グルマンじゅんさんのマイ★ベストレストラン 2014

昭和58年・オテル・ド・クリヨンの厨房風景。

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マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

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2014年は本来の目的であったフランス料理の中からと、最近興味を持ち始めた、南アジア料理の中から「バングラディッシュ」と「ネパール」の店から選んでみました。
ただ、1位は小石川のステーキ店「中勢伊肉店」にしました、改めて牛肉を食べる意味を認識できたからです。南アジア料理では「アジアカレーハウス」を選びましたが、現地のバングディッシュの庶民文化を味わえる店だからです。同様にネパールの家庭料理が頂ける「プルジャダイニング」と「サンサール新宿」を上げてみました。

マイ★ベストレストラン

1位

中勢以 小石川店 (茗荷谷、江戸川橋 / ステーキ、ハンバーグ、焼肉)

1回

  • 夜の点数: 4.8

    • [ 料理・味 4.8
    • | サービス 4.8
    • | 雰囲気 4.7
    • | CP 4.8
    • | 酒・ドリンク 4.8 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 -

2014/10訪問 2020/11/24

熟成牛肉ブームの魁となった田園調布の精肉店が文京区小石川に開店したステーキ店。

地下鉄丸の内線の茗荷谷駅を降りたら都心方面右側に春日通りを
400メートル行った所にある環状4号線の開通部分、通称を播磨坂
と呼ばれています、名前の由来はわからないです。そこを左折して
100メートル位行った左側のマンション1階にあります。こちらは
桜並木が綺麗です。

ちなみに春日通りを左折しないで真っ直ぐ行くと都立高校4学区41群
の竹早高校があります。当時は学校群制度があって、単一の高校を受験
するのではなくて、群を受けて41群の場合は本駒込の小石川高校か、
竹早高校に振り分けられる・・4学区と2学区とを一緒にした92群も
ありましたね♪
赤城台高校(現在の新宿山吹高校)、文京高校、向ヶ丘高校で同じく
振り分けでした。42群は北園、板橋、豊島の各高校で次は43群、44群
学校名は、北野、北(現在は飛鳥)、大山、城北(現在は桐ヶ丘)などが
あったけれど記憶が曖昧になってしまったので、この辺にしておきます。
こんな事でも書いておかないと忘れ去られてしまうから書いて見ました。

また、竹早高校の先には春日局で有名な名刹の伝通院があって春日通りの
名前の由来となってます!向かいの安藤坂を下れば水道町の低地で山手と
下町の地形上の違いが良く解ります。春日通りは山の尾根を走っている
イメージです。
春日通りは池袋辺りから通称を川越街道と名前を変えて川越市内、最後は
長野県の佐久市の近くまで行ってます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
だいぶ小石川の話が長くなってしまいましたが、中勢以肉店は○○肉店と
名付けた飲食店の走りだと思います。予約を9月終わりにしたのですが、
前日の10月10日に予約確認と明日は宜しくお願いしますの挨拶電話が
入りました、凄く気がつく店の予感がします、さすがに食べログのベスト
500に入っている店です♪

コンセプトの説明で前菜も含めて魚介類はなくて全てが肉料理を自信を
持って提供しているそうです。

10月11日の土曜日に連れと2人でお邪魔しました。確認電話のお陰で
だいぶ予備知識は出来てましたが、こちらのシステムはショーケースに並んだ
100gあたりの金額を表示してある牛肉を選んでそのまま買う事もできますが
1.3をかけた値段で店で調理してもらって食べる事ができます。

レストランスペースは解りににくく肉を保存する冷蔵庫のドアを開けると中が
倉庫のようなレストランスペースになってます、20人位ははいれるだろうか・・
店内はタングステン球の照明が柔らかですこぶる居心地が良いです。

メニューはお任せコースが2人からで1人が¥7500のコースもありますが
今回はアラカルトでお願いしました、金額は税込です。

アミューズ(これが席料として¥500を明記されてます)

・新生姜のコンソメスープ×2

以下は全てシェアです。

前菜:1

・肉類の加工品盛り合わせ(シャリュキィティエール)¥2200
 内容は「肉のパテ」、「豚肉のホワイトハム」、「冷製ローストビーフ」
 「リエットと全粒粉のクラッカー」、「里芋キッシュ」。

前菜:2
 
・熟成牛のベーコン ¥2600

ステーキ

・内モモ、150g ¥4260
・マルカワ、150g ¥5020
・イチボ、150g ¥7260

冷野菜

・キャロットラぺ ¥800

温野菜

・ブロッコリーのガーリック炒め ¥800

デザート代わりに

・ラタツィユ ¥800

小菓子と焙じ茶 料金内

酒類
・グラススパークリング(クレマンドリムー)×2 ¥800×2
・赤ワインフルボトル 「キュベ ル リュイ/ドメーヌ・ヴィルフリー・ルース」¥8500

まずはスパークリングワインスタート、半分位飲み終えた所でアミューズは意標をついて
コンソメスープの新生姜風味・・これには「ジャブ」をくらった感じで、当たり前ですが
これだけ牛肉をおろしているのだから素晴らしいコンソメが出来るのも納得です。

赤ワインは、全部肉料理なので考えた末にロワールの赤にしました・・決め手はブレンド
の調整に主に使う「カベルネフラン」が100%なので、カベルネフラン100%のは
飲んだことがなかったので決めました。カベルネソービニヨンとはまったく違う果実香で
抜栓が19:30・・充分に美味しかったのですが本領を発揮したのは21:30頃です。
やっぱり開くのには2008年なれど時間がかかった訳ですが、充分に美味しかった!!

肉類加工品の盛りあわせも量もタップリで無難な物を取り揃えていました、特にリエット
とパテ・ド・カンパーニュは秀逸でした。キャロットラぺは果物のバナナ、リンゴを主と
した酢であえてあって、特にバナナ風味が印象的でした。

前菜2品目は熟成牛のベーコン冷製・・精肉店の方に燻して真っ黒になったのが並んで
いたので¥100gが¥2600なれど注文してしまいました・・でも注文の価値あり
でした、燻香はなんとも言えず豚肉とは違う初めて食べる牛肉のベーコン・・燻製して
あるとはいえ、生なので例えれば牛肉の生ハムみたいでした。

ここからはステーキに入ります、まずは調理法をソテーかグリルの好みを選べますので
迷わず「グリル」にしました、焼き方は「レア」です。

このあと3種類のステーキが150gずつでてくる訳ですが順番はお任せにしました。
最初は「内モモ」、まったく脂肪がなくて噛みごたえはありますが旨味も抜群です・・
このあとのステーキもそうですが、塩と胡椒のみで提供です「タレ」の類は一切でません!
それだけ牛肉に自身がある訳です、それと純粋に肉の旨味を味わってもらいたいために
パンはなくて、御飯も簡単なのが2品です・・・本当の直球勝負です、これに関しては
もっと炭水化物を求めるのは自然なことなので、パンの要望は多いそうですが、なんとか
スタイルを崩さずにやってもらいたいと思いました。

マルカワ・・腿肉の一部だそうですが先程の内モモよりは柔らかくてコクがありますね!
3品目は「イチボ」・・今回初めての霜降り肉ですがリブロース程は脂がのってなくて
適度な脂肪感が楽しめました、一貫して塩と胡椒ですが、まったく飽きがこなかったです。

この肉は種付けの日から、血筋が父、母、祖父、祖母、曾祖父、曾祖母までさかのぼれる
血統書がコピーですがもらえます、食べた牛の名前も明記されていて今回のは雌牛の「かこ」
ちゃんです。平成23年11月6日生まれ・・手塩にかけて育てた肉牛が平均すると36ヶ月で
肉処理されます・・出荷の際は「一番良い餌」を食べさせて送り出します、牛も何かを感じる
ようで運ぶトラックに乗りたがらず、ストレスで「失禁」したりするそうです・・・

我々人間が出来る事は、充分に感謝して食べて、その前に「頂きます」・・あなたの命を
頂ますの感謝の言葉を忘れないことです。血統書を見ていて、ふとそんな事を考えて
しまいました。

話しが変わって、デザートが甘いものが少ないので目先を変えて前菜にある「ラタツイユ」を
デザート代わりに頂く事にしました、これが意外性があって野菜の甘みもあることから
デザートとしても充分に対応できました。

最後の飲み物ですが、ここでもこだわっていて、コーヒーは用意されてません・・焙じ茶と
簡単な御菓子です。コーヒーで〆ると胃に負担がかかるので、自動的に焙じ茶がサービス
される訳ですが、理にかなってまして食後30分間休んでいると満腹感が少し緩和されて
きます・・牛肉が加工品も含めて2人で600g食べたのにです♪

そんな訳で充分に満足出来ました・・料金表示は税込で、サービス料もかかりませんです。
支払は¥35540・・クレジットカードを使いましたが同じ金額です。

土曜の夜のこともあり1人単価がコースを頼んで¥10000位、アラカルトでワインを
ボトルで飲んで¥15000位、内容からして高くはないです、客入りが証明しています。
頻繁にとは行きませんが、変なものを食べるよい納得するはずです・・結果的にCPは
良いと考えて良いと思います・・ごちそうさまでした。


  • ショーケースの肉類・1
  • 注文した牛肉3種類
  • ショーケースの肉類・2

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2位

レストラン アラジン (広尾、恵比寿 / フレンチ)

1回

  • 夜の点数: 4.6

    • [ 料理・味 4.7
    • | サービス 4.6
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 4.6 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 -

