ジオモルさんのマイ★ベストレストラン 2018

B級グルメから三ツ星レストランまで

メッセージを送る

マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

コメント

2018は、お鮨とお肉が多かった。

マイ★ベストレストラン

1位

レヴォ (笹津 / イノベーティブ、フレンチ)

1回

  • 夜の点数: 4.7

    • [ 料理・味 4.7
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.6
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥20,000~¥29,999 -

2018/09訪問 2019/03/15

浴衣で一人フレンチ

富山市にあるフレンチ、レヴォにやって来ました。

リバーリトリート雅樂倶というラグジュアリーホテルの中にあるレストラン。
宿泊とセットのプランで利用することもできます。

器やお水に至るまで富山にこだわった、地産地消のフレンチです。

本日のディネ
prologue
甘エビとタピオカ
下は海老煎餅
黒部にあるヤギチーズ専門店のものを使用。
越中八尾町、最中の皮屋のもなか
サクッと響く音まで美味しいスティックタイプ。
サンマのリエット入り。
赤ビーツのメレンゲと雛鳥のムース
海洋深層水の牡蠣
自家製のベニエ
器も富山の作家のもの。
器を見ているだけでも楽しめます。
プロローグの四品で度肝を抜かれてしまいました。
見た目だけのフレンチも多いですけど、ここは味もデザインも本格的です。

四方鱧の薪焼き
赤玉ねぎのスライス
カイコの蚕沙
ソースは三種。
薪とソースの素晴らしい香りが、口の中で芸術的に融合します。
鱧のふんわりやわらかな食感も堪らない。

富山米の米粉のパン
極限までやわらかく、もっちり。

新湊ツバイ
小さなバイガイ
富山の方言、ツンコイバイからツバイと呼ばれるように。
ムースとイカスミで
中には野菜も入っています。
ソースの旨味が野菜に染み込んで素晴らしい味わいでした。

二つ目のパンは
小麦粉の全粒粉
米粉と食べ比べると食感も香りも、全然違う。
どっちが良いかということではなく、料理にマッチしているということが本当に重要です。

婦中virgin egg
はじめて生んだ卵
鶏の出汁とやぎのチーズを合わせたスープ。
ヤギのチーズが半熟のたまごを、全く違う次元の料理に昇華しています。

L'evo鶏
近くの農家で育てた、45日の若鳥です。
土遊野の有機棚田のもち米入り
熱々のモモ肉
レヴォだけでしか食べれないレヴォ鶏
この脂と旨味は衝撃的でした。

生地 甘鯛
富山海老、(ぼたんえび)
渡り蟹などの出汁
ジャガイモの白いピューレ
おくらと、コリアンダーディルなどのハーブ類
器からこぼれてくる香りが堪らない。
香りが目に見えてくるかのようです。
フレンチと和のフュージョン!
甲殻類の旨味に乾杯したくなるが、今日は人生初の一人フレンチ。

大山町 仔猪
腕と下腹の部分。
ソースはお肉の出汁から
いんげん・なす・ししとう・モロヘイヤ
モロヘイヤのピューレも
ししとうはけっこう辛さが効いてます。
あまり猪をこんなにレアで頂くことはありませんが、仔猪ならではの味わいなのでしょうね。
ブラインドされたら絶対に猪だとは思わないですね。
羊や鶏と思ってしまいそうです。
上質で初々しくてクセの無いお肉でした。

三つ目はバケット
かなりのもっちり。
甘鯛のソースにも合わせたかった。

高岡 アロエ
アロエとキウイ
シャンパンのムース
ナイアガラを使った白ワインをソースのイメージでデザートに合わせます。
フルーツの濃厚な旨味がダイレクトに来ますが、後味はスッキリ。

