があ(大阪)さんのマイ★ベストレストラン 2013

があの雑食日記

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マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

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食べログに初めてレビューを投稿したのが2005年の8月。
まさか自分でもこんなに長く続けることができるとは思いませんでした。
今年も色々なお店で、本当に美味しい料理を色々と食べることが出来ました。全てのお店に感謝を込めて。

ベストレストランということで挙げましたが、特に一番良くレビューを書いているラーメン店はあえて3店に絞りました。
今年1年の間に行かせていただいたお店を眺めて、「また行きたい!」と思っているお店を中心に並べてみました。自身で訪問時につけた評価とは違ったランキングになっています。

◆びすとろ堂島精肉店
 オープン時に食べ友だちに誘っていただいて、たっぷりと肉の美味さを堪能しました。さすがの「堂島精肉店」で、誰かを誘って再訪しようと思いながら、はや10か月。来年は絶対に再訪したお店ということで1番に挙げさせていただきました。

◆Bistro VegetableMarket
 2番目もビストロ。研修で4日間、横浜に伺う機会があり、夜にふらふらっと歩いていて、「なんか良さそう」と入ったお店でしたが、今年1番の「ふらふらっ当たり」のお店でした。
 野菜そのものの美味しさもそうなんですが、決して野菜を無理矢理主役に持ってこないで料理としての美味さが際立って印象的なお店でした。特にこちらのピクルスはここ5年間くらいで食べた中でベストという美味しさでした。
 ……また行きたいなぁ。ホンマに。

◆カレー屋五味
 今年はカレー店も良く伺ったのですが、2013年6月にオープンした、こちらのスペアリブカレーが個人的にはスマッシュヒットでした。場所柄、あまり流行らないんじゃないかなぁと勝手に猛プッシュしていたのですが、この間、お店の前を通るときちんとランチタイムをすぎた時間でもしっかりお客さんが来ていました。
 これで、来年も安心してお伺いできそうです。

◆CHINA BISTRO imose
 こちらも2013年5月の新店。
 中崎町にある中華バル。"野菜いっぱい、美味しさいっぱい、油はちょびっと"という中華料理店らしくないコンセプトの小さなお店です。自宅から近いのでついつい足が遠のいていますが、一人飲みしたい時の仕事帰りにまた行こうと思っています。

◆ニドミ
 カレー店と言えば、こちらも挙げずにはいられません。
 あるカレーパーティで知って、どちらかというとカレーよりもハンバーガーに惹かれてお店にいたのですが、カレーの匂いに負けて追加注文。とんでもなく美味しいカレーに一気にファンになってしまいました。今はカレーバーということで、色々なイベントをされたり積極的に楽しい企画を組んでいらっしゃいますが、なかなか行けてません。近くに行くときにはまた再訪したいお店です。

◆炉端美酒食堂 炉とマタギ
 以前からずっと気になっていたお店で、今年ようやく行けました。
 場所が出入橋ということもあって、集客に苦しんでいるようですが、気軽にジビエを楽しむのならここは絶対にお薦めです。あの秘密のお肉は衝撃的な美味さでした。

◆大阪拳
 ラーメン店は今年もたくさん行きましたが、最初に挙げるなら「大阪拳」さんになりますね。
 和え麺やつけ麺も良いのですが、基本になる「ナックル塩そば」「ナックル醤油そば」のシンプルな美味さは、なんだかんだと足していって美味しくするというラーメンとはまた違う美味さを覚えました。
 「らの道」の対象店になっているので、今年中に再訪の予定です。

◆まんかい
 ラーメン2店目は、福島のまんかいさん。一風堂で長年お勤めになった店主の思いの積もった純粋な豚骨ラーメン。福島はラーメン激戦区と言っても良いですが、そんな中でも「今日はここへ行こう」と思える新星です。

◆釜揚うどん一紀
 うどん店も大好きなウチですが、今年はここが激推し。
 八尾の一忠さんから独立したお店ですが、長居の一心さん(ここもウチ、釜揚げうどん大好き)とは違って、アレンジが効いたうどんを出しておられます。特に頂いた「かすつけうどん」のボリュームと美味さには感激しました。

◆麺と心7
 最後はやはりもう1店ラーメン店で。JUNK STORYから飛び出した麺と心7。白湯スープと魚介スープのWスープに、カジキマグロのレアチャーシューがたまりません。
 夜はまた違ったラーメンを提供されているのですが、まだ夜には伺えていません。そういう意味でも再訪せねばっ! のラーメン店です。

マイ★ベストレストラン

1位

びすとろ堂島ぶどう酒店 (北新地、東梅田、西梅田 / ビストロ、牛料理、ワインバー)

1回

  • 夜の点数: 4.7

    • [ 料理・味 4.7
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.2 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥6,000~¥7,999 ¥1,000~¥1,999

2014/06訪問 2014/06/20

本気ですか、これっ! 人気店"堂島精肉店"がビストロに

以前から「堂島精肉店」さんにも「ばる堂島精肉店」にも行ってみたかったのですが、食べ友だちが「びすとろ堂島精肉店がオープンするので食べに行かない?」と、突然のお誘いがありました。
もちろん行きますとも!

