レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
1回
2015/02訪問 2016/04/20
この美しい鍋をいただけるのは、結構地味な駅「平井」。同駅にはジビエの高級レストラン、コバヤシが。豊田屋は創業昭和40年代。マスターいわく、あんこうは北海道で捕れたものが最良とのこと。これに白子を合わせて、キングオブ鍋が完成。やみつき必至。鍋は勝手に混ぜたりしてはいけません。マスターの「よし」がでてからです。いつも満員のお店でも21時過ぎなら飛び込みでも入れる可能性が高い。この日は偶然カウンターに滑り込み。男女比は半々。とにかくこの鍋を食べずに、逝ってはいけません。
訪問時間 21:10
待ち時間 0分
好き度・リピート感 10
2位
1回
2015/12訪問 2015/12/27
今日の一品 焼鳥フルコース(12品)¥6,480
今回は夜の訪問です。数日前に予約をしておきました。夜は3つのコースのみです。せっかくなので「フルコース」です。鶏一羽丸ごとの部位がいただけます。戦いのゴングがすぐに鳴ります。カァーン。
1R。まずはササミ。素手でわさびを塗ってもらい、いただきます。うむ、最高の幕開けです。
2R。もつ焼です。レバー・ハツ・せぎもです。甘過ぎないタレが絶妙です。柔らかく上品な歯応え。気分が一気に盛り上がります。
ここで箸休めの手摘み有機無農薬野菜。はやる気持ちを抑えてくれます。
そして特製鶏スープも同時に配膳されます。本当はもっと最後の方にいただきたかったのですが、コースではこのタイミングです。せっかくなので温かいうちにいただきます。ああ。美味い!
ラウンドガールで一息ついたところで、日本酒の「利き酒セット」をオーダーします。
3R。砂肝塩焼き。まったく口に残ることなく、柔らかいんだから。
4R。葱巻。千住ネギです。皮と間違えるくらいの薄切りもも肉を、ネギに巻いて、タレで焼かれています。間に挟まれたシシトウが甘いのです。
炭焼き器から上がる煙を見れば、ノリ具合が想像できました。脂たぷーりです。。
6R。もろきゅう。ミニキュウリで一休み。
7R。皮身。脂パンパンの皮!くび肉を従えて絶好調。足がバタバタします。
8R。もも肉。もはや目眩がします。ああ。KO寸前。
9R。合鴨の塩焼き。大ぶりな一口サイズを一口で。フィニッシュ直前。
ラストラウンド。手羽! デカイ。ここでのお相手は厳しそうなので、お持ち帰り。ドレッシーな包装に包まれて、持ち帰ります。帰り道、この手提げ袋にまさか「手羽」が入っているとは誰も夢にも思わないでしょう。すてきなおもてなしです。
やはり、最高の焼き鳥屋です。伊勢廣よ、永遠に。
(以前のレビュー 2015.5)
今日の一品 焼鳥5本丼 ¥1,850
やって参りました、伊勢廣本店。行列を覚悟してきましたが、拍子抜けするくらいすんなりカウンターへ。ちょっと心配になるので、せめて数人並んでいて欲しいです。今日は迷わず5本丼を注文します。
目の前の焼き器で……、もう解説はヤメです。早く食べたくて気持ちがテンパっています。隣の客が着席と同時に「コースで」と注文しやがった。くそう。俺だっていつかは。あのデカイ手羽や鴨を喰ってみたいさ…。
まず気持ちを鎮める「鶏スープ」が配膳されます。これが絶品なのです。ああ、暖まる。気温28度。だんだんアツくなってきました。そして丼ぶりの登場です。
焼き鳥の焦げ、ご飯にかけられたタレ、ササミにのったわさび…丼ぶりのスーパースター列伝。そして5本丼のスペシャルゲストはレバー。降参です。失礼して、いただきます。
今回はご飯少なめで注文をしました。が、これが失敗。もともとご飯は少ないのでした。5本の焼鳥とのバランスが合いません…。でも着地を合わせるために計算しながら、ゆっくり食べ進めます。美味い! 正肉、ネギ、つくね、皮、レバ、わさび、メシ、海苔…。墓の中まで持って行きたい丼です。ゆっくり食べてるつもりが、あっという間に食べ終わりました。おうふ、ごちそうさまでしたっ。
このお店を出て八重洲口へ向かうとき、いつも「やりきった満足感」を感じながら路地を歩く自分がいます。このお店は、困るくらいとにかく自分とマッチしているんです。
(以前のレビュー)
思い立ったらどんなに並んでも食べずにいられない。1921年(大正10)創業の老舗焼き鳥。
