Yuchiuさんのマイ★ベストレストラン 2010

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マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

マイ★ベストレストラン

1位

1回

  • 夜の点数: 3.5

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 2.5
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥20,000~¥29,999 ¥20,000~¥29,999

2010/11訪問 2010/11/20

★★★星…みっつーぅ!

2010.11.16

ミシェルブラス氏の来日のフェアに合わせてランチに行ってきました。

たまたまエレベーターの中でセバスチャン・ブラス氏と一緒になりました。
背中にミシェルブラスのマーク入りのパーカーを着ていました。
後でフロントの方に聞くとライオール本店でしか手に入らない物らしく、
こちらに居るスタッフさんで欲しい方は本店に行ったときに自分で注文して買うらしいです。


前回は真っ暗で外の景色は堪能出来ませんでしたが今回はランチなので
ロケーションを体験できる事と
ミシェルブラス氏のお料理のデモンストレーションが見れるとの事で非常に楽しみにしていました。


連日、悪天候が続いていましたがこの日は晴れていて最高な景色でした。

また途中から雲が覆って来たのですが、湖の半分が雪が降って、半分が晴れと言う
神秘的な風景も見れました。
写真に写して見ましたがイマイチ分かりにくく残念・・。


今回は2回目と言う事もあると思いますが前回の事などと比べてみたり色々と
楽しめ最高のランチになりました。

前回のディナーもとても良い物でしたが、今回のランチはやはりロケーションとブラス氏来日による
張り詰めた緊張感と活気、雰囲気もそうだし、お料理の内容、本店の素敵なソムリエさんが
お料理を置いて下さったり、ブラス氏が挨拶に来て下さったりで、とても嬉しく
来て本当に良かったと思える満足感がありました。

今回はデモンストレーションも見れたので、ガルグイユーと名前を付けた理由等も聞けましたし、
その作り方、心情等など色んな事を感じられ、楽しい貴重な記憶に残る時間を過ごせました。

セバスチャン・ブラス氏によるクーランのデモンストレーションも見ごたえありました。

デモンストレーションの会場には
現在のシェフさんと、前回とても美味しくてびっくりしたデセールを作ったパテシェのエミリー氏も
観覧側ではありましたが参加していまして、間近でお話を少しですが聞けて個人的に嬉しかったです。
とても可愛い方でした。


●↓お料理のこと長々と書いてます↓●

お酒は飲まなかったのでオリジナルジュース(モモと葡萄のミックス)を頼みました。

前回も話をしていて大変楽しかったソムリエさんにジュースにほんのりいい香りがしたので
何が入っているのかと聞いた所、分離しないためにハーブのオイルを入れているとおっしゃっていました。
(ハーブの名前忘れました涙。)
こちらが1聞けば10は情報がかえって来るので本当に楽しく感心していました。

コース↓

はじめはミシェルブラススタイルの卵から始まり、スプーン3種と続き。。。


・秋と冬の周りから

 若野菜で仕上げたガルグイユー‘‘クラシック’’;
 葉野菜、根野菜、キノコ&果物。

→とても美しい盛り。シンプルな塩気の濃い味ですが野菜の旨味が引き立って
 美味しかった。本当に見た目が素晴らしく芸術品でした。


・大地と海より;
 
 さっと火を通した北海道アワビ、
 泡立てた焦がしバター風味の貝のブイヨン、
 アンディーブのポワレ&ベトネムコリアンダーの香り。

→このアワビは塩加減も最高でしたが、多分火は通っていると思うのですが
 取りたての生のアワビのようにコリコリとした食感で
 どういう調理方法なのかと思いながら食べました。美味しい物でした。


・パンとクルミのキャラメリゼの上に;

 キンメダイのミ・キュイ、
 菊イモ&金時草、ケフィール、セージ&パンペルネル。

→金目鯛が本当に生か位のレア状態で出てきました。
 香草の香りも豊で、お刺身やカルパッチョとが全然違う
 初めて口にする様な味と物でした。
 違うか知れませんが、日本向けと言うよりは本場の感じなんだろうなと思いました。


