ｍｉｐｐｏさんのマイ★ベストレストラン 2015

鎌ヶ谷大仏駅の近く、赤色が目立つ車検専門会社？の脇の細い道を行くと
まもなく、右側にあるこじんまりとした日本家屋が天庵さんです。
（店の前の駐車場は３台ほど停められます）
手入れの行き届いたお庭も店内も、整然とされていて気持ちがいいです。

仕事が見渡せるカウンター５席と座敷が３席。
２組ほどの待ち人でしたが、ほどなくカウンターに案内して頂きました。

厨房には沸々と湯気をあげる大ガマ。
その側でテキパキと阿吽の呼吸で仕事をこなすご主人と女将さん。
見ていて気持ちいい。けど、こんな暑い日は大変だなぁ。
「だから週２日くらいが丁度いいんですよ」とご主人。

ツレはざる、私は辛味大根そばを。

なんて滑らかで口あたりのいいお蕎麦！うまっ！
それにこの辛味大根は、なんか違うな旨いな～と思ったら、カブなんだそう。
岩手の遠野でしか作っていない“暮坪かぶ（くれつぼかぶ）”という
大根のような形をした希少なカブを取り寄せているという拘りも凄い。
ちゃんと辛いんだけど、大根より優しい辛味と爽やかな風味がします。

カブに気をとられていたけど、何よりここの蕎麦つゆの旨い事！
お蕎麦には絶対にこれだって思えるくらい、何も言う事ない味。
かなりの手間暇と拘りが感じられます。
まろやかで深みがあり、こんな美味しいつゆは初めてでした。
あ～、大盛りにしとけばよかった・・。

ただお蕎麦が好きというだけで、蕎麦をうまく語れない私ですが
今まで行ったお蕎麦屋さんの中で一番好きかもしれません。

ご主人も気さくで色々お話をしてくださり、とても楽しい時間を過ごせました。
またお邪魔したいと思います。

ご馳走さまでした。

カフェフェスで知ったという「ヤマとカワ」さん。
ツレにつれられ行って来ました。

善光寺の通り道から外れ、狭い路地へ。
ん？この辺にあるはずなんだけど・・

よく見ると、奥の古民家にそれらしい看板が。
あ。あった。
さりげなく、ほんとにさりげなくそこに在りました。
ぼんやりしてたら見つからなかったかもしれません。

遠慮がちに昔懐かしいガラス格子の引き戸をガラガラと開けると
私たちの好きなディテール、まるで生成りのような色合いの店内。
裸電球の光が暖かい素敵な空間がありました。

迎えてくれたお店の方は、例えるなら加瀬亮みたいな
お店の雰囲気にぴったりな空気感の素敵な方でした♥

カウンターにイス２つ、奥に１テーブル、カベに向かってもうひとつ。
そのカベに向いた席へ。

なんだかとてもしっくり落ち着く。
微かに聞こえる耳触りのいいＢＧＭと
ずっと以前の記憶。無意識に身体に馴染んでしまっていた
学校のイスのせいでしょうか。
なんだか不思議。
あんなに固く座り心地が悪いと思っていたその椅子が今はとても心地いい。


珈琲メニューはわかりやすく
苦い深煎り・甘い中深煎り・すっきり中煎り。
大好きな深煎り珈琲を。ツレは中深煎りと
それとレモンケーキをお願いしました。

うん。美味しい！
苦いとの表記でしたが、まろやかな苦味でコク深く甘く
へんに後味が残らない、とっても奥深い珈琲だと思いました。
今まで飲んできた珈琲の中で一番好きかもしれません。

中深煎りはすっきりしてるのに酸味を感じない。
ほのかな甘みがあり、す～っと喉を通っていく感じ。
こだわりの作家さんのカップが
この美味しい珈琲の飲み心地をさらによくしてくれてるようです。