“びすとろ堂島精肉店”は、昨年末で惜しまれながら閉店した”ばる堂島精肉店“の田中シェフがしっかりと腕をふるうお店。
バルも良いし、お店の方もよいけれども、やっぱりしっかりと食べられるお店も良いですよね。

お店は「堂島精肉店」の隣の雑居ビルの3階。
やっぱりオープンしたてなので、新鮮さで一杯です。
店内はカウンター9席、テーブル席4席×3と、それほど広いキャパではないのですが、田中シェフが充分目が行き届く範囲かなという感じ。

この日は完全に料理はおまかせでとお願いしたのですが、とにかく凄かった。

シェフは気さくに冗談(ん? あれは冗談ではないのか?)を言いながら、ポンポンと軽い調子で料理を提供してくださるのですが、一品一品が良い感じ。

◆フォアグラのクロメスキ

じゃ、まずは前菜代わりにと「フォアグラのクロメスキ」
……いやいや、最初からフォアグラですか(笑)
私、実はあまりフォアグラは好きではなくて、フォアグラを添えていても「いや、これ無くてもええやん」と思ったことが多いのですが…………んんんんん??? なんですか、これ。
ブリオッシュの衣の中は、ほんのり冷えたフォアグラ。溶けます、溶けます!
フォアグラのテリーヌにマデラ酒、ポートワインを使って甘味のある”具”。中は冷たいのに、外はさっくりカリカリの熱い衣。バルサミコの煮詰め方もパーフェクト。さっそくやられちゃいました。

◆イタヤ貝とセロリアックのサラダ仕立て

続いては「イタヤ貝とセロリアックのサラダ仕立て」と。
たらば蟹にカニ味噌の風味がふっと広がって、イタヤ貝の歯ごたえに、セロリアクのほのかな苦みがめっちゃ合っています。
とにかく、”濃い”んですよ。なのにきちんとサラダ。
セロリアックの苦みが強く出ないのはなんでかなと思ったら、ピューレに牛乳を加えているとのこと。なるほど、牛乳のまろやかさがでているのか。

◆和牛サーロインのミルフィーユ

見た目は一枚肉。でも、実は名前通りサーロインとピスト(アンチョビ、ニンニク、ドライトマト、オリーブオイルのペースト)を何層にも重ねた手の込んだお料理。
ひょうたんトマトがちょこんと乗っていますが、全部まとめて一口で。うーん、またまた凄い。
ミルフィーユだと聞いておきながら、一枚肉だと思って口に入れると一気にサーロインがとろけました。ピストの甘しょっぱさが肉自体の旨味をグッと引き出している。バランスが良いなぁ。

◆ヒラメのムニエル ノアゼットソース

焦がしバターのソースに絡めるのはヒラメと、ちょっと食べたことのない金針菜、砂糖エンドウ、フルーツ人参、黒大根。
バターの良い香りに、野菜がそれぞれ甘味が強くて食べやすい一品。
ヒラメの上品な身も堪能できますし、ソースが強すぎないので野菜も生きていますね。

◆和牛サーロイン

で、これですよ。「和牛サーロインステーキ」。
お皿は3人分とのことですが…………盛りすぎでしょ、本気ですか?
和牛サーロイン、クラシタがデンっ! と。堂島精肉店の本領発揮といったところなんでしょうが、分量と美味さに圧倒されます。豪快に盛りつけていますが、味は繊細。
しかも付け合わせにプチベールとなぜかシャラン鴨の砂肝が目一杯。またこの砂肝がおっそろしく柔らかい。

◆苺のソルベ

最後に「苺のソルベ」をデザートに。
「手を抜いて楽に作ってる」とか田中シェフいいますが、きちんとしこんだチョコテリーヌと、手作りのソルベがコースを締めています。

完全にノックアウトです。はい。
この日のコースは¥6,000ですが、満足感は遙かにそれを上回っています。

田中シェフに、これじゃやっていけないでしょ? と言うと、むしろ予算を言って頂ければそれに合わせて満足できる料理を作りますよ、とのこと。

うーん、人気店になっちゃんだろうけど、食べるのが好きな人を連れて、必ず再訪したいと思います! ごちそうさまです。

  • 国産サーロインステーキ(ランチ・150g)
  • 玉葱の冷製スープ
  • 和牛サーロインステーキ

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2位

Bistro VegetableMarket (関内、伊勢佐木長者町、桜木町 / フレンチ、イタリアン、野菜料理)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.2
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 2.7
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999 -

2013/07訪問 2013/07/11

野菜を食べさせたいという気持ちが嬉しいビストロ

横浜2日目の夜は何も考えずに宿泊先からフラフラ。
ちょっと小径に入ってみたところで、雰囲気の良さそうなビストロを発見。しかも店名が「ベジタブルマーケット」と、野菜な気分にぴったしと思って躊躇無く飛び込んで見ました。

店内は7テーブル14席。カウンター席はないので、どちらかというとデート遣いや数人で訪れてシェアするような使い方が中心のようです。
ディナーメニューはシェフにお任せの¥4,200のコースがコストパフォーマンス的には良さそうですが、メニューを見ていると面白そうな名前の料理が結構あって、しかも野菜を食べたいと思ったのでアラカルトでオーダーしてみることに。

が、この日は一番気になった「鎌倉野菜でシェフおまかせの一品 時価」が品切れとのこと。残念。

ちょうど、お昼がパスタだったので、パスタ系の料理は避けて、
・色々野菜の自家製ピクルス
・ジャポネーゼ
・ガーリックトースト
をオーダーしてみることにしました。

◆色々野菜の自家製ピクルス ¥750
 牛蒡、ゴーヤ、パプリカあセロリ、蓮根といった本当に雑多な野菜を使用しています。
 酸味がかなり強いのですが、ハーブが効果的な刺激を与えていて、これ、めっちゃ大好きです。

◆ジャポネーゼ ¥1,890
 皮目をカリッとするくらいにポワレした真鯛を、じゅんさいと海苔の和風ソースで合わせた魚料理。
 野菜もたっぷりでボリュームがあるのですが、何よりさっぱりとしたじゅんさいと海苔のソースがたまりません。
 トマトも合わせて、酸味のあるそれでいて手が伸びる変わった味のソースです。
 ローストした各種の野菜自身の旨味も凄いのですが、真鯛、ソースと合わせた時の一体感は他では味わったことがない味でした。

 横浜方面滞在中で、最も気に入った料理でした。
 価格的にはちょっと贅沢な部類になりますが、野菜を前面に使いながらも、無茶な主役にしようとするような使い方ではなく、メインの食材を巧く引き立てる印象を受けました。

 ランチタイムはワンメニューでサラダ付きのランチが楽しめるようですね。あぁ、羨ましい!

