fuwalaさんのマイ★ベストレストラン 2018

fuwala's dining table

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fuwala (60代後半・女性・東京都) 認証済

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1位

鶴八 (神保町、九段下、竹橋 / 寿司)

67回

  • 夜の点数: 4.7

    • [ 料理・味 4.8
    • | サービス 3.6
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 ¥10,000~¥14,999

2024/05訪問 2024/06/05

ひらめちゃんからかれいちゃんへ。初夏の鶴八さん。

いっつも、おひとりさま寿司を楽しんでいる鶴八さんですが、
今宵は、トモとのおふたりさまでぎょざいます。

ちょいと小雨模様な暮れ六つ四半刻まえ。
都営地下鉄新宿線で行くというので、A2出口を上がったとこで待ち合わせ。
神保町駅から鶴八さんへは、この出口がいちばん最寄りです。

こんばんは〜。

いらっしゃいっ!

いつも、ありがとうございます。

おや。わらたちがいっちばん乗りですよ!

女将さんのまん前、わらのプラチナお席にご案内いただきました。

まずはのお飲みモノをば。
ちめたいお酒にするというと、トモも便乗です。

かんぱぁ〜い。おちかれさま〜。

まずは、絶対に食べてほしいなと思うのを先に頼むから、
おまかせスタイルはやってないんで、ネタ札にあるのをつまみか握りで、
あとはお好みでやってね、と、初めの一歩はレクチャー済みです。

んで、しほむし+鉄火巻き。

トモ曰く、しほむし、気になってた、なんだろって。

でしょでしょ。うふふ。なんでしょう。

ええ〜っ。ほんわかあったかい蒸しあわびちゃんを見て、ほころんでます。

そして、鶴八さんスペシャリテの鉄火巻き。

ええ〜っ。ちょっとちょっと〜。天下無敵な鉄火巻きにやられてます。

んじゃぁ、お後は、お好きに、ね。

おっ。ひらめちゃんがかれいちゃんに代わってますよ〜ん。
であ。かれいを、つまみで。トモも、便乗です。
肉厚な身がきらっきらに輝いてます。ぷりっぷりで、旨みたっぷし。

ここいらで、キクマサをおかわり&そろそろ握ってもらうかな。

いか
あじ
はしら
とり貝
こはだ

トモは、うにやらいくら、たまご、なんぞ、も。

はま出汁のお椀をいただいて。

〆は、ここんことお気に入りのしそ巻き、ね。

あ〜。おナカ、い〜っぱい。

充分にオトナなトモですが、オトナの階段上がったみたいなキブン、だそう。
うんうん。なんとな〜く、わかるよん。

ごちそうさまでした。

季節の移ろいは、早し。もう、桜、散っちゃいました。
花ひらくまでは長いこと気を持たせるけど、咲いたら、あっという間です。

先月のおじゃまのとき、もうちょっとしたら、
とり貝さんがお目見えに、と、うかがってましたんで、
今宵は、おめもじ叶うかお楽しみです。

こんばんは〜。

オープンの17時をちょいとまわったあたり。
おや。すでに、殿おひとりさま3組が、お楽しみちうです。
今宵は、まっセンターのお席にご案内いただきました。
親方のまん前、で〜っす。どきどき。

まずはのキクマサをいただいて・・・。

ネタ札とに〜らめっこ、です。

あっ。とり貝さん、いましたいました! やったぁ。
あとで、握ってもらお。うふふふふ。

おっ。まだ、ひらめちゃんが、いました!
鶴八さんの白身お魚は、晩秋から春が、ひらめ、初夏から秋は、かれいで、です。
ひらめとかれいの入れ替わりに季節の移ろいが感じられるんです。

ってことで、まずは、ひらめちゃんをつまみで。

うわぁ。身の暑さに、びっくり。きらっきら、です。
えんがわのとこなんか、1センチくらいの厚みがあって、ぶりんぶりん。
いんやぁ。まいりましたな、うまさ、なのだ。

殿お三方は、みんなさま、ご常連さまのようですね。
右お隣のお方は、な、なんと、親方が新橋でのれんを掲げるまえ、
ここ神保町での修行時代からのおつきあいだそうです。
わぁ。すごい。すご過ぎます。わらなんか、まだまだ小僧だな。

わらも含めて、みんなさまお初の顔合わせのようですが、
親方と女将さんを媒体に話が盛り上がって、なんとも楽しいひとときでした。
カウンター7席ならではの心地よさ、ですね。逆も、あるけど。

まいどまいどの鉄火巻きをば。はずせません。

で、とり貝も、握っていただきました。
つるんとした歯触り。あま〜い。まさしく、春の香りです。
くちばしの濃い紫色から乳白色へのグラデーションがとってもきれい。
なんでこういうデザインになったのか。自然ってすごいなぁ。

ここいらで、キクマサ、おかわり。

ぐびぐびぐび。

こはだ
いか
みる貝
はしら
あじ

とり貝、もうひとつ、いいですか?

だいじょぶ、ですよ。

とり貝

っと、握っていただいて・・・。

はま出汁のお椀に、しそ巻きで、〆。

あ〜。おナカ、い〜っぱい。

今宵は、ほんと、楽しかったなぁ。

ごちそうさまでした!

石丸親方が新橋から神保町の古巣に戻られたのは、
2018年の4月ですから、早いもので、もう丸6年となりました。
わらの鶴八さん詣も、なんと65回め。

途中、コロナ騒ぎで休業や通常営業ができない時期が、数ヶ月くらいもありましたが、
親方も女将さんもお弟子くんもお変わりなくお元気なのが何よりうれしい。

こんばんは〜。

いらっしゃいっ!

いつも、ありがとうございます!

お3人のお顔を拝見するたびに、再訪の喜びに包まれます。

まずは、まずはのお飲みモノ、ですね。

キクマサです。ちめたいの、です。

さて、今宵は、どうすっかなぁ。

ひさしぶりに、しほむし、いくか〜。
おっ。まだ、ぶりが、いる。んじゃぁ、ぶりも、だな。

ぐびぐびぐび。

ぶり、うまぁい。おナカの霜降りんとこ。
でも、天然だから、ぜ〜んぜん脂っぽくないのん。
むしろ、さっぱりしてるのだ。

お次は、お決まりの鉄火巻きです。
大とろ+中とろ+赤身のモザイク模様が美しい。
この模様は、一期一会なんですよん。

キクマサ、おかわり。

そろそろ、握り、いきますか〜。

はしら
いか
さより
あじ
みる貝

しみじみと、うまい。

〆に、しそ巻き。

はま出汁のお椀をいただいて、ココロもおナカも、ほっこり。

ちゃっかり、次の予約をお願いして。

ごちそうさまでした!!!
新年明けたと思ったら、早いもんで、もう2月の最終週です。
いっつも、帰り際に次の予約をお願いしてるんですが、
そんときは、まだ先だなぁと思ってても、光陰矢の如しなんですのん。

まるで初夏を思わせるようなバカ陽気の翌日は、
最高気温が前日よりもー14度で、真冬日に逆戻りしたりの寒暖差にぶるぶる。
で〜もぉ、陽射しはだんだん輝きを増して、春の気配もちらほら。

予約は、暮れ六つ四半刻まえ。
こないだまでは、すっかり日が暮れてたのけど、おひるまのしっぽが残ってます。

こんばんは〜。

いらっしゃいっ!

いつも、ありがとうございます!

親方+女将さん+お弟子くんのあったかい笑顔がお出迎え。
カウンターお席は、すでにほぼ満席で、待合いお席でもお客様がお楽しみちう。
今宵は、親方のまん前にご案内いただきました。きゃっ。

まずはまずはのお飲みモノをば。
う〜ん。やっぱし、ちめたいキクマサだにゃん。

お通しは、はしらの煮たの。わさびをちっとつけて、ね。

さて。

そろそろ仕舞かなぁと、ひらめちゃんをつまみで、ね。
寒びらめってのでしょうか。肉厚でくっきくきの脂のりまくり〜。
ひらめちゃんもちめたい海の底で、じ〜っとして、脂蓄えてんだなぁ。
すまぬ、と、心うちで唱えつつ、ぱっくし。うま。

おひさしぶ〜り〜に、しほむし、いっちゃうかなぁ。
ほんわりとあったかくって、ぷるっぷる。地球の恵みなのだ。

寒ぶりをつまみで、ね。
きれいな桜いろ。腹側のまぐろなら大とろってとこ。
きめ細かなサシもまたびゅ〜てぃほ〜。
濃厚なのにすっきりな脂の旨みがすぎょ〜い。
いんやぁ。うんまいなぁ。

左サイドのお隣さんは、歳の差カップルさん。お仕事カンケイかな。
初めてのおじゃまのようで、かしこまっておられます。
いくつかご注文されて、つまみをご所望だったようですが、
「握りでいいですか?」っと、親方。
「え〜っと。あの・・・」
「どうされます?」
「あ。はい。握りで・・・」
ちょいと押され気味で、気の毒なと思いつつ、ちっと笑いました。

レビューの中には、接客についてのお言葉がちらほら見られますが、
このあたりがそういうふうに思われてしまうんだな。

昔気質な親方で、寿司職人としての矜持はあるものの、とっても温かなお方です。
ただ、はっきりしないのや、いつまでもつけ台に放置してるのや、
大声で話に花を咲かせてるのなんかは、お気に召さないようであります。
で〜もぉ、それって、お寿司やさんでのタブーではないかしらん。
たった数席のカウンターで、大声で話されたら、こちらもいい気分じゃないもんね。

鉄火巻きハーフ

キクマサをぐびりきって、女将さんセレクトは福井のお酒をば。
薄にごりのすっきり辛口のおいしい逸品です。なまえ、忘れてもうた。;;

そろそろ、握ってもらうかな。

さより
みる貝
こはだ
はしら
しまあじ

〆は、しそまき。

はま出汁のお椀で、胃袋さんをあっためて。

お茶も、ぐびぐび。

いんやぁ。今宵もめっちゃしゃ〜わせな鶴八さんナイトでぎょざいました。

来月が待ち遠しいことこの上な〜し。

ごちそうさまでした!!!
新年を迎えたと思ったら、もう、睦月も末となりました。
昨年の師走には、鶴八さん納めの予約をお願いしていたにも関わらず、
な、な、なんと! 女将さんからのラブコールで、
日にちを間違えてたことに気づいたという面目ない次第で、
令和5年の納めすっ飛ばし、2ヶ月ぶりの事始めでございまする。

予約は、暮れ六つ四半刻まえ。
ちょっとばかし日が長くなったよう思える神保町をてくてく。

こんばんは〜。

あらっ。今宵は、わらのひと席を残して満席状態ですよ〜ん。
みんなさま、アラセブあたりの御仁でございます。
コロナ禍以来、5席だったのが6席になってて、ちょときつきつ。

まずはのお飲みモノ、ですね。う〜ん。
ちっと迷って、やっぱしのちめたいキクマサをお願いしました。

さて。

ネタ札さんとに〜らめっこ。ふむふむ。このひとときが、楽しいんです〜。

ひらめちゃん+しほむし。ひらめちゃんは、そろそろ仕舞いかな。

くっきくきな歯応え。品のある爽やかな脂のり。
いんやぁ。サイコ〜に、うんまぁい。

さて。
っと、思ってるとこに、奥のお席の殿方たちが、くるまえび、云々・・・。
生か茹でかでの議論が流れてまいりました。
どっちもうめぇよ、ってんで、ダブルでのご注文です。

ワタシも、くるまえび、食べちゃおっかなぁって、つぶやいたら、
ふわらさんも、食べちゃいますか?って、お弟子くんが・・・。
あらっ。耳が、いいねぇ。あ。耳、も、だね。ぐふふ。

ってんで、生、で、食べちゃいました。
うわぁ、半透明で美しき身色。ぷりっぷりのぷりっ。あまぁ〜い。

キクマサ、おかわり。

鉄火巻き
しまあじ
はしら
みる貝
こはだ

はま出汁のお椀をいただいて・・・。

あ〜。ココロもオナカも、い〜っぱいだぁ。

ごちそうさまでした!
うっひゃぁ!早いなぁ。もう霜月で、ござんすよ。
こないだまでは、まだ日暮れまえだったのにぃ、と思いつつ、
すっかり夜の帷が下りちゃった暮れ7つ半どきの神保町をてくてく。

こんばんは〜。

あらまっ。看板にあかりが灯ったばかりだというのに、今宵は、満員御礼。
わらの特等お席を残して、待合いお席にもお客さまがおいでです。

さて。

まずはの、お飲みモノは、ちめたいキクマサをお願いしました。

お通しのいかちゃんのあんよをつまみつつ、ぐびりんしながら、ネタ札とに〜らめっこ。

親方のお手が空くのをチラ見して、しほむしを、ちびっと。ひらめも、ね。

あ〜。しみじみ、うまいなぁ。滋味ですなぁ。

キクマサが進んで進んで、しまうなぁ。

おきまりの鉄火巻きハーフ。これを食べなっきゃ、モグリってもんだぜぃ。
ちびっとの酢めしに、赤身+中とろ+大とろ。舌も心も踊っちゃう、うまさなんです。

そろそろ、にぎり、ですね。

いか
みる貝
しまあじ
さより
はしら

はま出汁のお椀をいただいて、〆に、しそ巻き、ね。

ふぅ。おナカい〜っぱい。

ごちそうさまでした!
先月のおじゃまで、60回め。
月一の鶴八さん詣は、わらにとってライフワーク的なお楽しみです。
屋台からはじまった江戸前ずしの趣が偲ばれる、
昨今、絶滅危惧種的なお寿司やさん、なんでございます。

一斉スタート?
おまかせコースオンリー?

なんだそりゃ、でございます。

はじめてと思しきお客さまたちは、たいてい、
「おすすめをちょっとずつ、つまみでお願いします」だの、
「つまみをおまかせで・・・」だの。

親方は、そのたんびに、
「うちは、おまかせやってないんですよ。
 ネタ札から、お好きなモノをおっしゃってください」だの、
「どれもおすすめですから、
 お召し上がりになりたいモノをおっしゃってください」だの。

はたまた、はじめてのお若いカップルさんなら、
お席につくなり、お弟子くんから、
「うちは、おまかせやコースはありません」と、釘を刺されてしまいます。

おまかせおしきせコースオンリー一斉スタートが流行りのようですが、
寿司って、そういう喰いモンじゃねぇ、っというのが、わらの持論でございます。

今宵の予約は、暮れ六つ四半刻まえ。

こんばんは〜。

いらっしゃいっ!

あらまっ。いつもならほとんど満席なのに、わらがいっちばんのりですよ!

わらの特等席、女将さんのまん前に陣取りました。

さて、まずはのお飲みモノをば。

今宵の女将さんセレクトから「豊盃」をお願いしました。
フルーティで香り豊かな青森県のお酒です。

つまみで、ちびっと。

ひらめ
いつもながらのびゅ〜てぃほ〜なシルキーホワイトで、くっきくきな歯応え。
さらりと滲む品のいい脂の甘み。逸品中の逸品です。うまぁ。

しほむし
ほんわかあったかで、やわらか〜い。海の命をいただいてるよう。
白っぽい肝も、おまけしてくれました。フォアグラ? おとといおいで、だね。

ここいらで、いつものキクマサ。ぐびぐび。

鉄火巻きハーフで、お願いします〜。

鶴八さんのスペシャリテ。欠かせない逸品です。

はしら
いか
しまあじ
みる貝
あじ

はま出汁のお椀をいただいて、おナカい〜っぱい。

来月の予約も、ちゃっかりお願いして、
ごちそうさまでした!!!
ほぼ月一で、おひとりさま詣がキホンなんですが、
今宵は、シスターとのおふたりさま、うまい会でのおじゃまでございます。

予約は、暮れ六つ四半刻まえ。

こんばんは〜。

まいどっ。いらっしゃいっ!

週末だからか、わらたちのふた席を残して満員御礼です。
いっちばん奥まったとこにご案内いただきました。
奥にシスターを追いやって、わらは、親方のまん前でぎょざいます。

さて。お飲みモノをば・・・。
ノンアルシスターは、ウーロン茶+アルアルわらは、ちめたいキクマサ。

かんぱぁ〜い。おちおち〜。

シスターは、おひさしぶ〜りで、2度めのおじゃまです。
わらとおんなじで、ナマ魚大好きなんで、すでにおメメきらっきら。

まずはさ、おすすめをいくつか頼むから、そのあとはフリーね。

ってんで、ひらめ+しほむし。つまみ、で。

相変わらずのシルキーホワイトなひらめちゃん。ぴ〜っかぴか。
くっきくきで、ぷるんぷるん。淡麗で品のある脂の甘さにう〜っとり。
いんやぁ。うまいうまいうんまぁ〜い。

しほむしも、これまった、すんばらすぃ海のお宝です。
やわらかいのけど、ちゃんと弾力があって、
この歯応えは、ここんちでしか味わうことができないんです。
まさしく、神さまからの贈りもの。
地球をだいじにせねばなあって、思ってしまう。

そして、鉄火巻き。うふふ。

んじゃぁ、あとは、お好きに、ね。

シスター、いきなり、こはだ、にぎり、で。

え。

んじゃぁ、わら、も。

いか
あじ
みる貝
しまあじ
車えび

どっちかが頼むと片方が手を挙げて、結局は、おんなじのをぱくぱく。

しそ巻き

はま出汁のお椀

あったかぁ〜いお茶をいただいて・・・。

いんやぁ。うまかったねぇ。

シスターったら、月一のうまい会、鶴八さんでいいな、だって・・・。

ごちそうさまでした。
お寿司やさんで、この時季のお楽しみつったら、
なんたって、新子ちゃん、です。

7月のおじゃまでは、まだ、お目見えなくて・・・。

昨今、映え映え崇拝のせいか、4尾づけだ、5尾づけだ、と、
まるで、めだかちゃん級にち〜っさいサイズ合戦が流行ってるようだけど、
鶴八さんの新子ちゃんは、2尾づけ、です。

こんばんは〜。

まいどっ。いらっしゃいっ。

いつも、ありがとうございます。

今宵のお席は、端から2番め、です。

おや。いつもより四半刻遅いおじゃまだったんで、
さぞやにぎわってるだろうなぁと思いきや、殿おひとりさまオンリー。
しかも、もうお会計されており、わらだけになってしまいました。
こんな日も、あるんですねぇ。

まずはまずはのお飲みモノをば・・・。

今宵の女将さんセレクトは、田酒、というんで、
レギュラーのキクマサをちめたぁ〜いのでお願いしました。

お通しは、いかちゃんのあんよ。
ちっさくて、きゃわいい。
ごめんねぇと言いつつ、ぱっくし。ぐびりん。
儚げで、切なさのある旨さなり。

さて、どうすっかなぁ。ねた札と、に〜らめっこ。
これがさぁ、鶴八さん詣のお楽しみなのだ。
今、流行りのおしきせコースのみな〜んて、ヤボは、ないざんす。
おまかせも、ないざんす。自分の食べたいモンを好きなようにチョイス。
絶滅危惧種的なお寿司やさんのまっとうなお姿なのであります。

お!

かれいが、ひらめに代わってる。

鶴八さんの白身は、かれいとひらめ、のみで、
春から夏は、かれい、秋から冬が、ひらめ、です。

今年の夏は猛暑続きで残暑も酷しいけど、
ひらめのお目見えに、ちっとだけ、秋を感じます。

さっそくに、おつまみで・・・。

いつもながらの輝き。ぴっかぴかなシルキーホワイト。
この時季だから、まだ小ぶりなのかな。
冬場のぐいんぐいんとした歯応えではなく、しっとりやわらか。
あ〜。うまいなぁ。

続いて、たこ。おつまみで、ね。
ぷりしこ、で、うまし。

おきまりの鉄火巻き。
うわぁ。赤身+中とろ+大とろのびゅ〜てぃほ〜な市松模様だぁ。
一期一会、天下一の鉄火巻きでございます。

ここで、姫おふたり+殿おひとり、3名さまのご来店です。

やっと、いつものにぎやかさになってきました。

キクマサをおかわりし〜の、そろそろ、握りをば・・・。

いか
新子ちゃん
はしら

新子ちゃん、あまりのうまさに、もう一貫。
ふわっふわに柔らかくて、いかちゃんのあんよとおんなじ、
儚げで切なくて、心がふるふるしちゃううまさです。

今年の新子ちゃんノルマ、無事、クリアです。ふふふ。

あじ
みる貝

はま出汁のお椀をいただいて、大満足じゃぁ。

親方ぁ。いつまでも、おゲンキで、お願いします。

ごちそうさまでした。
いんやぁ。なんなんだ。この地獄のようなあぢあぢは・・・。
暮れ七つ半をまわっても、街全体が熱気で包み込まれたかのよう。
神保町駅から数分の道のりが、つらいつらい〜。

こんばんは〜。
いらっしゃ〜いっ。あっつい、ですねぇ。
いんやぁ。まだまだ、あぢあぢ。

今宵のお席は、右端から3番め。お弟子くんの真ん前です。
5時半には、まだ少し間がある頃合いですが、
すでに、殿おひとりさまがおふた方+おふたりさま一組がお楽しみちう。
まだ明るいっちゅうのに、みんなさま、お早いにゃぁ。
カウンター6席のうち残りは、ひとつのみ。

まずはまずはで、ちめたいキクマサをば。

お通しは、いかちゃんのあんよ。ちっさぁ〜い。
赤ちゃんのいかちゃんだぁ。ほんとに、ちっさいのん。
くるんとまるまっちゃって、かわいいのなんのって。
ごめんねぇ、と、つぶやきつつ、ぱく。
うわぁ。やらかぁ〜い。
まったくもって、罪なるうまさなのであ〜る。

奥の殿方の「しほむし」コールに便乗。
ふっくらやわらかなのけど、歯に心地いい弾力あり。
地球からの贈りもの、海のお宝です。
今宵は、肝も、つけてくれました。
これがさ、すんごいきれいなエメラルドグリーンで・・・。
こういう色の肝も、自然界の不思議なり。

鉄火巻きハーフで、お願いしまっす。

もう何度も書いてるのけど、巻きもの=〆ってイメージですが、
鶴八さんの鉄火巻きは、ちょいと異なるモノなんです。
中巻きサイズで、ほぼ、まぐろ。酢めし、ちび。
それも、大とろ+中とろ+赤身のオンパレ。
おなじのはひとつもない、一期一会あっぱれな鉄火巻きです。

しゃ〜わせって、こゆんだな。

キクマサ、おかわり。

さて、そろそろ、握ってもらうかな。

かれい
いか(あんよの胴体)

かれいが、ぐんノばつ!!! すんぎょい、歯応え!!!

いかは、な、なんと、2杯づけ。ちっさいからなぁ。
ほんとに、生まれたて〜って、感じのはかなさ。
また、罪を重ねてしまったのだ。すまぬ。

はしら
あじ
こぶ〆(かれい)

はま出汁のお椀をいただいて。

ここんとこお気に入りの〆で、しそ巻き。

あ〜、うまかったぁ。

あぢあぢで、ぼ〜っとしてたのが、しゃっきりん。

い〜つだって、おすしは、するする〜。

ごちそうさまでした。
いんやぁ。まっこと、おひさしぶりで暖簾をくぐりました。
2月中旬以来ですから、な、な、なんと、4ヶ月ぶり。
緊急事態宣言下で、繰り返し休業を余儀なくされてしまったとき以上ですな。
ま。ちと、ワタクシゴト、って、やつで、ね。

梅雨入りしてから雨の日が少ない東京です。
この日も曇りがちながら、傘の出番なしの暮れ七つ半。
陽がながくなったなぁと思いつつ、神保町駅からてくてくてく。

路地を入るとなつかしい行燈と佇まい・・・。

こんばんは〜。

あっ。いらっしゃいませ! おひさしぶりです。

親方も女将さんもお弟子くんもお変わりないようで、ほっ。

今宵は、PPゲット〜。
いつものマイお席にご案内いただきました。

まずはまずはのお呑みモノ、ですね。

今宵の女将さんセレクトから「石鎚」をば。

お通しは、いかちゃんのあんよ、です。

さて、どうすっかなぁ。
スーパーおひさしぶりだから、やっぱ、しほむし、だよなぁ。

しほむし、は、もちろんムシではなくて、蒸しあわびちゃんです。
ぷるっぷるで、やらかくて、ほんのりあったかい。
海の恵みそのものの旨みいっぱいで、お醤油いらず、です。

鉄火巻きハーフ。これも、外せない逸品です。
赤身・中とろ・大とろのびゅ〜てぃほ〜なモザイク模様になってて、
酢めしとまぐろの割合は、1:9 くらいでしょうか。
つまり、巻きものなんだけども、ほとんどがまぐろなんです。
なんですが、このちびっとの酢めしと海苔が、だいじなんですよ〜ん。

んでは、握ってもらおっかな。

かれい
みる貝

キクマサも、いただいて。ぐびりん。

あ〜。おいちい〜。

あじ
いか

ここいらで、はま出汁のお椀が・・・。

こはだ
しそ巻

平日の早い時間のせいか、わら+母娘+殿、のみのゆったりとした中、
女将さんとあれやこれや話がはずんで、あ〜、楽しかった!

次月の予約も、ちゃっかり。
月一の鶴八さん詣、リスタートしちゃうんだもんね。

ごちそうさまでした。
お正月を迎えたと思ったら、もう2月も半ば過ぎだよぉ。
なんで、こんなに、早いんだぁ。光陰矢の如し。

今宵も予約は、暮7つ半。
まだまだ明るさの残る街並みに、春の気配がちらりん。
まだまだ寒いけど、確実に季節はめぐっているんであ〜る。

こんばんは〜。

いらっしゃいっ!

静か〜な店内。先お客は、殿おひとりさま。
今宵もわらのプラチナお席。女将さんの真ン前です。

まずはまずはのちめたいキクマサ。
お通しは、はしらを煮たの。わさびを添えて。

さて。どうすっかなぁ。
う〜む。やっぱし、ひらめちゃんだなぁ。つまみで、ね。

いっつも思うのけど、なんでこんなに美しんだろ。
半透明なシルキーピンクで、きらっきらしちゃってます。
あっさりとした脂の甘み。なんという品のよさ。
ふっくらとした厚みのある縁側。お魚の女王陛下さま、ですな。

お決まりの鉄火巻き。

うわ。今宵のは、具が ㊉ な模様で、ばってん部分が赤身、
まわりは、ぜんぶ、大とろですぜ!
具のパターンは、つど違ってて、モザイクっぽいの、
しましまの、なんかあって、楽しいんです。
赤身・中とろ・大とろの割合いも、いろいろです。
まさに、一期一会な鉄火巻きなのだ。

あ〜。うんめぇぇぇぇぇ。

キクマサ、おかわり。

ぶりをちびっと切ってもらいました。
うっひゃぁ。寒ぶりの腹ンボのとこですぜ。
いんやぁ。脂が甘いのなんのったら、参りましたな旨さ。

お2階もご予約があるようで、数名さまのご到着。
お。こっりゃ、親方のお手が忙しくなる前に、なんか頼んどこ。

いか
さより
はしら

キクマサ、おかわり。しほむし、も。

鶴八さんにめぐり逢えたことは、ジンセイのおタカラ。
親方がお元気で板場に立たれている限り、
わらの鶴八さん詣は、絶対に不滅なのであ〜る。

そろそろお勘定してもらおうかなと思ってたとこに、
若いオンナ連れのオジサンが・・・。
初めてお見かけするカップルでしたが、親方々とは顔見知りのよう。

これがさ、まぁ、品がない。
一見でヒトを判断してはいけないのけど・・・。
やたらと大声で、芸能人やスポーツ選手の名前の羅列。
しかも、自慢げに・・・。
こういう輩、いまだに生息してるんだなぁ、と。

いっぺんに店内の空気が油臭くなったんで、早々に失礼をば。

ごちそうさまでした!
新年明けたと思ってたら、もう1月も下旬。はや〜。
本年、お初の鶴八さん詣でございます。

予約は、いつもどおりの暮れ七ツ半。
師走におじゃましたときは、もう夜の帳が下りきってたけど、
まだ、ほのかに明るさを感じるようになりました。
ちっとずつ、春が近づいてるんだなぁ。

こんばんは〜。

およっ。今宵はめずらしく、いっちばん乗りでございます。
オープン時間オンタイムに暖簾をくぐっても、
たいていは、どなたかいらっしゃるもんですから。

あっ。あけましておめでとうございます、だ。

さてさて。

今宵の女将さんセレクトは?

青森は鳴海酒造さんの「稲村屋」さんでございます。
鶴八さんでは、田酒もいただけるんですが、
すべて地元の酒屋さんからのお取り寄せなんだそうです。

キホン、地産地消ファーストなので、県外には下ろさないというのを、
はじめのうちは青森在住のお知り合いにお願いして、
長年に渡って送っていただいてたのが功をなして、
今では、酒屋さんから直でお取り寄せできるようになったとか。
継続は金なりのお手本、ですね。

純米大吟醸。さっぱり旨口。飲みやすい。
こういうお酒は、ぐびぐびではなく、ゆっくり、だね。

ひらめちゃん。つまみで。
おひさしぶりに、しほむし、も。

海水温が下がってきたからか、ひらめちゃんの透明感がすぎょい。
きらっきらに輝いちゃってますよん。
あ〜。うまいうまいうまぁい。海って、母だなぁ。

しほむし。ほんわか湯気が、ゆ〜らゆら。
ぷるっぷる。しっこしこ。なんなんだ。こいつ!

わらのすぐあとに、殿おひとりさま。
しばらくして、もうおひとりさま。
めっちゃ、静か〜。

鉄火巻き。

ここいらで、いつもの、キクマサ、をば。

はしら軍艦

さよりちゃん、つまみで。
うわぁ。さよりちゃんも透明感がすぎょい。
なんて美しいおサカナなんでしょう。
(腹黒いけど・・・)

いか
こぶ〆
あじ

はま出汁のお椀をいただいて、

このところのヒット、しそ巻き、をば。

あ〜。うまかった!

おっと。気づいたらば、55回めのおじゃまだわさ。
令和5年、55回め。スリーファイブ。
レッツ、ゴ〜ゴ〜ゴ〜。

ごちそうさまでした!
いんやぁ。
はやい、はやい、はやい〜っ。
あ〜っという間に、もう、師走だ〜。
今年最期の鶴八さん詣と相成りました。

ほんとは、先週おじゃまの予定だったのけど、
のっぴきならぬ事情で、一週間ずらし。

今宵の予約も、暮れ七ツ半。

こんばんは〜。

すでに、殿おひとりさまがお楽しみちう。

いつもの特等席、女将さんのまえ。
すっかり、マイシートに定着しちゃいました。

近くのレストラン(わらも知ってるお店)を
予約して訪れたとき、名前を告げたら、
「予約の◯◯がお見えです」って、
呼び捨てにされて云々というハナシで、
盛り上がってて、親方が、
「アタシだったら怒って、帰りますよ。
 いったいどうゆう教育してるんですかね」って。

みんなで、大笑い!

まずはまずはのお飲みモノをば。
今宵、女将さんセレクトほ、田酒というんで、
定番のちめたいキクマサをお願いしました。

お通しは、いかちゃんのあんよ。

ひらめちゃんをつまみ、で。
いつもながらの感動的な美しさに、うっとり。
半透明な薄桃色で、きらっきらです。
くっきくき、しっこしこ。
あ〜。なんという美味、なんという口福。

週末にしては、静かだなぁと思ってたら、
当日予約のお電話が、続々と。
お二階でも、よろしければ、って、
このあと7時以降は、すでに満席のようでした。

鉄火巻きハーフ。
うひひ。ほとんど、大とろだぁ。
まぐろ+酢めし+海苔の最強なコラボ。
鉄火場から生まれた鉄火巻き。
博徒さんたち、あなどれませんなぁ。

みる貝、つまみで。
いつもは、握っていただくんですが、
つまみだと、なんかちっと感じが違うかも。
貝の甘みや歯応えが、よりストレート。
うまし。よろし。

キクマサ、おかわり。ぐびっ。

ここいらで、握ってもらうかな。

いか
はしら
こぶ〆
しまあじ

はま出汁のお椀

しそ巻き

あったかぁ〜いお茶

いんやぁ。今宵も大大大満足であ〜る。

また、来年も、通います!

ごちそうさまでした。
早いもんで、令和四年も、もう11月。
これから年末に向かってさらに早いんだよなぁ。
早いってば、令和になって、もう4年になるんだにゃぁ。

そういえば、令和になったとき、イタリアにいたんだっけな。
リストランテでごはんちう、おとなりお席になった、
フランス人のツーリストさんとお話ししてたら、
「ニッポンハ、ガンゴウガ、カワッタンダヨネ」と。

そんなこと、すっかり失念してたわらは、
外国のお方から耳にして、なんともこそばゆい思いでした。

今宵の予約も暮れ七つ半。

こんばんは〜。

おやまっ。カウンターお席が5つになっていて、
すでに、旦那衆さまでいっぱいです。

わらは、いつものお席にご案内いただきました。
女将さん立ち位置の真ん前です。

まずはまずはで、ちめたいキクマサをば。

お通しは、いかちゃんのあんよ。きゃわいい〜。

親方は、旦那たちのご注文でお忙しそう。
お手が空くのを待ちながら、キクマサをちびちびやりながら、
あんよをつまみつつ、女将さんとおしゃべりしてると、
「ふわらさん。何か、切りますか?」っと、お声かけくださいました。

「はい! ひらめちゃんを、お願いします!」
「ひらめちゃん、ね!」

うっふっふ〜。親方ったら、ひらめちゃん、だって〜。

うんわぁ。

す、す、すぎょい! ひらめちゃん、ですよ!!!
すんごい肉厚で、象牙色の身は、半透明でつけ台が透けて見えるほど。
うわぁ。なんなんだ、こいつ!うますぎて、もうしわけないス!
って、どっかで耳にしたようだけど・・・。

お決まりの鉄火巻きハーフ。

っと。

親方曰く、お隣さんへ。「今日の鰹は、いいですよ!」
わらも、便乗さしていただきました。

こちらもまったまた、すんばらしいヤツですねん。
歯ごたえが、もっちもち。脂がのってるからなんですね〜。
腹側んとこが、きれいな霜降りになってます。
いんやぁ。地球って、すごいなぁ。

キクマサおかわり、っと思ったのけど、
女将さんセレクトから「白瀧」をお願いしました。

ここいらで、握りをば。

はしら
いか
さより
ひらめ
こはだ

あったか〜いお茶とはま出汁のお椀をいただいて。

う〜。大満足じゃぁ。

ごちそうさまでした!
いんやぁ。いきなりの寒さ!!!
な、な、なんと、東京は師走初めの気温だとか。
いったい、どうなってんだぁ。

この日は朝から降り続く雨脚がいっこうに弱まらないどころか、
夕方になってますます激しくなってきちゃって〜。
そのおかげで寒さもひとしお。さ、さぶっ。

今宵もお決まりの暮れ七つ半。

こんばんは〜。

開店時間のオンタイムなのに、カウンターお席の奥には、
すでに、父娘のようなおふたりさまが・・・。

傘やバッグを預けて、シュッシュ。
どのシーンでも昨今のお決まりごとになりましたねぇ。

いつものプラチナお席。女将さん立ち位置の真ん前です。
お手伝いの女子がおしぼりと小皿を・・・。
すかさず、お飲みモノは?

