㊗︎ 食べログアワードGOLD : プレゼンテ スギ

大好きなスギさん、ついに今年GOLDになったよ〜✨
すごいですね！って言ったら、僕なんかが〜って謙虚な所も素敵。
まさかGOLDだと思わず、表彰式行かなかったのを悔やんでた

この日もペアリングをお願いし、コーススタート。

自家製酒　梅酒　桜の葉の紅茶　蚕の糞
蚕の糞Σ ‼︎濃厚な旨み！

定点トマト飴　ローズゼラニウム

マッシュルーム　香取
時間️現在は生(フレッシュ)、過去は３週間発酵したペースト。
温度️生でサクサク、上はソテーで。温度による食感の違いを表現。
水分発酵マッシュルームのペーストを5〜6時間焼く。

木戸泉古酒　20年
強烈！旨み。

メニューにないアドリブ料理1
伊勢海老　大きいのをリクエストして仕入れ。
刺身を超えた甘さ旨さ出したくて、自家製塩麹＋洋風スパイスに漬け込む。
殻は焼いて粉砕してホワイトチョコと生チョコ⁉️
伊勢海老の味噌スープをゼリーのシートに。
口の中で変化していく味を楽しむ
華やかな海老の香り旨みが濃厚！！

イタリアワイン　白

メニューにないアドリブ料理2
三日月みたいなカラスミサンドのお煎餅
お子さんにタコとかをプレスした煎餅作れないの？って言われて煎餅の機械買ったんだって(笑)
サフランの黄色煎餅に、大人なのでブランデーに3回漬け込んで寝かせたカラスミを贅沢にサンド。
いいつまみ〜

三井の寿　大辛口

冬の恵み　青首鴨
わざと強めに火入れ
濃度の濃い食べるソースが欲しかったので大豆とアーモンドの発酵で味噌みたいなソースを。
➕いちじくの葉っぱエキスのオイル。
美味しい鴨脂でソテーしたネギを添えて、Sugi流カモネギ

鴨に負けないワインで5大シャトーのシャトームートン

メニューにないアドリブ料理3
寒鰆はパサパサ防止で丁寧にゆっくり火入れ
グリーンソース　バニラとライム。
天然きのこみじん切り、文旦　はこべ。
柑橘ときのこという組み合わせが斬新！

ニュージーランドのソーヴィニヨンブラン

立方体
以前のクロワッサンをアップグレード
食べる時にちぎりやすいようにクロワッサン生地を立方体にして、4つに分かれるように設計したんだって。
外側のカリっ！コリッ！中のもっちり香り、最高！
そして確かに以前のクロワッサンより格段に食べやすくなった

マルバージア　ソーヴィニヨンブラン
梅酒みたいに濃密！

信玄餅！？
高音で焼いたフレンチトーストに、
急速冷凍して粉砕したフォアグラのテリーヌをかける。
仕上げにぶどう濃縮エキスとサクラケムシの糞のソース。
これ美味しいのよね〜
スギさんフォアグラの使い方上手よね！！
熱々のトーストと冷たいフォアグラのコントラストもいい

山﨑の18年　濃いめの常温水割り
強烈！！

森の地面
ヤマドリダケ　細胞破壊する為に急速冷凍。
黒土に見立てて千葉県海と山の香りにしたかったので黒鮑の肝をふりかけて、野草は雪の下。
スナック感覚でサクサクぱくぱく

イタリア　ピノグリージョ　オレンジワイン

からの恵み
天然鴨のレバーを2時間ゆっくりコンフィ。
コンフィには千葉県の胡麻油を使用したけど、少し中華っぽくなるので、中華でレバーなら…ニラ！と連想したメニュー。
上には大根の鞘の古漬け。
つるんと滑らかなレバーにニラがパンチある

ブルゴーニュ　ムルソー　96年
紹興酒にしようかと思ったけどワインで！

鰤大根
待ってました！鰤大根
Sugiの象徴的なメニューのひとつ。
美味しい！

新政　A_type
ぴちぴちで甘み酸味美味しい！

アドリブ料理4
キョンの温製タルタル
出来立てフレッシュなマヨネーズ＋山の香りでヒバオイル。
噂のキョンを食べるのは初めて！
しっかり歯応え、臭みとかはない‍♀️

フォカッチャ　国産トリュフ
うまぁ〜バタージュワ〜
発酵バターはチーズみたい。

ウドの葉のお酒は、パーンと爽やか！

お口直しでホエイのアイスキャンディー。

ハイアンドローステーキ
いつも牛にアップグレードします！
八千代黒牛のヒレ肉。
一切肉汁が漏れなず、しっとり滑らか
付け合わせのごぼうがまた美味い！

お肉に合わせてペアリングならぬトリプリング！！
あえてスパークリングとアザミのお酒。
アザミは甘みと苦味←こいつかなり癖あるけど美味しい

杉寿司
イタリアの米のサラダを鮨のような形状にしたSugi流。
これも定番のひとつ！
古代米を自家製のローゼルのお酢で和える。
縞鯵は油分多く味を弾くので自家製の鰹魚醤をガストロバック！
１つはN25キャビア、もう1つは縞鯵の肝ソース。
キャビアの方が好み

鷹の目　うずしお　海底熟成
初期の鷹の目からかなりパイナップル感強くなってる！美味しくなってる！

人参の向こう側
紫色の人参　人参超えて焼き芋みたいに。
ブルーベリー　発酵エキスとコーヒーを合わせたソース。

インタグロッサ　ポルトガル

トラフグのフラン
美味しいスーパーフグ作りたくて、フグの身にスープをガストロバック。
白子をミキサーにかけてソースに。
イタリア　ビアンケットという春トリュフ
ソースうまぁ濃厚トロトロ

イタリア　マカベオ
樽香、コクのある白ワイン。

Sugi畑
はたもぐりさんとオールファームさんのサラダ。
パルミジャーノのアイスドレッシング、お肉の端材ミンチとトマトのソース、弾けるアメ、ブラックオリーブを砕いたもの。
食べる場所で味わいが変化する楽しいサラダ！

山桃とプラムの自家製酒
これナンボでもグビグビいけると思う(笑)

ボロネーゼビアンコ　極太パスタ
お肉は鴨のもも肉や雉、キョン、猪などなど…
アライグマのラードで野菜をソテー。
泡はセロリ。
力強い味わい。
ネバネバと言うのかヌルヌルと言うのかのテクスチャーも不思議な感じ。

イタリア　ピノノワール

定番のみかんのデザートが乗る器は、千葉ニアンの地層をイメージして作ったもの。
ピーナッツの皮を素材にした皿！
めっちゃ千葉愛❤️
地層みたいに見える部分も煮た骨や畑の黒土が使われてるって面白さ
アイスはみかんをいろんな形で盛り込む。
焦がした皮・アイス・泡。全部みかんで構成

stuam ソーヴィニヨン
さっぱりめの白ワイン。

里山の音と香り
トレヴィス　ふきのとう　チョコレートガトーショコラ。
パリパリのトレヴィスを手でグシャっとしていただきます。
トレヴィスやふきのとうの苦味がアクセントに

