ランチ向上委員会さんのマイ★ベストレストラン 2013

絶望を退ける勇気を持て

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ランチ向上委員会 (男性・神奈川県) 認証済

マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

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コストパフォーマンス重視で書いているので、選考もコストパフォーマンスで選びました。
料理に対する価格はもちろん、調理に手間がかかるのに安いとか、品揃えが豊富なのに低価格などもコストパフォーマンスのひとつとして考えています。

1位 盤古茶屋
私の不動の1位の飲食店です。
北京ダック1羽にダックスープが付いて4,000円を切るという価格がポイントです。品質的にはもっと優れたお店はあるでしょうが、有名店の北京ダックが盤古茶屋の2倍旨いかというとそういうことは無いでしょう。高級料理が庶民価格なのが嬉しいですね。
また、北京・上海・広東・四川と中華の4大系統の料理が何でもありながら、どれもいい味出しているところもポイントが高いです。やたら炒飯がまずい店とか、何でも辛い店とかどれかに偏ることが無いので、豊富なメニューの中から何を食べても美味しいところが素晴らしい。

2位 富士屋本店 ダイニングバー
渋谷の立ち飲みですが、料理がしっかりしているのがいいところ。牛フィレ肉&フォアグラのロッシーニ風が1,300円なのが嬉しいですね。
これと上質なワインだけで満足度が高いお店です。

3位 キッチンふるはし
広尾の洋食の名店です。何を食べても美味しく、ボリューム満点で、安いことが評価のポイントです。
「昔懐かしい」と表現しますが、調理する姿を見ていると、お酒や調味料を相当たっぷり使います。昔からこんな調理で作っていたら値段も高くなってしまいます。今の人の味覚に合わせてだんだんと使う量が増えているのでしょう。

4位 クッチーナ笑多
若きシェフがひとりで切り盛りするので、シェフの思いつきの採算度外視メニューが発生するのが評価のポイントです。
笑多内の赤字メニューランキングは、
(1位)奥尻産 朝どれ生ウニをシチリアの塩の花で(780円)
国産の生うににシチリア産の塩をかけたものですが、お客さんが来なかったときのロスの分を考えると最低でも1,000円にしないと採算がとれません。
(2位)ランチ「豚ロースと厚切りベーコンのグリル」サラダ・パン(足りなければライスも)・コーヒーor紅茶付(1,000円)
豚肉つかうなら、どちらか1方でよかったのでないですか?付け合せにパスタまで付けたら、普通はこれだけでワンプレートランチでしょう?これにサラダ・パン(バターも出ますよ)・ライス・コーヒー付けて、1,000円は儲かりません。

5位 麻布さ和長
古い建物を利用しているので老舗の雰囲気が出ていて、見た目も素敵です。出汁が旨いので何を食べても美味しいところがポイントですね。老舗風ですが会社組織が運営するお店なので従業員数が多くしっかり下ごしらえができているのが良さの秘訣でしょう。ただ、夜は相応の価格なので昼のみの評価です。

6位 トラットリア コダマ
ここのよさは、ランチの前菜ブッフェです。グラスワインが安いので、平日の午後は休みを取って、ランチでお酒を飲めば、悪い大人の正しい午後です。

7位 コンコンブル
渋谷の有名フレンチですが、低価格のワンプレートのランチでこれだけ満足させてくれるお店は少ないでしょう。また、夜はワイン持込可なのが嬉しいですね。

8位 あしあと
川崎の居酒屋です。魚や野菜を市場で仕入れたり卸に届けてもらうのでなく、自分で県内の産地に赴いて買っている点が評価ポイントです。最近は、神奈川県内の市場は沈滞ムードが漂ってますし、築地で仕入れたら価格が上がります。漁港で買うのは鮮度も良く、価格も安いですが、手間がかかりますね。そこが素晴らしい。

9位 カルテット
広尾のオステリアですが、ここからは応援の意味も込めてのランクインです。こちらも若きシェフが上質なお肉を低価格で提供しています。

10位 和食 貴山
広尾の和食のお店です。「丁寧」な印象が強い料理を提供してくれます。料理というのは、手間がかかるもので、ちゃんとしたものを普通に提供することが一番難しいことかと思います。

マイ★ベストレストラン

1位

盤古茶屋 (川崎、京急川崎、八丁畷 / 中華料理、四川料理、火鍋)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999 -

2016/06訪問 2016/06/18

この店に行けば、中華街に行く必要が無いの最強中華料理店

川崎駅東口のパールホテル地下1階にある中華料理店です。
宴会での利用の場合、ホテルの2階で個室が利用できるので便利です。個室は、洋室1室(パーテーションで2分割可能)と和室1室です。

北京ダック丸1羽3,800円+税(ダック骨のスープ付き)が目玉商品です。丸1羽の北京ダックにスープも付いてこの値段であることが驚異的です。有名店ほどのパリパリ感は無いですが、この価格での品質は高く、豪華な気分を味わうためには十分です。
また、宴会に大変強いお店で、ホテル2階に個室もあります。コースメニューは、どれも北京ダックが入り、飲み放題をつけても概ね5,000円/1人程度の予算で納まり豪華な料理が並びます。
ちなみに以前、1万円/1人の予算でお願いしたことがありましたが、伊勢エビの炒めや電話帳ぐらいの厚さのあるフカヒレの煮込みなど、びっくりする料理が並びました。

メニューは、料理人が四川出身の方が多いらしく、四川料理に凝ったものが多いです。ですが、北京でも仕事をしてから日本に来るからでしょうか(料理人さんは上手な北京語も話します)、北京(山東・東北)料理のメニューも豊富です。
メニューは、A3サイズの両面カラー印刷の紙に数量を書いてお願いするシステムに変更になりました。これは、盤古グループ共通のシステムですね。
長きに渡り利用しているので、私の食べた時期によっては今の価格と異なるものもありますし、無くなってしまったメニューもありますがご了承ください。

いただいたのは、
■500円セット(500円+税)2016年6月
生ビールと豚肉の串焼き3本の計753円相当が税込み500円でいただけます。サービスメニューなので1人1回のみです。
ラム肉の串焼きは、東北部の味付けのスタイルの香辛料が添えられています。以前は全体にふりかけられていたのですが、ちょっと辛いので添えるスタイルになったのでしょう。
安いですし、お肉も美味しいので生ビールを飲む人は、最初はこれを頼みましょう。

■牛肉ラー油鍋(1,100円+税)
『麻辣香鍋』や『麻辣干鍋』という、四川発祥の汁気の無い鍋料理です。本場四川省はもとより北京や台湾の台南でもブームを巻き起こしている料理です。日本でも、この1~2年ぐらいで提供するお店が増えてきました。盤古茶屋も四川料理がメインのお店であるので、この味付けは得意とするところですね。
汁無しというのは、水分が無いだけで、油を全体に絡めてあります。スパイスたちの味と香りと刺激が油に抽出され、それが素材全体に絡むという料理です。たっぷりの牛肉にセロリ・ジャガイモが入ります。そして、上には香菜(パクチー)が盛られています。近年、タイ料理ブームに伴ないパクチーブームとなり、スーパーでもパクチーが売られています。タイ料理だけでなく、四川料理もパクチーを使う料理で、こういう刺激的な料理には相性がいいですね。
辛さも単に唐辛子だけでなく、唐辛子の種の部分、花椒などの香りと刺激が一体となって、強いパンチがあります。辛いもの好きにはたまりません。
お酒がすすむこと間違い無しですね。
また、この料理は他にもバリエーションがあり、海老ラー油鍋とホルモンラー油鍋があります。味付けは同じでしょう。好みの素材で楽しむといいと思います。

■ミニ烏賊醤油ねぎかけ(238円+税)2015年11月
広東の前菜です。小さなイカを茹でて、中国の醤油で味付けしているものがレタスと共に盛られています。下ごしらえの手間などを考えると、この値段で食べられるのは激安です。肉や脂っこいものが多くなりがちな中華料理において、これはさっぱりとしていますし、海鮮料理の中では安い点がおすすめです。

■山椒味キャベツロール(238円+税)2014年9月
人参をキャベツで巻いてある料理なのですが、出汁と山椒で上手に味付けされています。さっぱりといただけ、箸休めにはちょうどいいですね。また、見た目の美しさは小皿料理の中でもトップクラスですね。

■じゃが芋の千切りさっぱり味(238円+税)2013年7月
家庭料理のジャガイモとピーマンの和え物です。こちらも、野菜をあっさりといただける名品ですね。

■豚肉小龍包5個(550円+税)2014年9月
上海料理の定番。本場の有名店にひけをとらないぐらいの肉汁の旨さです。これが1個110円程度なのだから激安です。豪華版のフカヒレ入りやカニミソ入りもありますが、フカヒレはそれ自身に味が無いので、アップグレードするならカニミソ入りがお勧めです。豪華版は2個で360円+税と少量から注文できるので、好きな人だけが食べられます。

■水餃子(5個)(350円+税)2015年11月
外見は、普通の水餃子ですが、中の具にかに肉が入っています。こういう普通の料理にもちょっといい食材を惜しげもなく使うのが盤古スタイルです。

■木須肉(780円+税)2013年3月
タマゴとキクラゲの肉野菜炒めです。山東(北京)料理の炒め物の典型ですが、他店のものより旨味が強いものの油っぽくなく、酒の肴にもご飯のお供にも良いです。

