レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
1回
2016/09訪問 2023/10/01
9月下旬の金曜日ディナー。
名古屋市名東区の『カリーカグラ』を訪問する。
ようやく明日から3連休。
新規開拓が億劫になっているが、美味いカレーを求め、はるばる名東区まで。
夕方の国道302号線は今日も激しい渋滞である。
職場から1時間半かかった。
入店すると私の貸し切り。
メニューを見せてもらいカリーセット(¥1200)を注文する。
サラダ、豆スープ、カリーライスのセット。
カリーはチキン、キーマ、フィッシュから選択できる。
はじめはチキンを頼んだが店主から「マイルドですよ。」と言われる。
「キーマはほどほどスパイシーです。」とのことでキーマにする。
しばらく待つとサラダが提供される。
サイズは小さいが、まるで人気のバルのようなサラダ。
ドレッシングがとても美味であった。
ネパール人が営むインドカレー店ではお目にかかれそうもない上質なサラダ。
続いて豆スープ。
豆スープも、単品でも十分いただく価値のある美味しさ。
やさしいスパイス使いの日本人が好きな味。
バスマティライスにかけて食べても美味しそうだなと思った。
本日の主役のカリーライスが登場。
バスマティとジャポニカのブレンドされたライス。
まずは一口。
なんじゃこりゃーーー!!!
美味い!美味過ぎる!
口に入れた瞬間にスパイスの香りが広がる。
コリアンダー、フェネグリークなど様々なスパイスが複雑に絡み合ったカレー。
そこらにあるカレー店とは別格の美味さ。
それでいてしつこくなく、毎日でも食べたいなーと思った。
キーマカレーはあまり好みでないため、いつもは注文しない。
しかし、こちらのキーマは既成概念を覆す美味さであった。
店主と少しお話しして会計。
会計時に名刺をいただいた。
帰宅後、名刺を見ると裏に店主の素敵な言葉があった。
ここに紹介させていただく。
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インドのお母さんが作るカリーを食べた時、
それは僕が今まで知っていたカリーとは
まったく別物で衝撃的な感動を受けた。
そこからカリーに魅了され、独学でカリーを作る日々が始まった。
そして僕はインドへ渡った。
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今夜の私も、店主のカリーに衝撃的な感動を受けた。
2位
1回
2016/03訪問 2024/05/15
3月上旬の金曜日ランチ。
名古屋市千種区の『タルカリ』を訪問する。
マイレビの皆さんが最近、よくレビューをあげているので一度食べてみたい。
平日の開店直後とあって私の貸切だった。
異国情緒あふれるお洒落な店内。
控え目に流れる民族音楽。
とても落ち着けるお店である。
多くのランチメニューの中からランチダルバート(¥1390)を注文。
ダルカレー、ダルスープ、タルカリ、バスマティライス、アチャール、野菜炒め、パパド、チキンティッカ、サラダのセット。
サラダの後に木の器でダルバートが提供される。
「ダルバート召し上がったことありますか?」と日本人女性スタッフさん(オーナーの奥様?)
「はい!」と私。
奥様はにこやかに立ち去る。
初めてダルバートを食べる人にはきちんと説明していただけるようだ。
パパドを砕いて、全てをまぜまぜしていると今度は若き日本人オーナーさん(?)がやってくる。
「辛いのは大丈夫ですか?今、新しいメニューを試作中なんです。」
小さな器に入った辛みペーストを置いて「よかったら試してみてください。」
まずは辛みペーストを入れずに一口。
様々なスパイスが織りなすやさしいダルバート。
美味しい!
