ジオモルさんのマイ★ベストレストラン 2016

B級グルメから三ツ星レストランまで

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マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

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2016年はうなぎとお肉系が上位に入っています。

こちらのお店以外にも、総合の点数こそ4.0以下でしたが記憶に残るお店もたくさんありました。

またオフ会で訪問したお店がマイ★ベストレストラン2016の4/10軒を占めるということで、こうやって振り返るとオフ会の年でもあったと思います。

来年も素晴らしいお店、素晴らしいレビュアー様方とお会いできれば幸いです。

マイ★ベストレストラン

1位

うなぎのまつ嘉 (松本、西松本、北松本 / うなぎ)

1回

  • 昼の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.7
    • | CP 4.4
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥2,000~¥2,999

2016/09訪問 2018/02/03

全国トップクラス間違いなしの鰻屋さん

松本市にある鰻屋さん、うなぎのまつ嘉にやって来ました。

古民家風の建物です。

平日の11:00過ぎに伺いましたが、すでに入店してるかたがいらっしゃいます。

うなぎは量によって名称と値段が変わります。

うな丼
二切れ2970円

うな弁当
三切れ4050円

うな重
四切れ5130円

うな丼を注文しました。

他のお客さんの話によると、何度か来て入れずに4度目でようやく入れたという人もいました。

良い鰻が入らないと休んだり、日によって産地は変わるようです。

運良く、一度目で入れて良かったです。

30分ほど経つと、うな丼が運ばれてきます。

うなぎ二切れですが、かなりのサイズです。

身がふっくらとしていて、至極滑らかな口当たりです。
これは絶品ですね。
身の締まりと脂ののり具合が最高でした。

焼き具合も、職人の技を感じる絶妙の食感です。

ご飯もやわらかい上質なお米ですし、タレも完璧な味。

文句なし圧倒的にトップの鰻になりました。

味良し、ボリューム良し、コスパ良しの最強鰻です。

以前はこの大きなうなぎが五切れも入ったうなぎ定食というのもあったようですが、もう無いようです。

わざわざここの鰻を食べるためだけに、再訪してみたいと思います。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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2位

TACUBO (代官山、恵比寿、渋谷 / イタリアン)

1回

  • 夜の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.4
    • | サービス 3.9
    • | 雰囲気 3.9
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.9 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 -

2016/11訪問 2016/11/12

原始的な薪焼きで頂く、前衛的なお肉の旨味

恵比寿にある薪焼きイタリアン、TACUBOにやって来ました。

駅からは少し離れていて、坂道を登った先にお店はあります。
以前、近くの劇団で観劇したことがありますが、帰りにお店の前の道を通っていました。
その時は、まったくお店の存在に気づきませんでした。
小さな看板で、ちゃんと地図を見ながら行かないと素通りしてしまいそうです。

お店に入ると、右手にカウンターとオープンキッチンがあります。
迫力ある薪焼きと炎の熱を感じながら、お肉を堪能できるのはカウンターのみ。
実際に薪焼きのライブ感を楽しめるのは、左から3.4席くらいまででしょうか?

細い通路を奥へと抜けていくと、個室がありました。
窓の外に自然を感じられる、落ち着きのある空間です。

お料理は、田くぼ牛・薪焼きコース12,000円を予約していただいています。
全員揃ったところで、各々ドリンクを頼み乾杯!!!

一杯目は香り高いスパークリングワイン。
アンチョビを詰めたオリーブをつまみつつ飲みます。

穴子のフリットと根セロリのピュレとそのサラダ、コリアンダー付き
大きい穴子でサクサク感が心地よい。
和食の素材をサラッと、イタリアンに仕上げています。

ジャガイモとローズマリーを詰め込んだフォカッチャ
風味が良くて本格的な味わいです。

二杯目は大子ブルワリー・やみぞ森林のビール ピルスナー
メニューには、ヴァイツェンも書いてあったので、ヴァイツェンの方が良かったかも。
ただ、ピルスナーも飲みやすいラガータイプですが、芳醇で味わい深いビールでした。

メインのサーロインステーキは、田窪氏自ら生肉の状態でもってきて説明をしてくれました。
お肉の真ん中あたりにスジがあるのですが、下側がサーロインで上側がランプということ。
このスペシャルなお肉を薪で焼くのですから、期待値は急上昇です。