朝日町 バタバタ茶
ブランマンジェ、アイスクリームゴマを合わせたチュイル。
富山のウィスキー、若鶴酒造の三郎丸も少し入っています。

ペアリング
remi leroy
エクストラブリュのシャンパーニュ

モルゴン コート・デュ・ピィ 2015年
ブルゴーニュ
ガメのフルボティ。
鱧に合わせてやや、やわらかめの赤。

トスカーナのアッサンブラージュ
チェルビオーロ ロッソ 2006
カベルネ5・メルロ・プティヴェルド

シャトー・モンバジャック 2014
貴腐ワイン
バージンエッグとも絶妙に合う。

レヴォ鶏とは、やはり地酒
満寿泉の純米吟醸を燗冷まし
あっさりなめらかな飲み口で、レヴォ鶏の味を引き立てます。

ニュージーランドの白ワイン
プロフェッツ・ロック
甲殻類とピノ・グリの質感を合わせて

コルナス ルネッサンス2012
シラー
メインに合わせて、今までのワインとはガラッとテイストを変えてきました。
スパイシーな土を感じる果実味と、華やかに広がる香り。

ナイアガラブラン2016
スッキリとしたフルーティーな白ワイン。

デザートにも使われている
MOON GLOW Limited Edition 2018
ストレートで頂きました。
ストレートがお勧めですが、ロックにもしてもらえるようです。

紅茶はアールグレイ

ペアリングの量は調整できると思いますが、種類も量もかなりのボリューム。
これだけ飲んでも良心的な価格でした。

器が美しい
料理が美味しい
サービスが素晴らしい
ペアリングも合う
コスパも凄い
いくら飲んでも直ぐに部屋に戻れる
浴衣で食べれる
好みの味。
また行きたくなってしまいます。


箸FACTORY宮bow

鋳物の技術を駆使した器

ナイフ
LAGUIORE

宿泊してこそ真価の分かる
料理も凄いし、ビジネスモデルとしても面白い。

他県の人の方が利用しているのではないか?と思っていましたが、実際は富山県人の利用率の方が高いようです。
しっかり地産地消しているんですね。

富山で最大風速38.3メートルの中、ガラス戸一枚隔てた店内でゆったりと料理を堪能できました。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

もっと見る

2位

フルタ (宝町、新富町、銀座一丁目 / 中華料理)

1回

  • 夜の点数: 4.7

    • [ 料理・味 4.7
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.3
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥40,000~¥49,999 -

2018/06訪問 2019/01/25

旨いという言葉はフルタの為にある

銀座にある高級中華、フルタに伺うことができました。

銀座で一軒家という独特のスタイル。
洗練された雰囲気で、席はカウンターのみ。

コースは3万・5万・7万円と3種類。
金額が上がればその分、料理の質が上がります。
3万のコースでお願いしてもらいましたが、常連らしき方は上のコースを頼んでいるようでした。

まずは、瓶ビールを頂きます。
一般的な銘柄の中瓶で1000円とお高めですが、小さな薄いグラスで飲むと良いお酒のように美味しく頂けます。
家呑みように、このグラス欲しいと思いました。
どんなビールでも優雅に味わえそうです。

お料理一品目は、
帆立と雲丹の揚げ餃子
一口で含むと、突き上げてくるような濃厚な旨味が襲い掛かって来ました。
器にも味がありますし、この一皿だけでも今日来れて良かったと思えます。

冷製盛り合わせ
蝦夷アワビ・タコのウーロン茶煮・蕪の山椒風味・スッポンの煮凝りなど趣向を凝らした料理が盛り付けられています。
縦横無尽に旨さの広がる前菜でした。
いろいろと鮑を食べてはいますが、ここまで旨さを極めたものは初めてです。
スッポンの煮凝りも、大胆な旨さを醸し出しています。

天草産鱧・じゅんさい・冬瓜の上湯椎茸スープ
滋味深い豊かな香りが、口の中に広がってきます。
幾層にも重なる旨味が、口の中で反響していました。
正にスープの旨味、ここに極まれり。
素材の旨味もしっかりと味わえつつ、神がかった古田氏の味付けに度肝を抜かれました。

キャビアの冷製ビーフン
3万のコースだとオシェトラで、5万とかになるとベルーガになるようです。
軽く混ぜて頂きました。
ビーフン復興、ビーフン革命です。
キャビアとも、実に見事に共演しておりました。

ここらで、料理に合わせて白ワインもお願いします。
クリストム ヴィオニエ エステイト2013

金目鯛の四川風
そんな酔っていたわけでもないのに、写真を撮り忘れていました。
皮のパリっと具合や、上質な身の旨味。
ただただ、旨いとしか言いようがない、極上の金目鯛です。