この日は運良く並ばずにカウンターへ着席できた。5本丼にしないとレバーが削られてしまうが、腹具合と懐具合をかんがみて泣く泣く4本丼を注文。
まずスープが絶品。焼き鳥の焦げ、ご飯にかけられたタレ、ササミにのったわさび…丼ぶりのスーパースター列伝。
13時からは女性に嬉しい3本丼も。以前2階のお座敷にも上ったが、呑むには上がいい。米一粒残さずごちそうさま。
店を出たから丸の内口まで歩く間、ずっと焼鳥丼のことを思い出していて、クラクションを鳴らされた。
3位
1回
2015/12訪問 2015/12/29
本日の一品 ほろバラ串(1本) ¥300
今日は2人忘年会。白羽の矢が立ったお店は1947(昭22)年創業の老舗「川栄」です。春以来、久しぶりの訪問です。後の1955年にできた「OK横丁」の27店舗の誘惑に負けず無事に抜けきった者だけがたどり着けます。
予約時にほろほろ鳥を取っておいて欲しいとお願いしておきました。しかも特典で「特 うなぎ」まで取っておいて下さいました。ありがたい心遣いです。
では早速ほろほろ鳥の合わせ盛りをいただきます。刺身とたたきのタッグ。スーパー・ストロング・マシーンタッグです。説明は不要ですが、ひとつだけ説明すると、刺身は醤油、たたきはにんにく生姜タレ。美味いなあ。もう体調崩してもいいからホロっと食い倒しましょう。
特うなぎは、初めて「一度漬け」でいただきました。うなぎ自体は申し分ない美味しさですが、正直いうと白焼きか蒲焼きかはっきりした調理のほうが好みかも知れません。ただ、うなぎタレも小皿にくれたので、それに浸けていただけたので大満足です。さすがうなぎの店、閉口の美味です。
今日初めてオーダーしたのは、はつもと。お姉さんが今日はおススメですよ、と教えてくれたのでだまされたつもりで食べてみましたが、こりゃどえりゃあうみゃあ。
しかも更なる新発見は、うなぎのタレがかかったご飯と、はつもとがよく合うのです。これもいいタッグ。ビッグバン・ベイダーとマサ斉藤のようです。ああ、美味し。
今宵はハシゴをするつもりはありません。川栄にすべてをゆだねるのです。うな重を食べながら、今年一年を振り返り、心がアツくなってきます。赤羽の夜、じっくり味わって、ホロホロと帰りましょう。
訪問時間 18:30
待ち時間 0分(2週間前に予約済み)
(以前のレビュー 2015.5)
GWはミッキーよりホロホロ鳥で
★殿堂メニュー 珠刺身とたたきの合わせ盛り ¥1,200
1947年(昭和22)創業のうなぎの老舗。最近、注目はうなぎより珠鶏=ほろほろどりに移っている。ジビエ。11:30の開店に間に合わず、予約だけして散歩へ。20分後に携帯に席が空いたとの連絡があり、勇んできびす返し。珠鶏はたたきがすんげえ美味い。レバテキもものすんげえ美味い。意外に、せせり辛味噌もなまら美味い。昼からぬる燗がすすむ。フィニッシュの特うな蒲で着地完璧。GWは、混雑で精神を削られる出先より、ほろほろで一杯こそ素敵なアミューズメント。並ぶことにかわりはないが。
訪問時間 11:50
待ち時間 20分
好き度・リピート感 9
4位
2回
2017/08訪問 2017/09/06
16時開店の人気店。平日で16時台に到着できることは中々ありませんから、今日は気合いが入りました。16時50分到着。が、しかし。皆さん、なんでこんな時間に飲みにいけるんですか…。すでに外に2組待ち。みんな、仕事しろっていうの。若旦那が外に出て来て「1時間くらいかかるよ」との忠告。いいですよ。(心の中であと30分だな、と確信しました。)
想定通り、並び始めから30分で入店です。が、おかしいのは、誰も退店してきてないのに、なぜ急に? 店内に入ると、大将が笑顔で「奥へ奥へ」と最奥の間へと通されます。こんな部屋があったんですか! 何の活気もない奥の間です。こんな部屋に、串が運ばれてきて飲むのか!…埼玉屋の魅力、半減以下です。憂鬱になります。
定石通り「和牛」から運ばれてきました。美味いっ。大将が云うには「国産牛と和牛は違うんだよ」。国産牛はホルスも含んだ総称ですが、こちらで使う和牛とは「黒毛」のことを指します。これが美味いんです。
3本目が来たあたりで伝家の宝刀「ポルコ」をオーダーしました。すると「今日はもう切れちゃいました」と! はあ? まだ2回転目の客ですよ、私。「最初のお客さん達が結構食べてしまって…」とのこと。最初の団体がどうやら激しく飲み食いしてしまったようです。