  • ジャポネーゼ
  • 色々野菜のピクルス
  • ガーリックトースト

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3位

カレー屋五味 (阿倍野、天王寺駅前、大阪阿部野橋 / インドカレー、カレー、バー)

1回

  • 昼の点数: 4.7

    • [ 料理・味 4.7
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2013/09訪問 2013/09/18

スパイスの効いた本格派カレー

地下鉄・谷町線阿倍野駅直結のあべのベルタの地下2階。
あべのハルカスやら発展著しい天王寺駅からはこちらまで来る人は少ないだろうな……と思いつつ。
この日は研修で、阿倍野に用事があったのですが、時間がなくて何も考えずに最初に目に入ったこちらに飛び込んで見ることに。

お店はどこにでもあるスタンドカレーのようなカウンターのみの造り。
6月(2013年)にオープンしたばかりということで、店内は清潔感が溢れます。カウンター越しにスパイス瓶が並んでいます。

メニューはバターチキンカレー(¥830)、おとなの海老カレー(¥850)、五味スペアリブカレー(¥980)と3種類のメニューのみ。
辛さはバターチキンカレー<おとなの海老カレー<五味スペアリブカレーとのことで、海老カレーはココナッツミルクを使っているようです。
ランチタイムはラッシー付き。

3種類とも魅力的ですが、やはりお店の名前のついた五味スペアリブカレーを。
「今から作るのでちょっと時間いただきます。」との言葉ですが、それほど待たなかったですね。

提供された五味スペアリブカレー、スペアリブはスプーンで解れるほどに柔らかく、マッシュポテト、玄米にスパイスがしっかりと効いた本格派のカレー。
いやぁ、油断していました。確かに価格はLなら¥1,000オーバーなのでスタンドカレーとして見るべきじゃないんですが。

「辛くないですか?」と聞かれたので、「いや、これめっちゃ美味いですよ」と言うと、厨房から親父さんが出てきて嬉しそうに笑っていました。

カレー好きの友人レビュアーの感想を聞いてみたい!

目立たない場所ですし、ぜひ頑張って欲しいなぁ。と、いうことで猛プッシュ。
海老カレー、バターチキンカレーもぜひ食べに再訪したいと思います。

  • 五味スペアリブカレー

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4位

CHINA BISTRO imose (中崎町、天神橋筋六丁目、扇町 / 中華料理、担々麺、飲茶・点心)

1回

  • 夜の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.2 ]
  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.8
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥3,000~¥3,999 ¥1,000~¥1,999

2013/12訪問 2013/12/19

中華ビストロというより中華バル。おひとり様でも。

先日、休日ランチを楽しんだところですが、バル遣いしてみたかったので、残業帰りにおひとり様で。

カウンターと2名のテーブル席のみの店内なので、おひとり様やおふたり様に優しい造り。
色々なメニューを試してもらいたいとのことで、ハーフサイズのメニューも用意されています。

◆中華風お刺身盛り合わせ(ハーフ)

 鯛、サーモン、ハマチ、焼き鯖。
 ピーナッツオイルと香草、野菜、ゴマ、ワンタンの皮などをしっかりと混ぜて。
 魚それぞれよりも組み合わせの美味しさを楽しめます。

◆丹波しめじの豆板醤和え

 大ぶりのしめじを大胆に使っています。
 豆板醤は思った以上に抑えめ、糸唐辛子とともにピリッとするくらいで、酒のアテとしてはつまみやすいですね。

◆黒酢風味の酢豚(ハーフ)

 なんだかこの日は私を含めて全てのお客さんがこれを頼んだとか。
 野菜、豚肉共に同じくらいの大きさで揃えてあって、油通しもしっかりされています。
 黒酢のクセのある酸味、甘味が楽しめる酢豚。酸味が強すぎず、梅酒などの甘めのお酒にも合いますよ。

◆トマト麺の冷やし担々麺

 トマトが練り込んだ赤い中華麺をしっかり冷やして、蒸し鶏とたっぷりの野菜で食べさせる担々麺。
 コシのあるトマト麺に目がどうしてもいくのですが、とにかくバランスのよい担々麺。
 それほど辛くなく、一気に食べてしまいます。食べ終わった頃にほんのりと汗が浮かぶような辛さ。
 バランスの良い冷やし麺だと思います。
 この麺なら一般的な冷し中華をしても美味しいと思うのですが、メニューにないのでマスターに聞いてみたところ、「他と同じ事しててもなぁ」とこだわりがある様子。

 平日のランチだけでなく、ちょっと中華でお酒をという時にも充分使えるお店だと思います。
 また行こうっと。

*** 2013年5月 初訪問時レビュー ***

2週間ほど前にオープンしたばかりの中華のお店。
CHINA BISTROと店名にも書いてあるとおり、中華料理店というよりは、中華料理を出す"バル"といった感じの店構え。
一度、残業帰りにでも寄ってみようと思っていたのですが、一昨日、祝日でもランチをやっていることに気付いて、連休中のランチに訪れました。

店内はカウンターと2名のテーブル席が4つ(だったかな)。決して大きなハコではありませんが、"バル"だと思うとこれくらいのこぢんまりした感じが良いのかも。

平日は850円でランチをやっているようですが、休日は1,200円の贅沢ランチを提供。
もちろん、レギュラーの一品料理もオーダー可能ですし、黒板にはその日の日替わりメニューも。
中華刺身やバイ貝の紹興酒煮だとか、なかなかこういった形態のバルのようなお店で見ることのないメニューがあるのも面白いですね。

初めてなので、一品料理は自重して贅沢ランチをオーダー…………ですが、我慢できずに「自家製梅酒」(¥450)もオーダー。

さて、この日の贅沢ランチですが、

・前菜6種
・干し貝柱とフカヒレのスープ
・海老マヨ
・五目炒飯
・デザート(杏仁豆腐かマンゴープリン)