毛蟹の春巻き 又はトウモロコシの春巻き
二種類を半分ずつシェアして頂きました。
毛蟹の方が旨いんだろうなと思いつつ食べてみると、トウモロコシの旨さの方がインパクトが大きかったです。
これは、一人飯だと両方味わえないので、複数で予約をするのがベターですね。

毛蟹の風味もかなり楽しめましたが、甘くてクリーミーなコーンの方が味わい深かったです。
いずれにも共通する点は、皮の薄さ。
もはや芸術の領域に達した、食感と言えます。
これを食べる心地よさは、他では味わえません。

フカヒレのステーキ
フカヒレを適度に火入れしています。
延々食べ続けたくなるような、独特の香ばしさがありました。
これもコースによって質が変わるようですが、値段を上げたところでこれ以上旨くなるのかと、疑問に感じてしまうほどです。
最初はそのまま食べて、あとで赤酢を付けて食べます。
赤酢もレアなもの。
赤酢だけの味も見てみましたが、かなりコクがあって旨味に溢れていました。

鮑の肝ソース
二種類のソースで極限まで、鮑の旨味を引き出していました。
食感と旨味は今まででベストです。
ソースはたっぷりありましたので、蒸しパンで最後までソースの旨味をしっかりと味わいました。

子羊の生キャラメル風味オイスターソース
モリーユ茸
羊は、茶路めん羊牧場のものと言っていたような。
トリュフソースのマッシュポテト
モリーユ茸が凄すぎ、旨すぎ。
子羊は食感も味も最高。
カリッとするべきところはカリッと、ジューシーにすべきところはジューシーに。
まったくクセを感じさせず、旨味のみを最大限に抽出しているようです。

お食事
お好みのもの、好きなだけ
同じものを超大盛りで食べても、全種類食べてもオッケー。
心を満たすまで食べることができます。

煮穴子のチャーハン
自家製のちりめんじゃこも出していただきました。
穴子の風味のあるしっとりチャーハン
炒飯はパラパラとしていれば良いというものでは無い、ということが分かります。
炒飯は旨ければ良いのです。

季節のつゆそば、じゅんさい入り。
サッパリした味付けにジュンサイがうまくマッチしています。

黄韮の炒め焼きそば
こちらには香港の赤酢を使います。
赤酢も料理に合わせて使い分け。
同じ赤酢とは思えない、フカヒレのものとは似て非なるもの。

蛤のあんかけおこげ。
そして、最後に担々麺。
ハーフポーションにして、ほとんどのご飯を味わいました。

デザート
ライチ紅茶
海燕の巣の入った杏仁豆腐
凍頂烏龍茶のシャーベットとその茶葉を使った飴菓子。
岡山のシャインマスカットに宮崎のマンゴー
デザートも充実のラインナップ。

全ての料理が明確に旨い。
和食の繊細さとはまた違った、中国古典のエキスを抽出したような、したたかで力強い中華!

いろいろな経験を積んだグルメにも納得できる旨さだと思いますし、普段外食を全くしないような人でも明らかに分かる旨さだと思います。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

もっと見る

3位

幸寿し 本店 (七尾 / 寿司)

1回

  • 夜の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.8
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥3,000~¥3,999 -