・ジビエで、
 
 骨付きでローストした山ウズラ<<ttes rouges>>、
 ねずの実、オレンジ、黒コショウのエビス.....
 キャベツの葉と茎、そのジュ。

→ノルウェーから空輸したと言う鴨のジビエ凄く引き締まったお肉で
 弾力があり硬く、切れ味の良いナイフでも力が要る物でした。
 野生の味と言いますか、臭みを生かした調理法。
 ジビエ経験はそこまでないですが、堪能できる品でした。
 ちなみに下のショップで売っているスパイス№02を使っているとの事でした。


・私どもで厳選した、 
 食べ頃に熟成されたフランス産チーズと北海道産のチーズ。

→今回もライオールのチーズと他は北海道のチーズ笹雪、シャンパーニュのチーズ
  りんごのソースで頂きました。
  ワインがあればもっと最高そうでした。


・81年オリジナルクーランの解釈をもとに;

 ニンジンの流れるチョコレートの温かいビスキュイ‘クーラン’R;
 プラリネのアイスクリーム。

→ビスキュイにスプーンを入れるとこれでもかと言う位のソースが溢れ出て来て
 大きなお皿に流れで出くる様は楽しくテンションが上がりましたし、食べると
 温かくアイスと混ざり美味しかった。 


・枯葉の季節;

 バナナ、栗...全ての質感を組み合わせて。
 
→やはり美しく可愛い盛りでした。
 見ているだけでも幸せになれます。


ミシェルブラス氏も言っていましたが本当にお料理は芸術品なのだなぁと
美しさ、味に改めてお料理の素晴らしさ、ミシェルブラスは素晴らしいお店だと言う事を
実感出来た私にとってまた新しい貴重な経験が出来た1日になりました。


※余談ですがバターが非常に美味しかったので買えるのか聞いてみたところ、
 バターは道産の有塩バターらしいのですが、ミシェルブラス氏がバターに合わせて
 美味しくなるようにパンのレシピを作っているので、
 バターが美味しいと言うよりは、パンと両方合わさって美味しいのではないかと
 言っていました。
 とても勉強になりました。
 

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2010.10.16
初訪問。
ディナーで行きました。
事前にホームページを拝見しましたら、とても若いシェフさんで驚き、どんなお料理が出るのか楽しみにしていました。

窓からのロケーションが素晴らしいと聞いていたのでランチを熱望していたのですが、
都合が付かずディナーになってしまいました。

店内入ると広々とした高級感のある廊下の端には水が引かれ
白樺の木の切れた物が均一に何本か刺してあり、北海道らしい演出になっていました。

席はほぼ満卓。
不況の風は見当たりません。
テーブルにはハロウィンが近いと言う事で可愛い本物の色んな色、形をしたミニ南瓜のオブジェが席それぞれに置かれて有りました。
広々とした長方形の店内は田舎と高級感の融合と言いますか。
とても居心地が良く田舎独特な安心感と言うか空気感が有りました。

お昼なら窓際に座り風景を楽しみながらランチをしたかったですが、
夜はほぼ真っ暗で、花火が私の角度からは見えなかったですが、一緒の方は少しだけ見えたみたいでした。
花火も見下ろす感じだったのでは無いかと思います。遠くの方の席のおじ様は窓際まで行き花火を覗いていらっしゃいました。

グラスシャンパンやワインのお値段にちょっと驚きましたよ。
グラスワインも3000円代〜でした。
良い物なのでしょうが高いです。
(と言う私みたいな感覚の人は余り食べに来ない所なのかも知れませんので1意見として。)


ナイフのメッセージ。
ナイフを初めから最後まで一緒の物を使うと言うミシェルブラススタイルの説明が有りました。
初めは前の料理のソースが残り、
少し抵抗もありましたが、前菜、メイン、チーズまで約2時間半を共に過ごした1本のナイフに愛着が湧き
最後にはナイフとのお別れが淋しく感じました。