串を5本ほどいただいた後、ようやくカウンター席が空いたので席を移ることになりました。やった。ここからが埼玉屋での本来のお楽しみです。カウンターに案内されると、焼き台の目の前でした。つまり大将と向かい合って飲めるわけです。これからが私の青春かな。
大将の話だと、今日から市場が盆休み明けで、上質の食材もあまり多く仕入れられなかったそうです。なるほど、団体客のせいだけではないようです。
大将のワンマンショーを見ながら、いよいよ後半戦のスタートです。
やはり大将を前にして飲むのが一番ですね。さっきまで私は淋しい部屋で意気消沈してましたが、俄然盛り上がってきました。大将の口癖「他の店のは腐ってんだよ」が心地よく響きます。腐ってる、は大将独自の言い回しで、根拠がある話なんですね。
今日は19:20でのれんを降ろしました。もう肉が無いそうです。というより、一見さんに食べさせる分はない、といったところでしょう。
本日私がいただいたのは、
・和牛アブラ
・シロ
・レバー(「甘いよっ」が売り言葉)
・ハツ
・豚バラ
・ちれ(バジルバターを添えて)
・カシラ
・タン
・シャモ サルサソース(結構辛いソース)
の9本。さすがどれも一級品です。前半は気持ちの問題でいつもより味も落ちてるんじゃいかと勝手に考えてしまいましたが、実はどれもいつも通り。
もしかしたら、海外観光客向けの何かで紹介されたかも知れません。外国人旅行者も結構いますね。大将の英語の洗礼も外国人にウケています。でもなあ。地域の常連の分が無くなっちゃうのは残念ですよ。ポルコ、食べたかった…。
大将、若、今日も美味しかったです。ごちそうさまでした。
★殿堂メニュー/ポルコ ¥350
(再訪1104)
さあ久しぶりの埼玉屋です。マスターも若も相変わらず元気です。今日はマスターが焼いています。カウンター越しにヌッと顔を近づけてきて、「このシロ食べたら他の店のは食えないよっ」といつもの決め台詞。ポルコと同時にパンを頼んだら「わかってるねぇ」だって。マスターが昔教えてくれたんですけどね。しかしこの店は、串も美味いが、レモンハイがいい。とにもかくにも、ぜひ行ってみて下さい。
(前回までのレビュー)
まず、初めての来店か聞かれ、店が9本のやきとんをどんどん提供していくシステムであることを告げられる。あとは呑む酒によって若旦那とマスターが部位と焼き方を選んで一本づつ順番に出してくれる。その他の肴もオーダーできる。シロ、レバーのレア、チレのフレンチ風、上品な上アブラ、ハツにシャモにタンにネギマ…。一本いっぽんいちいち美味い。写真のポルコは豚耳をオリーブオイル・ガーリック・ブラックペッパーなどで合えたもの。運よくカウンターに座れたので若旦やマスターと会話が弾む。このオイルにパンやタンをつけて食べるとのこと。店内も店員も客もみんな明るい、パンチの効いた素敵なお店だ。
訪問時間 19:30
待ち時間 0分
5位
1回
2014/11訪問 2014/11/24
★殿堂メニュー
建民担々麺 ¥1,200
初めて来ました四川飯店、ものすごくテンションあがります。旅館会館の6階、エレベータが開くと店員さんが待ち受けています。広い店内の奥の席まで丁寧に案内されますが、たくさん席が空いているのに他のお客様たちと隣接する席に案内されるのは微妙な気持ちです。
まずは、定番の麻婆豆腐と海老のチリソース。本場の大粒の山椒が得意ではないので、陳麻婆豆腐ではなく普通の麻婆豆腐にしました。上品な辛さと、甘さを併せ持つ味わい深い逸品です。中華街のものとは一線を画す、和食の域にある繊細な料理です。
チリソースは、チリ要素もさることながらやはり海老やネギの甘さと協力して複雑な旨味があります。
重ねた色彩の数だけ新しい色みが生まれる、襲色目(かさねいろめ)の世界観。…美味しい。
そして一番感動的だったのは汁無しタンタンメン。中国語併記が「建民担々麺」ということで先代の陳建民の魂がこもった料理と理解しました。これ、辛い!辛い!しかも厚みがあって初期衝動と二次波濤があります。特に二次のキレには発汗します。というより麺ですよ、この料理は。まるでパスタのような芯と食感。そぼろを絡みとる吸引力さえ持っています。辛さだけをウリにしたタンタンメンはたくさんありますが、これだけ一つひとつの食材要素に意味がある「建民担々麺」は、絶対にここでしか味わえません。