2014/08訪問 2020/11/24

16年ぶりに訪問した「アラジン」はやっぱり素晴らしい王道のフランス料理でした。

フランス料理のレストラン「アラジン」は1993年に開店しました。
今年で丸21年、22年目に入りましてますます絶好調です♪
恵比寿駅から案外下町的な恵比寿の裏町を15分位歩いて広尾5丁目の
交差点そばの渋谷川沿いのビルの半2階にあります。

こちらのシェフは川崎誠也氏、アラジンをオープンする前は六本木の
名店であるオー・シザーブルでシェフをしていました、前任の
シェフは銀座でル・マノアール・ダスティンを開店した五十嵐安雄氏の
後釜です。五十嵐氏の下からは今や名店となった菊池美升氏のル・ブルギニオン
がありますし、その菊池氏の下でスーシェフをしていた方はは目白に昨年
ル・ヴァンキャトルを開店・・ラブレーのオーナーである山田恵氏
も出身であるオー・シザーブルの開店は1973なので、ホテル以外で
フランス料理が街に出始めたレストランの走りだと思います、この店のビストロ形態が
西麻布ビストロ ド ラ シテです。
まずは数多のシフェ、ギャルソンを輩出した「オー・シザーブル」のマダム関根に
あっぱれです。

今回は恵比寿駅から裏道をゆっくり歩いて連れと来ました・・恵比寿と広尾の狭間は
案外と庶民的でもあります、明治通りではなくて横道の方から半2階にある店なので
階段で上がります。

19:00入店で先客はカップルばかりで3組6名、我々を入れて4組8名でした。
夜のコースメニューは税込サービス料別で¥10000と他はアラカルトです!
考えた末に今夜はアラカルトで行くことにしました、ワインと料理の選択に悩んだ
ので30分かかりました。以下は食べた物、飲んだ物です。

料理

・前菜1 柔らか蒸し鮑にセップ茸添えて、肝のクリームソース(連れ)
・前菜2 鴨のフォアグラとレンズ豆のサンドテリーヌ(私)

・魚類  阿寒湖産のザリガニの軽い煮込み(2人でシェア)

・肉類1 フランス産鴨胸肉のローストポワブラードソース(連れ)
・肉類2 ブレス産小鳩のロースト胸肉と野菜(私)
・肉類3 同じブレスの小鳩の腿肉ローストと、レバー、砂肝、心臓のソテー
     (2人でシェア)

・デセール1 ココナッツ風味のブラマンジェ、マンゴーソース(連れ)
・デセール2 リュバーブのコンポート入りクレームブリュレ(私)

・食後の飲の物 エスプレッソ

酒類

・グラスシャンパン(Ecrevisses aux Girollis)×2@¥1500
・赤ワインフルボトル(Ch.Rauzan-Segla 2002)¥10000を
 21周年記念で21%引きで¥7900でサービス。

まずは最初に少し暑かったので、グラスシャンパンで乾杯です・・少し遅れてから
胡麻の自家製パンと豚肉のリエットが来ました、こちらはアミューズはないのですが
リエットとパンに何らかのワインはフランス料理の定番で、これからの充実した料理の
予感を感じさせます。パンは通常のよい少し塩気がありました!

最初の皿は私がフォアグラのテリーヌにレンズ豆を煮込んだ物を挟んだ料理で鴨の
フォアグラは定番の旨さですが、レンズ豆を挟むスタイルは初めてでした・・少し
アジアン的です。連れの鮑の蒸し料理を少し味見・・鮑は蒸してあるので柔らかくて
やはり鮑は加熱すると旨味が出る貝です、これに合わせる鮑肝とクリームを混ぜた
ソースは絶品です♪ 川崎シェフの本領発揮かなぁ・・

魚料理は阿寒湖産のザリガニが本日は夏の料理として、オンメニューされていたので
1人前をシェアしました、バニラが効いたような茶色いソースで軽く煮込み・・・
品の良い海老の味ですが、コクと風味が違います。

肉料理は私がブレス産小鳩のローストで最初は胸肉とサラダでサービス、ソースは
夏向きに鳩なのに、その「ジュ」とバジルのソースを使用していました、鉄分たっぷり
で旨味のある肉です。
連れのフランス産鴨肉のローストは酸味のかなりたった赤ワインビネガーを使ったソース
で仕上げてあり、こちらも秀逸な料理でした。
次の肉料理は先ほどの小鳩の骨付き腿肉とローストと内臓がレバー、砂肝、ハツ(心臓)
のソテーでした、これは直球勝負の料理でシンプルで、ただただ旨いです。

これらの料理に合わせたワインはマルゴー2級格付の「シャトー・ローザンセグラ」を
選択しました、鴨や鳩にはベストと考えたからです。カベルネソービニヨン66%、
カベルネフラン2%、メルロ32%の葡萄比率、2002年なので抜栓した時は、まだ
香りが固かったけれど、メインの肉料理の頃にはだいぶ香りが出てきて楽しめました。

デザートは私がリュバーブのコンポート入りクレームブリュレで初夏から盛夏にかけて
の酸味の強いリュバーブは梅のような無花果のような味で、ブリュレとの相性は良かった
です。連れは、無難なデザートでココナッツ風味のブラマンジェです、ソースははマンゴー
使用していました、ブラマンジェ=日本語で白い食べ物・・・その通りでした。

サービスも22歳の男性が1人で仕切っていて、22歳とは思えないワインの選択と
客に対する接し方でした、週一日の休みも他のフランス料理店に食べに行って勉強して
いるそうで8月31日の休日は目白のル・ヴァンキャトルに行くそうです。

1つ残念なのは理由は解らないですが四谷の若葉にある姉妹店メゾン・カシュカシュ
本日(8月30日)が営業日最後で閉店するそうです。

ともあれ、アラジンは都内でも稀有な店だと思います・・いつまでも頑張って欲しい店です。
会計は、これだけ食べて飲んで、2人で¥31000です。充分な満足度でした、御馳走様です。

最後に余談ですが、こちらの店はインド料理好きなマイレビュワーさんが皆さん評価している
店です・・「J・D」さん、「J・S」さん、「M・22」さん・・これは偶然ではないような
気がしました。


  • グラスシャンパン
  • 店の看板
  • 店内全景、連れが1人だけです。

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3位

オオハラ エ シーアイイー (六本木、乃木坂 / フレンチ)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.6
    • | サービス 4.6
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.4
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 -

2014/03訪問 2014/03/17

西麻布の路地裏で14年、良質なフランス料理が楽しめます。

誕生日はどこか行った事のないフレンチに連れて行ってね~
そんなことを彼女に言われたの・・

あんまり斬新的でなくて、さりとてチープ過ぎず、更には伝統的ではなく
小綺麗な店内、テーブルは他の席とは近くてもテーブルその物は広い・・・
う~む難しいリクエストだ、予算もあるしねぇ~

そんなリクエストに浮かんだのが灯台元暗しの西麻布地区の路地裏に
ある「オオハラ・エ・シーアイイ」場所はと言えば渋谷から六本木通りを
進んで西麻布の交差点を超えて超有名な居酒屋の「権八」を左にみて
2本目の道を左折、1本目の路地を右折してすぐの右側にあります。
店は地下ですが光が上手く入るようになっていまして、西麻布ならぬ
昔の霞町の住宅街の中といった感じです。

近くには西麻布には珍しいスーパーマーケットがあり対して日本で最古の
フランス料理のryuuがあります、こちらは創業1900年・・
2,26事件の当時の日本軍部の会議場所なったといわれてます。
青山墓地と旧陸軍の施設や練兵場があったので西麻布から青山1丁目に
かけては今でも緑が多いです。

土曜日のディナーでお邪魔しました、店内はきらびやかではないのですが
機能的ながらファッションセンスがあります。行った日はカップルばかり
我々を含む5組10名でした・・席の配置はかなりゆとりをもっていて居心地
はすこぶる良いです。丸テーブルに店内が見渡せるような座り位置で
自分としては理想的な配置でした。

メニューはディナーが税込プリフィクスで¥5000、¥7000、¥9000
とあるのですが、「アミューズ→冷前菜→温前菜→魚料理→肉料理→デザート
→コーヒー→小菓子」¥9000のコースでお願いしました。

こちらのコースは選ぶ料理によっては追加料金が発生しますが、スペシャリテ
をふんだんにいれたお任せコースは¥10000であります。

以下は食べた物

・アミューズ(2人共通)・玉葱とアンチョビーのフラン

・スープ(1人前シェア)・海老のコンソメ、カリフラワーのムース添え
    (理由があってサービス)

・前菜1・春野菜のエチュベ、貝と蛸のサラダ仕立て
      金目鯛のカルパッチョ、トリコロールサラダと共に

・前菜2・自家製フォアグラのテリーヌ、ソーテルヌのジュレ添え(+900)
      フォアグラのポワレスープ仕立て、よく煮えた牛蒡とともに(+800)

・魚料理・真鯛と帆立のちりめんキャベツ添え
     甘鯛と帆立のポワレ、帆立貝のソーセージ仕立て、白子添え(+600)

・グラニテ・口直しのグラニテ、ヨーグルトとスパークリングワイン

・肉料理・子羊背肉のロースト軽い「ジュ」とともに
      フランス産小鳩の編焼き、内臓のラビオリ添え

・チーズ・マールで洗った珍しいカマンベール、パルミジャーノレッジャーノ
     ロックフォール、その他1品

・デセール・フォンダンショコラをフランベスタイルで(+500)
      すみれのブラマンジェとそのアイスクリーム

・小菓子

・コーヒー・エスプレッソとレギュラーコーヒー

酒類

・シャンパン:お店エチケットのハーフボトルシャンパーニュ(¥3600)

・赤ワイン:DU GRAND POUJEAUX 1994(¥8800)