初めのアミューズに一緒に出された紙には
ミシェルブラス氏のお料理に対する子供の頃の思い出の気持ちがつづられた文章が詩のようになって書かれていました。
ナイフもそうでしたし、コースMenuにもアンリ・プラさんと言う方の詩の一部が載せて有ったりで、
ミシェルブラスの世界観をかもし出す演出色が強いお店の印象を受けました。
こういう演出は私は結構楽しめました。

お料理は
食べ進めて実感出来る位に段々しょっぱくなって行き、ワインを飲む人に合わせ計算されたお料理になっているのだと感じましたが、
ワインと一緒に食べない人にはメインはかなりしょっぱく感じると思います。
(しかし多分今年ワースト1になるであろう塩辛かったお店、オステリアバローレさんよりは半分位の塩気なので大丈夫)

塩気が強い物は私的には繊細さに欠け、芸が足りない気がして余り好ましくないですが、
見栄えや、盛り付け、調理法やソースなどとても美しく丁寧なので全然そうは感じなかったです。

個人的にはアミューズ2品目の3種類の味が楽しめるスプーンに乗った物と
ホタテと林檎のやつが1番美味しかったです。

デザートは今年No.1。
かなり美味しかったので多分これ以上の抜く物には今年中には出会えないと思います。

レビュアー様達のレビューを拝見しますと接客、味と質が落ちたと言う意見や、
色々うなずける参考になる意見が沢山有りましたが、以前を知らない私は接客、ギャルソンの数、お料理の出し方、説明、お料理の質と悪い印象は有りませんでした。

東京などの三ツ星経験が無い為、比べる対象が少ないですので評価に苦しむ所です。

帰りにはお土産に焼き菓子頂きました。
今まで食べに行ったフレンチの中では多分1番お値段が高い所だったので、
もう1歩前にと言うか、新しい感激と言うか、そういう物を期待していましたがそこまでには至りませんでした。
ただそれなりの満足感はありました。
しかし北海道No.1、東京の方が来ても十分満足出来る様なお店に是非なって欲しいと勝手ながら思いました。

またシェフさんが変わってからにでも、お昼のロケーションを経験しに再来したいなと思いながらレビューしています。

そうそう毎年だとは思いますが、今年も11月はミシェルブラス氏と今回は吉兆さんとのコラボもあるみたいなので
高いコース内容ですがそのスペシャルコースに行くのも楽しめそうだなと思いながら渡されたパンフレットを見ながら思っていました。


〇お料理の明細↓〇

渡されたMenuより前にアミューズが2品出ました。


坊ちゃんカボチャを使い;
クリーム状にしたバターナッツ、赤南瓜とジロール茸、
ピスタチオのかけら&かぼちゃの種、パンのクルート、


帆立が水揚げされる時季;
北海道産秋サケの身、
ラディッシュ、ルッコラ、ビーツ&ヴァニラ....


落花生と;
比内地鶏の胸肉、
ヤマクラゲ&シコレブロンド、


私どもで厳選した、
食べ頃熟成されたフランス産チーズと北海道産のチーズ、


歯ざわりの組み合わせ;
北海道産洋梨'パートレット'トンカ豆とほろ苦いショコラをあわせて.

小菓子、牛乳のリキュール....

〇〇〇余談〇〇〇
今Menu書いていたら、ミヤビさんに書き方と非常に似ていました。
2件とも余り間隔置かないで行きましたので非常に面白い経験出来ました。

デザートのトンカ豆とチョコレート絶品で本当にびっくりしました!

