satotsujiさんのマイ★ベストレストラン 2018

satotsujiのレストランガイド

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マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

コメント

食べログに投稿をはじめたのが、2008年8月からでした。接待での利用が当時は多く、はじめて、銀座のさわ田のお寿司をいただいて、こんな凄いお寿司はそうそう食べられない。せっかくなので、記録に残せないだろうか?というきっかけで始めたのが食べログです。それから10年経ちましたが、継続して投稿をしております。現在は、接待というよりも自腹で、気の合う食べロガーの仲間と食べに行くのが楽しみです。本来の食の楽しみに近づいているように思います。10年来お付き合いのある食べロガーの皆さんとの交流はとても楽しいものです。また、皆さんのレビューを楽しみ、次に行くお店を決めるのも楽しいことです。

この10年間の変化は、東京への一流シェフの集中でしょう。
同時に外国人旅行客の増加、レストランの金額の高騰など、常軌を逸しているのではないかと思うこともあります。
こういうバブル的な金額設定というのは、長続きしませんので、そういうバブリーな営業方針ですと盛者必衰ですから、
お店側にも自制を呼びかけて、健全経営に勤しんでいただきたいです。

今回掲載した10店舗は、2018年に訪問させて頂いたお店の中で、ユニークだったところを掲載しております。
例年とは異なるお店も含まれます。お楽しみいただければ幸いです。

※ 今回、ご紹介できないマル秘のお店や、食べログ投稿不許可のお店などは、リスト非掲載です。悪しからず。

マイ★ベストレストラン

1位

SUGALABO (神谷町、六本木一丁目、赤羽橋 / イノベーティブ、創作料理)

1回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥40,000~¥49,999 -

2018/10訪問 2019/01/21

689【圧倒的な料理の数々、食べロガーの友人達を虜にする須賀シェフの実験室】

【2018年10月中旬初訪問】

かねてから私の友人の食べロガーの友人達に、SUGALABO行った?行かない?という会話が頻繁に成立して、変った名前のお店だな、と感じておりました。が、彼等・彼女らを虜にする何かはあるのだろうと、推測しておりましたが、如何せん、海外出張や国内出張が頻繁にある身。なかなか友人たちの指定の日に伺うことが出来ず、数年が経ってしまっていました。

たまたま、そういう海外出張の谷間で、夜に大阪に出張しなければならないタイミングでご案内頂き、なんとか訪問することが出来ました。

お誘い頂いたのは食べログ有名ブロガーの〇プレマシーさん。もうかなり長いお付き合いです。ご一緒にお越しいただいたのは、お二人の才媛。

お店は、神谷町のとあるビルの一階ですが、入口には店名などなにも書いてありません。したがって、知っている人に連れて来て頂かない限り、お店にたどり着くことも出来ないのです。

さて、中に入ると、テーブル席とカウンター席に分かれますが、やはりカウンター席で目の前で調理している姿を見ながら食べるのが、一番の醍醐味を感じられます。

写真にある通り、秋の季節の風物詩である、松茸や、白トリュフなど、まさに今の時期に一番美味しいものが食べられます。それも、もっとも美味しいと思われる作り方でつくられる。

とにかく、流石に、ロブションの世界展開で総料理長を各国の店舗で勤めあげられた方だけあって、微に入り細に入り徹底しています。そして、メインコンセプトである、日本と世界をつないでいく、というグランドデザインに基づいた料理設計をなさっている。

世界トップクラスのお1人でしょう。食べロガーの友人達が狂喜して日参する理由が良く分かります。

当店は紹介制なので、もちろんミシュランも入れませんが、ミシュランも気の毒です。こういうお料理が取り上げられないのは。

日本にもすごいお店があるものです。こういうシェフの皆さんが、世界中で名声を博してもらえればと思います。

ちなみに、私の中では、2018年のレストランの中でNo.1でした。

  • 2018年10月中旬
  • 2018年10月中旬
  • 2018年10月中旬

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2位

トゥ・ラ・ジョア (尾頭橋、山王、東別院 / イノベーティブ、フレンチ)

