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1位
2回
2019/04訪問 2019/04/19
街中華が密かなブームとマスコミでは騒がしいですが
後継者がいないで閉店していく老舗も多いのです・・
平成31年3月29日(金)で、50年以上も自宅兼
店舗で頑張っていた「福楽」が閉店してしまいました。
とある日の夜に通りかかって店を見たら灯りが付いて
なくて閉店の張り紙があったのです。店を改築せずに
木枠のドアのまま頑張っていた店主、おつかれさま
でした。もう一度、街中華独特の雰囲気を楽しみた
かったです。
いつまでも有ると思うな、親と金と街中華と大衆食堂
は本当でした・・
王子本町の裏路地に入ると道で小学生が遊んでいたり
する昭和40年代後半の風景が未だに残っている街並
が見られます。王子新道や北区区役所も近くて店では
一八寿司がある辺りですが、その向かいの道を
王子駅方向になだらかに下る坂道を行くと左側に宝来
があって、入ろうと思ったのですが営業している様子
が無かったです・・・・(写真上から4段目、左から
4枚目、上から5段目、左から1~2枚目参照)。
少し進んだ右側に確か2016年3月1日にレビュー
を書いたと思っていた此方「福楽」が、あるのですが
スマフォで検索すると自分のレビューが無い・・・・
ワンタンメンを食べたのを明確に覚えていますが何故
だろう?
(その時の写真をアップします。写真上から5段目の
左から4枚目、6段目4枚全部、7段目1枚です)。
だからと言う訳ではないですが、2年3ヶ月ぶりに
入って見ることにしました。先客は男性が1人です!
昭和30年台初頭の建築の木造モルタルで1階が店舗
2階が住まい、古い褪せた3桁局番の電話番号が
書かれたテント、木枠の入り口ドア、昭和40年代に
よく見られた、コカコーラの瓶の販売機・・店外に
置かれた「おかもち」等々、これが本物の昭和です。
最近は昭和を意識したような店が大手資本によって
作られ流行ってはいますが、あれらは似非です・・
本物の昭和とは少なくとも30年は経過しているので
経年の劣化があるのが自然です。正にこの店は奇跡に
近いように生き残っています・・本物は本当に少なく
なりました。
店に入ると先客は無しです。席はカウンターが5席位
4人卓×2でして、4人卓を勧められたので座らせて
もらいました。メニューは壁に貼り出されていますが
これも昔ながらで定食類は無いです。単品料理類に
ライスはオンメニューしています。価格はチャーハン
¥600、ラーメン¥500、餃子¥500と言った
ところですが、ラーメン&チャーハンは安価ですが
対して餃子は割高に感じますが、個人経営店なので
これは止むを得ない事です。
麺類最高価格は季節の冷やし中華は¥800ですが
その他では¥700です。注文はシンプルに王道な
チャーハンにしました!
創業から丸51年経過しているので主人は80歳位
だと思いますが、シャキシャキとお元気に中華鍋を
振ってチャーハンの調理をしています。この風景を
見るのが大好きです♪ 私は・・
チャーハンが来ました・・炒め具合は適度で固めて
なくてバラして盛ってあります。よくある、お玉で
形を作っていないのです。具材はチャーシュー切れ
端と、ハム、玉子、刻み葱です。少し塩味が強いと
自身では感じますが問題は無いレベルです。スープ
ですが、こちらも見事な黒い色です・・・やっぱり
この味で育った東京城北地区(城北地区だけではない
ですが・・)の文化なのです。
この日は平成30年5月29日の夕方・・この時点
では大変にお元気です。本物の育った時代の昭和の
文化に浸りたくなったら、また来ます。ごちそう様
でした!!
2位
1回
2018/07訪問 2018/07/27
尾久駅近くの北区昭和町の裏路地にあるドアが木枠の中華料理屋さん。(尾久駅近辺PRAT3)
尾久駅は荒川区の西尾久や東尾久にあるのではなくて北区の
昭和町に有ります。同じくJR尾久操車場も北区内です!!
尾久駅を出て明治通りを渡って少しの地域は北区昭和町なの
です・・先日、お邪魔した金龍や、康楽は荒川区西尾久に
住居表示が変わります、至極近いのにです。地味な道が区界
になっている訳ですね♪
この店は本当に路地裏にあります。何て言っても今まで見逃し
ていました。
木造モルタル造りに、アルミサッシになっていない木枠の
ドア・・それに貼られた「ドクターペッパー」のシールが!
コカ・コーラボトラーズが、新商品としてドクターベッパー
を売り出したのは自分が高校生の頃なので昭和48から9年
位だと思います。
余談ですが、スプライトが新発売になったのは昭和46~7年
位でした・・それまでは、外資のコカ・コーラボトラーズは
コカ・コーラと、ファンタオレンジ&グレープしか販売を
していませんでした。ファンタと言っても今のと違う色で
もっと「どぎつい」色をしてましたね・・米屋さん配達の
プラッシーが全盛の頃の話しです。
ガラガラと木枠のドアを開けて入ると壁は何故か緑が基調
です。テーブルはなくて、カウンターのみの5~6席で
奥に長い店内です。
ラーメン¥450、餃子¥400、チャーハン¥600は
個人経営店の平均的価格かなぁ・・御主人は70歳代後半
に見受けられて、お嬢様らしき女性の2人で切り盛りして
いました。
主人に「ここで何年位、商売をしているのですか?」と
聞くと「そこそこ長いよ・・」の、返事。「50年位?」
と、返すと「そこまで長くないよ・・」の返事でした。
ドクターペッパーのシールから勝手に昭和49年頃の開店
と推測しました。それでも44年ですね♬
注文は、カツカレー(¥800)が目に入ったので決定!