レモンケーキは苦手だったはずだけど
ここの手作りのレモンケーキは別物。
レモンが爽やかに香る、初めていただく感動の味でした。


次回も長野に来たら、まっすぐにここに来ることになりそうです。

２週間ほど前に本店へ予約の電話を３０回以上かけてやっと繋がるも満席。
こちらに電話したところ19時40分から2時間までならとＯＫ頂き伺って来ました。

最初、男性スタッフの坊主頭に鉢巻姿のイカツイ感じにちょっとビビるも
キビキビとした威勢のいい対応に好感度大。

もっとごちゃごちゃしてるかと思った店内は、
席ごとの間隔がわりと広いのでゆったりできます。

さっそくおススメのお刺身盛り合わせや、ポテトサラダ、蛸のザンギに
白子ポン酢、ほっけ、ウニなどを注文。
どれもこれも新鮮だし美味しい。
しかも混んでいるわりに、注文したものがあまり待たずにポンポン出てくる。

そこそこお腹がいっぱいになってしまったので、
まだ余裕があるうちに例のやつを頼みましょ♪

いよいよ、つっこ飯の登場です。
威勢のいい掛け声と共に、つっこ飯パフォーマンスが始まります。
「よいさ～よいさ～！」
いくらがこぼれそうになった時、ツレが思わず「ストップ」を。
あーいかん、もったいない精神を植え付けすぎてしまったか。
でも、最後のひと盛りを追加してくれました。

結局はストップを言わなくても、皿にこぼれたあたりで止まるんだけどね。
わかっていても盛り上がりは最高！
ガラガラ声の男達の威勢のいい声が店内じゅうに響き、
とにかく楽しくてみんながニコニコ笑顔になれた幸せな時間でした。

特筆すべきは接客。
満席の店内をひっきりなしに対応しているはずの店員さん。
トイレに行こうと席を立つなり、トイレの近くの暖簾をサッとあげて
こちらです、との目配せをしてくれました。
その対応の早さにホントにびっくりしました。
とにかくすべての店員さんの動きに無駄がなく、目配り気配りが凄い。
いろんな意味で圧倒される居酒屋さんでした。

楽しすぎて、長くいたらベロンベロンになってしまいそうだから
２時間くらいでちょうどよかったかも。

次も北海道に来たら、絶対にはずせないお店です。

ご馳走様でした。

「南町テラス」なんてそそられる名前。

テラスフリークとしては気になって仕方のなかったカフェ。
営業日が少ないことと、お店の場所や駐車場がわかりづらいこともあり
なかなか重い腰があがらずだったけど
気候も良くなってきたことだし、思い切って出掛けてみようと予約しました。


山側から攻めてみました。
日本版ビバリーヒルズと言われる披露山庭園住宅の町並みを眺めつつ
大崎公園のほうへ歩いて行き、
ピンク色の家の前の細い道を行き坂道を下って行くとお店発見！
わかりづらい場所を見つけた時の喜びと達成感はまたひとしお。
なんだか宝探しをしているようなワクワク感がありました。

セルフビルドのお店は温かみがあってステキ。
入って左側には可愛い個室の席。
正面には白いヨットが浮かぶ逗子マリーナを見渡せるテラス席が２席。
時々、とんびが窓に突っ込んできそうな臨場感も味わいつつ。

ランチセットは１種類のみ。
季節ごとに変わるスープ。
今回はさつま芋とニンジンのスープ、生姜が効いた優しい味。

メインは野菜たっぷりのサラダや和え物が４種。
中でもイチジクを使った和えものが斬新でした。
どれも野菜の美味しさを感じられるほどよい味付け。

それにパンが２種類。これも自家製かな。プロ並み。

デザートはチョコブラウニー、ツレはヨーグルト。
甘さ控えめ。
どれも身体に優しいお味で美味しかったです。

センスのいい器はどれも素敵。
珈琲も美味しかったし、しかもこれだけのセットが￥1,000。
ヘルシーなラインナップでしたが、リーズナブルだしとっても満足でした。

こんなわかりづらい場所で営業日も多くない。
メニューも少ないし席も３つしかない。（ごめんなさい、けして否定しているのではないです＾＾；）
それなのに、こんなに心安らぐステキな場所と感じさせてくれるって凄いな。
ホント、人に教えたくない自分だけの秘密基地にしたいと思ってしまうようなカフェでした。

