求道者の美味献上さんのマイ★ベストレストラン 2010

【躍動】「負けを楽しめ」 立川流家元・立川談志 師匠

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求道者の美味献上 (40代前半・男性・大阪府) 認証済

マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

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2010年は本格的に食べログをやりはじめた年でもあり、食べログを通して素晴らしい仲間と知り合うことができた年でした。

それ以前までは、アメブロでぼちぼちとグルメなブログは書いていたのですが、ブログにただ書いているだけで同じ趣味の仲間というのが見つからず、独りよがりのブログだったのが、食べログを通じて多くレビュアーさん、お店などと知り合った事により今年一年で200件近いレビューをかけたことに感謝しております。

そんな意味で、2010年のベストレストランは私の思い入れの深い店を選ばせて頂きました。

1位は、やっぱりここのシェフには公私ともに非常にお世話になっております。《キャトルラパン》
ほんと、いつもお安い値段にもかかわらず素晴らしいお料理を出して下さります。
暑い8月に、甲殻類のスープまでお出しして頂いたり、トリュフを出してとか無茶に応えて下さいました青木シェフ、本当にありがとうございました。

2位の店は、私が初めて本格的なオフ会の幹事をさせて頂いたという意味で感慨深いお店を選ばせて頂きました。
大人数のオフ会となるだけに準備等での苦労を思い出す事、お店の方との交渉から、当日の司会進行まで何かと試行錯誤の中開催にこぎつけたオフ会でしたが、お店のお出しして下さった料理の美味しさと、多くのレビュアー様との出会い、その中で交わった話など、私にとって大きな財産となりました会でした。
この会が成功したのも、お店の方のサポートがあったからこそです。

3位は、初めてのミシュラン。2009年版の時点ではミシュランの店は一つも訪問してなかったのです。
2010年版では、それ以前に行っていたお店2店舗が掲載されましたが。

マイ★ベストレストラン

1位

Fujiya 1935 (谷町四丁目、堺筋本町、松屋町 / イノベーティブ、スペイン料理)

1回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 -

2010/04訪問 2012/09/03

これが最先端の料理か〜の話しをしましょう。

このお店は関西で数少ない多皿・実験料理劇場などと有名でしたのでしっておりました。


この店は、ブログ仲間のサリーさんとミシュランが発売当初にメールした際にすごく薦められて、関西OLうまうま日記のOLさんや食べログのよっこりんさんにも聞きましたが、「凝った料理」とか「色々楽しめますよ」との事なので、ここは違うけどミシュランに掲載されるような店だけに、グランメゾンとまでは行かなくても料金の方は相当覚悟して行きましたけど。

このお店、料理に合わせてのコースも用意されています。
「シャンパンと白が2杯、赤が1杯、食後のリキュール1杯(3000円)」
私はあまり飲まないし(→o←)ゞ、ご一緒した方もお酒飲めない方だった(ノ_・。)ので、料理に合ったグラスワイン1杯(白)だけにしました。


まずはアミューズから「帆立のカダイフ巻き」


この後も、アミューズの位置づけの料理が続きます。

wikiによると「カダイフとは中東・バルカン半島のお菓子の材料になる小麦粉で出来た細麺上の生地。
フレンチやイタリアンでは魚や肉などを包んで調理される」と紹介されていました。

そういえば、法善寺の《えくうす》の人気メニューですね。えくうすでは「オマールのカダイフ巻きアメリケンヌソース」で出してますね。

ここのは帆立を包んでいて、風味はカレー風味でした。パリパリした食感としっとりしてジューシーな帆立と相性抜群でした。

同行者は、貝が苦手な方だったので中身は海老でした。


「桜とコーンフレークのガラピニャーダ」


これが、噂の液体窒素で固めた料理なんでしょうね。冷たいアミューズなんですが、手の熱で溶けてしまうので早く食べて下さいねとのこと。いままで、何度もそういうパターンで写真の取り忘れが合ったのですが、写真を一発で決めてすぐに頂きました。

味はアーモンドみたいなのに水飴かなんかでたっぷり甘みをコーティングしていて口の中で粘りけの感じるお菓子みたいな味で次に期待感を湧かせるお味でした。


「トリュフのボーロ」「ビスタチオのマシュマロ」「ビーツのスナック」


袋に入っているのが、トリュフのボーロ
この3種類の中で一番美味しいかも。軽いアミューズ菓子なのにちゃんとトリュフ特有の香りが逃さずになっていて塩味もきっちり効いていてこれが3種類の中で一番美味しかったです。

緑色のがビスタチオのマシュマロ
ちゃんとビスタチオの味と香りがしていたけど、デザートででたマシュマロの方が美味しかった。

赤色がビーツのスナック

ビーツとは砂糖大根の事みたいでサクサクの軽い物でした。


「フォアグラとヘーゼルナッツのプラリネのエクレア」


フォアグラをこういう食べ方で食べるのは初めてでした。
フォアグラ独特のねっとりとした食感と濃厚な旨みを生かしつつ、甘さのあるサクサク生地とフォアグラとの相性もばっちしで、うまー(゚д゚)うまー(゚д゚)でした。


「トリュフ風味のチーズと春野菜」


まずは、とろけるチーズが出てきます。


ルクルーゼ社のお皿を使ったベーコンと春野菜(ソラマメ・キャベツ・アスパラ・菜の花)のココットが出てきます。

先ほどのチーズを野菜の上に載せて、蓋を閉めてある程度時間を待ちます。


で、時間が経ってから蓋を開けた料理がこの写真。

春野菜の風味と軽いお味と風味のいいチーズの濃厚さがマッチしてうまー(゚д゚)うまー(゚д゚)です。
下の方にはトマトのクスクスがひかれていて、このクスクスが美味しくて、この料理、自分で作るときに応用できないかなと思わせられるお味ですね。


「パン(お代わり自由)」


岸辺にある食べログで大阪パン部門不動の1位《ル=シュクレクルー》のパンです。
麦の濃厚さがあってしっかりとした旨みを感じさせてくれるお味で流石でした。
また、シュクレも行きたいけど、駅からも遠いので、行きづらいんです。


「木積産朝堀り竹の子マジョラム風味 白魚とウニのソース」


この料理は、洋食の料理人はどこまで出来るのかというのを見せてくれる料理です。
竹の子をフレンチ・イタリアンの料理として出すって難しいですよね。
添え物や食材の一部として用いるなら別として、料理のメインとして出すのは難しいですよね。

それを真正面から出すというのが凄いです。

この竹の子の食感をどう生かし、えぐみを感じさせないようにするのがポイントなんでしょうね。
竹の子といい白魚といい季節を生かした料理でした。


「八尾産若ゴボウのアーモンド風味、白インゲン豆のスープ」


ほんとは、「カルトン エチュベ」という枝豆を使ったパンでした。

豆は未だに食べられないので。あちこちのブログで、家に持って帰りたいというコメントが書かれている有名なんです。

ここまで、9品出てきましたがやっとこの後に魚料理と肉料理に入ります。
この店に、来る前から多皿と聞いてていましたがほんと料理の構成がすごいです。

「淡路産アブラメ 新玉葱といかなごの魚醤」


このアブラメ、凄く脂がのっていてうまー(゜д゜)うまー(゜д゜)ですよ。
ソースが魚醤だけに凄く濃厚です。この料理もですけど、魚醤なんてモダンスパニッシュで用いる料理なのかな?この魚の脂と魚醤との合わせるのって和食?って思うほどですよね。


「ホワイトアスパラのマッケローニ 泡立てた卵のソース」


うまー(゜д゜)うまー(゜д゜)。
このパスタ、今までのパスタソースの中でベスト3入り間違いなしの旨さです。
パスタも手打ちなのかな?シェフに聞かなかったから確認がとれなかったけど、もっちもちで凄く美味しくて、卵黄の旨みを凝縮させたような感じで本当にうまうまでした。


「中勢以で8週間熟成した但馬牛 黒コショウと豚の背脂のソース」


中勢以とは、京都のお肉屋さんのことでのようで、そこで長期間熟成させた但馬牛を絶妙な火入れで中が完璧なレアでさすがです。
お肉は熟成させるほど美味しくなるといいますが、通常の4週間の倍寝かした肉ですから柔らかくて味が凝縮されていました。
ソースも軽くてこれだけ多皿のコースの中でのソースまで重いと困りますけどこのソースならお肉の味を全面に出してコースの流れを生かしている内容でした。


「ホワイトチョコレートとバラの冷たいマシュマロ」


うまー(゚д゚)うまー(゚д゚)

いきなりのデザートですが、これが一気に肉の脂分を口の中から洗い流してくれます。
みずみずしくてチョコレートの味も強いけどこの水分たっぷりでふるふるな食感がとても楽しくて、同じマシュマロなんですけど、アミューズのマシュマロとは全く違ってこれ美味しすぎます。

お土産に買って帰りたいほどです。


「乾燥させたミニドーナツとレザーウッドハニー」


ドーナツというより凄くサクサクとした生地で形がドーナツなんです。上からとろーりと蜂蜜がかかってます。この蜂蜜が自然な甘さで優しくドーナツを包んでくれるようなデザートでした。


「軽く仕上げたフレジェ」


うまー(゜д゜)うまー(゜д゜)、これがこの日のデザートの中で一番美味しかった。
お店の方から、エアーが無くなるので早く食べて下さいねと言われたので、一発でシャッターを決めなくてはと焦りましたが、そんなすぐに縮まりませんでした。

あまから手帖の「驚味津々」によるとこのニワトコの花のエアーって卵と牛乳、乾燥卵白とかを使って泡立てて冷凍したときに生き残った泡だけを取り出して使うそうです。
このエアーと下のフレジェ(苺の木というケーキ)とあわせて頂くのですが、これがめっちゃ美味しかった。


「マンチェゴチーズのとろけるようなスポンジ 清見オレンジのメルメラーダ」


中にオレンジの煮詰めたジャムみたいなのが入ってまして、上のスポンジと一緒に頂きます。
溶けそうなくらいに柔らかいスポンジを下の熱々のオレンジに浸して食べると、うまー(゜д゜)うまー(゜д゜)でした。


「カモミールティー」

あまり、聞かないお茶なのですが、気になって選びました。蜂蜜をたらーと入れて飲んだのですが美味しかったです。ご一緒した方曰く、売ってないことも無いけど珍しいですよとのこと。

渋みが無くて、ほっと和ませてくれるお茶でした。


藤原シェフがソムリエも務めている店なのでお酒の方で忙しそうにしていて全体のサーブが終わった
後にちょっとしか話せなかったけど、モダンスパニッシュについて語ってくれました。

曰く、モダンスパニッシュってまだ確立された料理の分野ではなくて、新しい西欧料理みたいな流れでイタリアンでも無くフレンチでもなく、それらの良い所などを融合させて新しい料理の手法を取り入れたような料理で、そしてエルブジがその中で多皿・演出を追求して今の形として脚光を浴びたと。