中華屋さんのカレーは大抵が、ラーメン類に使う鶏ガラ
スープを使用しているので、喫茶店、洋食店、蕎麦屋さん
南アジア各店のカレーとは違う味になっています。
調理は、カツを揚げる所から始まります。ラードで揚げて
いるようです。カツが揚げ上がると、豚肉細切れと、玉葱
を炒めてからカレー粉(SB・・)を入れて、水溶き片栗粉
でとろみをだします。
ごはんの上に先出のカツをに乗せて、カツが半分位隠れる
ようにカレーをかけて出来上がりです♪スープが付きます。
カツカレー・・見た目は同じですが、カレーは思った通り
鶏ガラや豚骨ベースのカレーです。池袋に近い要町にある
ラーメンいつきで出しているカレーに似てます。
カレーそのものはスパイス感は少ないですが、タイプが
違うカレーなので揚げたてのカツと共に、美味しく頂き
ました。カレーの最後の方は温度が下がって、とろみが
消えて、スープ状になりました。それが又、旨いです。
路地裏で地味に営んで40年超・・・職人的雰囲気の
主人も木枠のドアも素敵です♪ いまや貴重になった
東長崎の新京のような店なのでもっと注目されても
良い店だと思います、ごちそうさまでした。
3位
1回
2018/09訪問 2018/09/15
東尾久3丁目の東尾久本町通り商店街は舎人ライナーの
赤土小学校前と熊野前の少し赤土小学校前寄りにある
古い商店街です。商店街名は別のカタカナの名前が
ついていましたが名前は失念しました・・
先ずはですが、この店は「みかりんこ」さんに行って
もらいたいです♪ 店名が似ているので・・
店の切り盛りは70歳代後半の女性が一人で切り盛り
をしていました。しかも嬉しい事に麺類茹では大口径
の平鍋&平網を巧みに操っていました。
この日はRAMEN にじゅうぶんのいちに行こうと思い
此方の商店街に入ったのですが半ば予想通りに行列が
5人位ありました。待とうと思った時に手前にあった
美華飯店を見つけて入ることにしました。
先客は地元のおじさんらしき方が一人で飲んでます。
1本のカウンターと丸いテーブルが2卓で、奥には
小上がりもありますが店の私物が多くて使っては
いない様子です。昔からの街中華には珍しくない
です・・
壁のメニューは黄色で魅力的で、値段はラーメンが
¥500、餃子が¥420、チャーハンが若干高目
で¥720・・珍しくも、カレーライス(¥730)
と別にドライカレー(¥750)も有りました。
注文は麺類に決めました。理由は厨房に平鍋&平網
があって「デボ茹で」では無かったからです。
チャシューメン(¥750)をお願いしました・・
注文が入ると固茹での玉子を半分カットにしました。
麺を茹ではじめます!!
丼にタレを入れて、スープを張ったら前記の平網で
茹で上がった麺を湯切りして、丼に入れる一連の
流れ調理ではありますが最近は本当に少なくなって
しまいました。圧倒的に湯の循環と湯切りの速さは
平鍋&平網なんですけれど・・・世の中の主流が
デボ使用になってしまったのです。
因みに、これでもかとパフォーマンス的にデボで
湯切りをしている店がありますが、私はわざとの
感じがして好きにはなれないです。ま、パフォー
マンスと割り切れば良いのですが・・・
出来上がった麺の上に、大きく&厚くカットした
豚の背肉の後ろの方を使用した煮豚が4枚乗って
いました。端っこに背油が一筋ある背肉ですね~
他の具材は茹で玉子半分、メンマ、刻み葱でした。
赤色の具材の鳴門巻、緑色のほうれん草は入って
ないですが、このケースは中国人に料理を習った
ケースが多いそうです。
先ずはスープを一口・・昔ながらの鶏ガラ香るで
なくて豚の特異な部分を使った出汁が出ています。
油脂も鶏油ではなくて、豚脂(背油ではない・・)
が溶け出していました。だから、スープには相当
コクがありました。
そうだ・・・早稲田にあるメルシーの味に似て
いるんだぁ~
麺は加水率は中加水位で、喉越しは良いですね~
チャーシューは前記の通りですが、街中華の範疇
を超えたレベルの味でした。つまみにしたいなぁ!
2軒隣にはミシュランのビブグルマンに掲載され
話題のラーメン店があるのに、此方の店は地元の
方々に愛されている美味しい良店でありました。
グルメサイトって、どんな意味があるのだろうか?
此方の店は食べログ事務局の独自の評価は「3.03」
です。そんな評価でも客はたくさん入ってます。
荒川区東尾久にある秀逸な店の、お話しでした♪
4位
1回
2018/06訪問 2018/06/27
現在はの住居表示は台東区は台東町2丁目ですが以前は佐竹町
だったことから日本で2番目に古いと言われている佐竹商店街
があります。
この場所は山手線の御徒町駅から徒歩7分、地下鉄日比谷線
の中御徒町から5分位、1番近いのは都営地下鉄大江戸線の
新御徒町駅で、それぞれの駅近辺は繁華街的に賑わってますが
この店のある当たりまで来ると住宅も有って子供も遊んで
いまして、典型的な下町コミュニティを感じさせる地区です。
そんな場所にある、中華、とんかつ、軽食、洋食と書かれた
サンプルメニューケース、黄色い店名入りのテント・・・
堪らない外観です。店は早くに5階建ての「武井ビル」となり
上階に鬼怒川温泉旅館の東京案内所がテナントとして入って
たりしていて、街中華の渋い雰囲気は無くなっていましたが
街の食堂のスピリットは残っています。
店の切り盛りをしていたのは40歳代後半に見受けられる
ご夫妻で営んでいました。店の古さからして先代が居たと
思われます。
行った日の時間は18:30頃でしたが、店主のお子様で
あろう中学生位の女の子が店内で宿題をやりながら父親が
作った惣菜的夕食を食べていました。何だか仄々な光景で
忘れてしまった何かを思い出させます。
そして壁に貼られたメニューが壮観です・・、種類豊富な
揚げ物の定食(とんかつ、串カツ、ハムカツ、コロッケ)
中華物は、ラーメン¥480、チャーハン¥600、餃子
も有ります。オムライスもあって、カツ丼は卵とじのと
ソースカツ丼も用意されてました。更には単品で半カレー
半チャーハン(それぞれが¥320)もあって、注文が
しやすいです。
どうも最近は注文がパターン化してしまったようで結局は
ラーメン&半チャーハン(¥700)にしました。
短時間で出来上がった、ラーメン&半チャーハンは小躍り
する位なビジュアルです。黒い醤油色のスープは典型的な
東京ラーメンで鶏ガラが香って堪らないです・・・具材は
メンマ、鳴門巻き、海苔、大きなチャーシュー1枚でした。
このチャーシューが少し味は濃いですが柔らかくて出来が
良い煮豚でした。麺は少し太目のモチモチタイプです♪
半チャーハン・・・理想的にパラパラに仕上がっていまして
少し前に食べた大塚の中華料理 晃山の味に良く似ています。
このチャーハンと、ラーメンは高級ではないですが本気で
琴線を刺激しました。昔は台東区の地で平屋の仕舞屋で
営んでいたと思われますが、ビルに変わってテナントも
上階に入っているので2代目は安定して街中華に専念を
出来ると思います・・そう信じています!!