  • この前撮れなかった入り口
  • (説明なし)
  • これも今回撮れました廊下の白樺

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2位

豊平館 宴会部 (中島公園通、中島公園、山鼻9条 / フレンチ、日本料理、カフェ)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク 2.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 -

2010/10訪問 2012/01/11

豊平館ディナー

2010.10.10
初来店。

予約当日、結婚式が入っているとの事で普段のお部屋が入れないとの事。
ちょっと広めな10人様用のお部屋をご用意頂きました。
和洋折衷コース15000円のコース。

一、前菜
鳥賊紅葉和え 日高産粒貝の湯葉和え 焼栗 南瓜紅葉 合鴨炙り焼き

一、御造り
松前産本鮪 苫小牧産北寄貝 日高産粒貝 牡丹海老 妻一式

一、鱈場蟹と野付産帆立貝のムニエル・ブールブランソース

一、余市産カスベのポアレ 2色ソース

一、十勝牛フェレ肉の網焼き 赤ワインソース

一、温物
鯛けんちん巻き 天いくら

一、酢の物
虎杖浜産毛蟹 敷き野菜 黄味酸

一、御飯
生寿司 (松前産本鮪
寒八 枝幸産帆立貝)

一、御吸い物
玉子豆富 甘海老 結び三つ葉 口柚子

一、デザート

一、コーヒー

和洋折衷コースでしたが予想、期待共に想像以上に美味くとても幸せな時間を過ごせました。
得にフレンチに期待していましたが、和食もとても美味しくてレベルの高さに驚きました。

お料理の品数、量がとにかく凄くてお腹いっぱいで、
最後のお寿司は食べられない位でしたが、頑張って食べてみたら
お寿司もネタの鮮度、厚さ、シャリも大きめで固めの握り懐石風寿司と言った感じ。米の味もなかなか美味しかったです。
お腹いっぱいでしたが3カン共食べられました。


お部屋は広々とし、天井が高く上のシャンデリアは豪華とは言えませんが、当時のままだったかの様な作りで歴史を感じました。
今は使われていない暖炉が有りましたが、使っていた当時はこの暖炉で、この広々とした天井の高いお部屋がどれ位暖まったのだろうかと想像してみたりした。
重要文化財の中でのお食事と黒服さんが結構様子を伺いながら常に付いている感じだったのでちょっと初体験な不思議な異空間でした。

〇お料理のちょっと詳しい事↓

お料理の品数が多く
見た目、香り、ボリュームと本当に始めから最後のデザートまで美味しくて期待以上の美味しさ、幸福な気分になり満足出来ました。
お酒は種類が少ないです。始めにサービスで電話対応して下さった黒服さんからスプマンテを頂きました。
後にグラスワインを頂きましたが少し甘いタイプの物で飲みやすく、北海道のワインでした。
豊平館の雰囲気には合っていて好きでした。

和食の方はお刺身の鮮度、海老の甘み具合も良い感じでした。
鯛のけんちん巻きの味、触感、あんの具合、絶品でした。

フレンチの方は帆立貝と蟹、カスベ、お肉と
お料理3品共にそれぞれソースが素晴らしく美味しかった。
3品共それぞれに感じましたがここまでソースが美味しいと感じたのは初めて。
フレンチの美味しさに感動していました。

私如きが味の細かい事を言うなどは失礼に感じる位最高に美味しかったです。

これがクラシカルフレンチなんですね。
ちょっと別格。
味のレベルの高さを非常に感じました。

札幌の歴史ある最高峰の晩餐ここにあり。

和食、フレンチ共に美味しさ、素晴らしさを体感させて頂きました。

もう少し他店の
ビストロからグランメゾンまでフレンチを食べ歩き、舌と感性を鍛えてから、また改めて味わいに行きたいと思うお料理でした。

古くからある基本形なフレンチの美味しさ素晴らしさに改めて触発された日でした。
とても素晴らしい内館、器、お料理でした。

今回は和洋折衷でしたが、フレンチのみのコースも15000円から用意して頂けるみたいなので
次回は歴史あるフレンチのフルコースを是非堪能してみたいと熱望してます。
和食も昔ながらの味つけ、盛り付け、味と言いますか、非常にクラシカルで高級感があり美味しかったので和洋折衷もオススメです。