さすが、美味しいお店でした。鉄人・陳一族に感謝します。建一・建太郎親子からさらに時代を超えて継承してほしい東京四川です。
訪問時間 17:00
待ち時間 0分
6位
1回
2014/10訪問 2014/10/25
店の前でネコ2匹がカリカリをもらっているのを横目に入店。
カウンターに着席して、まず串と煮込みをオーダー。店員は皆反応がよく気持ちがいい。
うおお、煮込みが美味い。ギアラかセンマイか、胃がたくさん入って、しかもすごく新鮮な味がする。モッテリした脂感や味噌のドロドロ感はなく、刺身のような食感で楽しめる。これは美味い。
刺身もイケる。モツの店はたいてい鮮魚は駄目なケースが多いが、ここは大丈夫どころか一級品だ。
そして始まったばかりのふぐひれ酒をグビグビ。濃いいいー。あん肝がよく似合う。風邪気味の細胞がぶっ飛ぶ百烈肉球だ。
美味い酒と美味いアテがそろう巣鴨の名店千成こそ天国ぞなもし。
奥の路上で客引きをかわすのは面倒だ、一番手前のこの店に立ち寄れい。
訪問時間 18:00
待ち時間 0分
7位
5回
2024/04訪問 2024/04/21
いやいいんだけど早く無くなりすぎでしょ! 人気酒場「もつ焼き でん」。
平日でもまだ17:30なのに…予約客なんていない酒場なのに、満席。しかも刺し系はすでにほぼ売り切れ! 通ったはずのオーダーも「すみませんピートロ切れちゃいましたー」「とろはつなくなっちゃいました!」などと白紙に帰る始末。金曜だからもっとガンガン仕入れといてくださいなー! まあそれだけ人気なんですね。周りのお客さんは、あまりの売り切れの多さに一杯飲んですぐお会計の続出…。まだ18:00ですよ。ある程度この事態を覚悟して来ないとですねえ。つまりいいお店なんですよここは。
大変失礼ながらすでにウッちゃんのお顔を忘れかけていて、焼き台の前にいるのが彼なのかわかっていません。「ウッチャン」も「でん」も拡大路線を進んでいるのでウッちゃんは他のお店に行ってしまった気もします。
さておき昔に比べて店員さんのレスポンスは…ムムという印象です。何度か確認しないとちゃんと通っているのか心配になります。これだけ混雑していれば大変なのは重々承知ですが、店員の「柔らかさ」が若干…ね。
● はつ
● あみれば
ハツは好物です。いろいろなお店でいただくのでこのハツの美味しさはよくわかります。あみればは、網脂で包んだレバー、かと。普通のレバーより少し優しめの苦味。レバーが苦手な方もこれなら。
● マカロニサラダ
● 煮込み豆腐
マカロニサラダの量が少し少なくなった気が…します。食材価格の高騰の結果だと思います。
煮込み豆腐は初めていただきました。もつともつの間にさっぱりとした風を運ぶ良いアテです。
● さがり
横隔膜赤身。長い酒場放浪の中で初めていただいた気がします。さがり。思ったより肉ですね。カシラに近い食感かと。なるほどこれがさがりですか。いいですね。
ごちそうさまでした。刺しが無かったのが残念でなりませんが、もっと早くのれんをくぐらないとダメなんですね。暗くなり始めたら仕事そっちのけで走って来ようと思います。なんでもいいから刺しが食べたいです。
もう前回訪問から遠のきすぎて私はウッチャンのお顔も忘れてしまったようです。焼き台の前に立っている方がウッチャンのはずなのですがマスク姿が若返ったようにも見えて確信が持てません。多分違いますよね? あゝ長きに渡るコロナの影響。3年ぶりです。本当に久しぶりですこのカウンター。
メニューに「ブレンズ」の文字がありません。ええ…そうなのか。その代わり、すじ煮込みやレバユッケなど知らないラインナップが…昔からあったっけかな…あゝ思い出せない。
●はつ vs とろはつ 対決
はつも充分ジューシーで美味しいですがとろハツには負けますね。モチモチ感が違います。
●たん vs 上たん 対決
しまった、モタモタしてたら上たんが売り切れ。速いなあ…。対決できず。
たんは塩加減がイイカンジで美味い! 質も変わらずいい食感。硬さなんてありません。
●ればトロ vs 網れば 対決
しまった、さっきのコールで最後だったか。網ればソールドアウト、タッチの差。もっと仕入れといて…なんて言えません。
低温調理のればトロは色味はハムに近いですが苦味のない美味しいレバーです。でもやっぱり生ではないんですねえ食感は。
とにかくマカロニサラダは中心に据えてください。マカロニサラダを中心としたローテーションで串をいただきますからね。