2018/09訪問 2023/07/19

幸寿司!本当に人を幸せにする寿司

七尾にあるお寿司屋さん、幸寿司にやって来ました。

当日電話をして、予約を取りました。
お店の横には、幸寿司さん専用の駐車場がありますのでそこに停めます。

おまかせ握りは
10貫3000円と
12貫3500円
当店おすすめ地物主体のおまかせ寿し

ガリ
酸味と甘味と辛味がしっかり出てますね。

アオリイカ
シャリはタネの大きさに合わせてます。
パラッと口の中でほつれるシャリ
アオリイカも上質。

白海老
他で食べた白海老と全然違いました。
上品にシャリとともにとろけていきます。

スズキの昆布締め
〆具合と、身質の良さが堪らない。
ベストスズキかも。

平目
柚子塩で
歯ごたえと繊細な甘味が味わえました。
心地よく喉の奥に落ちていきます。

のどぐろ
このやわらかさと脂ののりは悶絶クラス。
のり過ぎることもなく、最高の状態ですね。

甘エビ
甘くとろけました。
頬もとろけそうです。
こんな甘エビはなかなかお目にかかれません。
一口でオーケストラのように、様々な感覚が口から心へと鳴り響きます。

バイ貝
そんじょそこらのアワビよりも良いかも。

アジ
これも今まで食べてきた鯵と全然違う。
変に生々しいというか、不思議な味わいでした。

マグロ漬け
やわらかくて旨い。
絶妙な漬け具合。

コハダ
この〆具合も絶妙。
コハダ良ければ全て良し。

シャコ
口に入れると、何がなんだか分からなくなるようなシャコ。
素晴らしい仕事ぶりに感動します。
もはやシャコでは無い、シャコを超えたシャコです。

うに
濃厚なウニが、口の中でシャリと絡まっていく。
口内調味で、旨味に満たされて十二貫が終了。

最後に熱々の味噌汁で、夢のような儚い時から目覚めました。
あっという間の十二貫だけど、余韻は緩く長く続いていきました。

福島のあのお店を彷彿とさせますが、そのさらに上をいく握りでした。

蟹とかおつまみとか色々あるようなので、次はお酒でも飲みながらじっくり味わい尽くしたいです。
ただ、飲まなくてここまで楽しめたお鮨はいまだかつてありません。

食べて幸せな気分になり、心なしかどの写真もボケ気味。

とても丁寧な仕事ぶりで、地場物の上質なタネを握っていきます。
感動と幸福感でしばし、茫然としてしまいました。
この値段と内容であれば、通い倒したいです。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

もっと見る

4位

鮨 十兵衛 (日華化学前、福大前西福井 / 寿司)

1回

  • 夜の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.4
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 -

2018/09訪問 2018/12/07

福井にて江戸を感じる鮨十兵衛

福井にあるお鮨屋、十兵衛にやって来ました。

当日のお昼に電話して、18:00~20:00で1名だったら大丈夫と言うことで、お店に向かいます。

新しい建物かと思いきや、五年も経っているとのこと。
綺麗に手入れが行き届いているようです。

カウンター8席。

コースはおまかせ15000円のみ。

お酒を飲みたいところですが、運転があるのでノンアルコールビールを注文。

真鯛から
透き通るような身で、淡白な旨味。
上品かつ繊細です。
すっーととろけていく柔らかさ。
お好みでスダチをふり、黒いお塩をかけて食べます。

真さば
これも良いですね。
軽く絞めてあります。
クセがなく上質。
生姜醤油かわさび醤油で。

いしがき貝
軽く炙ったもの
やわらかな食感だけど、噛むと跳ね返す弾力があり、旨味がじわじわ出てくる。
華やかな余韻が残ります。

ぶりのしゃぶしゃぶ
とろっととろけて旨味が残る。
隠し味の効いたポン酢も旨い。
酸味と出汁の味わいが素晴らしい。

毛蟹
石川で獲れたもの。
かに味噌と絡めると旨い。
夏場の蟹もいいです。

のどぐろ
器がちゃんと温めてあります。
皮が軽めにさっくり焼かれていました。
適度な脂身で食べてて頬がゆるくなります。

煮だこ
食感もちょうど良く煮られています。
味もしっかりと染み込んでいて旨いですね。
料理のレベルがかなり高い。

席はすべて埋まりましたが、開始時間はマバラ。
特に一斉スタートという訳ではないようです。

フエダイ
赤酢を使った繊細な握り。
これは美味です。

中とろ
中トロも相当のタネ質。

剣先イカ
すだちを一滴たらして
ここまで口の中でほぐれていく食感を楽しめるイカも、そうそうありません。
表裏、丁寧に刃を入れているようです。

さんま
やわらかくとろけるさんま。
食感も良いです。
仕事がほんと丁寧。

縞アジ
これもとろけますが、軽い歯応えが心地よい。
旨味も十分の縞アジでした。

小肌
目の前で刃を入れていきます。
旨くするためだけの過不足の無い締め具合。
小肌も良い具合に仕上がっています。

ほっき貝
適度な温度感。
軽く塩がふってありました。

いくら
新もののいくら
漬ける時間を変えた二種類のいくらを二層式で軍艦にします。
始めはあっさりとした印象でしたが、徐々に深い味わいの来る軍艦でした。
ベストいくらかも。

赤ウニ
この濃厚な旨味は唸るレベル。
やっぱり赤ウニは最高!

