虎太郎がゆくさんのマイ★ベストレストラン 2015

ただの外食メモ

メッセージを送る

虎太郎がゆく 認証済

マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

コメント

2015年に訪問して昼夜問わず付けた点数が高くて、是非リピート訪問したいレストランを選びました。
結果、今年はフレンチ1軒、日本料理4件、寿司3軒、焼肉2軒という結果になりました。
普段のレストラン選びからしても妥当な感じに纏まりました。

マイ★ベストレストラン

1位

レフェルヴェソンス (表参道、乃木坂、広尾 / フレンチ)

2回

  • 夜の点数: 4.9

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 昼の点数: 4.6

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥30,000~¥39,999 ¥10,000~¥14,999

2017/09訪問 2019/07/15

個人的に東京最強フレンチ

自分がリピート(と言っても年に1、2回)してる数少ないフレンチレストランの1つ。

ここ数年は結婚記念日に利用してたけど、今年は当日東京にいないことが確定してるので、少し時期をずらしてお邪魔しました。

本当は夏の時期に来て、スペシャリテの一つである鮎が食べたかったのですが、タイミングが合いませんでした。

それでもきちんと初秋を感じさせる圧巻のランチコースでした。

今回も生江シェフは不在でしたが、料理、サービスともに大満足。もはや”生江シェフのレフェルヴェソンス”ではなく”チーム・レフェルヴェソンス”なのだな、と。

料理についての感想を述べておくと、モダンフレンチに和のテイストを盛り込んで、他にはない未知の美味を体験させてくれます。和食のように素材感をより大切にしているのも大きな特徴ですね。

例えばこの日の魚料理でも「鱧と無花果でこの味を出すか!」と心の中で思わず唸ってしまいました。

本当に東京が世界に誇るフレンチレストランだと思います。
2016年12月

1年ぶりのレフェルヴェソンス。もっと頻繁に来ても良いんだけど、今年もあまりこのレストランを使うようなシチュエーションに恵まれず、結局結婚記念日のランチにお邪魔しました。何気に初レフェルランチです。

おでかけコースをいただきました。

★セップ茸、かわはぎ、九条葱のムース
★鱧の揚げ焼き
★蕪とパセリ、キントアハム、ブリオッシュ
★せいこ蟹とさつまいものスープ、白子
★鳩の炙り焼き、里芋、ポロ葱
★熟成栗と山ぶどうのモンブラン


行って初めてわかったのですが、ランチタイムはディナータイム以上にゲストの多様性まで楽しむことができますね。男女のお一人様、赤ちゃんを連れた外国人夫婦、歳の離れた意味ありげなカップル(これは夜でも遭遇しますが)、投資銀行マンっぽい外国人2人組などなど。ゲストが造り出すこの雰囲気も嫌いじゃありません。ロブションアピシウスではこうはいきませんからね。

2015年12月

すごく久しぶりのレフェルヴェソンス。もちろん、リニューアル後初の訪問です。ここはプライベートで使うレストランと自分の中では勝手に決めているので、オフ会等のお誘いも幾度となくありましたが丁重にお断りをさせていただいていました。

この日は、日ごろの寛容に対する感謝も兼ねて結婚記念日のディナーでお邪魔させていただきました。考えてみれば過去3回ほど来てますが、他の方のお祝いも兼ねた「Marriage」絡みでの利用ばかり。何かの縁なんでしょうかね。

生憎、生江シェフは海外出張中でお話できなかったのは残念ですが、洗練されたスタッフたちがきびきびと心地の良いサービスで、時間と食材に制約のある私たちのために色々と尽くしてくれました。

店の造りは、以前とは随分と変わって、モノトーン基調のよりモダンな雰囲気に。席数を増やしたせいか、若干席間は以前より狭くなっていましたが、前は寧ろ広々とし過ぎてた感すらあったので、新しくなっても特に周囲のことは気にはなりません。

料理もここ1、2年はビストロ料理はともかく、いわゆる正統フレンチからはかなり縁遠くなってはいたものの、こちらのお料理だけは訪問前から楽しみで仕方がありませんでした(こちらのフレンチも以前からややイノベーション入ってましたが)。事前情報で以前にも増して「和」の要素が、設えにも料理にもお酒にも加わっていると聞いていましたが、実際はどんなものなのか、ようやく自分の目で確かめることができました。

今回のコースには~おもいがけない美しい出逢い~というタイトルが付けられていました。料理の内容は写真と合わせてご覧いただければ、と。

★北の国から~ セイコ蟹、根セロリ/コンブチャ、お酒
※蟹と根セロリのムースと日本酒で作ったきめの細かいソルべを添えて

★アップルパイのように#21~ セップ茸、手長海老、オニオンコンフィ、林檎
※赤いケースはずっと変わってなさそうですが、中身は「バージョン21」だそうです。

★秋の旅~ 戻り鰹と舞茸のソテ、雲丹と和芥子のエミュルション、芥子水菜と花穂紫蘇
※12月でしたが"秋の旅"。鰹の火入れも抜群、舞茸他野菜とのバランスも良いです。

★定点~ 蕪とパセリ、キントアハム、ブリオッシュ
※お店のオープンから唯一続いているという、蕪を使ったスペシャリテ。

★枯葉のように~ のどぐろのソテとかぼすのサバイヨン、滝野川牛蒡のピュレ、ユリ根、黒キャベツ
※これものどぐろが主役というより、添えられた野菜こそが主役と思える一皿。

★線の向こうに~ フォアグラのナチュレルと洋梨、麹グルト&しょっつるキャラメル、シブレット、ラディッキオ
※フォアグラも軽い脂のものが使われて、お腹への負担も少なかったです(笑)

★安らぎと~ ちいさな茶碗蒸しと雉のコンソメ、しじみのジュ、梅干
※懐石で言うところの「箸洗」のような役割でしょうか。

★冬の海に連れて行って~ 蝦夷鹿のロース肉のロティと、北寄貝のジュ、黒大蒜のピュレ、縮緬キャベツ、ピモンデスプレット
※肉の火入れも頃合い、そしてこれも付け合わせの野菜たちが素晴らしいです。

★西と東と~ お野菜たち
※チーズも選ぶことができましたが、ここまで野菜を堪能したのだから、最後も野菜で締めます。

★メローな秋~ 焼き栗のクレームともち小麦のクレープ、プラリネのアイスクリーム、銀杏とジョリクールのジュレ
※まだ秋のデザートでした。

★天国の農園~ グミの実のアイスクリームとクレームダンジュ、ヤーコン、レモングラス
※最後の口直し、ここまで食べても変なフレンチにありがちなもっさり感は一切なくまだまだ食べられる感じ(笑)

★ミニャルディーズ&お薄
※良いお手前でした

全体の印象を一言で表わすと「和へのこだわり」というよりも「野菜へのこだわり」を強く感じました。SNS等で生江シェフをフォローしているせいもあるんでしょうが、野菜に限らずなんでしょうが、生産者とのつながり、こだわりを近年は重視しておられるらしく(姉妹店のラ・ボンヌターブルにも色濃く出てますね)、どの料理も寧ろ野菜が主役なのでは、という印象を強く受けました。

"出逢い"の意味は、フレンチと和のテイストの"出逢い"だけでなく、素晴らしい生産者たちとの"出逢い"という意味も込められているんでしょうか。

お酒は、グラスシャンパンで乾杯の後は、お酒が飲めない妻のために、こちらでも新しく始まった"ジュースペアリング"に挑戦してみました。"ジュース"とはいえ、実際に出てくるのはもちろん果汁中心の飲み物もあれば、ジンジャービールや出汁のような飲み物もあり、お料理一つ一つに合わせて少しずつ出していただけます。妻はだいぶ気に入ったようですが、私はやはりワインの方が良かったかな。。。

いずれにしても、リニューアルに込めた思いを生江さんから直接聞けなかったのは甚だ残念ですが、今度ランチ(ランチだったらもっとカジュアルな会食でも行けるかな)でも伺ってみてじっくりお話を伺ってみたいです。

現時点(2015年12月時点)では、私の中では最高のレストランです。
------------

六本木通りから骨董通りを入ってすぐを右折した長谷寺(ちょうこくじ)の向かいにあるフレンチレストラン。元は有名なイタリアンレストランだった場所です。グランメゾンとまではいかないけど、とても良い雰囲気の建物です。

ここのお料理は、いわゆるモダン・フレンチ、少し前衛的な料理がいただけます。この日は知り合いの結婚祝いで4人で利用。

こちらのエグゼクティブシェフの生江史伸さんは、東京で3本の指に入るほどのイケメンシェフという触れ込みでお邪魔しました(3本の指って残り2本は?って言った人に聞いたら「知らん」とのこと。。。)。経歴も少し変わっていて、ICU高校から慶應大学。

その後やフュージョン系のレストランを経て、北海道洞爺湖のミッシェル・ブラス トーヤ ジャポン。フランス・ライヨールというとても有名なレストランでの修業経験もあるそうです。

店名のレフェルヴェソンスというのはフランス語で本来は「泡」という意味だそうで、それ以外にも生み出すとか進化するとかの意味合いもあるそうです。

夜のコースは、15,000円のコース1つだけ。日本語で「願いと光」と名付けられています。

アミューズからプチフールまで全12皿、ゆっくりとゆっくりとディナーを楽しみます。途中、真っ赤な箱に入ったアップルパイなど、遊び心溢れる一皿も出てきたりして本当に楽しい時間を過ごすことができます。

ワインにも当然拘っていて、頻繁でレストランを使った、テイスティングパーティーなども開かれているそうです。この日はシャンパンの後は、すぐに赤ワインに。メオ・カミュゼのエシェゾーを開けさせていただきました(開けていただいたという方が適切かな)。

レストランに入ってから食事をして出るまでの時間、なんと4時間。あっという間に過ぎていきました。

あまり自ら進んでフレンチは来ないけど、ここだけは特別感があります。難点を挙げるとすると、一緒に来る人を選ぶこと。誰とでも来れるってわけにはいかないですね。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

もっと見る

2位

松川 (六本木一丁目、虎ノ門ヒルズ、神谷町 / 日本料理)

14回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥60,000~¥79,999 ¥80,000~¥99,999

2024/02訪問 2024/02/05

東京の日本料理の頂点に君臨するお店

今年最初の松川さん。

蟹のある時期でしたので、例年のように間人蟹を焼きと飯蒸しなどでいただきました。

ご存じのとおり、料理の献立は季節を通してほぼ変わることがありません。この日出てきた料理もいずれも過去に何度かいただいたことのあるものばかり。それでいて食べる前の期待値を大きく超えてくるのだから本当にすさまじい完成度だと思います。

特にこの日最も感動したのは琵琶湖の天然もろこ。サイズ、焼き加減、塩加減が本当に絶妙で、今さらこんなにうまいもろこに出会えるのかありふれた料理ながら感嘆してしまいました。圧倒的美味とはまさにこのこと。

【2024年2月の献立】
★香煎茶
★間人蟹の飯蒸し
★間人蟹の焼き蟹
★生ウニと天然虎河豚の白子の柚窯蒸し
★伊勢海老の昆布締め 鯛 このわた
★天然虎河豚の白子和え
★茹で蟹
★帆立の真薯碗 生木耳 半生ばちこ
★もろこ塩焼き
★グジと菜の花葛餡
★焼き鼈
★鴨しゃぶ
★鴨出汁のつけそば
★御食事
★黒豆の羊羹
★お薄
★苺ゼリー
(飲み物)
★お茶とミネラルウォーター
9月の松川さん。

この日は久々の個室で。

【2023年9月のおまかせ】
★伊勢海老の焼き物とむかご
★鮑の飯蒸しベルーガキャビア
★赤ウニと平目のお造り
★毛蟹の真薯と松茸のお椀
★鱧のせごし
★トコブシとトウモロコシの揚げ物、半生のばちこ
★焼いたクジと蓮根饅頭、蓮の実の出汁あんかけ
★琵琶湖の子持ち鮎
★焼き鼈
★焼き無花果
★鱧と湯葉のしゃぶしゃぶ
★自家製冷麦
★ご飯、味噌汁、お新香
★ちりめん山椒、生いくら、生ばちこ、海苔
★水羊羹
★グレープフルーツゼリー、葡萄
★お抹茶
(飲み物)
★グラスビール
★日本酒(鄙願)1合

お会計:約75,000円
去年と同じく桜の花が咲く時期にお邪魔しました。

筍、山菜、桜マス、花山椒など春の食材をふんだんに使ったお料理を堪能。

【2023年3月のおまかせ】
★トゲクリガニの飯蒸しとベルーガキャビア
★フキノトウと鮑の天ぷら、みる貝
★伊勢海老の昆布締め、鯛のお造り、鯛の白子醤油
★帆立の真薯、生木耳、半生ばちこのお碗
★サクラマス、花山椒のせ
★筍と蛤の炊き合わせ
★もろこの塩焼き
★甘鯛の焼き物と菜の花餡
★近江牛、筍、花山椒
★鮑とワカメのしゃぶしゃぶ
★冷たいそば 白魚、フキノトウの天ぷら
★近江牛、筍、花山椒のしゃぶしゃぶ
★ご飯、味噌汁、お新香、おかず
★水羊羹
★お薄
★イチゴゼリー
(飲み物)
★生ビール
★日本酒1.5合
(おみやげ)
★ちりめん山椒
★筍ご飯

お会計:約73,000円

1月終わりの松川さん、蟹を中心とした冬の食材を堪能。

3年前もちょうどこの時期にお邪魔していたのですが、写真を見返したらコースの内容がほとんど同じでした(笑)それでもこの上もない満足感。お値段はだいぶ高くなったけど、いつまでもここに来られるように頑張ろうという気にさせてくれます。

食材、調理技術、サービス、店のしつらえ、ロケーションその全てがThe top of the top。今もって東京の日本料理の頂点に君臨し続けるお店だと思います。

【2023年1月のコース】
★香煎茶
★間人蟹の蒸し寿司
★間人蟹の焼き蟹
★生ウニと天然虎河豚の白子の柚窯
★伊勢海老の昆布締め 鯛 このわた
★天然虎河豚の白子和え
★帆立の真薯碗 生木耳 半生ばちこ
★もろこ塩焼き
★間人蟹の昆布締め
★グジと菜の花葛餡
★焼き鼈
★鴨しゃぶ
★鴨出汁のつけそば
★御食事
★黒豆の羊羹
★お薄
(飲み物)
★お茶とミネラルウォーター

お会計:約75,000円
初夏の松川さんへ。

この日は久しぶりに個室。タイミング的に鮎はまだかな?と思ったら出してくれました。

トゲクリガニの飯蒸しや賀茂茄子の焼き茄子、氷の器でいただく冷たいお蕎麦、水羊羹などの定番ものもしっかり出してもらって大満足。

次回からはカウンターで。
久々に松葉蟹のある時期に伺うことができました。

相変わらず立派な間人蟹を使われてますね。聞けばあまり大きすぎるものではなく、1.2㎏くらいまでのものを選ってもらっているとのこと。

この日は飯蒸し、焼き、昆布〆で出てきました。最初にドンと裁く前のものを見ているのでもっと食べた気がしてたのですが、それほど多くはありませんでしたね(笑)

それにしてもこの日も圧巻の献立でした。これだけの皿数がテンポよく出てきて、すっとお腹に入っていくのは本当に何なんだろ、といつも不思議に思います。

【2020年1月お昼の献立】
★間人蟹の飯蒸し、焼き蟹
★雲丹と河豚の白子の柚子窯
★明石鯛と伊勢エビのお造り
★帆立の真薯とばちこのお椀
★ふぐ刺しポン酢
★唐墨餅みぞれ餡がけ
★間人蟹の昆布〆
★グジの菜の花餡がけ
★スッポンのつけ焼きと堀川牛蒡の天ぷら
★鴨しゃぶ、お蕎麦
★白魚とフキノトウの天ぷら
★ご飯、みそ汁、お新香、ちりめん山椒、いくら、生唐墨、海苔
★黒豆の水羊羹
★お薄
(飲み物)
★生ビール、炭酸水

お会計:約56,000円
言わずと知れた東京の日本料理の頂点に君臨するお店。

素材選び、調理技術、料理の演出、構成、店の立地、そして設えどれを取っても東京で間違いなくトップの日本料理店。

天邪鬼的な見方をすると、そろそろ松川を脅かすような店が出てきても良い気がしますが、今のところはその気配はあまり感じられないですね。
2019年秋もいろんなところで松茸をいただきましたが、やはり一番はここでした、それも圧倒的に。

もちろん、タイミングが良かったということもあるでしょうが、松茸の使い方、調理の仕方、献立のバランス、どれをとっても圧巻の一言。

やはりここが東京の日本料理の頂点に君臨するお店であることを再認識した夜でした。
”神の手”発動により、当サイトでは銀座しのはらにNo.1の座を譲り渡してしまいましたが、それでも間違いなく東京の日本料理の頂点に君臨するお店。

とにかく「ハレの日の料理」感が強過ぎるので、個人的には半年に一度くらいの訪問が逆にちょうどよかったりします。そんなことを店側が察してかどうかは分かりませんが、ここ数年自分の予約は大体半年サイクルで回ってます。

