レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
2位
1回
2017/08訪問 2017/09/15
益田駅から小さい繁華街を抜け歩くこと約10分。
田んぼや畑に囲まれた街のはずれにぽつんと建つ古民家
太田和彦大先生曰く「日本一の居酒屋」、田吾作に到着!
まさにここへ来るために今回の旅行があると言っても過言ではありません。
ここがなければ一生来ることなかったかもしれないなぁ、益田。
この暖簾をくぐりたかったんだよなぁ~♪
暖簾をくぐるとこんな感じ。
下駄箱は銭湯の趣
玄関を入った入口は実は2階なのでこの階段を下りた1階が客席になります。
予約の時にカウンター指定するの忘れてた~リベンジしなきゃ~(;´・ω・)
ということで個室に通されました。
入ると既にお通しがスタンバイ。
どれも地味ではあるのですが口に入れると本当に美味しい。
素朴な味なんですけどねぇ~かんたんにいうとおふくろの味って表現になるんでしょうがそれの上位互換バージョンといった感じ。
とりあえずのビールはキリンラガーの大瓶
生ビールはアサヒのみ、瓶ビールもアサヒかキリンだったので消去法でキリンラガー。
メニューはこんな感じ。
これも素朴。
たぶん夜も注文できる定食メニュー。
お昼に・・・来ないだろうなぁどうせなら夜に行くよなぁ。
まずはモチロン活いかどーん!
一人前でお願いしたのですが、何人前でもいか一杯をさばいてくれます。
いかの大きさが変わるだけとのことでした。
やっぱ田吾作に来たらまずは活いか。
身からゲソからエンペラから何からガラスのごとく透き通っています。
いや~美味いな~いかなんて好きじゃなかったのに呼子のいかを食べて以来、いかの美味さに目覚めちゃったなぁ。
岩がき生でどーん
うまいのは言うまでもなく、さすが居酒屋、ちゃんと細かく一口サイズに切ってくれているのがナイス。
鮎のせごし。
本当は刺身を頼んだんですが間違ってせごしが来ました(苦笑)
奥さんがせごし苦手なんですよね~。
だから刺身頼んだんですがまぁ仕方ない。
えー、味は美味しかったですよモチロン。
さすが高津川の鮎。
とくにうるかがたまらなく美味かった。
酒がすすみすぎるかなりヤバイやつでした。
刺身盛り
特に変わったものもないのですが、その分かえって美味さがわかります。
一人前で出してもらったのですが小食な私たち夫婦にはいい量でした。
いやあのホント美味かったですよこの刺身。
カワハギの肝
カワハギってなんで肝と食べるのがこんなに美味しいんだろう。
カワハギ煮付け
いや~なんすかこれ美味いなぁ~。
味付けはすごくシンプルに感じるんですが(砂糖はまず間違いなく入ってない、みりんもおそらくない。醤油と素材の味だけなんじゃなかろうか?)、これが本当に素材の味を活かしているというんでしょうか絶妙に美味いんですねぇ。
なんというか「おふくろの味」の最高峰とでもいいましょうか。
お酒は萩の酒、東洋美人の純米吟醸と、そのあとは店オリジナルの田吾作 純米吟醸を何杯だったかなぁ?ずっと田吾作をいただきました。
〆て\21,580。
こりゃ正直安い。
食後、田吾作盃戴きました!
有名かもしれませんが戴ける条件は伏せておきます(笑)
居酒屋界の西の横綱で素朴でありつつも実に滋味深い肴で美酒に酔う素晴らしい夜でありました。
益田に過ぎたるもの、ここにひとつあり。
【2017/09/14 加筆修正しました】
3位
1回
2017/02訪問 2017/11/03
ニセコにあってミシュランスターシェフのフレンチが戴ける素晴らしいお店KAMIMURA
メニューはコースのみ。
・アーリーバード・ディナー8,000円
・シェフ・デギュスタシオン15,000円
の二通りです。
このうちアーリーバード・ディナーは18:00入店20:00退店となります。
もちろん悩まずシェフ・デギュスタシオンで予約♪
ちなみにデギュスタシオンとは英語でいえばテイスティング、日本語でいえば利き酒。
テイスティングの先があれば・・・それも食べたい(笑)
まずは生ビール
サッポロですけどクラシックではなかったです
◆SparklingStrawberry 炭酸イチゴ japaneseherbsalad
なんと前菜はイチゴ。
何やら味付けされた炭酸パウダーの上でハーブサラダとともに
イチゴ自体も漬け込んであるようです
◆Semi-driedPersimmon あんぽ柿 bluecheese,pear,winejelly
あんぽ柿とブルーチーズ、西洋梨、ワインゼリーの絶妙なバランス。
これぞフレンチ!と思わせる素晴らしいマリアージュでした。