■海の幸入りあつあつおこげ(980円)
魚介たっぷりのあんをテーブルでおこげにかけると、ジューッと音を立てます。眼や舌だけでなく耳でも楽しめる料理です。

■土鍋麻婆春雨(580円+税)
土鍋で辛口に煮込まれた春雨です。安いけれど手抜き無しの料理で、お酒を飲むならぜひ。

■豚の角煮入りチャーハン(780円+税)2015年11月
中国のたまり醤油を使ったチャーハンです。一般的にはチャーシューを具とするところを角煮を使っている豪華仕様のチャーハンです。炒める技術も総じて高いので、ホテルの中華料理店のようなレベルの高いチャーハンがいただけます。

■五目野菜湯麺(780円+税)
普通のタンメンですが、上質な上湯(澄んだ出汁)で作られているのでいい出来になっています。どうしてもお肉が多くなりがちな中華料理ですから、野菜たっぷりなのもおすすめな点です。取り分けて食べられますから、大食漢の人がいるならスープ代わりにもなります。

■本場四川酸辛味スープ(500円+税)
四川料理の酸辣湯です。盤古茶屋の料理人は、四川省出身の方が多いので、四川料理を得意とします。食べると後をひく、程よい酸味と辛さです。


川崎で中華料理を食べるなら、絶対に盤古茶屋です。メニューも定番を残しつつ、適時入れ替えしているので色々食べても制覇することはできません。何度行っても楽しめるお店です。
居酒屋感覚で利用するなら、小皿と点心を中心に食べていくと安上がりで満足いくと思います。本格的な中華料理を食べたいなら、四川料理・山東料理を中心に注文していくと、レベルの高い中華料理が食べられますね。
川崎における中華料理の有名店となり、宴会では大人気のお店です。12月などの宴会シーズンや金曜は予約したほうがいいでしょう。

  • 牛肉ラー油鍋(1,100円+税)2016年6月
  • 500円セット(500円+税)の串。写真は2人前2016年6月
  • 500円セット(500円+税)の生ビール2016年6月

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2位

富士屋本店 ダイニングバー (渋谷、神泉、代官山 / 立ち飲み)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.3
    • | 雰囲気 3.4
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 3.8 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥2,000~¥2,999 -

2016/12訪問 2016/12/23

渋谷でトップクラスの料理が美味しい立ち飲み店

渋谷にある立ち飲み店です。

富士屋本店は、渋谷を中心に立ち飲み店を経営するお店です。どのお店も屋号に『本店』の文字が入りますが、『本店の中の本店』は、大衆酒場の富士屋本店です。
他のお店は、フレンチというか、イタリアンというか、欧米系の料理といいお酒をリーズナブルな価格でいただける立ち飲み店です。渋谷にはこのダイニングバー以外にも富士屋本店 ワインバーもあります。富士屋本店ワインバーがワインにシフトして料理は1皿あたりのボリュームを押さえてある立ち飲み店です。
それに対して、ここダイニングバーは、ワインの種類は抑え気味にして、リキュール類などのお酒のメニューを増やし、料理も豊富で手の込んだものもあるバランス型のお店になっています。

お店は、通りから少し奥まったところにあり、ワインバーよりも混雑していないのがいいところです。とは言え、人気店なので時間帯によっては満員にもなりますし、そうなると、喫煙率も高まり、煙たいときもありますね。

メニューは、生ハムやチーズなどのワインに合う軽いおつまみから、ステーキなどのしっかりとしたものまであり、主力の価格帯は700~800円程度です。2人でシェアするとちょうどいいぐらいの量が盛られています。
お酒は、ワインはグラスで400円~カラフェで1,000円~とリーズナブル。ハイボールも350円~と安いですね。また、リキュール類もあるのでスタンダードなカクテルならいただけます。


いただいたのは、
■牛フィレとフォアグラのロッシーニ風(1,300円)2016年12月
牛フィレ肉とフォアグラのソテーをフォンドヴォーベースにマディラ酒とトリュフを使ったソースで仕上げたものです。黒い小さな粒々が見えるのがトリュフです。発売当初は数量限定でしたが、その後、人気もあって定番となったメニューです。
お買い得感満載の美味しさです。これがこの値段なのだから、立ち飲みはやめられません。ここに来たら、絶対に注文すべきですね。
フォアグラは、しっかりと厚みがあってボリューム満点。脂が強いので、冷えてくると脂が固まってきますので、焼きたての熱々のうちにいただきたいですね。

■オマール海老のグリエ(1,000円)2016年12月
こちらもダイニングバーの定番料理で、魚介好きなら絶対に注文すべき料理です。1,000円にしてオマール海老1尾がいただけます。
赤ワインと共にお肉をいただくイメージが強い富士屋本店のメニューが多い中で、こちらは不動の魚介系の秀逸なメニューです。
オマール海老の身がプリプリなのも魅力的ですが、海老に合わせた程よい濃さのシャンピニオンソースがいいですね。シャンピニオンソースとはきのこを使ったクリーム系のソースです。

■ステーキフリット(1,000円)2016年12月
こちらは、お客さんに愛されながら、レベルアップしてきた人気メニューです。上質なお肉を塩でいただくシンプルな料理ですが、副菜のポテトが細長いものから、厚みのあるカットに変更されたり、盛る器も陶器から木の板になりお洒落にもなりました。
カット済のステーキなのでシェアしやすいのもいいですね。

■ハーブ三元豚のグリエ(900円)2016年12月
見た目はステーキフリットに似ていますが、こちらはちょっと変わったソースがかかっています。カレーのようなスパイシーさのあるソースにピンクペッパーも使い、豚肉に合わせたソースになっていますね。

■金目鯛のカルパッチョ(750円)2016年12月
熟成感のあるしっとりとした身で、皮は湯引きして松皮造りのようになっていて、食感もいいですね。

■生ハム3種盛り合わせ(850円)2013年5月
このお店の早いおつまみといえば、これです。そして、価格の割りになかなかのボリュームです。3種味わいが異なっていいですね。紫キャベツの酢漬けが付きます。

■びんちょうマグロのゆず塩タタキ(650円)2013年5月
ゆずはほんのり香るぐらいで、ワインを飲んでも邪魔をしません。赤ワインでも白ワインでも合います。

■ハツと玉ねぎのピリ辛い鉄板焼き(650円)2013年5月
ハツが厚切りで食べごたえがあります。洋風の料理が多いなかで甘辛い味付けでいい個性を持ってます。赤ワインにぴったりです。

■マッシュルームのブルーチーズ焼き(650円)
陶器の器でマッシュルームをチーズと一緒に焼いたものですが、ブルーチーズを他のもので延ばしてあるので、香りが強すぎず、チーズが好きな人なら誰でも美味しいと思うはずです。
注文すると、バゲットの有無を聞かれますが、注文すべきです。

■バゲット(300円)2013年5月
マッシュルームのブルーチーズ焼き1皿に対して、2皿注文ぐらいがバランスがとれます。

■桜エビとキャベツのペペロンチーノ炒め(700円)パスタプラス(+100円)2013年5月
桜エビの味がスープにしっかり出ているパスタでした。おつまみっぽいメニューが目に付きますが、こういったものもありますし。美味しいです。

●カルロ ヴァイエス カヴァ(3,000円)2013年5月
スペイン産のスパークリングワインです。きめ細やかな泡立ちで、豊かな香りです。スペインらしい味わい。正しくは、カロルであるもののメニュー表記の間違いか?

●ミラモンテ(1,900円)2013年5月
カラフェでボトルの約半分の量で1,000円、ボトルだと1,900円とのことで、ボトルにしました。
チリ産のカベルネ・ソーヴィニヨン&メルローです。
カベルネらしい風味を出しながら、飲みやすいワインでした。このお店では、強い個性を持ったものより、こういった有名ぶどう品種で料理との相性の幅が広いワインがおすすめです。


この店の欠点は、喫煙可なところと、立ち飲みなのにベロベロになっている人がたまにいることぐらいでしょうか?
料理の質と価格のバランスやお酒のバラエティなど総合的に勘案すると、渋谷の立ち飲み店でトップクラスのお店です。また、富士屋本店の系列店の中でも、お酒の品揃え・料理の価格・立地・キャパシティのバランスがよく、使い勝手がいいですね。おすすめのお店です。

他の富士屋本店が気になる方は、まとめ渋谷最強の立ち飲み店『富士屋本店』全4店完全ガイドをチェックです。

  • 牛フィレとフォアグラのロッシーニ風(1,300円)2016年12月
  • オマール海老のグリエ(1,000円)2016年12月
  • ステーキフリット(1,000円)2016年12月

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3位

キッチンふるはし (広尾、恵比寿 / 洋食、ヨーロッパ料理、ハンバーグ)

2回

  • 夜の点数: 3.8

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.3
    • | 雰囲気 3.3
    • | CP 4.4
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 昼の点数: 3.7

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.2
    • | 雰囲気 3.2
    • | CP 4.4
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥2,000~¥2,999 ¥1,000~¥1,999