一部の力のある方々の献立を除いては、毎年ほぼ変わり映えすることはありませんが、それでも舌の肥えたゲストたちを唸ら続けるところは流石の一言。

正直言うと、料理の構成などは好きなタイプの料理屋と少しかけ離れているのですが、やはりここだけは別格。そんなことなどお構いなしにいつも大満足させてくれます。

次回は運良く松茸がありそうな時期に予約が入れられたので、今から楽しみです。
約8ヶ月ぶりの松川。

その間いろんな方から声かけていただくものの、なかなか予定が合わず1年近くも間が空いてしまいました。

6月も半ばでしたので、もちろん焼き物は天然鮎。滋賀安曇川のやや小ぶりの鮎をいただきました。

他にも鮑、赤雲丹、鱧、賀茂茄子などの夏の食材に加え、とり貝など春の名残の食材もちらほらと。

お邪魔する時期が同じだと、出てくる料理もいつもほとんど同じなのですが、毎回変わらず感動に浸れるのが松川さんの魅力。

最後の食事も、甘味の水羊羹も何回いただいても飽きることがありません。

次回自分で取った予約は来年の春なので、誰か今年の松茸の時期にでも誘ってください(笑)
約半年ぶりの松川。

今年も運良く松茸の時期に予約が入ってました。

この日は奥の座敷でLA在住の友人夫妻と3人で。

こちらは外国人にはやはり予約ハードルは相当高いようで、声を掛けたら二つ返事で「行く!」との回答。随分と喜んでもらえて誘った方としても素直に嬉しかったですね。

料理は、いつものように皿数は多く、最初から最後まで素材の持つ力を極限まで高めた料理の連続。恐らく去年とほぼ同じ料理をいただいていますが、それでも新たな感動があるのが松川さんのすごいところ。

唯一残念だったのは、去年初めて食べて感激した生松茸を使った松茸ご飯が今年はいただけなかったことかな。

それでも松茸を使った料理は、お椀、焼き物2種、しゃぶしゃぶとたっぷり4皿。

それ以外も大好きな毛蟹の飯蒸しや肝醤油でいただくカワハギのお造り、絶妙なサイズの琵琶湖の小鮎などもう非の打ちどころのない構成。

ハレの日にいただく日本料理としては、やはりここが東京では一番ですね。

次回予約は来年の夏だけど、きっと4月の花山椒の頃に誰かが誘ってくれることでしょう(笑)

【2017年10月のおまかせ】
★香煎
★伊勢えびの炭火焼とむかご
★毛蟹の飯蒸し、菊花とキャビア乗せ
★真鯛のお造り
★カワハギのお造り、肝醤油とポン酢
★松茸と毛蟹真薯のお椀
★スルメイカのルイベ
★松茸と鮑のつけ焼き
★小鮎の塩焼き
★若狭グジと蓮根餅、蓮の実添え
★和牛フィレの炭火焼、裂き松茸添え
★なめこと辛味大根の冷たい自家製蕎麦
★和牛ロースと松茸のしゃぶしゃぶ
★お食事(味噌汁、お新香、生いくら、生唐墨、ちりめん山椒、海苔)
★水羊羹
★和栗のお菓子
★果物のゼリー
(お酒)
★ビール
★日本酒(鄙願)2合ほど

お会計:約55,000円
約半年ぶりの松川さん。

前回は松茸の時期で松茸づくしなコースでしたが、今回は季節の変わり目ということで、新筍を除いてはかなりオーソドックスなコースでした。

ただ、食後感という意味では約半年空いたからというのもあるでしょうが、過去最高レベルに満足することができました。

やはりものには程度というもの、嗜好というのがあって、僕にとっての松川さんは半年くらいの周期でお邪魔させていただくのがちょうど良いのかもしれません。

ということで、今度はまた半年後、またちょうど松茸の季節に伺わせていただきます。

【2017年3月の献立】
★トゲクリガニ(花見カニ)の飯蒸し
★蒸し鮑と雲丹
★鯛のお造り
★閖上の赤貝のお造りと鶯菜
★蛤と筍の炊き合わせ
★本みる貝、フキノトウの天ぷら、そら豆
★本もろこの炭火焼
★近江牛の炭火焼
★冷たい蕎麦と白魚の天ぷら
★筍の炭火焼
★鮑のしゃぶしゃぶと新わかめ
★ご飯、味噌汁、お新香、ちりめん山椒、いくら、生唐墨、海苔
★水羊羹
★御薄
★苺のゼリー


お会計:約42,000円(飲み物は御馳走になったので飲み物代は含まれません)

東京赤坂にある紹介制の日本料理店。食べログの「Japan Restaurant Award 2016」でも第1位に輝くお店です。総合スコアも2016年11月時点で4.86点とカンテサンス柳家に次ぐ堂々の全国3位となっています。

松川の料理を一言で表すとすると、やはり「圧倒的な食材の力」ということになるのでしょうが、その食材もお金を積めば手に入るほど易しいものではないはずだし、食材の力を活かす調理技術もそんな単純なものじゃないと思います。また、保存技術や輸送技術が高度に発達した現代だからこそ実現できる味も多いはずで、その意味でもやはり現代日本料理の最高峰といっても間違いではないでしょう。

11月の初旬にお伺いしましたが、今年は松茸が豊作だったため、昨年に続きこの時期でもギリギリ松茸のコースをいただくことができました。

この日圧巻だったのは、「特製生松茸ご飯」。土鍋で炊いたご飯を蒸らしている最中に生の松茸を土鍋に投入し、お米と一緒に松茸を蒸らして半生の状態で御飯を一緒にいただくという逸品。松川さんの底力をまざまざと見せつけられた一品でした。

松茸以外も肝醤油でいただくカワハギのお造りや冷たいなめこ蕎麦、伊勢海老とキャビアの飯蒸しなど大満足のコースでした。お値段もハンパないことなりましたが、また来年も松茸の時期に是非訪れたいですね。

【記憶に残る一品】
★特製生松茸ご飯
★肝醤油でいただくカワハギのお造り
★氷の器でいただく冷たいお蕎麦
★水羊羹


【こんな人におススメ】
★懐具合を気にせず、最高の食材を最高の調理で楽しみたい方

【予算】
★食材により35,000円~50,000円くらい(飲み物別)

【訪問回数】
★4回

【2016年11月初のコース(松茸コース)】
★伊勢海老 海老味噌の特製タレ
★毛蟹と菊の花 ベルーガキャビアの飯蒸し
★真鯛のお造り
★松茸と紅ズワイガニの真薯椀
★スルメイカのルイベ
★鮑と松茸のつけ焼き
★カワハギのお造りと肝醤油
★グジの塩焼きと加賀蓮根 蓮根の実の葛仕立て
★近江牛ヒレの炭火焼と裂いた焼き松茸
★焼き松茸
★蕪と炙りばちこの焚き物
★辛味大根となめこの冷たいすだち蕎麦
★近江牛ロースと松茸のしゃぶしゃぶ
★特製生松茸御飯
★お食事(ご飯、味噌汁、生カラスミ、生いくら、ちりめん山椒、海苔)
★和栗と餡のデザート・お薄
★グレープフルーツゼリー、柿
(お酒)
★ビール
★日本酒(鄙願)1合

お会計:約56,000円
-----------
【2016年6月お昼のコース】
★鮑の冷製と肝のソースと雲丹
★鱚の飯蒸しとベルーガキャビア
★淡路産真子鰈のお造りと唐津の赤雲丹
★宍道湖の天然鰻と冬瓜のお椀
★毛蟹と木耳の土佐酢ジュレがけ
★鱧とばちこ、とうもろこし揚げ
★京都美山と滋賀安曇川の鮎の食べ比べ
★賀茂茄子の炭火焼き
★すっぽんつけ焼きと新牛蒡
★徳谷トマト
★鱧のしゃぶしゃぶ
★オクラの入った冷たい蕎麦
★ご飯、じゅん菜のみそ汁、ちりめん山椒、生唐墨、いくら、海苔
★水羊羹
★お薄


---------
2015年10月某日。お誘いいただいて2回目の松川。

季節的にこの日は松茸を中心とした構成。冬の蟹ほどではないにせよ、普段よりも料理のお値段は+5,000円~10,000円程度とのこと。

正直お料理の印象は、初回訪問時のインパクトが強すぎて、前回ほどではなかった反面、やや冷静にこの今東京で最も光彩を放つ日本料理店の凄さを見ることができたと思います。

使っている食材は、やはり前回同様「ピンの中のピン」を使っているのが自分ですら分かりました。これだけの食材をすべてのゲストに出し続けるだけでもすごいこと。お金さえ積めば仕入れられるものでもないだろうし、仕入れ先との信頼関係あってこそのこの食材なんだろうな。

反面、やはり食材の良さを活かすためか、調理法はどれも至ってシンプル。食材に何使っているのか聞かなくても分かる料理が大半。「日本料理は食材が命」という確固たる哲学があるかのごとく、食材の持つ力を前面に押し出す料理の連続。ひょっとしたらこの辺が評価の分かれてしまうところかも。

とはいえ、出汁の取り方などは本当に素晴らしく、塩味を感じるか感じないかギリギリの出汁。こうすることで出汁本来の旨み、香りがより一層引き立つ気がします。これは前回気づかなかったところかも(気づくだけの余裕がなかったかも)。

また、今回も個室での利用だったのですが、サービスの方が我々の会話を聞いていたのかどうか、ここの水羊羹が絶品であることを話していたところ、この日もコースの最後に出してはくれたのだけど、聞くと「今、固めてます」とのこと。前回はフルーツの前に提供されたのが、今回はフルーツの後、本当の一番最後で出てきました。デザートの品数も前回より1皿多いです。きっと、本来この日のコースには含まれていなかったのを、こちらの会話を耳にして急きょ作ってくれたのだろうと思います。ひょっとしたら私の勘違いかもしれないのですが、こういったことをさらっとやってのけられるところも今回の新たな発見。

お代の方は、お酒込みで約50,000円と常識では測れない金額にはなってしまいましたが、このような日本料理店で再び食事ができることに本当に感謝した夜でした。
-----------

昔の上司と今の上司の会食に(ほとんどおまけで)お呼ばれしてこの日伺ったのがこちら松川。

場所は、赤坂アークヒルズの裏、米国大使公邸の脇にあるレジデンスの1階部分の一部がお店になっています。

来たことがある方は分かると思いますが、このあたりは超都心にあって、高台で人も車も極端に少ない何とも不思議な一帯です。(米国大使館関連施設があるから色々と制限があるんでしょうね)

店内にはカウンター、座敷、個室と用意されていますが、この日は小さい方の個室での会食となりました。

お料理は、おまかせのみです。

最初はビールで乾杯して、喉を潤したところで、この日はあとはずっと日本酒(鄙願)で。

おまかせの料理は、初夏を感じさせる構成でした。

鮑の冷製と雲丹、肝のソースを添えて(ジュレがかかってたのですが、何かは忘れてしまいました)
…一皿目にふさわしい爽やかな一皿。定番ですが肝のソースと一緒に食べることで淡白な鮑が複雑な味に一変しますね。

内子付き渡り蟹、ベルーガのキャビアを乗せて
…これも淡白な渡り蟹の身に内子とキャビアを添えることで、重層的な旨味が楽しめました。

伊勢エビとカレイのお造り
…すだちを絞って、塩と醤油両方でいただきました。生まれて初めて伊勢エビが美味しいと思えましたw

穴子の瓜のお椀
…しっかりと取られた出汁に野菜の甘みが加わった椀でした。美味しさもさることながら、塗り椀の美しさに見とれてしまいましたw

焼き鱧とこのこ、トウモロコシの天ぷらを添えて
…これまた淡白な鱧と香りの強いこのこの組み合わせ。このこも塩抜きがしっかりされていて、お酒なしでも美味しくいただけました。また、一緒に出てきたトウモロコシの甘さときたら。。。

稚鮎の塩焼き
…小さいからか1人2尾ずつw。この時期は稚鮎で我慢ですね。来月になると全国で漁が解禁になるので、きっともう少し大きめの天然の鮎が出てくるのでしょうね。

牛フィレ肉の焼き物花山椒のせ、新牛蒡を添えて
…これまた淡白な牛フィレ肉と花山椒という組み合わせ、付け合わせの新牛蒡の食感と相まって素晴らしいバランスです。

徳谷トマトとグリーンアスパラガスのゼリー寄せ
…箸休め的な一品。徳谷トマトって初めて食べましたが本当に甘いですねw

グジ(甘鯛)と豆腐の炊き合わせ
…やや強めに塩を効かせて焼いたグジと焼き豆腐の炊き合わせ。かかってる出汁まで当然美味しくいただきます。

自家製のじゅん菜蕎麦、氷の器で
…最後食べる直前につゆを掛けてもらいます。氷の器なので、時間が経てば経つほど蕎麦が冷たくなるという仕掛け。

穴子と鱧のお寿司
…笹の香りがほんのりと感じられるお寿司。これ見ると日本料理のルーツってやっぱ関西方面なんだな、となぜか実感w

お食事
…白いご飯に赤出し。ご飯には自家製のちりめん山椒、イクラ、カラスミ、海苔がのせ放題、しかもおかわり自由。。。お言葉に甘えて、こんだけ食べてきたにも関わらず、お茶碗2杯いただいてしまいました。

水羊羹・甘夏のゼリー
…上司曰く、形をとどめているのが不思議なくらいに柔らかい水羊羹。口の中で溶けてなくなるとはまさにこのこと。最後は柑橘系のゼリーをいただいておまかせが一通り終了です。

かなりの量を食べましたが、どの料理も味、香り、食感、温度などが計算され尽くされた印象で、まったく隙のない美味さ。

使ってる食材も相当高級なものばかりですが、それすら嫌みに感じることがありません。

ゲストに少しでも満足してもらうことを考えた結果の選択が、たまたま世間一般に言う高級食材だったということだと思います。

最後に、皆さん同じ想いを抱くとは思いますが、やはり一度訪れてしまうと一度ならず季節ごとに訪れたいお店でもあります。

予約も困難だし、料金も相当ですが、それでもちょっと(いや、かなり?)背伸びして通い続けたい日本料理店です。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

もっと見る

3位

樋口 (明治神宮前、原宿、北参道 / 日本料理)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥20,000~¥29,999 -

2016/11訪問 2016/12/19

神宮前、キリッとした佇まいの日本料理/樋口

神宮前にある個人的に今一番好きな日本料理店の一つ。ご主人の樋口さんは所謂超有名店での修業経験はないものの、とても器用な方で棒寿司や自家製の蕎麦、甘味など何でもこなすことのできる料理人。

圧巻は鱧の骨切り。1本1本骨を抜いてるのではないかと思えるくらい滑らかに舌触りの鱧は本当に衝撃的。出汁の引き方の好みで、東京風のくっきりとした輪郭の出汁と京都の昆布の甘みを効かせた出汁の良いとこ取りをしたような出汁。本当に季節毎にお邪魔したい料理店です。

2016年秋には店舗を全面改装。奥のテーブル席はなくなり、カウンターと個室のみに。店舗の設計は京都の未在さんと同じ工務店だそうです。そして、料理の写真撮影は個室のみとなり、カウンターでの写真はNGです。

【おすすめの一皿】
★鱧の湯引き、お椀、時雨煮等
★スッポン
★自家製の蕎麦
★自家製の棒寿司(鯖、穴子など、お土産も可)


【コースの種類】
★18,500円と20,000円~30,000円のおまかせの2種類

【2016年11月のおまかせコース】
★芽芋の吉野煮とばちこ
★真牡蠣 エシャロット酢
★海老芋と銀杏の素揚げ
★鯖の棒寿司 海苔巻き
★唐墨餅と笹鰈
★甘鯛のお椀
★藁で燻した鰆
★鯛とクエのお造り
★蒸し栗の葛仕立て
★香箱蟹
★穴子、聖護院蕪、青菜の炊き合わせ
★鰻の印籠焼き
★自家製の十割蕎麦
★お食事(いくらご飯、ご飯、牛肉時雨煮、お新香)
★小豆最中アイスクリーム

2016年6月の18,500円コース】
★雲丹と芋茎の煮こごり
★鯨のベーコン、ばちこ、蛸の柔らか煮
★無花果の胡麻餡掛け、アーモンド
★鱧とじゅん菜のお椀
★さごしの藁燻し 玉ねぎ醤油
★鱧の湯引きと鯛のお造り
★トマトとオクラの冷たい蕎麦
★長良川の鮎の塩焼き
★イチボのローストビーフ
★とうもろこしのすり流し
★石川芋と鱧の卵、サヤエンドウの炊き合わせ
★鴨肉の土鍋ご飯
★自家製の蕎麦(おかわり可)
★青梅
★杏仁豆富

【訪問回数】
[b:★4回

------

今年最初の樋口さん。

この日は、マイレビュアーさまと共通の知り合いである、某飲食店のオーナーさんとそちらの社員さんとの4人での食事会。4人で日本料理であればテーブル席を使うのが普通ですが、皆さんカウンター希望とのことでしたので、僅か6席しかないカウンターのうち4席を使わせていただき楽しい会食となりました。

今月から少しコースの構成が変わって、前回頂いただいた12,500円のコースがなくなり、15,500円と18,500円のコースと新たに設けられた「おまかせ」(その日の食材によって20,000円~30,000円)の3コースになりました。この日は、せっかくの機会なので「おまかせ」を予約しての訪問です。

結論から言うと、内容的には本当に食材の差でしたね。この日の食材だと虎河豚、すっぽん、ふかひれなどが入っていたのと最後の御飯が白米ではなく土鍋の炊き込みご飯になっていましたので、その辺が価格の差かと思われます。後は、最後の食事がこれまでは御飯か蕎麦どちらか一方(もちろん、コースに追加で両方頼むことも可能)だったのが、この日は御飯と蕎麦の両方が最初からコースに入っていました。

この日の料理のお値段は聞きませんでしたが、お会計から察するに恐らく20,000円ちょいだったのかな、と思われます。樋口さん曰く、本当は松葉蟹を出したかったそうなのですが、この日は良いものが入らなかったようです(たぶん、蟹が入ったら30,000円コースだったでしょうけど…)

