と味噌。並が710円、チャーシューメン940円、大盛り900円、ミニ500円など。その他に黒大豆味噌スープの並900円、チャーシュー1100円、塩スープの並780円などがありました。

とりあえず基本の醤油のチャーシューメンを注文しました。

さて、出てきたラーメン。ド迫力のチャーシュー!!こんもり乗っています。スープは醤油の色合いが濃く出ていて、さらに濁っています。具はネギに、モヤシとシンプルです。

スープは、豚骨ベースの醤油味。非常にストレートに出た醤油の風味と豚骨の深いコク、それとたっぷりのチャーシューからにじみ出る肉の旨み、それらの味が混じりあり、ストレートに響く力強いスープを味わうことが出来ます。

麺はやや細ストレートで柔らかめの茹で具合。力強いスープを吸いこみ、さらにたっぷりのチャーシューを絡めて、口に運んでくれます。

それと具のモヤシ。個人的にラーメンの具のモヤシは、それほど好みではないのですが、このお店のモヤシは力強いスープと合うように味が付けられ、スープの迫力をさらに強くするかのようでした。

それとボリュームたっぷりのチャーシュー。しっかりと醤油ダレで味付けがされた赤身部分を中心に使用されています。一枚一枚が柔らかく、さらに大きく、そして鉢一面だけでなくスープと麺の間から、これでもか!というくらいの量が出てきます。

このチャーシュー、噛むたびに肉の旨みを感じられます。スープの力強さ、モヤシの濃いめの味付けとも合わさり、なんだか焼肉ラーメンを食べているかのような感覚にすら陥ります。

本当に力強く、店長の気迫を感じるかのような直線ストレートに迫りくる男のラーメンという雰囲気でした。個人的には、スマッシュヒット。味噌味(もちろんチャーシューメン)なども再度、試してみたいなと思いました。

  • 醤油・チャーシューメン940円
  • チャーシュー
  • 麺とスープ
  • (説明なし)

もっと見る

3位

手造りうどん 楽々 (郡津、村野 / うどん)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ~¥999 -

2010/03訪問 2010/12/28

表面が柔らかく、芯に粘りのある麺が特徴のおうどん

とても人気のおうどんやさん「楽々」さんです。

この日、営業開始時間と合わせていったのですが、すでに駐車場は満車寸前。私が入店した直後は、すぐに行列もできていました。

お店は、カウンターと座敷席があります。一人でも家族連れでも入りやすそうな雰囲気でした。

メニューは、讃岐系の基本的なメニューは、ほとんどあります。200円アップで、うどんにプラスして、卵かけ御飯、かやく御飯どちらかを選択できます。この日は初めて訪れたので、好みのぶっかけにしようと思い、肉ぶっかけ(冷)を単品で注文しました。

出てきたおうどんはボリューム多め。具にきざみのり、大根おろし、ショウガ、ネギ、鰹節、ゴマ、生玉子、そして大きなお肉が乗っています。これにぶっかけのだしを好みでかけていただきます。

ここのお店の麺は、表面は柔らかい感じなのに、芯がものすごく粘りのあるコシで、とても特徴ありますね。柔らかい感じなので、ダシや具との絡みがとてもよく、さらに口の中で噛んだときの歯ごたえ感もすごいです。

ダシは、鰹や昆布などから取られている和風の味ですが、ほんのりとした甘みがあって、やわらかい口当たりで好印象。うどんとの相性も非常に良い感じでした。

肉もすきやき肉のような甘みのある味付けで、さらに口の中で肉の旨みがじゅわーっと広がる感じでした。量も多くボリューム感たっぷりでした。

とても美味しいおうどんで、人気店である理由もわかる気がしました。この混雑だとなかなか行く気になれないのですが、開店直後などを狙って、またふらりと行ってみたいお店です。

  • 肉ぶっかけ・冷
  • 肉ぶっかけ・冷+ぶっかけのダシの容器
  • 麺の感じ

もっと見る

4位

豚菜館 (二階堂 / ラーメン)

