クロドベーズさんのマイ★ベストレストラン 2018

クロドベーズのレストランガイド

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クロドベーズ (50代前半・男性・東京都) 認証済

マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

コメント

2018年は、個人的に思い入れがあるお店が次々と閉店してしまった、信じられない一年でした。

永遠に続くことはないと頭では分かっていても、現実に直面すると、感情を抑えきれなくなってしまいます。

とはいえ、悲しみにくれてばかりでいるわけにもいかず。

しっかりと思い出として胸に刻み、2019年も新しい出合いを求めていきたいものです。

マイ★ベストレストラン

1位

外野席 (湘南台 / ホルモン、焼肉、居酒屋)

2回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥5,000~¥5,999 -

2018/08訪問 2018/08/05

残念ながら平成30年8月11日に閉店の予定


少し前に知人から連絡があり、
店を閉めることになったこと聞きました。

閉店の理由は、こちらのFacebookの方で
告知されているので
そちらを見ていただけたらと思いますが、
致し方ないというところです。

開店当時からお邪魔をさせていただき、
ずいぶんと迷惑もかけたものですが、
それでも面倒をみてもらい感謝の限り。

閉店する前に、
もう1度こちらのシロを食べたいと
伺いました。

→頼んだもの
・生ビール 中 @550
>>ホルモン
・シロ @480
・カシラ @480
・牛カルビ(ザブトン) @580
・牛ハラミ(醤油味) @580
・シロトロ
<<
・冷やっこ @250
・ホッピー 黒 @480
・中 @300
・日本酒 大七 @500
・冷やしトマト @250

入り口は2つ。

開店当時からのカウンター側と
後から拡張したテーブル席側。

慣れ親しんだカウンター側の扉を開け、
空いている席へ案内をしていただきました。

ラストが近いということで、
多くのお客さんが訪れているようなので、
念のため予約をしておいてよかったです。

生ビールをいただき、速攻で喉を潤します。

さっといただける冷やっこと
ホルモンを頼むことに。

もちろん、シロはマストです(笑)

厚木市場から仕入れるホルモンは、
長年の付き合いから築き上げた
信頼をバックに新鮮な逸品ばかり。

そんな中でもシロは、
厚木シロコロとして
B級グルメで名を馳せる前に
こちらで教えて貰い、
気に入ったものなので思い入れは一入。

シロはお店によって味わいが
まったく異なる部位。

東京や各地に行き、いろんなシロを
食べてきましたが、
ここ以上のものには出合えていません。

七輪がカウンターに運ばれ、
ホルモンを網にのせます。

昔は、1人前一気に網へのせて焼き、
ガンガン焼いて食べたものですが、
さすがにこの歳になると
そんなペースでは食えません。

1回で食べる分量分だけ、
細かく焼いては食べての繰り返し。

自分で肉を焼くとか
今でもそんなに好きなことでないですが、
ここで焼き方を教えて貰い、
七輪でも火が強い部分、
そうでない部分があり、
うまく使い分けて焼く術などは
こちらで学んだこと。

おかげで、たまに東京でもホルモンを
焼く羽目になることがありますが、
評判は悪くないです。

そういえば、焼き物として
本日のおすすめメニューに
シロトロなるものがありました。

どんなものかと聞くと、
こちらのオリジナルとのこと。

希少部位なのですが、
そのままでは硬く焼いて
食べられるものでないそう。

手をかけることで、
焼くとトロッと肉汁溢れる、
こちらオリジナルのシロトロになるとか。

初めて食べてみましたが、
不思議な歯応えに味わい。

ちょっと気に入ってしまいました。

いろいろと思い出が詰まった
この場所がなくなることは
寂しい限りですが、こちらのご夫婦が、
お店を閉めた後も前向きに頑張っていく
計画を聞かせられたら、
そんな言葉、胸の奥に終わざるおえません。

もう1回くらい、
頑張って時間作って足を運ぼうかな。
【2017.01 写真だけ更新】

【2011.03】
開店当時から通っていたホルモン焼き屋『外野席』

東京に引っ越してからなかなか訪れることができなく久しぶりに訪れました。

東京でも美味いと言われるホルモン焼き屋さんはたくさんあり、随分と通いましたが
やはりここのホルモンは安くて、旨いと改めて思い知らされました。

自分のお気に入りは《シロ》
最近は厚木のB級グルメとして有名になりましたが、そのブームがくるまえから店頭に並んでおり、話しを聞くと昔から仕入ているので随分といいものを仕入れることができるようです。

ホルモン好きの友人と一緒に行ったのですがその友人は《ハラミ》をいたく気にいっていました。

その友人とはホルモン好きということで東京でも何軒か一緒にホルモン焼き屋さんに足を運んでいるのですがこんな反応をしたのは始めてだったので逆にこちらが少々驚いてしまいました。

レバーも相変わらず臭みもなく、レバー嫌いでもここのレバーなら食べられると、通っていた当時によく聞いた時のまま新鮮で美味しいレバーを出してくれていました。

昔は気付かなかったですが、東京でホルモンを食べている感覚で頼むと随分とたくさんの量のホルモンを出してくれるのに
びっくりしてしまいました。昔は当たり前のようにこんな量を食べていたんですね。


開店当時よりも店も大きくなり、メニューも随分と変わりましたが相変わらず安くて旨いホルモン焼き屋だな~とシミジミ思いうれしくなりました。
そして何よりうれしかったのは、相変わらずここでホルモンを食べているお客さんがみんな笑顔でいることでした。

思えばこの店でいろんな方たちと知り合いになれ、楽しくホルモンにお酒を飲み喰いしたことでした。
(随分とハメをはずしすぎたこともありましたが。。。。(・。・;

こんなここの空気が好きだったんだとしばらくお店にいかなかったことで逆に気付くことができました。

これからも時間を見つけて東京から遠征してこないといけないですね。

  • 外野席外観
  • 外野席外観
  • 外野席メニュー

もっと見る

2位

富士屋本店 (渋谷、神泉、代官山 / 立ち飲み、日本酒バー、居酒屋)

2回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 3.3
    • | サービス 3.2
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.6
    • | 酒・ドリンク 3.2 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥1,000~¥1,999 -

2018/08訪問 2018/08/24

シュウ活 10月に向けて


https://lifemagazine.yahoo.co.jp/articles/14768

とある日、ネットのニュースを
見ていたら衝撃的な内容が。

10月末を持って、
富士屋本店の歴史に幕を閉じると。

調べてみるとニュース自体は、
昨年から発表をされていたようですね。

再開発に伴いと言われてしまえば、
致し方ないですが、
桜丘のこの場所にずっとあるものと
勝手に思っていたのでショックでした。

現時点で正確な閉店日は不明とのこと。

いずれにせよ、10月になれば
人の数も半端なく増えることは
想像に難くなく。

そうなる前にできるだけ足を運ぶべきと
考えていた矢先、
17時30分頃に渋谷で仕事が
終わるというミラクル。

この機会を逃すべからずと
急ぎ足で向かいました。

→頼んだもの
・ホッピー 外 @200
・宝焼酎 360ml @600
・スパゲティサラダ @200
・まぐろブツ @350
・ハムキャ別 @300
・揚げシュウマイ @300
・生ビール @450

JR渋谷駅西口側、
バス・タクシーのりばがある方へ
出て左へ進みます。

246号線を陸橋を使って渡り
左側へ降り、最初の路地を入ると
こちらの看板が。

久しぶりに地下へ降りようとすると、
開店をして1時間も経っていない
はずですが、店を後にする
サラリーマンの姿が。

相変わらずの人気っぷりのようです。

地下へ降りると久しぶりに訪れたにも
かかわらず、変わらぬ独特な賑わいが
溢れる雰囲気に思わずニンマリ。

18時前ですが、店内はほぼいっぱい。

お店の方に1人と告げると、
空いているカウンターへ
案内をしてくれました。

この日は、こちらのお母さんが
主に担当するテリトリーでラッキー。

ただ、この席からだと店内に
貼ってあるメニューがほとんど見えません。

とりあえず、ホッピーを頼みます。

いつものようにホッピーと
宝焼酎が運ばれてきます。

料理はどうしたものかと。

いつもスパゲティサラダ、
”スパサラ”を頼んでいたことを
思い出しお願いすることに。

最近、記憶力が危ないのですが
記憶をたどりお願いすることにしました。

まぐろはこの日あるだろうと思い
言ってみると受け付けてくれて一安心。

もう一品、ハムキャ別。

けっこう覚えているものですね。

久しぶりにハムキャ別を
いただきましたが、
相変わらず美味しいですね。

ハムとマヨネーズをつけた
キャベツだけの単純な料理なのですが、
こんなこんなふうにカットして
盛り付けるとホント美味しいですね。

お隣さんは、こちらのご常連のよう。

お母さんと楽し気に話しをしたり、
お店のが方がちょうど後ろにあった
アイスボックスから氷をとって
欲しいとお願いされたりと。

お隣さんも、慣れた感じで
頼まれている姿が実に楽し気。

初めて訪れたらしい若い方も、
緊張気味にお母さんと
話しをしていたのが、
いつの間にかお母さんのペースに
乗っかり終始笑顔で呑んでいました。

やっぱりいい酒場ですね。

渋谷の再開発についてネットで
情報を見たのですが、
この辺りもオリンピックが
終わったあとにがっつり
変わってしまうようですね。

一抹の寂しさを覚えますが、
変わらないことはないですからね。

とりあえず、
こちらが幕を閉じるまでに、
しっかりとこちらの酒場のことを
胸に焼き付けておこうと思います。

東京で立呑みといえば、
最初の方に名前が挙げられる、
立呑みの聖地と呼んでも過言でない、
渋谷の老舗立呑み屋さん。

どうもおじさんになるとセンター街の喧騒は
肌に合わないところがあるのですが、
こちらがある渋谷桜が丘周辺は、
個人的に落ち着いて呑めるエリアとして
気に入っており、そんな場所にある事も
嬉しい限り。