の構成。中華のランチって結構高い値付けをしている所がおおいので、1,200円なら格安なんじゃないでしょうか。
平日のランチはスープがコーンスープになって、炒飯の代わりにご飯(お替わり可)、前菜の代わりに副菜が一品といった構成のようですし、この休日ランチならかなり満足できます。

個人的には、干し貝柱のしっかりとしたスープと、具材とのバランスがとても良い五目炒飯がかなりお気に入りでした。
前菜もなかなか個性溢れる組み合わせでしたし、海老マヨも上品で単品でオーダーしてみたいなと思わせるだけの味でした。
あ、自家製の梅酒も私好みの味でした。あぶなく、もう一杯もらいそうになっちゃいました。

天満や天六にも中華のお店は結構ありますし、アクが強くない分、注目を浴びにくいお店かもしれませんが、個人的にはちょっとプッシュしたいお店ですね。
今度はぜひ残業帰りに、一杯飲みながら、中華料理をつまみに行こうと思います。
"野菜いっぱい、美味しさいっぱい、油はちょびっと"
ショップカードの書かれた中華料理らしくないコンセプトも嬉しい限り。ごちそうさまでした。

  • ローストチキンの蕪のサラダ(ハーフ)
  • キジ肉と野菜のトマトソース煮込み(ミニ)
  • 水餃子

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5位

curry bar nidomi (谷町四丁目、堺筋本町、松屋町 / カレー、ダイニングバー、スリランカ料理)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.2
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2014/08訪問 2014/08/23

ハンバーガーだけのつもりだったのに……カレーもバーガーも素晴らしい!

中央通から北側に一本入った通りにあるビルの2階でひっそりと営業している「nidomi」さん。

カフェバースタイルで営業されていて、以前はハンバーガーなども販売していたんですが(また、これが美味しかったんだ)、「カレー一本でやろうと思ってて」とカレー修行にスリランカに行ってからは、さらに腕に磨きをかけ、先日ぴあMOOK関西さんが発行したムック「究極のカレー 関西版」では、関西のグルメブロガーが推す第1回究極のカレーAWARD2014関西の総合部門で1位になっちゃいました。

◆nidomiカレースタンダード混盛 (¥1,000)
ランチタイムは3種類のあいがけの「混盛」、2種類の「あいがけ」、焼きカレーを販売。
もちろん、3種類の「混盛」をオーダー。
「nidomi」さんのスタンダード、特製の牛すじカレーに、今日は鶏軟骨入りチキンキーマ、ラムバラ肉と揚げ茄子のスリランカカレーを一気に味わえる盛りつけも素晴らしい一皿。
「よく混ぜて食べてください」と店長のaroaさんにも言われるんですが、まずはやっぱりそれぞれのルーを楽しんで……
美味っ! 定番の牛すじカレーはまろやかな辛みで、牛すじもトロトロ。安定した旨味にまずやられます。
続いて左側のラム肉をパクリ。右側とはまたまったく違った味わい。スパイス感が強くなるのですが、ラムの臭みを消すための強さじゃなくてラム肉の美味しさを引き出すスパイスの香り。
中央のチキンキーマはまた左右とは違った香り。ドライキーマにありがちなぱさぱさ感はなくて、ウェットな仕上がりでこれまたうんまい!
単品単品がこれだけ美味しいとスリランカ式にかき混ぜるのには躊躇するのですが、お薦めにしたがってサラダなども含めて一気にかき混ぜタイム。で、パクリ。
うんまっ!!!! なんで? こんなに味の特徴が違う3つのルーが混ざるのに、味がケンかしないんですかっ!? 美味すぎて、一気にかっ込んで、大盛りにしなかったことを後悔……

【以下2013.3初訪問時レビュー】

今日は大阪城公園の梅林を見て、たっぷりウォーキング……という中で、どこでランチをしようかなと思っていたら、まだ未訪問のお店を思い出しました。

こちらのお店、友人レビュアーがレビューしていてハンバーガーが結構印象的だったんですよね。
で、お店をやっておられる方も先日機会があって、お知り合いになれたので、良しと思って大阪城からしっかり歩いてオープン時間ほぼジャストにお店へ。

お店は細い階段を上った2階。
こういうアクセスに問題のあるお店って、結構不利なんですよねぇ。
でも、2階に上がると、全面ガラス張りのお店。開放的でいいですね。

ハンバーガーを食べようと思って行ったのですが、店内に入るとカレーの良い香り……うっ、悩むじゃないですか。
ランチタイムのメニューも合いがけのカレーやハンバーガープレート、焼きカレーなど……うぅ、もう悩みすぎて死にそう……

結局、初志貫徹でaroaバーガープレートで。日替わりのテリヤキバーガーも気になった……
その日、撮影した写真を見ながら待っていると、お店の方から「ラム肉大丈夫ですか?」との問い合わせ。
もちろん、大丈夫ですよん……

さて、提供いただいたバーガープレート。
真ん丸で柔らかそうなバーガーにグリーンサラダ、パンプキンサラダの2種。キッシュに……カレーがっ!
カレーもどうしても気になっていたのでラッキーと思いながら、バーガーに噛り付きます。

美味っ!!
なにこれ、このパンズ、めちゃめちゃバーガーに合ってる!
跳ね返す弾力と、具材やソースを受け止めながら自己主張しすぎないパンズ。
食後に聞いてみると「ラボ・フィセル」さんのパンだとのこと。気になっていたブーランジェリなんですが、シンプルなパンズでこれだけ美味しいのか……これは「ラボ・フィセル」さんも今度行ってみないと。
パテや味付けはものすごくシンプルなだけに、美味さにうなってしまいます。

バーガーを食べ終えて、ちょっと楽しみにカレーを………………美味っ!
なにこれ、スパイシーで後引く香味が………………………………いかん、我慢できない!
で、結局nidomiカレーもオーダー。太るぞ、おい>ウチ もう手遅れか。

nidomiカレーは牛スジカレーと日替わりのカレーの合いがけ。この日の日替わりはラム肉とトマトのカレー。
牛スジカレーは濃厚な味わいで、辛味はそれほど強くありませんがしっかりと食べさせるカレー。
一方のラム肉のカレーは結構スパイシーで、食べた瞬間よりも後に辛さがやってくるカレー。トマトやチーズが使われているので、辛すぎるという感じはないのですが、食べ終わるとしっとりと汗ばむくらいの発汗は促されます。
いやぁ、これも美味しいですねぇ。

いやぁ、これはいいなぁ。
cafe barとのことですが、フードメニューでこれだけのものを出したら入り浸りたくなっちゃいますよ。
4月からはcurry bar nidomiとしてリニューアルするつもりとのことですが、ハンバーガーも出すということで、また再訪したいです。
美味しかったです。ごちそうさまでした!