久しぶりの「でん」。コロナ禍においてお客さんが来なくて多くのもつ焼き屋さんがクオリティを落とさざるを得ない中、こちらはまったく落ちていません。これはすごいことなんです。
ごちそうさまでした。以前のようにチクっと飲んで帰ります。またお世話になります。よろしくお願いします。
久しぶりの「もつ焼きでん」。早く帰れる日はここに限ります。早く来ないと、刺しが無くなってしまいます。
焼き台は今日はウッちゃんではありませんでした。しばらく来ないといろいろ変わってます。メニューも「動脈刺し」とか「あみれば」とか。
「牛ハラミ刺し」¥680
これ、実は初めて食べます。赤いですねー。おおー、美味い!柔らかくて溶けていきますね。よくこんなハラミ、探してきますね。
「ブレンズ」¥420
名物プレンズ。今日は板場の前に座ったので、生に串打ちするところも見られました。これを見たら、食べたくなくなる人もいるかもしれませんね。でも昔は生で出していたんですよ、ここでは。
実は、わさびと合うんです。ハラミ刺しのわさびは取っておくべきです。
「ちれ」¥140
今日はちと筋っぽかったけど、味は文句なし。
「あみれば」¥200
私の中で、新名物誕生の瞬間です。一口目!ここ大事。苦味の中に詰まった旨み。こりゃいい。ビールビール!断面を見れば、半生。ステーキでいうレア。レバ刺しではありませんよ。うーん、美味い。
隣に座った女子大生風二人組に話しかけようとも思いましたが、ここはイタリアではありませんからやめておきました。ここは「でん」。みんな、もつを楽しみに来てるんです。
あー今夜も美味しかった。さて、「いかとたこのでん」ではしご酒でもしましょうか。ごちそうさま。
最寄駅 JR・都営三田線「水道橋」(千代田区)
今年初の訪問です。ウッチャン、本年もよろしくお願いします。なんて、ウッチャンと馴れ馴れしくお話ししたのは今夜が初めてです笑。遅い時間の訪問だったのでネタが揃っているか心配でしたが、まだ「ちれ」「ピートロ」など好物は残っていました。ではそれらと、「ハツ刺し」まだあります? ある? ではそれも。あとは定石の「もつ煮」と「マカロニサラダ」を。
相変わらず絶品のもつ煮。ピリッと胡椒が効いたマカロニ。うんうん。かしら、ちれ、ピートロ。やっぱり、美味い。そしてハツ刺し。今日はちょっと小ぶりでしたが、いい色です。
もう美味しさはさんざん書いたのであらためて言う事はありません。今年も月1で通うことになります。本年もよろしくお願いします。
今日の一品 はつ刺し
いつもと違う初めての料理をいくつかいただいたので、久しぶりにレビューアップします。なぜいつも頼まないものを食べたかというと、訪問時間が19:30以降だったために、串物の札がほとんど裏返ってしまっていて、お目当てをオーダーできなかったからです。たまにはこんなのもいいでしょう。
まずは、お腹いっぱいになりそうなのでずっと敬遠してきた、豚塩やきそば。以前となりの方が食べていて美味しそうでずっと憧れていたメニューです、今日は隣の方に「美味そうだね」と言われました。やった! いただくと、やはり美味い。かつおぶしがたっぷりかかって、いい香り。満足。
次はハツ刺し。これも以前となりのグループが頼んでいて、いつかは俺も、と思っていた料理です。色がまず良い。ごま油とねぎで香りづけ。美味いなあ、これ。どんどん箸がのびます。新鮮なハツ。口でとろけていきます。レバ刺しがなくなった今、これが最強ナマかも知れません。ああ美味かった。
(以前のレビュー 2016.6.11)
今日の一品 れば刺し ¥420
「豚レバー刺を食べちゃだめと言われたから今日はレバ刺し忌念日」
豚レバ刺しを食せる最終日6月11日、沈痛な面持ちで行きつけの「でん」に来ました。やはり、平日にしては大混雑で並びが入っています。店内のメニュー札を見上げると、まだレバーの札は裏返っていません。静かに「レバ刺しを」と注文しました。今日はレバーを含め、もつ系の刺身は1人一品しか注文できないそうです。
きました、最期のレバ刺し。こういう時はチマチマ食べるのではなく、一気にガツガツ食べ進めます。それが弔いです。ああ美味い。自己責任でこれからも食べられるようにできないのだろうか。いや、つらいのは客よりお店でしょう。自慢の刺しが提供できなくなるのです。
