fuwalaさんのマイ★ベストレストラン 2011

fuwala's dining table

メッセージを送る

fuwala (60代後半・女性・東京都) 認証済

マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

マイ★ベストレストラン

1位

丸五 (秋葉原、御茶ノ水、新御茶ノ水 / とんかつ)

1回

  • 昼の点数: 3.6

    • [ 料理・味 3.7
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2014/05訪問 2016/09/19

うまぁ〜。ちょうどいいかんじ〜。

所用で、神田付近へ。
土曜日のひるめし刻をかなりまわった頃。ハラへったなぁ。
この時間、やってるとこ。

あ。丸五さん。たしか、15時までだったっけ〜。
でも、早じまいあるかも、ってんで、駅まで、ダ~ッシュ。
山手線でひと駅めの秋葉原で下車。
大っ嫌いな電気街を抜けて、お目当てのお店へ。

やった~。暖簾でてる! 営業中の板看板も!
恐る恐る玄関を開けると、な、なんと、1階は満席!
お2階席は、もう中休みの時間。
でも、まっ、いいや。待と。
っと思ったら、ちょうどカウンターのひと席が空いたとこだったようで、
すぐにご案内してくださいまして、やっと落ちついた。

こないだ、特ロースをたのんで、食べきれなかったんで、
今回は、ロースかつ定食をば・・・。

待つこと、20分くらい。
やってきました。

いつもより、やや色白なかんじ。
低温揚げだから、やらかい。
ぶ厚くっても、さっくり、噛み切れるのだ。
お肉を食べてる喜びがじゅわじゅわ。
ここんちは、小ぶりだけど、厚みがある。
お肉は、おなじグラム数なら、面積より高さがだいじ。
そこんとこわかってるなぁと思うです。
揚げ油の疲れた臭がないのも、よろしいね。

わら、ほんとのとこ、低温揚げのとんかつって、あんまし好きくないのけど、
丸五さんは、その中では、イケるほうと思う。

でも、衣がはがれちゃうんだよね。
とんかつにとって、衣は「命」の、はず。
衣がはがれちゃったお肉は、ゆでた肉みたいだもんね。

それにしても、あの赤出しのおそまつなことったら。
まずは、ぬるい! 申しわけ程度のなめこ。
そんで、これ以上は小さく切れないってくらいにちっちゃなお豆腐。
これなら、いらないやね。
(2014・5 再訪問)


行ってきました。丸五さん。

11月4日の金曜日。
ランチタイムの1回戦めをクリアするべく、11時33分、秋葉原駅にご到着〜。
電気街口を出てみて・・・。む? どっちに行ったらいいのか・・・。
およよっ。1回戦クリアに黒い影ががが・・・。
でも、食べログの地図をたよりに歩きはじめたら、迷わずに行きつくことができました。らっき〜。
口コミどおりの濃いグレーと薄らグレーの外観。コンパクトな2階建ての一軒家です。

お店に着いたのは、11時45分頃・・・。
ぬぬ〜。暖簾越しに見えた店内は、すでに満席のよう・・・。
ちと不安になりつつ、勇気を出して(大げさなっ)がらがらと玄関扉を開けると、
ちょうど真ん前に白衣の職人さんがいらして、「お二階どうぞ」って。
あっ。そうか。2階もあったんだわね〜、ホッとしながら2階席へ。
4名掛けの小テーブルが4つに、囲炉裏を模した8名掛けの大テーブルがひとつ。
手狭ではあるけれど、ちょいと民芸風な落ち着いた佇まいです。
小テーブルに3名さまと大テーブルにおひとりさまのみで、まだまだ余裕な入りでした。

秋葉原駅に着くまでの間、何を食べようか、迷いに迷っていました。
「特ひれ」がみんなさまのおすすめのようですが、わらの好みは「ひれ」より「ロース」。
んで〜、まったく残念なことに、いちどにたくさんは食べられない・・・。
というようなわけで、「ロースかつ定食」をお願いしました。
待っている間にも、ひとりまたひとり、ふたり、と、ご来店が続きます。
時計を見れば、まだ12時まえ。ふむふむ〜。

20分ほど待ったでしょうか。
ロースかつは、小ぶりながら厚みがあります。淡〜い、きつね色です。でも、さっくさく〜。
うんうん〜。やっぱり、お肉は面積より高さですね。
わらはソースが苦手なので、お醤油をちびっとたらしていただきました。
うんまぁ〜。はふはふ〜。うっふっふ〜。にんまり〜。
厚みのせいもあってか、特にやわらかいではないけれど、歯がさくく〜っとはいります。
お肉を食べてる噛んでる幸せ感があります。肉汁もたっぷし〜。
揚げ油の油っぽさがないので、さくさくいけます。
千切りきゃべつは、レモンとお醤油、塩、ドレッシングをちびっとずつ小分けにかけて楽しみました。
きゃべつの浅漬けは、さっぱり塩味でお口直しにぴったりなおいしさ。
ごはんはちっとやらかい感じ、赤出しは気持〜ちかつおの粉の出汁がくどかったかも・・・。
でもでも、大満足!小食のわらが定食を完食できました!