けして都会に育ったわけではないし、
田舎の風景は見慣れてるはずなのに
ここに居るとなんだか心が解放されていくような
気持ちがとっても軽くなるような気がするのはなぜかしら？

ずっと気になっていたソラノネ食堂さん。
やっと伺うことができました。

手作り感満載のカフェです。
この素朴さが周りの風景に溶け込んでいてなんとも言えず素敵です。

シンボルツリーの大きな銀杏の木がいいアクセントになっていて
最高の撮影スポットでした。

かまどご飯セットとカレーをお願いしました。
かまどご飯は雑穀と白ごはんを選べるのでツレと半分づづ分けることにしました。

嬉しいことに、この時期限定のふろふき大根がすべてのメニューに付いていて
味のよ～く沁みたホクホクの大根がと～っても美味しかったです。

久しぶりに竈で炊いたご飯を頂きました。
小さい頃、竈ご飯を食べていた経験があるので
電気やガスで炊いたそれとは違った、お米一粒ひとつぶが味わえる食べごたえに
なんとも言えず懐かしい気持ちが湧いてきました。

おかずの揚げ物もあえ物も、丁寧に作られていて味付けもよく美味しかったです。
カレーもほどよい辛口で、野菜たっぷりで美味しかったようです。

お店の女性の方は笑顔が素敵な気さくで飾らない
とてもかわいらしい方でした。

人もワンコものびのび出来て癒される素敵なカフェ。
この解放感はクセになりそう。

遠いので次はいつ、というわけにはいかないけど
いつかまた必ず訪れたい素敵な場所です。

冬の北海道。
ツレが美味しい海鮮を食べたいというので
むらかみさんを１３時に予約。


札幌駅から地下歩行空間を歩くこと約10分強。
進行方向右側を気にして歩いて行くと第一生命ビルがあり、
その少し先のパン屋さんの隣のガラスの扉に日本生命ビルと書いてあったと思います。
そこを入って左手先にお店があります。
初めてチカホを歩くので
わかりづらいかなぁと心配していたけど意外とすぐに発見。
ほぼ予約時間ちょうどに到着しました。

お店の前には１０人ほどの行列が。予約しておいて良かった。
相席でしたが綺麗な個室に案内していただきました。

歩いてきて暑かったので、まずはハーフの生ビールを。
サッポロクラッシックの生は美味いっ。
さっくさくの白子の天ぷら、濃厚なウニのグラタンをつまみに
あぁ～しあわせ♡

そしてウニ丼。
上質な生クリームみたいになめらかで、臭みがまったくない。
口の中で旨味がとろけて広がります。
あぁ～たまらん＊♡＊*＊♡*＊♡＊

ちょっと贅沢しちゃいましたが大満足のランチでした。

御馳走様でした。

こんな気持ちのいい晴天の日のランチは、やっぱり海を眺めながらがいいね。
と、気になっていたこちらへ予約を入れて行ってきました。

リビエラ逗子マリーナの一角にあるシーサイド駐車場に停め
シーサイドカフェやリビエラプラザを通り過ぎ
海のほうへ歩いて行くとリビエラグランブルーさんはあります。

マリーナには沢山の白いヨットやクルーザー、
側には豪華なマンション、綺麗に管理され草一本ない芝生、
大きなヤシの木の並木道などが高級リゾート感を醸し出しています。

犬連れだったので受付で声をかけると
テラスに上がる階段の所まで親切に案内していただきました。

ランチコースのＡコースをお願いしました。
前菜・パスタ・メイン・ドルチェ、そしてパンとドリンクが付いて￥3,500。
どれも数種類の中から選べるのでツレとそれぞれ違うものを頼んでみました。