1回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥20,000~¥29,999 -

2015/06訪問 2016/12/03

カウントダウン!! 499【miraculous dishes】

【2015年6月初旬初訪問】

東京では大雨だった翌日、快晴の中、11時にトゥラジョアを訪問させて頂きました。
爽やかな気候。空は鮮やかスカイブルー。白い雲が少々でています。
お店の前には、須本シェフご自身が立って待っていて下さいました。
室内は、黄色に配色されており、どことなく南仏の地中海側を想起させる。
大きな部屋と小さな部屋、それぞれ1室ずつしかない、とのこと。
その為、お店で予約を取るのは至難。一見さんは無理。
誰かの紹介で一緒にいくしかありません。

コースで食べましたが、あり得ない美味しさに本当に驚くばかり。
当店、食べログでの重鎮レビュアーさんが紹介して、人気が出る前までは
あまり知られていなかったようです。

それが、今ではプラチナチケットになってしまいました。

私も、色々全国で美味しいものを食べる機会は増えましたが、
当店のこの素晴らしい料理の数々は筆舌に尽くしがたいです。
よくぞここまでの料理を作ってくれたと思います。
残念ながら、ミシュランも当店まではたどり着けていません。
やはり、ミシュラン未掲載でも超絶にスゴイお店は全国に存在しているのだな、
と改めて確信した次第です。

  • 2016年12月初旬。
  • 2016年12月初旬。
  • 2016年12月初旬。

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3位

比良山荘 (大津市その他 / 日本料理、オーベルジュ)

1回

  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥60,000~¥79,999

2016/10訪問 2019/01/21

598 カウントダウン▲2【絶品松茸&琵琶湖の落ち鮎(昼食史上最高値!)】

【2016年10月初旬初訪問】

数年前から訪問したいと思っていた比良山荘。
でも、滋賀県の山奥に、用事はないのです。
ですから、通常は行きません(行けません)・・・(苦笑)。

なにかきっかけが無ければ、こんなところもまでは来ないのですが、そのきっかけを作って下さったのが、某有名レビュアーのQさん、そしてレビュアーの間でファンが多いK女史、創業者のMさん。皆さんで一緒に行こ!、ということが無ければ到底参加することはなかったでしょう。

京都駅からマイクロバスをチャーターして、12人(バスに乗ったのは11人)もう一方はゲレンデ・ワーゲンで乗りつけて、訪問しました。

10月初旬、ということもあり、いまもっとも美味しい松茸、そして落ち鮎が主役となるお料理を出して頂きました。
そして、金額は、ランチで人生最高価格の6万円也。(吉牛「並み」なら何食分か???)というのを、わずか1回のランチで使ってしまいました。
それもそのはず、最高級のマツタケをこれでもか!と食べる会だったのです。

まあ、致し方ありませんね。ああいう食べ方をするのであれば。その分、お店側も、気合の入り方が違います。皆さん、錚々たる方々で、中には東京の懐石料理のトップのお店のご主人もお客さんでいるではないですか。あり得ないメンツでした。

さて、そのメンツに負けない、すごいお料理です。

松茸は岩手県 岩泉産。最高級の松茸の一種です。

この時期、岩泉産が最も質が良かったそうです。

落ち鮎は琵琶湖のもの。

また、松茸だけでなく、天然舞茸やシメジなども用意されています。

松茸の大きさは写真でご覧頂いても分かる通りですが、水分の含有量が多く、身を割くと部屋中に広がる、ふくよかな香りが出ます。
そして、味も岩塩だけしか使っていないはずなのに、炭火で焼かれ蒸されるせいか、中から水分が出てきます。外身は炭火で香ばしく焼き目がつく直前の乾燥した質感。中は、蒸し焼き。根元の部分は、指で裂きやすいように、包丁の切れ目が2-3㎜毎に入っています。ここから裂くと、松茸の香がこれでもか、というくらいに立ち上がります。通常でしたら、この香を堪能するのでしょうが、今回は味もまた旨かった!不思議なのは、ウマミ成分が松茸からにじみ出てくるようなのです。出汁をつけていれば分かるのですが、せいぜい岩塩だけですので、どうしてああいう味になるのか分かりません。でも、私がこれまでの人生で食べた松茸の中では一番の香りと味だったと思います。