1回

  • 昼の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2010/03訪問 2010/03/18

奈良を代表する醤油味

天理、二階堂にある老舗店「豚菜館」さんです。店長さんが体調を崩されて以来、昼のみ営業(日曜休)です。時間帯が限られているからか、最近は行列が出来ていたりします。また店の前の駐車場も満杯のことが多いです。

店内も昔ながらのラーメン店という雰囲気で素朴な雰囲気です。カウンターと座敷があります。

メニューは、スープが醤油と味噌。サイズを特大(焼豚、野菜、玉子、支那竹入り)、メンマ(焼豚、野菜、メンマ入り)、中(焼豚、野菜入り)、小(焼豚、野菜少なめ)から選択できます。

私は、特大と中しか選択したことがないと記憶していますが、ここはおそらく「特大=大盛」の意味ではなく、麺の分量は変わらず、具の量が違うのだと思います。しかし中でも普通で言うチャーシューメンのようなボリューム感があります。

個人的には、醤油がおススメ。味噌はずいぶん昔に食べたことがあるのですが、自分の口には合わないな・・という記憶がうっすら残っているくらいです。

========================
('10/3訪問、メニュー「醤油・特大」 味:4.0点)

この日は、醤油の特大を注文しました。

さて豪快な量のチャーシューがどっさりと乗ったラーメンが出てきます。そこにネギ、モヤシ(野菜?)と玉子、メンマがトッピングされています。見た目は非常にクラシカルな醤油ラーメンです。

このスープが、鶏ガラ豚骨ベースの醤油味なのですが、鶏ガラ豚骨のダシがしっかりしていて、深みがあります。醤油の風味も強すぎず非常にバランスの良いスープは旨みたっぷりです。京都の第一旭と似た味わいです。

麺も以前は、近藤製麺のものだったと思うのですが、今も同じではないでしょうか。これも第一旭さんと同じ製麺所だけあり似ています。柔らかな茹で具合なのですが、この深みのあるスープを吸いこみ、麺自体からにじみ出る美味しさがたまりません。

そしてたっぷりのチャーシュー。こちらは、一枚一枚も大きく、予想以上のボリューム感があります。醤油ダレでの味付けもスープとよく合っています。

それと、このチャーシューの一番の特徴は、しっとりとした柔らかさでしょうか。とても良い食感があり、噛むたびに肉の旨みを感じることが出来ます。

全体的に、本当に完成された醤油ラーメンだと思います。何度食べても飽きない味だと思います。


========================
('08/4訪問、メニュー「醤油・特大」 味:3.5点)

さて、今日たのんだメニューは、もち!醤油「特大」(800円)一番のオススメメニューです♪

来たラーメンは、ド迫力のチャーシューたっぷりのラーメン♪このチャーシューの多さに圧倒されます。

そしてスープは昔ながらの中華そばという感じです。「第一旭」のような京都風豚骨醤油とも味が似ています。しっかりとした鶏がら醤油スープで、醤油の味が濃く出ています。濃厚で本当に美味しい♪

チャーシューは、脂身の多いチャーシュー、赤身の部分とバランスよく入っていて、本当に美味♪玉子は、味付けされていないのですが、スープやチャーシューがシンプルな味だけに、逆に合ってる感じがします。

  • 醤油・特大('08.4)
  • 焼豚('08.4)
  • 醤油・特大('10.3)

もっと見る

5位

天下一品 中央通り店 (あおば通、広瀬通、仙台 / ラーメン、餃子)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.7
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2010/07訪問 2010/07/31

オリジナリティーあふれる「天下一品土鍋チーズ」

こちらの「天下一品・中央通り店」も仙台の「天下一品こむらさき」の系列店だそうです。仙台出張初日に仙台の天下一品を食べて、そのオリジナリティーがとても印象的だったので、この日は、他のお店に行く予定をやめて訪れました。

お店は、中央通りのアーケードの中。「こってり」の文字があり、その通路を入っていくと、繁華街にふさわしくないような通路に面した半屋台のような不思議なお店に出くわします。

店内というか通路沿いというか・・にカウンターがあり、通路に面して、強引に8人掛けのテーブルが一つ置かれています。8人掛けと言っても、合席なので、ほぼカウンターという感じでしょうか。

