Chandlerさんのマイ★ベストレストラン 2009

御託のグルメ

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マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

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ベストレストランの締め切りは12月31日にして欲しい。

マイ★ベストレストラン

1位

三吉橋 小嶋屋 (阪東橋、伊勢佐木長者町、黄金町 / そば、天ぷら)

6回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999 ¥3,000~¥3,999

2023/12訪問 2023/12/14

小嶋屋の青春:あの日私は蝶になった

関内からタクシーで行くつもりだったが、なかなかこない。前の人は20分も待っているという。で、歩いた。でも歩くのは大変なので、途中でタクシーを拾った。そのタクシードライバーの話では、関内駅と桜木町駅のタクシー乗り場には、優良ドライバーしか入れないことになっているらしい。だから少ない。優良ドライバーは全体の10%ほどだという。神奈川県は、タクシー業界を潰しにかかっているのではないのか?

午後5時すぎに到着。口あけの客となった。

この店でビールを飲むのはもったいない。
最初から日本酒でいく。
竹雀(たけすずめ)純米無濾過生原酒1050円
岐阜県の酒。うまい。ほのかな甘み。小嶋屋で飲む無濾過は違う。別に死のうとしてたわけではないが、生きててよかったと思う。
焼きかき1150円
でっかい牡蠣。噛みごたえがある。
昔のやつはもっと小さいかったような気がする。
もずく350円
なんかいい味。
三冠純米無濾過生原酒1050円
これも岐阜県。少し色づいてる。こっちの方は勢いが感じられる。まるで清流を飛び跳ねる鮎のような勢い。好みから言えば、竹雀。
5時半にひとり次客。
もりそば 950円
いつもより若干太く切ってるような気がしたが気のせいか。
蝶のようにまいちん、牡蠣のやうにふるちん。
そうだ。まいちんに行こう。


小嶋屋には、30年以上前から通っている。
店の隣は今は駐車場になっているが、昔は建物があった。
この店に辿り着くまでに通り抜ける横浜橋商店街の風景もだいぶ変わってしまった。
昔は通しでやってたような気がするが、今は3時から5時はお昼休みとなった。
以前は、空いている時間帯の3時すぎによく行っていたと思うのだが、空いている時間帯が休みとなってしまったので、夕方の5時過ぎに行ってみた。空いてたのでよかった。

まず、ここのメニューが好きだ。
字が大きくて見やすいのだ。
最近は飲食店へ行くと、若い人が作っているせいか、小さい字のメニューが多い。彼らは自分たちが年取った時のことまで想像力を働かせることができないのだ。客の立場に立ってものごとを考えるというのはそういうことだ。これは商売の基本中の基本で、ビジネスを行ううえでの普遍的な大原則なのである。

日本酒のメニューもわかりやすくてよい。
厳選された日本酒を、とてもわかりやすく並べている。
少なすぎず多すぎず、ちょうどいい品揃えなのだ。
もう数十年もまえのことになるが、ここで初めて飛露喜の無濾過生原酒を飲んだときは、あまりの旨さにひっくり返りそうになったものだ。
るみ子の酒純米無濾過生原酒三重県 1,050円
昔、留美という部下がいて、まあまあ美人だったが、天然だった。
「るみ子」と「無濾過生原酒」という言葉に目が止まり、頼んだ。
ややキリッとしているのにまろやかで甘みと旨味がある。
トマトサラダ 900円
これは失敗だった。揚げ蕎麦が多い。これではサラダにならない。水菜も多い。トマトが小さく切ってある上に量も少ない。
春野菜の天ぷら 1,150円
たらの芽・ふきのとう・こごみ他、種類も色々で、量も十分にある。
十四代本丸 1,200円
私の嫌いな酸味はなく、旨味が口いっぱいに広がる。さすが十四代。
もり 900円
最高の蕎麦。私はこの店ではもり以外食べる必要はないと思っている。

6時過ぎまでガラガラ。
駅から遠いので人気ないのかも。
でも、私はこういう店が好き。
行列している店なんて、バカバカしくて並べない。
JR関内駅からタクシーに乗り、「三吉橋の小嶋屋まで」と告げたら、ドライバーが知らないという。
えっ、そんな有名店がわからない?
「三吉演芸場」「横浜橋商店街」という名所を付け加えたが、どちらもわからないという。
う、うそでしょ?
どうやら、新人のドライバーで、勉強中とのこと。

政府は食べログなどのアンケートを介し、飲食店の感染対策状況を利用客が報告する新たな仕組みを導入すると発表した。
感染対策がきちんとできているかどうかを食べログなどの利用客から情報を得て、違反店を指導するという。

大いに賛成である。
私など、どんどん通報する。

しかし、悪いのは飲食店側ではない。
ルールを無視している客が悪いのだ。
飲食店は今や喋りに行く所ではない。
しかし、マスク飲食など完全に無視されているのが現状である。
あとはもう複数人飲食禁止しかない。

前回、日本酒が飲めなかったので、また小嶋屋へ来てしまった。

旭菊(福岡)純米無濾過生原酒 990円(税別)
純米無濾過生原酒だが、やや酸味があり、すっきりとした味。もう少し味わい深いとよい。
穴子の天ぷら 1,100円
塩だけで食べる。天つゆのほうが好きだ。
もり 880円
この店では、もりで決まり。更科も田舎も不要。
食べる度に美味い蕎麦を食べたと思う。
やっぱり最初からこっちに来るべきだった。
太志を出て、すぐにここへ向かった。

11:45で10名以上の先客があった。
団体客。
いいのか?

とても涼しい。最初からここへきたほうがよかった。

もり 880円(税込)
更科と田舎もあるが、ここでは、もり以外食べない。
更科も田舎も食べたことはあるが、私の好みではない。
更科は弱すぎるし、田舎は強すぎる。
特に田舎は、先程食べた太志の10割蕎麦みたいなやつだ。
やっぱり細いのがいい。
太くて硬いやつより、細いほうがいい。

お腹が一杯になり、日本酒が飲めなかった。
横浜橋商店街を抜けて、三吉橋を渡ってすぐ。
コロナの影響か、横浜橋商店街はシャッターが目立つ。

なんと10年ぶりだ。
昔はよく訪ねたものだ。

蕎麦を締めに食べる必要などない。
私は最近そう考えている。
昔は日本酒など飲んで、最後に蕎麦を食べるのが粋だと思っていた。
今は違う。
誰かが勝手に決めつけた慣習など踏襲する必要などない。
蕎麦前ではなく、蕎麦後でいい。
最初に日本酒を飲んでしまうと、最後に蕎麦の味がわからなくなる。

もり 880円(税込)
従って、最初に蕎麦。手打ち。別格。久しぶりに小嶋屋の蕎麦を食べたが、相変わらずさすがだ。
キリンラガー中 660円
焼き味噌 220円
焼きかき 1100円
超王禄1045円
程よい酸味。
昔ここで初めて飛露喜を飲んだときほどの感動はないがまずまず。
旨みよりも酸味の方がややでしゃばっている。

昔は、実験で使うビーカーのような容器で日本酒を飲むのは少々抵抗があったが、今では、これが懐かしくていい。
★★★★★わかる人にはわかる 蕎麦の味★★★★★

■2011年1月

久し振りに田舎を食べる。田舎というのは、黒目の太い蕎麦。コシがあるのだが、私はやっぱり細い蕎麦のほうが好き。

日本酒は、丈径(たけみち)無ろ過生原酒800円。色は透明で、やや酸味。あまり好きなタイプの酒ではなかった。

■2010年11月
新蕎麦の季節がやってきた。今日の蕎麦の産地は、金砂郷(茨城)、西方(茨城)、弟子屈(北海道)。弟子屈のみ新蕎麦。

秋の天ぷらは、きのこの天ぷら(1,000円)。まいたけ、ひらたけ、しめじ、えのき、しいたけ。

そばがきのから揚げ(600円)を頼んでみた。なかなかいいのだが、中に桜海老が入っているのが気になる。ないほうがいいのに。

酒は、前回と同じ昇龍蓬莱。すっきりと濃いのと中間。割と好きな酒。

蕎麦は珍しく3色盛りを頼んだ。「さらしな」「もり」「田舎」の順に出てくる。田舎もいいが、やっぱり細めの「もり」がいい。

■2010年3月
今日の日本酒は、昇龍蓬莱(しょうりゅうほうらい)純米吟醸無ろ過原酒(神奈川)800円。どちらかといえば辛口。

つまみは、焼き味噌、空豆、春野菜の天ぷら。いずれも絶品。

ちょうど打ち台で仕事が始まり、手打ち、手切りの技を拝見させていただいた。

■2010年1月
今年初めての小嶋屋。ビンビール(キリンラガー)600円、生ビール(一番搾り)600円。量的にはたぶんビンの方が得。日本酒は飛露喜があった。

春野菜の天ぷら、焼き味噌、めかぶとろろ、もり、を注文。やっぱりここの蕎麦は最高だと再認識。

■2009年11月
そろそろ新蕎麦ではないかと期待しつつ、横浜橋商店街を足早に通りぬけ、小嶋屋へ。

幾分涼しくなったとはいえ、陽射しを受けるとまだまだ暑い。午後2時を過ぎたころ暖簾をくぐる。

最初はキリンラガーの中ビン(600円)。グラスもちゃんと冷えており手抜きがない。つまみはきのこの天ぷら(1,000円)。まいたけ、えりんぎ、ひらたけ、しめじ、えのき、しいたけ。

ビールの次は、日本酒。メニューには、いつもの丹沢山、えにし、〆張鶴、満寿泉、磯自慢、隆、松の司、東一などが並ぶ。飛露喜がなくなったようだ。代わりに亀齢萬年と秋鹿がラインナップに加わっている。亀齢萬年純吟生原酒(広島)800円を飲んでみることにした。「きれいまんねん」と読むらしい。純米酒らしい山吹色が少し入っている。柔らかいけど酸味も感じられ、なかなかバランスのいい酒だと思う。

最後はいつもの「もり」800円。ここでは田舎とか変わりそばとか頼んではダメ。もりに限る。3種の蕎麦粉をブレンドしている。金砂郷(茨城)、西方(茨城)、弟子屈(北海道)。聞いたところ、北海道のは既に新蕎麦だが、茨城はまだだという。11月中旬から下旬になるのではないかとのこと。

■2009年5月6日
久し振りに一本挽きの蕎麦が食べたいと出かけてみたものの、やはり祝日のため休業であった。仕方なくそのまま大通り公園を歩き、小嶋屋へ向かった。

そら豆700円と厚焼き玉子800円をつまみに、生ビール(キリン一番搾り)中ジョッキ600円から始める。日本酒は、根知男山純米吟醸原酒(新潟)800円。色は透明。すっきりした中にも静かなコクがあり、若干の酸味も感じられる。最後はいつものもり800円。何度食べてもここの蕎麦は抜群だ。