きのこのスパゲッティ
椎茸・山芋・エリンギ・ハナビラタケ

田くぼ牛のパッパルデッレ
銀杏とチーズを添えて。

パスタは特別に2種類提供していただきました。

そろそろお肉の時間が来そうな気配なので、赤ワインを頼みます。

ドメーヌミシェルノエラ2014
ブルゴーニュ産のピノノワール種を使っているということ。
香りはややフレッシュ。
繊細で複雑な果実味のある赤ですので、お肉との相性は良さそうです。

お肉の登場はもはや一大イベント。
こんがり焼きあがったサーロインが運ばれると、一斉にパシャパシャ。
この後カットして提供するので、熱が逃げないように早めに撮ります。

一旦キッチンに戻し、カットして再登場です。
薪で焼いたニンジンも添えられ、いよいよ本日のメインディッシュに食らいつきます。

ランプとサーロインがあるので、まずは赤み肉のランプから頂きます。
カットすると、薪で豪快に焼かれた表面に対して、中は上質なレア。

口に入れると、ワイルドな旨味と繊細な味わいが同時にやって来ます。

サイドには塩と粒胡椒が添えられていますが、全くつける必要なし。
肉の旨味だけで、ガンガン食べれます。
敢えて軽い変化を付けるために、少しだけ塩を付けた程度です。

ランプからサーロインに切り替えるときに、一旦リセットしようとニンジンを食べてみると、ほっこりとしていて甘みたっぷりでめちゃくちゃ旨い。
こんなニンジンは今まで食べたことないですね。

サーロインをカットする時には、ランプよりも若干やわらかさを感じました。
味わいもランプとは全く違います。

これこそが薪焼きの醍醐味なのでしょう。
肉汁と脂の旨味が濃厚です。
本来の肉の味を、最大限に引き出しているようです。
フライパンで焼いたのでは、この旨味は出てこないでしょうね。

一切れでランプとサーロインを味わえるなんて、幸せです。
コースでなくて、野菜とともにいきなりこのお肉を食べてみたいという衝動に駆られてしまいました。
今度はカウンターで、薪焼きを見ながら食してみたいと思います。

最後に焼きたてのフィナンシェとドリンクを頂きます。
ドリンクは、水俣産の紅茶。
30年間以上、農薬や化学肥料を使用していない農場で作られたものということ。
マイルドな飲み口でスッキリとしていて、自然な甘みのある紅茶でした。

フィナンシェは、香ばしい香りとサクッとした食感。
中はしっとりで味も食感も楽しめました。

それぞれの料理に合わせた器も、素晴らしかったです。
和食に限らずイタリアンやフレンチの有名店でも使われている、カマチ陶舗の有田焼。
一般販売はせずに、それぞれの飲食店に合わせたオーダーメイドなどをしているようです。

本日のコースは完全にお肉が主役でした。
他のお料理も美味しかったのですけど、やっぱりお肉と薪焼きがあってこそのTACUBOという気がします。
お肉好きの聖地巡礼があるとすれば、ここは必ずや通るべき道の一つと言えるでしょう。

  • 生・田くぼ牛
  • 薪焼き田くぼ牛
  • ドメーヌミシェルノエラ

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3位

わさ (都立大学 / 中華料理)

1回

  • 夜の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.4
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 3.6
    • | CP 3.8
    • | 酒・ドリンク 3.8 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥20,000~¥29,999 -

2016/12訪問 2016/12/22

強すぎず弱すぎず陰陽のバランスが取れた創作中華

目黒区の八雲にある中華料理のお店、「わさ」にやって来ました。
徒歩だと都立大学から15分ほどでしょうか。
予約の時間とかもあったので、自由が丘駅からタクシーで向かいました。
かなりの隠れ家的なお店なのでタクシーの運転手に言っても、お店は分からないようでした。

19:00前にお店に着くと、シャッターは半開きで看板もライトアップされているわけではありませんので、場所は分かりづらいと思います。

「旨味は手間、味は引き算」
その哲学通り、絶妙の加減と素材を生かした味わいを楽しめるコースでした。

まずは、コーンスープから本日のコースが始まります。
濃厚な甘みが鮮烈に五感を刺激します。
最初のスープを飲んで、素晴らしいお店に訪問できたのだということを再認識しました。
このコーンスープを飲んだだけでも、こちらに来た価値は十分にあると思います。

ホタテとウニ
上質で滑らかな青森産のウニ。
得も言われぬ風味で
口に含んだときの口福感は素晴らしいですね。
料理を超えたartの領域に足を踏み入れてしまった感のある逸品でした。

