グルマンじゅんさんのマイ★ベストレストラン 2013

昭和58年・オテル・ド・クリヨンの厨房風景。

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マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

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2013年は本来の目的であったフランス料理を中心に
昨年から行き始めた「インド料理」と、外したくなかった
地元の北本の蕎麦屋「阿き津」でまとめました。

マイ★ベストレストラン

1位

コート ドール (白金高輪、三田、田町 / フレンチ)

1回

  • 昼の点数: 4.9

    • [ 料理・味 4.9
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 4.9
    • | CP 4.8
    • | 酒・ドリンク 4.9 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥15,000~¥19,999

2013/04訪問 2020/11/24

三田の地に開店して30年近く、変わらずに素晴らしいフランス料理が食べられます。

港区三田の高層アパートメントの一階に地味に存在している店です。

地下鉄南北線の白金高輪駅から歩いて10分はかかります。

開店当初は地下鉄南北線は開通していなくて田町から路線バスで店の
前のバス停に停まる便で来たのを昨日のように思い出します、そのバス便
はなくなってしまいましたが表側の三の橋と三田5丁目には田町や渋谷
恵比寿へ行くバス便は頻繁にでてます。

三田の「コート・ドール」、開店して30年近く経ちますが(28年目)
ぜんぜん色褪せる事なく高いレベルの料理、サービスを保っています

この間にいくつのフランス料理店が開店してはクローズしていっただろうか・・
そして変わらない「ランブロワジー」、ベルナールパコーに勲陶した
斉須シェフの料理はまったくぶれる事はないです。

今回は平成16年以来の再訪問なので9年ぶりでした、メートルである
松下氏もお変わりないです。ホールは若手二人にソムリエとメートルの
四人体制で痒い所まで手が届くようなサービス、それは入口を入る所
から最後の見送りまでです。

まずは入店時ですが自動ドアと思う位に予約客を判別して入口のドアを
開けて松下氏が出迎えます、少し驚く位ですが満面の笑顔ですので
何の問題もないです・・いや、9年ぶりに感じたのはサービスがより洗礼
されたように感じました。

メニューは基本的に昼も夜も同じアラカルトのみなのですが、ランチのみ
¥5000のコースが有りまして内容はアミューズ→前菜→メイン→
アバンデセール→デセール→飲物(プティフル付き)です。

オーダーは¥5000のコースに、コートドールのスペシャリティである
「野菜の蒸し煮コリアンダー風味」のハーフを追加してもらいました。

以下は食べた物

アミューズ:赤ピーマンのムース

前菜1:季節野菜の蒸し煮コリアンダー風味(ハーフサイズ¥1900)

前菜2:青森下北産桜マスの 燻製、菜の花添え。

メイン:骨付き平目のボアレ、焦がしバターのソースで

チーズ:エポワーズ、フロムダンベール、シェーブルの三種(¥2000)

アバンデセール:小田原ミカンのシャーベット

デセール:ルバーブのスフレ

飲物:ルイボスとレモングラスのお茶

小菓子:自家製マドレーヌとキウィ風味のゼリー

ワイン

シャンパーニュ(ブラン・ド・ブラン¥1600)

白ワイン(ムルソー¥1600)

赤ワイン(ヴォーヌロマネ¥1600)

ビンテージボート(¥2500)

まず最初に言いたいのは料理もサービスも完璧です。スタートの赤ピーマン
のムースは御菓子の製法で作りまして今は日本のフランス料理店なら
どこにでも見受けられますが最初に日本に持ち込んだのはこちらです。
冷製の料理だけれど冷え冷えではなく室温に馴染んでいて食感は最高です

前菜一皿目は「季節の野菜蒸し煮コリタンダー風味」、色々な野菜を少し
オリエンタルな感じて蒸し煮にしたもので3月から4月にかけて出す前菜で
シンブルで野菜の旨味が充分出ている・・こう書くと在り来たりですが、
これ以外に表現のしようがないです。この二品にはシャンパーニュの
ブラン・ド・ブランと白ワインはムルソーで合わせました、白はムルソーより
もう少ししっかりとした白ワインならより良かったと思いましたが充分に
美味しかったです。

前菜二皿目は「桜マスの燻製、菜の花添え」です、こちらはしっかりと
燻香をつけた桜鱒は温度的にはティエード・・・生温かいが正しい表現です。

桜鱒の繊細な味にエシャロットのみじん切りに酸味を効かせた菜の花の
ソテーを添えてある、桜鱒と菜の花だけで完璧な仕上がりです

メインディッシュは骨付き「平目のポワレ焦がしバターのソース」と
「甘豚肉のロースト」があったので骨付き平目を選びました。

皮と骨付きでボワレにした平目はカリカリに焼かれた皮目も骨付きの
身も抜群の旨さ、これにかけられた焦がしバターのソースはフランス料理の
古典で酸味の強いシェリー酢を効かせた上に焦がしバターをかけまわす・・
素晴らしいの一言です、魚は身をきれいにフィレにするよりも皮と骨を付けた
ままの方が旨味が有りまして、身の離れも良くて中骨を残して綺麗に頂きました。
こちらも付け合わせはブロッコリーのみでシンプルです。

これにはブルゴーニュの赤ワイン「ボーヌロマネ」で合わせました
2007年のでしたがピノノアールの香りは若いけれど充分に出てます

チーズはエポワーズ、フロムダンベール、シェーブルの三種でして
熟成状態は抜群の上に胡桃が入ったブリオッシュのトーストも素敵でした。

少し気になったのはバゲットで美味しいのですが暖めてあった方が
良かったです、種類もこれだけ強い料理なので全粒粉のパンがあったら
尚良いと思いました。

チーズに合わせたのは40年物のボートワインです。ウオッシュタイブ
のチーズには抜群の相性です、この組合せで食べたいためにフランス料理を
食べに行く・・と、言っても過言ではないです。

本日のデザートは「ルバーブのスフレ」スフレを食べるのは何年ぶり
だろうか?作り置きが出来なく熱々で供するので手間がかかり出す店が
少なくなっているのが現状です、ルバーブの自然な甘さは大好きです。

最後のハーブティはルイボスとレモングラスのブレンドでお任せでしたが
ベストチョイスだと思いました。

本当に充実した2時間半のランチでした価格はビンテージボートや
追加の料理を頼んだので¥18000位になりましたが値段以上に
心の奥底まで満足出来ました。
比較してはなんですが、¥3000でも不愉快な料理、¥18000でも
満足な料理があるわけです(店の雰囲気を含めて)。

8年前にお邪魔した時に厨房を見せてもらった事がありまして20年経って
いたのに新築の厨房のようでした。
私が好きな斉須氏の言葉で、「料理と掃除は同じ行為、料理道具を掃除道具
に持ち替えただけの事」が、あります。

この精神があればこそ高レベルの料理を30年近く維持できているのだと
思います。

頻繁にとは行かないけれど年に一回は行きたい店です、御馳走様でした。

  • 白ワイン「ムルソー」
  • 赤ピーマンのムース
  • 店前のメニュー

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2位

レ セゾン (日比谷、内幸町、銀座 / フレンチ)

1回

  • 昼の点数: 4.9

    • [ 料理・味 4.9
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 4.8
    • | CP 4.8
    • | 酒・ドリンク 4.8 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥20,000~¥29,999

2013/11訪問 2020/11/24

特別な時に使いたいフランス料理店・・・素晴らしいの一言です!!

