『ピュリニ・モンラッシェ 1ER クロ・ド・ラ・ムーシェ(モノポール) 1996/ ジャン・ボワイヨ』Yuchiuさんの日記

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日記詳細

2011.01.30
BLANC

ヴォルネーで最も古い家柄の1つで、ドメーヌの設立は1890年、現当主のアンリ・ボワイヨ氏の祖父が設立したドメーヌです。自社畑から造られるワイン(ドメーヌ ジャン ボワイヨ)と買いブドウから造られるワイン(メゾン アンリ ボワイヨ)があります。

現在、ロバート・パーカーのバイヤーズガイドにて、赤(ジャン・ボワイヨ)★★★★★ & 白(アンリ・ボワイヨ)★★★★★5つ星(最高:OUTSTANDING)の評価を受けています。


ジャン・ボワイヨのぶどう畑

ぶどう畑 リュット・レゾネ(減農薬農法)、化学物質を最小限に抑えた病虫害駆除を行っています(殺虫剤は使用しません)。除草剤は使用せず、年に8~10回の頻度で耕しています。春には厳しい摘芽をしており、夏にはグリーン・ハーヴェストを行なっています。

アンリ・ボワイヨ氏は完璧な潔癖主義者で、全ての作業を徹底しています。とりわけ収穫については徹底しており、手摘み収穫はもちろんのこと、畑に選果台を持ちこんで選果した後、さらに醸造所の選果台にて選別を行っています。ヒョウ害や腐敗のあった年にはピンセットで選果をするほどの徹底ぶりです。収量が赤で15hl/haまでおちることもあるほどです。(平均収量 白:45hl/ha 赤:40hl/ha)


ジャン・ボワイヨの白ワインの醸造
収穫直後の完熟した健康的な果実を空圧式プレスを使って綺麗な果汁を得ます。アルコール発酵は樽にて、約19℃で20日間です。アペラシオンにより30%~80%の新樽を使用します。樽熟成は12~15ヶ月です。熟成に使われる樽は通常の228Lではなく、350Lの樽を使用しています(ワインと樽との接点を少なくすることでゆるやかな熟成を促すため)。現在はほとんどバトナージュを行なわず、澱引きとコラージュの後、軽いフィルターを経て瓶詰めされます。


ジャン・ボワイヨの赤ワインの醸造

ジャン・ボワイヨの樽熟庫 テーブルの上で2回にわたり選果の後、100%除梗され、ステンレス製53hlの開放槽にて約12日間の低温プレ・マセレーション(10℃)の後、約15日間のアルコール発酵が行われます(32℃を上限)。ピジャージュ・ルモンタージュ実施しています。熟成にはアペラシオンにより40~70%の新樽を使用しています。ヴィンテージにもよりますが、15から18ヶ月の樽熟成します。コラージュ・ろ過をせずに瓶詰めされます。

※コピペ
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