『影響度についての考察(その2)』紅犬さんの日記

先日、影響度について考察した。その後、マイレビュア様とのコメントやり取りの中で、色々と勉強させて頂いた(ありがとうございます！)。その勉強で気付いたのは、口コミ数が多いことは絶対的では無いということだ。
私の勝手な推測だが、レビュアの信用度を決めるファクターが別にあって、その信用度と口コミ数からなる基本的な影響度を掛け合わせて最終的な影響度が決まるのではなかろうか？

例えば、「口コミ数500件以上のレビュアが多数3.5以上の高い評価を付けているお店でも、お店TOPに表示される評価点は3.04にしかならないケース」を具体例に挙げて考察する。
私が信頼するマイレビュア様の記事を拝読した限り、上記のお店は"消費者にとってあまり宜しくない"感じのお店だった。お店が2つの名前を持っていたり、首をかしげるような品質の料理を提供したり、3.5以上の高評価に相応しくないと思った。
つまり、上記のお店の評価で不正を働いているレビュアがいて、不当な高い評価を付けている可能性があるということだ。これは所謂ステマ行為に相当する。ステマはステルスマーケティングの略で、食べログを利用している一般のユーザーに気づかれないよう宣伝行為をすることだ。
何故、不正を働くか？は不明だ。何等かのメリットが無ければ不正を働くモチベーションも起こらないとは思うが。

話を元に戻すと、上記の様な"不正を働いている(と思われる)レビュア"を運営側が発見した場合、冒頭記した信用度を低く設定するのではなかろうか？ブラックリストへ載るくらい確実にクロだと判断したらアクント無効化とかしそうだけど、グレーな場合の措置だ。
これは結果論だが、「口コミ数500件以上のレビュアが多数3.5以上の高い評価を付けているお店でも、お店TOPに表示される評価点は3.04にしかならないケース」は、そのお店に3.5以上の高い評価を付けているレビュアの最終的な影響度が低いことを示唆している。
だって、現時点で口コミ数500件未満の私一人が3.5を付けたらお店TOPに表示される評価点は3.05になるんだもの(詳しくは先日の日記を参照のこと)。私よりも口コミ数が多いレビュアが何人も3.5以上の高評価しているのに、お店TOPに表示される評価点が3.04って明らかにハテナ？だ。

他にもファクターはありそうだが、今年5月くらいに運営側が仕組みを見直して不正を防止する施策が強化された可能性はあると思う。何故ならば、マイレビュア様達の分析によると5月を境にしてお店TOPに表示される評価点が大きく下がったお店もあるらしい。それらのお店に必ずしも全て"不正を働いている(と思われる)レビュア"が関わっているとは限らないけれど。

私自身は健全な庶民レビュアーなので、不正になぞ加担せず真っ当なレビュー記事を書いている。と、胸を張って言える。勿論、好みの問題で口に合う合わないはあるし、好きなお店に通う傾向もあるけれど。
運営側が評価の仕組みを開示することはあり得ないと思うので、この日記にウダウダと自分勝手な推論を並べても意味は無いと思うが、何だか少しスッキリしたからこの件はこれでイイや！って感じ(笑)。