parisparis877さんが投稿した日本料理FUJI(静岡/日吉町)の口コミ詳細

banana877のレストランガイド

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日本料理FUJI日吉町、静岡、新静岡/日本料理

7

  • 夜の点数:5.0

    • ¥20,000~¥29,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 4.7
      • |CP 5.0
      • |酒・ドリンク 4.7
7回目

2024/04 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気4.7
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク4.7
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

これで食運が尽きたかも?と思わせる、スーパーなラインナップ!

2週続けての、静岡詣。

いつも決まったお店ばかりの私ですが、中でも、特に気分アゲアゲで訪ねるのが、こちら「日本料理FUJI」さん。

道中の新幹線の中でさえ、スキップしてしまいそうな勢いです(^^)


初めて訪ねた時から、本当にインパクトがありましたが、音、香り、味すべてで楽しませてくれる総合力は、いまだに進化が止まるところを知りません!


■ 朝採れ筍 花山椒
■ 鯵 酢洗い
■ 浅利の飯蒸し
■ 里芋のおかき揚げ タラの芽の天ぷら
■ 花鯛のお椀
■ 泥障烏賊
■ もち鰹
■ こごみとほうれん草の胡麻和え
■ 白甘鯛
■ 菜花 春菊 新玉葱
■ 金目鯛の甘辛だれ
■ お食事
  ・煮えばな
  ・桜海老ごはん
  ・えぼ鯛乗せ
  ・筍と木の芽のラーメン
■ 桜餅


時化が続いて、この日は過剰な期待をせずにお邪魔しましたが、運を使い果たしたかと思うほどのオールスター勢揃い!!


特に奇跡的だったのは、久しぶりの「もち鰹」!

この日ご一緒した方が鰹好きとのことで、可能ならとリクエストしていましたが、このところまったく揚がらず。

この日も気配なしだったそうですが、16時頃に「鰹あり」の一報が入ったそう♪
もうもう奇跡!

私達がお店に入った後に届いた鰹なので、これまた「弾力お化け」です(^^)

血合はタタキで。これが旨い!
ちびちびいただいても、鰹の刺身といただいても絶品♪
背も腹も、最高!


他にも、見たことないサイズのスーパー鯵に、これまた大きな極上シラカワ。

魚にはちょっとうるさいご一緒さんも、大満足。
私まで嬉しかったです♪

ここまで揃えてくださり、本当に感謝ですm(_ _)m

  • ■朝採れ筍 花山椒 いきなりの幸せ♡ 香りと味わいが深い筍と、春の到来を告げる花山椒。 優しいお出汁で、筍自体の美味しさが引き立ちます♪

  • 7kgを超える、朝採れの筍。 長年、生産者さんが丁寧に丁寧に山を整えて作って下さるそう。 切り口も変えて、えぐみがまったく出ない味わいに。 静岡県知事さんの失言に、心が痛みます(T_T)

  • 写真じゃ伝わりませんが、信じられない大きさの鯵。 大袈裟じゃなく、サバ並みです! 小川の定置で入った泳がせ♪

  • ■酢洗いの鯵 見て!この惚れ惚れする美しさ! これ、鯵ですよ。 脂乗りは爽やかながら、身がぶりんぶりんで、噛むと滲み出す旨味がたまりません。

  • ■浅利の飯蒸し 浅利が大きくて、味が濃い! もち米の飯蒸しとの相性たるや、この上なし。 丼でもいただけるほどの美味しさです(^^)

  • ■里芋のおかき揚げ タラの芽の天ぷら ちょっとしたお野菜ですが、主役級。 おかき揚げシリーズはみんな大好きですが、里芋は初めて。 味が染みた里芋の癒やし効果、半端ない♪ タラの芽も完の璧!

  • いつもの焼津産の本枯れ節。

  • ■花鯛のお椀 なにより花鯛の味がしっかり。そして食感はふうわり。 そのお味に合わせてか、吸い地もいつもよりしっかり目に感じ、その塩梅が絶妙です。 このお椀、最高だぁ♪

  • ■泥障烏賊 これまた特大の泥障烏賊!これも神経〆なんだそう。 すごいな…(^^) 丁寧に包丁を入れて、ねっとりした甘さのインパクトが最初から来ます!

  • どーん!出た! この日ご一緒した方が鰹好きとのことで、可能ならとリクエストしていましたが、このところまったく揚がらず。 この日も気配なしだったそうですが、16時頃に一報が入ったそう。 もうもう奇跡!

  • ■もち鰹 私達がお店に入った後に届いた鰹なので、これまた「弾力お化け」です(^^) 右手前は、血合をたたいたもの。これが旨い! ちびちびいただいても、鰹の刺身といただいても絶品♪ 背も腹も、最高!

