行列のできるさんのマイ★ベストレストラン 2017

きっと明日いいことが。

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行列のできる (70代以上・千葉県) 認証済

マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

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1年間の総決算、マイ★ベストレストラン2017。

今回で記念すべき10回目のマイベストレストランです。
58歳で食べログに参戦し、今68歳ですから間違いなく10回目。マイベストレストランだけでも累計100軒になるんですね。UPした店は通算で6000軒。毎年平均で600軒、毎月に直すと50軒です。喰ったなあ(笑)。

今年も大きな病気をすることなく無事完走しました。健康に感謝です。

今回もランキング形式ですから順番はつけますが、ジブンの中では10軒全部がベストレストランで同列です。今年も10軒のうち6軒が寿司屋。この傾向は今後も続くのかな?それとも、近づくと絶対にハマるので距離を置いて徐々に接近している日本料理にはまっちゃうのか。楽しみな2018年です。

1位:鮨あらい
 毎月行ってますが、まったくぶれない最高品位の寿司。ネタ選び、下ごしらえ、カット、酢飯、わさび、にぎり、美しさ、安定、・・非の打ち所がないです。大将もいいし、2018年少し変えるという意気込みも楽しみ。

2位:小松弥助
 短時間でしたが今年は2回お話しする機会がありました。人間的な魅力がそのまま寿司になる貴重な店。寿司の旨さ、癒される度合い、レジェンドの寿司は永遠でしょう。

3位:鮓きずな
 今年は3回訪問できましたが、今でも毎回進化を続けている大将の努力、勉強には頭が下がります。人柄の良さも手伝って独自ルートからの食材も珍しくなく、東京にあったら毎月行く店の1軒になるでしょうね。今年はどんな秘策があるのか。

4位:すし処みや古分店
 全国から珍味を集め、割烹料理と寿司の組み合わせでどちらも超一流と言う稀有の店。行くたびに思いもよらぬ食材の組み合わせを確かな日本料理の技で融合させる技術は寿司屋では日本一と思います。

5位:旬彩天つちや
 日本料理と天ぷらの組み合わせに感激でした。日本料理の視点で天ぷらを考える。将来、20年後、40年後の日本料理の在り方を考える。一本筋の通った理論と料理の旨さがこれほど一致している店がすばらしい。

以下、マイレビューでそのすばらしさをご確認ください。本年もよろしくお願いいたします。

6位:日本料理たかむら

7位:料亭金鍋

8位:鮨さかもと

9位:Le Bar a Vin QUINQ

10位:照寿司

マイ★ベストレストラン

1位

鮨 あらい (銀座、新橋、東銀座 / 寿司)

24回

  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥15,000~¥19,999

2019/10訪問 2020/07/26

37回目の鮨あらいは、遠方からのマイレビュアーさんと一緒。

いちどあらいのお寿司が食べたいとマイレビュアーさんから言われます。それでは予約を入れますから是非と。

東京で食事をするのが嫌になることがあります。ネックは交通費。頻繁に東京に行っていたころには1か月で3万円を使ったこともあり、まったくあほなことです。

当日無事に会うことが出来て、

『今日はこの後何かご予定があるのですか?』

『いえ、あらいさんだけでそのまま家に戻ります。』

そっかそっか。あらいの支払いよりも高い交通費をかけて食べに行く。
ジブンも原点に戻らなくちゃあなあ、と思いやったのでした。

久しぶりの新井さんとめいちゃんに挨拶してスタートです。

・カンパイ

・佐島産わかめ

*明石産さごち(さわら)

・喜久酔

*鹿児島産しまあじ

*噴火湾産中トロ

*すみいか

*青森産赤身

*大間産大トロ

*青森産中トロ

・こぶし

*青森産大トロ

*こはだ

*赤貝

*かつお

*車海老

*さば

*小柱

*いくら

・お椀

*うに

*穴子

*カステラ

マイレビュアーさんはまぐろのおいしさとシャリに感嘆の声をあげてました。

久しぶりのジブンは言わなくても好みの大きなシャリに握ってくれて、こういうことがうれしいですね。
久しぶりの鮨あらい。

久しぶりのあらいさんとめいちゃん。いつものように親方から中央の席を勧められます。36回目の鮨あらい。

間を置いてあらいの寿司を食べるというのは初めての経験でしたが、より一層おいしく感じられてこういうのもいいかな。レビューを見ると半年ぶりなんですね。いつも食べてるとありがたみがどんどんなくなる、のは、あらいの寿司でも同じでした。

食べ終わって、やっぱりあらいの寿司はどこまで行ってもあらいの寿司なんだなあって。ここまでの寿司は他店に望めないかなって思いつついつもいただいてます。鮪4貫はやはり圧巻ですね。また半年とか1年後に行って食べようかな。

*佐島産新わかめ

①千葉銚子産さわら

②千葉竹岡産ひらめ

③出水産すみいか

④伊豆下田産150kg赤身

⑤舞鶴産中トロ

⑥伊豆下田産中トロ

⑦伊豆下田産しもふり

⑧こはだ

⑨閖上産赤貝 今日一

⑩かんぬき

⑪車海老

⑫春日鯛

⑬小柱

⑭青森産小西商店むらさきうに

⑮あなご

*カステラ

*皮付きべったら

*お椀
鮨あらいに来ています。

今月はあらいで食べてみたいというマイレビュアーさんと二人寿司です。数えてみたら、あらいで食べるのは今回で35回目。

ワタシの好みに合わせていつもよりはやや大き目に握ってくれていたとか。でも、違うんだなあ、ワタシが惚れたあらいの寿司は。開業して1年未満の握りの写真をじっくり見返してみましたが、やっぱり写真でも全然違うことが分かりますね。言っても仕方ないことですし、もう逆戻りはしないでしょうからワタシが第二のあらいを探さない限りこの問題は解決しないと思います。

ただ、寿司としては完成度が他とは比較できないほど断然ダントツで高く、これ以上の寿司を食べたことがありません。残念です。開業して3年。そろそろ動きがあるやもしれず。

*生ビール

①高知県産しまあじ

②すみいか

③三厩産赤身

④三厩産中トロ

⑤三厩産中トロ(背側)

⑥三厩産大トロ

⑦こはだ

⑧車海老

⑨シャコ

⑩いわし

⑪小柱

⑫いくら

*お椀

⑬赤雲丹

⑭穴子

*カステラ



今月のあらいは、以前からおいしい寿司を食べたいとリクエストされていた方とご一緒しました。

一度鮨さかもとでもご一緒しましたので、寿司屋としては2軒目と言うことになります。非ブロガーの方で50歳になったとお聞きしてびっくりでした。相変わらずエネルギッシュに活躍されていて名前を出せば多くの方がご存知の男性です。ワタシ自身リスペクトしている方ですので、この日が楽しみでした。

並んで席に座って、新井さんにご挨拶。最近のことなどをお聞きして新井さんの時間軸を引き寄せてからのスタートです。

*生ビール
お会いするのはほぼ1ヵ月ぶりかな。超多忙、でありながら心配りの素晴らしい方です。

①本アラ
いつものじゃないネタで始まるのはちょっとうれしい。適度な寝かしで味が濃くなってます。

②あおりいか
いかの端境期。

*麦焼酎 中々

③初大間赤身
86kg。初にしてはすごくいい赤身でした。ま、だから新井さんが買って来たのでしょうが。仕入れがいくらか訊くのもおそろしい初大間。

④大間産中トロ
この日もまぐろ4貫。赤身がよかったので他は推して知るべし。

*日高見

⑤大間産霜降り
中トロと大トロの間。

⑥大間産大トロ

⑦こはだ
すがすがしいこはだが、大トロの後っていいですね。ナカズミのやや手前。

⑧きす
こはだ系のすがすがしい白身ですが、ちょっと違う。〆ないし。

*伯楽星

⑨小柱

⑩車海老

*吉田蔵

⑪シャコ2枚付

⑫春日鯛

⑬天草産赤雲丹

*貴

*皮付きべったら

⑭穴子

*お椀

*カステラ

おいしいのはもちろんでしたが、楽しいひと時の方が価値がありました。

6月に紹介した方が、二次会のホルモン屋でがっつり割り勘にさせられたとけんかを売ってくるような書き方をブログにしてました。別の話ですが、富山の鱒寿司を手土産に持たせましたが、そっちはそっちこっちはこっち。そんな風に書かれるなら紹介しなければよかったと。6月の紹介は大失敗でした。

それに比べて8月は最後まで深い話が出来て、ジブンも他人からあれこれ言われるようなことをする人間にはなるまいと改めて思いました。人の振り見て我が振り直せ、と。

楽しい雰囲気のまま次の店に向かいます。
この日は、マイレビュアーさんお二人との3人寿司。

鮨あらいの毎月定例訪問は止めてそろそろ卒業します。と思ってから、あらいに行きたいという初めて訪問の方たち4組を順番にご案内します。6月、7月、8月、9月。この日はその初回。そうすれば、今度はご自身で予約できるようになりますから、ワタシにとっては引き継ぎ寿司。

新井さんにはワタシよりずっと呑む方をお連れしますと言ってます。4組の方たちの後ろには多くの寿司好きのお友達の方がついてますから、このプロジェクトは多くの方に鮨あらいを味わってもらう引継ぎ式のようなものだと。もう一人占めは止めようとも言えます。 鮨あらいの創業のころの握りに惚れてましたが、今やその面影もなく。

お二人にリクエストをいただいて最短は1か月前5月の予約が取れてましたが、少しでも旨いマグロが取れる季節がいいと思って6月まで待ってもらいました。

あらいの開店時間の30分前に有楽町に着きましたので、交通会館の富山館に行って鱒寿司を買います。鱒寿司はたいていどなたに差し上げても喜ばれますのでジブンのも含め3個買いました。

で、33回目のあらいですがそろそろ終わりです。あとわずかですが、今まで十二分に楽しみましたので、もういいでしょ。鱒寿司を渡してから3人で地下に。いつもは7席の真ん中に座りますが、今日は初めて右から2番目。お二人の真ん中に座りましたので。

*生ビールでカンパイ

*いさき
今旬ですね。魚屋に行くとでっぷりと太ったいさきが売られています。

*あおりいか
ここも前の日の新橋鶴八と同じであおりです。すみいかがなければしょうがない。
烏賊の下にはしょうがあり。

*手取川吉田蔵
切子を出してもらいました。

*赤身
今日の4貫は島根の定置網。最近定置がよく入りますね。

『うまいはずですよね、一番高いモノ買って来るんだもん。』

『いえ、一番いいものを買って来るんです。』とミスター新井。

ベストな熟成が毎日氷室に眠っていて。温かい食感のある舎利と赤酢合わせ酢と最上級ワサビ。

で、肝心の握りの技14秒。

主役、脇役全部まとめてパルムドールや。

*中トロ背側

*中トロ腹側

*スナズリ

*雪漫々

*天草産こはだ

*能登七尾産とり貝

*車海老
もちろん養殖です。

*小柱

*春日鯛

*あじ

*キタムラサキ
随分いい色になりました。

*穴子つめ
今だけの羽田産穴子。

*お椀しじみ

*皮付きべったら

*カステラ

お二人が満足されたようで何よりでした。

ではまた7月に。

あらいの寿司が変わってきましたね。

好みの問題ですから、よくなったと感じる人も多いでしょうし、ワタシの好みからはどんどん離れて行ってしまいました。特にこの日の1貫目はちょっとショックでした。仕方がないことですけど。

2015年、2016年前半のようなワクワクする寿司がすっかりと影をひそめてしまいました。いや、それでもジブンの中では寿司屋でナンバーワンであることには変わりませんが、初期のころのあらいの寿司は断然ダントツの1位でしたから。

毎月行ってましたから、あらいの寿司に慣れちゃってありがたみを感じなくなった?と思い、今回は4月分をキャンセルしての2か月ぶり。新鮮な気持ちで感激することを期待してましたが、逆にジブンにとっての初期のあらいらしくない握りを見ることになってしまい。

大人気の店ですから、ワタシはいつまでも予約を続けず、いっぱい待っている人たちに譲って徐々に退くことにします。

じゃあ何が一体どう変わったのか?そのネタバラシは止めておきます。今後もお客さんはどんどん押し掛けるし、その人たちは過去を知らないのであえて言う必要もないでしょう。もうあの時の寿司は今後も絶対復活することはないでしょうから。

この日もすばらしい握りが続きました。通算32回目の鮨あらいです。

①甘鯛

②すみいか

③福井県産赤身

④中トロ

⑤中トロ

⑥大トロ

⑦こはだ

⑧とり貝

⑨あじ

⑩車海老

⑪春日鯛

⑫しゃこ

⑬小柱

⑭キタムラサキ

⑮巻物半本トロ

⑯巻物半本きゅうり

*皮付きべったら

*お椀

珍しくカステラなし。

誤解なきようにいい添えますが、あらいの握りは今でもワタシの中では一番です。

ただ、ジブンがほれ込んで毎月でも通うようになったあの時代の握りではない、ということだけの話です。ワタシがこの変化を残念がっていることは新井さんも分かっていると思いますが、もうあの時代には戻れないこともワタシも知ってます。そういうもんだと理解してます。
あらいの3月分。

お誘いしたマイレビュアーさんは外国から戻って来ての直後。ただでさえ感激の鮨あらいで帰国後すぐというのは、この上ないタイミングですね。この日の新井さんも芸術的な握りを繰り出して来てました。

ただ、もう銀座に店を構えてから2年以上。ワタシは偶然からこの店のことを知り、以降毎月毎月通ってきてすでに通算30回を超えて。ここまでワタシがほれ込んだのは寿司の美しさとがっつりでかい大きな寿司。美しさは全く変わりませんが、握りの方は創業当初の面影もなく普通のサイズになっちゃいました。あの、やや大ぶりな食事寿司の面影は残念ながらもうありません。

そろそろ毎月から少しペースを下げることを考えてます。今年はいろいろあって2月3月4月と3回香港に行くなど、遠征の方にももっと力点を置きたいし。あらいの寿司が元に戻る気配もないので、頻度を下げて遠征に費用を付け替えようと考えてます。年に2,3回の鮨あらい。もっともっとおいしく感じるんじゃないかな、という期待もあるし。

そんな鮨あらいの3月の握り。写真のようにキラキラでしたね。

*わかめ 夏は枝豆、冬はわかめ

①赤甘鯛 

②すみいか

③伊豆下田産 赤身

④中トロ

⑤大トロ

⑥こはだ

⑦春日鯛

⑧車海老

⑨とり貝

⑩さより

⑪小柱

⑫むらさきうに

⑬煮はまぐり

*お椀

*カステラ

*皮付きべったら
銀座に来ています。

鮨あらいの訪問回数も今回でちょうど30回目になりましたね。毎回その旨さにしびれますが、今月もまた凄みさえ感じる握りの旨さ。もうすっかり安定期に入り、カシ(市場)の状況を超越した江戸前寿司がここにあると言っていいと思います。

他店でカシがひどいことになっている不漁のときでも、ここにはちゃんとレベルをキープするネタが揃っている感じ。使っている築地の魚屋さんも他店と共通だったりして情報を得てますが、今回はちょっと苦しんじゃないのって思って行っても、いやあびくともしてませんね。

もっとも最高のものを入れますから市場の高騰は当然食べる者に降りかかってはきますが。

そんな事情を何も知らずに食べても天国行きは間違い店です。2月もすごかった。

*佐島産わかめ

①ひらめ

②すみいか

③長崎産赤身

④中トロ

⑤大トロ

⑥こはだ

⑦赤貝

⑧とり貝

⑨車海老

⑩小柱

⑪かんぬき

⑫鯖

⑬うに

*おわん

⑭たいらぎ

⑮煮はまぐり

*カステラ

*皮付きべったら
2018年からランチの内容を変えますと昨年の11月くらいから言われてました。どのようにするのか楽しみだった1月のラインナップ。

今まで2年間はランチで定額のCP高過ぎのお決まりがありましたが。流石にこのネタの高騰ではネタの種類や品質を下げざるを得ないと思ってました。旨い寿司、自信のある日本一の握りを提供したいという新井さんに気持ちはこの定額が足かせになっていて、フラストレーションもあったと思います。

この日食べたネタは明らかに違いました。ぐんとパワーアップしてますし、一通りの貫数もその日の仕入れで決めるんだと思います。この日は多かった。感じでは、追加で頼もうとするすべてが並んだという感じで、値段ももちろんかなり上がったという印象です。以前でも、この貫数まで追加すれば同じでしょうから値上がりではありません。

このやり方には大賛成です。正しい道だと思います。

ただ庶民のジブンは今まで通り毎月通いたいですが、この値段では他のことを考えるとちょっと難しいかもしれませんね。今年は毎月の旅行の頻度を上げようとしてますので、あらいに来れるのは2か月に1回か3か月に1回か。逆にそうした場合には今以上の感激を得ることが出来ると思いますが。

この日の握り、やはり日本一だと思いましたね。まったくスキがない。

①真鯛昆布締め

②すみいか

③宮津産赤身

④銚子産中トロ

⑤宮津産中トロ

⑥銚子産大トロ

⑦こはだ

⑧赤貝

⑨車海老

⑩赤貝ひも

⑪小柱

⑫鯖

⑬煮はまぐり

⑭青森大千むらさきうに

⑮穴子塩

⑯穴子つめ

*カステラ

*皮付きべったら
2017年も数多くの皆様に助けられてとうとう今年最後のレビューとなりました。

1年間を通じて病気もせず、毎日2件ずつ食べログにUPできた健康に感謝です。

月例の遠征もすべて計画通りに完遂できました。

1月  徳島
2月  香港
2月  長崎
3月  ソウル
4月  神戸
5月  松江
6月  秋田
7月  北九州
7月  香港
8月  大阪
8月  金沢
9月  高松
10月  函館
11月  大阪
12月  金沢

この合間を縫って鮨あらいには毎月通い。
そして、とうとう今年最後の鮨あらいです。
1年のお礼を込めて営業最終日の訪問です。

先頭で入店。いつものように真ん中の席へ座り、新井さんに年間のお礼を言います。
今月まではお決まりのランチ握り14貫。

あらためて握りの芸術にほれぼれでした。

*瓶ビール

①真鯛
魚体の大きさ、熟成度、ネタのカット、シャリ、わさび、握り。
もうこれ以上は考えられないパーフェクト。

②すみいか

③大間産140kg本鮪 中トロ

*生ビール

④大間産赤身

⑤大間産大トロ

⑥こはだ

⑦鰆スモーク

⑧車海老

⑨小柱

⑩青森産鯖

⑪いくら

⑫鹿島産煮はまぐり

⑬青森産むらさきうに
ここのところあらいはむらさきうにを使います。このむらさきうに、見栄えはめちゃめちゃ悪いですが、味はとびっきり旨い。ばふんうによりも値段がはるのが、この青森産むらさきうに。

⑭対馬産穴子

*お椀

*カステラ
2017年の収穫

ここから追加。

『いい赤貝、入ってますか?』

もちろん入ってますよね。

⑮閖上産赤貝

『新井さん、今年最後の1貫。新井さんに決めてもらおうと思って。』

『いやあ、何にしようかなあ。』

考えながら他のお客さんの握りを引き続き握って、それも終わり。

『行列さん、やっぱり最後はまぐろでいきましょう。』

⑯大間産中トロ

つつがなく終了。

本当にこの1年、毎月楽しませていただきました。また来年もよろしくお願いいたします。

・・・・・

本稿で2017年も終わり。

皆さまよいお年をお迎えください。

ありがとうございました。
銀座ではクリスマス商戦が始まってます。

いつもの時間に銀座に到着しましたが、ちょっとGINZA6でプレゼントを物色。

してたら、いつも開店15分前には店の前に居ますが、この日は5分遅刻。

『どうしちゃったのか、みなさん心配してましたよ。』

もう20回以上通っているあらいですが、カウンターに座る最後の客になったのは初めてだった11月分でした。

①真鯛
またこの1年、寿司が上手になったんじゃないかなあ。口に入れてひと噛み目からあらいの握りのもう神がかった旨さが口の中に広がります。そりゃあ他の寿司屋も旨いです。毎月通っている店は特にうまいです。でも、あらいだけは違う。天を抜けている。