一番気に入ったのが“蛸とカラスミのパスタ”　
蛸が柔らかくて、パスタの加減が絶妙で
カラスミがパスタとよく絡まってとっても美味しかった。

前菜もメインもデザートも、どれも満足のいくお味でした。

なにより接客がとても丁寧で、でも堅苦しくなく感じが良くて
その雰囲気やロケーションも相まって
なんだか高級リゾートに来たようなリッチな気分に浸れました。

店内で誕生日を祝っていた方が２組くらい居ました。
ここはちょっとしたお祝いとか特別な日に使いたい場所ですね。

また伺いたいと思います。
ごちそう様でした。

宿で少々時間を持て余した夕暮れ時、
対岸から見えるお店の灯りに誘われて
気になっていたエフィッシュさんに行ってみました。

こちらは１階席はありがた～い店内ワンコＯＫということで
旅行中に雨が降った時の為にチェックしておいた場所。

スタイリッシュな店内。川沿いの席へ。
開け放たれた窓、というか壁がない状態でまるで川床に居るよう。
鴨川のせせらぎを聞きながらノンビ～リ。
ちょうど雲が流れ、切れ間から月が。
幻想的でとても素敵な夜でした。

果物そのままを味わっているようなグレープフルーツジュースや
スパイスのよく効いたチャイ、それにチーズケーキなどを注文。
うっかり肝心の食べ物の写真を撮り忘れてしまいましたが・・。
どれも洗練された味。
チーズケーキが温かかったのがちょっと斬新でした。

ツレは夕飯もここで食べて行きたいと言ってたほど。
ロケーションも雰囲気も良くてワンコにも優しい、
とっても素敵なカフェでした。


もう少し営業時間が長かったら
またここで飲みたかったなぁ～。

珍しくポカポカ陽気のこの日。所用で板橋へ。

お蕎麦でも食べたいね～とツレが言うので、どうせ行くなら
ずっと気になっていた巣鴨の有名なお蕎麦屋さん菊谷さんがいい！と
白山通りをテクテク。たまには歩くのもいい。

お店に着くと、お昼を過ぎていたこともあり待ち人はなし。
が、思いのほか狭い店内は満席でした。
お店の人に声をかけ、外で待つこと約１５分で相席に通して頂きました。

習慣なのか無意識に、席に着くと注文を取りにきてくれるものと思ってノンビリ待ってたら
後から来た人がもう食べている。
座ると同時に注文しなきゃダメだったのかしら（＾＾；）

最近ＴＶで放送された影響らしく待ち時間短縮の為かメニューがだいぶ削られてて残念。
で、天ざるを注文。

今日は茨城産のニハ蕎麦だそう。
ザルの形が反対に反っていていて面白い。裏にして乗せてるみたいな。斬新。

お蕎麦は風味が良く、細くて白くて艶があってキラキラ*＊☆＊*☆＊
のど越しも良くてツルツル入って行きます。
あ～うんまい♡長らく待ったかいがあります。

ん？この食感？どこかで出あった事のある味と感触。
そうだ、京都のかね井さん！
表現は悪いけど、ゴムのような（うまい言葉がみつからなくてすみませんが褒め言葉です）
しっかりと打たれたコシのあるお蕎麦。
手打ちでこんな風なしっかりした弾力のお蕎麦が出来るって信じられないって思った。
その打ち方とよく似た、とっても丁寧な仕事をしている繊細なお蕎麦だと感じました。

出汁のきいたツユは甘さ控えめでちょっと薄め。
でもこの細いお蕎麦には合って美味しい。
天ぷらも衣が薄く上品でサクサクで。
珍しいセリの根の天ぷらが美味しかったなぁ。

最後に頂いた蕎麦湯まで美味しかったです。
（ちなみに蕎麦湯は頼めば出してくださいます）

また伺いたいと思います。ご馳走様でした。