■2009年4月29日
久し振りの〈小嶋屋〉。祝日だったせいか、2時を回っても客が減らない。2時半になって漸くパラパラと帰り始めた。こっちは酒を飲みたいから、客は少なければ少ないほどいい。

最初は生ビール600円。グラス入りの一番搾り。これを一気に飲んですぐに日本酒のメニューを眺める。先ずはいつもの飛露喜にした。つまみは、春野菜の天ぷら、ホタルイカとうどの酢味噌和え、厚焼き玉子、らっきょう梅和え。

春野菜の天ぷらは、たらの芽、ふきのとう、こごみ、天豆、アスパラなど。軽めの衣でとてもうまい。厚焼玉子は、以前はホウレンソウか何か入っていたと思うが、今日のはほぼプレーンな感じの玉子焼きだった。少しだけ緑のものが混ざっていた。このほうがおいしいと思う。らっきょう梅和えは、らっきょうの細切りに梅を加えたもので、新メニューのようだが、これはいまいちだった。

日本酒は、十四代を追加。飛露喜と似ているが、もう少しすっきりとした感じ。飛露喜のほうがもっと重みがある。

最後にもり。やっぱり何度食べてもここのもりは最高だ。

・春野菜の天ぷら1000円 ★★★★☆
・ホタルイカとうどの酢味噌和え800円 ★☆☆☆☆
・厚焼き玉子800円 ★★★★☆
・らっきょう梅和え600円 ★☆☆☆☆
・飛露喜750円 ★★★★☆
・十四代800円 ★★★☆☆
・もり800円 ★★★★★


■2008年11月
三吉橋の小嶋屋に通うようになってもう何年経つだろうか?
こんなに何度も通った店は他にない。
横浜では唯一といってもいい何度も通う価値がある蕎麦屋だ。

私が考える名蕎麦屋の条件は次の3つだ。

1.蕎麦がうまいこと(当たり前)
2.こだわりの地酒を揃えていること。またきちんと保存していること。
3.日本酒に合う酒肴のメニューがあること。

小嶋屋はこれらを見事にクリアしている。

ここの蕎麦粉はだいたい3種の蕎麦粉をブレンドしている。その内容もいちいち店内に掲示しているのがすごいところだ。今日の蕎麦粉は、金砂郷(茨城)、森ファーム(茨城)、弟子屈(北海道)の3種だった。
私は、太めの田舎はあまり好きではない。また、あの白いさらしなも好まない。細めのもりのほうが好きだ。ここのもりは絶品だと思う。

日本酒を注文すると、焼き味噌がついてきたのだが、最近は100円の別料金となってしまった。それでも、元町一茶庵の525円もする焼き味噌などよりは断然いい。
最近、ご主人の顔があまり見られなくなったが、お元気なのだろうか?

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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2位

宇ち多゛ (京成立石、青砥 / もつ焼き、居酒屋)

1回

  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2009/04訪問 2009/04/07

男の世界

この店には色々と暗黙のルールがある。

○1時間以内に出る

さっと飲んでさっと帰る。これがこの店のしきたりである。早い人は30分、長くても1時間以内に出るのがここの店のマナーというものだ。梅割りは5杯までと決まっている。

○頻繁に通わない

私などは年に1回ぐらいしか行ってないが、数十年は通っている。最近は観光客みたいのが増えている(昔から人気店だったが)。1度行ったらその余韻で半年から1年は我慢してもらいたい。そうしないと混みすぎて困る。

○女性は行ってはいけない

過去に私も女性を連れて行ったことはあるが、総じて不評であった。たぶん女性には理解できない世界なのかと思われる。厳密には女性が行ってはいけないわけでもないし、たまに女性をみかけるが、店主が述べている通りここは男の世界であって基本的には女子供がくるところではない。子供をつれてくる親の姿を見かけたこともあるが、そんなのは言語道断である。飲み屋に子供を連れてくるなんてのは教育上よろしくない。

この店へ初めて行かれる方は、最初に次のサイトで勉強してから行くことをお勧めする。
何の知識もなく行ってしまうと、何をどう注文すればいいのかわからないからだ。
「宇ち入り倶楽部」
http://curtain.sakura.ne.jp/uchida/index.html

私が初めて行ったときはそんなサイトなどなかった(っていうか、インターネットなんてなかった)ので、となりに座ったおっちゃんが「あんた、ここへきたらビールなんか飲んじゃだめだよ。梅割り飲まないと」などと逐一教えてくれたが。

というわけで、1年ぶりぐらいの訪問である。1時過ぎに到着したところ既に行列ができている。いつもの光景である。あとで聞いたら、12時前から並んでいる人がいたらしい。2時開店だから2時間も並ぶ人がいるのだ。私は並ぶのが嫌いなので隣の栄寿司でいつも時間調整をすることにしている。いつもは2時ごろ栄寿司に入り、2時半ぐらいに宇ち多”に入るのだが、今回はシンキ狙いのため早めの1時半には並ぶことにした。ちょうど私までが初回入場を許可された。

テーブルに着くなりほとんどの人が「シンキ」と叫んでる。私も手をあげて「シンキ、お酢」を注文する。もちろん飲み物は梅割りである。梅割りのことは他で言い尽くされているからここでは割愛する。シンキというのは、コブクロとテッポウが一皿に一本ずつ入っている料理だ。平日の開店直後に頼まないとなくなってしまう。コブクロはコリコリとした食感がよく、テッポウはぬめーっとした歯ざわりと味がよい。

そして、ツルタレ。ツルというのは早い話が「ペニス」である。これを焼いたものにタレで食べる。これも平日の早い時間になくなってしまう人気メニューだ。脂がのっていて歯ごたえもありとてもうまい。

隣りに座った70代ぐらいのおじさんが話しかけてきた。このおじさんは40年ぐらいこの店に通っているという。私などはその半分ぐらいだからまだまだヒヨッコだ。

おしんこは、キュウリとダイコンの盛り合わせ。薄味の醤油(?)みたいのがかかって出てくる。私はここのキュウリは要らないのでいつもダイコンだけ頼む。「ダイコンお酢」と頼む。冬場はここのダイコンはシャキシャキしててものすごくうまい。

レバナマも必ず頼む。これもお酢をかけてもらう。レバーは厚みがありプリプリでとてもうまい。あとはタンナマ。歯ごたえが絶妙でこれも最高においしい。煮込みはいつも最後のほうに注文する。ここの煮込みは、コンニャクとかダイコンみたいな余分なものはいっさい入ってなくて、モツの様々な部位だけが煮込まれたまさに正真正銘の王道のモツ煮こみなのだ。横浜では決して食べられない極上の味だ。この辺になってくるともう梅割りも5杯目となっている。

  • 梅割り
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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3位

もつやき ばん (祐天寺、学芸大学 / もつ焼き、串焼き、居酒屋)

2回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 3.5
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥2,000~¥2,999 -

2024/05訪問 2024/05/12

ババンババンバンバン

5時半すぎ、ガラガラ。
レモンサワー400円税別(以下同じ)
焼酎、炭酸、レモン(1個)のセット。
これですよ、これ。これを飲まなきゃばんにきた意味がない。
パリパリキャベツ 280円
安いけど少ない。
モツ煮込 300円
だいこんジャガイモが少し。こんにゃくも入ってた。肉が多め。味噌味薄め。
しろタレ 100円
ぷりぷりでうまい。タレはサラサラ。
テッポウタレ 280円
ねぎま。肉が少ないがうまい。でもこれが280円ならシロのほうがいい。
キムチ 280円
水っぽい。
とんび汁豆腐半丁 200円
みんな大好きとんび汁。とんびは入ってない。
辛いけどうまい。
18時すぎごろから混み始めた。
レバーカツ 200円
ソースがしみててうまい。
サワーの中外 300円
レモン以外の中外で300円は安い。

久しぶりのばんだったが、ばんばん楽しめた。

禁煙バンバンザイ!
■2011年4月
久し振りに行ったが相変わらず混んでいる。
・フランス(かしら)★★★
・やわなんこつ★★★
やっぱり串焼きはそれほどでもない。

・しゅうまい★★
・レバ刺し★★
・ホーデン刺し★★

ここのレバ刺しは意外にうまくない。ホーデン刺しは珍しいがそれほどうまくない。

やっぱりいいのはレモンサワー。炭酸のビンが1本とレモンまるごと1個付いてきて300円だから安い。
食べ物では今のところあまりヒット作がない。

■2009年10月
よく見たら、にらおひたし(280円)があった。そして、もっとよく見たら、セロリ(値段不明)があった。これは新鮮で抜群にうまい。生あげ(280円)もうまい。ポテトサラダ(280円)も食べてみたが、これなら前回食べたマカロニのほうがうまかった。

・にらおひたし ★★★☆
・セロリ(マヨネーズ) ★★★★
・生あげ ★★★★
・ポテトサラダ ★★★☆
・かしら(あぶら) ★★★
・やわなんこつ ★★★

今日は3000円ぐらいだった。

■2009年10月
ばんは色んなメニューがあるのも魅力だ。今日はマカロニ(280円)を食べてみた。ボリュームがある。味も悪くない。サワーにピッタリ合う。焼き物では、おっぱいのタレがよかった。弾力があってうまい。

ホイスも久し振りに飲んだ。

・トンビ豆腐 ★★★
・コブ刺(280円) ★★★
・マカロニ(280円)★★★★
・おっぱい タレ ★★★★

■2009年10月
以前、中目黒に店があったころ、あの古い店の佇まいが好きで、何度かお邪魔した。駅前の再開発で閉店になることを聞き残念に思っていたが、祐天寺に新たにオープンしたことを知っても、あの店の雰囲気が再現されるはずはないという理由から、暫くの間いくつもりもなかった。

今回、忠弥にがっかりしたまま帰るのもつまらないので、祐天寺の名誉挽回ということで新しいばんにも寄ってみることにした。

忠弥とは駅の反対側の、繁華街を抜けた大通り沿いにある。入口が2ヶ所あるが、路地に入ったほうの戸を開けてみた。すぐにカウンター席があり、午後5時前だったと思うが、ガラガラだった。

カウンターの内側は、中国人の若い女の子3人と焼き台の前に日本人のおじさん1人。

ここで飲むべきはサワー(300円)だ。焼酎と氷の入ったジョッキ、ハイサワー(ビン)、レモン1個が出てくる。もちろん炭酸(ハイサワー)や焼酎のお代わりもできる。私の感覚からいえば、これは「サワー」と呼ぶよりも、正統派の「酎ハイ」である。