5位
2回
2018/12訪問 2018/12/20
今年の7月以来だから5ヶ月ぶりの訪問です@いずれ見れなくなるであろう、大口径平鍋&平網での麺茹で上げを撮影させてもらいました(その2)。
平成30年12月10(月)訪問
荒川西尾久の住宅街にある典型的な街中華店です。
JR東北線の尾久駅からも近いですが尾久駅その物
は北区昭和町にあって北区には尾久・・の町名は
ないです。西尾久&東尾久が荒川区にあります。
JRの尾久駅から真っすぐ伸びる道は荒川遊園地に
行く道ですが遊園地は以前は三業地だったと言う
話しです。だからか、飲食店は多い場所だと思う
地区です♬
夏に(7月)に来て以来だから5ヵ月ぶりですが
その間にだいぶ日が短くなりましたね・・同時間
に入店しています(18:15)。そして日テレ
の「ニュースエブリ」が放送されている事が多い
のです。
店は初代の奥様と思われる80歳に近い方と息子
さんであろう50歳位の男性で切り盛りしてます。
2代目が次いでいるので、しばらくは安泰です!
注文はラーメン(¥450)と、野菜炒めに決定
です(¥500)。この組み合わせは割と好き♬
豪快な鍋振りで野菜炒めは出来上がりです。厨房
に大口径平鍋、平網があって女性が巧みに操って
麺上げをしていました。この光景を一言断って
撮影させてもらいました。近い将来には見れなく
なるかもです。
野菜炒めは短時間で炒めてあるのでシャキシャキ
感が堪らないです♬ ラーメンは煮干し味でない
ですが鶏ガラ香る、さっぱり系で優しい味です。
私自身は、街中華を積極的にレビューアップして
いますが最近は大手中華チェーンに押されて減る
一方です・・最近は良さが少しずつ見直されては
いますが!!
頑張れ街中華・・と、応援したいです。
都電荒川線の荒川遊園地前か、小台近辺から路地を
行くと地味に看板を掲げている街中華料理屋さんを
2件確認できました。
金龍の方には珍しい「ペプシコーラ」の看板が・・
掲げてあって「ゾク」と、しましたがシャッターが
降りていて営業していない様子です。口コミが昼
のみだったので夜は営業していないのかな??
ならばと、もう1本路地裏に入りますと良い感じの
街並みになっていました。以前は風情のある銭湯で
あった場所にはビルになった「千代の湯」があって
新しくなったとは言え良い雰囲気を出しています。
その銭湯の斜め前に暖簾を上げている中華屋さんが
此方の康楽さんです。
暖簾をくぐると、入って左側がテーブル席で4人席
でして、右側がカウンタ-になっています。大抵の
街中華屋さんは赤を中心とした椅子やテーブルなの
ですが此方は真っ黄色の椅子を使ってまして、他の
赤色のカウンターの対比が何とも言えないです。
こちらも調理&出前にと奮闘しているのは50歳位
の2代目と思われる男性、ホールサービスやヘルプ
をしているのが先代の奥様と思われる80歳に手が
届きそうな女性でした。このモデルは2代目への
引く継ぎが上手く行ったケースだと思います。
メニューは、ラーメン¥500、餃子¥500です。
チャーハンは¥650で、別に玉子チャーハンが有り
¥550、五目チャーハンが¥700と、具材別に
3種類あります。
2代目の鍋振りが豪快だったので、注文はチャーハン
に決定です・・理由は豪快に黒っぽくラード炒めの
焼き飯が似合う物が出て来ると思っての注文ですが
最初に書きますが、その通りで大正解でした。
餃子もお願いしましたが6個で¥500なので希望と
しては3個の半餃子が¥300位であれば理想的で
あります・・・でも、昔ながらの街中華は半餃子を
用意する概念がないんです。それで良いとも思います!
餃子を丸い専用鍋で焼き始めたら、チャーハンの調理
開始です!! 豪快に短時間で炒め上がった炒飯・・
先に書きましたが、米粒が茶褐色に綺麗に炒め上がり
パラパラで旨そうです~~、ラードの香りが堪らん♪
チャーハンは先日砺波で食べた時は御高齢の女性が
調理していたので白っぽく仕上がっていました。対し
此方は対極で豪快な炒めです。
餃子はニラが、たくさん入っていて大蒜は少な目に
使用していました。下味も、しっかりついていて
辣油、酢、醤油の混ざった物を最初から小皿に入れ
持って来て下さいました。
大満足であります・・この際だから書いて置きます。
街中華探しに使っている文献&地図の写真をアップ
して置きました(写真17~23枚目)。
これ以外にですが、最近は一番頼りになるのはGPS
グーグルストリートヴューですね・・・♬
そんなわけで、これからも街中華を探しに奔走して
行きますので、よろしくお願いします。
6位
1回
2018/09訪問 2018/09/12
本郷通りの「向丘2丁目」と「白山上」の間は明治の頃は都内で一番の繁華街だったそう・・@そんな場所にある街中華店です♪
勧工場と言う単語は今の言葉では、あんまり使わなく
なってしまいましたが明治の初期に誕生して、勧工場
の中には色々な商業施設が入っていたので、現在の
百貨店の、あるいはショッピングモール的な枠割を
していたと思います。*観工場=(くわんこうば)
140年近く経った今でも、この交差点間は大繁華街
の名残はあります。白山上は中山道だし、本郷通りは
岩槻街道、白山上の5差路は江戸の古地図にも出て
来ます。
この場所は向丘・・白山や本郷の台地から向こうの丘を
指して向丘の地名になったそうで、向こうの丘とは上野
の台地を指しているのだと思います。
その本郷通りの交差点角に古い建物で残っているのが
兆徳さんです。
いわゆる街中華の範疇に入るとは思いますが少し高級な
料理もラインナップされています。庶民的メニューの
方は、ラーメンが¥600、チャーハンがデフォルトが
醤油味で、玉子チャーハンが塩味になっていて両方とも
¥650で、餃子は¥450、焼売もお勧めメニューで
¥500です。
ここの特徴は、ラーメンと餃子 又は焼売の組み合わせが
¥950、チャーハンと餃子か焼売の組み合わせですと
¥980と、お得です。
上記の組み合わせを、それぞれ単品注文すると値段は
¥1050(ラーメン&餃子)~¥1150(チャーハン
&焼売)になるので支払いを¥1000以内に収める
サービスメニューは利用者にとって嬉しいです。
19時頃に店前に着いたのですが店内は満席でして