JR渋谷駅南改札を出て、西口へ出ると
バスターミナルがあります。
その向こう側では、2015年に閉店した
東急プラザの跡地を再開発している様子が
見受けられます。

バスターミナルを左手、首都高速3号線が
走る方へ向かうと陸橋があるので、陸橋を渡り
左、明治通り側の階段を降りると、
薬のダイコクがあるので角を右へ入ると
右手にこちらの看板が目に入ります。

営業時間が21時30分までとやや早い時間に
閉まってしまい、入れ替わり立ち替わり
お客さんが訪れるので、
常時店内が賑わっている為、
訪れるタイミングがけっこう難しい。

久しぶりにいいタイミングでこの近くへ
来たので地下への階段を降りることに。

→頼んだもの
>>ホッピー
・宝焼酎 360ml @600
・ホッピー外 @200
<<
・冷やしトマト @250
・スパゲティサラダ @200
・湯豆腐 @250
・日本酒 一ノ蔵 @400

久しぶりに訪れる地下にあるこちらの店内。

調理場を中心に、回りをいびつに囲う
カウンターに壁に沿ったカウンターと
まったく変わらない光景。

そして、相変わらずの賑わい。

とりあえずお店の方に「1人」と告げ、
カウンターの場所を案内していただく。

呑みながら様子を伺っていた時に気が付いた
のですが、人数を聞いてお店の方が
カウンターの位置を指示するオペレーションを
徹底しているよう。

以前は、空いているところを自力で探して、
潜り込むようにしていたような気がするのは
記憶違いか。

カウンターに付くと、
呑み物のメニューを聞かれるのでとりあえず、
ホッピーを頼むことに。

ホッピーと宝焼酎の360ml瓶が
運ばれてきます。

富士屋本店へ来たなと思う瞬間です。

さて、食べ物を頼むのですが、久しぶりに
来たので料理を忘れたのと、
手元にメニューが用意されていないので、
壁に貼られているメニューや黒板から
チョイスをする必要があるのですが、
自分の位置は、距離があって見にくい。

とりあえず、壁と周囲を見渡し
冷やしトマトをいただく事に。

呑みものと料理の注文が一段落したところで
キャッシュオンでのお会計。

料理はどれもこの値段にもかかわらず
このボリュームという、変わらぬ庶民の味方。

ドリンクは、何度もおかわりを受けなくて
済むように、焼酎瓶や大きなジョッキで
出すようにしたり、料理はすぐに取り出せる
配置したり、調理するものは決まった
オペレーションで簡単に進めるよう
実によく考えられているオペレーション。

安いとか料理のボリュームがあるだけでなく、
こういったお店の方の長年に渡る努力が
これだけの繁盛を続けてきたのでは。

気分よく呑んでいると、
こういうお店にはあまり慣れていないような
若者数人のグループが。

皆さん、普段呑んでいるのと同じ感覚で
思い思いにドリンクを注文。

レモンサワーを頼もうとした女性は、
どの焼酎瓶にするか聞かれたので、
お店の方の話しを聞きながら怪訝そうに
宝焼酎をチョイス。

そして出されたのが、宝焼酎の360ml瓶、
レモンスライス、クラブソーダ。

想定外のものが出てきた驚きの顔。

そして、なかなか料理の注文が決まらず、
そしてダラダラと料理を注文。

取り皿をお店の方に頼むと
「うちは取り皿ないよ」と
きっぱりと断られ、唖然とする若者。

さすがにお店の方もかったるくなってきた
ので、いったんお会計を促すと、
宝焼酎などの富士屋セットが含まれていたので
予想よりも高い金額で、びっくりした様子。

勝手がよく分からず、戸惑う若者グループ。

それでも仲間と呑みながら楽しく話しを
しているとお酒が進んでいきますが、
周りの様子を見ていてこちらのシステムを
だんだん理解してきたよう。

焼酎瓶をシェアしたり、割りものだけ好みの
ものを頼んだり、お店の方とキャッシュオンで
やり取りするようになっていきます。

この若者のグループ、必ずまたこのお店へ
来るでしょうね。

こんな光景を見ているのも、
いい肴になります。

確かにこちらのお店、1000円で帰ろうと
するとなかなか微妙なところがあるのですが、
2000円使おうと思うと案外大変。

しかし、満足感は高い。

なので、0次会として利用するには
ちょっと向いていないかと。

それにしてもぜんぜん変わらない雰囲気、
変わらぬ活気。

富士屋本店には、時の流れというのは
無縁の世界と思っていましたが、
時代時代にドラマはあるものですね。

  • 富士屋本店外観
  • 富士屋本店立看板
  • 富士屋本店地下への階段

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3位

とんかつ いもや 二丁目店 (神保町、九段下、水道橋 / とんかつ)

2回

  • 夜の点数: 3.5

    • [ 料理・味 3.5
    • | サービス 3.3
    • | 雰囲気 3.3
    • | CP 3.4
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 3.5

    • [ 料理・味 3.5
    • | サービス 3.3
    • | 雰囲気 3.3
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥1,000~¥1,999 ¥1,000~¥1,999

2018/03訪問 2018/03/13

3月31日で閉店というニュースを見て訪れました


3月31日に、こちらのお店の近くに
店を構える天丼のいもやさんと一緒に
閉店をするというニュースをネットで見て、
先週天丼のいもやさんを訪れたのに続き
とんかつのいもやさんを訪れました。

先週お昼時にお店の前を通りかかった時、
店の外まで列ができていたので、
16時過ぎという中途半端な時間なら
少しは落ち着いているだろうと店の前に。

するとこちらの目論見通り、
店の外には列はなく、そのまま店内へ。

さすがに、店内は一杯で、
待っている方用の長椅子には数人の方が。

それでも十分許容範囲なので、
列の後ろに座ります。

座って順番を待っていると、
「とんかつ?」と注文を聞いてきます。

とんかつかとも一瞬思いましたが、
個人的にいもやというとヒレなので、
最後になるかもということで
ヒレをお願いすることに。

ご飯の量やおしんこは、
カウンターに座ってからでもいいのですが、
夕方ということで、順番を待っているうちに
おしんこが売り切れてしまったことが残念。

→頼んだもの
・ヒレかつ @1000

カウンターのみですが、
店内は清掃が行き届いているので
清潔感があります。

厨房にはベテランの方が2名に若い方1名。

ぴったりと息が合って
切り盛りをされています。

とんかつを揚げ始めるとまずは、
ごはんとしじみの味噌汁がカウンターへ。

とんかつが揚がると
皿の中央辺りにキャベツを盛り付けます。

その上にとんかつを盛り付けていきます。

とんかつは大きな1枚もの、
ヒレかつは3枚分。

手慣れた様子でカットしていきますが、
時々切り口を確認しています。

するとおもむろにとんかつを揚げている鍋に
包丁をつけたのにはびっくり。

どういう効果があるかは分かりませんが、
鍋から取り出し、またカットを始め、
切り口確認すると満足そうに
次々とカットしていきます。

さて、久しぶりにいただくヒレかつ。

きれいなキツネ色の衣に@1000とは
思えぬ、厚みがあります。

口の中へ運ぶと、サクッと噛み切れます。

やっぱり旨いです。

続けてご飯をいただきますが、
これも美味しい。

美味しいヒレかつとご飯をいただくと
幸せな気分になります。

おもむろにしじみの味噌汁をいただき
ひと息つくと、またかつへ。

ボリュームがあるので、食べ応え十分。

こんな美味しいとんかつを
お手頃な価格で提供し続けてくれて、
感謝しかありません。

4月からこの交差点も寂しくなりますね。

いもやのとんかつというと、個人的には
飯田橋にあった店舗にずいぶんとランチで
お世話になりました。

職場が変わり、利用する機会がめっきりと
減ったとある日、店を閉められたと耳にし
至極残念な気分に。

こちらのお店があることは、伺っていたの
ですが、水道橋駅からも神保町駅からも
そこそこ歩く距離な為、なかなか訪れる機会に
恵まれず。

場所は、​白山通りの水道橋駅と神保町駅の間
位の位置にある交差点の角。

向かいには、セブンイレブンが。

JR水道橋駅からですと、東口を出て正面の
白山通りを右、神保町方面へ右側を進むと
お店にぶつかります。

→頼んだもの
・ひれかつ定食 @1000
 ※汁付

店内は広々としたカウンターのみ。

空いている席へ案内をしていただくと同時に
「とんかつ?」という声が。

飯田橋で好きだったひれかつが食べたかった
ので、そちらをお願いすることに。

真ん中にたっぷりのキャベツの千切り。

その上に、1000円とは思えぬボリュームある
ひれかつが。

隣の方のとんかつのボリュームもかなりの
ものなのですが、ひれかつには、圧倒的な
迫力を感じます。

口元へ運ぶとサクッという心地よい歯応え。

やっぱり旨いですね。

無言でただひたすら食べることに没頭して
しまいました。

こちらのお店ですが、飯田橋のアットホームな
雰囲気とは異なる、ぴっーんとした職人気質な
空気感があります。

個人的には、今ひとつ馴染みにくかったの
ですが、説得力のある味と手ごろな
料金設定には、ひれ伏す限り。

近くに来たらまた扉を開いてしまうと思います。

  •  いもや外観
  •  いもや入り口
  • いもやメニュー

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4位

富士屋本店 ワインバー (渋谷、神泉、代官山 / 立ち飲み、ワインバー)