壺で熟成させる赤ワイン

モアイのフィナンシェ
猪の脂と黒胡麻
(前はどんぐりだったけど拾いに行けなくなったから黒胡麻に変更。)
黒胡麻の香りで深みが出て美味しい！

ペアリング最後は選べるデザートワイン。
アイスワインや貴腐ワインなどなど。
私はシャトー・リューセックをチョイス。
濃厚な甘みが美味しい〜

おまかせハーブティー
ローゼル　サラダバーネット　レモングラス　ミント　松　などのフレッシュハーブティー。
徐々に開いてくると甘さが出てきて美味しい♨️

最後は自家製石鹸をいただく

まだ胃の不調が残る中の訪問で、ただでさえ杉さん量多いから大丈夫かな？って心配だったけど、結局ペロリ(笑)
美味しかった大満足

今までランチでしか来た事なかったけど、初のディナー訪問。

シャンパンで乾杯☆彡

定点
トマト飴　医者泣かし(栄養価の高い野草)
野草がなかなかのクセあり！
甘酸っぱいミニトマトとカリカリにコーティングされた飴を楽しみながらスタート。

再生
捨てずに蘇るという意味が込められている。
鹿の血液をブーダンノワールみたいにして、上のソースは大地の香りのビーツ。
TOPはブラックココアのほろ苦いクッキー生地。
器は、非売品のスガハラガラス。
うまぁ！昔食べたブーダンノワールって食感悪かったり、ゴソゴソしたレバーみたいなので好きじゃないけど、これはペーストのように滑らか。

時間と温度、水分
厚切りの生マッシュルームに、2%の塩を加えて発酵させペースト、ソテー、発酵マッシュルームを薄く伸ばして焼いたパリパリ。
器は、泡をデザインした有田焼のお皿。
もう出てきた瞬間からめちゃくちゃいい香り！！
うんま・・・もうそれ以上の言葉が思い浮かばない。

ここでメニューにないアドリブ料理その1。
利根川の天然のすっぽんと、コクを出す為に猪のスープに、シンプルに塩のみ。
沸騰させずに３時間炊く。野生種のせりと三つ葉。
メッツァレーラ(←検索しても出てこないから名前違う気がするｗ)という半月型のラビオリみたいなもの。
この中にも猪とすっぽん。
食べた瞬間のお肉のパンチ力！！
シャキシャキのせりと三つ葉もいいアクセント(`･ω･´)b

メニューにないアドリブ料理その２。
凍りたてホヤホヤのフリット←どういう事やねんｗ
利根川で獲れた芝海老とかあみ海老？をフリットにした後にキンキンに冷やした。
そこに新生姜を一度ピクルスにしたものと合わせて。

スギ流　新しい食べ方を提案。
五分前に一気に揚げて急速冷凍。
発酵ドライトマトのソースと地元の夏みかん。
凍らすとこんな食感なんだと驚く( ﾟДﾟ)
後味にほんのり生姜が香りそのバランスがすごくいい。

新政　ビリジアン

綺麗な鳥さん登場。
禁漁に入ったのでこれが最後なんだそう。
２本足のジビエ。

メニューにないアドリブ料理その３。
先ほどのキジと鳩、カルガモ、カラス(口が細い木の実食べるホソ？という種)をつくねみたいに串に刺して。
上に乗ってるのは、猪のもも肉と唐辛子トマト熟成のソース、夏みかんの皮シナモンシロップに漬けたもの。この夏みかんがいい仕事してる！
ジビエは一切臭みやくどさなく、あっさりな位。
美味しい！！
初めてカラス食べたと思う(笑)

sugiのブラックサンダー
この器可愛い～こういうキノコあるよね。
レクサスともコラボした作家さんの作品だとか。
クッキー生地➡︎野生種のアマゾンカカオのソース。
ひとつひとつ丁寧に採取した野生種の山栗。
真っ黒なので分かりづらいけど、フォアグラが沈めてある。
コーヒーのような苦味があるけど、後引かないし、深みがあって美味しい！

探究と探検
鰆の火入れ研究。
生より焼きの方が美味しいと思ったので、34度で１時間。
断面見ると生ぽく見えるが火が入ってる。
皮は高温で薪焼きに。
勝浦の満月の日だけ汲み取って作る塩を使っていて(新月の塩もあるんだって)、
ムラサキヤマドリダケのソース、フレッシュな酸味は文旦、はこべ。
鰆はしっとり滑らか、文旦が美味しっ！！
はこべが加える独特の酸味。

鰤大根
バージョンアップ！2023年版。
生のまま鰤大根にしたら美味しいんじゃないか？と、生の鰤に大根の端材で取った濃ゆいスープをGV。
身には火入れせず、皮のみ焼く。皮がソースだと思って食べて。
大根には鰤のアラで作った濃ゆい鰤スープをGV。
爽やかな柚子が香りを添える。
今年バージョンうまぁぁぁぁ！！
進化半端ない(´;ω;｀)
進化と深化。
前はもっとお醤油感あったような？
これはもう鰤と大根の旨味旨味旨味←興奮(笑)

メニューにないアドリブ料理その4。
すぎさんが育てているスギ鳥。
保健所許可難しくて2年経ってやっと！
肉骨コトコト6時間煮込んだ。
天然生きくらげに、イタリアンパセリ。
タヤリンという手打ちパスタは、サクサクと良い食感。
お行儀とか気にせず、すすっていただきます。
スープうんま！！
もったりさはないのに濃厚。
旨みの濃縮。
お肉系の旨味の奥に魚の深み。

ピノグリージョ　イタリア　オレンジワイン。
見た目はオレンジワインに見えない。濃いロゼ？みたいな。

森の地面
ヤマドリダケのフリット。
黒土をイメージして黒鮑の肝ソースを水分飛ばして粉にしたものをふりかけてある。
野草は、ユキノシタ。
キノコがむちむち(*´ε`*)
黒鮑の肝の粉が旨味をプラスプラスプラス！！←興奮ｗ

発酵ざくろと何とかのアイスキャンディ

チーズと麦のパン
これがまた美味いの何のって。
じゅわじゅわにバター染みてるのに全然脂っこくなくてふんわりサクサクカリカリ。

HiGH&LOWステーキ。
お肉は、八千代黒牛。
仕込みは前日から始まる。ドライトマトと塩。
熟成はパサつきが気になるので水分保つようにこのやり方。
３時間前から動き出す。１時間常温へ。２時間中心まで火入れ。
一度マイナス2℃で1〜2ミリ冷やしてから薪焼きで表面だけこんがり仕上げる。
もうこのお肉が、むぎゅむぎゅ美味い。
普段なら嫌いな焼き目すらも美味い。
しっとりムニュゥ〜美味い美味い美味い←語彙力ｗ