あなご
温かく、やわらかく、美味しく


鯛のあら入り

玉子
やわらかく、少し甘味のある玉子焼き。

仕事が丁寧。
実直。
パフォーマンスとかもなく、インスタ映えも気にせず、旨い鮨を握っていく職人という印象でした。

タネ質も素晴らしいし、握りも抜群。
福井に来たら必ず立ち寄りたい鮨屋です。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

もっと見る

5位

東麻布 天本 (赤羽橋、神谷町、麻布十番 / 寿司)

1回

  • 夜の点数: 4.6

    • [ 料理・味 4.6
    • | サービス 4.2
    • | 雰囲気 4.1
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥50,000~¥59,999 -

2018/02訪問 2019/01/25

天にも昇る天本の握り

東麻布にある鮨屋、天本にやって来ました。

カウンター8席
ミシュラン二つ星
食べログGOLDの予約困難店

今宵は幸運にも声をかけていただき、味わうことができました。

まずは泡からということで、シャンパンで乾杯!

桑名の白魚
味も食感も良い感じです。
いきなり、白魚ってここまで旨くなるのかと驚かされました。

竹岡のマコガレイ
最初は塩、次は醤油で。

天然のホタテ・いか・かき・このわた
と、怒涛の日本酒に合う料理が連発。

当然、日本酒を呑みます。
長珍 ささにごり生

青森県は、十三湖のしじみを使った茶碗蒸し

次のお酒は今西
純米吟醸

山口の天然白子
見た目も美しく、濃厚な旨味。

チェイサー代わりに梅酒ソーダ割も頼みました。

対馬のアカムツ紅瞳を使ったのどぐろご飯。
とろっとろだけど、上品な身がご飯とよく絡みます。
アカムツの中でもかなり上質ですね。

ここから握りが入ります。
東京湾のヒラメ
艶やかな身で、悶絶の旨さ。

唐津の活けヤリイカ。
丁寧に包丁を入れた透き通る芸術的な握り。

サクラマスの漬け
食べているときは、その旨さに魅了されていましたが、あとで写真を見返してみると、見とれるほどの色つやにうっとりしてしまいます。
口の中でとろけて溢れ出る旨味は最高でした。

次のお酒は
なま
田中六五

こはだ
三日間寝かせたもの。
サイズもこのくらいがちょうど良い。

サワラ
五島列島で取れたもの。
藁で焼いた、とても風味の良い握りです。

金目鯛
鳥羽産のもの。
極上の脂と旨味です。

サバ
箕島産
赤酢のシャリを覆いつくす、大きな脂ののったサバでした。

新政 No.6 X-type Essence
生原酒無加圧搾中取り
澄んだ飲み口の中に、無限に広がるかのような旨味があります。

トリガイ
今まで食べた中で一番美しいトリガイ
最高の食感と驚きの甘味。
これは凄かった!!!

ここから怒涛のマグロ三連発
食感・脂・香り、いずれも最高。

大那
純米無ろ過生原酒

いったん椀で気持ちを落ち着かせて、
真打登場とばかりに、
宮古島の車海老が登場。
天本名物、飛び出す尻尾は圧巻でした。
インパクト大ですけど、味も流石です。

ウニ
やっぱり良いウニは美味しい。

対馬のあなご
一匹から二貫だけ
ここまで高雅さを感じる香りは初めて。
超上質です。

最後はデザートの玉子で〆。

食べ終わったときには、えっもう終わっちゃうのと思っちゃいましたが、あとで写真を見てみたらけっこう、しっかりと食べていたようです。
それだけ、最高の握りと素晴らしいメンバーがそろった楽しい時間だったということでしょう。
心にじんわり残っていますが、あっという間に時が過ぎ去ってしまいました。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

もっと見る

6位

日本料理 晴山 (三田、田町、白金高輪 / 日本料理)