もちろん、おサイフに余裕があって、ちょっと豪華食材を楽しみたいという場合は「おまかせ」で良いと思いますが、くっきりとした味わい出汁や味付け、調理技術、そしてサービスは他のコースでも変わることはありませんので、下のコースでも十分に樋口さんの凄さを感じることができると思います。

そして、この日はお土産に鯖の某寿司も初めて作ってもらい、翌朝自宅でいただきましたが、他の皆さんが絶賛するだけあって、京都の名店でも敵わないくらいの美味さでした。2日に渡り、樋口さんの美味い料理がいただけて幸せです。

春になる頃にまた来ようと思います。

この日の「おまかせ」とお酒+お土産
★牡蠣のすり流し
★さより、雲丹、菜の花、子持ち昆布
★唐墨餅、海老芋
★ぐじと筍のお椀
★淡路の虎河豚のお造りと白子
★銚子の鰆、淡路の平目、江戸前の墨烏賊のお造り
★穴子寿司
★のどぐろの塩焼き
★すっぽんの炭火焼
★かぶらとふかひれの炊き合わせ
★筍の姫皮ご飯
★自家製の十割蕎麦
★自家製の葛切り
★鯖の某寿司(お土産)
★ビール1杯+お酒1合


お会計:約30,000円
-------

約3ヶ月ぶりの樋口さん。

この日は、とある会食の下見とご主人へのご挨拶も兼ねての訪問。コースは3つある中では一番下の12,500円のコースを予約しての訪問です。こちらは、基本的に予約は1ヶ月先までしか受けてくれないので、人気のカウンター席を確保するにはやはり訪問1ヶ月前ちょうどに連絡を入れるのが良いでしょう。

この日のコースは食材的には蟹などの高価なものはさすがに使えませんが、なんせ樋口さんの腕が良いので、どんな食材であってもその食材の持つポテンシャルを最大限に引き出してくれます。

本当は、毎月でもお邪魔したいのですが、あまり通い過ぎるとサプライズもなくなってしまうので、やはりこのくらいのペースが良いのでしょうね。

この日(12月某日)のコース。

★白子のあんかけ
★サロマ湖産の生牡蠣 エシャロット酢
★餅唐墨、海老芋のから揚げ
★ぐじと蓮根のお椀大根、ゆず
★真鯛と鰆のお造り
★鯖寿司(棒寿司1本をお土産にしてもらうこともできます)
★かますの柚庵焼き
★聖護院大根と鴨、小松菜の炊き合わせ
★食事 牛肉の佃煮、ちりめん山椒 お新香 お味噌汁
★手打ち蕎麦(追加で注文)
★小倉アイスの最中


お酒は2人でシャンパン(ドゥラモットのハーフボトル)を頂いた後、日本酒を2合ほど。

------
渋谷区神宮前にある割烹料理屋。都心に残された数少ない"陸の孤島エリア"と言われるロケーションお店はあります。恐らくこちらを駅から歩いて訪れる方はほとんどいらっしゃらないでしょう。

この日は友人との定例ディナーでお邪魔させてもらいました。ちょうどお店は夏休み明け初日の営業とあってか、そこまで混雑はしていません。お店に入ると一番奥のテーブル席に案内いただきました。仕切りの入ったスペースで半個室と言っても差し障りなさそうです。その他にもカウンターや完全個室の用意もあります。

料理は、予約時に12,500円、15,500円、18,500円の中から真ん中の15,500円でお願いをしておきました。一番上のコースは、再訪時のお楽しみに取っておきました(笑)。

さて、店に到着したら既に友人が1名先に入っていて、手際良く白ワインとシャンパンを注文してくれてましたので、この日はビールで喉を潤した後は、ワインで食事をいただくこととなりました。コースの内容は以下のような構成でした。

★鱧そうめん、柚子の皮
★無花果の胡麻がけ、アーモンド乗せ
★鮑と鮑の肝の真薯のお椀、万願寺唐辛子
★秋刀魚の造り、秋刀魚の肝醤油で
★鱧と真鯛の造り
★穴子のにぎり
★鮎の塩焼き、蓼酢で
★子芋と茄子、鱧のすり身の卵とじの炊き合わせ、絹さやの千切り添え
★雲丹、蟹、トマトのジュレ
★御食事※(鱧の山椒煮、水茄子、お新香、イクラ)
★蕎麦※
★水菓子(いくつかの中から選べます)


※コースでは御食事か蕎麦かいずれかを選択ですが、この日は追加で両方をいただきました。

料理は鱧、鮑、穴子、鮎など「これぞ、日本の夏」と言わんばかりの夏の食材に加え、秋刀魚、無花果など秋の到来を知らせる食材も織り交ぜた仕立てになっていました。どの料理も量は控えながらもキリっと存在感のあるものばかりです。

印象に残っているのは、鮑と鮑の肝の真薯のお椀と皮目を焼いた鱧のお造り。やや濃いめにしっかりと取った出汁と鮑の淡白さのコンビネーションに加えて肝を練り込んだ真薯の風味まで味わえるという一度でまさに二度美味しいお椀。周りにあしらわれた万願寺唐辛子もいぶし銀の働きです。

鱧の造りは、骨を切るんじゃなく、抜いてるんじゃないかというくらい(ひょっとして本当に抜いてる?)鱧の処理が完璧。最後に御食事で出てきた鱧の山椒煮も同様。また皮側に焼き目を入れることで香ばしさも出て、淡白な鱧なのに隣の鯛がかすんでしまうくらい存在感アリアリのお造りでした。

それと最後に出てきたご飯も炊き方が個人的にどストライクで、更に追加の蕎麦が控えていたのにもかかわらず思わずおかわりしてしまいました。心残りはおこげを食べ損ねたことでしょうか。

料理は、もちろん良い食材を使ってはおられるのですが、これ以上のものを求めると平気で30,000円/人~とかになってしまいますから、この価格帯で用意できる最良のものを出してもらってる感はありました。何より、出汁の取り方や食材の処理の仕方、火の通し方、出す温度などはシロウトの私からしても素晴らしいものがありました。この調理技術が堪能できるなら、次回はむしろもっともリーズナブルなコースをお願いしたいくらいです。

また、接客もカウンターではなかったので、ご主人との会話は楽しめませんでしたが、ご主人の奥様を中心に目の行きとどいた接客でとても心地良かったです。

最後は、弟さんそっくりのご主人に外までお見送りいただき、今回もとても楽しいディナーとなりました。

  • 2016/11_鰻の印籠焼き
  • 2016/11_香箱蟹
  • 2016/11_自家製の蕎麦

もっと見る

4位

よろにく (表参道、広尾、乃木坂 / 焼肉、ホルモン)

5回

  • 夜の点数: 4.7

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    - -

2017/06訪問 2020/02/02

進化が止まらない/よろにく

日経BPオンラインにオーナーVanneさんのナイスなインタビュー記事が上がってます。これを読んでからよろにく行くと、より楽しく食事ができると思いますよ~。

以下、僕のレビューは蛇足で。。。
---------
今年2回目のよろにくは月曜18時スタートの「おまかせコース」をいただきました。

例によって出てきた料理(デザート含む)19品、空けたワイン6人で5本、飲んだビール、ハイボール無数、滞在時間約5時間の「肉の宴」。月曜日から燃え尽きました(笑)

次回は秋になるだろうけど、新店の準備もあり「おまかせコース」をやってもらえるかどうかはまだ未定。ああ今年も「よろにくの松茸」食べたいな~。

【2017年6月のおまかせコース】
★鳥取田村牛フィレミニョンの炙り
★近江牛リブロースの炙りにぎり
★厚切りタン
★薄切りタン
★シルクロースの無花果巻き胡麻ダレ
★三田牛しんしん食べ比べ
★ハチノスのお吸い物
★ヒレのとうもろこし揚げ
★シャトーブリアン
★ミノ
★シルクロースとライスボール
★サーロインおろしポン酢
★シャトーブリアンのカツサンド(パンはセントルザベーカリー)
★ザブトンのすき焼き風トリュフがけ
★肉いなり寿司
★シャトーブリアンの天ぷら入り阿波手延べそうめん
★シルクロースのお茶漬け
★焙じ茶かき氷
★白熊風かき氷
(お酒)
★ヴーヴクリコ・イエローラベル
★カリフォルニアの赤
★ルイ・ラトゥール・シャサーニュ・モンラッシェ
★アルマヴィーヴァ2014
★オーパスワン2013

VanneさんがFacebookで花山椒を使ったモツ鍋を上げてて「これ、美味そー!」と思って眺めてたら「今から食べに来ない?」という有り難いお誘い。

さっさと仕事を切り上げて開店と同時にカウンター席に陣取ってビールを飲んだたら出汁の張られた鍋が登場。しかもこの出汁だけでもしっかり美味いのがよろにくの凄さ。。。

これにコプチャンを投入してひと煮立ちしたところに大量の大根おろし、続いて花山椒を投入。

いや、しかし本当によくこんなの考えつくなあ、と感心しながら秒殺で完食。

はっきり言って花山椒なしでもコプチャンと大根おろしだけでも十分な美味さ。

一同「レギュラーメニューに加えて」ととりあえずお願いだけはしておきました。

この後、シルクロースのにぎりを1貫いただいて、なんとも贅沢なよろにく「試食会」はお開き。

また今月寄らせていただきまーす。
今年最初のよろにく。

この日は岡山の某ゲストからのリクエストを受けて会をセッティング。店を出る頃には日付も変わってましたが、最後はVanneさんも加わり大爆笑の会に。

コースは、鳥取田村のフィレミニョンの炙りから始まり、三田牛の炙りトモサンカクの鉄火巻き風、新筍を使った一皿、蒸した菜の花をシルクロースで巻いて胡麻ダレで食べたり、最後はシャトーブリアンをカツにして、セントル・ザ・ベーカリーのパンでサンドイッチにするという究極のヒレかつサンドなどと思う存分堪能。

毎回感じますが、いつ来ても期待を裏切らないサプライズのあるお店です。

次は「生粋」が入りますので、少し間を空けて6月にお邪魔させていただきます。

【2017年6月のおまかせ】
★田村牛(鳥取)のフィレミニョンの炙り
★三田牛の炙りトモサンカクの鉄火巻き風
★厚切りタンと薄切りタンの食べ比べ
★カイノミ(塊)
★ランプ
★つちのこ
★ハチノスのお椀
★タレで和えたユッケ風トモサンカク、フォアグラ、干し柿、芽ネギをパリパリのお揚げにのせて
★特製ミノ
★フィレ
★シルクロースのご飯巻き
★蒸した菜の花とシルクロースを胡麻ダレで
★シャトーブリアンのヒレかつサンド
★ザブトンのすき焼き風トリュフがけ
★阿波の手延べそうめん
★焙じ茶かき氷
★しろくま風かき氷
(お酒)
★アンリジロー(シャンパーニュ)
★シャンボール・ミュジュニー(ブルゴーニュ)
★アルマヴィージャ(チリ)

期せずして12月は自分がリピート訪問している焼肉屋3店すべてにお邪魔させてもらったのですが、そのトリがこちら。年末の最終週にマイレビ様たちと訪問させてもらいました。

コースの内容と写真だけアップいたします。そちらともう少し詳細が知りたい方は過去レビューもご覧いただければと思います。

【2016年12月のコース】
★フィレミニョンの炙り
★牛タンのなめろう風手巻き寿司
★特製ローストビーフ
★牛タン食べ比べ
★しんしん ツチノコ
★フィレ
★牛フィレとフォアグラ、トリュフのサンドウィッチ ロッシー二風
★三田牛のしんしん
★シルクロースご飯巻き
★シャトーブリアンのビフカツ
★ザブトンのすき焼き風白トリュフがけ
★そうめん
★かき氷
(ワイン)
★ヴーヴクリコ・イエローラベル(シャンパーニュ)
★シャンボール・ミュジュニー(ブルゴーニュ)
★シャトー・ダルマイヤック(ボルドー)
★アルマヴィージャ(チリ)
★ニュートンパズル(ナパ・バレー)

南青山にある、今や知らない人がいない超有名焼肉店。個人的にも最もリスペクトしている飲食店の一つです。

毎回毎回行くたびに何かしらのサプライズがあり、しかも単に奇をてらったのではなく、計算され尽くされた肉料理の数々。もはや「焼き肉屋か?」というのはどうでもよくて、本当にすごいお店です。

この日は毎年楽しみにしている期間限定、数量限定の「よろにく松茸コース」。去年もアンビリーバブルな内容で、さすがにあれ以上のものはいただけないと思ってましたが、それをも軽く凌駕する内容。本当にこの松茸コースのためにまた1年間頑張ろうと思えるくらいでした(笑)

【2016年10月のおまかせ】
★神戸田村(但馬牛)のカメノコ 松茸のほぐし キャビア
★松茸とローストビーフの肉稲荷
★神戸田村のローストビーフ セントルザベーカリーのトリュフブルスケッタ風
★薄切り/厚切りタンの食べ比べ
★神戸田村のシンシン タレ
★ツチノコ タレ
★神戸田村のカメノコ タレ
★シャトーブリアン タレ
★松茸とコプチャンの土瓶蒸し
★ミノ
★シルクロース ご飯巻き
★サーロインに松茸と松茸の汁を絞って
★ヒレの牛カツ
★ザブトンのすき焼き風 白トリュフかけ
★シルクロースのお茶漬け松茸乗せ
★阿波の手延べ素麺
★焙じ茶かき氷
★しろくま風かき氷
(お酒)
★ヴーヴ・クリコ・イエローラベル(シャンパーニュ)
★シャンボール・ミュジニーx2(ブルゴーニュ)
★ニュートンパズル(ナパバレー)
★ザ・プリズナー(カリフォルニア)

-------------------
3月以来のよろにく。

よろにく初体験のフォロワーさまとのオフ会。この日の”新作”は、フィレミニョンの肉そうめんトモサンカクと真鯛の手巻き寿司ローストビーフとサマートリュフのブルスケッタ風(パンはセントルザベーカリー製)カイノミのトウモロコシ揚げ。どれも計算され尽くされたビジュアルと味付け。4時間を超える長丁場となりましたが、お付き合いいただいたフォロワーさま、そして毎回毎回サプライズを提供してくれるお店に感謝です。

【この日のコース内容】)
★トウモロコシ豆腐帆立のジュレ
★フィレミニョンの肉そうめん山芋とキャビアを乗せて
★トモサンカクと真鯛の手巻き鮨 塩昆布と芽ねぎ
★グリーンサラダ
★ハツ 塩
★セントルザベーカリーのパンで作ったブルスケッタ サマートリュフ
★タン 厚切り 薄切りそのまま
★シンシン たれ
★ツチノコ たれ
★ハラミ 塩とニンニクチップ
★シャトーブリアン たれ
★シルクロース たれ
★カイノミのトウモロコシ揚げ
★白菜の蒸篭蒸しシルクロース巻き
★ヒレかつ 塩と特製ソース
★ザブトンのすき焼き風サマートリュフかけ
★シルクロースのお茶漬け
★泡の手延べそうめん
★焙じ茶かき氷
★しろくま風かき氷
(お酒)
★ビール
★マッコリ
★ブルゴーニュ(シャサーニュ・モンラッシュ)
★ボルドー(シャトー・ダルマイヤック)
★ナパ・バレー(ニュートン・ザ・パズル)
★ナパ・バレー(ザ・プリズナー)

--------

2カ月ぶりのよろにく。

今日は手の込んだ料理が出ない分、すごい量のお肉が出てきました。サイド、デザートも含めると品数にして24品、空けたワイン6人で5本、滞在時間約4時間30分と月曜日から燃え尽きてしまいました(笑)

【この日のコース内容】

★生豆腐 筍とアオサのジュレがけ
★キムチ盛り合わせ
★ナムル盛り合わせ
★フィレミニョンの炙り
★センマイ刺し
★シンシン
★USビーフのタン
★黒毛和牛のタン(USビーフとの食べ比べ)
★ランプ タレで
★ツチノコ タレで
★筍寿司 シルクロースで巻いて
★ハチノスのお吸い物
★カイノミ
★黒毛和牛の厚切りタン
★シャトーブリアン
★ミノ
★シルクロース ライスボールに巻いて
★蒸し野菜をシルクロースで巻いて 胡麻ポン酢で
★フィレかつ
★ザブトンのすき焼き風 サマートリュフがけ
★シルクロースと筍のお茶漬け
★阿波の手延べそうめん
★焙じ茶かき氷
★しろくま風かき氷

【ワイン】
★ヴーヴ・クリコ・イエローラベル(シャンパーニュ)
★シャサニーモンラッシュ(ブルゴーニュ)
★シャトー・ダルマイヤック(ボルドー)
★ニュートンパズル(ナパバレー)
★ザ・プリズナー(カリフォルニア)


-----
今年最初のよろにくは個室で。女性など小食なメンバーが多かったので、前もっていつもより軽めのコース構成をお願いしておきましたが、それでもたっぷり出てきました。滞在時間4時間弱の焼き肉フルコース。今年は何回お邪魔できるかな。

【焼きもの・料理】
★汲みだし豆腐と蟹のジュレがけ
★キムチ三種
★ナムル三種
★炙りフィレミニョン
★炙りランプ
★白センマイ
★特選タン塩昆布で
★ハツ
★トウガラシ
★ツチノコ
★ハチノスのお椀
★カイノミ
★ランプ・ロースのトリュフ乗せ
★シャトーブリアン
★シルクロースご飯巻き
★ミノ
★サーロインコリアンBBQ風
★ザブトンのトリュフすき焼き風→トリュフTKG
★素麺
★かき氷2種(ほうじ茶、白くま)

【ワイン】
★シャトー・ダルマイヤック(ボルドー)
★ニュートン・ザ・パズル(ナパバレー)