最高のダルバートである。
やっぱりダルバートにはバスマティライスですな。
食べ進めていくうちにアチャールやチキンティッカにあたると深みを増す味。
ネパール人が羨ましくなる(笑)
試作の辛みペーストを入れるとこれはこれで美味しい。
激辛好きの私にはやさしい辛さですが、ダルバートの表情がキリリとした印象に。
やさしいダルバート、キリリとしたダルバート。
どちらもたいへん美味しかった。
先日、お気に入りのお店に通いつめるため新規開拓はしばらくお休みと書いた。
しかし、このような素晴らしいお店にあたると、やはり新規開拓もすべきだと実感する。
舌の根も乾かぬうちに前言撤回はお恥ずかしいが、一期一会の精神でこれからも積極的に新規開拓していこうと思う。
3位
1回
2016/06訪問 2023/10/03
6月下旬の日曜日ランチ。
名古屋市熱田区の『カフェパハナ』を訪問する。
いつものインドカレーじゃないカレーが食べたくなる。
ネパールのダルバートか南インドのミールスか。
スリランカカレーの選択もあるな。
スリランカカレーにする。
小牧市では食べられないため名古屋市まで。
車で30分のちょっとした遠征。
小牧市にもダルバートやスリランカカレーを食べられるお店の出店を切に願う。
北インドカレーのコクのあるカレーも大好き。
しかしたまにスリランカカレーのような油を多用していないヘルシーカレーが食べたくなる私。
北インドカレーと比べココナッツミルクを多用し、サラッとした南インドカレーと類似するスリランカカレー。
スリランカは南インドに隣接し、かつ人口の2割がタミル系であることが影響している。
ナンよりライスでいただきたい。
店前のコインパーキングに駐車して入店。
民俗調でありながら、おしゃれで落ち着ける店内。
店主のセンスが感じられる。
土日は通常メニューでなく黒板に記されている。
スリランカプレート(¥980)をライス大盛(¥50)で注文。
チキンカレー、豆カレー、スリランカサラダ、ライスのプレートである。
辛さは5辛まで無料で選ぶことができる。
5分ほどで提供される。
「おっ!バスマティライスだ!」と一気にテンションが上がる。
小さなパパドを粉々にして2種類のカレーとまぜまぜ。
一口いただくと今年の1・2を争う美味さ!
自分はインドカレーより南インドやスリランカのカレーが好きだったのかと思った。
バスマティの少しパサついた食感にサラッとしたカレーがベストマッチ。
店主が「辛いものがお好きなようですのでこちらをどうぞ。」とオリジナルの辛味スパイスを運んでくれた。
これをかけていただくと、これまた美味い!
お店が近くにあれば、週3回は通うことだろう。
魅惑のスリランカカレー。
定期的にいただきに行くこととしよう。
4位
1回
2016/11訪問 2023/10/02
11月下旬の土曜日ランチ。
妻と市内の『鮨心』を訪問する。
小牧市に最近できた鮨屋さん。
小牧駅からぎりぎり徒歩圏内か。
私達は車で訪問する。
駐車場も多く便利である。
お昼だけの特別奉仕である握りランチ(¥1280)を注文する。
握り、小鉢、味噌汁、茶碗蒸し、デザートのランチだ。
私は瓶ビールもお願いした。
瓶ビールとともにまず小鉢が提供される。
本日はメカブの小鉢。
ビールの良いアテになる。
続いてアラ汁。
アラから出る旨味が凝縮された汁。
奥深いアラの旨味がありたいへん美味。
妻が感動していた。
満を持して握りの登場。
旬の鮨種のため日替わりとなる。
本日はスミイカ、海老、鮃、鯖、サーモン、鰤、鮪、蛸、イクラ、玉子。
小牧初の本格江戸前鮨。
一つ一つに仕事が施されていた。
例えばスミイカにはこだわりの塩。
鮪には煮切りが塗られていた。
醤油皿はなく、全てそのままいただく。
本格江戸前鮨が小牧でいただける日が来るとは感慨深い。
若き親方の技は酢飯にも発揮されている。
程よい温度、酢の具合。
口に入れるとハラリとくずれる握り方。
感動すら覚える鮨である。
この価格でこの鮨をいただけたのは奇跡!