  • ■こごみとほうれん草の胡麻和え 擦りたての、香ばしい胡麻の香りがお店いっぱいに。 ほうれん草は、シャキシャキ食感の芯からいただき、その後に甘さ際立つ葉の部分を。 こごみは苦味なく、とてもフレッシュ♪

  • ■白甘鯛 藤岡さんのスペシャリテ。 いつもの倍近くあるという、これまた1.7kgの超大物! 身がしっかり締まって見えますが、思ったよりも、しっとり柔らかく… これは貴婦人ですね♪

  • ■菜花 春菊 新玉葱 箸休め的に供されるこうしたお皿も、直前に鰹節を引いて下さるこだわりよう。 春らしく、とても爽やかな一皿。

  • ■金目鯛の甘辛だれ ご一緒さんに供される鯖を横目に涎を垂らしながら、やっぱりこの金目の美味しさにも頷くばかり。 低温の油での絶妙な火入れで引き出された、金目の旨味。 甘辛ダレとの相性抜群です♪

  • い〜い香りの煮えばな♪ あー、もう終わってしまう(涙)

  • じゃーん! 2週続けてお会いできました♪ うれしい(^^)

  • 一尾一尾に、しっかりと甘さ、旨さが感じられます。 はぁ、最高♡

  • 細かい、えぼ鯛の繊維がとろけていく。 ごはんとの、この相性の良さは罪深い…(笑) いやぁ、本当に美味しい。

  • その日の魚のアラで取ったお出汁。 だから、一期一会なんです。今回も見事だなぁ。 筍と木の芽が添えられることで、一気に上品なおそばに♪ このラーメンで出店してほしいと、懇願したくなります(^^)

  • 手作りの桜餅。 優しい甘さで、今宵の春の宴の締めくくり。

2024/04/04 更新

6回目

2024/02 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.9
    • | 雰囲気4.7
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク4.6
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

魚よりも脂が乗ってる大将(^^)

今や、食に興味がある人なら知らない人はいない?ほどに有名な、サスエ前田さんのお魚。

ミシュランの星を持つような都内の取り扱いレストランでもいただいたことはあり、もちろんそれらは美味しいのですが、やっぱりそのポテンシャルが惜しみなく発揮されるとなれば、それはもうもう圧倒的に地元でしょう!


「泳がせ」に代表される、海から食べ手までの最短の距離と時間だけがもたらし得る規格外の味わいは、藤岡さんの手にかかり、時に、素人の私に染み付いた魚種の概念を壊すほど。


感動とは、驚き。
驚きとは、期待や予想を超えること。

この日も、そんなお料理たちでした♪
一応、高めの期待値で臨んでるんですけどね。


□ 新筍 新若布 白ミル貝
□ 赤座海老
□ 蛤の飯蒸し 蕗の薹
□ アスパラおかき揚げ
□ 金目鯛のお椀 海老芋饅頭
□ 真鯛
□ めじ鮪
□ ほうれん草の胡麻和え
□ 白甘鯛
□ 水菜の煮浸し
□ 活えぼ鯛
□ お食事
  ・筍と蛸のごはん
  ・牡蠣めし
  ・ラーメン
□ 杉錦の酒粕 紅ほっぺ


この日は、奇跡の出会いが…

不可能と言われる、本鮪(メジ鮪)での活締め。
生きたままでの神経締めは、世界でも初では?と前田さんも仰っていたそうで、しかも、その当日モノです!!

比較対象などあるはずもありませんが、個人的に感じた「噛むトロ」は、完全未体験の魅力でした♪


もう!この美味しさたるや、なんなんでしょう?
私の中では、今や1、2を争うお気に入りのレストラン。

この日は、お魚以外にも驚きの偶然が重なり、とても印象深い機会となりました。


藤岡大将、今、魚以上に脂が乗ってる気がする(^^)

  • 白ミル貝は、この日が初モノだそう♪ 若布の味わいが濃く、相変わらず初手から出してきますよねー。 もう完全に春です。

  • 漁獲が少なく争奪戦の赤座海老。 猟期は3月までなので、今回までのお楽しみ(^^)

  • もう、旨味最高! この素揚げしただけのプティヴェール、こんなに深みのある味わいになる理由が分かりません。

  • こちらもやはり蕗の薹と蛤ですから、春らしさを全面に。 たまらぬ美味しさです♪

  • あさはた蓮根は前回食べたからと、ご用意いただいたアスパラのおかき揚げ。 これ、ちょっと逸品です! ディナータイムがオープンしてから農家さんが持って来られたそうで、瑞々しさんがケタ違い!

  • いつもの手火山式♪

  • 意外と、FUJIさんで金目のお椀は珍しいかも。 敷かれた海老芋饅頭と合わせて、とても優し〜い。

  • 真鯛、とても美味しいですが、これは前座なのか?(^^)

  • この日の前田さんのインスタ。 この前日、超レアなお魚の仕立てが不本意だったそう。 それがまさかの連日ヒットで、この決意!