帝国ホテル本館中二階にある今年で開業32年目を向かえる老舗と
言っていい帝国ホテルのメインダイニングであるフランス料理店、
朝食を取ることもできます。これは前身である同じ場所にあった
グリルルームからの踏襲です。自分の社会人生活は、前記のグリル
のギャルソンからスタート、店の名前も変わり、リニューアルもしたので
以前の面影はないですが、間違いなくこの場所です。思い出いっぱい・・

今回はちょっとした良いことがあったのでランチで利用させてもらい
ました、8人でなので個室を用意してもらいました。

この会を主催する際に後輩のメートルと2か月前からメニューや酒類の
打ち合わせをしていました・・結局、決まったのが3日前です。

以下は料理メニュー(¥10500のコース)と酒類

・アミューズ1:一口フォアグラムース

・アミューズ2:生姜風味のムース、白ワインのジュレと四葉のクローバ添え

・前菜:茄子と毛蟹に赤ピーマンのソルベを添えて、カニミソのシャンティー
・前菜:グリーンアスパラガスに鰹節の風味を付けたじゃがいものピュレ
     キャビア添え、コンソメのソース(1人のみ蟹アレルギーがあった
     ので変更)

・魚料理:強火で焼いた黒鯛、海藻バターをからませたじゃがいものエグラセと
      ニンニクコンフィを添えて雲丹と貝のジュ

・肉料理:和牛イチボと人参、エルミーヌおばあちゃんが作ってくれたように

・プティーフール7種類

・デセール:タルト・タタン バニラのグラスを添えて

・ハーブティ&コーヒーとショコラ

ワイン類

シャンパーニュ

・ゾエミ ドゥ スーザ ロゼ ブリュ ディスタングNV(¥14400)

・ドゥッツ ブリュ クラシックNV(¥10500)

白ワイン

・プイィ フュイッセ 2010(¥10000)

赤ワイン

・モンテリー 2007(¥9000)

食後酒

・テイラーズ、ヴィンテージポート 1998(¥2200)

・カルヴァドス(¥1800)

ノンアルコール類

・コンコード葡萄ジュース(¥950)

・スクイーズフレッシュオレンジジュース(¥1260×2)

・スクイーズフレッシュグレープフルーツジュース(¥1260×3)

その他

・個室使用料(¥21000)

まずは御祝い事なのでシャンパンロゼで乾杯、ここまでの準備に結構な神経
を使ったので、ほっとしました。アミューズ1品目は一口フォアグラムース・・
ムースとは行っても結構な身の詰まり方でテリーヌをダイス型にに切った物
でした。濃厚なフォアグラの風味&甘味が口中に広がる・・幸せです。

アミューズ2品目は、生姜風味のムースですが、べースはクリーム以外は判別
出来ずで、上に白ワインのジュレが乗せてあり更に四葉のクローバーを飾って
レモングラスを乾燥させたものを乗せてました。
かなり生姜が前面に出ていて、レモングラスを使うのは東洋を感じます、慶事
なので飾りは四葉のクローバー・・・最近は栽培をしているそうです。

続いて前菜に入る前にアレルギーの有無をメートルに聞く・・1人だけ蟹アレルギー
があったので変更、フレキシブルな対応です。

毛蟹の身と、火入れして冷やした秋茄子、赤ピーマンムースのシャーベット、
カニ味噌のシャンティで飾る・・赤ピーマンムースはシャーベット状になっている
のでコート・ドールのものとは少し違っていて、これはこれで良かった
です、蟹ミソをクリームシャンティにしてあって不思議な美味しさです。

少しずつ食べていると、メートルの薦めで「全部混ぜて食べると美味しいです・・」に
従って混ぜて食べると、赤ピーマン、毛蟹、蟹味噌、秋茄子、クリームの味が
重層になって陶酔するような美味しさです。ネパール料理で食べる「ダルバート」と
同じで混ぜると美味しくなる・・フランス料理でも理屈は同じです。パンも自家製で
胡麻入りのパンとバゲットの小型の物二種類・・調理場裏にパン工房があるので
間違いなく正真証明の自家製です。バターは無塩バター使用!

ここまではシャンパンニ種で合わせました、続いては魚料理、黒鯛のポワレです
ワインを白ワインに変えました。強火で皮目をカリカリに焼いて下には雲丹と貝の
ジュを泡立てた物、海藻バターを絡ませたジャガイモやニンニクのコンフィを添えて
ある・・これに合わせてサービスされたパンが四万十川の「あおさのり」を練りこんで
焼いた魚料理専用のものです。料理は完璧なフランス料理ですがなんとなく懐かしい
感じがするのは「あおさ海苔」によるものと思います。

ワインをブルゴーニュの赤ワイン「モンテリー2007」に変えて、メインデッシュの肉料理
和牛いちぼと人参、エルミーヌおばあちゃんが作ってくれたように・・・これはシェフの
出身地である、フランスシャンパーニュ地方ののレストラン「レ クレイエール」でシェフを
勤めたティエリー ヴォワザン氏のおばあさんの料理らしく作ったそうです。

ステーキ焼いた和牛イチボは焼き方はアポワン(ミディアムレア)指定、ソースは肉のジュ
主体とシンプル、付け合せは金時人参のグラッセとピュレ、肉と共に人参を美味しく食べ
させる料理でした。合わせたピノノアールの赤ワインは相性バッチリです!!

デザートに移る前に一人あたり七個のプティフル・・・どれも丁寧に作られていて美味!!
目でも楽しめます、デザートは伝統的なフレンチの物で「タルトタタン、バニラアイスクリーム」
りんごのタルトで、リンゴをバターで焼きすぎて砂糖がカラメルになり黒くなった・・もともとは
そんな偶然からできた調理法らしいです。これにシンプルなバニラアイスクリームを
乗せるのは文句のない旨さ・・・紅玉リンゴの酸味がポイントです。

最後にハーブティーに自家製ショコラを3種類、アルコールは一人はカルヴァドス、
もう一人はビンテージポートで締めくくりました。

あまりにも身近にあって人気もあるのに、あえて避けていた「レ・セゾン」・・旧知の
スタッフの素晴らしい心使いと本気な接客で楽しく、心に残るランチとなりました。
本当にありがとうございました、御馳走様です。

  • 食後酒のワゴン
  • 個室飾り皿
  • 飾り皿

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3位

ル・ヴァンキャトル (鬼子母神前、雑司が谷(東京メトロ)、学習院下 / フレンチ)

1回

  • 夜の点数: 4.1

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 4.1
    • | 雰囲気 4.1
    • | CP 4.1
    • | 酒・ドリンク 4.1 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 -

2013/06訪問 2013/06/25

今年3月に開店した目白の新星フランス料理店です。

目白駅から都心方面に歩く事五分位の左側に店はあります、正面は
学習院大学、隣は警視庁目白警察署で治安は最高の場所です。

「バンキャトル」、シェフは西麻布の名店である「ル・ブルギニヨン」の
菊池シェフのもとで7年間スーシェフを務めていて今年の3月に念願の
独立を果たした訳です。

メニューはブリフィクスでアミューズ→前菜二品→魚か肉→デサート→
コーヒーのコースが¥5400。

アミューズ→前菜→魚→肉→デサート→コーヒーのコースが¥6500、

アミューズ→前菜二品→魚→肉→デサート→コーヒーのコースが¥7500
で、前菜は冷製、温製各4種類から、肉は5種類からチョイス、魚は1種類
固定です(6月24日の場合)。

注文はコースの一番安価な¥5400のにしました、以下は食べた物です。

アミューズ・ブータンノワール

前菜1(私)・フォアグラのテリーヌ
前菜1(相方)・アスパラガスのソルベ、浅蜊のジュレ

前菜2(私)・ソフトシェルクラブのフリットスープ・ド・ポアソン
前菜2(相方)・フォアグラのポアレ、ポトフ仕立て

肉料理(私)・マンドゥイエット(牛大腸の料理)
肉料理(相方)・宮崎牛サーロインのポワレ

デザート(私)・ブランマンジェ、青リンゴとエストラゴンのソルベ
デザート(相方)・塩ライムのムース、マンゴーソース

レギュラーコーヒー(私)
エスブレッソ(相方)

ワイン

グラスシャンパン:ジャック・ラ・セーニュ・レヴィーニュ・ド・モングー×2、
@1600

グラス白ワイン(私):マコンビエールクロ・トリ・デ・オードシャヴィニュ
ギュファン・エブン2007 ¥2000

グラス白ワイン(相方):サントーバン レ・レ・コンブ マルク・コラン
2010 ¥1500

グラス赤ワイン;ボジョレー村名(ブルイィ)店よりサービス

ボトル赤ワイン:シャトー・ヌフ・ド・パプ ジャナス2010 ¥11000

エビアン500ミリリットルボトル×2 @800

まずはオリーブ身とシャンパンでスタート、少し蒸し暑いので非常に良い
気分です。
アミューズには少量のブータンノワールなのですが、これにはガメイ種の
ワインが合うとのソムリエの説明で、ボジョレーの村名「ブイィ」をサービス
してくれました、お薦め通りに枯れたようなワインのブイィとブータンノワール
は相性が良かったです、これは初めて経験で目から鱗です。