杉寿司
鮪じゃなくなった！！ヒラスズキ。
お鮨のような見た目だがお米のサラダ。
アールグレイとコンブチャのお酢を使う。
お魚にガストロバックでスープ入れてある。
右は甘みやコクの赤ウニ、左は国産トリュフチャセイヨウショウロウ(一生覚えられない名前)。

じゃがバター
とびきり大きいじゃがいもをかつらむきみたいにし、丸めてミルフィーユ。
それをオーブンで20分焼く。カリカリにしたくて表面に発酵バター。
コクのある塩気を合わせたくてキャビア、軽さもあるけどコクのあるマスカルポーネ。
こうして、スギさんなりのじゃがバターが完成。
じゃがから繊細なバターの香りが漂う。
キャビアもマスカルポーネもそっと寄り添う感じ。
美味しすぎる。

焼きたてのクロワッサン！！
中モチモチ外カリカリ　作りたて焼きたて。
リベイクしても香りは戻らないから、作り置き、焼き置きはしない。
麦の焦げるような香り欲しくて六条麦。
これが本当幸せの味。

ここでカルバドス。
合わせるとアップルパイみたいになる！

とらふぐのフラン。
河豚の概念覆すものを作りたかった。
おろした後に出るいろんな部位で、旨味の強いスープ作ってGV。
白い部分は白子をミキサーにかけたソース。
GVしたスープを煮詰めてスギ鳥で固める。
ウインタートリュフ。
これも大好き。
河豚って淡白でそんなに美味しいと思った事がないけど、これは本当河豚の概念変わる。

少しスモーキーな白ワイン。

Sugi畑
生野菜にGVでレモン水やビネガー染み込ませた。
白はアイスのドレッシング。
動物性も欲しくてお肉とトマト煮詰めたもの。
これが肉肉しくてうま！！
黒オリーブのセミドライを畑の土に見立てて。
GVした生野菜は、独特のシャクシャク食感なのも面白いし、食べるところによって味がいろいろと変化するのも楽しい。

紫ワイン
すごい色！

本日のパスタ
キターラ？という噛んで味わう為の太麺。
和製のスパイスで地元のくちなし。
ジビエは千葉県産の猿！！を煮込みに。猿ってさっぱりらしい(笑)
香り欲しくて生姜の泡をプラス。
ネバネバヌルヌルの不思議な感触。
猿は初めて食べるけど、クセとかはないからそんなに分からない(笑)

泡・氷・焦げ
みかんと向き合ったデザート。
みかんをいろいろな調理法と食感で。
香りを引き出す為にムース、無農薬の皮は捨てるのがもったいないので凍らせて砕いた。
パチパチのやつが入ってるよ。
わたぱちくんorパチパチパンチ？何て言う論争。

里山の音と香り
足で落ち葉踏んだ音を再現。
トレビスをオーブンでパリパリに焼いたので、手で崩して音を楽しんで。
蕗のとうの根っこを使って苦みを楽しみチョコレートケーキ。

食べられる石像　モアイ　フィナンシュ
小麦は千葉県だが、千葉はバターが意外とないので代わりに猪のラード。
ジビエの香りを抑え込む竹炭。
マテバシという種類のどんぐりの粉。

お土産の石鹸は、お手製のレモングラスを閉じ込めて。

初のディナー訪問。
ランチでもめちゃくちゃ品数多いし、時間長いから大丈夫？と軽く不安に思いながらスタートしたけど、相変わらずの楽しさと美味しさであっちゅー間でした_(:3」∠)_♡

今回、ペアリングにしなかったのが悔やまれたので、次回予約はしっかりペアリングにしました(｀・ω・´)ｷﾘｯ

大好きなスギさんへ再訪です♪
お店に着いて、すべてのお客さんが着席したと同時位に、ゲリラ豪雨！！！
これあと５分遅かったら、外で待ってた全員びしょ濡れだったろうなーと思うと、何ともタイミングが良い。

スパークリングワインで乾杯☆彡
コーススタート(*´ε`*)

定点:トマト飴　ハーブ(ローズゼラニウム)
一口でガリッ！プチっとな。

再生
スガハラガラスさんにお願いした恐竜のたまごモチーフの器。
すごい毒々しい(笑)
鰻の骨もったいないので、スパイス塗りながらオーブンで焼き上げる。
スナック感覚で♬
香ばしくガリガリ！
意外と辛い！けど、辛さは後引かない◎
※すっぽんの骨は飾りだから食べちゃダメよ(笑)

生と発酵
美味しい千葉県産のマッシュルームで、旨味引き出す為、発酵させる。
発酵失敗すると腐敗し、生ごみみたいになる(汗)
成功すると、透明な綺麗な汁が出てマリネされるんだって✨
上は旨味のある濃厚マスカルポーネ。
真ん中はフレッシュなマッシュルームで香り楽しむ。
器は白黒塗り分けた有田焼き。

うんま！！特に発酵のマッシュルーム！！
酸味はかなりしっかりあるけど、マスカルポーネがそれを包んで旨味もプラスしてくれるような。

漁師さんからの贈り物
千葉県産天然鰻。
細い物太い物選べなくて何でも仕入れないといけない。
細いものは、蒲焼きとかには向かないがもったいないので、ぬめりは綺麗に取り除き、サラダ仕立てのマリネに。

白いものは、苺を発酵させたもの、そして青いゴーヤの新芽。
エキゾチックな香りは、やまぼうしの実のソース。
何も言わないとマンゴーと勘違いされるらしい(笑)
鰻美味しい！！
酸味しっかりで夏らしいさっぱりなお料理✨

メニューにないアドリブ料理その1(笑)
シチリアのカラスミパスタの冷製バージョンをイメージして野呂蕎麦を使用したカラスミ蕎麦。
カラスミは、自分で釣ったスズキやボラの卵を、日本酒ではなくブランデーで漬けて作った自家製！

フォアグラとタマネギ
テリーヌは柔らかく仕上げ、玉葱は香り強調させる為に泡状にした瞬間ムース。
上に乗った黒いパリパリは、玉葱の端材・小麦粉とチーズを合わせて焼いたもの。
黄色の粒々は、人工いくら状のオリーブオイル。
きゅるるるるーんってする程、美味しい！！←どんな反応w

メニューにないアドリブ料理その2(笑)
千葉県天然鰻と、市原の山山葵。
鰻は400g以上の大物を、白焼きでふわふわとろとろに！
鰻の肝ソースを塗りながら焼く。
ぬめり残したまま焼くとパリッとするだって。
皮がしっかりバリっと。いい意味の土臭さとパワーを感じる！
山山葵は、冬に取ったものを冷蔵庫で寝かせて冬と勘違いさせて辛味を残すという技を使っているんだとか。