  • nidomiカレースタンダード混盛
  • 2周年記念スペシャルプレート
  • aroaバーガープレート
  • nidomiカレー

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6位

炉端美酒食堂 炉とマタギ 西梅田 (渡辺橋、福島、北新地 / 居酒屋、ろばた焼き、鍋)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.8
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.2
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999 -

2013/09訪問 2013/09/22

ケモノ喰らいます。

「ジビエ」って分かりますでしょうか?
ジビエ(仏:gibier)とは、狩猟によって、食材として捕獲された野生の鳥獣である。主にフランス料理での用語。(wikipediaより引用)

最近、少しずつジビエ(料理)が密かにブームになりつつあるらしく、TV番組でも取り上げられるようになっています。
大阪では、あまりそういった料理を気軽に食べられるお店がないのですが、友人レビュアーがこちら「炉とマタギ堂島店」をレビューしていたこともあって、以前よりブックマークだけしていました。
が、堂島店と言いつつも、場所は出入橋。有名な金つば屋さんの1件となりと西梅田からも福島からも中途半端な距離があって、ついつい行けずじまいになっていました。
そんなある日にレセプションのお知らせがあり、初訪問。これがまた、素晴らしく興味深いお店でした。

この日のメニューはレセプション用の特別メニューで、ケモノをたっぷり楽しめる素敵な構成。
前菜五種(焼き鴨手まり寿司、猪豚のリエット、岩手県産ジャンボ木耳、蝦夷鹿のテリーヌ・ド・カンパーニュ、マタギ玉)厳選桜肉とタテガミの紅白馬刺し明石産サヨリの燻製自家詰馬肉のサルシッチャ本日の炭火焼野菜蝦夷鹿ロースと淡路猪豚ウデの炭火焼盛り合わせ〆の飯鹿の焼きおにぎり茶漬け秋野訪れの冷たい甘味前菜盛り

普段のコースメニューは2,500円~でありますが、それぞれで特徴的なメニューを用意しているので、コースでもアラカルトでも楽しめる要素がたっぷり。
ジビエ料理ということで、ケモノ臭さを心配するかもしれませんが、味わってみるとビックリするほどに「嫌な臭さ」がありません。寧ろ、「えっ? 肉ってこんなに美味しいの?」と思わせるものばかり。
アラカルトメニューにも目を惹くようなものが一杯で、うーん「あれもこれも食べたい」と思ってしまったり。
たっぷり楽しんだので、特にお薦めの料理をいくつかご紹介。

◆桜肉とタテガミの紅白馬刺し
赤身とコラーゲン豊かなタテガミの紅白の馬刺し。
臭みのない甘味が強い赤身と、ねっとりとしたバターのような風味豊かなタテガミ。
かいわれ大根、生姜、ニンニクなど薬味と合わせても、紅白一緒に食べても大満足。
馬肉の美味さを最大限楽しむことができます。

◆蝦夷鹿ロースと淡路猪豚ウデの炭火焼き盛り合わせ
鹿や猪豚と言うと、本当にクセのありそうな食材ですが、炭火でしっかりと焼いた肉本来のうま味が引き出されていています。
肉はスライスして焼くのではなく、ブロックのままの状態で焼きあげスライスして提供されています。
店長のジャッキーさんによると、そうすることが一番美味しく食べられるんだとか。
そのままでもとんでもなく美味しいのですが、蝦夷鹿には玉葱のジャム、猪豚には瓜のピクルスを刻んだもの。
これがまた酸味や辛味がぴったりあっているんですよねぇ。美味く合わせているなぁと感心してしまいます。

◆山グリア
「山グリア」と書いて、「さんぐりあ」と読みます。
いわゆる一般的なサングリアよりも、スパイスなどを多めに使って、濃い味の肉にあう素敵な飲み物になっています。
こちらは白ワインですが、赤ワインの「森(しん)グリア」は、さらにスパイシーの飲み心地。
枡に入っているのも面白いですね。
こちらのお店では、樽生泡(樽で仕入れたスパークリングワイン、氷を入れて生ビールのように楽しんで欲しいとのこと)だったり、自家製のジャムを合わせたカクテルがあったりとついつい飲み過ぎてしまいます。

◆……秘密のお肉
最後は、特別に出していただいた特別なお肉。いわゆる熟成肉というもので、店頭に設置されたボックスの中にしっかりと吊されています。
通常メニューにはないようなのですが、お店の方に聞いてみると提供してもらえるかと思います。
温度、湿度管理が大切なんですが、腐るのとは根本的に違います。とにかく柔らかく、肉の濃厚な味が口の中に広がります。
店長のジャッキーさん曰く、「普段食べているお肉は基本的に死後硬直の状態なんです。これが死後硬直から解放された肉の柔らかさなんです。」と。
柔らかいのに、濃厚なお肉に合わせるのは泡レモン。
衝撃的な美味さでした。

お肉も、飲み物も、そしてパフォーマンスも本当に抜群のお店。
ランチタイムには鹿肉のカレーだったり、「馬鹿定食」なんて気になるメニューも。
カウンター席から、2~4人、8~10人で楽しむのにちょうどよい座席があって、ジビエ料理にしてはお値段も手頃。
いやぁ、びっくりしました。これはなかなか穴場のお店ですね。
またぜひ、今度はランチタイムに一人で行ってみようかなぁ。