私の前菜一皿目はフォアグラのテリーヌ・・ネットリとした鉄板な美味しさです。
相方の前菜一皿目はアスパラガスのシャーベットの発想に驚き、浅蜊のジュを
ゼリー状にして野菜は煮た蕪と帆立貝が合えてありました、これも夏向きの・・
更に調理法の発想がなんとも言えないです。

私の前菜二皿目、ソフトシェルクラブのフリットは甲殻類ビスクと一緒に食べると
すこぶる相性がよく、ビスクの中にはマッシュポテト、脇には海藻の素揚げが
添えてありました。これには白ワインのボディーのしっかりした「マコン」が合います。

相方の前菜二皿目、フォアグラのポトフ仕立て、ポワレしたフォアグラをしっかり
したスープに色々な野菜と共に浮かんでいる・・・このスタイルも初めてで
スープと共に食べるフォアグラのポアレは違った雰囲気で良かったです。

こちらの店は内臓料理がいつも何種類か用意してあって今日は牛の心臓、腎臓
大腸があるとのことなので、私のメインは典型的なビストロ料理であるマンドゥイエット
をいただきました。腸詰なのですが大きな牛の大腸に、これまた色々な内臓をミンチ
して包む・・・凄く癖がありますが好きな人にはたまりませんです、マスタードのソースで!

相方のメインは宮崎牛のサーロインポワレ・・これは当たり前のように美味しいです。
サシがかなり入っていました。

この二品にはシャトー・ヌフ・ド・パプの2010、作り手は「ジャナス」・・少し若いけど
強い内臓料理にも脂の多い牛肉にも相性よしです。

デザートは、これまた少しサプライズな感じでブラマンジェは普通ですが、添えられた
シャーベットが青リンゴとエストラゴン・・・リンゴの甘酸っぱさとスパイス感がなんとも
言えない食感・・・
もう一品はライムをムースにして塩を効かせて、たったいまミキサーにかけたマンゴー
で食べる・・・これも初めてです。

サービスは食べ手に配慮して、フレンドリーかつ丁寧・・月曜日の夜でしたので空いて
ましたが週末は満席近くなるそうです。まだまだ周知されていない店なのでこれからは
かなり人気が出ると思います。
価格は内税、サービス料もなしですが、しいて言えばグラスワインの価格が高めです
エビアンの500mlが一本¥800も少し高いかなぁ・・・けれどサービス料がないぶん
全体的な金額は想像より低かったです(合計¥30600)。

特に料理だけみるとCPはかなり良いです、今回はワインをたくさん飲んだので上記の
価格になりましたが、ワインのあんまり飲まない人はリーズナブルに済むと思います。

いずれにせよ良い店であるのには間違いないです。これからに期待します。

  • 牛大腸の料理
  • 目の前は学習院大学
  • 店のロゴ

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4位

デジーノ (神楽坂、牛込神楽坂、牛込柳町 / フレンチ、ワインバー、創作料理)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.1 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 -

2013/08訪問 2013/08/13

裏神楽坂と最近は呼ばれている矢来町にある良質フランス料理店

矢来町、新潮社を含む大手から中小の出版社が多数あり目の前にはアデダス
の本社、少し先の市谷加賀町には大日本印刷の本社があり案外大企業が
多い地区でもあります。

デジーノ、同じ神楽坂にある高級フレンチレストランの姉妹店として約2年前に
オープンしました。

地下鉄東西線神楽坂駅の矢来口を降りて牛込中央通りを少し行った右側
ですが大通りではなくて道を一歩入った所にあります。

店内は入って左側にワイン倉庫があって脇には個室的に使えるスペースが
あって右側に厨房、そこから奥と左側が逆L字に客席スペースになってます。

店内もテーブルも食器も白叉はオフホワイトに統一されていて卓上には
スボットライトが当たって料理が綺麗に見えそうな照明になってます。

コースはプリフィクスが¥5000と¥6300で、¥8000のフィックス
されたメニューの3種類で前菜、魚、肉料理に各々の値段が書いてあって
単品注文も可能です。

以下は食べた物と飲んだ物

・アミューズ1: オリーブのトマト風味、鯛のエスカベージュ、レバームース
の盛り合わせ

グラスシャンパンと共に頂くオリーブの身とレバームースに少し惣菜的でしたが
鯛のエスカべージュは良くあいました。

・アミューズ2: 濃厚に仕立てたブラマンジェ風のビシソワーズ生ハムの香り

目から鱗・・・普通のビシソワーズを何倍も濃厚にしたスープ・・・というよりは
名前の通りに「ブラマンジェ」・・・白い食べものです。

・前菜1: フォアグラをクリスピーヌコーティングしたテリーヌ、フォアグラ
ロワイヤル、ソーテルヌの香り(単品で¥3500)

フォアグラのテリーヌなのですが練りこみに玉子とクリームを使っているために
フォアグラのフランみたいなイメージで、赤砂糖(カスナード)をキャラメルゼに
してある・・・お菓子仕立てで甘口ワインのソーテルヌが良くあいました。

・前菜2: 7日間熟成フォアグラをアンヒューゼしたイベリコ豚のテリーヌ
(単品で¥3000)

少し味見・・・典型的なパテ・ド・カンパーニュですがフォアグラが多目に練り込まれて
いてリッチな感じでした。

・魚料理: 黒むつのポワレ、ブイヤベースソース、サフランの香るクレーム ド アンジュ
を添えて(単品で¥4000)

 典型的なポワレで皮目はカリカリ、中身はしっとり・・・ブイヤべースソースのサフラン
 の香りが素晴らしかったです。

・肉料理1: オーストラリア産子羊の骨付きロースト、そのジュとトマトの香り
ポレンタのガレット添えて(単品で¥3600)
 
 骨が4本分とかなりなボリュームです、この料理は野生に帰って骨をつかみしゃぶる・・
 それが一番あってます、フィンガーボールも用意されているので問題ないです。

・肉料理2: 国産黒毛和牛頬肉の7時間煮込み赤ワインソース、季節の
焼き野菜とともに(単品で¥3800)
 
 少し味見程度だったですが、見た目のソースが凄い煮詰め方で照りが凄いです。
 

・デザート1: リュバーブと林檎のコンポート、スープ仕立たクレーム
ダンジュと林檎のゼリーとともに

・デザート2:アールグレイとスパイスの効いたブラマンジェ、アーモンド
の香りのチョコレートアイス添え

・コーヒー(ドリップ)

・ハーブティー(ラベンダー、カモミール、レモンバーム)

・プティフル(ミントのマシュマロ、ココナッツクッキー
、アーモンド菓子)

・酒類

・グラスシャンパーニュ×2(¥1200×2)
・ソーテルヌ2007(¥950×2)

・フルボトル赤ワイン シャトーシサック(オーメドック2006 ¥6200)

料理は全体的に軽くはなく塩もしっかり効いていて流行りの軽い味とはちょっと
違います。勿論、甘いものはしっかり甘いです。

そんな訳でワインも強め赤ワイン「シャトーシサックの2006」に合わせましたが
魚にも肉にも会います・・またフォアグラ系統の料理には極甘口のソーテルヌが
用意されていたのでオーダーしました、定番ですがフォアグラには最高な相性です。

コース¥6300でかなり食べる我々でもかなり満腹になりました・・前菜→魚→肉
→デザート→コーヒーのコースなのですが、アミューズが二品付くので実際は前菜
が3皿でした。¥5000のメインを魚か肉のチョイスで充分な量でした。

デザートもかなり凝ったもので、コーヒーはドリップ、砂糖もクリームもちゃんと器に
入れてサービスしてくれました。

一点だけサービスについて料理のでが遅いのは問題なのですが、こちらは皿の
インターバルが早過ぎる感がありました・・・料理と料理の間に今少しの歓談タイム
が欲しいので、今少しゆったりでサービスして欲しかったです。

それ以外はCPもよいし概ね満足でした、会計は二人で¥25000と少しです・・・
食べて飲んだ割には安かったです。御馳走様でした。

  • 店の横から
  • 店の正面から
  • 店内風景

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5位

ミノビ (三田、芝公園、田町 / ビストロ、フレンチ、レストラン)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.1
    • | サービス 4.2
    • | 雰囲気 4.1
    • | CP 4.2
    • | 酒・ドリンク 4.1 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥8,000~¥9,999 -

2013/10訪問 2013/10/21

フランス料理を食べる喜びを再認識しました@「ミノビ」

港区三田の慶応大学がある桜田通りの三田通り交番前の
交差点をNEC方面に左折すると少ししたら左側にあります。
とうとう777件目のレビューとあいなりました。

10月19日の土曜日の19:30からマイレビュワー「ジュリーD」
さまの御膝元の三田にあるフランス調理の「ミノビ」にお邪魔
しました。一度行って見たい店だったのです!!