加賀蓮根とXO醤
どの料理も香りや食感が素晴らしいです。
こんな旨い蓮根は食べたことがない。
ホタテの貝柱の食感も堪らないです。

鯖とご飯
鯖の軽いあぶり加減と、米一粒一粒の食感が素晴らしい。
鯖の旨味がいつまでも口の中に残りました。

アワビとインゲン
トマトとペッパーとラディッシュに、別でインゲンとアワビが添えられています。
完全にアワビが主役です。
このアワビの食感・味わいはお寿司屋さんではなかなか味わえません。
わさならではの食感でした。

チャーシューとカブ
チャーシューの旨味と柔らかさが秀逸ですね。
紹興酒、砂糖、醤油に漬け、手間をかけて旨味を引き出しています。

ワインはボトルで、ブルゴーニュのシャルドネを頼みました。

からすみのビーフン
料理について料理人に聞いて安易に答えを求めるのか、それとも自分で想像してイマジネーションを膨らませるのか? 迷うところではあります。
このビーフンは黙って食べて、焼いたカラスミ・スライスしたカラスミ・粉末のカラスミのトリニティを楽しむべきでしょう。
正月に数の子を食べるより、鱈子を食べるよりこれを食べる方が何倍もいい。
ビーフンとカラスミがここまで絡み合うのかと思うと、驚天動地の心境になります。

時折味に舌鼓を打ち、会話も忘れてしまうほどの味わいです。

棒々鶏
シャキシャキとしたきゅうりの食感と、ソフトな舌触りの鶏肉のコントラストが秀逸。

牛ホホ肉
とろみとやわらかさ。
もし味がないとしても食感だけで楽しめそう。
もちろん濃厚な旨味がありますが。

レバニラ
表面の焼き加減と内側のジューシーなレア具合がかみ合った至極の一品。

白子の山椒風味と中華風のサラダ
白子というと和食やイタリアンのイメージがあるが、中華でもここまでマッチするのか。

蟹の春巻き
かにみそとXO醤

飲み物は中華なのでカメだし紹興酒の5年物。
5年にしてはまろやかでコクがあります。

海老のチリソース
チリソースだけを食べても十分満足できるレベルです。
海老のぷりぷり感も最高でした。

玉子チャーハン
普通の玉子チャーハンと言われて出されるが全然普通ではない玉子チャーハン

そのあとに3分蒸らしたザーサイチャーハンも出されます。
見た目はそれほど変わらないですけど、味わいはかなり変化していました。

杏仁豆腐
とろけるサッパリとした口当たり。

高級とはまた一味違う極上の創作中華を堪能できました。

帰り際には夫婦で温かく見送っていただきす。
伺ったところ、お店の名前の由来は奥様の旧姓ということ。
愛に溢れた素晴らしいお店です。

冬空の下、料理の余韻に浸りながら駅へと歩いてきます。
お酒ではなく、お料理に酔いしれる宴でした。

  • 加賀蓮根とXO醤
  • ホタテとウニ
  • からすみのビーフン

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4位

焼肉 ジャンボ 本郷店 (本郷三丁目、湯島、水道橋 / 焼肉)

1回

  • 夜の点数: 4.1

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 3.9
    • | 雰囲気 3.7
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 -

2016/11訪問 2019/08/08

刹那の魅惑!野原焼、すべてのメニューがハズレ無し!

本郷三丁目にある焼肉屋さん、ジャンボにやって来ました。

1ヶ月ほど前に予約を入れての訪問です。

わりと明るい感じの、オープンな雰囲気のお店です。
店員さんも若い方が多かったです。

ここに来る前に少しビールを飲んでいたので、飲みものはレモンサワーやグレープフルーツサワー等を中心に頼んでいきました。

お肉によってはスタッフが焼いてくれたり、秒数を指定されたりお肉に対するこだわりは半端ないお店です。
なので、スタッフとのコミュニケーションも美味しい焼肉を食べるためには重要になってきます。
こちらが本気で対応すれば、それなりの対応をしてもらえますし、適当な気持ちで肉に接すればそれなりの対応になるのが必然です。

注文したものは、
野菜系
海藻サラダ
チャンジャ
キムチ盛合わせ

お肉系
タン塩
ロース
カルビ
ハラミ
ハツ
岩中豚のカルビ
特選カルビ
上ハラミ
和牛握り
肉の頂き ヒレステーキ
ジャンボ必殺野原焼(埼強の卵付)
ちなみに卵は、埼玉県東松山、篠原養鶏場