白ワイングラス　シャルドネ。
キリッと冷えてる。
これめちゃくちゃ好み！
深みのある甘さ、酸味は控えめ。

メニューにないアドリブ料理その3(笑)
和洋中を器、食材で表現。
器は瀬戸ものの和。
蓋を開けた瞬間はサマートリュフ(イタリア)で洋。
スープは、コンソメと金目鯛のアラ。
利根川の天然すっぽんとウシガエルも！
メッツァルーナ(ラビオリ)の中もすっぽんウシガエル！
隠し味にニラが入っていて、スープだけ飲むと、洋な感じだけど、ラビオリ食べた瞬間、中華に早変わりするという面白い仕上がり✨

GV鰹
鰹は勝浦で、今年は豊漁なんだって！
鰹には、中骨等でとった出汁をガストロバックで入れる。
ビーツは、ガリのようなピクルスに。
下には、八千代牛乳発酵のヨーグルト作って水切りしたもの。
この鰹うんまいのよねー♡
スギさん来たら、必ず食べたいものの１つ！

鱧
小骨気になるから、骨切り包丁買って骨切り(笑)
鱧の淡白な味わいの概念覆す濃厚さを出したかったとの事で、夏きのこを乾燥させ、鱧の骨とスープにし、ガストロバックで鱧に注入し、フリットへと！
マカダミアを擦ったふわふわをかけて。
千葉愛からピーナッツを使いたかったが鱧との相性合わず、泣く泣くマカダミアにしたんだそう(笑)
泡をモチーフにした有田焼のお皿は、水面みたいな模様が美しい✨

焼きたてパンは、チーズとバター。
美味い！！
もっちり〜からの芳醇なチーズの香り♬

アイスキャンディー
ホエイとライチで、さっぱりお口直し。

High&Low ステーキ
＋1,000円で、牛へアップグレードしました！
低温高温おりまぜて焼き上げます。
その仕込みは前日から。
旨味を高めたり、温度を変えたりしながら、じっくりと火を入れる…
それをまた冷やして、仕上げに高温で焼く事で表面をカリッと！
そうして、時間をかけ、私達の元へと提供される。
そんなお肉は、ぷにっとしっとり…✨
ジュワッと溢れる肉の旨味！
(脂とか肉汁じゃなくて旨味！)

杉寿司
見た目は寿司だけど、イタリアンのお米サラダモチーフ。
お米は酢ではなく、ノンオイルドレッシングで和えてある。
ドレッシングは自家製コンブチャ(3ヶ月発酵させたコンブチャビネガー、アールグレイと蜂蜜)。
ネタは、黒鮪の赤身(けんみ)と中とろに、ガストロバックで味を染み込ませる。
仕上げにサマートリュフと、シャモの卵黄塩漬け乾燥を削る。

お米のプチプチ感に鮪の旨味！！
特に中とろ好き！！
寿司とはまた別物だけど、最高に美味い(*´ε`*)
卵黄塩漬けもいい塩味を足してくれる♡

人参の向こう側
紫色の黒っぽい人参をオーブン１時間、その後に時間をかけて湿度を抜く。
凝縮された焼き芋のような香りに変わる！
タレは、ウマミズサクラのソース。
ミキプルーンみたいな濃厚な味わい。
私の嫌いな人参のあの香りはなくて、甘く濃縮！

白ワイン
華やかな洋梨系の香り！
香りから甘いのかな？って思うけど、味は割とスッキリ！

クロワッサン
佐倉の六条麦をかけて焼いた焼きたて！
香ばしくて美味しいの～

メニューにないアドリブ料理その4(笑)
千葉県の魚のスーパースター金目鯛！
取り除いた鱗ももったいないので揚げて使う。
これがサクサクいいアクセントに！
鮮度のいい身はレアで仕上げ、金目鯛の煮付けのイメージ。
自家製の魚醤と、下に敷いてあるのはキタアカリのペースト。

千葉県産夏野菜のフラン
野菜の端材を炊いたブロードをシャモの卵で蒸し固めた茶碗蒸しのようなもの。
白いソースは玉葱をベースに、青い香りはパセリのソース。
前に食べたのはフグのフラン。野菜は初かな？
また全然別物。より複雑な味わいに！

Ｓugi畑をお皿に乗せて
野草・野菜・食べられる花、生ハムを厚めにカットしてジャーキーみたいに。
ドレッシングは、コク・レモン風味・甘み・パチパチ…と、食べる場所で味が変化し、口を楽しませてくれる。

本日のパスタ
すんごい色のパスタ来た！！しかもぶっとい！！
ルッコラのペーストで和えた極太パスタ。
自家製サワークリームと、キャビアをちょこん。
かなりパンチ強い( ﾟДﾟ)
ただ、ルッコラと白ワインの相性が抜群＼(^o^)／

桃のニョッキ
デザート的な扱い。
ニョッキと言えば、通常じゃがいもだが、じゃがいものデンプンをわらびこに混ぜたモチモチニョッキ。
路地もののセロリアイス、これ強烈！！

昆虫食って経験あります？ってホオヅキカメムシ漬けたお酒をちょっと味見させてくれました(笑)
青リンゴ感と香ばしい香り！
めちゃくちゃ精が付きそうｗ

エアーアイス
３種類のヤマドリダケのアイス。
窒素ガスで急速冷凍し、出来立ての八千代牛乳のヨーグルトをかける。
ウエディングドレスのような純白✨
食べられるお花はペンタス。
3Dプリンタの真っ白なお皿。
全てが純白！！
きのこの豊かな香り！！
そこにヨーグルトの爽やかさ✨

最後はコーヒーと、モヤイのどんぐりフィナンシェ。
そして、お土産の石鹸をいただく。

行く度にパワーアップしているスギさん！
研究熱心で、挑戦を欠かさない攻めの姿勢。
地元への愛情、そして温かい人柄。
全てを取って、愛される素晴らしきレストラン。
それが、プレゼンテスギなのである＼(^o^)／

なかなか予定が合わず、１年以上空いてしまった･･･
久しぶりに来る事が出来て、本当に嬉しい！！

スギさんに来る時は、いつも雲一つない晴天で、とにかく気持ちがいい。

時間ちょうどに扉が開き、席へと案内される。
乾杯はシャンパンで。
主人は、ノンアルのローズスパークリングを頼んでいたが、見た目は真っ赤！
バラよりもバラ！って位、華やかな香りに包まれる。

コースはお任せで。
まずは、定番の「トマト飴」
かじるとピュッとでてしまう可能性があるので、一口で。

２品目は「再生」
魚の骨やアラ、ジビエの骨等で取ったスープに、海藻と山鳥のもも肉。
この山鳥とやらは、かなり珍しいんだって。
尻尾が長くて、基本は歩いて生活するのでモモが発達していて美味しいらしい。　
海藻がめちゃ美味い！！
スープ・鳥・海藻の三位一体✨