1回

  • 夜の点数: 3.5

    • [ 料理・味 3.3
    • | サービス 3.2
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.3
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥2,000~¥2,999 -

2018/10訪問 2018/10/30

シュウ活 渋谷桜丘の立呑み富士屋本店ワインバー 最終営業日10月31日


渋谷だけに留まらず
東京の立呑みのレジェンドと
呼んでも過言ではない
富士屋本店が10月末で閉店をする
ということで、
足しげく通っていましたが、
閉店間近となり、予想通りエラい人が
集まってきいます。

もう自分はいいかと
一区切りつけたのですが、
この行列に並び富士屋本店を
利用するのも一興かと
平日の19時前に訪れると
予想通りの行列が。

だまって列の後ろに付きます。

若い部下の女性でしょうか、
自分と同じ位の歳のサラリーマンの方が
自慢げに引き連れ並んでいたりなど、
立呑みもほんとポピュラーになったな、
などと考えていると1時間ほどで店内へ。

店内ですが、すごい混み用というよりも、
いつもの賑やかさという感じ(笑)

1人だったので、
女将さんがむりくりカップルを
寄せてスペースを作ってくれました。

いつものようにホッピーを頼み、
料理は慣れ親しんだ
”スパサラ”をお願いすると
すでに売り切れとのこと。。。

では、ダメ元でハムキャ別を
聞いてみると当然のように売り切れ。。。

刺身ではマグロがあるということで
お願いすることに。

こういう状況になることも
想定内だったのですが、
隣のカップルのところにスパサラが。

ほんとギリギリで売り切れと
なってしまったよう。

これにはダメージを受けました。

ラストと思い入ったが
慣れ親しんだものが
いただけなかったのが悔しく、
再訪することを決意。

土曜に1時間ほど並ぶかと
開店前に向かうとまさかの入り口に
閉店の案内と”第4土曜休み”の安定運用。

すっかり第4土曜休みのことを
忘れていましたが、
最後までぶれないところはさすがですね。

笑ってしまい、
そのままビルの周りを歩きます。

ちょうどビルの反対側、
開店前のこちらのお店の前を
通りかかると店頭に”移転のお知らせ”が。

富士屋本店のことばかりで
頭が一杯でしたが、
再開発による閉店なので
影響は富士屋本店だけで
あるはずありません。

当然、この界隈のビルに入る
テナントすべてに影響があるはず。

これは不覚と、
開店時間の17時を少し過ぎたころに
再度伺うことに。

数分しか17時を回っていませんが、
すでにカップルに女性グループ、
ご常連らしき男性と
先客が呑み始めています。

さすがに出足が早いですね。

店内へ入り1人と告げ、
カウンターへ案内をしていただきました。

富士屋本店ワインバーですが、
最近はとんと伺っていなかったですが、
以前この界隈をしょっちゅう
訪れていた際には、
若い女性との待ち合わせ場所として
よく利用していました。

当時は、ワインバーの
コジャレタスタンディングなど
物珍しかったので、
店の中で顔を合わすと
若い女性は戸惑いつつも
テンションが上がっていく様子が
伝わってきます。

そこで軽くワインやシャンパンを
一杯呑み、さらにテンションを高めて
食事に繰り出し、
その勢いでいい思いもけっこう
させていただきました(笑)

懐かしい思い出です。

→頼んだもの
>>ワイン
・ドミニオ エスピナル @400
 ※白 グラス スペイン/マカペオ
・泉 -SEN- @500
 ※白 グラス 日本/マスカット オブ アレキサンドリア
・ブランキート @700
 ※白 グラス スペイン/アルバリーニョ
<<
・アンチョビキャベツ @300
・マグロの生ハム @400

まずはドリンクですが、
やはりワインをと
スペインの白ワインを頼むことに。

グラスで@400からラインナップ
されているので頼みやすいです。

食事はいつも軽い物を
お願いしていたので、
この日も同じように
2種類ほど頼むことに。

安価なメニューでも、
しっかり手が入った料理というのは
変わっていませんね。

お店の方は、若い方が多いですが、
皆さんしっかりとしており、
こちらも自然と気楽に利用できる
いい雰囲気。

もう1杯ワインを貰おうと
メニューを見ると、
日本のものでマスカットのワインが
ありました。

日本のマスカットのワインを
呑んだことがなかったので
お願いすることに。

マスカットの風味たっぷりの
やや甘めの白ワインを
想像していましたが、まったく逆。

マスカットの風味はありますが、
ドライな辛口。

マスカットでこのタイプを
いただくのは初めてです。

料理にも合わせやすいですし、
呑み心地が実に清々しい。

日本のワインの進化は凄まじいですね。

家に帰り調べてみると、
同じものかどうか分かりませんが
手軽な価格で購入できそうなので
すぐに発注してしまいました(笑)

気軽なワインバーですが、
こういう出合いもあるのが
こちらの魅力ですよね。

移転の案内をみると、
移転場所はこの近くに
すでに確保されているよう。

こちらと”ピッツェリア・アルフォルノ”が
合併したお店になるようですね。

この地では10月31日まで営業を行い、
新店舗では12月中旬営業再開予定とのこと。

新店舗がちょっと落ち着いた
年明けにでも覗きに行こうと思います。

同じ立呑みという形態でも、
富士屋本店とまったく異なるお店ですが、
素敵な雰囲気を纏う
不思議な魅力溢れるお店というのは
共通点だというのが面白いところ。

新店舗も、渋谷に新しい輝きを放つ
お店になるといいな。

  • 富士屋本店ワインバー看板
  • 富士屋本店ワインバー外観
  • 富士屋本店ワインバーメニュー

もっと見る

5位

カー バー (戸塚 / バー)

1回

  • 夜の点数: 3.5

    • [ 料理・味 -
    • | サービス 3.2
    • | 雰囲気 3.4
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥2,000~¥2,999 -

2018/05訪問 2018/05/24

戸塚のコインパーキングの本格バー


東海道線で移動中、
沿線の呑み屋の情報をネットで
見ていました。

戸塚のコインパーキングで、
改造したトラックでバーをやっている
という情報が目に入りました。

ただ、その記事の日付をみると数年前。

さすがに今はやっていないだろうと
思いながら調べてみると
HPがありアクセスをしてみると、
「本日20時から開店」の文字が。

途中下車をして向かうと、
ちょうど開店時間にいい頃合い。

これも縁だと、途中下車をして
向かうことに。

場所ですが、戸塚駅西口を出て
バスターミナルの先、
旧東海道を左、藤沢、平塚方面へ。

数分歩き、戸塚消防署信号を超えた
少し先の右手のコインパーキング。

途中どこなのだろうかと
コインパーキングがあるたびに
チェックをしていたのですが、
こちらのコインパーキングの奥で
1台のトラックが何度も前後に位置を
調整している様子を見て、
このトラックだと思い、
いったん離れることに。

数分後戻ると、トラックに
ビニールカーテンを慣れた様子で
取付けている姿が。

近寄り話しかけてみると
「後、10分位で営業ができると思う」
とのこと。

仕方なく再度この場所を離れ、
10分を少し過ぎた位の時間に戻ると
すでに店内には2組のお客さんが!

さっきまで準備しており、
その時には誰もいなかったはずが。

さすが地元の方と感心しながら、
お仲間に入れていただくことに。

→頼んだもの
・ギムレット
・マティーニ
・ブッカーズ

数段の階段を上ると、ウッドデッキが。

トラックの中であろうはずの場所には、
シンプルながらも立派なバックバーが。

灯りもいい具合に。

びっくりするくらい本格的。

そういうことであれば、
まずはキムレットをお願いすることに。

これがびっくりするくらい本格的。

一つ一つの材料の取扱いが丁寧。

それに加え、限られた空間で効率よく
動けるよう工夫されているので
動きに無駄がありません。

シェーカーからカクテルグラスに
ギムレットを注ぎます。

早速いただくと、とても爽やかな香りが。

これがトラックの中で繰り広げられて
いるとはとても思えません。

それではとマティーニをお願いすることに。

今度は安心して全幅の信頼をよせ、
その手さばきを眺めていられます。

バーでのこの時間が実に心地いいんですよね。

マティーニですが、
優しい香りに誘われ
ソフトな口当たりですが、
キリッとしまった味にまとまっています。

〆にと、厳選されたウイスキーが並ぶ
バックバーからブッカーズを。

ブッカーズを呑みながら、
バーテンダーの方と少しお話しを。

ネットで見た情報などから察するに
3,4年位、この形態で営業をされて
いるのかと思いきや、10年近くになるとか。

これには、驚きました。

この場所、コインパーキングで
トラックを改造したバーで10年とは、
信じられません。

よっぽどこちらのバーテンダーの方に
人望があるのでしょうね。

若いのにたいしたもんです。

失礼ながら、ここでいつまでやられる
のかと尋ねると
予想をしていなかった言葉が。

「6月末までは確実にやります」

???