待ち客が1人だったので待つことに。そのすぐ後に
続々と行列が出来て10人位の並びになりました。
おもむろに食べログの点数をチェックすると行った日の
9月4日現在で「3.58」を付けていました。単価の
安い街中華の高評価は珍しいです♪
5~6分待って、カウンターが空いたので案内されました。
店内は活気がみなぎってまして、厨房では3人の男性が
それぞれの担当調理をしていて、ホールは女性が2人で
切り盛りしています。店の規模の割には人が多くて22席
満席、更には持ち帰り客にも対応しているのに料理の
手際は、すこぶる良いです。
どんどんと、客に提供しています・・こんな街中華は旨い
料理を提供出来ると相場が決まっているのです。
メニューに「当店のチャーハンは自慢でお勧め・・」と
書いてあったので注文は醤油味と説明があった、デフォの
チャーハンと餃子にしました(¥980)。
最初に、カウンター隣に座っていた男性に玉子チャーハン
が配膳されました。盛りも多くて塩味なので全体的に白い
仕上がりで、此方も旨そうです。
最初に餃子が来て、その後にチャーハンを調理をして配膳
ですが凄く素早い調理です。例のバーナーコンロで煽って
ますので味は期待できそうですね♪
チャーハン・・盛りが良いですね!!タレが主体の味付け
なので黒っぽい仕上がりです。私的には黒いチャーハンが
好みです。
醤油味のチャーハン・・旨いです!! 今年はチャーハン
を数多く食べましたが1~2位を争うかもです。タイプは
パラパラですが味の乗りも全体に満遍なく絡んでいまして
「ザ・チャーハン」と言っても良いです。 具材は玉子に
刻み葱だけですが肉類を使わなくても、ラードで炒めて
いるので、ある種の動物感があって理想的チャーハンで
ありました。
チャーハンが秀逸だったのに対して餃子は至って普通の
味でした。勿論、中の上は行っています。此方もそうで
あったけれど「にんにく」が殆ど使って無かったので
もっと「ガツ・・」と、にんにくが効いたのが食べた
かったです。
近隣住民(子供連れ)が多くて、地元に愛されている
良店だと思った次第です♪
7位
1回
2018/10訪問 2018/10/11
今、手元には昭和21年刊行の戦災消失地区の地図が
有ります。昭和60年発行の復刻版であります。写真
上から3段目、左から3枚目を参照に・・
この頃は東京は35区あって当時は浅草区浅草橋で
上野から谷中辺りを下谷区と呼んでいて2つの区が
合併して台東区が生れたのが昭和22年です。
そんな焼け跡が残っている頃から店を営んでいます・・
上から3段目、左から4枚目の地図写真を見ると
赤い所が戦災消失地区、白い所が焼け残った地区
です。まだ界隈が浅草区だった頃に開店した此方の
大勝軒は創業72年・・何代目かは解らないですが
凄い事だと思います。
現在の店の建屋は古いですがビルになっていまして
そのビルがデザイン的にも昭和30年代的で素敵な
雰囲気を出しています。
店頭にはサンプルメニューもあります。ドアを開け
入るとテーブル席が中心で2人がけテーブルが多く
あります。先客は親子3代で来ているファミリーや
地元の男性2人の方々が多くて、店の雰囲気は仄々
としていました。
調理場には男性が2人で調理中で、ホールは推定で
40歳代半ば位の女性がシャキシャキ働いています。
笑顔が素敵です♪ 接客の感じも良いです♪地元の
方々と世間話をしているのが何とも言えないです~
この接客態度は人気に胡坐を書いている、開店して
すぐに繁盛して鼻が天狗になっている店は参考に
して欲しい物です。
メニューは昔ながらですが、代が新しくなったため
色々と工夫をしていました。基本メニューは餃子が
(¥450)、玉子チャーハン(¥550)です。
麺類はラーメンが(¥550)、半チャーハンも
麺類注文限定で¥300で用意されていました。
それと、¥300均一の小皿料理メニューが有り
1人飲みの人達に重宝されていました。¥850
でラーメン、おかず5品から1品選択、半ライス
のサービスメニューが人気があるみたいです。
そう・・・老舗に安穏としていないで色々と客の
要望に応えているのです!!
注文は、玉子チャーハン¥550と、半野菜炒め
¥300をお願いしました。常に思っていたの
ですが一人で街中華に入った場合、チャーハンと
野菜炒めを食べたくても、ハーフサイズが無い
ので諦めていましたが、この痒い所に手が届く
ようなメニュー構成は嬉しいです。
注文が入ると厨房の方で聞こえる五徳と中華鍋が
擦れる独特の音を立てて私の玉子チャーハンを
調理しているようですが、この音でパラパラの
旨いチャーハンが出て来る・・と、確信です!!
運ばれてきた玉子チャーハン、お玉で固めて有り
素敵なビジュアルです。殆どパラパラで、ほんの
少ししっとり感がある、チャーハンです。店名入り
のレンゲが嬉しい・・
小野菜炒めも、シャキシャキの極め見たいな仕上げ
でして正に街中華の味です。推定ラード使用の味は
大好きです♪ 野菜炒めの味は薄目の味付けでして
白いご御飯と食べると、少し薄味かもしれませんが
チャーハンと食べると塩分的に調度よかったです。
いっしょに出る料理によって塩の量を調節している
のかな?
いずれにせよ満足な2品でした・・これで¥850
なのはお得感がありますね♪
そんな訳で満足な老舗街中華料理屋さんでありました。
8位
2回
2023/12訪問 2023/12/12
鴻巣市市内の住宅街にある、いかにも町中華らしい龍栄さんに5年ぶりに再訪♪
令和5年12月8日(金)・再訪2回目
ここに着くまでに今でも営業しているかは心配でした。町中華の
場合はある日突然に閉店なんて事も珍しくないからですが昼頃に
着くと赤い暖簾が上がっていて一安心していそいそと店内に入り
ますのよ♪
1人なのでカウンター座りましてメニューを見たら有りそうだが
あんまり見当たらない五目ワンタンが¥900で有ったので決め
ました。五目そばは何回も食べましたが五目ワンタンは初めての
経験かも知れないです。味は塩味ですね♪
・・思い出話として中華屋を営んでいた実家の昭和53年で私は
21歳で学業は別として遊び金の欲しさに家の仕事を休日は店を
手伝っていましたが、ある日に食品卸問屋の担当者が東池袋では
「つけ麵」が流行っているがお宅でも始めませんか?