食べ物の名物は、トンビ(1本180円)。これは、辛いスープの中にトンビが入っている料理。トンビというのは、「豚の尾」のこと。軟らかく煮込んである。私はこのトンビよりも、トンビの汁のほうが好きだ。それからレバカツ(130円)もいい。しかし、これは前の店のときのほうが美味しかったような気がする。レバ刺しは280円と安いが、豚のレバ。私は牛レバよりも豚のレバのほうが好きだが、ここの豚レバはいまいち。

・サワー ★★★★
・トンビ ★★★☆
・レバカツ ★★★☆
・レバ刺し ★★

〆て、1490円。
雨の日にまた行ってみたい。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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4位

栄屋酒場 (日ノ出町、桜木町、伊勢佐木長者町 / 居酒屋、海鮮、天ぷら)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999 -

2011/08訪問 2011/09/13

シーシェパードも涎を垂らす鯨さしみ

■2011年8月
ここにもあったギンポの天ぷら。

■2010年6月
ハイボールブームが続いている。たしかにハイボールのほうがホッピーなどよりはおいしい。しかし、栄屋にはハイボールがない。でも、「ウイスキーの炭酸割りください」と頼めば出してくれる。お店のおねえさんは、ハイボール=ウイスキーの炭酸割りってことは知らないらしい。ここのウイスキーは、「角」などではない。MUIRHED'Sというきちんとしたスコッチを使っている。「ミュアヘッド」といえば、冬季オリンピックのカーリングで、英国代表の美人スキップが記憶に新しい。このMUIRHED'SにCOOPの「ただの炭酸水」が一緒に出てくる。この炭酸水の缶がちょうどいい量で、炭酸もきつめでとてもいい。これからはビールは控えて、この炭酸割りがマイブームになりそうだ。

■2010年4月
雑誌にとりあげられてしばらく混雑していたが、ここへ来てかなり落ち着いてきた。やはり雑誌などの影響は一時的で、その後の落差を考えると却って雑誌などには掲載されないほうがいいのではないかと思うがどうだろう?雑誌の影響で混雑している間に優良客が逃げてしまうことだってある。「経済効果」という言葉もあるが、それによる「反動」だってある。

にごり酒は月の桂本醸造。すっきりとして飲みやすく、知らないうちに杯を重ねてしまう。ここではにごり酒は3杯までしか飲まさないという。

■2010年2月
この店の唯一の欠点は、混んで入れないことがあること、それから、それほど混んでなくても、頼んだ料理がなかなか出てこないことがあること。だからあまり大勢で押しかけるのはやめてもらいたい。

残念ながら、殻カキのシーズンが終わってしまった。カキフライ(750円)を食べてみたが、これはいまいちだった。揚げ方が弱すぎる。

■2010年1月
寒ブリは脂がのっていておいしかった。下手なマグロの中トロよりもずっとうまい。カキ天はふわふわ。この量で450円はやっぱり安い。ミンクくじらの刺身も絶品。シーシェパードの連中に食べさせてあげたい。日本酒は山形の大山(520円)。ちょい甘めだが好きな味。お年賀にタオルをいただいた。お年賀にはタオルが最高だなぁ。

■2009年12月
「今日は赤貝があるよ」と他の客に勧めているおっちゃんの声を聞き逃さなかった。すかさず「はーい。食べます」と注文。ここで赤貝を食べるのは初めて。さすがに新鮮である。ヒモも付いてる。これで800円だから安い。

■2009年11月
あなご天(630円)を食べてみた。ふっくらと大きくボリュームがある。大根おろし入りの濃い目の天つゆがまたいい。

■2009年11月
やっぱりここの殻付カキ(岩手・山田湾)のほうが安くてずっとうまい。注文してから殻を割るため鮮度が違う。

めじまぐろの刺身は、切り身がでかくて「これで800円でいいのか?」というほどのおいしさ。おしんこも相変わらず絶品。

■2009年11月
今日は6時過ぎていたが、特等席が空いていた。

ビール、キリンラガー大ビン610円。マグロの刺身を食べようか悩むところだが、やっぱりここは鯨さし(700円)にする。前回食べた鯨とは少し違うようだが、まずまず。殻付カキやっぱりうまい。このボリュームで5個で750円は安い。湯トーフ(380円)はいまいちだった。豆腐がグニャグニャすぎるし、そのまま醤油をかけるだけ。ポン酢でもあればいいのに。おひたし(300円)も残念ながらいまいち。おしんこは相変わらず絶品。最後は2級酒(340円)の燗。甘すぎる酒。

・鯨さし 700円 ★★★★
・殻付カキ 750円 ★★★★
・おしんこ 300円 ★★★★☆
・湯トーフ 380円 ★★
・おひたし 300円 ★★
・2級酒 340円 ★

■2009年10月
久し振りにきた。おばさんの姿がない。平日の夜6時ごろだったが、ガラガラだった。入口脇の席に座った。狭いし、イスもゴリゴリと痛い。しかしその居心地の悪さを我慢すれば、安くておいしい酒と肴にありつくことができる。

最初にキリンラガーの大ビン(610円)をいただく。もってきてくれたのは若いお嬢さん。アオヤギ(値段失念)と鯨さしみ(700円)を注文。これ、もしかしたら生の鯨かもしれない。かなり鮮度がいい。量もたっぷり。日本酒に切り替え、腰古井(千葉)吟醸(640円)。すっきりした酒。殻付カキは、5個も入って750円はとても安い。大振りというわけでもないが、かといって小さすぎるということもない。味もよい。

〆て3300円。

時間がゆっくりと流れているのがいい。こういう店には大人数で押しかけるものではない。必ずひとりで行くべきだ。

  • ギンポ天ぷら
  • (説明なし)
  • 谷中

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5位

(大倉山 / 居酒屋、海鮮)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999 -

2010/11訪問 2010/11/22

常連客に愛される店

■2010年11月
この時期でないと飲めないのがとれたてホップの一番搾り。これがうまい。

■2010年1月
去年は12月が最後だった。それから1ヶ月ぐらい行かなかった。お店が今月半ばぐらいまでお休みだった。

今日は今年はじめて。カキフライ、焼き魚、イカの刺身がおいしかった。

■2009年8月
この店は魚中心だが、ときどき妙なメニューがある。今日はロースカツ480円があった。普通なら食べないが、なんとなく気になって食べてみた。たぶんソースも自家製。このソースが抜群にうまいのだ。そしてロースカツにぴったりと合う。その辺のとんかつ屋のカツよりもよほどうまい。驚きだ。

・いわし刺身380円 ★★★★★
・さんま鮨480円 ★★★★
・かま(焼き) ★★★★★
・きゅうり浅漬け 200円 ★★★★★
・岩かき(山形)380円 ★★★★★
・ロースカツ ★★★★★

■2009年7月
普段居酒屋で魚の煮付けなど食べない私だが、この日は秀さんが勧めてくれたカマ煮付けを食べてみた。これがまた抜群にうまかった。たまには煮付けもいいな。この日はさざえの刺身(伊豆産)もよかった。

・カマ煮付け ★★★★★
・さざえ刺身 500円 ★★★★☆

■2009年6月9日
久し振りだが、もう何度も通っているので顔を覚えてくれているようだ。
この店は、魚もうまいが、秀さんの薀蓄を聞くのが楽しい。

生ビールは中ジョッキで一番搾り430円。ジョッキもちゃんと冷してあるし、お代わりの度に新しいジョッキに変えてくれる。おいしくて3杯続けて飲んだ。

最初は「ビールのつまみにいいよ~」と、お勧めの大アサリ。千葉産だったか?焼きたてに醤油をかけて食べると格別だ。次は真アジ刺身600円。これも新鮮でうまい。シメサバ480円は少し早いようだが、ちゃんとおいしく作ったという。最後はアユの塩焼き550円。四国産だとか。今年はじめてのアユだった。これもいい。

・八海山(本醸造)580円 ★★★
・大アサリ ★★★☆
・真アジ刺身 ★★★☆
・アユの塩焼き ★★★☆

■2008年11月
初めてこの店に行ったとき、あまりいい印象を持たなかった。
暖簾が出ていたので中へ入ると、カウンターの中にいたオヤジに「まだやってないよ」と言われたからだ。だって暖簾が出てるじゃないか…それ以来当分この店には足を向けなかった。
暫らくして行く機会が訪れた。「魚が美味しい」という噂を聞いていた。
カウンターに座るが、オヤジはこちらを見ようともしない。なんだか雰囲気が悪い店だなぁと思っていた。注文すれば出てくる。しかし、他の常連さんぽいお客さんにはオヤジが積極的に「今日はこれがうまいよ」などと勧めているのだ。こちらは無視されているような気がしてならなかった。
しかし、魚はおいしかった。
何度か通う内にオヤジも私のことを覚えてくれて、「これ美味しいから食べない?」と勧めてくれるようになった。
地酒もきちんと冷蔵庫に保管しているし、たまに出してくれる揚げ出し豆腐やさつま揚げなどもとてもうまい。
先日食べ損ねたイカの塩辛が今日はとても食べたかった。注文したが、売り切れだった。でも、オヤジが「いまさ即席で新鮮なイカの塩辛作ってあげるからさ」というのでお願いした。出てきたのは本当に新鮮なイカにワタを混ぜたものだ。これがまた抜群にうまかった。

  • とれたてホップの一番搾り
  • 金目鯛の煮付け
  • 刺身盛合わせ

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6位

菜や (大倉山 / 居酒屋、日本酒バー、日本料理)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥3,000~¥3,999 -

2009/10訪問 2009/12/14

さあ、いらっさいや

■2009年10月
3回ぐらい行ったがいつも母娘の二人だけだったが、今日はおばあさんも加わっていた。

初めておでんが出た。好きなものを選んでもいいという。たまご、ちくわぶ、牛すじにした。これがまたとても上品なおでんで、本格的なおでん屋のおでんよりもずっとおいしかった。

■2009年9月
カボチャは好きではない。甘ったるくてご飯のおかずにはならない。天ぷらの盛り合わせといえばカボチャはつきものだが、私はサツマイモとカボチャは必ず残すことにしている。

この店にはメニューはない(酒のメニューはあるが)、だから何が出てくるかハラハラする。この日は最初にポテトサラダのようなものが出てきた。しかし、よく見ればカボチャである。ゆで卵などと和えてあり、ポテトサラダ風のカボチャサラダのようだ。「嫌だなぁ」と思いながら食べてみれば、これが実においしい。カボチャの甘ったるさを適度に殺し、それでいてうまみは生かしている。これを食べただけで、この店の実力がわかった。