満を持して実店舗を出されるとのこと。

場所が、ここからさらに藤沢方面へ
いった方に出されるのだとか。

ここまででも駅からけっこう距離が
あるのになんでさらに先?と尋ねると、
そんなことはぜんぜん気にしていないよう。

ここで10年やってきた自信が、
どんな困難があってもやり抜けると
確信を持っています。

その姿、そしてこちらに集まるお客さんを
見ていると、なんとかなりそうだと
だんだん思えてくるから不思議。

気が付くと店内は、いっぱいに。

外で呑んでいる方も。

気分よくお会計をすると
2千円ちょっとという驚くべき価格。

素敵なバーに出合えたこのご縁、
再訪してしっかりと踏みしめたいと思います。

天候によって店を開けないことも
あるようなので、
訪れる前のHPチェックは必須ですね。

HPといえば、アーカイブが
2008年6月から残っていました。

オープン前の融資の審査の時から
つづられており、
なかなか読み応えがあります。

いつか、これが本になったりする
日がくるかもしれないですね。

戸塚のコインパーキングには、
若いけど、タフなバーテンダーさんが
いました。

  • カー バー外観
  • カー バー店内
  • カー バー開店準備中

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6位

中華粥 香港ロジ 渋谷桜丘町店 (渋谷、神泉、代官山 / 中華粥、中華料理、餃子)

1回

  • 夜の点数: 3.5

    • [ 料理・味 3.5
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.4
    • | CP 3.3
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥3,000~¥3,999 -

2018/10訪問 2018/10/29

シュウ活 渋谷桜丘にある本格中華の香港ロジ 10月29日で閉店


東京の立呑みのレジェンド、
富士屋本店が閉店すると聞き、
シュウ活と称し、足しげく通っていました。

閉店となる10月末近くになり、
ふと閉店の理由が再開発ということなら
この辺りのお店すべてが
対象になるということに
気が付く間抜け振り(:_;)

富士屋本店が入るビルの周りには、
個人的にけっこう思い出がある
お店があります。

そのうちの1つが富士屋本店と並びの、
老舗ジャズ喫茶”Mary Jane

ハッとして訪れてみると
こちらは10月24日をもって
閉店していた現実を突きつけられました。

数日前ビルの前を通りかかった時には、
ビルの中からジャズの音色が
聴こえていたのに、、、

不覚です。

がっかりしながら、
駅方面へ富士屋本店を超え
こちらのお店の前に来ると
シャッターが閉まっています。

入り口には”土曜日定休”の文字。

まだ、営業をしているかもと
翌日訪れてみることに。

JR渋谷駅南口から
バスターミナルの向こう側に
「東急プラザ渋谷」跡地を
臨みながら左へ、246号線をまたがる
陸橋を渡り左へ。

最初の角を右へ曲がると、
こちらのお店の照明がついています。

まだ営業していたことに
ホッとしました。

5,6人ほどのカウンターと
テーブルが数卓という
こじんまりとした町中華
という雰囲気。

店内は8,9割ほどの入りでしょうか。

初めて訪れたのは、
たまたまこのお店の前を通りかかった時に
目についた”粥”の文字の看板に魅かれ。

以前、横浜の中華街で
振る舞われていたお粥の味に
衝撃を受け、中華粥の魅力に
取りつかれた自分は迷わず店内へ。

するとお粥だけでなく、
点心、麺類、ご飯もの、一品料理と
どれもホント旨い。

昔、横浜中華街をよく訪れた時に、
観光客があまり足を運ばない
路地裏に一級品のお店を見つけた時と
同じ興奮が。

それから、気を許せる仲間を
男女問わず案内するように
なりましたが、
特に女性からの受けがいいんです。

一度訪れた女性であれば
「お腹空いたから、ここへ行くか?」と
尋ねれば、喜んでついてきてくれるので
こちらも嬉しくなってしまいます。

そんなことを思い出しながら、
メニューへ目を通すことに。

→頼んだもの
・青島(チンタオ)ビール @470
・焼き餃子 @470
・小籠包 @500
・香港タクシー飯 @930
・鶏肉粥 @690
・揚げパン @190

最初に頼んだものは、
青島ビールだったことを思い出し
頼むことに。

とりあえず、点心からと
焼き餃子と小籠包をお願いすることに。

大きめな餃子は、パリッとした
しっかりした皮に包まれ
力強い餡が食べ応えがあります。

小籠包もしっかりとした皮が
やはり印象的。

それではガッツリしたものと
この日選んだのは、
”香港タクシー飯”なるもの。

こちらの人気商品で、
肉とイカと野菜がたっぷりはいった
あんかけご飯。

慣れた感じで、
大きな中華鍋に油をひき、
材料を入れると
豪快に中華鍋をふりながら
材料に火を通し
味を調えていきます。

こういう調理場の風景は
中華ならではの世界ですね。

中華ならではの世界といえば、
調理場内や接客担当ととの間で
中国語が飛び交い、
ガチャガチャ賑やかなさま。

これも個人的な
中華の調理場のイメージ。

厨房はガチャガチャしていますが、
注文を受けると
次々と料理ができあがり
お客さんのもとへ。

自然と店に活気が
湧いてくるというものです。

さて、香港タクシー飯ですが
肉、いか、野菜と
どれもしっかりとした歯応えに
しつこさのない旨味が
食欲をそそります。

このあたりのさじ加減が
女性に受け入れられるところ
なのでしょうかね。

もちろん、ご飯との相性が
悪いわけありません。

ボリュームもしっかりあるので
かなり腹が膨れましたが、
お粥をいただかない
わけにはいきません。

一番シンプルな鶏肉粥を
揚げパンと一緒に追加です。

鶏肉粥は、シンプルですが
日本で体調を崩した際にいただく
お粥とは別物。

この中華出汁の旨味は、
自分の拙い語学力では
うまく表現できませんが、
絶妙の一言。

サラサラの米の食感がまたいいですね。

このシンプルなお粥に
揚げパンを浸してひただくのが
またいいんです。

この食べ方は、
こちらで他のお客さんが
やっているのを見て、
真似てみて覚えたもの。

日本でいただく砂糖をたっぷりと
まぶしている揚げパンとは異なり、
揚げパン自体にほとんど味はありません。

なのでお粥の旨味が揚げパンに
しっかりと含まれ、
お粥の旨味を違った味わいで楽しめます。

久しぶりのこちらでの食事でしたが
大満足のものになりました。

店内を見渡すと、
デートや女性が好んで利用する
雰囲気に思えないですが
カップルや女性の1人、グループ利用も
けっこうな率でいます。

外には、いつの間にか
若い女性の3人組が
テーブルが空くのを待っています。

やっぱり美味しいものが
あるところには
皆さん集まって来るという
ことでしょうか。

そして、店内に閉店を知らせる貼紙が。

渋谷駅の再開発に伴い、
10月29日(月)をもって閉店とのこと。

会計をする際に、少しお店の方と
話しをしましたが、
渋谷でお店を探しているとのこと。

この辺りの方が一気に動くことに
なったので、
なかなか物件が見つからないよう。

とりあえず、近くにデリバリー専門店と
原宿にもお店があるようで、
新しいお店が見つかるまでは
そちらを利用してほしいとのこと。

いい物件に出合えることを
願わずにいられないです。

また、こちらの中華料理を
いただける日を楽しみにしています。

  • 香港ロジ外観
  • 香港ロジ外観
  • 香港ロジ立看板

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7位

淡水研究室 一寸五分 (南新宿、代々木、北参道 / 居酒屋、海鮮、日本酒バー)

3回

  • 夜の点数: 3.5

    • [ 料理・味 3.5
    • | サービス 3.7
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.4
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥3,000~¥3,999 -

2021/05訪問 2021/06/06

代々木、淡水研究室のテイクアウト弁当2021


禁酒令発令中の東京。

Facebookで
こちらをフォローしているのですが、
とある時びっくりする告知が。

通常1,800円から2,500円相当の
テイクアウト用お弁当を
毎日先着4名限定@500!