それに、個人的に大好きな、天然舞茸なども使っていて、松茸のインパクトが凄すぎて陰にかくれていましたが、実は相当に良いものをご用意いただいていました。個人的には、天然舞茸なども大好物なのですが、ほんとうに数年に1回たべられるかどうかなので、うれしいことこの上ないです。

個人的には、滋賀県で有名な、熟れ鮓(なれずし)を是非、徳山鮓湖里庵でも食べてみたいのですが、まだあと一歩ですね。特に、湖里庵の醍醐鍋はまだなので、どなたか一緒に行ければうれしいです。今回は、こちらで熟れ鮓を頂きましたが、やはりすばらしい。

あと、月の輪熊と松茸の治部煮が絶品で、これを食べたいが為に、2016年暮れ(まさに明日12月17日)の月の輪熊の会にも参加することになってしまったのです。このとろけるような甘さの味の熊さんと、松茸が最高なんですね。結局、ここで食べた、冷凍の月の輪熊さんを食べたおかげで、年末に、当店ならびに柳家さんに行くことになった次第です。

落ち鮎は、初夏の鮎とはことなり、どちらかというと、北海道の天然シシャモのような感じで、淡泊で旨いですね。鮎はコケの味がする肝が特に好物なのですが、今回はその肝の味よりも卵がメインでした。

全体を通じて、やはり、この滋賀の地に来なければ食べられないものを味わってもらうというのが基本哲学としてあり、その上で、松茸などは最高の品質のものを調達する、という簡単に真似の出来ない芸当をなさっています。以前から、食べログでもトップに近いポジションを取り続けられるだけのことはあります。次回の訪問も楽しみです!

<※メニューは、ご一緒させて頂いたサプレマシーさん・Saltさんのものを合体、コピペさせて頂きました>

◆どくだみ茶
◆松茸のかき揚げとむかご
◆子持ち鮎の熟れ鮓、鯉の子、春子、舞茸、銀杏、松茸、焼栗、鮴、川海老
◆天然鰻白焼きと鯉のあらい
◆松茸の土瓶蒸し
◆琵琶湖の子持ち鮎塩焼き2尾
◆渋皮栗の丸揚げ
◆琵琶湖の子持ち鮎の香味焼き
◆月の輪熊と松茸の治部煮
◆炭火焼き松茸
◆ばちこ
◆無花果の胡麻ソース
◆松茸と鮎の炊き込みご飯
◆栗葛饅頭

  • 2016年12月中旬。
  • 2016年12月中旬。
  • 2016年12月中旬。

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4位

TACUBO (代官山、恵比寿、渋谷 / イタリアン)

1回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 -

2018/01訪問 2018/07/15

【653】大好きな田窪さん!初カウンターで薪の火を見ながら(笑)!

【2018年1月中旬再訪】

田窪さんでは、ワイン会に参加させて頂いたり、個室でお料理を食べさせて頂いたりして、年に何回か通わせて頂いております。個室で田窪さんのお料理に合わせてサーブされるワインも素晴らしいコンビネーションですし、ワイン会はワイン専門店のピクールの池田さんがお越しになってのテイスティングに、田窪さんのおつまみが出たりで、いつも楽しいひと時を過ごさせて頂いております。(お陰で、ビオワインや、土の違いでどんな味になるか、など大変深くワインを体感できます。)そんな私がレビューを書くなどというのは僭越極まりないのですが、少しでも美味しさが多くの皆様に伝わる様にと思います。

あとあと知ったのですが、田窪さんは、あのアロマフレスカのシェフをなさっていて、当時、日本No.1イタリアンに同店がなっていた頃に田窪さんが厨房に立たれていた伝説のシェフなのです。その方とFacebookでもお友達になれ、かつ、お店にも訪問させて頂けるのですから、ありがたいことこの上ないですね。