しかし「でん」は、他にも一級品がたくさんあります。ブレンズ刺し、牛もつ煮込み、かしらやちれ、マカロニサラダ、そしてレバ串…。刺しが無くなっても通います。
豚レバー刺しよ、永遠に。いつかまた逢える日がきますように。
(再訪)
本当は毎日来たい店です。入店したらまずブレンズ刺しを注文します。ブレンズの札が裏返ってしまうとショックです。そしてこの辺りでは一番美味い、もつ煮込みをほおばりましょう。あとは落ち着いて好きなものを頼めばよいです。谷中だんごもオススメ。2,000円もあれば昇天できる店です。
(過去レビュー)
やきとん、もつ焼きの店。串焼きは焼き具合絶妙、刺しも新鮮で種類豊富。牛もつ煮込みはハチノスなどがよく煮込んであってかなり美味い。一人で呑んでる方が半分くらいだが、店内がやや明るすぎて自分に酔ってる感じはなく、普通に晩ご飯を食べている感じで、開放的で気軽に入れる。他におすすめはブレンズ。串も刺しも絶品。日本酒のラインナップが無いことが残念。
8位
2回
2018/03訪問 2018/03/22
天候の影響で東武練馬駅周辺は大渋滞、とても「ミトミトカレー」に辿り着けそうにありません。急きょベクトルを変えて西台方面へ向かいます。目指すは「ラ・ファミーユ」。風邪気味の身体を温めてくれそうです。
今日はおばあちゃんはいませんでした。あの暖かい対応が今日は見られません。いっつもチキンカレーをオーダーしてきましたが、今日はエビカレーを初めていただいてみます。「ボンディ アルカディア」の、プリッとひっくり返ったエビの印象が良かったのです。
インディラ〜ボンディ系譜の中では最安値の提供です。300円程度安いんです。
「エビカレー」辛口 ¥950
うん、いい香り。いただきます。あれ、オーダートッピングのうずらの卵が入っています。いいんですかね。
さてエビは…あら、想定より小さい、普通のむきエビでした。ちょっと残念。カレーは、初めて食べた頃の劇的な感動は薄らいだものの、安定の美味しさです。こんな感じでしたっけね。もうちょっと濃い味だったような…舌が歳をとったのかなあ、ヤバイヤバイ。味が安定しているので、むしろ自分の体調がわかるようです。それとも、チキンの香ばしさやエキスがでていないから物足りなく感じるのかもしれません。
あっというまに完食です。さすがのカレーです。スタンプカードは2冊目、あと一列で一杯になるところで足踏みしていましたが、定期的に訪問しなければ。
あったかいカレーでした。これで風邪も治るかな。
今日の一品 チキンカレー(辛口) ¥950
スタンプラリーの2冊目がもうすぐ一杯になることを思い出して、半年ぶりの訪問です。女将さんが元気に店頭で持ち帰りカレーを販売していました。入店時は店内に客がいなくて、大丈夫か、繁盛してるだろうか、などと失礼な心配をしてしまいましたが、私の後に続々客が入店して来て、一安心です。
チキンカレーを注文しました。ライスには恒例のゴーダチーズがトッピングされていますが、チーズの価格も上がっているので、心無しか少なめです。
以前のラ・ファミーユと比較して、なんとなくルーの色身が黄みがかって甘そうな感じです。とろみのあるルーは、紹介によると玉ネギを1日煮込み、更に1日水分が無くなるまで炒めてペースト状にし、3日目にしてようやく肉と野菜のスープとまぜてバターとスパイスを加え、翌日完成、ということです。スパイスも30種類以上使っているそうで、旨みが詰まった深いルーです。食べてみると、コクの深さは相変わらずですが、以前に比べてキレが薄くなった感があります。でも、友永マスターの味が好きなのです。昔に比べて野菜が高騰しているのに、同じ安価で提供しているのだから、そのご苦労を讃えなければなりません。
今後も通い続けるお店になりそうです。
(以前のレビュー)
★殿堂メニュー 野菜カレー ¥1,000(2015〜¥1,050に変更)
具はトマト、ナス、ブロッコリー。ルーは深い味わいでこれぞ欧風。野菜カレーに関してはプラスのトッピングは必要ない。
西台の巨星「<a href="http://tabelog.com/tokyo/A1322/A132205/13041380/" target="_blank" title="インディラ">インディラ</a>」の味を受け継ぐ欧州カレー。「インディラ」から独立した有名店「ボンディ」、そこから「ペルソナ」へと系譜は続き、本店に至る。「インディラ」と紛うほど美味しい上に、「インディラ」「ボンディ」より平均500円安い。サラダの選択肢はなくまずじゃがいもが出される。ライスにうっすらゴーダチーズが乗っているのも伝統。初老のお母さんのあたたかい接客風景がこの店の一番のアジ。すべてのカレーは辛さを選べる。