う〜ん。さぶいけど、やっぱ、ちめたいキクマサだなぁ。
ぐびりんしつつ、ネタ札とにらめっこ。
さて、どうすっかにゃぁ。

っと。奥のお父上(ではないかもしれないけど)が、しまあじ、と。
わらも便乗して、つまみでお願いしました。

う〜ん。なんとまぁ美しい身色なんざんしょ。
真珠色でも象牙色でも桜色でもない。
でも、それらすべてが混沌と融合しているよう。
紅色の血合とのコントラストは、花魁も顔負けな妖艶さ。
いんやぁ。まいりました。
こんなん、うまくない、はずがない、ざんしょ。

っと。またもや、お父上から、こはだコール。
「こはだは、新子もありますけど、どちらにします?」っと、親方。
ええっ? 新子ちゃん、まだ、いるのん?

まったまた、便乗。こちらは、握りでいただきました。
ちっと大っきくなってて、一尾づけでしたが、
今季はもう逢えないと思っていただけに、なんともうれしや〜。
ああ。江戸前だにゃん。

ちめたいキクマサでおナカが冷えてきちゃったんで、
あったか〜いお茶をいただいて・・・。
そろそろ、握りにするかな。

はしら
みる貝

おナカあったまったんで、キクマサ、おかわり。

鶴八さんスペシャリテの鉄火巻き。
今宵のは、紅色の赤身と桃色の大とろの縞模様でした。
あ〜。うんまい〜。

はま出汁のお椀をいただいて・・・。

いか
ひらめ

胃袋さんもいい塩梅です。

地下鉄の時刻表をチェックしながら、お茶をいただいてると、
お隣のお客さまがお寿司屋さんでのマナー的なことを
親方にお尋ねしているが耳に入ってきました。
食べる順番がど〜の、だとか・・・。

親方曰く、「そんなの、好きに食べられたらいいんですよ。
お金払うのはお客さんなんですから。
ただ、つけ台にいつまでも置きっぱなしは、ちょっとイヤですね」
って、そりゃ、寿司やじゃなくたって、そ〜だわさ。

お。そろそろ、いい頃合いだ。

今宵も、大大大満足なのであ〜る。

ごちそうさまでした1
定番のおじゃまは、お店オープンの暮れ七つ半。
なんですが、此度は、昼餉です。
シスターとのうまいもの食べようね会でございまする〜。

お昼間の営業は、Do you know me ?
これで、ピン!っとくるお方、わらと同年代ですなぁ。
(訳:土曜日のみ で、ございます〜)

以前は、水・土、でしたが、親方の体力を配慮して、
土曜日のみと、なったんだそうです。
12時から13時半までの1時間半勝負でございまする〜。

オンタイムちょい前のご到着。
看板に灯が入っていませんでしたが、暖簾、出てましたっ。

こんばんは〜、ではなく、こんにちは〜。

カウンター奥では、すでに、おふたりさまがお楽しみちう。
わらたちは女将さんの真ん前。いつもの特等席です。

っと、すぐに、姫おひとり、殿おひとりがお見えになって、
あっという間に、満席になっちゃいました。
お昼間から大忙しですね。こっりゃ、親方もて〜へんだ。

まずはまずはのお飲みモノをば。
シスターは、ウーロン茶。わらは、ちめたいキクマサ。

まず、絶対に食べてほしいと思おのを頼むから、
あとは好きにやってちょ〜だいね。

あっ。白身は、ひらめちゃんになっておりますよ。
鶴八さんの白身お魚は、春から夏は、かれいちゃんで、
晩夏から晩春までが、ひらめちゃんです。
極々、たまぁ〜に、鯛、ふっこ、が、ネタ札に見られます。

ひらめちゃんをおつまみで。

うわぁ。いつもながらの半透明な美しきシルキーホワイト。
歯を跳ね返すような、ぐっぎぐぎ感がすぎょい!!!
冬場のよりも脂があっさりで、残暑の厳しいときにぴったしな旨さです。

お次は、鉄火巻き。

うふふふふ。シスターったら、お目々が、ぱちくりん。
これこれ。このカオが、見たかったんだよねぇ。
だって、こんな鉄火巻き、ここだけのお楽しみなんだもんね。

見て、びっくり!食べて、びっくり!

シスターは、青魚が大好きなようで、のっけから、握りは、

さば
あじ
こはだ

の、青魚づくし。

わらは、

いか
ひらめ

ここいらで、キクマサ、おかわり。

シスター

しまあじ
赤貝
くるまえび

わら

しまあじ
はしら
みる貝
あじ
こはだ

〆に、しそ巻き。

いっつも、食べたいなぁと思ってたのけど、
おひとりさまでは、食べきれそうになくて、断念してたのだ。

うふふふふ。おいち〜。

シスター、大大大大大満足〜。

ごちそうさまでしたっ。

な、なんと、なんと、50回めのおじゃまとなりました!
今宵の目論見は、新子ちゃんでぎょざいます。

言わずと知れた小肌さんちの赤ちゃんです。
昨今では高級魚のお仲間入りで、出始めの頃は、キロ十数万円だとか!
巷では小さい合戦が流行りのようで、一貫に4尾づけなんてのも。
まるで、めだかちゃんの握りのようです。

鶴八さんでは、2尾づけ。まっとうな感性です。

こんばんは〜。

いつも、ありがとうございます!

今宵も、わらの特等席。女将さんの立ち位置まえです。

今日は、お酒、何がありますか?

新潟の緑川です。

んでは、それをお願いしまっす。

んで、ひそひそ声で、新子ちゃん、いますか?

います、います。

んじゃぁ、とりあえず、ひとつ・・・。

あ〜。おひとり、ひとつくらいしか・・・。

あ。そですよね。

さっそくに、ひとつ、お願いしました。

うわぁ。なんだか健気な握りだなぁ。
ごめんねぇ、っと、ココロうちでつぶやいて、ぱっくし。
あ〜。や〜らか〜い。とろけるようだ。
こっりゃ、ひとりでいくつもいただいたら罪だな。

お通しは、新いかちゃんのあんよ。
うわぁ。かわいい!!! いかちゃんもだぁ、っと思ったら、
「いか、も、新いか、ですよ」っと、親方が。

ではでは、と、新いかちゃんも、ひとつ。
う〜。まったまた、罪を重ねてしまうようなうまさ。
ごめんねぇ。

つまみで、かれい。
もう、語り尽くした感のあるうまさ。

キクマサをいただいて。

はしら

しほむし

鉄火巻き

あじ

つぶ貝

はま出汁のお椀

いんやぁ。うまかった!!!

今季の目論み、無事完了でぎょざいます。

ごちそうさまでした!!!
異例に早い梅雨明け宣言のち、いきなりの猛暑日が続いて・・・、
っと、あぢあぢしてたら、またもや梅雨の天気図に逆戻り。
いったい、どうなってんだぁ。

海の日を過ぎて、ようやっと本来の梅雨明け空になりました。
そして、また、あぢあぢの日々が・・・。

今宵も、じめあぢな不快指数マックス。

暮れ七つ半。いつもの「時間ですよ!」(古っ!)

こんばんは〜。

いらっしゃいっ!

女将さんの真ん前。わらの特等席です。

まずはまずはのお飲みモノをば。

今日の女将さんセレクトは、な〜に?
「奥守(おくのかみ)」東京・東村山市のお酒です、ってよ。
定番のキクマサの他に、その日その時々で、1〜2銘柄あります。

ではでは、それをお願いしま〜す。

ぐびりん。

淡〜く色づいてて、わかるかわかんないかぐらいの微発泡。
とってもやさしい呑み口で、すんごいフルーティ。
小ムスメたちに受けそうな日本酒です。

お通しは、ベビーいかちゃんのあんよ。かわいい。

さて。今宵は、どうすっかなぁ。ネタ札に熱いまなざしを・・・。

お尋ねしたら、新子ちゃんは、まだ、でした。
昨今では、小さい合戦のような塩梅で、
一貫に4〜5尾づけなんてのがもてはやされてるようだけど、
鶴八さんでは、新子ちゃんでも2尾づけです。

来週あたりから入る予定、とのことで、
さっそく、8月の初めに予約をお願いしちゃいました。
こればっかりは、この時季だけなんでね。

よしっ。

まずはの、しまあじ、をば。

いんやぁ。びっかびかのびか。きれいな淡いベージュ色。
んもう。見るからにおいしそうだにゃん。
歯ごたえがすぎょい!ぐいぐいっと跳ね返るほど。

おきまりの鉄火巻きハーフ。

おおお!赤身に中とろ、かまとろまで入ってる〜。

おひさしぶ〜り〜ね、の、しほむし、をば。
分厚く切られた蒸しあわびちゃん。
冷房の効いた中で、ほんわか湯気がたってます。
あ〜。やっぱし、うまいなぁ。ぷるるん。

キクマサにスイッチ。

そろそろ、握ってもらうかなぁ。

いか
かれい
あじ
みる貝
こはだ

残念なことに、わらの大好きな、はしら、は、なし。

はま出汁のお椀で胃袋をあっためて。

あ〜。うまかった。

新子ちゃん、楽しみ!

ごちそうさまでした。
お空模様がこんがらがってきてんじゃないのん。

だってだって〜。
今年の梅雨入りってば、沖縄・奄美に続いて、いきなり関東甲信地方っときたよん。
九州・四国・中国地方をすっ飛ばして・・・。
いったい、どうなってんだぁ。

6月だっちゅうのに、東京は4月並みの肌寒さ。
おひさまが見えないんで、ココロまで、なんだか薄ら寒いわ。

ほぼ月一の鶴八さん詣。
今宵は、雨もなく、初夏らしいお天気に恵まれました。

予約は暮れ七つ半。
地下鉄の神保町駅から地上に出たとこで、
♫ 夕〜やけ小やけで、日〜が暮れて〜、のメロディが・・・。
よしよし。オンタイムでのご到着〜。

こんばんは〜。

あらまっ。すでに、殿おひとりさま+熟年カップルひと組さま。

わらの定位置、女将さんの真ん前で〜す。

まずはまずはのお飲みモノをば。
キクマサのちめたいの+ちめたい煎茶ね。

さてさて。今日はどうすっかなぁ。ネタ札をば。

おおお! ふっこちゃんがいらっしゃいますよん。お初です。
鶴八さんの白身お魚の定番は、秋から春がひらめちゃん、
春から夏は、かれいちゃんなんです。
今宵は、親方のお目に叶うコがいなかったのかなぁ。

すかさず、ふっこちゃんをおつまみで。

ああ。初夏、ですねぇ。
ちょいとざらつきのある舌触りが独特な白身お魚です。
とってもきれいな半透明のシルキーホワイト。
いんやぁ。うまいなぁ。

んで、いつもの鉄火巻きハーフ。

まったくねぇ。一期一会な鉄火巻き。
赤身+中とろ+大とろのモザイク模様は唯一無二なんです。

キクマサ、おかわり。

さて、そろそろ、握ってもらうかな。

いか
こぶ〆(ふっこ)

かつお、おつまみで、ちびっと。

あじ
みる貝
こはだ

もっと食べたいのけど、い、い、胃袋さんが・・・。う〜。

はま出汁のお椀をいただいて。

あ〜。うまかった!!!

また、来月ね。

ごちそうさまでした。


今宵の予約も開店時間の暮れ七つ半。
ついこないだまでは、もう夜の帳が下りて真っ暗だったけど、
この時期は、黄昏時のはじまりといったところ。

オンタイムでのご到着〜。こんばんは〜。
いっちばん乗りかと思いきや、すでに、殿おひとりさま+カップルおひと組。
あらら。みんなさま、お早いこってすにゃん。

まずはまずはのお飲みモノをば。
今宵の女将さんセレクトは、青森の田酒だそう。
う〜む。どうすっかなぁ。
やっぱ。キクマサのちめたいのに、しよ。

ネタ札を、ちらりん。

おおお! ひらめからかれいに代わってる!
鶴八さんの白身お魚がチェンジすると季節の移ろいサイン。
♫ もうすぐ初〜夏ですねぇ。

さっそく、かれいちゃんをおつまみぃ、で。

うわぁ。半透明なオフホワイトが、初夏ですよん。
きらっきら。なんて、美しいんざましょ。
身は、くっきくきで、歯を跳ね返すような弾力が・・・。
♫ やさしい〜悪魔〜。

お決まりの鉄火巻きハーフ。

っと、お弟子くんから、塩辛のプレゼンが・・・。
鉄火巻き+塩辛は、わらの不動のコンビというイメージがあるらしい。
もちのろんで、お願いしましたよ〜ん。

ほうほうほう。
今宵の肝は、ちっと緑がかったベージュでした。
さっぱりんで、うまし。

キクマサ、おかわり。

さて。

ちっと握ってもらうべ〜。

いか
こぶ〆

あじ

かつお つまみでちびっと。

はしら

くるまえび つまみで。

みる貝

はま出汁のお椀をいただいて。

ふう。おナカ、い〜っぱい。

あ〜。もっと、胃袋がおっきかったらなぁ。しくしく。

ごちそうさまでした!
偶然というか奇遇というか、神さまの思し召しとしか思えない、
神保町へ移転開店後すぐのおじゃまから、早、4年。
(このあたりの件は、1回目のレビューをご覧くださいまし)
わらの鶴八さん詣も5年目突入と相成りました。

丸4年と申しても、コロナ騒ぎで休業を余儀なくされた時期があり、
実質は、悲しいかな3年ちょいというところです。

さてさて。今宵の予約も暮れ七つ半。

17時ちっと前に、半蔵門線の神保町駅に降り立ち、A2出口から地上へ。
この出口が最寄りで、歩って2〜3分。
ちょいと、おサイフをふくらましに鶴八さんの路地を通り越してATMまで、てくてく〜。
ちら見したら、まだ看板が灯ってませんでした。

もどってきたら、灯ってました。よし!

こんばんは〜。

いちばん乗りかと思いきや、すでに、御仁おひとりさま。はやっ。

今宵は、わらの特等席。女将さん立ち位置のまん前です。

まずはまずはのお飲みモノをば。
定番はキクマサなんですが、女将さんセレクトの日本酒もあるんです。
今宵は、越乃寒梅の吟醸だとか。へぇ。なつかしいにゃん。

越乃寒梅といえば、40数年まえの日本酒ブームの火付け役でした。
当時、わらは、まだ学生さんだったんですが、
ふつうの日本酒が1合で3〜400円くらいだったのに、
越乃寒梅は800円くらい、という超強気なお値段だった記憶があります。
それでも、売り切れ続出で、なかなかお目にかかれませんでした。

その後、いろんな酒蔵さんのいろんな銘柄が出てきて、
いつのまにか、名声を耳にすることもなくなって今に至ってましたんです。

では、せっかくだから、と。

おお!さすがは米どころ。お米からできました感がすごい。
甘くも辛くもなく、濃厚でも淡麗でもない、中心点のようなお酒です。
おつまみのお刺身には合うけど、握りにはどうかな。
お米どうしがぶつかってしまうかも。

さて、と。ネタ札をば。

おっ。まだ、ひらめちゃんがいるよん。

たぶん、今季、最後のひらめちゃんだなぁ。
ってんで、おつまみで。

真冬のきっこきこだったころに比べて、歯応えがやさしくなってる。
でも、旨みはこちらのほうがいっぱいあるかも。

塩辛。

ここいらで、いつものキクマサをば。

鉄火巻き。

はしら。

そろそろ、初鰹もいいんでないの?

かつお、おつまみで。

うんわぁ。すんごいでっかいのだぁ。

親方曰く。ある程度の大きさがないとうまくない。

ふむふむ。

キクマサおかわり。

とり貝。でっかぁ〜い。あま〜い。うまぁ〜い。

みる貝。しっこしこ〜。あまぁ〜い。うまぁ〜い。

〆に、こはだ。江戸前の最高峰!

はま出汁のお椀でおナカをあっためて。

いんやぁ。いつもながらのうまさ。

ごちそうさまでした!
令和4年は、今までにないコロナ陽性者数の急激な増加で始まっちまった。
一旦は落ち着いて、東京都でも100人を下回る日が続いてたのに、
なにがどうなったのやら、いきなりの1000人越え、っと思ったのも束の間、
あ〜っという間に、1万人を超える事態となってしもうた。
いったいどうなってんだ〜。

昨年の東京都は、1000人超えで大騒ぎになって、
長〜い長い喪に復さねばならなかったから、
1万人も超えたら、当然の如く、またもやキンジ発令と思いきや、
なぜか、今回やってきたのはマンボウのみ・・・。え?

ですが、キンジになったらお休み、と、うかがってましたんで、
昨年のような悲しい思いはしなくてよかったわん。

さてさて、予約は暮れ七つ半。

キンジマンボウじゃないときは、
おじゃましたときに次の予約をお願いしちゃうのだけれど、
先行きがわかんないので、今回は数日まえのお電話で・・・。

世間さまのお給料日+週末だからか、18時半まででよろしければ・・・。
はい〜。いいです。いいです。よござんす〜。

オンタイムでのご到着〜。こんばんは〜。

まずはの、ちめたいキクマサをば。

ネタ札を見て、今宵の作戦を立てるのが楽しいんだなぁ。
おっ。まだ、ひらめちゃんがいるよん。
ひらめちゃんがかれいちゃんに代わると春から初夏へのサイン。

よし!

ではでは。ひらめちゃんをおつまみで・・・。

極寒のころに比べると、身がちっと柔んでるような感じ。
色もシルキーホワイトから淡い肌色になってる。
歯応えも、くっきくきで歯を弾き返すかのようだったのが、
ぐいんと歯に食い込むような弾力があるよ。

一期一会。とは、よく言ったもんだ。

お決まりの鉄火巻きハーフ。

おちゃけのおかわりは、八海山の純米吟醸で。

ちっと、握りで。

はしら

いか
とり貝

いつもはね、一旦、握りに入ったら、〆まで握りなのけど、
急に、しほむし、食べたくなって、ちっとだけ。

キクマサアゲインで、握りアゲイン。

さより
しまあじ

お隣さんの召し上がってるのをチラ見して、かつおくん、一切れ。

おつまみと握りのコンビネーションも、楽しいにゃん。

その日の気分やら胃袋、おサイフとも相談しつつ、食べたいモノをチョイス。
おきまりオンリーのお店じゃぁ、こんな楽しみないもんね〜。

ああ。うまかった!

ごちそうさまでした。
先におじゃましたとき、キンジ出たら、休みます、っとのことで。
いつもは、次の予約をお願いしてるんですが、
どうなるかわかんないから、と、機を見てお電話することに。

ってことで、ほぼひと月ぶりの詣と相成りました。

暮れ七つ半。
ついこないだまで、もう真っ暗だったけど、まだ、明るさが残ってる。
厳しい寒さのこの冬でしたが、季節ちゃんと巡ってるんだな。

こんばんは〜。

今宵は、はじっこからひとつ目のお席でした。

まずはまずはのハイボールをば。

ひらめちゃん。

塩辛。

鉄火巻きハーフ。

今宵のお酒は、石鎚。

っと、いただいたとこで、お隣の御仁がネタ札を見つつ、
「ぶりとかつおが並んでるって、めずらしいですねぇ」っとのたまった。

あ〜。たしかに。

今日、初めてなんです。今年・・・。って、女将さん。

そんなら、と、わらもちびっとほしい、と便乗しちゃいました。

おおお!
背側のけっこうおっきな節ですよん。
鶴八さんのかつおは、まわりを軽〜く炙ってあります。
その身は、すばらしい美しさの濃〜い紅色です。

うわぁ。なんというフレッシュ!!!まさに、初鰹!!!
今までの中で、いちばん間違いなし。

はしら
さより
つぶ貝
しまあじ

っと、握っていただいて。

はま出汁のお椀で、おナカをあっためて。

あ〜。しゃ〜わせ。

ごちそうさまでした!
一昨年末からのコロナ騒ぎも下火になり、
や〜っと昨年の10月から日常に戻ったな感も束の間、
たったの3ヶ月半で、またもや、マンボウ。

しかも、今までにない陽性者の急増で、
ちょいと前に、東京はついに1万人を超えてしまいました。
お正月を過ぎるころまでは、ずっと2ケタだったっていうのに、
この増え方、いったいどうなってんでしょう。

予約はいつもどおりの暮れ七つ半。

こんばんは〜。

オープンオンタイムのおじゃまでしたが、
もう、おふたりさま+おひとりさまの2組さまがお楽しみちうです。

いらっしゃいませ〜。

いつものお席にご案内いただきました。

また、マンボウきちゃいましたねぇ・・・。

緊急事態でたら、休みますよ・・・。

あ〜。ご心中、お察し申しまする〜。

気をとり直して、まずはのお飲みモノをば。

今宵は、ハイボールからにしよっ。
空気が乾燥してるから、ちめたくておいひ〜。

そいで〜。何からにしよっかにゃん。
こないだのひらめちゃんが絶のピンだったんで、リピしちゃお。

今宵のも、肉厚で歯応えがすんごい。
そういえば、こないだの「魚が食べたい!」で、
徳島の漁師さんたちが曰ってたっけ。
「魚は、歯応えよ!」って。んだんだぁ。

塩辛
鉄火巻きハーフ

今日の、いつもより、ちびっとおっきいかも。
赤身から大とろまで、ぎ〜っしりだ。
いっつも言ってるけど、巻きモノだけどさ、ほぼ、まぐろ。
こればっかしは、見ないとわっかんないだろ〜な。

今日、お酒、何がありますか?

今日はね、石鎚があります。

定番のキクマサ+1〜2銘柄あるんです。

ではでは、石鎚、お願いします。

おおお。ミドルボディで、やや辛口。うまい!
日本酒は辛口で、さっぱりさらさらなのがお好みなんですが、
あんまりにも軽いとスイスイ入りすぎて、
呑みだけが先行してしまうんで、このくらいのがいいかも。

さて、ここいらで、握りをば。

あじ
さより
はしら

お隣さんが、たこをつまみでチョイスされたのに便乗して、わらも、ちびっと。
ふだん食べてるスーパーや魚やさんの茹で蛸より、
ずっと柔らかくて、ぐにぐにではなく、さっくり噛み切れる。
食感がなじみのあるたことは別モン。職人技だな。

しまあじ
こぶ〆

はま出汁のお椀で、おナカをあっためて。

あ〜。次は、いつこれるかなぁ。
キンジでたら、また、しばしの我慢になっちゃうなぁ。

え〜ん。

ごちそうさまでした。
新年を迎えて、さっそくのおじゃまでございまする〜。
いつもは、勝手気ままなおひとりさま寿司を楽しんでいるのでございますが、
今宵は、トモとごいっしょのおふたりさまと相成りました〜。

予約は、暮れ七つ半でございます。

オープンひと呼吸まえのご到着〜。
看板が灯るのをお待ちの殿方おひとりさまをヨコメにお玄関扉をが〜らがら。

こんばんは〜。
まだ、早かったですか〜?

あ。どうぞどうぞ。
寒いから、中でお待ちください〜って、
ちょうど暖簾を出すタイミング。

あけましておめでとうございます!

新年のご挨拶を交わしてお席に着いたところに、トモがやってきました。

どうもどうも。お久しぶり〜。
あけましておめでとうございます〜。

トモは、キクマサの燗。
わらは、毎度のチめた〜いの。

かんぱ〜い。

本年の鶴八さん事始めは、ひらめちゃん。
うんわぁ。そぎ身のおっきいこと!
こりゃまった、すんごいサイズのひらめちゃんなんだろなぁ。きっと。

身〜、ぶりっぶり。すんごい歯ごたえ。
こんなひらめちゃん、お初です。

こいつは、新春から縁起がいいわ〜い。

しおから。
今宵の肝は、はだ色です。
肝のクセのようなのがまるでナシ!
なのに、旨みは濃〜いの。
いかそうめん状の身によくからんで、
うまいのなんのって。

しはらく激減してたコロナ陽性者が、
またまた増えてきちゃって、
沖縄では1500人に迫る数だとか・・・。

やっと日常に戻った感が10月からで、
まだ、3ヶ月しか経ってないっちゅ〜に。
東京都も似たり寄ったりな感じで、
またまた一気に増えてしまいそうだね〜。

なんて、女将さんたちと話しつつ。

鉄火巻き事始め。
いつもは、おひとりさまハーフだけど、
今宵は、ちゃんとのフルで。
やっぱひ、フルは貫禄あるあるよ。
あ〜。うまい!

みる貝をつまみで。

しまあじ
はしら
あじ
さより

握ってもらって。

お互いに好きなペースで、ぐびりぱくり。
合間に、あ〜だこ〜だ。

そろそろおナカもいい感じに。
はま出汁のお椀で胃袋をあっためて。

おふたりさまの鶴八さん事始めは、
お開きと相成りましてございまする〜。

あ〜。うまかった〜。

マンボウニモマケズ、キンジニモマケズ、
ツルハチサンニモウデル。
サウユウヒト二ワラハ、ナルノダ。
10月にキンジ解禁となって2ヶ月あまり・・・。
世間さまは、すっかり日常を取り戻し、そんなことあったっけ〜?
ってな感のある、師走の賑わいがそこかしこ。

そんな最中、今年の鶴八さん納めにおじゃましてまいりました。

予約は、いつもどおりの暮れ七つ半。

こんばんは〜。

あらまっ。わらのひと席を残して、すでに満員御礼ですよ。

どうもどうも。いつも、ありがとうございます〜。

女将さんの立ち位置の真ん前。わらのプレミアムシートです。

まずはまずはの、ちめたいキクマサ+冷煎茶をいただいて・・・。
ちめた〜いキクマサが、くぅ〜、沁みるねぇ。

今日は、どうしよっかな。ネタ札とに〜らめっこしましょ。
このひとときが、なんともアペタイトなんです。

よし!

ひらめちゃんをおつまみで。

いんやぁ。いつもながらの美しさ。
半透明な薄桃色の身が、きらっきらしちゃってます。
見ただけで、おいしいって、わかってしまう。

すんごい歯応え。きゅっきゅしてます。
白身お魚だから淡白なのけど、甘みと旨みがぎゅうぎゅう。
(おさかな、だけどね)

お決まりの、塩辛+鉄火巻きをハーフで。

おお!今宵の塩辛は、な、な、なんと肝が肌色です!
さらっとしてて、肝っぽさがまったくないのに旨みたっぷし。
こんな肝の烏賊ちゃんがいるなんて、びっくり仰天です。

「ウイスキーをロックでいただけますか?」っと、お隣の旦那さん。
「はい。何種類かあるんですけど・・・」って、女将さん。
「う〜ん。そんじゃぁ、いちばん高いので・・・」

ぎょぎょ。なんと、太っ腹な・・・。

女将さんがプレゼンしてくれたのは「厚岸」というブランドのでした。
入手困難で知る人ぞ知る的なウイスキーなんだとか。
メーカーの社長氏がご常連さんで分けていただいたのだそうです。

「こりゃ、うめい」

ふ〜ん。

「女将さん。わらも、ちびっとほちい・・・」

ショットグラスに1センチくらい注いでくださいました。

どれどれ? わわっ。すいすい〜っと入っちゃいましたよん。
ウイスキーなんて、めったに口にしないもんですから、
どうのこうのは言えないのけど、大人の階段を昇ったようない〜い気分。
(すでに、かなり上まできてますのけど。てへっ)

そろそろ握りをば。

はしら
みる貝

キクマサおかわり。

さより
しまあじ

こはだ

はま出汁のお椀をいただいて、お会計です。

いんやぁ。うまかったぁ。

ごちそうさまでした!


キンジも明けて、ほぼ日常を取り戻した感のある東京。
わらの鶴八さん詣もリスタートです。
お休み中おじゃまが叶わなかった分を挽回するべくちょい早めのペースで・・・。

こんばんは〜。

あ。いらっしゃいませ!

親方、にっこにこ。

たいへんな1年でしたが、心身ともにやっと落ち着かれたようです。
いんやぁ。ほんとうに、いかったわんわん。
 
まずはまずはで、ちめたいキクマサ+ちめたいアガリ、をば。

お通しは、いかちゃんのあんよを炙ったの。きゃわいい!

しまあじをおつまみで。

いんやぁ。いつもながらの美しさ。まいるまいる〜。

鉄火巻きハーフ+塩辛。

パターン化しちゃってる、わらの鶴八さん事始めでございまする。

っと、るるるるる〜。
「はいっ。鶴八でございます!」女将さん・・・。
予約のお尋ねのようです。

「4名さまで、カウンター席がご希望ですね・・・。
 少し、お待ちいただけますか?」って、親方に、どうしましょ、と・・・。

4名でカウンターお席をご所望の場合は、17時からの1時間半か、
20時からラストまでのどちらかでお願いしているんだそう。
6席しかないので、ということでした。

「◯◯さん(たぶん、ご常連さま)のご紹介だそうですけど〜」って、女将さん。
「ンなもん、誰だって、いっしょだよ!」っと、親方。

あははっ!いいねぇ。
思わず親方を見ちゃったら、目があって、にっこり!うふふふふ。

たしかにねぇ。6席のうちの4席を1グループに座られたら、
カウンターほぼ独占状態で、他のお客さまは肩身の狭い感じになるかなぁ。
人数が多くなると会話がはずんで、狭い店内がざわついてしまうし、
滞在時間も自ずと長くなるから、ゴールデンタイムはちょっとね、なんですね。

さて。

いか
ひらめ
さより
はしら

っと握っていただいて、ここいらで、会計お願いしまぁ〜す。

世間さまのお給料日あとだったせいか、
いつもより、ご予約が立て込んでおられるようでしたんで、
ちょいと早めに切り上げましてございまする〜。

ごちそうさまでした!
キンジやらマンボウやらの襲来毎にお休みを余儀なくされた令和3年の鶴八さん。

親方が古巣に戻られて再起動の折にご縁をいただいてからの3年半、
月一で欠かせなかった、わらの鶴八さん詣も滞っておりました。
その詫びしき想いを取り返すべく、ちょいとペースアップなおじゃまです。

今宵は暮れ七つ半。黄昏時の神保町をいそいそと・・・。

こんばんは~。

あ~らまぁ。
幕開けは七つ半のはずなのに、すでに3名さま+1名さまの二組が宴半ば。
ご要望があれば少し早い時間の予約もOKのようですんで、この日はそうだったのかな。

まずはまずはのハイボールをば、ぐびりん。

お通しの焼き霜ぶりのづけをぱくりん。お~。脂が甘~いよぉ。とろりん。

さてさて。

しまあじ おつまみで。

住持さんのような風貌のお隣の大人氏の前には、さより+さば+ひらめ・・・。
あああ。いいなぁ。いっぱいイケるお方が恨まやしい。

しまあじさんのなんと美しいことったら・・・。
薄桃色の身+真紅の皮ぎしの素晴らしいコンビネーション。
ピンピンのピンにたったエッジのシャープさよ。
海の神さま、渾身の作でございまするなぁ。
お隣の大人氏も思わず、おおっ、と、目をみはっておられました。

うふふふふ。

お次は、鶴八さん事始めのお約束、塩辛と鉄火巻きハーフをば。
今宵の肝は濃いめの鳶色でした。ねっとり、うまい。

大人氏がお酒のおかわりをご注文。

四国は香川県の丸尾本店さんが手がける「悦 凱陣 純米吟醸」というお酒です。
大人氏が「これは、うまい酒ですねぇ」と曰っておいででしたんで、
思わず「ワタシもお願いします!」っと、便乗です。

くどすぎない旨みがあって、淡麗というんではないのけど、
後口すっきりで、するするイケちゃうキケンな香りのするヤツでござんした。

定番のキクマサ+ひとつふたつ、その時々で女将さんセレクトが楽しめます。

さて、そろそろ、にぎり、をば。

こぶ〆(ひらめ)
いか
はしら

ここいらで、キクマサも。

っと。お椀がやってきました。

おおお!
いつも、はま出汁のお吸いものですが、今宵は、あじのつみれ椀です。
あじの旨みたっぷし、三つ葉のい〜い香り。これも、うま!

ってことで、お次は、

あじ
こはだ

あじつみれをアテに、キクマサをちびちび。

いんやぁ。大大大満足じゃぁ。

ごちそうさまでした!!!

2021年の東京都は、マンボウ+キンジの繰り返しで、
9月末日までのコロナ平日は1ヶ月にも満たない非常事態イヤーとなりました。

営業時間の短縮やアルコール提供の制限などなど、飲食店関係への規制が厳しく、
鶴八さんも7月から約3ヶ月もの間、お休みと相成りました。

9月30日で、やっとやっとのキンジフリー。

喜び勇んで駆けつけた神無月朔日は、17時の開店とともに満席状態となり、
再会を待ちわびたお客さまで、たいそうな賑わいでした。

それから2週間が過ぎまして・・・。

こんばんは〜。

あっ。どうも、いらっしゃいませ!

週末の黄昏どき。
先お客さまは、殿おひとり× 2組さま。
喪明けラッシュもひと段落といったところでしょうか、
鶴八さんらしいオトナの静かな佇まいです。

まずはまずはのハイボールで、喉をうるうる。

さ〜てっと。今日は、どうすっかなぁ。
ネタ札とにらめっこしつつ、あれこれと此度の段取りを思い悩むのも、
正統派江戸前ずし鶴八さんならではのお楽しみでございます。

よしっ。

しまあじ+塩辛でのスタートです。

鶴八さんちの塩辛は、毎回、肝の色合いが違うのがお楽しみ。
今宵のは、黄身がかったベージュ色、でした。
肝のしつこさくどさはまったくないのに、旨みが濃厚で、や、やばい〜。

しまあじは、淡い飴色の半透明な身色が美しすぎます。
つやっつやのつやっ。こりっこりのこりっ。
この身にベストな薄さの切りつけは、親方の年季とセンスの賜物です。

ここいらで、キクマサのちめたぁ〜いの、をば。

お約束の鉄火巻きハーフ。

あ〜。うまいうまいうまい〜。うますぎない、でも、うまい!