  • どーん! それが、こちらの18kg超のメジ鮪!! 不可能と言われる、活鮪での締め。この日は納得の仕上がりだそう。 しかも、その当日モノですから、もう奇跡です♡

  • ドヤ顔の藤岡大将(≧∀≦)

  • 若いのに、思ったよりも身の個性が出るんですね。

  • 食感は若いそれなのに、味わいは立派な大人♡ 赤身はより爽やかに。 驚きは、「噛むトロ」です!口溶けとは違う魅力で、これは本当に未体験♪ 感謝しかありません。

  • いつもの手間を掛けた金胡麻で、オーソドックスな胡麻和え。 こういう贅沢が好きなのです♪

  • スペシャリテとしてこれだけ扱ってきた藤岡大将をして、「こんなの初めて」と言わしめる白甘鯛。 いつもの倍ほどもあるという、なんと2kgオーバー! しかも、船上での活〆なんて、もうこれ以上はないでしょう。

  • 火入れにも、いつも以上に集中した様子でしたが、そこはさすが! あとほんのちょっと遅ければ火が入り過ぎという絶妙なタイミング。 脂乗りというより、旨味が強いんです♪ 食べ終わったお皿も下げないでほしい。

  • 久しぶりに見る、この所作。

  • 箸休めの、水菜の煮浸し。 削り立ての鰹節の華やかな香りで、箸休めさえ豪華!

  • 白甘鯛の後でも、まったく物足りなく感じないエボ鯛って、何?(^^) 三切れあるのですが、尾の部分から腹にかけて、味わいも食感も少しずつ違います。 腹部分のしっとり感と旨味の魅力ときたら!

  • いつもの煮えばな。香り最高! FUJIさんは、滞在中を通して、本当に香りでも愉しませてくれます♪

  • 柔らか〜い蛸と筍のごはん。ちょっと足された蛸の煮汁が深みを加えます。

  • この子、ヤバしでしょ! 牡蠣は浜名湖なんですね。こんな立派なのが獲れるとは。 最終盤なのに、興奮止まらずです(^^)

  • 何度もいただいている〆ラーメンですが、その日使った魚のアラで出汁を取るので、毎度味が違うのです。 貝の旨味も入ったこの日、過去最高クラスにお気に入り♪

  • 杉錦の酒粕と、紅ほっぺのソースの甘味。

2024/02/16 更新

5回目

2023/12 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.9
    • | 雰囲気4.7
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク4.6
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

控え目に言っても、美味し過ぎる♪

個人的な「訪問が楽しみランキング」で、1、2位を争うのが、こちらの「日本料理FIJI」さん♪


世間では今週、ミシュラン東京の2024年版が発売されましたが、最近は、私はゴ・エ・ミヨの方が好きですね。

「料理だけの評価」と謳っているミシュランよりも、そのレストランでの食体験すべてにフォーカスしているのと、料理人へのリスペクトも、より感じられるから。


そして、ミシュランが来ない静岡県から、そのゴ・エ・ミヨで紹介されている数少ない料理人の一人が、こちらの藤岡雅貴大将です。
点数だって、県勢No.2だぞ!
よっ、大将!(^^)


FUJIさんの大きな魅力のひとつでもある、香りの愉しさを纏ったこの日のお料理は、↓の通り。

◇ 大根・カリフラワー
◇ 赤座海老
◇ 太刀魚・蒸した餅米・銀杏
◇ あさばた蓮根のおかき揚げ
◇ えぼ鯛と海老芋のお椀
◇ お造り(泥障烏賊・茶色丸ハタ)
◇ 四ツ溝柿と胡麻の白和え
◇ シラカワの笠松焼き
◇ 平鯵・春菊・蕪
◇ 鯖・玉取茸
◇ お食事(きぬ娘の新米)
  ・煮えばな
  ・桜海老
  ・めひかり
  ・ラーメン
◇ 蜜柑ゼリー


料理と向き合う時は、まるで武道のような真剣勝負。
そして、意識をふっと食材からゲストへ移せば朗らかに。

どこか屈託のない笑顔や遊び心も、きっとゲストの心を鷲掴みにしていることでしょう。

自然体にこなすその姿に、お若い大将ながら素晴らしさを感じます。
技術はもちろん、それ以上に、気持ちで料理を美味しくしてくれる。そんな印象の一軒。


そして、そのお料理たちは、控え目に言って美味し過ぎます♪

  • ■大根・カリフラワー 大根自体の香りが華やか! ミルクやクリームをまったく使わずに仕上げたカリフラワーも見事ですが、大根の滑らかさにも驚愕です。 まったく繊維が当たらないのです。

  • いい面構え(^^) 赤座海老、相模湾は通年ありますが、駿河湾は12月〜3月が漁期とのこと。グッドタイミングでした!

  • ■赤座海老 炭火で少し炙っているので、甘さと旨みが増し増しです! 素揚げしたブロッコリーも、味が濃くて、海藻のような旨味が出て、いつも大好き。

  • ■太刀魚・蒸した餅米・銀杏 この太刀魚はすごいぞ〜!泳がせです。 脂乗りが程良い個体を解しながら、ごはんといただけば、香ばしさとふっくらモチモチで至福♪

  • ■あさはた蓮根のおかき揚げ 黄身酢か藻塩でいただきます。 今回は特に、繊維の太さとお芋のような澱粉質が際立ちます。 蓮根らしい繊維が未体験の糸引き! 美味しい(^^)

  • 以前は、目の前でスリスリと鰹節を引いて香りを立てて、さらには一番出汁をお味見させてくれていましたが、お出汁を引いたら瞬間瞬間の香りをお椀に残したいとの思いから、お味見タイムはなくなりました(^^)