またランチもお安くやっているみたいなのでうかがいたいと思います。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • 和食

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3位

姫沙羅 (すすきの(市営)、豊水すすきの、すすきの(市電) / 寿司、日本料理)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 -

2010/10訪問 2012/01/11

大人のエンターテイメント。

600記念レビューと言う事でとても主観的レビューですが。。。

ずっと行きたいお店で1年越しでやっと行く事が出来ました。

至福な気持ちを期待以上に味わえたと言いますか
遥かに超えてきたと言う方が適切かも知れません。



つまみ
お酒


全てが計算され、厳選された品を丁寧に熟睡させ手を加え最高の状態で提供してくれ
酒のあてから入るおつまみやお刺身は
美しくダイレクトに美味い!と感じる熟成の味。
1口1口少しずつゆっくりとゆっくりと味わいたい品々。

色んな種類を食べて欲しいと小さく握られた寿司はネタとシャリの融合。
噛み締める度にシャリの旨さが追いかけて来る。

和の素晴らしさお寿司の美味しさ深さ楽しみ方。

普通にお寿司を食べに来たと言うよりは、姫紗羅流の鮨懐石。

ネタ、美しく赤酢に染まったシャリ、大きさ、温度、酒とのマリアージュ全て研究しつくされ計算された味。

オープン過ぎるほどのカウンターは
直ぐ目の前で手捌きが見れ、まさに芸術を食べに来ているみたいでした。

ちょっと今のところ私は味わった事が無い感じの和の贅沢でした。

コースの内容が楽し過ぎて時間がたつのが非常に早く感じました。

姫紗羅さんはちょっと『姫紗羅』と言う1つのジャンルだと私は思ったのですがいかがでしょう。

味、調理法に対する最上級な独自のこだわり。

器、酒、素材、出し方、見せ方、食べさせ方。

そしてなんと言っても
私達を楽しませてくれる気持ちが伝わりとても嬉しかったです。

天才と言うよりは秀才。

この職人様が放つオーラ。
とにかくワクワクしてテンションが上がる。
旨い旨いと何度も連呼してしまう。

私好みと言いますか。
味はもちろんですが、ようは人間性が好きなんでしょうね。

一気にファンになりました。

造り手、食べ手とばっちり合ったと言いますか。
(私が勝手に合ったと感じただけですので、お許しを)

とにかくここは凄いです。ちょっと別格。
別物ですね。

私が言うのはおこがましい話ですが
まだまだこんなもんじゃないと。もっともっと。
食に対する追求心が伝わってくる様に思いました。

次に行く時も、本日以上、
もっと感動させてくれるのではないかと期待してしまいます。


ここはちょっと日記の様な主観の入り過ぎた文面になりますが
2011年札幌美食に載っていた事と600レビュー目と言う事で投稿してみます。

私的には五感全てが楽しめる素晴らしいお店でした。


今度またじっくりと堪能し、向き合いたいので

お金に余裕が有れば1人でも行きたいなと思うお店でもあります。

お値段だけ見れば高いですが、期待以上のお店でした。

いい経験させて頂きありがとうございました。

本当に楽しいお店でした。

  • 名前入りのビールグラス
  • 上から見ると虹色に見えるグラス

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4位

プルミエ クリュ (豊水すすきの、すすきの(市営)、すすきの(市電) / フレンチ、ワインバー、ビストロ)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 -

2010/12訪問 2012/01/11

ゴージャスな気分になれる素敵空間。お料理も美味しいよ!

