レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
1回
2015/06訪問 2015/07/05
茨城県のひたちなか・水戸エリアのご当地ラーメンのスタミナラーメンが、つくばで食べられるというお店「がむしゃ」さんです。この日は、仕事後に訪れました。
お店は、つくば駅からだとバスで15分くらいの大穂窓口センターというバス停で降りて、少し歩いたところにあります。店舗は新しい外観で、駐車場スペースも多く存在しました。
店内は、非常にきれいで広々としています。細長い造りでカウンター席しかなかったようだ。厨房では職人さんたちが、黙々と作業しておられ、女性店員さんが接客されていました。
メニューは名物のスタミナラーメン、スタミナ冷やし(両方750円)がメイン。他にスタミナ丼がある他、普通の醤油ラーメンや味噌ラーメン、チャーハン、ギョーザなどが存在します。スタミナラーメン・冷やしは具増し+100円、レバー増し+50円、かぼちゃ増し+50円が出来るようです。
この日は、スタミナラーメン・レバー増し800円を注文。それと瓶ビールを、銘柄を選べたので一番搾りを選択しました。
最初に瓶ビールがすぐに出てきますが、おつまみにナッツ類が提供されます。うれしいサービスですね。
その後、スタミナラーメンの登場。かなりのボリュームがありそうな大きい器で出てきます。醤油スープの表面には脂が浮き、具はレバー、キャベツ、ニンジン、ニラ、かぼちゃなど。餡かけ状態で乗せられています。
スープをいただくと、関西の天理系のスタミナラーメンに慣れているので、意外とあれ!?と思うほど、あっさり。そして甘い!というのが最初の印象。しかし、餡かけなども混ぜていただくと、ほんのりと甘いのですが後味にピリッとした辛味が残ります。餡は強すぎず粘度は控えめでした。
麺は太めの多価水麺で、ややカールしたようなものを使われています。もちっとした食感が印象に残る麺です。
そして具ですが、本当にたっぷり。スープが熱々なこともあり、食べるのに意外と時間がかかります。具の中では、それほど多くはありませんでしたがかぼちゃの甘みがとてもおいしく、トッピングで増しが出来るのがよく分かりました。レバーは増しにしたので、ゴロゴロとたっぷり。柔らかく旨みたっぷりでした。
茨城のスタミナラーメンは初めていただいたのですが、野菜の旨みや甘みが活きていて、とてもよかったと思います。ボリュームもたっぷりで、がっつりと行きたい方にもおすすめできる一杯だったと思います。
2位
1回
2015/07訪問 2015/08/10
九州出張時の昼食、玉名ラーメンを食べようと老舗店の一つのこちらに訪れました。
お店は玉名市役所の目の前にあります。玉名駅から歩いて15分ほどだったと思います。お店はビルの1Fで営業されており、緑のテント看板が目印です。お店の裏に駐車場があるようでした。
店内は、テーブル席が並ぶ庶民的な雰囲気。店内に入ると強い豚骨臭を感じます。お店の奥の方にカウンター席も少しあります。接客は庶民的ですが、気配りが行き届いていて好印象でした。
メニューは、ラーメン並600円。大盛りにすると+100円、きくらげ入り、卵入りが+70円、チャーシューメンは+280円、具だくさんのデラックスは+120円。ジャンボデラックスにすると合計1100円となるようでした。他にはおにぎりがあり、ランチタイムは100円。他の時間帯は200円だそうです。あとは、ぎょうざ250円と担担麺くらいでシンプルな構成でした。
この日はチャーシューメンを注文。
しばらくするとラーメンを持ってきてくださるのですが、面白いのがニンニク入れますか?と聞かれますので、入れますと答えると、目の前で粉末ニンニクをかけてくださいます。
ラーメンは、白濁した豚骨スープに、チャーシューが鉢一杯。そこに粉末にんにくがかけられています。トッピングはネギと小さな海苔となっています。