メニューにないマッシュルームの１皿。
千葉県産の生食用のマッシュルームに、2%の塩を振り、2週間発酵したものと、フレッシュを合わせてあり、生と発酵の対比を楽しむ。
キャビアもちょこんと添えられている。
発酵の方は酸味がしっかり！
フレッシュは、特に香りがいい✨

もう1つメニューにない一皿。
すずきのカラスミとボラのカラスミ。
カラスミはブランデーに漬け込んだもの。
これを３時間火入れした紅くるり(大根)にまぶす。
和食のカラスミとりも、甘みが強く、上品✨
器のデザインが独創的すぎる(笑)

自分で釣ったすずきを津本式で。
臭みなく、発色もそのまま！
お皿もカッコイイ✨
人工いくら(オリーブ油を閉じ込めた)と、赤くなる前の苺を添えてある。
しっかりすずきの香りがして、オリーブも苺も邪魔する事なく、身を寄せる様な感じ！
後から甘みが来て後味がまたいい(*'ω'*)♡

信玄餅　sugiのフレンチトースト。
無農薬野菜食べて育ったシャモの卵と八千代牛乳でフレンチトーストを作り、その上にかかっているきな粉に見えるのは、なんと！フォアグラを急速冷凍して粉砕したもの！
黒蜜のように見えるのは、うわみず桜？のシロップ。
これが、スーパー美味い！！
粉砕されたフォアグラのとろける感触が独特。
涙こぼれそうな程、感激の味。

こちらもメニューにない一皿。
(ただでさえ、品数多いのに、どんどん追加される。笑)
禁漁に入った天然の青首鴨を、乾燥熟成したのを冷凍前に･･･と。
ムネ肉を薪焼きにし、ニワトコの実(ハリポタの杖になる植物)と、スンマというスパイス(食用うるし)を添えてある。
噛み締める程に旨味が感じられ、後から後から込み上げてくる！！
スンマは、見た目は鰹節、酸味のある味わい。

「森の地面」
やまどり茸のフリット。
黒い粉末は、千葉県産黒鮑の肝ソースを乾燥して粉にしたもの。
添えてある葉っぱは、ユキノシタという野草。
茸が香り強いので強いもの合わせたかったので鮑の肝だとか。
さっくさくの良い食感で、スナックのようにパクパクいけちゃう。
香りがすんごいいいの。

フォカッチャは、手摘みの麦で殻も全部使ったもの。
上にパルミジャーノがかかってチーズのいい香り。
ふわふわもちもちの食感に、ワイルドな小麦の味わい！
酒粕っぽい芳醇な味もするのは何でだろう？？

マスカットベリーAのアイスキャンディーで、お口直し。

次のお酒はおまかせで。
実は、日本酒好きなんですけど、イタリアンだから今まで頼んでなかったと伝えたら、新政　T-typeを出してきてくれたよ。
これ、初めて見たかも？？
そして好み！
やっぱ生酛とか山廃系が好き♡
あと、次がお肉と言う事で赤ワインも。

お肉の仕込みは、前日から。
ドライトマトと塩で、アミノ酸・グルタミン酸を引き出す？？
熟成とは違う旨味の出し方なんだって。
そして、予約時間に合わせて、2時間じっくり火を入れる。
その後、表面だけ-25度で冷やしてから薪焼きで一気に焼き上げる。
そうする事で、中に火が入りすぎず、表面はカリッと仕上がる。

お肉うまぁ( *´艸｀)❤
私はレア派なんで、最後に内側食べようと思って、まず焼き目の方を先に食べたら、焼き目もうんめぇの。
全方位完璧＼(◎o◎)／！
龍泉刃物のナイフの切れ味も気持ちいい。
いつか欲しいと思いつつ、家で食事ほとんどしないから、なかなか購入に至らない(笑)

「杉寿司」
イタリアのお米のサラダを寿司に見立てた料理。
佐倉市のお米をノンオイルドレッシングであえて、市原の梨ビネガーを効かせる。
本鮪中とろにガストロバックで味を入れ、漬けまぐろのように。
上からイタリアントリュフ、シャモの卵黄を塩で漬けたものを削る。
ニコニコが止まらないくらい美味しい！！
杉寿司は定番の１品だけど、必ず食べたい逸品でもある。

sugiオリジナルの”はたもぐり”という紫色の人参。　
そこにイタリアの生ハムを羽衣のようにまとわせる。
完熟梅を収穫して作ったソースをかける。
人参は、1時間低温で火入れした後、焼いてあり、人参というよりも、焼き芋のような香り！

焼きたてクロワッサンは、ぱっと見、焦げてるの？って思うけど(笑)、六条麦の麦茶を焙煎してかけたもの。
香ばしいいい香り！

「漁師さんからの贈り物」
もくず蟹(上海蟹)、手前がバター。
かりかりのパンに、ほぐした身や味噌、ソースを和えたもの。
うんまぁぁぁあ(ﾟдﾟ)！
旨味の塊。

真っ青なお皿には、鰤大根。
ガストロバックで大根スープを鰤に注入。
鰤は身は生、皮だけ特殊な方法でカリッと焼いてある。
そして、大根には鰤のスープをガストロバックで注入。
黄色ソースは無農薬みかんのソース
この鰤大根も大好きな一皿。
鰤と大根のポテンシャルが最大まで引き出されてる！

次のお酒も日本酒とワインをダブルで(笑)
カリフォルニアのシャルドネ。
甘い蜜の様な香り✨
香りがとにかく良かったな～
そして、日本酒は醸し人九平次。
甘く芳醇！

トラフグのフラン。
骨・アラ・身の粉を、トラフグの身にガストロバック。
白子はミキサーでソースに。
スープは、シャモの卵で煮固めて茶碗蒸しのように。
最後に、春トリュフ。
もうね、私きっと、ふぐ料理でこれが1番美味しいと思う。
最強ふぐ！！スーパーふぐ！！
(語彙力のなさを嘆く)

「コイ」
骨切りした鯉を揚げたものに、
無農薬生姜に、発酵マッシュルームのエキス染み込ませたものを添える。
黄色ソースは、イエローマスタード。薮人参の葉っぱ。
鯉に合わせて、オーパスワンを一口。
はじめは分かんないの。
でも、後からワインと鯉の香りが合ってくる✨

「杉畑」
畑で育てたマイクロハーブや食べられるお花の鮮やかなサラダ。
白いパウダーはレモン風味。
はじける駄菓子のパチパチみたいなのも混ざっていて口の中がお祭り騒ぎ(笑)
3Dプリンタで作った大地の歪みを表現した皿も素敵✨

ピターラ？キターラ？
力強い太いパスタに合わせるのは、生きたままミンチにしたスジエビ、ドライトマトのソースと、雲丹のアイス。
添えてある緑は、はこべ。
めちゃくちゃ濃厚！！旨み炸裂！！