ただ、自分は日本人だし日本の食材や季節感を感じられるような料理として、エルブジのように演出や驚きを追求し続けるようなことはしないけど、料理の中に遊び的な演出は必ず取り入れたいというような事を言ってました。

私はミシュランもモダンスパニッシュも今回が初めてで、食べログや読者登録している方や他の方のブログで観ていて、新しい料理の流れが来ているなというのを感じていましたが、私も今回食べに行って、私の中の料理観に新しい世界が舞い込んできたという印象で、すごく勉強になりました。

お味も、実験場・奇抜さ・演出重視と思ってましたが、お皿の上はほんと何を食べても物凄く美味しい料理でした。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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2位

AUPA (四ツ橋、西大橋、心斎橋 / スペイン料理)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥2,000~¥2,999 ~¥999

2010/11訪問 2010/11/16

ガイドブックが無くなる時代がもうそこまで来ている

今回、不肖ながら幹事を務めさせて頂きました。
大人数のオフ会の幹事というのを務めさせて頂くのは、何かと至らぬ所もありました件をこの場を借りてお詫び申し上げます。

この日は、貸し切りのオフ会。幹事ながらも会費は、飲み放題付きで5000円でこれだけの料理を出して頂けるとはというないようです。何度もお店の方と綿密な打ち合わせを行ったのですが、シェフがスペインで修行された方で、折角だからスペインを皆様に知って欲しいというのをテーマにやりましょうという事で、ほんとあり得ないようなご配慮をして頂きました。

スペインのバールでは、その場で合った人達同士でも、仲良くなり一緒にお酒や食べ物を楽しむという習慣があるようです。
今回、参加して頂いた方の殆どが初対面同士ばっかりだったのに、店に入ってすぐに歓談があちこちでなされていて、沈んだ雰囲気の中開始という不安があったので安心しました。

店の構造とかも理由なんですけど、貸し切りだし(この貸し切りでオフ会というのがあこがれでした。貸し切りだと他のお客さんに迷惑がかからず楽しめますので。)できるだけ多くの方と交流して頂きたかったので立食ビュッフェ形式を取らせて頂きました。

みなさん、グルメなレビューやブログを書いている方のお集まりという共通点で集まった方々ばかりなので色々と盛り上がってました。

この日は7時くらいに着いて、受付の準備をしていたのですが、まだ誰も来てなくて不安になりましたが15分前に続々と皆様が集まってきました。

開宴は7時半からだったのですが、店側の配慮で受付を済ませた方々に、ウエルカムドリンクとしてスペインのスパークリングワインをお出しして頂きました。

5名ほどの方が遅れて来られたのですが、5分遅れの35分ころから開宴できました。

皆様、盛り上がり始めている所でしたが、幹事の私からご挨拶をさせて頂きました。
(実はこの日の開宴の挨拶も締めも全部アドリブでした。)

開宴の挨拶は、これだけ多くの方、そしてバラエティーに飛んだ面々(ナンバーワンブロガーから、料理人の方まで)に参加して頂いた事に対する感謝と今日は楽しんでいって下さいという趣旨の事をお話させて頂いたと思います。

開宴の挨拶等は短い方がいいので、皆さんにお酒が行き届いたのを確認してから、乾杯の挨拶を依頼していたMのランチさんへバトンタッチ。流石、Mのランチさん良い事を言ってくれます。

乾杯は、ガヴァで乾杯と。スパークリングワインで乾杯となるとやっぱり気分が高揚しますね。

前菜とスープをカウンターの方にきれいに並べて下さっていました。
これだけ、綺麗に用意しして下さってますし、レビュアーさん、ブロガーさんとなると皆さん写真を綺麗なうちに撮りたいじゃないですかって事で、料理を食べる前に撮影タイムを撮らせて頂きました。

この日の前菜は以下のようになります。

パンタパス6種類(バケットにお惣菜が載ったアペリティフ)-合計90個

パンはスペイン直輸入の生地を店で焼いてるパンでして、このパンだけでもめっちゃ美味しいんですけど、この上に
チーズとオリーブとハムのとか、エッグと海老のパンポテトと肉を載せたパンハムとチーズとマーマレードのパンなど合計6種類もあってどれもこれもめちゃ美味しいです。

一応、ピンチョス頼んだのですが、6種類も出して下さるとはですし、普段店では出していない料理だったのでこの日始めて頂きました。
彩りとかピンチョスが並ぶとみんなのテンション上がるし華やかさが出てよかったです。

ちなみに私は、ハムとチーズとマーマレードのパンが一番好きでした。
このハムの塩味とマーマレードの甘みがすっごい相性のいいし。

幹事だったんで、遅れてきた方の受付に回ったりとかで料理食べたのちょっと遅かったんですけど、お皿に取って席に行った際に、スウィーツマニアのすいかっこさんが「求道者さん、料理めっちゃ美味しいわ」と言って下さってほんと嬉しかったです。

私だけで無く、今日来て下さった人の殆どが憧れるブロガーさんMのランチさんも、「求道者さん、ほんと幹事ありがとうございます。こんな素晴しい料理といい色々な仲間に合えるのいいですね。ほんと料理もすっごい美味しいです。」と労って下さり、あずさんY氏lemonpopsさんとそのお友達の不動産屋さんから、「ほんまに飲み放題が付いて5000円。幹事さんの交渉力あってのものですね。料理も美味しいし」と労って下さいました。

他の前菜は
アリオリポテト:ガーリック風味のポテトサラダです。スペインではこのサラダが一般的のようです。
これも、打ち合わせの時に食べて美味しかったので注文品です。

キノコのマリネ

野菜の冷製トマト煮要望してました料理です。これも打ち合わせの時に食べた料理で、赤の色も綺麗だし何よりこの煮込まれて野菜の味がギュッと染みていて美味しいんです。ラタトュイユをイメージしてもらえばいいと思うんですけど、他の店のラタトゥイユよりも濃厚で野菜の甘みが生きてる料理です。

トルティージャスペイン風のオムレツで中に角切りのジャガイモがゴロゴロと入っています。オムレツと言ってもズッシリとしたオムレツで皮と中の食感の違いも面白い料理でした。

スペイン産のハムの盛り合わせ
ハモンセラーノ、ハモンイベリコ、チョシソイベリコ、ロモイベリコの4種類です。
交渉の段階では、チョリソ以外のイベリコは難しいと言われていたのですが、お店側が無理して下さり高価なハモンイベリコやロモイベリコまでお出しして下さいました。

こんな、高級なハムを食べ比べできるなんてとなんて贅沢なんでしょ。ハモンイベリコなんか泣けるほど旨いです。
セラーノは白豚、イベリコは黒豚。もちろんセラーノも美味しいですけど、黒豚でドングリを食べさせて育てたイベリコ黒豚は霜降りの入り具合といい塩気のあるハムの中にある肉の甘さというのが最高に美味しいです。
これに、店のオリジナルのパンと白ワインで頂くと最高です。
さすがは、世界最高の生ハムの一つハモンイベリコ。口の中で溶けていきます。

ほんと、お店の方々には感謝以上の言葉が見つかりません。

で、次のスープはガスパッチョ
季節外れなんですけど、立食だし温かいスープは難しいかなと思ったし、夏に好みでで頂きましたガスパチョが大好きなんです。
普段は真夏の完熟トマトしか作ってないんですけど、無理言って作って頂きました。

しかも、こんな雰囲気のいいワイングラスでスープの色が良すぎるんですけど。
夏に頂いた時は、もっともっと美味しいんですけど、今日のもやっぱり美味しかったです。
ほんと、来て頂いた方には是非、夏には再訪して頂いて絶品のガスパッチョを頂いて欲しいものです。

で、前菜である程度楽しんで頂いた所で、自己紹介タイムへと移らせて頂きました。
自己紹介は、直前に参加が決まった2名の方。そのあとは、参加者リストを作らせてもらったのでそれに基づいてです。
まずは、グルメ系ブログをやっていない方。その後は、グルメ記事の投稿数順で少ない人から多い方へという順番で。

こういう、オフ会ってブログやレビューを読んで想像しているイメージと本人とのギャップが違ったりするもんだんでけど、皆さんどうだったんでしょね。
因に、私は他の方から「求道者さん、想像通りの方でした」というのが感想だったようです。

自己紹介の途中でバレンシア風パエリャが出来上がったんので、自己紹介は中断して、またもや撮影タイムへ。
食べログ界の大物のなおちぇんさんが絶賛のこの店のパエリャです。
因になおちぇんさんが食べたのは、魚介のパエリェなのでこの日は出てこなかったんですけどね。

店の人からバレンシア風のパエリャの説明をしてもらいました。
スペインではあちこちでパエリェは食べられていて、バレシア地方ではウサギとエスカルゴ、貝を入れたパエリャがバレンシア風パエリャとなるらしです。

この料理は私が、店にウサギを使ったパエリャを出して下さいとお願いしていた一品です。
誰かが、うさ耳さんっていうレビュアーさん来てるのにって声まで上がりましたが、皆さん和気あいあいという雰囲気になっていて嬉しかったです。

始めてのウサギ肉は鶏肉よりも繊維質で獣肉性が強く感じる味でした。エスカルゴもパエリャに使うんですね。いつもはパン粉とバターで上がジャリジャリの料理でしたんですけど、こういう食べ方も美味しい。

自己紹介も再開です。

最後の方になると、大物レビュアーさんやブロガーさんとなると注目度とかも心なしか違う気がしました。

歓談も、もちろんお薦めのお店の紹介やどのエリアで食べ歩いてるとか、食べログを始めたきっかけなどから、食べログ界の大物であの人ってどんな人なんですか?とか。特にリチャード1958師匠の名前が飛び交っていました。
リチャードさんは勿論お誘いしたんですけどね〜、諸般の事情で来てくれませんでした。

後は、M三郎さんと私とmailvndliciousさんと3人でカメラ談義に盛り上がったり。
M三郎さんもmailvndliciousさんもカメラ好きなの知ってたんで私から振ったんですけどね。
「M三郎さん、最近買い替えたんですわ。リコーCX4です。」「これ、高いでしょ。これ、めっちゃ良いですよね。フラッシュ炊あかなくても暗いところに強い。料理の写真はフラッシュは絶対にたかないほうがいいですよ」とか盛り上がるし。

タイガース先輩からは何かと立てて頂き、幹事の仕事を色々と的確なアドバイス下さったりありがとうございます。
「レビューの貯金どんなけ残ってますとかの話から。」野球談義はこの日できなかったので次回ですね。

すいかっこさんやのんてぃんさんあずさんとは、キャトルラパンの青木シェフやYSの吉田シェフの話、YSの吉田シェフは大西亭の弟子で空堀のギャロも大西亭のお弟子さんであそこはデザートが美味しいんですとか。
ギャロのパンはイエナのパンを使っているって話から繋がりで、谷町のパン屋さんやケーキ屋さんの話とか。

K君さんタイガース先輩とかとは、北新地にある怪しいと萬年ビルの話で盛り上がったり、あのビルは飲食ビル屋のに5時でも電気が付いてないとか。それ、ネタやん、メモしとこと。