カレーラーメンどうですか?何て、サンプルを持って売り込みに
来ていました。父親は割と保守的で両方不可で実家で幻メニュー
になりました。
そこで父親は俺に向って「何かアイデアあるか?」と聞いて来た
から、タンメンの麺をワンタンに変えた「ワンタンタンメン」は
どうかな?の、アイデアは却下されました(^^; 同じくスープ
全部を醤油味餡かけにした「スープ餡かけ麺」も却下でした・・
何だか色々と思い出したなぁ♪
話しは反れましたが・・・
出来上がる迄に壁に色々と貼って有るので見ると豚肉、米、味噌
は鴻巣の指定生産者のを使用しているのは珍しい。町中華では!
また、出前機が壊れてその業者が閉店して出前が出来なくなった
旨が書いて有りました。店前には出前機を外したカブが止まって
いましたが何だか少し寂しいなぁ(写真10)
厨房は見えない位置に有りますが他の人が頼んだらしき炒飯炒め
の五徳と北京鍋が擦れる「ガコガコ」の音に勢いがあっただから
出前が出来ないもう一つの理由に「免許返納の年が近いから」と
書いて有りましたが、まだまだ頑張れると思うのです。
それと、入口ドアに「当店はインボイス制度不参加なので対応の
領収書は発行出来ません」の張り紙も有りました(写真4)。
消費税が導入された平成元年は実家も飲食店を経営していたので
すが当時は年間売り上げ一千万以内なら売上に課税をされないと
中小の会社&飲食店は一同ホッとしたものです。
政府はインボイスなんちゃらで税金の取り漏れを無くそうの魂胆
なのですね・・・
話題休閑(それはさておき)
五目ワンタンが来ました。綺麗に澄んだ塩味で肉が多目に入った
ワンタンが12個と豚肉、焼豚、蜆の身、烏賊、若芽、野菜類は
白菜、玉葱、人参、椎茸、筍、それと全熟玉子半分、鳴門巻き♪
五目ならぬ十二目も入ってましたよ~~
塩味は濃く無くて胡麻油が効いて出汁感も優しい味付けですよ。
大抵の町中華の味は旨味調味料を多めに使っているので少ない
のは珍しいです。それと貝の蜆が入るのもあんまり無いです!
食べ終わって思ったのは麺よりワンタンの方が消化に良いので
同じ五目類でも追加で¥400の半チャーハンを頼めば良いと
思う腹具合でした。因みにワンタンメンの場合はワンタン4個
が追加になりまして、どの麺にも¥100で追加が可能です。
少し茶目っ気のある店主(色々な張り紙の内容からして)さん
は根っからの中華職人なので免許返納なんて仰らずに今少しは
頑張って欲しいですね。
平成30年11月11日(日)訪問
県央・303件目
埼玉県鴻巣市は宿場町で同時に人形で有名な町でも
あります。この地区はそのための人形師が住まわれて
いたので人形(町)と呼ばれています。鴻巣市の南で
北本の深井地区と近いです。都内下町はともかく・・
県央で街中華を探すのは厳しいです。
そして何故か駅前よりも少し離れた住宅街にあるのが
常です。
店の場所は川幅うどんの久良一のある旧中山道を北本
から来て右に曲がり少し先の鴻巣宿阿部が右側にある
道を左折すると左側に地味にあります。過去に何回も
通っていますが気が付かなかったです。
この日は車で、行ったので数多い駐車場に車を停め
店内に入ります。テーブル4人がけが2卓、カウンター
が4人分なので12人で満席です。先客は4人がけの
テーブルに1人ずつ座っていて2名、私が入った後に
1人客が入ってきました。全員が男性です・・
それと出前需要が多いようで、たまたま「カブ」号で
出前に出発するところでした(写真4枚目)。
メニューは卓上にと、壁に定食類やセット物が有り
豊富です。素材にも拘っているようで米は同じ鴻巣
の上谷地区で栽培された地元の米を使用、豚肉は
カツ丼、カツカレーに使うロースを除いて熊谷市の
「タベイファーム」の直営店から仕入れているそう
です。
メニューはラーメン¥500、チャーハン¥630
半チャーハン¥450、餃子6個が¥400、定食
やセット物が¥780~¥950のラインナップで
このセット物が人気があるそうです。
注文は何となく野菜不足を感じたので単品の野菜炒め
¥530、半チャーハン¥450をお願いしました。
これが大正解です!!最初に書きますね・・・
注文が入ると五徳と中華鍋が擦れる音が大きく豪快で
美味しいチャーハンが食べられそうな予感がします♪
半チャーハンと野菜炒めが、トレーに乗って同時に
運ばれて来ました。半チャーハンは普通の店の少し
少な目な感じで¥450にしてはお得な感じです。
炒め方もパラパラに仕上がっていて相当旨いです♪
「まとめ」に入れたいくらいです。隣の人が醤油味
の麺を頼んでいたので「チラ見」したら黒い醤油色
をしていました・・都内城北地区の代表的な色で
ありました。
野菜炒め、これも¥530にしては「てんこ盛り」
で、もやし&キャベツが中心に木耳もあって豚肉
も少量ですが入っていました。
かなり強火で煽った感じで、火が直接的に野菜に
入る中華の基本的炒めで「シャキシャキ」になり
「ベチャ」っとなってなくて、こちらも上出来な
野菜炒めでありました。それと量が多い・・
半チャーハン&野菜炒めを食べて¥980ですが
ランチで酒無しの場合は3桁価格が理想なんです。
お腹もいっぱいになって、街中華の範疇での旨さ
を充分堪能できました。満足したので、もう一度
行きたい店であります、ごちそうさまでした!!
9位
3回
2019/07訪問 2019/07/26
令和元年7月16日(月)
平成30年10月以来だから約9ヶ月ぶりの訪問
ですが今回は昼下がりの14時過ぎで客もまばら
で何となく鄙びた雰囲気でした。JR東北線の尾久
から徒歩2~3分なのに下町の路地裏な感じの
北区昭和町です。
参考までに駅としての尾久は北区昭和町にあって
街としての尾久は荒川区の西尾久&東尾久です。
そして尾久駅から直線で伸びる道を真っすぐ行く
と旧の尾久三業地、現在の荒川遊園地なのです。
今は広大な尾久操車場の関係者(JR職員)が乗降
に使っていると言われていますが元々は尾久三業
に行くために出来た駅(道)と言われています。
参考までに操車場とは貨物列車等を行先別仕分け
をする場所で、郊外のトラックターミナル的役割
です。
その操車場ですが品川→田町間にあった品川基地
が東北本線、高崎線、東海道線がスルー運転に
なったので品川基地は不要になって跡地を変な
駅名の「高輪ゲートウェィ駅」にした訳です。
そんな訳で昼下がりの街中華店に入りますが時間
が時間なので先客は居ませんでした。
壁の少し褪せた緑色のメニューを見て何故なのか
¥580のチャーハンと¥530の玉子入りの
チャーハンがある此方の店ですが普通の物にも
玉子が入っているのにね~、不思議!!