デザート１「泡・水・焦げ」
みかんのドルチェ。
皮を焦がして焼きみかん、ヘタ以外を丸ごと凍らせたクラッシュ、泡もみかん。
みかんの３変化。
さっぱりと香ばしさ、美味しい＾＾

デザート２「里山の音と香り」
見た目はもはや、枯れ葉(笑)
これは、トレビスをオープンで焼いてバリバリにしたもの！
木の葉のパリパリの音を再現。
このバリバリと、ガトーショコラを合わせる大人のドルチェ。
苦味のあるガトーショコラに、生の茸をミキサーにかけて更に苦味に深みを足す。
苦味のグラデーション！
トレビスをバリバリと手で砕いてから食べるのも楽しい＾＾

「食べられなそうで食べられる」
モアイ像の形のフィナンシェ。
バターの代わりに猪のラードを使用。
竹炭や木の実の粉(どんぐり)を混ぜ込む。
縄文人が食べてそうな組み合わせって(笑)
ちょっとジャリジャリ食感があり、素朴な甘み！

「食べられそうで食べられない」
お土産で、手作りの石鹸。

最後にシェフの説明終わったら自然と拍手おきた。
他のお客様はみんな知らない人だけど、不思議な一体感があったし、感動してたと思う。
スギさんも素敵だし、お客さんもあったかい。
相変わらず、素敵だった！
これからもずっと通う！！

初めて訪問した際に感動し、その場で予約を取り、4か月ぶりの再訪です。
お昼の予約で伺いました。
(夜も訪問したいのですが、今はお休みされているそう。)

スパークリングで喉を潤します。
店内は自然光が差し込み、明るくて、何だかこの雰囲気の中で飲むのが、
すごく気持ちよくて、幸せを感じるんです。
正直、都内から通うには不便な場所ですが、これも非日常を感じられると言うか･･･

コースはお任せ。
定番のトマト飴からスタートします。
トマトがフレッシュ！ほんのりあったかい。

GV里芋(GVはガストロバックの略だと思います。私も省略して使います。笑)
鹿節と日本のポルチーニと言われるヤマドリダケのスープを、里芋にGVで入れてあります。
添えてあるのは鹿節。
ホックホク！里芋の甘さの後にやわらかな出汁の風味。
赤いお皿は有田焼！
有田焼っぽくないけど、素敵✨

そしてこれ！鯖！
前回食べて印象的だったお皿の一つ。
薔薇に見立てた盛り付けの美しさ。
ビーツピクルスを薔薇に見立てて、下には千葉の鯖。
皮目炙り、身にはGVで何か入れてるそう←雑ｗ
鯖うまぁー！！
口腔内から自分の細胞に沁み渡る様な感覚。
ビーツのピクルスもいい◎
白いお皿は美濃焼。

作りたて＆焼きたての六条麦のクロワッサン。
バターギトギトのクロワッサンだと、ウッてしちゃう事あるけど、
これはさっぱりしてるんです。でも、モチモチ感と麦の香りで満足感がある。
ちぎらず、かぶりつく！
作り置きするのではなく、予約時間に合わせて仕込みをし、
直前にこねて焼きたてを出すんだそう。
もう本当全然違うんですよ。
普段、お腹いっぱいになっちゃうからコペルトのパンは我慢するけど、これは我慢出来ません！

これもビックリだったなぁ〜
佐倉の餅米と小豆のソース、いちご、そして下にフォアグラ、はこべに海洋深層水をGV。
まず、食材の組み合わせが意外すぎる。
頭が混乱する！
イチゴ大福？スイーツ？
でもフォアグラ！
スイーツなのか食事なのか…でもいい混乱。
はじめは甘さが来るけど、その後、フォアグラの塩気が良くて、ワインも勧む(笑)
器は下が有田焼、上が静岡のすづくり？
うろ覚えなので、逆かもしれない←

鰤大根、これも前回食べて感動した逸品。
今日もあったらいいなと思っていたら、出たので嬉しい。
定番なのかな？
大根のスープを鰤にGVし、皮目だけパリッと。
大根には鰤の出汁をGV。レモンペーストが添えられている。
鰤がスーパー美味いんですよ。
沁み渡る…何なのこの感覚。
本当にこれ、好きすぎる。
器はスガハラガラス。

白ワインをお任せでお願いする。シャルドネ。
口含んでから鼻に抜ける香りが独特！美味しい◎
ボトル見せてもらえば良かったな(汗)

お次はパスタ。
ルッコラでジェノベーゼ風のソースを作り、
ラグーは鴨と猪。
ヨシキリザメのフカヒレも混ぜてあり、そのスープもソースに使われている。
筍をメンマみたいにして入れてあり、ユキノシタという山菜がちょこんと乗っている。
キサラ？と言うイタリアの太麺パスタ。
複雑な香りのするソース、でも一瞬で美味しいって納得させられる。
筍とフカヒレのせいか、中華ぽさもちょっとある。

とらふぐフラン、これも前回あったんだけど、前回はバカマツタケが乗ってて今回は割とシンプルな姿。
アラで炊いたスープをふぐにGV。
白子ソース、卵と合わせて茶碗蒸しみたいに。
うんんんんんまぁぁぁぁあ！！！！！
あれ？前回よりも美味しいんですけど。
何これʕʘ‿ʘʔʕʘ‿ʘʔʕʘ‿ʘʔ
ふぐの淡白さが全て改善されてる。
ふぐの淡い味わいをとにかく、濃厚に引き立たせてる。最高。
こんなにふぐが美味しいって思った事ないです。

お次のパンも焼き立て✨
いい塩気とチーズ感◎
これ、冷めると全然味わいが変わるんだって(主人談)
熱々のうちに食べちゃえ！

アールグレイと佐倉の柚子の口直し。
そしてお肉の為に、ナイフとフォークが準備される。
あ！ナイフフォーク置くの変わりましたね！って言ったら、
やっと出来上がったんですよ〜って。
3年とかかかったらしい。
こだわると本当キリがないですね(汗)

豚肉は前日から用意し、予約時間の3時間前から常温に戻して2時間かけて火を入れる。
一瞬マイナス何度の冷風に当て、最後に表面に焼き色を付けるんだって。
とにかく、丁寧に丁寧にお客さんの為に作られているのが伝わる。
肉汁が全く溢れない。塩は添えてあるがいらない位。
お肉のかおり、甘味、舌に触れる滑らかさ、
ムチムチっとした食感、全てが素晴らしい◎
お肉は前回、牛を食べたので今回は豚にしました。
ただ、牛もめちゃくちゃ美味しかったので次は牛にします(笑)

これも定番、すぎ寿司。
シャリはお米のサラダ。
メバチマグロ漬けに、トリュフ2種類合わせて、黄色いのは鳥の卵の塩漬けを乾燥させたもの。
トリュフ2種類のうちの１つは、"ちゃせいようしょうろう"と言う国産トリュフ。
白トリュフ寄りの茶色いもので珍しいものなんだとか。
もう１つはイタリアントリュフ。
王道の鮨が好きな私でも、大好きな邪道鮨。
後から卵がいい仕事するんだ✨