②すみいか
新井さん、また顔が真ん丸になってます。

『行列さん、この前岡山のXXX寿司へ行って来ましたよ。いい店ですね。』

『え、え?』

すっかり忘れてました。食べログで検索して、ああああ、あそこかあ。蛸といか。いい店でした。義理堅い新井さんです。

③さわら炙り
『この前UPされている店内の動画を見ましたが。(動画自体ではなく、店内でやっていた)あれだけは、禁止した方がいいですよ。』

夜遅い時間、常連さんのリクエストを流れでやってしまうことがあると思います。こういうのは、禁止事項と決めてしまえば、今度リクエストがあっても、ああ、それは申し訳ありません、一応禁止してますので、と言えますから。

『そうですね。やめましょう。禁止します。』

こういうことを言える老人の常連です、ワタクシ。動画のリクエストも内容も崇高な店を下品にしてしまいます。

④大間産赤身
ぜつのぴん。213.4kg。

⑤大間産中トロ

⑥大間産大トロ
1mmの差で赤身、中トロ、大トロの順番でスキ。

⑦こはだ

⑧車海老

⑨小柱

⑩さば

⑪煮はまぐり

⑫いくら

⑬うに

⑭穴子

*お椀

*カステラ

⑮カツオ

⑯赤貝

次回はオールラスト in 2017。

新井さんにお礼を言って店を飛び出し、気になっているラーメン屋に向かいます。
今年もこの日を含めてあと残り3回になった鮨あらい。来年からはランチのお決まりが変わると言うことで楽しみにしてます。

この日もアートな握りを堪能しました。そして最後に大きな感動が待ってました。

*瓶ビール

①明石産真鯛
最初のこの真鯛からあらいの飛びぬけた旨さにじ~んと来ます。美しさと旨さを兼ね備えたあらいの握り。感動します。

②すみいか

③大間産赤身
144kgという絶妙の大きさ。赤身、中トロ、大トロとも味が濃くてここまで揃った魚体はなかなかぶつかりません。

④大間産中トロ

⑤大間産大トロ

⑥こはだ
大トロのあとのこはだ、の演出がいいですね。

⑦北海道小樽産しゃこ
この週のしゃこはレベルが高かったです。

⑧小柱
今週の小柱、いいですね。

⑨車海老

⑩サワラ炙り

⑪いわし

⑫いくら

⑬うに

⑭穴子

*カステラ

*お椀しじみ汁

ここから追加

⑮小柱2nd
小柱がよかったので追加でもう一貫。

⑯赤貝
最近の赤貝はどうですか?と訊きます。今シーズン、なかなかすっげえという赤貝に当たらなかったので。にこっと笑った新井さん。この日の赤貝はとびきりということですので。新井さんを信じてますから追加で。

おおおお、これはすごい。閖上産でここまで大きいのも久しぶりだし、香りの強さ、味の濃さはまさに感動ものでした。巡り合わせとは言え、通っててよかったという瞬間でした。

今年あと2回。楽しみです。

この月はマイレビュアーさんと二人あらい。楽しい時間を過ごしました。

新井さんの顔もどんどん丸くなって、ま健康と言えば健康の証拠なんですけど(笑)。

今月も泡でのスタートです。

*ひらめ

もう1貫目を口に入れた瞬間から、あらいの寿司だけは異次元のうまさが瞬時に分かります。もう別格の別格の別格。ネタ、握り、シャリ、わさびまで。目隠しして1万個食べても舌で見分けられる自信があります。

この日は新井さんの次の一手をいろいろ聞きましたが、聞いていても納得。更に今の上を行くやり方を考えてます。ただジブンの考えに反するものも潜んでいて、もしそうなったらあらい定例も止めざるを得ない、と思ってます。

来年からランチの構成も変わり値段も変わる、これは大賛成です。値段と個数を固定してスタートしたため、原価の変動にネタの種類で対処するのが本意じゃない感じで。ジブンが出したいネタが今のシステムでは出せないと。

もう開業から2年近く経ち。最初は定休日も定まらずにスタートして、とりあえずランチは14貫10000円でのスタート。現在では築地価格の高騰が続いていて、当然これは現実に沿ったシステムに変えないと。だから、ワタシは価格を変えるのは大賛成。個数を変えたら意味がない。

新井さんがあるべき姿の店にもう一度舵を切ります。席数も変わりまた本来の数へ。来年からまた新しいあらいをエンジョイできそうです。

*すみいか

*大間産赤身

*青森産中トロ

*大トロ

*こはだ

*さば

*さわら炙り

*気仙沼産かつお

*車海老

*小柱

*日本酒 乾坤一

*いくら

*うに

*お椀

*穴子

*カステラ

また10月によろしく。
マイレビュアーさんと3人で楽しいあらいでした。

お二人は初めてと言うことでご案内しましたが、何よりも喜んでもらって楽しいひと時を過ごすことが出来ました。

最初、3人で泡でカンパイ。寿司の時に泡から始めるってもちろん初体験。おしゃれすぎます(笑)。

この日のネタももう素晴らしいとか言いようがなく。プラチナ14貫でした。

*シャンパン

*枝豆

①ひらめ昆布締め
 厚みがあるひらめ。珍しく昆布締めからのスタートでしたが、コク味たっぷりであらいの世界へ突入。

②しんいか
 大き目のしんいかだったので、ソフトな食感と味わいが両方楽しめるラッキー。

*瓶ビール

③金目鯛
ありがとうございます。今日も千葉産。

④しんいかゲソ
実はこっちの方がうまい。

⑤赤身
まぐろ3種はいつもながら圧巻。

⑥中トロ
甘み、あさってのほうから心地よい酸味。ねっとりとしたコク味とさわやかな脂感。たまりません。

⑦大トロ

⑧こはだ
ベストな大きさで今日も旨さにうっとりします。

⑨車海老
今回も絶品中の絶品。未だこの旨さを超える店は出て来ませんね。

*生ビール

⑩ごまさば

⑪小柱
今日は14の中に入ってました。

⑫いくらご飯
新物が始まりました。前日の鶴八分店に引き続き2日連続のハッピネス。

⑬うに
永いことこれを使ってますね。実に旨い。

⑭穴子
つめを選びました。対馬産の極上。

ああ、旨かった。また来月。
マイレビュアーさんのお誕生会を鮨あらいで。

同じ方、実は去年の誕生会もここでしました。あらいでは、ローソクふ~が出来ませんので昨年は別の日にイタリアンでもお誕生会をしてふ~したもらいました。

今年は、あらいの後、場所を移してのふ~。ロシアンレストランを予約してます、が内緒のサプライズ。

・・・

この日も先頭で入店し、新井さんにご挨拶。今日の主役のマイレビュアーさんから少し遅れるかもしれないとのラインがあったので、それでは申し訳ありませんが練習始めてます。

*瓶ビール

*枝豆

まだ一口目に主役登場(笑)。それでは改めまして、生で、おめでとうございます。

*生ビール

この日も、いつもと同じ握りだけで。

①宮城産まこがれい
目の前に置かれた時の姿がいい。食べないでしばらく目で楽しんでからパクリ。肉厚でほどよい熟成感。旨みたっぷりで、白身とは思えない味の濃さ。

②いさき
おおぶりのイサキはりっぱな寿司ネタになりますね。

③千葉産金目鯛
千葉県産で全国区、地方の寿司屋でもお目にかかるのは、断トツ1位が金目鯛、2位がはまぐり。築地でも地位ある扱い。この日の金目鯛もよく脂がのってました。

④大間産赤身づけ 
130kgという新井さんの好みのサイズ。これ、すごかった。

⑤同上赤身
トロに近い部分で中トロと言ってもいいかな。最近にない極上赤身。

⑥同上中トロ

*日高見
またしても、かんぱ~い。

⑦こはだ
大振りで旨みがある。両端カットの切り口が好き。

⑧福岡産白いか
包丁が仕事していて、ねっとりねっとり。

⑨愛知産たいらぎ
やっぱり塩がいいか。改めて感じました。三河のたいらぎ、王道ですね。

⑩車海老
今日一と言ってもいいほどの出来栄えです。毎回2,3位と思うほど、あらいの車海老好きです。

⑪イワシ
とろんとろんですね。

⑫カツオ

*飛露喜

⑬積丹産うに
房が大きい。たっぷり入れてます。

⑭アナゴ
上物が入るようになりましたね。以前は必ず塩と追加でつめをいただいてましたが、貴重品な今は1貫で我慢。

*お椀

*カステラ
めいちゃんがきっちり寸法通りにカットしてました。カステラのバージョンを変えてから甘くなりましたね。

⑮小柱(追加)
追加できる貝を訊いて、これがあるならこれです。

というお誕生会らしからぬお誕生会でしたが。何よりもマイレビュアーさんが喜んでくれて、まずは大成功。でした。
7月ももう終わると言うのに、まだ6月分の鮨あらいのUPが出来てません。

この日もマイレビュアーさんと一緒。彼女は初あらいでしたので、隣の席でおいしいを連発する姿もういういしくて。なかなかいいものでした。

今日一は、ちょっと難しいですけど、かつおか佐渡産の赤身。甲乙つけがたいですね。その2貫以外も高いレベルで競っている感じで何回来てもあらいはあらいです。

ただ大将の体型がぐんぐん成長していて、呑みすぎ食べすぎ遊びすぎはいいんですが、体調を崩すのだけは勘弁してください。インフルの時も家族が感染してもジブンは感染しなかったという変な自信があって、正直こわいっす。みんなのあらいさんなんで、是非臨時休業なしで向こう10年お願いします。

①真子鰈

②金目鯛

③しろいか

④佐渡産赤身

⑤氷見産中トロ

⑥佐渡産大トロ

⑦こはだ

⑧車海老

⑨出水産あじ

⑩三重産いわし

⑪むらさきうに

⑫煮はまぐり

⑬鰹

⑭穴子

*お椀

*カステラ

*皮つきべったら
あらいさん、絶好調。

今日一はでっかい蒸しあわびかなあ。ただ蒸しただけということでしたが、この深い味わいと素晴らしい食感。はじける弾力。いやあ、すばらしい握りでした。マイレビュアーさんと思わず顔を見合わせるほど。

*生ビール

*お通し

①天然しまあじ

②真子鰈

③金目鯛

④白いか

⑤佐渡産赤身

⑥同上中トロ

⑦同上大トロ

⑧こはだ

*日本酒 日高見夏吟醸

⑨車海老

⑩たいらぎ

⑪かつお

⑫あじ

⑬ばふんうに

⑭穴子

*お椀

*カステラ

*皮付きべったら

⑮小柱

⑯みる貝

⑰蒸しあわび

ご一緒したマイレビュアーさんも大喜びのあらい劇場でした。
もうそろそろあらいでの食事も20回目に近いんでしょうか。

7席ありますが、ジブンはいつも真ん中に案内されます。左から数えて4席目。右からも4席目。

同じ時間に予約して食事をしている寿司好きのマダムさんがいて、たいてい左から2人目。つまり間にひとり入ってますが、マダムさんが一緒だと、あらいさんがワタシとマダムさんとおしゃべりする時間は8割9割。二人で順番に話をしてます。寿司の話、寿司屋の話、ネタの話。

ところが、この日はジブンはいつものように中央でしたが、マダムさんは右隣へ。当然、ずっと話をしてました。

この日は二番手が別の仕事で不在。あらいさん曰く、

『今日はちょっと二番手がいないので握りが遅くなって間が持たないのかなって考え。お二人を隣同士にすれば、きっと話をするから、間が持たないことには絶対にならないって思い・・・。』

むふふ。見事、あらいさんの作戦に乗っちゃいました。

①真鯛

②カレイ昆布締め

③すみいか

④金目鯛

⑤佐渡産赤身づけ

⑥中トロ

⑦大トロ

⑧こはだ

⑨出水産あじ

⑩車海老

⑪ときしらず

⑫煮はまぐり

⑬青森産むらさきうに

⑭巻物 ひもきゅう

*皮付きべったら

追加

⑮たいらぎ

⑯小柱

⑰赤貝

*しじみ椀


各握りの短評はブログの方で。


早くも4月分になりました。

穴子、未だだめですね。あらいさんの眼鏡にかなうものが出て来てませんね。この日のマグロは那智勝浦産。数えるほどしかあがらない今の時期の近海ものですが、しっかりと必要な分はいつでも確保できてますね。

追加で、赤貝、とり貝、たいらぎを握ってもらいましたが、追加に周っているネタこそねらい目だってよく分かります。5月には夏の魚が増えて来るんでしょうね。楽しみです。

①真鯛

②ひらめ

③すみいか

④金目鯛

⑤那智勝浦産赤身

⑥中トロ

⑦大トロ

⑧こはだ

⑨小柱

⑩車海老

⑪すみいか

⑫きす

⑬煮はまぐり

⑭むらさきうに

⑮赤身巻物

⑯とり貝

⑰赤貝

⑱たいらぎ

お椀

べったら

前回は2週間ぶりのあらいでした。そして、今回も2週間ぶり。

当たり前ですよね、月2回行けばそう言うことになるわけです。

あらいの寿司が月に30貫食べれるなんて、この上ないシアワセです。どんな店の握りよりもジブン好み、と写真でしか知らない店の握り写真を見てもそう思います。もうだめですね。恋は盲目(笑)。

『これだけマグロの値段が上がってまだ上がってるでしょ。もうあきらめましたよね?』

『はい、あきらめました。』

マグロに命をかけるあらいさん。値段が倍になろうが3倍になろうがやることはひとつも変えてませんね。男あらい。

評はブログの方で。

*佐島産わかめ

①ひらめ

②真鯛

③金目鯛

④すみいか

⑤赤身づけ

⑥中トロ

⑦大トロ

⑧こはだ

⑨車海老

⑩小柱

⑪あじ

⑫たいらぎ

⑬さば

⑭むらさきうに

*お椀
16日ぶりの鮨あらいです。

毎回新しい発見があるあらい。何回食べても飽きないあらい。

つまみから、が多かったこの日のカウンター席ですが頑なに寿司だけ!を頑固に守るワタクシ。鮨あらいは食事寿司の店と認識しております。つまみがおいしい寿司店は他にもありますが、食事寿司が旨い寿司店はここだけ。

メディカルチェックで禁酒を告げられた翌日です。医師のいいつけを守り、小瓶だけ。守ってないっちゅうに。

不漁不作が続く穴子はなし。代わりにひもきゅう。まぐろも貴重品となってしみじみ3貫のみ。

①ひらめ

②真鯛

③金目鯛

④すみいか

⑤赤身 静岡産

⑥中トロ

⑦大トロ

⑧こはだ

⑨車海老

⑩かんぬき(ジャンボさより) 今日一

⑪出水産鯵

⑫小柱

⑬さば

⑭ひもきゅう

*しじみ椀

*皮付きべったら

⑮みる貝

⑯たいらぎ


今月は下旬にもう一回来ますよ。

めいちゃんのお見送り。

『今週は寿司週間なんでしょ!?』

あらいさんがずっと前に言ったことを覚えてくれてました。遠征から帰ってきた翌週は東京の寿司を食べることにしてます。この週も寿司屋5軒。

2017年の2月分。やっぱりあらいが最強だな。あのまるまっこちい姿の握り、神やね、俗な表現で申し訳ありませんが。

詳細はブログのほうに書きましたので、ここでは食べたものだけ列記します。

①ひらめ

②金目鯛

③すみいか

④那智勝浦産赤身

⑤中トロ 背側

⑥大トロ 腹側

⑦こはだ

⑧車海老

⑨さば

⑩さより

⑪小柱

⑫むらさきうに

⑬穴子塩

⑭穴子つめ

*しじみ椀

以後追加。

⑮赤貝

⑯赤貝ひも

⑰ミル貝

⑱北寄貝


また3月に。3月は確か2回。
2017年1月分です。

今年もよろしくお願いしますで始まったこの日のあらいの寿司。もう最初から最後までしびれっぱなしでした。

『12月分では、カウンターの他のお客さんに合わせてつまみからいただきましたが、やっぱりジブンは酒も吞まないので心からあらいの寿司が好き、ってよく分かりました。もうつまみは頼むコトはないと思います。寿司を楽しむには、つまみはじゃま!』

はっきりとジブンの好みを伝えます。無理してつまみをとって、無理して吞むなんて馬鹿げてますから。

徳島から帰って来てすぐ鮨あらいの予約が入っているシアワセ。この日、すっごい超ど級が続きましたね。脂がさしている赤身、ばふんうに、むらさきうに、閖上の赤貝。原価率も高かったと思います。その分、こちらが楽しませてもらいました。2017年も楽しみは続きます。次は2月分ですね。

①ひらめ

②真鯛

③すみいか
 ずっとアオリイカを食べてましたが、すみいか、別格だなあと。

④赤身  今日一。
 青森三厩産。あらいさんも驚くほど、赤身に脂が入ってる。

⑤中トロ
 勝浦産276kg

⑥大トロ
 同じ魚体。

⑦こはだ

⑧車海老
 味、厚み、最近食べたなかでは出色。

⑨小柱

⑩いくらごはん

⑪さば

⑫ばふんうに
 今の時期、この大きさはないだろ、って言いました。1箱2万円くらい???そんなもんじゃあ買えない?