・ディジェステフ:ソ-テルヌ

厨房は見えないので何人体制かはわかりませんが厨房とホールの
つなぎ役である「コミ・ド・ラン」が今時は珍しく配置されていて若い
男性が担ってました、料理人になる前の修行と言われていてサービスも
出来ない、料理も作らせてくれない・・ですが良い勉強になります。

メートル(メートレス)は女性で、ソムリエも兼ねていてよく気が付く
自然な振る舞いがなんとも言えないです。

アミューズの2種類のフラン、アンチョビー&玉葱はその素材の癖は感じは
しますが凄く素材の特徴を出している訳ではなくて、スターターとしては
穏やかにスタートする感じで、これから始まるで豪華な宴の予感です。
アルコールは店の名前入りのシャンパーニュでスタートです・・幸せ~

ここで前出の女性給仕長が、厨房で前菜を作り間違えてしまったので
間があくのでと、海老のコンソメ冷製カリフラワーのムース添えをサービス
してくれました。これが旨い・・甲殻類の冷製コンソメの上に素晴らしい出来の
カリフラワーのムース・・少し暖かくなってきたので美味しく頂きました。

それと作り間違えたミスをリカバリーする厨房の機転は素晴らしいです。
そのままだと前菜までかなり時間がかかったであろうところが逆に好印象
をもつことになった訳です。

前菜1皿目、私の食べた金目鯛のカルパッチョはスライスした金目鯛に3種類の
細かく刻んだ野菜と菜の花の茹でた物をあしらって緑色のソースで食べる・
菜の花のほろ苦味が春を感じさせるし、金目のピンク色とのバランスも良く
素晴らしい前菜でした。連れが食べた春野菜のエチュベ、貝と蛸のサラダ
仕立ては、野菜の火通しが一見、生に見える位ですがちゃんと火が入って
いて生野菜とは違う食感です。貝類はつぶ貝が入ってました。

前菜2皿目、私が食べたのはフォアグラのポワレスープ仕立て、よく煮た
牛蒡とともに。フォアグラのポワレに鶏の「もみじ」で出汁をとって牛蒡を
よく煮てフォアグラの下に敷いてある・・フォアグラは中はトロトロ、外は
カリカリで典型的なポワレ、スープと牛蒡を合わせて食べるフォアグラは
いままで食べた温かいフォアグラの中では上のほうでした。
連れの食べたフォアグラのテリーヌは甘い酒をたくさん使って仕上げた昔の
スタイルですがネットリとした食感がなんとも言えないです。

この後は赤ワインを開けるのですが¥10000以内でしっかりとしたボディー
のリクエストに選んでもらったものは「MOULIS MEDOC」の1994年
「DU GRAND-POUJEAUX」。20年経っているので香りが開いてないかと
思ったけれど抜栓したら味も香りも、少しは開いてました。もちろんコースが
終る頃にはもっと味も香りもかなり変わってきました。注がれたグラスにも
ボトルにも、かなり「澱」があったので理想としてはデキャンタしてから
飲んだ方が良いと思えました。

魚料理は私が甘鯛と帆立のポワレと同じ帆立をソーセージ仕立てにしたもの
名残の鱈白子をムニエルにして米粉をまぶしたもの・・
素材のふんだんに使って3種類の調理法を駆使して、特に帆立貝のソーセージ
は初めて食べて不思議な食感でした。甘鯛の皮ごと調理も美味しかったです。
連れの魚料理は1口味見ですが、チリメンキャベツに包まれた真鯛のポワレ
をソースはサフラン入りのブールブランで・・旨いとしか言いようがない・・
少し塩味が強い気がしました。

肉料理前の口直しはスパークリングワインとヨーグルトのグラニテでした。
口中がさっぱりして仕切り直しで肉料理に入ります。

肉料理、私はジビエの名残でフランス産小鳩の網焼きを選びました、網焼き
して骨を外して食べやすいようにしたあとに形を元に戻す・・食べての事を
よく考えてます。その鳩の内臓をソテーしたものをパートフィロで包んだのを
添えてありました。力強い鳩肉・・鉄分タップリ・・骨際の肉は手でつかんで
食べる、強い赤ワインにもバッチリでした、鳩って本当に美味しいですねぇ~
子羊も1口味見しましたがアポワンに焼かれてロゼ色をした羊肉・・インド料理
でもそうですが私は羊が大好きです。

チーズは1人前頼んでシェアー、POUJEAUXも少し残っていたのでウオッシュ
タイプを頼んだのですが、良い状態のが無いとの事で選んでくれたのがカマンベール
を強めにマールで洗った物を出してくれました、ウオッシュとは違いますが
カマンベールを洗ったタイプは初めてでした。あとはロックフォールとパルミジャーノ
レッジャーノ・・赤ワインが無くなったので甘口のソーテルヌを一杯、チーズと
甘口ワインの合わせは絶品です。

デザートは私は「すみれのブラマンジェとそのアイスクリーム」、連れは温かい
チョコレートケーキとアイスクリームの盛りあわせ、これはテーブル上でフランベ
するサービス・・うす暗い店内に上がる青い日は何だか高揚します!

約4時間以上の記念日ディナー、本当に充実していました。食べログで3月15日
現在でディナーが4.02、平均で3.99で評価通りでした。
店内は全部が間接照明で雰囲気よくて料理の所だけスポットライトがあたって
まして料理が本当に美味しそうに見えます。

麻布地区はフレンチ激戦区で、この地で14年間安定しているのは凄い事です
サービスも大変に柔らかで機転に富んでいて本当に素敵なディナーでした。
店を出て墓地下から表参道まで歩く・・その散歩も2人なら墓が並んだ風景も
恐くないです・・さあ帰ろう!!

  • 金目鯛のカルパッチョ
  • 店の看板
  • 地下の店へのアプローチ

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4位

ル・プティ・ブドン (代官山、神泉、中目黒 / フレンチ、洋食、ビストロ)

1回

  • 夜の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 4.3
    • | 雰囲気 4.3
    • | CP 4.2
    • | 酒・ドリンク 4.2 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥20,000~¥29,999 -

2014/01訪問 2013/12/30

アンドレ・パッション氏の料理は素晴らしいの一言です。!

代官山の駅から旧山手通りを10分位歩いた道沿いのビル
半地下にあります。この界隈は老舗のマダム・トキやこの店の
の旗艦店のレストラン・パッションも近くのヒルサイドテラス
にあります。旧山手通りは建物の高さ制限があるので何となく
歩き心地の良い場所です。

12月29日の土曜日夜にお邪魔しました、殆ど満席で席に
よっては2回転目に入っています。2人でお邪魔しました。

選んだメニューは¥10000のプリフィクスコースで料理は
全て「アラカルト」から選べます。注文品によっては+料金があります。

以下は食べた物、飲んだもの2人で!

アミューズ

・ほうれんそうのムース(2人共通)

前菜・1

・魚貝類の帆立貝の「ジュ」から作ったゼリー寄せ、シャルドネのクリーム
・フォアグラのテリーヌ、グリオットのガトー仕立て、シャブロットソース(+800)

前菜・2

・フォアグラのポワレ、季節の野菜添え(+800)
・ポワローのプレッセ、タルタル添え、オリーブオイルとバルサミコ

魚料理

・カナダ産オマール海老と野菜のリゾット濃厚なクーリ(+1200)
・長崎から入荷の「平スズキ」ムニエル、キャベツ添えブールブランソース

肉料理

・鴨の胸肉と腿肉を、それぞれの調理法で季節の野菜添え
・とろける牛ほほ肉の煮込み、はちみつとクミンの香り

チーズ

・2人で7種類、1人3種類までコース内料金(+600)

ワゴンデザート

・1人4種類までコース内

食後の飲み物

・コーヒー
・ハーブティー(ミント)

酒類

・グラスシャンパン
・シャトーカマンサック2009(オーメドック)
・ポートワイン(南西フランスの甘口・・厳密にはポートを名乗っていない)
・カルバドス

アミューズは小さなグラスに入ったクリームとほうれんそうのムースで
スタートとしてはまずまずです、ワインはグラスシャンパンでスタート。

前菜1品目は私は帆立の「ジュ」を使った鮮魚のゼリーよせで野菜を
美味しく食べさせる料理でもあります、どちらかと言えば夏向きですが
外は極寒、店内は暖かな所で食べるのもおつな物です、添えられた
シャルドネ風味のクリームを付けて食べると、また違った美味しさが
ありました。

連れのフォアグラテリーヌ、典型的な・・あるいはトラディショナルな
フォアグラの製法ですが、切り方がダイス形で食べごたえがあります
やはり、フォアグラはある程度の量があった方が美味しく食べられます。

前菜2品目、私は「フォアグラのポワレ」・・こちらもフランス料理では
トラッドな物で自分自身はフランス料理店にくると9割は注文します!
甘いソースに、付け合わせは「イチゴ」、「柿」、「あんぽ柿」の3種類で
特にあんぽ柿は意表をつきましたが、。フォアグラには一番あってました

連れの2品目はポワローネギのプレッセ、タルタル添えは味見しなかった
のでコメントはなしですが見た目は素敵な前菜ででした。

続いて魚料理、私は珍しくオマール海老を注文、プリプリのオマールの
ソテーの下には濃厚なリゾットが敷いてあって、このリゾットがアルデンテ
で、オマールの味を最大限に生かしてます。コースに+1200でしたが
注文して良かったです。

連れの魚は長崎からの「平スズキ」で、ソテーにキャベツを添えた物・・
ソースは酸味のエッジがたったブールブランソースで割合古いスタイル
ですが逆に最近は見当たらなかったので新鮮でした。

肉料理、私は鴨肉の料理で胸肉はローストして薄切りで果実系の甘い
ソースで食べるスタイルでこれは伝統的、もうひとつの腿肉はほぐして
から栗のクレープで包んだ物で、初めて食べるスタイルでした、栗の甘さ
と鴨腿肉は合うんだなぁ・・・・実感!!