カウンター7席、2人掛けのテーブル席が4つ。ママさんとお嬢さんのふたりでやっている。どちらも美人だ。12年前からこの場所で営業しているらしい。私の記憶によると、この店ができる前は喫茶店があったと思う。

料理のメニューはないが、日本酒のメニューはある。山形 秀鳳庄五郎(600円)を飲んだ。すっきりとしておいしい酒。日本酒のことを何もしらなかった若い頃は、「純米こそが日本酒だ」などと思い込んでいたが、保存の悪い高価な純米酒など飲むよりも、安くてもそれなりにおいしい本醸造のほうが最近は好むようになってきた。生ビール(キリンラガー・中ジョッキ)もあるし、サワーなどもある。

刺身もなかなかいいものを出す。カツオのトロはとてもよかった。ビーフシチューも絶品だった。冷しトマトも最高だった。こんなうまいトマト食べたことがない。

帰るとき、お嬢さんが外まで出てきて頭をさげて見送ってくれた。「さいやら~」っていいながら。

  • ビーフシチュー
  • フォックスツリー
  • ナス

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7位

角平 (平沼橋、高島町、戸部 / そば、天ぷら、丼)

6回

  • 夜の点数: 3.2

    • [ 料理・味 3.8
    • | サービス 2.5
    • | 雰囲気 2.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.8 ]
  • 昼の点数: 4.4

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 4.4
    • | 雰囲気 4.6
    • | CP 3.8
    • | 酒・ドリンク 4.2 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥5,000~¥5,999 ¥5,000~¥5,999

2023/06訪問 2023/06/16

最悪の席

久しぶりの角平。
食べログの記録によると、約1年半ぶり。
いつもは駅から歩いて行くが、今日は時間がないので、横浜駅西口からタクシーで向かった。角平の前の道路がUターン禁止になっていると言われ、だいぶ大回りさせられた。料金はちょうど1,000円だった。
午後3時過ぎ、まだ多少の客が残っていた。
店員のおばちゃんの誘導で、厨房側の2人テーブル席に案内された。
ここはハズレ席だ。暗くて、雰囲気がよくない。
角平は雰囲気がいいところが最大の長所なのに、この席は最悪だ。
私が入ってから、客は次々に帰り、ガラガラとなった。
ちょうど悪いタイミングで入ってしまったようだ。

瓶ビールキリンラガー中瓶
3時過ぎのメニューから。
水茄子750円
フルーツトマトの土佐酢漬け380円
天豆が売り切れで枝豆

4時ごろガラガラになった。
禁煙。私が通い始めた頃はまだ喫煙可だったが、「禁煙化すべき」とずっと訴え続けた結果である。
山本純米吟醸ピュアブラック1合秋田県1150円
すっきりしてるのにコクがある
もう少し色々飲みたかったがこの最悪の席では長居ができない。
つけ天
そばは相変わらずの機械打ちのどうということのないそば。立ち食いそばよりはマシと思っておいた方がいい。ここのそばをすごく褒めているひともいるが、そばのことを何も知らないとバレるだけなのでやめておいたほうがいい。若い頃の私がそうだった。知った顔して蕎麦を語っていたが、今思うと何もわかっちゃいなかった。とはいえ、いまでもよくわかってはいない。この年になってようやくわかったのは、蕎麦の世界は奥が深いということだ。街蕎麦のそばを食べて一端の通の如く語っているようでは、まだまだ間抜けなひよっ子ということだ。もちろんこれは私のことを言っているのである。

年越しそばの時季だが、特に年越しそばには興味はない。
ただ嫌なのは、「年越しそば」という言葉に釣られて来店する客で混雑していることだ。
角平もいつも以上に混雑していると思われたが、平日の午後4時ごろは、まだそれほどでもなかった。

テーブル席もアクリル板で仕切ってあり、風情も台無しである。
この店は、蕎麦を楽しむというよりも、店の雰囲気を楽しむ店なので、早くコロナが収束して欲しいものだ。

生ビール中ジョッキ 630円(税込)
ジョッキが凍ってないのであまりうまくない。
つけ天 1,260円
そばは相変わらずの街そばの機械打ちレベルだが、シャキッとした細めの蕎麦で美味しく食べられる。
田酒1合 1,150円
田酒にも色々あるものだ。

支払いは現金のみ。
これから年末に向けてかなり混雑するものと考えられるので、年が明けたらまた行きたい。
いつの間にか「全席終日禁煙」の店になっていた。
いつもは空いてる3時半なのに、今日は混んでた。
だからずっと昔から私は、「全席終日禁煙」にしなさいと言っていたのだ。
「禁煙にしたらお客さん減っちゃうんじゃないの?」
「そんなことないよ。喫煙客が減る分もっと禁煙客がくるよ」
そのとおりになったではないか。
ガラ空きの時間帯に客が押し寄せ、いつもなら、「お好きなお席へどうぞ」と言ってくたのに、今日は言ってくれない。
端っこのテーブル席に案内された。

ビールは秋味もあった。
枝豆は冷凍ではない本物の枝豆で、茹でたてであったかくてうまい。

ヤックスつけ天 1,560円
いつも自動的に「つけ天」を注文していたため、「ヤックスつけ天」というのがあることを知らなかった。
海老と野菜三品のつけ天だ。野菜がミックスで「ヤックス」か。セロリがミックスだと大変なことになる。
ちなみに、ミックスつけ天は海老とかき揚げで2,060円。

久しぶりの水なすもうまかった。

瓶ビール2本に日本酒も飲んでしまい、つけ天が出るころにはだいぶアルコールが回ってしまった。
従って、つけ天の味など記憶から消えている。
「蕎麦は最後」という固定観念があるため、こうなってしまう。
次回からは、先につけ天を食べ、それからビールや日本酒を飲むことにしようと思う。
平沼の角にあるから「角平」という。だったら「平角」でいいのではないか、と思うが、「平角なんてダメだ?ダメだと言うんなら、もっといい案を出しなさい!」と怒られて、それで出た案が「角平」だったのではないかと、私は推測している。

平日の午後3時半、ちょうどガラガラのベストなタイミング。
「お好きな席へどうぞ」と、おねえさんがおっしゃるので、小上がりの特等席へ直行。

久しぶりにきたら、おねえさん方は一新していた。
若くて元気のよかった今風の女の子の姿は見えなかったが、美人で働き者のおねえさんがいつの間にか混ざっていた。

田酒特別純米1合 1,050円
ここの日本酒は、このような有名銘柄のものが多いが、いい状態でおいている。注文すると、冷蔵庫から一升瓶を取り出し、目の前でおねえさんが注いでくれるのもいい。
板わさ 600円
日本酒に合うし、すぐに出てくる。盛り付けもさすが角平とうならせる。
下仁田ねぎの天ぷら 750円
季節物で午後3時以降しか食べられない。ぶっといネギなので一口では食べられない。

4時ごろに混んできた。

冬子椎茸焼き 700円
肉厚で絶品。
つけ天 1,260円
「元祖つけ天を久しぶりに食べたいな」とずっと思っていて、久しぶりに食べたら、「あれ、こんなんだったっけな?」というのが正直な感想。エビはコリコリというか、締まりすぎているような感じ。汁はアツアツでいい味だが、蕎麦を入れると、すぐに冷めてしまうのが残念。蕎麦はツルっとした機械打ちの街ソバレベルなのは相変わらずで、特に蕎麦には最初から期待していないため、がっかりはしない。

1/1〜5は休業。

■2017年1月
久しぶりの角平。禁煙時間帯が増えたようだ。この際、完全禁煙にすればいいのに。
初めて種ごみを食べてみた。普通のつけ天は海老天が汁に浸かって出てくるが、種ごみつけ天は別皿で海老天が2本出てくる。種ごみというのは、種(具)がたくさんという意味とのこと。 蕎麦は普通だが、汁がいい。

■2012年6月
とうとうやってきた水茄子の季節。この店で水茄子を食べなければこの店を語る資格はない。なんてったってこの店は、「水茄子屋」なのだから。
(毎年同じことを言ってます)

それはさておき、今日食べた穴子白焼き(1,000円)も悪くなかったが、最高だったのがカレー丼(700円)。怖いのでご飯は少なめにしてもらう。普通にカレーうどんのライスバージョンなのだが、鶏肉と玉ねぎがごろごろ入っていてややピリ辛の味付け。

日本酒は刈穂900円。やや甘口だが悪くない。

■2012年2月
はじめてハイカラを食べてみた。お店の人に「何でたぬきのことをハイカラって呼ぶんですか?」と聞いてみたが、「先代が考えたので知りません」との返事。あとで店のサイトを見たら、「きつねとたぬきの化かし合いにはしたくない」ということで、当時流行っていた『ハイカラ』という名称になりました」と書いてあった。ここの蕎麦はもしかしたら、冷たい蕎麦よりもハイカラのような温かい蕎麦のほうが合っているかもしれない。美味しかった。

■2011年9月
めごちときすの天ぷら800円。めごちのほうがやや味が濃い。私はきすのほうがすき。

■2011年6月
出た!絶品の水なす。(←去年と同じこと言ってる)
これを食べなくては、ここにくる意味が半減。

■2010年12月
そろそろ新蕎麦のはずだが、蕎麦はいつも通り。何度も言うが、ここの蕎麦は期待してはいけない。

穴子天ぷらはかなり大きく、ふわふわに揚がっている。 日本酒のつまみには最高。

■2010年10月
そろそろ新蕎麦かと思ってやってきたが、まだだった。

ビンビールとお新香から始めた午後2時半ごろはまだ混んでいた。3時前にガラガラになった。3時からのメニューの鴨焼九条ねぎを追加。1,000円と高いが、九条ねぎの青々しさ食欲をそそる。最後につけ天。「小いっぱい」と中へ通す声を聞くのが、最近楽しく思えるように成長した。

■2010年7月
「夏そばは犬も食わない」というらしい。従って今日はかつ丼にする。ごはんは少なめにしてもらう。肉が部厚い。2センチぐらいある。ただ、肉質はややかため。味はよろしい。

■2010年6月
出た!絶品の水なす。

■2010年2月
2時過ぎでガラガラだった。
今日のお新香はいまいち。頼むと「お醤油かけますか?」と訊いてくるが、私は面倒くさいのでそのまま「はい」と答えてしまう。そうすると醤油と味の素がかかってくる。味の素が嫌いな人もいるだろうが、そういう人は頼むときに「かけないで欲しい」と申告すればいい。私の子供のころは、醤油と味の素はセットが当たり前で、小皿に醤油をたらしたら味の素も振りかけるというのが、普通だった。これは私が悪いのではなく、親が悪いし、社会が悪い。詰まるところは、政治が悪いのである。