お料理は、若手の人達が作りますが、絶妙な味わいです。

では、田窪さんは何をやっているか、というと、薪の火をマネージしながら、薪火のビステッカ(ビーフステーキ)の準備をされています。まさに火の名人!わたし、この手の焼き方大好きなのです。大昔、ブラジル・サンパウロで食べさせて頂いた、薪火焼きのステーキがまさにこんな感じだったの、こういう焼き加減で出されるのが一番好きなのです。ちなみに、タクボ牛と称され、提供されます。サシも少ないので、ピッタリなのです。

そして付け合わせのニンジンも、薪火で焼かれていて、完璧!なお味です。

そして、最後に、〆はまたパスタを出して頂けます!フォーマルなコースなら、こんなことは出来ませんが、ここはお客様の笑顔が見たい、田窪さんの粋な計らいで、あのタクボ牛の端肉を使ったボロネーゼが頂けます。美味く無い訳がありません。

デザート、ハーブティーにも舌鼓を打って、お店を後にしました。

また参りますので、ぜひ、よろしくお願い申し上げます。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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5位

エクアトゥール (麻布十番、六本木、広尾 / イノベーティブ、フレンチ)

1回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥40,000~¥49,999 -

2018/12訪問 2019/01/21

690【2回目の訪問、冬の味覚を堪能できます】

【2018年12月上旬再訪】

2018年に初めて訪問させて頂き、二回目の予約を12月に取ることが出来ました。およそ10か月ぶりくらいでしょうか。

今年は、私が自分ではあまり行かない、西洋料理系の日本トップクラスのお料理を2店舗も開拓することが出来ました。この上ない幸せですね。(一店舗めはこちら、二店舗めは、スガラボさん)

甲乙つけがたいお店ですが、和のテーストをより強く感じられるのがエクアトゥールの私の印象です。

第一級の食材をつかっているのは言うまでもなく、フレンチの技法と和の季節の食材を最大限掛け算で美食を追求するあたりが、当店の醍醐味でしょう。

当店も、やはり紹介制の為、ミシュランも入ることが出来ません。
お客様層は、だいたい、日本でも有数のお店を訪問しているような方達ばかりですし、シェフやシェフの奥様もそういう日本を代表する料理人の方達とのネットワークをもたれておりますので、じつはとても狭い世界なのです。

  • 2018年12月再訪
  • 2018年12月再訪
  • 2018年12月再訪

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6位

柚木元 (飯田、桜町 / 日本料理)

1回

  • 昼の点数: 4.9

    • [ 料理・味 4.9
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥20,000~¥29,999

2018/04訪問 2018/04/28

【641】信州飯田には、わざわざ往復8時間かけていく価値のある名店がある

[2018年4月下旬初訪問]

ある重鎮レビュアー様のお誘いで、当店に花山椒と熊肉の鍋を食べに行ってきました。
ご主人は、あの招福楼出身。松川さんや、しのはらさんが直接の先輩にあたります。当然、美味しいわけです。そして、これだけ交通の便が悪い場所にあるお陰で、まだ比較的に予約が取りやすい。

正直、5点満点にするか4.9点にするか迷いました。

ただ、シーズン中の熊肉ではなかったので、そこだけ0.1点引かせていただきました。
次回、冬眠直前に熊肉を食べてどんな味になるかで改めて、点数をつけなおしたいと思います。
(花山椒と熊肉を鍋で両立させたい気持ちは分かるのですが、冬の熊鍋でも良かったかも・・と
 深慮しました。)

ちなみに、春のシーズンのお料理。この山深い場所ならではの、山菜を堪能しました。
山菜の下拵えも完璧。春を満喫できます。
また、馬肉と馬のモツも頂きました。脂身が無い、爽やかな味です。