最寄駅 都営三田線「西台」(板橋区)
訪問時間 12:00(日曜)
待ち時間 0分
9位
1回
2014/07訪問 2015/02/18
今日の一品 チャーハン ¥400
住宅街に異彩を放つ老舗感たっぷりの中華屋さんがあります。創業して何年経つのでしょうか。たまに外に並ぶほど地元に愛されている中華料理です。その一番の理由は、壁一面に貼られた魅惑のメニューの数々。灼けた紙のメニューを見ると、ワンコイン以下の料理が並んでいます。平成の時代にこのラインナップは、人間の根源にコミットするスピリチュアルな心意気をビンビン感じます。
休日にチャーハンが食べたくなったら迷わずここへ来る。そして何もしゃべらず口へ運ぶ。適度なしっとり感の炒めメシが胃をやさしく包む。そして食べ終えたら食器を配膳口へ運び「ごちそうさま」とひと言感謝を述べる。このルーティンを楽しむためにまたここへくるのです。そして、たまにはラーメンも頼んでみます。昭和から受け継がれる朴訥なラーメンをすする。かたわらの餃子をローテーションに組み込む。なんと安定感のある食堂でしょう。
一人でも、家族でも、女性でもカップルでも、みんなが幸せに中華を食べられる貴重なお店です。
私以外にも「地元の常連」ぶって食べに来ている客は少なくないと思います。今日も、ごちそうさま。
訪問時間 12:00
待ち時間 0分
好き度・リピート感 10
10位
4回
2022/08訪問 2022/09/01
到着11:25。平日、久しぶりに伊吹に並んでみました。列は20人ほどでしょうか。マスク無しでギャアギャア話している方たちにはお店から店員が出てきてマスクをして下さいねとの注意がありました。そりゃそうですよね飲食店としては細心の注意を払いますよね。
入店できたのは12:30。日に焼けました。冷え冷えのお冷やが身体に染み入ります。待つこと5分、丼ふりの到着です。
●「中華そば」¥850
Twitterによるといつもより煮干しオーバーの味だそうです。久しぶりにいただきますが苦味が増してますがまろやかさも増してます。美味しいですね。痛風まっしぐらです。でも悔いなし。
私はここの麺とスープと玉ねぎの三つの組み合わせが大好きです。玉ねぎ増量したいくらいです。いりこと玉ねぎの相性がこんなにいいなんて。
また麺の量が私にはちょうどなのです。皆さん和え玉を追加しますが私は少食なので残念ながら追加したことがありません。この茹で前140g前後の麺がちょうどいい量です。
ごちそうさまでした。和え玉した方たちと食べ終わるのは同時です。食べるのも遅いんですね。久しぶりに煮干しを堪能しました。並ばないでいいのならもっと通いたいのですが…。
11:20到着、11:45開店、12:05着席、12:20退店。これってかなりいい方ですよね。伊吹で滞在1時間以内。ラッキーでした。
レビューが3回目ってなってますが、んなこたぁなくてもっと来てるんです。
今日のスペシャルは「片口鰯煮干し」。普段のいりこと何が違うのかお試しです。厨房の大将から気合を感じます。渾身の片口鰯、お願いします。
「片口鰯煮干しそば」¥850
色味は、普通の中華そばと大きく変わってはいないと思います。並べて見ないとわかりませんが。第一「普通の中華そば」なんてありませんよね、伊吹には。
一口含みます。…濃い。いつもと変わらぬ濃厚な煮干しスープです。しかし味は少し違います。いつものと比べると、少し苦味を感じます。苦味というか、焦げ味というか。炙った鰯感を感じとることができます。炙ったわけではないと思いますが、もともと鰯の煮干しに若干の苦味があるのでしょうか。それでも大将はさすがです。美味しいんです。
麺もチャーシューも玉ねぎも、私の好みです。だから今回ももちろん満足です。一気に食べで飲み干しました。痛風にならないことを祈って。
ところで、私は「和え玉」を食べたことがありません。小食なので食べられないんです。味は違うんですかね?一杯目に和え玉をオーダーすることはできないでしょうかね。このままでは一生和え玉を食べることなく世を去ってしまいそうです。そんな残念な!