ヒレステーキと野原焼のみASKとなっていました。
聞くまでもなく当然頼みましたが、お会計の合計を見た限りバカ高いということは無い様です。

ホルモン系
レバ焼き
上ミノ
ホルモン
ハチノス

ご飯もの
カレーライス
チャーシュー丼
牛丼
オムライス

スープ系
カルビスープ
テグタンスープ
特製冷麺
ゴマダレ冷麺

デザート系
白桃シャーベット
パンプキンアイスクリーム
ナッツdeココナッツ
レモンシャーベット

「みんなで食べるも由
豪快に一人で食べるも由
腹八分目はジャンボじゃ禁句」

ということなので、お腹一杯に食べました。
シェアしながらいろいろな種類を注文したので、飽くことなくかなりの量を食べれました。

お肉は、
野原焼
ヒレステーキ
ハツ
が三強でした。

野原焼の卵と肉のマリアージュは絶句もの。
旨味が脳を刺激しすぎて言葉を失います。
人間が感じ取れる旨味には限界があると思いますが、その限界点に近い濃厚な旨味を味わえました。
ただ、食べ終えた後の切なさは尋常じゃありません。
いつまでも尾を引くというか、あっという間に溶けて消えて行ってしまうお肉の旨味が名残惜しくて仕方ないです。

野原焼は、
薄い肉を軽く丸めていますので、ミルフィーユみたい感じす。
やわらかいですけど、層になっているので食感も楽しめました。
部位としては、見た目から察するにサーロインです。
スタッフに焼いてもらったものを、溶いた埼強の卵にくゆらせ二口で食べるのがおススメ。
最初の一口は卵少な目で、二口目は卵にどっぷりつけると味の違いを楽しめます。
野原焼のみを食す「野原焼の会」というものを開催したくなりました。

分厚いヒレステーキも、店員さんが焼いてくれます。
両面にさっと焼き目を入れるくらいで、中はレアな状態です。
厚みからは想像もできないような、ふわっとしたやわらかさに驚きました。
他のお肉はわりとタレがしっかり効いているのですが、ヒレだけは素材の上品な味わいが際立つ逸品です。

ハツ、
他のホルモン系はしっかり焼いてくださいと言われますが、ハツに関しては10秒ずつくらい焼いて食べるのが良いということ。
あれっ、ハツってこんなだっけ?
と思うような、ハツの概念を覆す味と食感でした。
なめらかでとろけるような上質な食感は、食べててとても心地がいい。
よほど鮮度が良くて、仕込みも技や手間がかかっているのでしょう。
濃厚なようで淡白な旨味は、複雑で奥深い。
これは、食べてすぐに追加をお願いしました。

和牛握りもかなりのこだわりようで、
玄米茶飯のシャリに、サラッと火を通したともさんかくを乗せます。
今回は一貫ずつにしましたが、本来であれば二貫は欲しいところです。
だいたいのメニューを制覇しましたが、何度も訪問していろいろな食べ方を試してみたくなるお店ですね。
スタッフに聞きましたが、いろいろな食べ方をする人がいるようです。
野原メインや、
ロース・ヒレ・ホルモンのループや、サイドメニューメインやデザートメインなどすべてのメニューが一切手抜き無しの絶品なので無限のパターンを楽しめそうです。
米一粒に至るまで、本気が伝わってきます。
今回は遭遇確率8%台のハンバーグは食べれませんでしたが、いつかは食べてみたいです。

焼肉ジャンボさんは、日本を代表する焼肉屋さんと言えるでしょう。
日本を代表するということは、世界でもトップレベルということです。
そんなお肉を食せる機会を得られたことはほんとに幸せなことです。

今度は大食いではなく、メニューを絞って美食を楽しみたいと思います。

  • 野原焼き
  • ヒレステーキ
  • ハツ

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5位

鳥長 (練馬、桜台 / 焼き鳥、鳥料理)

1回

  • 夜の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 3.6
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.3
    • | 酒・ドリンク 3.7 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥5,000~¥5,999 -

2016/06訪問 2016/08/26

鳥料理の概念を覆す、指折りの名店!