---------
ゴルフ友だちとの忘年会で利用させてもらいました。今回は事前予約の「おまかせコース」ではありませんが、用意できるものを出していただきました。やはり常に進化を続ける、「焼肉」というカテゴリを超越した店ですね。この日は近江牛の良いの入ったというので、最初の2皿は絶品近江牛で、あとはいつもの山形牛で。

★近江牛のにぎり
★近江牛のたたき風
★ナムル3種盛り合わせ
★キムチ3種盛り合わせ
★野菜サラダ
★フィレミニョンの炙り
★カイノミ 塩とニンニクチップ
★トモサンカク(タレ)
★ツチノコ(タレ)
★シャトーブリアン、ヒレ耳付き(タレ)
★シルクロース ご飯巻き(タレ)
★ハチノスのお吸物、
★上ミノ
★シルクロースのしゃぶしゃぶ
★赤ミスジ(タレ) 黒トリュフかけ
★ザブトンのすき焼き風 白トリュフかけ
★贅沢肉カレーうどん&ライス
★焙じ茶かき氷
★しろくま


お酒は、今回はビール+サワーとちょっと贅沢してNewton the Puzzleを1本空けました。
今回も御馳走様でした。
------

約3ヵ月ぶりのよろにく。この日は前もってお願いしておいた「おまかせコース」で。しかも幸運なことに状態の良い松茸や白トリュフを惜しげもなく出していただきました。

★三田牛のトモサンカク(軽く炙った状態で)
★三田牛のトモサンカク生の松茸のせ
★野菜サラダ
★薄切りタン
★厚切りタン
★シンシン
★ランプ
★ツチノコ
★コプチャンと松茸の土瓶蒸し
★タンの昆布締めボタンエビに巻いて
★シャトーブリアン
★シルクロース(ご飯を包んで)
★赤ミスジ(脂身の少ないミスジ) 焼き松茸を添えて和風出汁で
★ザブトン 卵黄に絡めて上から白トリュフかけ(残った卵黄でTKG&再び白トリュフ)
★フィレかつ
★焼きおにぎり茶漬け(松茸の炊き込みご飯の焼きおにぎりにシルクロースを乗せて、上から熱々の鰹出汁をかけて)
★ほうじ茶のかき氷
★しろくま風のかき氷
★ブルーチーズのかき氷、赤ワインかけ


お酒はビールの後、4人で赤を3本。1本目はブルゴーニュ、ルイ・ラトゥールのシャサーニュ・モンラッシュ(11,000円)、2本目はボルドー、シャトー・ダルマイヤック2012(12,000円)、3本目はナパ・バレー、ニュートン・クラレット(だったかな?)(8,000円)とここではボリュームゾーンとなる価格帯のワインをいただきました。

ちょうどこの日はタイミング良く信州産の松茸やイタリア・アルバ産の白トリュフなどが入っており、運よく"おこぼれ的"にご相伴にあずかることができました。もちろん、単に高級食材を並べただけでなく、どの料理もお肉にとても合うよう考えられており、もはや焼肉の概念を超越したコースに仕上がっていました。お店の雰囲気はだいぶ違いますが、今日のコースは京都の三芳さんを彷彿させるものでした。恐らく、2度と同じ内容のものをいただくことはできないでしょうね。
-----------

南青山骨董通りのビルの地下1階にある有名焼肉店。オープンしたての頃はたまにお邪魔させてもらってましたが、あっという間に人気店になってしまい、予約も取り難くなってしまったこともあり、少し足が遠のいておりました。今回はなんと約2年ぶりの訪問です。

赤坂のみすじ、末広町の生粋でよろにくグループのレベルの高さを再認識して、やはりルーツ店に行かないわけにはいかないだろうということで、なにかと理由を付けてこの日の食事会をセットアップ。

ここではある程度の大人数になると、コースを選択することになり、確か7,000円と9,000円の2コースだったと記憶しています。この日は何度かこの店を使ったことあるメンバーでの利用でしたので、前もってお店に相談して、コースの内容を少しレベルアップしてもらいました。席もかなり前に予約を入れたので、一番奥の個室を取ることができました。通常のテーブル席で他のゲストを観察するのも(趣味悪いですが)ここでは楽しみの一つだったりするんですけどね。

お肉は基本1人1切れで、1枚1枚お店のスタッフが焼いてくれます。焼き加減はおまかせですが、好みを伝えることはできるので、レアめが良いとか、よく焼きがよいとかこだわりがある人は遠慮なくお店の人に伝えましょう。お肉のクオリティは言わずもがなで、焼肉でいただくお肉としてはほぼ最高峰だと思います。

この日のコースは次のような内容でした。改めて見ても結構なボリュームでしたね。

★トウモロコシ豆腐
★肉寿司
★ナムル三種(ぜんまい、もやし、ほうれん草)
★キムチ三種(白菜、大根、きゅうり)
★野菜サラダ
★希少部位の切り落としユッケ風
★白センマイの和えもの
★フィレ
★ハラミ
★タン
★ハツ
★トウガラシ
★イチボ
★ザブトン
★シルクロース
★サーロイン
★シャトーブリアン
★阿波の手延べそうめん
★ほうじ茶のかき氷
★しろくま風のかき氷


たぶん、これが標準的なコース(肉はちょっと多め)+αだと思いますが、こちらは通ってお店とある程度懇意になると(いわゆる常連ってやつですね)、焼肉の概念を超越したスペシャルなコースを楽しむことができるようになります。

ただ、常連にならずともこれだけのハイクオリティなお肉を、気持ちの良い接客で、しかも美男美女が最適の焼き加減で焼いてくれる、それだけでも十分に訪問の価値ありな焼肉屋です。個人的に愛してやまない金竜山SATOブリアンスタミナ苑などとはまったく違った魅力のあるお店です。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

もっと見る

5位

にくの匠 三芳 (祇園四条、京都河原町、三条京阪 / 牛料理、日本料理)

2回

  • 夜の点数: 4.6

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥30,000~¥39,999 -

2017/05訪問 2019/07/15

やっぱり肉の匠/三芳

約1年半ぶりの三芳さんは初のおひとりさまで。

寂しそうにしている僕を伊藤さんが優しく相手してくれました。

遅い時間にしか入れず、しかもこの前にも軽く食べてきたため通常コースではなく、軽めに出してもらう予定でしたが、他のお客さんに出している料理を見て、急遽通常コースに変更(笑)

あの花山椒を使ったしゃぶしゃぶを目の前で作られてしまっては食べないで帰るわけにはいかないです。

普段は三芳さんで使われるような超高級牛肉は食べない自分ですが、ここの牛肉を食べるとやはりその香り、旨み、食感そしてその食後感に普段食べている牛肉との違いを感じずにはいられません。

また素材の持ってる力を引き出す技術も流石の一言。花山椒もそうですが、トリュフやこのわた、時期によっては松茸など強烈な個性を放つ食材を牛肉と合わせて、牛肉の持つポテンシャルを嫌みになるギリギリ手前の料理に仕立ててくれます。

自分を含め大半の人が、メインのステーキ(通常コースの料金は最後のステーキのお肉を何するかで決まります)を前にしてお腹いっぱいになるのですが、最後のステーキだけはシンプルに焼いたものだけを出してお肉そのものの良さを味わわせるところに「にくの匠」の矜持がある気がします。

昨今の高級牛肉の価格高騰に合わせて、コースのお値段もだいぶ上がってしまいましたが、やはり牛肉好きであれば一度は必ず訪れるべきお店だと思います。

【2017年5月初のコース(ステーキは神戸牛のロースを選択)】
★うすい豆と生姜の牛コンソメスープ
★タンの薄造り
★いちぼのたたき(神戸牛/川岸牧場)
★牛テールと日本酒で出汁を取ったお椀、このこ、小芋、芋茎、柚子と柚子の花
★もち米、サーロイン(近江牛/中川畜産)、烏賊、卵黄の醤油漬け、サマートリュフ
★淡路の新玉ねぎとアスパラガスのおひたし、神戸牛のコンソメジュレ、東沢の雲丹、フィンランドのキャビア
★サーロインのしゃぶしゃぶ、京都塚原の筍と京都で採れた花山椒(近江牛/中川畜産)
★サーロインステーキ(神戸牛/川岸牧場)
★御食事
★デザート
(お酒)
★グラスビール
★日本酒1杯
★グラスワイン1杯


お会計:約34,000円

他のレビュアー様に倣って、11月29日「良い肉の日」らしい口コミを(笑)

2015年11月
初夏に続き晩秋の三芳さんへ。この半年ですごく予約が取り難くなったようで、2カ月前の予約でも21時からしか入れませんでした。でも、やはり肉好きとしては、わざわざ京都まで食べに来る価値のあるお店です。

この日は、アルバ産の最高級白トリュフが厨房に鎮座しておりましたが、某レビュアー様より「あれは要注意ですよ(笑)」との話を伺っておりましたので、前回に続き大人しく通常のコースで。前回最後のステーキはロースをいただきましたので、今回はヒレ系のシャトーブリアンで。

タンの昆布締めから始まって、イチボのたたき百合根餅のお椀(テールスープ)、おしのぎの"肉そば"牛脂で揚げたという海老芋のから揚げに大量の唐隅ミスジの冷製ステーキ御食事に至るまで大満足の2時間半でした(この日の宿が大阪のためあまり長居できませんでした)。

お酒は、今年エチケットがリニューアルされたルイナールで乾杯の後は前回同様日本酒(初亀 極35黒龍 純吟38杉勇相模灘などなど)で。でも、最後のステーキにはワインを合わせたく1杯だけグラスワインを。サイクルズ・グラディエイターのピノ・ノワールというシブいチョイス。

次はゴールデンウィークくらいに来たいですね。
----------------

京都祇園にある牛肉割烹のお店。花見小路からもすぐ近くなので、昼間は観光客でごった返しているこのエリアも夜になるとかなり静か。1泊しかない京都旅行の夕食でこちらにお邪魔させていただきました。

マイレビュアーさまたちのレビューによると、予算を気にしないなら「おまかせ」が断然良いということですが、とはいえ初回だし、というのでかなり迷った末、メインのお肉だけ少し良いのにして通常のコースをいただくことにしました(正直ご予算の方も不安でしたし…)。

通常のコースは、料理の構成は同じで、最後のメインのステーキで使うお肉によって、13,000円~21,000円くらいの幅があります。お店のおススメは、19,000円の近江牛ということなので、そちらをいただくことに(21,000円になるとこの日は神戸牛でした)。

まず、全体を通しての感想を書きます。こちらの料理には基本牛肉がすべて使われていますが、単に良いお肉を素材感を前面に出して美味しく食べさせるのではなく、懐石の技法の中に上手く牛肉を取りこんで「料理」に仕立て上げているのが特徴です。また、お肉の温度調節。確かに「生」に近い状態のお肉もいくつか出てきますが、それらも常温にして出したり、ほんの少しだけ火で炙ったりして、「生」であっても肉の脂が固まった冷たい状態で出すようなことは決してしません。こちらの店主の伊藤さんは本当によく肉のことを考えていらっしゃいます。

以下は、各々の料理の感想。

突き出しは、じゅんさいのお椀。京都らしく昆布メインの出汁に牛肉で香りが付いていました。後から出てくるしゃぶしゃぶ用の出汁に肉をくぐらせた後の出汁を使ってるそうです。温かいものを最初にお腹に入れると胃が落ち着きますね。

1品目のお肉は、近江牛のタンの昆布締め薄造り。昆布で締められているのと、薄く切ってあって常温で出されるため、生っぽい感じはあまりしません。実は生肉はあまり得意ではないのですが、これは美味しかったです。

2品目は本当に軽く炙った近江牛のサーロインにサマートリュフ、オーストラリア産のブラックトリュフ(南半球なので今が旬)とラトビア産の塩分の少ないキャビアを乗せて、ホワイトアスパラガスと一緒に混ぜていただきました。ちなみにサマートリュフ、トリュフは標準ではなく"オプション"です。いや、どれも旨みが強過ぎました。

3品目はお椀。ハラミのうま煮と賀茂茄子のお椀です。ハラミはやや甘く煮てあって、その甘さとミョウガの香りが合ってました。

4品目、5品目は肉寿司。1つは剣先イカとサーロイン、2つ目はサーロインのみ。肉は例によって常温でやや炙ってからにぎらられています。

6品目は焼きもの。テール部分のお肉のつけ焼きでした。部位柄やや歯ごたえがあってゼラチン質なお肉でしたが、噛めば噛むほど旨みが出てきて、良く考えられているなと思いました。

7品目は冷菜。外側だけ炙ったヒレ肉に北海道産の立派な雲丹を乗せて芋茎と胡麻豆腐と一緒に出汁をかけていただきました。この辺で既に腹8分目でした。。。

8品目はしゃぶしゃぶ。店主の伊藤さん自らが出汁にお肉をくぐらせて、1人1人に出してくれます。この肉への火の入り加減が良いですねえ。自分でやったら絶対に火が入り過ぎてしまいますw。

最後は、近江牛のロースステーキ。流石に締めの1品だけあって、肉の質、ボリュームともクライマックス感満点でした。お肉を盛る器も美しくて、これはステーキハウスなどでは味わえない体験ですね。

最後のお食事には牛肉の煮こごりなんかも出てきて、最後までお肉を堪能させていただきました。

お酒は、食事の量が多そうだったので、日本酒を控えめに飲みましたが、あまり東京ではみかけない面白いお酒を出していただきました。

店主の伊藤さんも若くて気さくな方で、カウンターだったということもあり、色々と会話も楽しませていただきました。

次、来る時は「おまかせ」で!

  • 2017/5_花山椒と筍のしゃぶしゃぶ
  • 2017/5_ステーキ
  • 2017/5_タンの薄造り

もっと見る

6位

鮨 はしもと (新富町、八丁堀、宝町 / 寿司)

7回

  • 夜の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥20,000~¥29,999 -

2019/03訪問 2019/05/19

自分の色が徐々に出てきた

お店のオープン以来ずっと通っている寿司屋。

独立当初は親方である杉田さんの色が色濃く出てたけど徐々に自分の色が出てきている感じがします。

最近の寿司屋の傾向として、景気のせいか有名店の、それも寿司を握ったこともないような若い子を一本釣りで釣りあげてお店を出させることが続いてますが、お世話になったお店、親方への不義理もあるようです。そんな話を聞いてしまうと、いくら周囲の評判が良かったり、予約困難店だと囃したてられたりしても、さすがに自分からは訪問する気にはなれないですよね。

その点、こちらのご主人は、今でも親方へのリスペクトは凄まじいですし、かといって親方のコピーでもない、独自の寿司を繰り出しつつあります。

もちろん、親方の杉田さんもお店に伺ってこちらの大将の話をすると、目を細めて「これからもご贔屓に」と嬉しそうに話されている姿に師弟関係のあるべき姿を見る気がします。

こちらもこれからもずっと通い続けたい寿司屋の一つです。
6月以来のはしもとさん。

相変わらずつまみが素晴らしい。生、茹で、蒸し、焼きと調理方法のバラエティに加え、酒肴も充実。それでいてお腹に溜まらないという理想的なつまみです。

にぎりは、最近鮪を更に拘るようになったとのことで、この日もおまかせの中に3貫の鮪が(これまでは2貫であることがほとんど)。

周囲でも徐々にはしもとさんのファンが増えてきていて、今年辺りは更に一つ上のステージへと上がっていくのではないでしょうか。

また伺わせていただきます。
3ヶ月ぶりのはしもとさん。

予約方式が少し変わって、ちょっとだけ予約が取りやすくなりました。このくらいの間隔で来れると嬉しいですね(なお、この夏以降の予約は原則ネット予約のみです)。

この日は、初訪問の方含め、男3人で訪問。リラックスした雰囲気ではしもとさんのお寿司を堪能。

軽く飲んで、おこのみで2貫ほど追加して、お会計約23,000円ほど。適正価格ですね。

【2018年6月のおまかせ】
(つまみ)
★もずく酢とじゅん菜
★真子鰈
★クエ
★とり貝のつけ焼き
★蒸し鮑と肝醤油+追いシャリとアオリイカ
★穴子の茶碗蒸し
★あん肝、蝦蛄、雲丹の味噌漬け
★太刀魚の塩焼き
(にぎり)
★こはだ
★イサキ
★赤身づけ
★中トロ①
★マスノスケ
★鯵
★中トロ②
★車海老
★金目鯛
★雲丹
★煮蛤
★玉子
★鰯(おこのみ追加)
★穴子(おこのみ追加)
(お酒)
★ビール
★お酒1合


お会計:約23,000円
自分の拙い寿司経験の中での話になりますが、こちらのつまみのレベルの高さは、都内の寿司屋の中でも三指に入ります。

もちろん、礎になっているのは、修行先の仕事ではありますが、ご主人の独自の改良が加わり、すぎたさんとはまた違う高みに到達している感があります。

この日出てきた国産の粒マスタードで和えたマスノスケとか、一見寿司屋でこれを出すか?と思わせておきながら、食べてみるとこれほど酒の進む生魚はないんじゃないという出来映え。とにかく一時が万事こんな感じ。(ちなみにこの日は体調不良により痛恨のノンアルw)

もちろん、にぎりとのトータルバランスで言えば、まだまだすぎたさんには及ばないのですが、この先の進化を見届けずにはいられない、そんな寿司屋です。

にぎりももちろんイケてるんですが、如何せんつまみのインパクトが強すぎて、まだにぎりがそれに追いついてない気が。正確にはつまみで食事のクライマックスが来る感じ。

シャリなのかネタなのか構成なのか、この個性の強いつまみに合うにぎりをもっともっと追求してもらいたいですね。そしたら、きっと東京寿司のトップに君臨する親方に肩を並べることも十分可能なのではないでしょうか。