歓談の中でM三郎さんとタイガース先輩と話していた「ガイドブックが無くなる時代がもうそこまで来ている」という話が衝撃でした。我々レビュアーやブロガーがガイドブックの役割をする時代なんです、ほんと衝撃的発言でした。

あれこれしているうちに、メインができてきます。

牛モツのトリッパ
ほんととろけるくらいにまで煮込まれていて、めちゃくちゃ美味しいです。
モツはハチニスでした。

鯛のガーリックトマトソース
これは、食べてるのから歓談に夢中でしたので写真も撮れず食べもせずでした。

イベリコ黒豚の鉄板焼き
これ、めちゃくちゃ美味しいですよ。もちろん素材が素晴しいことはいうまでも無い事なのですが、味付けも塩がベースなんでですけど、お肉が甘くて柔らかくて、噛んだ瞬間に脂がじゅわ〜ってでて旨すぎるじゃないですか。
なんで、レギュラーメニューでないんだろ。

パエリャの2種類目はスペイン産松茸の入った田舎風パエリャ
実はこれも打ち合わせで行った時に食べた料理なんですけど、松茸って所でみんな喜んでくれるかなというのと、海鮮系のパエリャは好き嫌いやアレルギー体質のかたがいる可能性があるので

きのこ、鶏肉、チョリソーポルチーニ茸のパエリャです。多くの食材の美味しさが凝縮されていためっちゃ旨いですよ。
キノコのエキスをご飯が完全に吸っていて凄いですよ、このパエリャ。
因に、パエリャは店の方がよそって下さいました。

デザートは当初はメニューに入って無く、メインの前にマッシュルームのアヒージョを入れていたのですが。
ここのアヒージョ、私大好きなんで要望していたのです。当初はM三郎さんが来週お誕生日だったのでケーキを持ち込もうと思っていたのですが、26人前の大きさのケーキは予算オーバーだったので、私からケーキをお土産に渡しておきました。

となると、デザート必要になるなという事で、お店と相談したのです。
ライスプディングは数用意できないし、プリンはどうですかとの事だったのですが、ことらからイサベルのティラミスに変更して頂きました。
ティラミス出して頂くとなると何かバーターしなくてはということでアヒージョが外れたんですけどね。

このティラミスは中がすごっくしっとりしていてめちゃくちゃ美味しいんですよ。
シェフがスペインで修行してた時にイサベルさんて方からレシピを教えて頂いたものです。

そんなこんなで、2時間制だったので最後に店の前で全員で記念撮影して終了です。

この後は、あのM三郎さんの紹介のお店で2次会です。

この会に参加して下さったレビュアーさん/ブロガーさんは26名

大学の先輩のタイガースウッズ様(食べログ)
うさ耳様(食べログ)
関西を代表するグルメブロガー、Mのランチ様(FC2)
acharin様(食べログ)とそのご主人
K君様(食べログ)
みずっちの今日もぼちぼち様(アメブロ)
ケロの日記様(アメブロ)
lemonpop様(食べログ)と友達の不動産屋さん
あず様(食べログ)とその友達-Y氏
のの様(食べログ)(あゆの酒と肴を愛する大阪での日々)
ケロちゃん様(ののさんの友達)
のんてぃん様(食べログ)(くいしんぼうのぐーたら日記)
mailvndlicious様(グルメ女子の旅日記)
すいかっこ様(食べログ)(関西娘のスイーツカフェマニア☆)
ツイてるツイてる☆様(食べログ)とその後輩
☆AKIKO☆様(食べログ)(大阪食べ歩きレビュー)
meikichi様(食べログ)(関西発めいきちのぐるぐるぐるめ独り言)
デニーム様(食べログ)
キヨキヨ様(食べログ)(キヨキヨのブログ)とその友達のシュウシュウ(キヨキヨの友達)
藍ログ様(食べログ)

皆様、本日はご参加ありがとうございました。

本日参加して下さいました飲食店関係者の方々のお店は必ず訪問させて頂きます。

後、私の訪問した店からレビューを挙げたお礼の伝言を人伝いに何店舗か頂いたのですが(私も何店舗からか、他の方へのお礼の伝言も頂いてましたのでお伝えいたしました。)ありがとうございます。好きで色々と率直な感想を書かせて頂いてるだけですけど、喜んで下さいましてよかったです。


年が明けて暖かくなってきた頃に、皆様とまたお会いする機会を作れるよう頑張ろうと思います。
その際は、皆様方のご参加よろしくお願いします。


最後に、松木シェフ初めお店の方々にはこの様な素晴しい機会と場所を提供して下さった事、素晴しい料理の数々、この会が成功したのもお店の尽力によるものと思っております。
幹事の私が、何かと無理な要望も聞いて下さったことにお礼を申し上げます。


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梅田の方にチャりで走ってたときに、四ツ橋に気になるスペイン料理屋さん見つかったのでいってきました。
この時は、高校野球を観に行く予定やったから12時オープンのこの店には入れなかったので11時オープンの店(ステーキ割烹あだち)に行ったんやけどね。

場所は8bロールの裏の向かいにあります。

で、リベンジでこの店へ行ってきました。
昼のランチ(900円)は、3種類あって肉・魚・米料理とあって
肉料理が「若鶏のガーリックソテー」
魚料理が「鱸の鉄板焼きバジルとパセリのソース」
米料理が「魚介のパエリア」
海老とか烏賊とか食べれないことないけど、嫌いなので折角スペイン料理屋に来たのにパエリアは諦めて鶏肉を選びました。

それにデザートを+150円で付けれるのでもちろん注文しました。スペイン風のチーズケーキとジェラード、イサベル風ティラミスから選べます。

でランチはスープ(ガスパチョ)とパンが付いてきます。

まずは、ガスパチョから。綺麗なオレンジ色のガスパチョは濃厚でざらーとしたスープでトマトの甘さがぐーときて、うまー(●^o^●)。やっぱりガスパチョ大好きやわ。
ちゃんとニンニクが効いてるし、フランスパンを使っているから小麦の風味も軽く残しながら上からもかかっているオリーブオイルもきっちりと仕事してるし
去年、大西亭でも頂いたのも美味しかったけど、ここのガスパチョが一番おいしい。
夏の暑い中、チャりで食べに行って、ガスパチョを出されるのがこの時期の幸せメニューですよ。

パンも異なる種類のパンを2回も出して下さいましたが、他の方の口コミによるとスペインから直輸入のパンを使っているというこだわりもいいですね。
塩気が強くて、中の気泡はほとんどないタイプのしっかり目のパンでした。

メインの若鶏のガーリックソテーは、単品だと500円もとっているのに入れて下さいますし、サラダも野菜サラダとスペイン風のポテトサラダまで付けてくれるサービスの良さに感激します。

で、ガーリックソテーは、鶏がカリカリにまで炒めずにジューシーさを保った状態を残していて食べた瞬間にうまー(#^.^#)。体から元気が出てくるわ。付け合わせにマッシュルームのガーリックソテーも付けてくれてますしこれともものすごく合うんですよね。

これにイサベルのティラミス(バニラアイスまでついてますからね)。
ティラミスは他の所と特に差異は無かったですが、クリーミーで美味しかったです。

この店、オフ会で使いたいな~と思って貸切できるかききましたら20名様からのようです。
20名の壁は高いですけど、幹事の御役が回ってきた際は使いたいなと思います。


  • オフ会の告知看板
  • 本日貸し切り、自分の幹事のオフ会でこれを貼るのが夢だった。
  • (説明なし)

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3位

THE SODOH HIGASHIYAMA KYOTO (祇園四条 / イタリアン)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - -

2010/01訪問 2010/11/15

友達の結婚式で行ってきました。

大学の友達の結婚式で京都の方へ行ってきました。

場所は、東山の八坂の塔近くの式場で、竹内栖鳳が昭和のはじめに構えた私邸がレストラン・式場となっています。
先輩の結婚式に参列した際もここでしたので有名な会場だと思います。

結婚式での参列でしたので、使った金額は御祝儀ということで記入してません。

料理は以下の通り

鮪とイクラのタルタル

前菜三種
 愛知県産穴子の黒米寿司
 鴨胸肉と秋茄子のおひたし
 紅ズワイ蟹の茶碗蒸し

フォアグラのソテーと秋牛蒡のクリームスープ、トリリュフ風味

カナダ産ロブスターの雲丹味噌焼き

黒毛和牛サーロインの網焼き 枯木柚子ポン酢

デザート三種盛り
 豆富のパンナコッタ
 抹茶のアイスクリーム
 ウェディングケーキ

自家製のパン

珈琲・紅茶でした。

式場の料理って…(ーー゛)の所も多いのですが、ここはイタリアンの店ですが和洋折衷の凝った料理が出されて美味しかったです。

あまり、結婚式の料理の講評を詳細に書くのははしたないので、書きませんが、新郎新婦の気持ちが伝わる素晴らしい結婚式でした。


  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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4位

キャトルラパン (北新地、大江橋、西梅田 / フレンチ、ビストロ、ステーキ)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999 ¥1,000~¥1,999

2011/03訪問 2015/07/02

あだ名が付けられました。の話しをしましょう。(萬年ビル探求第一弾)

3月12日 訪問6回目

食べログの字数制限が引っかかる寸前まで来てますのであまり詳しくは書けません。
申し訳ありません。

そう言えば、「萬年通。最近、お前とリチャードさんの口コミ観て来たっていう客が増えてるぞ。丁寧に書いてますねって言ってたわ。」

ありがとうございます。私の拙い内容の口コミを参考にして頂いているとは、この場をおかりしてお礼を申し上げさせて頂きます。」

シェフはホテルフレンチ出身なのでちょっと私の知ってる分野とちょっと違う…。
因にシェフの経歴は私立広島崇徳高校卒業→辻調理師専門学校→新神戸オリエンタルホテル→南海サウスタワーホテル→リーガロイヤルホテル→リッツカールトン→富山県の某ホテル→今に至ります。

後、萬年ビル情報です。(なんせ萬年通ですから):萬年ビルは飲食ビルを目指します。

<前菜>
カボチャのババロア
これは、定番ですね。恐らく味付けして煮込んだカボチャを裏ごしした物なんでしょうけど、ねっとり感といい、下の上でさらりと抜けて行く間隔といい相変わらず美味しいです。

地鶏レバームース
これは、始めてみる料理。
付け合わせのスティックに付けて食べるんですけど、めっちゃ濃厚でもあまり癖を感じさせないんですね。
徹底的にたたいて粘りまで出させた料理なんですけど、ホテルフレンチでモツを使うって凄い。
本場のビストロとかでは、モツは一般的に使う素材なんですけど、次回はこれをリクエストしようかな。

ホロホロ鶏とフォアグラのテリーヌ
これも定番になってるような

キノコとエスカルゴのフリカッセ
これも、4回夜に食べに行ったうちの3回位食べてるかも。
でも、エスカルゴ好きなんで。
このクリーミーな味付けで煮込んだエスカルゴが、