それに何故、玉子チャーハンが¥50安いかが
謎であります。
で、注文はチャーハンと野菜不足だった事もあり
もやし炒めをお願いしました(¥480)。
頼んでから気がついた!この店は単品の量が多い
のだった!♬
最初にチャーハンが出来上がりましたが、一緒に
配膳するために厨房に置いてます。すかさず次は
もやし炒めを「さっと」調理して、副菜のキムチ
鮪煮、スープと共にトレーに乗せて配膳です。
う~~む、思った通りに凄い量だ・・チャーハン
半分はテイクアウトと決めて食べ初めますが相当
なボリュームです・・もやし炒めは完食です♬
チャーハン半分はプラスチック容器に入れて貰い
持ち帰りました。それとスープですが前回も触れ
ましたが「ワンタンメン」を食べた時の醤油味と
チャーハンスープの味が明かに違うのです・・
若芽が入っているから、ワカメスープ的な味に
なるのかなぁ? ま、悪い事ではないですね!!
でも、今回の料理は何故か両方とも塩味が濃いと
感じました。これも作りて&食べ手の体調による
物だと思います。
ともあれ、70歳代夫婦が頑張っている街中華を
これからも応援したいです。
久しぶりに顔を出したくなって尾久駅から程近い
此方の珍来さんにお邪魔しました。道の向かいに
同業者の大雅がありますが競合するのに2店とも
繁盛している様子です。
夕方18:00頃に入りましたら先客は私よりは
年上に見える男性が3名が各々、1人飲みをして
いました。会話はしているので常連客のようです。
後客は若い男性1人、出前電話は頻繁にかかって
きていました。
尾久駅は北区昭和町にあって街としての尾久は
荒川区西尾久&東尾久です。尾久の駅前からは
真っすぐ道が伸びていますが、この道が尾久の
三業地へのアプローチだったそうです。
カウンターに座って前回は、チャーシューメン
を食べて(¥680)、そのスープの典型的な
東京的な黒いスープに妙に納得をした覚えが
ありました。で、今回は食べていない餃子と
チャーハンにしました。チャーハンは¥580
ですが玉子チャーハンを頼むと¥530です!
餃子が¥400なので、ぎりで3桁価格です~
夕食は酒なしの場合は¥1000で釣りが来る
のが理想ですね♬
炒飯が来ました。御新香と茸の小鉢、味噌汁碗
に入ったスープがトレーに乗って来まして少し
遅れて餃子が来ました。
炒飯は量が多いです・・・やや、しっとり系の
炒め方です。具材は、チャーシュー切れ端、葱
玉子、鳴門巻です。食べても食べても減らない
感じでした。それと、スープですが前回頼んだ
チャーシューメンのスープを思い浮かべてたが
違った味でした。
炒飯スープは魚介が効いている感じでしたです。
大盛りはある炒飯の量に胡瓜の御新香を口直し
に何とか完食しました・・(-_-;)
何と言っても店構えが典型的な街中華なのです♪
これからも好きなタイプの店なので機会があれば
通うと思います。
北区・初口コミ
東北&高崎線の尾久駅の目の前、明治通りを渡って裏道に
入ると少し時代に取り残されたような街並みが残ってます。
でも、尾久駅からは歩いて3分もかからないし都電の軌道
がある梶原や、荒川車庫前までも10分とはかからない
町内です・・何となく昔見たようなデジャブな感じがします!
入口ドアはアルミサッシに変えられてますが建屋は大好きな
木造モルタル造りで築は50年以上、店前に置かれた出前に
使うホンダのカブが新車で、ピカピカなのが印象に残りました。
店内は間口の割に奥に長い作りになっていて向かって左側は
厨房とカウンター、右側はテープル席が4人がけが3卓です。
更に奥には居住スペースを兼ねた小上がりがありました・・
が、あまり使われていない様子です。
メニューは壁に貼られた物と、カウンターや、テーブルに
ある冊子の物がありますが、内容はいっしょです。
ラーメン¥430、チャーハン¥580、餃子は¥400
が代表的で、後は野菜炒め類、丼物はカツ丼含めて6種類
カツライスが並と上があって、何だかテンションが上がり
ます・・・更にはオムライス、目玉焼き何かもあって注文は
悩みますね♪
ても結局、後に仕事が控えているので悩みましたが王道の
チャーシューメン¥680にしました、値段は安いような
気がします・・チャーシューメンにしてはです。
調理光景を何気に見ていると70歳台の御夫婦で切り盛り
していて、厨房はかなり広いです。5~6人は働けそうです♪
調理の鍋振り行程がないので、5~6分で着丼しました。
出た~~・・黒い昔ながらの醤油味だあ~ これが東京の
城北地区のデフォルトのような気がします、味は勿論濃い目
です。スープに油脂も少し浮いています・・具材はメンマと
刻み葱で、鳴門巻は無かったです。チャ-シューは厚切りで
豚ばら肉を使用、かなり柔らかく煮込まれていて、しっかり
味も浸みていて旨いチャ-シューでした。麺は加水率多めの
ストレート細麺でした。
思えば20才の頃、佐賀県有田町から上京していた同級生を
このタイプの街場の、中華料理屋さんに連れていったら味の
違いにカルチャーショックを受けていたのを昨日の事のよう
に覚えています。友人は初めて見た黒い醤油ラーメンは注文
せずに炒飯なんかを食べてました。
その後、彼は佐賀の自宅からとんこつの棒ラーメンを送って
もらった食べてました・・奇しくも、その彼の送られてきた
とんこつラーメンを頂いたのが私の、とんこつラーメン初で
当時は東京の城北地区には九州のラーメンを出している店は
皆無だった気がします。それにしても初めてみた豚骨ラーメン
には驚いたなぁ・・味は悪い印象はなかったです。
幼い頃から中学生までは、こちらのような醤油ラーメンしか
食べた事がなかった・・高校生になってどさん子各店の
味噌ラーメンがブームになって、その味にハマってしまい
ました。前記のように20才頃に、豚骨ラーメンの味を知り
それなりに食べ歩きました。でも、一番美味しく思うのは
どうしても醤油ラーメンになってしまうのです♪
味覚が根付く頃から食べていた物は、そう簡単には好みは
変わらない・・こちらのラーメンを食べていてそんな事を
思ってました。