練馬にある鶏料理のお店、鳥長にやってきました。
駅からは少し離れていて、お店も目立たずひっそりと営業しています。

こちらはオフ会でも利用し、同僚や個人的にも何度か利用させていただいています。

だいたい平日に予約しますが、2.3週間前であればだいたい予約が取れます。
6人掛けテーブル2つとカウンター6席の小さなお店なので、タイミングが合わないと予約が取れないことも。
カウンターで2人とかであればわりと予約は取りやすいと思います。

飲み物は生ビールもありますが、ワインと日本酒がメインのような感じです。
一通り飲みましたが、小布施ワインと新政がおススメです。
ただ、こちらは飲みよりも鳥料理を味わうのがメインだと思いますので、お酒はあまりこだわらなくてもいいかもしれません。

料理の定番は、やはりとりつくね。
生のとりつくねを食べれるお店自体少なくて貴重だと思います。
しかも、滑らかな口当たりで旨い!
これは毎回必ず注文しています。

個人的に一押しは軍鶏刺し。
濃厚で力強い旨味と、さっぱりとした後味は最高でした。
しかも、ここの軍鶏はとてもやわらかい。
軍鶏鍋なんかも好きですが、軍鶏刺しの食感は絶品です。

焼き鳥に関しては、どれも美味しいですね。
いまだかつて一本もはずれはありません。
注意しなければいけないのは、マスターが一人で焼いていますので時間がかかるということです。
どれだけ時間がかかっても平気なように、きちんとほかの料理でつなぎの時間を考えて注文しましょう。

鳥長の料理は、一代限りの芸術品でしょう。
マスターが一人で責任をもって作り続けているからこの味が出せるのでしょう。
何人か板前がいるようなお店では、このクオリティを出すのも維持するのも難しいでしょう。

あとは、野菜に関しても全く手抜かりがありません。
特にここのトマトとアスパラガスが好きなのです!
冷やしていない、甘みを最大限に引き出した常温のトマトは、なかなか他所では食べれません。
アスパラガスも、なんでここのはこんなに旨いんだ、他のところでは・・・みたいなところがあります。

これだけ旨いものが食べれて、毎回5000円前後で済んでしまいます。
凄いコスパです。

一度土曜に4000円のコースを頼んだことがありましたが、かなりのボリュームです。
コースプラス飲み物でしたので、その時は6000円くらいだったかと思いますが、それでもかなりのコスパです。

  • 絶品!軍鶏刺し
  • 生つくね
  • 店内の雰囲気

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6位

鰻禅 (本所吾妻橋、とうきょうスカイツリー、押上 / うなぎ)

1回

  • 昼の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 3.7
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥3,000~¥3,999

2016/05訪問 2016/12/24

独自の焼き方で超ふっくらの鰻

墨田区は吾妻橋にある鰻料理のお店、鰻禅にやってきました。

下町風情のある割烹屋さんという佇まいです。

平日の11:00少し過ぎくらいにお店に入ると手前のカウンター席が一つ空いていました。

奥のテーブル席はすでに埋まっています。

カウンターは5席となっていましたが、今は6席になっています。

結構きつきつのスペースです。

メインメニューは、
二段重6500円(特上と上の二段)
特上3500円(上より少し大きい)
上3000円(特上より少し小さい)

いずれも、きも吸付きです。

鰻をさばいてから、丁寧に焼き上げていますので時間はかなりかかりそうです。

この後ジムに行こうかと思っているのでお酒は飲みませんでしたが、日本酒かビールを呑みながら、焼き鳥や板わさをつまんでじっくり待つのも良さそうです。

最初の焼き上がりは11:45分くらいでしたので、かなりじっくり焼き上げるお店のようです。

1時間ほど経つと、ようやく出来上がったようでカウンター越しに大将が渡してくれます。

鰻の良い香りで何度となくお腹が刺激されていたので、早速頂きます。

見た目も美しい、芸術的に焼き上げられた鰻です。

ひとくち口に含むと、ふっくらとした食感に衝撃を受けます。
いろいろな鰻屋さんに行きましたが、これほどふっくらした食感は味わったことがありません。

それにしてもやわらかくて、淡白で旨味のある鰻です。
脂の乗り具合もちょうどよく、絶妙の焼き加減でした。

さばきたての鰻を、大将のロジックと職人技で丁寧に焼き上げた結果、ここまでの完成された料理が提供できるのでしょう。

素材の良さをこれ以上ないくらいに活かしてますね。

コスパも、鰻好きであれば喜んで払える良心的なお値段でした。

女将と大将のキャラのバランスも良くて下町会話も楽しめました。

お弁当を予約して取りに来る方とかも、何人かいらっしゃいました。
大将独特の焼き方なので、冷めてもふっくらとした鰻が味わえるということ。

正統派の鰻とは一風違うところはありますが、独自の道を進んでいる感じで個性的なうなぎでした。

  • うな重
  • お吸い物
  • (説明なし)