メニューは、こむらさき店と同じく、京都とは違う感じ。
天下一品ラーメン750円、肉多め1000円、大盛950円、大盛り肉多め1150円、和だしラーメン650円、天下一品味噌800円、冷しメカブラーメン680円、天下一品土鍋チーズ800円。 このお店には印度一品はありませんでした。

ということで、どうしても食べたかったお目当ての「天下一品土鍋チーズ」を注文。いったいどんなものか・・期待が高まります。

そして、こむらさき店と同じく、最初に茹で卵がサービスで出てくるので、塩をかけて食べながら待ちます。

さて、出てきたラーメン、名前の通り小ぶりな土鍋に入ってラーメンが出てきます。天一のこってりスープの上にチーズがたっぷり乗り、ぐつぐつ煮たっています。具はチャーシュー、ネギ、メンマ。今まで見たことのない天一ラーメンですね~(笑)

さてアツアツのスープを冷ましながらいただくと・・京都よりクリーミーな独特の仙台天一スープにさらにトロリとした食感のチーズが合わさり、とても濃厚で滑らか。天一のスープにチーズはよく合うんですね。おどろきました。これは、本当に相性の良い味だなと思いました。

麺は、こむらさきでいただいた麺と少し違います。同じ多加水の黄色がかった麺を使用しているのですが、こちらは中太縮れ麺を使用。おそらくアツアツのスープに負けないように太いものを使用しているのだと思いましたが、こちらのほうが濃厚スープをよく絡める感じで、好みでした。

チャーシューもこむらさき店のものと違い、赤身肉を使用。濃厚でアツアツのスープなので、とろけるようなチャーシューでなく、逆にしっかりとした食感の赤身肉のほうが合うなと思いました♪

メンマやネギは、このインパクト大のスープの中では、本当に存在感が少なく、なくても良いかも?と思いました。

非常に特徴のあるインパクト大の天一でした。近所にお店があればはまりそうです(^^; 印度一品など、他のメニューも試してみたいので、いつか仙台を訪れたときには、再訪したいと思います。

  • 天下一品土鍋チーズ
  • チャーシュー
  • 麺とスープ

もっと見る

6位

彩華ラーメン 屋台 (天理 / ラーメン)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.3
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ~¥999 -

2013/12訪問 2014/01/25

天理の屋台ラーメンと言えばここ!中毒になる味です。

奈良を代表する彩華ラーメンの屋台です。彩華はいろんなお店にちょくちょく行きます。しかし、どこよりも私は、ここの屋台が一番好みです。

私が初めて食べたころは、屋台は、天理教高知詰所の前にあって、今よりももっと独特の雰囲気を醸し出していたのですが、今のプライスカット(元オークワ)の駐車場に引っ越してからは、少しはきれいになったような気がします(笑)

ただきれいと言っても、やはり小さなワゴンで調理されたラーメンをテーブルと丸椅子が置かれたテント状屋台で食べるだけの簡素な雰囲気です。

メニューは、他の彩華チェーンと違って、彩華ラーメンのみで他の麺類、サイドメニューなどはありません。サイズとトッピング(チャーシュー、生玉子、煮玉子、スペシャル(チャーシュー+生玉子))を選択するだけです。煮玉子は2009年ごろから選択可能になったと思います。値段は、他の店舗と比べると少しだけ安いです。

トッピングのチャーシューは、昔は赤身、脂身の選択。2009年くらいから一時期、選択が不可能となってましたが、最近は、モモ肉、バラ肉の選択が可能となっています。


========================
('13/12訪問、メニュー「彩華ラーメン(小)スペシャル(バラチャーシュー、生玉子入り)」 味:4.5点)。

最近は、仕事の都合で、なかなか訪れることが出来ない彩華(ニンニク臭のため)。それでも年数回は、いろいろな店舗に訪れていますが・・・(^^;この日は、年末の休暇に訪れました。

屋台の前で注文。「スペシャル・バラ」で通じます。最近は、店舗を拡大されて、スペシャル(チャーシュー・生玉子入りの昔の呼び方)が通用しない店舗・店員さんが増えましたが、さすが天理の屋台は普通に通じます。