ジュリーD様、私、連れの3人での食事です、ジュリーD様とは
初対面でした。女性2人に男性1人・・・何だか不思議です。

店はフランス料理には珍しくカウンターがあり、テーブルは店奥に
2テーブル、それぞれ4人掛けです。その奥の1つに3人で着席
しました。

最初はウェルカムドリンクでスパークリングワインを頂きました。
使用しているグラスはヴ‐ヴクリコ製のフリュートで初めて見る
タイプでした。

以下は食べた物、飲んだ物3人で

アミューズ

・自家製サラミソーセージとオリーブの身(3人共通)

前菜1

・リードヴォーと帆立のムースの温かいテリーヌ×2
・オマール海老のコンソメゼリー、カリフラワーのムース

前菜2

・ノルウェーサーモンと洋梨&サラダ
・鴨とフォアグラのテリーヌ

メインデッシュ

・子羊のロースト×2
・蝦夷鹿のロースト(本日のジビエの中から選択)

チーズ(5種類を3人で)

・エポワーズ、ロックフォール、シェーブル、ミモレット、コンテ

デセール(4種類を3人で)

・ショコラのテリーヌ、バニラアイス添え、木苺のムース、
 柿とグレープフルーツのゼリーよせ、みかんのシャーベット添え
 メープルシロップのみで甘味を付けたチーズケーキ

・コ-ヒー(3人共通)

・ハーブティー(3人共通)

赤ワイン

・HAUT-MEDOC BERNA DOTTE(ベルナドット)2005

デザートワイン

・ソーテルヌ

ウェルカムドリンクに続いて、アミューズは自家製サラミソーセージと
オリーブの身・・3か月かけて造られたというサラミは市販品とは全然
違う・・・まずはジャブでやられた感じです。

前菜一品目、私が頂いた「オマール海老のコンソメゼリーとカリフラワー
のムース」・・タップリ甲殻類の出汁が出た冷製コンソメの下に海老と
帆立の冷製、さらにその下にクリーミーなカリフラワーのムース・・
冷製なれど旨味タップリで、素晴らしい一皿目となりました。

女性二人のリー・ド・ヴォーと帆立の温かいテリーヌは一口味見、帆立は
かなり空気の含んだ、ふわふわの食感が良かったです。

前菜二品目は鴨とフォグラのテリーヌ、鴨肉のテリーヌがびっしりと詰まった
本物のパテの中にフォアグラのテリーヌが入っている理想の形、鴨の部分は
気泡なしでしっかり美味しい、フォアグラは伝統的なテリーヌで甘味タップリで
二つの味を楽しめました。
ジュリーDさまの食べていた「ノルウェーサーモン」はミキュイで見た目からして
美味しそうでした♪

オーメドックのベルナドット2005をサービススタッフのK氏に抜栓してもらう・・
まだ香りが開き切ってないので、デキャンタージュのお奨めでした。
葡萄の品種は、カベルネソービニヨン、カベルネフラン、メルローです。

メインは私が「蝦夷鹿のロースト」、女性二人が「骨付き子羊のロースト」です。
そろそろジビエの季節になってくるので蝦夷鹿を選択、鉄分タップリの肉に
甘目のソースは定番で美味しい・・幸せです。子羊は一口味見ですが、子羊
の「ジュ」主体のソースで、小羊独特の香りが素敵です。

デザートの前にチーズを5種類をすこしずつ3人で頂きましたハードタイプ
ニ種、ウオッシュ一種、青かび一種、山羊の白カビタイプ一種で、デザート
ワインは私だけソーテルヌを一杯頂きました・・これも幸せを感じる時間です♪

デザートは4種類を3人でシェアー、特にメープルだけの甘味のチーズケーキ
と季節の柿とグレープグレープフルーツのゼリー寄せが印象に残りました。
チョコレートのテリーヌは生のショコラそのもので、こちらもグッドです。

最後はコーヒー、そのあとにハーブティーを頂いて4時間近くの充実したディナー
となりました。

料理もサービスも抜きでたフランス料理屋さんです、サービスは特に完璧です
「K」氏の料理、ワイン、それに素晴らしい時間を過ごしてもらおうとの、もてなし
の心意気が食べてにも「ビンビン」伝わってきます、御馳走様でした。

ジュリーDさま、素敵なフランス料理店を紹介して頂き、ありがとうございました。
再訪問は確実です。


  • 蝦夷鹿のロースト
  • 店と他のビルの間から東京タワーが見えます。
  • 店の正面

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6位

ル テロワール (目白、雑司が谷(東京メトロ)、鬼子母神前 / フレンチ、ビストロ、ワインバー)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.1
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥8,000~¥9,999 -

2013/07訪問 2013/07/23

目白のキラ星☆素晴らしいワインが楽しめます。

目白のほぼ駅前と言って良い場所にあります一階が「モンサンミッシェル」
で「テロワール」はこの店の奥にある階段を上がって二階にあります。
店脇のエレベーターを使うと同じビルの三階にある美容室の入口に直通
なので気をつけましょう・・私は間違えそうになりました。

月曜日の夜19時頃にお邪魔したのですが先客はフランス人男性が四名
グループで歓談するフランス語のイントネーションが店内に響きわたり
良い雰囲気を出してます。ホールは細身でかっこいい南フランスはカオール
出身のフランス人男性に若い日本人女性です。

店内は暗めな照明に焦げ茶色で木製のテーブルがシックです。
ワインは産地別に細かく別れていて見応えのある分厚いリストだけでも
相当な種類があってリストに乗らないのを含めて400種類以上が常に
常備してあります。そのワインもグラスで飲めるのが多数あるので色々と
楽しめます。経営者がルーション地方出身なので、やはり南から西の
ワインが充実しています。

以下は飲んだワイン(全てグラス)と食べた物です

・Laurent Perrier(ローランペリエNV、シャンパーニュ)¥1600

まずは定番のシャンパーニュでスタート、中でもローランペリエは好きな
銘柄なので蒸し暑かったので早いペースで飲み干してしまいました。

・Tabula Rasa2010(コートカタラン タブラ ラサ、ルーション)¥1250

二杯目はルーションの白でボディがしっかりしている辛口のリクエスト
に答えてくれたのがこちらです、この力強い白で脂の強い「鯖のリエット」
との相性が抜群でした。

・Roc d'anglade bc(デュガール2010、ラングドック)¥1700

三杯目は更にボディーの強い白を鯖で合わせたかったのでお願いしたら
お勧めはこちらです、ルーションよりも更にコクがありました。

・VIN JAUNE(ヴアンジョーヌ2004、ジュラ)¥1200

ルーション、ラングドックときたらリストにはないけれど飲んでみたいワイン・・
あんまり日本のレストランでは取り扱っていない「ジュラ地方」の俗に黄色い
ワイン・・直訳でVIN JAUNEです。不思議な味で紹興酒のオリエンタル感と
スペインのシェリー酒を混ぜたような魅惑的なワインです。
こちらのフランス人スタッフは仕事に誠実で、倉庫まで探して、このワインを
見つけてくれました。

・ラングドックのオーガニック赤ワイン(名前失念)¥1100

最後はラングドッグのオーガニック赤ワインを奨められて一杯頂きました。
料理が「サーモンのミキュイ」なので、あんまり強くない赤・・でもポテンシャル
を感じる深み、葡萄品種はマルベックかと思いましたが「ピノノワール」の
ような風味も感じました、予想通りサーモンに相性よしです。