スープは表面に脂分が多めに浮いています。その味は、豚骨のコクが非常にまろやかに出ていて、こってりすぎないのですが、グッとくるコクがあります。塩加減も強すぎずマイルド。そこにニンニクの風味が強めに効き何度でも味わいたいようなスープです。
麺は、細目のストレート麺で、しっかりとした食感を楽しめるものです。一本一本が短めなのも特徴的でした。
チャーシューは、薄切りのものが大量にあります。味付けは薄めで、スープの濃厚な味を邪魔しないものでした。
初めていただいた玉名ラーメンですが、豚骨のコクがかなりしっかりしており、食べ応え抜群でした。ニンニクを入れなくても、かなり食べ応えがありそうな豚骨スープ。わざわざ玉名まで来た甲斐があったラーメンだったと思います。
3位
1回
2015/09訪問 2015/10/11
讃岐塩屋駅近くにある、うどん屋さん「岡じま」さんです。この日は10時ごろ入りました。
お店の外観は、こぎれいな郊外型店の雰囲気。落ち着いた和風の建屋です。お店の周りに駐車スペースが多くありました。人気のあるお店なのかな?お店の前に3月に高松店オープンしましたとの看板が置いてありました。
店内も非常にきれいで清潔感があります。テーブル席、カウンター席、座敷が並び数多くのお客さんが入れそうです。
メニューは、おススメが釜揚げ、釜たま。他に釜かけなどがあるほか、普通のかけ、ぶっかけ、ざるやトッピングを追加したおうどんなどが並んでいました。お店のシステムは、好みのうどんを注文し、好きな天ぷら、おにぎりなどを取って精算するタイプです。珍しいのがサラダバー220円があったことです。
この日は釜揚げ(小)320円を注文し、穴子天150円が大きくおいしそうだったので、置いてあるのを取ろうとすると、お店の方がわざわざ、釜揚げ時間かかるから、その間に新しいの揚げますよとのこと。心づかいがとてもうれしいものでした。
席に座って、しばらく待つとお店の方が釜揚げと徳利のおだし、穴子天を持って来てくださいます。
釜揚げうどんは表面のぬめりと噛んだ時のもちぃっとした良い食感が、とても良いもの。そして何より、おだしが濃厚な昆布の旨みが出ていて、後味にほんのりとイリコの風味が来る。それとうどんの相性が非常に素晴らしく、小じゃなく大きいサイズにすればよかったな・・と思える良さがありました。
穴子天は、うどんのトレーの一辺と同じくらいの長さで巨大なもの。揚げたてのため、衣のサクサク感と身の柔らかさがたまりません。穴子自体があっさりとしているので、おだしを少しかけても美味しく感じられました。これだけ素晴らしい天ぷらを揚げたて150円というのは安いなぁ!と思います。
こちらのお店、あまりに清潔なので、かえって讃岐っぽくないかなと思って、期待していなかったのですが、味も接客も、お店の居心地の良さも非常に素晴らしいお店でした。こんなお店が地元にある方々はうらやましいなという気持ちでいっぱいです。
4位
1回
2015/08訪問 2015/09/05
(全国第一旭制覇記念レビュー)
第一旭の富士一号店さんです。お店は富士市の岳南鉄道、吉原本町駅から歩いて10分くらいのところにあります。この日は、お昼時に訪れました。
店舗は、古びたビルの1Fにあり、黄色の看板と、第一旭のFC系の暖簾がかけられています。駐車場があるのかどうかは、確認しませんでしたが、おそらく無いのではと思いました。
店内は、とてもこじんまりとしていて厨房の前にカウンター席と、反対側の壁に向かってのカウンター席。テーブル席などはありません。テレビが設置してあり、食べながら見ることができます。男性の職人さん一人で切り盛りしておられ、接客も素朴なものでした。
ラーメンメニューは、特製ラーメンの並、大、小のみでされています。他に餃子や焼豚、メンマ、キムチ、ライスなどがあるのみで、シンプルなメニュー構成です。