食べ終わったのは1時ちょっと前でしたが、2階にはまだ少し空席がありました。
開店を待ってご来店のお客さまも多い繁盛店には違いませんが、
ランチタイムのサービスメニューもなく、日常のランチとしては、ちとお値段が張るので、
一気に満席になるようなランチラッシュにはならないのかもしれませんね。
次回は、ぜひ、「特」シリーズいってみたい〜。
いあいあ、ごちそうさまでした。
(2012・11 初訪問)

  • お箸のお印
  • お品書き
  • お伴たち

もっと見る

2位

志な乃 (赤羽橋、芝公園、三田 / そば、うどん)

1回

  • 昼の点数: 3.3

    • [ 料理・味 3.5
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 2.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2016/11訪問 2016/11/04

うまっ。うまっ。うんまぁ〜。ふうふうふぅ。

(2016年11月 再訪問)
11月に入ったばかりなのに、まるで真冬のような寒さ。
こういう日はあったか〜いのが恋しいですよねぇ。
ふっと、思いついたのが「志な乃」さんの、あっつあつ「けんちんそば」
むか〜し昔の愛宕下時代も公共交通機関的には行きづらい場所だったんですが、
お引越しされた今のお店もやっぱし足が向きにくい処なんです。

で〜も。ラッキーなことに大門の近くで所用がありまして、終わったのが12時すぎ。
お昼めしのピーク時はお待ち必須なので、てくてくすれば、ちょうどいい頃合い。
ゆ〜るゆるとウォーキング。到着したのは午後1時ちょい前か。
お外でのお待ちは、なし! よ〜しよしよし。

お玄関扉をが〜らがら。およよっ。ほぼ、満席です。
昔っからですが、特にランチタイムは相席つめつめがお店の方針。
入り口間際のふたり席の通路側に、もれなくの相席でご案内いただきました。
でも、先のお客さまがちょうど食べ終わられたところで、すぐに席をお立ちになったんで、
壁側に陣取ることができて、ほっ。だって、落ち着くもんね。

ご注文は、まいどまいどの「けんちんそば」でございます。
わら、おそばでも何でも、おそとごはんの1人前が食べきれないので麺半分でお願いしました。
「お値段、いっしょですけど、いいですか?」って、ご親切に。
ちなみに、女将さん。愛宕下時代からのお方で、当時は若女将さんでした。
ち〜っともお変わりなくて、びっくり!

待つこと数分。わっ。早っ!
お〜。おひさしぶりのご対面でございまする〜。おなつかしや〜。
味噌かな、お醤油かな、胡麻も、かな? のスープ。
ぽくぽくの太打ち田舎そば。あいかわらずのうまさ。変わってないなぁ。
で〜も。わらの記憶が確かなら、以前はも〜っとお野菜が盛りだくさんだったかと。
大ぶりのだいこんやにんじん、ごぼう、さといも、長ねぎ、おとうふ・・・。
スープとお野菜だけでおナカがいっぱいになってしまうほどでした。

大ぶりなカットは変わらずでしたが、かなりのボリュームダウン。
おとうふは1センチ角以下のが3つ4つ・・・。
さといもなんて、煮くずれたようなのがち〜らほら。
それに、あっつあつではなかったし・・・。
こりゃまった、ちっとばかし、いんやぁ、すんごく残念に感じてしまいました。
台風の影響やら何やらで、お野菜の高騰が著しいこの頃ですんで、
もしかしたら、そのせいかもしれませんが・・・。

でも、この内容で1200円は、ちょっとなぁ。
ってんで、お星さまを大幅に下降修正させていただいた次第です。
ああ。あの感動をもう一度! 神さま〜。


(2011年9月 再訪問)
むか〜し昔。30数年まえ・・・。
ホテルオークラの近くに勤務先がありまして・・・。

お昼まえに外部の方も交えたミーティングが終わって、
「さて、みんなでランチでも・・・」という流れになったのですが、
「愛宕下にうまいお蕎麦やさんがあるんです。車できてますんで、お連れします」とお客さまが・・・。
「であ、お言葉に甘えて」ってんで、おじゃましたのが、「志な乃」さんとの出会いでした。

そのときに何を食べたのか、今となっては記憶が定かではないけれど、
とにかく、一発でやられてしまいました。とにかく、今までにない、おそば体験でした。
そして、その勤務先を退職するまでの数年間、時間をみつけては通いに通いました。
もっぱらランチタイムのお楽しみでしたが、12時をまわるとお待ちの行列ができてしまうので、
11時半の開店と同時か午後1時をまわった頃を狙っておじゃましていました。
何を食べても、どれもほんとうにおいしいぃ。
くねくねしていてつるしこな「うどん」、太めでぽくぽくと歯ごたえのある「おそば」。
もちろん、どちらも手打ちですお〜。