  • 桜肉とタテガミの紅白馬刺し
  • 前菜5種
  • 蝦夷鹿ロースと淡路猪豚ウデの炭火焼き盛り合わせ

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7位

麺のようじ (日本橋、近鉄日本橋、谷町九丁目 / ラーメン、つけ麺、油そば・まぜそば)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.2
    • | 雰囲気 3.2
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ~¥999 -

2014/02訪問 2014/02/13

限定の舞茸スープ塩そばが美味いのなんのって。

年が明けて、店名が「麺のようじ」になってからの初訪問。

相変わらず、1月はオマール海老の限定ラーメンを提供したりと攻めているんですが、なかなか足を運ぶ機会がなく本当に久々に。
おっと、今日も限定ラーメンやってるやないですか。らっきー。

この日の限定は「舞茸スープ塩そば」(¥800)
へぇ、舞茸を使うのはなかなか珍しいですね。

基本ベースは普段から提供されている塩そば。写真には右側だけですが、実は白ネギの後ろにどっさりと。
軽く炙った新鮮な舞茸は旨味がこれでもかというくらい強くて、自己主張しまくり。
本当に野菜の使い方が素晴らしいラーメン店です。

もちろん、澄み切ったスープも、食べ心地のある中細麺のプリッとした食感、鶏レアチャーシューと素晴らしいグッドルッキングラーメンは変わらず。

あーーー、めっちゃ美味しかったです。

【以下は'13.5のレビュー】

京都で有名なラーメン店、「拳ラーメン」さんからの暖簾分け、「大阪拳」さんが本日5月9日に堂々オープン。
以前から気になっていたお店で、いつか京都に行ってこようと思っていたんですよねぇ。
そんな時にこちらのオープンを聞き、しかもプレオープンにお誘い頂いたので、これは行かねばっ! と仕事を切り上げて、参加させていただきました。

場所は中央区の高津……んん? この場所、神崎川に移転された「讃岐うどん白庵」さんの場所じゃないですか!
名うどん店のあとに、名ラーメン店。これは面白いなぁ。
プレオープンということで、ラーメン店を初めとする飲食店関係者が一杯……ウチは……いいのか、ホンマに?? と思いながらも、たっぷり楽しませて頂きました。

さて、紹介したいものが多いので、さっそく……ちなみに、この日は居合わせたお二人とシェアして5種類の麺類、2種類の丼物を一気に食い尽くして…………翌日の体重計が嫌なことになっていました……

◆ナックル塩そば(¥750)
まずは塩そば。奴ネギのトッピングがとても素敵ですが、なによりも特徴的なのが鶏の旨味が詰まった澄み切ったスープの美味さ。
写真を見ていただいても分かるとおり、香味鶏油がしっかりと浮かんでいるのですが、油っぽさよりも鶏の香りをガツンと味わうことができます。それでいて味わいはすっきりとしています。
麺は中細。白髪葱、青ネギ、揚げ葱とネギ好きには嬉しいトッピングに、レアな鶏チャーシューがたまりません。

◆ナックル醤油そば(¥750)
つづいて、醤油そばを。
今度はトッピングが紫玉葱。チャーシューも鶏チャーシューと、柔らかな豚バラチャーシュー。
特別な醤油じゃないと謙遜してはりましたが、これだけバランスの良い醤油ラーメンはなかなか考えられないです。
塩そばとはまた違った平打ち麺の食感も素敵で、個人的にはこれはハマりました。
「うんまっ!」とくり返してしまいました。

◆黄金鶏和え麺(¥900)
麺類の中で盛りつけが一番豪華に見えるのが、この黄金鶏和え麺。
キノコや葱、紫玉葱などの目一杯の野菜に、レアチャーシュー。
そして、まん丸い卵黄が目を惹きます。この卵黄、「金柑卵」と言われる鶏のお腹から卵になる前の卵黄だそうで、見た目が金柑に似ていることからこう呼ばれているとのことです。
この豪華なトッピングに、また違った食感のごわっとした麺と和えダレを豪快に混ぜ合わせて……うわぁああ、これまた凄いっ!
野菜と麺がごっちゃになっているにも関わらず、それぞれの存在感がとてつもなく強い感じ。食べ応えのある一杯です。
……締めに鶏そぼろご飯をぶっ込むらしいのですが……すみません、逃しました。

◆鶏ドロつけ麺(¥900)
実はもうこの辺りで結構お腹が一杯になっているのですが(苦笑)……次は鶏ドロつけ麺。
「粘度を高めに仕上げた」とのとろみの強い鶏白湯のつけ汁に、しっかりと締めた太めの麺。
ドロドロという感じよりも、ぎっちりと濃縮された”鶏っ!”といったつけ汁ですね。
つけ汁に黒い油が浮いているので、マー油かと思ったら、ふきのとうの香味油!
季節ごとに野菜を変えてみるとのことですので、これは機会ごとに楽しめそうですね。

◆石焼チキンカレー坦々和え麺(¥900)
昼・夜限定5食の石焼チキンカレー坦々和え麺。
ピビンバなどを作る石焼き鍋にたっぷりの野菜と、鶏チャーシューを和えて、カレースープを一気にかけてかき混ぜます。
もうね、かけた瞬間の音と立ち上がるカレーの香りにやられてしまいますよね。
ジャンク感は漂いますが、気持ちの盛り上がり方は半端じゃないです。
もちろん、鍋肌に押しつけられた麺は”おこげ”になって、パリパリとした食感に。
カレー和え麺じゃなくて、カレー「坦々」和え麺なんですよね。
隠れてはいますが、ゴマやナッツ類がいちいち口に馴染みます。
……うーん、白ご飯が欲しい。
あと丼があったので、自重しましたがこれを食べるなら、白ご飯との相性は抜群だと思いますよ、ホンマに。