【2018年3月のおまかせ】
(つまみ)
★菜の花のおひたし
★ひらめ
★北寄貝
★鱈の白子
★藁で燻したマスノスケと粒マスタード
★このわたの茶碗蒸し
★牡蠣の味噌漬け、あん肝、干し数の子
★太刀魚の塩焼き
(にぎり)
★こはだ
★春子鯛
★赤身
★中とろ
★とり貝(裏返し)
★鰆
★鯵
★蛇腹の大トロ
★車海老
★紫雲丹
★穴子
★墨烏賊(おこのみ追加)
★さより(おこのみ追加)
★炙り金目鯛(おこのみ追加)
★干瓢巻き(おこのみ追加)
★玉子
★お椀
(飲み物)
★ノンアルビールx2
★ペリエx1


お会計:約23,000円
約半年ぶりのはしもと。

別に空けたくて半年空けたわけではなく、単に前回来た時に取った予約が半年後だったから。開店して約3年。あっという間に都内でも指折りの人気店になりました。

来年からは予約方法も変えるようですが、橋本さんと店の成長を見守るためにも引き続き寄らせてもらいますね。

【2017年8月のおまかせ】
(つまみ)
★枝豆
★ヒラメ
★鰹のづけ
★蒸し鮑と肝醤油
★肝醤油にシャリ玉と墨烏賊
★毛蟹の茶碗蒸し(ブルーチーズ入り)
★雲丹の醤油漬け
★鮎うるか、新イカの下足、筋子
★太刀魚の塩焼き
(にぎり)
★シンコ
★墨烏賊
★春子鯛
★赤身(大間)
★鰆
★コハダ
★トロ(大間)
★秋刀魚
★車海老
★馬糞雲丹
★穴子
★玉子
(お酒)
★ビール
★お酒(2人で3合ほどおまかせで)


お会計:約20,000円/人
約5ヶ月ぶりのはしもと。

ここは来た時に次の予約を入れて帰るけど、最初の頃は2、3ヶ月先だったのが今や半年先。それだけちゃんとお客さんがついてるのでしょうね。

それにしても相変わらずつまみは秀逸。親方譲りの仕事もあるけど、橋本さんオリジナルのつまみも増えてきているようで、お酒に良く合います。

親方の店はどちらかというとにぎり重視な気がしますが、はしもとはつまみ、酒、にぎりのバランス重視な気がします。お酒も色々選択肢あって楽しいです。

ただ、個人的にはやはり寿司屋はとことんにぎり重視であって欲しい気もします。もちろん、橋本さんがにぎりを重視してないわけではないですが、つまみが素晴らし過ぎるが故に後半のにぎりごやや弱く感じてしまいます。

若手寿司職人のホープとしての呼び声が高いですが、まだまだこんなところで止まっていてはいけません。更なる進化を見せつけてほしいです。とても期待してます。

【2017年2月のおまかせ】
(つまみ)
★蛤と菜の花
★ヒラメ昆布締め
★鰹を和芥子で
★鰯、ガリ、芽ネギの海苔巻き
★白子の炭火焼
★このわたの茶碗蒸し
★マカジキの生ハム仕立て、牡蠣の味噌漬け、あん肝
★穴子白焼き
(にぎり)
★こはだ
★九絵
★鰆
★赤身
★サヨリ
★赤貝
★中トロ
★鰤
★車海老
★紫雲丹
★穴子
★玉子
★蜆汁
★墨烏賊(おこのみ追加)
★金目鯛(おこのみ追加)
(お酒)
★ビール
★日本酒2人で4合ほど


お会計:1人約22,000円
3カ月ぶりのはしもとさん。

食材価格の高騰が続く中、こちらはつまみ、にぎりともに一切のクオリティを落とさず、このお値段で楽しませてくれるのは本当に有り難いですね。

予約サイクルは徐々に長くなって(次回は5カ月後の来年2月(涙))、訪問頻度は減ってしまいますが、本当にずっと通い続けたい寿司屋の一つです。

【2016年9月のおまかせ】
(つまみ)
★丹波黒豆
★利尻の平目
★藁で燻した鰹
★大原の鮑 肝とシャリとイカ
★筋子と新イカ下足
★毛蟹の茶碗蒸し
★秋刀魚一夜干し ワタとミョウガ
(にぎり)
★愛知の鰯
★墨烏賊
★赤身 生
★鰤のづけ
★新いくら
★鯵
★中とろ
★車海老
★唐津の赤雲丹と青森のムラサキ
★穴子
★玉子
★蜆汁
(お酒(2人で))
★ビール(小瓶)
★伯楽星 純米吟醸(1合)
★而今 純米吟醸(1合)
★政宗 純米吟醸(1合)


お会計:約18,000円/人

2月以来のはしもとさん。元は5月に予約を入れていたのですが、私の都合で6月にずれてしまいました。

もちろん、さいとうさんやすぎたさんのようなプラチナチケットなお寿司屋も大好きですが、こちらのように自分で予約の取れるお寿司屋さんも大事にしたいと思います(ここも既にだいぶ予約難ですが)。

客捌きや店の雰囲気作りは、まだまだ改善の余地がありますが、つまみやにぎりそのもののレベルはこの価格帯の寿司屋にあっては間違いなく東京でもトップクラスです。

また、他の若手職人同様に橋本さんも休みの日には色んな店を回って、研究を重ねておられます。この日もつまみで出てきた”あん肝と干柿、沢庵の和えもの”は神保町の某人気日本料理店からのインスパイアだそうです。正直、出来の方は正統なつまみが好きな自分にとってはちょっと合いませんでしたが、この店のスペシャリテになる一皿を色々と模索中なんだな、と好意的に捉えています(笑)

また秋になる頃にお邪魔させていただきます。

【この日のおまかせ】
(つまみ)
★じゅんさいともずくの酢の物
★真子鰈
★みる貝
★平貝
★蒸し鮑と鮑の肝の味噌漬け鮑の煮汁で作ったジュレ
★桜海老の茶碗蒸し
★あん肝の干し柿、沢庵和え
★太刀魚の塩焼き
(にぎり)
★こはだ
★春子昆布締め
★赤身づけ
★イサキ
★藁で燻した本鱒
★鳥貝
★中トロ
★鯵
★車海老
★馬糞雲丹 赤雲丹
★アオリイカ(おこのみで追加)
★穴子
★玉子


お勘定:18,500円/人
-----------

約3カ月ぶり、3回目のはしもとさん。

この日は今年初めて鳥貝が出てきました。春ですね~。春先らしくサヨリも出てきたのですが、サイズが異常に巨大で、聞いたらこのサイズのものは「閂(カンヌキ)」と言うらしいです。まだまだお魚のことで知らないこと多いです。

この日は、いつもより多めににぎりを3貫追加、巻きもの2つを追加させてもらいました。それでも余裕の20,000円アンダー。やはりお寿司はこのくらいの価格帯が一番通いやすいですね。

この日のおまかせ。

★菜の花のおひたし
★平目
★鳥貝、青柳
★蝦夷鮑の酒蒸しと肝(写真なし)~残った肝にはシャリと墨烏賊を和えて
★マカジキの燻製生ハム仕立て、牡蠣の味噌漬け
★このわたと長芋の茶碗蒸し
★えぼ鯛の塩焼き

★こはだ
★真鯛
★鰆の藁燻し塩蒸し
★閂(サヨリの大きいやつ)
★中とろ
★車海老
★北紫雲丹
★穴子
★墨烏賊
★煮蛤
★鰤
★胡瓜、山葵、干瓢巻き
★お新香巻き
★玉子

★瓶ビールx2、お酒1合(石鎚)+おちょこ1杯(陸奥八仙)


お会計:18,000円くらい
-----------

約2ヶ月ぶり、2回目の訪問。大方の予想通り既に予約困難店の仲間入りです。

おまかせ13,000円でこのクオリティのつまみとにぎりはなかなかお目にかかれないと思います。お酒の取り揃えも好みです。そして、この日は大間産の鮪のいいのが入ってました。店主自らこんなに良い鮪が入ったの久しぶりですとのこと。

この日は、私たちの前に某鮨店の親方夫婦が食べに来ていて、隣にいた私も緊張しましたが、橋本さんも少し緊張していたようです。その親方が席を立たれた後は随分とほっとしたようでした(笑)。

定期的にお邪魔したいお店なので、次の予約も帰り際に取ろうとしましたが、2ヶ月先まで既に予約が一杯のようで、翌月1日以降にご連絡くださいとのこと。ひぇ〜、ここもそうなっちゃうのね・・・。

この日のおまかせ。

お通し:里芋
つまみ①:かわはぎのお造り、肝醤油
つまみ②:松島のしゃこ
つまみ③:いくらと香箱蟹
つまみ④:白子の茶碗蒸し、ポン酢かけ
つまみ⑤:牡蠣の酒蒸しの味噌漬けと鰤のづけ、和芥子
つまみ⑥:ねぎま

にぎり①:こはだ
にぎり②:墨烏賊
にぎり③:しまあじ
にぎり④:赤身(血合いに近い部分)
にぎり⑤:藁で軽く燻した鰆、和芥子のせ
にぎり⑥:赤貝
にぎり⑦:とろ
にぎり⑧:車海老
にぎり⑨:雲丹(バフン、ムラサキ)
にぎり⑩:穴子
玉子


---------

新富町に新しくできたお寿司屋さん。大将の橋本裕幸さんは、今や東京で最も予約の取れない寿司屋、日本橋橘町の都寿司から独立して、この場所に自身のお店を出されたということです。

そして、年齢を伺ったらまだ30代前半とのこと。近頃は、寿司職人の世界でも年齢は関係なく実力のある職人さんは次々と独立されていくんですね。寿司屋のすそ野がそうやって広がっていくのは嬉しいことです。

こちら今は夜のみの営業で、おまかせで13,000円と今時このクラスのお寿司屋さんとしては大変リーズナブルです。寿司好きの間ではそれなりに有名になり始めていて、お手頃な価格と相まって既に予約難になりつつあります。この日も2名での訪問でしたが、予約を入れたのは1ヵ月前です。

この日のおまかせは、つまみ6つににぎり11貫(玉子除く)。お好みでにぎり1貫と巻物を1つ追加して以下のような感じです。

お通し:銀杏
つまみ①:平目(エンガワ付き)のお造り
つまみ②:つぶ貝のお造り
つまみ③:鮑の酒蒸し、肝の味噌漬けと鮑の出汁から作ったゼリーのせ
つまみ④:毛蟹の茶碗蒸し
つまみ⑤:秋刀魚の肝の味噌合え、新烏賊、筋子
つまみ⑥:えぼ鯛の塩焼き

にぎり①:こはだ
にぎり②:墨烏賊
にぎり③:縞鯵
にぎり④:鰹の藁焼き
にぎり⑤:かすご(血鯛)
にぎり⑥:中トロづけ
にぎり⑦:秋刀魚
にぎり⑧:車海老
にぎり⑨:いくら("とかみ"風)
にぎり⑩:赤うに
にぎり⑪:北寄貝(おこのみで追加)
にぎり⑫:穴子
にぎり⑬:干瓢巻き(おこのみで追加)
にぎり⑭:玉子(ご飯なし)


つまみは、まず他の寿司屋でも思うのですが、握りに向かない貝類はともかく白身類のお造りは不要かな。それ以外はほぼ文句のつけどころがなかったです。鮑の酒蒸し、茶碗蒸し、珍味系、焼き物とバラエティも味付けも自分好み。寿司屋ではにぎり中心の私でももっとつまみ出してほしい、と思ったくらい。

にぎりのネタは、過度に熟成にこだわるでもないですが、旨みが出てくるタイミングを見計らって客に出してる印象。なので、どのネタも強烈な新鮮さを感じるのではなく、噛むとどの寿司も旨みがこみ上げてくる感じ。

シャリは、最近の若手職人らしく赤酢を使って、炊き加減はかなり固め。握り具合もかなり緩めで、口の中でほどけるというより崩れます。大きさはやや小さめ。ネタとの大きさのバランス良いです。

おまかせは敢えて量を控えめにしているのか、追加のおこのみでも色々とにぎってくれそうです(この日はにぎりと巻物1つずつしか追加しませんでしたが)。

お酒は、特に手元にリストが渡されるのではなく、好みを伝えて出してもらうやり方が基本のよう。この日は2種類のお酒(たまたまどちらも京都のお酒)を出してもらったが、お酒にはかなりの拘りがありそう。次はお酒好きと一緒に行ってみよう。

良い意味で癖の少ないバランスの取れた寿司屋というのが初訪の印象。何より代金がこれで税込1人15,000円ちょいというのは本当に有難いですね。次いつ予約入れられるのか分からないので、次の予約も入れてきました(最近、そんなのばっかです。。。)

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

もっと見る

7位

鮨 ます田 (表参道、外苑前、明治神宮前 / 寿司)

1回

  • 夜の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 昼の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥20,000~¥29,999 ¥20,000~¥29,999

2016/11訪問 2016/12/26

華のあるつまみとにぎり/ます田

青山骨董通りから少し入ったビルの地下1階にある寿司屋。

大将の増田励さんは、小倉の名店「天寿し」などでアルバイトの後、寿司職人を目指して上京。自ら食べ歩いた中で最も美味しいと思った「すきやばし次郎」の門を叩き、二郎さん、青空さんらの下で修業を重ね、2014年に自らの店である「ます田」をオープン。ミシュラン東京2017では2つ星を獲得しています(去年までは1つ星)。

僕はすきやばし次郎には行ったことがないので、比較はできないですが、双方を知る方曰く、使うネタや構成など違いはあるものの、にぎりの系統は次郎、水谷や青空と同じだということです。特に酢の酸味が効いたシャリは次郎譲りとのこと(ただし、増田さん曰くすきやばし次郎のシャリはもっともっと酸っぱいらしいです)。

にぎりの技術は、やはり次郎さんでもつけ場には立つことがなかったためか、良く言えば丁寧、悪く言うとややぎこちないところは正直あります。もちろん、斎藤さんのように常に決まった手数でビシッと決めらるのが理想なんでしょうが、恰好を気にするあまりに出来上がりが雑になるくらいなら、きちんと丁寧に握ってもらった方が僕的にはありがたいです。水谷さんなどもそんな感じだった気がします。

つまみに関しては、都内でもトップクラスの寿司屋だと思ってます。単に自分の嗜好に合ってるだけかもしれませんがお造り、蒸し物、焼きもの、珍味系がバランスよく出てきて、どれも高級割烹で出しても通用しそうなレベル。

接客に関しては、まだ30代半ばと若いだけあって、若さを感じる心地の良い接客が受けられると思います。お店の雰囲気も広々とはしてませんが、設え的にもこの場所に合ってる気がします。

営業はランチと17時、19時、21時となんと3回転制!従って、ランチ、もしくは最後の回じゃない時は必ず2時間で一通りを済ますことになります。昼夜とも内容は同じで、にぎりのみ18,000円、つまみ込み23,000円だったと記憶してます。にぎりは大体16貫くらいと多めに出てきます。

お値段はやや高めではありますが、ギリギリ許容できる範囲。ただ、ランチはさいとうあらいのランチにぎりを知ってる者としては、少し値段を下げてくれた方より通いやすいかなぁ。

この秋には店名は異なりますが、京都に新しくできたFour Seasonsに「和魂」という名でお店も出して、周囲がちょっと不安になるくらいの早さで勝負に出てる感があります。いずれにせよ、どんな寿司屋、寿司職人はたまた実業家になっていくのか将来がとても楽しみです。

【この店の好み】
★焼き物全般(つまみ)
★煮蛤
★穴子


【こんな人におススメ】
★酸味の効いたシャリが好き
★サクッと食べて帰りたい


【予算(昼夜同じ)】
★にぎりのみ:18,000円
★つまみ有り:23,000円(お酒飲んで25,000円~30,000円)


【訪問回数)
★5~10回
---------------

【過去レビュー】
約2カ月ぶりのます田さん。この日は海外から来る友だちとのランチで利用。夫婦での来日でしたが、2人とも”Amazing"を連発。とても気に入ってもらえたようです。増田さんとの会話も楽しく、京都のお店のこと、新たに店を出す友人のこと、ゴルフのことなど(笑)、あっという間の1時間半でした。

【この日のにぎりコース】
★アイナメ
★墨烏賊
★真子鰈
★赤貝
★鱚の昆布締め
★縞鰺
★赤身づけ
★中トロ
★大トロ
★こはだ
★車海老
★鰯
★鳥貝
★金目鯛
★鯵
★馬糞雲丹
★小柱
★鰹
★穴子
★鮑
★干瓢巻き
★玉子


----------

2ヶ月ぶりの訪問。この日はフォロワー様とのオフ会利用。19時からの2回転目です。この日は生憎3回転目の予約も入っていて、2時間1本勝負となってしまいましたが、つまみ7品、にぎり17貫、巻物2つ+玉子という構成でお腹いっぱい。

前回昼に来たときは酢の酸味がやや強く感じましたが、今回はそんなことはなく、とてもマイルドな仕上がり。大将に聞くと「何も変わってませんよ」とのことなので、お酒を飲む飲まないで味覚って違ってくるんだな、ということを痛感。

あと、新たに感心したのは、私は左利きなのでお鮨も左手で持って食べる(でも、箸は右手で持ちます)のですが、ここの大将は左利きだと分かると左手で食べやすいようににぎりを置いてくれます(つまみは右手で箸を持って食べるので、1貫目は”右手用”に置いてくれて、2貫目以降左利きと分かると左手で取りやすいように置いてくれてます。前回からそうなってますね)。改めて他の鮨屋の写真見ましたが、そんなふうに置いてくれるのはここだけです。こういう細かい気遣いできるのも素晴らしいですね。