そろそろ、握ってもらうかなぁ。

いっちばん奥の殿と親方の会話から、今宵は、鯖がゼツのピンらしい。

よしっ。鯖くんは、ちっとあとにとっといて。

はしら+ひらめ+こぶ〆。

大星です。てんこ盛りな軍艦巻きなので、
はしらだけ、ちびっとつまみしつつ、も、楽しめます。

鶴八さんの白身お魚は、夏場はかれい、冬場はひらめの一本勝負。
こぶ〆は、それらをお昆布で〆たもの。

ナマは、くっきりな歯応え。〆は、ねっとり。どっちも、うんめぇ。

続いて、あじ。
びっかびかなのはいつもながらですが、今宵はちょとおっきい。きゃっ。

そして、ココロの中でお取り置きしておいた、さば、をば。

かる〜く〆てあります。まるで、大とろのようなサシ。
血合いがローズピンク。いんやぁ、これは、すぎょい! さばちゃんです。

みる貝で、シめ。

いんやぁ。なんという、しゃ〜わせ。うっふっふ〜。

ごちそうさまでした!
7月12日からの突然の緊急事態発令を耳にして、えええええ〜っと、
思わずかけ込んだぎりぎりセーフなあの日から、およそ3ヶ月。
やっとやっとの喪が明けました!!!

再三のキンジ延長で、いつになったらと思う日々の長かったこと。
お休み中もお弟子くんがお留守居役を務めておられるとうかがってましたんで、
何度かお電話で、親方や女将さんのご様子などをお尋ねしてはおりました。

9月12日の期限が30日まで延長の発表になったころのおうかがいで、
10月1日からは、どうなっても開けるそうです、との情報をいただきました。

9月の最終週の初めに、またまた、お電話アゲイン。
10月1日のお席をゲットしました。

「もし、も〜し」
「あっ。どうも、おつかれさまです」って、
名前をいう前にバレてしまい、お互いに大笑い。

さてさて、いよいよ、当日です。

な、な、なんと! 接近した台風16号が関東地方にも影響を及ぼして、
朝から、暴風雨大荒れの悪天候となってしまいましたが、
夕方には、多少はおさまって、無事に暖簾を潜ることができ、ほっ。

こんばんは〜。

あ〜。おひさしぶりです〜。

どうも。いつも、ありがとうございます。

喪明け、いちばん乗りです!

親方、少しお痩せになられたようですが、お元気そうで、ほっ。
女将さんも件のお弟子くんもお変わりないご様子で、これまった、ほっ。

わらに続いて、続々とお客さまがみえられて、あっという間に満席です。

ああ。なんてなんて、幸せなひとときでしょう。

まずはまずはで、ハイボールをば。

塩辛+しほむし+鉄火巻きハーフ、と、わらの鶴八さんセットでスタートです。

ああ。おいしいなぁ。

白身は「かれい」から「ひらめ」になっており、
なんだか、一気に季節がすっ飛んでしまったようで、ちとさびし。

ひらめをつまみで、キクマサの冷酒をいただいて、ぐびりん。

いか
こぶ〆
あじ
みる貝
はしら

握っていただいて、ココロいっぱい、おナカもちょうどいい頃合いに。

思わず、直近で予約をお願いしちゃいました!

あ〜。生きてていかったわんわん。

ごちそうさまでした!!!
8日の木曜日夕刻。
たまたまニュースを観てたらば、
12日の月曜日から東京都で緊急事態宣言が緊急発令だってよ〜ん。

ええええええええええええ〜っ。
ずいぶんといきなりじゃぁあ〜りませんか。
しかも、8月22日までというロングロングタ〜ムです。

うっひゃぁ。
こりゃまった、しばらくおじゃまできなくなるわさと、すぐさまコール!

明日、入れますか?

え〜っと。6時まででよろしければ・・・。

はいっ。何時からでしたっけ?

4時半から、です。

では、4時半にうかがいます! 1時間勝負で!

っということで、かけ込まさせていただきましたんです。

オンタイムでご到着〜。
こんばんは〜。

あっ。どうも、すいませんね。ありがとうございます。

今宵は、5席になっておりました。

わらは特等席。女将さんの真ん前です。

いあいあ〜。いきなり、また、ですねぇ。
案の定、12日からの緊急宣言期間中はお休みされるとのこと。
かけこんで、いかったわ〜。

キクマサの冷酒+冷煎茶をば。いつものおきまりです。

まずは、おつまみでなんか切っていただくんですが、
しばしお目にかかれないんで、鶴八さんのスペシャリテ「鉄火巻き」をハーフではなく、フルで。
そんでもって、塩辛も・・・。
鉄火巻きの酢めしに塩辛をちびっとオンして食べるという裏技なのでやんす。

ココロを満足させて、おナカもちっと落ち着いたところで、
かれいちゃんをおつまみで・・・。
うんわぁ。ぴっかぴかのシルキー桜色ですよん。
ぐっにぐに、しっこしこな歯応えがすんばらしいのなんのって。

いか
あじ
こはだ
はしら

と握っていただいて、1時間勝負の終了です。

喪が明けたらまたおじゃましますね。

ごちそうさまでした!

4月下旬、急遽決まった3回めの緊急事態宣言発令直前の
すべり込みセーフから2ヶ月ちょいが過ぎました。
はじめに設けられた期限が延長となり、20日の解除 → マン防への移行で、
鶴八さんもようやっと21日からの再開と相成りました。

週末の夕方5時。この時季は、まだお昼間の明るさが残ってます。
神保町の駅からて〜くてく。路地を入れば、ああ、懐かしい鶴八さんの看板に灯りが・・・。
あとでうかがったら、早仕舞いの間は4時半から開けておられるんだそう。

こんばんは〜。

あらあらあら。
以前は7席だったカウンターが6席になっておりましたが、
もうすでに、ふた席を残しただけの盛況ぶりです。
お二階のお座敷席への階段下には、殿&姫のお履きものが・・・。

親方も女将さんもお弟子くんもみんなさまお変わりないようで、ほっ。
お弟子くんとは休業中に何度かお電話でやりとりをしており、
留守番電話のメッセージなのか、ご本人なのか、
ちょっと戸惑うような、とぼけた感を思い出して笑ってしまいました。
ヒトを喰ったようなキャラクターが独特なワカモノですが、
とても真面目で、厳しい親方によくついて行ってるなぁと感心しちゃいます。

今宵は、みんなさまお馴染みさんのようで、
再開を待ちわびて駆けつけたのは、わらといっしょです。
いつもよりお客どうしの連帯感があったようなのは気のせいかしらん。

さてさて・・・。

ちめたいお茶とちめたいキクマサをいただいて。

お隣さんの「しほむし&とり貝」コールに便乗しちゃいました。

あ〜。やっぱ。うんまいなぁ。

キクマサ、おかわり。

お約束の鉄火巻き。

しまあじ、つまみ。

握りは、

かれい
あじ
こぶ〆(かれい)
こはだ

いんやぁ。うまかったぁ。

ごちそうさまでした!
現親方が新橋からこちらの古巣に戻られてちょうど3年となりました。
幸せなご縁をいただいたオープン直後のおじゃまから、
わらの鶴八さん詣も3年、34回目と相成りましてございます。

3月末におじゃましたときに、今宵の予約をお願いしておりました。

な、な、なんと!
いきなり、25日からの緊急事態宣言発令が決まってしまい、
しかも今回はアルコール類を提供する飲食店には休業要請とのことで、
文字どおり、すべり込みセーフでのラッキーでございました。

いつもは、おひとりさま寿司を楽しんでいるのでありますが、
今宵は、めずらしくトモといっしょです。

少し前に、ごいっしょする予定でありましたが、
職場のご同僚のご家族がコロナ陽性となってしまわれたので、
会社からの外出自粛通達があり、先送りとなっておりましたんです。
日を改めての今回も、いあ、危ういところ、でした・・・。

予約は暮れ四つ半。まだ、明るさが残ってます。

こんばんは〜。

おっ。わらがいっちばんのりですよん。

検温やらシュッシュやらを済ませてから、お席へ・・・。

「お待ちになりますか?」
「いんや。待ちません〜。わははっ」

ちめたいお茶とキクマサの冷酒をお願いしたところで、トモのご到着〜。

ど〜もど〜もぉ。

トモは、キクマサのぬる燗で・・・。

おひさしぶ〜りね+ぎりぎりセーフでよかったねぇ、と。

3月末は、白身がひらめでしたが、かれいに代わってまして、
このネタ札を見ると、季節の移ろいを感じます。

まずはまずはで、かれいをおつまみで。トモも・・・。

うわぁ。すんごい肉厚!ぶりっぶりです。
半透明なシルキーホワイト。きらっきらですよ〜ん。
えんがわが、ひらめかと思うほど、おっきい。
かなりの大物とお見受けしました。こりゃ、うまいはず。

塩辛をちびちび。

おきまりの鉄火巻きをシェア。
いつもながらの赤身から中とろ大とろがぎゅうぎゅう。
(お魚だけど・・・)

トモ、びっくり。
こんなに、まぐろぎっしりとは、思ってなかった!
でしょでしょ。うふふ。

この時季ならではの、とり貝をば・・・。
いつもは、京都は舞鶴の大っきいのが入るんだそうですが、
京都府も緊急事態宣言発令が決まって、
漁師さんたちが漁をお休みにしてしまったとかで、
今宵のはちょっと小ぶりなものでした。どこの産まれだったっけ?
ですが、甘みがあって、とってもおいしかったです。

ここいらで、握りに・・・。

しまあじ
いか
あじ
はしら

はまぐりお出汁のお椀で、お腹をあっためて。
あ〜。うまかった!!

いつもは、お次の予約をお願いするんですが、
先の見えない事態なので、折を見てお尋ねすることに・・・。
今度はいつおじゃまできるんかなぁ。

親方ぁ。女将さ〜ん。お弟子く〜ん。
みんなさま。おげんきでいてくださいまし〜。

また、おじゃましますっ。

ごちそうさまでした!
3月21日。東京都の緊急事態宣言が、ようやっと解除。
2ヶ月半ぶりの鶴八さん詣でぎょざいます。

宣言は解除されたものの飲食店の時短営業は続行で、
アルコール類の提供は20時まで、閉店時間は21時です。
でも、鶴八さんはふだんの閉店が21時半ですから、
ほぼ平常どおりの営業に戻られたようで、わらもひと安心です。

予約は17時。この時季は、黄昏れどきのはじまりでまだ明るい。
10分くらいまわったところで、お玄関扉をが〜らがら。
あらまっ。すでに殿方おひとり × 2組さまが、始めてらっしゃいます。早っ。

いらっしゃいませ!
こんばんは〜。

女将さんも親方もお弟子くんもお変わりないようで、よかったわぁ。ほっ。
先日は、ちょっとお疲れモードだった親方もお元気そうです。

キクマサの冷酒+ちめたい緑茶のお飲みモノセットをば。

さて。どうしよっかなぁ。

ねた札を仰ぎ見ると、おっ、まだ、ひらめちゃんが、いる!
鶴八さんの白身お魚は、春先から夏の終わり頃までが、かれいちゃん。
秋から冬の終わりまでが、ひらめちゃん、なんです。
たぶん次のおじゃまのときは、かれいちゃんになっているだろうと思い、
ひらめちゃんをおつまみでお願いしました。

白身でいちばん好きなお魚です。

うわぁ。相変わらずの美しきシルキーベージュ。きっらきら。
歯応え、むっちり。上品で軽やかな甘〜い脂の香り。
縁側さんは、こりこりで、脂がのってます。

春は、貝。

とり貝をひとつ、おつまみで。
濃い紫茶と真っ白なコントラストが、と〜っても、き・れ・い!
ほんとうに、鳥の嘴のよう。すばらしいネーミングですね。
しゃくしゃく。しこしこ。あまぁ〜い。

ここいらで、キクマサのおかわりをば・・・。

鶴八さん詣にはずせない、鉄火巻きをハーフで。
ふつうのサイズだと、けっこうおナカにきちゃうんでハーフはありがたい。
おおお! 今宵のは、かまトロんとこが入ってますぜ!
まぐろの中で、いっちばん好きな部位です。

いよいよ握りに・・・。

こぶ〆
いか
さより
しまあじ
あじ

いつもより、酢めしを少なめにしてくださったみたい。
親方ったら、わらのおナカ具合をお見通しだったんでしょうか。
小さめでお願いしようかなと、思ってたんで、びっくり。

宣言が解除されてこともあってか、満席状態でした。

親方ひとりじめもうれしいのけど、やっぱり、にぎわってこそ、です。

来月の予約をお願いして、るんるん。

ごちそうさまでした!

令和3年1月7日。
東京都は再度の緊急事態宣言が発令されちゃいました。
12月におじゃましたとき、今月の予約をお願いしてましたんですが、
前回のときは、しばらくの間、休業されましたので、
お尋ねしてみましたら、時短営業要請に従ってやります、とのこと。

18時の予約を繰り上げて17時ちょい過ぎに、お玄関扉をが〜らがら。
いつもなら、すでにいっぱいのときもあるのけど、悲しいかなのノーゲスです。

座席は間引いて、7席が5席になっていました。
セッティングだけは整えてあるものの、予約はわらだけ、だそうで。
前日までに予約がない日は、お休みにしてるんだそうです。
宣言発令前にいただいた予約のキャンセルはないものの、
発令後はほとんど予約が入らないんだそう。

なんか、ひとりだけのために開けてくれたのかと思うと、
なんだか申しわけないようなキモチに。

だって、開けるとなれば、市場に行って、お魚を揃えなくちゃなんないし、
仕込みだって、開店準備だって、あれやこれやたいへんですもん。

小僧さんの頃から数えれば、50年以上もやって来られた中、
こんな事態は初めてのことで、親方もどう対処していいのかお心が痛いようです。
時短営業や休業への補償も万全ではないし、金銭的なことだけではなく、
満足な仕事ができないことが職人さんとしてはおツライのでしょう。

っと、お電話が・・・。
ご常連さんがお見えになるようです!!!
あ〜。よかったなぁ。

なんだかしんみりしちゃったせいが、おナカが空かないので、
今宵はおつまみを多めにいただきました。

ひらめ
しまあじ
しほむし

鉄火巻きハーフ

にぎりで、

あじ
みる貝
いか
こぶ〆
はしら

酒類提供リミットの5分前にキクマサお代わりをキープ。

いつもながらのおいしさにおナカは大大大満足ではありますが、
なんだか寂しい感は否めませんでした。

政府よ。ホンキで、どうにかしてくれよん。

早いもので、もう師走。
いんやぁ、ほんと、早いわ!!!

たぶん、今宵が令和2年の鶴八さん納め。
コロナ騒ぎで、お休みもあったけど、滞りなく続けていられることに感謝です。
ついに、30回オーバーとなりました。

こんばんは〜。

女将さんの立ち位置前、いつものお席です。

ちめたいお茶とキクマサの冷酒をば。

んで〜。やっぱしのひらめさん。
おおお! こないだのより、肉厚でぶるぶる。
寒さとともにお健やかにご成長遊ばしているようで、
ますます、おいしくなりましたよん。

塩辛&鉄火巻きハーフ。

今宵の塩辛は、オーソドックスな塩辛色。
毎回、肝の色が違うんで、それも楽しみのひとつ。

鶴八さんの鉄火巻きは、必須なんですが、
フルサイズだと、おナカいっぱいになる恐れがあるんで、
ハーフでもお願いできるのがありがたい。

のり巻きとしてぱっくし、まぐろだけをつまみで、よし。
究極のお気に入りは、まぐろ+塩辛を酢めしに、ちびっとオン。
これが、うまいのなんのって〜。

キクマサをおかわりして、握りに突入です。

いか
さより
しまあじ
こぶ〆(ひらめ)

もうちっと、食べたいかなぁ。

でも、もうちっとのとこで止めとくのがベターなのだ。

コロナ禍にもかかわらず今宵も満員御礼。

あ〜。うまかった!


ごちそうさまでした。
今宵の予約は、暮れ六つ刻。
なんですが、お仕事押せ押せで20分の遅刻・・・。
6時10分過ぎにお電話して、
すいません〜、あと10分くらいで行けます〜。
だって、週末ですからね〜。

お玄関扉をが〜らがら。
こんばんは〜。すいません、遅くなっちゃって〜。

わらのひと席を残して満席かと思いきや・・・。
あれれれれっ!な、な、なんと、ノーゲスじゃぁ、あ〜りませんか。
たいていの週末はスタートが遅いんだそうです。な〜る〜。

まずはまずはのお飲みモノをば。
キクマサの冷酒とチェイサー代わりのちめたい緑茶です。
この時季、空気が乾燥してるんで、まずはお茶で喉をうるうるね。

お通しは、はしらの煮たのです。しっこしこ。

ひらめちゃんをおつまみで・・・。
いつもながらの美しきシルキーピンクでつやっつや。
やっぱしなぁ。白身魚のクィーンですね。

ここいらで、予約のお客さま方々が続々とご来店です。
たちまちのうちに満席と相成りました。

お隣の殿方おふたりは、お初のおめもじのようです。
仕事関係の先輩後輩って感じかしらん。
先輩氏が苦手なモノはないか、とか、あれこれと後輩を気遣ってます。

ビールをご注文の後、おつまみで2〜3品お願いします、と。

初めていらしたお客さまのよく見かける光景なんですが、
親方は、いつも、召し上がりたいモノを札から選んでください、って。
おまかせはやっていないんですよ、と。

昨今は、お寿司やさんもおまかせお決まりオンリーなお店が主流です。
お店側がその日その日でベストなものを食べていただきたい、
ということもあると思いますが、
食べたいものを自分でチョイスできないお方が増えてるみたいなんですね。

なんとも、もの悲しく、情けない、と、思うのは、
わらが古いニンゲンだからでしょうか。

鉄火巻きハーフ
真紅+ピンクのモザイクが美しい。
いつもながら思うのは、このお姿をお見せできない無念・・・。

塩辛
おおお!今宵の肝は、ベージュ色です。

握り キクマサをお代わりしつつ・・・。

こぶ〆
いか
しまあじ
あじ
さより
こはだ

はま吸いをいただいて、おナカい〜っぱい。
いんやぁ。うまかったぁぁぁ。

ごちそうさまでした!
7月の下旬におじゃましたときに、
新子ちゃんは、まだちょいとおあずけ状態でしたんで、
お目にかかれるのを楽しみにして、るんるん。

猛暑厳しき暮れ六つ刻。
神保町駅から3分歩っただけで、汗だく・・・。
いんやぁ。ほんと、まいるにゃぁ。

こんばんは〜。
あっ。どうも〜。らっしゃい!

今宵もわらの特等お席にご案内いただきました。
お玄関に近い、女将さんの真ん前です。

まずはまずはのお飲みモノをば。まいど毎度のちめたいキクマサです。
そんで、今宵の目論みであ〜るお尋ねをば。

「新子ちゃん、いますか?」小声で・・・。
「いますいます」女将さんの囁き・・・。
「であ、2貫分をキープで、お願いします」こそっ・・・。
「はい〜」ひそっ・・・。

商談滞りなく成立です。

さて。どうしようかしら〜ん。
お通しの新いかちゃんのあんよをつまみつつ、ネタ札とにらめっこ。

お!白身が「かれい」から「ひらめ」になってますよん。
季節は確実に移ろいでいるんだなぁ・・・。

で。ひらめちゃんをおつまみで。

いあいあいあ。なんと、びゅ〜てぃほ〜。
あるかなきかの淡〜い桜色に透明感のあるツヤがなんとも美しい!
鼻腔をくすぐるセクシーな香り、ほどのよい弾力。
まったくもって、神さまのゲージツ作品の恩恵モノでございます。

ここで、鉄火巻き。いつもの、ですよん。
細巻きと太巻きの間くらいの太さがあって、ひと口パクリにはちと余る。
まずは、ぱっくし半分。で、鉄火部分をおつまみで。
鉄火+酢めし+海苔。史上最高なコンビネーションにうっとり。

キクマサをおかわりして、エンジン温ったまってきました。

握りに突入です。

いか
しまあじ
こぶ〆
あじ

そして、いよいよの新子ちゃん。

2貫キープでお願いしてましたが、おナカと相談して、1貫で。

今宵のは、2尾づけ、でした。
もっと赤ちゃんのときは、5尾づけ、だったりするようですが、
まぁ、こんくらいが新子ちゃんらしさと食べたぜ感のどっちも楽しめて、
ほどほどによろしいんではないでしょうか。

いんやぁ。うまかった!
月一ペースでおひとりさまお寿司をお楽しみにおじゃまの鶴八さんですが、
今宵は、食べログのマイフォロさんがごいっしょです。

予約の時間よりもちっと早めに、お玄関扉をが〜らがら。
連休前ですが、まだ、殿方おひとりさまのみ。

まずはまずはで、お飲みモノをば。お決まりのちめたいキクマサです。

ほどなくして、姫がご来店。お待ち合わせのよう。

新子ちゃんは、いますか? とうかがったら、
うちは、まだなんですよ。
1回やったんですけどねぇ、まだ5匹づけくらいにちっさいんでねぇ。
そんで、キロあたり10数万円だったんですって・・・。

昨今の新子ちゃんは、ほとんどが九州で漁れるんだそうで、
集中豪雨のせいで、漁りが遅れているんだとか。
そっかぁ。んじゃぁ、次回のお楽しみだわにゃんにゃん。

そんなこんなの新子ちゃん談議に盛り上がっていると、
マイフォロさんがお見えになりました。ぴったしカンカンのオンタイムです。

おひさしぶりです〜。

っと、先の姫のお友だち女子2名もご来店で、あっという間に満席に。

マイフォロさんは、キリンの大瓶。わらは、キクマサをおかわり。

しほむし+しまあじをつまみで。

マイフォロさんは、わらの鶴八さんレビューを読んでくださってて、
初めてのご訪問で食べるべきおすすめもインプットされていらしたようです。

さっそくの鉄火巻きをば。

巻き物は、〆なイメージがありますが、
こちらの鉄火巻きは、ほとんどが鉄火で、酢めしは海苔とのほんのつなぎ。
そして、とんでもなくボリューミィ。
おつまみとしても楽しめるんで、おナカがいっぱいなる前にお願いしてしまうのが、
わらのおすすめ、というのをレスペクトしてくださいました。

今宵の鉄火巻きは、大とろ8+中とろ2の塩梅です。
わらも、ひとつご相伴に・・・。うまい。やっぱし、うまい。

それぞれ、好きなのをいただいて、おナカもココロもい〜っぱい。

マイフォロさんにもご満足いただけたようで、ほっ。

ごちそうさまでした!
緊急事態宣言が解除されて、わらの鶴八さん詣も再開です。

予約は、18時。
こんばんは〜。

おおお! ひと席を残して、すでに満席です。

ですが、予約でいっぱいになるのは、週末や祝日前だけなんだそう。

コロナの影響は、まだまだ色濃いようです。

かれい

鉄火巻き

あじ
しまあじ
いか

あとなんだっけかなぁ。

2年前から通いに通って、今じゃ、親戚のおうちに上がり込んだかのような気分。

めぐり逢いに感謝!

ごちそうさまでした。
緊急事態宣言下、鶴八さんも休業を余儀なくされておられました。
前回のおじゃまで4月の下旬に予約をお願いしてたんですが、
営業再開までお預けとなってしまいまして・・・。

お電話にてご様子おうかがいを試みたのは、5月下旬だったかな。
お弟子さんがいらして「6月1日から、やるようです」っと。
わぁ。なんというスンバラしいタイミング〜。

じゃぁじゃぁ、ってんで、さっそく1日の、しかも17時でお願いしました。

待ちに待った営業再開日でございます!
一昨年の4月以来、ほぼ月一ペースでおじゃましてましたんで、
2ヶ月半ぶりの神保町は久しぶりに戻った故郷のような懐かしさです。

17時オンタイム!お玄関扉をが〜らがら。
営業再開、いっちばんのり!

こんばんは〜。

いらっしゃいっ!

親方の笑顔。
おかみさんの笑顔。
お弟子さんの笑顔。
ネタ札の笑顔。

みんなさま、まずは、お変わりなさそう。
なんだか、うるうるしちゃいました。

まずはまずはで、キクマサのちめたぁ〜いのをば。

しまあじ
鉄火巻き

かれい
こぶ〆
あじ
さより

あと、なんだっけかなぁ。

だいぶん日にちが過ぎちゃったんで、忘れちった。

またおじゃますることができて、ほんとによかった!
現親方が引き継がれて、もうすぐ2周年。
月1ペースで回を重ねて、クォーターとなりました。

人生にはいろんなめぐり逢いがあるけれど、
食べ物やさんとの佳きご縁は、なんともハッピーを恵んでくれます。
鶴八さんとの出逢いは、その筆頭です。

19時ちょい前に、お玄関扉をが〜らがら。
おおお!すでに、カウンターも、待合いお席までも満員御礼です。
わらのお気に入りのひと席を除いて・・・。

コロナめ、ざまぁ〜み〜。

まずはまずはで、キクマサの冷たいのと冷茶をいただいて・・・。

おっ。ほたるちゃんだ!
うわぁ。おっきい!ぷっくぷく〜。うんまぁ。
いつの間にか、もう、春なんだなぁ。

あっ。鯛、が、いるよ!

まずは、おつまみで。

ちゃんとちゃんとの皮つき、です。
身〜が、ぷりっぷり。皮目のとこの皮下脂肪が甘〜い。うんめぇ。

お次は、さより。
半透明でシルキーな身色。美しい!
お楽しみの皮目を串に巻きつけて焼いたので、キクマサがススムく〜ん。

そして、塩辛。
えええええ〜っ。肝が薄緑色だぁ!
新いか、ならではなんだそう。人生お初のお目見えです。

お隣さんが鉄火巻きをお頼みしたので、わらも便乗しました。
ジツは以前から、やってみたいことがあったんです。
それは、鉄火巻きの酢めしを塩辛の肝につけていただくということで・・・。

まずは、鉄火巻きをひと口、では、食べきれないんで、
半分をお皿に戻して、酢めしを肝で・・・。

おおおおお!思ってたとおりの、う・ま・さ!
新いかちゃんの肝は、さらっとしてて、酢めしにぴったんこ。
こりゃぁ、うまいな。念願かなって、にんまり。

ひらめ
いか
さば
はしら

お腹も心も大大大満足で、お会計お願いしま〜っす!

いんやぁ。しあわせだなぁ。

ごちそうさまでした!

ついこないだ、あけましておめでとうございます、だったのに、
早いモンで、もう、2月になってしまいました。
目には映らないながらも、季節は移ろっているのであります。

さて、今宵の鶴八さん。
前回おじゃましたときにお願いした予約日の都合が悪くなって、
少しばかり、前倒しのお伺いとなりました。
19時半まででしたら・・・。って、もちのロンで、OKでございます。

暮れ六つ時少し前に、お玄関扉をが〜らがら。
おっ。まだ、殿方おひとりさまがお楽しみちうの静かな感じです。

いつもながらのキクマサの冷酒とちめたいお茶をお願いします。

んで、しまあじをおつまみで。
いんやぁ。半透明なシルキーピンクの身が美しいのなんの!
しっこしこ。くっきくき。あまぁ〜い。うまぁ〜い。

っと。おトナリに姫おふたり、奥に混合でお三方。
あっという間に、満員御礼でございます。

っと。続いて、4名さま。こちらは、お二階の御座敷へ・・・。
うわぁ。今日は、ぎっちぎちだったんだぁ。

親方のお手がいっぱいになる前に、まずは、鉄火巻き。
おおお!今宵は、ほとんどがローズピンクな大とろばかりです。
とろけます。脂の甘い香り。うんまぁ〜い。

2杯目には、この時期だけの生酒をいただいて、にぎりにいきます!

あじ
こぶ〆

たい

鶴八さんでは「たい」が、ねた札にあるのはレアなんです。

おトナリの姫たちも、鉄火巻きをご所望です。
えっ。すんご〜い!って、大はしゃぎ。
で〜もぉ。ちら見したら、赤身が多いような塩梅ですよ〜ん。
うふふ。月いちでおじゃましてる恩恵があるのかもね〜。

さより
ひらめ

こはだ


お次のお客さまがお見えになったところで、お会計です。

いんやぁ。今宵も大満足!

ごちそうさまでした。
昨年の5月に令和と改元なって、初めてのお正月でございます。
鶴八さんのお初詣におじゃましてまいりました。

予約は暮れ六つ刻・・・。
冬だからそりゃ寒いけど、暖冬の恩恵で肩がきゅっとなんないで助かる〜。

こんばんは〜。

あっ。どうも〜。
あけましておめでとうございます〜。

ここんとこ定席になった感のあるお玄関に近いお席に失礼をば・・・。
おかみさんの真ん前で、わらのお気に入りです。

まずはまずはで、キクマサの冷酒+ちめたいお茶。
お通しは、いかちゃんのあんよ、でしゅ。わさびで、いただきます。

おじゃまにおじゃまして、23回め。
鶴八さん事始めの定番だった「しほむし」を曲げました。
さよりを、おつまみで・・・。

うわぁ。きらっきら。純度の高い銀細工のようです。すんごい肉厚。
皮目を竹串にくるくるして炙ったののおまけつき。
しみじみと、おいしいなぁ・・・。

今宵は、奥から3名の殿方。今どきレアな、もろ、社用族。
江戸前ならぬ、賑やかな大阪前。

鉄火巻きを頼んで、大はしゃぎ。うるさい・・・。

気をとり直して、わらも鉄火巻き。

おおお! ほとんどが大とろだよぉ。きゃきゃっ。
腹んぼの砂ずりのとこが、たっぷし。
甘ぁ〜い香り。まぐろの内臓を守る皮下脂肪、じゅんわぁ。

酢めしといっしょに。まぐろだけで・・・。
巻き物だけど、いろんな風に楽しめる鶴八さんならではの逸品です。

キクマサをおかわり。

さて、握ってもらいますか・・・。

ひらめ
いか
しまあじ
はしら
あじ

ふぅ。そろそろ、おナカもいっぱい。

いつもは、こはだで〆るんですが、ちょと曲げて、
あなごをおつまみでお願いしました。

お箸でつまむのが難しいほど、ほろほろ柔らか。
瀬戸内のあなごはしっかりだけど。これが江戸前なんですね。

いんやぁ。年明け早々、幸福至極なひとときでございました。

今年もいっぱいおじゃましちゃいます。

ごちそうさまでした!
早いもんで、もう師走。
令和元年、鶴八さん詣の〆と相成りました。

12月20日の金曜日。この日は、忘年会のピークナイト。
だからでしょうか、6時過ぎにうかがうと、先客さまは殿方おひとりのみ。
このお方もこれから社用での忘年会に参上とのことでした。

偶然のことですが、11月の中旬に親方ご夫妻が、下旬にはわらが、ソウル詣。
ソウルでの思い出話にハナを咲かせているうち、ほぼ満席になりました。

おひとりさまでおいでの女性のお客さま。お初のよう。
いかにも賢そうなオトナの女性です。

このお方が、すんごく細身なのに、お酒をちびちびと嗜みつつ、
あれやこれやと、まぁまぁ、たくさん召し上がること!
つまみ2+握り5で腹パンになってしまうわらにとっては羨ましい限り。

今宵は、おつまみで、

しほむし+しまあじ

で、例によって、

鉄火巻き

あじ

ひらめ

さより

こはだ

あ〜。もっと、いっぱい食べたい!!!

で、で〜もぉ。おナカが・・・。

ごちそうさまでした!
11月末のソウル訪韓の壮行会&些少の打ち合わせを兼ねてのおじゃまです。
相棒は、な、な、なんと、小中学校の同級生女子!
常々、わらの鶴八さん談を聞かされて、行きたい病に罹ってたもよう。

こんばんは〜。
おお!今宵は、もうほぼ満席です。
待合いお席にもお客さまがいらっしゃいました。

まずは、まずはで、お飲みモノをば。
寒くなってきたんで、ハイボールぐびりはやめて、のっけからキクマサで。
冷たいお茶もチェイサーで忘れずに・・・。

すかさず、これだけは、絶対に食べてもらいたい、しほむしを。
あわびを蒸したモンですが、鶴八さんならではの塩梅がたまんない逸品です。
この時季は、あったかいのがいただけます。

ジツは、韓国詣での目論見は、あわびを鱈腹いただくことでして。
その壮行会&打ち合わせですから、もってこいなスターターでございます。

トモ。ひとくち。わっ。ナニコレ! 
出ました!ナニコレ。
そう。初めてお口にしたお方は、みなさん、ナニコレ状態になります。
やわらか〜くて、しかも、ほんのり、あったかで。
磯の香りいっぱい。海をいただいてるようで、うっとり。

じゃじゃ。あとは、お好きにやろうよね。

あっ。でも、もうひとつ、外せないのが、天上天下の鉄火巻き!

トモ。びっくり! わら。にんまり。

出ました!2回目の、ナニコレ!

塩辛をちびちびやりつつ、しまあじやいかをつまみで。
トモは、たまご、も。

さて、そろそろ、握ってもらいますか〜。

ひらめ
さより
うに
あなご
こはだ

トモ。もう一回、鉄火巻きが食べたい!うふふ。

あじ
赤貝

あ〜。おナカ、い〜っぱい!

打ち合わせは、何処へ? 
ま、いっか。飛行機に乗り遅れなきゃ、なんとかなるわさ。

今宵も、大大大満足!

ごちそうさまでした!
石丸親方が古巣に戻られて、一年半が過ぎました。
神保町から巣立って、新橋 鶴八をオープンされてから30数年ぶりだそうです。
なんでもインスタントな昨今で、その数字に重みを感じました。

「今の新橋 鶴八さんには、行かれたりするんですか?」っと、おトナリのお客さまが・・・。
「弟子のところ、ですか?」っと、親方・・・。
「ええ」
「いきませんよ。弟子のところには・・・」
「新橋の親方がお見えになることはあるんですか?」
「きませんよ」
「そうなんですね」
「私だって、新橋に行ってから、30数年間、ここには一度もきてませんから」
「そうなんですね・・・」
「弟子のところにも行かないし、まして、
 親方のところになんて、行けるわけないんですよ」
「そういうもんなんですね」
「そういうもんです」

おトナリ席で、この会話を耳にして、なんか感動しちゃいました。
そういう厳しさと潔さと清さが、まだ、今の日本にもあるんだなぁって・・・。

さて。今宵も、冷茶とキクマサをお願いしてのはじまりです。

ねた札をながめると、おっ、「たい」がありますよ!
今までのおじゃまでお初のお目もじです。

よし!

まずはの、しほむし、をば・・・。

そして、たい、も。

たい、は、皮つき。シルキーピンクのつやっつや。
しっこしこ。甘〜い。上品な脂の旨み。こっりゃ、うんまぁ!
親方の仕入れにまちがいなし!

キクマサ、おかわり。

再び、ねた札を見遣って、今宵の段取りをば・・・。

ふんふんふん。

やっぱし。鉄火巻き。
巻き物というよりは、酢めし添えのまぐろ三昧。
キクマサのお伴に、ぴったんこ。

ひらめ
しまあじ
あじ
こはだ

いんやぁ。うまかった!

鶴八さんの握りは、江戸前の大ぶりなんで、これで、満腹・・・。
あ〜。もっと、いっぱい、食べたいにゃん。

ごちそうさまでした!
ようやっとの金曜日!
待ちに待った鶴八さんナイトでございます。
世間さまではお給料日すぐ後の月末フライデーですから、
たぶん、わらのひと席を残して、いっぱいだろうなぁ、と思いつつ。
予約は19時。オンタイムで、お玄関扉をが〜らがら。

こんばんは〜。

いらっしゃいっ!