それを超えた場合は、
@1000での提供とのこと。

先着4名は競争率が高いですが、
@1000でも十分すぎる
コストパフォーマンスなので、
注文を入れてみました。

→頼んだもの
・海鮮バラちらし @1000
・自家製穴子丼 @1000

当日、お願いしていた
時間にお弁当をとりに代々木へ。

西口を出て正面の交差点を直進し、
坂をくだる感じで歩きます。

坂を下ったあたり、
千代通り入り口信号を左へ入ると、
すぐ右にこちらが。

いつ見ても
居酒屋さんに思えない入り口笑

扉を開けると、
靴を脱いで入るタイプのなのですが、
玄関部がテイクアウト仕様になっています。

こちらのご主人、
DIYの腕が料理に負けないほど。

基本、店内のすべてに
ご主人の手が入っています。

ご手製、テイクアウト用カウンターから
お願いしていた海鮮バラちらしと
穴子丼を受取り店を後に。

なんとも、味気ないです。

やっぱり店内のカウンターで
ビールの1っ杯でも呑んでいかないと
モヤモヤした気分ばかり
募ってしまいます。

早く、アルコール禁酒令、
解除されないですかね。

持ち帰ると早速といただきます。

海鮮バラちらしですが、
海鮮でありながら彩り豊か。

いい素材を使っているので、
どれもフレッシュで
歯応えが小気味よく。

感心するのは、
素材に頼っただけの
ちらしで終わっていないところ。

酢飯とのバランスを
よく考えていて
酢飯と一緒にいただいて、
海鮮の味を損なわすことなく
酢飯の存在感が味わえるのが実によく。

うにの濃厚さは特に秀逸。

別にとり分け、酒のつまみで
いただくようにしてしまいました。

普通のちらしにうにが
入っていても
一口で終わるところなんですがね。

@500、@1000でできるのって
驚愕でした。

そうならないのが、
こちらのバラちらし。

そして穴子丼。

穴子の身が、
持ち帰っていただいても
ふっくら柔らか。

タレも濃すぎることなく
穴子とグッドな関係。

こちらの穴子好きで、
最初、バラちらしを
買うつもりだったのですが、
穴子もあることを知り
我慢できずいただいてしまいました。

5月末でこのサービスは
終了予定だったのですが、
まさかの禁酒令の延長。

このサービス、
6月も継続するというので
またお願いしないとですね。

早くテイクアウト終了して、
お店の中で時計を気にせず
呑み喰いしたいというのが
逸話ざる気持ちですが。

テイクアウトなど考えたこともなかった
飲食店の皆さまが、
手を出さないわけにいかなくなる事態に。

テイクアウトを利用するなんて
たまに弁当を購入するくらいと
あまり機会を持たない自分でも、
自粛という意味を考えつつ
自らの胃袋をどう満たすか。

どうせ食べるなら
やっぱり楽しみたいと
ない知恵をふりしぼります。

この日向かった先はこちら。

美味しい魚をいただくなら
新宿からも近い
この界隈でも間違いのない一軒。

それ以上にこちらの
お気に入りポイントは、ご主人。

穏やかな人柄ですが、
研究熱心でなんでも自分で
おやりなってしまう。

本業である料理の食材やお酒については、
日本全国から独自にネットワークを築き
仕入れたりも。

お店の内装など電気周りまで
DIYでこなしてしまう一面も。

→頼んだもの
・淡水研究室特製弁当 @3000

こちらのFACEBOOKに連日、
テイクアウトのメニューが
掲載されており事前にチェックです。

いろいろと目移りして困りましたが、
この日チョイスしたのは、
メニューにあるものを
まとめたような特製弁当に。

調理時間の目安も記されており、
45分となっています。

ご主人とおしゃべりでもして
待つことも考えましたが、
30分を超える時間になると
それはいい考えとは言えないので、
電話で受取り時間を確認して
注文することに。

受取り時間に合わせて、
JR代々木駅西口を出て
そのまま道路を渡り坂を下っていきます。

マルマンストアを超えた先の信号を
左の路地へ入ると右手にこちらが。

相変わらず
「居酒屋さんなの?」
って思ってしまう不思議な入り口には、
テイクアウト営業の案内が。

扉を開けると、
中に入らなくても
受け取れるように
カウンターができています。

FACEBOOKを見ていて
メニュー内容が日々進化していく姿に
感心していたのですが、
まさかの内装にまで手を入れています(笑)

こういうアイディアや行動力には
いつも感心させられます。

思い付きで動くのではなく、
ちゃんと法規等をチェックし
やっていいこととダメなことを
正しく判断しようとする姿勢は、
こちらも見習わないとと
いつも思わせられます。

こんなことやってもいいだろうと
思っていたことが、
実は許可をとる必要があったり
なんてことがありますから。

“自粛警察”っていうんですか、
こんな時でも注意しないと
足を引っ張ろうとする輩が
ウロウロとしていますからね。。。

予約済みなので、
お弁当を受取り
すぐに店を後にすることとなりますが、
まあなんとも味気ないものですね(笑)

さて、家に帰り改めてお弁当をみます。

まず目を惹くのは、
豪華バラちらし寿司。

新鮮なマグロなど豪華な魚介類の上に
いくらが輝きその間に雲丹が。

新鮮な雲丹の味は、特に際立っていました。

この日の焼き魚は、カレイですかね。

受取りの時間に合わせて
うまく焼いて
くれただろうからでしょうが、
身も固くなっておらず、
スーパーで売っているおかずとは
ひと味違う旨味が溢れてきました。

もう一品のおかずですが、
この日はエビチリです。

ご主人の気持ちで
仕切りいっぱいに
詰めてくれてますが、
持ち運んでいる間に
煮物エリアへ侵略していました(笑)

急増テイクアウト感溢れる姿に、
返ってニンマリしてしまいました。

味には、問題はなく。

エビのプリプリ感といったらこの上なく。

一見見た目の派手さがなく、
最近流行りの”映え”っていうものは
乏しいですが、
しっかりとした素材を使った
実力派のお弁当でした。

お店でいただけば、
盛り付けにもこだわって
提供してくれるので、
早くお店でまた呑みたいです。

代々木駅というと
山手線で新宿駅の隣の駅ですが、
新宿タカシマヤから線路沿いに
歩いてると気がつくと代々木駅という立地。

それでいて、ついつい通り過ぎて
しまいがちでもあります。

そんな代々木で数年前、
知人に紹介をしていただいたのが
こちらのお店。

こちらのご主人の人柄、
美味しい魚料理を頂けるなど気に入り
時々、利用させて貰っています。

こちらのご主人、
Facebookをマメに更新されており、
その投稿を見るのが楽しみの1つ。

とある日の投稿で、
年3、4回実施する特別メニュー、
”海老出汁カレー”が完成したと!

今回は500尾以上の海老で
出汁を取ったという言葉にたまらず
伺いしました。

場所は、JR代々木駅西口を出て、
正面の代々木交差点を
みずほ銀行ATMがある方へ渡り、
そのままマルマンストアーなどを
横目に坂を下っていきます。

最初の信号を左へ曲がると、
右手にこちらの看板が目に入ると思います。

初めて訪れた時は、
呑み屋なのに”研究室”とはなんぞやと
怪訝に思いながら扉を開けたもんです。

入り口を入ると、靴を脱ぎ店内へと。

→頼んだもの
・生ビール
・天然しまあじ造り ハーフ @700
・生とり貝造り @1080
・海老出汁カレー @880
>>トッピング
・エビフライ2尾 @380
・生卵 @60
<<
・日本酒 淡水 グラス @820
 ※淡水研究室オリジナル酒
・日本酒 高千代
・地鶏もも肉溶岩焼
・レモンサワー @450

店内ですが、入り口側に大きなテーブルと
立派なカウンター、奥には小上がりも。

木を基調とした和風な内装ですが、
ちょっと不思議な雰囲気。

こちらのご主人が器用な方で、
DIYで改装をしているらしいです。

そのせいか店内は、なんとも言えない
温もりを感じさせます。

カウンターが空いていたので、
そこに座り
「カレーはまだ残っている?」確認です。

まだ、残ってるとのこと(笑)

先客の方も、こちらのカレーを
楽しみにしているよう(笑)

それでは、カレーは〆にとっておき、
まずはビールに刺身をお願いすることに。

魚は、その日の仕入れによりますが、
日替わりで数種類、自信のラインナップ。

この日選んだのは、
”しまあじ”と“とり貝”

ハーフを用意してくれるのは
1人呑みには有難い。

ご主人1人での運用ですが、
慣れた様子で調理を始めます。

丁寧ないかにも職人と思わせる手さばき。

立派なお皿に豪快に氷をひき、
その上に刺身を綺麗に盛り付けて
出してくれます。

新鮮な美味しいしまあじです。

美味しい刺身を食べていると
日本酒が欲しくなります。

この日、最初に選んだのは、
こちらの店名を銘にした
オリジナルの”淡水”。

蔵元の方と懇意にされているとかで
造って貰ったそう。

すっきりとしたいい味わいです。

とり貝もこりこりといい歯応え。

美味しい刺身を食べながらいただく
日本酒は格別。

カレーをいただく前に肉をと、
地鶏もも肉溶岩焼を頼むことに。

とても柔らかで、
まったく油っこくないのがいいですね。

これなら日本酒でいただいても
十分に楽しめます。

さて、この日のメインのカレー。

普段、トッピングはあまり
頼まないのですが、
海老カレーに海老フライという
取り合わせは面白いと生卵と
一緒にお願いすることに。

500尾の海老から取り出した
濃厚な海老出汁が効いているカレー。

こんな海老の旨味が詰まったカレー、
食べたことがありません。

これだけ濃厚だと、
海老フライよりもカレーの方が
”海老”を強く感じさせます。

今宵も大満足な夜となりました。

会社帰りに気楽に一杯という利用には、
少し敷居が高いかも。

でも、こちらのマスターと
気持ちのいい会話を交わしながら
旨い魚とお酒をいただく喜びは格別。

ちょっと特別な方や
若い衆に大人の呑み方を、なんて
気取って連れてくるには
自信を持って訪れることができます。

こんなお店がある代々木って
もっと足を運ぶべきと思う次第。

  • 海鮮バラちらし
  • 自家製穴子丼
  • 淡水研究室案内

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8位

割烹 松し満 (大塚駅前、大塚、新大塚 / 日本料理)