ミニ天丼(700円)を食べてみた。エビとかカボチャが入っている。カボチャはあまり好きではないので、評価が低くなった。

■2010年1月
今年最初の角平。3時過ぎに入り、いつもの特等席で、ビンビール、お新香、板わさを最初に注文。ここのお新香は絶品。キュウリ、ダイコン、ナス、ショウガ、奈良漬、どれも文句のつけようがない。武蔵屋なんかもここのお新香を少しでも見習ってもらいたい。日本酒は、谷川岳(900円)すっきりとしてうまい。

■2009年9月
2時半に行ったら、客はひとりもいなかった。とても嬉しい。
いつもの特等席に座り、まずは生ビールを飲む。水なすはもうなかった。お新香450円を注文。ナス、キュウリ、ダイコン、ショウガと奈良漬も入った豪華なセット。味もばっちり手抜きがない。

3時10分前ぐらいに他の客が入ってきた。おばちゃんに「まだ3時5分前だけど穴子の天ぷらはもう頼んでもいいかな?」と聞くと、「あ、5分なんてすぐだからもういいですよ」と柔軟な対応をしていた。5分過ぎたら「モーニングタイムはもう終りです」と断ってきた綱島の融通の効かないどこかの喫茶店とは大違いだ。

ビールを飲み終わって、日本酒にする。前にも飲んだ翠露にする。注ぎ終わってから、2センチほどの酒が残った1升瓶をテーブルの上に載せ、「よろしかったらどうぞ」とそのまま置いていってくれた。心憎いサービス。1杯目を空にして、その瓶の残りを注いでみたら、1合には満たない程度だがグラスからこぼれ落ちるほどの量があった。

角平の楽しみ方が漸くわかってきた。

○酒とつまみでくつろぎたいとき→角平(ただし、午後3時~4時のみ)
○本当においしい蕎麦を食べたいとき→小嶋屋

また★を増やさねばならない。

■2009年9月
生ビール一番搾り中ジョッキ600円。今日は水なす(600円)があった。サクサクでうまい。鳥わさ(580円)は大振りの肉で外側は火が通っている。地鶏焼き(850円)はジューシーで味もいい。

・水なす ★★★★★
・鳥わさ ★★
・地鶏焼き ★★★★☆

■2009年9月
数日前から角平のカツ煮が食べたくて仕方なかった。横浜駅西口から歩いて向かう。

3時を過ぎていたので、入口近くの小上がりは誰もいない。ラッキー。

日本酒は、翠露 純米吟醸 中取り袋しずく(長野県)900円。瓶の色がとてもきれいな酒だ。飲んでもそのイメージ通りすっきりとうまい。板わさ(450円)は、量は少ないが、厚めの切り方がよろしい。問題のカツ煮(950円)は、ボリュームがある。肉の厚さが1~1.5cmぐらいあり、軟らかくて美味。元々カツ屋だったというからうまいはずである。道理で蕎麦にはこだわりがない訳だ。

■2008年11月26日「角平の楽しみ方」
近頃〈角平〉の楽しみかたを模索している。このおよそ蕎麦のまずい〈角平〉で、いかに心地よいひと時を過ごすか、それが問題である。

今日は都合よく2時半ごろに入店できた。まだ客が少し残っていたが、座敷の一番席に陣取れた。
瓶ビール(キリンラガー中瓶)630円と先付け三点盛り500円を頼む。

この先付け三点盛りというのは、梅くらげ、大葉巻き、蕎麦味噌の3点セットだ。梅くらげは酸っぱすぎて酒に合わない。蕎麦味噌は唐辛子が入っているのか、なぜか辛い。

ここに座ると店内が見渡せて楽しい。今まで気づかなかったが、入口に「新そば」のポスターが貼ってあった。しかし、この店では新そばだろうが関係ない。

緑川のお燗530円を頼み、しばらくすると3時となり、客がほとんどいなくなった。すると、従業員も半分ぐらい帰ってしまった。このガラーンとした店内がいい。

3時からのメニュー、だし巻たまご650円を追加。お酒も月桂冠の熱燗に切り替える。
玉子は出汁があまりきいていないあっさりふわふわな玉子。

最後につけ天。はっきりいってこの店では「抜き」を頼むのが正解だと思う。ここの蕎麦は何度食べてもやっぱり普通のそばだ。要らない。

■2008年11月12日「蕎麦屋として評価してはいけない店」
評価の訂正を行ないたい。この店は蕎麦屋として評価してはいけないのではないかと思うようになった。強いていえば天麩羅屋。それなら、星が少し増える。蕎麦屋としてはやっぱり評価は低い。

となりの人は常連客のようだったが、来店するなり「鍋焼きうどん、極熱で!」でと注文していた。それで正解なのではないか。蕎麦を注文する必要性が見当たらないのだ。

今日は2時すぎに行ってみたら空いていたので、日本酒からはじめることにした。緑川正宗の熱燗。そして、板わさ。お新香が品切れだったのが残念。珍しいので姫サザエも食べてみたが、これは別段うまくはない。

ミックスつけ天にした。海老とかきあげが付いてくるが、かきあげはイマイチだった。蕎麦もやっぱり「?」。これなら海老の天麩羅だけでいい。あるいは、天丼とかカツ丼とかを頼んだほうがいいかもしれない。

店の雰囲気はいいのだ。だから評価を少しだけあげる。

■2008年6月「普通の蕎麦屋」
この店が流行っている理由は、蕎麦の味を知らない人が多いからなのか、あるいは、古い店の雰囲気を楽しめる粋な人が多いからか、どちらかだと思う。蕎麦は普通の街の蕎麦屋のもの。特筆すべき点はひとつもない。つけ天も何年か前に食べてがっかりした記憶がある。唯一私がこの店を訪れる理由は、店の雰囲気のよさだ。混雑してない時間帯に行きたいものである。
■2017年1月
久しぶりの角平。禁煙時間帯が増えたようだ。この際、完全禁煙にすればいいのに。
初めて種ごみを食べてみた。普通のつけ天は海老天が汁に浸かって出てくるが、種ごみつけ天は別皿で海老天が2本出てくる。種ごみというのは、種(具)がたくさんという意味とのこと。 蕎麦は普通だが、汁がいい。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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8位

豚の味珍 (横浜、神奈川、新高島 / 豚料理、ホルモン、居酒屋)

29回

  • 夜の点数: 4.6

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥1,000~¥1,999 -

2024/05訪問 2024/05/30

横浜駅周辺ってろくな店がないけれど、昧珍だけは別格だな

狸小路の老舗。
古き良きハマの歴史を唯一伝える店。
一度ハマったら抜けられない。

店主は私のハンサムな顔を覚えているので、何も頼まなくても、やかん(焼酎)とお茶(チェイサーのウーロン茶)を出す。
今日は早い時間帯だったので、ラッパ菜もあった。
足は残念ながら、足が速いようで逃げていったところだった。
久しぶりにシッポを食べた。
コラーゲンがたっぷりと補充できて、明日からまたお肌がプリプリになりそうだ。
やかんはもちろん梅割りで飲んだ。
昧珍にきて梅割りを飲まなければ、来た意味がない。
横浜駅周辺の店で、行く価値があるのは、昧珍ぐらいしか見当たらない。
まいちんげーる。

禁煙バンザイ!
金曜日8時すぎごろ、今日はハチノスとピータンしか残ってないという。
まずは、やかん(焼酎)とお茶(烏龍茶)。
ハチノスのからし酢味噌あえ 550円
これは初めて食べたかも?
ハチノスがうまい。
サクサクな歯応え。
もう昧珍の「やかん」の説明をする必要はないと思うが、一応説明しておくと、「やかん」というのは、焼酎のことだ。いつも「やかん」から始めるので、何も言わなくても「やかん」を注がれてしまう。「いやんばかん」と言っても、注がれてしまう。別にいいけど。
チェイサーは「お茶」だ。「お茶」というのは、昧珍では、缶のウーロン茶のことだ。お茶でやかんを割ってもいいけれども、普通は梅割りで飲む。

昧珍のピータンはトロトロでおいしい。塩をかけて食べる。
ピータンがトロトロ、ピータントロトロ、ピートロ、ピートロ、ピートロトロトロ、となる。

お皿は、今日は耳にした。豚の耳だ。これもトロトロでうまい。
トントロトロ、トントロトロ、トントロ、トントロ、トトロ、トトロ、となる。

梅割りはおいしいけれど、飲み過ぎはやかんでー。
煮込みが始まった。
涼しくなったからちょうどいい。
写真には豆腐しか見えてないが、にんじんや大根など色々入ってる。
スープもおいしくて、全部飲んじゃう。
冬の昧珍に来たら、まずこれだな。
やっぱり昧珍の煮込みはうまいちん。

★禁煙★
重大なことなので投稿したいと思う。

ネットの情報では、22時までの営業となっているが、現在は23時まで営業。
現金のみで、カードは使えない。
禁煙


以上

なお、今日食べたのは、ラッパ菜とピータンとミミ。
もちろん飲み物は、ヤカンだ。
相変わらずの店の雰囲気のよさに、ヤッカンベーとしたい気持ちでいっぱいだった。
串武から出てきたら空いていたので入った。
もうお腹はいっぱいなので、やかんとラッパ菜。
味なんてどうでもいいんだよ。
この店の雰囲気だよ。
最高だ。昧珍。
今日のやかんは梅割りで決めた。
野毛のあさひやがなくなってしまった今、浜の梅割りは昧珍が守るしかない。

横浜駅周辺の飲食店といえば、チェーン店ばかりで嫌になる。
そんな中、狸小路の昧珍は個人店だから安心して入れる。
チェーン店なんか行ってられない。
8時すぎ、本店は空いていた。ゆっくりと静かに飲めると思ったら、4人グループが入ってきた。

やかん、ラッパ菜。
久しぶりのラッパ菜はうまい。
やかん(焼酎)も1杯半飲んだ。
ピータンを追加し、最後はカシラのぶつ切り。


★完全禁煙 No smoking★
久しぶりの昧珍。
夜8時半、珍しく誰もいない。
何も頼まなくても出てくるヤカン(焼酎)とお茶(烏龍茶)。
ラッパ菜、ピータン、足。
誰もいなくても雰囲気最高。
やっぱりうまいちん。

No smoking
完全禁煙
神奈川県も、1月21日から2月13日までの間、まん延防止等重点措置の適用を決定した。
「またか」とも思うが、私はあと1~2週間で「緊急事態宣言」が再び発出されるだろうと読んでいる。
そうなれば、この昧珍も再び休業となる。
昧珍の店長から「再びこんな事態が起これば、店を辞めざるを得ない」という言葉を聞いたのは、1年以上前のことだった。