ラーメンを持ってきてくださるので、お金を渡します。ここ数年は、生玉子は別皿で渡されるのですが、いつから、そうなったのかな・・ 以前は、生玉子も最初からラーメンに入っていたと思います。

いつも通りの見た目のラーメン。白菜、ニラなどの野菜たっぷり。焼豚入りの醤油スープラーメン。豆板醤が効いていて見た目も辛そう。そこにトッピングのバラチャーシューと、生玉子が乗っています。

スープは、ニンニクも効いていてピリ辛風味。脂分もそこそこあり、とてもジャンクな感じがしますが、これが癖になる味わいです。熱々のスープで、寒い日に食べても、すぐに身体が温もります。屋台店は、野菜の量もたっぷりなのがうれしいところです。

麺は、縮れ細麺を使用されています。昔と比べると、麺を変えられていると思うのですが、最近はコシが強くなったと思います。野菜との絡みも良いものです。

バラチャーシューは、とても肉質が良くなりました。ジューシーで程よいトロけ具合。個人的には、昔のいかにも冷凍チャーシューという安っぽい脂身チャーシューが好みだったのですが、今のは素直に味が良いなと思えるものですね。

やっぱり、癖になる彩華の味わい。冬の屋台は、特に美味しく感じることが出来ます。


========================
('10/3訪問、メニュー「彩華ラーメン(小)スペシャル(チャーシュー、生玉子入り)」 味:4.5点)。

さてラーメンが出てきます。先払い制なので、お金を渡します。以前は店員さんのエプロンポケットから割り箸が出てきたのですが、最近は衛生を少しは意識しているのか、ラーメンの上に乗せてきてくださいます(笑)

醤油ベースのラーメンに白菜、ニラをはじめとする野菜たっぷり。そしてニンニクの香り。これぞ天理ラーメン!という風格たっぷりです。

スープは、鶏ガラベースの醤油味ですがニンニクと豆板醤が効いていて、ピリ辛です。脂分がかなり多く、非常に野性的で力強い旨みがあります。

そこに具の白菜、ニラ。これが他の店舗と比べてもやはり屋台店は量も多く、煮込みもしっかりしていてスープの旨みを吸いこみ良い感じ。ボリュームたっぷりで、スープの中から嫌というほど出てきます。

麺は柔らかめのやや縮れた細麺。以前と麺が少し変わった?もしくは茹で具合が変わったのでしょうか。以前よりかは、まだコシを感じたような気がします。この柔らかめの細麺がスープをよく絡め、白菜、ニラを巻き取り、この特徴ある野性的な美味しさを凝集して口に運んでくれる感じです♪

チャーシューは、以前のものと変わりましたが、赤身と脂身が程よく含まれた部分を用いてあります。しっとりとした柔らかさと迫力あるスープに負けない味付けがしっかりしていて、それなりに好感触でした。

個人的に、彩華の屋台は味も素晴らしいのですが雰囲気もこの場でしか味わえないものがあると思っています。特に冬場は寒いのに、彩華のピリ辛味で、体の芯から温まることが実感できて非常に好きです。これからも何度でも通いたい味です。

========================
('07/12訪問、メニュー「彩華ラーメン(小)スペシャル(脂身チャーシュー、生玉子入り)」 味:4.5点)。

屋台店は、ラーメン以外のメニューはないので、飲み物をオークワか自販機で買って持って入ります。ラーメン以外のメニューはないですが、トッピングは選べます。

トッピングと言っても、玉子、チャーシュー、スペシャル(玉子+チャーシュー)だけです。チャーシューは赤身と脂身から選べます♪

この日は、彩華ラーメン(小)スペシャル(チャーシュー脂身+玉子)を選びます♪

奈良・天理のご当地ラーメンと言うとスタミナラーメン。鶏がら・豚骨ベースのスープに、ニンニクたっぷり豆板醤などでピリ辛に味付けされてます。具は、白菜、ニラ、豚肉などをたっぷり入れてます。彩華も店によってはキクラゲ、にんじんなどその他の野菜類が具に入っていると思いますが、この日の屋台には入っていませんでした。