同席いただいたフォロワーさまもお気に召していただいたようで楽しいディナーになりました。

この日のおまかせ

【つまみ】
★鳥貝のしゃぶしゃぶ
★蛍烏賊の味噌漬け
★みる貝の醤油付け焼き
★青海鼠の酢の物
★メヒカリの一夜干し
★白甘鯛(白川)の酒蒸し
★太刀魚の塩焼き

【にぎり】
★平目
★墨烏賊
★さより
★鰺
★赤身づけ
★中とろ
★大とろ
★こはだ
★車海老
★赤貝
★赤貝の紐
★金目鯛
★煮蛤
★紫雲丹
★馬糞雲丹
★小柱
★穴子

【巻物】
★ねぎとろ巻き
★おぼろ干瓢巻き

★玉子

【お酒】
★瓶ビール(小瓶)
★日高見(1合)
★紗利(1合)


お勘定:28,000円
-------

青山の「ます田」さんにお昼のにぎり食べに伺いました。時間もやや限られていたのと、午後からの仕事のためお酒も飲めないのでにぎりのみ(夜と同じ18,000円です)をいただきました。この年末年始にテレビで取り上げられたらしく、私以外のお客さんはその番組をご覧になって来られたようでした。どんな番組だったんだろ…。

最近は、赤酢とやや塩分の強いシャリに舌が慣れてしまったのか、こちらのやや酢の立ったシャリは妙に新鮮に感じてしまいました。ただ、大将曰く「次郎のしゃりはもっと酸っぱいですよ」とのこと。

お昼伺って思いましたがここは、お昼に慌ただしく鮨を食べるのではなく、夜に伺ってお酒を飲みながら美味いつまみをいただいた後に握ってもらうのが良さそうです。ということで、次回はまた夜に参ります。

この日のにぎりのおまかせ(おこのみで何貫か追加してます)。

★ひらめ
★えんがわ
★さより
★鰤
★赤貝
★赤身づけ
★中とろ
★大とろ
★こはだ
★車海老
★煮蛤
★雲丹
★金目鯛
★いくら
★鱚
★〆鯖
★穴子
★おぼろ+干瓢巻き
★玉子

-----

南青山の路地裏にある寿司屋。ビルの地下1階にお店はあります。

こちらの若き大将増田励氏は九州小倉の出身。和食店などを経て、すきやばし次郎で修業を積んだ後、昨年この場所にご自分のお店を出しました。水谷の水谷八郎氏、青空の高橋青空氏らはこちらの兄弟子さんということですね。

この日は、こちらの開店来の常連である上司とともにお邪魔させていただきました。席は17時、19時、21時の3回転ということですが、2回転目の19時の回に伺わせていただきました。

店内は、カウンター6席と個室1室の小さな造り。しかもエレベータ降りてほぼ目の前がカウンターという、ちょっと不思議な空間です。

こちらでは基本はおまかせで、おまかせをだいたい一通り頂いた後に追加したいものがあれば、つまみもにぎりもオーダーできます。お値段は、にぎりのみのおまかせが18,000円、つまみ+にぎりで今は23,000円ということです。さすがに良いお値段ですが、つまみ、にぎりのネタのレベルを考えるとそこまで割高に感じることはありません。

この日のおつまみは全部で8品ほど。さすがに和食料理屋でも修業していたこともあり、ここは本当に寿司屋か?と思えるレベルのつまみがいただけます。写真なくてすみませんが、以下のような内容でした(出た順序は少し違うかも)。

★新秋刀魚のたたき
★蒸し鮑
★蒸し鮑の肝
★鱚のキャビア乗せ
★メヒカリの塩焼き
★太刀魚の塩焼き
★アイナメのお造り
★サゴシのお造り


中でも焼きものの美味さは他の寿司屋ではなかなか味わうことのできないレベルで、本格的な懐石料理かと思わせるものでした。いや、ホント凄いです。にぎりの方もおまかせだと14貫ほどですが、この日はいくつか追加もお願いして巻き物含めて全部で17貫をいただきました。

★ヒラメ昆布締め
★新烏賊
★いなだ
★鰯
★石垣貝
★大とろ
★こはだ(ほぼシンコ)
★車海老
★鰺
★金目鯛
★雲丹
★新いくら(この日が今年の最初)
★穴子
★鮑(おこのみ追加)
★鉄火巻き(おこのみ追加)
★おぼろ+干瓢巻き(追加)
★玉子


シャリは、今若手職人さんを中心に一種のブームにもなってる赤酢を使った塩分強めのシャリではなく、やや甘みがあって、米酢の酸味をほどよく効かせたもの、あくまで主役のネタを存分に引き立てるシャリです。炊き方も最近の寿司屋からするとやや柔らかめかもしれません。この辺は好みが分かれるところかもしれません。温度はちょうど人肌くらいで、冷たすぎず温かすぎずです。にぎりの技術もさすがの"次郎仕込み"でした。

ネタも一つ一つの鮮度や質もさることながら、新イカやシンコなど仕込みに手間のかかるもの、なかなか市場にも出回らないようなものまで淡々と出してくれました。ネタの温度管理にも当然気を配られていて、ほど良い冷たさでした。

最近伺った寿司屋の中ではトータルバランスが最高でした。近いうちにまた行きたいです。

  • 2016/1_中とろ
  • 2016/1_煮蛤
  • 2016/1_さより

もっと見る

8位

SATOブリアン 本店 (阿佐ケ谷、南阿佐ケ谷 / 焼肉)

18回

  • 夜の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 -

2020/12訪問 2021/03/21

和牛フィレの殿堂

40代以上に人気というライトコースでやってもらいました。

黒毛和牛のヒレを一度にこれだけ食べられる焼肉屋はそうそうないと思います。

最近は、いくつかの会員制を名乗る店が若い人たちの間で大流行の兆しですが、そんな素性の知れないマーケティングだけに長けたところにホイホイついていくより、しっかりホンモノを追求した方が良いと個人的には思いますけどね。
久々のサトブリ本店は、これまた久しぶりの個室で。

訪れたのが9月ということで今年も松茸ありました。

ブータン産ですが、こうしてお肉と一緒に濃いめの味付けでいただくには十分な品質です。ただ、ブータン松茸も知名度とともに年々値段が上がっているそうですよ。

この日もたっぷりと九州産の和牛ヒレを存分に堪能させてもらいました。
黒毛和牛のフィレ(シャトーブリアン)をリーズナブルにお腹いっぱい食べたい人にはとにかくおススメです。

コースのみの提供でコース内容もここ数年はほとんど変わらないけど、その分完成度はハンパないです。

予約もネット予約に1本化されているようで、より多くのお客さんに門戸が開かれています。

店舗の数も阿佐ヶ谷周辺に5店舗あるので、1日に用意できる席数もだいぶ増えた感がありますね。

フィレを食べたくなったら真っ先に思い浮かぶ焼肉屋です。
2018年最後のサトブリは自分にとっての「ホーム」ともいえる本店で。

この日は大学時代の友人たちとの忘年会。上質なお肉を食べながらそれぞれの近況報告と学生時代の昔話に花が咲きました。

2019年は何回阿佐ヶ谷に行けるかな。


今月もブリ飯のご飯がトウモロコシご飯。

しかも肉入りにグレードアップしてました。

トウモロコシが終われば、次はいよいよ松茸。

昨年同様、ブータンですが、今年は過去最高の量を仕入れる予定です、との情報をもらったので、今から楽しみッス。
5月のサトブリは前月に続き本店予約。

ブリ飯のご飯が玉蜀黍ご飯になってました。

この水準の黒毛和牛のタン元、ハラミ、モモ、ロース、そしてシャトーブリアン含むフィレがこれだけの量が出てきて、このお値段に収まるのは物凄い経営努力だと思います。

しかも、サイドディッシュや主食系の細部にも拘りがあって、人気が継続、いや寧ろ加熱するのも納得です。

このサイトの有力レビュアーは”にごう”推しが多いですが、やっぱ自分は本店が一番かな。

とはいえ、来月は1年ぶりに”にごう”にお邪魔して、スリムになってイケメンになったと噂の店長さんと戯れてきますw
4月の予約も本店。

安定のおまかせコースを堪能。

相変わらずのボリュームだけど、後半はフィレ(シャトーブリアン)が続くので、最後までパクパク食べられちゃいますね。

【2017年4月のおまかせ】
(お肉)
★タン元
★フィレミニョン
★ハラミ
★シンシン
★ヒレすき
★リブ芯
★ブリ飯
★ブリカツサンド
(サイド)
★ビーフシチュー
★グリーンサラダ
★塩たたきキュウリ
★冷やしトマト
★冷麺
★アイスクリーム
(お酒)
★ビール
★ハイボール


お会計:約15,000円
先月に続いてのSATOブリアン、3月の予約は本店でした。

ここではいつも出てくるお肉は佐藤さんにおまかせだけど、最近ではタン元→ハラミ(タレ)→シンシン→カイノミ→ヒレすき→ブリ飯→ハラミ(塩)→ブリカツサンドっていう流れが気がする。

次回は久々にあればサーロインをリクエストしてみよ。
2017年最後の本店。今年もお世話になりました。

本店、にごう、Jrを合わせて今年もほぼ月イチ訪問でした。

毎回コースの構成が変わることがないけど、ここまで飽きずにはるばる阿佐ヶ谷まで足を運び続けるのは、やはり提供されるお肉のクオリティとコースの完成度の高さにあるんでしょうね。

お肉は、芝浦からのルートも確立したものの、今でも7~8割は九州からだそうです。ここの肉の特徴は、柔らかいのは当然として「ワイルドな旨み」と「瑞々しさ」が他の焼肉屋とは決定的に違っています。

また、コースの中でこれだけのフィレ(シャトーブリアン含む)を出すことができて、且つこの値段でやっていけてるのが肉のプロフェッショナルから見ても物凄いことなのだそうです。

年末には新店もオープンして(訪問済みですがレビューはいつになることやら…)、勢いは止まるところを知りませんが、2018年もたくさんお世話になりたいと思います。

【2017年11月のおまかせ】
★ビーフシチュー
★キムチ
★サラダ
★タン元
★ハラミ(塩)
★シンシン
★ランプ
★カメノコ
★塩ダレたたきキュウリ
★冷やしトマト
★ヒレすき(ダブル)
★ブリ飯
★ブリカツサンド
★冷麺
★アイスクリーム
この日は大学時代の友人と。

初訪問のメンバーもいて、初サトブリに痛く感動してました。自分も初めてここで焼肉食べた時の衝撃は今でも鮮明に記憶に残ってますね~。

10月の終わりの訪問でしたが、まだ松茸も残ってました。さすがに10月いっぱいで終わりだったようですが、今年はにごうと合わせて3回も松茸の時期にお邪魔することができました。

そして、この日もワイルドな旨味たっぷりの九州和牛を堪能。今は九州方面だけでなく芝浦からの仕入れルートも確保されていますが、やはりメインは九州和牛。

銘柄や生産者に脚光が浴びる今日ですが、あくまでも経験と信頼に基づく目利きで仕入れることがSATOブリアンの真骨頂。

ご馳走様でした。

【2017年10月のおまかせ】
★キムチ
★ビーフシチュー
★グリーンサラダ
★タン元
★ハラミ
★シンシン
★ランプ
★カイノミ
★松茸ヒレスキ
★塩たたききゅうり
★冷やしトマト
★松茸ブリ飯
★ブリカツサンド
★アイスクリーム
(お酒)
★ビール
★ハイボール数杯


お会計:約14,000円/人
今年の秋も松茸を使ったヒレスキとブリ飯をいただきました(にごうでは今や幻となった松茸入りギノチャもあったけど)。

何でもブータン国と太いパイプを持つ仕入先を紹介されたそうで、9月まではブータン松茸が入っていました。

和牛と松茸って本当に相性いいんですよね~。この秋は(この秋も)この組み合わせで本当に色々食べました(笑)

それにしてもやはり西日本、特に九州の和牛の特徴でしょうか、肉自体の味の濃さがやはりここのは他の店を大きく凌駕している気がします。

もちろん、もっと繊細な味の和牛もありますが、お値段がハンパないですし、焼肉より塊で焼いて、塩だけでシンプルに食べるのが良かったりします。

こちらのように色んな食べさせ方をするには、タレやスパイスに負けない強い味の肉が最適なのでしょうね。

年末にはまた新しい動きもあるようですし、まだまだ阿佐ヶ谷通いが続きそうです(今夜もこれから行ってきまーす)。

【2017年9月のおまかせ】
★大根キムチ/白菜キムチ
★グリーンサラダ
★タン元
★ハラミ
★塩ダレたたききゅうり
★ランプ
★巻きロース
★ヒレスキ
★サーロイン
★ブリ飯
★ブリカツサンド
★冷麺
★アイスクリーム
(お酒)
★ビール
★ワインx3本(6人で)


お会計:約16,000円
6月は何ヶ月ぶりかに「お休み」したので、約2ヶ月ぶりのサトブリ。

夏に入っても安定の仕入れ。この日も店を出る頃には23時を過ぎていたけど、あれだけ食べても不思議と翌日に残らないのが本当に不思議。

8月は6月のお休み分を取り返すべく、にごう、Jr.と2回伺わせていただきます。

【2017年7月おまかせコース】
★ビーフシチュー
★キムチ
★サラダ
★タン元
★フィレミニョン
★しんしん
★ハラミ脂多め
★ハラミ脂少なめ
★冷やしトマト
★ヒレすき
★ブリ飯ダブル
★ブリカツサンド
★冷麺
★塩キャラメルアイス
(飲み物)
★ビール
★ウーロン茶x2


お会計:約14,000円
「ペコジャニ∞」でのカツサンド対決の勝利おめでとうございます!(笑)

初めて揚げてるとこ見ました。ああやって揚げていくんですね。

この日もそのブリカツサンド含むいつもの佐藤さんおまかせコースでいただきました。ご一緒した日本中のトップクラスの牛肉を食べまくってる彼も満足してくれたでしょうかね?

お肉は、いつものことながら大満足でしたが、この日は雲丹も素晴らしかったですね〜。赤雲丹だったと思いますが、これだけの雲丹だと敢えてキャビアは乗せず、シャトーブリアンと雲丹の旨みだけで十分。たまには足し過ぎないことも大事ですね。

いよいよ来月は1年ぶりの29部屋です。
後輩にお願いされてホワイトデーのSATOブリアン。

この日はいつにも増してお肉の量が物凄かったです。でもこれだけ食べても翌日に残らないのはさすがの一言。

最近思うのですが、ここの牛肉はどれも肉に含まれる水分の量が多く、あたかも鶏肉を食べているかのように食べ進めることができる気がします。

もちろん焼き方の妙もあるでしょうが、時間のおき方や個体の目利きでしょうね~。

当然また次回も楽しみです。

【2017年3月のおまかせ(お肉のみ)】
★タン元
★フィレミニョン
★リブ芯
★シンシン
★ハラミ①
★いちぼ
★ヒレすき
★ブリ飯
★ハラミ②
★ブリカツサンド
阿佐ヶ谷という自宅からもオフィスからも離れた場所にあるのに毎月通い続けているホームな焼肉屋。

お肉はいつも佐藤さんにおまかせ。その日のおススメの部位を、自分の好みを考えて選んでもらってます。なので、同席いただく方は強制的に自分の好みに従っていただくことになってしまいます(笑)

ここは、よろにくとは違って、料理やお肉の提供方法は定番モノ中心で、いわゆる”サプライズ”系の料理はほとんどないですが、出てくるお肉そのものにはサプライズすることはしばしばです。

SATOブリアンの肉の凄みは、その絶妙な柔らかさと肉自体の味の濃さに加えて、最近ではその肉が持つ水分量(肉汁の量と言えるかもしれません)が他の店で出てくる肉とは段違いの多いということに気づきました。

たとえば鳥しきなど、超一流の焼き鳥屋の鶏肉って焼いても物凄く瑞々しさが残るんですが、その鶏肉の瑞々しさにも似たところがここの肉にはある気がします。なので、毎回毎回あんなに腹パンになるのに不思議と翌日もたれることが全然ないんですよね。

予約が取れる限りは当面毎月の阿佐ヶ谷通いは続きそうです。

【2017年2月のおまかせ】
★キムチ(白菜、大根)
★ビーフシチュー
★サラダ
★タン元
★ハラミ(塩)
★シンシン
★イチボ
★サーロインと雲丹
★ヒレすき
★ハラミ(タレ)
★ブリ飯
★シャトーブリアン(食べ方おこのみで→ポン酢で食べました)
★ブリカツサンド
★冷麺
★塩キャラメルアイスクリーム
(お酒)
★ビール
★ハイボール
★ワイン少々


お会計:約13,000円
※訪問メモ
※詳細は過去レビュー参照ください。

今年最初のSATOブリアン。昨年9月から数えると5ヶ月連続。Jr.、にごうも合わせると2回来てる月もあるので、既に阿佐ヶ谷の風景にも慣れてしまいました。

この日は、個室での利用となりました。壁に書かれたサインもこの1年で随分と増えましたね〜。そして、この日の同伴者のサインがまた一つ壁に追加されました。

ここでは毎回おまかせなのですが、この日は初めてどういうわけか、ヒレすきに使うヒレがダブル(1人2枚)でした。そして、いつもはサーロインをおろしポン酢でいただくのですが、この日はシャトーブリアンもポン酢でいただきました。それだけで少し新鮮な感じがしますね。

ということで今年もよろしくお願いします。
(詳細は過去レビューを参照ください)