このところ混んでいる日が多かったが、今日はさすがにガラガラだった。

次はいつこれるだろうと考えながら、やかん(焼酎)の梅割りを飲み、ラッパ菜をつまみ、かしらのぶつ切りを食べた。

ある日、女の子に昧珍の話をしたら、「耳とか尻尾とか、そんな気持ちの悪いもの食べたくない」と言われてしまった。
だから、昧珍にはひとりで行くしかない。
緊急事態宣言が解除され、横浜駅の混雑ぶりは最悪。
人が増えれば、コロナも増える。
GO TOキャンペーンだなんて、今思えば本当にバカなことやったもんだ。
狸小路も賑わいを取り戻し、みなと刺身専門店などはいっぱいで入れないことも多い。
味珍はこれまで比較的空いていたのだが、この店も大分客が増えてきた。

頭のぶつ切り、やっぱりうまい。
ピータンも、やっぱりうまい。
ラッパ菜も、もちろんうまい。

でも、いちばんいいのは、店の雰囲気。
客が増えれば、それも台無し。
みなと刺身専門店へ行ったら、人でぎっしりだった。
コロナ感染が怖いので、昧珍へ避難した。

かしらぶつを頼む。
猪頭肉 720円
やっぱうまい。
ピータンもいい。
ラッパ菜もいい。
ヤカンもいい。
静かでいい。

Nobody gonna take my head
I got speed inside my brain
Nobody gonna steal my head
Now that I'm on the road again

I'm in heaven again
I've got everything
Like a moving ground an open road
And everything

I love it and I need it
I seed it
Eight cylinders all mine
Alright hold on tight
I'm a highway star

Highway Star
Deep Purple
1972
狸小路のみなと刺身専門店は混雑し、他の客との合間にぎゅうぎゅう詰めに客を入れるため、たまらなくなり、すぐに出た。

みなと刺身専門店は異なり、昧珍本店はガラガラだった。

久しぶりのしっぽ
骨を出すのは面倒だがうまい。

ラジオからは、サイモン&ガーファンクルの「コンドルは飛んでいく」が流れていた。

Away, I'd rather sail away
Like a swan that's here and gone
A man, get's tied up to the ground
He gives the world its saddest sound
Its saddest sound..

El Condor Pasa
SIMON & GARFUNKEL
1970


コロナの感染拡大が止まらず、狸小路もひっそりとしていた。
中でも、この昧珍は、以前の賑わいが嘘のようだ。

みみ 720円
ねっとり感がたまらない。

So listen very carefully
Get closer now and you will see what I mean
It isn't a dream
The only sound that you will hear
Is when I whisper in your ear I love you
For ever and ever

There's a Kind of Hush
Herman's Hermits
1967


ラッパサイ
今日のはよく漬かっていた。
ピータン
今日のは新鮮そうなピータンだった。

Hot Legsだった。

Hot legs,
You're wearin' me out
Hot legs,
You can scream and shout
Hot legs,
Are you still in school?
I love you honey

Hot Legs
Rod Stewart
1977
みなと刺身専門店が混んできたので、まいちんへ。

豚の頭 720円
かしらぶつ。
普通のかしらよりも、ブツのほうが好き。

Your mood is like a circus wheel
You're changing all the time
Sometimes I can't help but feel
That I'm wasting all of my time

Over My Head
Fleetwood Mac
1975
みなと刺身専門店へ行ったら、混雑していたので、こちらに逃げてきた。
昧珍は最近ガラガラでいい。

久しぶりに足を食べてみた。
たまに足もいい。

Who's that knocking on my door?
It's gotta be a quarter to four
Is it you again coming 'round for more?
Well you can love me tonight if you want
But in the morning make sure you're gone
I'm talkin' to you

HOT LEGS
Rod Stewart
1977
狸小路にできた濱横酒場へ行こうとしたら、混んでたので、昧珍へ。

こっちはガラガラ。
以前のいつもギュウギュウ詰めだったのが嘘のようだ。

最近は耳がうまい。
量も少なめなので、酒のつまみにちょうどいい。
コラーゲンたっぷりで、お肌もすべすべになる。

You'll never know how much I really love you
You'll never know how much I really care

Listen, do you want to know a secret?
Do you promise not to tell?
Whoa-oh-oh, closer
Let me whisper in your ear
Say the words you long to hear
I'm in love with you, ooh

Do You Want To Know A Secret
The Beatles
1963
この日は、いつも通りのヤカン2杯。
もちろん梅割りで飲む。
梅割りについては、過去に散々書いているので、もう改めて説明するまでもないだろう。

久しぶりにサラダを食べた。サラダの正式名称は、くらげサラダ。
辣白菜(ラッパサイ)ももちろんうまいが、サラダも冷たくてうまい。

先週は、本店のほうが閉まっていて、久しぶりに支店のほうで飲んだ。
本当は支店のほうが好きなのだが、こっちはいつも混んでいる。
本店のほうは、今日もガラガラだった。

それはそうと、最近の食べログはなぜ古い写真が上位に表示されるのか?
レモン酒 420円(税込・以下同じ)
ここへくると、いつもヤカンになってしまうが、今日はレモン酒の炭酸割りで。たまにはこれもいい。
馬刺し 830円
ここで馬刺しは初めて食べた。すじ多めで楽しい。
辣白菜 310円
ラッパサイと読む。白菜を漬けたものだが、独特の味で、やはりここでしか食べられない。
720円
最近、耳がいちばんいいかもしれない。トロっとしているところがいい。

それはそうと、食べログのトップページは、なぜ古い写真ばかり上位に表示されてしまうのだろうか?

横浜駅西口の狸小路にある不思議な店。
昭和三十年創業の豚肉料理専門店。
醤油ベースの秘伝の和風タレでじっくりと煮込んであるという豚肉を、カラシを溶かしたお酢につけて食べる。
ここでしか食べられない料理だ。

横浜市民でこの店を知らないのは、モグリだ、と言ってもいいだろう
この店を知らずして、横浜のことなど何も語れない。

腐乳 160円(税込・以下同じ)
発酵豆腐。通称「とうふ」。味は塩辛い。
牛すじ 460円
他の肉類と比べると、味は蛋白。
720円
尻尾に似た感じで足もうまい。骨は硬くて食べられないが、身はやわらかくておいしかった。
辣白菜 310円
ラッパサイと読む。白菜を漬けたものだが、独特の味で、やはりここでしか食べられない。
やかん(焼酎) 420円
チェイサーにお茶(烏龍茶)はかかせない。もちろん梅割りで。2杯。
お茶 160円
烏龍茶の缶。2缶飲んだ。

コロナのおかげで、最近は空いてていい。
百名店なんかになって、味のわからない連中が押し寄せたら困る。

No Smokingというシールがカウンターに貼ってあった。

それはそうと、食べログのトップページは、なぜ古い写真ばかり上位に表示されてしまうのだろうか?

ハマチカもいいが、まだ新しいせいか、なんか落ち着かない。
昧珍は、古くて落ち着く。

以前は支店ばかり通っていたが、最近は本店が多い。支店は会話目的の客が多い。狭いし混んでる。

本店はやや広い。本店の担当はイケメンのせいか、ときどき若い女の子が入って来る。
最近本店が多いのは、それだからというわけでは決してない。

今日は、ヤカン、ラッパサイ、ミミ。
やっぱりミミはやわらかくてうまい。

昧珍のよさは、もちろん飲み物や食べ物にもあるが、一番は店の古い趣である。
それが理解できない人は、ここで何を飲んでも食べても、よいとは思えないであろう。
のんきやにも同じものがあったが、残念ながら閉店してしまった。

入ったときは、客が二人いたが、出るときには私ひとりになっていた。
コロナ以降ずっと休業していたのんきやが閉店と聞いて、腰が抜けるほど驚いた。
昧珍の店主から聞いたのだが、狸小路の入口にあるのんきやがずっと休んでいて、遂にはビニールシートがかけられて、何か事件でもあったかのような様子だったが、到頭閉店だという。
この辺では大分古い店で、焼鳥、特に、シロは絶品で、横浜一どころか日本一といってもいいくらいのものだったが、もう食べられないのはとても残念だ。

横浜駅周辺にはロクな飲食店がないが、強いて挙げれば、昧珍キンパイ酒店角平、そしてこの"のんきや"だった。

コロナで休んで、そのまま廃業というところが多いようだ。
中華街などもそうしてどんどん潰れているという。

のんきやのあとは立ち飲みになるらしい。

しっぽ
おいしいんだけど、骨をいちいち出すのが面倒だ。

今日は混んでた。
最近ではいちばん混んでるという。

No Smorking

新しいCIALがオープンし、通路の上から狸小路を見下ろせることができるようになった。

720円(税込・以下同じ)
久しぶりに足。骨は硬くて食べられないが、身はやわらかくておいしかった。
辣白菜 310円
ラッパサイと読む。
やかん(焼酎) 420円
チェイサーにお茶(烏龍茶)はかかせない。もちろん梅割りで。2杯。
お茶 160円
烏龍茶の缶。2缶飲んだ。

支店のほうが客が入っていたが、本店のほうはガラガラだった。

それはそうと、食べログではなぜトップページに古い写真ばかり上位に表示されるのだろう?
午後5時すぎ、狸小路のみなと刺身専門店を覗いたが、相変わらずの3密だったため、やめた。
昧珍はやはりガラガラ。
店主の話では、この店は60代70代のお客さんが多い。そういう人たちは警戒してお店にこない。
とのことだった。今、客足が戻っている店は、若い人が行く店が多いようだ。
確かにみなと刺身専門店は若い人が多かった。
最近若い人の間で感染が広がっているが、第2波がきて、また緊急事態宣言が出たら、もう終わりだと、店主は言う。
私は、終わりだとは思わないが、このままでは、第2波、第3波は必ずくると思っている。
それを避けるためには、「外出禁止」ではなく、せめて「会食禁止」をやるべきだと思う。
飲食店も、自らの首を絞めないためにも、率先して「複数入店お断わり」や「注文以外での会話禁止」を掲げるべきだ。

720円(税込・以下同じ)
久しぶりに耳。やわらかくておいしかった。
瓶ビール 580円
辣白菜 310円
ラッパサイと読む。
くらげサラダ 420円
たまに食べるとうまい。
やかん(焼酎) 420円
チェイサーにお茶(烏龍茶)はかかせない。もちろん梅割りで。2杯。
お茶 160円
烏龍茶の缶。2缶飲んだ。