さて、寒い日は、食べる前は凍えてますが、ラーメンが来るとすぐに温まります。このピリ辛感がたまりません。いろんなラーメン店を食べ歩くようになってからも彩華だけは、定期的に食べに来ます。ちょっと中毒になる美味しさです。

  • 彩華ラーメン(小)スペシャル(チャーシュー、生玉子入り)('13.12)
  • バラチャーシュー('13.12)
  • 彩華ラーメン(小)スペシャル(チャーシュー、生玉子入り)('10.3)

もっと見る

7位

京都 五行 (烏丸、四条(京都市営)、京都河原町 / 居酒屋、ラーメン、もつ鍋)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2014/02訪問 2014/03/21

焦がしラーメンが特徴的です。雰囲気も良いお店です。

京都の四条から北上し、柳馬場通り沿いにあるお店「京都 五行」さん。博多一風堂プロデュースのお店だそうで、博多を中心に全国で5店舗あります。

町屋風に作られた建物は、とてもラーメン店に見えません。店内には中庭もあり、おしゃれな雰囲気です。お店のコンセプトも飲んで、つまんで、〆にラーメンらしく、メニューに一品料理もあり、カウンターには焼酎・日本酒が並びます。ちょっとおしゃれな雰囲気の居酒屋という感じすらあります。

ラーメンのメニューは、人気メニューが二つ「焦がし醤油麺」と「焦がし味噌麺」、その他に「醤油とんこつ麺」「塩麺」「つけ麺」などがあります。

========================
('14/2訪問、メニュー「醤油とんこつ麺850円+チャーシュートッピング250円」(計1100円)味:4.2点)

この日は、いつも焦がし系のメニューばかりいただいているので・・・たまにはと、醤油とんこつ麺をとチャーシュートッピングで注文しました。醤油とんこつ麺は、メニュー表で見た感じが、一風堂の豚骨ラーメンとほぼ同じなんだろうなぁ・・と思って、なかなか選択出来てませんでした。

登場したラーメンは、一風堂の豚骨ラーメンを思わせる見た目。スープには、細かな背脂、そして玉葱が浮いています。そこに香味油が加えられ、とても良い香りがします。それとよく見ると、焦がした玉葱も浮いていてます。トッピングは、チャーシュー、海苔、ナルト、ネギ、太めのメンマなどです。

スープをいただくと、このメニューは焦がしの調理法は使ってないと思うのですが、同じくらい香ばしく、食が進む感じです。焦がした玉葱がよりアクセントを加えている感じです。

ベースは、一風堂の豚骨味だと思われ、非常にまろやかで柔らかみのある味わい。濃厚ではありませんが、濃さや塩加減など、ちょうど良い感じです。それに背脂の甘み、玉葱の食感などもバランス良く混ざっています。

麺は、中太の平打ち麺を使用されています。低加水の麺で、しっとりとした食感で好みの味わいでした。

チャーシューは、やや厚切りのもので、スープの味を邪魔しないためか味つけは控えめです。豚本来の味を楽しめるものでした。

また太めのメンマは、多くのラーメン店では、しっかりとした食感を残すタイプが多いのに対し、こちらはよく茹でられ、柔らかな食感となっています。個人的には、これも珍しく良い印象でした。

今まで、敬遠していた醤油とんこつ麺。個人的に好みの一風堂の豚骨をベースとしながらも、さらに工夫のある一品と言う感じで、かなりヒットでした。また食べてみたいラーメンの一つとなりました。


========================
('10/2訪問、メニュー「焦がし味噌850円+チャーシュートッピング250円」(計1100円)味:4.2点)

ラーメンは、焦げで表面は真っ黒。トッピングは醤油とほぼ同じでしょうか。ナルト、キャベツ、ノリ、大量の角切りチャーシュー、そしてスープには細切れの玉ねぎが入っています。

スープは表面の焦げたラード層のため、湯気は、ほとんど出ていないのに熱々です。スープの表面は、その焦げの香ばしい味わいと玉ねぎの甘みが非常に強く効いています。少し下の層をかき混ぜると、味噌の味わいと、表面の味わいが絶妙にマッチして旨みたっぷり。