・鯖のリエット、バゲット添え  ¥950

二杯目、三杯目の白ワインに合わせたのですが、鯖をリエットにするが初めて
聞きました、練ってはあるものの鯖が前面に出ていて青魚好きにはたまらない
前菜です。ただ、スッキリサッパリワインには合わないかと思います。

・蕎麦粉のガレットと鶏肉とシャンピニオンのクリーム煮 ¥1000

蕎麦粉をクレープのように薄く焼いて、チキンとシャンピニオンのクリーム煮
を包んで頂く前菜で、蕎麦粉と濃厚なクリームにチキンがこれほど相性が良い
とは思いませんでした。

・サーモンのミキュイ ¥1350

ここで最初は肉類からバベットステーキか骨付き子羊を注文しようかと思って
いたのですが隣のテーブルでのサーモンのミキュイが美味しそうだったので
こちらに変更しました。ソテーした青菜に乗せられたティエードなサーモン・・
グリーンペッパーに支えられた味で、生のような火が通たような・・・心の底から
旨いと感じました。

充実した夜でした、一回の来店では飲みきれないワイン群・・・次回はまた色々と
ためしてみたいです、御馳走様でした。

  • 店の外観、一階と二階は経営者は同じ。
  • 二階「テロワール」のアップ
  • 一階奥から二階へ上がる階段

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7位

シターラ 青山店 (表参道、外苑前 / インド料理、インドカレー)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.1
    • | サービス 4.1
    • | 雰囲気 4.1
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥6,000~¥7,999 -

2014/04訪問 2014/04/13

インド料理&カレーの奥深さを知った感じでした・・べジ会は素晴らしかった!

平成26年4月12日、マイレビュワーさんと5人でのベジタブル会・・
この日を指折り数えて待ってました♪加藤店長に飲み物別で¥6000の
コースを仕立ててもらいました、以下はその内容です。

<サラダ>
・新鮮な季節野菜とフルーツのガーデンサラダ、自家製ドレッシングで

<ケバブ>
・タンドゥーリ プール
スパイス風味のマサラにまるごと漬けたカリフラワーのロースト

・ポットべラの豆と銀杏チャット添え
ブラウンマッシュルームをヨーグルトや秘伝のスパイスでマリネした炭火焼き
豆と銀杏にのチャット(サラダ)添え

<ベジタリアン>

・野菜のケバブ
数種類の野菜のみを使った炭火焼

<ノンヴェジタリアン>
・ラムチョップ
スパイシーなスペシャルマサラで丹念にマリネしたラムチョップの炭火焼

<カレー>
・アル ゴビ
じゃがいもとカリフラワーの香味炒め、シンプルで味わい深いインドの炒め物

・ビンディ マサラ
オクラと風味豊かなスパイスの炒め物

・パラク パニール
新鮮なほうれん草とコクのある自家製インドチーズの炒め物

・ダール マッカ-ニ
ウラド ダール(黒豆)にインドのスパイスを加えた、まろやかでコクのある煮込み

<ピリヤニ>
・ベジタブルピリヤニ

<デザート>
・マンゴープリンとベリー系のフルーツ添え

<マサラチャイ>

<飲み物>
・インドビール(コブラ)
・赤ワイン:フランス南西部ルーション地方の赤ワイン「ドメーヌLAFAGA」
      キュベニコラ(グルナッシュノア主体)
・ラッシー(スイート&ソルト等)

まずは全体として素晴らしいベジタブル会でした、さすがシターラ青山の本領発揮
と言った感じです。カリフラワー丸ごとタンドリー焼きした「タンドゥリープール」
の豪快さ、ポットペラという大きな形だけは椎茸ににた茸の炭火焼きも初めて食べる
日本にはない味の濃い茸でした、ソースがマッシュルームのデュクセルを使っている
ので、まるでフレンチの技法です。

5人だったので、カレー4種類と野菜のピリヤニの5種類・・カレー4種類とも甲乙
付けがたい味で自分の好みで言えば、アル・ゴビとビンディーマサラですが他の物も
かなりなレベルでした、これらの料理に合わせたワインは加藤店長の渾身の選択は
南仏ルーションの赤、カベルネソービニヨンよりは香りやわらかですが、フルーツ
ボンバーと言われているワインで、多種のベリー系の味がスパイスの強いインド料理
との相性は抜群でした。酒屋売りの平均価格が¥2300位、シターラ青山では
¥5400の値付けでしたがワイン価格は良心的だと思います。

あと、最初に飲んだ甘味のないスパイシーなラッシー(名前失念)は連れのを一口
味見したら、今までのラッシーの概念を変わりました・・次回は、このスパイシー
なラッシーにラム酒を入れて飲んでみたいです。

最後に、おつきあい頂いたマイレビュワーの方々・・ありがとうございました。
また、どちらかの南アジア料理でお会いしまししょう!!

写真を追加しました。8段目左3枚目からです。
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以下は以前のレビューです。

平成26年3月18日、マイレビュワーさんたちと食事会のをすることに
なって、その下見・・と、称して(ただ行きたかっただけです)4か月
ぶりにお邪魔しました。4回目です・・加藤店長はお休みでした。

今回食べたのは「アルゴビ」と「バスマティーライス」¥1300、¥550
の合計で¥1850・・決してアルコールなしの夕食としては安くはない
けれど先日食べた嶮暮帰では合計で¥2835・・・
ハッキリいって麻布界隈のセレブも「シターラ」に行った方が良いと思います。
距離も1キロ離れてないです。

さておき、アルゴビですが現地と同じ辛さでとお願いしたら生の青唐辛子が
入っていたりして相当な旨さです、サンサール 小岩店と良い
勝負です。バスマティーもクローブの香りで炊いてあって心の底から旨いと
思いました。サービスの4種類のチャトニーも健在です・・

写真を追加しました。
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以下は以前のレビューです

平成25年11月27日に3回目の訪問です。

11月22日のヘブン以来、スパイスを補給していない・・
たった5日なのにスパイスを欲している私・・・小原流会館の階段を
地下一階におりました。

今回は冬のカレーがあって「牡蠣のカレー」、「鱈と白子の白いカレー」
などの季節ものがあって興味があったのですが、マイルドな味との
ことなので、今回の注文は「マトンローガンジョーシュ」にしました。
追加に「ガーデンサラダ」、忘れてならない「バスマティーライス」、
「ノンアルコールビール」を注文しました。

まずは4種類のアチャール、パパドをつまみにノンアルコールビールで
喉を潤す・・スパイシーなパパド、完成されたアチャール類・・最高です。
ガーデンサラダが登場、¥1000なのですが3人でシェア出来る位の
量でしたが完食、この時点でかなり腹が膨れてしまった・・
サラダの内容はグリーンの葉物を中心にトマトはマンゴーも入っている
豪華なもので、自家製ドレッシングはヨーグルトにクランべリーを入れた
物でした。酸味があって美味しかったです。

マトンローガンジョーシュとバスマティーライスが来ました・・相変わらず
良い香りです。ローガンジョシュは少し塩が多いような気がしました・・
自分にとってです。

半分食べた時点で、サラダのために満腹になってしまので、半分を持ち帰り
にしました。このカレーを自宅で冷たいのを食べてみたのですが、出来たて
ではわからなかったフォン・ド・ボライユ(この場合は羊の骨なのか・・)の香り
がかなり立って来ました。

大変に満足出来ましたが、やはり1人より2~6人があっている店だと思います
御馳走様でした。

写真を追加しました。
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以下は以前のレビューです。

シターラ・・・シターラ・・・シターラ・・・シタール(これは楽器か~)・・・

頭の中を店の名前が駆け巡る・・・平成25年9月12日(木)約一年ぶりの
再訪問です、ずっと行きたかったのですが「ミーコ22番」さまの情報、季節
限定の「鱧のスープカレー」でスイッチが入ってしまい、夕方にお邪魔しました。

相変わらず豪華な店内に折り目正しいインド人のサービスに日本人の
ソムリエと最強のコンビです。

当初は「鱧のスープカレー」にしようとしようと思ってたけど新作に「豚肉の
ミントとコリアンダーのカレー」があったので予定変更パクチー系統のカレーに
変更です、主食はバスマティー米を使ったサフランライスにしました。
アチャールはいつもの4種類がサービスされたので、ノンアルコールビール
を追加注文しました、パパドはサービスです。

