『弁慶ラーメン・ロブソン通り店@バンクーバー・カナダ』たぬきチャさんの日記

たぬきチャのラーメンめぐり(たまにうどん+α)

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日記詳細

評価:3.5点

弁慶ラーメンと言えば、京都の伏見で宝産業がやっておられ、カナダ・バンクーバーからの逆輸入として人気を誇っています。

このお店は、本場カナダの弁慶ラーメン。バンクーバーに4店舗出しておられるそうですが、そのうちロブソン通り沿いにあるお店です。

店舗は、バンクーバーの中心部、ロブソン通り沿いで、こじんまりとしています。駐車場は存在しません。

店内は、テーブル席が並びます。カウンター席もあるのでしょうか。カウンター席がありそうな場所からは、遠い席に座ったので、分かりませんでした。店内は日本刀のオブジェが飾られていたり、日本を意識した造りとなっています。

ラーメンは、作っておられる方は日本人なのかな?と思いましたが、店員さんはカナダの方ですので、英語での対応となります。

ラーメンメニューは、醤油$(カナダドル)7.25、塩$7.50、味噌$7.80、カレー$7.95、赤鬼(Spicy)$8.95、鶏塩$7.95。それぞれ+VEG Toppingは+$1のよう。VEGは店員さんに聞くと、ベジタブル(ネギ、メンマ、ホウレンソウ、モヤシ、海苔など)トッピングのよう。メンマはBamboo shootsと言うらしい・・初めて知りました^^;

他にカレーがあったり、餃子、おにぎりなども存在します。

ラーメンメニューの醤油は、他に注文している人を見ていると、日本の弁慶ラーメンのスープと違って、澄んだ色合いをしているよう。日本とは、基本的に違うお店のようですね。

ということで、この日は、赤鬼のVEGトッピングにしました。

出てきたラーメン、期待してなかったのですが、おや?と思うほど、本格的な模様。泡だった感じのスープ、大量のもやし、海苔、メンマ、ホウレンソウ、コーンが乗り、ゴマが少し振りかけられています。他にスープの中にそぼろ肉も入っているようです。

スープをいただくと、豚骨ベースなのでしょうか?意外なほどあっさりとした味わいで動物系のコクは控えめです。ただ味噌味が効いており、かなり辛めの味付けになっています。コクはそこそこですが、後味があっさりしていて、引き締まりのある感じの味わいです。

麺は、多加水気味の中細の縮れ麺を使用。食感がとても良い感じのものです。このバンクーバーのお店は、宝産業さんとは、関係はないのでしょうね。よく食べる宝産業さんの麺とは違うように思いました。

かなり辛い目のスープなのですが、野菜が多めで、コーンなどの甘みが辛さを和らげてくれる気がしました。

このお店、京都の弁慶ラーメンとは、まったく別物のように思いました。宝産業さんは、日本で、名前のみを使っておられるのかもしれませんね。しかしながら、なかなか本格的なラーメンで、海外に来て、この味を楽しめるのはうれしい気がしました。
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