1回

  • 夜の点数: 4.7

    • [ 料理・味 4.7
    • | サービス 4.3
    • | 雰囲気 4.4
    • | CP 4.8
    • | 酒・ドリンク 4.2 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥20,000~¥29,999 -

2018/02訪問 2023/02/09

日本酒に合う珠玉の日本料理

三田にある日本料理、晴山にやって来ました。

和食らしい落ち着いた雰囲気のお店です。
ゆったりとしたカウンター席に案内されました。

本日は3名のオフ会。
お酒を飲むのは私一人。
まずは生ビール。

富山のメジマグロの漬け、わけぎ、うど、わらび、松の実、酢味噌和え
酢味噌と松の実やマグロなどの味が絡み、素晴らしい一品に仕上がっています。

宍道湖の白魚と自家製からすみ
透き通るような旨味の白魚に、自家製のからすみが絶妙にマッチしています。

日本酒
三千櫻
岐阜県のお酒
五百万石を使った純米酒
あまり主張しすぎず、軽めの香りと旨味が料理を引き立てます。


越前蟹のフカヒレ真薯
出汁の旨味がしっかり出てる。

三重のふぐ刺し
あん肝とポン酢で

生粋左馬
福島県 純米吟醸
虎マッコリを醸造している有賀醸造。
虎マッコリにも通じる、切れと旨味のある後味が素晴らしい。

早堀たけのこ。
山椒効かせて
タケノコの風味が素晴らしい
灰汁がなくてうまい。

マナガツオの金山時味噌焼き
金山寺味噌の風味が楽しめました。

自家製のくちこ
かなりビックサイズ。
元はこんなに大きいのかとビックリ!

ホタテと独活の梅肉和え
クオリティの高いさっぱり旨味。

小桜
山形県 純吟生酒
フレッシュな味わい。

治部煮
セリと柚子を添えた、絶品マガモ!
味・香り共に抜群の出来栄え。

立春朝絞り
長良川 小町酒造
岐阜県
今年は何種類か立春朝搾りを飲みましたが、やっぱり絞ったその日に飲んだお酒が圧倒的に美味しかったですね。
来年も立春の日に飲みたい。

タケノコと唐辛子漬けのタラコご飯
こちらも早掘りタコノコ
お代わりご飯でタラコが少なかったのが残念。
逆に、たらふく食べたい激旨タラコだったということ。

デザート
イチゴのプリン
見た目も美しい、和食には珍しい凝ったデザート。

やっぱり大将とお話もできるカウンター席は楽しめます。
予約の取れない人気店ですが、ふらっと食べに来たくなるような気取らぬ旨さでした。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

もっと見る

7位

蕃 YORONIKU (恵比寿、代官山、広尾 / 焼肉、ホルモン)

1回

  • 夜の点数: 4.1

    • [ 料理・味 4.1
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.2
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥20,000~¥29,999 -

2018/07訪問 2021/02/18

オシャレ高級焼き肉

恵比寿にある高級焼き肉店、蕃 YORONIKUにやって来ました。

恵比寿駅から坂を下ったところにある新しいビル。
店内は落ち着きのある高級な雰囲気です。

お通し
とうもろこしのすりながし
キムチとナムルの3点盛り。

サラダも出ます。

ヒレの炙り・せんまい刺し・ユッケ

カイノミの塊
これはじっくりと網の端の方で焼きます。

上タン
これは絶品!
片面焼きして、折って食べます。
レアな部分のなめらかな食感と、適度に焼いた部分の食感が一口で味わえる贅沢な一枚。
この食べ方は最強かも。

塩昆布をクルクル巻いて食す、というような食べ方もしました。

シンシン・ツチノコ
これも半面焼き。
今までにないような、食感と旨みが味わえました。

シャトーブリアン

シルクロース
米に包んで定番の食べ方です。

ホルモン
コプチャンと他にもあったかな。

熱々で肉厚のシャトーブリアン・カツサンド

ザブトン
サマートリュフをすって。
香りよりも食感の良さが味わえました。

南オーストラリアの黒トリュフ
サマートリュフの8倍香るとか。

トリュフのせのTKGは香りがたまりませんでした。

徳島県阿波の手延べ素麺。

本日、前半の焼きは女性が丁寧に焼いてくれました。
後半はvanneさんが鮮やかに焼いてくれました。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