豚肉とミント&コリアンダーカレー(正式名称失念)と、バスマティ米のサフラン
ライスが運ばれて来ました。凄い・・・・・ダバインディアのマトン
コリアンダーマサラをもっとキレを良くしたカレーです、パクチーも相当効いて
ます。そして豚肉・・・ゴロゴロとした塊でナイフ&フォークでカットして食べるのが
適当です。

ミント、、パクチー、ニンニク、ジンジャー、辛味は青唐辛子かな、最初は辛く
無かったけれど食べ進むうちにジワジワと辛くなってきました。
サフランライスもターメリックで黄色にしているのを堂々とサフランライスと
呼んでいる店が多い中、こちらのは本物のサフランライスです、もちろん
バスマティー米を使っているので香りは最高です。

そしてサービス、今回は専属の日本人ソムリエにインド料理とワインについて
色々と質問してみました、話を始めると止まらなくなるソムリエ・・・30分近く
話している間、通常の店なら「失礼します・・・」と、注文の料理を運んでくる
事が多いですが、話しをしている間は調理もストップしていました、おかげ様で
ゆっくり話が出来ました。

その内容ですが細かく書くと長くなるので一つだけ、彼曰くですが、あくまで
当店のカレーと前置きして「豆のカレー」には赤ワインは葡萄品種「メルロー」
が以外にもあった、全体的にはロゼのスパークリングでもスティルワインでも
無難にあうそうです。これほど左様に、全部の手持ちのワインとカレー&インド
料理の相性を試飲&試食して分析しているソムリエに敬服です、インド料理と
ワインはまだまだ入り口なので、可能性があるとも言ってました。

本当に「シターラ青山」は人材の宝庫だと思いました、御馳走様でした。

写真を追加しました。
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以下は以前のレビューです。


南青山は骨董通りを青山通りから六本木通りに向かい、中程左側にある
小原流会館の地下一階にあります。

地下のレストラン街は上品で青山らしく、「シターラ」もアプローチからは
店内は見えず凄く高級感が出てまして夕食にカレーをと、いった雰囲気では
なく、恋人と御食事的な店作りです。

白のリネン素材のテーブルクロス、ナブキン、カトラリー類もワイングラス
もセットされていて、給仕人も正装で高級フレンチレストランに来たようです。

ドリンクと料理に分かれたメニューを渡されてみると、タンドールメニューの後に
ベジタリアンのカレーがあって、そのあとにチキン、マトン、フィッシュ、プローン
と一通りあり、それぞれが数種類ずつあります。

今夜はベジタリアンな雰囲気なので、「ビンディーマサラ」と「パスマティライス」
を注文、¥1200と¥550で店内が高級な割にはインド料理スーリヤ 東麻布本店
レベルです。

追加で「サントリーオールフリー」をオーダー、小瓶で¥700は少し高めです・・・
と、思いきや突出しに「豆のせんべい」、アチャールはお願いしたら4種類出て
きました。

①パクチーとミントのアチャール・・・凄いパクチーの香り、嫌いな人は絶対に無理

②トマトのアチャール・・・・目から鱗

③マンゴチャツネ・・・・広い意味でこれもアチャールだそうです。

④マンゴと玉葱のアチャール・・・・辛い、塩気あり、一番アチャールらしい。

この中で、①のパクチーのアチャールは素晴らしかった・・・ミントのさわやかさに
支えられたパクチーは好きな人にはたまりませんです・・私はこれをおかわりして
しまった。

本日のメイン、「ビンディマサラ」と「パスマティライス」、白のボールのような皿に
盛られてサーブされる・・・オクラ、トマト、玉葱、ピーマンにインドの香辛料・・・
理屈抜きに旨い・・・激辛でおねがいしたのですが一口目は辛さはあんまり感じ
られなく、クローブとカルダモンで炊かれた「パスマティライス」との相性は絶品
です。取り皿は大き目のを用意してくれました。

野菜をこんなに美味しく食べられるのは久しぶりで、また、インド料理の深さを
感じました。尚、「パスマティライス」はインド産を使用と明記してありました。

ともあれ美味しかったとともに、カレーの概念の違いと奥深さを知りました。
御馳走様でした。

  • 店のエントランス
  • 冬の新メニュー
  • テーブルセッティング

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8位

FURUKAWAYA (王子駅前、王子、飛鳥山 / フレンチ、ビストロ、ケーキ)

1回

  • 夜の点数: 3.9

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.9
    • | CP 3.8
    • | 酒・ドリンク 3.9 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 -

2013/04訪問 2013/04/05

東京城北地区で古典のフランス料理を味わえる稀有な店。

王子駅北口から左側の明治通り沿いに飛鳥山に向かって歩くとすぐの右側に
店はあります、少し先にはビストロ ドゥ マーク オージがあります。
ビルの二階にありまして路面電車と飛鳥山の桜を見ながら食事ができます。

夜のコースメニューが¥4500、¥7000、¥12000とありましてその他にも
豊富なアラカルトメニューがあって前菜が¥1700、魚が¥2700、肉が¥3000
台中心で用意されてます。

調理人はシェフと若い助手の二人体制、メートル兼ソムリエの男性が三田の
コート・ドール出身で一人で頑張ってます、彼曰くですが理想の
サービスは現コート・ドールのメートルである松下氏であるとも言ってました。

そんな訳で、出迎えからして完璧でコート類の着脱も優雅にこなします。
まずは「ムスー」でスタート、料理はアラカルトで前菜→魚→肉に決める。

以下は食べたもの

前菜:リードボーと芝海老のテリーヌドライトマトとシェリービネガー
    のソース

リー・ド・ボーをテリーヌのベースとして芝海老が点々と入ってます。
それを切れ味良いシェリー酢ドライトマトのソースで食すのですが
前菜としては抜群で久々に食べたリー・ド・ボーのねっとりした食感は
何とも言えないです。付け合わせが凝っていて竹の子グラッセ、東京
青梅産の原木椎茸、東京東久留米産の白人参と珍しい野菜ばかりです。

魚料理:さわらのソテーブールブランソース

こちらは一度、林檎の木のチップで燻製をかけてからしっかりとロースト
して、最近は珍しくなったブールブランソースを使用、鰆からの燻製香
とソースからのエシャロットのハーモニーは絶妙です。付け合わせは
海老芋のソテー、オクラと菜の花の素揚げで鰆との相性を考え抜いてます。

肉料理:フランス産鴨のローストソースベリグー

蝦夷鹿のシヴェが売り切れで後ろ髪を引かれたのですが、骨付き子羊の
ローストディジョン風ソースにするか悩んだ末に鴨にしました。
他には上州牛のステーキや牛頬肉のワイン煮込みも用意されてました。

皮目をカリッと焼ききって中身はロゼにしっとりとと焼き上げた鴨に
トリュフなどを入れたソースベリグー、これまたフランス料理の古典です。
付け合わせは、小さな椎茸、アワビ茸、石垣島産のモロヘイヤに似た
ワカメ菜でしたが、前菜、魚、肉のどれも付け合せが違うものでした。

魚からワインをボルドーのハーフボトル「シャトー・レ・トロワ・レトワ2010」
に変えました。鰆の薫香の強さにも、鴨のペリグーにも良くあいました。
葡萄品種はカベルネソービニヨン85%、メルロ15%です。

デザートは甘いものでなく、チーズの盛り合わせにしまた、ハードタイプが
ローズマリーをまとった「コンテ」、青かびは「ゴルゴンゾーラ」、ウオッシュは
「タレッジョ」です。これで残った赤ワインと追加でポートワインを一杯いただく
やはり香りの強いチーズには極甘口のポートがあってますね!