いちごとパンチェッタ
この料理も季節ごとに果物を変えるなどしてますけど、毎回出てますね。
私は、秋の時期に食べれる無花果のとパンチェッタが一番好きです。

カンパチのマリネ-バジルソース
フレンチの料理人がお刺身を扱うとどうなるか。
カルパッチョかマリネしか無いでしょ。

若鶏のチキン-タイ風
これもいつもながら美味しいです。チキンは結構噛み応えのある味でして、ケジャンの味付けだと思いますけど。
スパイシーさもあって美味しい。

<ワイン>
今回は、一緒に言ったレビュアーさんがワインを持ち込みますとのことでしたので、持ち込みのワインです。
ワインの持ち込み料は1本目が2100円。二本目が80%と段階的に安くなります。

頂いた、ブルゴーニュの白2007年もの。
うわ、そういえばワインの説明なんか始めてかも。これ、かなり難しいです。
ちょっと甘めの味で口当たりが柔らかくて、後口が口の中で余韻として残る味です。

<スープ>
ポワロ葱と人参のスープ
甲殻類のスープは、例の地震の影響で市場に海老が入ってないから作られへんとの事。
あ、でもこのスープもやっぱり激旨です。
野菜の味でここまでコクがあって奥の深さがあるスープ出せるんですね。

<パン>
ポワールのバケット

<魚>
たらと雲子(白子)のムニエル-古代米のリゾットシャンパンと白ワインビネガー
実は、タラの白子をリクエストしてたんです。
香りのいいたらを焼いたのとこの白子の濃厚さが旨く絡み合って美味しいです。
で、この古代米のリゾットがいい役割してるんです。
これが、ツブツブの食感を出していて、一緒に食べてるときのアクセントにもなるし、どういう味付けかは表現しずらいのですが、ソースの役割も果たしてます。

<肉>
子牛とフォアグラのソテー、カシスのソース
前に利きパンを当てれなかったんで、今回はソースを当ててみせると挑んだのですが…。
甘めのソースだったので素直にマディラでしょ。ブー。絶対に当てられへんと言われました。
このフォアグラの濃厚さとステーキの美味しさが渾然一体となってますね。

<デザート>
パンナコッタ-マンゴーアイスorゆずのアイス
これは、毎回食べてるので、説明しなくてもいいでしょ。
アイスは、シェフの後輩の店(店名は教えてくれませんでした。北新地の地下でやってる店。)のアイスクリーマーを借りて作っているそうです。
もう、マンゴーのアイスはよく食べてますし、今度は、さつま芋のアイスでもリクエストしてみようかな。

今回は以上です。


************************

シェフからの伝言です。

「営業時間中は電話をかけてきて頂いても、忙しいので、申し訳ありませんが、出れません!!」 

「既に年末まで予約ビッシリ入ってるので、申し訳ありませんが、今から電話をかけて頂いても年内の予約は受けれません」

とのことです。

************************

長文になり過ぎて、読む側がつらいですよとの指摘を受けてますので、簡単に。

少人数のオフ会で行ってきました。その日が淀川花火大会の日だったので。
土曜日で予約取れる日がそこしかなかったのです。

いつもの前菜盛り合わせ
この日は、帆立・パイ包み・フォアグラと鶏のムース・焼いた豚料理とありました。

スープはオーダーしていたんです。なおちぇんさん絶賛の甲殻類のスープ。
海老・蟹嫌いなんですけど最近はなんとか食べれるようになったので、なおちぇんさん絶賛のスープを頼んでおいたんです。

青木さんから。え~この暑いのに4時間も煮込まなあかんやで、勘弁してくれよと言われたのですが、来るメンバー、食べログの人やし、食べログにお世話になってるやんとかで。

無理やったら、スープロワイヤルねと保険もかけておいたのですが、こちらを出して下さいました。
前回も、無理言ってトリュフを使ってねとか言ったり(3500円の料理でトリュフとか(--〆)と言われましたけど)、いつも

めっちゃ濃厚で美味しい、いつもポワロ葱とか、芋のスープも美味しいけどこれはまた別物やね~。

パンは、いつものポワールのパンでした。

魚は鱸でした。

で肉は仔牛とフォアグラ。
フォアグラ大好きなんです。

デザートはマンゴーのシャーベットに定番のヨーグルトのパンナコッタでした。
いつも不思議に思うんやけどアイスクリ―マ無いし、「まさか、これって既製品使ってるん?」
って聞いたら、同じ新地で仲のいいシェフの店のアイスクリ―マ―借りてるねん。

だから、下味から何から作ってるんやでと怒られちゃいました。

料理の説明は、たまたま同じ日に(時間は違うかったのですが)、まだまだHPPYなひと時さんが来られていたのでそちらを参考にして頂くと助かります。(まだUPされていない)

「まだまだ、HAPPYなひと時」さん、結婚おめでとうございます。(*^_^*)

それと、この前、ミシュラン会(ミシュランで星を取ったシェフたちの会合)が開かれたそうです。
そんなこんなで、予約が取りにくい店なんですけど、青木さんまた宜しくお願いします。


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久しぶりにキャルトラパンへ。
(あの、常連になるとあだ名を付けられるという店です。)
(私は、なぜか「ぽかぽか」というあだ名が付けられてます)

12時半から30分近く待たされた(  ゚ ▽ ゚ ;)ので1時にやっとはいれました。

並んでてご飯の残りの量が予約客の分が無くなりそうなので、今日はここまでということに。(私はギリギリセーフでした。)

「ご飯を持ち込めば、大丈夫だよ」と冗談で言ってました

常連の塾長(食べログに載ってる方です。ステーキ6枚の記録を持っておられる方です。さらにその後昼飯の梯子に行ったらしい)が最後に来て、残念ながら塾長も帰っていきました。
(まさか、噂の塾長に合えるとは)

前回も書きましたが、180gのステーキ(オージービーフ)が680円でいただけます。(お昼はこれ一品のみです)

なれたお客さんは1とか1.5と言って肉の量を注文します。
0.5が半枚で200円の追加料金。
ソースが多種類あって、「ポン酢」「わさび醤油」「味噌」「塩胡椒」の中からどれにしますと聞いてくれます。全部もOKみたいです。

この他にも裏ソースが存在します。

その名も「ゼット」どうも、万人向けの味付けじゃないみたいなので裏メニューみたい。

私は、味噌とゼットを選択。

おもむろに、棚から色々取り出して調合してます。

この赤いのが「ゼット」危険な色と香りが漂ってました。

シェフからは、ほんまに「ゼット」にするんですか?大丈夫ですか?
と言われましたが、「ここまで来て引き下がれないでしょう」(小心者なのでゼットは3分の1で、残りの3分の2は味噌にしてもらいました)

隣に座っていた女の人(どうも一見のようです)が応戦してきて、私も「ゼット」で。

「ほんまにですか?ハバネロベースのソースだからめちゃくちゃ辛いですよ!!」
「私、辛いの好きだから大丈夫です。」と

まずは、噂のゼットのソースを頂きました。
メチャクチャ辛い、舌がしびれます。唇までピリピリくる。

隣の女の人は平然と食べてます。あんなに辛かったのに、なんで。

ここのシェフはブロガーをすぐに見分けられると言ってましたね。私も見事にばれましたヽ(;´Д`)ノ。
「ここで食べて、食べログに載せて、更に自分のブログに書く」と


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(2009年10月3日訪問)

お昼は格安ステーキの店として食べログで評価の高い店のディナーに行ってきました。

席数が少なくてマスターが一人でやってるから回転が遅くなるとかあるので、土曜日の予約が1ヶ月半近く待たされての念願の夜訪問です。

場所は北新地の雑居ビルの5階という普通の人は知らないような店に有るのですが、有名になってらしく、ほんと予約が取りにくいのです。(場所柄、同伴客が多いそうです。)

この店は、メニューがコースのみで、7000円と10000円の二種類のみ。
(でも、店主が副業で儲けているらしくこの値段から半額で提供して下さいます。)

内容の違いは、前菜の種類の量とメインに手長海老が使われているところ位かな(私が行った際はです。)
(食べログ情報によると)あと、安い方のコースはフォアグラが使われるかはその日のメーン食材次第らしいですけど、高い方のコースは必ず入っているようです。

以上が店の概要説明です。

付け足しで、シェフの経歴を説明しますと。
新神戸オリエンタル、南海サウスタワーホテル、リッツカールトン(デビットセニアが入る前)と修行し9年前に独立を果たしたようです。

「デービットの料理は泡立てたものばかりだ(笑)」と冗談ぽくいってました。
(確かに私も一回行ったことあるけど、メインのソースがトリフとフォアグラの二種類でしたが泡立てたソースになってた。あのハンガーに吊ったオリーブのパン美味しかったな~(≡^∇^≡))でも、私の予想ではデービットは3ツ星と予想してるのですが。


あと、喋りがめちゃくちゃ面白い。たまに滑る事もありますけど。
それと、食べログと店のことを書かれたブログを相当気にしているようです。

食べログで昼のステーキばかり書かれてるから、ステーキ屋と思われてるとか。
誰かがありもしないオニオンソースとか書くから、オニオンソースを注文する客が絶対いるとか冗談交じりで言ってました。

「前菜盛り合わせ」

パルマ産生ハムと無花果
うまーうまー(。>0<。)
生ハムの塩味と無花果の甘さと熟した具合が絶妙の食感だわ。
生ハムとメロンは良くあるけど、無花果を選ぶところが面白い。


ホロホロ鳥とフォアグラのパテ
前菜からフォアグラです。めっちゃ濃厚でホロホロ鳥の繊維質とマッチして美味しいわ。
今日はフォアグラ、これで終わりかなと思いましたけど。
一緒に行った方は前菜で一番美味しいかもって言ってました。


帆立のバジルソース
帆立の鮮度のよさとバジルの風味が良くあってて美味しかった。


カボチャのババロア・
うまうま(‐^▽^‐)甘くて美味しいわ。
ある程度ねっとり感はあるけど、スーと口の中を通るし。


マスカルポーネとサーモンのムース
これは、美味しいわ(〃∇〃)ポッキーみたいな塩味の棒に付けて食べるのですが、マスカルポーネのクリーミーな味わいとねっとりした食感にサーモンの味わいが一緒になって、これまた食べに来たいわ。


お刺身にマスタードソース

魚は太刀魚だったかな。
ひと通り説明してくれたけど、種類が多すぎて覚えてないです。(゜д゜;)
このマスタードソースの粒々感もなんともいえないくらい美味しい。
お刺身にマスタードのソースって発想がすごいです。


蛸の???
結構、辛いです。でも、料理の中でいいアクセントになって美味しい。

とりあえずは、赤ワインで頂きました。
この店、飲み物のリスト無いんですよ。自分の好みの味を説明してシェフがセレクトしてくださいます。ワイン慣れてないから難しいです(しかも料金が分からないから怖い)。