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7位

川蝉 (宇都宮、宇都宮駅東口 / うなぎ、日本料理、居酒屋)

1回

  • 昼の点数: 4.1

    • [ 料理・味 4.1
    • | サービス 3.7
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 4.2
    • | 酒・ドリンク 3.6 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥4,000~¥4,999

2016/04訪問 2016/11/11

うなぎの名店・川蝉

宇都宮市大通りにある和食・うなぎのお店、川蝉にやってきました。
2日前に電話で予約を入れて、平日ランチでの利用です。

お店は歴史を感じる和の雰囲気。
4人用テーブル席一卓とカウンター6席のみとこじんまりとしています。
2階にも座敷席があるようですが、ランチは1階のみでの営業のようです。

カウンター席で1.2人であれば、タイミング合えば予約なしで行ってもすぐ座れるかもしれません。
ですが今回は4人での利用でしたので、予約してなければ厳しかったですね。

注文は、うな重の松3564円。
静岡は浜松の天然うなぎを使っているということです。

うなぎの焼き上がりまでは時間がかかりますので、酒肴もいただこうと思います。
特にランチのメニューには載っていませんでしたが、つまみは何かありますか?
と聞くと、水ナスがあるとのこと。
ヘたのとげは取ってあるので、まるごと全部食べられるようです。
みずみずしくてほのかな甘みがあって美味しかったです。

日本酒のぬる燗とともに、美味しくいただきました。

歓談しつつちょびちょび飲んでいると、うな重が運ばれてきます。
重箱の蓋を開けると、香ばしいうなぎの香りが目に見えるかのように鼻に向かって入ってきます。
蒲焼は色艶がよく、黄金色の身に軽くタレが塗られていますね。

さっそく頂いてみます。
身はふっくらとしていて、すばらしい食感でした。
淡白で適度な脂ののり具合。
やはり天然もののウナギは貴重な素材です。
料理人の腕があってこそですが、絶妙の食感と旨味を堪能できました。
タレが必要最低限しか塗られておらず、うなぎ本来の味と食感が味わえます。

貴重な天然うなぎを、一口一口しっかりと味わいながら食べていきました。

養殖うなぎの油っぽさや、ご飯に染み込むほどたっぷりのタレを付けたうな重も悪くはないと思います。
ですが川蝉のうな重のように、淡い旨みのあるうなぎに、さらっと塗られた程度のタレの方が圧倒的に良いです。

付け合わせの、きのこのおひたし・漬物・お吸い物もやはりハイクオリティです。

良いうなぎと、腕の立つ職人・ホスピタリティあふれる接客と、三拍子そろった名店の一つに数えられるうなぎ料理だと思いました。

さて、こちらの店名の川蝉ですが、名前の由来はやはりカワセミという鳥からとっているようです。
川蝉は川魚をとって食べる鳥で、こちらのお店も昔は川魚や鯉料理をやっていたので、同じように魚を取って食べるところから付けたということです。

夜はうなぎ以外にも、刺身や割烹料理をいただくことができます。

この後も何軒かお店をまわる予定ですが、今日一日の食事のスタートを川蝉さんで食事することができて良かったです。

駐車場は、お店の前を通り過ぎた突き当たりにある、黄色い看板のパーキングに止めるとお店のサービス券が使えました。

  • うな重の松3564円
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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8位

レストラン タテル ヨシノ 銀座 (東銀座、銀座、銀座一丁目 / フレンチ)

1回

  • 昼の点数: 4.1

    • [ 料理・味 4.1
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.1
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.8 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥10,000~¥14,999

2016/12訪問 2018/05/30

力強さとやわらかさを併せ持つ、大地の料理

銀座にあるフレンチレストラン、タテル ヨシノにやって来ました。

2016年の食べ収め、大晦日に予約を入れての訪問です。

景色も楽しめる窓際の席に案内されました。
天井が高く、とても開放感があります。
銀座らしい洗練された空間でした。

オーダーは、Menu Emotion 8000円のプリフィクスランチ。

アミューズブーシュ

前菜
季節の野菜 モネの庭園をイメージして

お魚料理
真鯛のグリエ ソースマリニエール

お肉料理
仔羊のロースト クルミのペルシヤード仕立て

デセール
マロンのクレープ シナモンのジュレとヴァニラアイスクリーム

絵的に考えて、ご一緒した子とは全部違うメニューを頼みました。
連れのオーダーは、
前菜
トーション仕立てとマリネのフォアグラ フリュイセック添え
お魚料理
軽くスモークしたサーモンミーキュイ ステラマリス風
お肉料理
テート ドゥ コーション ソーストルテュ
デセール
白バルサミコヴィネガーでマリネしたイチゴのタルト バジルアイスクリーム添え