正直申しまして、圧巻です。これだけのお料理を頂ける機会は、そうそうないでしょう。

ちなみに、当店ですが、わたくしの親しいレビュアーさん達が何人か行かれています。中には、思ったよりも低い点数をつけられている方もおられますが、どうやら2万円前後のコースではないようでした。やはり、ご主人に仕入れのことを気にせず、実力を最大限出して頂くには、2万円+αお支払いする覚悟で臨んで頂きたいと思います。この地では、相当に高いお値段でしょうが、東京などから行く場合は、そのくらいは支払う覚悟で行かれると良いと思います。

東京から行く場合、新宿南口のバスタから、バスで一本です。4時間の間、読書や仕事などして、バスを快適に過ごせる方は、当店にバスで行ってみる価値大です。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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7位

麤皮 (三宮(神戸市営)、神戸三宮(阪急)、三ノ宮(JR) / ステーキ、洋食、ヨーロッパ料理)

1回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥50,000~¥59,999 -

2018/05訪問 2019/01/21

【643】世界トップ・ステーキハウスで絶品の三田牛(さんだぎゅう)を初体験!

【2018年5月中旬初訪問】

かねてより、絶対訪問したい1店に決めていた、神戸の麤皮(あらがわ)。
ここは、周知のように、赤い本のミシュランで、世界で初めて2つ星を獲得したステーキハウス。

要は、世界のミシュラン本の中で、ここよりも上の、ステーキ店・焼き肉屋は皆無、ということである。

ここに(正確には、東京の新橋店に)来ようと思ったのは20年以上前。

当時、同級生が司法試験(旧試験)受験して、論文試験に合格したら連れて行ってご馳走をしてあげる、とその親友には約束していました。

残ねんながら、30才で合格しなかったため、その同級生は諦めました。
その為、私は行く機会を失ってしまいました。
ずっと心残りだったところ、たまたま会食接待で、神戸店で食べる機会が得られました。

当店は、やはり、『ハレ』の日にいくのがふさわしい。

あるいは、最上のお客様のおもてなしの為に、会食会場として選ぶ、というのが
ベストであろう。

今回、大変重要なお客様の会食だった為に、万全の準備で利用しました。
利用人数は7人と、かなり大人数だったために、2階の一部屋を貸し切りにしました。

今回のメインは三田牛(さんだぎゅう)のサーロインステーキ。

それ以外にも、ラッキーなことに、北海道産 天然 キングサーモンが出てきました。
英国王室御用達のMOTTRA(キャビア・オセトラ)が、クリームの上にのっています。

150グラムと言われた、三田牛(さんだぎゅう)のサーロインステーキは、
よくよくみるともっと大きいのではないか、というくらいの大きさ。
ミディアムにしたが、ちょっと後悔。これは、レアかミディアムレアの方が良かったかも。


いつもはしっかり焼いている方を好むのですが、こんかいは、もうちょっとレア気味でも良かったと猛省しました。

肉の表面はこんがりと焼き上げ、やはり絶品。

最後のデザートまで完成度たかく、やはり世界の一分野で頂点を極めるお店であるのだな、と実感した次第。

また、ぜひ、再訪をする機会をつくりたいものです!

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8位

うを徳 (東向島、曳舟、京成曳舟 / 寿司)

1回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 4.8
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 4.9
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 -

2015/01訪問 2015/05/31

【カウントダウン! 399回目は、下町の老舗鮨店・割烹うを徳】

【2015年2月初頭初訪】

かねてから来たかった、東向島のうを徳。
幸い、当店の昔からの常連である酔狂老人卍さん、そして昨年来相当回数行かれ御節料理も頼まれた、やっぱりモツが好きさんに誘われ、
やっぱりモツが好きさんが幹事をなさった食事会に参加してまいりました。
今回参加された6人の中で、小生だけがまったくの初体験でした。

「酢のにおいが充満している」、「包丁が錆びている」などの過去に行った人の話を聞いたので、大丈夫だろうか?とおっかなびっくり当店に入ると、比較的綺麗な店内で、そんな違和感は感じませんでした。
いかにも下町の家族経営のお店、という風景です。