  • ■えぼ鯛と海老芋のお椀 焼津小川港の泳がせエボ鯛のきれ〜いなお椀。 蓋を開けた瞬間に、「ふわり」と立ち昇る香りにメロメロ♪ 吸い地が張ってあるのか分からないほどに透明感ながら、風味はしっかり。

  • ■お造り(泥障烏賊・茶色丸ハタ) 細かい包丁で甘さを引き出した泥障烏賊と、寝かせてもいないのにねっとり食感のハタ。 旨味の饗宴。

  • 初めて見た! 国産の金胡麻。こんな成り方なんですね! こちらのお若い見習いさんは、将来の一流料理人の卵。 今やすっかり「胡麻担当」を見事に引き継いでいます♪

  • この状態から、一粒ずつ手作業で不純物を取り除くんですって! ますます、有り難くいただきます。

  • ■四ッ溝柿と胡麻の白和え 胡麻が本当に香り高い♪小躍りしたくなります(^^) この柿は、なんと渋柿。食べられるのかと不思議ですが、「渋抜き」をするんだそう。 もはや謎です。

  • ■白甘鯛の松笠焼き 問答無用のスペシャリテ! シルクのように滑らかな身質を見事に引き出していて、そのお出汁と一緒にいただけば、まさに昇天です♪

  • ■平鯵・春菊・蕪 個人的には真鯵の脂乗りやふくよかな味わいが好きですが、平鯵はやや控え目な美味しさ。

  • 第二のスペシャリテが待機中♪

  • ■鯖・玉取茸 「世界一美味しい鯖」認定!! 泳がせの鯖、なんとも表現できない凄まじい美味しさ。 そして色っぽい♪ 当然ながら、この上品な味噌ダレとの相性たるや言うに及ばず。悶絶モノ♡

  • ■煮えばな 炊き立てのこの爽やかな香りは、煮えばなだけの魅力♪

  • ■桜海老 次は春までお預けかなー。 塩味の塩梅と香ばしさが心地良く、モリモリ食べちゃう(^^)

  • ■メヒカリ 珍しいですね。 元々脂乗りのいい魚ですが、皮目の香ばしさと、その脂の香りとで、これまたたまらぬ… 本当にいろんな香りを楽しませてくれます!

  • ■本日の魚と天城シャモの、お出汁ラーメン ガラにもなく、大盛りにしちゃいました(^^) このスープ、「んまっ!」ってなる、最強〆ラーメン。

  • ■蜜柑ゼリー 最後は爽やかに♪

2024/01/27 更新

4回目

2023/09 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク4.9
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

FUJIはやっぱり日本一!

完全に、今一番お気に入りの日本料理屋さんです。


なんたって、FUJIさんのお料理には常に進化がある!
前に向かうエネルギーに満ち満ちている!

サスエ前田さんのお魚が持つ力強さはもちろんなんですが、そこに一切甘える事なく、もう一段も二段も高みへ持っていく藤岡さんの熱量と技術。


その唯一無二のお料理と向き合う時、静かなカウンター席なのに、私自身ムクムクとした興奮と高揚感が抑えられません(^^)


毎回ベストを更新し続けていると感じる、愛して止まないお料理は、↓こちらです。

◆ 焼き落花生豆腐
◆ じんどう烏賊
◆ 由比の蒸し鮑
◆ 一番出汁
◆ さごしのお椀 新蓮根
◆ お造り(ハタ・キハダ鮪)
◆ 玉取茸おかき揚げ
◆ 白甘鯛の松笠焼き
◆ シャインマスカットの白和え
◆ 活〆の金目鯛 蒸し煮
◆ えぼ鯛の赤酢〆
◆ 食事(藤枝のきぬ娘)
 ・煮えばな
 ・カマス 新銀杏 むかご
 ・用宗の生しらす 万願寺 鰹節
 ・ドウマンカニの冷たいラーメン
◆ 柿の金鍔


もう全部、腰砕けになる美味しさ♪

それでも無理矢理選ぶとしたら、この日は「さごしのお椀」と「金目鯛の蒸し煮」でしょうか。

お椀は、透明感のある吸い地からは想像できないほどに豊かな香りと風味。
鰆よりも小さなその身に、ギュッと詰まったサゴシの味わいも濃厚。
新蓮根の饅頭も素晴らしく、このお椀は何事?です。


圧倒的なオーラを放つ活〆の金目鯛は、濃厚なタレをしっかり絡めて煮付けのように。
心地良く、柔らかく押し返す弾力が、金目鯛の食感としては完全に未体験ゾーン。
なにより、美しい…
これはいかん!他の金目鯛が食べられなくなるレベルです。


藤岡さんは、「鯖の味噌煮」に見立てた極上サバしかり、「金目の煮付け」に見立てた今回もしかり、馴染みのある家庭料理を絶品の傑作に再構築するのが、本当にお得意。

いやぁ、本当に素晴らしかったなぁ…(しみじみ)