その極旨な麺を使った「けんちんうどん」に「けんちんそば」は、おいしいなんてもんじゃない。
大根、にんじん、ごぼう、長ねぎなどの野菜とお豆腐がたっぷり入った、
お味噌と胡麻の風味が豊かなアツアツの「けんちん汁」に手打ちの麺がめっちゃ合ってます。
笊に盛られた冷たい「おそば」も「うどん」も、これまたおいしいぃ。
んで〜、両方を楽しめる「合い盛り」も、これまた捨て難い〜。
お出汁の香り豊かな「おつゆ」もよし、単品の「けんちん汁」につけながらも、また、よし。
いつもいつも、ほんとうに迷いに迷ってしまうんですね。
だから、4人くらいでおじゃまして、あれこれ頼んで、あれこれ食べるのが理想ですお。

件の勤務先を退職してから、すっかりご無沙汰してしまっていました。
でも、なにかの拍子に「ふと」思い出しては、ああ、食べたいなぁと思っていました。
んで〜。食べログを見ているときに、「ふと」となって、
まだ、やってるかなぁと思いつつ検索してみたら、場所は変わっていたけれど健在だったので、
驚くやら嬉しいやらで、さっそく行ってきました。

いあいあ〜。ぜ〜んぶ、以前のまんま〜。もう、ほんとうに感激しました。
なんだか嬉しくて、ちと、うるうる。いつまでもいつまでも、続けていってくださいね〜。
(以前と値段がほとんど変わってないかも。100円くらいのアップかなぁ・・)

  • お箸袋
  • けんちんそば
  • UP

もっと見る

3位

とんかつ とんき 目黒本店 (目黒、不動前 / とんかつ)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 3.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥1,000~¥1,999 -

2011/04訪問 2011/09/21

天下の名店なり・・・。

幼稚園児の頃から、家族に連れられて行ってました。
JR目黒駅が田舎の駅みたいな頃で、いまの西口出口あたりにあったような記憶が・・・。
駅の改装に伴って、権乃助坂をちっと入ったこちらの場所に移転したんです。
ああ。朧げながら平穏な昭和の記憶です。

はじめてご来訪されたお方は、まず、ひろ〜い店内に驚かれることと思います。
そして、厨房スペースの広さにもびっくりするのでは?
ホールのスペースよりもひろいんですから。
カウンターや厨房の床など、いたるところに使われているぴかぴかに磨きぬかれた白木の建材が、
とんかつの揚げ油で汚れがちな店内の空気を清らかにしてくれているように感じます。
天然のエコな空気清浄機なんですね。

おっきな厨房をぐるりと囲んで、おっきなコの字のカウンター席があります。
1階の客席は、このカウンター席のみ。(お2階は、いまだ未体験)
そして、そのカウンターをぐるりと囲むように、壁に添ってお待ち用のベンチががが・・・。
もしかしたら、お席数よりこちらのほうが多いかも。
それでも時分どきには、このお待ち用のベンチも満席になってしまうのです。
そんなときは、お待ち席にいる間に注文を訊いてくれます。
10年くらい前までは、大女将がちいさなメモ用紙を片手に次々と注文をとっていました。
その頃でかなりのご年配とお見受けしましたが、
大女将という呼び方がぴったりなきびきびっとした素敵なお方でした。
いつのまにか、お姿が見えなくなってちと淋しい思いです。

メニューは、「ひれかつ・ロースかつ・串かつ」の3種類のみで、特とか上とかのグレードもありません。
単品でも定食でもおkです。
定食は、各単品にご飯と豚汁をプラスしたお値段でお漬け物がちびっとついてきます。
きゃべつもご飯も、たしか豚汁もおかわり自由だったと思います。
店員さんたちが絶えず気を配ってくれて、「おかわり、いかがですか?」と声をかけてくれます。
肝心の「とんかつ」なんですが、多くのレビュアーさんがカキコしていらっしゃるように、
なぜか衣がはがれちゃうんですね〜。カットのせいもあるのかなぁ・・・。
これだけ人気のある老舗なので「失敗」ではがれてしまうのではないのは重々承知です。
だから、何かこだわりがあるのかなぁと思いつつ、訊けないでいます。きっと、この先も訊けないでしょう。
個人的には「衣はぴったり」がスキなんですが、
はがれるけど、薄くてさくさく、脂っぽさのない衣はいいと思います。

このごろは「串かつ」がお気に入り。定食ではなく、「串かつ単品とご飯」です。
以前は「ひれかつ定食」や「ロースかつ定食」も、そのときの気分でチョイスしていました。
でも、しばらく前から、おいしい豚肉が数多く出まわるようになり、
こだわりの豚肉を使っているとんかつ屋さんが増えてきて、
そういうお店のお肉と比べると、残念ながらこちらのお肉に魅力を感じられなくなってしまいました。
でも、健全な雰囲気で清潔な気持ちのよさと、媚びないけれど気遣いのある接客、
そして、まったく脂っ気のないさくさくな衣の「とんかつ」に惹かれて、
ときどき思い出してはおじゃましたくなるんです。
だから、「串かつ」がいいんです。豚汁もワタシの好みではないのでパスなんです。
このチョイスは、はがれる衣もあまり気にならなくていいし、CPもいいですお。

いろいろと書きたい放題ですが、こちらが「天下の名店」であることは間違いないです。
わかるお方には、わかる、そう信じています。


もっと見る

ページの先頭へ