あらま。奥から3番めに殿方がおひとりさまのみ。
なんとまぁ、めずらしいことでしょう。

空いてるお席には、きちんとお手もとがセットされていましたから、
そっか。逆に、スタートが遅いんだな、とひとり合点。

いつもなら、まずはまずはのハイボールですが、
今宵は、冷たいお茶+キクマサの冷酒でスタートです。

冷たいお茶は、上がりにいただくお茶に氷を入れたモノでしょうか。
深緑色が鮮やかで濃〜い飲みごたえのある冷茶でした。
これは、いいなぁ。チェイサーになるし。次からは、これでいこうっと。

そして、まずはまずはの、しほむし、をば・・・。
少し涼しくなってきましたんで、ほんのりあったか、です。
ああ〜。うまいなぁ。海の恵みだなぁ。

そして、もうひとつのお決まり。塩辛です。
鶴八さんの塩辛は、その都度、肝の色が違うんです。
今日は、どんな色かなぁ、って。それが、とっても楽しみで・・・。
今宵の肝は、紅殻色でした。烏賊の塩辛の代表色かな。
う、う、うんまぁ。極細切りの身が、お口にするする入ります。

っと、殿方がお帰りになられて、貸切状態です!
一年半くらいの間に、2回めかな。
たしか、以前は台風のときだったかも。なんと、ステキな!

お次は、ひらめちゃん。おつまみで。
おおおおお!な、なんと、シルキーな輝きなんでしょう。
しっこしこ、でも、硬すぎない。すんばらしい歯ごたえでございます。

で、おひさしぶ〜りに、鉄火巻き。
もう何度も書いてるけど、鶴八さんの鉄火巻きは、ほぼ、鉄火。
赤身+中とろ+大とろのグラデーションが目にうまい。
今宵のは、モザイクみたいでした。

直径が4〜5センチの大きな巻き物で、酢めしは海苔とのほんのつなぎ。
ひと口ではパックリできないんで、まぐろだけ、とか、
酢めしもいっしょに、とか、海苔も、とか、いろんな味わい方で楽しめます。
巻き物ですが、キクマサのお伴にぴったんこ。

件の殿方がお帰り間際に、東京五輪のハンドボールのチケットが当たったよ、
と、おっしゃられたのを受けて、女将さんと親方、お弟子さんたちと、
オリンピック話からなぜかラグビーの話になって大盛りあがり。
ラグビーのルールをまったく知らない女将さんとわらの素っ頓狂な会話に、
みんなで大笑いになってしまいました。へへっ。

しばらく貸切状態が続いて、19時半をまわった頃だったでしょうか。
若旦那ふうの殿方がいらっしゃいました。
今日は、スタートが遅いんですね〜、って呟いたら、
いや、早かったんですよ、って。

17時の開店と同時に満席になって、てんてこ舞いだったんだそうです。
しかも、みなさん、たくさん召し上がられたとかで・・・。

今日は、ふわらさんがいらっしゃるから、って、
親方がしほむしをキープしておいてくれたんだそうです。
女将さんがこそっと教えてくださいました。
わぁ。なんというシアワセ!

そろそろ握りです。

しまあじ
いか
あじ
赤貝
こはだ

いんやぁ。うまかったぁ。
来月が待ち遠しいにゃんにゃん。

ごちそうさまでした!
やっと、週末だわんわん。
ちっとばかし日暮れの早くなった神保町をてくてく。
今宵のお楽しみは、あのコ、です。

こんばんは〜。
あっ、どうもどうも!

予約よりもちっと早くおじゃましちゃったんで、
待ち合いお席でゆるゆるします。

ほどなく、姫3名がお席を立たれて、カウンターの端っこ、
お玄関に近いお席にご案内いただきました。
ここは、わらにとっての特等席。
なんたって、女将さんのまん前ですもんね〜。

まずはまずはの、ハイボール。
んで、しほむし。

小声で、しんこちゃん、いますか?
います、います、って。

であ、握りでふたつ、キープお願いします。
はいはぁ〜い。
先日おじゃましたときに、キープOKとお聞きしまして。
まずは、安堵でございます。うし。

おお!
もう、ひらめちゃんに代わってました。
こちらの白身は、春から夏はかれい、秋からはひらめです。
もう、秋なんだなぁと季節の移ろいを感じます。

でも、夏においしい、たこをおつまみで。
硬くなく、といって柔かすぎずの食べやすい歯ごたえです。
ただボイルしただけとは、なんか違う・・・。

そして、握り。

ひらめ
あじ
しまあじ

いかちゃん
こないだよりも育ってて、身に厚みがありました。
でもまだ園児さんくらいかな。

はしら
赤貝

で、お取り置きの

しんこちゃん

しんこちゃんは、2枚づけでした。

めだかみたいのがもてはやされるみたいですが、
やっはし、このくらいのが、食べちゃった感があるですね。
オトナよりも青魚特有のクセがなく、さっぱり。
お魚だってほとんどが旬や季節に関わりなく口にできるけど、
しんこちゃんや新いかちゃんは今の時季だけ。
とても貴重な夏の風物詩ですね。

ちなみにめだかちゃんクラスのときには、
1キロあたり16〜7万円もの値が付いてたんだそう。
小さな小さなスーパースターです。

いんやぁ。
うまかったわんわん。

ごちそうさまでした!
今年の梅雨は、ほ〜んとにしつっこい。
寝ても覚めても雨模様。どんより曇り空に覆われてます。
ああ〜。お天道さまが恋しいにゃん。

今宵の予約は暮れ六つ半。逢う魔ヶ刻の神保町をてくてく。
あ〜。また、ちらちら降ってきたよ〜。

こんばんは〜。
予約よりもちびっと早くのおじゃまです。
すでにお席はひとつを残すのみ。みんなさま和やかにお楽しみちうです。

ちらちらじめじめの中をてくってきましたんで、
喉をうるうるさせねばと、まずはまずはで、ハイボールをば。
ぐびぐびグビ〜。あ〜。細胞が目覚めたわん。

んで。お決まりのしほむしをまずはまずはで・・・。
うっふっふ〜。これこれこれ!
寒い時期は、ほんのりあったかだけど、夏場に近くなったんで、常温です。
このあたりがね〜。にくいじゃぁ、あ〜りませんか。

さて、今宵は、どうすっかなぁ。
ねた札をながめつつ、段どりをあれこれと・・・。
これがさ、まった、楽しいんだよねぇ。
お仕着せおまかせじゃ、こういう楽しさがないからね〜。

っと。親方が、たいら貝の炙ったのを出してくださいました。
「ちょっとだけどね、よかったら」って。
って、よいに決まってる!
おっ。お隣さんのおこぼれにあずかっちゃいましたんですね!
うふふふふ。

ハイボールをぐびりきって、キクマサの冷酒をば。
で、しまあじをおつまみで、ね。
この、しまあじが淡〜い飴色の半透明で、すんばらしいのなんの。
こんなんが泳いでるんだなぁ。海って、すごい!

そろそろ、握り、ね。

かれい
こぶ〆(かれい)

こぶ〆は、ラストワンでした!ラッキー。

いか
あじ

いかちゃんは、赤ちゃんでした。
一貫で、な、な、なんと、2枚づけですよん。
やらかぁ〜い。つるん。ごめんね。

ここいらで、今宵の目論見だった、うに、をば。

先日、某魚料理居酒屋さんのおまかせで、うにが出ました。
こちらのお店は漁師料理のようなざっかけないワイルドなお皿ですが、
お魚のクオリティはまずまずで、種類も豊富です。

でも、うにはさほど好みではないので、こちらのうにが、
おいしいうになのかどうなのか、クオリティがイマイチわかりません。
で、ごいっしょしたグルメな殿にお尋ねしてみたら、
ふわさんがいつも行ってる、神保町の鶴八さんで食べてみたらいいかも、
って、アドバイスをいただきましたんですね。
鶴八さんだったら、地球上のうにの最高峰ではないにしても、
かなりいいのがいただけると思うよ、と。

あ〜。なるほど。それは、いいアイデアだ、ってんでね。
だって、うにったら、みんなさま、大好きでしょ。
そのおいしさがイマイチわっかんないのは、もったいない気がしてて。

軍艦巻きのうには、うわぁ、こ〜んもりと超てんこ盛りで、
オレンジ色のと黄色っぽいのとが合わさってます。
上の方のを、身〜だけで、まずは。

ふんふんふん。ねっとり。でも、さっぱりな感じ。
そして、海苔を巻いた軍艦をぱっくり。

う〜。おいしいけど、わらにうには、猫に小判かも・・・。

こはだをいただいて、今宵はここまで。

鶴八さんにめぐり逢えた幸せにウヒウヒしながらおうちへと。

ごちそうさまでした!


昨年の11月半ば。
Bunkamuraで、知人の個展を愛でたあとで、いっしょにおじゃましたら、
いたくお気に召したご様子でしたんで、母の日の前日に再訪です。

この日は、いきなり暑くなって、初夏を通り過ぎた空模様。

予約は、お昼間の12時です。

ほぼオンタイムでのご到着〜。
お玄関扉をが〜らがら。
こんにちは〜。

あっ。
どうもどうも、
いらっしゃいませ〜。

すでに、ご年配のご夫婦ひと組がお楽しみ中です。

いちばん奥からのお席にご案内いただきました。

ままちゃんは、お茶。
わらは、暑さの中を歩ってきたんで、
ハイボールをば。

鶴八さん事始めの「しほむし」をお願いしましたら、
夜営業オンリーなんだそうでした。
ざ、ざ、残念〜。でも、夜のお楽しみにとっとこ!

気をとり直して、しまあじをおつまみで。
ままちゃんとシェアです。

ままちゃんは、握りに突入。

まぐろの赤身+いか。

先日おじゃましたときとおんなじように、
一貫をふたつに包丁を入れて出してくださいました。

っと、紳士おひとりさまのご入店です。
さっそくに、握り、です。

便乗して、あじを握りで。

いんやぁ、いつもながらのつやピカです!
一貫半身づけのほどよいサイズ。
うまいなぁ。

ままちゃんは、かつお+いくら。

わらは、かれい+こぶ〆。

鉄火巻きは、シェアで。

ままちゃんは、もうおナカいっぱいのご様子。

最後に、こはだをいただいて、〆です。

こないだいっしょにおじゃましたときより、
さらに食が細くなってしまったよう。

ちょと、さみしいキブンになりました。

ごちそうさまでした。
石丸親方が戻られてのオープンから1年が過ぎました。
先日、おじゃましたときが、ちょうど1歳のお誕生日だったんです。
それから2週間ちょいで、まったまた来ちゃいました。
お玄関先におっきな胡蝶蘭の鉢植えが・・・。

今宵の予約は、暮れ七つ半の開店時間です。
路地にたどり着いたとき、ちょうど、看板に灯が点きました。
で〜もぉ。すぐではないほうがいいだろうなぁと思い、
ご近所を散策して、ちょいと時間調整をば・・・。

10分くらい過ぎて、もういいかなぁと、お玄関扉をが〜らがら。
ぜったいに、いちばん乗りと思いきや、あ〜らら。
すでに、殿方おふたり×ふた組さまが宴に突入されていらっしゃいました。
4月の終わりにしては寒い夕暮れだったんで、
なぁんだ、うろうろしないで来ちゃえばよかったなぁ、って。

今宵は、殿方おふたり×ふた組さんの間にご案内いただきました。
左手のお方々は、お目にかかったことがありました。
関西方面からのご出張のたびに、立ち寄られていらっしゃるようです。

さてさて。

いつもは、ハイボールぐびりで始めるんですが、
肌寒いを通り越した寒い中を、うろうろしちゃったんで、
はじめっからキクマサをお願いしました。

で。

いつもどおりに、しほむし、をば。

うわぁ。お店の中もひんやりしてたからか、ほんわか湯気が・・・。
見てるだけで、しゃぁ〜わせなキモチになります。

そして、しまあじをおつまみで、ね。
っと、親方ったら、おとなりのつけ場に置いちゃいましたよ。
殿方が気づいて、無事にわらんとこへ。あははっ。

キクマサをおかわり。

今宵の組み立てを迷いに迷って、う〜ん。

鉄火巻き、お願いします!!!

おおお!ほとんどが、桃色な大とろ巻き。うんめぇ。

巻きものは、〆なイメージですが、
鶴八さんの鉄火巻きは、おつまみ的にいただけちゃいます。
とってもボリューミーなんで、〆にと思ってると、
おナカいっぱいになって、断念すること何度もあって・・・。
ですんで、今宵は、最初にお願いしました。

かれい
さより
あじ
とり貝
はしら
こはだ

いんやぁ。うまいうまいうまい〜。大満足!

不満なのは、こんぐらいしか食べられないこと。
いつも、今日はいっぱい食べるもんね、と思ってのぞんでも、
このくらいで、満杯になってしまうんです。

胃袋のサブが欲しい!

ごちそうさまでした!
昨年の春、ひょんなことから、
現親方が古巣に舞い戻ってのスタート早々に
おじゃまする機会にめぐり逢えてから、もう1年です。
(ひょんなことの詳細は1回目をご参照あれ)

今回で、14回目と相成りましたんで、
平均すれば、月1を上回るペースでのおじゃまです。
お寿司はここじゃなきゃダメ〜なワタシになってしまいました。

常々、おひとりさま寿司を楽しんでるんですが、
トモに、どうでも行きたい、連れてって〜、とおねだりされちゃって。
今宵は掟破りの(大げさな)おふたりさま寿司でございます。

予約は、暮れ六つ刻ですが、ちょい早めのおじゃまです。
こんばんは〜。

あんらまぁ。
もうすでに、おひとりさま寿司を楽しんでいらっしゃる殿が2名。

あんらまぁまぁ。
いちばん奥にいらっしゃるのは、月1ペースでおじゃまするたびに、
ほぼ、お目にかかる御仁が今宵もいらっしゃいました。
いったい、どんだけのご常連さまなんでしょう。

で、そのお方のお隣にご案内いただきました。

まずはのハイボールをば。トモ、も。
かんぱぁ〜い!!!

わらの鶴八さん事始めのお決まり、しほむしをシェア。
これは、絶対に食べてもらいたいんでね。

え〜っ。あったかい!え〜っ。やらかい!え〜っ。
トモ。びっくり。ひと口でやられてました。うっしっし〜。

2月の終わりにおじゃまして以来ですから1ヶ月ちょっと。
ひらめちゃんがかれいくんに代わってました。
季節の移ろいを感じます。だって、もう4月ですもんね。

じゃぁさ。あとは、スキにやろうね。
うん!

わらは、かれいくんをおつまみで。トモは、握りに突入!

かれいのまぁまぁまぁ、きれいなこと!
透明感があって、まるでプレミアムなシルクのよう。
こんなに繊細で儚げで美しいのに、歯をはね返す力強さ。
いんやぁ。まいりました!

しまあじ
かつお

わらも便乗!

しまあじ、こりっこり!
かつおは表面だけさっと炙ってありました。
お口の中で、香ばしいのなんの!

あじ
こぶ〆
さより
とり貝
こはだ

っときて、〆の

鉄火巻

おいしい!すごい!わ〜!

ひと口ごとに、トモ、大コーフン。

とっても、喜んでいただけて、わらも大満足。

つられて、いつもより、いっぱい食べちゃった。
おふたりさま寿司も、楽しいにゃん。

ごちそうさまでした!
厳冬すぎて、そこかしこに、春の息吹を感じるようになったね。
日暮れてからは、まだ、ちっと、寒いけど・・・。

待ちに待った、鶴八さん詣の宵で、ござんす。

こんばんは〜。
どうもどうも〜。

今宵は、手前から2番めのお席にご案内くださいました。
端っこには、御大将殿がシングル宴の真っ最中。
おとなり、失礼します〜、と。

このお方が、可愛いの、なんのったら。おっきな園児さんのよう。
ときおり、親方や女将との会話を楽しみつつ、
お好きなのをあれやこれやと、楽しんでおられました。
こちらまで、心があったくなっちゃいます。

で、もう、あとひと席を残すのみ。まだ、6時まえ、だぜぃ。
わらが月一ペースでおじゃますると、いつもお見かけする御仁が今宵も・・・。
偶然にしては確率高し。かなりのご常連さまなんでしょう。

さてさて。まずはのハイボールをいただいて・・・。
おきまりの、しほむし、をば。
鶴八さん事始めの黄金コンビでにんまりしつつ、
今宵の構成をあれやこれやと、思いめぐらすのであります。
このひと時が、また、楽しいんです〜。

ハイボールをぐびりきって、キクマサのちめたぁ〜いの。
そして、これも、お決まりになりつつある、塩辛。
毎回毎回ね、肝の色が違うんで、それが楽しみでもあるんです。
今宵のは、な、な、なんと! ベージュ色でした!

よしっ! 構成が決まりました!

おつまみで、しまあじ。
これがさぁ。きっこきこな歯ごたえで、泣けてきちゃう、うまさ。

お次は、念願の鉄火巻きです。
何回も言ってるけど、酢めしは海苔とのほんのつなぎ役。
赤身から桃色大とろまでの美しきグラデーションのまぐろがメイン。

おおお!今宵は、ほぼ、桃色大とろさんでした!きゃっきゃ〜。
ぱくりんした瞬間にとろけてしまいました。
海苔のい〜い香りと酢めしの塩梅がほんとにすばらしい!

ひらめ
こはだ
とり貝
あじ

うまいうまいうまい!
これぞ、まさしく、江戸前寿司なのだ!

鶴八さんにめぐり逢えたシアワセをひしひしと感じましたね。

ごちそうさまでした!
昨年、年末間近かの割り込みおじゃまから、ひと月ちょい。
本年度の鶴八さん事始めでございます。

いつもどおりに、予約は暮れ六つ刻。
あんらぁ。こないだまでは、もうすっかり真っ暗だったのに、
なんとなぁくではありますが、まだ薄暮感あり。
季節の移ろいを感じちゃいますね。

こんばんは〜。
どうもどうも〜。

カウンターお席のセンターに、ナイスなハイミドルな殿がおひとり。
カジュアルなジャケット。ピンとした背中。優しげなよこ顔。
江戸前寿司の老舗にぴったんこな風貌です。

今宵のわらは、いっちばん手前のお席にご案内いただきました。
親方の前は、もちのろんで、それは素敵なんですが、
こちらは帳付けしてる女将さんの真ん前で、
7つあるカウンターお席の中で、いっちばんのお気に入り。
居心地のよい、わらの特等席です。

まずはまずはのハイボールをいただいて・・・。
しほむし+塩辛で、スタートです。

おおお!端っこのひだひだんとこを切りつけてくださいました!
身〜のやらかい感じとひだひだの感じのふたつの食感が楽しめちゃいます。
海よ!ありがとうね!

塩辛さん。まったまったの山吹色。
こないだは、もうちっと、さらっと感があったような記憶が・・・。
で〜もぉ。今回のは、ねっとり濃厚です。うまし!

ここいらで、キクマサのちめたぁ〜いの、をば。

やっぱ、ぶり、だよなぁ。
で、おつまみで。

おっと、殿方、おふたりさまのご来店です。
ほぼ、ごいっしょのお越しでしたが、おひとりさま×2殿でした。
いっちばん奥に陣取られたお方は、見覚えのある、たぶん超ご常連さま。

で、ぶり。うんわぁ。腹んとこは、薄桃色。
背んとこは、浅蘇芳色。美しか〜。
うまいうまいうまい!う〜。とろけちゃう、旨さです!

いつもは、ここいらで、握っていただくんですが、
ぶりちゃんの旨さにやられちゃいまして、こぶ〆、も、おつまみで。
うんわぁ。こちらも淡い飴色が、美しか〜。
ねっとり、しっとり、くにくにで、うまいうまい!

さて、そろそろ、握りを・・・。

しまあじ
いか
ひらめ

はしら
さより

っときて、

〆に、こはだ

あ〜、おなか、い〜っぱい。

さよりちゃんの肉厚さに、驚いたのなんの!

今年も、いっぱい、おじゃましちゃうんだもんね〜。

ごちそうさまでした!
この春の現親方スタート以来、通いに通って、な、な、なんと11回め!
いんやぁ。わらながら、よ〜く足を運んだもんだ、と、ふむふむ。
なんたって、わらの考える江戸前すし屋さんの定義にぴったんこなんですもの。

お好きなもの食べたいものを好きなだけ食べたいだけ。
おつまみは、ねた札にあるのを切ったのだけ。
煮切りも掃いてません。100% お好みで楽しめちゃうんです。

先月末におじゃまして、1月の予約はもちのろんでお願いしましたが、
この週末からちっと遠くへ行くんで、そろそろ支度を・・・、と、思ってたら、
ふっとココロに浮かんでしまって、急遽で割り込みさせていただきました。

7時まででよろしければ、ってことで・・・。
よろしいよろしいよろしい、です!

いつもよりちっと早い、暮れ六つ四半刻まえ。
こんばんは〜。おやっ。いっちばんのりですよっ。

「すいません。無理言っちゃって・・・」
「いあいあ。そんなことないですよ」
親方のにっこりに、初めっから、やられちゃいました。

まずはまずはのハイボールをば。
で、しほむし。このセットは鶴八さん事始めの定番です。

「あっ。塩辛もお願いします!」
こないだいただいて海馬くんに残った逸品です。
寒くなってきたから、よりおいしくなってるだろうな、と・・・。
これが大正解! 肝が淡い山吹色。身〜、こりっこり。
こんな色の肝は、なかなかお目にかかれません。
キクマサくんがススムくんだぁ。

ひらめちゃんもおつまみで、ね。

そうこうしてううちに、おふたりさまがご来店です。
こちらのお方々も、飛び入り組さんのよう。
ぱぱぱっと、いただいて、帰りますから〜、って。

お次は、鉄火巻き。
赤身から大とろまでのグラデーション。
ほとんどが鉄火で、酢めしは、海苔との、ほんのつなぎ。
天下布武な鉄火巻きです。

いつも食べたいと思いつつ、おナカがいっぱいになっちゃって断念。
ですんで、今年の納めですから、心残りがないように、
にぎりの最初にお願いしましたんです。

おおお! 赤身、ちびっと。桃色の大とろ、たっぷし。
にぎりというよりは、まぐろのおつまみ、です。
海苔の香りが、まった、いいんです。

さより
しまあじ

ここいらで、ご予約で満席に。
待ち合いにもお客さまがお見えになられたので、
わらの鶴八さん納めと相成りました。

来年もよろしくお願いします!

ごちそうさまでした。


こないだ、ままちゃんとおじゃましてから、2週間めか・・・。
でも、この日の方が、先の予約でした。

お仕事終えて、るんるんる〜ん。
週末はうふふの鶴八さん詣なのであ〜る。
初冬にしては、あったか〜。

こんばんは〜。
あっ。どうぞどうぞ〜っ。

あらまっ。この時季は、とっぷりな暮れ六つ時。
いつもなら、ほぼいっぱいなのに、この日は、殿方おひとりさまのみ。
師走も迫った週末月末で、予約のスタートが遅いんだそう。

7時までは、こんな感じですから、
ゆっくりしてってくださいね、と、親方さんが、にっこり。
もうもうもう。この、にっこりに、やられちゃいます。

まずはまずはで、ハイボールをいただいて、喉をうるうる。
で、いつもの、しほむし、をば。
これは、わらの鶴八さん詣の事始めとなりました。

おっ!
ねた札に「ぶり」が、お目見え。
今年は、なんだかあったかいんで、どうかなと思いましたが、
親方が納得できないモノを札に書くわけがない。
ってんで、おつまみで、お願いしました。

おおおおお!
腹側の、もも色も美しい、つやっつやなのが・・・。
わぁ。うんまぁ。うまくて、泣けてくる。

キクマサのちめたぁ〜いのをいただいて、にんまり。

あじ
さより
ひらめ
こはだ
いか

握っていただいて、大満足!

これぞ、まさしく、江戸前寿司のお店なのであ〜る。

ごちそうさまでした!
わらのままちゃんは、おすしが、だぁ〜い好きなんです。
Bunkamura でやってる友人の展覧会を愛でたあと、お昼間のおじゃまです。

こんにちは〜。おおお!
お昼間だっていうのに、わらたちのお席以外はいっぱいでした。
待合いお席にもカップルさんが・・・。

まだ、明るいからなぁと、思いつつも、やっぱし、ぐびりで、ハイボールをば。

で、おきまりの、しほむし、を、ままちゃんと、シェア。

あとは、お好きに、頼んでね、と。

わらも、お好きに、キクマサの冷酒をば。

おつまみで、ひらめちゃん。

ままちゃんは、握りで、中とろといか、です。

おおお!

特に、お願いしたわけじゃないのに、
ままちゃんのために、ふたつに、包丁を入れて、
お皿で、出してくださいました。

わぁ。

なんか、感動しちゃった!

ひとくちサイズの握りをおいしそうに頬張っているのを見て、
親子カンケイが逆転したかな、と感じました。
ちょっと、さびしいような・・・。

かつお+いくら+ひらめ+こはだ・・・。
ままちゃん、なんか、いっぱい、いただいてました。

しあわせそうでした。わらも、しあわせな気分。

お次は、今月末ですね。

ごちそうさまでした。
神保町鶴八。
今の親方が引き継いで、ほぼ半年がすぎました。
幸運にも始動当初におじゃまする機会をいただいたので、
わらの鶴八さん詣でも半年と相成りまする。

おひとりさまで、ちびっとさくっと、好きなものを好きなだけ、
ねた札とにらめっこしながら、あれやこれやいただく楽しさっつったら。
やっぱし、お寿司はこ〜じゃなくっちゃね〜。

今宵も暮れ六ツ刻にお玄関扉をが〜らがら。
「こんばんは〜」
「こんばんは〜」
「いらっしゃい!」

もうね、予約がどうのって名乗るのも不要です。
カウンターお席七つの、真っセンターにご案内いただきました。

入り口に近いお席は、ご高齢なお母さまと娘さんのカップル、
右隣りはハイミドルな殿方がおひとりです。
っと、間もなく、殿方3名さまがお越しになって満席となりました。
お〜。相変わらずの大盛況ではあ〜りませんか。

まずはまずはのハイボールで喉を潤しつつ・・・。
「何か、切りますか?」親方のお声に、
スターター定番中の定番、しほむし、をお願いしました。
あわびちゃんの蒸したんです。
ほんのり、あったかくて磯の香りが鼻から抜けます。
うんまぁぁぁぁぁ〜い!

ここいらで、キクマサの冷酒にスイッチ。
母娘さんに便乗して、ひらめちゃんを切っていただきました。
わぁ。なんて美しい身色なんでしょう。つやっつやです。
とっても、シルキー。くきくきな歯ごたえ。
これから寒くなってくと、ますますおいしくなるのが楽しみです。

お気に入りの、塩辛もいただいて・・・。
さて、そろそろ握っていただこうかしら〜ん、っと思ってたら。
お二階お席にもご予約が入っていたようで、大人数さまがご来店です。

おっ。こりゃ、親方のお手がしばらくはいっぱいになっちゃうなと、

しまあじ
あじ
こぶ〆
みる貝

をいただいたところで、早々にお会計をお願いしました。
それでも、大大大満足じゃぁ。あ〜。うまかった。

また、来月ね!
ごちそうさまでした。
ついこないだまで、あっつ〜いっ!ってさわいでたのに、
雨続きで、いきなりの肌寒さにぶるぶる。

おまけに、まったまた台風襲来の予報ががが〜ん。
今度のヤツは「チャーミー」だってよ。
そんなかわいいネーミングしなくていいんだけどにゃぁ。

日の入りも早くなって、今どきの暮れ六ツは夜の帳の忍び足を感じます。
一杯やるのに後ろめたさのない、ほどよい暮れ加減だわさ。

オンタイムでご到着〜。
あれっ。リーマン氏おひとりが暖簾をくぐったぜ。なんかヤな予感。
でもまぁ、予約してるしねってんで、わらもあとに続きます。

おおお。おひとりではなく、リーマン氏4名さまがお揃いになられたとこでした。
奥からの4席に誰がどこに坐るかで、謙遜しあってます。
ったく〜。狭い店内。7席しかないうちの4席の席順を譲り合ってないで、早く座れ!

御不浄をお借りして戻ったら、ようやっと座ってました・・・。
お玄関に近いお席は、もう宴半ばの熟年カップルさん。わらは、いつもの3番です。

まずはまずはのお飲みモノをば。ちめたぁ〜いハイボールで喉をうるうる。
リーマン氏たちが、あれやこれやつまみを頼んでたんで、
親方のお手が空くのを待とうと思ってたら、「ふわらさんもどうぞ」って、にっこり。
きゃっきゃ〜。親方のにっこり笑顔は、超さいこ〜なのであ〜る。
思わず、「親方」って、頼んでしまいそうになりました。

で、鶴八さん事始めの儀式。しほむし。
このお方をいただかないことには始まりません。
ハイボールをぐびりきったお次は、キクマサのちめたぁ〜いのをば。

ねた札をながめつつ、お!ぶり、がいる。ふむふむ。
でも、ぶり、は、もうちっと寒くなってからの方がいいかにゃぁ、ってんで、
たぶん、この時季なら、戻りの、かつお、をチョイスね。

まわりをかる〜く炙ってあります。
今回も、はらんぼのいっちばんうまいとこを切りつけてくださいました。
あげは蝶のおっきいほうの羽みたいなフォルムです。
う、う、うまぁ〜い。戻りでも、重たくない。3切れ、速攻です。

そろそろ、握りかなぁと目論んでたら、お隣さんが、
「次、何、いこうかなぁ」って。
こちらは、新橋時代からのご常連さんのようです。
「今日は、鯵が、うまいよ」っと、親方。
わらも便乗しちゃいました。

うわぁ。ぴっかぴか!つやっつや!
身は、桜色です。こんな美しいの、うまいに決まってる。

ひらめ
こぶ〆(ひらめ)
こはだ

いつもは、もう2〜3ついただいてゆっくりするんですが、
リーマン氏たちの醸し出す空気が息苦しくなって、今宵は早々に退散。
「すいませんね。わさわさしちゃって」と、親方も気づいておられたようでした。

あ。忘れてた!お初の塩辛もいただいたんです。
山吹色のわたをまとったとっても繊細で、でも深みのある超絶な逸品でした。
寒くなると肝が太るから、これからのお楽しみですね。

ごちそうさまでした!
今年は、大型台風の当たり年みたい。
都心にはあまり近づいてこないけど、あっちこっちで被害でてるし。
チェービーもけっこう暴れまくったようですから。

今宵の予約も18時。
ちっと早めに来られたんで20分くらい前に、お玄関扉をが〜らがら。
「こんばんは〜。ちょっと早いんですけど、いいですか〜」
「どうぞ、どうぞ〜。こんばんは〜」

あらまっ。先客さま、なし!
だいたいは、18時5分前くらいに暖簾をくぐるんですが、
いつも、もうすでに、3〜4名さまが宴半ばといった感じでしたんで、
あらららら〜って、ちと、びっくしでした。
こっりゃ、台風のせいかしらん。
雨はまだでしたが、風がすごいことになってましたから。
わらなんか、ぶっ飛ばされそうでしたもん。

サウナ並みのジメジメの中、強風と交わりつつのおじゃまでしたんで、
まずは、ちめたぁ〜いハイボールで喉をうるうる。
今宵のお通しは、新いかちゃんの湯がいたあんよ、でした。
ちっちゃぁ〜なあんよがくるんとなってて、かわいいのなんのって。

鶴八さん事始めは、やっぱり、しほむし。
ねた札をながめてると、おやっ、かれいがひらめになってます。
残暑の中に季節の移ろいを感じました。
で、ひらめ、も。

しほむし、は・・・。
あれっ。こないだよりも、あったかい。うんまぁ。
こないだは、人肌な感じだったかと。
温度を感じたのは前回が初めてだったんで、
季節によって変えてるのかも。

ひらめは、透き通るような真珠色。つやっつや。美しか〜。
わぁ。上品な脂の甘さ。くにくにな歯ごたえ。
やっぱし、白身の女王陛下だわさ。

6時をまわっても、まだ、後客さま、なし・・・。
神保町の大通りからちょいと入っただけなのに、ひっそり。
うっひっひ〜。親方、ひとりじめ、だぁ!
築地の移転話などなど、おかみさんも交えて会話がはずんじゃいました。

っと、ご常連らしき、おひとりさまがご来店。
3名さまでの予約だったのが、台風で2名がご欠席とのことです。
人が人を呼ぶのか、フリの殿おひとりが、すぐ後に。
ふつう、予約なしでのお席はムリなんですが、台風の恩恵で超ラッキーなお方です。
でも、そういうことまるで頓着ないようで、ちっと品がない・・・。
そして、まったまた、こちらはご予約の3名さまがいらして、
あっという間に、いっぱいになっちゃいました。

キクマサの冷酒をいただいて、たこ、も・・・。
表面の小豆色と乳白色の身のコントラストが和な感じで美しいのだ。
そぎ切りではなく、ぶつ切りです。
不自然なやらかさではなく、たこ本来の弾力が味わえます。

ここいらで、にぎってもらいます。

いか
こぶ〆(ひらめ)
しまあじ
あじ
赤貝
こはだ

あ〜。うまいうまい。しゃ〜わせだなぁ。

よし!お次は、今月末だぁ。
ごちそうさまでした。
世間さまのお盆休みも終わって、あ〜らら、なんか涼しくなったわねぇ、
っと、思ってたら、まったまった猛暑のぶり返し。あぢ〜。
涼しさに喜んだカラダには、いっそう厳しく感じられる真夏日となりました。

ちっとばかし早くなった日の入りですが、夕暮れはまだの午後6時。
路地をてくてくしてると、反対側から部長さんクラスなリーマン氏のおふたりが・・・。
おやっ、と思ってる間に暖簾をくぐってしまいました。
で〜もぉ。予約してるから、余裕だもんね〜。
わらも、続いて、お玄関扉をが〜らがら。こんばんは〜。

先のリーマン氏たちは、入り口に近いお席。わらは、そのお隣の3番です。
カウンターは7席なんで、3番4番あたりが特等席かな。

まずはまずはのお飲みモノを、ですよね〜。
暑さにうだりながらまいりましたんで、ちめたぁ〜いハイボールをぐびり。
あああああ〜。喉がカラダが喜ぶ〜。生き還る〜。

今宵の鶴八さん事始め。しほむし。
うへへ。いつものいつもの、この旨さ。海のめぐみ、そのまんま。
おやっ。人肌だ。ちめたくない。いつもそうだっけ〜。
今回、はじめて気〜ついたわ。ふんふん。