若い女の子がひとりで入ってきた。
何かで見てきたのだという。

やっぱりみなと刺身専門店へ行かなくてよかった。
時が止まったようだ。
やっぱりいい。
最初からみなと刺身専門店なんかへ行くよりこっちに来るべきだった。
ドアを開けて、換気している。
ガラガラ。店員によると、自粛要請が解除されても、客は戻らないという。

ラッパサイ
白菜の漬物。独特の味付けでうまい。
タン
ぜんぜんうまくない。こんなだったんかなぁ?
ピータン
トロ。うまい。
梅割り
ヤカンに梅シロップ多めでうめえ。

もつやの親父さんはこう言ってる。
「うまいものばかり食べていてはダメ。まずいものも食べないと」
私もそう思う。
毎日、いや、毎週でも行っていれば飽きてくる。
この店もそうだ。いい店だ。私も昔は毎日とは言わないが毎週のように通っていたものだ。
だが、ある日、飽きた。どの料理もあまりうまいとは感じなくなってきたし、梅割りにも飽きてしまった。

最後に行ったのは5年前。「そう言えば最近きてないな」と考えながら店内を覗くと、珍しくガラガラ。「これはラッキー」と、つい入ってしまった。

くらげサラダから始めて、ピータン、ラッパサイ、しっぽ、と続けた。久しぶりに食べるとみなうまい。梅割りも久しぶりなので3杯以上飲んだ。お茶(ウーロン茶)もここで飲むとうまい。

やっぱりたまにくるのはいいな。
この界隈の飲食店は、驚くほど変貌した。
昧珍がある狸小路のみ、時代に取り残されているようだ。
だからこそ、この店に入るとほっとする。

久しぶりに訪れたのは、平日の午後10時ごろ。この時間になると、もうガラガラだ。
V字カウンターの端に陣取る。
とりあえず、やかんとお茶。それから、ラッパ菜とピータンを注文。
やかんというのは、やかんに入った焼酎のこと。これに梅シロップを注ぎ、梅割りができる。
ここにきたら、梅割りを飲まないと意味がない。

肉は何にしようかと悩んだが、カシラのぶつ切りにした。
久しぶりにカシラのぶつ切りを食べて、私は自分のカシラを振った。

「これのどこがおいしいというのかしら?」
■2014年11月
今までは新店のほうにお邪魔することが多かったのだが、微妙な常連さんがいるのと、いつも混んでいるという理由から、最近は本店が多い。

■2013年4月
ピータンもいい。

■2012年8月
久しぶりに食べた足うまかった。

■2011年10月
タンのブツも人気があるようだが、やっぱりカシラブツのほうがうまいちん。

■2011年9月
久しぶりに本店の方へ。前回のレビューは2010年10月になっているが、その後も何度か通っている。今日は、ラッパ菜、しっぽ、やかん、と無難なところ。

■2010年10月
今日は本店のほうで、頭(かしら)の角切り。これうまいちん。そうそうお茶(ウーロン茶)の缶が変わってしまった。以前のやつのほうがおいしかったような気がする。

■2009年11月
9時ごろ新店を覗いたところ、、珍しく誰もいない。「今日はもう終りですか?」と聞いたら、苦笑いしながら、「やってますよ。ちょうど途切れちゃったみたいで」とのこと。やっぱり不況にせいだろうか?こんな味珍も珍しい。

こんな日なので、いつもすぐに売り切れになってしまう「すじ」を頼んでみた。なんでこれが人気なのかな?私にはいまいちん。

■2009年9月
新店は満席、本店はガラガラだ。8時ごろだったが、客はひとりしかいない。珍しいことだ。スジは売り切れ、またシッポにする。クラゲ入りサラダも追加。ヤカン1杯にお茶5杯。ここのお茶はすごくうまいちん。中村カイロ協会と書いてある。

■2009年8月
今日は新店1階。外から覗くと、おじさんがおいでおいでと手で合図する。1席だけ空いていた。本店よりもやはりこちらのほうが落ち着く。

胃を食べてみる。「イ!」と注文するが何となく言い難いのであまり頼まない。コリコリ系だが味はいまいちん。注文の際、「イ!」でも通じるが、「チート」でもいいようだ。今度、「チートください。ちいとだけね」といってみようか?大爆笑になるだろうな。

ここで「お茶」と注文するとウーロン茶の小さな缶が出てくる。「鉄観音」と書いてある青い缶だ。これがなぜかやたらに美味しく、最近はこれが飲みたいがためにこの店に通っている。特別この缶がうまいのか、それともここで飲むからいいのかはわからない。普通は「やかん(焼酎)」がメインで、チェイサーで「お茶」を飲むのだが、それが逆転してしまい、「お茶」を飲みながら、チェイサーで「やかん」を飲んでいる感じ。「やかん」2杯に「お茶」が6、7杯になることがある。

■2009年7月
横浜駅西口周辺といえば、ロクでもないチェーン店系の居酒屋ばかり増殖してしまって、個性的な小さな店が少なくなってきている。そんな中、絶大な存在感を見せてくれているのが狸小路である。

味珍はそのしょんべん横丁に2店ある。駅を背にして右側が本店、左側が新店だ。私は新店へ行くことが多く、イメージ的にはこちらのほうが本店。今日は珍しく本当の本店のほうへ入った。

いつものヤカンを最初に頼む。もちろん梅割りにする。ここで梅割り飲まなければ意味がない。鉄観音の缶ウーロン茶がチェイサー。つまみはすぐに出てくるラッパサイ。これは少し変わった味の白菜の漬物だが、なぜか梅割りに合う。クラゲ入りサラダ400円もうまい。

メインはシッポ。結構ボリュームがあるのでこれだけでおなか一杯になってしまう。

■2008年12月
久し振りに狸小路へ行ってみた。目当ての店は2軒。最初は久し振りの〈味珍〉。
いつもは新店の1Fの方へお邪魔するのだが、今日は本店を覗いてみた。

この店は、昭和20年代の後半に横浜駅西の川淵で屋台を出していて、そのころは焼き餃子などを売っていたそうだ。昭和36年にオリジナル豚足料理を開始したらしい。
足、耳、胃袋、尾、舌などがあり、独特の味付けがされている。私はシッポが好きだ。

それから、ここには昔なつかしい「梅割り」がある。梅割りといっても、焼酎のお湯割りに梅干を入れたやつでない。焼酎(ここでは「ヤカン」と呼ばれている)に梅のシロップのような液体を注いで飲むのが「梅割り」なのである。昔はどこの飲み屋でも飲めたものだが、今は横浜では〈味珍〉と野毛の〈あさひや〉ぐらいしかなくなってしまった。

  • 梅割り
  • No Smoking
  • 梅割り

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9位

養老乃瀧 大倉山店 (大倉山 / 居酒屋、焼き鳥)

1回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥1,000~¥1,999 -

2012/07訪問 2012/08/10

残念なお知らせ

■2012年7月
今日は珍しいものがあった。ズイキの酢の物。ピンク色でキレイ。やわらかくておいしかった。
営業は8月30日までとのこと。

■2012年4月
ビンビールは、サッポロ大ビン450円、エビス大ビン480円と激安。

残念なのは、この店今年の8月で閉店とのこと。

■2010年6月

ここで初めておにぎり(2個310円)を食べてみた。冷凍ものっぽい焼おにぎりだった。雑穀米みたいな感じ。普通のおにぎりのほうがよかった。鮎の塩焼き(330円)はおいしかった。

■2010年2月

今日のカキ鍋は、牡蠣の量をいつもより多くしてくれた。やっぱりうまい。

■2009年12月
この店での初めてのカキ鍋。牡蠣は6つ。結構ボリュームある。デジカメ持ってこなかったので携帯による写真でピンボケ。上に味噌がかかっているが、出汁もきちんとしていて、スープは全部飲んでしまった。うまい!これで980円だから安い。

■2009年11月
鍋の季節がやってきた。今日はキムチ鍋にする。このボリュームで1人前で6~700円(正確な値段失念)なんだから安いよ。しかも、うまい。やっぱりこれからは鍋だねぇ~。

■2009年11月
湯豆腐が始まった。ボリュームもあるし、ここの豆腐がすごくうまい。これで570円は安い。

■2009年11月
おでんはビニール袋から取り出していた。たぶん本部から支給されたものらしい。道理でこの店にしてはいまいちだと思った。

今日は毛がにみそ汁があった。毛がにがまるごと1匹入っている。「かにみそも入ってますよ」とマスターがひとこと。これで350円!これは確実に本部支給品ではなく、ここのマスターが選んで作ったものだ。いくら小振りの毛がにだとはいえ、これで350円はすごい。ものすごくうまい。

■2009年10月
おでん(400円)が始まった。冷やしトマトもまだうまい。可愛い女の子も入った。

■2009年9月22日
本部の縛りによって、養老乃瀧では、生ビールはサッポロ、日本酒は白鶴しかおいてはいけないらしい。でも、ビンビールはエビスがあった。

最近、必ず頼むのは、冷しトマト。ここのトマトはめちゃくちゃうまい。

■2009年7月26日
7/22~26は「夏の生ビール祭」で生ビール(中ジョッキ)が1杯250円。ここの生ビールはサッポロだがはっきりいってうまくない。1杯だけ飲んですぐに酎ハイにした。

今日は、谷中しょうがあった。暑い日はこれに限る

■2009年5月10日
昭和42年創業とのこと。昔はトンカツ屋だったらしい。

■2009年4月28日
美人のおねえさんはやめてしまったが、その妹(?)はまだアルバイトをしていた。この娘もまた美人だ。
今日は珍しく鯨の刺身があった。これは本当においしかった。そんなに遅い時間でもないが比較的混んでいた。何時かとおもったら九時らった。

■2009年4月12日
美人のおねえさんがやめてしまった。代わりに若い男が入った。

■2009年3月14日
なぜかガラガラの土曜日。いか納豆の写真を撮る。照明が暗くてあまりよく撮れない。いかと納豆にウズラの卵が載っている。カラシをつけてぐるぐるかき混ぜる。こんなうまいいか納豆食べたことないよ。和風サラダもおいしかった。となりの人が飲んでいた梅酒が気になり注文。メニューには書いてない。自家製のようだ。大きなビンからたっぷりと注いでくれる。ロックで飲んだが、これがまたウメーのなんのって。