ここ半年くらい毎月通ってる焼肉屋。にごうとJr.も合わせると2回という月も…。

九州産の黒毛和牛の持つ猛々しい肉の旨みの虜になってます。

当面阿佐ヶ谷通いが続きます。

【2016年12月のおまかせ】
★ビーフシチュー
★キムチ(白菜・大根)
★グリーンサラダ
★タン元
★ランプ
★しんしん
★ヒレすき
★冷やしトマト
★塩たたききゅうり
★ハラミ
★すき焼き
★ブリ飯雲丹乗せ
★ブリカツサンド
★冷麺
★アイスクリーム
(お酒)
★ビール
★ハイボール
★赤ワイン


お会計:約14,000円/人
阿佐ヶ谷にある、間違いなく東京で今最も勢いのある焼肉屋さん

お肉は主に九州産(宮崎、鹿児島、熊本など)の黒毛和牛が使われ、赤身の旨みで勝負する焼肉屋です。ただ、サシのびっしり入ったお肉が使われないかというと、そういうわけでもなく、オーナーの佐藤さんの目利きで「これはイケる」というものであれば、ブランド牛であろうとなかろうと、それこそ惜しげもなく霜降りのお肉もガンガン出てきます。

また、お肉の食べさせ方にも物凄い工夫がなされていて、すき焼き風にして食べさせたり、おろしポン酢でさっぱりと食べさせたり、はたまたシャトーブリアンなどは牛カツサンド(ブリカツサンド)にしてみたり、そしてこの店のスペシャリテになっているブリ飯のように雲丹やキャビアを乗っけてご飯と一緒に食べさせてみたりと。いずれも計算され尽くした究極の食べさせ方で訪れるゲストを次々と虜にしていきます。

お肉以外のサイド系も一切の手抜かりがなく、最初に出てくるビーフシチューからサラダ、塩たたき胡瓜、福岡糸島産トマト、締めの冷麺、デザートまで何一つとして妥協の跡がありません。

お値段は、食べて飲んで大体いつも13,000円~15,000円程度。焼肉屋としては決して安くはないのですが、今までご一緒した皆さん口を揃えて「えっ!?こんな安くていいの?」とおっしゃいます。

今や超絶予約困難店のこちらですが、一度行った人がほぼ全員リピータになるので、それも仕方ないでしょうね。

【おススメ】
基本すべてがおススメですが、敢えていくつか挙げるとすると以下になるでしょうか。
★ハラミ
★ヒレすき(たまにブリすき)
★ブリ飯


【こんな人におススメ】
★すべての”Meat Lover”

【予算】
★13,000円~15,000円くらい
(お酒込み)


【訪問回数】
★10回以上

【2016年11月のおまかせコース】
★ビーフシチュー
★白菜キムチ/大根キムチ

★タン元
★ハラミ(タレ)
★ランプ
★しんしん
★冷やしトマト
★塩たたききゅうり
★ヒレすき
★ハラミ(塩)
★しんしん
★サーロイン おろし橙ポン酢
★ブリ飯 昆布森の雲丹乗せ
★ブリカツサンド
★コムタンラーメン(新作)
★アイスクリーム


【2016年10月の佐藤さんおまかせコース】
★ビーフシチュー
★肉味噌乗せ冷や奴
★タン元(にごう柳野店長がわざわざ我々に回してくれた逸品)
★ハラミその①
★ランプ
★シンシン
★ハラミその②
★塩たたき胡瓜
★冷やしトマト
★松茸入りヒレすき+ご飯
★サーロイン(橙おろしポン酢で)
★松茸ご飯のブリ飯、雲丹、キャビア乗せ
★ブリカツサンド
★試作品のビーフカレー(既にメッチャ旨かった)
★冷麺
★アイスクリーム


お会計:約14,000円

【2016年7月のおまかせコース】
(お肉)
★鹿児島産黒毛和牛のタン
★松阪牛のカイノミ
★鹿児島産黒毛和牛のランプ
★松阪牛のヒレすき
★鹿児島産黒毛和牛のハラミ
★鹿児島産黒毛和牛のシャトーブリアンと松阪牛のシャトーブリアン食べ比べのブリ飯
★鹿児島産黒毛和牛シャトーブリアンの牛カツサンド(ブリカツサンド)
★松阪牛のサーロイン
(サイド)
★特製ビーフシチュー
★白菜キムチ/大根キムチ
★特製グリーンサラダ
★福岡糸島産塩たたき胡瓜
★福岡糸島産トマト
★冷麺
★アイスクリーム
(お酒)
★ビール
★ハイボール
★赤ワイン2本(ブルゴーニュタイプとボルドータイプ)


お会計:約15,000円/人
-----------

定期訪問。この日は4人で個室を利用させていただきました。メンバーのうち2人が女性でしたので、量はいつもよりやや控えめでより赤身中心で。

それでも皆さん最後はキツそうでした…。普段慣れてないとこのボリュームはキツいのでしょうかね…。

それにしてもこの食事の最中に熊本で最初の地震が起こり、この時も心配はしていたのですが…。まさかここまでの災害になろうとは。この日も熊本産のお肉もコースに含まれてましたが、今自分にできるのは、いくばくかの募金とこうやって熊本を初めとする九州の美味しい食材、食事を楽しむことくらい。もちろん、もう少し落ち着いてくれば、大好きな熊本や阿蘇にも足を運びたいと思います。

【この日のコース】
★黒毛和牛のビーフシチュー
★白胡麻サラダ
★キムチ三種盛り合わせ
★黒毛和牛のタン
★熊本菊地牛のランプ
★熊本菊地牛のカメノコ
★冷やしトマト
★宮崎牛のサーロイン
★ハラミ
★宮崎牛ヒレ
★ブリ飯 唐津の赤雲丹乗せ(鹿児島牛シャトーブリアン)
★ブリカツサンド(鹿児島牛シャトーブリアン)
(お酒)
★ビール
★ハイボール
★赤ワインx2本


お会計:約14,000円/人
-------

今年最初のSATOブリアン。ここもいすっかり超予約困難店に。このサイクルで予約を入れるのがやっとな状態(まだ予約取れるだけマシですが…)。

この日は、4人で11,000円の一番上のコースをオーダー。さすがにお肉の量も多くて大満足。しかもタンなどは佐藤さん自ら相当の上物というだけあって、甘み、水分、歯応えいずれをとっても最高クオリティと思われるタンを特製スパイスと辛子醤油で。

あとは、この日は頂いた中では鹿児島産黒毛和牛の「シンシン」が良かったですね。塊肉のまま、時折肉を休ませながらじっくり時間を掛けて火を入れていきます。焼き上がりは一見レアっぽく見えるのですが、しっかり中心まで熱が入った究極の焼き上がりと言える仕上がり。これは素人の焼きでは絶対実現不可能。

定番のブリ飯、ブリかつサンドもいただき、大満足の3時間でした。

【この日のコース(11,000円)】
★和牛のビーフシチュー
★キムチ盛り合わせ(後からもう1皿追加)
★塩ダレたたき胡瓜(胡瓜は福岡糸島産)
★白ゴマと海苔のサラダ
★和牛のタン元
★宮崎産和牛のリブ巻き
★鹿児島産和牛のシンシン
★鹿児島産和牛のランプ
★冷やしトマト(トマトも福岡糸島産)
★宮崎産和牛のヒレ(糸島の赤卵ですき焼き風に)
★宮崎産和牛のサーロイン(おろし橙ポン酢で)
★和牛のハラミ
★宮崎産和牛のシャトーブリアンを使ったブリ飯、雲丹乗せ
★宮崎産和牛のシャトーブリアンを使ったブリかつサンド(例によって、大阪シュクレクールの特製のパンでサンド)
★冷麺
★アイスクリーム


お酒はビールを1、2杯と4人でワイン2本(イタリアのピノノワール、オーストラリアのシラー+カベルネソービニョン)を空けてお会計54,000円ほど。
------------

3ヵ月ぶりのSATOブリアン。

この日は、奇しくも先月松川で思いっきり松茸を堪能したメンバーとまったく同じ顔ぶれでのオフ会利用。前もって、佐藤さんにはメールで「いっぱい食べるから色々出してね」とお願いしての訪問です。ここでは好みは伝えど、最終的なコース構成はお店に委ねるのが正解。それで足りなかったら追加肉を頼むというのでよいでしょう。(追加はいまだ頼んだことありませんが)

この日用意いただいたのは、次のような内容でした。

★定番ビーフシチュー
★キムチ盛り
★海苔と白ゴマのサラダ
★タン元(※内臓扱いため個体トレース不可)
★ハラミ(※同上)
★鹿児島のざき牛のランプ
★福岡博多牛のシンシン
★宮崎牛のリブ芯
★胡麻塩たたき胡瓜
★鹿児島牛のヒレスキ(長崎で取れた有名な玉子の卵黄に絡めていただきます)
★冷やしトマト
★鹿児島牛のシャトーブリアンを使った牛かつサンド
★同じシャトーブリアンを使った名物ブリ飯、北海道産馬糞雲丹とキャビアを乗せていただきました。
★ミニ冷麺
★柚子シャーベット


お肉は赤身中心ながらもリブ芯などこちらにしては珍しく、しっかりとサシの入ったお肉も今回は出していただきました。とはいえ、前回も感じましたが、何せ最初に出てくる、タンとハラミのインパクトが強くて、後に続くお肉たちもとても素晴らしいのですが、やや存在感が霞んでしまうというのは構成として改善の余地があるのかも。

以前、にごうの29部屋で頂いた時は、ハラミはコースの中盤、カツサンドも最後ではなく後半の途中に出てきましたが、それくらいのタイミングで出すのが良いのかもしれません。やはりこちらで肉を食べるからには、スペシャリテのブリ飯はテンションマックスのタイミングで食べたいですよね。

出来るかどうか分かりませんが、今度料理(お肉)の出す順番についても相談してみようと思います。
-----------

阿佐ヶ谷にある焼肉有名店。決して広くはない店内ですが、店主の佐藤さんをはじめ、ホスピタリティに溢れるスタッフの焼きも含めたサービスを受けつつ、独自の仕入れルートで九州方面から仕入れた絶品和牛の美味い部分を堪能できるのがこちらの最大のウリ。

基本は、コースでの注文となりますが、予算と胃袋の具合に合わせて巧みに構成を考えてくれるのも有り難いところ。こと焼肉についてはややうるさい私ですが、ここではお店にすべてを委ねるのが正解だと思います。

特に赤身系の肉のクオリティ、美味さについては他の追随を許さないものがあります。そして、お肉の食べさせ方やコースの組み立てにも良い意味でのサプライズなどがあったりして、エンターテイメント的な要素も兼ね備えた、まさに今の東京の焼肉シーンをリードする焼肉屋といっても過言ではないでしょう。

この日は会社の同僚との暑気払いで利用させてもらいました。予算に制約があったので、この店の実力からすると、やや遠慮気味のコース内容でしたが、それでもシャトーブリアン&ブリ飯はじめこちらの看板肉を一通り堪能させてもらいました。

【この日のコース内容】
★キムチ
★ビーフシチュー
★野菜サラダ
★特上厚切りタン
★特上厚切りハラミ
★シンシン
★ランプ
★フィレ
★胡麻塩たたきキュウリ
★冷やしトマト
★サーロイン
★シャトーブリアン&ブリ飯(雲丹乗せ)
★冷麺
★デザート


まず、ビーフシチュー。コースの序盤に出てくるこちらの名物の一つ。味付け、煮込み具合ともとても焼肉屋が作るビーフシチューとは思えないクオリティ。ランチでこれだけ出す店をやっても流行りそう。

続いて特上厚切りタン。タンは厚けりゃいいってものではないけど、ここのタンはこの厚さで食べることでタンそのもののクオリティの高さが堪能できます。愛してやまない金竜山のタンとは方向性は違いますが、最高峰の牛タンだと思います。

特上厚切りハラミ。まず肉のプレゼンテーションに驚かされます。焼き方もじっくり余熱を使って焼き上げるという本格派。このハラミは私的には都内イチの評価です。

フィレ。今回は焼いたお肉をそのまま食べましたが、コースによっては牛かつにして、大阪のル・シュクレ・クールの特注のパンに挟んでカツサンドにして出してくれます。何でもこちらを訪れたシュクレクールのオーナーがここの肉に合うパンをわざわざ作ってくれたのだそうです。このクラスの飲食店同士のつながりってすごいですね。

胡麻塩たたきキュウリ。肉の合間に出てくる箸休め的存在ですが、出てくるタイミング、味付け、そのボリュームとも完璧です。ただのキュウリがこんなに美味しいなんて。脇役ながら自分の中ではこちらの名物の一つ。

シャトーブリアン&ブリ飯。コースの締めはこちらで。実質店名にもなってるこちらの看板メニュー。本来は、その希少性ゆえにステーキなどで使われることが多い部位を焼肉で出してしまおうというのだからその発想に敬意を表します。さらにそのシャトーブリアンをオンザライスして、雲丹まで乗せてしまおうというのだからスゴいですね。牛肉の上に生雲丹というのは、京都祇園の三芳さんでも経験しましたが合わなそうに見えて意外と合うんですよね。本当に皆さんよく考えておられます。

また近いうちにお邪魔させていただきたいと思います。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

もっと見る

9位

鮨 とかみ (新橋、内幸町、銀座 / 寿司)

6回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 昼の点数: 3.8

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥20,000~¥29,999 ¥10,000~¥14,999

2018/05訪問 2018/07/04

久々のとかみ

久々のとかみはお昼に1人鮨。

一番奥の席に案内してもらって将太さんのにぎりの所作を眺めながらの食事です。

相変わらずお客さんは海外の方が多いですね。

あとは、比較的若めの方も多いのもこことかみの特徴。

銀座寿司デビューをする寿司屋としておススメです。

【2018年5月のお昼のにぎり(16貫)】
★いさき(今年は寿司屋で良く見かけます)
★白いか
★平貝
★春子鯛
★赤身
★中トロ
★大トロ
★こはだ
★車海老
★鰹
★鱚(だったかな?)
★煮蛤
★鰺
★雲丹
★のどぐろ
★穴子
★鮪の突先
★玉子


お会計:12,000円+税
おもにランチで定期的に通ってます。

良くも悪くも銀座の寿司屋にあって、リラックスできて、緩い雰囲気がここの魅力です。

当然のことながら寿司も一級品。前の主人が偉大過ぎるがゆえに過小評価されている感のある将太大将ですが、にぎりのレベルは確実に上がってるし、客あしらいもかなり板に付いてきています。

とかみのトレードマークとも言える赤酢のシャリとやま幸から仕入れる絶品鮪は相変わらず健在。この日も鮪と雲丹は凄いのが出てきました。10,000円ちょっとのランチで簡単に出せるシロモノではなかったですね。

そんな先まで予約取らないので、このクラスの人気寿司店にあっても予約が取りやすいのも客としてはありがたい限り。

【2017年12月お昼のにぎり(16貫コース)】
★鰤
★墨烏賊ゲソ
★平貝
★春子鯛
★赤身
★中トロ
★大トロ
★こはだ
★車海老
★真鯛
★赤貝のひも
★蝦蛄
★サヨリ
★雲丹
★のどぐろ
★穴子
★鮪の突先
★玉子

今回は、将太大将とシンガポール時代含めて親交のあった方を店にお連れするという会でした。

その方が来るからというわけではないでしょうが、この日はだいぶ気合も入っていたようです。佐藤さん時代も含め、過去数回のパフォーマンスに比べると格段に良くなってました。

ここもさいとうなどと同じで1年を通じてネタはあまり変わらないのですが、それでもここ最近では一番の出来だったと個人的には思います。

この日も予約はほぼ満席だったようですが、自分たちが食べる時間帯は6人ほどのお客さんでしたので、余裕を持って握ることができたのかもしれませんね。

シャリの出来も良かったと思うし、ネタは最近はやや不満に感じることがあったけど、この日は鮪を筆頭に「これぞとかみ」と思える内容でした。

食べる側のコンディションも影響しているかもしれませんが、この内容だったらまた近いうちに来たいな。

【2017年8月お昼のにぎり(先付+にぎり16貫+巻物・玉子)】
★メイタ鰈
★真鯛
★アオリイカ
★春子鯛
★赤身
★中トロ
★大トロ
★車海老
★シンコ
★白イカ
★平貝
★煮蛤
★鯵
★雲丹
★のどぐろ
★穴子
★鮪の手巻き
★玉子


お会計:12,000円(税別)
ご主人が将太さんに代わって初のとかみ。

以前、昼に一度握ってもらったことはありましたが、仕入れ、仕込みを自ら仕切ってやるようになってからは今回が初。

にぎりの構成などは変わってませんが、雲丹の出し方などは将太流に変わっていました。とかみの代名詞だった赤酢のシャリは本人曰く以前と変えてないそうです。ただ、やはり「シャリ変えた?」って聞いてくるお客さんは一定数いるようですね。(そりゃ、気温や湿度が違えば、どこの寿司屋であってもお米の炊き方も味付けも変わりますよねw)

僕が感じた前回との違いは、シャリのサイズでしょうか?前食べた時は「これでもか!」というくらい最大限のサイズで握っておられましたが、色々あって今の穏当なサイズに落ち着いたようです。それでも普通の寿司屋に比べればまだだいぶ大きいですけどね。

銀座の寿司屋にしては比較的カジュアルで客層も若いのと、将太さんも人懐っこくてお客さんが緊張することはまずないので、若い方が銀座で寿司デビューするにはうってつけの寿司屋である一方、せっかく銀座に来たのだから少し落ち着いた雰囲気の中でお寿司を食べたいという方には、その日のお客さん次第とはいえ、ちょっと雰囲気がカジュアル過ぎるきらいがあるかもしれません。