白ワイン　可愛いボトル
赤ワイン　何かと何かのブランド

杉畑のサラダ。
マイクロハーブ　、白い粉はオリーブオイル。
パチパチするやつが仕込まれてる(笑)
オレンジのジェラートみたいのがドレッシング。
紫白菜を漬物みたいにして。

スープはアナグマ、鴨、猪で出汁を取っていて、
そこに手打ちパスタ(卵抜き)の太麺、お肉猪。
大根おろしと、オリーブオイルの粒が添えられている。
かなりザクザクとあらい大根おろし。
塩気しっかりめのコンソメ。
でも嫌な塩辛さはなく、美味しい！！
スガハラグラスの作家さんのもので、スガハラガラスの中でも珍しいものだとか。

デザート1つ目。
ムース　氷　焼きみかんの皮と言う3つの要素で構成された、
ひたすらみかんなデザート。
下のムースはチーズのようなねっとりさ、
さわやかな氷、後から焼きみかん皮の香ばしさがきいてくる！
これ以上のみかんなんてないよ！って程、みかんが凝縮されてる♡

デザート２つ目はまたすごい見た目(´⊙ω⊙`)
枯れた翼みたいな。
彫刻？みたいな。
これはトレビスを焼いたもの。
見えにくいけど、下にはチョコが隠れている。
しかし、それも単純ではない。
チョコレートケーキと生のふきのとうをミキサーにかけて丸めたもの。
トレビスを手でバリバリっとやって絡めながらいただきます。

ほろ苦さが大人なデザート！
トラビスとか食感悪くならないかと思うけど、邪魔してない。
クオリティ高い！！
トラビスを焼いて、苦さを強調しているそう。
子供やわんこが落ち葉を楽しそうに踏んで遊んでいる姿を見て、思い付いたデザートなんだって。
このエピソードにもほっこりする♡

オーガニックのハーブティーはカモミールをチョイス。
モアイの形は猪の脂と、どんぐりのフィナンシェ。
と、言っても、普通のフィナンシェとは材料違うからフィナンシェじゃないかも？だって(笑)

最後はべっこう飴みたいな石鹸をお土産にいただきました。
この気遣いとかも素敵。
コース内容は半分くらいは変わらなくて、前回食べたものだったりもするけれど、それでも美味しくて、また感動する。
そして、
ここは、食事をしていると、本当に幸せな気分に包まれる。
美味しさはもちろんなんだけど、ご夫婦の人柄も素敵で、ファンになってしまう。
もちろん、その場で次回予約もしました！
あぁ、本当に次の訪問が楽しみ。

駅からは距離があるので車でないと、アクセスは悪いかと。
正直、立地がいいとは言えないのに、なぜ、こんなにも人気があり、
評価が高いのか･･･その理由を確かめるべく、初訪問。

一軒家のレストランの店内はいろいろなオブジェ？が飾られ、
アート空間のようにも思える。
そして、窓が大きく明るく開放的な雰囲気。
席はMAX4組までかな？
ご夫婦で営まれていて、アットホームな雰囲気。

スパークリングで乾杯☆彡
グラスの足が不思議な形で可愛いと思ったら、口も面白いんです✨
横から見ると四角、上から見ると丸という遊び心！
でもシェフ、買ってから半年気付かなかったらしい(笑´∀｀)
足が不安定な感じの方がつい、目を惹かれるので口に気付く人が少ないみたい。
この他にもスギさんのグラスやお皿は1つ1つ凝っていてとにかく面白いんです。
是非、いらっしゃる方はここも注目して見て欲しい！

お料理が始まります。
コースはランチは6,000円の1本。
テーブルには暗号のようなメニューが置かれています。

1品目：～シェフからの最初の贈り物～定点 トマト飴
飴で包んだトマトはキャンデーのような見た目。
ガストロバックで塩入れたハーブと竹炭が乗せてあります。
これは定番メニューのため、「定点」と名付けたそう。
トマト飴をかじると、汁が飛び散る可能性があるので、
口に含んでから噛んでください、と注意事項あり！
お口の中で弾けて、甘さと塩味が交わっていく。

2品目：南瓜
ガストロバックでバルサミコと何かを入れた南瓜。←メモが雑ｗ
下にはなめらかで濃厚なヨーグルト。
そして添えてある鰹節のようなものは何と鹿！
この鹿節が美味しい！これだけでつまみになる(笑´∀｀)
鹿節はオリジナルで脂の少ない部位を塩を振り、干す。
外側の白いのはカビではなく、塩。
内側に染み込んで余分なものは浮き出てくるんだって。
これにより、菌の繁殖が抑制され、保存食になるそうだ。
初めて食べたけど、本当に美味しくてね、ご飯にかけてみたい！

3品目：夏の名残り
真っ白なお皿にバラのお花が置かれているかのような美しい一皿✨
バラ好きなので、もう見た目だけでときめいてしまう。
夏の名残とは、そろそろ終わりが近づいている鯖。
ガストロバックで味を入れてあり、見た目は燻製のような色合い。
脂のりは抑えつつ、旨味がギュっと詰まり、落ち着いてる。
めちゃくちゃ美味しい(T-T)✨

ここで気付くんです。
メニュー･･･あれ？って。
丸とか三角で囲まれた食材・言葉が複数組み合わされて1皿を示しているのかと思っていたら、
一つ一つが別の料理を示しているらしい。
え？何皿あるの？！6,000円だよね？
驚いていると、シェフが分かりづらくてすみません、と、黒豆を持って来て、
出し終えた料理に豆を置いていく。
演出まで可愛い。
もう余計な事は考えず、楽しみに待つ事にした。

4品目：鰤大根
鰤にもガストロバックで大根のスープを入れ、皮はカリカリに。
逆に大根には鰤のスープで旨味入れたそう。
大根も鰤も煮てあるように見えるけど、生感残している。
そして添えられているのは千葉のレモンと自家製ローズマリーのペースト。
これもめちゃくちゃ美味いｨｨｨｨｨ(ﾟДﾟ)!!!
旨味という旨味が凝縮されて最大限に魅力が引き出されている。
何かもう驚きっぱなし。

5品目：クロワッサン
上が黒いのは何とか麦の何とかで･･･
もうメモるよりも先にかぶり付いていた。
お行儀悪いけど、ちぎらず、かぶり付いて！
小麦とバターの香りに一気に包まれて一瞬で幸せ。