◆NotsukeScallopShot 野付産帆立のショット ikura,seaweedandcucumber
帆立にイクラと海藻とキュウリが和えてあります。
これはまぁ予想通りの味。
美味しいのは間違いないですよ。
◆BotanKingPrawn ボタン海老 brusselssprouts,cauliflowerandbeetrootsorbet
テーブルビートのソルベのかかった芽キャベツ、カリフラワーの中にボタン海老が。
芽キャベツがやたら美味しかったのとやはり具材同士のマリアージュが素晴らしい。
口の中でまさに一体となって単体それぞれでは出ない味わいがあります。
パンも美味しかったぁ~
リンデス・デ・レメリュリ・サン・ビセンテ 2011
リオハのワインです。
わりとリオハのワインが好みです。
◆PumpkinPuree‘ 味平’南瓜 24kgold,cashewnutsanddriedfruits
カボチャの金団にはカシューナッツとドライフルーツが練りこまれています。
それを金箔で覆うというまぁなんざましょ贅沢な(笑)
◆GrilledMenukeFish メヌケのグリル quailegg,gingkonut,daidaijellyandbrownricerisotto
メヌケのグリル、ウズラの卵、銀杏に玄米のリゾットがかけられています。
これまたメヌケのグリルのグリル具合も絶妙に火が通っているが食感は生に近い。
そこに玄米リゾットの味付けがこれまた絶妙にからみあって口中でほどよくほどけていきます。
サラダはこんな感じで供されます。
ドレッシングが一見普通のフレンチドレッシングなんですがなんとも美味しかったです
パン2つ目
これも柔らかふっかふか
◆BraisedEndive アンディーブのブレゼ jamoniberico,nisekomimolette
アンディーブ、つまりチコリー。
日本では北海道でしか栽培されていなかったと記憶しています。
これをブレゼしたものにハモンイベリコをのせ、ニセコ産のミモレットチーズをかけてあります。
これまた計算されつくした配合というか、チコリーは正直苦手なんですがスルスルと入っていく。
むしろどんどん食べたくなるんですよね。なんだこりゃ。
◆ButterPoachedVenison 蝦夷鹿肉のポッシェ mushrooms,soymilkandmiso
来ましたエゾシカ。
もうほんと素晴らしい低温調理。もちろん臭みなど皆無、赤身肉のいいところだけが出ています。
そこに濃い目の豆乳味噌のソースがこれまたなんとも・・・(絶句)
付け合わせの椎茸も上にかかっているマッシュルームのスライスも、すべて一緒に口に入れた時、まさに口福が生まれます。
◆ChargrilledHokkaidoWagyu 北海道和牛の炭火グリル eshalot,shungiku,potatopureeandvealjus
鹿のあとに和牛。
こちらはグリルしてあるのですが確かにそれぞれその調理法だなぁ...と。
そしてこちらは牛肉にしっかりと味付けされていてポテトピューレでそれを緩和してある。
いやもう本当におなか一杯なのに手が止まらない・・・
◆DuckandVealConsommé 余市コンソメ dropsofyoichiwhisky
底に余市ウイスキーがあるところへコンソメスープを注入
なんだこれすげー美味い。
ほんのり香る余市ウイスキーとコンソメスープがこんなに合うとは。
◆RoastedApple 林檎のロースト vanillaicecreamandcaramelsauce
デザートはリンゴのローストにバニラアイス、キャラメルソースがけ。
カシューナッツもあったかな。
◆EspressoorTea コーヒー又は紅茶 petitfour
食後のコーヒー。
茶菓子もそれぞれ意匠が凝らされていて大変おいしゅうございました。
食後、上村雄一シェフが挨拶に来られましたが本当に丁寧にごあいさついただき、また素晴らしい笑顔に「あ、やっぱりまた来たい」と思わせられました。
ニセコでも有数の高級店ですが、それだけの値打ちは存分にあります。
ニセコに来た際には必ず通うことになりそうです。
4位
2回
2017/08訪問 2019/01/25
朝食も夕食と同じく日本料理雲遊で
まずはトマトジュース、飲むヨーグルト、オレンジジュースで胃を起こします。
◆サラダは至って普通。
柚子胡椒ドレッシングをかけて。
和食と洋食から選べるのですが日本料理ですから和食に。
というワケで朝食膳がやってきました。
◆ノドグロの干物
まぁ当然のごとく美味しい
付け合わせは仙崎かまぼこ
◆剣先烏賊の一夜干し
え?これホントに一夜干し?