一緒に行った人はワインがダメだからカクテル作ってと言ってましたし、別のお客さんはビールを飲んでました。


「パン」
「何処のパンか当てて下さい?」と言われました。
パリパリ感がちょっと少ないけど、《イエナ》かな?と思ったら、見事に外れましたね。
《青い麦》で攻めてみましたがまた外れ。(あえて、谷町シリーズで攻めてみたのですが)
シェフの青木さんに「谷町シリーズですね~」と見抜かれてしまいました。

ヒントでKOBEと言われたので《ヒゴの店》かなと思いましたが×でしたね。
正解はポワールみたいです。


シェフの青木さんがブログ写真の趣向を凝らしてと、サービスしてくださいました。


《ポワール》って、パン出してたんだ。殆どのお客さんがポワールって言われて驚くそうです。

普段は、《タカギ》のバタールーとかばかり食べてるから軽めながらもしっかりでしっとりしたバケットは新鮮でした。


「徳之島の安納芋の冷製スープ」

うまーうまー(。>0<。)
安納いも甘みもあるけど強すぎないしジャガイモのビシスワースを軽くしたような重量感ですごく美味しいです。

なんか、口にズズズーと入っていく食感も程よくて優しい味で幸せを感じますね。


「真鯛のポワレ(下にはラタトゥーユがひかれてます)」

鯛の下にラタトゥーユがひかれててこれが、ほんのわずかの程よい酸味と野菜の美味しさが鯛の魅力を引き立ててくれてます。
緑のソースは何をベースにしてるのか良く分からなかったけど、鯛とあって美味しい(特に皮の部分。鯛はやっぱり皮が一番美味しい。)。

淡白な鯛もフレンチにするとソースの味付けでここまで変わるんだなという印象でした。


「仔羊のソテー、フォアグラ添え」

メインの肉に合わせてフォアグラがついてくる場合と無い場合があるようです。
シェフ曰く、フォアグラが無いとお客さんに言われるらしいのですが、
「メイン素材が豚や鶏の場合は合わないでしょ」ということらしいです。
(どこまであてになるか分かりませんが食べログ情報によると、5000円のコースの場合は絶対に入ってくるそうです。)
ということで、今回は仔羊だったのでフォアグラ付き、ラッキー(///∇//)でした。(鴨を期待していたのですが、ラム好きだから大満足です。)

ソースもきっちりフォンドヴォーから取ってるから濃厚で旨みたっぷりのソース。
でラムは柔らかくてくせが無かったし、中がちょうどいいピンク色のレア状態。

フォアグラと一緒に食べてると、フォアグラの濃厚な味がラムの少し軽めの肉の旨みを倍増させる美味しさ。
この値段でこの品数でフォアグラ食べれるなんかありえないわ。


「自家製チョコレートのアイスとクリームブリュレ」

クリームブリュレの中がトトトロというよりももう既に溶けたソースという表現ができるくらい。
ブリュレのカラメルソースが絶妙で利いていて、うまーうまー(。>0<。)
チョコレートアイスも濃厚で、他の料理に負けないような存在感で最後の締めを飾ってくれるし、フルーツたっぷりでブリュレのとろけたソースとチョコがマッチして美味しいわ。

この値段(3500円)でこの内容、しかも新地となるとありえない。
最後にマスターに2500Kcalです。値段とは正反対なんですね。


平日は、頼めば堂島ロールを取り寄せれますと言ってました。
仕事が、落ち着きだした頃には平日に行きたい。(予約もそれ程苦労しないだろうしな~)

マスターは、店出るまで見送ってくれるしほんと居心地のいい店でした。

マスターに、年内にオフ会開かせてと言っておきました。

ブロガーが5人も6人も集まって、一斉に写真撮ったり、キツイ質問されるの嫌やで~とか笑って言ってましたが…。(青木さん、ブロガー大好きですからね。)

でも、予約取れるかな?(@Д@;

  • チーズケーキ・洋梨のアイスクリーム
  • うずら
  • 鱧の料理

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5位

そば切り 蔦屋 (谷町六丁目、谷町四丁目、松屋町 / そば)

1回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥2,000~¥2,999 ¥1,000~¥1,999

2011/04訪問 2011/12/12

We Are The Champions /Queen の話しをしましょう。

***********2011年4月30日再訪***********
雨の日は行列店を狙えと昔から言いますので、10食限定の手挽き蕎麦を食べたくいってきたんですけど、
肝心の石臼がメンテナンス中なんで、やってませんと。

石臼も使い続けると、摺れる所が摩耗するので定期メンテナンスが必要なんですとの事。

仕方ないんで普通の蕎麦とこの店ではお酒を飲んだ事が無いので蕎麦屋で昼酒を頂きます。

では、料理の前にいつもの料理人の経歴を書ける店は書くのスタイルですから。

店主の蔦谷けんじさん(すいません漢字分かりませんでした。)は大学を卒業後、料理の道を志して和食の道に進んだんですけど、
蕎麦と出会い、信州での蕎麦打ち修行後に大正区の蕎麦屋の名店凡愚に弟子入り。
自分の蕎麦を探しているうちに、凡愚で食べた太切り蕎麦に衝撃を受けて弟子入りを決意したようです。

で、独立の際に趣味の骨董好きから谷町のこの町家を選んだようです。

それと、元々日本料理の修行もしていたので一品料理も充実させようと考えていたのですが、修業先の凡愚の主人から
日替わりで3皿の豆皿に精力を傾けなさいと言われたので、今もお酒の肴としての豆皿3皿と鯖鮨しかだしてません。

私も、蕎麦好きで日本酒を飲むなら蕎麦屋で飲むのが一番と思ってますから。
江戸時代の言葉に「蕎麦屋の酒は金魚が泳がない」という言葉があるのです。

これは、江戸時代の酒を出す店は水で薄めたりして金魚が泳げる様な薄さと嫌みを言われたのに、蕎麦屋の酒はそのまま出している。それに、酒で利益を取ろうとしないというのを指してこう言われるのです。

(蕎麦屋とワインは蘊蓄を語るなと言われますのでこれくらいにしておきます。)

で、この日の日本酒は純米吟醸 石鎚。
ちょっと辛口のお酒です。肴は大根おろしと大豆の醤油漬けが出てきます。
いやぁ、蕎麦屋で飲む昼酒ってなんで美味しいんやろ。
それに、この辛い大根おろしを食べるとお酒がすすむじゃないですか。
大豆の醤油漬けは、辛く無いです。角が無くてまろやかになってますよ。
食感もさくって噛めます。

で、日本料理を勉強した蕎麦屋さんの肴。
やっぱり、他の蕎麦屋さんの肴とは人違いです。

「ホタルイカの醤油漬け」「豆鰯の焼いたもの」「もめん豆腐にすぐき?を載せたもの」
このホタルイカ、粒マスタードが載ってますね。ホタルイカも美味しいけど、普段食べない食材なのでコメントできない…。
甘さと醤油浸けの軽い濃厚さが加わって、内蔵のこってり感まで加わり美味しい。
トマトも美味しかった。

「豆鰯」
これも、風味の良さと香りが酒を引き寄せますね。

蕎麦(茨木県産です。)は、これから温かくなるので今シーズンの食べ修めとしての熱盛りを。
ここの熱盛りは太切り蕎麦なので、喉こしなどは楽しめないのですが、香りと蕎麦の味を強烈に感じるのは一番ですね。

また、行かせて頂きます。

***********2月14日再訪***********

私のうどん蕎麦番付、西の横綱-蔦屋さんにまたまた行ってきました。

蕎麦通の方に言わせると蕎麦屋はまずはあちこちの蕎麦屋をひたすらまわりまくって、自分の好みの店を探す第一段階、
第二段階はじぶんの好きな蕎麦屋に何回も通う、それで飽きがくればまた色々な店を食べに行く、何回通っても飽きのこない店を見つけるというのが蕎麦好きの段階だそうです。

まだまだ、蕎麦好きの世界では3段どころか序二段の私ですが、このひたすら通いまくりたいという第一段階の店がここなんです。

雪の強く降る日の夜だったので、こういう日は大好きな蕎麦で一杯といきたいものでして。

もちろん、熱盛りの太麺があったので熱盛りを、やっぱり旨い。

これに、純米酒で合わせると神様からの贈り物ですよ。

ちなみに、ここの店の師匠筋は三軒屋にある凡愚という店です。
蔦屋という名前から、薮に繋がりのある店かなと思って聞いたのですが、違うようです。
(蔦屋というのは江戸蕎麦御三家の薮の屋号なんです。)

店の前までチャリで行ったのですが1月20日まで正月休みで入れなかった店です。

近々、凡愚行ってきます。


************12月31日再訪************

皆様、明けましておめでとうございます。

新年最初のレビューは、昨日の年越し蕎麦の記事を。

大晦日の年越し蕎麦を食べるならここと決めておりましたので再訪問してきました。

昼の1時前に着いたのですが、一時間半くらいお待ち頂けますかとのこと。
でも、電話しますのでとの事だったのでまぁ年末の買い物へと行ってたのです。

まぁ、この時の事は昨日の文目堂のレビューに詳しく書いてますし、何かとtwitterでぼやいてました。

そんなこんなで、電話がかかってきたのが16時。なんと3時間も待たされました。

お店も、いつもの人の3倍くらいの人数を入れてるのに、毎年年末こんな事無いんですけどねとのことなんですけど。

店に入ると、祝い酒をまずは提供して下さいました。

このお酒、お冷やさんですけど軽く飲めてちょっと甘めでぐっぴっといけます。
(なんか、酒飲みになってきてるような)

蕎麦の前に、まずは鯖寿司をと。

凄い遣ってる感じの鯖で美味しい。ここまで、ずっしりとした重みのある鯖寿司って始めてのような、凄い美味しいです。
蕎麦屋さんなのに、こういう料理もさすがですね。

蕎麦は、大好きな鴨せいろを頼みました。

大晦日は、太打ちの熱盛りだけでした。もりは、細打ちでしたけど。

前回は細いので鴨せいろをいただいたんですけど、今回は太め。

ごっつい腰があって、前とは全く違う食感。
私は、細めの蕎麦の方がすきでしたけど、これもずずずと蕎麦をすすってしまいます。

やっぱりここのお蕎麦、最高やね。

ほんと、待たされましたけど。

年越し蕎麦2連発は楽しかったです。


**************************

記念すべき投稿200件目です。
100件までに比べると意外と早かったというのが印象ですね。

200件目は、私の蕎麦番付で不動の横綱と選ばせてもらってるこの店を選びました。

場所は、内久宝寺4丁目にあります。
いつもの通りチャリでいったんですけど、内久宝寺は谷町筋をまたいで海側にも山側にもありますのでここを見つけるのに苦労しました。でも、場所は私の好きな自然食の和食の店はこべらさんの近所だったとは。

