評価:3.5点
日本でも良く見る旭川のチェーン店「山頭火」のバンクーバーのお店です。
お店はバンクーバー中心のロブソン通り沿いにあります。駐車場はありません。かなり人気があるのでしょうか。私が食べ終わる頃は行列が出来ていました。
店内は、厨房、店員さんともにすべて日本人のように思いました。そのため、日本語でも注文が通ります。逆に客層は、日本人は一人もおられなかったように思いました。
メニューは、日本の山頭火さんと、ほぼ近いものでしょうか。しおらーめん$(カナダドル)8.95、しょうゆらーめん$8.95、みそらーめん$8.95、辛味噌らーめん$9.45など。チャーシューメンや、とろ肉ラーメンも存在します。つけ麺も存在したと思います。
この日は、しおチャーシューメン$10.45を注文。それと現地での仕事を終えていたので、ビールメニューのうち、Sapporoを注文しました。
まず出てきた黒ラベルで一人乾杯。
そして、ラーメンは、日本の山頭火そのもの。やや濁った色合いの豚骨塩スープ。スープ表面が少し脂分が浮いています。トッピングは、チャーシュー、ネギ、メンマ、キクラゲ、なると、梅干し、ゴマです。
スープは、良い感じで塩加減の効いた豚骨ベースのスープです。まろやかで柔らかな味わいが良い感じです。程よい豚骨のコクも感じることが出来て、こってり過ぎず飲みやすいスープだなと思います。
麺は、細めの、やや縮れた麺を使用。この麺がスープの美味しさも吸う感じで悪くないですね。食感もしっとりとしていて、私好みだなと思います。
チャーシューは、脂分をしっかりと抜いたようなバラ肉を使用。しっかりとした食感を味わうことが出来ます。また梅干しなども、梅の強い味わいは抜かれていて、程よいコクの豚骨塩スープと合わさり、自然な形でいただくことが出来ます。
全体的に、日本で味わうのと同様の山頭火さんのラーメンをしっかりと再現しているお店だと思います。日本らしいコクのあるスープで、行列が出来ているのも分かる味わいです。