この日は、特製ラーメン並700円を注文。
しばらくすると登場したラーメンは、濃いめの色の醤油スープで、濁りはありません。スープ表面に脂分が多めに浮いているのが特徴的。豚の臭みも感じません。トッピングは、ネギ、メンマ、モヤシ少々とチャーシューです。
スープをいただくと、醤油のコクが深く効いており、豚のコクは控えめです。意外と動物系の風味が少ないので、後味がすっきりとしています。この醤油の深みを前面に出したような味は、第一旭でいうと、岐阜のお店に近いようにも思います。
麺は低加水の中細ストレート麺を使用されています。どこの麺かは、分かりませんでしたが、京都のものと比べると、少ししっとりとした食感に欠けているようにも思いましたが、近いものです。深みのある醤油スープともよく合います。
チャーシューは、意外と多く入っており、薄切りで大きさもそこそこのものを使用されています。脂身が少なく、しっかりとした豚の食感を楽しむことができます。味付けは控えめですが、スープともよく合う味でした。
この日は土曜日の昼食時、全国第一旭めぐり聖地に訪れた私のためなのか、食べている間、他のお客さんはおられませんでした。ゆっくりと味わった至福の一杯。京都の第一旭と比べると、醤油のコクが強く、後味はあっさり。食べやすい味で、なかなかのものでした。店内の雰囲気も庶民的で落ち着いており、末永く続いてほしいお店でした。
5位
1回
2015/07訪問 2015/08/19
熊本出張の夜。前日に食べた太平燕が美味しかったので、他の店舗を検索。熊本城近くにある「桜の馬場 城彩苑」という土産物屋や飲食店が並ぶ観光施設にある、こちらのお店「夢あかり(夜は、月あかり)」が熊本キャッスルホテル直営で美味しいとの情報を見つけて入店。この日は19時30分ごろ入りました。
お店の外観は、桜の馬場が全体的に、城下の昔の街並みを再現されているので、江戸時代の町家風です。
店内は、とても落ち着いた空間です。カウンター席、テーブル席、団体用の席などがあります。
店員さんに聞くと、加藤清正や近くの祭りの彫刻が施されていたり、八代のい草で団体スペースとお店が分けられていたり、熊本らしさがちりばめられています。それとお店は20時までだったようで、店内は私の貸切状態でした。ラスト客なのに、接客は丁寧にしていただきました。
メニューは、20ほどの和洋中華料理でされており、熊本名物もいくつかあります。値段はそれぞれ単品で700~900円くらいです。
この日は、太平燕880円と馬肉の竜田揚げ720円。それと瓶ビールを注文。瓶ビールはサッポロ黒ラベルでした。
太平燕が先に登場し、辛子味噌を添えて出されます。スープが物足りない場合は、足してくださいとのことです。スープは表面に脂分が浮き、キャベツ、えのき、青梗菜、ネギなどの野菜、それと海老、イカ、あさり、カニ、豚肉などのが入っていて具だくさんです。
スープは、塩スープで野菜や魚介の旨みが出ており、ほんのりとした甘みと酸味を感じるもの。温度は熱々で、味はあっさりとしていますが旨みがしっかりしているので、物足りなさはありません。食べている最後の方に、辛子味噌を加えると、コクと引き締まりが強くなったように思いましたが、それほど必要ないかなと思いました。
麺は、春雨を使われていますが、量は少なめです。麺料理というより、春雨入りのスープのような感覚でも食べられそうな料理かもしれません。具は、紅蘭亭のように玉子が揚げられていたり、一品一品が手が加えられているように思います。海老も大きなものですし、野菜の量が多く、それらと春雨を絡めて食べると食感が非常に良いです。
馬肉の竜田揚げは、馬肉らしく、肉質はしっかりで、旨みは強いのですが、脂身が控えめで美味しさたっぷりなのに、食べやすいという感じです。量も多めでした。