連れは牛頬肉の煮込みですが煮込むソースに蜂蜜とクミンの風味が
かなり効いてました、連れも私も思ったのですが「クミン」を入れることで
インド料理っぽくなっている・・いや、欧風ビーフカレーか・・適切な表現
ではないかも知れませんんが、クミンのインパクトがかなり強く牛頬も
トロトロに煮込まれているので印象としては、こんな感じでした。

今回は前菜→魚→肉を通して赤ワインにしました、カベルネソービニヨン
主体、しっかりしたボディー、¥10000以内のリクエストに心地よく応えて
くれたソムリエが選んだのがオーメドックの「シャトーカマンサック」2009
抜栓したては香りが閉じこめられている感じでしたが料理注文前から
デキャンタして馴染ませたので、前菜の頃には独特なカベルネソービニヨン
の香りがたって、渋み&酸味はほどほどでCPの良いワインでした。

コース内で1人3種類までのワゴンサービスのチーズがサービスされます
私は、ウオッシュタイプ3種類と青かびタイプのロックフォール、連れは
濃厚なブリー・ド・ムラン、ミモレット(18ヶ月)、シューブルの3種類を注文
私は4種類なので¥600です。どれも食べ頃で特に「エポワーズ」が
素晴らしい!!赤ワインが無くなったので定番のポートワインを選択する。
珍しく、AOCでポートとは名乗れない南西フランスのポートワインと同じ製法
で作られた甘口があったので注文、ポルトガル産よりコクがない感じですが
さっぱりとしてチーズの友としたは充分でした。

デザートはコース内で1人4種類・・・もうかなり満腹、私は小さ目カットで
キャラメルスフレ、ショコラ、フロマージュ、フルーツコンポート、連れは
普通サイズで、カシスのロールケーキ、オペラ、イチゴのタルト、洋梨の
ケーキを注文、飲み物はレギュラーコーヒー、連れはミントティーにしました。

デザートを食べ終わって甘くなった口中に刺激が欲しい・・デジェスティフに
リンゴのブランディーのカルバドスを一杯頂きました、甘い物の後のブランディー
を飲むのは至福の一時です。

19:00スタートで店を出たのが23:15でした、あっと言う間に過ぎた4時間
は本当に充実した時間でした。料理は勿論ですがサービスも砕け過ぎず慇懃に
ならない・・・の、理想的なものでした、今回は一番皿数が多いコースに+料金の
料理を頼み、酒類もたくさん注文したので2人で¥46000位になりましたが
一番リーズナブルな2皿にデザートのコースだと¥5300です、これにグラス
ワイン2杯で¥8000前後なので内容にしては充実しています。

本当に充実した今年最後のフランス料理でした、御馳走さまです!!!!

  • 平スズキのソテー
  • 代官山駅から店までのアプローチ、旧山手通り「
  • 店の看板

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5位

サンサール 新宿店 (東新宿、新宿三丁目、新宿御苑前 / ネパール料理、インド料理、インドカレー)

1回

  • 夜の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 4.3
    • | 雰囲気 4.3
    • | CP 4.3
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥3,000~¥3,999 -

2014/10訪問 2014/10/04

新宿の裏通りにある、ネパール料理屋さん、秀逸です、ウルミラさんも素敵です♪

平成26年10月3日の金曜日、名古屋の「WS」さんが上京するので急遽
彼女がオフ会を設定して7人でオフ会を開催することになりました、私は
普通は金曜日夜は仕事の事が多いのですが、たまたま何も入っていない・・
しっぽをぶんぶん振って、新宿まで出かけて行きました♪
メンバーは「WS」さん、「R」さん、「SR」さん、「SJ」さん、「JD」
私、それと西葛西のインド料理店の方が1人、合計で7人の参加です。

料理は絶対間違いのない「ウルミラ」さんに¥3500でお任せにしました。
以下は食べた物(全員)と私が飲んだ物です。

料理
・パパド(豆の薄焼き煎餅)
・マトンセクワ(マトンのスパイシー炒め)
・タンドリー秋刀魚(そのもの・・秋刀魚をタンドリーで焼く、焼魚です)
・ウォー(ネパール風お好み焼き)
・茄子、玉葱、トマトのアチャール(茄子が入ったアチャールは初めて・・)
・とうがんとひよこ豆のタルカリ、ウルミラさん風
・アルゴビ(カリフラワーとじゃがいものカレー、私が一番好きなアルゴビ)
・じゃがいもの辛いアチャール(これもアチャールよりウルミラ風が似合う)
・骨付き牛筋肉のセクワ(圧巻な料理でした、アジアン店で牛肉は初めて)

飲み物
・ライオンスタウト(スリランカの黒ビール)
・ネパールアイスビール(ネパールの少しカラメルがかったビール)
・シンハビール(タイのスッキリビール)
・ボトル白ワイン(スペイン産でコクはないですが飲みやすいタイプ)

以上ですが、料理の名前は一応つけましたが、全部「ウルミラさん風」と言っても
良いです、少しずつ他店の料理とは違うのです。全部美味しかったですが、まずは
サンマのタンドール焼きにはサプライズ・・塩を振ったサンマをタンドリーで
焼いたもので好みでスダチを絞って食べる、タンドールで焼くと良くみている
サンマもかなり旨く感じました。

タルカリとしては、とうがんとひよこ豆、そして私が一番美味しいと思っている
「アルゴビ」・・昨年、小岩の本店で食べてから虜になってます、これを食べれば
思い残すことはないです。

少し温かくて辛い「じゃがいものアチャール」・・今日の料理で一番辛かったです
・・が、旨い!!
ウォーは私自身は初めて食べました・・玉子が多目に入ったお好み焼きですね!

茄子入りのアチャールも初めて食べましたインド&バングラデシュ料理 ショナルガ
の茄子の「ポッタ」に少し似ている気もしましたが、やっぱり独特の料理です。

最後の料理は圧巻です・・骨付き牛スジ肉のスパイス炒め(セクワ)で私は
アジアン店で初めて牛肉を食べました。ウルミラさんは生まれてから一度も
牛肉を食べた事がないと言っていたし、他の厨房の人達も食べないと思います。
日本人は平均して牛肉が好きな人が多いので、それに応えて作ってくれたメニュー
にない「ウルミラスペシャル」に、あっぱれです♪

ビールもワインも充分に飲んで楽しい会話が続けば時間が経つのも早い・・・・
今回も気が付けば22:00を過ぎていて4時間超・・楽しい時間でしたヽ(^。^)ノ
セッティングしてもらった中京からの「W」さんありがとうございました。
「J・S」さん、駅までの帰りにみた路上のギター弾きも良かったですね・・♪
「J・D」さん、「J・S」さん、今度風街ろまんに行きましょう!

写真を追加しました。
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以下は以前のレビュー

平成26年2月28日金曜日・・・今日はサンサール新宿店に行けばウルミラ
さんに会える・・・更にアルゴビが食べたい・・居ても立っても居られなくなって
新宿まで行きました、外から見ると彼女が接客している姿が見える・・
挨拶して入ると、あら「アルゴビ」の○○さんね?の挨拶、嬉しいじゃない
ですか・・・金曜日なので10人の食事会などが入っていて忙しい様子!!

注文は「アルゴビ」、「本日のアチャール」、「バスマティーライス」に決定・・
私にとって王道の注文です。
出来上がった「アルゴビ」・・・なんて美味しいのだろう、特に変わったものを
使っているようには見えないのですが・・・香り高いバスマティーと食べると
この世は天国~~それとアチャール、豆に胡瓜などを胡麻ペーストとじゃが芋
で合えたタイプでほろ苦さがなんとも言えないです・・・

食べ進んでいるとウルミラから「豆とグンドゥルックのスープ」のサービス
これは本当に素晴らしいスープでした、例えないようのない味です!
今宵も満足出来ました・・ただ、まだ酒を飲むシュチュエーションで来たことが
ないので次回は酒を飲みながら美味しいネパール料理を食べたいです。
御馳走様でした。

写真を追加しました。
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以下は以前のレビュー

平成25年12月27日、今日は御用納め・・・恵比寿へ直行と思いきや
またまた先週のべジ会を思い出し・・アルゴビが食べたくなる・・・で、新宿
で途中下車、サンサールへ向かう・・・ドアを開けると5日前に小岩店で
会った「ウルミラ」さんがホールにいる・・・なんという偶然、ウルミラさんは
私の事を覚えていてくれました、何でも金曜日だけは新宿店を手伝って
いるそうです。

念願の「アルゴビ」と思ったら、この日はカリフラワーの良いのがないので
出来ないそう・・う~む残念!!