ここでサプライズ・・・メニューにはない「カマスのからすみ」、普通は「ボラ」で
作るものですが、その製法を「カマス」で試したそうです、熟成期間は一年以上・・
ウオッシュタイプのチーズに少し魚香が加わった感じで、ポートとの相性は微妙な
所ですが、こういったものを仕込むシェフの心意気に感動です。

パンですが、今日はライ麦のバゲットと豆乳のロールパンでした。それにバター
オリーブオイル、バルサミコ酢、塩胡椒がサービスされます。自家製だそうで
本当に美味しいパンでした。

今回のフランス料理は色々と考えさせられるものでした、すぐ近くのビストロ ドゥ マーク オージ
のマークボナー氏の料理は真空、低温調理を多用したもので、対するFURUKAWAYA
はフランス料理の古典を踏襲して、さらにシェフなりの工夫を加えたものです。

フランス人ではなく、日本人がフランス料理の古典を守っていく・・・その姿勢に
敬服しました。これほどさように料理に対してはほぼ完ぺきです。

そのうえでの要望は、コースにはアミューズがつくのですが、アラカルト注文の人にも
アミューズをサービスして欲しいです。

あとグラスワインが、泡、白、赤がそれぞれ一種類だけだったので、せめて3種類くらい
づつ用意して欲しかった、あとハーフボトルもあと何種類かあったほうがより良いです。

素敵なサービスなのにサービス料も加算されない・・これからも見守って行きたい
フランス料理屋さんです。御馳走様でした。

  • 王子駅前の都電
  • 店までもうすぐ
  • 店の外観

もっと見る

9位

ダバ インディア (京橋、銀座一丁目、宝町 / インド料理、インドカレー)

1回

  • 夜の点数: 4.1

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 4.3
    • | 雰囲気 4.1
    • | CP 4.2
    • | 酒・ドリンク 4.2 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999 -

2014/07訪問 2014/07/16

念願のダバインディアへ・・・素晴らしい南インド料理でした。→1年ぶりに7人で再訪問→3日後再訪問。

平成26年7月15日(火)、連れと2人で再訪問しました・・まさに3日とあけず
にです、これは連れのリクエストで予約の電話を入れると20:30なら空いてる
とのことなのでお願いしました。相変わらず繁盛店ですね~~

時間になって店に入ると何と3日前に、ご一緒したマイレビュワーさんの「ジュリーD」
さんが食事しているではないですか・・なんたる偶然、しかも彼と2人で南インド料理
を美味しそうに頂いてました。

さて、我々ですが連れも土曜日のオフ会に参加の予定でしたが体調思わしくなく不参加・・
この日2人で行ったわけです。

ビストロで腹5分にしてきたので軽く食べる事に・・ビールはスリランカのライオンの
黒とノーマルのビールを1本ずつ頂きました。
料理はテファンの中から、オニオンと香菜入のドーサハーフサイズを頂きました・・・
マサラドーサとは違った味でパクチーと玉葱、更にスパイシーで良かったです。
次に前回食べなかった「ラムのタンドリー焼」をレアでお願いしました・・レアです!
焼き上がりの中はピンク色でパクチーが振り掛けてあって、2人ともパクチー好きなので
旨い、旨いと食べてしまった。

カレーは2種類「ラムとコリアンダーのカレー」と「タミルの魚カレー」にしました!
主食はバスマティーライスとロティーをひとつずつです。

ラムコリアンダーマサラは3日前に食べたのより辛く感じました・・青唐辛子の細切りが
結構な量入ってました。タミルの魚カレーは魚は鱈で「ニルワナム」で食べた味でしたが
こちらの方がレベルが高い気がしました。最後に連れはマンゴーラッシー、私は先日の
塩ラッシーを再検証したく注文しました、塩の強いのは変わらないですが良く見ると野菜の
ムースとパクチーが結構入ってました、野菜ムース&パクチーは良いのですが、やっぱり
塩味は濃いですね~

そんな訳で楽しい2回目のダヴァインデアとなりました、御馳走様です。

写真を追加しました。
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以下は3日前のレビューです。

平成26年7月12日(土)に、マイレビュワーさん5人と北本のインド料理店
ヘブンの店主(ネパール、カトマンズ出身)の7人でお邪魔しました。
この会は結構楽しみしていたのですが急遽、懇意にしている店の店主がいつも
休みは都内へ出てアジアン店を3軒食べて勉強している・・私も一緒に行きたい
の申し出があり快諾しました。

以下は食べた物、飲んだ物

・前菜セット(1人あたり¥1100)*6人以上の時は以下がギャランティー
 
 パパド
 マサラドーサ(サンバル付き)
 チーズクルチャ
 タンドリーチキン
 マライティッカ
 べジの方のみカリフラワーのタンドリー焼き
 ココナッツと生姜のチャトニ

・前菜
 
 青唐辛子のパコラ(1人1ピース)
 ヴァダ(1人1ピース)
 カリフラワーのタンドール焼き

・カレー

 シェフのチキンカレー
 ラムコリアンダーマサラ
 青バナナと季節野菜のシチュウ
 オクラと茄子のタマリンドカレー
 
・主食
 
 バスマティーライス×2
 ロティ
 ハイドラバディーマトンピリヤニ
 
・デザート
 
 クルフィー
 
・飲み物
 
 サッポロビール(ビッチャー1・8ℓ)
 白ワイン(インドのソービニヨンブラン)
 赤ワイン(インドのシラー主体)
 ライムソーダ
 塩ラッシー

個人的にインド料理を食べるのは1人が多いのですが、やっぱり人数は最低でも4人、
6人以上になれば色々な物が少しずつ食べられて理想的だと思いました。
上記の昨夜頂いた料理の中で、やはり気になっていた「ラムコリアンダーマサラ」が
旨かった、あと、気になったのは「青バナナと季節野菜のシチュー」、「生姜のチャトニ」
は初めて食べる味、ハイドラバディーマトンピリヤニも気に入りました。

青唐辛子のパコラはシャヒ・ダワットで食べた青唐辛子をそのまま揚げた
ものと想像していたのですが、完璧なかき揚げなのでお腹が膨れてしまった・・1人1ピース
頼んだけれど、7人で4個あれば充分かと思いました。こちらはミントのチャトニーで頂き
ました・・よくあってます!!

アルコールは飲んだのは3人だったのですがビール1・8㍑、ワインフルボトル2本は結構
な酔い方をしてしまった・・インド料理には、ワインは白の場合シャルドネよりソービニヨンブラン
赤はカベルネソービニヨンよりシラーの方がスパイス向きだと思いました。

1つ気になった「塩ラッシー」、ルンバさんのを味見したら完璧に塩味が日本人には濃すぎる・・
けれど、ネパール人のクリシュナさんは「ネパール的には調度良い・・」と言ってました。
インド料理店の経営者と一緒に飲食するのは初めてですが本当に色々と勉強になりました!

そんな訳で楽しい土曜日の一夜となりました、本当に美味しくて大満足です、お付き合い
頂いた皆様、ありがとうございました。

写真を追加しました。
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以下は以前のレビュー

中央区八重州でも東京駅からは少し離れています、どちらか
と言えばメトロの銀座一丁目か京橋の駅が近いです。店のある
通りは東京駅の方に行けば「八重洲仲通り」と呼ばれている近隣
のサラリーマンのオアシスとなってます。

そんな地味な通りの延長線上にある珠玉の南インド料理店の
「ダバインディア」はあります・・・外観はブルーの壁、漏れてくる
オレンジ色の灯り・・・これだけで美味しそうです。

どうしても一回いって見たくて仕事前に寄ったのですが後悔・・・
店外のメニューを見ると魅了ある南インド料理がたくさんです。
このなかから夕食なので豊富なメニューから一品選ぶのは食いしん坊
の私にはつらいことです(笑)。

店内からは談笑が聞こえてくる・・思い切ってお洒落なドアを開けると
凄い賑わい・・早い時間なのにです。壁に向かったカウンターもあるので
1人でも座りやすいです・・入り口に一番近いカウンターに座りました。

店の奥に見える厨房にはインド人スタッフが働いています、サービス
スタッフは日本人女性で男性も居ますが女性中心です。
このサービスも入店の時から笑顔を絶やさないスタッフは大変に好感が
持てます。感じの良さはディルセのオーナー夫人のようです。

さてさて、こんな素敵な店で一人夕食とは冴えないですが、他の客の
さんざめきを見ながらカレーの選択に悩む・・・魚系統にも惹かれましたが
近くのカイバルで食べたコリアンダーのカレーに似たメニュー
の「ラムコリアンダーマサラ」に目は釘づけ・・・今夜はこれに決めたっと!