10位
7回
2019/06訪問 2019/06/29
令和元年6月21日(金)訪問
昨年の9月以来の再訪になります。食べログ記録では
7回ですが実際は何回来たかはわからない位です・・
現在は60歳代後半の2代目夫婦と、その息子さんの
3人で切り盛りしています。食べログ始めた最初の頃
入った時(2010年頃)は初代の奥さんが店に出て
いて3世代で切り盛りしていましたが、最近は初代は
お見受けしません・・
厨房には大口径の平鍋と平網があって、壁には豊富な
内容のメニュー、赤い椅子とテープル、プラスチック
の割箸入れ、円盤のようなアルミニウムの灰皿、レジ
は無くて、金銭は3段の木箱に入れて有ります。出前
注文の品は大学ノートに鉛筆で書かれています・・・
そうです、何もかもが変わっていないのです!電卓も
見当たらないです。変わったの2階から上がマンション
になった事位ですが、2代目&3代目には何となくの
ゆとりが感じます♪
その上に店が通常の倍くらいあって間口2軒分でして
カウンター含めて50人は入れる位です(写真3参照)
因みに過去に食べた物を並べてみました(記録有り)。
・カツカレーライス
・五目焼きそば
・オムレツライス
・チャーハン×2回
・軟らかい焼きそば
・ワンタンメン
・餃子×2回
で、今回注文した物は一番上に書いたカツカレーです。
街中華のカレーライスはベースがラーメンに使うのと
同じスープをベースにしてカレールーを溶いてるので
本場インド、欧風、蕎麦屋の和風とも違う独自の味で
食べ慣れると癖になるのです。自分の場合は、この味
が子供の頃に食べた懐かしい味なのです。
盛り付けは御飯の上にカツを乗せて脇には生野菜を
キャベツ、胡瓜、トマト、漬物は赤い福神漬を添え
カツの半分にカレーをかけたスタイルです。これで
¥780は安いと思います。
カレーの辛さは中辛位ですがSBの赤い缶のカレー粉
独自のスパイシーな香りはあります。カレーの中に
豚肉も入っていました。
店名入りの皿は店の誇りと言いますが、此方は全部
誇らしげに店名が入ってます。店主たちの会話から
出前にも対応しているようです!! 3代続く街の
中華屋さんは見受けられないので、これから末長く
頑張って欲しい店です。
平成30年9月18日に久し振りに早稲田大学界隈に
来ました。時間は18:30頃でしたが、界隈の未訪
の店を探そうと思っていたら2日連続の「ゲリラ豪雨」
です・・・
それにしても雨の降り方が半端ではないです。雨宿り
する訳ではないですが一番近いところにあった此方に
飛び込んだ訳です。いつもは夕方は客が多いのですが
ゲリラ豪雨のため客足は私だけです。
現在は60歳代後半の2代目夫婦と、その息子さんの
3人で切り盛りしています。食べログ始めた最初の頃
入った時(2010年頃)は初代の奥さんが店に出て
いて3世代で切り盛りしていましたが、最近は初代は
お見受けしません・・
厨房には大口径の平鍋と平網があって、壁には豊富な
内容のメニュー、赤い椅子とテープル、プラスチック
の割箸入れ、円盤のようなアルミニウムの灰皿、レジ
は無くて、金銭は3段の木箱に入れて有ります。注文
の品は大学ノートに鉛筆で書かれています・・・
そうです、何もかもが変わっていないのです!電卓も
見当たらないです。変わったの2階から上がマンション
になった事位ですが、2代目&3代目には何となくの
ゆとりが感じます♪
注文は五目焼きそば(¥780)と、餃子(¥490)
にしました。このタイプの街中華に来て思うのは値段
が、ラーメン(¥470)、チャーハン(¥550)
と安価ですが、餃子は大抵が¥400台後半で¥500
の所も有ります。
最近は餃子の価格指標が大手の日高屋、幸楽苑、王将
になってしまったので、街中華の餃子は割高に感じて
しまいます。が、工場の製品では無くて店内家内製造
なら価格は¥450で適正だと思います。
此方の五目焼きそばは、2代目が3代目にオーダーを
通す時に「上海焼きそば」と、言って通します。醤油
をまったく使わない塩味に仕上げに胡麻油です。
中華の細麺を茹でて平網で上げたら、冷水にさらして
ぬめりをとって具材と共に炒めて出来上がりです。
具材は豚肉、木耳、野菜各種、上からは錦糸玉子と
紅生姜を散りばめていました。塩でさっぱりと味付け
した上海焼きそばは、ソース焼きそばとは別の魅力が
ありました。
餃子は大人しいです・・にんにくが極僅かしか使用を
していないからです。餃子に関してですが、やっぱり
専門店である餃子の王将のデフォルト餃子ですね!!
最近は殆どの店で、にんにくの使い方は大人しくなり
ましたね♪
ともあれ、早稲田軒は3代目が40歳弱なので暫らく
安泰の街中華だと思います。
早稲田には時々所要で来るのですが、その際の夕食
には定番になってしまった早稲田軒に立ち寄る事が
多いです。「行った」は5回目ですが過去には何回
来たかは解らない位です。
過去に食べた物は割合と固定していて、ラーメンに
餃子、チャーハン、焼きそば等ですが、今回改めて
壁のメニューを見てみると、麺類含めて魅力的料理
が並んでいます・・・チキンライス&オムライスも
あったのね~ この2品は未だに食べてないなぁ~
この夜は極寒だったので温かい餡かけ麵を体が求め
ます・・で、目に付いた「うま煮そば」¥780に
しました。
改めて壁のメニューを見ると壮観ですね~、麵類は
比較的安いのに、野菜炒め、シュウマイ、とんかつ
餃子が同じ¥490なのですが何となく、値付けが
変ですね♪
うま煮そば・・少し強めな餡ですが具材は各種野菜
と豚肉と至ってシンプル、御飯に乗せれば中華丼に
なりますね。少量のスープが入ってますが餡が熱々
なので中々溶けないです。猫舌の方は要注意です!
今年は特に寒かったので餡かけ物の有難さを改めて
認識しました。気温がマイナスになる日の夜には
最高です♪
夜に見る外観も素敵だし、早稲田に来たら定期的に
立ち寄りたいと思っています。店は2階から上階は
マンションになってますが、これは3代目が継いだ
ので止むを得ないです・・ごちそうさまでした!!