観光施設にあるお店ですが、店内の雰囲気も良く、味付けも上品で、なかなかの満足度でした。熊本名物の太平燕食べるのなら、このお店もありだなと思いました。
6位
1回
2015/10訪問 2015/10/30
老舗ラーメン店の「味の名門」の守山店です。お店は守山市の播磨田町北の交差点近くの、いくつかの飲食店などが入った複合ビルの一角にあります。この日はお昼時に訪れました。
お店の外観は、昔から馴染みのある「味の名門」の黄色いテント看板がよく目立ちます。駐車場は、建物の隣にあるようでした。
店内は、ガラス張りで古いお店にしては、意外と明るい雰囲気。テーブル席と座敷があり、多くのお客さんが入れそうです。お店は店長さんと女性店員さんで切り盛りされておられ、接客は庶民的で素朴な感じでした。
メニューは、名門のメインの、こってりスタミナスープの特製ラーメンを中心に、みそ、あっさり醤油、それら3種と組み合わせたピリ辛キムチ入りのラーメンが存在します。他に名物の牛めしや、単品メニューも充実しています。また名門らしくカクテキとネギが入れ放題、他に辛子ニンニクなども入れ放題でした。辛子ニンニクは他のお店であったかな・・?
この日は、こってりスタミナスープの「特製チャーシューメン」850円を注文。ラーメンが届くまでの間、カクテキをポリポリ。このお店のカクテキは、かなり辛めの味付けで刺激的です。
届いたラーメンは、名門らしい鶏ガラ醤油スープで、見るからに濃厚そうな見た目です。そこに鉢一面にチャーシュー、メンマがトッピングされています。
スープをいただくと、鶏ガラのまったりとした旨みがにじみ出た、これぞ名門!と唸るような味わい。ほんのりとした甘みもあり、何度でも口に運んでしまいます。濃厚に鶏ガラの旨みが出ているのですが、意外と粘度はなく飲みやすく、天一のようなこってりが苦手な方にも大丈夫だと思います。
麺は、低加水の中細ストレート麺を使用されています。しっとりとした柔らかめの食感で、安心感のあるものです。
チャーシューは、薄切りのものが意外と多く入っています。味付けは薄めでスープの味を邪魔しないようになっています。メンマは逆に甘さが際立っていて、浮いているようにも思いました。
それと、辛子ニンニクを途中で投入すると、まったりとした甘みのあるスープがコクと、後味の引き締まりが増して、個人的にはヒット。今まで試したことがなかったので、これからは、この薬味が置いてあれば使ってしまうなと思いました。
久しぶりに訪れた名門。最近、京都のお店は閉店が続いたり、七本松のお店も昔のこってり感がなくなったようで残念に思っていました。しかし京都の老舗店は、ラーメン藤も、名門も滋賀の方が昔の姿を残しているような。。こんな美味しいお店なら、何度でも通いたい。そんな鶏ガラまったりスープの魅力ある店舗でした。
7位
1回
2015/10訪問 2015/11/09
ラーメンショップの銀天街店です。愛媛に仕事に来るたびに気になっていたので、この日、仕事後に入りました。
お店は松山市駅を降りてすぐ、銀天街の商店街を少し横道に入るとあります。赤くて派手なテント看板と「ネギラーメン」の旗が多く立っているので、とても目立ちます。街中なので駐車場は無いようです。
お店に入ると、何とも心地よい店長さんのリズミカルな掛け声。店長さんだけでなく、店員さんの接客も庶民的かつ心地良いものです。厨房を囲んだカウンター席と壁側にカウンター席があるのみの店内となっています。
メニューは、豚骨醤油のラーメン550円、みそラーメン650円を基本に、トッピングやボリュームで値段が変わるようになっています。つけ麺も存在します。特にネギラーメンは一押しのようです。
この日は豚湖東醤油のネギチャーシュー900円と瓶ビール500円を注文。瓶ビールはアサヒ、コップが味がありすぎます(笑)