味噌は、東北、九州、京都の味噌だれを合わせているそうです。この味噌の風味は、見た目から想像するよりもコッテリ感は少なく、後味がすっきりしています。

麺は平打ちの細麺ストレート。芯が強い感じの独特の食感を持つ麺ですね。熱々のスープ中でも、しっかりとしたコシを保ち、存在感があります。

チャーシューは、厚切りのバラ肉を角切りにしたタイプです。食べると脂がじわっと流れ出てきて、ジューシーです。強烈な個性のあるスープに負けていません。

またキャベツも柔らかく、甘みがあり、この焦がし味噌スープと合っていました。

今回、注文した「焦がし味噌」も個性が強いだけでなく、しっかりした味の一品でした。癖になる味わいです。お店の場所のアクセスも非常に良いので、また立ち寄ると思います。

========================
('09/7訪問、メニュー「焦がし醤油850円」味:4.5点)

さて出てきた「焦がし醤油ラーメン」。ものすごく個性的なラーメンです。スープは、ラードをカンカンに熱した上にだしを入れる“焦がし”醤油スープ。出された瞬間から、その香ばしさに食欲がわきます。

スープは、焦がしが独特の旨みを持っている濃厚な醤油味、スープに加えられているタマネギの味と混ざり合い、旨みバツグン。熱々のスープは、ラードの油膜で閉じられているからか、食べていくうちに冷める気配が無いです。

麺も特徴があり、中太のストレート麺。やや平打ちな感じもして、ものすごくコシが強いです。濃厚なスープと、よく絡み合います。

トッピングは、ノリ、ナルト、キャベツ、細切れのチャーシュー、タマネギなどラーメンにしては特徴あるものです。キャベツもチャーシューもタマネギも、焦がしの香ばしい濃い味と、それぞれのやや甘い味わいが合っていて非常に美味しいです。

本当に独創的なラーメンでしたが、そのスープの旨みと香りに驚かされました。

  • 焦がし醤油ラーメン
  • チャーシュー(焦がし醤油ラーメン)
  • 焦がし味噌+チャーシュートッピング

もっと見る

8位

好来道場 (吹上、今池、池下 / ラーメン)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2010/11訪問 2010/11/09

優しい旨みのあるすっきりスープ&落ち着く店内

名古屋の老舗のお店「好来道場」さんです。私は、名古屋のラーメンは詳しくないのですが、このお店は薬膳ラーメンという系統の元祖だそうで、名古屋には、同じような系統のお店がたくさんあるようです。

お店の外観は、とてもラーメン店には思えないような、素朴な雰囲気が漂います。なかなか、知らない人はラーメン店と思わないのではないでしょうか。お店の周りには駐車場がありますが、人気店なのでほとんど埋まっているようでした。

店内は和風な空間。一見、お寿司屋?と思わせるような独特の雰囲気です。店長さん店員さんの服装も和式で、木目調の店内。席はカウンター席のみで、10席前後だったと思います。常にお客さんが来られるので、数人は待っておられ、店内に待つための席とテーブルが用意されています。

このお店、店内に入ると、まず注文を聞かれます。そして、注文するとメニューと番号が書かれた札を渡されるので、それまで席に座って待つというシステムです。次から次へとお客さんが来られるのですが、ひとつひとつ丁寧に接客されている姿は好印象でした。

メニューも和風なネーミングで、以下の通り。
松 800円:並
竹 1000円:メンマ多し
寿 1000円:チャーシュー多し
寿竹 1200円:チャーシューメンマ多し
大松 1000円:めん多し
大竹 1200円:めんメンマ多し
大寿 1200円:めんチャーシュー多し
大寿竹 1400円:全部多し
快老麺(並) 800円:松よりチャーシューが一枚少なく、鉢一杯のとろろ昆布とノリ2枚
快老麺(大) 1000円:快老麺の大サイズ
ねぎ多し 100円

あまりこのお店に関する前知識もなかったので、とりあえず寿竹(チャーシューメンマ多し)を注文してみました。注文すると札を渡されるので、椅子に座って待ちます。待ち合い席に愛知のラーメン本が置いてあったので、読んでいると、このお店の薬膳スープは、鶏ガラ、豚骨、野菜のダシと載っています。楽しみです♪