2018/06訪問 2018/07/01

広尾の住人なら誰でも知っている、愛すべき洋食の名店

広尾散歩通り(広尾商店街)にある洋食店です。

お店の場所は、商店街のメインストリートから少し入った場所にあります。

商店街の公式サイトによると創業昭和41年(1966年)とのこと。お店を取材した恵比寿新聞によると昭和40年創業とのことで、記録があいまいなようですが広尾の歴史ある名洋食店です。

店内は4人用のテーブル席が6卓と2人用が1卓とカウンター席で、座席間隔も狭いので窮屈な印象ですが、それでも毎日たくさんのお客さんが来店する人気店です。

品数が豊富なこのお店ですが、どれも美味しいく、すべての料理がおすすめです。好みで選んでもらって大丈夫ですが、価格が張るものはボリュームもあるので、懐よりも胃袋と相談してメニューを選びましょう。
ハンバーグなどの料理には、ライス・味噌汁・漬物が付きます。カレーなどの主食を含む料理には、味噌汁が付きます。単品での注文は80円引きです。
ライスの大盛りは120円増し、ドライカレー・カレースパゲッティー等の大盛りは150円増しとなります。

今回の利用は、夜に訪問し、お酒をいただきました。そのため、すべて単品での注文ですが、一般的には定食でいただくことが多いので便宜的に定食の価格を表示しています。

いただいたのは、
■チキンソテー(1,160円)
立派なチキンレッグを上手に開いて平たくしてソテーしたものです。
あっさりとした鶏肉に合わせた味わいで、ブランデーのような何か洋酒のようなもの風味がする、ちょっと上質なチキンソテーです。さすが、広尾の味ですね。
付け合わせには、キャベツの千切り、トマト、マカロニサラダが付きます。これらのボリュームもあるので、栄養バランスもいいですね。完璧な食事です。

■マグロバター焼き(1,000円)
同じようなソテーなので、チキンソテーと同じような味を想像しますが、バター焼きなのでバターの風味が加わって、また、新しい味になっています。
ピカタのように薄い衣をつけて焼いてあるので、この衣がソースを吸い、味がマグロに絡みつきますね。

■ポークロースチーズ焼き(850円)
ボリュームは求めない若者向けメニューで、特に女性におすすめしたいメニューです。
2枚の薄切りの豚ロース肉のフライの間にプロセスチーズを挟み、更に粉チーズをかけたものをデミグラスソースで仕上げてあります。
揚げたロース肉の熱でチーズが溶けて、それをデミグラスソースで食べます。これは、食事にもいいですが、お酒に合わせたい味わいになりますね。
デミグラスソースもこちらのものは苦味が無く、優しい味でそれも広尾という感じがしますね。

■わかさぎフライ(450円)
揚げるなら天ぷらのイメージが強いワカサギですが、洋食店なのでフライです。
優しい味のマヨネーズでいただくと、これも不思議と合いますね。

■オニオンスライス(卵黄入り)(400円)
夜の隠れた人気メニューです。スライスオニオンに鰹節を散らして卵黄を落としただけのシンプルな料理ですが、これに醤油をかけて混ぜると非常に美味しいです。
家庭でも真似できそうですね。コツは、玉ねぎをちゃんと薄くスライスすること。それに水気を切ってから混ぜることですね。

■えのきバター(400円)
こちらも家庭料理のようですが、なかなかの美味しさです。
えのきを軽くほぐして、バター醤油で炒めてあります。
えのきは、細かくほぐしていないのと、加熱の加減が絶妙なので食感がいいですね。

●ビール大びん(590円)
広尾という土地柄で大瓶でこの価格ですから良心的です。キリンラガーという銘柄も大人な感じがします。

広尾の街では閉店時間も早いお店ですし、お酒もビールと日本酒しかないのですが、ここでお酒を飲めたら『広尾の大人』という感じですね。落ち着いたお店の大衆的ですが歴史と品のある料理で軽く飲むというのは非常に贅沢なことです。
創業1965年。先代のシェフは、有名ホテルの料理人だったそうです。今は、2代目ご夫婦とご主人のお母様の3人で切り盛りをしていて、ランチの時間帯はいつも忙しくしてらっしゃいます。
4人用のテーブル席が6卓と2人用が1卓とカウンター席で、座席間隔も狭いので窮屈な印象ですが、それでも毎日たくさんのお客さんが来店する人気店です。

見た目も中身も『街の洋食屋さん』ですが、ファンが多くびっくりすることがあります。お昼時にほぼ満席になるのは当たり前のことですが、タクシーにお店の前まで乗ってまで食べにくる杖をついた年配の方や、満席で店外に並んで待っている外国人の方などを見かけたことがあります。
客層は、男性ばかりかと思いきや近隣のオフィスや服飾関係で働いているであろう感じのする女性もよく見かけます。

品数が豊富なこのお店ですが、どれも美味しいく、すべての料理がおすすめです。好みで選んでもらって大丈夫ですが、価格が張るものはボリュームもあるので、懐よりも胃袋と相談してメニューを選びましょう。
ハンバーグなどの料理には、ライス・味噌汁・漬物が付きます。カレーなどの主食を含む料理には、味噌汁が付きます。単品での注文は80円引きです。
ライスの大盛りは120円増し、ドライカレー・カレースパゲッティー等の大盛りは150円増しとなります。


- - - ランチに関する記述 - - -

基本的には、ランチとディナーで変わりは無いのですが、一部メニューは夜のみ注文できる仕組みになっています。
近隣に勤める人で混雑しているお店なので、12~13時を外して行くのがいいでしょう。

いくつかおすすめ料理を紹介すると、
■野菜入りポークソテー(950円)
常連さんに人気です。野菜とロース肉をふるはし特製のソースで味付けしてあります。このメニューこそ、ふるはしの個性が味わえるものだと思います。

■ポークロースチーズ焼き(850円)
パン粉をまぶして焼いたロース肉2枚の間にチーズを挟み、デミグラスソースで仕上げてあります。粉チーズも振られており、肉・チーズ・ソースと旨みの3重奏です。ボリュームが比較的抑え目なので女性にもおすすめ。

■Cセット(1,000円)
アジフライ・かにクリームコロッケ・メンチカツの盛り合わせです。洋食ながら魚介のメニューですし、いろんな味が楽しめます。メンチカツがジューシー、かにクリームコロッケが濃厚です。

■Aセット(1,490円)
ハンバーグ・カニコロッケ・小エビのトマトソース煮です。ハンバーグとかにクリームコロッケは、単品と同水準で出てきます。メインが2.5皿出てくる感じの実に贅沢なメニューです。

■チキンライス・ハンバーグ目玉焼き付(1,280円)
単品のハンバーグとほぼ同様のスペックのハンバーグとチキンライスの組合せで洋食を満喫できます。
主食をドライカレーもしくはナポリタンにチェンジしたバージョン、主菜をかにクリームコロッケにチェンジしたバージョンもあります。この全6種が、若者に人気のボリューム抜群のメニューです。

■特製魚フライ盛合わせ(1,540円)
アジフライ・マグロフライ・かにクリームコロッケ・海老フライ・イカフライ2個・ワカサギフライ2尾という、お店で出す魚介系のフライがすべて揃うメニューです。


- - - ディナーに関する記述 - - -

夜は、さほど混んでいません。遠方の方でわざわざ来店するのであれば、夜の利用をおすすめします。夜だけのメニューも一部ありますので、ふるはしの料理を楽しめるかと思います。
ビールを注文すれば、白菜の漬物が付いてきたり、おつまみメニューもありますので、軽く飲むのもいいです。また、飲みながらセットメニューをシェアしているカップルなども見かけます。

夜限定メニューの感想ですが、
■Bセット(1,900円)
チキンカツ・ヒレベーコン巻き・小エビのトマトソース煮の3点がメインとなるボリューム満点です。チキンカツもヒレベーコン巻きも単品と同水準の量で出てきます。
味は、もちろん美味しいです。特にチキンカツが、上手に揚がっていて、臭みもなくいい仕上がりです。

■ビーフステーキ(2,250円)
ステーキ専門店にも負けないいい味しています。ソースはふるはし特製でしょうか?のせられたバターが溶けるとソースと混じりより濃厚になります。

■ふるはし弁当(1,950円)
お店の名前を冠するメニューは、イカフライ2個・エビフライ・白身魚フライ・ハンバーグ・牛肉のきのこ炒めがおかずで、付け合せにキャベツの千切りとハム、マカロニサラダがつくバラエティ豊富な最強メニューです。

■カツ玉ライス(900円)
一般的に言いうカツ丼ですが、洋食店なのでこの名前なのでしょう。そば屋などのものと比較して、やや味が濃い目なのがふるはしらしいです。


- - - 総評 - - -

どれを食べてもはずれは無く、ボリューム満点の洋食を満喫できるお店です。
丁寧な調理をしているので、注文してから多少待ちますが、待っただけの価値のある料理です。
洋食を食べたいすべての人におすすめしたい名店ですね。

豊富なメニューを見てみなさんにもびっくりしていただきたいので、全メニュー(価格は2014年4月~のもの)をテキスト化して投稿し、写真も食べたものはのせてあります。ご利用の際は参考にしていただければ幸いです。

