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秋鹿が料理に合う 以前訪れたた時、うかつにもこれ程人気店とは知らず予約なしだった為入店出来なかった。 今回知恩院の法然上人開宗八百五十年法要に参詣することになり、前泊するに際して3か月前の予約で席を予約できた。 当日18時30分に訪れると、既に我々2人以外の席は満席だった。店に入る際以前の老生同様予約なしで訪れた人が断られていた。 室内はカウンター席とテーブル席。 老生は割烹スタイルで目前で調理を見るのが好き。当日はカウンター席の一番奥だったので横からだったが、キム兄に似たオーナーシェフがいろいろ調理されるのが見られて楽しかった。 カウンターの内は3人のシェフとオーダーを差配する女性。配膳は2人の女性がテキパキとして動きまわっている。 我々の一番奥の席は目の前にオーダーを差配する女性がいるので、いろいろと料理、酒について相談出来良かった。 当日コース料理でもと思っていたところ、事前に予約が必要とのことでアラカルトになった。 メニューにはこれでもかというほど、お勧めメニューが記載されて初めての客には戸惑う。 先ずはのどが渇いていたのでビール。カラカラの喉に冷たいビールがしみて美味い。お通しの新キャベツのコールスローが合う。 1.さて前菜は何にしようかと思ってメニューを見ると筍の文字。この時期京都は筍が旬。螢イカと組み合わせて最高。螢イカは近年不漁続きだったが今年は豊漁と最近ニュースが伝えていた。プリンとまるまるした螢イカは酢味噌、木の芽と合わせて本当に美味しい。筍も朝取れでエグ味もなく本当に柔らかく美味しい。 この時期京の筍を堪能しようともう一皿追加しようとしたら、カウンターのお姉さんに刺身の筍を勧められて注文。皿一杯にリンゴをスライスしたかと思う生の筍。オリーブ油と木の芽と若干の塩だけだが筍のシャキシャキした旬の味が堪能できた。 2.次に自家製のロースハムと京野菜のサラダ この店のアラカルト1皿は老人には量が多いので、全て家内とシェア。厚切りのロースハムは美味しいかったが、それ以上に日本酒の秋鹿が赤カブの甘さを引き出して感激した。秋鹿は以前に飲んだことがあるが、その時は料理が日本食のせいかさほど美味いと感じなかった。この酒はむしろ洋食に合うように思う。以後の料理にもピッタリだった。 3.次に肉料理を探したら、好物のパテドカンパーニュが目につき注文。大きく厚いパテが出てきた。マスタードを付けて、秋鹿で胃に送り込む。 美味い!つい料理に夢中になってこの皿の写真を撮り忘れた。(◞‸◟) この時点で秋鹿の売れ行きが良いので売り切れ。 カウンターのお姉さんから熊本の崇薫を勧められオーダー。熊本だけにこの日は無かったが、馬刺しに最高の取り合せとのこと。純米吟醸辛口とのことだが甘さもあり、秋鹿同様肉に合い美味しい。 4.最後にやはりこの店の看板メニューのハンバーグを注文。二人なので少し多めにと勧められ180g。濃厚なデミグラスソースに肉肉しいハンバーグ流石に美味しい。 未だ他のお客さんが注文していたオムライス、海老フライ、ステーキ等食べたかったが、一皿の料理が多いので老人はここでオーダーストップしてデザート。 5.クレムブリュレとエスプレッソのダブル。 クレムブリュレは当然美味しかったが、老生的にはエスプレッソのダブルがたっぷりだった事が嬉しかった。 エスプレッソは美味しいけれど量が少ないのでいつもダブルを頼むが、ダブルなのに余り量が変わらない店がある。おがたは、しっかりダブルサイズのカップで美味しかった。 以上おがたは期待以上で、また上洛したら今回食べられなかった料理を楽しみたいと思った。
2024/04訪問
1回
俵屋の不思議を感じた