そのうち番号を呼ばれるので、席に座ると、ほどなくラーメンが運ばれます。

ラーメンを見て、まず笑ってしまいました。とにかく大量のメンマ!メンマ!メンマ!しかも極太!(笑)見た目は、古風なラーメンと言う感じです。スープは、やや濁った感じの醤油スープで鉢に満杯に入っています。そのスープ上にネギがまばらに浮いています。

とりあえず、スープをいただくと、あっさりとした和風の味わい。鶏ガラや豚骨の風味は、とても控えめで、どちらかというと野菜の風味が効いていると思います。醤油の酸味は感じず、あっさり、優しく、後味のキレが良いです。最近、流行りのパンチ力勝負のようなラーメンにはない、素材そのものの風味が効いたとても旨みのある味わいでした。

とにかくメンマを・・・・とメンマをいただくと極太だけに食感がとても良いです。味付けはスープに合わせてあるのか、あっさりしていてスープの旨みを邪魔しないように仕上がっています。これだけの分量があるので、食べ終わる頃の満腹感はけっこうありました。

メンマの層の下にチャーシューの層があります。チャーシューは脂身部分のロールタイプです。予想以上に分量が多く、数を正確に覚えていないのですが、10枚くらい入っていたと思います。これらも味は控えめですが、肉の旨みがしっかり出ているのと、適度な柔らかさと食感があり、とても良い出来でした。

一番下の層に麺があります。麺は分量少なめです。やや太の縮れ麺で、茹で具合は、やや柔らかめです。太めの麺らしい、もちっとした食感がとても良かったです。麺自体もスープを吸いこんでいるのか、ほのかな旨みを感じる美味しい麺でした。

老舗店らしい店内の雰囲気と、接客の丁寧さ、ラーメンの個性、味、どれをとっても満足できるお店でした。私が待ち合い席で読んだ本には、一日80杯と書かれており、売切れもよくあるようです。食べたい方は、早い時間帯に行かれるほうが良いと思います。

  • 寿竹(チャーシューメンマ多し)
  • メンマ
  • チャーシュー

もっと見る

9位

讃岐うどん いってつ (金剛、大阪狭山市、滝谷 / うどん、カレーうどん、天ぷら)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2010/06訪問 2010/06/10

本格的な讃岐うどん!ツルツルの麺が美しい。値段もお手頃です。

近鉄喜志駅のすぐ近くにある讃岐うどんのお店「いってつ」さんです。

お店の外観は大衆食堂風。外の壁に写真でメニューが貼ってあります。店内もこじんまりとした食堂風です。それほど広くない店舗にカウンター席と2人掛け、4人掛けのテーブルが数個あります。

お店の方もテキパキ動いておられ、ハキハキと明るく好印象でした。

お店は、カウンターで、うどんを注文しながら、天ぷらを選ぶセルフ形式です。天ぷらの他におにぎり、いなりなどもありました。

メニューは・・うどんが、
かけ、冷しうどん、ざるうどん 330円
ぶっかけ(冷)、醤油(冷)、月見、とろろ昆布、わかめ 380円
釜揚げ、釜玉、山菜ぶっかけ(冷)、醤油(温)きつね 400円
温玉ぶっかけ(冷)450円
山菜とろろぶっかけ、とろろ 470円
肉、カレー 590円

天ぷらは、かき揚げ150円、えび天120円、イカ天100円の他は、すべて80円です。

などなど。セルフの大手チェーンに比べると負けますが十分安い値段です。特に天ぷらは、ほとんどが80円でかなりお得感があります。

この日は、ぶっかけ(冷)380円とイカ天100円、ちく天80円、小魚天80円を注文しました。

ぶっかけが出てくるまで数分待つことになったので、少し天ぷらが冷めている感じがしたのですが、レンジが置いてあったので気軽に温めなおすことが出来ました。

さてぶっかけが届きます。うどんの麺はツルッツル感があり、とても美しく美味しそうに見えます。具はネギ、おろし、すだちとシンプル。

この麺がとてもコシの強くモチモチとした噛みごたえのある食感。表面のツルツル感と芯の弾力がとても心地よい麺です。麺自体も小麦の風味がしっかりと感じられました。

ぶっかけのダシもあっさりしていて、ほんのりとした優しい甘みが効いています。麺自体の味と合わさり、ツルツルといただくことが出来ます。これからの暑い季節に良さそうな味わいでした。