次回は夜にお好みでいただきに来ようと、固く心に誓った。
とても素晴らしい休日ランチとなった。
5位
1回
2016/01訪問 2023/10/03
1月下旬の土曜日ディナー。
知人と名古屋市中区の『渡辺』を訪問する。
「北海道×フレンチ×ワイン渡辺。」の看板につられて入店する。
広小路通り沿いにある洒落た雰囲気のフレンチバルといった風情の店。
予約なしの私達は1階の立ち飲みスペースへ。
喫煙所に多い少し腰を下ろせる感じの席で、長時間はキツいかな。
ゆっくりワインを楽しみたいならぜひご予約を。
富良野人参のマリネ オレンジの香り(¥430)
人参の甘みが強く、まさに大地からの贈り物だった。
KITAAKARIの究極ポテトサラダ 黒トリュフの香り(¥780)
これまた甘みの強いジャガイモを使った一品。
トリュフをアクセントにしていて美味。
チーズ盛り合わせ3種(¥680)
数種類の中から自分の好みのものを選べます。
ゴルゴンゾーラは赤ワインによく合う。
大きなフォアグラのソテー 柚子胡椒風味(¥1480)
とにかく大きなフォアグラ。
この価格でどうやって提供できるの?
濃厚な口当たりで赤ワインがすすむ。
函館産活真鱈のグラタン ニューバーグ風(¥1280)
さっぱりとした鱈はグラタンによく合う。
やさしい風味のグラタンで、意外と白ワインに合う。
富良野玉ねぎのオニオングラタンスープ(¥500)
寒い外から入店してすぐに頼む。
玉ねぎの甘みを強く感じる。
アルメリ・キャンティ(グラス)など知人と2人で6杯飲んで10000円を少し超えるくらい。
これほどリーズナブルなフレンチを私は知らない。
6位
2回
2022/03訪問 2023/05/31
3月中旬の金曜日ティーブレイク。
名古屋市千種区の『パティスリーグラム』のケーキを持ち帰る。
有給休暇を取得していつもと違う平日。
日頃あまり行けないこちらを訪問する。
開店時間に伺うと先客は3組。
コロナ禍ということもあり、現在はイートインはやっておらず、入店も4名までに制限している。
順番になり入店する。
開店時間すぐということもありケーキの種類も豊富である。
どれもこれも美味しそうで目移りがする。
じっくり熟考して娘夫婦にはフレジエ(¥660)、我々夫婦にはピスターシュ(¥650)を購入する。
○フレジエ
フランスで苺のお菓子といえばフレジエ。
カスタードとバターのコクのあるクリームと、苺たっぷりの贅沢なお菓子です。
○ピスターシュ
ピスタチオのムースリーヌとダックワーズ層の中にグリオットのコンフィチュール。
表面はピスタチオのクラックラン。
ピスタチオづくしなガトーです。
家に帰り、珈琲を淹れる。
ピスターシュは甘さ控えめで、私好み。
クラックランの食感が良い。
上品なとても美味しいケーキ。
名古屋No.1のケーキは健在。
11月上旬の月曜日ティーブレイク。
名古屋市千種区の『パティスリーグラム』を訪問する。
雲ひとつない爽やかな月曜日の昼下がり。
お気に入りのカレーを食べた後のティータイム。
言わずと知れた名古屋の人気No.1のケーキ屋さん。
まるで絵本に出てくるようなかわいいケーキ屋さんだ。
店内はイートイン席が3テーブル(3×2名)のみ。
某有名パティシエのお店のような大箱でなく、金儲け主義は一切感じられない上品さ。
こんな心意気が、50歳のおじさんの琴線に触れる。
娘達への土産にモンブラン、カジノ、ムラング・シャンティ・キャラメル・サレ、ショコラ・ジャンジャンブルを包んでもらう。
待っている間にイートインすることにした。
いただいたのは、キャラメル・オランジュ(¥540)とホットコーヒー(¥500)
キャラメルとオレンジを合わせたなめらかな後引く口あたりと、ほんのりスパイスの利いた生地を重ねたケーキ。
上部はオレンジ風味のショコラブランである。
割と甘さが強く、途中で飽きるかなと思いながらいただいた。