新生とかみをどんな寿司屋にしていくのか、それはこの若き大将の双肩にかかっていますね。

【2017年6月のランチにぎり(16貫)】
★(先付)メジマグロの燻製
★真子鰈
★アオリイカ
★シマアジ
★春子鯛
★鮪赤身
★鮪中トロ
★鮪大トロ
★こはだ
★海老
★平貝
★煮蛤
★鯵
★雲丹
★のどぐろ
★穴子
★鮪の突先の手巻き
★玉子


お会計:12,000円+税金
とかみを引っ張ってこられた佐藤さんが3月末をもってそのとかみを卒業するという情報を聞きつけ、これまでの感謝も伝えるために夜の部にお邪魔しました。

つまみは今でも月替わりで、創作性の高いつまみがこの日も出てきました。白身魚(この日は太刀魚)の薫製(生ハム仕立て)などはもはやとかみ名物といっても良いレベル。つまみは全体的に付け合わせ含めて野菜が多いのでヘルシーな印象です。

にぎりは、通常のおまかせだと16貫。お昼同様握るネタはかなり固定されています。これは旬のものを使っていないということではなく、逆に完成度が高いということなんでしょうね。

さすがにこの月は自分のように佐藤さんとのしばしの別れを惜しんで訪れるお客さんが多く、あまり店ではゆっくりとは話はできませんでしたが、またどこかでお目にかかり、美味い寿司を食べさせてもらいたいと思います。

これまでお疲れさまでした。
銀座8丁目、中央通り沿いの雑居ビルの地下1階にある、とにかく赤酢のシャリが有名な寿司屋。

ご主人の佐藤さんはまだ30代後半ながら、日本一競争が厳しい銀座で、僅か3年程度でこの「とかみ」をトップクラスの人気店に育て上げたヤリ手の寿司職人。

この佐藤さん、経歴も若干変わっていて、いわゆる寿司の有名店での修業経験はなく、本格的な寿司を握り始めたのはこの店が実質初めて。若いころから飲食業との接点はあったものの、料理を作るというよりむしろ接客、サービスの方が好きだったという異色の職人です。

店の雰囲気は、良くも悪くも「ユルい」感じで、変に肩肘張ることなく美味い鮨が楽しめます。銀座の鮨屋ということで緊張して店に行ったりすると肩透かしを食うことになると思います。

寿司の特徴は、何と言っても赤酢のシャリ。未だここのシャリより色の濃いシャリは見たことがありません。固めに炊いて、若干強めに塩を効かせたパンチのある味付けは、正直好みの分かれるところかもしれません。

ネタでは何といっても鮪が秀逸。築地の有名仲買いから、ピンの鮪を1年を通じて回してもらえてるようです。

つまみは、伝統的なつまみというより、やや創作の掛かったつまみが主体。つまみは月替わりです。

夜だけでなくランチ営業もされていて、ランチだと5,000円で10貫、8,000円で13貫、12,000円で16貫と比較的リーズナブル。2016年9月以降は、佐藤さんはつけ場に立たず、2番手の小田将太さんがつけ場に立っています。

先日初めて将太さんのにぎりも頂いてきました。銀座の久兵衛、すし岩、シンガポールのかねさかでも握っておられたそうですが、修業店では決して見られない、あっと驚く”キングサイズ”のシャリでいつもの16貫で超お腹いっぱいにさせていただきました。昼と夜で全く別の寿司屋に来てるかのようでした(笑)

【お気に入りのネタ】
★鮪の突先の手巻き
★鱚の昆布締め
★のどぐろ


【こんな人におススメ】
★銀座で畏まらずカジュアルに美味い寿司が食べたい
★鮨は鮪!
★シャリがどんだけ赤いか見てみたい


【予算】
★ランチコース:5,000円~12,000円
★おまかせ:20,000円~
(軽く飲んで25,000円程度)


【訪問回数】
★10回以上

【2016年12月夜のおまかせ】
※時間が限られていたので、佐藤さんにお願いして、つまみとにぎりを並行して出してもらいました。無理聞いてもらって有難うございました。
★京都のほうれん草のおひたし、生いくら、香箱蟹
★ひらめ
★クエのお造り(山口産)
★墨烏賊
★春子鯛
★赤身づけ(青森大間)
★中とろ(青森大間)
★宮崎尾崎牛のロースト、静岡産芽キャベツ、島根産の椎茸
★こはだ
★大とろ(青森大間)
★平貝
★甘海老の出汁ジュレがけ、海老味噌と殼の粉末
★車海老
★サヨリの昆布締め
★三重天然虎河豚の白子とアラ、京人参
★鰹
★藁で燻した鰆と自家製唐墨
★鰤(富山氷見)
★煮蛤
★バフン雲丹(温冷)
★低温調理のあん肝と鮟鱇の身
★のどぐろ
★穴子(塩、つめ)(東京湾)
★鮪のコラーゲンスープ
★玉子


【2016年11月のお昼のコース(16貫)】
★(先付)蕎麦がき
★真鯛
★春子鯛
★平貝
★赤身づけ
★中トロ
★こはだ 1.5枚付け
★大トロ
★墨烏賊の下足
★いくら
★車海老
★鰤
★煮蛤
★鱚の昆布締め
★馬糞雲丹
★のどぐろ
★穴子
★鮪の突先の手巻き
★玉子
★魚のアラで出汁を取った味噌汁


【2016年8月夜のおまかせ】
(つまみ)
★鮪の突先手巻き
★佐島の蛸 もずく 蛇腹胡瓜 梅酢
★噴火湾の毛ガニ 唐津の赤ウニ 有馬山椒 白板昆布
★金目鯛の燻製 生ハム仕立て
★賀茂茄子の茄子素麺 穴子のから揚げ ミニオクラ
★胡麻鯖 玉味噌 しいたけ 豆板醤
★ハタの酒蒸し 早松茸 九条ネギ
★宍道湖の天然鰻 新銀杏 枝豆
(にぎり)
★真子鰈
★墨烏賊
★こはだ
★赤身づけ
★中とろ
★大とろ
★春子鯛
★平貝
★車海老
★鱚の昆布締め
★蒸し鮑と肝
★煮蛤
★利尻の雲丹
★穴子
★玉子
★鮪のコラーゲンスープ


【2016年7月のランチにぎり(16貫)】
★(先付)真魚鰹と新玉ねぎ
★真子鰈
★平貝
★こはだ
★赤身(北海道噴火湾)
★中とろ
★車海老
★アラ
★墨烏賊の下足
★春子鯛
★鱚の昆布締め
★煮蛤
★鯵
★鮪のカマ
★馬糞雲丹(北海道利尻)
★のどぐろ
★穴子
★鮪の突先の手巻き
★玉子
★魚のアラで出汁を取った卵の味噌汁

------------

またしても昼とかみ。帰り際に佐藤さんから「綺麗どころ連れて、夜も来てくださいよ~」とのお言葉…。綺麗どころはさておき、そうですね、夜も行きますよ。

この日は、時間が遅めだったのと夜にガッツリ食べることが分かっていたので、いつもの16貫ではなく初めて13貫のコース(8,000円)をいただきました。16貫のコースからは大トロ、雲丹、のどぐろを引いた内容になります。

前回は米の芯が少し気になったのですが、今回はそんなことはなく、過去頂いた中でも固さ、温度、味付けとも最高の出来だったと思います。もちろん、こちらの体調もあるでしょうが、毎回ベストなシャリを作り続けるのは本当に難しいということなんでしょうね。

【お昼のにぎりコース(13貫8,000円)】
※写真は一部のみ
★(先付)久世茄子の焼きびたし
★真子鰈
★平貝
★鯵
★鱚の昆布締め
★こはだ
★煮蛤
★赤身づけ
★中トロ
★車海老
★春子鯛
★墨烏賊
★縞鯵
★穴子
★鮪の突先手巻き
★玉子
★味噌汁


------------

先月の夜に続き、今月はランチで訪問。改めてここの赤酢のシャリは、唯一無二であることを再確認(笑)。

ただ、この日のしゃりは今まで食べた中でもかなりの固さ、明らかに米の芯が残ってて、嫌な臭いはしないもののちょっと好みが分かれるんじゃないでしょうか?この日がたまたまなのか、それとも敢えて炊き方を変えたのか、また来月行って確認しようと思います。

【お昼のにぎりコース(16貫12,000円)

★(先付け)初カツオ 玉ねぎ醤油
★さより
★平貝
★赤貝の紐の醤油漬け
★赤身漬け
★霜降り中とろ
★霜降り大とろ
★えぼ鯛の昆布締め
★こはだ
★煮蛤
★車海老
★クエ
★墨烏賊下足
★春子鯛 血鯛
★雲丹
★のどぐろ
★穴子
★鮪突先の手巻き
★玉子
★お椀

--------

今年に入って初めてのとかみ。夜は半年ぶりですが、つまみのレベルが上がってました。佐藤さん、相変わらず勉強熱心ですね。この日は、つまみ8品、にぎり16貫、おすまし、玉子。相変わらず凄いボリュームです。

【つまみ】
★毛蟹と新わかめ 土佐酢のジュレ
★茨城産 白魚 バッテラ昆布
★ボタン海老の柚子胡椒ジュレ ボタン海老の殻の粉末
★鰹の生ハム仕立て
★ヤリイカ煮
★豊後水道の甘鯛 九条ネギの酒蒸し
★桜鱒塩焼き 赤酢を煮詰めたソースで

【にぎり】
★平目
★墨烏賊
★さより
★赤身
★中トロ
★大トロ
★こはだ
★車海老
★甘鯛昆布締め
★平貝
★鯖
★赤貝
★煮蛤
★雲丹
★のどぐろ
★穴子(ツメ、塩)

【お酒】
★一白水成(純米)
★飛露喜(特別純米)

お会計:25,000円弱/人
------
2015年11月
先月に続きお昼に訪問。
銀座でここまでカジュアルな雰囲気で、美味い鮨が気楽に食べられるのはやっぱここだけですね、自分には。

この日のにぎり。

★先付(低温調理の牡蠣と聖護院大根)
★平目の昆布締め
★墨烏賊の下足
★鯵
★赤身づけ
★中とろ
★こはだ
★鱚の昆布締め
★かすご
★車海老
★秋刀魚
★生いくら
★雲丹(いつもの温&冷)
★煮蛤
★大とろ
★のどくろの炙り
★穴子
★鮪の突先の手巻き
★玉子

-------

2015年10月
この日はランチでの訪問でした。
秋なので、先付けは蕎麦がきと松茸、にぎりは秋刀魚、生いくら、かますなどがありました。
16貫12,000円のにぎりでしたが、不思議とパクパク食べられるんですよね~。
来月もまたランチでお邪魔いたします。

この日のにぎり。

★星鰈
★墨烏賊の下足
★赤身づけ
★中とろ
★こはだ
★春子鯛
★秋刀魚
★生いくら
★車海老
★鱚の昆布締め
★かます
★雲丹(温&冷)
★星鰈えんがわ
★大トロ
★のどくろ
★穴子

---------
連日暑い日が続きますが、こんな暑い夜はサッパリとお寿司でもということでとかみさんにやって参りました。店内は相変わらず外国人のお客さん(それも若めの人が多いですね)と常連と思しきお客さんで満席。

夜は、おまかせで手巻き(鮪突っ先)、つまみ6品、にぎり16貫、玉子というかなりのボリューム。

つまみでは(寿司屋なのに)尾崎牛のロースト、にぎりではシンコ、白イカ、トリ貝、車海老辺りがめっちゃ美味かったですね。

それにしても毎度のことながら佐藤さんとのカウンター越しの会話は楽しいですね~。しっかりとした仕入れ、にぎりの技術ばかりでなく、自ら好きと言って憚らない接客についても超一流です。
----------------------------------

最近、密かにランチ寿司にハマってます。

で、良かったら夜も予約するという感じで、怠っていた寿司屋の新規開拓に勤しんでます。今のところランチに行ったところは結局すべて夜も行ってるんですがね。この日は、銀座で最近評判の「とかみ」さんへ。

場所は、8丁目電通通り、日航ホテルのあった(今はもう取り壊されました)辺りの向かいのビルの地下1階、以前「水谷」が入って場所を、大将曰くほぼ居抜きで使われています。

ランチにぎりは、10貫5,000円、13貫8,000円、16貫12,000円の3種類が用意されていました。こういう時は迷わず、一番上で。唯一の不安は昼から16貫も食べられるのか、ということ。

しかもこちらのお寿司はネタも大きめ(写真見ても分かる通り、ネタによってはシャリを覆い隠すようなにぎりもあります)で、後からわかったのですが、特にお昼はシャリも大きめに握ってくれるので、全部食べ終わった後は、1日がすべておわったような満腹感。小食の女性などは、予めシャリ小さめで頼むのが良いかと思いました。

この日のにぎりは以下のような流れでした。

★先付 鱧(出汁をかけて、梅肉とわさびで)
★真鯛
★墨烏賊
★シマアジ
★赤身ヅケ
★中トロ
★コハダ
★えぼ鯛
★車海老
★平貝
★鱚
★鯵
★雲丹
★大トロ
★鮪の突先の手巻き
★のどくろ
★穴子
★味噌汁
★玉子


オーソドックスに白身やさっぱりしたネタを最初の方に持ってきて、後半に肪が強いネタや香りの強いネタを持ってくるという正統スタイルですが、最近では結構珍しいかもですね。シャリは、赤酢と塩でかなり濃い味付けで炊き方もかなり固め。正直いくつかのネタは、醤油と合わさって、やや塩っぱく感じました。

温度は人肌ほどで口に入れるとやや温かみを感じる程度、先に書いたようにシャリもネタもかなり大ぶり、銀座の高級寿司にあって、かなりがっつり感のあるにぎりです。

ネタは、まず他のレビュアーさんも書かれているように鮪が特に素晴らしいです。赤身漬け、中トロ、大トロ、突先の手巻きと計4貫いただきましたが、どれも最高。きっと良いものを仕入れるだけでなく、ヅケの技術や熟成のさせ方、客に出す際の温度までかなり研究されている様子でした。

あと変わったところだと、雲丹を冷たいままと温めたものを一緒に軍艦にして出すということをやられてました。大将曰く、旧知の間柄でもあるレフェルヴェソンスの生江さんのところからヒントを得たということですが。

また、最後の方に出てきたのどぐろも厚めに切ってくれて食べ応えありました(大トロ、雲丹とこののどぐろが8,000円と12,000円の違いのようです)。

お店の雰囲気は、銀座の寿司屋にしてはかしこまった雰囲気ではなく、比較的カジュアルに使うことができそうです。大将の佐藤さんもとても気さくな方で、忙しい中でもお見送りまで1人1人丁寧に接客されてました。ここも夜の再訪も確定です。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

もっと見る

10位

草喰 なかひがし (元田中、茶山、出町柳 / 日本料理)

1回

  • 昼の点数: 4.4

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥10,000~¥14,999

2015/11訪問 2019/03/04

質素な素材で感動を呼ぶ料理の数々/なかひがし

2015年11月某日。初夏に続き、2回目の訪問。蹴上の駅から南禅寺~永観堂~哲学の道と約1時間弱の紅葉見学も兼ねた散歩を経てお店へ到着。ただ、今年の京都の紅葉は11月に入ってから暖かい日が続いたらしく、まだ見ごろにはほど遠い状態。ちょっと拍子抜け。今回の料理も前回同様、京都の季節を存分に楽しめる内容。中でも最後に出てきた「もろこの塩焼き」などは、なかなか東京で食べることはできないですね(実は、この2週間後に「京味」で遭遇することになるのですが…)。こちらの料理をいただき、再び「心の洗濯」ができましたよ。
----------
京都東山、今出川通と白川通りの交差点から銀閣寺方面に歩いてちょっとのところにある京料理屋。
昨年、NHKの『プロフェッショナル』でも取り上げられた中東久雄さんが腕を振るっておられます。京都に来ることがあれば一度は伺いたいと思いつつも予約の取り難さが尋常ではなく、毎月1日朝8時から翌月の予約を受け付けるのですが、1日の昼前には1カ月分の予約は埋まってしまうようです。私は何とか運よく前日にキャンセル待ちが回ってきて、伺うことができました。ただ、ひとたびお店の中に入ると、そんな予約時の苦労も一瞬で忘れさせてくれるような体験をすることができます。こちらのお料理はまず、店名の「草喰」にもある通り、山を越えた大原まで店主自らが料理や飾り付けに使う野菜や草木を取ってくるところから始まります。使ってる食材は、山で普通に取れるものが中心ですから、決して華美なものではなく、素材の持つ力を余すところなく、ベストな状態で料理として引き出すところに全身全霊を注いでおられるようです。現にこの日もいわゆる高級食材と言われるようなものはほとんどなく、素朴な食材と野原で取ってきた草花でもって、あっと驚くような料理の数々を出していただきました。料理は味付けもさることながら、最初から最後まで見た目にもまんま「初夏」という、季節感を強く感じさせるものでした。また、ご主人の中東さんもとてもきさくな方で、料理を仕上げる手を動かしながらも、カウンターに並ぶすべてのお客様に話掛けたり、話を聞いたり、時にはジョークを飛ばしたりして、美味しいだけでなく本当に楽しいひとときを作り上げていきます。この日いただいたお料理は写真の方に簡単に説明を入れましたので、本文では触れません。昼は、6,000円と8,000円の2種類、夜は10,000円、12,000円、16,000円の3コースということです。お酒は、我々はビールで通しましたが、日本酒も揃っていますし、ワインのセレクトにも凝っておられるようで、ワインをおまかせしているお客さんがかなりいました。今回はお昼の訪問でしたが、こちらに関しては夜よりも昼の方が楽しめる気がしました。なお、お店で直接食事した人には次回の「先行予約」特典があることも分かりまして、思わず次の予約も入れさせていただきました。これで強制的にまた京都に来る予定ができましたよ。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

もっと見る

ページの先頭へ