お次は、っと。
ネタ札をながめつつ、今宵の組み立てをあれやこれや迷って・・・。
こぶ〆をお願いしました。

うう〜。ほんのりな飴色です。ナマよりも薄い造り。
ははん。この薄さがこぶ〆に合うんですね。もちのろんで、えんがわつき。
ねっとり。しっとり。くにくに。うんまぁ。

ここいらで、キクマサの冷酒をば。さてさて、そろそろ握りだなぁ。

いっちばん奧にいらっしゃるお方の「あじ」のお声に便乗。
あれっ。あのお方。先だってもごいっしょになった殿方じゃあ〜りませんか。
こないだは、入り口サイドの端っこにいらっしゃいましたな。
とっても品のある紳士なお方でしたんで、海馬くんに残っておりました。

続いて・・・。
かれい+しまあじ。
もうもうもう、こやつらはマイ鶴八さんですね。

お次はなぁ・・・。
思いきって、鉄火巻きをお願いしました。
天下布武な鶴八さんの鉄火巻き。

鉄火巻きは、どっちかっていうと〆にふさわしいんですが、
いつもおナカがいっぱいになってしまって、あえなく断念してまして。
ですんで、今回は、中盤にもってきたという次第。

まぐろの赤身からトロのミックス身がメイン。
酢めしは海苔とのつなぎ役です。

うひゃひゃ。ほとんどが、トロだぁ。で、赤いのちらほら。
思わず、にんまり。親方も、にんまり。

だいだいだぁ〜い好きなこはだで、〆。
いつもの半身づけではなく、ちっと育った新子ちゃんの1尾づけでした。
いんやぁ。サイコ〜な〆加減。しっとり〜。

おナカもココロも大大大満足じゃぁ。
4月以来、月一詣でしたんですが、こりゃ、ひと月我慢はツラいなぁと、
なんと、お次は、2週間後に予約しちゃいました。

ううう〜。おサイフさんは、怒るだろうなぁ。

ごちそうさまでした。
4月にお初のおめもじから、4度めと相成りました。
江戸前寿司の正統派の鶴八さん。
食べたいのを食べたいだけ、おつまみでも握りでもいただけます。

この日は猛暑日でしたんで、ちめたぁ〜いハイボールで喉を潤していると、
「お待たせしました。ご注文、どうぞ」っと親方がお声かけしてくださいました。
キホン、親方おひとりで熟していますから、準々になんですね。
ですから、お先っ走ると、待ってねと、相成ります。

もうね、決まってますのん。まずはの、おつまみは、

しほむしさん。

そして、今宵は、しまあじくん。

しほむしは、もうもうもう、定番ちうの定番なおいしさ。
海をいただいてるって感じですかな。

ここいらで、キクマサの冷酒をば。

しまあじくん。
おおお。はらんぼのいっちばん旨いとこを切りつけてくださいました。
しっこしこ。こっりこり。あまぁ〜い。うんめぇ。

で、もう、握りです。

キクマサのおかわりも。

あじ
こはだ
とり貝
しまあじ
こぶ〆

ここいらで、腹9分め。
あ〜。もうちっと食べたいんだけどなぁ。

で〜もぉ。このあたりで、やめといたほうがにゃ。

はま出汁のお吸い物をいただきつつ。
あ〜。もっと、い〜っぱい食べられたらなぁ・・・。

わら。決めました!
親方が握ってくださる限り月一詣でを。

ごちそうさまでした!
わらのココロうちで、すっかり定番化してしまいました。
江戸前寿司の老舗中の老舗「鶴八」さん。
おまかせおしきせコースオンリーな江戸前寿司屋の定義からはずれてるお店が増えている中、
好きなモノを好きなだけ、あれやこれやといただけるのが、なんたって魅力です。

初回、再訪と小雨模様でしたが、3度めは晴れました!
しかも、この時季、夕方の6時はまだ夕暮れにもほど遠い明るさ。
うふふの昼酒気分で暖簾をくぐりました。

こんばんは〜。

あ〜らら。まだ6時、まだ日も暮れてないっつうのに、
7席あるカウンターは空きが2席のみ。え〜。
しかも、みんなさま、すでに、宴半ばも過ぎといった雰囲気。

お玄関に近いお席には、矍鑠としたマダムがおひとり。
奥にはハイミドルなカップルさん、中ほどには父息子らしき二人連れ。
わらは、息子さんのおとなりへご案内いただきました。
え〜。こんな時間から、みんなさま、すんごいなぁと思わずにはいられません。
ちょと、異邦人的な気分になってしまいました。

気をとり直して、まずはまずはのお飲みモノをば。
もうね、決まってます。はい。キクマサのちめたぁ〜いのです。

はじめのひとくちをぐびりしていると、さらにおふたりさまがご来店〜。
こちらは、お二階へのご案内です。
おかみさんにお訊きしたら、はじめからお二階もやってらしたんだそうです。
お座敷で8名さままでOKで、相席はなし、とのこと。
つまり、2名でも貸切状態でくつろげちゃうってことですね。
お召し上がりもカウンター席とおんなじで、ツーオーダーでのお運びだそう。
お皿を持っての階段の上り下りはたいへんですね、と言いましたら、
担当の若手女子が控えてるとのことでした。な〜る。

そうこうしてると、おふたり。また、おふたりとご来店ラッシュ。
ご常連らしき矍鑠マダムは、ご予約のお方が見えるまでのショートだったようです。
入れ替わって、おとなりは熟年カップルさん。こちらもご常連のよう。
もうひとカップルさんは、待合い席にて。
すんごいなぁ。大繁盛じゃぁあ〜りませんか。

はじめにおじゃましたときは、先代親方がお店を仕舞ったあと、
いまの親方が新橋から戻ってこられての再始動まもなくの頃でしたんで、
まだ賑わいもなく、静かで隠れ家的な空気感でしたが、
2ヶ月ちょいが過ぎて、すっかり知られるところとなっておりました。
父息子さんがおかえりになる際、「今日は息子の就職祝いなんです」と、お父上が・・・。
カウンター席みんなでお祝いの大拍手。こういうの、いいやね〜。

さて、まずは、おつまみをちょいとね。

しほむし+かれい(えんがわも)

いろいろと迷うんだけど、やっぱし、こやつらははずせませんね〜。
蒸したあわびちゃんは、ほんのりな磯の香がお口いっぱいにひろがります。
くきくきぶにぶにな歯ごたえが楽しい。うまいね〜。

かれいちゃんは、相変わらずの美しき半透明なシェルピンク。
さっぱりな脂が夏にぴったし。うめいわ〜。

わら、お寿司やさんでは、握りメインが鉄則です。
ですんで、お次からもう握りでイキます。

いか
あじ
しまあじ
こぶ〆
とり貝
こはだ

満員御礼状態の中、親方の両手は大忙し。
そんなタイミングを見計らっての注文でしたんで、ゆっくりペースです。
そのせいか、今宵はキクマサを3杯いただいちゃって満腹に。
〆にかかせない天下の鉄火巻きは断念しました。
今宵のネタはMVPぞろい。
特に、しまあじととり貝は、ゼツのピンでございました。

まったまた、来月の予約をお願いしちゃってま〜す。

ごっちそうさまでした。
新橋鶴八の大将が閉店のちの古巣に戻られて新装なった神保町鶴八さん。
ありがたくも産声あげてまもなくのおじゃまと相成ったいきさつはお初のレビューにて。
その際、次回の予約をお願いしようかと目論んだのですが、
あいにくトモとの折り合いよさげなのが7月以降となってしまい、
そんなに先の予約はお受けしていないとのことで、目論見は未達成のままでした。
昨今では、半年はおろか1年以上も先まで予約でいっぱい、なんてお店が多くなってますのけど、
よく考えてみれば、海外旅行でもそんなに前からの予約なんてしないんだから、
なんかおかしな現象に目くらましされちゃってるのかもね。
「そんなに先の予約はお受けしていない」これって、良心的で健全です。

でも、おいし楽しうれしの幸せ気分を満喫しての数日のち、
う〜む、どうにも、やっぱし、またおじゃましたい病に罹ってしまい・・・。
恐る恐る予約のお願いお電話してみましたら、だいじょぶでした!
電話に出られたのはお声の感じから大将でしょう。
快く受けてくださって名前や連絡先をお伝えしたあとに、
「うちの店は、いらしたことありますか?」とのお訊ねでしたんで、
「はい。数日前に・・・」
「あ。そうですか。はい、お待ちしてます」
う〜む。やっぱし、はじめてでは、ムズカシいのかしらん、と思ってしまいました。

さてさて。予約の当日。あ〜らら。またもや雨です。春雨です。
黄昏どきの6時。オンタイムでお玄関扉をが〜らがら。
「こんばんは〜。6時に予約お願いしてます〜」

7つあるカウンター席の手前から4席は、
社用族風な殿方おふたりさま2組が、すでに宴半ばといった感じ。
え〜。まだ、6時だよ〜。

おかみさんがそのお隣りの真っセンター、大将の真ん前にご案内くださいました。
「こんばんは〜。また、きちゃいました」
大将、わらのこと覚えてくれてました。にっこにこ顏です。うれしい!

まずはまずはの、お飲みモノをば。
お寿司やさんですから、さほどのバリエーションはありません。
お刺し身や握りをじゃましない少数精鋭たち。
わらは、キクマサの冷酒をチョイス。

お通しのほたるちゃんがきました。ぷっくり、つやっつや〜。
注文は場というか頃合いを違わずというのを初回に学習いたしましたんで、
そのタイミングを見逃さず(っというとかたっ苦しく思われるかもしれませんが、
まぁ、いわゆる、エチケット的なことですね)、おつまみから。

こちらのおつまみは、木札にあるお魚から食べたいのをお願いします。
お刺し身でいただくか、握りにしていただくか、です。

しおむし 
 鮑を蒸したの。黒鮑ちゃんです。1センチくらいの厚みで、大ぶり。
 でも、めっちゃやらかい!ほんのりとした塩っけと甘みがあるんでそのまんまで。
 こんなん、うまいに決まってる!

かれい
 半透明なシェルピンク色。うす造りと刺し身の間くらいの厚さの切りつけです。
 この厚みが絶妙。くきくき、しこしこ、上品でさらりとした脂とほのかな甘みにうっとり。

おつまみの途中でキクマサをおかわりして、おあとは握りです。
わら、お寿司やさんでは、キホン、握りでイキます。

あじ
 握りに程よいサイズの半身づけ。いんやぁ。脂のりのり。しっとり、しっかり。
 青魚特有の臭みはまったくありません。うんまぁ。

かれい
 おつまみでいただいて悶絶しましたんで、握りでアゲイン。
 う〜。酢めしとの相性もばっちし。いんやぁ。生きててよかった〜。

こはだ
 こちらも半身づけ。ちゃんと〆てある江戸前の正統派。
 〆ってるのに、しっとりやわらかい。酢めしをじゃましない酸味と塩気。
 こはだ好きにはたまらない老舗の逸品です。

こぶ〆
 かれいのこぶ〆です。ナマとは違って、ねっとりしっとり。
 昆布の旨みをまとって、水分が抜けて経年変化的な凝縮されたおいしさです。

かつお
 そろそろ旬も仕舞いでしょうかの初かつおです。ナマではなく「叩き」でした。
 うわぁ。ハランボのいっちばんおいしいとこを切り出してくれました。
 蝶々さんのおっきなほうの羽みたいなカタチ。焼きの香りと脂の旨みにふるえます。

ここいらで、胃袋くんはほぼいっぱい。
でも、鶴八さんにおじゃましたら天下布武の鉄火巻きは、はずせません。
〆にお願いしました。

鉄火巻き
 言わずもがなの鉄火巻き。赤身・中とろ・大とろのがたっ〜ぷし。
 真紅から桃色へのグラデーションも美しい。酢めしは海苔とのほんのつなぎです。
 あれっ。なんか、こないだのより、鉄火がたっぷしな気が・・・。
 限界まで大口を開けても、ひとくちではムリ。
 熱いモノじゃないのにはふはふしながら、いただきました。

おすましと濃いめのお茶もいただいて、おナカい〜っぱい。大大大満足じゃ〜。
ちゃっかり、来月の予約もお願いしちゃいました。
何日か?って。それは、ヒミツです。

ごちそうさまでした!

*店内での撮影はNGですんで、写真はございまへん。
「鶴八さん」といったら、なんたって真紅から桃色のグラデ艶やかな「鉄火巻き」でしょう。
鉄火巻きといっても、ほぼ「鉄火」で、酢めしは海苔とのささやかなつなぎです。
で〜もぉ。この「ささやか」があってこその、天上なる鉄火巻きなので、あ〜りまする。

ちっとまえに、ふっと思いたって、食べたい病に罹ってしまい、
新橋のお店に予約のお願いお電話してみたのですが、
女性ひとりというのが、どうも捗々しくないようなお返事だったんです。
レビューをUPされてるマイフォロさんにお尋ねしましたら、
「よろしかったら、ご一緒しましょう」とのありがたいお言葉をいただいて・・・。

新橋の鶴八分店さんが時間的に難しいということで、新橋の鶴八さんにお願いしたら、
神保町の鶴八さんでの予約ということに相成ったという次第です。

え〜っと。ハナシを整理しますとですね。
みんなさま、ご存知のように、神保町鶴八さんは昨年の12月に閉店しました。
大将は別の地での開業をご予定で、目下、新天地をお探しちうです。
で、新橋鶴八さんの大将が神保町の地に戻ってこられての新たな始動となりました。
で、新橋鶴八分店さんは、新橋鶴八さんに店名が変わったそうです。
どうだ〜。こんがらがるだろ〜。でも、ないかっ。てへっ。

さてさて、待ちこがれた鶴八さんナイトです。しかも、始動開始直後のおじゃま。
なんてなんて、ハッピーリザヴェーションなのでございましょう。
あ〜。生きてていかったわ〜。

神保町鶴八さんは、むか〜し昔のマイ泡時代、
お寿司やさん巡りにハマってた頃、何度かおじゃましたことあります。
ですんで、此度のおじゃまは、たぶん20数年ぶりかと・・・。
東京では残り少ない時間が停まった地が健在でした。

予約の旨を告げて、店内に足を踏みいれます。
おおお! 精霊さんがいらっしゃる〜。

小体なカウンターは、たしか7席。3つの空き。
先客さまの応対に大将のお手がすくまで、待ち合い席にて、しばし。
ほどなく、カウンター席にご案内いただいて、いよいよ宴の始まり始まり〜。

まずはまずはの、お飲みモノから。
トモはビールの小瓶。わらは、ハイボールを。

こちらは、昨今はやりの「おしつけおまかせ」スタイルではありません。
木札にあるネタから、おつまみでもにぎりでも、すべてお好みでいただけます。
お寿司やさん本来のスタイルを楽しむことができます。

今宵は、こんな感じで・・・。

まずは、お通しの、ほたるちゃん。春です。旬です。
ぷっくりで、うまうま。濃い〜。

お次は、おつまみで。
春は、なんたって貝さんですよね〜。

赤貝
赤貝のひも
とり貝(生)
みる貝
みる貝の柱
はしら
しおむしあわび
しゃこ
初かつを
さより
こはだ(木の葉仕立て)
あなご
たこ

続いて、にぎり。

まこがれい
まこがれいの昆布〆
〆鯖
あじ
しまあじ
こはだ
初かつを
鉄火巻き
はま出汁のお椀(握りとともに)

お飲みモノ

ハイボール  1
菊正宗 冷酒 2(グラスで。2合弱かな)

いんやぁ。おナカもココロもい〜っぱいで、大大大満足じゃ〜。
まぁ、ずいぶんとたくさんいただいたようですが、
おつまみはトモとシェアしましたし、にぎりは1貫ずつですんで、
一度にあんまし入んないわらでも、すいすい、ぱくぱくっとイケちゃいました〜。
ってか、おいし楽しなら、いっぱい食べれちゃうんですね。

アレンジメントしてくださったトモ&大将をはじめお店の方々に感謝!
写真はNGなので、お見せできないのが残念ではあります。

また、おじゃまします。ごちそうさまでした!

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • 夏の暖簾

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2位

御料理 めなみ (三条、京都市役所前、三条京阪 / 日本料理、居酒屋)

28回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥5,000~¥5,999 -

2023/09訪問 2023/10/13

今日も京都で、三たびの、めなみちゃん〜。

京都滞在3日め。みなみちゃんも、3回め、どすえ〜。
ふっふっふ〜。連日のおじゃまでぎょざいます。

暮れ七つ刻。黄昏るには、ちと早し。

こんにちは〜。

おいでやす〜。

この日も、すでに、にぎわってまっせ〜。
早い時間に、どかどかって、なることけっこうあるんだって。
よしよし。いいことじゃぁあ〜りませんかい。

まずはまずはの、ほうじ茶割り、ね。
お通しは、空芯菜とナッツを和えたん、です。

おやっ。今日も、子持ちあゆちゃん、いるよん。

そのまえに、まったけさんを焼き焼きでお願いしまぁ〜っす。
今季、お初で、ございます〜。

わぁ。まったけさんの、い〜い香りが・・・。
香りだけで、ぐびぐびイケます。

板長さんが、お手をあちってしつつ、さいてくれてます。
あっついんだなぁ。すまぬ。

すだちをちびっと搾って、ぱっくし。
う〜む。い〜い香り。しゃっきしゃきです。
この歯触りは、ちょっと他に類を見ないってヤツですねん。
地球からの贈りモノ、ですね。めるし。

あゆちゃんも、焼いていただきました。

出始めの頃の若いのとおんなじくらいの身長なのに、
い〜っぱいの卵で、おナカぱんぱん!はち切れちゃってます。
うわぁ。すまぬすまぬ〜、と唱えつつ、ぱっくし。

うまい、とかの、段じゃないね。
尊い命をいただいてるっていうのしみじみきます。
地球を労ってあげなきゃって思うです。

京都最終日の明日は、めなみちゃん定休日ですんで、
きょ〜おで、お〜わかれ、ね、なんです。

お次は、いつになるかなぁ。

ごちそうさまでした。
京都滞在二日め。
めなみちゃん詣も二日め〜。

本日のおじゃまは、16時をちょいと過ぎた頃合い。

こんにちは〜。

あらまっ。

まだ明るいっちゅうのに、カウンターお席は、ほぼ満席状態!
うひょ〜。にぎわってるじゃぁあ〜りませんか。

よしよし。

ここんとこ、お初めオキニのほうじ茶割りをば・・・。

んで〜。

あっ。今日は、子持ちあゆちゃんが、いるよっ。
すばやく、1尾焼き焼きをお願い。

まずはの、あてに、湯葉の炊いたん、も。
とろとろとろ〜。お豆さんとお出汁の旨みの相乗効果ばっちし。
いんやぁ。雅なお味ざま〜っす。

ほうじ茶割りをぐびりきって、地酒にスイ〜ッチ。
いつもの徳次郎さんから違う銘柄になってたのけど、なんだったけな。
ほうほうほう。すっきり辛口で、ぐいぐいタイプだよん。

やってきました、わらのあゆちゃん!

うわぁ。
身長12センチくらいの小ぶりなのに、ぱんぱん!!!
卵たちがおナカから、はじけちゃってます。
これでオトナなんだそう。おっきくなんないんだって。
ふ〜む。エコなあゆちゃんなんだにゃぁ。

お頭から、ぱっくし。
小ぶりだから、骨がやらかくて、ぱくぱくイケます。
カラダのほとんどが卵たちで、雅で高貴なししゃもって感じ。
わっかるかなぁ・・・。

カウンターにずらりとならんだ大鉢で目にとまった、ごぼうちゃん。
お出汁にちょいと酢が効いた、たたきごぼうです。
これまった、しゃくしゃくな歯触りにごぼうの旨みとお出汁の相乗効果が ◎
京のおばんざい。やっぱし、あなどれませんぜ。

今宵は、このあと野暮用あり〜ので、さくっと。

また、明日ね〜。

ごちそうさまでした。


みんな、げんきかなぁ。

コロナ禍での集客対策のひとつでしょうか、
それまでは17時オープンだったのが15時に早まってから、
騒ぎが下火になった今も、15時オープンです。

17時オープンの頃は、必ず予約をお願いしてたんですが、
早い時間ならだいじょぶだろうと、いきなりおじゃまが定番になりました。
みんなのびっくりまなこが楽しみで、ね。

オンタイムでのご到着〜。
あ〜らら。まだ、暖簾でてませんけど、気にしない〜。

こんにちは〜。

あれっ。板長さん、おめめぱちくり。
ひと呼吸あって、おいでやす〜。

ど〜だ!

若衆くんが、あわてて暖簾を出しにいきましたよん。

っと、アラサ〜な感じの大陸系ユー男子おひとりさまも、お目見えに。

コロナ騒ぎも下火となり、今年は山鉾巡行も例年どおりだったそうで、
ユーたちのお姿もわんさかお見かけするようになりました。
観光お客さま向けではないこちらにも、多国籍なユーたちがおいでやす〜。
世界中にめぐらされたウエブの恩恵ってヤツですね。

うっひゃぁ。
駆け込みWCして戻ったら、マイお箸のセッテイング。
なんと、ありがたいこってございます〜。

まずはまずはの、お茶割り、をば。

っと、お着物姿ぴんぴんの女将さんが・・・。
あらまぁ。おいでやす〜。

みんな、おげんきそうで、よかったわん。

まずは、はも、かな。焼き霜造り、で。
ていねいに骨切りされて、ふんわり、つやっつや。
皮めだけをさっと炙ったくらいで、身は、ほぼナマな感じ。
うまいなぁ。

ここいらで、日本酒に突入。ぐびぐび。

小やりいかの印籠炊きなんぞを、ちびりちびり。

女将さんや板長さんと、あ〜だこ〜だ。

ほんとうに、しゃ〜わせな、ひととき、です。

めぐり逢いに感謝!!!

ごちそうさまでした。

で、また、明日ね。
東京へ戻る日は、忙しいのであ〜る。
おじゃまし残しがないように、あっちこっちへバッタバタ〜。
中でも、めなみちゃんは、はずせません。
もし、おじゃまできなかったら、次の休みに新幹線予約してしまいそう。

またまた、オープン間もない午後3時ちょい過ぎ。
一昨日おじゃましたばっかしだから、ドッキリゲームは、なし、ね。

こんにちは〜。

おいでやす〜。

この日は、PPゲット。カウンターお席の右端に陣をったらば、
女将さんが、昨夜、お預けした、マイお箸をセットしてくれはりましたん。
なんか、ほんと、親戚のおうちに上がりこんだみたいだ。

「お呑みモノ、どうしましょ」
「ほうじ茶・・・」

女将さん、おメメ、ぱちくり。え?
どうも、ほうじ茶割りの「割り」が届かなかったようで・・・。
「割り」とわかって、安心されたみたいで・・・。
どういうこっちゃ。^^

さっき、おフレンチで、ひるめしったばっかしだからなぁ。

まずは、桜鱒の昆布〆。
〆は、わりかし、あっさりめで、お刺身に近いくらい。
桜鱒のお上品な香りと旨みがいっぱい。
これは、や〜っぱし、酒、だね。

ってんで、京都の地酒を。

ぐびぐびぐび。たまりませんなぁ。明るいうちから。

わらびのおしたし
グリーンアスパラガス
白ずいきの胡麻和え

女将さんや板長さんとのおしゃべりも、また楽し。

帰りたくないなぁ。

うしろ髪引かれる思いで、ごちそうさまでした!
昨年、霜月以来の一千年の都どすえ〜。
そん時は、11月だっちゅうのに、気温20度以上もあって、
夏のしっぽが残ってるみたいだったけど、
此度も、まだGW前なのに、すでに初夏のようなあったかさです。

午前ちうに、お粥やさんにおじゃまして、
ドッキリふわらやって、緘口令をめぐらしてきたんで、
この日、2回めのドッキリふわら大作戦、です。

午後3時のオープンをちょいとまわった頃合い。

「こんにちは〜」

板長さんったら、お化けさんにでも出逢ったみたいなカオで、
「・・・・・・・・・・、おいでやす〜」って。

うふふふふっ。ドッキリ作戦、大成功!!!

しばらくして、お着物ばっちしな女将さんも、いらっしゃいました。

おしさしぶり〜。

この日は、うれしいことに、いつものご夫妻もおそろいです。
お仲むつまじく、お元気そうでなにより。

さて。まずはの、ほうじ茶割り、をば。
お通しのふきのとうの白和えをちびちびやりつつ、お品書きとに〜らめっこ。
京都のおいしいお豆腐の和え衣とふきのとうのほろ苦がいい感じ。

お。たけのこさんが、いるよ!
ここんちで、たけのこさんに出逢ったの、初めてかも〜、
さっそくに、若竹煮をお願いしました。

春だ春だ春だぁ。まさしく、春の香り。
たけのこは、雑味やえぐ味がなくて、やわらか〜い。
お出汁にわかめの旨みが舌にココロにしみしみ。

ここいらで、日本酒、をば。

葉ごぼうの炊いたん。

これも、お初の、自家製 小鯛の笹漬け。
市販のよりも、身がふっくら厚くて、やさしい〆加減です。

あっ。いきなり、思い出しちゃった!
通りしなに立ち寄った竹細工のお店でお箸、買ったんだわ。
これで食べたらよりおいしいだろな、と、
もぞもぞとバッグから取り出して、使わしてもらっちゃいました。

う〜む。100倍、うまい!!!

そら豆
葉わさびのおひたし
ゆば煮
ゆば春巻き

ぐびぐびしつつ、いただいて、
明るいうちから酔い酔いになってしもうたわん。

おうちから、600キロも離れてるなんて、信じられないわ。
だって、T八さんの次にヘビロテなんどすえ〜。

ごちそうさまでした!
11月最終週末、紅葉ラッシュの京都。
一昨日は、予約なしのすべり込みOKいただいてのおじゃま。
また、明日ね〜、と、お願いしたんですが・・・。

12時から、おフレンチ食堂でランチしちゃったんで、
胃袋さんにスキマができず、パスさせていただいてしまいました。

中一日、週明けての月曜日。バック トゥ ザ トウキョウ への夕方です。

こんにちは〜。
いんやぁ。昨日は、すまんこってした〜。

めなみちゃんの紅葉ラッシュもちっと落ち着いたかな。
先週末とはうって変わって、黄昏どきまえのゆるやかモードです。

まずは、っと。やっぱ、お茶割り、ですね。

さぁてと、なんにしよっかな〜。
お通しのいわしの生姜煮をいただきつつ、お品書きとに〜らめっこ。

京都の来たらば、一度は口にしたい、ぐじ。
あおりいかとの盛り合わせで。
う〜ん。やっぱし、雅だなぁ。ねっとり、うまい。

っとなれば、お酒でしょ。徳次郎さん。

常連さんらしき、旦那が、おひとりさまで・・・。
あれっ。もしかして、いつもご夫妻でお越しのお方ではないかしらん。

しばらくして、奥方さまが、息咳きって、お目見えに。
やっぱし、そうだった〜。
相変わらず、お仲のよろしいこって。
おふたりを見ていると、心がほんわかしてくるんです。

大好きな、雲子ぽん。

みぶなのおひたし。

さて。そろそろ帰んなくっちゃ。うしろ髪引かれる思い。

もうもうもう。また、すぐにでも、おじゃましたい!

みんなぁ。よいお年を!!!

ごちそうさまでした。
11月の最終週末。
福岡での所用を終えて、帰りがけに京都へ寄り道。
もうすぐ師走だっちゅうのに、お昼間は、気温20度近いあったかさ。

お昼まえ、めなみちゃんちのお粥やさんへ立ち寄ったとき、レゲエ板くんに、
「3時過ぎなら、入れるかなぁ・・・」と、うかがってみたら、
「予約してはらないんです?」って。
「いんやぁ。してないのん」
「いやぁ。今日あたり、どうかなぁ・・・」
「え〜」

予約なしでおじゃまして、びっくりさせる心づもりだったんですが、
11月の最終週末は、紅葉詣の真っ盛りだっちゅうのを
すっかり失念してたんでございまする〜。

伊丹空港でシャトルバスをゲットしようとしたら、
京都行きのとこだけがすんごい行列で・・・。

え? なんで?

あっ。わわわっ。紅葉だっ。

うわぁ。こっりゃ、どこもかしこもヒトヒトヒトだわさ。

っと、思いいたってたんで、予約なし凸は、無謀だったか・・・。

「ちょっと、女将さんに訊いてみますわ〜」
「うう〜。たのむ〜」

しばらくして・・・。

「だいじょぶですっ!」
「わっ。ありがとう。やったぁ」

チェックインをすませ、ひと息ついて、ではでは。

こんにちは〜。

どうも〜。おいでやす〜。

あ〜らまぁ。午後3時半だというのに、もう、にぎわってます!
ことあとず〜っと、スキマなしでの予約満員御礼だそう。
いんやぁ、こんな日に予約なしでOKしてくれて感謝感激でございます。

まずはまずはの、お茶割り、をば。

米焼酎をほうじ茶で割ったものなんですが、さすがはお茶どころ。
ほうじ茶の香ばしさと渋みが利いてて、うんまぁい。
ちゃんと、おサケ飲んだ感があります!

お通しは、炙った鰯のぽん酢がけ。いいねぇ。

さてさて。今日は、何にしよっかな。

大大だぁ〜い好きな、生牡蠣ちゃん、いるよ。
小ぶりですが、旨みが濃厚で、うまい!
鼻に抜ける牡蠣特有の香りが、息止めたくなる感じ。

ここいらで、京の地酒、徳次郎さん、をば。

焼きねぎの白和え

太刀魚の炙り

みぶなとお揚げ

太刀魚は、鮮度が二重丸。しこしこな歯応えと炙った香ばしさ。
これは、なかなかお目にかかれない逸品かも。

そろそろ陽が傾いてきました。
このあとの戦争開始に向けて、女将さん、板長さんをはじめ、
スタッフのみんなさま、臨戦体制に・・・。

また、あした、ね!

ごちそうさまでした。



一昨日と昨日は、予約をお願いしてたんですが、
今日は、突撃おじゃまでございます。

平日の暮れ七つ前といった頃合い。
この時間ならば、予約なしでも、ほぼだいじょうぶ。

こんばんは〜。

女将さん、お目々ぱちくり。
あらま。まぁまぁ。ありがとうございます〜。

また、きちゃいました!

あらっ?

以前、よくお見かけしてて、ここんとこ、おめもじないなぁ、と、
思ってた、ご夫妻が、いらっしゃいましたよん。
相も変わらずのお仲のよろしいこって。

まずはまずはの、ほうじ茶割り〜。
すっかり、ぐびりん始めの、定番になってしまいました。

お通しのお豆さんをつまみつつ、さあて、っと。

鱧!やっぱし、京都の夏、といったら、鱧。だよね。

焼き霜造りで、お願いしました。

皮目がこ〜んがり炙ってあって、身はレアな感じ。
ていねいな骨切りで、とても食べやすい。
あ〜。うまいなぁ。夏だなぁ。

うしうししてると、あらま、お粥やさんのレゲエ板氏がお目見え〜。
女将さんと業務連絡のもよう。

「どうも。おいでやす〜」
「会いたかったよ〜」
「見たかった、じゃないんです〜?」って、女将さん。

みんなで、大笑い!

そういえば、一昨日の午前ちう、お粥やさんにおじゃましたとき、
初めは、ちょっとびっくりされたみたいだけど、
「今回は、こちらに先にきちゃいました」って言ったら、
「めなみの予約帳でお名前、見てました〜」だって。
なぁんだ、バレてたんか〜。

そいで、その日の夕方、こちらにうかがったとき、板長さんに、
「レゲエ板さんのとこに行ってきたよ」と、言ったら、
「昼間、会うことがあって、言うてました」って。
なんだぁ。こっちもバレバレかぁ。

徳次郎さんの夏バージョン的なのをいただいて・・・。

ご〜やのおひたし

干しいちぢくの白和え

白ずいきの胡麻和え

なんぞをつまみつつ、夏の地酒を、ぐびぐびぐびぐび。

胡麻和えの胡麻衣が、うまいのなんのって。
スプーンをもらって、白ずいきを食べちゃったあとの衣をナメナメしてたら、
板長さんが、サニーレタスのちぎったのをくれました。
いんやぁ、いいね、いいね!

おっと。そろそろ腰をあげないと、新幹線を逃しちまうぜっ。

また、明日〜、は、こないけど・・・。

ごちそうさまでした!!!
千年の都滞在ちう、連日のおじゃまが定番となってもうた。
もはや、旅の空の下ではなくて、お仕事帰りにちらって感じどす〜。

こんばんは〜。

今宵は、土曜の暮れ六つ半刻。
時分どきとあって、なかなかに賑わっておりまする。
活気があって、いいねぇ。

昨年の7月、ちょうど祇園祭のときのおじゃまでは、
山鉾は建てたものの巡行はなしで・・・。
でも、今年は、2年ぶりだかでの巡行ありで、街中にも活気が・・・。
京都人の雅と粋、どすな〜。

板長さんによれば、巡行の日だけではなくて、
7月は丸ひと月が祇園祭なんだそう。へぇ。そ〜なんだぁ。
まだまだ、知らないことばっかしだぁ。

お茶割りをいただいて・・・。

あっついから、さっぱりなんがいいにゃん。

つるむらさきのおひたし+水茄子とハーブのサラダ

めなみちゃんは、お野菜のお皿がいっぱいなのが、うれしい。
ちびっと、つまみ、や、お口直しにもぴったんこ。

キホンは、京のおばんざい、のようだけど、
ヨコモジのエッセンス+のもあって、板長さんのセンスがきらりん。
水茄子サラダのパルミジャーノを包丁で削いでるのが京っぽい?