お造りと言われてもわからないぐらい瑞々しいのですがでもたしかに干した旨味がプラスされている。
絶妙な干し具合なのでしょうねぇ。
◆真薯湯葉包み餡掛け
朝に胃が温まる感じが優しい
◆卵焼き
うん、まぁそりゃ普通です。普通でいいんですよ(笑)
◆蕗とほうれん草のお浸し(確か)
これもまぁ普通。
◆味噌汁
ふ、普通(;^ω^)
◆漬物
これ見かけは普通なんですが美味しかったです。
梅干し、普段食べられないんですが気づいたら食べてました。
ご飯は朝食も土鍋で供されます。
◆御飯
いやぁこれがまた当然ながら夕食と同じく美味しくて美味しくて。
お代わりしてたらふく食べてしまいました。
◆デザート
ドラゴンフルーツとリンゴ、ブルーベリーにヨーグルトソース
◆食後のコーヒー
コーヒーシュガーはブラウンシュガー。
朝から大満足の朝食。
帰るのが嫌になる朝食です(笑)
さて夕食です。
夕食は日本料理と鉄板焼きが選べるのですが、鉄板焼きは大谷山荘本館へ行くことになるのでせっかくですから別邸音信専用の食事処、日本料理 雲遊へやってまいりました。
中に入るとキッチンスタジアム風
カウンターは利用されている感じではありませんでした。
まずは生ビール。
ヱビスとアサヒスーパードライから迷わずヱビスをチョイス。
ちなみに瓶ビールはキリンかアサヒです。
【先附】
◆萩瀬付き鯵小袖寿司
木の芽 新生姜 龍皮昆布
◆(ほうづき釜)萩赤雲丹 汲み上げ湯葉 山葵餡
◆長門枝豆 新銀杏松葉 葛の葉
瀬付き鯵の締め方が素晴らしく、また寿司の大きさが先付としては抜群。
赤雲丹と汲み上げ湯葉に山葵。このハーモニーも素晴らしかったです。
枝豆や銀杏も当たり前のメニューに見えて抜群の味付け。
いやぁのっけからこれは期待を裏切らないな、と感心。
【御椀】
◆薄葛仕立て 天神鱧
長門胡瓜 冬菇椎茸
卵豆腐 パプリカ 生姜
鱧の下に卵豆腐が敷いてあるので一緒に口に入れたのですがこれがまぁ卵豆腐が味付けになっているんですね。鱧のある種淡白な味にほんとうにちょうどいい味付け。なるほど鱧は淡白だからって味付けしすぎてはいけないんだな。
もうたまらずこの辺りで日本酒を所望
まずは貴の特別純米。
お酒はこの後
・東洋美人 一歩 純米大吟醸
・雁木 純米吟醸 無濾過 生原酒
・五橋 本醸造酒
と戴きました。
【造里】
海のお造りと山のお造りという趣向は面白いですね
◆(海のもの)仙崎クエ 剣先烏賊
萩白バイ貝 縒胡瓜 山葵 紅蓼
長門黄波戸丸三醤油 土佐醤油
クエはいうまでもなく美味。バイ貝もコリコリしすぎず、貝類のコリコリが苦手な奥さんも美味しい連発で食べていました。包丁を細かく仕事入れてくださっているおかげだと思います。
しかして剣先烏賊ですねビックリしたのは。2日前に田吾作さんで戴いた活イカはもうホント素材のよさでまさに活イカという感じでしたが、この剣先烏賊は舌にネットリ絡みつくような食感でまさに味も濃厚。こういう烏賊も美味しいなぁ。
【造里】
◆(山のもの)長門白オクラ 岩国蓮根
萩生木耳
萩岡田ひしお醤油
どれも本当に美味しかったですが、なによりこの上にかかっているひしお醤油が美味しくて。あとオクラがなんだかいつも食べるオクラと違って瑞々しいのが「山の造里」という感じですごく美味しかったです。
【焼八寸】
◆長萩和牛炭火焼き
白髪葱 フリルリーフ
光浦醤油麹
これもまぁそりゃ美味しいんですがソースの醤油麹が絶妙。そこに白髪葱の食感が合わさるとまさに抜群の味わいです。
◆萩榎谷農園無花果
胡麻クリーム
振り柚子
無花果に胡麻クリーム?って思ってたんですが合うんですねぇ。
すごいなあこういうことを考え付く人、尊敬します。
◆仙崎栄螺と長門法蓮草のチリ酢
楓 小笹
なるほど栄螺とほうれん草ですか。貝とほうれん草の組み合わせはよくありますがチリ酢がよく合いますねぇ。
【冷し鉢】
◆百姓庵シシリアントマト
福賀万願寺 車海老
長門南瓜
美味ジュレ
穂紫蘇
まぁこれは特に驚きはなく。普通に美味しいのですが、期待値が上がりすぎているのですよね(笑)
【揚物】
◆仙崎すずき湯葉揚げ
安岡葱 茗荷
生姜酢
すずきが噛むとジュワーっと旨味が出てきて実に滋味深い。肉汁ならぬ魚汁みたいなものがすごく出てきます。湯葉もいい仕事してて美味しかったなぁ~。
【御飯】
◆香の物
田舎沢庵 紫の葉漬け グリーンボール
◆菜
長萩和牛ちりめん
◆止椀
赤出汁仕立て