平日、13:15。久しぶりに「伊吹」を覗いて、並びが少なければGO、多ければ駅前へ向かいましょう。どれ…おお、おおっ。誰も並んでない! 初の、即イン。誰もが憧れる、即イン。
香川県に伊吹島という島があります。そこは「いりこ」の一大産地。カタクチイワシをパッチ漁という網漁で獲り、すぐに加工するそうです。「伊吹いりこ」というブランドで推しだしています。「伊吹」…屋号の語源は知りませんが、この伊吹いりこと関係があるのでしょうか。それを使用しているかはわかりませんが。しかしどちらも煮干しが命です。伊吹つながり、あるある。
「中華そば」¥750
中華そばをいただきながら、煮干しのことを考えていました。このラーメンには、一杯で煮干し130g相当が使用されている、と注意書きがあります。伊吹いりこは、調べると1kgで2,600〜3,000円程度。得意先から安く仕入れるとしても、2,500円と見積もります。つまり、一杯のラーメンに、350円ほどの煮干し代がかかっています。麺は、1玉100円の仕入れだと勝手に推察。チャーシューは、一人前2ブロックで、そうですねえ…やはり150円はかかっていそうです。ここまででも、この一杯に600円のコストがかかっています。のり、1枚20円、玉ねぎ1人分20円…。一杯で、100円の儲けもない、かもしれません。一日100杯を売り上げるとして、一日の儲けは10,000円程度。従業員は2〜3名。…楽な商売ではありませんよ。
そんなことを考えると、スープ一滴残すわけにはいきません。マスター渾身の一杯です。以前より麺の量、少し増えたような印象を持ちました。うーん。今日も美味しかったです。
見次公園の満開の桜の下、並んでみましょう。伊吹いりこの香りが心地いい、春の昼下がり。
今日の一品 淡麗三段仕込み 中華そば ¥750
最近の悪天候のせいか、マスターがブログで客が少ないと嘆いていたので、それならばと訪問しました。今日も雷雨の悪天候。列の人数を数えると、あの向こうに並んでいる女子2人組が食べ終わらないと入店できなさそうだな。…長そうだな。あと、この時期、蚊の対策は欠かせませんよ。並んでるとき、結構やられるので虫除け必須ですよ。
待つ事20分、入店です。今日の限定は淡麗の三段仕込み。食券器をポチッと押します。お、さっきの2人組まだ食べてたか。お、食べ終えたか。…メチャメチャ残しとるがな。煮干しダメなら来ちゃダメでしょ。食べなきゃわからないこともあるとは思いますが。しかし。
淡麗スープは、伊吹にしては澄んでいます。伊吹にしては透明度が高いです。とはいえ、レンゲの底は見えません。味もさっぱり気味です。以前いただいた淡麗よりさわやかな感じがします。美味しいですね。
麺は、少し量が増えてませんか? 途中から結構お腹がふくれてきます。味は相変わらずうまいです。スープや玉ねぎとベストマッチの麺です。このボリュームだと、やっぱり和え玉はムリです。まだ一度も和え玉をいただいたことがありません。
外は雨の中、まだ煮干しを求めるファンが並んでいます。ああ今日も美味かった。ごちそうさま。
(以前のレビュー)
今日の一品 中濃中華そば ¥750
3周年の時もお伺いしましたが、あれからもう1年経ちましたか。この間3、4回ほどしか来ていないので、あまり貢献してるとはいえませんが、とにかくおめでとうございます。
外の空調室外機の前で体感50c°の猛暑攻撃を耐えた者のみが入店を許されます。かといってドアは開けっ放しなので室内も涼しくはありません。ラーメンに涼しさなんて必要ありません。汗かいて食するものと心得ます。今日もベーシックに中華そばをいただきます。小食なので、和え玉なるものを注文したことがありません。一体どんな味なのでしょうか。
いつも通り、煮干しそのもののほうが味が薄いのではと思うほどの濃厚なスープです。私はスープも好きですが、トッピングの玉ねぎがまた好きなのです。チャーシューは最近だんだん厚みが増してきたように感じます。ダントツの個性を持つラーメンに、まだまだ行列が途切れません。早く食べて後ろの方にバトンタッチしてあげようと思います。
しかし、美味い。あまり頻繁に食べるとプリン体による通風が心配になりますが、あまり間を空けてもドコサヘキサエンサンが足りなくて頭が悪くなる感じがします。適度に通わなければならない、日本を代表する個性派ラーメンです。マスターにおかれましては、腰痛や疲労などお体に気をつけて、儲けのことも考えつついつまでも元気に中華そばを作り続けてほしいです。
(以前のレビュー)
お世話になってます、伊吹様。本日にて開業3周年、おめでとうございます。3周年記念特別メニューということで、朝10時から整理券発布。台風で大雨大風の中、指定の時間に入店。限定メニューは「濃厚華麗ソバ」。とはいってもカレー味が際立ちすぎず、いつもの濃厚煮干しスープと絶妙のコラボ。ほっこりじゃがいもも良い。仕上げは、追いメシの「イカめし」をどんぶりに入れてもらう。これはちっとしょっぱかったが。伊吹、いつまでも煮干狂人であり続けて下さい。
(以前の投稿)
今や都内ベスト3に入る人気店。大泉の時も並ばせてもらったが、志村でも衰えぬ人気、よいうより味。麺は中太のスト麺。魚介系と名乗って魚粉でごまかす店が多い中、ストイックに煮干しでこの域までもっていく努力に脱帽する。店長の人柄も味に染み込んでいる。みなさん静かに並んでその一杯を待ちましょう。行く前に店長ブログを確認すること。炊き込みご飯も秀逸。
訪問時間 11:30(開店11:45)
待ち時間 15分
好き度・リピート感 9
食べログを始めて8ヶ月、多くのお店を訪問しました。
今年のマイブームはもつ煮込みでした。
メモを片手にみなさんのレビューをチェックする作業に相当時間を費やし、それが結構楽しい時間でした。
来年もみなさまのレビューをぜひ読ませていただきたいと思います。
よろしくお願いいたします。