女性スタッフに質問すると基本は中辛より少し辛い位ですが、激辛でも合う
カレーだと勧められたので、激辛でお願いしました。ライスは勿論、バスマティー
ライスです。一週間でバスマティライスを4回食べました・・完全にハマってます。

ラムコリアンダーマサラとバスマティーライスが運ばれてきました、凄く良い
香りが運ばれて来たときから漂よってきます・・・これは凄い!!!

見た目はグリーンのサグみたいですが、これが全部コリアンダーで嫌いな
人には考えられない料理ですが好きな人には幸せを感じます。
ミキサーにかけた以外にもタップリとホールのパクチーが入ってました。

肉は凡百のマトンではなく若いラムです、柔らかくて上品です・・生姜とニンニク
も少し効いてました。辛さもお勧め通りでコリアンダーとの相性が良かったです。
勿論、バスマティーとの相性も抜群です。

ラム、コリアンダー(パクチー)、バスマティー・・・私の好物が一度に食べられた
幸せな夕方でした。

出来ればカップルで、または仲間で行って色々な料理を食べてみたいです・・・
もう一回・・・いや、あと何回も行くことになるでしょう!
これで価格はカレー¥1470、バスマティーライス¥320、合計¥1790です。
他の南インド料理店よりわずかに高い位です。

本当に美味しかった、またインド料理の奥深さに遭遇した感じです、御馳走様
でした。

  • スリランカのライオンビール2種類
  • オニオン&香菜のドーサハーフサイズ
  • ラムのタンドリー焼き、レア指定

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10位

蕎麦 阿き津 (北本、鴻巣 / そば)

2回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.4
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.1
    • | 酒・ドリンク 4.2 ]
  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥6,000~¥7,999 ¥1,000~¥1,999

2023/07訪問 2023/07/18

中々、休みが合わずに行けなかった「秋き津」さんに久々に入る♫

令和5年7月14日(金)・再訪多数

マイフォロワーさんの此方のスダチ冷やがけ蕎麦のレビューを見て
絶対に食べたいと思って久しぶりの訪問ですが新型コロナ以降から
営業が金曜日、土曜日、日曜日の週に3日
となってしまって、中々
行けない
でいました。

今日は昼間は少し時間が有ったので「カブ」で行きますが北本西口
からでも3キロ
もあります。店の少し手前からは坂道になり荒川が
見えると左側にある風情がある建屋
が店です。私的には、北本市が
誇って良い店
だと思ってます。開店は平成9年なので今年で26年
になります。11:45頃入店すると程良い客入りであります・・

メニューは簡素になっていて「夏メニュー」とあって最初にあるが
「すだち冷がけ」と「辛味大根おろしぶっかけ」の2種類が目立ち
食べると決めていた「すだち冷がけ」¥1450をお願いして単品
辛味大根おろしを所望
したら少量ですがサービスしてくれました。
ありがたや、ありがたやですね♬

店内客はとっても品が良くて静かに蕎麦が出来るのを待ってます。

白い丼に入って来た、スダチ冷がけそば薄目の色の醤油を使用
キリっと冷えた汁鰹出汁がしっかりと効いてました。汁の味
は少し濃い目
ですね・・・蕎麦湯も来たので蕎麦を食べ終わって
汁を飲むときに少し入れたら良い塩梅でした。蕎麦もキリッと 
固めに茹で上がっていてとっても美味しいですね♫少し少な目で
有ったので大盛り
が良かったかなぁ・・・

辛味大根は埼玉県入間市産の物だそうで辛味は、穏やかでしたが
とっても美味しい辛味大根でした♫

此方は開店が平成9年の7月で開店から26年になりますが人気
は常に有って繁盛
しています。週末のみの営業にしたのは店主の
体調がイマイチ
だからだそうです・・・

御主人も少なくとも私より年上なのでそろそろ疲れが出てくると
思われる年頃
なので無理をせずに頑張って末長く続いてほしい
思われている店で北本市内含めファンが多いので健康に気を付け
ゆるくでも良いから頑張って欲しいですね♫




平成25年9月、地元の仲間と久々に再訪問しました、夜は予約のみの
受付で¥5000のコース(酒類別)一本です。

今回は酒を飲むため北本駅西口からタクシーで3キロ強・・完璧は田舎道
です。
コースは前菜盛りあわせ(煮凝り、鴨燻製、蕎麦味噌)、天麩羅盛りあわせ
せいろで〆です。今回は色々な話(地元自治会)に夢中になって酒類も料理も
もっと食べ飲みしたのでが写真を撮り忘れてしまいました。

やはりこちらのような素晴らしい料理&蕎麦は、自治会の真面目な話をしながら
ではない方が良いです、次回はゆっくりまた行きます・・御馳走様でした。

写真を追加しました。
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以下は以前のレビュー

北本駅から西に三キロ行くと荒川の流れにぶつかります、その辺りは
徳川が江戸入城以前の鎌倉時代から舟運で栄えた地区で、石戸城
後が残り、鎌倉道も痕跡があります。

岩槻城と松山城の中間に位置するため、戦の、「いざ鎌倉」の時は、鴻巣七騎
といわれた部隊が先頭に・・・そんなかつて栄えた地区は、徳川家康が
江戸城と五街道を整備して、東側に中仙道が通ると町の中心は東側へ

石戸地区は次第に寂れていきますが近年は、そんな時代からの古民家
が残っていて、それらを上手く活用して行く方向の行政・・
蕎麦の「阿き津」も広い庭のある古民家で、美味しい蕎麦を提供してます。

久々の休日月曜日だったため、駅西口から徒歩で45分、しばし歩くと
完璧な田舎となる・・写真を撮りながら歩き12:00に到着、先客は三組
で六人、私で四組目、その後に三組来店されたので七組、11人の来客、
平日の昼間なのに結構な繁盛ぶりです、やはり皆、美味しい物はよく御存知!

主人曰く、狸がでるような田舎で、晴れれば秩父の山々まで眺望できます

店内は全て和室座敷で、趣味のよい花が活けられ、陶器が飾られ書がかざられ
本当に趣味のよさが伺えます。

メニューから、恵比寿ビール中瓶と塩麹鴨をオーダーして、お通しは北本産
「トマトの出汁漬け」がだされた、タップリの鰹節で取ったであろう出汁に漬け、
そのまま冷やしたもので、いままで食べたことのない食感です。

塩麹鴨、蔵王竹水鴨を真空調理した冷製で、質のよい生ハムのような食感。
歩いて来たため、ビールが旨い・・・

揚げ出し蕎麦がき、丁寧に捏ねられた蕎麦がきを揚げたもので、
これも初めて食べるもの・・もちもちした食感で、ビールに良く合う
ミニトマトも獅子唐も素上げしてあった、暖かいそばつゆがかかってます。
これには黒七味が大変に相性がよかった

さあ、お目当ての蕎麦を注文しよう、セイロに決めて待つこと少しで、セイロ
がきました。
北海道は音威子府産(福井在来種)の蕎麦粉を二八でうち、セイロに・・・
尚、季節によって蕎麦は色々と変わるようです。

ビールでつまみを二品食べてたのに、大盛りを、あっさりと食べてしまった。
薬味は、山葵、大根おろし、ネギです。

蕎麦湯が出てきて、残っていた汁と、山葵を入れて蕎麦湯で割り、全部
飲み干してしました。

最後のサービスは韃靼蕎麦茶、器のセンスもよく〆の飲み物としては、フレンチ
のハーブティ的な役割です。

健康で元気な方はウォーキングを兼ねて、徒歩で行くことをお奨めします、徒歩
45分はかかりますが、後のビールは旨いですよ~

営業は昼のみで、夜は予約があれば受けるそうだが最近は少なくなったとのこと
夜の通常コースが¥5000~で、酒別です。

最近はマニア的な蕎麦屋が多く、ややもすれば気軽に立ち寄りたい人は堅苦しい
と感じる蕎麦屋が多くなっているなか、この店は本当に奥様の人柄もあり、リラックス
して楽しめます。

久々で美味しかったです、ご馳走様でした。

  • 店の入口
  • 店前から荒川を眺める。天気が良ければ秩父の山々も見えます。
  • メニュー

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