⑬めじまぐろ

*しじみ椀

⑭穴子塩
⑮穴子つめ

*皮付きべったら

ここから追加で。

⑯かんぬき(特大さより)
 こんなさより、初めて。脂がのってるさより。

⑰みる貝

⑱むらさきうに
 青森産。ばふんに負けない味っぽいむらさき。こんなに味っぽいのも珍しい。

⑲赤貝
 閖上でもこの香りの強さはなかなかない上物。

⑳赤身 もう一度
(2016年12月 再訪)

営業最終日の12月28日に行きました。

2016年、最も数多く通った店、もちろんあらいですね。毎月行きましたので。最後まで楽しませてもらいました。

この日はカウンターの他のお客さん全員がつまみからでしたので、お付き合い。もちろんどれもよかったのですが、ジブンはやっぱりあらいの寿司が好き。次回からあらいではまた寿司だけのコースにします。つまみを食べると気が散るし寿司の味を阻害する酒呑みすぎ。

①ごま豆腐

②三つ葉、京揚げの煮びたし

③めじまぐろ炙り

④牡蠣おろし煮

⑤梅茶碗蒸し

ここからにぎり

①ひらめ

②真鯛

③赤身

④中トロ

⑤大トロ

⑥こはだ

⑦車海老

⑧いくら

*松前漬け

⑨すみいか

⑩小柱

⑪うにダブル

⑫さば

⑫あなご

⑬玉子焼き

まぐろ3種追加

⑭赤身

⑮中トロ

⑯大トロ

*お椀

⑰赤貝ひも


(2016年11月 再訪)

【祝】ミシュラン東京2017年 一つ星 New

あらいさん、本当におめでとうございます。

寿司に対する信念、努力、そして結果の寿司、料理が正当に評価されたものとしてファンとしてもひとしおの喜びです。

まだ我々は知らない公表前に電話したのはこのことでしたが、お互い触れにくい状況で一言も話しませんでした。気持ちが伝わっていたらうれしいです。

過去600軒の寿司屋に行ってますが、毎月毎月通う唯一の寿司店鮨あらい。う~ん、オレの評価、選球眼もすごいな(笑)。ということで、年末よろしくです。

ミシュランに掲載された店の紹介。こんな風に書かれてます。

『主は銀座や四谷の店で腕を磨き、33歳で独立。数種の白酢と赤酢を合わせたシャリは、旨みがありながらすっきりした後味を残す。シャリの味付けは、その時期のマグロに焦点を置いているが、車海老やコハダ、軽く炙った金目鯛など、手を加えたネタにも調和する。つまみも豊富。奈良漬を添えたあん肝、藁で燻香をつけた蛍いか、醤油とオリーブ油で食す白魚、工夫を凝らした品々が味わえる。』

さて、11月分。

11月の22日でした。

この日はいつもよりも多めにいただきました。予約必須のエビマヨまでいただき、大間のマグロはダブルで。もうシアワセで死んでしまいそう(笑)。

写真が200枚を超えてますので、過去のものを消去しています。


*お通し 壬生菜、湯葉、干し貝柱の出汁

①ひらめ むっちりと弾力があり、コク味がにじんでくる感じ。

②天然しまあじ

③こはだ

④小柱 久しぶりです。大粒のだけ軍艦にまわし、小さいのはつまみに・・・・・。おいしいわけです。

⑤すみいか

瓶ビールが終わり、生ビールもなくなったので、辛口の練習をしたいとあらいさんに言って。辛口特別純米乾坤一が出てきました。たしかに大吟醸よりも寿司に合うなあ。

⑥赤貝ひも 毎月来てますが、初ひも。この日の夜は貸し切りの客と言うことで、もしかして身はそっちが独占??バット、ひものほうが好きなワタクシ。これがいい。この方がいい、たまには。

⑦ぶり

⑧車海老 銀座以外ではこんなアツアツのゆでたて車海老を食べたことがありません。熱々が最もおいしい。

⑨赤身  大間産 109kg 極上、死んでもいいなんて叫びたくなるほどのベストなクオリティ。

⑩中トロ

⑪大トロ(じゃばら)

⑫さば

⑬生いくら

⑭うに

⑮穴子塩 塩とツメを1貫ずつ握ってもらうのはワタシだけ。とろんとろん。

⑯穴子ツメ

**お椀

⑰赤身 大間産120kg  今度は、違う魚体のもの。

⑱中トロ

⑲大トロ

⑳エビマヨ 海老を数時間にて作る自家製マヨネーズがわずかしかできないため、予約時に予約する。

さ、次は年末。今年最後のご挨拶に行って、うまいマグロを(笑)。

(2016年10月 再訪)

また10月も楽しませていただきました。札幌遠征から帰ってきた翌週です。

札幌もおいしかったけど、違う。

まぐろ、すごいな。

①ひらめ

②金目鯛

③赤身

④中トロ 大間産177kg

⑤大トロ

⑥金華産さば

⑦車海老

⑧すみいか

⑨きす

⑩かつお

⑪天草産こはだ

⑫いくら

⑬うに

⑭穴子

*お椀

*皮付きべったら

(2016年9月 再訪)

昨日10月22日、大御所のマイレビュアーさんと行ってきました。鮨あらいは、その前日の21日がちょうど1周年に当たったそうでして祝い事をされたようです。大将の性格の良さは先輩たちも可愛がられてそちらのお祝いも続いたとか。遅くなりましたがおめでとうございました。

1周年とは思えぬスピード出世。10年後、20年後にはどう変わっていくのか。見とどけるまで死ねません(笑)。

さて、1か月前ですがこの日のマグロは大間の180.6kg。しびれました、いつものように。クロアチア帰国直後でしたので、大興奮の15貫でした。

①ひらめ

②金目鯛

③赤身

④中トロ

⑤大トロ

⑥ぶり

⑦車海老

⑧かつお

⑨すみいか

⑩いくらごはん

⑪こはだ

⑫白海老

⑬うに

⑭穴子塩

⑮穴子つめ

*お椀

(2016年8月 再訪)

月2回のピッチになりました。UP、追いつきません。今日も行って来ました(汗)。

*枝豆

①ほし鰈

②鯛

③はた

④噴火湾産赤身

⑤大間産大トロ

⑥たいらぎ

⑦うに

⑧車海老

⑨すみいか

⑩白海老

⑪生イクラ

⑫あじ

⑬こはだ

⑭穴子 塩

⑮穴子 つめ

*べったら

⑯きす

⑰みる貝

⑱こはだ(2貫目)

*お椀

⑲むらさきうに(2貫目)

いつものようにどれもすごかったが、むらさきうにがこんなにおいしいなんて。2貫食べずにはいられませんでした。


(2016年8月 再訪)

マイレビュアーさんの誕生会2回目。ラチャウでお祝いしたマイレビュアーさんを寿司でもセレブレート。中1日置いて銀座のあらいで待ち合わせです。寿司も何回かご一緒しましたが、あらいは初めて。楽しみにしてくれてました。

ここなら絶対に外れることはなく、当たりしかありませんので招待したワタクシも安心の店です。終わってみればいつもながらのほぼパーフェクトな全品。マイレビュアーさんもイタリアンにも増して喜んでいただき先ずはよかった。

寿司屋ですので、ましてガチな江戸前ですのでサプライズはなし。この後ライオンビアホールでサプライズする予定です。あらいさんにお礼を申し上げて店をでます。次の予約日はもうすぐそこですから。

*茶豆

①はた
 各所の大将と話をしますが、寿司への信念と感性は知っている限りあらいさんの右に出る人を知りません。若いんですけどねえ、筋が通っています。と思ったのも、この、はた。空前絶後と思われる処理でした。

②ほしがれい

③しまあじ
 ここまで大きな天然のしまあじもなかなか口に入らなくなりました。

④金目鯛

⑤噴火湾産 中トロ

⑥同大トロ

⑦車海老

⑧かつお 藁焼き

⑨白いか

⑩白海老

⑪いわし

⑫むらさきうに

⑬こはだ

⑭穴子塩

⑮穴子つめ

*皮つきべったら

*お椀

⑯きす

⑰みる貝

⑱こはだ(2貫目)

⑲むらさきうに(2貫目)・・・・今日一

すごい!としか言いようがない。

(写真が200枚を超えたため、初期の分は割愛消去してます。)

(2016年7月 再訪)

この日の寿司も神がかってました。一貫ずつ、目の前に置かれた芸術品を鑑賞しながら口に放り込んでいきます。こんな幸せって。

月一回のペースでおじゃましてますが、月二回のペースに引き上げたいくらい。

①まこ鰈
 ビミョウなネタの厚みと大きさが、寿司をぐ~んとおいしくさせます。そして、この1貫の大きさ。写真では分かりませんが、実際目の前にあると何かを『感じます。』

②天然しまあじ

③金目鯛

④噴火湾産赤身
 握りとして、シャリをかぶせる量の微妙さ。ネタの幅の寸法の正確さ。

⑤中トロ

⑥大トロ

⑦車海老

⑧むらさきうに

⑨すみいか

⑩煮ハマグリ

⑪きす

⑫こはだ

⑬しろえび

⑭赤雲丹

⑮たいらぎ

⑯みる貝

**お椀

⑰穴子

(2016年6月 再訪)

本日、7月分の鮨あらい。行くたびにあらいさんの才能にほれ込んで行く。天性の寿司職人。こだわりと頑固さは年齢に関係なくこれ以上の寿司職人を知りません。毎回発見があります。毎回旨さに凄みがかかってきます。

この日は包丁談義となりましたが、包丁についての一家言には深みがあって。もう月一のペースから月二に引き上げようかなって(少し)思ってます。この日は寿司好きな方と一緒に幸せな時間を楽しみました。ちょうど香港に行く直前の日でした。

お客さんあっての商売だとは思いますが、あまり新しいことには挑戦してほしくないですね。あらい、ではなく、古い、でいい。

①ほしがれい

②天然しまあじ

③赤身づけ(境港産)

④中トロ(境港産)

⑤大トロ(塩竃産)

⑥子持ちしゃこ

⑦車海老

⑧たいらぎ

⑨あじ 酢〆

⑩こはだ

⑪煮ハマグリ

⑫うに

⑬穴子

⑭手巻き

*お椀

*べったら

(2016年5月 再訪)

本日6月分、行ってきました。ますます磨きがかかって。そういえば5月分、未UPでした。遅ればせながら本日UPです。

この月は目いっぱいいただきました。もうこれ以上ないってくらいに。今写真を見ても、食べ杉。

①まこがれい

②鯛

③しまあじ

④赤身

⑤中トロ

⑥大トロ

⑦金目鯛

⑧小柱

⑨ばふんうに

⑩白エビ

⑪あおりいか

⑫車海老

⑬こはだ

⑭煮ハマグリ

⑮子持ちシャコ

⑯赤貝

⑰アナゴ

⑱ミル貝

(2016年4月 再訪)

5月にも既に行ってますが、4月分のUPがまだでしたので。

どんどんよくなってます。どんどんおいしくなってます。月一で通ってますから分かります。ネタと値段で、利益出てるの?と思ってしまいます。財務管理、お手伝いいたしましょうか?笑

寿司の写真を見ていただければ、そのおいしさは一目瞭然でしょう。

①ひらめ

②真鯛

③しまあじ

④金目

⑤中トロ

⑥すなずり(大トロ)

⑦車海老

⑧あおりいか

⑨うに

⑩とり貝

⑪赤貝

⑫煮はまぐり

⑬小柱

⑭あじ

*べったら

*お椀


(2016年3月 再訪)

2月に来れませんでしたので1か月の空きがあって2か月ぶりです。ホーチミンに行く前に行きたかったのでよかった。

もちろんお目当てはマグロ。マグロハンターの大将のお目にかかったマグロはどうだ!

いやあ、この時期にこのマグロを持ってきましたか。いろんな事情があって、韓国で水揚げとなったマグロの赤身と中トロ。この赤身が本当にすごかった。すなずりは高知産。これもこの時期ではベストじゃないですか。今回ソムリエさんのおすすめは甲州。いいですね。

いろいろ楽しませてくれる大将。今月また会えますね。

①真鯛

②ひらめ

③金目鯛

④赤身

⑤中トロ

⑥大トロ

⑦車海老

⑧さわら

⑨とり貝

⑩うに

⑪小柱

⑫こはだ

*しじみ汁

⑬穴子つめ・塩

*皮つきべったら

⑭北寄貝

⑮あじ


(2016年1月 再訪)

2回目ですが、握りの旨さはぴか一ですね。テンポよく姿よく握っていく新井大将は、今まで出会ってきた300人以上の寿司屋大将の中では最も生まれながらにして寿司屋が似合う男だと思います。寿司屋の大将になるために生まれて来た、というか。

お客を楽しませ、寛がせることが自然にできちゃうんじゃないかって思わせるくらい、自然体なんですね。だから寿司も旨い。旨い寿司にはいろいろ理屈をつけたくなるものですが、そんなことは愚の骨頂。シャリがどうこう、握りの大きさがどうこう、赤酢はこのネタだけに使いとかどうこう。意味がありません。おいしい寿司を楽しくいただく。そして、最もおいしそうに見えるように記念写真を撮って、見る人にも楽しんでもらう。

この日は大将のマグロにかける情熱をじっくり拝聴いたしました。ううう、すごい。じっくりと3貫を味わいました。猫も杓子も熟成の時代、芯の通った持論には深く共鳴。予約が取れるうちは通い続けたい店です。

みなさん書いてませんが、お茶のおいしさは過去最高ですね。

この日は右腕さんがソムリエバッジをつけてましたので、がんばってくださいの1杯を。お奨めのシャブリ。今まで味わったことがなかった本当に寿司をじゃましないシャブリでした。この日いただいたものは以下の通りです。

2月にまたお伺いいたします。

①真鯛

②すみいか

③金目鯛

④小笠原産赤身

⑤舞鶴産中トロ

⑥舞鶴産大トロ

⑦沖縄産車海老

⑧赤貝

⑨小柱 ◎

⑩たいらぎ

⑪たこ

⑫うに

⑬こはだ

⑭穴子 塩・つめ

(2015年12月 初稿)

昨年中は1年を通じてお付き合いをいただきまして、大変ありがとうございました。

今年はマイおはこであります寿司レビューでスタートさせていただきます。レビューの累計数は4200件を超えてますが、寿司レビューは確かこれが399件目。今年も微力ながら全国の寿司を紹介したいと考えております。引き続きよろしくお願いいたします。さて、

2015年も銀座に多くの寿司店が開業しました。

鮨あらいは、店主の経歴と手ごろな価格が人気を呼んで一気に銀座の人気店に駆け上がりましたね。早々に★4を超えました。今年最後の国内旅行となった高知行きの直前に行って来ました。

寿司も客とのトークも手慣れたもんで、今までのスタイルをそのまま持ち込んでランチなら14貫10000円。寿司好きならかなり安いとさえ思う価格帯にしましたね。食べてみた感想は、思った以上の値ごろ感があります。ネタのクオリティはあくまでその日のベストオブTSUKIJI。14貫が見事にシンクロしてました。何一つ手が抜けてるネタがない。夜まで待たずにこれが昼から食べれる貴重な店です。

氷室なんかもさりげなく、ですね。

2016年には何回行けるでしょうか。ジブンにとって、ランチがある限り通いたい寿司店であると思います。最後にこの日の品を挙げて2016年の初稿とさせていただきます。

①真鯛

②すみいか

③金目鯛

④赤身漬け

⑤中トロ

⑥大トロ

⑦車海老

⑧ぶり

⑨赤貝

⑩小柱

⑪ばふんうに

⑫煮はまぐり

⑬こはだ

⑭穴子 塩・つめ

*お椀

*皮つきべったら

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2位

小松 弥助 (北鉄金沢、金沢、七ツ屋 / 寿司)

3回

  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥20,000~¥29,999

2018/02訪問 2018/03/01

至宝小松弥助、フォーエバー。

2か月ぶりの金沢、2か月ぶりの小松弥助です。

今回もマイレビュアーさんの強い希望で弥助の予約を取ったため、おかげでこんなに早くまた森田さんにお会いすることが出来てラッキーでした。マイレビューさんは、森田さんから手渡しで受け取る一貫一貫に深く感動している様子でワタシもお付き合いしてよかったなと。

『行列さん、やっぱり寿司はバランスですねえ。たどり着いた究極のバランスだと思います。』

でしょう⤴。寿司は人柄とバランス。

マイレビュアーさんは新幹線で金沢入り。ワタシは飛行機で2時間前に金沢入り。小松弥助で一緒に森田氏の薫陶を受け、食事が終わってから所用があるマイレビュアーさんと別れてワタシは寿司の連食に向かったのです。

*瓶ビール

*蒸し黒アワビ
 弥助のスタートは蒸し鮑のつまみからと決めてます。この分厚さ、と、この歯ごたえのある柔らかさ。どの店の蒸し鮑も真似できない絶品です。

『森田さん、以前は蒸し鮑って汁をガラスの瓶に入れて出すときに汁をかけてましたよね。』

『よくご存じですね。その時々でいろいろ変えるんです。』

①剣先イカ
いつものように胴体を三枚に薄切りにしてから短冊切り。ねっとり甘い剣先は弥助のシンボルです。

②炙り中トロ
こんな炙り方ができる店って他にあるかしら、っていつも思います。このマイクロ炙りでマグロの弱点がすっと奥へ引っ込み。

③ひらめ、えんがわ
これは初めてでした。

*瓶ビール

④甘海老
金沢の甘海老はどこの店でも旨いですが、ここに来るととびっきりの甘海老握りが堪能できます。

⑤煮はまぐり

⑥白山
名品。マイレビュアーさんも自作してみると言ってました。

⑦穴子きゅうり
熱々の穴子がめちゃめちゃ旨い。

『森田さんも人間だから熱いでしょ?』

『お客様が喜んでくれるなら少々熱くたって。』

⑧赤身このわた漬け
最近、これが一番好き。このワタと赤身がこんなに相性がいいとは。海水が取り持つ縁?

*お椀

追加。

『今日の仕入れで貝類は何がありますか?』

『アワビとつぶ貝。どっちにする?』

『どっちもお願いします。』

⑨蒸し鮑
握りにすると格調高い旨さは更に磨きがかかって。

⑩つぶ貝
弥助のつぶ貝はでかい。

⑪ネギトロ
これは絶対にマイレビュアーさんに食べてもらわないと。

⑫穴子
笹蒸しの穴子で〆ました。

もうすぐで87歳と言う森田師。握ってもらえた今日に感謝。
あけましておめでとうございます。

2018年、今年もよろしくお願いいたします。

年初めは華やかに金沢小松弥助でスタートします。

昨年12月、金沢に来た最初の目的である小松弥助へ行きます。

4か月ぶりとなる小松弥助。

今回はどうしても弥助で食べてみたいと言うマイレビュアーさんとご一緒しました。マイレビュアーさんは当日関西からの金沢入り。マイレビュアーさんはこの日しか来れないとピンポイントの二人の予約でしたが、何とかテーブル席を用意していただき予約してました。

一通りが終わるとかなりのお客さんが退席しますので、その時にカウンター席に移動するという作戦です。

おしぼりを見て、また弥助に帰ってきたんだとの思い。森田さんにご挨拶して言葉をかわしてからテーブル席へ着席。お元気な姿を見るだけで元気になります。86歳。若い職人がサポートしてますが、握りはもちろん森田さんだけといういつものスタイル。


*瓶ビール
マイレビュアーさんともお久しぶりです。雪を見ながらの乾杯。この部分はテーブル席のほうがよかったかな。弥助とのかかわりなんかを話しながらこれから始まる弥助劇場を楽しみます。

*能登産蒸しクロアワビ
弥助に通い始めて以来、最初のつまみはアワビと決めてます。このアワビの味わいはどの店で食べる蒸し鮑に比べても一つ上の世界を行く味の深さと極上の食感ですね。

*香箱
お目当てがありました。金沢入りして何回目の香箱でしょうか。旨さが違うのは雰囲気だけのせいではなさそうです。

*白子のすり流し

*日本酒 神泉弥助

さ、最初の握り。

① 赤身のこのわた漬け
これが一番好き。涙が出るほどうまさが身にしみわたっていきます。
このわたの味がこんなにぴったり合うのもすごいし、そもそもこの赤身のクオリティと厚み。食べていると、中には大トロの小さなカットが忍ばせてありました。

②弥助名物、白山。
毎回どうして?と思うくらい旨い。酢飯の上に、づけ、雲丹、山芋、わさび。ぐるぐる混ぜて食べると、そのまま天国行き。

*瓶ビール

③赤いか。
弥助のホールに入ってくると、森田さんはいつも赤いかをこまかくカットする仕事をしてますね。人数分のカットは並々ならぬ作業量。その細かなカットのお陰で、ねっとりとした最高の握りが食べれます。

④中トロ炙り。
金沢はじめ北陸一帯、築地に集まるもの、の中から一番のものが弥助に集まって来るんだなあ、と感慨深く。弥助のシャリってどうしてこんなに旨いんだろう。もちろん森田さんの手がそうするんですが。

⑤甘海老
あまりにでかいんで半分にカットしてあります。そんな甘海老の握りって食べたことあります?