ネギチャーシューが大きめの鉢で登場します。やや白濁したようなスープに鉢一杯にチャーシュー、白髪ネギ、ネギ、海苔、ワカメがトッピングされています。
スープは非常にまろやかな豚骨醤油味で、豚骨のコクがしっかりと出ています。やや塩分が強めで濃く思いますが、こってり感と、まろやかな優しさを両立したような、とてもレベルが高いスープです。また海苔やワカメのトッピングから磯の旨みが加わります。
麺は細めの低加水ストレート麺を使用されています。食感は、そこそこコシがありますが、しっとりとした優しさもあり、こちらもなかなかのもの。そして、少し酸味のある味付けされたネギと合わせて食べると、食感も味も変化が楽しめます。
チャーシューは肩ロースを使用されていて、味付けは強すぎないのですが、豚らしい、強めの食感を楽しめます。量もたっぷりで食べ応えがあります。
こちらのお店、ラーメンも美味しいし、何より店員さんの接客が、リズムも言葉がけも素晴らしく居心地の良い空間を作っていました。店内には、21年間、126万杯と書かれたボードが、どんどん張り替えられている様子が。これからさらに年数、杯数ともに増え続け、末永く愛されるお店となってほしいなと思います。
8位
1回
2015/11訪問 2015/12/10
宇和島の郷土料理の有名店「かどや」さんの松山空港のお店です。こちらは以前、お蕎麦やさんだった場所に入れ替わりで出店されました。入りたいなと思いつつ、出張帰りは時間がなく、、この日は、午後から仕事で午前早くに松山空港に着いていましたので、こちらで昼食をいただくことにしました。
店内は、蕎麦やさんの時代と同じくこじんまりとしています。人数入っても20人前後かな。カウンター席とテーブル席があります。お店は、非常にきれいにされており、落ち着いた雰囲気です。女性店員さんが接客され素朴な雰囲気でした。
メニューは、宇和島の南予風鯛めしを中心に郷土料理が揃っています。鯛めし1500円、さつまめし1150円、釜揚げしらす丼980円など。それらと単品を組み合わせた御膳ものや、単品もいくつか存在します。
この日は、鯛めしを食べるつもりだったのですが、愛媛で食べたことがあったので、さつまめしってどんなのだろう?と気になり・・ 宇和島づくし さつまめし膳1600円を注文。
さつまめし膳は、麦飯、さつま汁、じゃこ天、ふかの湯ざらし、ふくめん、お吸い物、漬物が付いています。
さつま汁は、麦味噌と糸こんにゃく、焼き魚のほぐし身を混ぜたようなもので、薬味のネギとみかん皮を混ぜて、ご飯にかけていただきます。
最初、とろろご飯のようなものなのかな・・なんて、見た目から考えていたら、あっさりながらも魚介、味噌の濃厚な旨み、それと柑橘のさわやかな香りなどが混じり、とても食べやすいやないですか!あっさり食べやすいのに旨みがすばらしく、個人的にはかなりヒットの味わいでした。
じゃこ天は、しっかり火が入っていてジョリジョリ食感がおいしいもの。ふかの湯ざらしは、あっさりとしたサメの味と酢味噌の味がよく合い、さらに食感が楽しく、さつまめしを食べる間の良いアクセントとなりました。ふくめんは、糸こんにゃくの上に紅白のそぼろを乗せたもので、あっさりと食べやすいものでした。
宇和島と言えば、鯛めしというくらいの印象があったのですが、こちらでいただいた、さつまめし。旨みたっぷりなのに、あっさり食べやすい麦味噌ご飯は癖になる味わいでした。愛媛でいろいろと郷土料理をいただく機会がありましたが、その中でも印象に残る一品。また来る機会があれば、さつまめしを、いろいろなお店で食べてみたいなと思います。
9位
1回
2015/08訪問 2015/09/21
新京極の六角通近くに昔からある中華料理店「龍鳳」さんです。この日は土曜のお昼過ぎに訪れましたが、客は私一人。ずいぶん昔に訪れた際には、もっとお客さんがおられたような気がしましたが、こんなものなのかな・・?