豆腐 貝割れ
三つ葉 粉山椒
◆御飯
萩佐々並九郎米
どれも標準以上のクオリティですが特筆すべきはこのご飯。
炊き具合がもう満点。さらに米もなんだかすごく美味しくて。
珍しくご飯をお代わりしてしまいました。
【水物】
◆光浦甘酒アイス
萩夏みかん砂糖漬 巨峰
クコの実 チャービル
甘酒アイスというのが甘酒の香りや味はあまり感じられず、食べやすかったです。
◆黒糖プリン
ぶぶあられ
こちらもそんなに黒糖感はないのですがスッキリしてて食べやすい。
全体的にどれも細かい仕事がなされた料理でさすが高級旅館というべき味わい。
山口、とくに萩や仙崎の地のものを実に美味しく昇華させています。
ぜひともまたもう一度食べに来たいと思います。
5位
1回
2017/08訪問 2017/09/04
岡山に前乗りしてまで来たかったのがここ酒囲屋本店さん。
ホテルにチェックインできるのがおそらく21時到着。
そこから店に向かって21時半くらいだからいくらプレミアムフライデーっていっても2人ぐらい席空いてるよね・・・空いてない。
しょうがないからぐるっと回ったがやはり酒囲屋本店さんが諦めきれず再訪。まだ空いてない。
しょうがないので近くの店で妥協。
しかしさすがウチの嫁、「どうしても行きたかったんでしょう?いつ頃空くか聞いてきたら?」と。そりゃそうだ。
で、聞きに行くとお忙しい中何度もうかがうウザい客にも関わらず店主が丁寧に受け答えしてくださいまして。
「22:30頃ならもしかしたら空いてくるかも」
すげーなー繁盛店。あいさわかりましたと元の店に戻り一献。
22:30頃戻ったらピタリ!お二人出られたところでカウンターに2席確保!
店内の雰囲気は賑わいのある大衆居酒屋。
しかし値段の記載のないメニューとお味は高級割烹にも勝るとも劣らない。
ひとつ特徴的だったのは異常に料理が供されるのが早い。
私は若くみえる料理長?さんの手練手管と見ましたがもしかすると遅い時間の入店だったのでそんなに料理のオーダーが立て込んでいないのと閉店準備のためかもしれません(笑)。
なんとなく、太田和彦大先生リスペクトな方には雰囲気が合わないかもしれないし、吉田類大先生リスペクトな方にはコストが気になるかもしれません。
とりあえず突き出しセット
この突き出しの茄子がなんだか美味かった
造り盛り
期待したほどでは...
まぁ普通に美味しいんですけどね。
特大はまぐりの酒蒸し
これはまぁ特筆すべきことはないかなぁ
鯖燻製
これ美味しかったなぁ~。
燻製の具合が香り強めですごく好みでした。
鰆の塩タタキ
興奮しすぎて写真がブレてますね(;´・ω・)
まさにこれを食べに行ったようなものですが、期待を大きく上回ってきました。
舌に絡みつくような食感と、炙った皮目の香ばしさ、そして塩の具合も抜群であっという間に瞬殺。
いぶりがっことクリームチーズ
この組み合わせはもはや鉄板ですね。
酒が進む進む。
松茸の炭焼(手で裂いて酢橘と藻塩で)
もう秋だなぁ~と感じるのが秋刀魚と松茸。
これもホント日本酒に合いますよねぇ。
そして酒は片口で供されます。
戴いたのは...
・酒一筋 夏純吟 純米吟醸
・十七文字 翠星盃 純米
・飛露喜 特別純米
・神代 純米
・謙信 純米吟醸
・山王 純米
・御前酒 美作 純米
です。
夏酒ももう終わりですね。
メニュー
抜群にホスピタリティ溢れた店主の接客とスピーディーな調理。
メニューに価格表示がないことに不安を覚える方もおられるかもしれませんが、料理は以上の6品とお酒を上記の七合で\14.900。
私としては安いかなぁと思いました。
また鰆が食べたくなったら来たいと思います。
6位
1回
2017/02訪問 2017/11/03
ニセコラストナイトは前夜のKAMIMURAさんに続いてニセコの名店へ。
手打蕎麦いちむらさんです。
コースもお願いできる(要予約)のですが、今回はアラカルトでお願いしました。
やっぱり北海道に来たらコレ。
サッポロクラシック呑まないとなんかしっくりこないです。
突き出しは鶏のささみとほうれん草の胡麻和え。
シンプルながら手の込んだ仕事を思わせる味わい。
◆出汁巻き
おでんの出汁を使っているのでしょうか、ものすごくいろんな味がします。
いや~初っ端から美味しい~
◆おでん盛り合わせに牡蠣をトッピング。
赤こんにゃくって近江八幡だけかと思ってましたが北海道にもあるんですかね?