見習いの料理人の方も、奥様の接客も心地良く、お店として総合的に力強くレベルアップしていますね。

なんとも勢いを感じる「日本料理FUJI」さん。
私のFUJI愛も深まる一方です。

  • ■焼き落花生豆腐 落花生は、おおまさりという品種だそう。 なんとも香り高く、そのままでも良し、甘い味噌田楽や山葵といただいても極上。 素晴らしいオープニング♪ 「きっと今日もすごいぞ」と思わせる。

  • ■じんどう烏賊 イカまで、なんと泳がせだそう(^^) その身は柔らかく、軽く炭火で甘みを引き立てて美味。 モロヘイヤや、静岡自慢のフルーツトマトのアメーラで爽やかさも備えた一皿。

  • ■由比の鮑 決して鮑が有名な場所ではないそうですが、豊かな海藻をたくさん食べているとのこと。

  • ■蒸し鮑 前述の通りの鮑なのですが、驚くのが、身の柔らかさと旨味、肝の味わいの深さ! さらに、本当に海藻の香りがめちゃめちゃ豊か。 マイベスト鮑も更新?(^^)

  • 今回は、鰹節だけじゃなく鮪節も。

  • スリッ、スリッと心地よいリズムで削ってくれます♪

  • ■一番出汁 生み出される一番出汁は、鮮烈なインパクトを放ちつつも上品。

  • ■さごしのお椀 こんなに透明感のある吸い地からは想像できないほどに豊かな香りと風味。 鰆よりも小さなその身に、ギュッと詰まったサゴシの味わいも濃厚。 新蓮根の饅頭も素晴らしく、このお椀は何事だ?

  • ■お造り(ハタ・キハダ鮪) 年間でも揚がることはほとんどないという、定置のキハダ。幸運です(^^) 程よい弾力と優しい甘味が心地いい。 一方のハタは、王道の余韻が長い美味しさ♪

  • ■玉取茸のおかき揚げ この椎茸の保水力、凄まじいです! 大袈裟でなく、まるでスープを飲んでいるかのよう。 その瑞々しさと、カリカリ香ばしいおかきとのコントラストに悶絶ものの美味しさ。

  • 出たーー!

  • FUJIさんのシグニチャー、シラカワの松笠焼き!

  • ■白甘鯛の松笠焼き 絶妙な火入れの、この断面の美しさときたら! 惚れ惚れします♪ 鱗まわりが美味しい白甘鯛の魅力を存分に引き出し、これまた白甘鯛で引いた出汁と一緒にいただいたら、もう昇天です!

  • ■シャインマスカットの白和え 擂り立ての胡麻に、甘く爽やかなシャインマスカットを合わせて。 この鮮烈な香りを嗅いだら、主役は完全に胡麻ちゃんですね。

  • 並々ならぬオーラを纏うこちらは、活〆の金目鯛。 サスエ前田さんの熱意に動かされた漁師の方々のおかげで、普通は絶対に口にできない魚をいただけます。

  • 低温の油で火入れしたこちら、なんて魅力的な輝きを放つんでしょう! 宝石なのか?(^^)

  • ■金目鯛の蒸し煮 濃厚なタレをしっかり絡めて、煮付けのように。 心地良く押し返す弾力が、金目鯛の食感としては完全に未体験ゾーン。 なにより、美しい… これはいかん!他の金目鯛が食べられなくなる。

  • ■えぼ鯛の酢〆 このえぼ鯛も、泳がせだそう。すごいなぁ。 えぼ鯛自体は優しく控えめな美味しさ。 ほのかな甘さのある赤酢で、いい塩梅に味を整えてくれます。

  • ■きぬ娘の煮えばな 毎度このご飯は、とにかく香り高い! ずっと噛みしめたくなる味なんです。

  • ■カマス・新銀杏・むかご これまたねー。前に衝撃を受けたカマス。 ご飯に混ぜ混ぜしていただくなんて、こんな贅沢していいのだろうか。

  • ■用宗の生しらす・万願寺・鰹節 味の濃い生しらすに、鰹節で旨味の追加投与。そして万願寺で辛みのアクセント。 もう、問答無用でしょう!

  • ■ドウマンガニの冷たいラーメン もともと、その日のお魚の出汁で作っている贅沢ラーメンなのですが、さらに天城シャモの出汁をスープに加え、具材には出始めのドウマンガニ。 こんな多層な美味しさ、罪ですね。

  • 元気いっぱいのドウマンガニちゃん。

  • ■柿の金鍔 優しく締め括ります。

2023/09/23 更新

3回目

2023/05 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.9
    • | 雰囲気4.7
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク4.8
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

深まるFUJI愛

最近は、どのジャンルの飲食店も個人的なお気に入りが絞られてきているので、予約しているお店はどこもかしこも楽しみ。

そして、こちらの「日本料理FUJI」さんは、そんなお気に入りのお店たちの中でも、特に指折り数えてしまう内の一軒なんです。

こんな勝手なゲストの過度な期待に、毎度完璧に応えてくださる…
もう、すっかりご執心です♪


◆ 吉田町の玉蜀黍の摺流し
◆ 平貝 小松菜 茄子の揚げ浸し
◆ 鯖 胡瓜と大葉のソース ケールの素揚げ
◆ 引き立ての一番出汁
◆ イトヨリ鯛のお椀
◆ モチ鰹
◆ 甘鯛の松笠焼き
◆ 桃の白和え
◆ ズッキーニのおかき揚げ
◆ カマス
◆ 青柳の酢の物
◆ 煮えばなと、この日の鰯
◆ 鯵の漬けごはん
◆ 桜海老と枝豆のごはん
◆ 〆のラーメン 天城シャモ
◆ 青梅の蜜煮
◆ 本蕨餅