えーと、谷町筋を挟んで玉造側ですよ。

店の外観は、昔からの町屋で、まさかここがミシュラン1つ星を獲得した店だとは想像もつかない外観で昔ながらの老舗って雰囲気のお店でした。

実は、この店は前回の天神橋7丁目のたかまさんに行ったときに、名古屋から蕎麦を食べにこられていた高○さんとはしごで行ってみましょうかと話題になったくらいなんです。

これから、味とかについて書こうともいますが、私の食べた蕎麦の中でも一番です。
たかまさんは残念ながらまだ、晩秋の新蕎麦が入ってなかったのですが、蔦屋さんでは運良く頂けました。
新蕎麦はあの緑がかった麺で香りの良さで新蕎麦かが分かりますね。
いまの所、この店の蕎麦が一番好きです。
もちろん、今年の年越しもこの店に行かせて頂こうと思います。

他の方のレビューには、日によって多少のぶれがあるとのことですのですが、良いときにあたれば極上の蕎麦を頂ける事ができますので。

まずは、ほうじ茶を出して下さいます。
別売りもしてるのですが、このほうじ茶がとんでも無く美味しいんです。香りも味も芳醇という言葉がぴったし当てはまるようなお茶でして、次は買って帰ろうかなと思うくらいです。

そして蕎麦は細打ちの手惹きの鴨汁蕎麦を。
冬でも、やっぱり冷たいそばを食べたくなるんです。

まずは、蕎麦を色が緑かかっていて香りが漂ってるじゃないですか。これぞ晩秋の新蕎麦。
今年の11月から蕎麦屋を6件ほど回って新蕎麦が食べれたのは2件目。
まずは、出汁にも浸けずに蕎麦だけを頂きます。涙が込み上げてくるくるほど旨い。
この香り十割ですからいうまでもないくらい良い香り、それと十割とは思えないくらいのしっかりとした腰と喉越し。
流石、ミシュラン一つ星、名人芸です•神業です。

そして、大好きな鴨汁。いわいるデッド飲みで一口。
他の店のそれよりも濃厚ですね。それと、鴨の脂が甘くて出汁の濃厚さが複雑な旨味を構成しています。
おそらく、鴨の脂の細切れがその味を出しているんでしょうね。
それと、この葱。もしかして九条葱かしら。これが旨味のなかで軽やかさもといい塩梅の箸休めとなるんです。

この力強い鴨汁に涙ものの新蕎麦の細切りの蕎麦を浸けて、ズズズと音を立てて頂くと、(゚Д゚)ウマー!(わたしはちゃんとうまうまOLさんから許可貰いました。)。
こんな、旨い蕎麦無いですよ。

350円プラスして1枚半にしたけど2枚注文したら良かった。

あと、店の人に頼んで塩と「もりのおつゆ」を頂いたんですけどこのつゆが凄い。
ここまで強いもりのつゆ無いですよ。
醤油ベースの濃厚なそばつゆです。
恐らく他の店で、こんなつゆを出したら、蕎麦に対してつゆが強すぎてバランスが崩れますけど、この店の蕎麦なら対等にやり合えるという位の強さ。

もちろん、塩で食べても蕎麦の旨味がよくわかって美味しいです。

最後に、そば湯で割って鴨汁を飲ませて頂きましたけど。

いやぁ、ほんとに美味しかった。必ず、年越しで食べに行かせて頂きます。

  • まめ皿
  • 純米吟醸 石鎚
  • 純米吟醸 石鎚

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6位

酒中花 空心 (西大橋、四ツ橋、心斎橋 / 中華料理、四川料理)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥6,000~¥7,999 -

2010/01訪問 2010/04/13

関西うまいもの会で《酒中花 空心》の話しをしましょう。

2010年1月再訪


あまり、外食で中華に行くことが少ない私が、4回目の訪問になる空心です。


まずは、この店の先付けと言えばやっぱりこれ「菱の実」です。


栗みたいな旨みが強くて、ホクホクで美味しい。塩を付けて頂くとまた違う味なんですね。

前菜は、色々気になる料理が多かったので盛り合わせで注文しました。
この店の良いところは盛り合わせで注文しても全て別皿で取り分けてくれる所なんですね。

料理名の横に値段を書いてますが、盛り合わせなので実際一皿で注文した場合の量は違うと思います。

「アンキモとXO醤、巻き揚げ湯葉と一緒に(1500円)」


前菜から濃い味ですが、湯葉のパリパリ加減と濃厚なアンキモのコクが合わさって美味しい。

「ピータン、特製サクサクがけ(1300円)」


前回の訪問時もピータンを別の料理で食べましたけど、柔らかくてこの上に掛かってる粉末のソースとも合っていて美味しい。
この食べ方も美味しいけど、前に頂いたトマトとピータンの料理の方が個人的には好きだな。

「サザエの香味漬け(1500円)」


私、海老と貝類は苦手なんです。一応頂きましたが、やっぱり苦手です。特にあの黒の部分が。
でも、さんは、うまー(゜д゜)うまー(゜д゜)だったみたいです。

「とらふぐと干し柿、上湯ゼリかけ(1700円)」


ふぐを中華に使うと言うだけでなく、柿の甘さと上湯の煮こごりを合わすなんてなんで、こんなアイデアが出てくるんだろって思いますね。

「フォアグラとりんご、蓮の葉の香り(1000円)」


フォアグラの食感が焼いて食べたりテリーヌの用にフレンチで食べるときと全く違ってねっとりとしていて、面白い味でした。もちろん、これもうまー(゜д゜)うまー(゜д゜)ですよ。

その前に本日のお酒。「ブルーベリー酒」めっちゃ美味しかった。


前菜は、以上で次は野菜料理へ移行
まずは「天然クレソンの瞬間炒め(1400円)」


程よい塩加減でシャキシャキしてて美味しい。調理してる所観てたけど、すぐに火を入れて上げてました。クレソン初めて食べました。他にどんな料理に使ってるんだろ。

「河内レンコンの梅菜詰め、ふかひれと金華ハムのスープ(2000円)」


このスープ飲むと中華の醍醐味というのを感じさせてくれます。
ほんと、つたない説明しかできなくて南シェフに申し訳ないですけど、この複雑で色々な旨みが絡まり合ったスープ、絶品でした。

メインは、この店に来たら絶対に頼んでします「やわらか角煮の特製黒酢酢豚(1300円)」


この層になった角煮でしっかりと味が付いている豚に黒酢の旨みが重なって、うまー(゜д゜)うまー(゜д゜)です。

「揚げパンと蒸しパン(400円)」は欠かせません


どっちも酢豚のタレを付けて食べると絶品ですよ。
揚げパンのかりかり感と、蒸しパンのもっちりした美味しさどちらも甲乙付けがたいです。

「たっぷり葉ニンニクの四川麻婆豆腐」

辛いけど、ただ辛いだけじゃなくて、他種類のスパイス使ってるから食感がザラザラするくらいの複雑で色々な辛みが渾然一体となって舌にきます。でも、ご飯と最高に合います。

最後はデザート。

「汲み上げ杏仁豆腐(500円)」


杏仁の杏仁って、あんずの種の中の胚珠のことなんですね。この店で教えてくれました。
本物の杏仁豆腐って出してる店少ないんですよ、アーモンドエッセンスで作った物が殆どなんですとのこと。

この店はシロップでなく、ライムをしぼって酸っぱさと合わせることで更に甘みを強調させる味付けで、これがほんと合うんです。

「マンゴープリンブリュレ(500円)」


中に、角切りのマンゴーがゴロゴロ入っていてざっくりとキャラメリゼした部分と中のよく冷えた濃厚のプリンといい、いつも食べたくなりますね。
ほんとうまー(゜д゜)うまー(゜д゜)です。


「分担とタピオカの甘酢スープ(600円)」
いつも、月替わりのデザートメニュー、一月はこれでした。


中華のデザートって杏仁豆腐くらいしかイメージ無かったのですが、こんなデザートもあるんですね。

これだけ、食べて6000~7000円の間でした。
(まぁ、この日はあんまり飲むようなメンバーじゃなかったので。)


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2009年6月訪問

一碗水と並んで予約が取れないと評判の中華が食べたくて、3ヶ月目にしてやっと予約が取れたので行ってきました。

今回は、ある方と「うどんと鰻に関してはうるさい」という方と自称と三人で訪問。

まずは、先付けででてきた。「菱の実」です。


蒸したものを塩で食べるわけです。
皮が簡単にはがれます。

ほくほくしていて、栗みたいだけど、軽めの感じ。
他のブログとか見てたから、菱の実が先付けで出されるの知ってたけど、
ご一緒した人は、ブログとか見る人じゃないから、いきなり出てきてさすがにびっくりしてた。


前菜は盛り合わせができるようなので、盛り合わせで注文。
しかも各料理ごとにお皿が変わるし、どれもこれも凝った料理やな~と驚嘆です。


前菜「加賀れんこんのもち米詰め、マンゴーの紹興酒漬けと一緒に」


れんこんのもちーとねっとりとした食感とマンゴーの甘みがあって、次への期待が広がる前菜ですね。


前菜「鯛のお刺身、四川よだれソースで」


お刺身の鮮度抜群、ソースはちょっとピリ辛だったけど、でもその辛味もツーンとくるような辛味じゃなくて、まろやかさのある辛味だった。

醤油で食べないお刺身は、取引先の人と韓国料理屋で平目のお刺身を食べに行って以来だけど、色々なお刺身の食べ方があって面白かった。


前菜「特大ボタン海老と姿クラゲの上海漬け」


実は、海老が苦手なんです。
一緒に行った人にどうぞと言ったら、残したら俺が食べるから一口くらいは食えと言われたので、頑張って食べました。

今までも、連れと飲みに行って一口でもと言われて何度か食べてますけど、やっぱり苦手でした。

ただ、めっちゃプリプリで、もの凄く甘かった。
これが、海老の醍醐味みたい。
あまり、海老を食べてない私がいうのも何だけど、プリプリさと甘みは今までで一番でしょうね。


前菜「牛すねの10種スパイス煮、泡菜のゼリーがけ」


前菜「台湾ピータン味来コーンのムースで」


ピータン柔らかい。こんな柔らかいものだったのかという驚きが。
でコーンのムースの甘みと旨くあてってた。


前菜「紅芯大根とフルーツトマトのソース、蒸し鶏にかけて」


鶏よりも、このソースですね。
確かに、甘いけど鶏の味を邪魔しない。


「青い実山椒の小籠包」

持った瞬間に出汁が出るくらい柔らかい。
口の中でジュッと出汁が出ます。
で、山椒の実のピリ辛感と食べ終わった後の口の中でさっぱりと広がっていく心地よさが美味しかったです。


「やわらか角煮の特製黒酢酢豚」


これが、一番食べたかったわけです。
肉は角煮にした後で、揚げてるから中まで質感が包まれて旨みが凝縮してる上から、甘酸っぱい黒酢をかけて食べるとありえないです。

これが一番美味しかったかな。(鰻好きの方もこれが一番だといってました。)