ここいらで、京の地酒をば。

銘柄、忘れちった。徳次郎さんの夏バージョンだとか。

ふんふんふん。
辛口ではあるのけど、さっぱりではなく、呑みごたえがある。
つまみではなく、お料理にはこういうのがいいのかも。

生ラムの山椒焼きを、ベリーレア、でね。

これが、うまいんだぁ。

お酒がすすんですすんで、コマル君〜。

あ〜。おいちかったぁ。

ごちそうさまでした!!!
皐月のおじゃまのときに、文月の予約をお願いしておりました。
異例に早かった梅雨明けとともに、連日の猛暑です。

TGIFの暮れ六つをちょいとまわったあたり。

こんばんは〜。

あらま。ご来店ラッシュ?
お玄関入ったとこが、なにやら賑わってますよん。
っと、板長さんがお客さまのお相手を・・・。
ホールさんのお手がまわらず、お助けに入られたもよう。

あっ。おいでやす〜。

今宵は、カウンターお席の右端から2番めです。
右手には、殿おひとりさま。左手は、熟年カップルさん。
カウンターは、すでに満席です。

週末の時分どきと相まって、コロナ騒ぎのまえの、
めなみちゃんらしさが戻ってきたもよう。
女将さんと板長さんひとりじめもいいもんですのけど、
やっぱし、こうじゃなくっちゃね〜。

まずはまずはの、ほうじ茶わりで、喉をうるうる。

お通しのベビーコーンの焼いたんをつまみつつ、
さぁて、どうすっかなぁ。

お品書きは、すっかり夏景色。いいねぇ。

明石だこ+ごーやのおひたし。

お茶割りをぐびりきって、京の地酒をば。ふい〜。

右隣りの殿は、な、な、なんと!
広島県在住のお方で、めなみちゃん詣のためにいらしたんだって!
うわぁ。なんともうれしいこってございます。

広島にも、ぜひ、いらしてよ。ご案内しますから・・・。
って、ありがた〜いお言葉をいただきました。

地酒をおかわりしつつ、鮎ちゃんも。
ほとんどの食材が一年中出まわってる中で、数少ない旬の味わいです。
一期一会のめぐり逢いに感謝しつつ、お頭からぱっくし。
ごめんねぇ。

あ〜。うまかった。

また、あしたも、きちゃうんだもんね。

ごちそうさまでした。
フェイントおじゃまの翌日です。

TGIF暮れ七つ半。週末の晩酌どきです。
この日はちょいと曇りがちでしたが、薫風爽やかなマジックアワー。

こんばんは〜。

あっ。今宵は料理長氏がいらっしゃいました。

「おいでやす〜。昨日もいらしてくださったそうで、おおきに〜」
「どうも〜」

さてさて。まずは、やっぱし、お茶割り、だな。
すっかり、めなみちゃん初めのお決まりになってしまいました。

米焼酎のほうじ茶割りなんですが、さすがはお茶処、
ほうじ茶のい〜い香り+渋みが米焼酎と相まって初めの一杯にぴったし。
お茶割りって、ほぼお茶なのがほとんどなのけど、
ちゃんとちゃんとのおチャケです〜。

お茶割りをぐびリつつ、お品書きとにらめっこ。

おおお! もう、鮎ちゃんがいる!
わわっ。鱧さんも、いるよ!

昨日とすっかり変わって、初夏のお品書きになってました。

すかさず、鮎ちゃん、1尾、キープで!

鱧も食べたいけどなぁ。
で〜もぉ、7月初めにも来るからなぁ。そんときに、しよっ。

ずらりと並んだおばんざいたちの中から、

破竹とわかめ
万願寺

ここいらで、京都の地酒 徳次郎さんをば。

ぐび。ぐびぐび。

破竹というのは、耳にしたことあるけど、お初かも。
ふつうのたけのこよりも歯応えがあってワイルドな感じです。
うん。やっぱし、わかめと合うんだなぁ。

万願寺は炭火で炙ったのに、おかかとお醤油ちら。
これがさぁ。おっきぃ〜くて、肉厚で、食べ応えがすぎょいのん。
いあいあ。万願寺さま、あなどれませんぜ。

そろそろ、鮎ちゃんを。

料理長氏が、串打ち。わわっ。しっぽが、ぷるぷるしちゃってる〜。
まだまだ小ぶりで、身長は五寸ってとこか・・・。

こ〜んがりなお姿になってお目見えです。
う〜。ちっと、罪な気が・・・。
う〜。ごめんねぇ、と唱えつつ、お頭からぱっくし。

わわわわわ〜。うまい、とか、おいしい、とかの段じゃないね。
神さまからの贈りモノをいただいて心が震えるよう。

気がつけば、カウンターはすでに、満席に。
お電話でのお尋ねもひっきりなし。
たぶん、週末ということもあるんでしょうけど、
永い永い喪が明けて、やっとめなみちゃんらしさが戻ってきたみたい。
よかったなぁ。

徳次郎さん、おかわり。

しばらく入荷がなくお品書きから外れてたという、復活の生ラム山椒焼きをば。
そういえば、そだったかにゃん。

肋骨1本分のチョップですが、けっこうおっきいよ。
骨もしっかり、もしかしたら、ホゲットかな。
ベビーラムは骨が割り箸よりも細いから。

うんまぁ。肉厚で食べるとこいっぱいあって、しかも、やらかい。
山椒の香り+しびれ感が、ぴった〜し。

お客さまの応対に駆けずりまわる女将さん。
調理に余念のない料理長氏。

おひさしぶ〜り〜の賑わいがうれしいめなみちゃんナイトでございました。

あ〜。楽しかった!

ごちそうさまでした。

PS・翌日、東京に戻る日の朝、お粥やさんにおじゃまの心づもりでしたが、
ちょいとお寝坊さんしてしまって、時間がなくなってしもうた。
すまぬすまぬ。次には行くから待っててね〜。
マイフォロさんのレビューを拝見し、いてもたってもいらんなくなって、
本能の赴くままに京都行きを決行しちゃいました。

観光お客さまだけではなく、ご近所さまたちにも人気のお店です。
コロナ騒ぎになるまえは、17時オープンでしたんで、
いつも、予約をお願いしてのおじゃまでしたが、
オープンが午後3時になってからは、早めの時間にふら〜り。

今回も、みんなを驚かしてやるかと思ったのけど、
コロナも落ち着いてきたことだし、週末は予約が無難かなと・・・。

とりあえず、夕方の予約をお願いして〜の、で〜もぉ、
その前日の午後3時をまわった頃合いに、フェイントしちゃいました。

こんばんは〜。

あれっ?
女将さんが訝しげ・・・。
明日では、なかったでしたっけ〜?

うふふふふ。

いあ。ほんとは、予約なしで驚かせちゃおって、
早い時間なら入れるだろうから、そこで、明日の予約を
お願いしようと思ったのけど、週末はいっぱいかもしれないから、
明日の予約だけお願いしたんですよ〜ん、って。

あらあらまぁまぁ。ありがとうございます〜。

レゲエ板さんがお粥やさんのチーフになられたのちの、
新たな二番手さんが、今日、料理長お休みいただいてるんですよ〜。

あらまぁ。残念。

っと、女将さんも、料理長、お休みで〜、って。

二番手さんが、料理長いないと不安に思われるかなと、思って、
初めにお伝えしときました〜、ですって。

そんなこと、ないよん。

さてさて。

前回のおじゃまでヒットした、お茶割り、をば。

んで〜。

明石だこ+ひらめの昆布締め。

つぶ貝。

青菜のナッツ和え。

なんぞをいただきながら、徳次郎さんをちびりぐびりん。

女将さんが、厨房で、なにやら、ちまちま・・・。
のぞいてみたらば、おお!実山椒の茎を外しておられました。
大きめのボールに山盛りです。うわぁ。すんごい、キレイな緑色〜。

わらも、この時期、1年分仕込んで冷凍するんです〜。
って、ボールからお裾分けいただきました。
うっひっひ〜。京都のだぁ。

カウンターお席、ひとりじめ。女将さんもひとりじめ。

あ〜だこ〜だ。こ〜であ〜で。ハナシは、つきず・・・。

気がついたらば、写真撮ってないじゃぁ〜ん。

ちっ。

で〜もぉ。明日も、あるんだもんね〜。

ごちそうさまでした!!!
うふふふふ。
3連日のおじゃまでございます〜。

まったくねぇ。
どんだけのお気に入りか、わかってくださいよ〜。

こんばんは〜。
というより、「ただいま〜」かも。
完全にジブンチ状態です。
ついに、ジャージで参上してしまいました。

まずはまずはの、お飲みモノをば・・・。
う〜ん。3連チャンだしなぁ。
ちっと変えて、ほうじ茶割りってのをチョイス。

おおお。ちゃんとサケだよ。
お茶割りって、だいたいがほぼお茶なんだけど、
ちゃんと焼酎の存在がわかるのだ。
米焼酎なんだそう。

え〜っと。くもこ天、ね。
さっくさくの衣。あっつあつとろ〜りのくもこちゃん。
あっさりめのぽん酢+鬼おろし。
うまいうまいうま〜い。冷や熱つ感がたまらん。

っと、お粥やさん勤務となられたレゲエ板さんがお目見えです。

あらまぁ。
あっ。どうも、おいでやす〜。

何やら、女将さんと業務連絡タイムのもよう。
お元気そうで、なにより。

明日、行くからねっ!
はいっ。お待ちしてますっ。

疾風のようにお帰りになられました。

コロナのことや飲食店事情や、あれやこれや、
女将さんと板長さんと喋りにしゃべりつつ、ぐびぐび。
すすんじゃうなぁ。

そろそろ、昨晩、キープしておいた「すっぽん鍋」を、ね。
このまえ冬におじゃましたとき、お品書きにめっけて、
次の機会に食べたようって、ココロにBMしておいたのだ。

小ぶりな土鍋のひとりすっぽん鍋だよ〜ん。
昨晩、板長さんにお餅なしのねぎたっぷしでね、って、
お願いしたのをちゃんと覚えててくれました。うっしっし〜。

うわあ。ぐっつぐつしちゃってます!
なんたって、土鍋はこうじゃなくっちゃね〜。
まずは、スープをひと口。
おおお! 生姜が効いてて、ちょと薬膳っぽい。
あったまるぅ。

すっぽんは、皮のぷるぷるんなことが、うまい。
身は、鶏肉っぽいかな。身より皮だね。

おいしいスープが染み込んだ、ねぎも、またうまい!
いんやぁ。凍てつく夜にはサイコ〜だわさ。
すっぽんパワ〜で、つるつるだ!

1月中旬から、コロナ陽性者が今までにない急激な増加で、
この日、東京はついに1万人を超えました。
次は、いつおじゃまできるのかなぁ。
みんなぁ。待っててね〜。

ごちそうさまでした。
京都インは、昨日のことで・・・。
暮れ六つ刻からの野暮用まえのスキマ時間にちびっとおじゃま。

また、明日もきちゃうかも〜。

って、ほんとにきちゃいました〜。

こんばんは〜。

っといっても、まだ、暮れ七つをまわった頃合いです。
コロナ禍のキンジやマンボウから、オープンが午後3時に早まりました。
ですんで、晩酌どきの前ならば、ふらっとでもだいじょうぶ。

今宵は、野暮用なしの自由気ままな京の夜なもんですから、
ぐびぐびしつつ、あれもこれも食べたるど〜。

のっけから徳次郎さん、おいで〜。
すっきりしつつも旨みのある京都の地酒です。

おっ。
昨日はなかった「かきぽん」があるよん。
生がき、だぁ〜い好き。
ここんとこハマってて、おうちでも週3で食べてるのん。

おおお。大ぶりでつやっつや〜。
すっきりポン酢に鬼おろしがい〜い感じ。
つるりん。うまぁ。
牡蠣の旨味がめっちゃ濃〜い。

この数年、よく目に耳にする「自家製からすみ」
めなみちゃんでは、お初のおめもじです。

実はのとこ、からすみって食べたことあったっけなぁって。
よし。この機会だからっと、ちびっとだけ。

ふんふんふん。
ねっとり。なんともセクシー。
こっりゃ天下ごめんな酒どろぼうだわさ。

伝助穴子の焼き霜造り。
皮目だけをさっと炙って身のとこはほぼナマ。
けっこうな肉厚で、わらの知ってる穴子とは別もんのよう。
やらかめの身。淡白な脂。いんやぁ。うまいなぁ。

っと。
板長さんが、車えびヘッドの焼いたのをくれました。
お隣りさんがご予約のときにご所望だったののお裾分けだって〜。
へっへっへ〜。ラッキ〜。

鴨塩焼き+れんこん酒盗和え。

ここいらは、定番ですな。

ぐびぐび+ぱくぱく+あ〜だこ〜だ。

いんやぁ。おいし楽しなめなみちゃんナイトでございましたぁ。

ごちそうさまでしたっ。

で。まだ続くよ。

京都に詣でたらば、おじゃま必須のめなみちゃん。
なんですが、昨年の9月は、いっきなりのキンジ発令で願い叶わず。
半年ぶりのお目もじと相成りましてございます。

時折り、メッセンジャーでやりとりをさせていただいておりますんで、
◯◯日にうかがう予定です〜、とお伝えしていましたが、
ちょいとびっくりさせてしまおうかと、それより早い日に参上。

キンジやらマンボウやらで、オープンを15時に早めておられるので、
黄昏刻まえならば、ふらりでもだいじょびだろうと予約なしでの突撃です。

女将さんも板長さんも、お変わりないようで、ほっ。

でも、少し前から、コロナ陽性者が今までにない急な増加に、
またもやマンボウが来ちゃうねと・・・。

まずはの徳次郎さんをいただいて。

くもこぽん+菊菜となめこの胡麻和え。

女将さんや板長とあ〜だこ〜だしゃべりつつ。

ちょいと野暮用があるんでさ、と、今宵は早〆で。

気づいたら、写真も撮り忘れ。あ〜らら。

また、明日も来ちゃうかも!

ごちそうさまでした。

めなみちゃん詣は、京都旅の初日と最終日がお約束。
で〜もぉ。此度は1泊なので、連日のおじゃまと相成りました。

こんばんは〜。
あ。どうもどうも。おいでやす〜。

なんかもうね、親戚のおうちにおじゃましたみたいな感じです。
おナカ空いた〜。なんか、食べたい〜、って。

盆地ならではのあぢあぢ炎天下に火照った我が身を癒すため、
まずはまずはのちめたいハイボールをぐびりん。

そんで、ぐじ+明石蛸&徳次郎さんをいただいて・・・。

ぐじは、こっちらならではのお魚でございますね。
ねっとり+しっとり+くにくにな食感。
淡白な白身お魚ですが、凝縮されたような旨みがあります。

明石蛸は、前日にいただいてのリピ。
ふだんスーパーなどでお目にかかるタコとは別モンです。

お約束の鮎ちゃんをお願いし、
焼き時間のアテにごーやのおひたしをちびちびと。

天然のお魚しかり、野生の猪しかり、
神さまが我ら地球人にもたらしてくれた賜モノは多々ありますが、
活き鮎ちゃんは、その恩恵が感じられる最たる存在かな。

串うちの尻尾がぷるぷるしてるのを炭火でこ〜んがりと焼かれた一尾に、
地球の恵み、自然界の生命をいただいているようでココロもふるふる。

おっと。いけねぇ。新幹線を逃しちまうぜっ。

後ろ髪めいっぱいに引かれて、お勘定お願いしますっ!

ごちそうさまでした。
今年になってから、緊急事態宣言やらまん防やらの発令が繰り返されて、
東京のコロナ対策上での平日は、たったの28日間だそうです。
世間さまが騒いでいるような日常生活での我慢もなく過ごしてはおりますが、
やっぱしなんだか、気持ちがざわつきますですねぇ。

そんなさなか、なんでだか、清流に遊ぶ鮎ちゃんのお姿がよぎっちゃいました。
塩焼きでアタマからぱっくしやるのにいいサイズの頃合いだにゃん。

思い立ったらば、吉日。さっそく、めなみちゃん詣をスケジュール。

お尋ねしてみましたら、鮎も鱧もお目見えだとのことです。
行くしっきゃ、ないじゃぁ〜んか。

午前中にお仕事たったか終わらして、午後イチの「のぞみ」に、ゲットオン!
東京は12日から4度めの緊急事態宣言発令中だというのに、
品川駅で乗り込んだら、半分以上の乗車率でした。

お宿最寄り駅の地下鉄烏丸線は四条駅で降りて地上に出ると、
あらまぁ、四条通りには祇園祭の山鉾が鎮座ましましていらっしゃいます。
山鉾だけでもTVなんかで観たときの想像以上におっきいのに、
鉾の上にぴょ〜んと延びた矛先は、ビル6〜7階に相当する高さです。
うわぁ。こんなにおっきいんだぁ。

こんばんは〜。

あ。おいでやす〜。

京都はまん防もいなくなったので、
少しずつ、ふだんの暮らしに戻りつつあるようです。

めなみちゃんも、21時までの時短営業ではあるものの、
定休日を設けられるようになったとのことで、
女将さん+板長さん+レゲエ板さんのお三方がおそろいでした。
コロナ騒ぎになってから、営業できる期間は無休でやっていらしたんで、
みなさまがた、交代でお休みを取っておられ、
いつも、どなたかのお顔が見えなくて残念に思ってましたんで、
なんだか、すんごいうれしい気持ちになりました。

京都の地酒 徳次郎さんをいただいて、お品書きとにらめっこ。
「活あゆ塩焼き」とあるのをチェックし、
まずはまずはのお刺身は、鱧湯引きと明石の蛸をチョイス。

ていねいに骨切りされた鱧は、牡丹の花のよう。
人肌くらいにほんわか温い。やさしい。
明石の蛸は、輪切りの直径が4センチくらいもある立派なモノでした。
すんごい細かな波切りが施されてて、やらか〜い。

徳次郎さんをおかわりしつつ、
れんこんの酒盗クリーム和え+金時草のおひたし。

酒盗クリームは、ちょっとセクシーな和え衣で何にでも合いそう。
れんこんとの相性も、もち、ばっちし。

さて、いよいよ、鮎ちゃんです。

発泡スチロールの箱から活きたのを捕まえて、串うち。
尻尾がぷるぷるしちゃってます。ごめんねぇ。

鮎ちゃんに逢えたうれしさに、すぐに食べちゃって、写真撮り忘れ。
でも、翌日にちゃんと撮ったんで、乞うご期待ですよん。

あ〜だこ〜だと、あれやこれや、しゃべりにしゃべって、大笑い。

んじゃぁ。また、明日ね!

いんやぁ。おいし楽しなひとときでございました。

ごちそうさま!
一昨日おじゃましてから、中一日での再訪です。
京都旅の初日と最終日のめなみちゃん詣は、わらの鉄則となってます。
特に最終日にうかがわないと、心残り感がハンパないんです。

先日おじゃましたときに、予約をお願いしてありました。
ちょいと早めに暖簾をくぐります。

この日もいちばん奥のお席にご案内いただきました。
カウンター内の厨房には、陽焼けイケメンの二番手さんが・・・。

「おいでやす〜」
「ど〜もぉ」
「先日もおいでいただいて、ありがとうございました。
 料理長から聞いてます〜」
「いえいえ〜」
「今日は、お休みいただいてます〜。
 女将は今、着替え中で、すぐ降りてきます〜」
「は〜い」

まずはまずはの、ハイボールをお願いしました。

っと、女将さんが、お目見えに・・・。

「おひさしぶりです〜」
「ど〜もぉ。みなさん、お変わりないですか?」
「はい〜」

再会のごあいさつは、ここいらで。

やっぱ、ぐじ、だよねぇ。京都に来たならば。

ねっとり、しっとり。あま〜い。そして、なんともお上品。

サバとほうれん草の胡麻和え、も。

たけのこの木の芽和え。

湯葉春巻き。

苦手なモノじゃなければ、何をいただいても、安定のおいしさ。
質のよい食材とていねいな作りで、普段着のお惣菜が他所行きに変身です。

こうゆうお店、ありそうでないんだよなぁ。
メトロポリタン東京には・・・。

いんやぁ。しあわせい〜っぱい。

ごちそうさまでした!

はじめて暖簾をくぐったのは、3年ちょい前、だったかしらん。
それから、通いに通って、なんと10回めとなりました。
都内の近場でもこんなにおじゃましてるお店は、ほんの数軒ってとこ。
どんだけお気に入りか、わかってくださいよ〜。

昨年の緊急事態宣言発令のあと、しばらくお休みされており、
再稼働のちは、休店日が日曜日から水曜日へ、
開店時間も17時から15時へ、閉店時間は政府の要請どおりと変更になりました。
その後、無休となり、現在に至ってます。

お店の核となっておられるのは、女将さん(若い)+料理長氏(若い)+
陽焼けくっきりの二番手さん(もっと若い)のお三方。
休店日があったころは、いつも3人がお揃いなめなみの風景でしたが、
無休になってからは、みなさん交代でのお休みで、
以前のようなお三方が揃う光景に出逢えず、さみしい限りです。

15時をまわったあたり。予約なしの、突撃です。
17時オープンのときには、いつも予約をお願いしてのおじゃまでしたが、
早い時間ならだいじょびだろうと、フリーでうかがいました。

「ひとりですけど、入れますか?」
「どうぞ。いちばん奥のお席へ」お若い衆が・・・。
 っと
「あ。おひさしぶりです」料理長氏が・・・。

この日は、女将さんも二番手さんもお休みでした。
お若いスタッフさんは、全員がお初です。

まずはまずはのハイボールをば。ぐびりん。

あ〜喉。乾いた〜。お冷やもいただいて、ぐびぐび。
春の陽気の中を、清水さんや三十三間堂をめぐってきましたんでね。

お通しは、ゆり根の梅肉和えです。

つまみつつ、お品書きとにらめっこ。
心なしか品数がコンパクトになっている感じ。
まぁ。しょうがないですよねぇ。

寒ぶり+ひらめをチョイス。

こちらのお魚はじぇ〜んぶ天然モノです。
歯応えも脂の感じも香りも、すんばらしいんです。

京都の地酒、徳次郎さんに切り替えて、ぐびぐびりん。

葉わさび+蕗のとうの白和え。
どちらも春の香り息吹が満載です。
お野菜モノも、ばっちし。

アイデア料理っぽいのも数多くあって、どれもクオリティが高い。
何度も試行錯誤しては、みなさんで味見を繰り返し、
よしっ、となったところで、お品書きに載せているんでしょう。

あ〜。ほんとに、いいお店だなぁ。

2日後の東京へ戻る日に再訪の予約をお願いしちゃいました。

ごちそうさまでした!
予約なしの突撃おじゃまから3日後の黄昏どき。
またもやのめなみちゃん詣でございます。

今宵はちゃんとちゃんとの予約でうかがいました。

こんばんは〜。

おおお!板長さんがいつもの立ち位置でお出迎え。
「おいでやす。先日もお越しいただいたようで、ありがとうございます」
女将さん+板長さん+レゲエ板さんのお三方が揃ってこそのめなみちゃんですね。
先日は、ゆっくりできなかったんで、よし!今宵は、腰を据えて呑むど〜。

10月終盤のわりにはあったかだった京の街を歩きまわって、
ちと喉が乾いてたんで、まずはのハイボールをば。

お通しは、九条ねぎたっぷしの牛すじ煮です。
あっさり味でハイボールが進むくん。

ぐびぐびしつつ、おしながきとにらめっこ。
琵琶ますは、はずせない。くもこもはも、も気になるぅ。

で。まずはの琵琶ます+はも天。

こちらは、一人前のボリュームを加減してくれるのがありがたい。
もう何も言わなくても小ぶりなサイズでやってくれます。
だから、おひとりさまでもあれやこれやと楽しめちゃいます。
酒呑みのココロをわかってるよねぇ。

琵琶ます。ほんとうにきれいなネーブル色です。
その色どおりの清らかでクセのない、でも、もちもち感がある。
琵琶湖からのすばらしい贈りものです。

はも天。揚げたて、あっつあつ。
衣は、さっくりさくさく。身は、ほろほろ。うますぎる!

ここいらで、京都の地酒、徳次郎さんをば。

んで。大好きなくもこぽん酢。

うわぁ。半透明なシルキーピンク色です!!!
しらこ独特ない〜い香り。つるんつるん。うんまぁ。
今までいただいたしらこぽんの最高峰です。

ひと口半大のがふたつ付けでしたが、
思わず、もうひとつ食べたいとおねだりしちゃいました。
いんやぁ。参りました!!!

どのお料理もていねいさとセンスのよさが感じられます。
柿の白和えの和え衣は木綿豆腐の食感を残したもので、
衣以上お豆腐未満というほどのよさで、柿の甘さにぴったんこ。
切り干しもてっぱいも、切り方がていねいで品があります。

昨今では、厨房ではなく理科室で作られたようなお料理が流行ってるみたいですが、
奇を衒ったものではないけれど、ストレスなくカラダとココロが喜ぶ、
めなみちゃんのお料理はそんな人の温もりがいっぱいです。

ご近所さんがほんとにうらやましい限り。

ごちそうさまでした!

コロナ渦で、緊急事態宣言が発令された令和の春。
ニュースで見た閑散としている京都の街並みに心が痛みました。

めなみのみんなさま。どうしてるかなぁ・・・。
って、HPを見てみたらば、やっぱし、一時休業されていたようです。
そんなこんなで、ほぼ、1年ぶりのおじゃまとなりました。

HPによれば、営業時間が変更となり、15時からとなってます。
いつもは、2週間くらい前には予約のお願いしてたんですが、
早い時間なら、まぁ、ちびっとならだいじょびだろうと、
それに+、女将さんをはじめ、みんなを驚かしてやろうって、
いたずらココロも相まって、予約なしで突撃!

晩秋の黄昏どき。16時をまわった頃合い。
鴨川にかかる三条大橋の佇まいがなんとも懐かしい・・・。

なんだか胸いっぱいな気分で、お玄関扉をが〜らがら。

「こんばんは。予約してないんですけど、入れますか?」
見覚えのない新しいスタッフさんが「どうぞ」ってご案内くださいました。

っと、カウンターの中にいらした女将さんが気づいて、
あらあら、まぁまぁまぁって感じで、走り出てきてくださいましたよん〜。
商売抜きなホンキで喜んでくれてます。うれしいね。
いんやぁ。お久しぶりですね〜。

レゲエ板さんも、相変わらずの焦げ茶色で、お元気そう。
板長さんは、残念ながらお休みだそうで・・・。
みなさん、お変わりないとのことで、ほんとによかったわんわん。

京都では欠かせないのがぐじ。そして、最近のお気に入り琵琶ます。
徳次郎さんをぐびりつつ、しゃ〜わせ感にひたひた。
でも、今宵は、ちっと、野暮用とやらがあったんで、ちびっとのおじゃまです。

すかさず、日あさっての予約をお願いして、
まずはまずはの、めなみちゃん詣と相成りました。

ごちそうさまでした。

またもやのおじゃまでございます。
昨年の11月末以来ですから、4ヶ月ぶりと相成りました。
なんたって、京都に詣でたら絶対に欠かせないし、
めなみちゃん詣のために京都に行きたいってほどの惚れ込みようです。

今宵も暮れ六つ刻の予約です。
るんるんる〜ん。鴨川を右手に愛でつつ三条大橋をてくてく。
め〜なみちゃん、めなみちゃんって、口ずさみながら。

こんばんは〜。

先の紅葉連休のわさわさとは、うって変わって静かです。
今宵はカウンターお席の中ほど奥よりに、ご案内いただきました。
焼き揚げ担当のレゲエ板さんの真ん前です。
いつもは板場の大将の前でしたので、お初でございます。
座るとこが違うと、また景色も変わってきますね。

まずはのハイボールで、喉をうるうるしつつ、おしながきとにらめっこ。

お決まりでしたら、うかがいます〜、って女将さんが。
はいは〜い。

京都詣では欠かせない、ぐじ。そして、あおりいかのお造りをば。
これも京ならではの、みぶ菜。椎茸とのおひたし、も。

ぐじは、いつもながらのねっとりしっとり。雅な旨さ。
あおりいかは、造りかたが、おもしろかった。
蛇腹のような包丁の入り方が絶妙で、
あおりいかならではの身の厚みも味わえて、
かつ、ほどのよい歯ごたえで、とても食べやすい仕上げでした。
大将のセンスのよさを感じます。

ここいらで、京の地酒、徳次郎さんをば。

みぶ菜と椎茸おひたしは、大鉢からの取り分けと思ってたんですが、
それにしては、ずいぶん時間がかかるなぁ・・・。
っと、あ〜らまぁ。あっつあつのお椀仕立てでございました。

うわぁ。3月とはいえ、まだ寒い日だったんで、これは、うれしい!
お出汁の塩梅がどんぴしゃで、心もお腹も、うっとり。

おしながきに「すっぽん鍋」というのがあったんで、
かなり心惹かれてたんですが、この一椀で解消されてしまいました。

春キャベツとアンチョビ和え
稚鮎天ぷら
お野菜白和え
とりレバカツレツ

和食のお店ですが、いろんなジャンルのいいとこも、いろいろ。
おじゃまするたびに、新しいメニューがあって、
人気にあぐらをかかない、みんなさまの勉強熱心さが伝わってきます。

あ〜。レビュー書いてたら、すぐにも行きたくなってもうた。

まいったなぁ。

ごちそうさまでした!
京都が大好きで年に何度かおじゃましてます。
で〜もぉ。よ〜く考えてみたらば、紅葉シーズンは未体験だったかも・・・。
ってことで、今回は、紅葉+3連休をねらっての京都詣です。

朝8時、新幹線で品川駅をしゅっぱ〜つ!
あらまぁ。さすがは、3連休の初日。新幹線のホームが平日朝のラッシュなみ。
「本日、指定席は満席。自由席はお乗りいただけない場合も・・・」と、アナウンスが。
すんごいなぁ。6〜7分毎に出てんのに、ですよ。

品川駅では、まだ多少の空席がありましたが、新横浜駅で満席に。
名古屋駅からは指定席車両の通路にもスタンディングのお方がいっぱいです。
いんやぁ。こんな光景はひさかたぶりのことでした。

10時過ぎには、もう京都です。早い〜。

この日は、上賀茂神社+下鴨神社で紅葉めぐり。
どこも、ヒトヒトヒトの群〜。ご朱印所には長蛇の列! うっひゃぁ〜!

地下鉄東西線の三条京阪駅で下車。
鴨川にかかる、暮六つ時の三条大橋を西へとてくてくすること数分。
初冬というにふさわしく、とっぷりと暮れてます。

あらら〜。お玄関前でお待ちのカップルさんが・・・。
う〜む。今日あたり、フリーは、難しいかも、と横目で見つつ、
「こんばんは〜」

今宵は、右端っこから3番めのお席にご案内いただきました。
右隣りは、ドイツ語圏のカップルさん+左隣りは、ご近所カップルさんのようです。
両お隣りさんに、おじゃましますと、お声かけして、着席〜。

もちろん、板長さんとレゲエ板さんにも、ごあいさつ。

まずはまずはの、ハイボールでヒトヒトヒトに揉まれた1日の喉をうるうる〜。
うんまぁ。うるうるしつつ、おしながきとにらめっこ。

おやっ。お初のがありますよ。淡路伝助穴子焼霜+琵琶ます昆布〆、です。
いつも、どうも、って、注文をとりにきてくれた女将さんに、
伝助穴子+琵琶ます+ぐじ、を、ちょっとずつの盛り合わせで、とお願いしました。

お通しは、紅白白和えです。ちっと、マヨかな。

っと、わらのスペ盛りがやってきました。すかさず、地酒の徳次郎さんをば。

まずは、ぐじ、から。細造りです。ねっとり、うんまぁ。
お次は、琵琶ますくん。うあぁ。何、この香り!やだやだやだ〜、な、うまさ。
で、伝助穴子くん。えええええ〜っ。まわりが炙ってあって、中はレア。
炭火の香ばしさが、たまんない。穴子なのに、白身のように淡白。
これは、ほんとに、おかわり、したかった・・・。

お酒はおかわり、いただいて、っと。

白子天ぷら。大根おろしとぽん酢がかかってます。
おお。こういうのも、なかなかよろし。
白子ちゃん、ふんわり、あっつあつ。衣、さくっ。うまいに決まってる!

おばんざいから、小松菜やら炒り豆腐やら、焼き葱白和えなんぞを・・・。
焼き葱の葱は、白葱でした。関西では、めずらしいかも。
でも、これがさ、葱好きなわらには、たまんないちびっとアテでした。

お肉の中で、ラムがいっちばんのわら。
いつも、食べたいなぁと思いつつも、お腹いっぱいで断念してた、
ラムの山椒焼きも、いただいちゃいました。

あ〜。うまいうまい! しゃ〜わせだわさ。

今宵も、常に満席状態で、何組もお断りされてました。
その応対だけでも、てんてこ舞いです。

そおいえば、予約をお願いしたのは、10月の初めごろだったよ、と、海馬くん。
ふだんは日祝がお休みなんですが、23日(祝)は営業とのことで、
予約はOKでしたが、お席のご利用は2時間くらいでお願いします、とのこと。
こんなリクは、はじめてのことでした。

ああ。わら人生で、なんと、よいお店にめぐり逢えたんでしょう。

お次は、春、かなぁ。

ごちそうさまでした!
九州悠々自適旅の締めくくり。帰京経路で京都に一泊。
京都っつったら、こちらを素通りできません。

おじゃましたのは、土曜日の午後6時。もち、ご予約でございます。
いつもほぼ満席の人気繁盛なお店ですが、この日はびっくり仰天の賑わいでした。
とにかく常に満席状態で、フリーのお客さまを何組、お断りしてたか・・・。
ほとんどのお方が外国からの観光お客さまで、それもびっくり。
世界中に張り巡らされたWEBの恩恵か、はたまた陰謀ってヤツですかね。

いつものように、ハイボールをぐびりしつつ、お献立とにらめっこ。
おっ! 土瓶蒸しが、ある! よし!