1回

  • 夜の点数: 3.5

    • [ 料理・味 3.5
    • | サービス 3.3
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.3
    • | 酒・ドリンク 3.3 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999 -

2018/10訪問 2018/11/13

大塚三業地の影を求め 割烹松し満


最近呑む機会が増えた大塚。

なんとも言えない
カオスな雰囲気のこの街を
訪れるたびに好きになっていきます。

大塚駅南側、
都電荒川線の線路を渡り、
交番、吉野家などを過ぎ道路を渡ると、
セブンイレブンの角から
細い通りが伸びています。

初めて訪れた時、
”大塚三業通り”という看板を見て
「どういう意味?」

学のない自分には、
「三業」という意味の想像がつきません。

調べてみると、
「料亭」「芸者置屋」「待合」の
三業が許可された場所で、
俗に花街と呼ばれた歓楽街とのこと。

ここは、昭和30年代~40年代の
最盛期には、85軒の料亭が並び、
600人以上も大塚芸者がいる、
一大花柳界だったとか。

この近辺ですと
隣の池袋が最大の繁華街ですが、
当時は大塚こそ
繁華街の中心だったのですね。

神楽坂には、そういう面影を
たくさん感じる場所があるのですが、
この辺りはどらかというと
さみしげで花柳界があったとは
言われても「ホント?」と
思わず口をついてしまいそう。

まあ、そういう目でみると
ディープな面影を感じさせるものが
ところどころに。

三業通りを入ってすぐに、
ラブホテルの隣に性病科のある病院が
あるなんて、
「そういうことか」と納得(笑)

料亭みたいなところは無理ですが、
なにか面影を感じさせる
店はないかと三業通りを歩いてみることに。

歩き始めると右手に
なんとも敷居の高そうな店構えのこちらが。

素通りしようと思いましたが、
メニューなどの案内があったので
覗いてみることに。

思ったよりもぜんぜんリーズナブル。

これならいいだろと入ることに。

→頼んだもの
・生ビール 中
・お通し まぐろと長芋の梅和え 300
 ※小鉢3品の中からチョイス
・刺身 盛合せ @1000
・越しの誉れ @500
・玉子焼き @500

店内へ入ると、年配のご主人が
1人で切り盛りされています。

入り口からカウンターが伸び、
奥にテーブルが。

こじんまりとしていますが、
ご主人のこだわりが店の隅々まで
いきわたっています。

先客は、お1人。

ご常連のよう。

空いているカウンターへ腰掛けます。

生ビールをお願いすることに。

お通しは、厨房後ろに貼ってある
小鉢の3種のメニューから選ぶとのこと。

どれも魅力がありましたが、
まぐろと長芋の梅和えをお願いすることに。

ご主人ですが長く調理場に
立ち続けてきた方なのでしょう。

調理場での所作に、
オーラなようなものさえ感じます。

料理は気取らず、それでいて品があります。

味ももちろんいいですね。

こういう店の刺身がいただきたく
お願いすることに。

慣れた様子でさっと準備にかかり、
手慣れた様子で刺身を仕立てます。

盛合せは、まぐろとたいで
きれいな盛り付け。

味が悪いわけありません。

これは日本酒だろうと、
越しの誉れをいただきます。

美味しい日本酒をいただきながら
刺身をいただくと幸せを感じます。

ご主人や先客のご常連さんとも
お話しをさせていただくと、
だんだん店のシステムなども
分かってきます。

冷蔵庫に丸い磁石でとめた
メニューがあるのですが、これが
赤 小鉢
黄 本日のおすすめ
白 定番
青 〆のもの

とメニューによって色分けされていました。

ご常連さんは、
赤いやつからとかこの色を参考に
メニューをチョイスされるようです。

ですので、お通しでチョイスした
小鉢以外のものも食べたければ
頼むことができます。

お話しを伺っていると、
こちらかなり歴史があるようで、
またこの辺りの”顔”のような
ご主人のようです。

花柳界の話しや芸者さんの話など
いろいろと聞かせていただきました。

ご常連の方によると、
ご主人英語ペラペラだそう。

芸者さんといえば、数も少なくなり、
置屋が一軒だけ残っているとか。

ご主人とご相談すると芸者を
呼んだりなんてことも、らしいです。

そんな歴史物語なども聞かせて
いただいているとすっかりほろ酔い気分。

カウンターには、ご常連の方々が
ぽつぽつと集まってきます。

帰ってから調べてみると、
創業は昭和23年で
料亭としてお店を構え、
その当時はかなりのVIPな方たちも
お忍びで足を運んでいたとか。

それでは、おもてなしをするのに
英語も必要となりますね。

2012年にカウンター割烹として、
今の場所へ移転されたそう。

ご常連も多いようで、
確実に利用するには
事前にお電話をしてから
伺ったほうがいいようです。

歴史ある割烹を
お手頃な価格でいただける、
素敵なお店でした。

また、お邪魔させていただきます。

この辺り、もう少し散策して
みようと思います。

  • 松し満外観
  • 松し満メニュー案内
  • 松し満メニュー

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9位

立喰いそば 山吹 (江戸川橋、神楽坂、牛込神楽坂 / 立ち食いそば、うどん、そば)

3回

  • 夜の点数: 3.5

    • [ 料理・味 3.5
    • | サービス 3.3
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 昼の点数: 3.3

    • [ 料理・味 3.3
    • | サービス 3.2
    • | 雰囲気 3.3
    • | CP 3.3
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥1,000~¥1,999 ~¥999

