『食べコラム31「川崎タンタンメン秘録 17 特別編『ニュータンタン関連商品現る』」』ランチ向上委員会さんの日記

絶望を退ける勇気を持て

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ランチ向上委員会 (男性・神奈川県) 認証済

日記詳細

川崎のタンタンメンは、インターネットが普及する前は、完全なるローカルフードであり、知名度も低かった。しかし、インターネットにより一般人が情報を発信できるようになったことで、知名度が上昇した。
その結果、お店で食べるだけであったタンタンメンが加工食品として食べられるようになった。
2019年秋にはサンヨー食品からカップラーメンが、2020年2月にはカルビーからポテトチップスが発売された。
これは、それを食べた記録です。

■サンヨー食品 元祖ニュータンタンメン本舗監修 タンタンメン
日持ちもするので、当然ながら箱買いです。
外観は、本物のタンタンメンの写真を使い、ロゴも元祖ニュータンタンメン本舗のもので、まさにそのものです。
蓋を開けてみると、具が少なくて、ちょっと残念。
食べてみると、「まずまずの再現度」という感じです。
麺は、一般的な揚げ麺を使っており、太さも標準的です。お店のようなモッチリとした太麺は即席めんで表現しにくい味ですね。
スープのほうは、ダシや化学調味料で下支えされており、カップラーメンらしさもありタンタンメンらしさもあります。
対象を広げるためとコストダウンのためか、唐辛子は少なく、辛さは普通か、それよりやや弱い程度のものですね。
ニンニクはスープの味になるようにパウダー状にしているようですね。固形物は見えませんが、香ります。
具のほうは、日清のカップヌードルにも入るようなフワフワの玉子が目立つのみで、挽肉やニンニクはわかりません。


■カルビー ポテトチップス ニュータンタンメン味
神奈川・茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・東京・山梨で限定販売されたものです。
パッケージもタンタンメンだけでなく、工場夜景も描かれていて、労働者の街川崎という雰囲気に仕上がっています。
ポテトチップスの最大手であるカルビーが作るだけあって、完成度は高いですね。
ポテトチップなので、味はパウダーで表現するので、ニンニク風味で辛いとなると駄菓子屋さんで売られているスナック菓子の『ハートチップル』に似た味です。

次は、どの食品会社がどんなタンタンメンを作ってくれるか期待です。
個人的には、やはり、川崎に工場を置く、『味の素』が、『タンタンメン味ソルト』とか作ってくれたら面白いと思います。
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