完璧にアルゴビモードになっていたので食べる物に悩む・・
いつもと違う食べ方にしよう、「バスマティー米のマトンピりヤニ」と「ラッサム」
それと忘れてならない「アチャール」、今回のは「トマト」と「キャベツ」でした。

最初にラッサム、酸っぱい、辛い、スパイシー、ニンニクがかなりたっていて
寒かったのでタイムリーです、ピリヤニは「ブレゼ」タイプではなく、炒めですが
ラッサムと一緒に食べると、ベストです・・今回はピりヤニにしたのですが
プレーンのバスマティーと、ラッサム、アチャールの組合わせは、日本のご飯
味噌汁、オシンコのネパール版です。

そんな訳でウルミラの心温かいサービスもあり満足した夕食でした、またお邪魔
します、御馳走様です。

写真を追加しました。
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以下は以前のレビューです。

平成25年11月19日、高崎線湘南新宿ラインの小田原行に乗車中の
事です、いつもなら恵比寿まで乗車ですがふと、サンサールが頭に浮かんで
きて、どうしても食べたくなり新宿で途中下車してしまいました(^_^;)。

一回目は「チキンマサラ」、二回目は「ダルバート」だったので今回は食べて
ない「マトンカレー」を辛さ増し、バスマティーライス、本日のアチャールを
注文しました。追加で、「モイ」という甘味が無くて酸味が強いヨーグルト
ドリンクを奨められたので注文しました。

マトンマサラ・・今まで食べたカレーとは違い茶色のグレービーが効いたタイプ
で、かなりのサラサラなんですが完全にサラサラではない粘度です。
中にマトンが数切れ、一口食べると、そんなに熱くなく辛くもない・・・
と、思いきや辛さが徐々に高ぶってきます・・体が温まってきた、発汗が凄い!
この辛さは青唐辛子の物だと思います、結果的にあまり熱くない理由が
解りました、この辛さでは熱々だったら相乗効果で、かなり辛く感じてしまい
そうです。「モイ」が凄く美味しく感じました!

本日のアチャールは¥150で、大根、豆、もやしなどで毎回違うので楽しみの
1つです。今回はこの店の実力を再認識した次第です、御馳走様です~

写真を追加しました。
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以下は以前のレビュー

平成25年9月19日に9ヶ月ぶりにお邪魔しました。目的は1つで美味しい
「ダルバート」を食べるためです。主にジュリーD様のレビューを見て、こちらの
ダルバートはかなりな物だと確信したからです。

夜のダルバードが¥1575ですが、ライスをバスマティーにお変えると+150で
¥1725です。それとお勧めのアチャール別に¥300でお願いしました。

ダルバードの内容はタルカリが二種類で「チキン野菜の炒め」、「チキンと筍の煮込み」
「ダルスープ」、「トマトのアチャール」、「バスマティーライス」、「サフラン入りヨーグルト」
です。追加のアチャールは大根、ゴーヤ、豆、きゅうりなどで夏の名残が感じられ
ました。

案の定ですが、素晴らしいダルバート・・・バスマティーに混ぜて食べると幸せを
感じます。ネパール料理の醍醐味かなぁ~
スパイスのおかげか体が食後6時間位たってもポカポカ感が残ってます・・・・・・

満足しました、私はダルバートの虜になりそうです、ごちそう様でした!!

写真を追加しました。
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以下は以前のレビュー

新宿は七丁目の裏通りは駅から近いのに開発から取り残された地区です。

広い敷地の由緒正しい「西向天神」があるのも理由の一つで静寂を保ってます

飲食店も中華料理の天壇や天婦羅の天悦などのキラッと光る店が
点在している地区でもあります。新宿の裏座敷か・・・

サンサール、インド&ネパール料理ですが料理内容の説明に独特の物が
ありまして、メニューの最初のベージを割いて書かれています。

メニューはネパール系のおつまみから辛いスープ、タンドール料理
次にはカレーとなるはずがチキン料理、マトン料理、フィッシュ料理
野菜料理と続きます。見たところカレーの文字が見当たらないです。
赤羽バーワルチーの店主が「インド人にはカレーの概念がない」と
言っていたのを思いだしました。

注文はチキンマサラにパスマティ米、辛さをアップして貰ったのは
言うまでもないです、アチャールはサービスしてくれました。

出てきたチキンマサラは良くある鉄製の器でなく平皿に盛られていて
汁気はあんまりなく、セミドライよりも少しドライな感じで、皿が窪んで
なくても問題ないです、キレの良いスパイス香りが鼻腔を刺激して凄く
食欲が沸いてくる、この一年はかなりの数のインド料理を食べたけれど、
10本の指に入る位です。パスマティ米もチキンマサラとの相性は相当
良くて、いつもより早く食べ終ってしまったです。

アチャールも玉葱主体で辛さは抑えてありますが酸味を結構な量を
加えてあるので夏向きな感じの仕上げになってました。
普通は一人前¥150なのですが、少しで良いと言ったらサービスして
くれました。ありがとうございます。

私事ですが今年は今日、12月23日までにカレーを100杯以上食べました。
マイレビュワーであるrumba様の影響で、インドカレーと言えば「サムラート」
か「デリー」、「グレートインディア」位しか知らなかったのですが、すっかり
その魅力に取りつかれてしまいました。
それでもまだまだ知らなかった世界があるのがインドカレーだ・・と、つくずく
思いました。今回の「チキンマサラ」も色々な店に同名のカレーはあるのですが
ぜんぜん違う味ですが、何がどう違うかわからない、スパイスの迷宮に入り
そうな感じです。

インド料理はいつも仕事前の夕食にいくのですが、もっと奥深く知りたいなら
夜に色々と大人数で、料理は食べた方がよりよく解ると思いました。

  • ライオンスタウト・平成26年10月3日
  • パパド・平成26年10月3日
  • マトンセクワ・平成26年10月3日

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6位

パザパ (四谷三丁目、曙橋、四ツ谷 / フレンチ)

1回

  • 夜の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 4.1
    • | 雰囲気 4.1
    • | CP 4.7
    • | 酒・ドリンク 4.1 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999 -

2014/05訪問 2014/05/27

伝説のフランス料理店経営者、伊川順二さんの店です。

今から25年以上前のバブリ華やかし頃に新宿の曙橋に「オー・ムートン・ブラン」
というフランス料理店がオープンしました。四谷のオテル・ドゥ・ミクニや南麻布
レストランひらまつ 広尾が盛んに取り上げられてました。斉須さんのコート・ドール
は開店したてでした
時代は昭和の終わりで、まだ東麻布の「レジャンス」もあったし、現在北島亭
のオーナーシェフは井上旭氏がシェ・イノのオーナーシェフとなり同じ京橋の
「ドゥロアンヌ」でシェフをしておりました。いずれも高級フレンチでフランス料理は
高額のイメージがまだまだぬぐえない時代でした。

そんな時代にオープンした伊川順二氏の「オー・ムートン・ブラン」は昼で¥1000
夜でも¥2500で前菜→メイン→デザートでした。
その後に目白台に「パ・マル」、高田馬場に「ラディネット」、荒木町に「スクレサレ」
千石に「プルミエ」などを同価格で開店して行きました、シェフを育ててです。

現在は薫陶を受けた愛弟子が高田馬場でラミティエ、目白台でル・マルカッサン
が予約が取れないほどに盛業中、伊川氏が責任者となっているのは現在はこちらの
パザパだけです。料金は夜で税込¥2700で前菜、メイン、パン、デザートなのは
25年以上前からあんまり変わってません。

月曜日の夜に2人でお邪魔しました、さすがプリフィックスを最初に日本に導入した
伊川シェフ、フォラグラなどの高級食材はないけれど、+料金がないのは良心的です。

以下は2人で食べた物&飲んだ物

前菜1 豚のゼリー寄せ
前菜2 田舎風、肉のパテ

メイン1 鯛のポアレ
メイン2 牛はらみステーキ

デザート1 クレームブリュレ
デザート2 チーズの盛りあわせ

ビール:キリン1番搾りの小瓶1本
ワイン:コート・ド・ローンのビラージュFULL(¥3800)

まずは前菜の付け合せは、キャロットラぺとレタスサラダで統一、メインの付け合せは
ポームドフィノアで典型的なフランス田舎料理。

前菜の豚のゼリー寄せ、豚肉の豚足、耳、頬肉などを味付けしてゼリーでテリーヌ型に
固めて切り出し・・これぞビストロ料理、連れの食べた肉のパテは名前はそっけないけど
しっかりした「パテ・ド・カンパーニュ」・・両方の料理にはワインでなくビールで乾杯
しましたが、相性バッチリ!

続いてメインデッシュは、私がフランス人が日常のおかずで食べているバベットステーキ
を焼き方「レア」で、連れは「鯛のポアレ」をお願いしました。

レアにお焼かれたハラミ肉は味が濃くて本当に旨い、鯛のポアレも皮目を黒くなるくらい
に火を入れてますが身の部分はしっとりとした仕上がりになってます、ワインはコート・ド
ローン。安価なワインですが、こんなビストロ料理には良く合ってます。

3品目はデザートまたはチーズの選択で、私はチーズ盛りあわせで残りのワインを飲む事に・
連れは甘いもので「クレームブリュ」にしました、チーズはお任せ3種で、青かび、白カビ
ウオッシュタイプが少しずつ、どれも食べ頃で美味しかったです。
クレームブリュレは少し味見・・甘さ控えめなどと言わずに、しっかり甘くて量もタップリ!
フランス料理のデザートはこうでなくてはなりません。

コース料金にコーヒーなどの飲み物が入ってないので税込¥2700のリーズナブルな料金で
ディナーが食べられるのです。この日は平日にかかわらず満席で、フランス人も来ていてパリの
下町にあるようなビストロで響くフランス語のイントネーション・・新宿荒木町がパリの路地裏に
感じてきました。

ここはフランス食堂・・以前に伊川オーナーがわざわざドレスコードに短パン、サンダル可・・
と案内して、フランス料理を高級なものとしてではなく日常食で広めた功績は評価されると
思います。