⑥煮はまぐり

⑦こはだ

*お椀

⑧うなきゅう巻
うなぎの濃厚な味がたまりません。

コースはここまで。予想した通り、この日は半分以上の方が退席してカウンター席に空きができます。森田さんに直接お願いしてカウンター席に移動。ゆっくり話ができますし。

『千葉の行列さん、おいしかった?』 なんて会話からスタートです。

『私も本当は全員カウンターで食べてもらいたいんです。』

『そうですね。今日初めてテーブル席でいただいて、どうしても最後はここでと。森田さんからは、寿司を手渡しされるのではなく、心をいただいているようで。』

『行列さん、おっしゃる通りですよ。気持ちを渡す、それで手渡ししているんです。』

ここから追加。

⑨ばい貝

⑩穴子

⑪ひらめ

⑫弥助名物ネギトロ巻
大トロをサクから惜しげもなく切り出してネギと一緒にたたいて巻く。大トロだけを海苔で巻いて食っている感じ。

ワタシもマイレビュアーさんもいろいろ森田さんから特別な話をしていただき。やはり感激が全身を包みますね。またここでお会いすることをお約束して店を離れました。

余談ですが、お店の営業が1年限定で2018年3月で閉店すると言うのは正しくない話だそうです。おからだの状況とかで結果そうなるかもしれないが、今は全然そんなことを考えていないと言うことでした。

森田さん、奥様の奉仕のこころ、お会いするたびに深くなっていくことを感じます。

一旦ホテルに戻り、マイレビュアーさんとは夜の部でまた盛り上がります。

東のすきやばし次郎、西の小松弥助。

弥助の森田さんとは本当に久しぶりにお会いしました。

もう86歳になられましたか。次郎さんと違って(笑)、庶民派で大人気の弥助森田さん。

『はい、千葉の行列さん。おいしい⤴?』

カウンター席では手渡し。手から手へ、伝わるのは寿司だけじゃなくって。

過去は、半年ごと、1年に2回森田さんにお会いしてました。いつものように2か月前に予約の電話すると、

『申し訳ありません。その月から予約を受けてないんです。当面再開の見通しがありません。』

それから3年経って、やっと再開した森田さんの寿司が食べれることになって。

・・・・

この日のお手伝いは4人。全員20歳代?すごいことです。神様の隣で仕事ができる。

『森田さん、握りが以前と比べてだいぶ優しくなったんじゃないですか?』

『はい、その通りです。もう先も短いんで。。。。』

エネルギッシュな握り、が、つい3年前、83歳のときでも見れたんですが。

目の前では、やさしく丁寧に握ってます。

・・・・

火水の週2回定休ですが、残りの5日間は1日3回転です。すごすぎます。

旧店舗時代は2回転だったんですが。

『働きすぎなんじゃないですか?(笑)』

『いやあ、今のやり方がちょうどリズムに合うんです。みなさんのおいしいという言葉で元気になるんです。』

・・・

もうお会いできただけでも十分な・・・と言いたいところですが、寿司がまたぴか一。名人芸と俗な言葉で言っていいんかなあ。とにかく、旨い。

旧店舗はアパホテルの中にあって。そこを飛び出した理由、知ってます(秘密)。新店を考えていた時に金沢茶屋の社長が茶屋の離れの新しい店を用意して招きました。茶屋のロビーで待ってられるのがナイスです。

定刻になると茶屋のマネージャーが来て店の入り口まで案内してくれます。中に入ると、旧店舗とは全く異質の空間。カウンターに10席、2人テーブルX2,4人テーブルX1。

それでは、弥助劇場の始まり。

*瓶ビール

『お寿司からでいいですか?』と目の前の青年が訊いてきます。

『蒸しあわび、だけください。寿司は始めていいです。』

数年前、森田さんに寿司の前に1皿つまみを食べたい、と言った時に出てきたのが蒸しアワビ。それ以来、毎回同じ。

*能登産蒸しクロアワビ
不漁なんでしょうか、値段高騰何でしょうか。めちゃめちゃうまいけど、だいぶ少ない(笑)。

箸袋は上等な和紙。金沢茶屋になってから、ちょっとずつ違う。それまで絶対になかったことですが、1週間前に予約確認の電話があったり。

さ、最初の握り。握りはすべて大将自ら。

①赤いか。
最初の手渡してもらった写真のヤツ。記録用にすべて皿に置いて撮影します。左手で受け取り、右手で食べたらこの芸術が霧散して残らないので。写真からでもうまそうオーラびんびん。手の上の握りの写真ではこのオーラが分からないでしょ。

②中トロの炙り。
こんな炙り、食べたことがありません。

③赤身のこのわた漬け
涙が出るほどうまさが身にしみわたっていく。

*水ナス

④弥助名物、白山。
酢飯の上に、づけ、雲丹、山芋、わさび。ぐるぐる混ぜて食べると、そのまま天国行き。

⑤能登輪島産あら

*お椀

⑥甘海老

⑦煮はまぐり

⑧うなきゅう巻

コースはここまで。ここまでなら破格の値段です。地元にいたら、ここでももう十分で退席しますが。悔いが残らないように追加します。値段?3倍近くにはなりますが、食べれるだけでも幸せですから。3倍でも全然安いと思います。

⑨(追加)こはだ

⑩ばい貝

⑪うに

⑫弥助名物ネギトロ巻
大トロをサクから惜しげもなく切り出してネギと一緒にたたいて巻く。大トロだけを海苔で巻いて食っている感じ。

あっという間の1時間半。奥様にご挨拶して外に出ました。もう次の回の客が待ってます。

お元気で活躍してる姿を拝見して、元気になりました。

懸命追いつこうとしてますが、20歳年上の差はなかなか縮まりません。

次回、早くまたここへ戻ってきたい。金沢遠征の目的がここにありました。

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3位

鮓 きずな (京橋、JR野江、大阪城北詰 / 寿司)

6回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 -

2018/05訪問 2018/05/20

料理、つまみ、握りの豪華競演。味のワイドバラエティがすばらしい大阪京橋の鮓きずな。

大阪に来ています。

大阪遠征の初日の夜はほぼ毎回鮓きずなと決めてます。予約が取れなければ行く日をずらす。予約が取れてから遠征日を決める。それが数年続いてます。

何故これほどきずなの寿司にこだわっているのか。それは、店主の弛まぬ努力の成果=進歩が毎回見て取れるからです。味わいが変わったり調理が変わったり、細かいことで言えば山葵が変わって寿司が変わったり。そのわずかな、微妙な変化はジブンで感じ取るしかありません。継続的に行っている人だけが分かることですから、単発で言ってその場で微分しても傾向はつかめません。

その裏にある大将の努力。ジブンは親しく口をきかせていただいてますから、実はかなり分かってます。と言うのもありますし、変化を感じたらストレートに訊いちゃいますから。食べ歩きなんかの話を披露すると返歌もありますしね。

大将の人柄から明石、淡路、最近では東北北海道のきずなが繋がって市場を通さないネタも多く、もし関西に住んでいたら毎月行くのは当然で年に20回くらい行きそうです。

と言うことで、今回もいろいろな進歩を見つけました。ここには書かないで、ネタばれをしないでお楽しみを奪わないようにします。毎回あっという間の3時間でした。

①ひらあじ棒寿司 
定番からのスタートですが、この皮きりは理にかなってますね。

②あわび、はまぐり、岩海苔
これも定番ですが毎回ノックアウトされます。

③明石産あいなめ
食べるのがもったいない。

④明石産真鯛
同じ真鯛でも全然違うんだなあ、きずなのは。大将の人柄が集めてくるネタ。

⑤宮城産ほうぼう
ジュレ乗せ。ジュレ以外考えられません。

⑥淡路産さわら漬け 和辛子

⑦明石産はりいか(すみいか)
ここ数年で一番旨かったすみいか。

⑧宮城産にしん
この大きさのにしんは初めて食べます。脂が多すぎずベリー旨い。

⑨明石産蛸
これが楽しみで通ってます。

⑩蛍烏賊酢飯リゾット 静岡産あおのり
これは研究して自作する候補

⑪愛知産生とり貝
このドレッシングも研究して自作候補。

⑫明石産焼き穴子
これが楽しみで通ってます。

⑬同上磯辺焼き
宮城産一番海苔

⑭三重産牡蠣
まだ食べれるシアワセ。このでかさ。

⑮銚子産いわしの自家製オイルサージン

⑯千葉産(ありがとう)カツオ 藁焼き、もろみそ

⑰青森産いともずく

握り

①明石産カワハギ 肝がネタの下に仕込まれてます

②さわら 藁いぶし

③淡路産鯵

⑱岡山産しいたけ茶碗蒸し
味が濃いので使う前に少し乾かしていると思ったしいたけ。生のままですって。驚愕。

④塩竃産本マグロ づけ

⑤天草産こはだ

⑥富山産白海老昆布締め
このわた醤油

⑲愛媛産のれそれ
そうめん仕立て

⑦⑧
青森産キタムラサキ
淡路産クロムラサキ
ムラサキ雲丹食べ比べ。すごかった。

⑳赤だし 三重産あおさ

⑨千葉九十九里産(ありがとうございます)煮はまぐり ゼツのピン

⑩ねぎとろ
小松弥助ばりに最後は悶絶死

*淡路産芝海老カステラ
*皮付きべったら



大阪に来ています。

大阪遠征では必ず行く店が1軒だけあって、それが鮓きずなです。きずなの予約が取れたら大阪に行く準備を始める絶対にはずせない店。大将の気配りがすごいです。毎日2交代制であれだけのサービス精神には頭が下がります。そして大将の人柄のよさにほれ込んだ漁師さん、魚屋さんがダイレクトに上物ネタを提供しますからここに来れば旨いモノが喰える。

今回もまた大満足な時間を過ごしました。今年は何回行けるでしょうか。

*瓶ビール

*銚子産鯖棒寿司
 恒例の棒寿司からのスタート。今回は千葉県産からのスタートで、うれしい初経験。酢飯も抜群にうまいんだなあ。

*宍道湖産しじみ+九十九里産はまぐりのスープ。青森県産岩海苔が味を引き締めます。

*明石産ひらめ 身は塩で、えんがわはポン酢ジュレで。

*宮城産さわら一夜漬け、対馬産太刀魚

*明石産すみいか

*明石産蛸柔らか煮
 これも楽しみのひとつです。

*北海道産鱈白子、静岡産青のり

*明石産穴子、宮城産海苔で穴子磯部巻き

*仙鳳趾産大粒牡蠣

*千葉県産カタクチイワシのオイルサーディン

*富山県産ひっさげ

*三重県産赤ナマコ

*青森県産もずく

これより握り。

①明石産かわはぎ昆布締め、中に肝入り

②千葉産さわら藁スモーク

③佐渡産天然ブリ、辛味大根

*椎茸茶碗蒸し

④壱岐産赤身づけ

⑤大間産大トロ

⑥天草産こはだ

⑦愛媛産シラサエビ昆布締め、頭塩焼き

⑧釧路産塩水雲丹

⑨九十九里産煮はまぐり

⑩煮穴子

⑪トロタク、有明産海苔

*カステラ、べったら

⑫鯖棒寿司追加
もし余裕があるならもう一個食べたいとリクエスト。旨い。そうしたら、他のお客さんもわれもわれも。迷惑かけるなよって。


大阪に来ています。

いつものように、大阪に来たら、いや、関西に来たら最初の夜は鮓きずなと決めています。

言い方を変えれば、鮓きずなの予約がとれたらその週に関西へ行くと。このように決めている寿司屋は2軒だけ。一軒は鮓きずなでもう一軒は小松弥助。弥助の予約が入れば一週間金沢に行きます。

定刻入場。満席で一斉スタート。大将にご挨拶して席に座ります。すばらしい料理が次々と

*瓶ビール(エビス)

①鯖棒寿司
これがまたおいしいんです。昼間京都に出かけようと思ったのは、鯖寿司を食べるのが目的だったのですが、そうだ、夜にはきずなで食べれると思って行くのをやめたくらい。シャリもいいんです。今回の鯖は長崎産。

②宍道湖産しじみ、九十九里産はまぐりの貝汁、青森産岩海苔
贅沢な貝汁。岩海苔が入ったことで味のふくらみが半端ないです。

③明石産鯛お造り
きずなで食べる明石鯛は本当に旨い。身と腹の両方の良さが分かるように工夫されて提供される。塩と醤油で分けて食べることもできる。

④ひらめポン酢ジュレ乗せ
ジュレが口の中で溶けるのが快感。こうするとジュレがきっちりと必要な分量を合わせることが出来る。

⑤サワラづけ、和辛子

⑥対馬産太刀魚、皮目炙り
脂がのって旨い太刀魚。

⑦明石産はりいか
こんな厚みのあるはりいか(スミイカ)を食べたのは初めてです。切身を見てましたが、厚みから見ててっきりあおりいかと思ったくらいです。このくらいの厚みがあるとうま味もすっごいわ。

『大将、今日はつまみの数がいつもよりもずっと多いですねえ(笑)。』

『直前になって、いいものがばたばたと入って来ましたので。楽しんで行ってください。』

⑧明石産蛸
この日の蛸も素晴らしいものでした。明石産真鯛と蛸。旨さに酔います。足と頭。こんな食べ方、ここだけ。

*瓶ビール(ハートランド)

⑨鵡川産本ししゃも
オスです。本物を更に手をかけてから一夜干し。これだけうま味を出してくれたら、ししゃもも本望でしょう。

⑩明石産焼き穴子
明石にもう一つ、旨いモノがありました。厚みのあるいい穴子でした。

⑪明石産焼き穴子磯部巻き
穴子の焼きも素晴らしいですが、磯辺焼きの味変もすばらしい。海苔は宮城産。

⑫仙鳳趾(せんぽうし)産蒸し牡蠣
下にシャリが入ってます。仙鳳趾産の中でも特大で、目いっぱい口を開けないと入りません。大きい分うま味も大きい。牡蠣が食べれない人には申し訳ないです。

⑬銚子産いわしオイルサーディン
まだ続きます。

⑭藁燻製の魚2点、八戸産鯖w和辛子、北海道産さんまw肝醤油
この趣向は面白かった。

⑮青森産糸もずく

ここから握りです。もうおなかいっぱいですが(笑)。

①明石産カワハギ昆布締め、肝合わせ

②淡路産あじ

③佐渡産ぶり

⑯しいたけ茶碗蒸し、太刀魚
名物で毎回頂きますが、毎回山椒粉の迫力に驚きます。

④青森竜飛岬産赤身

⑤青森竜飛岬産中トロ

あともう少し握りが続きますが、事情があって今回はここまで。

ご覧のように今回もまた素晴らしいラインナップでした。そして何よりも大将のサービス精神ですね。サービス精神が原動力になってたゆまない研究熱心と食材、酒、調味料集めの情熱は途切れることがありません。

毎月来ることは出来ませんが、今後もかかわっていきたい店のひとつであることに変わりはありません。ありがとうございました。
大阪遠征、初日の夜は恒例の鮓きずな。

今回も近藤劇場の砂被りでライブ感を楽しみつつマイレビュアーさんとおいしいを連発。ここ数年は年に2回もしくは3回のペースで何とか訪問が継続してますが、関西に移住して毎月来たい。あっ、そうすると鮨あらいに毎月行けなくなるか。そのくらい、鮓きずなに惚れこんでいると言うことですね。

アペタイザーの棒寿司に始まり、エンディングのカステラ、べったらまで息を継がせぬ旨いモノの波状攻撃。大車輪、働き過ぎの近藤大将の世界をまたしても思う存分堪能した夜でした。

*瓶ビール

①愛媛産ひら鯵の押し寿司。

②あわびとはまぐり出汁スープ、青森産青のり。

③お造り
1、明石産真鯛
2、アマテカレイ(まこ鰈)、肝醤油
3、アマテカレイ、ポン酢ジュレ
4、太刀魚
5、さわら
6、鰈

*純米吟醸 磯自慢

④明石産蛸

⑤ごまさば

⑥愛知産鰯自家製オイルサーディン

⑦あわび酢飯リゾット風

⑧明石産焼き穴子

⑨仙鳳趾産蒸し牡蠣w酢飯

⑩長崎産剣先烏賊いかソーメン

⑪千葉県産カツオもろ味噌

⑫青森産いともずく

ここで半分、折り返し。

握りです。

⑴淡路産カワハギ、昆布締め、ネタ下に肝

⑵淡路産小鯵

⑶ゴマサバ


⑬岡山産椎茸茶碗蒸し
 山椒粉のインパクトがすっごい。

⑷赤身づけ

⑸中トロ

⑹天草産新子3枚づけ

⑺熊本産天然車海老

⑭赤だし 白身魚骨出汁、三重産あおさ

⑻由良産赤雲丹、鱒子ご飯

⑼九十九里産煮はまぐり

⑽穴子

⑾手巻きトロタク

*カステラ

*べったら

という今回もてんこもりの2時間半。大将とも情報交換できましたし、大将が躊躇していた寿司店も紹介出来ました。

今年2回目でしたが、年内もう一回来れるかなあ?

お礼を言って退店、おなかぱんぱんでした。どこかでエネルギー消費していこう。
2017年4月。関西遠征。

関西遠征の初日の夜は、鮓きずなの1巡目の予約を必ず入れてます。この数年、同じパターンで関西に来ております。

予約困難店になった今でも、ダイヤルを回し続け、何とか初日=鮓きずな、のルーチンは守り続けています。

今回はマイレビュアーさんお二人と一緒に3人での訪問です。

ホールに入って大将にご挨拶。連日、熱い気持ちで握りに調理にもてなしに。そして、食材や酒の調達や調理方法やと。立ち止まることがない近藤大将。

3人並んでカウンター席に。当然?二人の真ん中のプラチナシートにおさまって。お二人とは昨年11月以来5か月ぶりです。

先ずは、お久の乾杯から。

①鯖棒寿司
きずなのスタートは必ず鯖棒寿司。2回制の1回目の予約で行きますから、大将が押し寿司を作るところを見ることが出来ます。出来立て、作り立て。
『ああ、持ち帰りたい。』 隣の席からつぶやきが聞こえてきます。

こんな棒寿司、他で食べたことがありません。酢の〆方、板昆布の使い方、そしてシャリの混ぜご飯。この棒寿司だけを売る会社に投資して立ち上げたい、とガチ思っているワタクシ。大儲けするために?いいえ、毎日好きなだけ食べるため。

②鳴門産あわび、青森産青のり、はまぐり出汁
あわびがやわらかくてふっくら。あわびのための助っ人、青のり、はまぐり。

③明石産真鯛、明石産はりいか(すみいか)

④銚子産サワラの漬け、五島列島産太刀魚の漬け

*日本酒で、ままままま。

⑤明石産蛸煮

⑥はりいか肝ルイべ
これすごい。濃厚な味わいの肝をルイべにして、口の中で溶けていくのを楽しむ趣向。こんな発想の料理があるんだ。チョー忙しい中で楽しむ食べ歩きから学んだとしか思えない大将のクリーンヒット。

⑦富山産ホタルイカの酢飯リゾット風

*日本酒で、まままままま、アゲイン。

⑧明石産焼き穴子

⑨焼き穴子の磯部巻き
海苔が10倍旨い。穴子も2倍旨くなる。

*ちょっとチェイサー瓶ビール
この日のためにお酒我慢してきましたから。

⑩兵庫県産坂越産蒸し牡蠣
これがすっごい。濃厚な味わいが口に入らないほど大きい。

⑪のれそれの素麺

⑫初ガツオ

⑬いかなご釜揚げ九州産もろみ和え

⑭青森産もずく
ここまでが料理で、この後握りが始まります。

握りが始まりました。日本酒でスタートですが、以後基本のお茶で。

①淡路島産かわはぎ、肝は下乗せ
味も決まってますが、食感がいいですね。

*岡山産椎茸の茶碗蒸し

ここまでで、およそ1時間20分経過してます。食べるこちらはず~っと夢見心地。3人で旨い旨いを連発してます。

大将は料理に握りにずっとずっと動き回り。今でも高下駄。提供するたびにそれぞれ丁寧な説明をしてます。この大将とわれわれを包む空間が素晴らしいとマイレビュアーさんから感想が。