ちなみにトイレはありません。どうしてもの時は斜め向かいの公園のトイレに行ってください。

何度も再訪したので、レビューを再校正しました。また、文中のメニューの価格も2014年4月増税以降の価格に修正しました。

  • チキンソテー(1,160円)2018年6月
  • マグロバター焼き(1,000円)2018年6月
  • ポークロースチーズ焼き(850円)2018年6月

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4位

麻布さ和長 (広尾 / そば)

1回

  • 昼の点数: 3.6

    • [ 料理・味 3.8
    • | サービス 3.6
    • | 雰囲気 3.6
    • | CP 3.3
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2013/10訪問 2013/10/30

蕎麦屋の真骨頂!ダシの使い方がうまい店

年季の入った建物を上手に使って、雰囲気のあるお店になっています。もちろん、雰囲気だけでなく味もしっかりしているので、広尾では人気の蕎麦店です。

1階の奥が厨房になっており、料理人の多さが目立ちます。ネットで調べると、ここは老舗の蕎麦屋ではなく西麻布で約30年の実績を誇り、現在は西新橋で営業する日本料理店「茶寮つくし」が手がける蕎麦店とのこと。他に支店が虎ノ門と溜池にもあるとのことで、板前の腕がしっかりていている蕎麦店なのでしょう。

座席は、1階がテーブル席で混んでいても2階の座敷席があるから大丈夫。昔の日本家屋特有の急な階段を昇れば、寛げる座敷が広がります。

いただいたのは、
■日替り丼セット「日替り丼+半せいろ」(1,000円)
この日は、ネギトロ丼でした。厳密にはトロではなくてすき身やぶつ切りにするような部位を崩したものですが、本マグロを使用しているのか、とにかくこれが旨いです。丼は、卵の黄身ものせてあり、ネギは混ぜ込むのではなく横に添えてありました。好みの具合に混ぜていただけるので、見た目だけでなく舌にも嬉しい盛り方です。
味付けは、既にタレがかかっており、さすが蕎麦屋といわんばかりの塩気だけでなくダシがあってバランスの取れた醤油ベースのタレです。家庭で類似の丼を作ると醤油をそのままかけてしまいますが、こういうところに手をかけてあるものがいただけるのが外食の醍醐味ですね。
器の面積が大きいのでご飯も多いかと想像してしまいますが、さほど多くなくて1食の量としては適量です。しかし、マグロの量が多いので、普通の感覚で食べるとマグロが余ります。贅沢にたっぷりとマグロを頬張ることができる丼です。
丼とせいろのセットかと思いきや、漬物と味噌汁も付きます。漬物は少量で箸休めにちょうどいいさっぱり味。味噌汁は、具はネギとわかめとシンプルなれど、これもダシが効いていて、この汁だけでご飯がいただけそうなぐらいの美味しさです。

半せいろは、蕎麦は、見た目は大変美しく店の雰囲気と調和したフォトジェニックな蕎麦です。わさびは、粗挽きで結構効きますね。つけ汁は塩気がしっかりしているので、尖った印象を受ける方もいるかと思いますが、ダシもちゃんとしてるので旨味やコクもあります。蕎麦をいただくのも旨いですが、その後の蕎麦湯が良かったです。トロリと濃度の濃い蕎麦湯を入れるとたまらないスープになりますね。
とても旨いですが、蕎麦湯を入れる湯桶が小さいので、足りないときは遠慮なくおかわりをお願いしたほうがいいかと思います。

■そばセット「せいろ+日替り御飯」(800円)
この日は鯛ご飯でした。ご飯が程よく色づいているものの白身の鯛の味を殺すことなく上手に味付けされた鯛ご飯です。炊き込みご飯もやはりダシが決め手かと思います。
こちらのセットのせいろは、普通に1人前なのでボリュームがあり、蕎麦っ食いにも満足していただける量かと思います。
日替り丼セットは、結構なボリュームがあるので、こちらは女性向けなメニューかもしれません。


日本料理店が経営する蕎麦屋ということで、蕎麦だけでなく、今回のような魚の目利きによる美味しい丼やダシの効いた親子丼も人気メニューです。
男性の蕎麦っ食いだと、もっと尖がった印象のつゆを好み粋な食べ方を求めますが、味を楽しんだり、栄養面を考えればこういう蕎麦屋もいいかと思います。なので、男性よりも女性に人気の蕎麦屋ですね。
とは言え、この界隈ではトップクラスの蕎麦店で誰にでもお勧めできるお店かと思います。

  • ランチのそばセット「せいろ+日替り御飯(この日は鯛御飯)」(800円)のせいろ
  • ランチのそばセット「せいろ+日替り御飯(この日は鯛御飯)」(800円)の鯛御飯と漬物
  • ランチの日替り丼セット「日替り丼(この日はねぎトロ丼)+半せいろ」(1,000円)の半せいろ

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5位

クッチーナ笑多 (広尾、恵比寿 / イタリアン、パスタ)

1回

  • 夜の点数: 3.9

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.6
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 昼の点数: 3.8

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.1
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥5,000~¥5,999 ¥1,000~¥1,999

2014/05訪問 2014/05/18

ランチの肉料理は男性にも大満足、ディナーはお酒がすすむ店

日比谷線広尾駅から広尾商店街を通り、徒歩4分程度の場所にあります。4人がけテーブル1卓と2人がけテーブル1卓とカウンター8席の小さなお店を若いシェフが切り盛りしています。
店内は、こぢんまりとしていてかわいらしい印象です。

何度も行っているお店なので、情報をまとめてレビューを校正しました。


- - - ランチに関する記述 - - -

メニューは、基本的に4種類で内容は週替わりです。
ロングパスタ、ショートパスタ、スープ、肉料理とそれぞれ素材や味付けの異なる4種類から1品チョイス800円~1,000円です。サラダ、パン、コーヒー(or紅茶)が付きます。
パスタの2種は、ロングパスタがオイルベースなら、ショートパスタはトマトソースにしてあるなど、味がかぶらないように工夫されているので、4種のランチの内容から誰でも好みのメニューが見つかるかと思います。
スープは、野菜をたっぷり使った健康的で優しいスープなので女性に人気です。
肉料理はボリュームがあり、お願いすればライスも出してくれるので男性でも満足できると思います。鶏肉が多いですが、時には豚ロースなどを大胆なボリュームで出してくることもあるので毎週笑多のメニューから目が離せません
すべてのランチに付属するサラダも、決してオマケ程度のものではなくて、ベースの生野菜にポテトサラダを添えたり、ニンジン・カリフラワーなどの温野菜をのせたりして、適度に変化があります。もちろんドレッシングも自家製でいろいろあるので飽きることはありません。
自家製パンも趣向を凝らしていろんな種類を出してくれますし、必ずバターをつけてくれるのもポイントが高いです。

ランチメニューは、ブログに公開されていますので確認して行くとよいでしょう。
12時~13時は混雑していますので、ランチでの訪問の際は少し時間をずらして行くことをお勧めします。

印象に残るランチは、
■若鶏のモッツァレラ焼きトマトソース(1,000円)
2013年10月の肉料理です。基本どおりのチキンのモッツァレラ焼きトマトソースですが、昼の忙しい時にチーズもプラスして焼き上げるのは手際の良さが必要ですし、コスト的にも高くなるので利益率が下がるかと思います。雰囲気先行のイタリアンであればモッツァレラ無しのもので出てくるでしょうが、このきっちり感が小さな本格イタリアンの証です。

■小柱とかき菜のクリームソース スパゲッティ(1,000円)
2013年2月のロングパスタです。小柱は、青柳の貝柱でほのかな甘みのある寿司店では軍艦で握られる早春の味覚。かき菜は群馬県で栽培されるアブラナ科の野菜で霜にあたった2~3月が旬とされます。
一見すると平凡なパスタですが、旬の味覚が詰まった1皿です。高価な食材は美味しいですが、旬は食材の実力が最大になったときです。旬の食材を上手に使った料理は、金額以上の味わいを感じさせてくれます。

■豚ロースと厚切りベーコンのグリル(1,000円)
2013年6月の肉料理です。豚肉つかうなら、どちらか1方でよかったのではと思う両A面のような肉の競演です。付け合せにパスタまで付いており、普通はこれだけでワンプレートランチでとなるぐらいのものです。もちろんこれにもサラダ・パン・ライス・コーヒー付けて、1,000円です。明らかに採算度外視でしょう。


- - - ディナーに関する記述 - - -

ディナーは、季節の食材を用意しており、イタリアンの多い広尾界隈の中でもお勧めできるお店だと思います。春にはフランス産の野生アスパラ、晩秋の自家製カラスミなど、チェーン店や大規模店舗では難しい料理を提供してくれます。
お勧め料理は、おまかせ前菜盛り合わせです。と言うのは、定番料理もありますが、季節で美味しいものも変わるので、おまかせでシェフに選んでもらうのがベストです。その日のメニューのうち、お勧めのものを少しボリュームを下げて盛り合わせにして出してくれます。これで1杯やりつつ次のメニューを考えましょう。
黒板に書かれたメニューのうち、白色で書かれたものは定番メニューで、赤色で書かれたものは限定メニューです。

ドリンクメニューは、ワインについては、秋にはノヴェロ(新酒)を用意するなど、個人経営らしい充実度です。最も安いワインがデキャンタ750mlで2,580円ですが、近隣の相場は、ボトルで3,200円~程度なので良心的といえましょう。
イタリアのビールのモレッティが置いてあり、こちらは軽めでのどごしのよい、ピルスナータイプのビールです。
ノンアルコールでは、ブラッドオレンジジュースやぶどうジュースも置いてあるので、アルコールの苦手な女性でも、料理とともに飲み物も楽しめると思います。