しかし、オレンジ風味が時折感じられ、最後まで美味しくいただけた。
モンブランは土産にしたが、土台のメレンゲの食感を楽しむため2時間以内にいただくようにと、お店側は勧めている。
モンブランは店内でイートインが良いだろう。
土産代も含めて3140円。
スペシャリティ感のあるケーキとしては安く感じられた。
店の外観、内観、ケーキの完成度、接客と、いずれも素晴らしいと思った。
平素使いにも、特別な日使いにも利用したいケーキ屋さんだ。
7位
1回
2016/01訪問 2023/12/26
1月上旬の土曜日ティーブレイク。
妻と名古屋市千種区の『フォルテシモアッシュ』を訪問する。
少し遅いモーニングの帰り道。
休日の昼下がりにケーキが食べたくなる。
人気店のこちらへ。
午後1時頃、イートインはまだ空席がある。
名前を記入してケーキを選ぶ。
種類が多く、妻のひとつに選べない病が出る。
かなり熟考してようやく着席。
私はドゥースにブレンド。
妻はサントノーレにブレンド。
ドゥースは3層からなるチョコレートクリームの中にバナナのコンポートが入っている。
かなり甘めでブラックのブレンドに合う。
サントノーレを一口もらう。
苦味が主張しており、こちらの方が私好みであった。
洒落たカフェスペースでゆっくりしたいが、待ち人多くそうもいかない日本人気質の私。
待ち人があっても知らん顔ができる強靭な心を持ちたいものだ。
食べ終えると同時に娘用の土産を選ぶ。
フーなど数種類を選び店をあとにした。
NHKドラマ「まれ」のモデルとなったとも噂される人気パティシエの店。
店をあとにする頃にはイートインの待ち人で溢れていた。
時間に余裕のある時のご利用をお勧めする。
8位
1回
2016/01訪問 2024/05/17
1月下旬の土曜日ランチ。
友人達と石川県金沢市の『六角堂』を訪問する。
冬の金沢旅行。
金沢に来たならこちらは外せない。
兼六園から坂を登り『六角堂』へ。
重厚な外観。
美味いステーキを喰わせてもらえそうな期待感が高まる。
今回で3度目の訪問となる。
初めて訪問した時の感動を思い出す。
今回も金沢のグルメを満喫できたらいいな。
内観も高級感が溢れる。
予め予約をしたコース (¥4.500程度)
にんにくチップ、サラダ、ステーキ、野菜、ご飯、味噌汁、漬け物のコースである。
ロの字型のカウンター。
シェフが目の前の鉄板で焼いてくれる。
高揚感を高めてくれる演出はいいと思う。
滑らかなナイフ捌きでステーキが焼かれる。
ステーキ (120g) をミディアムレアで。
上質な肉の旨みが口に広がる。
1人前で当然足りないため100gの国産ヒレを追加。
赤ワインが進む。
繊細な焼き具合のステーキに酔いしれる。
素晴らしいステーキハウス。
必ず再訪したいと思う。
9位
4回
2022/11訪問 2023/12/26
11月中旬の日曜日ランチ。
妻と春日井市の『はる樹』を訪問する。
昨日の土曜日は初孫のお宮参りとスタジオでの記念写真。
息子はジブリパークでイベントの仕事のため息子のところへ遊びに行けなかった。
そんな訳で本日の日曜日に遊びに行く。
帰り道にこちらへ。
午前11時30分の開店時間に合わせて訪問。
先客は3組のため1巡目でギリギリ座れる。
券売機で中華そば全乗せ(¥1000)のボタンを押す。
10分ほどで提供される。
高山中華そばの王道といった感じの黒いスープのビジュアルである。
まずはスープを一口。
たまり醤油の甘みと鶏ガラを感じる。
懐かしさを感じるスープ。
麺は、高山中華そばに多い平打ち縮れ麺ではなく、極細ほぼストレート麺。
この手の麺はスープをよく持ち上げる。
この麺がこちらの高山中華そばの特徴である。
具材は、海苔、煮卵、めんま、ねぎ、水菜、チャーシュー。
全乗せだけあり多種の具材が入る。
最近のラーメンは、物価高の影響もあり、全乗せにすると1000円オーバーとなる。
この価格も仕方ない時代になってきたのかな?