②明石産あぶらめ(あいなめ)
昼の島本でも出てきました。翌日もいただきました。瀬戸内では春から夏にかけて旬だそうです。

③千葉産サワラ、スモーク
藁焼きだと思いますが、味が濃くなって実に旨い。

④ギリシャ産本マグロ赤身
いま近海の本マグロが端境期になっていて、数少ない水揚げはほぼ東京で消費されているような状況。という背景はありますが、空輸の生マグロは実に旨い。獲った後の処理が日本流になってきて、欧州産、米国産の本マグロの品質が格段に良くなってます。そん色ない。

⑤同上中トロ漬け
2日間熟成。

⑥天草産こはだ

⑦富山産白エビ

*お椀 あおさ赤だし

⑧香川観音寺産赤貝ごはん

⑨(左)釧路産塩水ばふんうに
⑩(右)淡路由良産黒うに
今の時期、うには食べれるだけありがたいという気持ちで。

⑪九十九里産煮はまぐり

⑫煮穴子
がつんと山椒を利かすきずな流。

⑬銚子産金目鯛

⑭とろたく手巻き
有明一番海苔が主役と思えるほどうまい。
上から食べていくと下からはみ出ないようにお尻にも海苔、のゼイタク。

*カステラ

*べったら漬け

という鮓きずな、でした。すごい店、すごい大将です。関西訪問時には必ず来る!意味がお分かりだと思います。

毎年2回関西遠征。今、今年は3回にしようかと思案中。
(2016年11月 再訪)

4か月ぶりでマイレビュアーさんと行ってきました。

関西遠征の最初の晩は必ず鮓きずなと決めてます。きずなの予約がとれると、飛行機とホテルの予約を入れて、マイレビュアーさんとのアポを取って。

この日も大感激の料理と寿司でした。

未だに進化を続ける大将。この後、どう進化していくのか楽しみです。ごちそうさまでした。

また次回よろしく。

①青森八戸産鯖棒寿司

②岩手産エゾアワビ、青森産岩海苔

③明石鯛 4日間熟成のもの

④明石蛸煮

⑤岡山産あこう ポン酢ジュレ乗せ、わさび

⑥サワラ、太刀魚

⑦北海道産鱈白子、長野産ひらたけ、山椒、青のり

⑧北海道鵡川産本ししゃも

⑨仙鳳趾産牡蠣

⑩愛知産いわしオイルサーディン

⑪明石産穴子、焼き穴子

⑫明石産穴子、宮城産一番海苔と

⑬秋刀魚肝醤油、千葉産鰹もろみ醤油

⑭富山産ブリ 8日間熟成

⑮青森産いとモズク

⑯岡山産しいたけ茶碗蒸し

握り

①明石産かわはぎ

②富山産ぶり

③淡路島産さわら 藁スモーク

④淡路島由良産小あじ

⑤天草産こはだ

⑥大間産中トロ

⑦大間産大トロ(じゃばら)

⑧熊本産しらさえび昆布締め

⑨せこがにご飯、塩水ばふんうに乗せ、明石産すみいか乗せ

⑩九十九里産煮はまぐり

⑪明石産 穴子

⑫とろたく 有明産海苔

*カステラ 淡路産鯛、芝海老すり身

*べったら漬け

(2016年7月 再訪)

しばらくぶり。マイレビュアーさんときずなのエンターテイメントを堪能しました。

ことの発端は今年の5月。岡山遠征中に訪れた鮨 縁でのこと。

『大将、このお店の名前って縁じゃないですか。おなじような店名の店が大阪にあって、きずなって言うんですよ。ワタシが大阪で最も好きで、最も回数の行っている寿司屋さんなんですよ。』

と話を切り出します。そういう名前のお店があるんですねえ、という反応を期待してましたが、何と何と

『先日、きずなの大将がここに来たんですよ。親しくお付き合いさせてもらってます。』

え~、まじですか。宿泊したホテルもそのとき使っていた同じホテル。それじゃあ大阪に飛ばないといけないよ、と言うことで何とか予約がとれて。

久しぶりでしたが、相変わらず大将のパワーはすごいですね。フルスロットル、でも、気配りのすごさは人気の秘密でしょう。そして、次々繰り広げられる酒肴と寿司。感動しましたよ。誘ったマイレビュアーさんが大喜びだったのが一番よかったかな。次回行くのがまた楽しみ。

岡山、大阪、岡山、大阪って毎年の行事にしたいです。

**押し寿司、愛媛産ひらあじ


**剣先いかのイカ素麺、浜名湖産青のり

**お造り。明石産鯛、あこう、あこう芽ネギ巻き、サワラ漬け。

**徳島産太刀魚炙り

**明石産茹で蛸

**梅肉乗せ伝助穴子、ヒラタケ


**仙鳳趾産蒸し牡蠣

**鳴門産とこぶしスモーク

**明石産焼き穴子

**焼き穴子いそべ巻き

**ゴマサバ漬け

**あわび、じゅんさい

**青森県産もずく

①金目鯛 毎度ありがとうございます、千葉県産。

**茶碗蒸し 鮨縁のご当地岡山県産しいたけがたっぷり

②淡路島沼島産小あじ

③塩釜産赤身づけ

④同中トロ

⑤天草産こはだ

⑥淡路産まながつお

**愛知県産とり貝炙り

⑦大分産車海老、芝海老おぼろはさみ

**お椀

⑧うにご飯
 北海道の塩水ばふんうにをその場にいたお客さん人数分のシャリに豪快に混ぜ込んでいきます。
 仕上げに壱岐産赤雲丹を乗せて。

⑨煮ハマグリ 毎度ありがとうございます、九十九里産。

⑩蒸し穴子

⑪トロたく手巻き

**カステラ  鯛、芝海老

**べったら


(2014年12月 再訪)

ダイスキな店です。楽しみにやって来ました。大阪滞在四日目の夜。

元気な大将から元気がもらえます。つまみと握りの質と量。大満足です。大阪に来たら、もう絶対に寄らないとおさまりません。先ずは鮓きずなの予約を入れてから旅行計画の始まり、と行った方がより正確です。

食べたものを書いているだけでもシアワセを感じる店ってそうはありません。毎日でも通いたくて大阪にロングステイしたい。

①しめ鯖押し寿司
お約束の押し寿司でのスタート。最近千葉産鯖を多用しているとのことで、うれしい限りです。

で、つまみが続々登場。天ずしの天野さんがファンなのも頷けるキップの良さ。寿司屋の大将はこうでありたい、のお一人だと思っています。

②蒸しアワビ、芽ねぎ、うに
小松弥助に並ぶ蒸しアワビの旨さ。

③明石産ひらめのエンガワ
④明石産鯛  熟成感がすばらしい。
⑤天然かわはぎ、肝乗せ
⑥太刀魚 ハラミでトロケタ。
⑦明石産蛸 茹であがってもうもうと蛸が湯気を出しているサマ、すごい。
⑧三重産赤ナマコ 処理の方法を教えてもろた。やってみよう。
⑨鱈白子
⑩太刀魚
⑪仙鳳趾(せんぽうし)産蒸し牡蠣 このラインナップはどこの寿司屋にもないでしょう感。
⑫明石産焼き穴子
⑬アワビ肝  ②の肝
⑭香箱蟹寿司 ここでこれが来るかあ。悶絶寸前。
⑮淡路産さわら 自家製醤油?? スモーク感がしびれる
⑯佐渡島天然ぶり
⑰青森産もずく

いやあ、これだけのつまみが出てくる寿司屋って。昼のイタリアンでかなりお腹のスペースが無くなってましたが、こんなに旨いものはどんどん入ってしまいます。寿司も、お酒も。お酒は十四代。

握りが始まります。

①桜鯛(かすこ)
②かわはぎ、肝
③淡路産鯵
④ブリトロ この熟成感もすごい。何日熟成したかは、ここには書きませんが。
―茶碗蒸し たちうお、岡山産しいたけ
⑤中トロ とろける、から、トロ
⑥ぶりトロ
⑦天草産こはだ
⑧しらさ海老 本当にうまい海老です。関東にはほとんど来てませんね。関西ならでは。
⑨しらさ海老頭 焼いて。こっちも絶品。
⑩明石産甲烏賊
―お椀 あおさ
⑪ばふんうに
⑫閖上産赤貝 この大きさの閖上産は久しぶり。海は戻ってるんですね。
⑬金目鯛
⑭煮はまぐり ここで2番目の千葉産
⑮長崎産煮穴子

ネタ箱に有次の銘を発見。ジブン、魚の包丁は有次なんです。三枚もまともにはおろせませんが。そして、山葵のおろし金を置台までも有次の特製だということで、先輩ってありがたいですね。

とか、いろいろ話ながら握ってもらいます。最高の癒されタイム、リアルおもてなし。

⑯トロタク 手巻き
―カステラ

トロタク、うま~でしたが、朝、遊香さんがこはだ巻きもええよと教えてくれたんで、早速のこはだ巻き。

⑰こはだ巻き
さっぱりと旨い。海苔が利いていてこれはやみつきの序章か。

―べったら

海苔うまいですね、と言ったら、海苔の食べ比べ。最近替えたそうですが、やっぱり新しい方が断然旨い。佐賀産ですか?と訊いたら違いますって。お店に行って訊いてみてください。

で、つまみ17皿にぎり17貫。ず~~~~っとシアワセ時間でした。

(2014年6月 初稿)

大阪に来ています。

初日の夕食は京橋の鮓きずなで。日曜日の夜に営業している貴重な寿司店です。寿司や料理の写真が際立っておいしそうでしたので、最初の夜はここって決めて予約してました。

店は京橋の賑やかな商店街の一番奥の方の路地にありました。目立たない店ですので、ナビなしでは通り過ぎていたかもしれません。店に入ってアプローチを進むとL字カウンターが眩しい店内へ入ってきます。どうぞこちらへ、という店主の導きで席に座ります。

おつまみも食べたいおまかせで、と声を掛けて着席。お店のことをいろいろお訊きします。冒頭から驚きました。小倉の天ずし、店主の天野さんと親交があるそうです。へええ。そして金沢の小松弥助さんとも。

何も知らないで予約をしましたが、全国のトップレベルのお店ってなんだかの繋がりがあるんですね。すべては天野さんの面倒見の良さが発端だとはおもいますが。たのしみです。

最初は、次々に瀬戸内、九州の肴が出されます。特に、明石産の蛸、鯛は群を抜いておいしいです。

『気のせいか、東京で食べる明石蛸や明石鯛よりもずっとおいしいんですが。気のせいですよね。』と店主にフリマス。

笑いながら、それは気のせいですと。しかし、食べながら話を進めていくと、東京に売られていったものとは全く違うことが分かってきました。お店で食べた明石産の魚介って市場を経由して来たものではないんですね。地元の漁師さんから直接仕入れる。独自のルートで最高の仕入れをする。

そういうことを知らずに来てますが、食べると一発で分かります。兎に角、味が濃厚。最後に食事の値段を聞いてびっくりしました。天野さんがこの店に来る理由が分かりますよ。一発目にいきなり金脈を掘り当てました。

料理、アテ。
①鳴門産とこぶし&海老
②淡路島産真鯵押し寿司
③明石産鯛
④明石産あいなめ
⑤まこがれい
⑥長崎産たちうお
⑦長崎産たちうお、腹部
⑧明石産蛸
⑨明石産伝助穴子
⑩明石産焼き穴子
⑪徳島産あわび肝西京漬け
⑫徳島産蒸しあわび
⑬淡路島産さわら、中トロ
⑭青森県産もずく

握り
①淡路島産きす昆布締め
②かすご鯛白板昆布
*原木椎茸茶碗蒸し
③淡路島産鯵
④淡路島産まぐろヅケ
⑤淡路島産トロ
⑥こはだ
⑦牡蠣
⑧富山産白海老
⑨大分産天然車海老
⑩とり貝
⑪しまあじ
⑫金目鯛昆布締め
*お椀
⑬九十九里産煮はまぐり
⑭羅臼産ばふんうに
⑮むらさきうに
*穴子
⑯玉子焼き
*べったら

写真でお分かりかと思いますが、このクオリティとこのボリュームはすごいと思います。★5にしなかった理由は何にもないんですけどね。まあ、素晴らしい店です。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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4位

すし処 みや古分店 (赤羽、赤羽岩淵 / 寿司)

5回

  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥15,000~¥19,999

2017/09訪問 2017/10/21

大将の研ぎ澄まされた料理感覚と技、ネタのすごみと寛いだ空気感。 絶対おすすめのぴか一寿司処。

再び、ジブンが寿司と料理の組み合わせで一番好きなすし処みや古分店へ。

この日はマイレビュアーさんと二人でよせてもらいましたが、マイレビュアーさんも一皿ごとに歓声をあげる最高の出来栄え。大将の技、ベストな食材、そしておもてなしの心に心臓を鷲づかみにされたのでした。

*生ビール
健康に感謝してかんぱ~い。ジョッキー、大ぶりでうれしい。

*菊菜のクルミ和え
注目の一皿目。爽やかな香りと食感にヤラレました。京野菜の菊菜を錦市場のかね松老舗から取り寄せる寿司屋、枠を超えてますね。

*岩手産マツタケのフライ
でっかい国産の松茸を惜しげもなく使ってます。この値段でダイジョウブ?ってくらいの高級食材が続きます。今日もグイグイ攻めて来ます。

*日本酒 黒龍ひやおろし

*黒アワビのてっぴ(ふぐの皮)乗せ
てっぴが柔らかくてトロントロンです。この組み合わせもすごいですよね。大将が博多で修業した大いなる遺産の成果だと思います。ネタ箱に入っている調理前の黒アワビを見ますが、香り、味がすごいのが納得できますね。こんなにでかい黒アワビを買っちゃいましたか。儲け度外視?

てっぴをどかして、アワビのお姿を愛でたい。ぜ~たくな料理で、このお出汁だけでも昇天寸前になっちゃう。

*ばふんうに入り毛蟹の甲羅寿司、生イクラ添え。
予想していなかったので、びっくりしました。
浜中産ばふんうに、蟹味噌と蟹身。下の層が酢飯になってます。みや古では2回目となる甲羅寿司ですが、蟹高騰のこの時期に食べれるとは。ばふんうにもたっぷりと入ってます。甲羅寿司だけでも悶絶してるのに、途中で味変を楽しむようにイクラが添えられてました。
国産松茸、黒あわび、ばふんうに、毛蟹・・・・何と言っていいのやら。マイレビュアーさんが興奮するのがそりゃあ分かりますよ。

*豆乳を使ったとうもろこしのすり流し、ばふんうに乗せ。
イタリアン顔負けですね。豆乳をつかっているところがミソ。

*日本酒
純米麓井圓(まどか)

*天然車海老昆布締め、かつお酒盗乗せ
車海老を一度氷で〆てから昆布締めにして。淡麗で貴婦人のような車海老の味わいを酒盗が引き締めてます。

*まつほうれん
ほうれん草の上には松茸。菊の花が添えられてます。うまし。

*若狭産ぐじ(甘鯛)のお吸い物
この透明なお出汁、日本料理の真骨頂ですね。このレベルのお吸い物が出てくる寿司屋ってちょっとすごすぎます。

*太刀魚の寿司
穴子よりもうなぎよりもおいしかった太刀魚の蒲焼寿司

握りが始まります。

*こはだ
こはだ、と言うよりナカズミの大きさ。食べ応え十分。

*天然車海老

*明石産鯛昆布締め、酒盗乗せ
今度家で手巻き寿司を食べるとき、酒盗を使ってみよう。味の深みがもう一段出ます。

*新イカ、ばふんうに
いかの下には、浜中産ばふんうにがたっぷりと入ってます。

*出水産アジ
旨さにこだわると出水産になるんですねえ。

*閖上産赤貝酢〆
*閖上産赤貝

やっぱり酢で〆ない生が断然好き。生2貫、お願いしたい(笑)。

*北海道産ブリのスナズリ
一番旨い部分です。

*鯖、ゆずこしょう

*蒸し黒アワビ
ここにも登場した黒あわび。鮑だけは酢飯あり、なし、どっちも旨し。鮑以外は酢飯アリが断然。

*中トロ
めちゃめちゃ旨いんですが、中トロがかすんじゃう寿司コースって世界でこの店だけ。

*いわし

*ばふんうに手巻き
大きな海苔で覆いかぶせるように包んでいただきます。

*穴子

*かんぴょう一本巻き

今回もみや古マジックに酔いしれました。

毎月来たいんですけど、このコースだけは一人より二人で食べるものだと。相手探しが予約するよりも難しい。
またどなたかと一緒に料理と寿司に酔いたいですね。
2か月ぶりのみや古分店にまたわくわくしながらやって来ました。

気の合った方たちと時間が合えば毎月定例でも寄りたい店です。この日はマイレビュアーさん二人と一緒、3人でお邪魔しました。

毎度のことですが、本当に料理がおいしい。初みや古のお二人も一皿ごとにおいしいを連発して、だからみや古では二人以上で来たいんです。本当においしいね、と何回もそれしか言葉が出ず、そのたびに顔を見合わせて。

この日も素晴らしいネタを仕入れ、完璧な料理と寿司を出してもらいました。もう何回も寄せていただいてますので、大将もワタシタチのツボが分かっているんですね。ツボをピンポイントで攻めてくる(笑)。

こんな大きなものは見たことがない、というようなフグの白子とかワタリガニとか。ですから、予約するときに食べたいものがあるなら、はっきりその旨を伝えておいた方がいいと思います。その日市場にあるかどうかは時の運だとしても。

この日食べたものを簡単に紹介します。

*カンパイ それぞれ好きなものを。生ビール、緑茶ハイ、レモンハイ

*オコゼの冷やしチリ はまぼうふう

博多で日本料理の修業をした大将。ふぐは冬の味で夏はオコゼがとって代わるとのこと。オコゼの冷やしチリで一同一気にみや古ワールドへ引き込まれ。感動すら感じる、経験したことがない旨さ。おいし~、の合唱が始まります(笑)。

*房州産あわび、余市産きたむらさきうに、瓜の雷干し

大将がぐいぐい押してくるつまみですね。あわびと雲丹をもって来ました。また雷干しによく合うんですよ。

*自然薯のすりおろし、森岳産じゅんさい

大将が大きなすり鉢で自然薯を擦ってます。このねっとり自然薯をここまで出汁感を与えてさらさらにする技って。絶対に真似できないです。そこに最高級のじゅんさいを入れ。

擦った鮑と擦った山芋を混ぜてご飯にかけて食べる料理があるそうですが、このアワビから自然薯への流れはちょっとすごかったです。

*わたり蟹の内子、蟹肉のご飯

もうマイリマシタとしか言いようがないです。見たこともないようなでっかい渡り蟹。そしてボールいっぱいの内子。7月はこれを見て絶対に食べたくなった貴女、ご一緒しますか(笑)。

*日本酒 麓井の圓

*金目鯛椀

焼き豆腐?と思ったら、その下に身の厚い金目鯛の切り身が入ってました。このお出汁。寿司だけ握って来た寿司屋の大将では作れません。これが寿司屋で食べれるところがすごいと思います。

*ゴマフグの白子のフライ

でったあ。実は前の日に大将に電話して、ご一緒するマイレビュアーさんが可能なら(絶対)白子のフライが食べたいと言ってますのでよろしく、と伝えてありました。どうせ行くなら、ですよね。

そうしたら、こんなにでっかい白子を用意してくれていたんです。だから、この白子のフライもいつもの2倍くらい大きかったです。旨さも感動も2倍。

*蟹ミソご飯
 
こちらは、毛蟹の蟹ミソにご飯を混ぜたもの。でっかい毛蟹の甲羅の中にシャリを入れて、蟹ミソと混ぜたもの。どうする?シアワセすぎるでしょ。

*太刀魚蒲焼ごはん

まだか、ってとどめを刺された太刀魚のごはん。ウナギもどきと笑ってましたが、鰻より旨い?