また、デザートにも力が入っているのがこのお店の特徴です。常時4種類程度あり、ティラミス、ショコラマスカルポーネ、パンナコッタなど一般的なものもありますが、ババ(ナポリ名物のシロップをしみこませたケーキ)やボネ(トリノ名物のチョコレートプリン)やズコット(フィレンツェ発祥のクリームがスポンジにくるまれたケーキ。製法が複雑で手間がかかるので、置いてあるお店はまれ)など、珍しいものも多いです。しかも、これが1個500円でボリュームもなかなかあるので、甘いもの好きな人にはお勧めです。シェフの手作りでメニューも頻繁に変わるので、何度行っても新しいケーキを食べることができます。

希少糖と呼ばれる通常の砂糖とはことなり健康的な糖類を使っています。デザート類は完全に希少糖を使用し、他の料理でも使える限りは希少糖使用で調理されています。健康が気になる方でも美味しくいただける料理を提供してくれるお店ですね。


いただいたメニューのうち、特徴的なのは、
■おまかせ前菜盛り合わせ(1,580円)
何度もいただいていますが、レバーパテ・カモのスモーク・コッパ(豚肉のハム)・生ハム・牛タンなどの肉料理から2品、季節の鮮魚を使ったニンニクトマトマリネ・マグロのカルパッチョなどの魚料理が1品、サラダ・焼き野菜のマリネなど野菜料理から1品で構成されます。食材の価格により3品の盛り合わせだったり5品になることもありますが、出てくるものはイチオシメニューで美味しいです。

■三河産 アサリのワイン蒸し(1,280円)(2013年4月)
潮干狩りのシーズンはゴールデンウィークあたりですが、市場ではその前からいい具合に育ったアサリが流通します。それを使ったワイン蒸しは身も大きくスープには旨みが出ていて、大満足です。パスタにしても美味しいですね。

■モモとトマトの冷製カッペリーニ(1,480円)(2013年8月)
繊細なシェフの料理の特徴がよくあらわされた1品です。桃をパスタにするのはイメージ的には違和感がありますが、トマトの酸味・旨みとも調和し、細麺のカッペリーニを使い夏に適した冷製パスタに仕上がりました。

■エソジカのロースト ポートワインソース(2,180円)(2013年10月)
秋の味覚ジビエも提供してくれます。中心部が赤くいい火加減で焼かれたエゾジカにかけるはポートワインをベースにしたソース。エゾジカの質もさることながら、ソースの味が絶品でなんとも言えない濃厚さがあります。野生動物の肉なのでさっぱりしがちで、だいぶ前に西新宿の有名ホテルでいただいたときは、さっぱりし過ぎて残念な印象でしたが、ここのは赤身肉の旨みとソースの濃厚さでとても美味しかったです。

■ズワイガニとキャベツのミルフィーユ(1,180円)(2013年1月)
冬は、蟹が美味しい季節。また、お正月はちょっと高級な食材で美味しいお酒が飲みたいですよね。蟹のほぐし身とキャベツを重ねたシンプルな料理ですが、蟹の旨味と笑多特製ドレッシングの相性は良く、お酒がすすむ味わいです。

■ほうじ茶のプディング(500円)(2014年1月)
ヨーロッパの定番デザートも秀逸ですが、時にはこんな遊び心あふれるメニューもあります。甘みと後味に残るお茶の渋みが不思議な味わいです。1品でデザートとお茶を同時に楽しんでいるような感じがして実におもしろいですね。


- - - 総評 - - -

料理は気合が入っていますが気取らないお店なので、カウンターで前菜とパスタで軽く1杯なんて使い方もありだと思います。広尾界隈は、内装や料理の盛り付けに凝って、結果として値段が高いお店もありますが、ここは食材も手間も惜しまないお店なので、味を重視する方にお勧めします。
特に野菜料理と魚料理に強く、女性好みな繊細な味付けのものが多いです。ちょっと手の込んだ料理がお手ごろ価格でいただけるのがいいところですね。
ガッツリ食べたい男性向けにお肉のボリューム感のあるメニューも増やしてきたので、男性にも自信を持っておすすめすることができます。メニューに無いものでも食材があればいろいろ作ってくれるのでありがたいです。先日いただいた牛ランプ肉は、メニューには無かったのですが食べたい量だけを指定して焼いていただきました。

サラダなどに使っているドレッシングを1本700円でテイクアウトできるようになりました。ワインビネガーやフレンチマスタードを使ったさっぱりしていて大人な味わいです。広尾イタリアンのクォリティを家庭で楽しめます。キャベツの千切りにハムを載せて、このドレッシングをかけて粉チーズを振れば、家庭のサラダもシェフの味わいです。

小さいお店なので3名以上で来店する場合は電話を入れてからがいいでしょう。

  • 山口産 無角牛ロースのタリアータ2,480円。
          タリアータとは、イタリア語で「薄切り」の意味で、薄切りにした肉料理全般を言います。
  • 大山鶏モモ1枚のガルムソテー1,580円。
          ガルムとは、「魚醤」の意味。笑多ではセロリ、アンチョビ、マルサラ酒で味付けしたソテーです。
  • ブリのたたきと赤玉ねぎのバルサミコサラダ980円。この日はブリでなくイナダでした。

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6位

トラットリア コダマ (銀座、東銀座、銀座一丁目 / ダイニングバー、居酒屋、ビュッフェ)

1回

  • 昼の点数: 3.6

    • [ 料理・味 3.8
    • | サービス 3.2
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.8
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2013/08訪問 2013/08/08

シャルキュトリーを名乗るだけのことはある

シャルキュトリーとは、中世フランスの豚肉加工の職人の専門店のことで、ハム・サラミ・ソーセージ・テリーヌなどを取り扱います。
現代の日本にそのような専門職のギルドは無く、ここの母体がそう名乗るのは、それだけ豚肉の加工食品に力を入れている自信の証でしょう。

ランチメニューは、前菜がブッフェスタイルになり、パスタ4種のうち1種をチョイス、スープ、メインのお肉かデザートの盛り合わせのどちらかを選んで1,600円です。

■前菜ブッフェ
肉系の前菜は、生ハム・サラミ・ミートローフなどが6種類あり、どれも味わいが異なり美味しいです。肉の旨味がしっかりしているもの、脂が前面に出てくるもの、香辛料で味付けされたものなど、特徴的でおもしろいです。食べた人すべてが全部が美味しいとは思わないでしょうが、必ず自分のお気に入りが見つかると思います。

野菜類は、ボイルしたものと野菜スティックなどがあり、ドレッシングは4種類です。
ラズベリーのドレッシングが特徴的ですが、香りはしっかりしますが、味としては野菜とよく調和しています。

新ジャガ芋と自家製ソーセージ・イタリアンオムレツフリッタータ・彩り野菜のピクルス・ぷりぷり海老と枝豆のバジルビネグレット・オリーブがあり、どれも美味しいです。

チーズも小さなキューブ状にカットされたものが、2種類あり、この日はカマンベール系の白カビと青カビのブルーチーズでした。少量だといい箸休めになりますし、ランチのワインは200円と安いので、お酒を飲むとベストマッチです。

フルーツもあり、ぶどう・オレンジ・グレープフルーツがありました。


■甘い人参の冷製スープ
人参はミキサーにかけた後に濾しているのか、大変滑らかで、メニューにあるようにほのかにオレンジの香りがします。甘みも程よく、大変美味しく仕上がっています。


■熟成肉の煮込みソース 軽いクリーム仕立て ペンネ
「軽い」クリームという表現が正しく感じる熟成肉が強く感じられるソースのペンネです。ランチですが、こちらもお酒に合いそうな味わいです。


■ジューシーベーコンとお野菜のラザニア
ベーコンの旨味が前面に出て、後から野菜が追いかけてくる印象のラザニアです。パスタというより、ベーコンと野菜のチーズ焼きかと思うぐらいベーコンと野菜がしっかり入ってます。


■国産豚ロースのスパイシーロースト ポレンタといろいろお豆の付け合せ
肉は、脂身と赤身とのバランスもよく合格点のローストです。付け合せがイマイチで、揚げポレンタ(トウモロコシの粉を固めたイタリア料理)は、素朴過ぎて好んで食べたいものではなく、豆類もレンズ豆やひよこ豆を主体としていて、変わっていますが美味しいとはおもいません。


■デザート盛り合わせ(クリームブリュレ・ブラッドオレンジのソルベ・ベリーのゼリー・エクレア)
作りや食感の異なる4種類の盛り合わせでどれも美味しいです。
前菜ブッフェが充実しているので、よほどの肉好き以外はデザート付きのランチコースを選ぶのを推奨します。


ドリンクもコーヒー・紅茶・ハーブティー・アイスティー・オレンジジュース・アップルジュースと小規模なお店のブッフェながら種類が豊富です。
また、調味料もオリーブオイルや粉パルミジャーノなどが置いてあり、どの料理も好みの味付けに調整できるのがいいですね。