お店の外観は、かなり古風な大衆中華料理店というところです。看板も派手さがなく、見落としがちですが青いテント看板が目印です。街中のため駐車場は存在しません。
店内は、カウンター席とテーブル席が2、3個くらいでこじんまりとしています。店内はラジオが付けられていて、この日は高校野球の音を聞きながら食べることが出来ました。お店は老夫婦で切り盛りされていて、接客も庶民的ですが丁寧なものです。
メニューは、中華料理が多くあります。名物はカラシ入りそば700円です。他の単品メニューもおおよそ500~800円くらいとなっています。
この日は、カラシ入りそばを注文。
しばらくすると、少し平たい皿に入れられたカラシ入りそばが提供されます。麺の上に辛子を和えたあんかけが乗せられていて、具は鶏肉、小エビ、ネギ、シイタケなどでシンプルな構成です。
このあんかけが、優しい醤油味なのですが、けっこうじんわりと辛子が効いていて、特に麺と和えて食べると、苦手な人にはむせるような刺激感があるかもしれません。ただ妙な旨みがあり、癖になります。
麺は低加水の中細ストレート麺を使用されていて、京都のラーメン店などに多いタイプのものです。ほどほどに柔らかい麺とあんかけの相性はとても良いと思います。具に、鶏肉を使用されているのですが、これが身が大きめでホロホロと崩れるような柔らかさがあり、とても美味しいなと思います。中華でありがちな豚肉ではなく鶏肉であるあたりが、辛子の刺激感に負けない食べやすさを出してくれているように思います。
こちらのカラシ入りそばは、妙に癖になるような美味しさがあって、小ぶりで食べやすく、なかなかの一品だと思います。京都に旅行されている方にも、おススメできる京都のB級グルメ的な面白い麺料理だと思います。
バグなのか選びたかったお店と異なるお店が選ばれているようです。残念。
以下は選んでいたお店のコメント。
今年も、美味しかった、他人におススメしたい!というより、個人的な自己満足の印象に残っているお店を選びました。
1位は全国第一旭めぐりのラストを飾ってくれた富士1号店。お昼時なのに一人でゆったりといただくことが出来たのも良い思い出です。京都、滋賀の中からは、伝統の味の名門さんと、ユニークな老舗の味「カラシ入りそば」の龍鳳さん。末永く、この味を続けてほしいなと思います。
他にも今年も仕事などで多くのところに行くことが出来ました。思い出に残る茨城県のスタミナラーメン巡り。中でも良かったのは比較的新しいお店の、つくば市の「スタミナラーメンがむしゃ」さん。具だくさんで食べ応えがありました。
九州出張時は、熊本、鹿児島でいろいろと食べましたが、中でも濃厚な豚骨の玉名ラーメンの「桃苑」さん、太平燕は二店舗訪れましたが洗練された味だった「肥後めしや夢あかり」さん。鹿児島ラーメンの「豚とろ」さんもインパクトが残っています。
うどんでは、讃岐でいただいた「岡じま」さんの釜揚げのだしが秀逸だったなぁと。仕事で良く訪れる愛媛県では、どちらもB級感がありますが、独特の食感のかめそばを出される「じゅん」さんは、お店の雰囲気も温かく居心地が良かったです。もう一つ・・ラーメンショップ。出張先で疲れていたのに、なんとなく癒される雰囲気の心地よい声掛けが今でも残っています。
数えきれないくらい、良いお店と思い出はありますが、また今年も良いお店と出会えると良いなと思います。