出汁は色を見ていただければわかるように京風っぽい、本当に出汁だけという味付け。
醤油だったりいろいろ入っていないのが京都文化な人間にはありがたい。
味の変化に山椒味噌と辛子味噌がついてきます。
辛子味噌はよく見るのですが山椒味噌は珍しいですねぇ。
でもこれが牡蠣なんかには特に抜群の相性ですごく美味しかったです。
このあたりで奥さんはグラスワインを
(後にボトル頼めばよかったと後悔することになる)
私は日本酒。
二世古特別純米吟風60
お酒はその後
・乾坤一純米吟醸原酒
・山法師純米吟醸
・京極 純米
・酔鯨八反錦60%純米
と戴きました。
◆刺身盛り合わせ
・本鮪
・雲丹
・牡丹海老
・鮃
・帆立
いやホントこの時期の鮃は美味しいですねぇ。
他のネタも抜群に美味しい。
牡丹海老なんて食べ過ぎて驚かなくなってきたけどよく考えると北海道来ないとこの味は食べれないんですよねぇ。
帆立しかり雲丹しかり。
鮃は浅葱を巻いた状態で供されました。
◆生雲丹の茶わん蒸し
優しく胃に沁みわたります
◆帆立ウニ包み揚げ
帆立の中心部は生のままのレア仕上げ。
雲丹を挟み海苔で包んで揚げている磯部揚げ仕立て。
抹茶塩で戴くのがアテにサイコウ。
◆合鴨ロース
こちらも若干レア仕上げ。
鴨と葱はやはり鉄板です。
◆〆に鴨せいろ
いや~、もう一枚戴こうかと思ったぐらい美味かった~♪
なるほどさすがのお蕎麦でした。
蕎麦湯いただいてお会計
大変美味しゅうございました
予約なしで入ってこられた中国の方がコース注文されたのですが柔軟に対応されていたり非常にハートフルな接客も素晴らしかったです。
夏のランチは行列必至とのことですがまたランチにも伺いたいと思います。
7位
1回
2017/08訪問 2017/10/02
やはり下関に来てふくを食べないワケにはいかないでしょう。
あ、下関では河豚のことを福と掛けて「ふく」と呼びます。
というワケでやってきたのがこちら大衆酒場三桝さん。
創業65年の名酒場です。
趣のある小路を入っていきます。
なるほど上階は宴会場なのですか。
三桝ビルですもんね。
たぶん今は宴会場あまり使ってないと思いますが(手が回らないと思う)。
メニューは黒板書き。
ここ、河豚が安いんですよホント。
ただふくさしだけは時価。
刺身だけ天然トラフグなんでそこそこします(確か今回\4,500くらいだった)
瓶ビールを所望。
銘柄はキリンかアサヒですのでキリンラガーを。
◆ふくの唐揚げ
身が柔らかくて衣に香ばしい味付けがされていて実に美味。
◆きんたろうの焼き魚
萩の名物きんたろう。ヒメジですね。
嗚呼これホント美味しかった~。
小さい魚なんですが甘味のあるほっこりした口当たりで素晴らしいですね。
◆めんぼ(ウマヅラハギ)の煮魚
こちらはすごくしっかりとした身でかなり煮込んだにもかかわらずプリップリ。
長時間煮込んだことでしっかり味が染みていて本当に滋味深い。
付け合わせの豆腐までものすごく美味しかったなぁ~。
冷酒は下関の酒、菊川
常温も菊川でした
いいですね、この供され方。
これぞ大衆酒場です。
一合瓶、イイですね。
◆トラフグのてっさ(河豚刺し)
てっさは大阪弁でフグチリのこともてっちりと言いますね大阪では。
かつては下関から東京までは遠すぎるので下関の河豚の一番イイのは大阪に納入されていたといいます。
だから今でも河豚を食うなら実は大阪だ、と食通の友人が言っていたのを思い出します。
私としてはお待ちかねのこちらの方が風景よりインスタ映えしますね(笑)
ここらで投入したのは山頭火の冷酒。
山口市の酒ですね。
浅葱をくるんで紅葉をといたポン酢で…嗚呼まさに口福。
ここまでねっとりとした味わいの河豚はなかなかないですね。
話好きの楽しい女将に「また来ます」と約束してしまったのでまた再訪しなければなりません。
また近いうちにお逢いしたい。お元気なうちに。
ご馳走様でした。
8位
1回
2017/08訪問 2017/10/06
夕食用に宮島であなごめしうえのさんであなごめしを買ってきました。
味付けが濃すぎず薄すぎず実に絶妙で冷えても美味い!