2人でお腹いっぱい食べて、ビール1本飲んで、赤ワインのフルボトルを1本開けて会計は
¥9000と少し・・本当にリーズナブルです、御馳走様でした。

尚、目白台のル・マルカッサンのオーナーシェフは、こちら伊川順二氏の甥っ子だと
初めてしりました。

  •  荒木町杉大門通り
  •  杉大門通りから1本路地に入った所にあります。
  •  5月蒸し暑くてドアは開けっ放し。

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7位

プルジャ ダイニング (巣鴨、大塚駅前、大塚 / ネパール料理、カレー、居酒屋)

3回

  • 夜の点数: 4.4

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.4
    • | 雰囲気 4.3
    • | CP 4.4
    • | 酒・ドリンク 4.4 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥3,000~¥3,999 -

2018/12訪問 2018/12/30

平成30年12月30日で、この場所での営業を終えます・・@新しい店舗が見つかり平成31年2月以降にオープン予定♪⚫️

平成30年12月29日(土)訪問

愛すべきプルジャさんの店「プルジャダイニング」が
この場所での営業を12月30日で終了します・・
理由は近隣の建物含む建て替えのためだそうです。

これは黙ってはいられないと閉店前日の12月29日
に連れと2人で御邪魔しました。駆け込み需要が予想
されるので予め予約しての訪問です。

思い返せばですが、平成24~25年位の時に師匠
ルンバさんが一番好きな店と言っていた当時「上池袋」
の堀之内橋近くにあった「味家」が、ネパール料理の
家庭料理を提供していると仰っていたので行ったのが
ネパール料理に「ハマる」最初だったわけです・・

その頃は、何とかバーワルチー北インド料理が解り
始めた頃でしたが、ナンバターチキン、せいぜいが
マトン・ド・ペアザ位しか知らなかったのです。

ジンブー、チウラ、グンドゥルック等を教えて貰った
のも、プルジャさんからです。味家当時は「ナン」も
無いインド料理屋なんて・・・と、「1.0」を付けて
いた人もいましたが、プルジャさんはネパールの家庭
料理に拘りを持っていて現在がある訳です。

以下は食べた物&飲んだ物2人で。

料理

・アル・コ・アチャール
・ムラ・ク・アチャール
・鶏の内臓炒め(プトワ)とチウラ(干し米)
・鴨のタース
・小魚と八頭の和え物

酒類

・ネパールビール(ムスタング)×2
・スパイシーククリラムお湯割り×2

最初の飲物は、ネパールビールでスタートです。少し
カラメルで甘く感じる独特のムスタングをお願いです。

お通しは、アル・コ・アチャールです。安定した旨さ♪

鶏の内臓の炒め(プトワ)干し米添え(チウラ)は正に
ネパールの家庭料理ですね・・最初は辛味もスパイス
感も余り感じませんでしたが、じわじわと、スパイス
が効いて来て、アジアの料理を食べているなぁ~と思う
瞬間です。

鴨のタースはわかり易い料理で生姜をふんだんに使った
鴨肉の焼物です。酒類をスパイシーククリラムのお湯
割りに変えて、最後の料理はプルジャさんのスペシャリテ
の八頭(里芋の一種)と、マチャ(小魚)の和え物です。

ほくほくした八頭に干した小魚を合える・・・食べてて
日本を感じなくもない料理です。そんな訳で、この地で
最後のプルジャさんの料理でした。

余談ですが、食べログ「3.76」を付けている実力者の
プルジャダイニングですが、新店になることによって
一旦、点数は「0」になります。それが、食べログの
ルールです。オーナーが同じだから点数「3.76」を
引き継ぎたいなんて絶対に言いません・・時をそんなに
置かないで点数は上がります。そう言う物です!!

そして朗報です。新店舗が決まって平成31年の2月頃
より新店オープンだそうです。住所は下記です。
               ↓
     豊島区巣鴨1―34―4メゾン春日1階



平成29年2月13日(月)、2年ぶりにお邪魔しました。
ここに来れば間違いなく本場の妥協のないネパール家庭料理
が食べられるのですが敢えて間をおいてました。何となく
大切にしたい店なのです。以前は上池袋で味家を経営して
いましたが、その頃はネパール料理とインド料理が同じと
思っている日本人が多かった(私自身も例外でないです)ので
ナンがないタンドールがないなどで良く言われてない時期も
あったのですが、信念を曲げないプルジャさんです!!

今では、常連も含めて完璧に認知されて、日本では本当に
馴染みの無かったネパール家庭料理が少しは広がって行った
と思います。私は、何を言われても頑張ってきたプルジャさん
を尊敬しています・・これからも通う事でしょう!

この日はネパール料理大好き女性と2人でスパイス飲みに
来ました。まずは生ビールとネパールビールのムスタング
をお願いしました。お通しは南瓜の煮たのに少しのクミン
含むスパイスを加えた物です。この少しのスパイス使いが
日本の南瓜の煮物ではなくて、ネパールの南瓜の煮物に
なるんです・・絶妙なスパイス使いです。

大根の漬物のムラ・ク・アチャールを頂いて更にビールを
数杯頂いてから、私自身初めてみるキングフィッシャー
ラベルの赤ワインをボトルで頂ました。店売りで¥1600
は安価だと思います。

それと料理はプルジャさんお任せで、スペシャリテの里芋と
小魚の炒めと、この日は山羊肉と、その内臓があったので
炒めたのを頂きました。この山羊肉と内臓は抜群の旨さで
野趣タップリな香りで好きな人にはたまりませんですね♪

最後にククリラムに煎った米を入れた「ジャイカッテ」を
2~3杯頂いて、ほろ酔いで巣鴨駅まで歩きました・・
やっぱり本気のネパール家庭料理は良いですね!!


平成26年12月17日、再訪しました。味家時代も含めて酒を飲みながら
ゆっくりしようと考えたのは初めてです、前回までは仕事のついででした。
18:15分位に到着すると先客は男性の1人客、男女のカップルがいて
店内は4人でした。私は最初に、ネパールアイスビールと「プトゥワ」
(羊内臓と野菜の炒め、¥650)を頂きました。お通しは高菜と豆の
アチャール、それとチャウミンを現地の麺で作った物を少量頂きました。

プルジャさんに旨い!旨い!を連発していると、隣の1人男性が同意して
打ち解ける・・そのうち隣の男女も打ち解け始める・・中の女性が「4人で
集まって皆で食べましょう!」と、提案・・これは面白い、初めてあった
メンバーでのオフ会の始まりです、1人食べの男性は近所の住人、女性は
港区白金台から来たそうで、何となく品のある女性・・一緒に来ていた男性
は横浜の杉田から来たそうで、プルジャダイニングの評判の良さが伺えます。

そして、次々と料理を注文します・・4人集まる前にオーダーしたものを
1つのテーブルに集める、「高菜と豆のサブジ」、「スクティー」、「アチャール
セット」、「豚のスクティースープ」、「ダルスープ」、「ルヒのマスタード焼き」
「アル・ポティー・タマカレー」、「ライス」、「里芋と小魚の炒め」・・
私は「ククリラムのマサラ入り」お湯割りをお願いしました。

全部がうっとりするようなネパールの家庭料理なのですが、メニューにない
ルヒのマスタード焼きが、先日アジアカレーハウスで食べた味を更に洗礼
された感じでマスタードの効きが感激物でした!!それと、豚肉のスクティー
スープは初めてで、まるで豚のスクティーはベーコンです・・これがシンプルな
スープに入っていたので、ご飯にかけて、高菜のサブジを乗せて混ぜて食べると
至福の味でした・・本当に旨いです♪・・そう、もう1回・・本当に旨い♫

アル・ポティー・タマカレーも初めて食べる物でじゃがいもとタケノコのカレーで
ホワイトヒマラヤのメニューで見た事はありましたが食べるのは初めてです。
たけのこは日本の姫筍みたいな細い物でしたが、赤っぽいカレーに何とも言えない
マッチングです。

思いもかけない大宴会・・共通は本当の、ネパールの家庭の味が食べたいだけで面識
のない男女が食事を一緒したのは初めての経験です・・会話もネパールの事以外にも
北インド、南インド各地の話しで盛り上がりました。

それにしても今回はプルジャさんの底力を感じました、メニューにない料理をどんどん
作ってくれる・・「ルヒ」もたまたま1キロ買ったので出してくれました、やっぱり
1人で食べるより大人数で食べる方が、アジアン料理は良いです・・プルジャさんと
サブの女性の温和な接客で本当に楽しい夜になりました、これで飲み物込で会計が
1人あたり¥3000です、ごちそうさまでした!!

写真を追加しました。
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以下は以前のレビューです。

上池袋の「味家」が閉店したのは昨年の12月だったか・・2回しか行けなかった
けれど、チウラとは何かを教えて貰ったのはプルジャさんからだったです。

あれから約1年が過ぎて、先週のサンサール新宿のオフ会で巣鴨に10月4日から
「プルジャダイニング」が 開店すると聞いて、チャンスがあったら行こうと考えて
ました。
10月10日は以前の体育の日、チャンスが来たので行って見ることにしました。
場所は巣鴨駅の南口を降りたら広い中仙道を渡って線路沿いの道を進むと左側に
タバコ屋がありますので、その角の道を渡った向かいです。

実は開店しているかは電話が未開通のため確認しょうがなかったですが、開店して
いなかったら近くの「ドルガ」にでも行くつもりで、取り合えず行って見ました。
店に近づくと灯りがついている、更に近づくとオープンの文字、嬉しくなって店内に
入ると1年ぶりのプルジャさん・・・駆け寄って抱きしめたい衝動に駈られましたが、
プルジャさんに迷惑なので気持ちを抑えました(^-^;)

店内は内装を終えたばかりなので白がきれいで、黄色い服を来たプルジャさんが
映えます。先客は男性の1人食べで、私の後も「久し振り~~」の挨拶をして入って
来る人が3組いました、皆さん待ってたんですね!