昭和時代と違い、良質のこだわりの強い素材を使う料理人も増えたこともあるしね。
6月上旬の土曜日ランチ。
妻と春日井市の『はる樹』を訪問する。
息子がようやく自家用車を購入する。
息子を迎えに行く前にランチにする。
いつも混んでいる『はる樹』に行列がない。
すぐに駐車場に車を入れる。
券売機で私は豚と魚の白湯そば全のせ(¥1050)、妻は中華そば(¥700)のボタンを押す。
5分ほどで着丼。
まずはスープを一口。
いきなり煮干しの洗礼を受ける。
かすかな豚と強烈な煮干しのスープ。
こちらの売りのやさしい中華そばのスープとは正反対の力強いスープ。
麺は中華そばの極細麺と違い、やや細麺。
小麦が香るしこしこの麺。
なかなか美味い麺である。
初めて食べた豚と魚の白湯そば。
まずまず満足だが、自分はやはり中華そばの方が好みかもしれない。
いずれにしても大好きなラーメン屋。
必ず再訪したいと思う。
3月上旬の土曜日ランチ。
妻と春日井市の『はる樹』を訪問する。
ラーメン激戦区の春日井市でも有数の人気ラーメン店。
飛騨高山中華そば専門店。
正午少し前に訪問すると店内に3名、入口に2名の待ち。
まあこれくらいなら待とうか。
10分ほどで店内の待ちスペースに入ることができ、座る前に券売機で中華そば全のせ(¥950)のボタンを押す。
愛想の良い女性店員さんへ券を渡して待つ。
すぐに席に案内され、5分ほどで中華そばが提供される。
これぞ高山中華そばといったビジュアル。
濃く見えるたまり醤油のスープ。
いや〜美味そうだ。
まずはスープを一口。
ん?
魚介系の節のえぐみが鼻につく。
こんなスープだったかな?
ただ3口目からは逆に節の旨みが際立ってくる。
食べ進めるほど美味さを感じる。
進化したスープである。
濃い色ほど辛くないたまり醤油が効いたスープである。
麺は細縮れ麺。
高山中華そばの王道を歩む麺である。
スープとの相性も抜群である。
雨後の筍のように新しい人気ラーメン店が出てきているが、『はる樹』のシンプルな高山中華そばはいつまでも色褪せない魅力的なラーメンである。
7月下旬の金曜日ディナー。
春日井市の『はる樹』を訪問する。
春日井市のこの界隈は私好みの飲食店が点在している。
『蕎麦の三心』で蕎麦を手繰った後、これまたお気に入りの『はる樹』へ。
禁断の連食である。
店内に先客はいない。
いつからこんなにスムーズに入店できるようになったのか。
私は行列嫌いなためありがたいが。
いつもの通り中華そば(¥650)を注文。
高山中華そばを独自に進化、素朴な味わいである。
ムロ鯵など魚介系スープと熟成醤油のバランスが、あっさり派の私好みな中華そばである。
席には、はる樹流中華そばのこだわりを書いたポップが置いてある。
なかなか面白いので興味がある方は写真をご覧いただきたい。
蕎麦を食べた後であったが、和の流れとしても何ら違和感のない中華そば。
日本人なら必ず美味いと思える中華そばである。
10位
3回
2024/03訪問 2024/05/15
3月下旬の月曜日ランチ。
名古屋市中村区の『タンドゥール』を訪問する。
今日は6割ほどの客入り。
カウンター席に座り辛口(¥850)を注文する。
高齢の店員さんが「白米か?ターメリックライスか?」を聞いてくれるので、ターメリックライスをお願いする。
すぐにグレイビーボートに入ったカレーと銀皿に盛られたターメリックライスが提供される。
カレーをターメリックライスにかけて一口。
爽やかな酸味を感じる。
玉ねぎがシャキシャキしているのもこちらの特徴である。
昭和時代からある日本人が作ったインドカレー。
インドのインドカレーとは違うかもしれないが、『タンドゥール』独自のインドカレーは何故か定期的に食べたくなる。
私にとって中毒性のある特別なインドカレーなのである。
4月下旬の水曜日ランチ。
名古屋市中村区の『タンドゥール』を訪問する。
久しぶりの訪問であるが、おばあちゃん店員が温かく迎えてくれる。
一言二言の世間話でもてなしてくれる。
昭和のおばあちゃんの心から気持ちがこもった温かい接客である。
インドカレー(¥850)の100倍をターメリックライスで注文する。
ターメリックライスは数量に限りがあるため早い時間帯でないとなくなってしまう。
辛口までのカレーなら数秒で提供されるが、50倍や100倍はスパイスを入れて調合するため少し時間がかかる。
とは言えほんの数分で提供される。
アラジンの魔法のランプのようなグレイビーボートでの提供である。
辛口までとは明らかに色が違う。
恐る恐る一口。
美味い!