*日本酒 作 雅乃智

伊勢志摩サミットで出された酒ですって。もうめちゃめちゃ旨い。なんだこの香りと味の透明感は。

ここまでで完全に打ちのめされました。お二人も大満足の様子。

これでもまだ半分。握りがまた素晴らしいものでした。

①こはだ 厚みがあって〆加減もいい。

②車海老 オス

③閖上産赤貝

④いさき炙り ネタの下に白子が忍ばせてあるいつものみや古マジック。

⑤ごまふぐ白子

文句なし今日一。いやあ、感激度からは今年一?興奮しました。

⑥新子3枚付 おつまみにどうぞ、と。今年初の新子。

⑦白いか むらさきうに

これもイカの下に雲丹が忍ばせてあります。それだけで6倍うまくなる。

⑧いわし

でっかい。おおばいわし。

⑨大トロ

⑩穴子

本当に毎回感動しかありません。この店だけは寿司屋でも一人で食べるよりも二人以上がいいです。

来月も来れますように。
赤羽に来ています。

マイレビュアーさんの長期アメリカ出張おかえりなさい二人会。

出発前の壮行会でとても喜んでもらった赤羽みや古分店で再びやることにします。行きも帰りも同じ店で、というのもありますし、おそらく寿司+和食が一番うれしいのかなと思い。

彼女がアメリカに出発してすぐに予約を入れてました。

寿司好きで全国の寿司屋巡りをしていつの間にか累計650軒の寿司店に行ってます。

その中で、料理+寿司、を食べる寿司店で日本一と思っているのがこのみや古分店。ちなみに、寿司だけなら、鮨あらい。

お連れした方100%満足で帰れるみや古分店です。壮行会、おかえりなさい会とは言ってますが、もちろんワタシも毎月この店に通いたいです。一人でももちろんいいのですが、この店に限っては旨いモノを共有できる人が隣にいて、”おいしい~”を連発するほうがより楽しいので。一緒に行く人と行く理由?を毎月探してます。

写真を見れば、料理のすばらしさ、握りの見事さは一目瞭然だと思います。そして、予想よりもはるかに安い値段。頭が下がります。料理よし、雰囲気よし、大将よし、値段よし、と言うことがありません。毎回シアワセにしてもらってます。

さ、今日はどんな料理と寿司が出てくるのか、二人とも待ちに待ったこの日。大将、最初から驚かせてくれます。2品。

*青森大間産うにのにこごり 先ずは、その美しさにしばし見惚れて。ハマボウフウが鮮やかで美を演出。うに、やはり食材のクイーン。口の中で風味が開いて、やられます。にこごりは、あわびの出汁という贅沢さ。

*ふぐの白子、かつお酒盗醤油 もう最初から大興奮のふたり。ここが、みや古のすごいところ。ダメ押して来ます。市場でその時期最高の食材を集め、経験と技術で 思いもよらぬ食材の組み合わせで味を創造していく大将。

『毎月海外出張お願いします。』と、それを理由に毎月楽しみたいツッコミも出ますよね。

*春キャベツの吉野煮 お出汁がすごいのでキャベツが世界一おいしいキャベツ料理

*白子のフライ 中身もお見せします。素早く食べて火傷しなくては意味がない。みや古の定番ですが、毎回興奮します。

*江戸前穴子、梅ソース

*毛蟹の蟹ごはん甲羅詰め、雲丹添え という贅沢極まりない逸品。味?天国涅槃で食べるごちそうと言いますか・・・。二人の大興奮を見て、大将もご満悦だったことでしょう。もうこの贅沢な蟹ミソご飯と雲丹の組み合わせはこの後一生食べることはないでしょうね。
興奮無しに食べることは不可能だった今日一、‥‥と思ったら・・。

*三重マダカあわびの蒸しあわび、大根 興奮状態は続きます。あわび、見せてもらいました。この大きさったら。

*京都洛西塚原産白子タケノコ 貴重品です。

ここまでがお料理。これだけでもすごいのに、握りがこれからという贅沢。

*こはだ

*車海老

*明石産真鯛

*出水産黄金鯵

*閖上産赤貝 酢洗い

*閖上産赤貝 ネタの下にひも 生  ジブンは断然生が好き。生2貫の方がうれしい。

*大分産かんぱち

*すみいか 中に むらさきうに

*銚子産赤身

*同上大トロ炙り

*穴子

*巻物 玉子焼き

最後まで息を継がせぬ大興奮の食事でした。みなさまも予約を入れて是非どうぞ。

興奮を鎮めてから帰宅しようと、もう一軒行って軽く一杯ね。
赤羽に来ています。

マイレビュアーさんが長期のアメリカ出張と聞き、出発直前に二人壮行会を計画しました。しばらく日本を離れるわけですから、もっとも恋しくなる寿司と和食でおもてなし。と言ったら、自分の中ではここみや古しかありません。大将にお願いしてセットしてもらいました。

いやあ、毎回驚きの料理と寿司が供されますが、この日もすごかった。もう満点以外考えられないです。その日のもっともいいネタを大将の感覚で料理に仕上げていくやり方ですので、何が出てくるか分かりません。簡単に言ってしまえば、創作的。そこがまたすごい。

組み合わせの妙だったり、食材の持ち味を十二分に引き出したり。マイレビュアーさんに、

『これでもう思い残すことはありません。』と彼女に言わしめた料理と寿司。ワタクシの評価も上がったようです(笑)。

食事を終えて大将にお礼を言って店を出ます。

さ、次の店へ行きましょう。


*日高見で乾杯

*下関産もずく、昆布森産毛ガニご飯

*フグの白子のフライ

*山口産フグ湯引き オン 余市産あんこうのあん肝

*生ビール

*横須賀産太刀魚 オン 酢飯

*乾坤一

*蒸し鮑と大根

*雲丹握り イン 蒸し鮑出汁

握り

①こはだ

②なかずみ

③車海老

④かんぱち

⑤いわし 3枚付

⑥閖上産赤貝 中に貝ひも

⑦明石産真鯛 皮目湯引き

⑧小柱

⑨出水産鯵

⑩ふぐ白子

⑪すみいか w 雲丹

⑫銚子産中トロ 2枚付

⑬かんぴょう巻き

詳細はブログの方で。
(2016年7月 再訪)

先月おじゃましてすっかり気に入ったみや古分店。今月もまた赤羽参りです。

ただ、今回は前回食べなかったお料理も一緒のコースにしてもらいわくわくしながらの訪問です。

こたつカウンターに座って大将にご挨拶。してから、ずっとうまいもの談義してます。くつろげる寿司屋ではベストでしょう。ゆっくりと寿司やおいしい和食をたべたいなら絶対のお奨め店です。駅からも近いし。

お料理。うわさに違わず、どれもこれもすばらしかったです。贅沢な旬の食材を使って、味マックスな食べ方。本当にこの値段でいいんですか、って最後はうれしい気持ちで店を出ることが出来ます。

**前菜盛り合わせ
 まあ贅沢ですよね。一気にこれだけ並ぶんですから。真ん中は穴子のはも仕立て。マイレビュアーさんのブログで写真をみてました。左が鮎。長良川産鮎の焼きびたしで、塩焼きの3倍美味しい。下には冬瓜。瓜があって、カステラがあって、その奥は余市産ばふんうにが冬瓜に乗ってます。そして、右が自家製塩抜き梅干し。ここで終わりでも文句は言えない豪華版でした。

**あんこうの蒸した肝。
 夏肝と呼んでいるそうですが、生肝の鮟肝。蒸し立て。『絶対に日本酒ですよね』と催促したわけではなかったのですが、店主が気を利かせて一杯。かたじけのうござる。

**秋田県三種町森岳産 生じゅんさい のせ 素麺
 じゅんさいがゼータクに乗っていて。もちろんお出汁のうまさがたまりませんが、素麺の茹で方 うろこが落ちました。じゅんさい、最高!

**白浜山産黒アワビの岩手産ばふんうに乗せ
 写真なし(涙)。ものすごい量の雲丹だったので、夢中で食べちゃったあふぉでした。アワビも半端ない厚みで、ここは記録あり(汗)。にこごりがついてます。

**とうもろこし、ししとう 天ぷら
 とうもろこしを一回茹でてから身だけかつら剥きにしたものを2枚天ぷらに。うますぎます。

**お椀 焼き穴子、白瓜
 最後のお椀まで十二分に楽しみました。うれしいなあ。ここから握ってもらえます。次回また楽しみです。

①こはだ

②新子 2枚づけ 最高!

③車海老

④ごまさば

⑤ばふんうに隠し白いか

⑥みる貝

⑦赤身づけ

⑧黒アワビへそ

⑨うに巻き

⑩大トロ かました 焼き霜

⑪煮穴子

⑫かんぴょう巻き

**カステラ

(2016年6月 初稿)

赤羽に来ています。

BMして以来、忘れては思い出し、思い出しては忘れていたみや古分店。マイレビュアーさんが克明にレビューしていたのを見て、今度は忘れずに行って来ました。

克明レビューで料理も寿司も両方うまそうなので、料理込みのおまかせをお願いしようと思いながら、当日始まったらどうやら寿司だけの予約を入れていたみたいです。多分、ですが、予約時には前の日の料理・寿司おまかせコースをどこかで食べた直後だったので今回は寿司だけでいいや、と思ったのかも。

そうしたボケ老人の失敗のおかげで、もう一度、今度はお料理ばっちりのおまかせが食べれる楽しみが残ってこれはこれでよかったのかなと。

お店はこじんまりとしていて、食事にも呑みにもベストサイズですね。靴を脱いで大将の前に座るこのやり方も、ゆっくりできてすこぶるよろしい。

ご挨拶の後、瓶ビールをお願いして。

まずは、気になっていた浅草弁天山美家古との関係を訊きます。はい、無関係でした。この地でずっとずっとウン十年続く老舗。

で、次は、克明レビューの主、美女3人レビュアーさんの話をして。そんなこんなでジブンの寿司遍歴なんかも無理やり聞いてもらってゴングを鳴らして戦闘開始とは相成りました。

①こはだ
 青魚から始める自由奔放さ、がこの後の寿司、料理が俄然おいしいヒントなのでした。料理の腕前は克明レビューで承知してます。その腕前を発揮するやり方がすばらしい、と。
 こはだ、〆方いいですね。小さ目の握りはすっとんと胃に収まっていくし、この旨さを醸成するタイミングとか大将の人がらとか会話の妙とか。銀座寿司ではなかなか味わえない魅力です。

②閖上産赤貝
③閖上産赤貝
 細かな包丁が入り、ここまで細かなカットは初めてです。一口食べてみると、おおお。赤酢にさっとくぐらせたそうですが、こういう赤貝も初めての経験。酢の物が好きではないワタクシですが、この食べ方も悪くないですね。
 次が、普通にそのまま赤貝握り。閖上産は香りが強くて食感も最高。やっぱり、酢、なし、がいいな(笑)。

④しろいか昆布締め、余市産うに
 いかに入っている包丁も実に細かです。まぐろもそうだった。ここまで細かいと味も違うんです。とことんやる職人の技。食べてみると、へへ、イカの下にはうにが仕込んでます。雲丹乗せは結構食べてますが。
『うにを乗せちゃうと、食べた時に先ずは雲丹の味から始まっちゃうでしょ。』なるほどね。

*煮アワビ
 『煮込んだあんかけは、全部食べずに残しておいてください。』
 『次の料理にぶっかけるんですね?』その通りでした。
 あわび、おいしくて楽しみますが、次がなんなのかのほうがすっごく気になって(笑)。

⑤ばふんうにご飯、あわびソースかけ。
 雲丹ご飯でしたか。いい雲丹が手に入りにくいこの季節、いいバフンウニでした。そして、あわびあんかけ。おいしくないわけがないですよね。
 あわびソースの中にシャリを小さく丸めてぽんと入れ、混ぜて食べるって趣向は経験アリですが、こっちはプラス雲丹だもんな。勝ち!

⑥あじ
 肉厚でうまし。鹿児島夷隅産。

⑦ほしがれい
 久しぶりで魚を見せてもらいました。三陸産ですか?どこか聞いたけど忘れました。気仙沼?寿司ではほぼ100%まこがれいを使いますが、ほしがれい、うまい魚です。貴重品です。この時期は真鯛やひらめの味が落ちるので、高級なほしがれいの出番なんですね。

⑧ほしがれいえんがわ
 ほしがれいのえんがわは、他のかれいよりも味が落ちると言われてますが、決してそんなことはないですね。おいしくないエンガワを食べればおいしくないし、おいしいエンガワを食べればおいしいんです。比べにくいと思いますが。

⑨太刀魚ご飯
 太刀魚も見せていただきました。ここまで身が厚いと急激においしくなりますね。竹岡産。

⑩かんぱち
 大好きなネタです。脂がおいしくてノリもよかったので訊いたところ、大分佐伯産で5kgものとか。ね!この寿司屋、繁盛してるんですよ。だから、いい魚を集めることができるとみました。

⑪ごまふぐ白子
 この季節にふぐ白子が食べれるとはしあわせ~。

⑫とり貝 舞鶴産

⑬赤身づけ
⑭中トロ
 マグロの仕入れも怠りなくがっちり押さえてますね。宮城産でしたかね。

⑮穴子

⑯車海老

*カステラ

⑰シャコ

⑱赤身

料理を食べなかったおかげで18貫いただくことができました。すばらしい大将です。

さ、忘れないうちに料理+寿司の予約を入れなくちゃあ。

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5位

旬彩天 つちや (江坂 / 天ぷら、日本料理、海鮮)

1回

  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - -

2017/11訪問 2017/11/26

5900件目のキリ番レビューは旬菜天つちや。本格派日本料理からの天ぷら懐石アプローチの独創性、完成度がすごい。

料理の写真をウェブで見ていたら、いい店を見つけました。

大阪江坂にある旬彩天つちや。ミシュラン二つ星の店です。情報によればこのお店、日本料理と日本料理からのアプローチを特色とする天ぷらの店なんです。予約しました。

江坂駅から10分たらず歩いた住宅街に店はありました。お店のHPを見ると店主の土阪幸彦さんが語ってます。

『日本料理の繊細さとしなやかさ。そして、本能に訴えかける天ぷらの力強さの両者を共存させたコースがつちやのスタイルです。お客様の感性に訴えかけ、そして本能をくすぐることができるお料理とおもてなし。』

店の庭も広くはないんですが、ここで完結するような設計です。店内に入ります。店内からも庭を切り取って見える工夫があります。お昼のコースは1本だけ。HPでは、

先付 / 前菜 / 造り / 天婦羅8種 / 酢の物 / 白飯 / 赤だし / 焼き魚 / 香の物 / デザート

なんですが、夜のコースも昼に食べれるそうです。お昼のコースをお願いしてあります。

店内にはゆったりしたプラチナシート、L字カウンターが10席。座敷も見えてました。この日のお客さんはほぼ全員マダムさんです。にぎやかなおしゃべりが店内に充満します。駐車場には高級車もとまってましたね。

指定されたカウンター席に座って店主にご挨拶。そのままビールをお願いします。皆さん、リピーターのようですね。土阪さんと地元の話題を、あっちからも、こっちからもしてます。話題の取り合い(笑)。そんなこんなを耳にしながらビールを呑んでます。

さ、始まりましたね。土阪さんは天ぷらの準備を始めていて、ホール担当の女性が配膳を開始しました。

*先付
3種のきのこ、酒蒸した大山鶏、山芋

やはり、最初の一皿にどかんとした旨さの衝撃を感じます。見た目はなんてない感じの料理なんですけどねえ。味の深さが違います。単純な料理にも本格日本料理の技が隠されているといった感じでしょうか。

土阪さんは、先日お伺いした老松喜多川の喜多川さんの7歳年上の先輩だそうです。土阪さんは40歳代のバリバリですが物腰は低い方。

あれほど土阪さんを相手におしゃべりに夢中だったマダムさんたちは食事に夢中になり、ジブンが土阪さんと話を始めます。

*お造り
明石産かます焼き、三重産キハダマグロすなずり。

お茶もいただいて。

*八寸
『中央の松葉は茶そばで出来てますから、そのままお召し上がりください。』 へ~え。
 ほうれん草、アワビ茸、鯖寿司上にシャリ、ぎんなん、ホタテ、アボカド、柿ジュレ、生麩

ひとつひとつの料理に手間暇をかけて、味と共に美しさを競わせる日本料理の伝統八寸ですね。隙を見せない料理のラインナップ。一本筋が通ってます。

ここで、天ぷらの用意が始まります。塩は三種類で、メキシコ天日塩、モンゴル岩塩、長崎昆布塩。つゆはポン酢。どんな天ぷらが来るんでしょうか。

①天草産車海老
 王道ですね。頭もしっぽも全部いただきます。

うわあ、食べ終えると、もう敷き紙の交換。この日の客はたぶん14人。14人分を2回で揚げきる早業がすごい。

②明石産レンコ鯛
 大葉に包んで風味付け。ほくほくです。

③松茂蓮根
 徳島県産ですね。旨いレンコンでした。

④香住蟹
 足肉を束にして揚げてからカット。なんちゅう贅沢な。こんなんアリ?

⑤ホタテ

⑥岡山産マッシュルーム

⑦琵琶湖産わかさぎ

⑧自家製胡麻豆腐
 胡麻豆腐??