「中国式テーブルパン(揚)」


酢豚の黒酢を付けて食べましたが、これが美味しいです。
揚げパンだけでも、十分だけど。

ふわふわのパンと揚げたバリバリ感が美味しいわ。


「ワタリガニのふわふわ玉子とじ??」

渡り蟹の味が栗みたいな濃厚さ。
で、柔らかくてホロホロで、美味しい。
他の料理と比べて、濃厚さは無いけど、逆に繊細さを感じる味だった。


「ふんわり帆立とライチー炒め」


このライチーを炒めるというのが気になって頼みました。
帆立ふわふわで美味しい。ライチーはやっぱり甘いけど、生よりも少し甘くなってるかも。
香草がいい仕事してました。

「たっぷり葉にんにくの四川麻婆豆腐」


めっちゃスパイシーで複雑な辛さの麻婆豆腐。
うま~。これは、ご飯がすすむ、すすむ。
20種類以上のスパイスを使っているみたいで、スパイスの食感も感じるし色々な味が絡まりあって濃厚だった。


「乾貨三種の焼きビーフン」


「金せん茶」


食後のお茶で何が一番いいですかと聞くと、間違いなく「金せん茶」ですと薦めてくれたのでこれを選択。

飲んで、一瞬で何これ。こんな、美味しいお茶始めてです。
(鰻好きの方とそういう話題になりましたね。)
ミルク感のあるお茶です。


「マンゴープリンブリュレ」


外側のガリッとしたブリュレに中からマンゴーがザクザクと出てくるし。
マンゴープリンもすっごい濃厚で、融点が低いからサラーと口の中で解けて生きます。

頼んで良かったと思う一品です。


「汲み上げ杏仁豆腐」


木桶から取り出して、よそってくれます。


ここの杏仁豆腐は、シロップをかけずにライムを搾って頂きます。
酸っぱさが全然感じないし、逆に杏仁豆腐の甘さと中和して美味しい。


こういう意外性の妙というのを考える料理人の凄さが伝わってきますね。

結構軽いデザートです。

中華のデザートってフレンチとかと違って、今まで食べた料理の濃厚さや重たさを洗い流す所がいいですね。だから、中華でいっぱい食べてももたれたりしないかな。
まさに医食同源です。

フレンチのメインの後にも、デザートで重厚感を漂わせ満足感を増長させるというのも、もちろん好きです。


  • 付き出し 300円
  • 四川よだれ鶏 1500円
  • 二・八そば皮の水餃子 とろっとそば湯仕立て 1000円

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7位

蕎麦 たかま (天神橋筋六丁目、中崎町 / そば)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2010/11訪問 2010/11/09

う~んミシュランの味ですね。 但し相席必至です。

蕎麦屋の連発レビューもこれが最後です。
4軒回って結局新蕎麦は1件だけでした。

この店の新蕎麦は12月にお出ししますとの事ですので、12月に必ず行かせてもらいます。

蔦谷さんに行こうかここに行くべきか悩んでいたんですけど、谷町はよく行ってるし違う町へ行きたいなという事で、チャリで難波から天神橋筋7丁目へ行ってまいりました。

店に12時15分頃に着いたのですが、もうすでに先客が並んでますね。
ちなみにこの方(高○さんといいます)と私の後にも別のお一人様がすぐに来られてました。

お一人様同士3人、10分も寒い中を外で待っていると仲良くなるものです。
「高○さん、どうしてこの店に来られたんですか?」(恐らくミシュランで見たんだろうなと想定しての質問)
ああ、「食べログで高評価やったからね。」
え、もしかして「食べログやってるんですか?」一応…。(まさか、こんな所で同志に出会うとは。)
私も、やってるんですよ。今で、180レビュー位ですね。と返答したんですけど。

<高○さん>「私、BOOKMARK」だけで、レビュー投稿はしてないんですと申し訳なさそうに答えられてました。

その話を聞いて、<○田さん>「私にこの店って、有名なんですか。たまたま、自転車の修理で近くを通りかかったら並んでて気になったんですわとの事。」
<私>「何言ってますん。ミシュラン星付きですからね。」とミシュランを差し出しました。
<○田さん>「この本読んで、あちこち訪問されてるんでしょうね。」
<私>「いえいえ、ミシュランの星が付いたから行った店はfujiya1935位で、他はたまたま行った店に星が付いただけです。」
<○田さん>「それでも、何かと料理屋にお詳しいんですね。所で、旨いうどん屋を御存知ですか?」
<私>「どこが一番とは言えないですが、例えば鶏天ぶっかけなら、たけうちうどん店、舞茸天なら踊るうどん、かけなら白庵、生醤油ならはがくれ」ですねとお伝えしました。

多分、周りの住民から見ると年齢層もバラバラで日曜日に昼になんやねんこの3人組という目で見られていたと思います。


そうこう話しているうちに、お店に案内されまして、中でも待たされました。
この店、大きな10人位座れる机が一つと4人の席が一つしかない店なので、相席必至なんですけど運良く4人席が空いたので我々3人同じ席でその後も何かと蕎麦談義となりましてん。

○田さんは、3年前まで東京の方にいたので向こうはどこの蕎麦屋に入っても旨かったとおっしゃってまし。
あと、高○さんは、用事で名古屋から来れれてる方で、蕎麦打ち修行中の身。2年後の独立を目指して頑張っておられるそうで、私は信州を使わずに越前を使うといってました。

私、蕎麦の事あまり分からないんです…。

とりあえず、注文を私はいつものように鴨せいろ(1450円)、○田さん・高○さんは天もり(1900円)を。

この後、蕎麦って値段高いですねという話になって、でも一番利益を取れるのはラーメンやでそれにあんまり利益とってるように思われへんけどと高○さん、うどんも小麦粉やからそこそこ利益はあがるけどそこそこの値段で高く感じられるのは気の毒やねとのこと。

蕎麦は、蕎麦粉は高いからこの値段になるのは仕方ないとかの話から。

蕎麦打ちのセットの話、いいの揃えようと思ったら10万円はかかるとか。
色々、蕎麦を食べたけど一番旨いのは挽きたて・打ちたて・茹がきたてやから、自分で打ってすぐに食べるのが一番旨いねんとの話まで。

そんなこんなで、やっと蕎麦が出てきました。
色は濃い目で10割蕎麦だけに、香りがいいです。
まずは、蕎麦だけを何も浸けずに頂きます。香りがいいですね。それでいて。十割だけに力強いです。
ただ、十割っていうだけでここまで力強いはずもなく、二番粉・三番粉までいれて打ってるんでしょうね。

それに十割で長い蕎麦でそしてこの腰の強さと喉越しの良さ、まさに神業ですね。
高○さんも、十割だと蕎麦掻きみたいな柔らかさになる店も多いのにここは凄いと褒めてました。

これだけ、蕎麦が強いと浸け汁も相当な強い味でなければ蕎麦に負けてしまうのですが、この浸け汁は醤油系で鴨脂の味が力強く蕎麦とも渡りあえてますね。

それに、入っている鴨の歯応え・弾力も申し分なく、脂の甘みが相伴ってこれは旨いですね。
それに、三つ葉の風味とゆずが入っていての香りづけといい、最高の鴨汁です。

これに、蕎麦を付けると旨いに決まってるじゃないですか。

そんなこんなで、鴨せいろを半分以上食べているともりのおつゆも出して下さいました。
こちらのつゆも、長いこと寝かしたことによって得られる力強さをもっているつゆでして、流石です。

最後に、蕎麦湯で割るのですが、この蕎麦湯もどろ~としてます。

店によったら、蕎麦湯の為に蕎麦粉を入れて作る店もあるそうですね。
これで、割った鴨汁も美味しく頂けました。

で、最後にこの2人とも再会を誓った蕎麦屋四連打のレビューの締めでした。

  • 10割蕎麦。こりゃ、3番粉まで挽いてるんちゃうかな
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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8位

無鮨 むら田 (北新地、大江橋、西梅田 / 寿司、日本酒バー、創作料理)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2010/11訪問 2010/11/04

萬年ビル制覇シリーズ 第3段 -萬年通-襲名の理由編

新地でランチ難民になりかけて、こういう時はやっぱり新地に詳しい人に聞かなきゃという事で、キャトルラパンの青木さんの所へ相談に行った所、今日は村田の大将来とったで、「ぽかぽか(最近、萬年通を襲名されましたけど、以前のあだ名はぽかぽかです。)、あそこの1000円ランチ安いし行っといでや」という事で、あの新地でも怪しい萬年ビルの5階から1階へ移動して、村田さんが開く11時半まで待って食べれました。

土曜日の新地は人通りが少ないだけに、お客さんは私一人だったんですが、12時位に二組入ってきました。
だから、村田の大将と色々話しながら頂いてたわけです。

ランチは3種類位の値段からあるのですが、私は1000円の鮨セットを注文。

ちょっと前の記憶になるので全部の名前が出てこないのですが
サーモンはドレッシングで頂きました。
縞鯵:大好物なんです。結構、お金のかかる子でして。滅多に頼まない
鱸・ヒラメコブ締め・稲荷寿司・玉子・牛肉・オクラの胡麻だれ・秋刀魚と合計10品目にデザートにレモンシャーベットまでお出しして下さいます。

安い。平目なんか鮨ネタで一番好きなネタですし。

大将曰く、うちは創作鮨やから同じ新地の鮨屋のように高級品を出してないねん。
けど、一品一品の細工を楽しんでやとのこと。

後、気にいって下さったのか、「夜の肴で出してるねんけどこれ食べてみ。なんやと思う?」といわれて2品もサービスして下さいました。
写真の茶色いのと黒いのです。

茶色い方がバナナの実のビール浸け。これが、程良いビールの苦みとバナナのねっとりとした食感と相性抜群でして旨い。
黒い方が、バナナの皮の佃煮。大将曰く、他の店では遣わんようなのもこうすれば食べれる。始末の心が大切やねん。

いやいや、その通りです。使える素材は捨
てずに最後まで使い切る。この心を忘れてはいけないと再度実感いたしました。

あと、萬年ビルフリークの由来なんやけど、大将にキャトルラパンの青木さんに紹介して貰いましてんっていったら、あのステーキ屋の青木さんに。(いちおー、うちはフランス料理屋さんといってますけど、やっぱり巷ではステーキなんですね。)

「他にこのビルの店どっか行ったことあるんか?」と聞かれたので「きよ竹さんも行ってますよ」と言ったら。
あの「大きい主人の店やね。兄ちゃん、このビル制覇するつもりかいな。3つも回ったら、萬年ビル通やな」と言われまして。

で、後日談として、村田の大将が青木さんにお客さん紹介していただきましてとお礼にいったらしく、当然のように私の話になりまして、萬年ビル通なる言葉が出たらしく、青木さんから萬年ビル制覇のノルマと萬年通を襲名しまして、今後もこのシリーズがたまに登場すると思います。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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9位

讃岐うどん白庵 (日本橋、近鉄日本橋、谷町九丁目 / うどん、カレーうどん、居酒屋)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ~¥999 ~¥999

2011/09訪問 2011/10/14

木谷さん流のキムラ君の話しをしましょう。

第4回関西讃岐うどん巡礼15軒目として訪問致しました。
この店は、最後の方に残しておきたかったのですが、松屋町筋から阪急沿線に移転するとのことなので、
行きやすい間に行こうと思って行ってきました。