メニューも値段も「味屋」時代と変わらないですが、開店したてなので出来ない物も
ありまして、しばらくは有るもののみで対応するそうです。
注文は「ダルバート」これで決まりです♪値段が¥680なのは、かなりリーズナブル
です、1番安いのがダルバートで高いのがディードのセットで¥1500ですが、全体的に
安い値付けだと思います。

ダルバートの内容は日本米の御飯、ダルカレー、アル・コ・アチャール、カリフラワーと
豆のサブジでした。この素朴感が何とも言えなくて、本当にネパールの家庭に招かれた
ようです、ダルカレーはにんにく強めの上に、名前を聞いたけれど忘れてしまったけれど
ニンニクの仲間の葉を干したもので、グンドゥルックみたいに発酵はさせてない物・・・
それがタップリ入っていて今までにない風味です!

カリフラワーのサブジはカリフラワー以外に里芋のつるの「ずいき」みたいのと豆が入って
ます。もう後は食べるだけです・・ご飯にかけたり、そのまま食べたり、理屈はいらない
です。サンサールのウルミラさんの料理と同じです・・技術に裏付はされてますが、それだけ
ではないような気がします。気持ちの、あるいは心のこもった料理とは正に、こちらの
店のためにある言葉だと思いました。ごちそうさまです!!

  • 店の看板
  • 鶏の内臓のプトワと、チウラ
  • 小魚と八頭(里芋)の和え物

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8位

アジアカレーハウス (錦糸町、住吉、菊川 / 南アジア料理、カレー)

1回

  • 夜の点数: 4.1

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.9
    • | 雰囲気 4.9
    • | CP 3.9
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥1,000~¥1,999 -

2014/11訪問 2014/11/14

錦糸町の猥雑な地区に・・ほんまもんのバングラディッシュがあった!

錦糸町の丸井の裏辺りは猥雑極まりない地区です・・色々な店が夜が白むまで
営業しています。ムスリムのための日本人はアジアンに興味があるか好奇心が
ある人しかこない・・そんなマイレビュワーさんのレビューを見て必ずや行って
見たい店だと思ってました、こちらの雰囲気を濃厚に味わいたければ明け方しか
ない・・と、20:00~4:00(多少は前後する)の時間を考えて4:00
調度位に行って見る事にしました。

レビューは前後していますが先週の話しです、4:00に行くと行っても埼玉の
田舎からは車で行くしかないです。北本発は2:45・・さげすむ奥さんの顔を
見ながら出発、経路は国道17号バイパス→首都高与野インター→都心環状線から
首都高7号線に入り錦糸町のインターで降りたら1分もかからないです。近隣の
コインパーキングに車を入れて店に向かいます、午前3:50分です。

店の前に来ると、こうこうと灯りがともっていてバングラディッシュ人で満席の
店内です、外観写真を撮っていると「なんで写真を撮ってるの?」と、凄まれて
少し怖かったが本音(^_^;)
必死にご飯を食べに来た事を説明しました、そして店内に入る・・日本人なんて
居るはずはありません・・皆さん、バングラディッシュの人達です。

店は5人は入れない位でバーワルチーより狭い位ですが何とか簡易の椅子を
確保、メニューはありません・・¥1000を払って後はお任せ!

出てきたのは最初は魚で「テラピア」を揚げてスパイスに漬けた物・・香りは
マスタードの香りで魚を揚げる時にマスタードオイルを使用したと推測です。
日本の南蛮漬けのスタイルみたいで、辛さは殆どないですが他のスパイスは
効いている・・そんな感じ!町屋のPujaの味を思い出しました。

ライスはターメリックライスで何かが入っていたけれど解らなかったです。
2品目の料理はチキンカレーと言って出されて来ましたが、スープは全然なくて
煮詰めてある感じでしたが、バングラディッシュ特有のやわらな味でした・・
チキンを食べ終わった頃に、隣の現地人がバングラディシュの玉子焼きだと
行って、自分の食べている皿から私の皿に投げ入れるように、おすそわけして
もらいました・・日本の飲食店には考えられないのですが、これを体験したくて
わざわざ未明の時間に来てみたのです・・

廻りのベンガル民族の人達は山盛りの御飯に色々な見たことのない惣菜で勿論
手で食べてました・・ここでは当然です、私が異邦人なんです、錦糸町では!
まだまだ料理が出てきそうですが、料理3品に御飯で満腹近くなってきたので
ストップをかけました。

食べ終ったのが4:30位ですが、まだまだ客はたくさん入ってましたです。
4:00までの営業時間なんか「そんなの関係ない・・」、少し古い(^_^;)
まことに緩い感じですが、本当に楽しい時間を40分ですが過ごせました。
私自身はバングラディッシュには行った事がないですが、現地にいったら
こんな体験をしてみたいものです、現地の人と食べる御飯がでその国の食事の
真実が解る・・そんな事を思いながら、未明の錦糸町を後にしました。ちなみに
アルコール類の提供は当然なことながらありませんです・・ごちそうさ♪♪

  • 店の外観全体
  • 店の看板
  • 店の入り口

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9位

レ ロジェ ビストロ ド ロア (京橋、銀座一丁目、宝町 / フレンチ、カフェ、ビストロ)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.9
    • | 雰囲気 3.9
    • | CP 3.8
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999 -

2014/07訪問 2014/07/16

ロジェのセカンドブランドのビストロ、コストパフォーマンスよしです!

中央区京橋の交差点、中央道りと鍛冶橋通りが交わります、南の新橋方向から
来ると左側角にある再開発された大きなビルが「東京スクエアガーデン」と呼ばれ
ていて、その1階の広い位置を占めているのが、銀座ロジェが手掛けるビストロで
「レ ロジェ ビストロ ロア」と呼ばれていまして、1年前にオープンしました。

コンセプトは銀座ロジェの新しいスタイルで価格は抑え目ながら、その中でできる
だけクオリティの高い料理を提供しよう・・で、その努力が感じられました。

火曜日の夕方、連れと2人で道路を挟んだ反対側の南インド料理店のダバインディア
に20時半に予約を入れて、付近に着いたのが19時、時間までにどこかのヒストロへ
行こう・・と、思っていて見つけました、ダバインディアまで歩いて1分なので調度
良いです。

外観と内装はオレンジ色、茶色を混ぜたようなセンスの良い色で照明もタングステン球
天井は高く、テーブルの間隔も広くとってあって間隔も広いので居心地がすこぶる良いです。

的際の丸いテーブルに案内されました、車道までのアプローチが広いので車の往来は気に
なりません、テラス席もあって何名かが利用していました。

グラスのシャンパン、赤、白、料理、メニュー、ワインリストが来ました、リストのワインは
充実していましたが、この後に南インド料理を食べるのでグラスで注文することにしました。
グラス対応のシャンパンが何種類かあった中で「ヴーブクリコのNV」をお願いしました、近年は
シャンパンの価格が高騰していてルイヴィトンが傘下のヴーブクリコも例外ではないです。

グラス価格はフレンチレストランの平均であろう¥1500です、ボトルでは¥12600
だったので、7杯は取れるとして少し割高な気がしました。NVのシャンパーニュは¥10000
以内の値付であって欲しいが個人的な気持ちです。

料理メニューは充実していました、1番最初にフォアグラ料理で、フラン、コンフィ、テリーヌ
ソテー、ローストの5種類で¥1800前後、それぞれが100gはあるので2人でシェアできる
ので適正価格です。最後のローストのみフォアグラ(肝臓)を丸ごと1個ローストしたもので最低
が300g・・旨そうだが前菜としてのフォアグラは適量50gとされているので、今回はコンフィ
にしました。

それ以外にも、魚のスープ、パテ・ド・カンパーニュ、リブステーキポテトフライ添え、メリメロ
サラダ、内臓系の料理などワインの品揃えとともに素敵なメニュー構成です。もう1品は真夏の
ビストロ定番の「ラタツイユ」にしました。

最初にパンが来ました、2種類で全粒粉のと白いやつで平均的な美味しさです、器が鉄製で重たく
センスを感じます、バターが2種類でフォアグラを練りこんだ物と、青海苔を練りこんだ物です。
青海苔の方は完璧な和風テイスト、フォラグラの方はリッチな感じでこちらも旨かったです。

次にラタツィユが来ました・・夏野菜は定番で上に半熟卵が乗っている、それを崩して食べました
ガラスの器に乗っていて涼しそうです・・が、冷製でも少し冷え過ぎな感じでした、イメージと
しては冷蔵庫から出したての感じで、もう少し冷たさが逆に無ければベストだと思いました!!
でも、かなりの旨さです。

2品目のフォアグラのコンフィが来ました・・これは圧巻です、推測ですが調理法はフォアグラを
丸ごとを脂煮したあとに冷やして切り出す・・テリーヌのように練ってないので・・またムースの
ように捏ねてないのでフォアグラそのものの旨さを感じられました。

まだまだ食べたいものがたくさんあったけれど、この後に南インド料理が待っているので腹5分で
終わりにしました、ロジェのセンスをリーズナブルにした料理・・ポテンシャルを感じるので
もう1度来たいと思います。尚、客層は何故か中年のおじさんグループが多かったです。


  • 店の外観、鍛冶橋通り側。
  • 店の入り口
  • ビルの中からの入り口

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10位

シュヴァル・ドゥ・ヒョータン (池袋、要町、目白 / フレンチ、ビストロ)

1回

  • 夜の点数: 3.9

    • [ 料理・味 3.9
    • | サービス 3.9
    • | 雰囲気 3.9
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 昼の点数: 3.6

