『年末・人形町の景色』Avignon_mats1984さんの日記

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人形町の付近に住んで7年。こんなに長く街と付き合うとは正直、思っていなかった。
その人形町、毎年、暮れになると提灯が出る。
これを見ると、さあ、暮れだ、と思うようになってしまった。
よく見ると界隈の飲食店も提灯を出している。界隈で昔から生業を行うシェ・アンドレ・ドゥ・サクレクールなんかも提灯を出しているという味わい深さ。
この提灯が出る景色が暮れの風情として堪らなく好きなのだが、さて、年の瀬になると困ったことが一つある。
この界隈の飲食店の需要を支えているのは、オフィス・ワーカー。
盆暮れ正月にしっかり休みを取るお店が少なくなく、その時期、結構昼飯時に露頭に迷いがちだ。チェーン店とラーメン屋がバックストップとなる。

対して、丸の内は事情が少し入り組む。
ここは年末、東京駅を使う人が訪れるのだ。大手町寄りのオフィス・ワーカー向けの店は店仕舞いが始まり、丸ビルや新丸ビル、KITTEなどの商業施設の店には観光客が殺到する。
そしてオフィスワーカー向けの店も、平時のランチ営業をやめたりするので、数少ない平常通りの店が混んだりする。
コロナで閑散とした東京駅を見たことを思えば、賑やかなのはいいことだ、と言いたくもなるが、仕事の時の昼飯はのっぴきならぬ事情を持つこともあるから、悠長なことも言ってられない。

この辺の事情は、年明けの投稿にて。
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