この店は、やっぱり大好きなひやひやともちろん天ぷらも付けてです。
日によって天タネが違うのかもしれませんが、この日の天タネは初めて舞茸の天ぷらが入ってました。
いつもの用に抹茶塩でいただきます。

うどんもいつもの様に、足踏みで腰がかなり入ったこれぞ剛麺という出来あがり。
艶々さも健在で、苦みを一切感じさせないイリコ出汁といただくのですが、先日行った麦わらと同じ所で一時的に修行四訂t事もあってか、うどんから小麦の香りと旨味を感じさせる味わい深い麺はいつもながら、感激です。

阪急の方に移られてからは、細打ちの麺も出したいと言っておられましたので楽しみにしております。

移転先の方の店は、今よりも大きくなるそうで白庵=狭いというイメージはこれで無くなると言ってました。

木谷様、巡礼終了後、移転祝いで必ず伺わさせて頂きます。


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道頓堀にあった頃は、月一で行っていたお気に入りの店なのですが、松屋町に移ってからは年に3回ほどのペースに落ちてしまいました。
まぁ、行こうとして何度も店の前を通るんですけど、いっつも大行列で諦めてしまうんです。

今回は、夜の開店時間の辺りにちょうど難波におったしチャリで駆けつけました。
行ったら、期間限定の新メニューの看板が暑くなるしちょっとさっぱりしたうどんを食べてみたいという季節にぴったしのメニューじゃないですか。しかも、個数限定。

「木谷さん、新メニューですか。」
「ってきり、キムラ君でも始めたんかなと思いましたよ。」
「影響力ある方ですからな。キムチを使ううどんというのはアイデアとして寝かしてはいたんですけどね。」
「二番煎じは嫌ということで、僕なりのキムラ君を出してみました。」

これは、なんとか食べねばだったのです、トロネバ生醤油は売切でしたが、本命は木谷流のキムラ君「韓国ジャージャーうどん」です。

このうどんは、いつものめんよりも細打ちの麺を使っています。
でも、腰とツルツルの艶、エッジの立ってる所、もちもち感といい。いつものうどんと変わらないくらいに旨い。
このうどんをベースに、肉味噌でこくを出したまぜつけうどんなんですけど、一応上から生醤油をかけて味を引き締めてと。

で、味は旨い。肉味噌のこくが後を引く旨さで、麺の腰といつもの艶の良さ、そして香ばしさという今までのうどんでは感じなかったものが付いてきて、ピーナツかな?軽いアクセントも出している。
ミニトマトの酸味が強いのと甘いトマトの2種類つかっていてこくがある料理の中で間に挟んで食べると料理に面白さが出てきます。

しかも、この「ジャージャーうどん」は後を引く旨さですね。
これ、病み付きになります。

この新メニュー情報は師匠に伝えなければと思ったのですが、木谷さんから個数限定のメニューで出せない可能性があるのでメールしてないんで黙っといて下さいとのことでした。

最後に、店からの伝言。
白庵は9月より始まる予定の第4回関西讃岐うどん巡礼に参加します。

「そういう事で、次は巡礼で来ます。」って言ったら、「え〜めっちゃ先じゃないですか。毎日来てください。」
との事ですので、暑い時期にもう二つの期間限定メニュー食べに行くで〜。


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今年は自分で蕎麦を打とうと思い食品問屋に買いに行くも売り切れ、店員さんが最近個人でそば粉買う人多いですねと話してて、店員さんも私も蕎麦打とうと思ってますと笑って話してたら、1時間ほど前に完売したらしい。

黒門市場ならあるかもと思い行ってみたが、撃沈ここでは蕎麦を自分で打つから欲しいと言ったら笑われた。

ということもあり、念のためにリサーチを掛けていたうどん屋さんへ。
大晦日に開いてる店少ないし、新店舗は難しいので最近、麺切れで食べれてない白庵へ。(間違いなく、MEETSの表紙になったからやわ。)

前回食べた、「鴨付けうどん」の味が忘れられず、これに100円追加で「かやくご飯」

やっぱり鴨付けうどん美味しいわ。
濃くて熱い付け汁の中でうどんをくぐらせる時間によってうどんの熱さも変わって美味しい。つけ汁だけでも飲める美味しさですよ。前回来た時はお餅の天ぷらを頼んで、これに付けて食べてました。

今日は、これとどうしてもいりこの出汁が効いた「あつあつ」を頂きたかったので、小盛りで頼みました。

これが、凄く美味しい。この寒い時期に心の底から温もるひとの優しさが伝わる味ですね。

「ひやひや」「あつあつ」が何かとよく聞いていたので老舗なのかなと思い訪問したのが4ヶ月前、その時の美味しさの衝撃が残って5回訪問したのですが、すべて麺切れの空振りでした。

年末の最後に、ここの「あつあつ」が食べれて本当に良かった。
年の瀬の忙しい最中に店を開けおいしい料理を提供して下さる方々に感謝の一言に尽きます。

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移転してから一週間ぐらい経ってから行ってきました。
結構込んでいると聞いていたのですが、誰も並んでなかったしもしかして「麺切れか」と思ったのですがちゃんと食べれました。

この店、昼で麺が切れてしまうこともしょっちゅうです。
移転前に5回くらい麺切れで振られてますから。( ̄ー ̄;

店に入ると、木谷さんから「久しぶりです」と挨拶してくれました。
移転前は月に1回のペースで食べに行ってたのと、5回も麺切れで食べれなかった客なので覚えてくれていたのでしょうか。

「遠くなったでしょ?」と言っておられました。
本当に遠くなりましたよ。(´・ω・`)
この日は、徒歩だっとのですが、次からは、絶対チャリでいきます。(*^ー^)ノ

移転に合わせて新メニューが出来ていると聞いていたのでそれを食べてきました。


値段も据え置きです。( ̄▽+ ̄*)

で、私が注文したのは「豚バラ肉のひやあつカレー」


カレーうどんは、普段食べないのですが新メニューと言うことで気になったので頼みました。

それと、「鶏天」をつけてもらいました。


相変わらず、ここの麺はピカピカで艶があるのがいいです。華があるうどんなんです。
あつあつのカレーにつけて、やっぱり美味しいです。(゜д゜)

カレーにも、この店の売りの「いりこ出汁」が効いているので美味しいですね。(゜д゜)
鶏天との相性も抜群ですね。

うどんを食べ終わると、カレーが残ったので「白ごはん」を注文。
勿論、カレーに入れて食べます。


やっぱり美味しいですね。

次は、何を食べようかな?

  • (説明なし)
  • ひやかけ
  • 天盛り

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10位

たけうちうどん店 (中津(大阪メトロ)、中津(阪急)、大阪梅田(阪急) / うどん、揚げ物)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ~¥999 ~¥999

2009/12訪問 2011/09/06

第4回関西讃岐うどん西国33箇所巡礼 48番礼所の話をしましょう。

巡礼2軒目は、台風の関係で土曜日の仕事があまりに長くなったので近場しかいけませんでしたので、
久しぶりにあの絶品の鶏天が食べたくなったので、たけうちうどん店さんへ。

ここは、第3回の巡礼で一回行ってて、それからもう一回行ってるので訪問3回目ですね。

7時を回ったくらいに付いたのですが、さすが人気店2名ほどの人が並んでました。
巡礼で大行列が出来ていると、連食をする予定の時などは、2軒目3軒目に回れないなどという、ボディーブローになりかねないので、この店も要注意かもしれません。

そう考えると、京都の山元麺蔵や交野の楽々などは大行列必至ですので注意してオープン前に並ぶなどの対策が必要かもしれません。

ここ2人しか並んでなかったとはいえ、15分近くの時間待たされましたし。

で、注文したのは前回はぶっかけだったので、今回は鶏天生醤油を選びました。
ぶっかけは、やや甘めの出汁、生醤油はさっぱりとという特長が違いなのですが、大きな違いは鶏天のふやけ具合が変わるという所でしょうか。
ぶっかけの場合は、たっぷりの出汁に浸るので最初の方の鶏のサクサク感が無くなってしまいます。
逆に鶏に出汁がしみる味わいも味わえますが。

生醤油はサクサク感が最後まで楽しめるという所が大きな違いです。

鶏天は下味が付いていて、塩胡椒が効いていてピリッと感が程よくあります。

うどんは、いわいるグミ系のうどんでして伸びて噛み切るが難しく、なおかつ麺の堅さもかなり強い独特のうどんです。

さぁ、続けて巡礼3軒目行くで〜(たけうちとの連食はきつかった。)


*****************************************

土曜日の仕事が昼までに終わったので遅ればせながらも巡礼に行ってきました。

行ってきたところは、中津の<本格手打 たけうちうどん店>です。

今や中津は、<ラーメン弥七>(東京の方で絶大な支持を受けていた店が大阪に移転された店、私も一度行ったことがありますが、平日の昼間しか営業していないのであまりいけないお店です)<麺屋 輝>(訪問済み、近い内にupします)<情熱うどん讃州>(第二回関西一週間うどん大賞受賞店、まだ行けてないんですよね)<うどんの店きすけ>(友達が行ってきて鯛のちく天を絶賛してた)と続く麺ロードとなっている所ですが、今回はここを選びました。

店に着いたのは既に1時半頃になっていましたが、流石人気店、一人だけでしたが並んでおられました。


12月の中旬と言う寒い時期に外で我慢して待ってる人がいるというのはかなり期待できる証拠ですね。

私も寒い中外で待っていましたが、やっぱり寒い。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。。なんで、うどん一杯の為にと(@Д@;。
ペレストロイカの時のロシアは、極寒の中パンや肉を買うのに並んでいたのを思い出しましたね。

それは、ともかく、店に入ってもちろん頼んだのは、「とり天ぶっかけ」
あのM三郎さんは生醤油の方が天ぷらのサクサク感を最後まで味わえるから生醤油の方をお薦めされていましたが、

私は、初めての店では出汁の旨みも楽しみたいのでぶっかけを。


でてきました。名物のとり天でかっ( ̄□ ̄;)!!
うどんもピカピカで期待できそうですね。


まずは、とり天にレモンを絞って、うまー(゜д゜;)うま~(゜д゜;)

さすがは名物ですね、鶏がジューシーで天ぷらのサクサク感と言いちょっと甘めのお出汁がうまくあって、めちゃくちゃ旨いです。

うどんも、、うまー(゜д゜;)うま~(゜д゜;)腰が強くて食べたときの伸び具合と言いぐにゅぐにゅ感と言い抜群ですね。

これに、ちょっと甘めで鰹出汁と昆布の利いたぶっかけ汁で頂くと三位一体の味となります。

中の方に入ってるとり天は出汁に浸ってしまい、残念ながらサクサク感はなくなってしまいますが逆に出汁の味を吸って最初と違う味を楽しめますね。

後日、同僚と食べに行きました、その時はとり天生醤油を選びましたけど、それもめちゃくちゃ旨かったです。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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