早稲田に来たならやっぱり安定した美味しさの此方で
夕食をとりたくなるんです! そんな訳で今年4回目
の訪問かな? 通算では数知れずです!!
現在の主力は3代目の30歳台半ばの方なので安泰で
あります。2代目は60歳台半ば、5~6年前までは
店に出ていた初代は見かけなくなりました・・
今回は食べた事のない料理を注文してみることにして
御飯物の中から「オムレツライス」¥780をお願い
しました。因みに、オムライスではないんです・・
炒めた挽肉と玉葱をオムレツの中身にしたものでして
御飯のおかずとしては最適です。千切りキャベツと
カットされたリンゴが添えられていました。
何だか、しみじみ旨いなぁ・・若い方(3代目)が
調理しているとは思えない家庭的なオムレツです♪
早稲田軒の味が3代にわたって確実に伝わっている
事を如実に表しています!!
個人的に日式の中華料理は大好きですが、この店を
ランク付けすればベスト10に入ります♪
2代続いた店はあっても3代続いた店は少ないので
これからも日本独自の文化である、日式中華料理の
伝統を守っていって欲しいです。色々と異論はある
かとは思いますが、日式中華も洋食も広い意味の
日本が生んだ文化の和食だと思っているからです!
だからこそ、永遠なれです!!
唐突ですが、ぼ、ぼくは早稲田軒のチャーハンが好き
なんだ♪ 決して高級ではないです・・化学調味料の
味の素も、それなりに入っている、ある意味ジャンク
味ですが、たまに無性に食べたくなるんです!
具材も少ない・・葱、鳴門巻、チャーシューを刻んだ
物がほんの僅かに入っているだだけで玉子も入って
ませんです。スープが付きますが、これもシンプルで
ノーマルのラーメンを食べても美味しいですよ!!
この早稲田鶴巻町で何年商売をやっているのだろう?
今は上階をマンションにした店舗になっていますが
以前は店舗兼住宅の仕舞屋だった気がします。
5~6年前までは、初代であろう80歳くらいの方が
店内で常連に挨拶をしていましたが最近は見ないです。
60歳くらいの2代目夫婦と、その息子さんらしき方
で30歳位の方が調理の主力です。頼もしいです~
この店は推定開店時期は昭和30年代半ば、30歳の
創業者のお孫さんが主力なので、しばらくは安泰の
昭和中華です・・これは絶滅危惧の昭和中華店が多い
ですが奇跡的です、3代続くのはです。
未だにレジスターがなくて、箱に売上金を入れている
古典的な箸入れなど魅力抜群です。末永く頑張って
もらいたい店です。
半年ぶり位の訪問です。こちらでは醤油味の麺類と炒飯は
食べましたが、この日に来店して「焼きそば」類が未だに
食べた事がないと気がつきました。焼きそばはソース味に
軟らかい焼きそば、硬い焼きそば、肉入り、五目と別れて
います。注文は軟らかい焼きそば(¥730)と、餃子
¥490にしました。因みに、こちらのとんかつの単品
も¥490なのですが、餃子と、とんかつが同じ価格
なのは珍しいです♪ 軟らかい焼きそばは「ザ・街の中華」
の味で問題のない旨さ、餃子は適度ににんにくが入って
いてパンチがあります。
早稲田に来たら入る日式中華の店の、ベスト4に入ると思い
ます。因みに1位はメルシー、2位西北亭、3位早稲田軒
4位五十番です。
食べログの点数は関係ありません、あくまで私的好みの
ものです。
平成28年9月に約4年ぶりにお邪魔しました・・相変わらずな
雰囲気ではあります・・4年前に来た時は祖母、2代目、3代目で
切り盛りしていましたが、この日は祖母は店に出てませんでした。
調理の主役は30代の3代目が担っていて、まだまだ大丈夫そうな
感じです。4年間で変わったのは多少の値上げと、¥1700の
肉団子がメニューから消えてました。
この日は前回に麺類を食べたので、ノーマルのチャーハンを注文
しました・・¥550です。このチャーハンがラードで「パラ」
と強火で炒めてあって、かなり「ツボ」にハマった焼飯です・・
具が多いとかではなくて強火の炒め勝負のチャーハン、¥550
で本気で旨かったです・・ごちそうさまでした♫
写真を追加しました。
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以下は以前のレビューです。
早大通りを早稲田大学を背にして間もなくの左側にある良い雰囲気の
中華料理屋さんです。
この早大通りには趣のある食堂、中華料理、カレー屋さん、ラーメン店
などが多くあって、早稲田軒もその内の一件です。マンションの一階に
ありますが昔は木造の学生街の食堂だった雰囲気が店内には名残があり
簡素なテーブルや椅子も良い雰囲気を出してます。
メニューは壁に貼られていますが古びていてノスタルジック・・
ラーメンは¥450と安価でチェーン店以外では見当たらない価格。
対して餃子は¥470と安くはなく、料理の最高額は肉ダンゴと酢豚の
¥1700で、麺類との価格差は少しバランスが悪いですね〜
ちなみに定食類は¥600~¥700台と、良心的な価格帯です!!
さておき、注文はワンタンメンにしました、¥570です。店内は
広くて、50人位入れるキャパですが夕方でしたので客は三人です。
昼間は混み合っていることと思います。
ワンタンメンが運ばれて来ました、スープは澄んだ醤油色で油は
殆ど浮いてない、具材はメンマ、チャーシュー、ワカメ、鳴門巻き、
ネギとオーソドックス、麺は縮れの細麺で「オバケのQ太郎」に出てくる
「小池さん」が食べていたような麺です(知らない人も多いかも・・)。
化調もこのタイプでは大量に入れている所が多い中、あんまり感じなくて
あっさり、さっぱりと食べられました。
こんな昭和の面影を残した中華屋さんには何時までも商売を続けて欲しい・・
幸いなことに最高齢のお婆さん、お母様、30歳位の若者の三人で
切り盛りしてました、この人達が身内なら暫くは安泰ですね〜
御馳走様でした、美味しかったです。
今年(2018)は街中華(日式中華料理)を多く廻ったので
その中から良かった10店を選んでみました。奇しくも街中華が
巷で見直されているので良い選択だったと思います。
因みに日式中華とは本格的な中華料理ではないです。戦後に中国
戦線から帰国した元日本軍の兵士が復員後には職がなくて現地で
習った中国料理を独自の解釈で始めたのが最初です!!
これらの店は本格的中華料理で無いと言う人がいますが、その通り
です。今は、その文化を大手チェーンの日高屋、福しん、幸楽苑
餃子の満州、餃子の王将、大阪王将などが継いでいます。