接客ですが、複数のレビュアーさんが指摘されてる男性店員が確かに気になります。よく動いてくれますが、何か過剰で鼻に付きます。他の店員への指示も小声ながらも命令口調で気になりますね。
とは言え、アルバイトっぽい女性の店員さんは、ナチュラルな接客で問題ないですし、テーブルに担当がいるわけではないので利用に際してあまり問題は無いと思います。

1,600円とちょっと高めのランチですが、価格以上の満足が得られると思います。おすすめできるランチです。特に肉料理にははずれが無く誰もが満足すると思います。前菜のラインナップがお酒に合うので、できれば、仕事じゃない日でワインもいただくと満足度がより大きいと思います。

  • メインディッシュ付ランチコース(1,600円)のお肉料理メインの「国産豚ロースのスパイシーロースト ポレンタといろいろお豆の付け合せ」とジューシーベーコンとお野菜のラザニア
  • デザート付ランチコース(1,600円)の「熟成肉の煮込みソース 軽いクリーム仕立て ペンネ」
  • ランチコース(1,600円)の甘い人参の冷製スープ

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7位

コンコンブル (渋谷、神泉、表参道 / ビストロ、フレンチ、ステーキ)

1回

  • 昼の点数: 3.7

    • [ 料理・味 3.9
    • | サービス 3.2
    • | 雰囲気 3.7
    • | CP 3.7
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2013/02訪問 2013/06/13

渋谷で貴重な気楽に使える本格フレンチ店

メニューは、一般的なフレンチで好まれるような豪華食材は、あまり使わず、よくある食材をフレンチらしい調理法で出すお店です。調理の実力が試されますし、結果的に低価格での提供となるので、お客にとってはいいお店です。また、このようなスタイルのフレンチのお店はあまりないので、貴重な存在です。

ランチでしか利用したことがありませんが、いつも混雑しており、12時過ぎには行列ができる人気店です。店内はやや手狭でごちゃごちゃした印象を受けますが、パリのビストロはこんなもんでしょう。変にメルヘンチックなフレンチ店よりも本物っぽいです。テーブル間隔も狭く、女性客が多いこともあり、店内全体がにぎやかな感じです。落ち着いたお店を求める人には向いてないですね。


ワンプレートランチは、メイン・スープ・サラダ・パン・デザート・コーヒー又は紅茶で、メインにより値段がことなります。ステンレスの食器に全部がのって、ドンと出てきますが、味はしっかりしており値段も手ごろなので、見た目は許してあげましょう。特にサラダのにんじんのマリネの味付けやスープのしっかり野菜が入っている味わいなどが絶妙で、料理には手を抜いていない感じが強いです。
パンは、大きさから感じる印象よりボリュームがあり、詰まっている感じがします。

食べたことのあるメニューの評価は以下のとおりです。
■サーモンのパン粉焼き ショロンソース(1,000円)
華やかな料理ではないですが、フレンチらしい調理でしっかり味わえます。ソースも口当たりは軽く酸味が立たずバランスがいいです。

■丸ごとトマトの肉詰めロースト(15個限定)(1,200円)
15個限定といいつつも、売り切れになったのを見たことがありません。メニューが豊富なので、注文が分散するからかと思います。
調理の手間やボリュームや見た目などを考えると、ランチメニューの中で最もコストパフォーマンスがいいと思います。

■牛モモ肉のサイコロステーキ 粒マスタードソース(1,400円)
モモ肉なのでやや固いですが、粒マスタードの香りが出つつ、辛過ぎない調和のとれたソースです。

■牛挽き肉"170g"のステーキ シュヴァル風(2,100円)
シュヴァルとは、フランス語で馬の意味。転じて、たてがみ風とのことで、お肉の上に卵がのっていることを指しているとのことです。
そのままでも美味しいのですが、別盛りのソースが旨味たっぷりで美味しいです。付け合せのマッシュドポテトにも合いますし、何にでも合いそうな万能ソースです。
このメニューは、グレードアップワンプレートランチなので、値段も少々高いですが、デザートは盛り合わせです。

改めて感想を書くと、ソースの味がいいお店です。フレンチは、ソースが命ですからフレンチらしいお店だと思います。

余談ですが、デザートのパンプディングが、写真で見ると上質な「豚の角煮」に見えることがありますよね?

コーヒーのおかわりがOKなので、ランチでも13時以降のピークを過ぎた時間からの利用でそのまま、ランチの閉店の15時までいらっしゃる方を見受けますね。女性のおしゃべりにはもってこいなお店だと思います。

ワインをボトル1本につき850円で持ち込みが可能なお店です。渋谷にはお酒の「やまや」があるので、ここで好みのワインを買って持ち込めば、リーズナブルに高級ワインが堪能できると思います。いつか試したいですね。

  • 牛挽き肉"170g"のステーキ シュヴァル風(2,100円)
  • ワンプレートランチのスープ
  • 丸ごとトマトの肉詰めロースト(15個限定)(1,200円)

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8位

あしあと (小田栄、川崎新町 / 居酒屋、日本酒バー、海鮮)

1回

  • 夜の点数: 3.5

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.4
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.2 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥2,000~¥2,999 -

2013/11訪問 2013/11/20

県内の漁港・県内の農家の季節の食材で勝負する地産地消の美味しい居酒屋

この場所は、以前から居酒屋やうどん店などがあり、居抜きでオープンしたのがこのお店です。商店街からもちょっと離れていて、周辺にもお店も少ないのですが、オープン以来、結構混雑しているので気になって訪問してみました。

穏やかで優しそうな店主が迎えてくれました。魚介類も野菜もウリとのことで、魚は、市場ではなく佐島港をメインにその周辺の漁港で直接買い入れているとのこと。同様に野菜も県内の農家から仕入れているとのことで、流行の地産地消のお店です。

テーブル3卓とカウンターのちょっと小さめのお店ですが、店主の気配りが行き届くにはちょうどいい大きさなのかと思います。

いただいたのは、
■お刺身盛り合わせ(980円)
まぐろ・たこ・いか・太刀魚・黒鯛の盛り合わせです。内容は、その日のメニューの中からある程度は要望を聞いてくれます。
漁港での仕入れなので水揚げ次第とのことで、この日はこれでもイマイチとのことです。
まぐろは三崎港のもの。他のものは佐島港のものとのことです。どれも良かったですが太刀魚が、脂ののりがよく美味しくいただけました。また、まぐろは、程よく脂がのっており、この価格でこの質のものが提供されるのがびっくりです。
もちろん、素材の良さだけでなく、イカには丁寧に包丁が入っており、美味しさを引き出しています。

■自家製さつま揚げ(450円)
自家製の文字にひかれて注文しました。ふわふわで揚げたてなので大変美味しく、フランス料理の魚介のムースのような感じです。

■自家製厚揚焼(400円)
こちらも自家製です。表面のサクサク加減が申し分なく、鰹節もたっぷりかけられていて、お酒がすすみます。

■なす揚げだし(200円)
ホワイトボードにあったメニューから安さにひかれて選びました。味付けの出汁がとても美味しく、思わず飲みきってしまうほどです。

■チーズ揚げ(350円)
プロセスチーズをしそで巻きそれをさらにワンタンの皮で巻いて揚げてあります。もうちょっとチーズがとろけると美味しいかと思うのですが、比較的軽めに揚がっています。価格が安いので充分満足です。

■いわしはさみ揚(400円)
いわしの身を軽くたたいたものに下味をつけてしそで巻き天ぷら風に揚げたものです。いわしの味もしっかりしていますし、下味もついていて、食べやすくて美味しいですね。

■まぐろ漬丼(900円)
こちらも三崎港水揚げの上質なまぐろの赤身を漬けにしたものです。ボリュームもありますし、味噌汁と漬物もつくので飲まない人の食事にも適しています。

■海鮮丼(1,000円)
お刺身盛り合わせを食事用にどんぶりにした感じです。しらすの沖漬けが盛られるのが特徴です。いかの塩辛のような熟成した旨みがあります。

●福正宗 純米(石川県)(500円)
1合瓶の日本酒が16種類となかなかのラインナップです。

●生バナナサワー(400円)
バナナと牛乳をミキサーにかけてバナナミルクにし、それを使ったサワーです。おもしろいサワーです。手間もかかるのに400円と低価格なのも特徴です。


料理は、素材が良く、自家製なものが多くて、調理も丁寧な印象です。結構手間がかかると思うのですが、価格は安く抑えられています。
お酒のほうも総じて安いですし、17~19時はサワー類が200円とハッピーアワーもやっているようで、安く・美味しく飲めるお店です。
また、丼ものや定食のメニューも豊富にあり、食事にも適しているので、家族での利用もOKかと思います。

  • お刺身盛り合わせ(980円)
  • 自家製さつま揚げ(450円)
  • 自家製厚揚焼(400円)

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9位

カルテット (広尾、恵比寿 / イタリアン、ステーキ、ワインバー)

1回

  • 夜の点数: 3.6

    • [ 料理・味 3.9
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 昼の点数: 3.6

    • [ 料理・味 3.6
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.4
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999 ¥1,000~¥1,999

2015/08訪問 2015/08/25

厳選されたワインと多彩な肉料理が興味と食欲をそそるオステリア

イタリアン激戦区の広尾にニューオープンのオステリアです。
お店は地下にありますが、黄色く塗られた壁と照明により暗さや圧迫感はありません。
店内は、カウンターとテーブル6席と広尾らしい規模の小さなイタリアンです。