2010.12.24

再来店。
クリスマスのディナーは混んでいてお値段も高いのにクオリティーがいつもより落ちるというイメージが有りますので、
前回のディナーはとても良かったですが、今回はどうなのでしょう?なんて期待と不安の入り混じる思いの中行ってきました。

■まず好感が持てたのはコースの金額設定。8400円のフルコースでグラスシャンパン付きと言う破格な設定。
他店のフレンチでノエルコースだと悠々の1万越えをする中、シャンパンまで付いてこの値段は嬉しいです。

■18時〜と21時〜の2部制。上の個室は使用不可能。9階のみのクリスマス使用になっていました。

2部目に行ってきましたが、席は満席でした。

今回初めてホールの席に座りましたが窓際奥の席に座れて景色も堪能出来て良かった。
他の席との間隔も広く奥の席とはガラスの仕切りなんかもあり、周りの声など気にならず、雰囲気も良いので、ゆっくりリラックスしてお食事をする事が出来ました。

■混んでいたので、お料理の出てくる時間は少し長めでしたが、「お待たせしてすみません」などのソムリエさんの気遣いや、接客の印象が良く、前回は体質改善明けでお酒を飲みませんでしたが、今回は飲めたのでゆっくりお食事が出来、ペースは気にならなかった。

■忙しい中、ワインの説明も丁寧にして頂けました。白、赤1本づつ飲みましたが、好きな感じの物を言うとメニューにない物も3種類程見繕って持って来て頂いて説明してもらい選びました。

●メオ・カミュゼ/オート・コート・ド・ニュイ/クロ・サン・フィリベール・ブラン2006。。。。
輝きのある薄い黄色。蜜、カラメルの香り、樽香。洋梨、旨味、酸味、渋味、コク、厚みのある味。バランスが良く、長く続く余韻。
ムルソーを思わせる様なとても美味しいワインでまた飲みたいと思えるワインした。
ソムリエさんの説明の略ですが、作り手のメオ・カミュゼはアンリ・ジャイエの弟子さんとの事でした。

2本目のワインも選ばせていただきました。
●ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ・ルージュ[1999]ジュリエット・シュニュ。。。。これも美味しい赤。
比較的安価でありながら値段以上に美味しい物で、ひらく前は土の香り、ブルゴーニュらしい香りで、酸味が無く角が取れた旨味。


お料理の内容、質もノエルメニューでお値段設定が安かったにしては満足の行く内容。
前回程の感激は無くても、お料理の丁寧さを感じられ、盛りも綺麗でしたし、雑さは感じ無く美味しいお料理で安心して食べ進められました。特に印象に残った物は↓

◆昆布森産牡蠣と蕪の温製フラン セップ茸のエミュルジョン。。。泡が乗ったスープでしたがこれも茸の香りが豊に広がり美味しい物でした。
◆メインの牛も柔らかくジューシー。トリュフの香りが鼻に抜けソースと良く合い美味しい物でした。

※余談ですがオーパスワンもグラス3000円で出してくれるとの事でした。
グラスはリーデル、カトラリーが何か分からなかったので聞くと特注の品との事でした。

少し評価を下げようとも思いましたがクリスマスディナーと言う事で、お料理の面で色々仕方の無い部分もあるのかな?と思い評価はそのまま次回まで持ち越す事にします。

今回のディナーもクリスマスディナーとして見るとPC等良かったのですが、前回の美味しい味の印象が強かった分、また普段の時にゆっくり味わいに行きたいと思うお店です。


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2010.09.08

雑誌で見ていて気になっていたお店でしたが、凄く高いのかなと思って敬遠していました。
食べログで最近見つけたら高評価。

しかも思っていたよりも値段が高くなさそうだったので、思い切って今日行ってきました。

他のレビュアーさんの言っていた通り店内はゴージャスでバブルな感じ。
でも緊張感は全く無く、落ち着けて癒されました。

何よりもサービスが良く、店員さんが皆柔らかな面持ちで対応してくれ、
店内の雰囲気とピッタリ合っていて素敵でした。

普通の席が9階で、個室が10階。

電話予約時に席を聞かれましたが初めて行くので雰囲気が分からなく迷っていたら、
お店に来てからでも選べるとの事だったので行ってから選びました。
結局、個室が思っていたよりも広くてのんびり出来そうで素敵だったので個室にしました。