    • [ 料理・味 3.6
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.6
    • | CP 3.6
    • | 酒・ドリンク 3.7 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 ¥8,000~¥9,999

2014/07訪問 2014/07/08

池袋のはずれにある目立たないフランス料理店です・・が、秀逸です。

7月の月曜日に連れと2人で再訪問しました、1年3か月ぶりで前回はランチ
今回は初めてのディナーです。
遅めに入店したのですが、4名、2名、2名と入っていて我々が入って10名
4組です。月曜日の雨が降りそうな夜としては良い入りだと思います。

今回は少しメンバーが変わっていてレストラン・ランス・ヤナギダテ出身の
男性シェフが独立して、同じ「ランス」出身のオーナー奥様がシェフに就任して
いました、オーナーがメートル&ソムリエを兼ねていて厨房は若手女性2人が
ヘルプ・・そう、厨房は全員が女性です。この体制は凄く期待が持てますね・・

夜のメニューはフィックスされた¥3800のコースとプリフィックスで
¥5000のコース、シェフお任せの¥8000のコースと3種類あって
コース以外にアラカルトもあります。
今夜はアラカルトに決めました、前菜2品とメイン、チーズ、デザートの
構成に決めました。

以下は食べた物と価格(税込)です。
・アミューズ

フォアグラのドライ無花果サンド

・冷前菜

ひょうたんサラダ(¥1100)
鰹のたたき生ハムのサルピコンサラダ(¥1100)

・温前菜

砂肝のコンフィと夏野菜のブイヨン仕立て(¥1400)
タスマニアサーモンのミキュイ(¥1400)

・肉料理

シャラン産鴨腿肉のコンフィ(¥2000)
オーストラリア産、骨付き子羊のロースト(¥2400)

・チーズ

エポワーズ、ミモレット、フロムダンベール、ブリー(¥1800)

・デザート

ヴァシュラン、メレンゲとバニラアイス(¥800)
フォンダンショコラと濃厚ミルクアイスクリーム(¥800)

・酒類

アメリカ産の無濾過ビール「ブルームーン」(¥800)
オーストリアの赤ワイン「CARNUTUM2009」(¥7600)
オーストリアの白ワイン「FRITSCH」(1口テースティング)
スペイン産超極甘口シェリー酒(1口ティースティング)

まずはアミューズからして素晴らしい出来でした、ドライ無花果でフォラグラ
テリーヌを挟んでバルサミコ酢で食べる・・もちろんアミューズなので少量
ですが、もっと食べたくなる衝動にかられました。少し暑かったのでアメリカ
産の無濾過ビールで乾杯しましたが、なかなか良い組み合わせです。

冷前菜、私は鰹のたたきでこれを生ハムの塩気で食べるのですが意外な美味しさで
私は初めてです。連れのサラダですが色々な夏野菜を茄子のピュレーをソースにして
食べるのですが、茄子のピュレをドレッンシングにしたのは初めてみました。

温前菜、私は砂肝のコンフィと夏野菜を優しいブイヨンでスープ仕立てにした
物で特に野菜の中の枝豆が最高の食感でした、メインの砂肝はもう少し軟らかな
方が良かったですが砂肝を噛みしめる感触は悪くはなかったです、ブイヨンは
本当に美味しかったです。連れはサーモンのミキュイ・・これは言うことありません
一口の味見ですが、聞けばハーブに1晩漬けてからミキュイに仕立てたので素晴らしい
仕上がりでした。

メインデッシュは2人とも肉料理に決めました、2品ともフレンチの王道の料理で
鴨肉のコンフィ、羊肉のローストです・・コンフィは当然に皮はパリパリでナイフで
解体すると中の肉はしっとり・・素晴らしい出来のコンフィです。デジョンマスタード
が添えてあったので付けながら骨をしゃぶる・・本気で旨いです。
子羊は前回のランチで食べたので味は記憶していますが、連れも旨そうに食べてました。
骨を外してから添えてあるのは変わらなかったです、この方が良いと言ってました!

さて、ワインですが初めて飲むオーストリアの赤ワインです。色々と説明されたの
ですが、なんせオーストリアワインは初めて飲むので知識的にはよく解らないですが
緯度はフランスのブルゴーニュと同じで自然派の良いのが生産されているそうで出来の
割にCPが良くて、こちらの店では売りにしているそうです。

頂いた赤ワインもピノノアールのテイストにボルドーのシラーのテイストを混ぜたような
感じで優しい味でした・・正直な所、初めてのワインなので表現方法がよくわからない
が本音です。作り手は女性だそうです。メインが終っても少し赤ワインが余ったので
チーズを頂くことに・・バランスが良いので冷前菜からチーズまで無難に合いました!
食事の途中で同じ「オーストリア」の白ワインをテイストさせてもらいましたが、微発砲
に感じて、後口が残らないすっきり感・・夏むきでした。
最後に、以前に飲んだ極甘口シェリー酒をグラス半量サービスしてもらいました、これが
塩気の多いチーズには抜群の相性です。

最後にオーナーの奥様であるシェフが挨拶に来てくれました、あの柳館シェフに鍛えられた
だけあって芯の通った女性でした・・でもかわいいです(^_^;)
骨太の料理とのギャップがなんとも言えなかったです、約3時間と少し・・充実したディナー
でした、御馳走様です。

写真を追加しました。
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以下は以前のレビューです。

池袋西口の池袋警察署近く、東口のビックリガードから延長して山手通り
まで開通したのが約二年前、その通り沿い東武ストアー手前に店はあります。
駅からは10分くらい歩きまして、改札はメトロポリタン口を出ると良いです。

2012年8月にオープンしたのをマイレビュワーのYlang Ylang様のレビューを
読んで知りました。4月の月曜日に池袋方面に行く用事があったので1人ランチ
でお邪魔することにしました。

店の外観はレストランには見えずお洒落な美容室みたいに見えますがメートル
を兼ねているオーナーに聞いたら、意識してこのような作りにしたそうです。
厨房は二人体制でシェフはレストラン・ランス・ヤナギダテの出身・・・
サブを務めるのがシェフの奥様だそうです。

ランチメニューは前菜→メイン→飲み物がフィックスされたものが¥1900、
数種類の前菜、メインから選べてデザートが付くコースが¥2800、シェフおまかせ
の5皿コースが¥4500です。夜はアラカルトのみです。

店内は洒落たウッディーな感じでテーブルの間隔も広くて、カウンターもあります。
この日はテーブルは満席、カウンターに二人と盛況でした。

注文は¥2800のコースで前菜は「ホロホロ鳥とフォアグラのパテ」、メインは「骨付き
子羊のロースト」にしました。なんとなくもう一品欲しかったので夜のメニューから
「水タコとフルーツトマトのマリネ」を追加しました。ランチ価格で¥800です(夜は¥1000)。

最初に「水タコとフルーツトマトのマリネ」が来ました、マスタード(たぶんディジョン?)
がほのかに効いたオイル&ビネガーで軽く合えたもので夏向きな前菜です。

前菜二皿目は「ホロホロ鳥とフォアグラのパテ」、付け合せはオレンジ風味をつけた
キャロットラぺ、ソースはバルサミコ酢をかなり煮詰めた感じのエッジの効いた酸味が
刺激的です。
前菜二皿とも美味しかったのですが、両方とも冷めたすぎると感じました、冷製にも
適温があるので今少し室温に近ければ、より素材の旨さが感じられると思います。

さて、ワインですが休みなのを良いことに、全てグラスでシャンパン→ブルゴーニュ赤
→ボルドー赤→極甘口シェリー→ソーテルヌと5杯も飲んでしまいました。
書いた順番に価格は¥1300、¥1000、¥1000、¥900、¥600で合計¥4800.

メインの子羊は骨付きをローストして盛付は骨を外してました、ソースは羊の「ジュ」が
ベースです。大好きな骨際の身も食べられましたが自分の好みとして子羊は骨にかぶり
付くのが好きなので骨を外さない方が良かったです、でもこの方が上品な仕上がりです。
付け合わせはほうれん草、隠元、ポテトのピュレでした。

チーズの有無を聞くと用意できるとの事なので、ゴルゴンゾーラとエポワーズと確認忘れたが
ハードタイプと白カビの4種類の盛りあわせをオーダー、¥1500です。

エポワーズは相当に熟成が進んでいて(写真参照)ネットリとした旨味が甘美でセクシー・・
ウオッシュタイプの超熟成感は大好きです。ゴルゴンゾーラも良い熟成感です、合わせた
ワインは一杯目が極甘口のシェリー、例えれば良質な「餡子」のような甘さ・・チーズの
塩辛さに良くあいます、二杯目の「ソーテルヌ」はデザートワインの定番ですね~

この後、デザートは「イチジクのヌガーグラッセ」、飲み物はローズヒップのお茶・・・
ヌガーグラッセはドライイチジクとナッツのコンビに、こちらは冷たすぎなかったバニラアイス
との相性は良かったです。
最後はローズヒップティーでゆっくっりとくつろぎました。

料理、サービスともに細かい事を言えば色々とあるのですが総じて良い店だと思い
ますので今後に期待します。
ワインの品揃えは各地方ともにハーフボトルも含めて選択肢が多く用意されてます
シェフが「ランス・ヤナギダテ」出身なのでこだわりがあり、ムスー、スプマンテ、カバ、
の用意はなく、10種類近くのシャンパーニュのみのリストでした、グラスシャンパンは
1種類だけで日によって変わるようです。

池袋の外れにこのようなポテンシャルのある店が出来たのは大歓迎でこれからも
見守って行きたい店です。

  • テーブルから店内を見る。
  • ワインリストの1部
  • 夜のアラカルトメニュー

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