近隣のイタリアンのクッチーナ笑多のシェフのご紹介でうかがいました。今の広尾のイタリアンは、有名なお店よりも、こういう若きシェフの小さなお店のほうが個性とエネルギーがあっておもしろいですね。食べ比べをすれば必ず好みのお店が見つかるかと思います。

- - - ランチに関する記述 - - -

2014年4月よりランチ営業も開始しました。
ワンプレートのランチで、メインがパスタ(1,100円)かローストビーフ(1,300円)の2種類です。
メイン以外にプレートにはサラダとひと口前菜とパンが盛られます。また、食後にコーヒーor紅茶が付きます。

■徳島県産阿波牛のローストビーフプレートランチ(1,300円)(2014年5月)
肉料理がウリのお店のローストビーフなのでとても美味しいですね。1人前で120~130g程度あるとのことです。国産牛でこの量があって、この価格はとてもリーズナブルです。火加減も良くて、加熱後にお肉を休ませてからカットしてくれるので、肉汁が大量にこぼれたりしません。
食べやすいように比較的細かくカットしてくれる点もいいですね。
この日のひと口前菜は、ハムとサラミでした。お肉を満喫できるランチです。

■本日のパスタプレートランチ「桜えびと春キャベツのスパゲッティ」(1,100円)(2014年4月)
お肉の紹介が多いですが、魚介類ももちろんあります。桜えびと春キャベツの春らしさ満載の王道的パスタです。桜えびの旨みがキャベツやパスタに行き渡り、大変美味しいですね。
この日のひと口前菜は、冷製パンプキンスープとサラミです。ちょっと暑い日に冷たいスープは心地いいです。また、肉が美味しいお店なのでサラミでちょっぴりいただけるのも嬉しいところです。

■ランチデザート(+300円)「ピスタチオのティラミス」(2014年5月)
ランチをいただいた際は、プラス300円でデザートがいただけます。内容はその日次第です。この日はピスタチオのティラミスでした。おつまみの豆っぽい印象ですが、ヨーロッパや中東では、ナッツ系デザートの材料として重要なポジションです。
とても滑らかな舌触りで、チーズの香りがありピスタチオを使っているとは言われないとわからない感じですね。

ワンプレートでテンポよく提供されるので待ち時間も少なく、普段使いのちょっと上質なランチにちょうどいいですね。


- - - ディナーに関する記述 - - -

元々ワインを飲む居酒屋という定義のオステリアだけあって、メニューは、トリッパのトマト煮込み(1,400円)やイタリア直送 水牛のモッツァレラチーズ(1,400円)などワインに合いそうな前菜が並びます。主食になるのは、4時間煮込んだミートソースのスパゲッティ(1,200円)などのパスタです。
そして、メイン料理は、このお店の最も特徴的といえる美味しい肉たちが並びます。北海道産ホエー豚のサルシッチャ(800円)、国産豚タンの一本丸ごとコンフィ(1,500円)、リードボーのソテー(1,500円)、牛ホホ肉の赤ワイン煮込み(1,800円)と、いろいろな肉をいろいろな調理法で提供してくれます。

飲み物は、グラスワインが赤・白を各2種類ずつ用意しており、グラスのスパークリングワインは『なみなみ』に注いでくれて、オステリアらしい充実度です。ボトルワインも高級なものからリーズナブルなものまで、そして産地もフランス、イタリア、チリ、アルゼンチン、日本と多彩にそろえてあります。産地のバランスも良いですが、有機や減農薬などの生産者のこだわりのあるワインを取り揃えている点も評価できるかと思います。シェフはソムリエ資格も持っているようですし、ちょっといいワインもさほど比較的安く提供されていて魅力的です。

いただいたのは、
■おまかせ前菜盛り合わせ(1人前1,000円~)(2013年11月上旬)
生ハム2種・豚肉とマッシュルームのリエット・コショウダイのカルパッチョ・野菜のマリネです。
手間を惜しまず大皿盛りでなく1人前ずつ盛ってくれるのが嬉しいですね。
生ハムは、一般的な生ハムとサラミっぽいものとの2種。味の違いが楽しめます。
豚肉とマッシュルームのリエットは、マッシュルームが入ることによりマイルドな味わいに仕上がっています。肉が前面に来る正統派リエットもいいですが、ここのお店では、後半にメインの美味しいお肉が控えているので、前菜ではこのぐらいのマイルド感がちょうどいいと思います。
コショウダイは、適度な甘みのある上品な味わいで、香り高いオリーブオイルとあいまって、ちょっと高級感のある味わいです。
野菜のマリネは、ナス・パプリカ・かぼちゃです。盛り合わせのバランスを取る安定した味わいですね。

■キノコとパンチェッタのフリッタータ ~ゴルゴンゾーラソース~(800円)(2013年11月上旬)
まいたけとパンチェッタの味わいが旨いイタリアンオムレツです。フリッタータだけでも旨いところですが、特製のゴルゴンぞーらソースが濃厚で、ワインに合いそうな1品に仕上がっています。食感もフリッタータらしいフワフワの焼き加減でいい感じですね。

■本日の赤身肉「イチボ」(2,000円)(2013年11月上旬)
シェアして提供していただいたので、写真のものが2皿で2,000円です。
肉は品川にある東京都芝浦食肉市場から仕入れているとのことです。国産牛A5クラスの牛肉のイチボという部位です。
中心部に赤みが残り、火の通り加減も申し分ありません。小さな器に盛られた褐色がかった調味料は、醤油のパウダーとのこと。コンソメのような旨みがある不思議な調味料です。
大変やわらかくて、ナイフを入れると簡単に切れます。とてもいいお肉です。
付け合せは、ズッキーニです。結構立派な大きさでカットされたもので、大盤振る舞いですね。
こういう、損得勘定抜きで美味しいものを食べてほしいというシェフの心意気を感じるお店は間違いなくいいお店かと思います。1皿2,000円の肉料理は一般的には安くないかもしれませんが、肉質や立地を考えると大変リーズナブルなものです。

■ルッコラセルバチコのサラダ ~15年熟成のバルサミコをかけて~(800円)(2013年11月中旬)
ルッコラの野生種のルッコラセルバチコのサラダです。他の野菜は使わず、バルサミコとチーズだけで仕上げたシンプルなサラダなれど、ルッコラセルバチコの苦味と独特の風味が楽しめます。

■イタリア産フレッシュポルチーニのリゾット(2,200円)(2013年11月下旬)
フレッシュポルチーニのシーズンの終盤でいただきました。乾燥ポルチーニも旨いですが、フレッシュは味だけでなく食感がいいです。これを食べる前日は六本木ヒルズにある和食店でトリュフの炊き込みご飯をいただきましたが、ヨーロッパのキノコでご飯を食べるなら、断然、ポルチーニのリゾットですね。

■いちごのシャーベット(400円)(2013年11月)
外見は普通のシャーベットですが、いちごの味わいがとても強いシャーベットです。まるでいちごをそのまま凍らせて食べているかの印象です。

■彩りフルーツのマチェドニア(900円)+スパークリングワインがけ(+400円)(2014年2月)
ジュレにフルーツを載せたデザートにプラス400円でスパークリングワインをかけてくれるサービスがあります。さっぱりとしたデザートですが、スパークリングワインでちょっとゴージャスで大人の味わいに変身してくれます。

■特別注文「牛タン丸ごと1本のコンフィ」(2013年11月)
事前予約が必要なメニューです。特別にお願いして作っていただいたので、価格は不明です。
豚タンのコンフィが通常メニューにあるのですが、牛だったらどうなるんだろうという上司の素朴な疑問から作っていただいたものです。1.3~1.4kgぐらいとのこと。写真には大きさがわかるように横にタバコを置いてあります。
さすがに舌そのものでちょっとグロテスクでしたが、カットすると抜群の火加減で美しい色合いの肉料理となりました。先端部分は赤身のしっかりとした味わいで、後ろのほうはしっかり脂ののった旨みがあり、同じタンでも部位によっての味の違いを楽しむことができました。

■特別注文「仔豚の丸焼き」(2014年4月)
事前予約が必要なメニューです。特別にお願いして作っていただいたので、価格は不明です。前回の牛タン1本に続き、お店の焼ける限界に挑戦してもらいました。5~6kgぐらいでしょうか?
中華料理でも広東料理で仔豚の丸焼きがありますが、こちらはイタリアンなので、見た目は同じなれど、味わいが異なります。皮は北京ダックほどパリッとせず、コラーゲンが多めな感じの仕上がりです。脂も多くないので皮のコラーゲンと肉の旨みとのバランスがいい味わいですね。味付けは、香辛料をいろいろ使い複雑な味わいに仕上げてくれました。辛さはありませんが、いい香りがしました。


●なみなみグラススパークリングワイン(800円)
スペイン産のカヴァで銘柄はコドニュー。メニューの名前のとおり、なみなみについでくれます。きめ細かい泡立ちとスペインらしいボリューム感のあるスパークリングワインです。

●シャンパーニュ・ポメリー・ブリュット・ロワイヤル(ボトル8,000円)
フランスブルボン王朝の色といえば、ロイヤルブルー。この色をイメージカラーとするポメリーは、フランス伝統のシャンパーニュ。爽やかで現代的なモエに対して、ポメリーは辛口なれど、芳醇な味わい。正規輸入代理店はキリンビールです。