立ち昇る香りは、変わらずに豊か。
奏でられる調理の音も、やはり多彩♪
そうして感受性が高まった口に運ばれる料理は、いずれも染み渡る美味しさ。

何より驚くのが、どの魚種も、自分が知っているその魚の味じゃないんです!
もう、食事を超えた「体験」の世界(^^)

特にこの日も…
やっぱり、鯖、モチ鰹、甘鯛、カマス!!!

どれも、雑味をまったく出さずに、なんとクリアに魚の旨味を高めることか。
ふぅ、美味しかった。


「お食事、こちらで以上になります」の藤岡さんのお声に、期せずして湧き上がる一同の拍手(^^)

料理は芯が通っているのに、そんな、お店とゲストとの距離感もまた、日本料理FUJIさんの魅力です!


見習いの料理人さんも入れ替わり、とても素敵で新しい風が入りましたね。
これもまた、お店の成長に大切なこと。

いやぁ、お邪魔するほどに、ますます気に入ってしまいます♪

  • 吉田町の玉蜀黍の摺流し。 糖度20ですって!ちよっと、玉蜀黍の枠を飛び出した甘さ美味しさです。 これがイントロだもんなぁ。

  • 旨味をしっかりと湛えた平貝。 優しいお出汁が絶妙。

  • 早くも主役登場?な鯖。 味噌とは違う、胡瓜の仕立てもまた、鯖を爽やかにいただけて良き… 進化は止めないですね(^^)

  • 過去一かも?と思うほどの一番出汁♪ 無限にのめますよ。

  • からの、イトヨリのお椀。

  • ラッキー!!夕市のモチ鰹♪

  • 今回はとくに、背側の弾力がヤバしでした! こりゃあ、凄い鰹だ(^^)

  • 言わずと知れた、シグニチャーの甘鯛。 お出汁の上品さとふくよかさのバランスは、他の追随を許しませんね。

  • これまた美味しい桃ちゃんの白和え。

  • ズッキーニ史上最高か! 程よい塩味の効いた衣に、瑞々しいズッキーニ。 こういう合間の料理すら、まったく手抜きナシなのが、ゲストを虜にする理由のひとつ。

  • 出た!! 保水力がハンパないカマス。 まったくパサつくことなく、これぞカマスを超えたカマスです。 一般的に想像されるそれとは、まったくの別物ですよ。

  • これまた瑞々しい青柳♪ 美味しい…

  • まずは煮えばなから。清々しい香り高さがたまりません!

  • 今朝の前田さんのインスタ。

  • これの事です(^^) めっちゃ旨味が濃い〜。

  • 軽く漬けた鯵のごはん。 見たまんまのキラキラな美味しさなんです。

  • 華やか〜♪ 春はもう終わりでしょうね。次は秋。 濃厚な旨味の充実ぶりは、一口で目を見張ります!

  • 犯罪クラスの〆ラーメン(^^) この日のお魚の出汁を使ってるというだけで、贅沢の枠をはみ出しちゃうのですが、さらに天城シャモの出汁と鶏油の奥行きを加えて。

  • この青梅、途方もない手間が掛かっています。 さっぱりとお口をリセット。

  • 和菓子屋さんでも貴重になってきているという本蕨。 すべて、美味しゅうございました(^^)

  • また来ますねー!

2023/05/26 更新

2回目

2023/02 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.9
    • | 雰囲気4.7
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク4.8
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

魚からエネルギーを感じる、贅の極み★

前回も素晴らしかったのです。
この日は、時化とのお話もあったので、正直前回ほどは期待できないかなとお邪魔しました。

そうした時の巡り合わせも楽しみのひとつと思っていたのですが、藤岡さんから「前回以上かもしれませんよ」と、まさかの心躍る一言が♪


藤岡さんのお料理からは、なんたって魚のエネルギーが感じられる!

それを蓄えたまま、繊細な技でお皿の上で表現されるその技量には、ほとほと感服するばかりなのです。

えぼ鯛も、鰤も鯖も!
イメージするその魚種の味わいを超えてきて、この日も本当に素晴らしかった♪


◆ 金目鯛の蕪蒸し
◆ 活赤座海老 内子と味噌
◆ 蛤の飯蒸し 蕗の薹
◆ 焼津の本枯れ節 利尻昆布
◆ 海老芋饅頭とえぼ鯛の椀物
◆ 鰤 平目
◆ 平目のえんがわ
◆ 白甘鯛の松笠焼き
◆ あさばた蓮根のおかき揚げ
◆ 国産(藤枝)胡麻のほうれん草胡麻和え
◆ 活〆鯖 玉取茸 味噌
◆ 白ミル貝 芽キャベツ
◆ 煮えばな
◆ もち鰹の漬けごはん
◆ 鰯の煮付けごはん
◆ 本日のすべての出汁ラーメン
◆ 酒粕のムース 紅ほっぺ


さらに、忘れちゃいけないのが、この空間に醸される「香り」!