白ワインをお願いする。
現われたのは変わったボトル！
ワインぽくないけど、可愛い♡
そしてこれ好み！

6品目：生と乾燥
下はフォアグラ、その上には乾燥したローリエのエキスのパンナコッタ。
緑色のソースは生のローリエから抽出したソース。
まるでデザートのようなお料理✨
フォアグラはまろやかで上品で美味しい。
しかし、フォアグラが脇役になってしまうようなローリエの存在感！
こんな組み合わせは初めて。
そして料理の入った小さな方の器は有田焼、下の黒いお皿は美濃焼。
料理とのバランスも良く、ひたすらに美しい･･･

7品目：トラフグのフラン
茶碗蒸し風に仕上げた一皿。
フグはプリプリの食感、そしていい出汁が出て美味しい。
松茸は生なの？シャクシャクと、食感も良い◎
陰影により美しく見えるように、3Dプリンターで作られたという磁気のお皿。
3Dプリンターでお皿が作られる時代になったのか！と驚かされる。
そして、この料理に使われているのは、千葉県産のバカマツタケ。
可哀想な名前(笑´∀｀)
ナゼ、そのような名前なのかと言うと、マツタケに酷似するが、
松林ではなく雑木林に生える事や、やや発生時期も早い事からとの事。
でも、松茸よりも香りが強く、やわらかいという利点もあるのだとか。
確かにね、席に料理が置かれた瞬間から香りがすごかった！
バカなんて呼べないよ(笑)
改名：オッチョコチョイマツタケとかでいかが？
(地域によってはサマツやニタリ等、違う名前でも呼ばれているそうです。)

8品目：アイスキャンディー
生姜と何だったかな？
お口直しでさっぱりと(^_-)-☆

9皿目：焼きたてパン
チーズをまとわせて焼いたパン。
いちいち美味しいのよ(T-T)
お腹いっぱいになっちゃうから普段だと、パンは我慢しがちだけど、
ムシャムシャ食べてしまった(笑´∀｀)

10品目：High&Low ステーキ
お肉は通常は豚ですが、+800円で牛に変更可。
この日は牛でお願いしました。
お肉美味しい～(T-T)
ミネラル感・柔らかさ、素晴らしい。
低温と高温の組み合わせで焼き上げたからHigh&Low ステーキ！
お腹いっぱいのタイミングでもペロッといけてしまう。
一切の重さなし。

そしてフォークとナイフは龍泉刃物さんの限定品なんだとか。
シルバーとシャンパンゴールドのカラーリングが最高にツボ！
このナイフは本当に切れ味が素晴らしいんだよね。
お肉の火入れが完璧なのもあるけれど、このナイフで切ると、
肉汁が一切、あふれ出さない。逃げない。
我が家にも欲しいと憧れる、匠の技が込められた逸品です。

11品目：～再生～
スッポンと牛の骨を使ったコンソメスープ。
さっぱり、すっきり、洗練されており、美味しい。
お肉使った後の骨を無駄にせず、作られたスープ。

12品目：Sugi畑をお皿に乗せて
ダースベーターみたいな黒いお皿も3Dプリンター。
これは陶器なんだって！
自家製のハーブや千葉の大根のサラダ。
パチパチするのはオレンジだったかな？
白いのはオリーブオイルの粉末。
混ぜて、食べる部分により、味や食感の違うのを楽しみます。

お次も白ワイン。
めっちゃグラスでか(ﾟДﾟ)！！
大きいのでずっしりとしているけれど、うすはりグラスみたいに薄くて、
唇に触れる感触が気持ちいい◎
そしてこのワインも美味しい！
ここのワイン好き！！

13品目：杉寿司
寿司と言ってはいるが、イタリアンの米のサラダをイメージしたという一品。
鮪は漬けのようになっていて、トリュフと、からすみ風にフレークにした卵黄。
見た目がとにかく、華やかでワクワクする。
そして、めちゃくちゃ美味い。
私は寿司好き・王道好きなので、変わり種系は好まないのだが、
これは全くの別物というか、いや、別物ではないし、しっかり寿司になっているのだが、
それぞれの食材の良さがバランス良く合わされて、こんな回りくどい事を言っているが、
単純に純粋に美味しいのである。

14品目：本日のパスタ
有田焼のお皿がかっこいい！！
上の柄も素敵だが、手を添えた時に気付く。
底が滑らかで触り心地が良く、吸い付くような感触で気持ちいいのである。
パスタはもちもちの太麺。
きのこを2種類使っている。
千葉のトマトのソース、葉っぱの下には雲丹のアイスが隠れている。
まずはトマトきのこで、その後、雲丹アイスを絡めて雲丹きのことして
変化をさせ楽しむ。美味しい･･･！

15品目：秋のエアーアイス
真っ白なお皿。
白好きの私には、もうトキメキが止まらない！！
これは何と、ヤマドリダケというきのこアイス。
きのこをアイスにするなんて(ﾟДﾟ)
空気をたくさん含ませて作られているからエアーアイスなんだって。
ヨーグルトもたっぷりとかかっている。
きのこの香りが芳醇で、デザートと呼ぶのか、
料理と呼ぶのか、もうよく分からない(笑)

16品目：カキ氷
実はこれ、かき氷だけど、かき氷ではない。
通常の氷のかき氷は溶けてしまうがこれは、溶けにくい。
･･･何だったか忘れてしまったけど(笑)、柿のフレークのようなアイスなのだ。

17品目：食べられなそうで食べられる
モアイの形のフィナンシェ、あと、食後のティータイム。
コーヒー、紅茶、ハーブティーから選べます。

そう言えば、お店に入った瞬間に気になっていて。
ホール中央の台にモアイ像の顔が置いてあるのだ。
ちなみにこの台に置かれているのはオブジェではなく、
この日使われている食材の”ヒント”にもなるもの達が置かれていたのだ。

しかし、ナゼ、モアイ？と思ったら、お子さんが好きだからだそう(笑)
お子さんのモアイオブジェを置く所がなくて、そこに置き、
氷を作る型があったのでそれでフィナンシェを作り始めたんだとか。
何かこのエピソードもほっこりする。
この日4組中、2組がお子さん連れだったのだが、シェフのお子さんへの対応が
本当子供好きなんだろうなってのが伝わってきて、こちらまで幸せな気分になった。
料理もね、お子様用メニューとか出していて、何て柔軟なのだろう！と。
その気配り、優しさに驚かされた。

18品目：食べられないけど食べられそう
最後は宝箱に入ったキャンディーのような石鹸。
お土産で渡しているそう。
最後の最後まで素晴らしくて、一瞬でファンになりました。

私は鮨や和食が好きで、定期的に通うようなイタリアン・フレンチはないけれど、
ここは遠いけれど、それでも通いたい！と思う程の魅力がありました。
もちろん、その場で次回予約もお願いいたしました。
メニューはどれくらいのペースで変わるのか、聞くと、その日の食材次第で、
毎日でも変わります！と。
毎週来たいな(笑´∀｀)
そんなすぐには予約が出来なかったので、次回を楽しみに待ちたいと思います。

ごちそうさまでした！