◆鶏葱ご飯(¥300)
ご飯メニューは白ご飯以外に2種類。鶏葱ご飯は、レアな鶏チャーシューの上に、香味深い葱がたっぷり。
葱はナンプラー、オイスターソースなどで味付け。
なかなか他では見られないご飯メニューで、良い意味で「変わった味」なんですが、物凄くクセになりそうです。
面白いですよねぇ。これ。

◆鶏テールビピンパ丼(¥400)
最後は、鶏テール……ボンジリですねの丼を。
これは凄いです!
低温調理で甘めのタレがしっかりと染みた半レア状態のボンジリが惜しげも無くドンッ!
半熟卵を潰して、タレと絡めたご飯とボンジリを一口でバクッと食べると……幸せです。これは、好きな人めっちゃ多いんじゃないでしょうかね。

いやぁ、シェアしていただいたおかげで、全種類制覇しましたが、どの麺も、それだけで主役を張れそうな素晴らしい出来だと思います。

こちらの店主の唐司さんは、京都の「拳ラーメン」で働く前は、永らく八百屋さんで勤められていたそうで、この「大阪拳」では本店とは違った“鶏×野菜”で勝負をするとのこと。
完全にK.Oされました。

職場からの帰り道からは結構外れてしまうのですが、残業で疲れた時にぜひ再訪したいと思います。
その時は……ナックル醤油そば+鶏テールビピンパ丼かな。いや、でも……悩むかも。

  • 舞茸スープ塩そば(限定)
  • ナックル塩そば
  • ナックル醤油そば

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8位

まんかい 福島本家 (福島、新福島、中之島 / ラーメン)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2013/10訪問 2013/10/14

本格派の博多ラーメン、ラーメン激戦区に登場

JR福島駅、大阪駅から環状線で一駅という場所ですが、いつ頃からか……ちょうど阪神電車が地下に潜って「開かずの踏切」が無くなった辺りからでしょうか……非常に元気な地域になりつつあります。

占いを軸に「売れても占い商店街」と打ち出した福島聖天通商店街や、劇場もあるTV朝日も注目ですが、やはり今、福島と言えば”飲食店”です。
様々な飲食店が乱立していますが、中でもラーメン店は特徴的で人気のお店が集中しています。

そんな激戦区に新たなラーメン店「麺酒家まんかい」が10月16日(水)にオープンする情報があり、オープンレセプションに伺わせて頂きました。

「麺酒家まんかい」さんは、あの博多一風堂で20年以上の間、現場で勤められた店主が一念発起で独立された本格派の博多豚骨ラーメン店です。

店内の壁には、店名にちなんだ桜の木が大きく描かれています。
良く見ると花びらそれぞれが手のひらの形。店主が長年気付いてきた人との信頼関係がうかがわれます。
ラーメン店というよりもカフェのような大きなテーブルで、開放的な雰囲気のある綺麗なお店ですね。
この日のレセプションは、提供される3種類のラーメンを用意。
純系博多らーめんの「純とん」、塩豚骨の「潮とん」、ピリ辛の「トマとん」。
どれも気になるのですが、やっぱり博多一風堂と聞いて豚骨ラーメンを提供されると聞くと、まずは「純とん」からじゃないでしょうか!?

◆純とん(純系豚骨ラーメン) ¥730

豚骨ラーメンというと、こういうビジュアルを思い浮かべるくらい、正に”ザ・豚骨”といった見た目のラーメン。
白濁したスープに目一杯の青ネギ、木耳のトッピング。
もちろん麺は細いストレート麺です。麺は博多から直送しているとのことで、当然「バリカタ」や「カタ麺」が似合います。
スープは国産の和豚もち豚の豚頭・げん骨・背骨・背脂を回転式の巨大な寸胴で16時間かけて煮出した純粋な豚骨スープ
大阪で食べられる豚骨醤油ラーメンというと、豚骨らしい臭みを感じるものが多いのですが、こちらのスープはとにかく純粋。
店主によると丁寧にアクをとっているけれども、アクを取り過ぎるとやはりダメなんだと言います。
テーブルには胡麻やブラックペッパー、生ニンニクに紅ショウガも当然用意されているのですが、それに手が伸びないくらいスープの美味さに満足。

「替え玉します?」と言って頂いたのですが、スープを全部飲み干して、ついつい変化球に手を出すことに。

◆トマとん(トマト豚骨ラーメン) ¥730

博多豚骨ラーメン店にはあまり見られない変化球メニュー。
がっつりとトマトラーメンと言うよりは、豚骨ラーメンにトマトの赤を巧く取り入れた感じのラーメン。
炒めたトマトを中心に、黒オリーブ、コーン、白髪葱、豆苗と野菜も多め。もち豚はばら肉をスライスで入れておりこれも意外と存在感があります。
ピリ辛と書かれていたのでどうかなと思ったら、確かにスパイシー。しかしその辛味が良い感じで、白ご飯にがっつり合います。
麺は平打ちの生パスタのような多加水麺。パスタほど固くなく、スープパスタのようなラーメンに仕上がっています。
添えられたお酢を加えると、さっぱりとちょっと味変えが楽しめます。麺を食べ終わったら、やっぱりこのスープならご飯と合わせるのがイイですよね。

ラーメン激戦区に本格派の博多豚骨ラーメンをひっさげて登場した「麺酒家まんかい」さん。
直球も変化球も想像以上の美味さで大満足。これは残った「潮とん」も食べに行かないと。
ごちそうさまでした。
オープンしたら、是非再訪させて頂きたいと思います!!

  • 純とん(¥730)
  • トマとん(¥730)
  • (説明なし)

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9位

釜揚うどん一紀 (今宮、芦原橋、木津川 / うどん、鍋)

1回

  • 昼の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.8
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2013/12訪問 2014/04/24

釜揚げうどんの名店筋もアレンジが素晴らしい!