藤岡さんは、客前で調理することも多いので…

「スリッ、スリッ」という音と共に香る、本枯れ節。
その本枯れと昆布で引いた出汁が通る時の香り。
希少な国産胡麻を乾煎りした時の香ばしさ。
その胡麻を擦ると立ち昇るふくよかさ。
鯖の皮が炭火で焼かれる時の、食欲を刺激する香り…

本当に五感で楽しませてくれるのです。

もちろん、お酒もどれも好みで美味しい。
・山形正宗 稲造 生
・杉錦 生酛
・國香(こっこう)

居心地が、これまたいい。
なんとも魅力的な一軒です♪

  • 金目鯛の蕪蒸し。いきなり美味しい♪ 銀餡の優しいお出汁が、金目のふくよかな旨みをそっと支える一品。

  • ちゃんと感謝しながらいただくから。そんな目で…(^^)

  • 生きた状態で港に揚がることはほとんどないそうですが、「籠漁」で丁寧に水揚げするからこその鮮度♪ 内子や海老味噌と一緒に。甘くて旨くて幸せ。 また、この素揚げしたブロッコリーが!風味が素晴らしい。

  • これ、あかんヤツや(^^) ただでさえ美味しいのに、蕗の薹が絶妙なアクセントになって、ちょっと反則級です。

  • ふわりと、本枯れ節が香り始めます。

  • 利尻昆布を合わせた、きれいなお出汁。 お椀が待ちきれません…

  • えぼ鯛と海老芋の椀物。驚くのが、えぼ鯛。 とても繊細な身質で、ほろほろと溶けていきながら、口の中に旨みを残して消えていく… こんな上品なお魚だったっけ?

  • お造りは、鰤と朝〆の平目。 寝かせてなくても、平目は程よい弾力と旨み。 鰤は、ちょっとビックリ。こんなに透明感というかキレイな鰤は初めて!美味しい♪ 思えば、ここまでの鮮度の鰤を食べた事がないからか。

  • 旨みを湛えたえんがわは、酢の効いた蕪と一緒にさっぱりと。

  • これ、本当に大好物♪ ホクホクの澱粉質と、蓮根らしいシャキシャキ食感のバランスが好みなんですよね。 すぐに食べたくなっちゃいます。

  • この日の個体は、だいぶ立派だったそう。

  • 「日本料理FUJI」のシグネチャー、白甘鯛の松笠焼き。 絶妙に火入れした上品で繊細な身質、鱗の食感のアクセント。 その白甘鯛で取った出汁を纏っていただく、なんとも贅沢な逸品です。

  • 希少な国産、藤枝の胡麻と、甘さが充実した富士宮のほうれん草。 炒ったり擦ったりする過程で変わっていく香りから楽しい♪

  • この肉厚な鯖ちゃんが、これからもの凄い料理へと進化するのです!

  • 最近は、白甘鯛をも脅かす存在という鯖(^^) 血合いが臭みに変わる前に、美味しさとして味わえます! 炙った皮目で香りを立たせて、その身は半生。 引き立てる白味噌のソースで、衝撃の「さば味噌」完成♪

  • 最後は、白ミル貝と芽キャベツでさっぱり。

  • 煮えばな♪

  • 夕獲れではないけど、鰹ちゃんにこの日も出会えました。

  • 漬けごはん♪ 踊るような弾力はないものの、その豊かな味わいは健在。 美味しい〜。 鰯を追って、駿河湾にもカツオが入って来始めているそう。

  • こちらが、その追われている方の鰯ちゃん。 鯖もそうでしたが、輝きが眩しいほど! こちらは優しい塩梅の煮付けで。玉ねぎごはんがこれまた絶妙で、なんとも贅〜沢な〆ごはんです。 最高!!

  • この日の魚たちで取った出汁で作るラーメン! 白甘鯛とかも入ってるのかな?そんなラーメンあります? (たしか)鯛油をスッと回して、香りも豊かに。 満腹なのに、おかわりがほしい…♫

  • 酒粕のムース。苺の爽やかさがぴったりです。

  • 山形正宗 稲造の生

  • 杉錦 生酛

  • 國香 お酒も全部好みでした!

2023/02/11 更新

1回目

2022/10 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.8
    • | 雰囲気4.5
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク4.8
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

その土地でしか巡り会えない至福がある。衝撃の活カマス!