●シャンパーニュ・グラン・クリュ・アンボネイ・キュヴェ・デ・クレイエール(10,000円)
シャンパーニュの中でもワングレード高いグラン・クリュクラスで、もちろん、レコタンマニピュランです。
いい樽香があり、酸味がシャープな辛口シャンパーニュもいいけれど、こういう複雑な味わいのシャンパーニュもいいなと思わせてくれる味わいですね。これほど樽熟成を感じたシャンパーニュは初めていただきました。

●シャブリ・プルミエ・クリュ・フルショーム(ボトル6,500円)
シャブリの中でもワングレード高い「プルミエ・クリュ(1級)」のシャブリです。シャブリらしいシャープな味わい。

●甲州グリ・ド・グリ(シャトー・メルシャン)(ボトル4,500円)
甲州種の紅紫色の果皮からくる、やや褐色がかった美しい色合い。白ワインとしては、タンニンがしっかりめの味わいであるものの赤やロゼと比較すると軽く繊細な印象。
酸味もおだやかで、赤身のお肉に良く合います。

このお店は、ワイン×肉料理が特徴で、若い女性には好まれそうな印象です。2人ぐらいでカウンター席に座り、料理へのシェフのこだわりを聞きながら、シェアして食べるとより美味しくいただけるかと思います。


- - - 総評 - - -

座席が比較的ゆったりとした幅でとってあるためとても快適で、接客も大変丁寧でとても居心地の良いお店です。
上質なお肉が食べられることは間違いないお店なので、広尾で肉が食べたくなったら、ここを選択すべきですね。
メニューは定番は残しつつも適度に入れ替えをしているので行くたびに楽しめるかと思います。

  • 埼玉県産牛ランプのステーキ 150g(2,500円)2015年8月
  • シャンパーニュ・グラン・クリュ・アンボネイ・キュヴェ・デ・クレイエール(10,000円)2014年4月
  • 彩りフルーツのマチェドニア(900円)+スパークリングワインがけ(+400円)2014年2月

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10位

和食 貴山 (広尾、恵比寿 / 日本料理、寿司、海鮮)

1回

  • 夜の点数: 3.6

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク 3.7 ]
  • 昼の点数: 3.5

    • [ 料理・味 3.7
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥6,000~¥7,999 ¥1,000~¥1,999

2015/04訪問 2015/05/03

高級感と伝統の融合を肩肘張らずに楽しむお店

日比谷線広尾駅から広尾商店街を通り、徒歩4分程度の場所にあります。「クッチーナ笑多」の並びです。
木目調の落ち着いた店内で、カウンター席からは調理場がよく見える構造です。

「高級感と、古き良きものが息づく下町感が同居する街、広尾。この街の個性ともいうべきその二極化したイメージを融合させた和食店」がコンセプトとのことです。


- - - ランチに関する記述 - - -

開店初日のランチで利用しました。
日替わり定食(950円)はメインが4種類からの選択です。オープン初日は、かきフライ・赤魚の塩麹焼き・サバの味噌煮・チキンカツの特製卵黄しょう油たれの4種類でした。メインの料理は他店の定食より、ちょっといいもの・ちょっと手の込んだものです。
これにご飯・味噌汁・小鉢・小さなお刺身が付きます。ご飯は、ランチにしては少なめでプラス50円で大盛りになります。男性であれば大盛りでないと納得できないと思います。もっと食べる人は、100円でおかわりできます。

いただいたのは、
■かきフライ定食(950円)
先日まで暑かった気がするのですが、牡蠣の季節になったのですね。ご主人が厳選した旬のものを出してくれるのもこのお店のいいところです。
かきフライ4個で、タルタルソースも普通のソースも用意してくれる親切なお店です。牡蠣の質も揚げ加減も申し分なく、美味しいです。
小さなお刺身は、ホタテでした。ちょっと大きいものを切り身で出してありました。2切れでもちゃんと、わさびも添えられ、刺身しょう油も用意してくれます。
小鉢は、ひじきの煮物。漬物は白菜の浅漬けです。漬物の塩気が穏やかで健康的で白菜の味を感じることができるのと、ガッツリ系のお店でないので、ご飯とのバランスを考えるとこのぐらいマイルドな漬け具合が、ちょうどいいですね。
ご飯も他店より美味しく炊かれており、味噌汁もダシからちゃんとしておりよいものです。


この日の他のランチは、赤魚の塩麹焼きは、赤魚と呼ばれる魚は数種類あり切り身で入る輸入魚なので目利きの実力が問われる料理。チキンカツの特製卵黄しょう油たれは、特製ダレがこの料理の肝であり、新しい試みが感じられます。
それぞれに個性がある料理で、大変興味深いですね。

接客は、ご主人と板前2名がきびきびと働き、すがすがしい印象です。男前が3人でやっているので、女性のファンがついてしまいそうですね。また、3人がすべて料理人であるため、4種類の定食があっても、あまり待つことなく料理が提供されてる点も優れているかと思います。


- - - ディナーに関する記述 - - -

夜は、野菜と魚が美味しい割烹です。季節料理が主体となります。締めに釜飯を用意しており、注文から30~40分かかる本格派の釜飯です。
お酒は、日本酒が8銘柄あり、結構ひんぱんに入れ替わるのでいつでも新しいお酒との出会いが楽しめます。焼酎は、種類が豊富で、やはり、入れ替わりがあるので好みを伝えて出してもらう形式ですね。

この日食べたもので、特徴的だったものを紹介します。

■本日のお造り
あおりいか・帆立・天然平目・本鮪を盛り合わせでいただきました。素材は、相当いいものを用意してくれます。あおりいかは、最も高級ないかです。この身の美しさは生でしょうから、相当高いのではないでしょうか?帆立も濃厚で美味しく、白身は、天然の平目です。そして、定番の鮪は本鮪ととても美味しい刺身の盛り合わせです。

■自家製からすみ(1,050円)
晩秋から初冬にかけて、広尾界隈のお店は、自家製のからすみを仕込むお店が多いです。いくつかのお店でいただきましたが、ここのものが一番美味しく感じました。凝集した味がいいですね。

■海老芋の唐揚げ(780円)
海老芋とは、里芋の仲間の京野菜で11月~12月にいただける味覚です。
衣のサクサク感と芋のねっとりとした食感と、深い旨みがたまりません。

■自家製さつま揚げ(780円)
店内で揚げる自家製は、魚の旨みがしっかりしています。野菜もたっぷり加えてあるので、とてもバランスが良く、誰にでも好かれる味ですね。

■合鴨ロース(980円)
とても柔らかいのが特徴です。丁寧に包丁を入れてあり、単純な料理も、こだわりを持って作っているのがうかがえます。

■釜飯 鶏ごぼう(1,280円)
釜飯は、ダシの味がご飯にしみわたりどれも美味しいですが、肉(鶏肉)と魚(ダシ)と野菜(ごぼう)のバランスよく、定番の釜飯ですがおすすめです。

夜は、ゆったりとした空気の中で美味しい料理とお酒をいただくことのできる快適な空間です。


- - - 総評 - - -

昼も夜も、きっちりとした和食を楽しめるお店です。特に夜のメニューの季節を感じられる料理がいいですね。広尾の和食お店の中で、間違いなくお勧めできるお店かと思います。


- - - 『らるふ』だった頃にいただいた料理のうち、主だったものの感想です。 - - -
■水なすと加賀太きゅうり(730円)2013年5月
加賀太きゅうりは、肉厚で舌触りがなめらかで甘みがあります。これと水なすを甘い金山寺味噌か塩をつけて、生でいただきます。

■5種の赤い野菜を唐辛子味噌と酒盗マヨネーズで(880円)2013年5月
ミニトマト・パプリカ・赤(紫)キャベツなどの野菜に唐辛子味噌かマヨネーズに酒盗を混ぜたものをつけていただきます。
酒盗マヨネーズがいい味ですが、お酒を飲むにはもうちょっと酒盗が多くてもいいかもしれません。

■さばへしこ(820円)2013年5月
鯖に塩を振って糠漬けにした若狭地方および丹後半島の郷土料理。焼いて提供されます。熟成された旨味と塩味が日本酒にぴったりです。

■自家製さつま揚げ(780円)2013年5月
店内で揚げる自家製です。そのため、練りこむネタも季節のものが入ります。この日は、竹の子も入っているとのことでした。

■つぼ鯛の開き(1,470円) 2013年5月
白身であるが脂がのり大変美味であるものの流通量が少ないつぼ鯛の開きです。置いてあるお店も少ないですが、とても大きくてびっくりでした。

■釜飯 鶏ごぼう(1,280円)2013年5月
釜飯は、ダシの味がご飯にしみわたりどれも美味しいですが、肉(鶏肉)と魚(ダシ)と野菜(ごぼう)のバランスがいい鶏ごぼうが一番美味しかったと思います。

  • 2013年10月28日(オープン初日)のチキンカツの特製卵黄しょう油たれ定食(950円)
  • 2013年10月28日(オープン初日)のかきフライ定食(950円)
  • 2013年10月28日(オープン初日)の赤魚の塩麹焼き定食(950円)

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