そこまで辛さを感じない。
玉ねぎが特徴のこちらのカレー。
数十年前から営業されており当時からインドカレーと謳われている。
インドカレーと言えるか微妙ではあるが、名古屋インドカレーとしてずっと人気を博している。
唯一無二の名古屋インドカレー。
ものすごく感動するカレーではないが、定期的に食べたくなるカレーである。
インドカレー100倍は最初のうちは余裕であったが、食べ進めるうちに辛さをかなり感じるようになり、汗も滝のように出てくる。
最後は苦戦しながらも完食。
ココイチの10辛ほどの辛さであるが、久しぶりに辛く感じるカレーであった。
食べ終えた皿などをカウンター上に戻すと、おばあちゃん店員が「助かります〜。」とやわらかく会釈される。
ほっこりしながら大満足して店を後にする。
また必ず再訪したいと思う。
7月下旬の日曜日ランチ。
名古屋市中村区の『タンドゥール』を訪問。
30年ぶりくらいの訪問である。
旧豊田ビル時代は名古屋駅でランチする時の筆頭候補。
足繁く通っていたが、地元で就職後は足が遠のいた。
入店すると2組の先客。
メニューも見ずに「50倍をお願いします。」
メニューはいたってシンプルで甘口、中辛、辛口。
激辛も相談に乗っていただける。
辛口までの注文であれば1分以内に提供される。
激辛の注文は辛味スパイスの調合のため3分ほどかかる。
程なく提供され一口。
美味しい!
30年前と変わらぬ味。
食べログのインドカレーのレビューを80件以上しているが3本指に入る美味しさ。
以前は少し美味しいカレーとの印象だったのだが、多くのカレーを食べてきた今、格別のカレーだなと感じている。
長く名古屋で愛されているのにも頷ける。
こちらのインドカレーは北インドの小麦粉、生クリームを使ったトロミのあるものではない。
日本に多いインド・ネパールカレーを想像すると全く異なるカレーである。
どちらかといえば南インドのサラサラのカレーに近いが、こちらとも一線を画す。
『タンドゥール』でしか食べることのできないカレー。
まさに華麗なるオリジナルカレー!
サラサラ系で程よいスパイス感。
大きな特徴は玉ねぎのシャリシャリ感。
好みが分かれるカレーだと思う。
私には50倍の辛さがベストバランスだが、次回は上限の100倍をいただこうと思う。
2016年は少し食の志向が変わってきた一年でした。
大好きなインドカレーはナンで食べるものよりバスマティライスで食べるものが好みになりました。
またインドカレー以外に鮨、天麩羅、蕎麦を食べる機会が増えました。
今までほとんど食べることのなかったスイーツも好きになりました。
美味しいケーキに出会いスイーツの奥深さを知りました。
歳を重ねるにつれ日本伝統の食が好きになりました。
2017年も鮨、天麩羅、蕎麦を極めたいと思います。