2019/12訪問 2020/02/10

江戸川橋の立喰そば屋さんの年越しそば


夜の立呑み担当の方が辞められて、
立呑みがお休み状態のこちら。

立呑み利用の時は、
週に数回訪れていましたが、
最近はすっかり足が遠のいていました。

明るい時間にたまたま、
こちらの前を通りかかると
年越しそばの文字が。

たまには、昼間の利用もいいかと入ることに。

→頼んだもの
・年越しえび天そば @400
 ※30日、31日特別サービス
・生卵 @50
・コロッケ @80

年越しえび天そばがサービス品として
あったので、券売機から購入します。

ビールも呑みたかったのですが、
ビールはやっていないとのこと。

残念。

食券を渡すと年輩のご主人が、
はりきって蕎麦を茹でています。

フロアのお姉さんがテキパキと
仕切っているのがいいですね。

出来上がりを取りにいくと、
お姉さんが丁寧に渡してくれました。

そばはやわらかめですが、出汁はいい感じ。

揚げ物は、ちょっとへたった感じが
ありますがこの値段で出してくれる
心意気が気持ちいいです。

ちょっと贅沢な年越しそばになり、
ちょっといい気分。

たまには、そばを食べにこちらへ
足を運ぼうと思います。

初めて訪れて数日後、
イタリア人美人モニカが
まだ働いているか
確認がてら足を運ぶと
元気に厨房に。

嬉しい気持ちを悟られぬよう、
同じように何度か足を運びますが、
こっちの心配など
無用のようで
どんどんと店に馴染んでいます。

気が付くと、
蕎麦を茹でたりなんてことも。

ご常連さんと息の合った会話に
冗談まで交わしています。

→頼んだもの
・ハイボール @300
・いか天 @150
・冷奴 @150
・なすの揚げびだし @180

入り口左手の券売機から
呑みものと料理を2つほど購入。

何度か、足を運んでいると
こちらのシステムも分かってきました。

基本券売機で購入となりますが、
券売機にない黒板メニューなどは、
現金でも取り扱ってくれるよう。

同じ値段の食券を買って、
料理名を告げて頼むなんてことも
受け付けてくれます。

こちら、お通しが凝っているので
いつも楽しみにしています。

この日のお通しは、
そばを海苔で巻いたようなものが
2個お皿に。

これが実に不思議な歯応えで、
物珍しい味。

ハイボールを呑みながら、
感心していただいていると
冷奴ができあがりました。

豆腐に薬味がのったものが
出てくるものだと思っていたら、
豆腐はきれいにカットして
氷水につけてあります。

そして別皿に薬味などが
入ったものが。

しばし、食べ方を考えますが
自信をもてず。

ご主人に食べ方を教えて貰います。

豆腐をすくい
薬味などが入った器にとり、
一緒にいただくとのこと。

せっかくご主人と
お話しができたので、
お通しについても聞きました。

すると蕎麦がきとのこと。

蕎麦がきというと
蕎麦粉をこねた
かたまりを想像しますが、
海苔で巻いたりなど
手を加えたものにしています。

聞くとこちらのご主人、
京都の割烹料理店で
長く働かれていたとのこと。

なので、その時に培った調理方法で
提供されているとのこと。

ひと手間、ふた手間のかけ方も
西の、京都の仕事とのこと。

どうりで、自分のような
関東の人間には物珍しいものを
目にするはずです。

しっかりと出汁を使った
薄味仕立てで、こだわりのあんかけ。

関東では”つゆだく”という
言葉がありますが、
西の料理には
そのような言葉はないという。

関東ではつゆを増せば
味も濃くなりますが、
関西ではただべちゃべちゃに
なるだけだからと。

こんな話しを、
江戸川橋の立呑み、
それも立喰い蕎麦屋が
本業のお店でしているとは。

面白いものですね。

そんな話しを聞いて
料理をいただくと、
この職人の技を、
この価格でいただけるなんて
あり得ないと改めて思わされます。

このご主人が、
モニカが来てから
店の雰囲気がガラッと変わったと
話してくれました。

モニカの明るさと熱心さが素晴らしいと。

ご常連の方を名前で呼んだり、
後片付けなんかも
教えていないことまで
こなしてしまうと。

昼間のお蕎麦と立呑みとでは、
担当している方が違うようですね。

いつ訪れても、
お店の方もご常連さんも
とても気持ちのいい方ばかりで、
実に居心地のいいお店です。

モニカ目当てで訪れていた自分も、
いつの間にか、
すっかりとこちらのファンに
なっていました。

これからも
ちょいちょい足を運ばせて
いただきたいと思います。

この日、下車したのは
有楽町線江戸川橋駅。

新目白通りと江戸川橋通りがぶつかる
江戸川橋交差点に出る
2番出口から出てみます。

ノープランですがとりあえず出口を左、
江戸川橋通りを神楽坂方面へ歩きます。

早稲田正門前から続く早大通りと
ぶつかる山吹町交差点付近に
立喰い蕎麦屋さんが。

何気なく表のメニューを見ると、
つまみになるようなものが
たくさん案内されています。

興味が湧き入ってみることに。

駅から7,8分歩いたでしょうか。

→頼んだもの
・ハイボール @300
・揚げ出しとうふ @180
・しいたけロール @200
・かき揚 @100
・カレーライスセットそば/うどん @500
・生玉子 @50

入り口を入るとすぐ左に
大小2つの券売機が。

左の券売機には、
立喰い蕎麦屋さんのメニューが。

右の小さな券売機には、
アルコールやおつまみなどのメニュー。

右の券売機からハイボールと
揚げ出し豆腐、
ネーミングが気になった
しいたけロールを購入することに。

店内は、厨房に沿ったカウンターと
壁に沿ったカウンターが
両サイドに配置されています。

いかにも立喰そば屋さんという装い。

ほぼ同じタイミングで
サラリーマンの一団が
呑み利用で入ってこられ、
壁側のカウンターへ陣取ったので、
厨房側の空きスペースに
ポジションをとることに。

こちらのお店、年配のご主人と
立喰い蕎麦屋という空間には
ミスマッチングな
(ごめんなさい<m(__)m>)
若いきれいなイタリア人女性の
2人で切り盛りをされているよう。

後から忙しくなると、
恐らくご主人の奥様と思われる方が
加わりました。

きれいなお姉さんに
緊張気味に食券を渡します。

話しを聞いていると
どうも最近働き始めたようで、
まだまだ不慣れで
手探り状態での仕事振り。

しょうしょうの失敗があったところで、
この笑顔で振り向かれた日には
すべて許せてしまいますが(笑)

まずは、ハイボールを
きれいなお姉さんがつくり
笑顔で出してくれます。

おつまみと、柿ピーが一緒に。

立呑みで、今まで一番緊張して
受け取りました(笑)

立呑みをされている方で、
きれいな女性はたくさんいます。

しかし外人、それもイタリア人となると
別のセンサーが
おじさん働いているよう(笑)

なかなか濃いめのハイボールです。

揚げ出し豆腐が出来上がると、
きれいなお姉さんが
笑顔で呼んでくれます。
(この表現しつこい!(笑))

さて、少し時間がかかりましたが
どんなものかよく分からなかった
しいたけロールが出来上がりました。

これが、まさかのご飯もの。

巻き寿司の上に厚めの椎茸煮。

椎茸煮の上に生姜がのった巻き寿司が
6個お皿に盛り付けられている様は
なかなかなもの。

これで@200とは、コスパ高い一品。

テーブルの上に醤油などの用意が
なかったので、どうやって食べるか
聞いてみると、
味付けがされているので
このままいただくのがいいとのこと。

早速いただいてみます。

甘めの独特な味わいの椎茸煮が
歯応え柔らかで独特な美味しさ。

あまくみていた生姜が
甘めの味付けの椎茸煮と
相性がことのほかよろしく、
いいアクセントとなり、
これはお酒のいいつまみです。

立喰い蕎麦屋さんが作るつまみだから、
蕎麦にのせる揚げ物などを
出すのだろうと思っていましたが、
かなり手が込んだ料理です。

そうなると気になってくるのが
蕎麦屋さんのメニュー。

つまみとしてかき揚げがあったので、
券売機で食券を購入です。

お蕎麦で使うかき揚げが
そのままでるものと思ったら、
かき揚げを四等分して
揚げ出し豆腐に使ったものと
同じものだと思われるタレが
かかっています。

こちらのご主人、
なかなかお料理がお好きなよう。

ずいぶんと手を加えた
おつまみが揃っています。

お隣の方など、
先客の方々はご常連さんのよう。

分からないことなどあると
気軽に教えてくれたりと、
実に朗らかないい雰囲気。

この方たちの会話に聞き耳をたて、
お姉さんがイタリア人などの
情報を得ていました(笑)

この後、どこかで〆ラーメンなど
するより、せっかくなので
こちらでお蕎麦をいただこうと、
券売機からお蕎麦と、
よせばいいのに
カレーライスセットで生玉子と
一緒に購入することに。

メタボ警報はどこにいったことや。。。

お蕎麦ですが、汁が一杯で
なかなかボリュームがあります。

細めのお蕎麦に
立喰いお蕎麦屋さんらしい汁。

カレーも立喰蕎麦屋さんらしい、
いい意味での普通のカレー。

朝、昼、夜と三部営業のこちら。

どの時間に訪れてもさっと満足できる
食事が楽しめますね。

場合によっては、神楽坂へ出ても
いいつもりで歩いて来たら、
とてもいい呑み屋さん???
って言っていいのか分かりませんが、
出合うことができました。

夜は、もちろん再訪確定。

チャンスがあれば朝、昼も
伺いたいですね。

もちろんイタリア人美人にも
また会えることを期待して(笑)

おじさんってほんと単純です(笑)

  • 山吹外観
  • 年越しえび天そば、生卵、コロッケ
  • 年越しえび天そば、生卵、コロッケ

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10位

焼豚とし (三軒茶屋、西太子堂、若林 / もつ焼き)

3回

  • 夜の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥3,000~¥3,999 -

2020/11訪問 2020/12/05

三軒茶屋で焼豚食べるなら、やっぱりとしさんが焼く焼豚一択


三軒茶屋で呑む機会が最近少なくなり、
必然的にこちらを訪れる機会も
減ってしまいましたが、
それでも三軒茶屋駅を下車すると
自然とこちらへ足が向いてしまいます。

建物は、煤ぼけているし、店は狭いし
メニューも見えなくなってしまっているし、
としさんは愛想なんて微塵もないし(笑)

そんなことひっくるめて、
好きなんですが(笑)

面白いものですね。

場所は、田園都市線三軒茶屋駅を
世田谷通り口階段を上がると
ビッグエコーのところに出ます。

その横を246通り沿いに
二子玉川方面へ進み
ピカソと三菱UFJ銀行の間の
なかみち通りへ入ります。

セブンイレブンの先、
コインパーキングの前辺りの路地を
左へ入ると左手となります。

→頼んだもの
・ビール 中瓶
>>焼豚
・しろ
・かしら
・レバ
・鶏(ネギマ)
<<
・チューハイ
・冷奴
・日本酒

15時過ぎに訪れると、
ご常連らしき方がお1人。

空いているところへ腰掛け、
ビールをお願いします。

ビールをグラスに注ぎ、
いつものようにしろとかしらを
醤油でお願いします。

串は、2本から。

慣れた手つきで炭を整え、
焼き台に焼豚を運びます。

途中、醤油へ浸け再び焼き台へ。

見慣れた光景ですが、
ホッとしますし、
その姿を見ているだけで
酒が呑めます。

焼豚が焼き上がれば、
それをいただきながらビールを。

何度となく繰り返していますが、
飽きることなく。

中瓶が空き、
チューハイへ変える頃、
串もなくなるので追加で
レバとネギマを。

この日は、塩でお願いしました。

串で口の中が肉でいっぱいに
なってきたので冷奴をはさみます。

何度見ても豆腐の入れ物に
入れて出す冷奴はオモロく。

家で料理するのが面倒な時にやるのと
家では葱をのせるところを
鰹節に変わっているだけの
同じスタイル(笑)

この日は、日本酒が呑みたくなり
常温でお願いしました。

気が付くと先客の方が店を後にし、
久しぶりにとしさんと2人(笑)

特に話すことがあるわけでなく、
こちらも気を使わないですが、
としさんも同じく(笑)