ドリンクはシャンパンを頂きました。
芳醇な香りは、やはりシャンパンならでは。

アミューズブーシュは、
見た目にも楽しめるおつまみ3品。
フィンガーボールを使い、手で取っていただきました。
いずれも洗練された味です。

前菜は、
新鮮で彩豊かなお野菜たち。
決して単調ではなく、コントラストも付けすぎない盛り付けです。
印象派を意識した配色なのでしょうね。

2杯目は白ワイン。
軽めのボディということでしたが、シャルドネ特有のお料理の邪魔をしない程度のコクがあります。

お魚料理は、
風味豊かな鯛を香ばしく焼き上げています。
マリニエールは味わい豊かなソースで、これぞフレンチという印象。

お肉料理は、
仔羊のお肉のクセを消すわけではなく、それを活かしつつソースとマッチするように仕上がっています。
いろいろな技が加えられていることが想像できる、味わい深いお肉とソースでした。

デセールは、
マロンとシナモンのマルチプルされた香りに、味と食感も楽しめました。

2016食べ収めのフレンチは、五感で楽しめる素晴らしいコースでした。
ミシュラン一つ星も伊達ではないです。

全体的に繊細かつ洗練されたお料理の数々でした。
素材の良さも活かしつつ、ソースとの相性も最大限に発揮したコースです。
ただ、連れの選んだ料理の方が美味しそうに見えてしまったので、またお伺いしたいと思います。

  • 季節の野菜 モネの庭園をイメージして
  • 仔羊のロースト クルミのペルシヤード仕立て
  • 真鯛のグリエ ソースマリニエール

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9位

はすの里 新御徒町本店 (新御徒町、仲御徒町、御徒町 / タイ料理、カレー、ラーメン)

1回

  • 昼の点数: 4.1

    • [ 料理・味 4.1
    • | サービス 3.7
    • | 雰囲気 3.7
    • | CP 4.1
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2016/09訪問 2016/11/08

旨さ溢れる至極のタイ料理!

台東区にあるタイ料理&cafe bar、いなかむら新御徒町店にやって来ました。

平日の12:30くらいに行きましたが、入れ替わりでほぼ並ばずに席に着くことができました。
外は熱いですし、日差しを遮るものも無いので並ぶとしたら大変そうです。

内装は白い壁にダークブラウンのテーブル、オレンジの椅子でオシャレな雰囲気でした。
装飾の多い一般的なタイ料理のお店とは雰囲気が違います。
タイ料理というよりは、オシャレなカフェやイタリアンといった感じです。

注文はガパオ&グリーンカレーセット1200円を頼みました。

すぐにサラダが提供されます。
シャキシャキッとしていて、ドレッシングも丁度良い味でいいですね。

しばらくするとメインのお料理が運ばれてきます。

タイ米の盛られた大皿に、
別の器でガパオとグリーンカレーと大根のスープ
そして、タピオカが付いていました。

どれを食べても旨いですね。
溢れんばかりの旨味で満たされた極上のランチセットです。

久しぶりに全メニューを食べてみたくなったり、一度に2食頼んでもいいかな~とまで思ってしまいました。

大根のスープは、出汁の効いたやわらかい味わい。
スープの中心には、丁寧にカットされた大根には存在感があります。
歯に馴染んでくるような食感で、味の染み込み具合が丁度良いです。

ガパオの肉も旨味が最高で、ご飯がどんどん進みます。
進みすぎてご飯が足りなくなってしまいました。

グリーンカレーは、香りが素晴らしい!
食べる前にじっくり香りを楽しみます。

口の中に入るとマイルドな刺激が続くのですが、しっかりとした辛味と旨味も時間差で現れてきます。
鶏肉もやわらかくて美味しいし、文句の付けようがありません。

タピオカも、甘くてもちもちとしたつぶつぶの食感もいい感じです。

思い出すだけでまた食べたくなる激ウマなランチでした。
ここは是非とも再訪です。

あとで調べてみたら、こちらのシェフはタイの有名店ソンブーンにも在籍していたことがあるようです。
正直、ソンブーンで食べた料理よりもこちらの方が美味しかったです。
わざわざタイまで行かなくても御徒町から少し歩いていけば、極上のタイ料理が食べれちゃいますね。