※後日談:よく見たら壁に「甘さひかえめの自家製梅酒400円」という貼り紙があった。気づかなかった。

■2009年3月8日
日曜日もやっているのがこの店の偉いところ。なんと今日もにらのおひたしがあった。7時すぎなのに店もガラガラでちょうどいい。WBCが始まると店も暇になるようだ。にらのおひたし最高。美人のおねえさんの目を見れずにさりげなくお代わりをしてしまった。いか焼きは初めて注文した。串に刺さって出てくる。ドライな感じのイカで、とてもおいしいというほどでもない。たまには高いものでも食べてあげないと悪いと思い、今日のお勧めメニューの中から、さわら刺し480円も追加。いか納豆も食べたかったがやめておいた。

■2009年3月6日
金曜日だけど雨だから空いてるかもしれないと思い、突然行ってみた。
ラッキーなことにカウンターに滑り込むことができた。
しかも、黒板のメニューに「にらお浸し」がある。あまりのうまさに写真を撮ることも忘れてしまった。お代わりしたかったが、美人のおねえさんに笑われそうで恥ずかしくてやめた。にらのお浸し最高だなぁ。でも、たまにしか出てこない。

いか納豆とコーンサラダもうまかった。山芋千切はさすがに飽きてきた。


■2009年1月25日
最近出張が多いため、今年に入ってまだ今日で2度目だ。いや、3度目かな?そんなことはどうでもいい。

日曜日はたいがい空いている。しかし、うかうかしていると9時前に看板を消してしまうことがある。今日は8時半ごろでガラガラ。カウンターも余裕で座れた。

某店のメニューに「大倉山で一番安い価格です(生ビール中400円)」と書いてあったが、ここの生ビール(中)は360円である。安い!しかし、私はここで生ビールを飲むことは滅多にない。もっと安くてうまいものがあるからだ。それは酎ハイ。何と290円である。しかも本格的正統派の酎ハイなのだ。近ごろの居酒屋は、酎ハイというとインチキ酎ハイを出してくるところが多い。レモンが入ってないのだ。レモンサワーがあったり、生絞りレモンサワーがあったりするので、ただの酎ハイにはレモンを入れない手抜きをしているところが目立つ。本当の酎ハイというのは生のレモンのひとかけらが必ず入るものだ。しかも、炭酸はキツメでなくてはダメなのだ。ここの酎ハイは290円という激安価格であるにもかかわらず、その2点をきちんとクリアしている。まったく見事な酎ハイである。

もちろん料理も悪くない。いつも頼む山芋千切310円。素晴らしく細めなきり方。山芋千切は細く切らないとうまくもなんともない。それからコーンバター。コーンの歯ごたえがいいし、バターの風味も絶妙なのだ。

最初から値段設定が安めなのに、その上に良心的だ。「カマス最後で小さいのしかないから300円にしておきます」などとマスターは言ってしまう。普通の店はこんなこと言わないよ。


■2008年11月「単なるチェーン店ではありません」

〈養老乃瀧〉と聞いただけで「ああ、チェーン店の居酒屋」と思ってしまうのは、私の偏見であった。
この大倉山店は、他の養老乃瀧グループの店とは違っていたのだ。
何年か前にこの店にたまたま寄って、「焼き鳥はまあまあかな」とは思っていた。
しかし、それだけの印象だった。
最近になって何度も通うようになったのは、確かにこの店に若くて美人の店員がいることもひとつの要因ではあるが、通う内に料理が悪くないことに気づいた。

最初は、山芋千切(310円)。この繊細な切り方はどうだ。見事にシャキシャキする。「千切り」というくらいだから細く切らないといけない。ところが多くの店では「百切り」のようなものが出てくる。この山芋千切がこんなにうまいとは思わなかった。
そして、次に好きになったのが、コーンバター(280円)。バターがコーンによく染み渡っている。スプーンにすくって食べるのだが、一度口に運ぶとあまりのおいしさに手が止まらなくなり、一気に食べてしまいそうになる。コーンバターなんて料理は他の居酒屋でもよく目にしても今まであまり注文したこともないと思うが、たぶん他の店でもこんなにうまいとは思えない。
最近、気に入っているのは、いか納豆(360円)。ひきわり納豆とイカの刺身、そこにウズラの卵、のり、ねぎ、からしが添えられている。これをかき混ぜて食べる。納豆の粘り気とイカのコリコリ感が口の中で思わぬ演奏を始める。ウズラの卵がまた微妙にいい脇役を演じているようだ。

なんといっても、ここのお勧めは、酎ハイだ。290円という超特価も嬉しいが、この価格で昨今は失われつつある正統派の酎ハイを出す。よく効いた炭酸とレモンのひとかけら。これが必須なのだ。何杯でもお代わりしたくなる。これを飲んでしまうともうホッピーは要らない。

  • ズイキの酢の物
  • おにぎり2個310円★
  • カキ鍋

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10位

玉や (武蔵小杉、新丸子、向河原 / 居酒屋、うなぎ)

1回

  • 夜の点数: 3.9

    • [ 料理・味 3.9
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥2,000~¥2,999 -

2013/09訪問 2013/10/08

ポテサラ卒業、ハイボール最高

■2013年9月
久しぶりのポテトサラダハーフ。よく見ると、カニが入っている。他にも色々と入っているが、味が落ちたようか気がする。ポテサラ卒業。ネタ的には面白いが、よくよく味わってみるとそれほどうまくはない。マグロ500円は値段にしてはまあまあ。

この店は飲みものが今一だと思っていたが撤回。ハイボールを頼んだところ、炭酸のビンkagetsuと中が別に出てきた。これはなかなかよい。鶏皮とツクネのタレ。ツクネは、今まで食べた中で一番うまいかも。

チューハイはレモンがきちんと入っている点は偉いが、炭酸のビンを使い回ししているせいか炭酸が弱い。

■2010年12月
チューハイがいい、と言ったのは撤回。今日のはレモンではなく、何か別の柑橘類の輪切りだった。ちっともうまくない。

鮪ぶつ(500円)は最高。下手な寿司屋のものよりずっとおいしい。


■2010年12月
ビールがぬるい。しまった。この店ではビールを頼んではダメなのだった。最初からチューハイにすべきだった。
チューハイはきちんとレモンの輪切りが入っている正統派の酎ハイ。
生レモンサワーもあるが、こちらはレモンが濃すぎていけない。

おばあさんの姿がない。もしかしたらあれが本当に最後の雪だったのだろうか?

■2010年2月

今日は、おとうさん、おかあさん、おばあさんの3人。

初めてポテトサラダ(450円)を頼んでみた。おかあさんが「1人前だととんでもない量が出てきますから、ハーフにしますか?」というので頷く。ハーフでも出てきた量がものすごい。たぶんとんかつ武蔵の10倍ぐらいの量がある。圧倒されるが、意外に酒のつまみでぐいぐい食べることができた。

テッポウが1本だけ残っていた。

雪が降り出し、おかあさんがおばあさんに「これが最後かもしれないから、雪見てきたら?」と言うと、おばあさんは「失礼なこというね」。

笑ってしまった。

■2009年8月
5時の開店と同時にいっぱいになるのかと思っていた。先週は7時ごろ覗いたら満席で入れなかった。そこで今回は5時前から向い側のドラッグストアの中で待機。今日はものすごく暑いがこの中だと冷房が効いていて快適なのだ。玉やはそのころから暖簾は出ていたが、明かりが点いていない。先客もいないようで入るのがためらわれた。

5時15分になっても提灯と立て看板に電気が点かないため、ガラリと戸を開けてみる。客は誰もいない。ご主人に「もういいですか?」と訪ねると、「どうぞ」との返事。

カウンターの右から2番目の席に座り、生ビールを注文。するとおばちゃんが「すみません。生はおいてないんですが…」しまった。この店は生ビールはないんだった。「キリン樽生」のポスターが外に貼ってあったのを見て、生があると勘違いしてしまった。キリンの一番搾り(大瓶)を頼む。これが残念なことに冷えが足りない。開店と同時だと悠々と席にはつけるもののこういう悲劇が待っているのか。暑い日の生ぬるいビールは最悪である。すぐにチューハイに切り替える。輪切りレモンが入っているのはいいのだが、炭酸に味がついているようで、チューハイというよりはレモンサワーに近いかもしれない。

メニューには「牛レバー800円」と書いてある。「レバ刺しのことだろうか?」と前回から考えていたのだが、頼んではみなかった。思い切って、「レバ刺しはありますか?」と尋ねてみると、「はい」という返事。出てきたのは、たっぷりめのレバーとごま油。私はレバ刺しをごま油につけて食べるのは好きではないので、醤油をかけて食べる。

開店早々の特典で、テッポウにもありつけた。テッポウとシロをタレで1本ずつ。どちらもやわらかくてうまい。

うなぎからくり280円は鰻を串に刺して焼いたもの。ただ串に刺しているのではなく、ひねって刺してある。山椒があらかじめ多めにふってある。うなぎきも280円もやはり山椒が多め。

5時半ぐらいからぼつぼつと客が入ってきて、すぐ満席となってしまった。マグロブツやシメサバなどを注文する客も多いようだ。

こちらはチューハイをお代わりし、ピーマンとシシトウを追加。

〆て4000円。

■2009年4月
武蔵小杉駅南口に出て、角を曲がったところにある雰囲気のいい赤提灯。「やきとり うなぎ 玉や」と暖簾に書いてある。店内もいい具合に古びていて昭和そのもの。カウンター席に座りネタケースを眺めると、うまそうなモツが並んでいる。くねくねっと巻いて串に刺してあるのがウナギだろうか?ビールはビンしかないようだ。一番搾りの大瓶だった。とりあえずモツから攻めてみる。

・シロ ★★★★☆
・レバー ★★★☆☆

やや大きめの肉片が串に刺してある。どちらもタレで2本ずつ頼む。1本からでもいいようだ。両隣にヘビースモーカーの男がいて、煙が気になって写真は撮り忘れた。というか、意外とうまくて、写真を撮る前に食べてしまった。シロは脂がのっていて、かなりうまい。タレもくどくなくてさらっとしている。レバーも悪くない。

次にウナギを頼んでみる。うなぎからくりというのが、串にくるくる巻きに刺してあるやつ。あとは、キモもある。

・うなぎからくり280円 ★★★☆☆
・うなぎのきも 280円 ★★★☆☆

ビールからチューハイに切り替えた。レモン入りの正統派である。再び、モツ。残念ながら、テッポウとコブクロは売り切れだった。

・ふえ ★★★☆☆
・かしら ★★★☆☆

フエはノドのナンコツ部分でコリコリしている。カシラはジューシーでまあまあだった。

1回目の印象としては、この店はウナギが主というよりも、もつ焼きがメインだと思う。他にも色々とメニューがあるし、再訪確実の店。日曜日休みなのが残念。

  • ハイボール
  • 鶏皮とつくね
  • レバーとテッポウ

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