カウンターの大皿から、おひたしと湯葉といただいて、
やっぱしな、ぐじのお造りも、ね。

ここいらで、京の地酒、徳次郎さんをば。

おひたしも湯葉も飾りっ気もなく、シンプル極まりないのけど、
お出汁の加減が絶のピンで、なんというか五臓六腑にしみしみな旨さなのだ。
ぐじは、東国ではあんましお目にかからないんで、必ずの逸品。
平造りのときもあるし、今回は細造りでやってくれました。
包丁の入れ方で、食べた感じがなんとなく違うんで、これはうれしい心遣い。

で、鱧と松茸の土瓶蒸し。
はじめに、お出汁をぐい呑で、ふうふう。
黄金色の・・・。あ〜。たまらん。
五臓六腑五感を超えて六感にまで染みわたる、滋味深い旨さ。
松茸も、たっぷし。あ〜。うんまぁ。

いつもは、もうちっとゆっくりするんですが、
今宵のざわざわ感を考えて、早めにお会計をお願いしました。

また、来月、きちゃいます!
ごちそうさまでした。

昨年の11月におじゃまして以来の大大大のお気に入りです。
京滞在最終日の17時半で予約をお願いしてました。
地下鉄東西線の三条京阪駅から黄昏どきの鴨川を右手に三条大橋を渡りてくてく。
お店が近づくにつれて、なんだかどきどき。
まるで、愛しい君が待っているかのような心持ちに・・・。

オンタイムでお玄関扉をが〜らがら。
こんばんは〜。
カウンターお席の右端から2番めにご案内いただきました。
はじっこはすでに殿おひとかたがお楽しみちう。
でも、この2番めのお席がジツは特等席だとわらは思ってます。
なんたって、若大将の真ん前ですから。
若大将といっても大将がいるわけではなく、こちらの板長さんなんですが、
往年のスターを彷彿させるスマートでステキなお方です。

今宵も京ならではのおばんざいが大鉢にずら〜りずらり。
奇を衒ったか、麻婆豆腐なんかも・・・。

さて、まずはまずはのお飲みモノです。
だいたいはもう日本酒からスタートしちゃうんですが、
このジメジメアヂアヂの中をあっちこっち歩き回ったあとなんで、
ちめたぁ〜いハイボールをお願いしました。
お通しは、小芋の炊いたんです。

ハイボールをぐびぐびしつつ、本日のお品書きとにらめっこ。
この時季の京といったら、鱧をはずせません。
まずは、鱧おとしと、大鉢からごーやのおひたしをチョイスしました。
っと。生湯葉の炊いたんもね。

おおお。若大将が鱧の骨切りをはじめましたよん。
しゃっしゃっしゃっ、と小気味よいリズムにうっとりしちゃいます。
ほどなく、わらの鱧おとしがやってきました。

骨切りの繊細さが湯引きにきっちり華をそえてます。美しか〜。
わさびと梅肉でいただきます。
うわぁ。な、な、なんと、雅びなお味でしょう。
面構えの憎々しい獰猛な鱧とは思えません。中身はやさしいんですね〜。

ごーやのおひたしも生湯葉もお出汁がさすがのおいしさです。

ここいらで、京の地酒、月の桂、をば。

鱧とならんで、京ならではのぐじをお造りでいただきます。
う〜。ねっとり甘い。やっぱし、雅びだわさ。

お次は、なんたって、鮎ちゃん、でしょう。
お願いすると「おひとり前が2尾なんですが、どうしましょ」と。
もう何度めかのおじゃまってこともあるんでしょうが、
あえてお願いしなくても、なんでもちっさい盛りで出してくれるんですね。
大きさをお尋ねしましたら、親指と小指をたてて、
「アタマからシッポまで、このくらい」と。
おおお。若鮎塩焼き丸かじりに最適な大きさですね。
モチのロンで、2尾です。

お品書きの「活」に偽りなし。
焼き+揚げ場担当のレゲエ板さんが串打ちすると、シッポがぷるぷるしてます。
うわぁ、こっりゃ、楽しみだにゃんにゃん。

鮎ちゃんが焼ける間に、またもや大鉢から炒りどうふなんぞをば。

きたよきたよ〜。わらの鮎ちゃんが。
うわわぁ。泳いでますぜ。思わず、な〜む〜、しちゃいました。
若鮎のはずですが、もう脂がのりのりなんでしょうか。
揚げたようなこんがり感があります。

手で持って、蓼酢をちょいと。アタマから、ぱっくし。
うわうわうわぁ。なに、これ的な旨さ!
腸の苦味もほろほろで、骨もまだやらかい。
こちらも雅びなおいしさです。
あっという間に、2尾、いただいちゃいました。
これなら、あと10尾はイケるな。

そして、お酒のおかわり。こちらも京の地酒の徳次郎さん。

お次は、はも天。これも、はずせません〜。
またもや、骨切りのリズムが・・・。
こちらでは、注文があるごとに骨切りされてるんですね。

こんがりさくさく。火がはいった鱧は甘みが増してますね〜。
油との相性もばつぐんです。

お口直しに、白ずいきの胡麻酢和えを。
さらりとした練り胡麻とやっぱりお出汁がきいてます。ひんやり〜。

こちらのお料理は、なんでも、お出汁がちゃんとちゃんとです。
甘さも控えめで素材の持ち味が生きてます。
嫌いな食材でなければ、何をいただいてもにっこりできること請け合います。

鮎の焼きおにぎりをお包みにしていただいて、
後ろ髪引かれる思いでお勘定です。
う〜。まだ、いたいのはヤマヤマけどもさ、
新幹線の最終に間に合わなくなっちゃうもんね〜。

レビューを書いてて、またすぐにでも行きたい気持ちに。
また、行くもんね〜。

ごちそうさまでした!
京都冬の旅の特別公開拝覧を目論んでの旅の空です。
昨年11月の国宝展ねらいで上京した折、すっかりハマってしまった京のマイおだいどこ。
今回も事前に予約をお願いしてのおじゃまです。

定休日は日曜日ですが翌月曜日が祝日のときには、振替で月曜日がお休みのようです。
はじめ、13日の火曜日で予約をお願いしたんですが、
あいにく臨時的なお休みとのことで、14日の水曜日となりました。

で、12日の月曜日。某処で晩酌を楽しんだのですが、やっぱりなんか、物足りない~。
13日はお休みとうかがっていましたので、もしかしたら、今日はやってるかも!
っと、一縷の望みをもとに立ち寄ってみましたが、う~、灯りが点いてませんでお休みでした。
ざ、ざ、ざんね~ん。

で、14日の火曜日。待ちに待った予約の日です!
18時でお願いしてたんですが、20分くらい早めのご到着です~。
「こんばんは~」「あ、どうも~」って感じで、
女将がすぐさまカウンターお席にご案内くださいましたよん。
もう、予約がどうのこうのって必要な~し。
板場の大将とも、レゲエ板さんとも、目でごあいさつ。
まった、きちゃいましたよ〜ん。

なんたって、まずはまずはのお飲みものをば。
本日の日本酒たちは4銘柄。先だっておじゃましたときとは顔ぶれが変わってます。
京ですからね、京都の地酒「建都」くんをチョイス。
ちめたぁ~くって、きりりっと。す~るするいけちゃいます。

カウンターには、京のおばんざいたちがずら~りずらり。
菜の花のからし和えと湯葉のおひたし。
大大だ~い好きなお刺身は、ぐじ+ひらめの昆布〆をちっとずつ&
竹ざるに盛られたおっき~な若狭の赤貝をひとつ。

菜の花のからし和えは、ほろ苦ぴりっと辛子にお出汁が利いてる~。春だなぁ。
生湯葉のおひたしは、お豆のこく味とお出汁の旨みがたまら〜ん。

ぐじは細づくり。ねっとりとした舌ざわりとほのかな脂の甘み。
ひらめの昆布〆は、昆布の旨みを纏ったきっこきこの白身がたまんな~い。
建都くんが、すすむくん~。ぐびりん。

っと、ここで、予約なしの9名さまがご来店。
まだ早い時間だったせいかお二階にお席が用意できるようでした。
お、これは、板場さんが忙しくなってしまうなぁと思い、
おしのぎも兼ねてカウンターの大皿お料理から「五目豆」をお願いしました。
大豆+こんにゃく+にんじん+昆布などに、彩りのスナップえんどう。
特別な食材ではないけれど、ていねいに切りそろえられてとっても美しい。
カラダにうれしい、やさしい味わい。これぞ、ザ・京のおばんざい、どすえ~。
2杯目のぐびりは「竹泉」です。

お豆さんなんかをちまちまやっていると、やってきました!若狭の赤貝さん!
赤貝は閖上が有名ですが、若狭にもいるんですね〜。
なにしろ、で、でっか〜いんです。
ふだん目にする鮮やかなオレンジ色ではなく、れんが色って感じ。
とっ〜ても肉厚で、こりっこり。あ、あ、甘〜い。
これは、すごい!こんな赤貝さん、お初のおめもじどすえ〜。

いつもなら、ここいらあたりで「お勘定、お願いします」なんですが、
なんだかココロがうきうきしてきちゃって、
「鴨塩焼き」「てっぱい」「湯葉揚げ」もいっちゃいました。
もうね、あえてお願いしなくっても、ハーフサイズでやってくれるんです。
あれやこれやでぐびりぐびりのわらにとっては、ほんとうにうれしい、ありがたい!

なんやかやと話しかけられるでもなし、話しかけるでもなし。
昨年の11月以来ですから3ヶ月ぶりのおじゃまですが、
なんか、つい10日くらい前に立ち寄ったばかりのようなデジャブな気持ちに・・・。
ほんとうに、しゃ〜わせ感いっぱいでおナカもココロも満腹満腹〜。

おっと、いけねぇ。そろそろ腰を上げないと、新幹線の最終を逃しちまうぜ!
後ろ髪引かれる思いで、お勘定をお願いしつつ、
「やっぱ、3日くらい来ないとだめだね」
「あれもこれも、ぜ〜んぶ食べたい」
「お休みのとき、他のお店におじゃましたんだけど、
 なんかここに来たくなっちゃうんだよね〜」
ってなことをぶつぶつ言いつつ帰途に着いたのであ〜りました。

3ヶ月間で、3回のおじゃま。都内のお気に入り以上のヘビロテどすえ〜。
いんやぁ、レビュー書いてて、また行きたくなっちゃった〜。
めなみちゃん。罪なお人どすえ〜。

ごちそうさまでした!
東京へ戻る日のばんめし。

夕方6時すぎ。錦市場でいつものお漬けものを仕入れ、
御所近くのお気に入り舗で鯖寿司を包んでもらい、おみやげはOK!
さぁて、どうすっかなぁ〜。

いくつか目星をつけていた中から、祇園のおうちをチョイスして・・・。
明石鯛のお造りや京都牛のたたきなんぞで、ちびりぐびり。
で〜もなぁ、なんかちっがうんだなぁ・・・。

ってんで、おとといお世話になった「めなみ」さんへラブコール。
30分後におじゃまできることと相成りました。

喜び勇んでかけつけてみると、出迎えてくれた女将さんの表情が微妙・・・。
ご案内いただいたカウンター席にすわると、大将もレゲエ板さんも、同様な・・・。
ラブコールのときに、お名前だけって訊かれたので、お伝えしたんですが、
先のおじゃまの際は数日まえに予約をお願いしてありましたんで、
あれ? もしかして、おとといのお方? いや、でもねぇ、って感じだったんでしょう。

で〜も、そんな微妙さはすぐに消えてなくなって打ちとけた空気に・・・。
また来てくれた! そんなキモチをあえて表に出さずに接してくださるのをうれしく感じました。

まいどのまずはまずはで、京都の地酒をご注文〜。
おしながきとは、2回目なんで、ちと余裕でにらめっこ、ね。
で、的をしぼって、ぐじのお造りをば。
そして、京ならではの「きずし」と「てっぱい」

「〆鯖」は、よほど信頼のできるおうちでなければチョイスしないし、
甘ったるいのが苦手なんで「ぬた」も、同様です。
が、ここんちなら、という勘働きでお願いしてみました。

いあいあ。どっちも、大正解。
「きずし」は、ただただ生っぽいだけではなく、ちゃんと〆ってて、みずみずしい。
「てっぱい」の酢味噌も味噌+お出汁+甘みのバランスが絶妙な、
さすがは京ならではの逸品でございました。

おっと、いけねぇ。新幹線の最終を逃しちまうぜぃ。
後ろ髪引かれる思いで席を立ちました。

「また来るね!」
「お待ちしてます〜」
「明日じゃ、ないけど」
皆さんの温かな大笑いをあとに帰途につきました。

ごちそうさま〜。
口コミ書き書き完了して、写真をアップロードしたところで、エラーになって全てがパァ〜。
腹立たしいこと、この上なし。またすぐにレビューを書き直す気力もなし。
とり急ぎ、写真まで。心情お察しのほど。

気をとり直してのちに、またレビューさせていただきまする。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、1日おいて、気をとり直してのレビューでござんず。
京都といったら、やっぱし、お庭やら掛け軸・調度品、はたまた見目麗しい女将などを愛でながら、
はんなりまったりゆったりの懐石料理なんでしょうけど、あんまし興味がなく。
といって、大衆居酒屋さんていうのも芸がないし・・・。

しばらく前からココロに留めているのが「おばんざい+」なおうちなんです。
めなみさんは、そんなココロにぴったしの食べ呑み処です。
鴨川にかかる三条大橋の西袂ちかく上ル側の絶好なロケーション。

おいでやす〜。
厨房に面してカウンター席が七つ八つ+奥には小上がりのお座敷に数席くらい+お二階にもお席があるようです。
接客は着物に白割烹着がお似合いの若女将と京美人さんたち、
厨房はヨコ文字風イケメンな若大将とレゲエな雰囲気の板さんで切り盛りされています。

カウンターには大皿大鉢に盛りつけられたおばんざいたちがところ狭しと鎮座ましましておりますよ〜。
おしながきとそれらを照らし合わせつつ、まずはまずはのお飲みものから。
やっぱし、なんたって、日本酒ですよねぇ。ふふふ。


おしながきから、よこわとぐじのお造り、
カウンターのおばんざい群から、青菜ときのこのおひたし、をチョイス。
若狭にちかい京ですもの「ぐじ」は、はずせません〜。

「よこわ」は東でいうところの「めじ」ですね。本まぐろの子どもです。
こっちでは、あんましだいじにされていない感があるのけど、西では扱いが違うよう。
「よこわ」という呼び名もなにやらかわいい響きです。

「ぐじ」は昆布〆になってました。
水っけの多い甘鯛の水分が昆布で〆られ旨みが凝縮されて、舌にねっとりとまとわりつくような濃厚さ。
「よこわ」は、いかにも本まぐろの子どもをいただいてるって感じ。若さがあります。
思わず、ごめんね〜、と言ってしまいたくなる、そんなおいしさです。

おひたしの青菜はほうれん草でした。数種のきのことのコラボです。
これがさ、お出汁が、さすがは、京都、でした。思わず「あ〜」ってでちゃいました。
ぜ〜んぶ飲んじゃったんだもんね〜。

お酒をおかわりして、さて、お次は、っと。気になっていたのが「湯葉揚げ」とやら。
たけのこやら豚肉やらを湯葉シートで巻いた春巻きのようなの、です。
さっくり、さっくさく。辛子じょうゆでいただきました。これもまた京ならではの逸品です。

ヘンにかまわれるじゃなし、といって、ほっとかれるじゃなし。
まっこと、塩梅のよろしいおうちでございました。
ごちそうさま〜。また、来ちゃうもんね〜。

  • マイセット
  • 空芯菜とナッツの和えもの
  • 焼きまったけ

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3位

インカント (広尾、白金高輪 / イタリアン、ワインバー)

1回

  • 夜の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.3
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク 3.8 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 -

2018/11訪問 2018/11/11

大人の隠れ家というにふさわしいのだのだ。

霧雨ちらつく、しめしめ、フライデーナイト。
広尾駅から天現寺方面へてくてく。
先月、3ヶ月待ちの黄金がにさんにフラれてからというもの、
なぜだか、イタリアンづいちゃってるのであ〜る。

わらのフォロワーさんたちの間でも、評判たかしくん。
南麻布の隠れ家的なイタリアンの名店インカントさんにおじゃましました。

石畳風の素敵な外階段を上ったお2階にお店はあります。
広尾駅から天現寺交差点を左に曲がって、まもなくのところです。
明治通りに面しているんで、とてもわかりやすい。

お玄関ドアの前に立ったら、するするする〜っとドアがオープン。
きゃっ。ちょっと、びっくり。きゃははっ。
もうひとつドアがあって、こちらは中からお店の方が開けてくれました。

入って右手、明治通りに面したところはガラス張りになってるんで、
これが歩道から見上げると、なんともムーディなんですね、
左手にカウンターお席が6つ。左奥にワインセラーがありまして、
横置きにキープされたワインたちがずら〜り。
セラー前には、テーブルお席が、ほどよい感じで並んでます。
まぁ、なんて、素敵な空間なんでしょう。
ちょっと教会の中にいるような、そんな静けさです。
BGMは、バロックで・・・。

わらは、カウンターお席にご案内いただきました。
まずはまずはのお飲みモノから・・・。
霧雨煙るヒューミディティな中を歩ってきましたんで、
ハイボールで喉をうるうるしたかったんですが、
それに見合うウィスキーがないとのことで、
そんなら、せっかくのイタリアンだからとスプマンテをば。

トリノの北にある山岳地帯でしか栽培していないという
エルバルーチェという品種の葡萄で作られたスプマンテをいただきました。
美しいフォルムのグラスに細かぁ〜い泡がしゅわしゅわ〜。
見てるだけで、なんともしゃ〜わせな気分。

メニューのご説明をいただいて、冷菜とセコンドのみでお願いしました。
アンティパストは、めかじきの燻製・・・、です。
こちらのメニューはぜんぶ長ぁ〜い名前になってて、覚えられません。
メモメモしておくべきでした。
でもなぁ、せっかくの気分が削がれちゃうもんね。

はじめに、お通しのような小さなお料理がきました。
かぼちゃのムース+パルマ24ヶ月+リコッタチーズの組み合わせ。
何味って言えないような淡〜い味なんですが、
たぶん、パルマの旨味と塩っけを引きたてるような仕立てになってるのかな。
とってもお上品なお通しでございました。

スプマンテのおかわりをいただいて、お次は冷菜です。
冷凍してないフレッシュなめかじきが入手できた時のみのメニューだそう。
めかじきに燻製をかけて・・・、と、要は、スモークめかじきですね。
柑橘類とラディッキオかな、ちと苦味のある赤紫の野菜、
で、サルディーニャ島で作ってる唐墨を砕いたのが全体にぱらりん。
こちらも、何味ってのがないものの燻製めかじきの香りと食感、
柑橘類の甘さと酸味、そして唐墨の官能的な旨味が舌の記憶に残るひと皿です。

ふむふむふむ。こりゃぁ、いいね。

セコンドは、仔羊ちゃんです。ローマ風の香草焼き。

に、合わせて、酸味の少ない渋めで重たい赤をお願いしました。
でも、あんまし高いのはダメ〜のひと言は忘れずにね。

仔羊ちゃんがお目見えになる頃合いを見計らって、赤ワインをば。
こんな感じがいいのではと、ソムリエ氏。
まずは、ちゃんとご自身でテスティングしてくれます。
わら、ワインは好きだけど、あ〜だこ〜だはぜんぜんわかんないんで、
いつも、こんなのってリクエストして選んでもらいます。

たぶん、チョイスしたお料理のことも考慮して選んでくれてます。
ファーストノートはちょっとセクシーで、いい感じ。
酸味がほとんどなくて、シャープで、ちっとスパイシーで、
それほど重たくはないけど、飲みごたえのある好みのタイプでした。
はじめとんがってたセクシーな香りが、時間とともにまろやかになりました。
ワインって生きモノなんだなぁと、あらためて・・・。

さてさて。わらの仔羊ちゃんがやってきましたよん。
わぁぁぁぁぁ!おっきい〜。暑さが3センチくらいもある!
断面は、ほんのり桃色。しっとり、つやっつや。

添えてあるのは、大黒しめじ+トランペット茸+インカの目覚め。
ソースは、焦げ茶色。でも、濃くないどころか、あっさり。

仔羊ちゃん。やらか〜。ナイフが、するするする〜。
うわぁ。い〜い香り!うますぎる!うまさ。

骨に近いとこは、手で持って、歯でせせって食べちゃいました。
お皿に残ったソースは、パンで拭ってきれいさっぱり。

きれいに食べていただいて・・・、とマネージャー氏。
うふふ。

お席はぜんぶで30くらいはあるんでしょうか。
でも、おなじ時間帯の予約は2組までとのことで、ざわつき感ゼロ。
ゆっくりゆったり自分のペースで過ごすことができました。

こちらのお料理は、それぞれの食材を活かすことにフォーカスしてるようです。
変に気どってもいないし、子どもっぽくもなくて、いい塩梅。

そして、つかず離れずな接客が、これまった素晴らしい!
日本にはレアな大人が楽しめるレストランにめぐり逢えたなと、るんるん。
いんやぁ。ハッピーフライデーナイトをありがとう。

若手ソムリエ氏とマネージャー的なお方が名刺をくださいました。
おうちに帰ってから、よく見てみたらマネージャー氏ではなくオーナー氏でした。
また、おじゃましますね〜。

ごちそうさまでした!

  • しゅわっ
  • かぼちゃのムース+パルマ+リコッタ
  • 自家製パネ

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4位

とんかつ檍 銀座8丁目店 (新橋、銀座、東銀座 / とんかつ)

4回

  • 夜の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.7
    • | 雰囲気 3.3
    • | CP 3.7
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 3.8
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥2,000~¥2,999 ¥2,000~¥2,999

2021/11訪問 2021/11/19

神揚げ。さらなるバージョンアップ。

イタリア帰りに立ち寄ってから、早いもんでもう1年半。
コロナ騒ぎもおさまってきたことだし〜。

赤坂見附での打ち合わせ前に、ぱくっとイっちゃうかなぁ。
ってんで、おひさしぶ〜り〜ね、のおじゃまです。

到着したのは、13時ちょい。
お待ちいるかなぁ。恐る恐る、階段をそろ〜りそろり。

あ〜。
殿2名さま2組さま、いました〜。
まっ。いっか。
ワタシ、ま〜つ〜わ。

すぐ後に、姫おひとり+殿おひとり。
あいも変わらずの人気繁盛店でございまするなぁ。

お待ちの間に注文を聞いてくれます。

「今日は、かきフライ、ある?」
「あ〜。すいません〜。今日、入荷がなくて・・・」
「え〜。んじゃぁ、特ひれ。ごはん少なめで」
「はい。ありがとうございます」

あっ。今日は、市場がお休みの日だわ。魔の水曜日だ。

20分ぐらいで、カウンターお席のいっちばん奥にご案内〜。

数分で、わらの特ひれさんがやってきました。早っ。
ちゃんと着席のタイミングを見計らって揚げてくれてるんですね。

揚げ油とこんがりパン粉のい〜い香り。
お肉の断面は、うっすらローズピンクです。
うわぁ。めっちゃ、きれい!!
衣さっくり。お肉しっとり。うんまぁぁぁぁぁ〜い!!!

白めし。つやぴか。申し分のないちょいカタな炊き加減です。
豚汁。すんごい具だくさん。大ぶりな大根やごぼうがご〜ろごろ。
こっくりした白味噌仕立てで、ちょっと甘めです。
これだけで、お銚子1本イケちゃいそう。

檍さんでは、いつも「肩ロース」なんです。
なぜか今日は「ひれ」の気分でした。
初めていただきましたが、「ひれ」もまた、おいしい。
脂身がないからさっぱりしてて、筋っぽさもないから食べやすい。

で、いつものように、半分はお持ち帰り。

これは、おうちで「かつカレー」にするのだ。うっふっふ〜。
1度で2度もおいしいのであ〜る。

それにしても、檍さんの揚げのバージョンアップはハンパない。
今までのおじゃまの中で、唯一無二な揚げ加減でした。
いんやぁ。すばらしい!!!

オープンされた当初は御大将自ら揚げ場に立っておられましたが、
今では若手の揚げ方さん+サブさん+サービスさんの御三方が切り盛り。
みんなさま、キビキビと楽しそうに働いていらして、なんとも気持ちがよいんです。

檍さんの御大将はとんかつはもちろんのこと、
スタッフさんにも愛情を注いでいらっしゃるんだなぁと、
出店するどちらのお店でも行列必須な理由の一端を垣間見た思いです。

ごちそうさまでした!!!
5月3日の朝8時にローマ・フィウミチーノ空港を離陸。
マドリッド・バラハス空港で乗り換えて、成田空港到着が4日の9時半すぎ。
ローマでは、おいしいモノいっぱい詰め込んで、おナカもココロも大満足だったのに、
アリタリアもイベリアも機内食がびっくりするくらいお粗末で、
16時間のスタービングに耐えられず、思わず寄り道してしまいました。

飛行機の中でアタマに浮かぶのは、着いたらナニ食べよっかなってこと、のみ。
海外から戻ったときは、たいていは、やっぱし和食系で、
筆頭はおすしなんだけど、なぜか、とんかつ。
それも、檍さんのじゃなきゃ、って・・・。
どんだけ、食いしん坊なんだって、自分で笑っちゃいました。

京急のエアポートアクセスに乗り込んで、新橋駅で下車。
脇目も振らずに檍さんへ GO!
たどり着いたのは、11時半をちょいと過ぎたあたり。
あ〜。やっぱし。お待ちの列ができてました。
ひいふうみい・・・。8名さま。

時間的に考えて、1回戦目に漏れたお方々だなぁ・・・。
っとすると、そろそろ早いお方がお帰りになる頃合いだなぁ・・・。
だったら、そんなに待たないでイケるかな。

そんなこんなで、30分くらいのお待ちで済みました。
蒲田店ではタイミング次第ですが、1時間待ちもめずらしくないからね。

お待ちの間に注文を取ってくださいます。
これは、蒲田店もおなじです。
檍さんでは8割の確率で、肩ロース定食をチョイス。

カウンターお席にご案内いただいてから、待つこと10分くらいかな。
おおお!いつもながらのこ〜んがりな揚げ色にうっとり。

今回は、いままでの中でいっちばんのレア加減でした。
おいしいお肉は、レアが好みなんですが、
ステーキのようにナイフでひと口サイズに切り分けていただくのではないので、
特に肩ロースの生っぽいのは、噛み切るのがハード。
もうちっと火が入ってたほうがいいな、と、今回は思いました。

でも、揚げ油の香ばしい匂い、お肉の甘み。
やっぱし、天上天下なとんかつです。うんまぁ〜い。

16時間のスタービングですが、やっぱし、全部はムリ。
お持ち帰り用のセットをいただいて、お会計です。
(食べきれなくて持ち帰りをお願いすると、発泡スチロールのパック+
 輪ゴム+レジ袋のセットをくださいます)

ごちそうさまでした。
蒲田・大門に続いて銀座に出店されたのは、桜開花のちょっと前のこと。
お待ちの列はまだ、と耳にして、かけつけたのはGWの前日でした。
お仕事仲間に業務連絡をLINEしたついでに特ロースかつの画像を添付したら、
ぜひ、行ってみたいとのご所望ありでの再訪問です。

銀座線新橋駅の1番出口にて待ち合わせ。この出口がお店への最寄りです。
夕方の5時45分。まだまだ、お昼間のシッポが残ってます。
さて、もう行列ができてるかしら〜、などと話しながらてくてく。

っと、あれっ? たしか、この辺だったはずなのに〜。
ビルの入り口を見過ごしたらしく、資生堂パーラーの手前まで来ちゃいました。
えええええ〜っ。どうなってんだよ〜ん! うろうろ。
トモがググって無事に入り口発見。ビルの外装が一部変わってて、わかんなかったみたい。

階段を降りて地下1階へ。よしよし、お待ちの列はなし。
お玄関扉の木枠の隙間から中を窺うと、おっ、カウンターお席に空きがあります。
わっ。待たないで入れるよ、と言いつつ中へ。
こんばんは〜。

2名だったんで、奥のテーブルお席にご案内いただきました。
な、な、なんと! この日は、カウンターにおひとりさま+テーブルに2名さまのみ。
行列必至の檍さんでは、信じられない光景です。
でも、わらたちが食べ始める前に満席になって、お待ちのお方もでましたが。

こないだは特ロースでしたが、檍さんの原点に還って肩ロースをチョイス。
トモは、メニューを見つつ迷いに迷って、無難に上ロースです。

20分くらいで、やってきました。
うわぁ。相変わらずのこ〜んがりパン粉がい〜い匂いです。
肩ロースは厚みが3センチ近くもあって、センターはしっとりとした紅色。
厚みはあるのけど、わりと薄めにカットされているんで、とっても食べやすいのん。

お肉の甘み+パン粉の甘み+揚げ油の甘みの三甘味一体。
わらは、お醤油ちらりがお好みです。三甘味をさらに引き立ててくれるよう。
このこんがり感にはお塩はちょっと負けちゃうし、
ソースだとソース自体の甘みがジャマしちゃうような気がして・・・。

例によって、半分はお持ち帰りに。トモは完食+大満足。
いんやぁ。わらも、大大大満足でした〜。

大門はまだおじゃましたことがないんですが、
蒲田の行列は名物で、タイミングが悪いと1時間待ち。
銀座にもお待ちの列ができるのは時間のモンダイかもしれませんが、
しばらくは、銀座にはまりそうな予感です。

それに、なんたって大将が揚げてるしね。
ごっちそうさまでした!
檍さんが、銀座にもできたよ〜。
おおお。大門に続いての出店ですかい!
こりゃ、行かねばなるまいねっ。

GW直前の金曜日。ご到着は、夕方の6時ちょい前。
まだ、おそとは夕暮れのはじまり。さすがにお待ちの行列はなかったものの、
空いてたのはカウンター3席と2人掛けのテーブル1つのみ。
それだって、あの檍さんに待ちなしで座れるなんて、唯一無二かも。
でも、わらのすぐあとに、おひとりさま×3+おふたりさま×1がいらして満席に。
そのあとにいらした、おふたりさま×1は、店内でのお待ちとなりました。
時計を見れば、まだ6時をまわったところ。やっぱし、恐るべし。

さてさて。ご注文は・・・。
「食べきれなかったら、持ち帰れますか?」とお尋ねして、
だいじょぶとのことでしたんで、「特ロースかつ定食」をお願いしました。
これは、蒲田のお店では、いつものパターンなのですが、
銀座店さんはお初なんで、いちお、念のため、うかがってみましたのん。
だってさ、いちばん小ぶりなのでも食べきれないんで、
どうせならおっきいほうがおいしいから、
いつも、半分はお持ち帰りにさせていただいてるんですね。

檍さんでは、「肩ロース」オンリーなんですが、
せっかくの銀座なんで(意味なし)、特ロースにしました。
な、なんと!わらのすぐあとにいらしたお方々もみんなさま「特ロース」でした。
やっぱし、せっかくの檍さんだから、「上」よりは「特」を食べたいし、
その上の「リブ」になるとお値段もだいぶん高くなるんで「特」が人気なんでしょう。

待つこと15分くらいか。揚げ上がってから、余熱でしばらく寝かせてます。
カウンター席の特権でそのあたりの手順をふむふむできます。

わらの「特ロース」さんが、きました!
おおおおお! で、で、でっかぁ〜いぃぃぃぃぃ。
とんかつのエアーズロックやぁ。

まずは、どセンターから。レアな感じが残ってます。
ここんとこは、余熱で火が入りきるまえに食べてしまうのが鉄則です。
限界まで思いっきり口を開けて、わしわしとかぶりつきます。
衣のこんがり香ばしさ。おいしい豚さん特有の旨味+じゅわじゅわ+適度な歯ごたえ。
つやぴか白めし。大ぶり具だくさんのあっつあつ豚汁。
ううう。うんまぁ。泣けてくる〜。

特ロースかつを見たわらの目がきらっきらしてたせいでしょうか、
揚げ手の大将がにこにこ顔で、「うちのとんかつ、はじめて?」と・・・。
「いえ。蒲田のお店には、何度かおじゃましてます〜」
「そうですか!そりゃ、どうも、どうも、ありがとうございます」

「蒲田は、けっこう並んだでしょう」
「はい!でも、並んでるのがふつうって思ってますから」
「あはは!そうですか〜」
「もし、並んでなかったら、シンパイになっちゃいます」
「そりゃ。どうもどうも〜」
「今日も並んでるかなと思ってました」
「ここはね、オープンして、今日で1ヶ月と2日め。
 お昼は、もう行列ができるけど、夜は、まだだいじょうぶだよ」

そんな会話をしながらいただいたせいでしょうか、
いままでの檍さんで、いっちばんおいしいようなキモチになりました。
大柄でちょっと強面な大将ですが、すんごくやさしいお方です。
料理って、やっぱし「人」が出るんですね。

いんやぁ。大大大満足じゃ〜。
蒲田も銀座も時間的にはさほど変わりないのけど、
銀座のほうがレスポンスがいいんで、これからは銀座通いになりそうな予感。

ごちそうさまでした!

  • 特ひれ
  • UP
  • 白めし+豚汁+しば漬け

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5位

アッピア 本店 (広尾、白金高輪 / イタリアン)

1回

  • 夜の点数: 3.8

    • [ 料理・味 3.3
    • | サービス 4.2
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥8,000~¥9,999 -

2018/10訪問 2018/10/31

Bon appetitio! Via Appia Antica nel Hiroo.

7月下旬。たらば+あわび三昧しちゃったお席で、
ずわい蟹+紅ずわい蟹のハイブリッド、黄金蟹さんをおススメいただきました。
双方のいいとこ取り。数千匹に1匹の類稀なる蟹さんだということで、
10月下旬なら確実ですと、板長さんのお墨付きで予約をお願いしたにもかかわらず、
今年は、不漁で例年よりも入荷が遅れているとのことで、
泣く泣く、見送ることに・・・。

えええええ〜っ。3ヶ月も前に予約して、楽しみにしてたのに〜。
天然自然の命ですから、黄金蟹さんに罪はないものの、
お店の応対に誠意が感じられず、なんだかすっきりしないこともあって、
どうにも、おナカの虫が騒いで困ってしまったのであ〜る。

純和風お座敷での蟹さん三昧からの反転か・・・。
なぜか、突然、イタリア〜ノに、おナカが向いてしまったんです。
でもなぁ。人気繁盛なお店だからなぁ・・・。
だめモトでお電話してみましたらば、な、な、なんと!お席ゲット〜。
アッピアさん。うっしっし〜、ですね。

さてさて。最寄駅の東京メトロ日比谷線は広尾駅で下車。
天現寺交差点を左へ。思ったより遠いなぁと、てくてくすること10分ちょい。
ひとつ目の信号を渡ったすぐの半地下です。
ガラス越しに見える店内を右手にお玄関ドアへとアプローチ。
看板の写真をパチリんしてたら、後ろを数名さまが通って行かれました。
わらも、すかさず、後に続きます。

こんばんは〜。
予約の旨を告げると、入ってすぐのところ、
デシャップ前のテーブルお席にご案内くださいました。
入り口に近い壁側がソファ席になっている大テーブルでは、
イタリアンかなぁ、パパさんかなぁ、グランパさんかなぁ、どっちかなぁ、
10歳くらいの男子女子のファミリーが賑やかな晩餐ちう。
まるで、ジブン家みたいにやってます。
あらまぁ。さすがは、広尾のアッピア街道だわさ。

まずはまずはのお飲みモノをば。
ここんとこ、初めの一杯は、すっかりハイボールづいちゃってるんで、
山崎でお願いしました。ソーダで割るのは、ちと、もったいないのけどね。

お隣のファミリーを眺めつつ、ぐびりしてると、
うわぁ、10種類くらいのお皿が並んだ前菜のワゴンがやってきました。
全部をきっちりプレゼンしてくれます。
あ〜。これ、テーブル毎にやるのはたいへんだろうなぁ、と思いつつ、ふむふむ。

の中から「金目鯛のカルパッチョ+10種類以上の野菜のマリネ+
海の幸のマリネ」をお願いしました。お皿にね、素敵に盛りつけてくださいます。
ほうほうほう。あ〜ら。イタリアンでございますこと〜。
なんか、ココロがうきうきしてきちゃいます。

金目鯛のカルパッチョのお野菜は、白菜でした。
きんめちゃんは、和〜な感じだから、白菜がマッチしてました。

お野菜のマリネも海の幸のマリネも、いろんな食材がメッセされてて、
ほんのすこしのボリュームでも、満足できちゃいます。
ここいらで、スパークリングをば。

っと、まったまた、ワゴンが・・・。スープやパスタのプレゼンです。
本日のおすすめなど、テンプテーションでしたが、
おナカの具合を考えて、プリミはパスさせていただきました。

お次は、セコンドのプレゼンです。
お魚は甘鯛やら黒鯛やら、お肉は、尾崎牛やら長谷川ポークやら。
でも、わらは、決めてました!仔羊ちゃんです!

