『自家焙煎珈琲の魅力。』akiiさんの日記

今日の口福に感謝

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akii (女性・福岡県) 認証済

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嗚呼、良い香り…
馥郁たる香りに包まれて、心からのリラックスを感じます。
脳から多くのα波が出ている気がします。
この珈琲は特にです(^^

かれこれ6年、チャンスがあればお会いしている大阪のマイレビュアーご夫妻様。
人生の先輩方に可愛がっていただけることは幸せなことです。
これ以上なく気に掛けて頂いており、毎度恐縮してるのですが。
先日、ご主人さまより頂戴した自家焙煎珈琲。
プライスレスって心に沁みますね…
焙煎したての珈琲豆は、本当に良い香り。
愛用のミルで手挽き。
ペーパードリップで淹れました。

パプアニューギニア AAウエストハイランドの生豆、高い良い豆なんです(^^
そしてまた焙煎がこれはプロです!
甘味が際立ち、まろやかな酸味と上品な風味。
素晴らしい。
淹れたてから温度が落ちても味は落ちず、むしろ珈琲の持つ甘みをより強く感じます。
美味しい。うん。

私も家では生豆を買い、自家焙煎します。
量は大して要らないので、鮮度重視で手焙煎。
愛用している道具は始めた当初と同じもの。
きっかけは、食べログで出会ったご夫婦様。
連れて行っていただいた店「のんびり」。
ここが自家焙煎のきっかけでした。
やってみたいな、から、出来るに変わった瞬間。
生活習慣が変化しました(^^

出会いに感謝して、いただく珈琲。
心豊かな暮らしを感じるのは、物を越えた気持ちであることを噛みしめる日でした。

・・・

後日談。
かつて、素晴らしい生豆が輸入された時代には、数年寝かせた生豆が価値を持ったこともあるようですが、最近では熟成させるだけの意味がないと言われています。
でも、我流で生豆をオールドクロップ(収穫後、三ヵ年程度以上経過した生豆)にしたものがあって、それを試していただけないかと話した時のこと…
逆に、焙煎して送って下さることになりました。
中深と深煎りで。
コスタリカ SHBラス・フローレス農園の焙煎豆という立派なおまけも。
フールセック詰め合わせ サレ缶という演出までして下さって!

良い香りに包まれて、カリリカリリと焙煎豆の手ごたえを感じながら手挽き。
この段階から楽しみは始まっております。
煎りたて、挽きたての豆に細く湯を落とす。
生きているかのように、ぶわっと膨らみ、ぷくぷくと息をするがのごとく激しい現象。
これを知ることが出来ただけで、自家焙煎を知ることが出来て良かったなぁと見守ります。
出来上がった珈琲は、優しく、胸焼けすることもなく何杯でもいただけます。

肝心のオールドクロップ。
成分が豊かなのは、間違いなくニュークロップです。
時間を経過した豆には、香味の向上が見られる場合があると言われます。
寿司のシャリには古米が合うように、嗜好品の珈琲にも個々の楽しみ方があると思っています。
そのままでもいただきましたが、コスタリカのニュークロップと、ペルーのオールドクロップをブレンドしてみました。
送り主様も、それを勧めて下さってる気がして。
このブレンドが気に入ったのです。
無限に楽しめるものだなと、珈琲の深さを改めて思います。

私の嗜好話にお付き合いいただいて有難うございました。
焙煎していただいた送り主様にも、ご意見伺ってみたく思っております。
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