あっというまに空になりました。
穴子のアラで炊き込んだ醤油味飯、なるほど美味しいわけです。
9位
1回
2017/02訪問 2017/03/02
この日は2014年12月にオープンしたので3シーズン目になります木ニセコにある杏ダイニングに行ってきました。
確か中国資本で開発されたやに思いますが、それだけあってなかなかにゴージャスなプライスでございます。
ので、ダイニングだけ頂きに。
ここはコースもあるのですが今回はアラカルトで頼んでみました。
まずは本日の刺身盛り合わせ7点盛り
帆立、ツブ貝、鰊、鮃、鮪、牡丹海老、曹以、北寄貝、勘八
刺身は盛り合わせ以外にはこの季節ヒラメの薄造りがラインナップされているぐらいなので鮃がいちばんしっとり濃厚で舌に絡みつくような旨味があって美味しかったです。
他のネタも鮪以外は道産もので、またネタにより細かく切り方、厚みも考えられていてそれぞれ味わい深くなるように隠し包丁も入っていてシェフの腕を感じます。
右上の方に見切れていましたが山葵は静岡のもの。
とりあえずビールをいただきます。
プレミアムモルツ生。
サッポロクラシックならなお良いのですが
厚岸産の牡蠣
生牡蠣と酒蒸しで。
少し小ぶりでしたが私としては小ぶりな方が好みなので問題なし。
小ぶりな方が味が濃い気がするんですがどうなんですかね?
ここらで奥さんは赤ワインへ。
DourtheLaGrandeCuvéeBordeauxRouge
グラスでいただきました。
私は日本酒を。
日本酒はこのような器で供され、残りはワインクーラーのようなもので氷で冷やされています。
頼んだのは佐賀の天吹酒造さんのその名も「ILOVESUSHI」(笑)
確かに優しいコクがありながらスッキリとした上品な口当たり辛口タイプの酒でほのかな酸味が酢飯に合いそうです。
ここ、鮨ないんすけどね(笑)
ここでシェフからサービスでお凌ぎの雲丹の手巻きが
おかげで先ほどのお酒が鮨に合いそうなのがわかりました。
で、シンプルに美味しいです。
雲丹がフルーツのように瑞々しかったです。
タラバ蟹の天婦羅 3種の塩
このボリュームで\5,800はなかなかナイスプライスですがまぁ蟹はそんなもんです。
3種の塩(上から昆布塩、抹茶塩、七味塩)でいただきます。
昆布塩でいただくのが美味しかったです。
もう二本目(笑)
岐阜県は瑞浪市の中島醸造さん、小左衛門 純米酒 六割五分 播州 山田錦 赤ラベル
精米歩合が六割五分、つまり35%しか削っていないのです。
二割三分なんていうものもある中、六割五分でこの味・・・
知床産 蝦夷鹿の煮込みとハニーロースト人参
蝦夷鹿、いいですねぇ...
噛めば噛むほど旨味が出てきてずっと噛んでいられそうでした。
根室産 きんきの昆布焼
ほぐしたところ。
プリップリの身に昆布焼したことによる皮のパリッパリ具合が相まってたまりません。
昆布焼したからでしょう、香ばしい香りと身の脂のハーモニーに思わず笑みがこぼれます。
そりゃご飯と味噌汁頼んじゃいますよ。
エントランス
昼はカフェ使いできるのかな?
外観。
やっぱゴージャスなホテルやなぁ~
10位
1回
2017/12訪問 2017/12/12
美味しいお蕎麦をいただきたくなって芦屋へ。
奥スンが炙り鴨せいろを注文したので、私は温かい蕎麦をということで炙り鴨たたき南蛮を所望。
たたきは本当にレアで素晴らしい。
ほうじ茶も実に美味しかった~♪
炙り鴨たたきと炙り鴨はともに7枚づつ。
鴨せいろ蕎麦、少しいただきましたが実に美味しかったなぁ。
やはりここのお店ではせいろをいただくべきだと思いました。
鴨南蛮蕎麦。
鴨のつくね、肝焼き、身の焼いたのが二切れ入っています。
もちろん葱も。
あとしめじなども。
炙り鴨たたきも合わせるとこれですべて。
温かい蕎麦になると蕎麦が溶けるような感じになってしまって食感は味わえず。
美味しいのですが、やはりせいろのほうがオススメです。
昼しかやってないし、14:00までの営業のはずがこの日は退店した13:40頃すでに準備中の札がかかっていたのですが、ビールどころか日本酒も豊富に置いてありました。
やっぱり湯がくとかなり溶けだす蕎麦のようで蕎麦湯はこってり。
また夏のすだちひやかけ蕎麦もいただいてみたいなぁ。
寿しひでたかさんに行ってきました。
私は鮨をはじめ美味しいものが好きですが、写真撮影禁止だとか全員きっちり同時にスタートだとかなんだか敷居の高い店はあまり好きでなく、ゆったりと美味しい肴で心穏やかに呑みたいだけなのです。(禁煙は居酒屋、バー以外に関しては歓迎派です)
ですので訪問する前にかなり口コミだとかを参考にします。特に「よくなかった」評価をされている方の口コミ。