『大学で講義をしてまして。真剣に目がキラキラさせながら話を聞いてくれます。学生と一緒に胡麻豆腐を作って天ぷらを揚げるんです。揚げているときに、ばらばらにならないようにあられ(煎餅)をまぶすんです。』

土阪さんが将来を心配してます。今自分が40歳代なので、20年後に日本料理が栄えているように今の20歳代を育てないと、と。学校に入ったときには、日本料理70%、西洋料理30%の希望者が卒業時には逆転して日本料理が30%になってしまうんです、と。

『自分は天ぷら屋ではないので、日本料理からの発想で天ぷらを食べていただきたい。』次の天ぷらもそんな発想からの。

⑨むかご
 大粒のむかごでほっくほくです。さつまいもでもなく、じゃがいもでもなく、むかご。

⑩下仁田ネギ

⑪泉州産穴子
 揚げも素晴らしいが、たれもおいしい。

⑫鳴門金時
 ここでさつまいもの登場です。このカットした厚みが絶妙です。

食べごたえがあった天ぷら12種でした。こんな天ぷら初めてでした。

*口直し
 かきの木茸、汲み上げ湯葉の酢のもの
 どうしてこんなにおいしくなるの?って不思議。

さ、ここからごはんです。最強の布陣ですね。お椀、お新香。
*三重県答志島産さわら
 ご飯、もちろんお代わりしました。

*デザート
パンナコッタ、カシュナッツ、キウイシロップ

これだけ充実したランチをリーズナブルで提供する。やっぱり大阪ってすごいわ。

と言うことで無事5900件目を通過できました。いつもご愛読ありがとうございます。

(#5900)

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6位

日本料理 たかむら (秋田、泉外旭川 / 日本料理)

1回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 -

2017/06訪問 2017/06/24

特別キリ番レビュー:秋田発最高の日本料理。日本国中から食いしん坊が集まる日本料理たかむら。

今回の秋田遠征で最も楽しみにしていた日本料理たかむら。

聞きしにまさる素晴らしい料理の数々をいただき、今回の秋田遠征が一層思い出深いものになりました。

秋田に向けて出発したときは折しも5500件目のキリ番が終わった直後。この日本料理たかむらは永く記憶に留めたくマイヒストリーであるキリ番年表に5600件目として載せるには毎日2件ずつUPし続けてもあと1か月も待たねばならず。もう待てませんので、5550件目の特別キリ番扱いで年表に入れることに決めました。

(年表は、トップページのアイコンのすぐ右。プロフィール詳細へ、をクリックすると見れます。)

食事をする雰囲気、空間、空気感ももちろん素晴らしいですが、この店の魅力は何と言っても高村さんご自身でしょうね。豊富な経験や知識や技術でベストな旬の食材を調理していく。その過程が実にロジカルで明快。シャープな感性に加えて、足し算引き算を駆使して高村ワールドを構築していく。

活動の幅も広く、江戸料理の伝承者の枠を大きく飛び越えた八面六臂の大活躍をされている方と知り合えたのは大きな喜びです。

今回、永年にわたってやりとりがあるマイレビュアーさん、秋田のあやプーさんと食事をご一緒しました。知らぬが仏で、この店は現在会員制になっていてありがたいことにあやプーさんは当店の会員。しかも古くからの常連と言うことで、ワタシもその恩恵を浴した形で楽しませていただきました。

この日いただいた料理、簡単に紹介します。

前菜
*玉子焼き
*バイ貝旨煮
諸子の木の芽焼き
*もろきゅう
*浅利と春菊の胡麻寄せ
*鮟肝豆腐

どれも小品ながら手が込んでいて楽しませてもらいました。この中でも中央に鎮座している諸子が主役。
体長およそ10センチのホンモロコは、コイ科の淡水魚で、元々は琵琶湖の固有種。
卵を取り寄せ横手で養殖の試みが始まったということで。
高村さんのアドバイスもあって、やがてこうした高級料理店で提供されるまでになったというストーリー。

爽やかな旨さは鮮烈です。

*秋田産鮑の塩蒸し
二人とも無言になったうま味のコンプリート(笑)。

*わらびすりの子丼
今が旬のわらび。秋田に来てからすでに何回かいただきましたが、この料理のインパクトってすごいです。
本当においしいです。ご飯と合わせるのがなんともステキ。
高村さんの子供時代のごちそうなんだそうです。うれしいですね、追体験させてもらって。

錦胡麻が日本料理たかむら、としての格。

吸物
*佐賀新玉ねぎのすり流し、温玉、じゅんさい
シンプルな食材を使いながらも複雑な味わい。
饗宴、なんて言葉が脳裏をかすめて。

刺身*三陸産本鮪蛇腹
*秋田産あおりいか
*秋田産真子鰈
高村さんの話を聞いていると、知識や経験の豊富さもさることながら、やはり料理人としての感性の鋭さに驚かされます。天賦のものが半分、ご本人の努力が半分。
お造りとしてのネタ、をもし握り寿司に使うとしたら。同じじゃないんですね。
おいしく刺身を食べる、おいしく握りを食べる、のに使うネタ。違えるんですね。

焼物
*五島列島産太刀魚の南蛮焼き
 山椒の実、山桃、筆生姜、こんにゃくピリ辛煮
いいサイズの太刀魚。ふっくら旨い太刀魚の焼物。2kgクラスの太刀魚。
南蛮焼きとは、混合させた南蛮地という調味液に漬けて焼き上げる手法ですね。
パカンと割ると中にはあさつきが。

煮物
*えぞばふん雲丹とほうれん草の玉〆 根曲がり竹
これもちょっと参っちゃいました。あやプーさんと料理のたびに顔を見合わせてうま~いって。
こういう家庭的な味わいも入れてくるところがいいですね。しっかりと匠の技を使いつつも。
家庭じゃあ、こんなに贅沢にばふんうにを使うことはないんですが。

一品
*秋田産しょでこ(野生の日本原種アスパラ、しおで)、アメーラトマト、黒皮南瓜
 アスパラソバージュ、北海道産ミンク鯨、ナスタチュームの葉
アメリカ産アスパラと日本産アスパラの食べ比べ。
と思いつつも、主役はやっぱりミンククジラ。
うっとりタイムです。

揚物
*三陸産ムラサキ雲丹のクリームコロッケ、グラナパダーノ
高村さんからは、味の膨らませ方、奥行きの出しかた、コクの程度調整なんかのやり方についても話を聞くことが出来ました。
例えば、もう少しコクを出すときにチーズを使うとします。問題はそのチーズの使い方ですね。
粉、キューブ、シートと言った形状、使う量と使う部位、調理のタイミング、チーズの種類。
そう言うことをもう直観的に判断が出来ちゃう、そういう次元の料理人なんですね。
やばいです(笑)。

御飯
*特製冷し担々麺(たかむら麺)
これが一番のサプライスでした。
日本料理の経験が少ないジブンが予想するご飯と言えば、
やはり炊き込みご飯ですよね。土鍋で炊いた自慢の土鍋ご飯、とか。
徳島の虎屋壺中庵ではお粥が出て来てびっくりでしたが。

何と担々麺。麺もレシピで製造してもらっているそうです。
これ、めちゃめちゃ旨かった。麺リフトの写真も忘れちゃったくらい。
どんだけ引き出しが多いいのって。
もちろん、これだけでも繁盛店を1軒作れますね。

デザート
*パッションフルーツのアイス パッションフルーツ果汁
初めて食べたパッションフルーツのアイス。
ぷちぷちはじける食感にここでも驚かされて。

料理は以上です。お酒、いただきました。氷ジャー、すばらしい。

こういうことを言うんですね、夢の時間。
あっという間の涅槃タイムでした。
これをキリ番にしたい気持ち、届いたと思います。
分かっていただいたと思います。

高村さん、あやプーさん、たいへんありがとうございました。

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7位

料亭 金鍋 (若松 / 日本料理、すき焼き、ふぐ)

1回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥8,000~¥9,999 -

2017/07訪問 2017/07/16

5600件目の特別キリ番レビューは、北九州若松にある奇跡の料亭金鍋。

今回の北九州遠征で一番楽しみにしていた料亭金鍋でのマイレビュアーさんお二人との食事。

料亭金鍋の存在を知ったのはこのサイトでかなり前のことです。即刻行ってみたいとは思いましたが、料亭と言うのは一人で食事に行くのにはかなりハードルが高いわけでして。そのうちその存在、名前はすっかり忘却の彼方へとぶっ飛んでいました。

今回3人での食事会で初めてお会いした、akiiさんとjunko0120さん。大変楽しい時をご一緒させていただきました。えッ?もちろん両手に花、お部屋でお世話してくれた若い仲居さん、そして料亭金鍋を守り続けている美人女将。つまりお部屋ではワタクシ以外はすべて女性という極楽涅槃でありました。

この場所の提案はakiiさんからで、それを聞いたときはもううれしくてうれしくて。この日は予約の関係で昼は御料理 まつ山でしたから、日本料理のコースを1日2回というのも人生初めての経験でした。

戸畑まで移動し、そこから若松まではakiiさんのおすすめで渡し船に乗って。貼り付けた写真でご覧のような美しい橋を真下から眺めるお楽しみもありました。てくてく歩いて角を曲がると、後で本館と表門は国登録有形文化財ですと言われて納得だった華麗重厚な金鍋の建物になります。

予約の旨を伝えるとそのまま二階へ。調度品や意匠などを見ても石炭の積出地として繁栄した若松の往時を偲ばせますね。ブラタモリが若松を取り上げたら必ずや金鍋のお宝を取材するに違いありません、チャチャチャ。通されたのは情緒ある葦平の間と名付けられた部屋。部屋には火野葦平さんの著作本も置かれてます。

初めましてでお二人とご挨拶。宴の始まりです。

先ずは生ビールでカンパイ。ま、いつだって旨い生ビールですが、猛暑の中歩いて来ましたのでこの一杯も忘れえぬ味。最初から最後まで若い仲居さんが世話をしてくれます。今時の若い女性とは思えぬ気働きの接客は金鍋の伝統をそのまま引き継いでいる感じで。

*先付け 海老、湯葉、ふきのお浸し

*前菜 もずく、サーモン寿司、鶏松風、ホタテのベーコン巻

*お造り 鯛、ひらす、北寄貝

ここで大事件発生(笑)。akiiさんがこの宴のために幻の日本酒を持ち込んでいたのを披露。黒い文字通り幻と呼ばれている銘酒鍋島。金鍋の女将さんに、私も好きな鍋島のコレクションをしてますが、この鍋島は初めて見ました、と言わしめた希少酒。

遠慮なくいただきましたが、もう笑いがこみ上げて来るばかりのコク味の深いお酒でありました。おいしいものはおいしいうちに呑む。正体が不明になっても連れて帰ってくれそうな人が居りますから、いけるところまでいっちゃいます(笑)。

*牛鍋 厚切り伊万里牛サーロイン、椎茸、人参、焼き豆腐、葱
メインです。鍋の中には八丁味噌をベースにしたたれが入っていて、仲居嬢が丁寧に鍋を調理してくれます。思わずシャッターチャンス到来。3人で鍋に向かって一斉ビーム放射。ワタシは動画で撮ってます。一人前ずつきれいに盛り合わせ。やっぱり歴史ある料亭の料理は盛り付けからして違います。

さっそく、いただきます。ううううう、と味噌をまとった伊万里牛のとろける旨さに悶絶。おいしいおいしいの合唱が始まって。合わせるお酒が幻の鍋島。これ以上のシチュエーションって人生にはそうはないですよ。

*茶碗蒸し

ここで、女将さんが店の家宝を持って登場。創業時に作った18金の本物の金鍋。8個制作して戦争時の金属類回収令で寺の梵鐘などと同様に強制没収。のちに1個だけ現存していることが分かり、こうやって我々の目の前に現れたのです。神々しい光を放つ18金の鍋。

さあ、お座敷遊びライク。熱燗から女将さんがお猪口に入れてくれた酒、と、この金鍋に注がれた同じ徳利からの酒の飲み比べ。驚きます。金マジック。お燗された酒が金の器に注がれただけで一瞬にしてまろやかな酒に変化します。????どうして??

*牛鍋 うどん

白めしが欲しいと思ってましたが、うどんもいいですね。

*みょうが炊き込みご飯、香の物、しじみのお椀

 炊き込みご飯もまた料亭レベルはすごい。繊細な味わいの炊き込みご飯に、濃厚な味噌味を入れる気にはなりません。

*デザート バジルのジェラート、マスカルポーネ

完璧な料理とおもてなし。明治大正の文化の一端に触れ、忘れえぬナイトとなりました。

・・

いつもご愛読ありがとうございます。また次の100件でどんなドラマがあるのでしょうか。

(#5600)

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8位

鮨さかもと (銀座、日比谷、有楽町 / 寿司)

10回

  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥20,000~¥29,999

2018/12訪問 2018/12/31

2018年締めくくりのレビューは銀座鮨さかもとで。

今年最後のレビューとなります。

年間を通して応援していただき感謝申し上げます。今年も1年を通して健康に恵まれ、おいしいもの探しの日々を送ることが出来ました。

1月 大阪
2月 香港、金沢
3月 香港
4月 香港
5月 大阪
6月 旭川
7月 青森
8月 白河
9月 塩竃、郡山
10月 塩竃
11月 香港
12月 高崎、ソウル

それぞれの遠征は1週間。塩竃に1週間いて郡山にも1週間いたという意味です。高崎も近いですけど1週間楽しみました。

そして、昨年の年度最終稿は鮨あらい。今年の年度最終稿は鮨さかもと。
鮨あらいの最終営業日にも予約が入ってましたが、キャンセルして鮨さかもとにシフト。
鮨さかもとの営業最終日に行って来ました。

ちょっと間が空いてしまったので、ご挨拶の後情報交換タイム。話を聞いていてもいい店だなあと感じます。奥から何か持って来ます。シャコ?

『これ、とげしゃこ、と言って生で食べるシャコです。』

茹でてもしゃこよりも味が落ちたり、身が崩れたりするそうです。生で食べるには一旦ルイベにして身を剥くとか。

『今日はどのくらい召し上がりますか?』

『そうですね。とりあえず12貫くらいで始めてください。』と言ってスタートしましたが、食べ始めてすぐに15貫に訂正。その後、もう少しとか言いつつどんだけ食べたでしょう。貝類が好きなのを知ってますので、貝も充実してました。

①香住産香箱の甲羅詰め
冬の風物詩。来年になったらほとんどの地域で禁漁になりますので、これが今年最後の香箱ですね。今年食べた香箱では断然大きく断然おいしかったです。ただ食べるだけの甲羅詰め、うれしすぎます。

②淡路産真鯛
ワタシが皮が好きなのを知ってますので、皮つき。熟成が浅くてこういう真鯛もいいですね。2kgUPだったかな。

③大分産カワハギ肝乗せ
肝も大きいし、無敵ですね。肝だけ養殖のカワハギを使う店も多いです。

④銚子産金目鯛炙り
大きな魚体の金目鯛。坂本さん、今日は張り切って仕入れをしてくださったことがよく分かります。やっぱり炙りが旨い魚が結構多いので、ジブンもバーナー買いました。正月は行列自家製カラスミの炙りが楽しみ。

⑤大間産赤身
冬の大間。出始めの赤身の爽やかさ、今頃の脂が乗った赤身のコク。どっちもよい。冬の大間はご承知のように海は大荒れ。極めて貴重な本鮪で、特にクリスマス以降の値段は信じられないほど高騰すると聞いてます。

⑥大間産中トロ
言わずもがな。

⑦ボストン産大トロ

⑧とげしゃこ漬け
短時間ですがヅケにして握りです。いやあ、驚きました。なんですか、この食感は。歯ごたえがなくふにゃふにゃしていて、なんかコクのある水を食べてる感じかな。これ、癖になる味。やばし。

⑨東京湾竹岡産カンヌキ
大型のさよりですね。ここまで身が厚いと味っぽくなって、昆布締めの必要はないですね。

⑩北海道産いわし
大羽イワシでした。脂感が半端ない。

⑪車海老
びろーんと長いしっぽまで全部握るよりも、しっぽは切って握るのが好き。切った端もいただきました。やっぱり車は茹でないとね。

⑫ふぐ白子炙り
すみません。

⑬愛知産みる貝
滋養豊富な三河湾。貝の宝庫ですね。ジブンが市場で買うのは三河湾産アサリ。

⑭松前産黒アワビ
一番好きなこりっこりな部分。

⑮鹿島産煮はまぐり

⑯福岡産赤貝
貝づくしに涙する。

ここでウニ箱登場。2種類の雲丹の味比べ。

⑰北海道産塩水雲丹
塩水にしてはコクがあった。

⑱昆布森産むらさきうに
こちらの圧勝でした。旨いむらさきうにはバフンウニよりもずっと旨し。

⑲穴子塩
⑳穴子つめ

いやあ、20いってましたか。これで心置きなく2018年の寿司を〆ることが出来ました。

来年もよろしくお願いいたします。

良いお年を。



毎回鮨さかもとに来るのが楽しみです。

もう確立してしまい、何回行っても同じ傾向の寿司が次々繰り出される店は安心のよさはあるものの、ワクワク感はどんどん薄れていきます。毎月通って2年、30回も行っている★寿司屋もありますが、ワクワク感という点では鮨さかもとの方がずっと上になってしまいました。

それだけ、新しいことにチャレンジしている坂本大将の握りが今一番のお気に入り。今回もおおと声を上げた握りに出会えました。

*生ビール

*琵琶湖産稚鮎の南蛮漬け
大阪遠征で是しん訪問時に今季初の琵琶湖産稚鮎をいただきましたので、今シーズン2回目。薄味にして鮎の味を楽しみます。

握りだけをお願いしています。

①宮城産星鰈
大ぶりな身は寝かせて2日間後。ちょうどうま味と食感のバランスがよく、このスタートはこの日の勝ちを予感させます。

②大分産いさき
豊後水道で揚がり適切な処理をされたいさきが旨い。

③福岡産きす昆布締め

④銚子産(ありがとうございます)金目鯛
最高級。

⑤青森産サクラマス燻し

⑥舞鶴産赤身
この時期こんな旨い赤身が食べれるとは。

⑦大トロ

⑧鯨尾のみ

⑨ボタン海老紹興酒漬け淡路産赤雲丹乗せ
今回の目玉。紹興酒漬け、いいですね。真似してみよう。雲丹がまた一段とうま味を増幅させ。

⑩天草産車海老
しっぽは切って握るようにお願いしてます。寿司のびろ~んと長いのは田舎臭い。すしざんまいもそこが直れば。

⑪銚子産(ありがとうございます)いわし

⑫淡路産あわび
切ってそのままつまみか、握りにするか。シャリとわさびで数段旨くなる握りで正解。

⑬宮津産とり貝

⑭福岡産赤貝

*しじみ椀
赤だしより清湯のほうが旨いな。

⑮青森産きたむらさき

⑯岩手産ばふんうに
ウニ比べはこういう1貫ずつが好き。

⑰穴子
よく手に入ったでかいサイズでした。

*カステラ


マイレビュアーさんからおいしいお寿司が食べたいとの連絡が入ります。この時、マイレビュアーさんは香港にいて帰国したらすぐに食べたい、とそういう意味なんでしょうね。ところが、帰国してすぐに、今度はワタシの方が香港に行くことになっていて。

出発前に、今一番好きな寿司店鮨さかもとに予約を入れます。ワタシが帰国するまでちょっと待っていてくださいと。無事に帰国した直後に二人で鮨さかもとのエキサイトな食事を楽しみました。まさかここまで喜んでいただいくなんて。店を選んだものとしてはこの上なくうれしいです。

にしても、この日の坂本さん、ずいぶん張り切ってましたね。今までとかなり違いますよ。その理由、ワタシ知ってます。

*赤星 お疲れ様です。

*蒸し鮑 これ用意してくれてましたか。いやあすごい。また勉強しましたね。味も決まってます。

マグロ屋さんからギリギリの時間でマグロが届きました。いやあ、ジブン、なければなくてもいいんですが。などと言ってましたが、食べたらもう旨すぎて前言撤回(笑)。

①真鯛 このうま味、コク味が出ている白身って何にもまして旨いです。

②はた

*而今

③ひらめ

④甘鯛

⑤のどぐろ炙り

⑥金目鯛炙り

⑦下田産赤身 脂が乗っている赤身

⑧中トロ

⑨大トロ

⑩ふぐ白子炙りご飯 これがまためちゃめちゃ旨い。どこから仕入れて来たのか。

⑪すみいか

⑫子持ちヤリイカご飯 この多彩さはどうしたのと訊いたくらい。幅も深みも出てきた鮨さかもとの近況

*南部美人

⑬車海老

⑭しゃこ ダイスキ、と言ってから仕入れてくれるようになったのがうれしい。

⑮とり貝

⑯あさり 今日一と言っていいくらい旨い。ここまでアサリがいっぱいだと旨さも2倍

⑰むらさきうに

⑱ばふんうにタワー

*お椀 しじみ

⑲穴子

この後、まだ数貫用意してくださっているようでしたがここで終わりにさせていただきました。おいしいところで止めた方がいいことがあるんでね。

さ、次回はまたひとりで行くことになるか、またどなたかとご一緒することになるのか。楽しみです。
とうとう2017年の鮨さかもとも今回で最後。毎月楽しませていただきました。

年末の魚の争奪戦。魚を食材とするすべての店が年末年始の書き入れ時に備えてどの店もごっそりと買う時期ですね。ちょっと不安を抱きながら銀座に向かいましたが、まったくの杞憂でした。