あくまで下町!ですから、
銀座の超高級店と同じものを要望するようでしたら、当店ではなく他店に
行った方が満足感はあがるでしょう。

むしろ、汚くてもよい、という方が行けば良いお店で、食べログの点数が高いから、最高の材料、調理技法、店の設え、器、店主のトークなどを期待して行くと、期待ハズレに思われますので、そういうものを期待する方は、止めておいた方が良いでしょう。

逆に、怖いもの見たさ、ハイリスク志向の方で、残念な結果になっても自分の判断が誤っていた、と自省できる方は、一度チャレンジすると面白いかも知れません。

当日、頂いたお料理です。
春を感じさせる、お料理が出ました。

百合根の胡麻味噌、粟麩の蕗味噌、対馬穴子の八幡巻
琵琶湖ホンモロコ塩焼き
新潟村上ズワイガニ蟹味噌和え
明石煮蛸
京菜の花辛子味噌和え
昆布森生牡蠣
銚子マカジキ
宍道湖白魚 鱈の肝と白子のムース
明石ヒラメ
愛媛トラフグ炙り
愛媛トラフグ白子焼き
車海老入り玉子焼き
根室バフンウニ
羅臼鱈真子と能登コノワタ
アメ横天然鰻白焼き
下関マナガツオ3日干し
トラフグ潮汁
徳島さくらももいちご
茨城淡雪
熊本初物筍炙り木の芽和え
大間メジマグロ藁焼き
イカの皮
ヒラメ潮汁
ミンク鯨のレバー竜田揚げ 聖護院カブすりおろし
出汁巻き
握り8種類
(明石アイナメ、大間本鮪大トロ、小柴スミイカ、
伊豆大島シマアジ、船橋小肌、大間本鮪中トロ、
宮城金華〆サバ、境港寒ブリ)
北海道標津イクラミニ丼
太巻き(一口分)

これだけの食材をよく集められるなぁ〜と驚きましたが、聞くと、先代からお付き合いのある築地の業者さんから良い材料を長年提供してもらっているようです。

本モロコなどは、直前に京都の阪川さんで炭火焼きの見事な物を食べたり、秋田のたかむらさんで出して頂いたりしていたので、然程、感動するまでには至りませんでしたが、最高と言えるものと、他店でもっと凄いものがあるな、と言えるものと混在しておりましたが、私個人としてはかなり気に入りました。

個人的に、大変気に入ったのは、カツオです。
この大きさで、こんな焼かれ方して、最高です。
卍さんとモツさんと一緒なので、ご主人も
限界挑戦しています。

とにかく、先ずは、当店に行って寡黙な人の良いご主人に食べたいものを色々と言ってみることです。

こういうタイプのお店を存分に堪能出来る人と一緒に再訪したいですね。

  • 2015年9月中旬再訪。
  • 2015年9月中旬再訪。
  • 2015年9月中旬再訪。

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9位

汐見 (早稲田(メトロ)、江戸川橋、早稲田(都電) / そば、天ぷら、日本料理)

2回

  • 夜の点数: 4.6

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 昼の点数: 4.6

    • [ 料理・味 4.6
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥8,000~¥9,999 ¥1,000~¥1,999

2018/08訪問 2018/08/26

509【チーム汐見、始動!益々楽しみなお店です!接待した親友も大満足!】

【2018年8月下旬再訪】

親友の大学院博士課程修了のお祝いをするために、今回、参りました。
恐らく、1年ちょっとぶりでしょう。

昨年、一昨年は、まだお店をオーナー店主の汐見さんが出したばかりで、
ご苦労されておりましたが、久々に来たところ、チームメンバーも
順調に育たれて、大変美味しい料理をリーゾナブルに頂けるようになっていました。

素晴らしい成長です!