このひでたかさんはどこを見てもそういう悪い評判がないのです。
長くなりましたがそういう事前の期待をまったく裏切らない素晴らしい味、雰囲気、接客でございました。
カウンター8席のみ
予約必須の人気店ですが、この日はグループのキャンセルが出たとかで我々夫婦とお1人のおじ様のみでした。
まずはビールはもちろんサッポロクラシック
これが今回最後のクラシックかなぁ~
寿司下駄・・・でいいんですよね?陶器でも。には右下に山葵真ん中にワカメ。
手元のお盆には箸と醤油、塩
まずはアテから
◆八角の昆布〆
足が早く北海道でないとなかなか生では戴けない八角。
昆布〆は初めて戴きましたがこれだけ旨味が出ますか(驚)
のっけからあっさりと期待を超えてきました。
◆襟裳岬で獲れたツブ貝
本当に細かくもう隠しきれない隠し包丁が入っていてツブ貝なのにものすごく柔らかい舌当たり。
それでいてツブ貝特有のコリコリとした食感はしっかり残っています。
◆浜中産蝦夷バフンウニのリゾット
大将曰く、一応鮨屋ですんで「うみごはん」ということでとのこと(笑)
すっかり大好物になってしまった雲丹ですが、またもやなんじゃこりゃと(いい意味で)。
雲丹と御飯のバランスがものすごくいいのと、微妙に御飯が食感があってクランチチョコのクランチみたいな。
そこにすこぶるクリーミーな雲丹が相まってこれはもうデザート。
ちびちびとこれで呑みたかったのに次々に箸が進んでしまって一瞬でなくなってしまいました。
◆メヌケ 網走一本釣りものを一週間熟成
またこれも素晴らしい仕事。
一週間寝かせたことによって甘味が強まりしかし歯ごたえもちゃんとある。味わい全体がよくなじんでまとまってコクが深まっています。
ここで日本酒にスイッチ。
◆愛宕の松純米吟醸彗星(北海道限定)
穏やかなバナナのような香りに和三盆を思わせる柔らかで上品な甘味がフワッと広がり名残惜しむように余韻が消えていくキレの良さ。
上品な甘みがメヌケの甘味とナイスマリアージュ。
◆タチ炙り
北海道ではタチという鱈の白子です。
さすがの下処理なのでしょう、雑味がまったくなく、軽く振ってある塩でシンプルに戴くと本当に表面だけ炙ってあるだけなのでスルッと口いっぱいにクリーミーさが広がります。
◆大トロの湯煎、漬け ローストビーフ風山わさび添え
最近年のせいか大トロがだんだん苦手になってきているのですが、これは大トロを湯煎することと山わさびのおかげでクドくなく何枚でもイケそうでした。
お酒すすむわー。
◆会津娘純米生うすにごり雪がすみの郷
大将からの「季節柄おりがらみなんかどうですか?」との言葉で一も二もなくお願いしました。
雪のような白く微かに濁ったうすにごり酒で口当たりやさしく、フレッシュで爽やかながらも優しい味わいです。
◆噴火湾で獲れた帆立の磯辺焼き
丁寧に醤油を塗りながらじっくり焼かれたのでしょう。帆立は柔らかいまま、しっとりとした味わい。
◆牡丹海老の昆布〆
牡丹海老も昆布で〆たものを戴くのは初めてです。富山で白海老の昆布〆を戴いたことはありますが牡丹海老はより濃厚で口中にまとわりつくような旨味が。
◆増毛産水ダコの煮ダコ
水ダコはやわらかく煮ダコに向きますが下処理が甘いのか固くなっちゃってることが結構あって残念なんですが(真蛸や飯蛸は塩もみして固い方がいいようには思います)、これは本当に文字通りやわらか煮。これも事前に入念に仕事をなされているのがよくわかります。お味もしっかりとつきながら蛸自体の味もよくわかりついつい口がほころびます。
◆積丹半島で獲れた鮟肝ポン酢
鮟肝というとなんだかボソボソした仕上がりで粉っぽいものによく出会うのであまり好きではないのですが、ひでたかさんは低温調理されているそうで本当にしっとりとした溶けるような舌触り。いやぁ~この鮟肝なら大好物です。
さてそろそろ握ってもらいましょう。
ということでガリが寿司下駄に乗りました。
美味しい鮨屋ってやっぱりガリもきちんと美味しいですよね。
◆魴鮄一晩熟成酢橘と塩で
これも魴鮄の強い旨味と食感を損なうことなく熟成されています。
白身魚は塩で戴くのが美味しいですよねぇ~。
◆飛露喜特別純米生詰
飛露喜唯一の通年販売している酒。
定番ゆえにオーソドックス。つまりは究極の食中酒です。
ひでたかさんは本当にその時食べているものにあったお酒を出してくださいます。お酒もお任せっきりで間違いないです。
◆春子鯛昆布〆
醤油は既に塗られています。春子鯛はただでさえ仕込みの大変な魚ですがこりゃまた仕事が入っていてまたもや昆布〆です。昆布〆が大好物な私にはたまらない展開。どちらかというとあっさりとした味わいの春子鯛が昆布〆にすることで旨味を増して実に美味。塗られている醤油は出汁醤油なのでしょうか?しつこくなくいいバランスです。