たまにラジオの話題を
ネタに話したりなど。

自分にはこういうリズムが
無性にあいます。

また、ふらっと訪れて同じことを繰り返し、
いい気分にほろ酔いで
三茶を梯子したいですね。

うまい焼きとんを食べたいと思うと、
いつも頭の中に候補の1つとして
上がるこちらのお店。

最近少しご無沙汰をしていたので、
近くに行く用事があったこともあり
その帰りに寄ることに。

田園都市線三軒茶屋駅改札を出て
世田谷通り口階段を上がるとビッグエコーが。

そのまま高速道路が上を走る
246側の通り沿いに二子玉川方面へ
進んでいきます。

相変わらず、人通りが多いですね。

ガストを過ぎ、
ピカソと三菱UFJ銀行の間の通り、
なかみち通りを進みます。

セブンイレブンを過ぎた先の通りを
左へ入ると左手に低い立看板が
目に入ると思います。

→頼んだもの
・ビール 瓶
・チューハイ
>>やきとん
・シロ
・カシラ
・レバ
・トリ

日曜の16時頃。

店内を覗くとこの時間にしては珍しく
8割位の入り。

17時に近くなれば、店内はいっぱいに
なってしまうので、今日はちょっと
皆さんの出足が早いよう。

席の後ろの狭いスペースを
息を止めて進み、空いてる席へ。

いつものように、
瓶ビールを頼みコップに注いだ
ビールを呑み干します。

まずは、シロとカシラを醤油で
焼いて貰います。

久しぶりに来ても、
変わらぬ店内の煤かげん(笑)

すっかり慣れてしまい、
返って安心感すら覚えます。

そしてとしさんが焼く焼きとん、
相変わらず旨いですね。

続いて、レバとトリを塩で。

このあたりはいつも
その日の気分で塩で頼んだり、
タレでお願いしています。

ビールがなくなりチューハイに替え
ほろ酔い気分で、
としさんとご常連さんとの会話に
耳を傾けてみます。

すると、最近は陽気がよくなったからか
日曜は、昼12時から開けているとか。

それで、今日はこの時間に訪れても
人が多かったのですかね。

12時から開ければ、12時に訪れてくる
ご常連さんもいるよう。

日曜はちょっと早めに訪れてみようと
思います。

【2017.02 写真だけ更新】

【2016.07 再訪】
定期的にむしょうに食べたくなる時が
訪れるこちらの焼きとん。

我慢できず、土曜の夕方に向かいました。
変わらぬ店の装いに変わらぬとしさん。

以前はこの雰囲気にちょっと身構え
緊張感が走ったりもしましたが
今はかえってこの雰囲気にホッと
した気分になります。

→頼んだもの
・ビール 瓶 @550
・酎ハイ @350
>>焼きとん
 ・シロ @100 ※しょうゆ
 ・カシラ @150 ※しょうゆ
 ・レバー @100 ※塩
 ・トリ (ネギマ) @100 ※塩
 ※焼きとんは2本から

この季節の夕方ですとまだ陽が高く
店先で気持ちよくお酒を呑みながら
焼きとんを食べる先客。

店内には奥に先客が3名とまだ
余裕があり、真ん中辺りに腰かけます。

相変わらずおいしい焼きとんを
ビールと酎ハイで堪能。

それにしても最近こちらを利用する時
電車が止まる確率がかなり高いのは
日頃の行いのせいだろうか。。。

すっかり振替乗車でバスを使うのに
慣れてしまった今日この頃。。。


【2016.03】
三軒茶屋のいわゆる三角地帯と
呼ばれるエリアで
店は汚いけど美味しい焼きとんを
食べさせると一部の方々に
熱烈に名前が通っているお店。

そんなお店を1人で守り続けてるのが
お店の店主、店名にもあるとしさん。
大柄でギョロッとした目で見られると
思わず後ずさりしてしまいそうな
迫力があります。

お店の雰囲気に加えとしさんの風貌に
負けない強いメンタルが
初めて入るには必要かと(笑)

ふらっと女性1人で入れるようでしたら
その方はかなりの強者と言えるでしょう。

お店への分かりやすいと思う行き方は
田園都市線三軒茶屋駅を出て
世田谷通り口階段を上がる。
ビッグエコーの横を246通り沿いに
二子玉川方面へ進み
ピカソと三菱東京UFJ銀行の間の
なかみち通りへ入りセブンイレブンを
過ぎた先の通りを左へ入ると
左手に低い立看板が目に入ると思います。

この立看板もよく見ないと
読めないんですがね(笑)

→頼んだもの
・ビール 瓶 @550くらい
 ※アサヒスーパードライ(中) 瓶のみ
・酎ハイ @350くらい
//焼きとん @100~@160位
 ・シロ しょうゆ
 ・カシラ しょうゆ
 ・レバー タレ
 ・トリ (ネギマ) タレ
 ※焼きもの2本づつから

*価格は通っていて支払った感じや
他の人の払っている料金から
だいたいこんなものかと
思っている金額です

この日は先客が5名ほど。
真ん中辺りに空きがあったので
入り口付近の先客に背中をちょっとあけて
いただき、狭いスペースを横歩きで進み
カウンターに座ります。

店内はすすけて雑然としており
男1人がやっている感丸出しですが
慣れると案外落ち着く空間に
思えるようになるから不思議です。

カウンターに着くとすぐに
ビールを頼むことに。
ビールは瓶のみ。
スーパードライとグラスが出てきます。

ビールが出てくると直ぐに焼きとんを。
いつも決まってシロとカシラをしょうゆで。
焼きとんはどれも大ぶりです。

焼きとんは2本づつというのが
ここのルール1。
味付けは塩とタレの他に
レバとコブクロ以外はしょうゆでも
焼いてくれます。

ここでのルール2は、メニューがすすけて
読めないからととしさんに
「おすすめなんですか?」と聞くこと。
聞いたところで
「おすすめなんてねぇよ」とぶっきらぼうに
返事されるだけですので。

自分も何度かそんな光景を目にする
機会がありました。

このくらいのやりとりを
軽く受け流せるようだといいのですが
若いこ達などにはまだまだ
ハードルが高いよう。

学生らしき若者がとしさんに
ぶっきらぼうに返事された時、
そんなことたぶん言われたこと
なかったんでしょうね。
泣きそうな顔になっていました。

頼みたくても、メニューはすすけて
読めず、あるのはネタケースに
並ぶ串の数々。
けっきょくとしさんのお好みで
その学生は焼いて貰ってましたね。

分からなければ、
本数を言ってお任せにするか
他のお客が頼んでいるものを
みたり聞いたりして頼むか
後は、お肉指差して「これは何か?」と
聞けばとしさん教えてくれます。

としさんはぶっきらぼうなようで
聞けばちゃんと応えてくれるし
会話もしてくれます。

ただ自分のことや自慢みたいに
つながるようなことは、無骨なとしさん
照れ隠しかしゃべりたがらないようです。

話しがそれましたが、ここでしか
しょうゆで焼くというのは知らないですが
しょうゆで焼くとタレほど濃い味にならず
しかし、香ばしさがあって
自分は気に入っています。

ちなみにしょうゆを覚えたのも
他のお客さんが頼んでいたのを
まねて頼んでみたのが最初でした。

焼きとんを食べながらビールを呑んで
なくなると酎ハイにし。
お変わりは同じグラスに注ぐので
酎ハイの空いたグラスをとしさんに
差し出して貰います。

そして追加の焼きとんを焼いて貰います。
ここの自慢のレバと個人的に好きな
とり(ネギマ)をレバはしょうゆで焼いて
くれないので、この日はタレの気分だった
のでタレでいただくことに。

タレでも塩でもどちらでも
焼きとんにとても合うので
いつも気分で頼みます。

ちなみにとしさんにおまかせすると
塩で焼いてくれます。

焼きとん以外だと野菜は焼き物で
ししとうとピーマンは
だいたいあるような。
トマト、とうふ、茄子とかあれば
出してくれます。

これもとしさんに聞くと
ちゃんと応えてくれるので
他のお客さんが頼んでいなければ
思い切って聞いてみることおすすめします。

店の雰囲気とかをみるととしさん、
ガサツな男に思われがちですが、
焼きとんへのこだわりっていうんですかね、
としさんなりの強固な哲学なようなものを
お持ちのようで
焼きとんを焼いている姿は真剣そのもの。

なのでレバをしょうゆで焼いて
貰いたくても
としさん焼いてくれないですから。

絶対に肉もこだわって仕入れを
続けているんだと思うんですが、
そんなこととしさんに聞くと、
「肉屋が勝手にいいのを
もってきてくれるだけ」
とまたぶっきらぼうに
応えられてしまいました。

初見ではなかなか伝わりずらいと思いますが
強面の風貌とは裏腹に昭和のオヤジの
不器用さを持つとしさん。

そんなとしさんの人柄に魅せられた人々が
日々こちらのお店を訪れ、
夏は外でも食べるほど、
お客さんが溢れます。

自分もAMラジオが流れる
すすけた店内で
としさんが焼いてくれる
焼きとんを食べながら
としさんがカウンター越しにいる姿を
見ながら呑むのが好きで
こちらのお店へ足を運ぶ一人です。

  • 焼豚とし外観
  • かしらとしろ
  • 鶏(ネギマ)とレバ

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