小岩の方が本店のようなので、そっちにも行ってみたいです。
ただ食べログの点数的には御徒町店の方が今のところ良いようです。
3.74 vs 3.85 (小岩 : 御徒町)

これを踏まえたうえで、「いなかむら」の食べ比べをしてみるのもおもしろそうですね。

  • ガパオ&グリーンカレーセット1200円
  • シャキシャキッのサラダ
  • 店内の雰囲気

もっと見る

10位

生粋 (末広町、湯島、上野広小路 / 焼肉、ホルモン)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.8 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥8,000~¥9,999 -

2016/08訪問 2019/07/05

粋なお肉とはこういうお肉のことか

末広町にある焼肉屋さん、生粋(ナマイキ)にやって来ました。
お食事仲間に予約を取っていただいての訪問です。
焼肉ジャンボの一味で、前々から来てみたかったお店なので、期待して伺いました。

入り口はあまり目立たず、素通りしてしまいそうになるくらい控えめな外観です。
黒を基調としたシックな雰囲気のお店で、デートや少人数のグループ向けのお店という感じがしました。
若い人が生意気にも良いお肉を食べたいという時に、最適なお店かもしれません。

席に案内され、全員そろったのでまずはドリンクを頼みます。
普段焼き肉屋に行くときは
「とりあえずビール」という呪文を唱えるのですが、今回のお店はお酒の品ぞろえもなかなか良いのでいつもとは違うパターンでお酒を頼みます。

メニューを見ると、好きな焼酎が置いてあったのでそれをロックで頼むことにしました。
”野うさぎの走り”
宮崎産の米焼酎です。
風味が豊かでのど越しがまろやかです。
口に含むと、本当にウサギが走り出すような余韻を感じる酒です。

お肉はとりあえず、盛り合わせ5000円税抜きを頼みました。

お通し
生豆腐ホタテジュレ

ユッケのブルスケッタ
まずはユッケのみでそのまま食べてみました。
生肉は誤魔化しが効きませんので、点数を付ける上では重要なポイントになります。
一般的な細切れやミンチタイプではなく、賽の目切りのような感じにカットされています。
軽く味付けされて、とろみのある美味しいユッケでした。
一切れだけ食べても、一塊で食べても、どちらも旨いですね。
この柔らかいユッケだけをひたすら食べ続けてもいいのですけど、やはり軽く炙ったバケットと一緒に食べて料理として完成するのだと思います。
やはり、柔らかいお肉だけでは少し食感が物足りなくなりますので、バケットのアクセントはどうしても必要なのでしょう。

オリジナル ツチノコ
レア気味で香りがよく、やわらかくて美味しい。
正確な部位は秘密という幻のお肉です。

タンは薄くて細長い。
普通は縦切りですけど、横にスライスしているのでしょう。
肉質の違いもあるのでしょうが、切り口が違うだけで味わいも変わってきます。

シャトーブリアン
口に含むと頬が緩んで自然と笑顔になってしまいます。
思わず笑ってしまう旨さというのはもはや神レベル!

ロースライス包み
これも絶品で、再訪したら必ず頼むでしょうね。

ミスジとザブトン
どのお肉もそうなんですけど、店員さんが最適な焼き加減で焼いて取り皿に乗せてくれますので、ただただ美味しく頂くだけです。
メモとか取らずにできるだけお肉を味わいたかったので、コースの内容は漏ればかりです。

本気でレビュー書くなら3回は訪問して、メモらなくても頭に入っているというような状態でないといけないのかもしれませんね。
まあ、ただの食べたお店のログですので、さすがにそこまではしません。

コースを一通り食べ終えましたが、もう少し食べたいということでサーロインとカルビも追加で頼みました。
他の焼肉屋さんでも”カルビ”という名称のお肉はありますが、全く別物と感じてしまうカルビですね。
サーロインもステーキ屋さん泣かせの上等な一切れでした。

いずれのお肉も上質で、一つ一つ丁寧に店員さんが焼いてくれるので美味しく頂くことができました。
しっかりと味わって食べたい焼肉屋さんですね。

最後はかき氷で〆です。
ほうじ茶味でさっぱり。
金粉がのってます。
見た目も楽しめました。
焼肉の後のかき氷は有りですね。

  • ユッケのブルスケッタ
  • ロースライス包み
  • (説明なし)

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