◆墨烏賊
塩が既にふってあります。烏賊は塩に限りますね。ねっとり舌にまとわりつくような粘り気と噛めば噛むほど出てくる旨味がたまりません。
◆車海老
茹でたてで中はレアです。これも醤油が既に塗られています。車海老の鮨は生こそ至高で茹ではイマイチと思っていましたがこういう仕事をすれば逆に茹でた方が甘味、旨味が出て美味しいんだなと教えられました。見た目でわかると思いますが、茹でているのに活きがいいんです。
女性には食べやすいようにと二つに切って供されます。
こういう心遣いも素晴らしいです。
うちの奥さんは「おかげで二度美味しい♪」とおっしゃってました(笑)
◆勝山 特別純米 縁 -EN- 生酒
丁寧な造りがうかがえる心地よい香りとお米の旨味が楽しめるお酒。
宮城の酒はこういう感じが多い気がします。
◆苫小牧で獲れた北寄貝カボスと塩で
もはや完全に隠し包丁じゃありません(笑)
これが北寄貝かというぐらい柔らかい。舌の上ではとろけるように柔らかく、しかも噛むとしっかり北寄貝。この仕事にお金を払うわけです。高くて当たり前なのです。
◆ノドグロの炙り
これは石川県産で築地経由で入ったものらしい。美味しいものなら産地を問わないというスタイル、嫌いじゃないです。炙りでいい具合に脂が落ちてさらりと美味しかったです。
◆積丹半島で獲れた毛蟹
茹でたてで供されます。軍艦巻きがあまり好きじゃないので握りスタイルで出されるのはうれしいなぁ。これただ茹でてるだけなのかなぁ?すごい旨味と甘味が強くて出汁で煮たんじゃなかろうかと思うぐらい。
◆亀齢辛口純米八拾【生】
香りがよくてフレッシュな味わい。なるほど、いったん口をリセットしろということでしょうか。それぐらい毛蟹の旨味、強かった。
◆鮪のヅケ
静岡ものとのこと。大将曰く、魚問屋からこの鮪と大間の鮪とどっちがいいか聞かれたので美味しい方と言ったらこっちだったそうです(笑) 「大間っていう方が喜ぶお客さんも多いんですが美味いほうがいいですよね~」と。はい、まったくもって同意であります。
確かに美味しかったです。ヅケの具合が抜群でしたね。
◆トロ
これも同じく静岡もの。この包丁が入ることによってなんか食べやすい。ここの鮪、なんかフジタ水産の鮪を思い出しました。アレも美味しかったけど自分で切ったので、「こういう風に切ったらもっと美味しいのか」なんて思いながら食べました。
◆新政 特別純米生原酒No.6R-type
言うまでもない新政ナンバーシックス。
白桃を思わせる穏やかで甘い香り、フレッシュな味わいと上品な酸味。
トロの脂を流します。
◆コハダの漬け
コハダ、酢が強すぎる店が多いように思うのですが、こちらひでたかさんはどちらかというと甘味を感じる酢の締め方。いやぁ~これは美味いですよ。旨味を強く感じられるバランスで私は好みでした。
◆穴子
羽田沖のもの。これは特筆すべきものはなかったですが、たぶん他が美味しすぎるだけでこれも平均点以上だとは思います。
◆玉
ここでいったん締めの玉。
ふんわり甘めで食後のデザート風。
生カステラのようなしっとり感と味わい。
◆十四代中取り純米無濾過
言わずと知れた十四代。こちら無濾過の中取り純米はメロンのような香り。純米でここまでの香りが出せるのが十四代たる所以。
◆まんさくの花(秋田県)純米大吟醸生原酒 愛山酒
愛山の特徴ともいえる上品な甘味。生原酒のフレッシュ感がありながら落ち着いたまろやかな酒質。
追加でメヌケを握りで戴いて〆
俗にいう蝦夷前でありながらシャリはマイルドな赤酢。これが実にネタに合うのとシャリが若干小さめなのが上品でよかったです。
あと日本酒をオーダーするとチェイサーのお冷を出していただけるのも○。
また、カウンターの端に小さく「携帯電話使用禁止」みたいな立札あったんですが店主に聞くと「あまりにひどいお客さんとかマナーのわからない外国人の方に説明しやすいように置いてるだけで写真とかも他のお客さんの迷惑にならなければ大丈夫ですよ~」とのこと。ありがたく写真撮らせていただきました。
最後に、向かっている時に道を間違ってしまい予約時刻に遅れそうだったので電話させてもらったんですが、電話に出られたのはお母さんでしょうか、「すみません道を間違って10分くらい遅れそうなんですけど」と申し出ますと「大丈夫ですよ、お待ちしておりますので」と温かいお言葉。さらに「すみません急いで向かいますので」と申しますと「いえいえお気をつけてごゆっくりお越しください」と。
もうこの時点でこのお店のホスピタリティは素晴らしいと感じ、実際3時間弱滞在したでしょうか、本当に素晴らしいおもてなしでございました。
再訪間違いなしです。
2人でこれだけ食べて飲んで\51,300。プライスレス。