釜揚げうどんの名店「釜揚うどん一忠」さんの弟子筋にあたるお店が今宮にあるというのは以前から聞いていたのですが、こちら方面に用事があるときはなぜか定休日に臨時休業と肩すかしばかり。
長居の「釜揚げうどん 一心」さんには行っていたので、まぁチャンスがあれば……と思っていたところ、ようやくのチャンス到来。ようやくの初訪問です。

お店は今宮の駅からも少し離れています。
うどんの名店というよりは、気楽に入ることの出来る讃岐うどんやさんみたいな雰囲気です。

釜揚うどん一忠」や「釜揚げうどん 一心」さんのように、釜揚げうどんを中心にやっておられるのかと思っていたのですが……あら、鶏天ぶっかけなどの賑やかなメニューも結構あるんですね。
お店に行くまでは釜揚げうどん! と思っていたのですが、メニューを眺めていると魅力的なメニューが一杯でついついて目移りしてしまいました。

で、悩んでオーダーしたのが「かつすけうどん」。
大阪らしい油かすをつかった漬け出汁のついたうどんということで期待大。
おまけに鶏飯とオーダーしようとしたら、
「すみません。今日は季節のごはんになって秋刀魚ご飯になるんですが……」
と申し訳なさそうに言われてしまいました。いやいやいやいや、そんな魅力的なのがあるんでしたら、それも是非!

うどんは太麺と細麺を選べますが、やっぱりこちらはガッツリとした太麺がお薦め。
ゆがきたてのうどんが大きな陶器製の器に盛られて…………えっ! この漬け出汁なんですかっ!!
溢れんばかりの水菜にブラックペッパーがたっぷりと。
さっそくうどんを浸すのですが……甘めの出汁、出汁が染みこんだ油揚げ、じゅわっとうま味がしみ出す油かすにシャキシャキの水菜。これは凄い! 美味い。

もちろん、太麺のうどんはちゅるちゅるのしこしこ。喰い甲斐があって単にコシが強いだけではないさすがっ! と思える美味い麺です。

秋刀魚ご飯も季節物らしく、すだちを搾って秋の味覚を最高に楽しめました。

テーブルの上には「釜揚げうどん 一心」さんと同じように、昆布とカツオの佃煮、胡麻、柚子が置いてあって、隣を見てみると、釜揚げうどんにはちゃんとあの大きなとっくりで出汁が提供されています。

いやぁ、幸せ幸せ。元気の良いお店の方と、色々なアレンジが楽しめるので、また行ってみたくなる本当に素敵なお店。
近くに行く機会があれば、次は天ぷらやカレーなど他のメニューをたっぷり楽しみたいですね。

ごちそうさまでした。

  • かすつけうどん、秋刀魚ご飯
  • (説明なし)

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10位

麺と心 7 (阿倍野、松虫、天王寺駅前 / ラーメン)

1回

  • 昼の点数: 3.8

    • [ 料理・味 3.8
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2016/01訪問 2016/03/20

JUNK STORYの2号店は"ダブル"の旨味で、店名は"セブン"

【2014.6初訪問時レビュー】
地下鉄・阿倍野駅の側に新しいラーメン店がオープンしたことを友人レビュアーのレビューで知りました。
「麺と心 7」、聞くところによると谷町九丁目の人気店「らーめんstyle JUNK STORY」の2号店とのこと。
らーめんstyle JUNK STORY」さんは鶏レアチャーシューが物凄く良かったのですが、さてこちらは……

お店は阿倍野駅から南側へ。普段、あまりこちらには来ないんやよなぁ、どっちかというと天王寺方面ばかりで。
初めて、この辺りに来たのですが、天王寺方面に負けないくらいお店がありますね。
そんな中、ウエスタンバーのような外観のお店を発見。

店内は木の温もりを感じられるカウンター席、「らーめんstyle JUNK STORY」にはないテーブル席も2つあるのでファミリー客でも対応可能ですね。これは良い。

・W白湯セブン(鶏白湯+魚介白湯、鶏とカジキのレアチャーシュー、味付き玉子半玉) 900円
・W白湯セブンチャーシュー 1150円
・W白湯ラーメン(鶏白湯+魚介白湯、豚のレアチャーシュー) 800円
・W白湯ラーメンチャーシュー 1050円
・清湯(丸鶏+カマスの清湯、豚のレアチャーシュー) 700円
・清湯チャーシュー 950円

サイドメニューには、「らーめんstyle JUNK STORY」でもウリだった大きな唐揚げだったり、わさびか柚子胡椒を添えてあるチャーシュー丼も。

この日はやっぱり本店とは違った「W」を食べてみねばと、「W白湯セブン」を。

さて、提供されたW白湯セブン。
魚介白湯スープですが、とろみは控えめ。ですが、鶏白湯の旨味がしっかり、寧ろ魚介のイメージはあまり前面に出て来ません。
鶏白湯スープだけですと、どうしてもくどさが出てくるのですが、隠れた魚介の存在が巧く整えているといった感じでしょうか。

麺は中太のストレート麺。
弾力が強く、硬いのかなと思ったら中がしっとりとしたかなり好みの麺。ストレート麺ということもあって、濃いめのスープを絡ませすぎないのも好印象です。

トッピングはやっぱり特徴的な鶏レアチャーシューと、カジキマグロのチャーシュー。
「火が通ると堅くなるので早めに食べてくださいね」
との店員の言葉に従って食べると、あっさりとした食感のチャーシューが素敵。
特にカジキマグロは鶏ハムのような食感で、魚の臭みは全くありません。
スープの強さにこの2種類のチャーシューは良いですよね。

筍はちょっと酸味があって、良いアクセントになっています。

2号店ということで、「らーめんstyle JUNK STORY」のコピーかと思ったのですが、特徴を引き継いで進化させたようなラーメン。
美味しかったです。また行きたいと思います。

  • 2016.1
  • 冷やし魚介白湯らーめん(数量限定 '14.6)
  • カジキの賄い丼

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