もっと見る

8位

西麻布けんしろう (広尾、六本木、乃木坂 / 焼肉、ホルモン、牛料理)

1回

  • 夜の点数: 4.1

    • [ 料理・味 4.1
    • | サービス 4.2
    • | 雰囲気 4.2
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥20,000~¥29,999 -

2018/04訪問 2021/02/18

けんしろうNight

西麻布の焼肉屋さん、けんしろうにやって来ました。

本日は、オーナーシェフ岩崎健志郎さんがお肉を焼いてくれるスペシャルな会です。
落ち着いた和の空間で、高級感も漂わせています。
個室に入る際には茶室のように、頭を低くします。

すりながし
こういった消化の良い温かいものを、最初に出してくれるのは嬉しいです。

チョレギサラダ
静岡のトマトが超甘い

山形牛
いちぼの刺身とユッケ

日本酒も豊富にそろっているので、乾杯ビールの後はお酒を攻めました。
順子 純米酒
ペティヤン 吟のさと にごり生酒
ワインの製法を応用したお酒です。

黒毛和牛の厚切りタン
最後に網の上でレモンを絞って
食感がよく旨味があふれでてきます。

新潟の雪室でで30日間寝かせたタン
絶妙の焼き加減でした。

李白 特別純米 辛口 やまたのおろち
神話の大蛇を酔わす酒
流石の私も酔いました。

けんしろう焼き
低温調理したシャトーブリアン。
スモークの演出も粋。
シャトーブリアンの味わいはしっかり出しつつ、柔らかな食感と薫製の香りがたまらない。
トリュフ塩も美味。

トウガラシ
腕の部位
凄いジューシー

ミスジ
ゆず胡椒で

ハラミ
ジューシーで旨味が強い。
何も付けずにそのままが美味しいです。

箸休め
なめこ、おろし、にんじん、わかめを土佐酢で

雄東正宗 純米吟醸 生原酒
佐瀬式槽無加圧中取り無濾過
上品でフルーティー。
今日飲んだ中では、一番呑みやすく好きなタイプ。

創作お肉料理
ノーザンルビーというピンクのジャガイモ。
のーざんるびーというじゃがいも
肉じゃがを再構築。
社内コンテストで、二位になったものをブラッシュアップしたお料理です。
不思議な味わいと食感でした。
けんしろうに来たならぜひとも食べていただきたい一品。

シャトーブリアンといちぼ
たまり醤油でしっかり味のついたシャトーブリアンを巻いて食べます。
白醤油は香り付けでちょこんと付けて食べます。

すき焼き
サーロイン味噌風味
こってりしていて、玉子とからめると凄い旨い。

焼おにぎりに(サーロイン)、お出汁を
牛の脂でカリカリになるまで揚げた。
今日の会のために用意したもので、名前はまだないとのこと。
これは名物になること間違いなし!

デザート
ほうじ茶のアイスとプリン
さっぱりしたアイスと、濃厚とろとろのプリン、交互に食べる贅沢さ。

健志郎さんの焼きと創作肉料理は、格別に素晴らしかったです。
こんなプレミアムな会に参加できるとは、嬉しい限りです。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

もっと見る

9位

焼肉 ジャンボ はなれ (本郷三丁目、湯島、水道橋 / 焼肉、ホルモン)

1回

  • 夜の点数: 4.1

    • [ 料理・味 4.1
    • | サービス 4.2
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.8 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥20,000~¥29,999 -

2018/01訪問 2021/02/18

ジャンボのはなれのさらに別室

本郷三丁目にある焼肉屋さん、ジャンボはなれにやって来ました。

都内では交通網も乱れる大雪の日、焼肉好き6名が集います。
地下の奥にある個室に案内されました。

今宵は南原さんに焼いてもらうスペシャルコース。

まずは生ビール。
とてもクリーミーで飲み口の良い生です。
このレベルの品質だと、ずっとビールでもイケちゃいます。

■ナムル・キムチ盛合わせ
キムチは好きですが、焼肉にキムチは不要なのではないかと実は思っています。

■ハツとタン
出汁ぽん酢で頂きます。
ハツのやわらかい食感と、出汁の旨味が絶妙にマッチ。
タンの焼き加減も素晴らしい。
内側がレアでやわらかく、旨味が活きています。