それとここのうどん、意外とボリュームがありました。これで380円はとてもコストパフォーマンスが良いと思いました。

ちく天は80円と思えないほど大きく、こちらもがっつりいただくことが出来ます。小魚天は小さいですが4匹入っていて、良い感じでした。

コストパフォーマンス、味、店員さんを含めた雰囲気、どれを取っても高レベルのお店でした。近所にあったら入り浸ってしまいそうな魅力のあるお店です。富田林に行く機会があれば、また立ち寄りたいと思います。

  • ぶっかけ(冷)380円
  • 麺のアップ
  • 手前:小魚天、右奥:ちく天、左奥:イカ天

もっと見る

10位

東大 京都店 (京都、九条、東寺 / ラーメン)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ~¥999 -

2010/09訪問 2010/09/12

濃厚で力強い豚骨醤油スープ。徳島ラーメンの魅力を堪能できます。

京都駅ビルにあるラーメンテーマパーク「京都拉麺小路」の中にある徳島ラーメンのお店「東大」さんです。以前、徳島で「いのたに」さんを味わったときに、その美味しさに虜になり、ずっと行こうと思っていたお店の一つです。

「京都拉麺小路」の中にあるだけ合って、お店はこぎれいです。平日の夜に立ち寄ったのですが、それなりに客入りも良かったです。

ラーメンメニューは、徳島ラーメン(並)500円、(大)600円、(ミニ)350円が基本で、他のスープはありません。具を加えることにより、味玉入り+100円、肉入り+200円、味玉肉入り+250円となっています。

それとライス、チャーハン、餃子が単品としてあります。また生玉子、梅干しが無料サービスです。生玉子をご飯にかけて食べるように、醤油ダレも置かれています。

以前「いのたに」さんで食べたときに、並だとすごく小さいラーメンが出てきて、ライスと一緒に注文されているお客さんが多く、徳島ラーメンはライスと一緒にたべるものなんだな・・と思ったのを記憶しています。このお店の生玉子や醤油ダレ、梅干しなどを見ても、ご飯とともに食べるスタイルのお店なんだと思います。

とは、考えつつ、初めてだからと・・味玉肉入り(並)を注文しました。

出てきたラーメンは、やはりとても小ぶりなラーメンです。普通のお店で言うミニラーメンサイズですね。徳島ラーメンは、ラーメンだけで食べる場合は(大)を注文するべきですね。見た目は「いのたに」さんと似ていて、濃厚そうな醤油豚骨スープに味玉と、大量の豚バラ肉、ネギ、メンマがトッピングされています。

さてスープをいただきます。醤油で味つけられた甘辛い味わいで濃厚。そして豚骨の旨みがしっかり出ていてコクがあります。和歌山ラーメンにも似た感じがするのですが、より濃厚で迫力・インパクトがあるスープという印象です。個人的には徳島のスープのほうが美味しいなと思います。

麺は、細麺ストレート。シコシコとした食感が心地よく、濃厚なスープに負けない存在感があります。

チャーシューは、甘辛く濃いめの味付けのばら肉。濃厚な味だけでなく、噛むとじわっとにじみ出る肉の旨みが楽しめる一品です。

それと味玉が、かなり良い出来なのが印象的でした。黄身のとろける具合と、濃厚なスープの中でも負けないしっかりとした味付け。こんなに美味しいなと思える煮玉子も久しぶりだなと思える完成度でした。

徳島ラーメン、やっと2件目ですが、またもや高レベルのラーメン店と出会ったなと思いました。ここもご飯といっしょに食べるスタイルのお店でしたが、次は(大)サイズを注文して、しっかりラーメンを楽しみたいなと思います。

  • 味玉肉入り(並)
  • チャーシュー
  • 麺とスープ

もっと見る

ページの先頭へ