今回頂いたものの中で、特に、私が圧倒的だと感じたのは、
お吸い物でした。千葉県産のハマグリを使ったものですが、大変美味しくいただきました。
また、
早松茸(さまつたけ)としては少々遅いかも知れませんが、私が経験した今年の松茸第一号です。
ほうぼうのお刺身は五島列島産。これも素晴らしい。

前よりも更に磨きがかかったように感じました。

評価点も、4.4→4.6にアップさせました。

是非、汐見さんの美味しいお料理をご賞味ください。

一緒に行った親友は、外国人のお客様との付き合いも多い為に
自身できき酒師の資格もとっておりますが、彼の言葉では、
日本酒の品ぞろえがかなり良く、ただ多いだけでなく、
素晴らしいお酒を他よりもリーゾナブルで飲めるので最高に
良いと言っていました。


この情報を参考にして頂き、来訪頂ければ幸いです。
わたくし自身も、友人との食事会など、色々な用途で使わせて
頂こうと思っております。
【2016年8月初頭再訪】

数か月ぶりの再訪でした。
初めての夜のコースです。
今回は、bottanさんと久々に食事をご一緒しました。

なによりも、家のすぐ近所でこういう料理を食べさせて頂けるのは、僥倖と言って良いでしょう。
松下さん御本人は足がまた痛むらしく厨房には立たれていませんでした。
とは言うものの汐見さんはじめ、若い皆さんが頑張っておられ、応援したくなります。

頂いたメニューは以下の通り。

・前菜 玉蜀黍のすりながし
・前菜 沢蟹フライ、玉子豆腐、枝豆豆腐、蛸の柔らか煮、花豆
・前菜 鹿児島の太刀魚の握り
・前菜 鱧の湯引きと煮凝り
・そばがき椀
・本日のおつくり(うに、おおとろ、イサキ)を自家製土佐醤油で
・季節料理 焼き物 鱸のカマの塩焼き
・天麩羅盛り合わせ 海老二尾(一つは挙げたて)、しし唐、茄子
・せいろ
・ささぼたると蕨餅

・ビールはプレミアムモルツ
・お酒は初亀
・同  醸し人九平次

今回大変気に入ったのは、そばがき椀、せいろ、が筆頭。
香り立つお蕎麦でした。
病み付きになりかねません。
太刀魚の握り、鱸のカマの塩焼き、ともに好物の味わいで、カマは骨の間のお肉もこそげ落としながら食べると微妙に繊細で美味。

これだけ頂いて、このお値段ですともうけは大丈夫なのか心配になりますが、ぜひまた来て応援したいです。

【2015年11月末、初訪】

和食界では後進の指南役として長年若手の料理人を育て続けてきた、松下利市氏。
表参道駅の名店、『重よし』で女性作家の故 向田邦子氏などに料理を振舞われて20年以上同店で活躍していた著名な方です。

それから、こちらの地で、和食懐石の松下、蕎麦の松庵をやられていた。
全国の和食店の後継者の若手料理人や給仕の人材を預かって育てあげていらした。
業界でも大変敬愛されている方です。
何回も通わせて頂き、自宅から徒歩で行けるお店では最高峰であった。

その松下氏だが、この数年、暫くの間、足を悪くされて店を閉じられていた。
1943年生まれ。今年2015年で72才。
もはや、松下氏のお料理は頂けないか、とずっと残念におもっていたのです。


数年ぶりに、同じ場所で、お蕎麦のお店が出ると聞き、更に聞くと松下さんのお弟子さんがお店を出すとのこと。良かった、と安心していたのだが、こちらを訪問するのはお店が開店してこら半年経っていました。

お店に行くと、なんと、松下氏も厨房に立たれて和食を作っていらっしゃる。それに、若い店主の汐見さんは、一生懸命に蕎麦を打っています。大先輩の松下氏とともに、美味しいお蕎麦と、お料理が食べられるのですが、夜メニューもお蕎麦を中心にしながらも、様々な一品料理を松下氏が作ってくれます。

界隈に住む者としては、これ以上に嬉しいことは無いです。

お昼の食事を頂きましたが、ご飯も、おかずも、お漬物も、デザートも全て美味しい。こんなに嬉しいことはありません。

やはり、重よしの流れを汲み、和食懐石松下の跡を継がれた、
汐見。大変素晴らしい!