■野原焼き
溶き卵に通して、ご飯に乗せて食べます。
とにかく旨すぎる。
これを食べるとみんなが笑顔に。

ビールを何杯か飲んだ後は、日本酒にいきます。
二合で頼んだ方が一合で頼むよりもお得なので、ガンガン二合で頼みました。

■ともさんかく

■ランプなかにく
厚さが重要な部位。
薄すぎても厚すぎてもダメ。
絶妙の切り加減です。
そのおかげで、最適な柔らかさが味わえました。

■肉寿司
玄米茶で炊いたシャリ。
やはり、肉には肉に合うシャリがあるということですね。
他で食べる肉寿司とは一線を画す、極上の一品でした。

■ハラミ
今まで見たことのないどでかい塊の状態で焼きます。
未体験のハラミでした。
脂ののりと旨味が今までに食べてきたハラミと全然違います。
何もつけずにそのまま食べて、超絶美味しい。

■ヒレみみ
かなりの厚切り
あまり単品では、出てこないもの。
カリッと焼き上げて提供されました。

■ヒレ
完全なるヒレ、これがヒレですね。

■ランプ
極上の旨味

■ヒレカツ煮
これまた他では食べられない。
こんなかつ煮があったのかという、驚きがありました。

■肉ごはん
大きな鉄鍋でお肉たっぷりに炊き上げています。
ご飯とお肉をかきまぜたものに、オニオンを乗せて頂きました。
ご飯自体にしっかり味が付いていて、お肉の食感にオニオンの香りと、一口でハイレベルの旨味を楽しめました。

焼肉ジャンボは行ったことありますが、はなれのさらに別室は、さらに上を行く旨さです。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

もっと見る

10位

麤皮 (御成門、神谷町、大門 / ステーキ、ふぐ、かに)

1回

  • 夜の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.4
    • | サービス 4.3
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 3.9
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥50,000~¥59,999 -

2018/07訪問 2019/01/25

麤皮~最高級のお肉を食べ比べるスペシャルな会~

御成門にあるステーキ店、麤皮にやって来ました。
老舗の高級焼き肉店にふさわしい、格調感じる佇まい。
入るものを選ぶかのような重厚な扉は、通るだけでも気分が高揚してしまいます。

今宵は最高級の、希少な但馬牛を食べれるオーナー交えた貸切会に参加させていただきました。

自家高温燻製サーモン
時鮭という脂ののったサーモンですが、脂がすべて旨みに転換されたような味わい。
食感は不思議なくらいあっさりでした。
手間暇かかる特殊な製法。
ここでしか味わえないサーモンでしょうね。

麤皮特製ビーフコンソメスープ
スジと脂をよ~く煮込んだ濃厚なスープでした。

活蛸巻海老のサラダ
シンプルなサラダですが、文句のつけようがないクオリティの高い一品です。

特選但馬牛焼きサーロイン・イチボステーキ食べ比べ
サーロインは、西澤さん生産、34ヶ月の雌牛。
イチボは、岡崎牧場、40ヶ月の雌牛。

最高のお肉を最高の状態で味わうための、特注の炉釜で完成された焼き加減。
比べるのもなんですが、どんない良い豚肉や鶏肉を使ってもこんなきめ細やかでジューシーな食感は作り出せないでしょうね。
はかなくも口の中で消えてしまう上質なお肉。
口の中に緩やかに旨みが残りますが、それもいずれ消えてしまう。
また味わってみたいお肉です。

炉焼温パン・温野菜・ベイクドポテト
お肉の添え物も手ぬかりなし。

シャンパンとワインもお料理に合わせて、美味しく頂きました。

パッと見なら他でも真似できそうな見映えですが、味わいに関しては他で真似できなさそうな手間とこだわりが追及されたスペシャルなコースでした。

それにしても、食べログの使った金額30000~は、もう少し上限を引き上げていただかないと、、、

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

もっと見る

ページの先頭へ