最後の最後まで素晴らしいネタを用意してくれた坂本大将に感謝です。また2018年もよろしくお願いします。

*瓶ビール

*相馬産しらうお(写真なし)
清冽なしらうおでスタートです。

①松川鰈
白身ながらうま味たっぷりのマツカワ。噛むほどにうま味がにじみ出てきます。大きな魚体だったんだろうなと思ってお訊きすると、何と4.5kg。すげえや。

②ぶり
冬のブリは本当に旨い。

③ひらめ
鰈とひらめの食べ比べですか。すごい趣向、よく手に入りましたね。こちらも2kgの大型サイズ。

④三重産かわはぎ
この肝のでかさ。コク味にノックアウトされました。

⑤勝浦産金目鯛炙り

⑥大間産赤身
店に入ったらちょうど坂本さんが大間のマグロをさくどりしてました。その赤身、中トロ、大トロをいただけるシアワセ。どれも甲乙つけがたい特級品でした。

⑦大間産中トロ

⑧大間産大トロ

*生ビール

⑨出水産あじ
やっぱり出水産だけが出色の出来だそうです。

⑩さより

⑪こはだ

⑫特製バッテラ
ジブンが好きなのを知ってからいい鯖が手に入ると作ってくれます。ありがたい。この鯖の旨さったら。

*赤貝ひも
でっかい赤貝を見せてくれます。その場で剥いて、ひもはそのまま食べてくださいと。

⑬赤貝
香りの強いいい赤貝でした。

⑭大分産車海老

⑮江戸前すみいか

⑯三河産みる貝
でっかい。

⑰いくら

⑱北寄貝

⑲小柱

⑳富山産白海老昆布締め

㉑煮はまぐり

㉒青森産むらさきうに

㉓浜中産ばふんうに
とろんとろんの雲丹をてんこ盛り。あああ、崩れるう。やっぱり。

*お椀宍道湖産しじみ

㉔穴子塩

㉕穴子つめ

*カステラ

*皮付きべったら

パーフェクト。
この日はマイレビュアーさんと二人で貸し切り状態。ハッピーバースデーをしてもらうには最高の条件でした。

いつもの昼のおまかせコース。高レベルで安定している寿司はそれでも少しずつ工夫や試みも入っているようでますます楽しみです。お客さんが増えればそれだけネタの仕入れも強気に出れるんだなあと独立されて以来ずっと実感してきました。

もう揺るぎないポジションになってますね。いつ来てもおおと唸るネタに出会えるようになりました。ありがたいことです。

図らずも誕生会までしていただき、11月も素晴らしい寿司ランチでした。

*なまこ

*セイコガニの甲羅詰め 内子、外子、蟹肉

①マツカワ鰈

②真鯛

③きんき炙り

④ぶり

⑤大間産赤身

⑥大間産中トロ

⑦大間産大トロ

⑧いわし

⑨車海老

⑩すみいか

⑪あおやぎ

⑫小柱

⑬さわらスモーク

⑭こはだ

⑮閖上産赤貝

⑯つぶ貝

⑰しゃこ 今日一

⑱いくら

⑲たいらぎ

⑳白子

㉑対馬産穴子

㉒うに

*お椀

*玉子焼き

今月は怒涛の22貫でした。
1か月が過ぎるのが早いですね。毎月定期的に通っている鮨さかもと。

2周連続の台風でネタを集めるのが大変だったという坂本大将。逆に、品薄ゆえに普段は値が高すぎて売れ残るようなネタが集まったような感じもあって、素晴らしい食事になりました。

この日、瓶ビールを用意してもらいましたので瓶からのスタートです。

*瓶ビール(赤星)

*ぎんなん

①はた
熟成のバランスが最高でした。4日目とか。ネタのボリュームとシャリのボリュームのバランスがいい。

②ひらめ
こちらは逆にしめ立て。対比がよかった。

③ブリはらみ
襟裳岬産。北海道のブリ、旨いです。よく食べました。

④カワハギ肝乗せ
横須賀産だそうです。肝がでかくて旨い。

⑤青森産メジマグロ
かつおのように燻してます。

⑥白子
いよいよですね。とろんとろん。

⑦大間産赤身

⑧大間産中トロ

*生ビール

⑨大間産中トロ

⑩シャコ
おおぶりでシャコはこのあとも各所でいただきました。

⑪いわし

⑫出水産あじ

⑬鯖

⑭秋刀魚

⑮いくら

⑯すみいか

⑰赤貝
上物でした。

⑱大分産車海老

⑲九十九里産煮はまぐり

⑳北海道産小柱

㉑北寄貝

㉒みる貝

㉓春日鯛

*お椀

㉔穴子

㉕うに

*玉子焼き

*べったら

また来月お願いします。
毎月の定例にさせてもらっている鮨さかもと。

この日もとびきりのネタを用意して待ってくれました。まさかの21貫。どれひとつ落ちこぼれのない素晴らしいラインナップでした。

*生ビール

*スケソウダラ卵

①淡路産真鯛

②北海道産ブリづけ

③サワラスモーク

*生ビール

④戸井産赤身づけ

⑤戸井産中トロ

⑥戸井産かまとろ炙り

⑦しんいか

⑧しんいかゲソ

⑨根室産さんま

⑩佐賀産こはだ

⑪大分産車海老

⑫鹿島産煮はまぐり

⑬三河湾産みる貝

⑭いくら

⑮塩水うに

⑯対馬産穴子

⑰バッテラ しそ、ごま、かんぴょう、ガリ

*お椀

⑱たいらぎ

⑲淡路産あじ

⑳北海道産いわし

㉑石垣貝

写真で振り返っても寿司のすごみを思い出します。銀座の名店寿司屋を脅かす存在になって来ました。

詳細はブログの方で。


毎月行く寿司屋グループに入れた鮨さかもと。

また今回もぐいぐい攻めてくる寿司に大満足な時間を過ごしました。

寿司好きの人には是非行ってほしいですね。

*生ビール

①明石産真鯛

②あずきはた
 高級魚ですね。まずおめにかかれません。キジハタの上をいく味わい。

③白アマダイ
 いやあ、2貫続けての高級魚。この白アマダイの入手の話を聞きましたが、それを食べれるジブンはシアワセ者です。

④鹿児島産天然シマアジ

⑤九州産のどぐろ
魚体が大きいので脂ののりが半端じゃない。

*生ビール

⑥赤身づけ

⑦中トロ

⑧大トロ

⑨九州産ごまさば
 悶絶。

⑩ボタン海老半生炙り

⑪新イカ
今年初めての新イカ。うれしい限りでござる。

⑫新イカげそ
 実はこっちのほうが更に旨いす。

⑬北海道産いわし
 今日一と言ってもいいほどのハイクオリティ。イワシ丼で食べたい、って坂本大将と意見が一致(笑)。

⑭鹿島産煮はまぐり

⑮石垣貝

⑯利尻産ばふんうに

⑰余市産塩水むらさきうに
⑱対馬産穴子

*お椀 しじみ

*カステラ

最高!満点です。

5丁目にある鮨さかもと、鮨あらい同様毎月訪問するmy寿司屋グループに入れました。それだけの価値があると思います。毎月楽しみです。

この日はオープンしての2回目訪問。前回よりも更にパワーアップした感じで最初から最後までテンションマックスで楽しみました。みる貝、蒸し鮑が今日一だったかな。特にみる貝がすごかった。目が覚めました。

*生ビール(マスタードリーム)

*焼き枝豆

①山口県産いさき

②山口県産甘鯛

③青森県産あいなめ

④式根島産天然しまあじ

⑤噴火湾産赤身 この赤身もすばらしかった。

*日本酒 雪洞貯蔵酒 緑(新潟魚沼)

⑥境港産中トロ

⑦噴火湾産大トロ

⑧出水産鯵 銀座の人気店はこの鯵ばっかですね。

⑨新子3枚付 わざわざ買って来てくれたようで、ありがたいですね。感謝していただきました。

*生ビール

⑩ダルマイカ 細かく包丁が入ってねっとり感がすごい。初夏が旬らしい。

⑪みる貝 今日一 うま味、味わい、食感、パーフェクト。

*日本酒 隠し酒吟醸龍神 (群馬館林)

⑫熊本産車海老

⑬九十九里産煮はまぐり はまぐりの味をダイレクトにと言うことで、ツメなし。うますぎる。

⑭むらさきうに、ばふんうに2段重ね軍艦

*お椀 赤だししじみ

⑮巻物 カリカリ梅

*玉子焼き

⑯千葉県産蒸しアワビ

⑰北海道産いわし

⑱佐賀産こはだ

*水ナス

*セロリ

大満足。
先日新橋の鶴八で寿司を食べた後、有楽町までぶらぶら歩きをして。

その時この店の前で足が止まったんです。過去何回か来ている寿司屋ですが、屋号が変わってる。もしや店長が独立したのかな?ずうずうしく営業時間外でしたが店に入って行くと、ずばりでした。

おめでとうございますとご挨拶して、どうしてもこの週に行きたくて予約をして行って来ました。

大将はいろいろの店で修業した苦労人。寿司の旨さは先刻承知です。独立したことで更に精進していくはずで、将来がとても楽しみな職人と思ってます。すでに仕入先、まぐろ問屋とは永年の付き合いがありますし、新店とは言ってもいわば垂直立ち上げ。

店には口開けの時間で行きましたので、店内の様子を撮らせてもらいます。まるで、予約サイトが撮るような店内写真を。

『今日はどのようにしましょうか?』

『お祝いですから、あるものすべて食べていきます。』

とは言わなかったとは思いますが(笑)。ランチのおまかせ握りは3コース設定されてました。

*5000円 10貫

*8000円 12貫

*10000円 15貫

『それでは、15貫のでお願いします。ただ、その後追加するつもりですから、15貫が終わって追加と言うよりも、流れで20貫くらい握っていただいてもいいです。』

この日はラッキーでした。丁度食べごろまで熟成されたまぐろが問屋さんから届いて、それも味わうことが出来ました。このマグロ、大当たりでしたね。銚子産でした。

マイレビュアーさんとカンパイして。

*お通し 能登産もずく

もずくを食べながら、大将が入って来たばかりのマグロを捌いているところを見てます。いい景色ですねえ。

①真鯛 今思い出してもこの1貫目の衝撃ですよね。熟成がぴたりとはまって、ネタの厚みも十分。久しぶりだったシャリも来た~という旨さでした。最初の一口目の重要さを改めて感じた日でした。

②こち 基本握り醤油か塩。こちは塩でしたね。

③かんぱち

④金目鯛炙り 千葉産ですか?といつもように訊きます。稲取産でした。

⑤きす昆布締め 江戸前。

⑥佐渡産赤身づけ 清涼感とコクのバランスがいい赤身。しっかりしたマグロが入ってます。

⑦銚子産赤身 これが本日入荷したもの。図らずも食べ比べになりました。いやあ、どっちも素晴らしくて満点VS満点でした。この銚子産も赤身に脂感があってコクっぽかったです。

⑧佐渡産中トロ これがメインのマグロでしたが、銚子産があまりによかったので戦いになっちゃいました。食べているこっちは極楽気分。

⑨銚子産中トロ

⑩銚子産大トロ シアワセ者です。すみません。

⑪あじ

⑫さわらスモーク さわらってスモークするとどうして3倍旨くなるんでしょうかね。本当に、信じられないほどおいしく変身なんです。

⑬こはだ

⑭毛蟹 珍しいものが出てきました。やっぱり旨い。

⑮車海老 大分産。やっぱり茹でですね、車海老は。

⑯煮はまぐり 鹿島産。煮ても身が縮まないそうなんです。

⑰生とり貝 これは愛知産。でっかい。でっかくても旨いのがとり貝。

⑱蒸しあわび 相当でかかったです。でかいほうが旨い。

⑲北寄貝炙り

⑳赤貝

㉑余市産塩水うに

㉒噴火湾ばふんうに

㉓長崎産穴子

いやあ、喰った喰った。

*しじみのお椀

*カステラ

*水なす

大満足、ですよね。これだけ旨いモノが続けば。当然次回の予約も入れて。

毎月定例で行く店の仲間入りにしました。

大将、がんばってください。

(#5501)

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9位

Le Bar a Vin QUINQ (三ノ宮(JR)、三宮(神戸市営)、三宮(神戸新交通) / フレンチ、ワインバー)

1回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 -

2017/04訪問 2017/04/18

5400件目のキリ番。三宮北野にあるフレンチレストラン&ワインバーで両手に花の神戸deデート。

2017年、春のキリ番は5400件目。

おりしも神戸に遠征中です。神戸在住のマイレビュアーさんお二人を誘って両手に花のシアワセデート編。

0次会を切り上げて店に向かいます。ここですか。

店の前は何回か通ってますが、店の内容を知らないと何の興味もなく通り過ぎてしまいますね。両脇にいるお二人は何回かこの店に来ていると言うことで、道に迷わずに来ました。

まあ。入口からして豪奢。店自体の中身によりますが、品のいい店ならゴージャス、そうでない店なら陳腐、とも受け取れるキラキラ意匠です。店は地階。入って行きましょう。

地下に降りると入口に店の看板があって、

THE FUSION BAR & RESTAURANT

と書かれてます。奥に進んでワインラックの背中を見ながらホールに進むと。

長いカウンターに見事なバックバー。品がよくて、ゴージャスです。このカウンターに座ってワインを呑みながらフレンチを楽しもうというわけです。ストックされているワインは2000本以上。カウンター席の奥と背中側に個室も用意されているとか。

カウンターの中にいるソムリエ二人で回していてシェフは一人ですべての料理を作っているのだとか。一人ですが、非常にスムーズな流れでストレスは全く感じません。

さ、どんな料理を食べさせてくれるのでしょうか。フレンチのフルコースとペアリングワインのスタート。

最初のワインは、ドメーヌ・コアペ。最高級の白、甘口。まずはカンパ~イ。

最初の皿は、ピッグスキン、ビーツ、菊芋の皮のフリット。小品ながら手が込んでいて、ピッグスキンの調理などは易しそうで難しいのでは。

冷製スープ、紫キャベツとブルーベリー、底にジンライムのジュレ。

熊本産さくら肉のユッケ風、燻製風味自家製マヨネーズ。

焼きたてライムギパン。右に見えるのは、模様ではなくてオニオンソースバター。

フォアグラのテリーヌ、マカダミアナッツ、米粉と青リンゴのジャム、ローズマリーのホワイトチョコレート。

次のワイン、サン・ロマン。

ポーチドエッグ、サマートリュフ、フレッシュマッシュルーム。

広島産の牡蠣、北海道の帆立、バターソース。

島根産ブリのソテー。トップはフリーズドドライのケール、ビスクソース、ターメリック。

最後のワインは、シャトーヌフ・デュ・パプ2005。

フランス産の子羊、アニョー・ド・レ生後3週間、18日間熟成、ほうれん草のピューレ、赤ワインソース、セロリ。

ソルベ、洋梨のプューレ、パンナコッタ。

シブースト、京都番茶のアイスクリーム、丹波栗のケーキ、キャラメル。

カフェ

小菓子

という2時間。期待以上の料理とペアリングの妙。神戸らしいワインバーの空間で両手に花。

これ以上のキリ番の店は考えられません。と言うことで、無事5400件に到達です。

いつもご愛読、応援ありがとうございます。

(#5400)

  • シャトーヌフ・デュ・パプ2005
  • フランス産の子羊、アニョー・ド・レ生後3週間、18日間熟成、ほうれん草のピューレ、赤ワインソース。
  • シブースト、京都番茶のアイスクリーム、丹波栗のケーキ、キャラメル。

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10位

照寿司 (戸畑、九州工大前、枝光 / 寿司)

1回

  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥20,000~¥29,999

2017/07訪問 2017/07/13

放血神経抜きなど駆使した漁師からの最高な食材もよし、研究熱心な料理、握りもよし、でも一番いいのは寿司職人としての哲学。日本一になって天下を取れ。

北九州市に来ています。

戸畑にすっごい寿司屋があるので是非行ってみたらいいですよ、と教えてくれたのは銀座5丁目の鮨さかもとの坂本大将。食事をしながら次週北九州に行くんですよ、と言う話をしたときにその話題になりました。

早速店に電話して予約を入れ、この日の昼に訪問しました。

いやあ、ここまでの食材を集めて豪快に食べさせてくれるとは予想をはるかに超えた驚きでした。食材を集めることにどれだけの情熱を持って努力をしているのか。頭が下がります。市場において高い金で一番を落とす、のとは別次元のアクションも怠りなく。市場も大事、独自ルートの開拓も大事。

戸畑駅からかなり離れています。タクシーで行けば簡単ですが、ジブンは知らない土地でバスを乗りこなす派。北九州はバスがきっちりしていて、まして日本。全く問題なく最寄りのバス停に到着。そこから歩きで3分。タクシーで行くのは旅の初心者。店の前にはマネージャーが猛暑の中スーツ姿で待っています。

ホールのカウンター席に案内され、初対面の大将とご挨拶。会話を始めて最初の2分で、この大将、聞きしに勝るとジブンのセンサーが知らせてきます。三代目の文字をを胸に、袖には家紋、白の正装に蝶ネクタイ。気合を感じます。ならば、こちらもその気合に負けない気合でいただくと。

最初の一皿目からデザートの宮崎産マンゴーまで一貫して”入手できる最上のものを一番おいしく”の精神を感じます。感じざるをえません。いやあ、教えてくれた坂本大将に感謝です。現時点では知る人ぞ知る北九州の逸材。やがて全国区になって福岡に行くなら博多ではなく戸畑、という日が来るとワタシは思います。

強烈なインパクト、興奮しました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

*瓶ビール おすすめは生だそうです。

1.下関産赤雲丹(ヒラタ雲丹)
  間山船長が照寿司のために獲って来てくれるとの説明アリ。ここまででかい雲丹でしかも中身が充実した殻つき赤雲丹が最初に出てきて、すっかり大将のペースになってしまった(笑)。

2.ワタリガニの赤雲丹乗せ、柏酢ジュレ
 大きなワタリガニ。甲羅を逆反りにして器として使っている。大将曰く、秘伝甲羅返しでどうやるかはシークレット。ただ間違っているかもしれませんが、キチン質を柔らかくする方法は想像できます。そんなことより、
このワタリガニの身が実に味っぽくてこれだけでも十分なのに、1.の赤雲丹を殻から取り出してそれをオンする贅沢さ。
酢飯にも使うインパクト大な柏酢をジュレにして味わう。

3.相島産蒸し鮑、肝ソース
 アワビの強烈な香り。こんな蒸し鮑の味わい、初めてです。でっかいし。
肝ソースで食べますが、このソースがまためちゃめちゃうまい。全部なめようとしたら、ちょっと残してください、シャリを入れますから、って。このアワビ肝寿司、1貫に入れるレベルです。

4.関門産蛸
 この蛸の味も忘れ難い。すべて臭さが強いんです。鮑臭さ、蛸臭さ。これは海の味そのものだとは大将の説明。海のものを食べている鮑、蛸、なので。

*日本酒 岩の蔵(佐賀県小城市)

①天然鰻海苔サンド
 このウナギがまた素晴らしい。天然鰻はなかなか入手が難しいですけど、味わいはまた格別。そして、こういう寿司にこそこの照寿司の柏酢のシャリが合うんですね。これほど強い酢なんで、白身はちょっと難しいけど力のあるネタには威力を発揮しますね。ネタとシャリが強いもの同士、ってこの店くらいじゃないですか。

5.天然シマアジ

6.アラ(クエ)10kg、10日寝かせ。

*自家製ガリ

②しめ鯖

③天然車海老 25cmのばかでか。うまさ半端なし。

④甘鯛蒸し

⑤いか、赤雲丹 出ました、またもや間山船長雲丹が烏賊とともに。こんな贅沢なうにいか、もちろん初めてです。

⑥シャコ

⑦大トロ

⑧こはだ

⑨いわし(皮付き)

⑩赤貝

⑪穴子

*留め椀(潮汁)

*デザート 宮崎産マンゴー

説明不要の写真で分かる迫力寿司でした。

次回、冬の魚を食べたい。

(#5593)

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