和食の伝道師の松下氏と若き跡継ぎの汐見氏のコラボレーションは本当に見事です。


これはしょっちゅう訪問しないといけません。

あと、以前の和食懐石の松下は、夜は懐石のコースのみで2万円くらいになっていましたが、今はお蕎麦屋さんということで、アラカルトで居酒屋さんのようにあの松下氏の見事なお料理の数々も頼めるので、こんなに幸せなことはありません。普通の居酒屋と値段帯はあまり変わらないのに、このお料理がいただけるなんて。多分、早稲田界隈ではダントツで美味しい料理屋のはずです。

お勧めの一店です。

  • 2018年8月再訪。
  • 2018年8月再訪。
  • 2018年8月再訪。

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10位

焼肉 かっぱ梶岡 (庄内 / 焼肉)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 -

2018/09訪問 2018/09/30

674【実に美味!食後感も爽やか!敢えてここまで来る価値あります!】

【2018年9月下旬初訪問】

若手の送別会を行う為に、当店に参りました。
20代中盤の年齢のせいか、何を食べたいか、と聞くと『肉』と答えます。
この界隈でどこが良いか、と色々物色してみた結果、当店の評判が良いことが分かりました。
特に、最後の店舗決定の決め手となったのは、昔からお付き合いのあるレビュアーさんの
ハラミ串さんのレビューでした。食の好み、味の好みも良く知っているハラミ串さんが、『精肉の旨さは勿論、ホルモン類にも抜かりはなく、基本何食っても旨いです。』と書かれていたので、間違いが無いと思い、こちらにしました。

来店時間は、21:30

他のお客様が帰った後で、雨のなか、我々5人だけで、絶品のお肉を堪能させて頂きました。
宮崎黒毛和牛だそうですが、冷凍ではない、生肉を使用して提供されます。
鮮度を保つ為、カットも注文が入ってからカットされます。ここまでされていて美味しく
ないわけないですよね。

この時間帯で空いていたので、ご主人に焼いて頂くことが出来ました。
実は、焼肉は自己流で焼くこともできますが、本当に美味しく食べたい場合には、
焼きのプロの方に焼いて頂くのが、美味しい焼肉を食べる早道なので。

最初、タンから始まりましたが、何も味をつけなくて食べても実に美味。
そして、多少霜降りの部分もあるのですが、ほとんど肉の味と塩の味、ワサビ、レモンなど
だけで、繊細な美味しいこのお肉の味を堪能できるのです。ですからタレの味にあまり
頼る必要がないのです。もちろん、ハラミ、モツ、シマチヨウなど、色々な肉の部位を
楽しめます。やはりこのレヴェルのお肉は本当に良いですよね。

見事としか言いようがありません。

満腹になるまで食べて、通常、ここまでお腹一杯に食べると焼肉ですと、かなり良い肉でも
あとで胃の不快感を感じることがあるのですが、全く皆無でした。寧ろ爽快感があるくらいでした。広島県にある、
ふじやさんで食べた記憶を思い出しました。

10代~20代の若手でなくても十分楽しめる素晴らしいお肉でした。

ちなみに送別される若者2名は、もの凄い勢いで食べまくり、合計で30人前になったそうです。普通なら費用は5000~6000円ですむところが、お酒もほとんど飲まずに、倍の金額になりました。若者に美味しいお肉を食べさせると、この位金額がかかるものなのですね?!

よくよく見ると、店内には、華原朋美さんの写真が。復帰後の写真です。
あれだけの著名人もわざわざ訪問するくらいのお店なのでしょう。


自宅からは遠いいですが、再訪必ず致します!

PS:新大阪駅からタクシーですぐです。新大阪駅をご利用の出張者の方は、立ち寄りできる場所です。強くお勧め!

  • 2018年9月下旬。
  • 2018年9月下旬。
  • 2018年9月下旬。

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