『“かん水”のはなし。』genkozさんの日記

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genkoz (50代後半・男性・愛知県) 認証済

日記詳細

レビューが100に達すると、プレミアムサービスとして日記を書けると聞いていたので、取り敢えず100を目指して書いていたのだが、最近食べログからメールが来て、半年間限定でプレミアム会員になれるという。同時に、日記を書くことができるようになったので、早速書いてみることにした。
そんな訳で、レビュー数100にも満たない私の拙文であるが、暫しお付き合い願いたい。
日記で書きたかった事というのは、まず通常では書けない店のレビュー。例えば、一定以上の思い入れがある店なのだが、最後に訪ねてから時間が経ち過ぎている、或いは既に閉店している、店の名前が分からない、はたまた、まだそこにあるのかさえ定かではない、などの理由で今、通常のレビューを書くことが憚られるといった場合がある。
しかし、初回は番外編として、一つカミングアウトしてみたい。

僕はラーメンが大好きである。しかし、その麺に含まれる“かん水”と呼ばれる成分が、僕の腸には合わないようなのである。
“かん水”とは、中華麺に入っているアルカリ塩水溶液で、麺にコシを与える他、独特の黄色の元となっている成分である。
合わないと言っても、気分が悪くなる訳でも、お腹が痛くなる訳でもなく、只々下すのである。
ずっと以前、自分のこの症状を不思議に思い、ネットで調べてみたところ、「ラーメンを食べると下痢をする」原因としてまず「かん水」説があり、その他に、油が原因とする説や、食後に冷たい水を飲むせいという説も出ていた。
この3説はどれも可能性はあるが、経験上それぞれの場合の“お腹の壊れ方”が違うような気がする。
文字通り“下ネタ”なので、これ以上は割愛させていただくが、そんな訳で僕は、黄色っぽくてコシのある麺は、あまり食べないことにしている。注文してからそれが分かった場合は、覚悟して食べることになる。
幸いなことに、白くてパサパサした博多麺だと、全く症状は出ない。僕のレビューに、やたらと博多風の豚骨ラーメンが多いのは、実はその為である。
尚、これは“かん水”が合わない体質の人特有の症状なので、レビューで「腹を壊した」などと書くつもりは毛頭ない。レビューでは「麺が黄色っぽい」とか、「かん水多めのよう」程度の表現にとどめているので、もし同じ体質の方が読んでおられたら、参考にしていただきたい。
“かん水”は以前日本では質の悪いものが出回り、“身体に悪い”というイメージが付きまとっているようだが、現在はきちんとした品質管理が為されているようである。
また、中華麺発祥当時から伝統的に使われている成分である為、所謂「化学調味料」的なものではあるが、全く同列のものではないと考える。
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