ハーブと塩でのグリエ、レア、でお願いしました。
わら、ヨコメシなら、お肉を食べたいし、
お肉の中でいっちばん好きなのが仔羊ちゃんなんですね〜。

このあたりで、ラムに合わせて赤ワインをば。
わら、口に入る大概のモノは、さっぱりと軽いのが好みなんですが、
なぜか赤ワインだけは、どっしり重たいのが好きなんです。
で、酸味が少なくて渋めの重たいの、ってリクエストしました。
でも、あんまし、高いのは、だめ、とひと言添えて。

何本か持ってきてくださいましたが、リクに対してはどれもイマイチかと・・・。
お値段の割りにお口に合うかどうか・・・、とのことでしたんで、
ちと悩んで、アッピアさんの名入りのハウスをチョイス。
ハウスならではのニュートラルな感じ。とても飲みやすい1杯でした。

そうこうしてるうちに、わらの仔羊ちゃんがやってきました。
うわぁ。こ〜んがり、つやっつや〜。うまそ〜。
仔羊ちゃんのい〜い香り。ナイフがするするする〜っと入るやらかさ。
う〜。うんまぁ。骨に残った身〜は、手づかみで、わしわし。
猫またぎ的、キレイに、たいらげました!

わらのお席からは、コックさんたちのお姿も拝見できたんですが、
みなさん、とってもお若くてびっくり。
どのお方がシェフなのか、わかりませんでした。

サービススタッフさんが、とても素晴らしいのに比べて、ちと・・・。
お料理は、もちろん悪くはないんですが、やっぱり若い感が否めませんでした。
この雰囲気、このサービスに、お料理が負けちゃってます。
それが、ちと残念ではありました。

お会計して、るんるん気分で、天現寺交差点近くまで来たところで、
あら? って、スマホ忘れたのに気づいて、またお店へ逆戻り。

すいませ〜ん。
あっ。こちらこそ、気づかなくて、すいません!
スマホを手に玄関に向かったら、
「ふわらさん!ちょっと、待って!」

?????

「あの。これ、持ってって」って、
名入りの保存びんに入ったビスコッティを渡されました。
えええええ〜。いいんですか〜?

やっぱ。かわいいと、得、しちゃうな。
え?

いんやぁ。ほんとうに、とても楽しいひとときでした。
また、おじゃまします!

ごちそうさまでした。

  • 看板
  • 前菜のワゴン①
  • 前菜のワゴン②

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6位

鮨匠 のむら (天文館通、いづろ通、甲東中学校前 / 寿司)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク 3.8 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥20,000~¥29,999 -

2018/10訪問 2018/10/15

宝島 in 鹿児島 探検記。

九州遊々を目論んだのは、7月の上旬だったか・・・。
思い立ったらいつものパターンで、まずはお宿をリザベーション。
そして、往き帰りのルートなどシュミレーション。
ここから、もう旅は始まっているのだ。るんるんる〜ん。

今回は、長崎まで飛行機でぶ〜ん。
ちゃんぽんで腹ごしらえ+大浦天主堂さんで心洗われて、
長崎本線+九州新幹線を乗り継いで、鹿児島中央駅に降り立ちました。
路面電車で数分の天文館前で下車。今宵のお泊まりどころです。

前日の予報では、 あ〜あああ〜、長崎〜は〜、
今日〜も〜、雨〜だった〜、んですが、ラッキーなことに降られず。
ところが、鹿児島ではチェックイン後に落ちてきました。

宝島は、お宿から歩って10分くらいだったかなぁ。
都心よりも闇が濃い雨の中でしたんで、もっとかかったように感じました。

隠れ家なおうちのようですので、路地裏なのかなと思いきや、
天文館のメインストリートに面してお店はありました。
ほとんど真っ暗なあたりに、ぼんやり灯りが・・・。
おおお! ここだここだ!

お玄関扉の横に「Reservation only」と手書きの張り紙が・・・。
ってことは、フリーの外国のお方々がお見えになるってことなんですね。
世界中に張り巡らされたWEBの恩恵か、はたまた陰謀か。

驚き感心しつつ、お玄関扉をが〜らがら。
「こんばんは〜」
っと、名乗りでるまえに、ご主人が目ざとく、
「あっ。ふわらさん、ですね? お待ちしてました!」って・・・。
まぁ、まずは、これで、ヤラれ、ますね。大概のお方は。
ご主人の他にはお若い衆がふたりだったかな。

カウンターのいっちばん奥にわらのお席が整えられてます。
薬味の小皿たち数種類がウエルカムです。
お隣には殿方おひとり。まだ、お飲みモノも手にしていらっしゃらないので、
お仲間さんたちのご到着をお待ちになられているようですね。

「お飲みモノどうされますか?」お若い衆のお尋ねで、
まずはまずはのハイボールをお願いしました。
ぐびりぐびりと喉を潤しつつ、ご主人と二言三言交わしていると、
お隣さんのお連れのお方々がお見えになりました。
殿方3名です。おひとりはリピーターさんのようです。
「毎度、どうも、ありがとうございます」って、ご主人が・・・。

今宵のメンバーが揃ったところで、いよいよ宴の始まり始まり〜。ちゃかちゃん。
基本、すべておまかせおきまりオンリーですが、
苦手な食材やボリュームなどはリクエストに応えていただけます。
お酒も、いろんなのをぐい呑グラスで、お料理ごとに楽しむことができます。

まずはまずはの、おつまみ系から。もみぢ鯛のはらんぼのお造りです。
う〜。ねっとり甘い。でも、しこしことした歯ざわりも。こっりゃ、たまらん。
ほとんどの食材は鹿児島産の天然モノだそう。
お知り合いの漁師さんから直でいただくこともあるんだそうです。

たこの湯がきたて
ミディアムレアな湯がき加減。まだ、ほんのりあったかいよ。
くにっと歯に食いつくような食感と滋味深い甘みが、いつものたこ刺しとは別モンな旨さ。

うに+ちっとの酢めし
鹿児島のうにです。焼肉のとき、白めしが欲しくなるのとおんなじで、
ちびっとの酢めしが、うにさんを引き立てていますね。

歯がつおのぽん酢がけ
ふつうのかつおは紅色が美しい赤身ですが、こちらは桃色な感じ。
でも、とっても脂がのってて、ぽん酢がよく合いますね。

もみぢ鯛のかまの蒸しもの
たまごが苦手なわらのために、特別に作ってくれました。
お魚でいちばんおいしい部位からの旨味たっぷし。思わず、ほっこりな逸品でした。

さて、このあたりで、いよいよ、握り、です。

もうもうもう。ひとつひとつのあ〜だこ〜だは、わらの筆には荷が重い。
たいへん申しわけございまへんが、写真をご参照くださいまし。

あまり、耳にしたことがないようなお魚は、I Pad でプレゼンしてくれます。
ほんとうにお魚を愛し、お客さまに喜んでいただくことを最優先にされているんだなぁ。
常に全力疾走なご主人の姿に感動してしまいました。

ごいっしょさせていただいた殿方4名さまは福岡からのお越しで、
ボランティア的な会のメンバーさんの集いだそうです。
遠路はるばる駆けつけるお方々が多いというのも、さもありなん、です。

ほんとうに、おじゃまして、よかった!
ごちそうさまでした。

  • お看板
  • 薬味たち
  • 茎わかめのツマ

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7位

味あら井 (中津 / 日本料理)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.2
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 -

2018/10訪問 2018/10/17

中津の若大将は、太っ腹けん!

秋の九州悠々自適旅。お目当は、なんたって、うまかもん。
前日は、鹿児島でお魚三昧。でも、今宵も、なのだ。

鹿児島中央駅から熊本で途中下車し、
天災のつめ跡が未だに残ったまんまの熊本城を愛で、
九州新幹線+ソニック号を乗り継いで、
中津に到着したのは、17時40分頃だったかな。
念のためとお電話でダイレクションをうかがって、てくてくすること数分。
線路の高架沿い下にお店はありました。

「こんばんは〜」お玄関扉をが〜らがら。
予約の旨を伝えるとカウンタースペースにご案内いただきました。
若大将が腕を奮うライブ感がうれしいお席です。

お料理コースは予約の際にいちお決めてあったんですが、
若大将は食材の好みなど、あれやこれや細かく尋ねてくださいました。
ボリュームだって考慮していただけますのよん。
これは、カウンターお席の特権ですね。

この日は、小ぶりながら、よいクエが入ったとのこと。
本来ならば、2〜3日、寝かせてからお出しするそうですが、
遥々お越しいただいたんで、さばきます!って。
あんらぁ。なんという口福なのだ。

お肉料理は、2種類から選べるってことで、
猟師さんから分けていただいた猪くんをチョイスしたものの、
牛さんも一切れ付けてくれたり、
お隣にいらした姫3名がご予約の際にお願いしてあったという
伊勢海老さんもお裾分けにあずかっちゃいました。

っと・・・。
ここまで書いてて、筆が止まってしまったわさ。
もう、10日も前のことだからなぁ。

どうぞ、写真をご覧くださいまし。
すまぬすまぬ。

カウンター席の他に、お座敷もいくつかあるようです。
そちらもけっこうな賑わいで、たぶん地元のお方々でしょう。
でも、遠路遥々おじゃまするするに遜色ない素晴らしいお店でした。
また、行きたい!

ごちそうさまでした!

  • 若大将+クエ
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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8位

伊藤グリル (元町(阪神)、元町(JR)、旧居留地・大丸前 / 洋食、ステーキ)

2回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.6
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク 3.2 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥15,000~¥19,999

2019/03訪問 2019/04/13

神戸うっし〜で、大食いになった、わ・た・し・・・。

昨年の2月。外気温1℃。寒風吹きすさぶ中、
予約なしでうかがってみれば、がび〜ん!満席!でした!
泣く泣く断念からのリベンジで、
きっちり予約をお願いしてのお初のおじゃまは昨年の6月中旬。
そして、2度めの神戸うっし〜と相成りました。

羽田から神戸空港まで、ぶ〜ん。
ポートライナーで三宮駅まで、する〜っと。
メガ地下街をてくてくすること、10分くらいか。
神戸の南京町にたどり着きました。

豚まんで有名な老祥記さんがある広場のところです。

こんにちは〜。

いらっしゃいっ!

前回とおなじカウンターお席のいちばん奥、窓際にご予約の札が・・・。
お隣席はバッグなどを置けるように空けておいてくれてます。
これも前回といっしょ、でした。なんか、うれしい〜。

こないだは、神戸牛の炭火焼きステーキをいただきました。
これはディナータイムオンリーなんですが、
予約のときにお願いしておけば、ランチタイムでもOKでございます。

今回は、ビフかつをチョイス。気になってた一品です。
ランチメニューは、スープ+サラダ+パンかライスがサービスでついてきます。
でも、お肉をおいしくいただくためにスープはパスしました。
だって、お腹がふくれちゃうもんね。

焼き加減というか、揚げ加減をリクエストできますよん。
わらは、もちのろんで、レア、です。

まずはまずはのハイボール+お肉といっしょに、グラス赤も。

ハイボールをぐびりきらないうちに、ビフかつがやってきました。
あらま。思ってたのより三まわりくらい、ちっさい。
スマホより、半まわりくらいおっきいか・・・。

さっそく、ナイフをするするする〜。
うわぁ。すんばらしい濃紅色しちゃってます。
パン粉が極細で、かつ、というよりは、なんというか・・・。
何かサクサクなのをまとった、ステーキですかね。
うまいうまいうまい〜。やらかぁ〜。

でも、あまりにも小ぶりなんで、なんか、もうちっと食べたい病に・・・。

えええええ〜っ。

ふだん、定食はおろか、ら〜めん1杯も食べきれないのに・・・。
いったい、どうしちゃったんだ!

で、すかさず、メニューを見してもらって、
神戸牛ステーキランチ150gもお願いしちゃいました。

もちのろんで、こちらもレアですよん。

ステーキが焼ける間に、ビーフかつのお皿に残ったデミグラを
バゲットできれいにフキフキして楽しみました。
このデミグラが、うまいのなんの!
これだけで、グラス赤、一杯いけちゃいますよん。

ほどなくして、ステーキさんのご登場。
ちゃんとカットしてあって、ソースもかかってます。
このあたりが、やっぱしディナーメニューとの違いですね。

部位は、ランプ、とのことでした。
歯ごたえはあるけど、決して硬いわけではない。
みっちり引きしまった赤身のお肉、という感じですかな。
こないだのと比べると、香りが淡いかな。
お肉の香りは脂にあるから、その分、お味も淡白です。
で〜もでもでも、昼めしの最高峰でございます。

〆に、白めしをちびっともらって、またまた、お皿をフキフキしました。
下げにきたマネージャー氏、曰く。「洗わなくてもいいようだ」

いんやぁ。大大大満足じゃ〜。

しかし、わらの胃袋くんはどうなってしまったんだろうか・・・。

ごちそうさまでした!
今年の2月。降り立った神戸空港は気温1℃。
寒風吹きすさび粉雪舞う中、午後1時過ぎに覗いてみたらば、
ががが〜ん、予約でいっぱい。入れましぇ〜んでした。

思ってた以上の人気繁盛店なんだわさと学習しまして、
旅の目論見に併わせ2ヶ月も前に予約をお願いしてのおじゃまでございます〜。

お後の予定を考えて、11時30分のオープンに合わせてうかがいました。
マネージャー氏がにっこにこ顔でお出迎え。
あららっ。すでに、おふたりさま2組+おひとりさまがご着席。
わらは、カウンター席のいっちばん奥の窓際にご案内いただきました。
ちゃんと「Reserve」の札があります。気分いい〜。

ランチタイムはお手頃サービスお値段のランチメニューがあるのですが、
せっかくですんで、とりあえず、神戸牛の炭火焼を200グラムでお願いしてありました。
前菜などはいかがしましょう、とのお尋ねがありましたが、
200グラムが食べきれるかという懸念と神戸牛を堪能したいっ、でしたので、
潔く、お肉オンリーでいくことにしました。モチのロンでレアですよん。

「焼けるまでに少しお時間いただいてます〜」とのことで、
2月とはうって変わっての蒸し暑さですから、ハイボールで喉を潤しつつ待ちます。

ひと席おいてのお隣さんは、20歳代後半なセーネンでした。
このお方は、ランチメニューからの神戸牛ステーキのチョイスのようです。
お肉のまえにサラダやスープがサーブされてました。

ハイボールを飲み終えるころ、
「そろそろ、お肉が焼きあがりますが、お飲みモノどうしましょ」とマネージャー氏が。
だよねぇ。やっぱし、赤だよねぇ、ってんで、グラスの赤をば。

きましたよ〜。わらのコーベビーフちゃん。
わりと小ぶりで高さがあります。おいしいお肉の正しいプロポーション。

「まずは、マスタードだけちょとつけて食べてみてね」
「はいはい〜」
「そのあとソースで。ちょっとだけでいいよ」マネージャー氏のレクチャー付き。

ナイフ投入! するするっと入りました! うわぁ、きれいなローズピンクです。
まずは、ひとくち。うわぁ、甘〜いいいいいいいい。
炭火焼ならではの香ばしきい〜い匂い。こっりゃ、たまらん〜。
味つけはシンプルに塩こしょうのみ。これがお肉の旨味の引き立て役です。
レクチャーどおりに、マスタード+ソースで味変も。
ソースはデミっぽいのけど、もっともっとさらりと淡くやさしい。
でも、ソース不要。みんなさま、そうおっしゃるそうです。

にっこにこしていると、マネージャー氏が赤ワインのおまけおかわりを注ぎに。
「ほんま、しあわせそうな顔しとるね〜」だって。

食べ切れるかとの懸念は何処へ。もっと、食べれちゃいそうでした。
さすがは世界に名だたるコーベビーフです。

こちらのお店は大正12年のご創業。港町神戸ならではの老舗です。
スタッフは若いアルバイトさんもいらっしゃいましたが、
マネージャー氏のマニュアル的ではない、ココロこもったサービスが素晴らしい。
地方にはこちらのような名店が健在なのに、なんで東京には・・・。

いんやぁ。大大大満足じゃぁ。
ごちそうさまでした!

  • うっし〜
  • セッティング
  • ハイボール

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9位

割烹 やました (京都市役所前、三条、三条京阪 / 海鮮、日本料理)

2回

  • 昼の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 3.6
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥15,000~¥19,999

2019/09訪問 2019/09/26

京都で、まったけ。どんだけ〜。

はじめておじゃましたのは、昨年の紅葉のころでした。
ちょうど、3連休と相まって、どこもかしこも、ヒトヒトヒトで・・・。
お昼どきのやましたさんもご予約で満席でございました。

今回は、9月半ばの平日のお昼どき。
当日朝のお尋ねでカウンターお席の予約ができました。

お泊り処の地下鉄烏丸線の九条駅から乗車。
烏丸御池駅で東西線に乗り換えて、京都市役所前で下車して、て〜くてく。
この辺りは道幅が広くて、とっても開放感があります。
この日はからりとした秋の風が心地よい、爽やかなアフタヌーンでした。

鴨川の手前、高瀬川の水路沿いにお店はあります。
さやさやと流れる水は透き通ってて、陽射しの下できらきらと美しい。

予約は12時。オンタイムでお玄関扉をが〜らがら。

こんにちは〜。

見習いさんと思しきお若いお方に予約の旨を告げると、
カウンター奥のお席にご案内くださいました。こないだもこの辺りだったかな。
煮焼き揚げ場の煮方さんも、おんなじお方でした。

こないだの満席な賑わいぶりとは打って変わって、
先客さまは、熟年カップル一組さまのみのとっても静かな午餐どきです。
板場奥のガラス戸からのぞく坪庭の緑がさわやかでいい気分。

大将のお姿が見られないので、お尋ねしましたら、
御ネンを考えて予約の少ない日のお昼間はお休みしていただいているんだそう。
お顔が拝見できなくて、ちと残念ではありましたが、なるほど〜、です。
昨年だったか、古希を迎えられたそうですから。
ご無理なさらずいつまでも板場で睨みを利かせていてくださいまし。

さて。まずはまずはのハイボールで喉をうるうる。
ぐびりつつお品書きとにらめっこ。

やましたさんのお品書きは品数がすんごいんです。
お刺身だけでも何種類ものお魚がいるし、それと同じだけの焼き・揚げ・煮、も。
お野菜やお肉なんかも充実度タカシくんで、目移りすることしばし。

京都といったら、鱧+ぐじ、が、わらの定番です。
おおお! 鱧の焼き霜造りというのにピントが合っちゃいましたよ。
まずはまずはで、こちらをば。

しゃっしゃっしゃっしゃっしゃっ。脇板さんが鱧の骨切りをはじめました。
なんとも耳におナカに心地よいアペタイトなサウンドです。

っと、煮方さんが焙烙に炭火を活けて網をセットしました。
骨切りしてひと口大に切り分けた鱧をこの網の上で炙りつついただきます。
昨今では、炙りというとほとんどがガスバーナーでボーっ、ですが、
これは、なんともミヤビで風情がありますですよ。
旅の空の下、ゆるゆると楽しむお昼呑みにぴったんこです。

ハイボールをぐびりきって、京都の地酒をば。
なまえ、忘れちゃった。もちのろんで、冷たいの、です。

お皿に並んだ鱧の身は半透明な象牙色。きらっきらしてます。
これは韓国生まれの鱧さんだそうです。へぇ〜。日本人ではないんですね。
煮方さんのお話によれば、今は、韓国産の鱧は国産の5倍の値なんですってよ。
鱧というと純和風なイメージですが、そうなんですね〜。
そして、今んとこ、最高級なんですって! いんやぁ。びっくりです!

炙り鱧のお伴は、せん切りのみょうがと二杯酢です。
みょうがはお好みで、二杯酢はたっぷりつけるのがおすすめです、って。
ふうん。わら、タレだとかをどぶどぶしちゃうのは、ちと苦手なのけどなぁ・・・。

皮目からささっと炙って取り皿にサーブしてくださいます。
あっつあつのひと切れを、まずはおすすめどおりに、二杯酢をたっぷし。
骨切りしたスキマに絡むようにして・・・。

おおお! 甘さのないスッキリな二杯酢で、たっぷしが大正解!
淡白だけど上品な脂を感じる身を炙った香ばしさにこれ以上ない組み合わせ。
鱧だけでも、みょうがと合わせても、うんま〜いいい!

お酒がすすんですすんで、コマルくん〜。

おっ! お品書きに「松茸」を発見! 時価、となってます。ぶるぶる。
京都でまったけ。勇気をだして、お値段をうかがってみました。
う〜む。おサイフのご機嫌は悪くなりそうだけど、病になるほどではなさそう。

あの〜。まったけを、半分、焼きで、半分、フライでもいいですか?
「もちろん!」
「では、お願いします」

うっひょ〜。頼んじまっただ〜。

で、で、でっかぁ〜い。
切ってるそばから、まったけ特有のセクシーない〜い香りが漂います。

先の鱧を炙った網で、焼き焼きします。熱が加わって香りが倍増!
すだちをちょいと搾って、粗塩をちょいと。
しゃくしゃくとした歯ざわりもまったけ特有です。

そして、フライ。和食屋さんのフライですから、パン粉は極細です。
まったけの持ち味をじゃましないで揚げ油から旨味を守って閉じこめてる感じ。
衣のさくっ+まったけのじゅんわぁの黄金フライです。
頼んでよかった〜。

この日のランチタイムのゲストは、先のカップルさんとわらの3人だけ。
板場のみなさんは、ディナータイムに向けての仕込みに余念なく。
そんな中、脇板さんと煮方さんがつかず離れずでお話相手になってくださって、
とっても幸せなお昼呑みを満喫することができました。

あんまりにもおいしくて、焼きまったけだとか、
写真、撮り忘れたのが、唯一の心残り。

でも。また、行っちゃうんだもんね。

ごちそうさまでした!
紅葉シーズン真っ只中の、しかも3連休中の京都。
どこもかしこも、ヒトヒトヒトの群れ〜。

おいしいお昼間呑みでおじゃましました。
もちのろんで、予約です〜。

京都詣の最終日。夜には、新幹線の予約あり。
予定は前倒しがよし、ってんで、開店時間に合わせて、お玄関扉をが〜らがら。
うふふ。いっちばんのり、です!

この時季の京都には北の海からの紅い贈りモノがやってくるんで、
できたら、そのお方をいただきたいなぁと思って、
予約のお電話の際に、お尋ね&リクエストしてました。

お昼間ですが、旅の空の下ですからね。
まずはまずはのハイボールで、午後からの紅葉詣前のエナジーチャージ。

板場に面した長〜いカウンターお席ですから、
大将をはじめ、板さんたちの手際のよいお仕事ぶりが楽しめます。
70歳代かなぁの御大将を筆頭に、脇板の2番手さん、煮方の3番手さん、
追い廻しの小僧がひとり、という正しい板場の構成です。
こういう正しい板場というのも昨今では貴重かも。

件の紅い贈りモノをお尋ねしましたら、活けは1杯単位の売りで、
この日は1キロ以上の大モノだそうでした。
浜茹でなら半分でもだいじょうぶです、とのことでしたが、
それも1キロ以上のを湯がいたモノだそうで、
おサイフはどうにか黙らしても、おナカがOKしないだろうなと断念。

リーズナブルなお値段のコースお料理も何種類かありますが、
アラカルトでお好きにやるのが、なんたって、こちらでの醍醐味です。
ハイボールをぐびりしつつ、お品書きとにらめっこ。

ううう〜、迷いに迷って、クエと寒ぶりのお刺身をチョイス。
こちらのお魚はすべて天然モノだそうです。

1階は、カウンターお席のみのですが、すべてセッティングされてました。
ってことは、ご予約でいっぱいってことですね。
お2階もあるようですし、板場が忙しくなる前に、もう一品・・・。

この時季ならでは。大好きな雲子ぽんもお願いしちゃいました。

っと、奥どなりに若輩カップルさんがお見えになりました。
やっぱし、紅葉目当ての観光お客さまかしらん。

おっ。お通しがきました。
鯛の塩辛で和えた烏賊+もろこ+紅白なます、の3点盛りです。
わわっ。これだけで、1合いけちゃうな。

すかさず、京の地酒の、あれっ、なんだっけか。
忘れてしまいました。すまぬすまぬ。
たしか、なにやらの純米酒。ちめたくて、すっきり、うまかった。

わらのお刺身盛りさん。
クエって、都内ではあんましお馴染みではないので、ちょっと憧れなお魚です。
白い身が美しい。くきくきな歯ごたえ。軽やかだけどじんわりな脂。
固太りな鮟鱇さん、といった風貌ですが、中身はこんなにやさしいんですね。

天然寒ぶりさんの桃色身の、な、な、なんと秘めやかなことったら!
こちらは、甘みたっぷし濃厚な脂。でも、くどさは、なし。
すいすいっと舌の上でとろけます。あ〜。うま!

っと、雲子さんもやってきました。
お出汁の旨味+橙の渋みが利いた、すっきりぽん酢。
ひやっひやにちめたくて、ふるっふるな雲子ちゃんにうっとり。
あ〜。お昼間っから、いいのかしらん。

もうちっと、なんか、食べたいにゃぁ。
お献立をふむふむしてると、大将が、海老芋の磯辺揚げが、うまいよ、と。
ふうむ。海老芋も、京ならではの、ですね。

煮含めて下拵えした海老芋に青海苔を混ぜた衣をまぶして揚げてます。
おおお!ねっとりした海老芋と青海苔の香り豊かなさくっと衣がい〜い感じ。
でも、6個もあって、おナカいっぱいになっちゃったんで、
おトナリさんのおナカをお借りしちゃいました。

気がつけば、カウンターお席、満杯です。
観光客さまだけではなく、ご近所さんもいらしてます。
作り手のカオが見えるって、安心安心。
こういうお店なら、何をいただいても満足できること請けあいます。

昨今は、フレンチ・イタリアンはもちろんのこと、
お寿司やさんも焼き鳥やさんも、お仕着せおまかせのコースオンリー、
ってお店が増えてきて、それが主流になりつつあるよう。

コース料理のよさも、それはそれで、あるとは思うんですがね。
自分の口に入れるモノを、人任せにしてたら、
人生を人任せにしてるのとおんなじ、と考えてしまうのは、
古いニンゲンだからでしょうか・・・。
大げさでしょうか・・・。

我が儘なわらには、お昼間呑み+食べたいモノをあれやこれやできる
とっても素晴らしいお店にめぐり遇えたなと、にんまり。

ごちそうさまでした!

  • お通し
  • 焼き霜の鱧
  • 鱧 オン ザ 炭火

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10位

salon&bar SAMGHA (大宮、四条大宮、四条(京都市営) / バー、ワインバー、カフェ)

6回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 -
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク 4.8 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥3,000~¥3,999 -

2020/10訪問 2020/11/11

京都御所近く仮の涅槃で南〜無〜。

堀川高校近くの本家が改装中とのことで、仮のお姿にて営業中です。
地下鉄東西線の市役所前駅から寺町通りを北へ。
京都御所のちょい手前、路地を左に入ってすぐのところです。

本家のオープンは12月8日の予定だそう。
なんでもお釈迦さまとジョン・レノンくんの命日だからとか・・・。
ふむふむ。な〜む〜。ジ〜ザス。

仮店舗だからというわけではないでしょうけれど、こじんまり。
カウンターに数席と4名テーブルがひとつ。
ほどのよい密度感があって、落ち着ける空間です。

おじゃましたのは20時をまわったあたり。
テーブルお席に若い男子が3名。
はんなり優しげな京ことばが耳に心地よく届きます。
たぶんご近所さんでしょう。

ほぼ、1年ぶりのおじゃまです。
僧侶+店主+バーテンダー氏のハニーちゃんともお久しぶ〜り〜、です。

おすすめの1杯をいただいて・・・。

話は、やっぱし、コロナ、どうしてました? ですね。
京都の町は外国人の姿が消えて閑散としちゃってて・・・。
いつもなら、そろそろ紅葉の時季なんで、大賑わいなんだけど・・・。

あ〜。そういえば、2年前だったかな。
11月の3連休、紅葉のときに詣でた京都はどこもかしこも人で埋まってたっけ。
世界中から愛される観光地だけに打撃は想像以上のようです。

あ〜でもないこ〜でもないと話していると、マダム3名がお目見えに。
場所がわからなくて電話したけど通じなくて・・・云々。

ほどのよい密度感が濃密になってきたので、ここいらで退散。

本家の再開が楽しみなのであ〜る。

ごちそうさまでした。
京都詣の旅の空の下。
ちょいと涅槃におじゃまします、が、マイ定番です。

四条河原町の隠れ家處で、ばんめしを終えて、シティバスで向かいます。
京都市内はバス網がスンバラしくて、ちょいとコツを掴めば、この上ない便利さ。
道路網が方眼状なので、ちっと間違っても、だいじょうぶ。

涅槃のある通りは、何にもない真っ暗な住宅街なんで、
いつも、あれっ、ここでよかったのかなぁ、とドキドキなんですが、
さすがに数回目ですから、スキッとたどり着きましたよん。

こんばんは〜。

おやまっ。先日の紅葉のときとは、打って変わって、静か〜。
まぁ。これが、本来の涅槃ではありますが。

オーナーバーテンダーご坊の立ち位置の前にご案内いただきました。

まずはのスパークリングをば。

銘柄は忘れちゃったのけど、おりがらみの珍かな一杯です。
瓶の仕舞いの方になると、こんな風に濁りがでるんだって。へえ〜。
獺祭スパークリングの葡萄版のようですね。

カウンターお席にはレディがおひとりのみ。
っと、あんらまぁ。いつぞやお隣になった姫でした。
地元のお方です。こんな再会も珍か〜。

先日、TV番組で見たばかりの明石ウイスキーが勢揃い。
あらまぁ。飲んでみたいと思ってたとこ。
やっぱり、ここは、涅槃なのだ。

そん中のを一杯いただいて、ご坊とあれやこれや。
ハナシは、尽きず。夜は、更ける。

いんやぁ。楽しかったなぁ。

ごちそうさまでした。
10月上旬におじゃましたとき、来月も、来ちゃいますよん、と言いおいて・・・。

三条大橋袂近くのお気に入り処で晩めし+晩酌やってたら、
「今晩、おいでになりますか?」と、ご坊からメッセージが・・・。
「はい〜。いきます!」

ほろ酔いキブンで、地下鉄+シティバスを乗り継いで、てくてく。
お店のある通りは日が暮れたら、ま〜っ暗なんで、
いつも、あれっ? ま〜だ、先だったっけかなぁ、と首がナナメになってしまう。

あっ。このコンビニの先だ!無事にご到着〜。

こんばんは〜。

あ〜らまぁ。紅葉シーズン+今宵は、プチコンサートもで、満席!
わらのためにカウンターお席をキープしてくれてました。

まずはまずはの泡を一杯。しゅわっ。
こちらは、スパークリングもご坊セレクトの珍かなのがいただけます。
この日は、愛知県のなんとか、って言ってたかな。

で、お次は、オススメのシングルモルトをロックで・・・。
おフランスの、もうお亡くなりになってしまった杜氏さんの貴重なのを・・・。
これが空いたら、もう、お仕舞い、です、って。

おフランスとうかがったせいか、なんだか、華やかな感じがしました。
まろやかで、やさしい、フィメールなウイスキーです。

途切れないオーダーで、ご坊とはお話しできなかったけど、
とっても、しゃ〜わせなバータイムでしたよん。

お次は、春、かなぁ。

ごちそうさまでした。
四条烏丸駅と四条大宮駅の真ん中くらいのロケーション。
京都の繁華中心地からは、ちっと外れてます。

とっころが〜。外国からのお客さまで大大大繁盛な般若湯処でありんす。
オーナーバーテンダー氏は、現職の御坊ですから〜。

もうもうもう、何度目かのおじゃまです。
旅の空の下ではなく、お仕事帰りにちょいとってキブン。

今宵もわらのお隣は、台湾からの女学生さんでした。
ニッポンが大好きなんだそうで・・・。

まずはで、御坊のセレクションから、北海道の泡をば・・・。
う〜。初めは、舌に甘さがくどいかな、と思いきや、
水のように、するりと喉の奥を通っていきます。
で、葡萄の香りが鼻腔に残るんです。なんか、不思議な呑みごこち。

あらまぁ。めなみさんに続いて、こちらもご来店ラッシュ。
御坊やスタッフさんも、てんてこ舞いです。

また来月ね〜、っと早めにお会計をお願いしましたのん。
ごちそうさまでした。
四条大宮は堀川高校近くの涅槃です。
オーナーバーテンダー氏は、現職の僧侶さん。
京の町屋を活かした造りのバーです。

こんばんは〜。
まった、おじゃましちゃいました。

京都の観光メイン地からは、外れているにもかかわらず、
お客さまの7割がたは外国からのお方々です。
みんなさま、よくご存知なんですね〜。

今宵も、カウンターお席のおトナリさんは、
アイルランドからのセーネンでした。
ニッポンという国に興味がシンシンのようです。

なんか、ヒトミがきらっきらしてます。
昨今のニッポンのワカモノには無い何かを感じます。
セーネンの志というヤツでしょうか。

こちらのお店は、御坊の神力の賜物でしょうか。
類稀なる般若湯がい〜っぱいです。
ザギンでもこんなバーにはお目にかかったことがありましぇ〜ん。

もう何度目かのおじゃまですんで、
なんだか、お仕事帰りにふらっと立ち寄ったかのようなキブン。

ごちそうさまでした。
昨年の11月の京都訪遊のとき、トモのおススメでお初のおじゃま。
ほうほうほう〜。町家を活かした京ならではの落ち着いた佇まい。
オーナーバーテンダーさんは、な、な、なんと!現職の僧侶さんなんですよん。
静々とした空間にすっかりはまってしまいました。

今年、2月の上京のときの再訪です。

最寄駅は、四条大宮。堀川高校そばのロケーション。
四条河原町あたりの繁華街とは空気の違う静かな静かな住宅街です。

この宵のおじゃまは、とっぷりと暮れた7時半ごろ。
でも、バーにとっては幕開けの時間ですから、一番のりでした。

こちらは、お酒のリストが素晴らしいんです。
よくぞ、こんだけ集めたなぁと感心せずにはいられません。

ご坊と相談しつつ、おすすめのウィスキーなんぞをいただきます。
もちのろん。ロックでございます。まぁるくシェイプした地球がはいってます。

一番のりの特権で、ご坊をひとりじめ。うっふっふ〜。

っと、アジア系のカップルさんがいらっしゃいました。
つい先だって、中国だかの旅モノ取材があって、それ以降、急激なんだそう。
そういえば、初めのおじゃまのときも、おトナリさんは韓国の殿方でしたっけ〜。

言葉のモンダイやスタンダードの違いやらでご苦労もおありのようですが、
そこは、やっぱし、ご坊さんですから、さらっとやっていらっしゃるのはご本職ならでは?

京でこんなにすてきなココロのより処にめぐり逢えて、なんたるシアワセ!
な〜む〜。

  • (説明なし)
  • Des bulles
  • Eau de vie

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