『日本橋・人形町の景色』Avignon_mats1984さんの日記

ひとりもんうまいもん探訪

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東京駅から、日本橋と人形町を経由してぶらぶら家へ帰る。
生活者として日本橋の下をくぐるのも、もうあと長くてひと月と思うと、感慨もあるもの。次、来るときは観光客の一人なんだろうな。
コロナの直後、人っ子一人いない日本橋の写真を撮ったこともあるけれど、あんな寂しい日本橋は金輪際御免蒙りたい。酷い時代だったな。

そのまま人形町へ。
人形町交差点の周辺は、この住んでいる8年弱の間にだいぶお店が入れ替わった。
街に住んだ直後は、セントラルキッチンタイプと思しき家系のラーメン屋があって、営業時間もそこそこ長くて世話になったものだけど、いつのまにか行かなくなったうちにダイソーに入れ替わった。
当時はハシゴ楼なんかも無かったしね。7年前は、キラクも営業中だった。
そんなことを思っているうちに、この時間が限られている間にお伺いは到底できないけれど、喜寿司さんとか、イレーヌさん、ダバッボさん。錚々たるお店の前で、心の中でお別れ。どれも、もう一回くらい行きたかったな。
そして、行こう行こうと思いながら、昨年、休業に入られたままの笹新さん。一度、ここでお酒を飲みたかったな。行きたいと思ったら、行けるうちに行かないと、こうなるんだね。
ブラザーズにはコロナ禍中、お世話になったな、と思い通りすがった後で、年度末アンコールで虎穴を訪れていなかったことに今さら気付く。
元々、昼は行列を作っていたお店だけど、営業体制が変わってから使いにくくなってしまってそれっきりになっていたし、心のどこかで、また使う日が来るやろと後回しにしてしまったんでした。
あそこの汁無し担々麺は、この街に来た当初、この街の只ならなさを一番に教えてくれたお店だけに、お別れ行脚に、どうにかねじ込んでおきたいところだな。
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