以前に、鎌倉で行われたイベントで藤岡さんの料理の一端は味わいましたが、その本領は未体験だったので、この度は念願の初訪問です♪

この日、仕入れが最高に素晴らしかったとのことで、とてもとても幸運でした!
それだけでなく、夜営業の直前まで焼津に行って、さらに素晴らしい食材を求めに行ってくださる藤岡さんの心意気にも感謝です♪


ただただ素晴らしかった!感動です!
初訪問での5点満点は、自分史上初めてです。

■ おおまさり(落花生)の葛寄せ
■ ドウマン蟹の炒り煮
■ 伊勢海老
■ 挽き立て一番出汁 五年熟成の昆布と
■ 海老芋の真薯 めばる
■ もち旨鰹
■ 黒むつ
■ シラカワ松笠焼き
■ 柿と胡麻の白和え
■ あさばた蓮根
■ 活カマス 玉取茸(椎茸)
■ 活〆の鯵
■ きぬむすめ新米
■ 生しらすと新生姜 ごはん
■ 大蒜の芽と鱧のそぼろ御飯
■ 蛤のラーメン

どれもこれもエース級の美味しさ。

なのですが、衝撃といえるほどの秀逸は、活カマス。
魚種の概念を圧倒的に壊すほどの瑞々しさと旨さと弾力。
もち旨鰹がすっかり定着した当地域ですが、こちらは「もち旨カマス」と言ってもいいぐらい!!

はぁ、また巡り会える日は来るのだろうか…


お酒も、お料理に合わせた温度の配慮もあって、な〜んとも気分良くいただけました。


実はこの日は、同席の他のゲストにやたらと声の大きい残念な方がいらして(居酒屋じゃないんだから。貸切でやってくれ)、正直「外したか」と思っていたのですが、あまりにも素晴らしい食材とお料理で、あまり?気にならなくなりました。

恐るべし料理のチカラ(笑)。

そして、救いになったのは、前述のイベントにも参加されていたという、お隣になった素敵な方々。
お陰様で気が紛れました♪ありがとうございました!


幸い私の住まいからは、都内に行くのもこちらへ伺うのも、そんなにアクセスは変わりません。

これからは、美味しい日本料理が恋しくなったら、真っ先に西を向いてしまいそうです♪

その土地でしか味わえない至福が、ここにはあります。

  • 落花生の葛寄せ。 ふくよかな落花生の味わいと優しい蜂蜜のサポート。花穂紫蘇のアクセントで絶妙なバランスの先付。

  • ノコギリガザミ。浜名湖産のみドウマン蟹と呼ぶそう。

  • ちょっと御飯や銀杏と、蟹の旨味で奥深い一皿に。

  • それはそれは立派な伊勢海老ちゃん。 まだまだ活きが良くて、ギィギィいってました(^^)

  • ほぐしたばかりの時は、まるで雲丹のような味噌を施してシンプルに。 少しだけ炙って旨味マシマシにするだけでなく、食感のグラデーションも見事! 噛むほどに染み出す旨味、たまらぬ。

  • 驚いたことに、本枯節も焼津のものとのこと。 職人が付きっきりの「手火山造り」という、こだわりの小規模生産者さんだそうで、稀少な美味しさに触れられます♪

  • すりっ、すりっ、と心地良い音と同時に、ふわっと柔らかい香りが立ちます。

  • 五年熟成の昆布と合わせたその一番出汁。 幸せのお味がします。

  • それを見事なお椀に。 その印象とは遠く、メバルも上品に仕立てていただきます。

  • この日、静岡でも一本しか揚がっていないという4kgクラスの鰹。 硬直が起きる前の弾力をしっかり残していることが、うかがえます。

  • 腹側は少し炙って。 やっぱり、この弾力と旨味は唯一無二! お金では買えない、その土地だけの贅沢までが凝縮されているよう。

  • 脂乗りのいい黒ムツちゃん。 個人的には、もう少し弱くても好み。

  • じゃーん!出ました、シラカワ(歓喜)!

  • やっぱり松笠ですよねー。

  • その繊細な身質が滑らかなこと!なんて美人なお魚でしょう。

  • 柿の白和え。擦り立ての国産胡麻の香りと一緒に。

  • ほっくりとした食感とデンプン質が美味しい、あさばた蓮根。甘くて美味しい。

  • この活カマスが!!

  • 魚種の概念を圧倒的に壊すほどの瑞々しさと旨さと弾力。 もち旨鰹がすっかり定着した当地域ですが、こちらは「もち旨カマス」と言ってもいいぐらい!! 保水力が半端ないのです。

  • 活〆の鯵は、お酢でさっぱりと。 後半にいいバランス。

  • きぬむすめの煮えばな。先の極上本枯節と。 ごちそうでしょ。

  • 用宗の(教えていただいた)生しらすで♪ 新生姜も程よく効いて、猛烈に美味しい!

  • そして、もうお終いかな。鱧をそぼろで。 これまた、さらにおかわりしたい美味しさ(^^)

  • 蛤で和テイストの最高〆ラーメン。 もちろん、丼かかえて完飲です!

  • 最後まで手抜きなし!本蕨の練り立て蕨餅。 わらびの香り高さ、香ばしいきな粉にほんのりの塩味。 素敵です。

  • お酒も全部美味しい! こちらは、特に伊勢海老の甘さにと、合わせていただきました!

  • この初亀、超好みー。純米吟醸なのに、透明感と上品さが際立っています。

  • こちらは、ごはんに合わせてほんのり温度を上げて。 柔らかさが出るので、まさにごはんにピッタリ♪

  • ふじさん♪

2022/10/21 更新

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