お料理もその日にMenuを見てから決める事にしてあったんですが、コースを頼んでみました。


お料理も全て美味しかった。契約農家さんから野菜は仕入れているみたいで、
野菜は新鮮で調理の仕方も味付けも本当に美味しかった。

私の勝手な印象だと、ああいったススキノにある豪華な作りのお店はお料理がイマイチだったりするのが常なんですが、
クリュさんは全然そんな事は無く全て本当に美味しかったです。

ちょっと名前は覚えてないですが、食べたものをざっと書きます。

●枝豆の洋風茶碗蒸しの様なもの。。。
上に豚のカリカリなベーコンが乗っていました。茶碗蒸しが濃厚で滑らかで素材の味も感じ美味しい。


●冷静コーンスープにヘーゼルナッツが細かく掛かったもの。。。
コーンスープは多分ですがペーストして味を整え滑らかにした物と更にコーンを細かく切った物を入れていて、コーンの歯ごたえと濃厚さが楽しめて、ヘーゼルナッツの薫りにマッチしていて凄く美味しかった。


●トマトの中に雑穀が入った物。。。
湯剥きしたトマトの中に雑穀が詰まっていて横に甘海老が添えて有りました。
トマトの甘味と酸味が凄くフレッシュで美味しくて雑穀と一緒に食べると美味でした。


●白身魚をペーストした物を春巻きの皮で巻き。。。
オリエンタルソースで一緒に食べました。これも歯ごたえ味共に美味しい!


●メインの前に口直しでグレープフルーツのシャーベット。。。
この口直しも高級フレンチに来ている感じで嬉しかった。

●一緒の方が牛ヒレ、私は鶏肉にしました。。。
外はカリカリ中は柔らかく味付けはシンプルですがしっかりしていて美味しかった。添えてある人参と人参のピューレ、カボチャも絶品でした。

●デザートはコーンを使ったプリンの様な物でちゃんと名前も有りましたが忘れてしまいました。。。
サッパリしたクレームブリュレの様な甘さとコーンの味がして触感は滑らかで凄く美味しかった。

●ティーとお茶菓子まで付いて来ました。


お料理はもちろん器もオシャレな物や可愛らしい物もあり楽しめました。

お食事を持ってきてくれるペースも良かったし、
お料理はソムリエさんが持って来て下さるのですが、
凄く感じがよく素敵な方でお料理の説明も分かりやすく、対応が素晴らしかったです。
お料理も最初から最後まで本当に美味しくてビックリしました。


ここのお料理は味はしっかり付いているけど、上手に香草などを使ったりしてまろやかで優しく、
なんと言っても素材の味が凄い活かされていて本当に美味しかったです。

この場所でお店の豪華な作りで、なおかつコースの良心的な値段から、
あんなに素敵なサービスと美味しいお料理が食べれて大満足です。

本当はもう1件行こうかと思っていましたが、お腹も心も大満足で解散して帰って来ました。
本当に美味しかった。
凄く良い所を発見出来て嬉しいです。
凄く良かったので、また来月行く事を一緒に行った方と約束して帰って来ました。

お料理のコースの内容はなんと週1で変わるらしいです!
凄いですね!これは飽きなくて良いですね。

素敵なお店にまた出会えて幸せな日でした。

  • テーブルの上に置かれた花
  • フランス・ヴァンテ産鴨フォアグラのムース小さなコーンカップにのせて
  • 1本目メオ・カミュゼ/オート・コート・ド・ニュイ/クロ・サン・フィリベール・ブラン2006 1万円

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5位

Maison de h-l'E´ridan (円山公園、西28丁目 / フレンチ)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥20,000~¥29,999 -

2010/11訪問 2012/01/11

ここは良いお店です!!

2010.11.09

ランチ、ディナーの二部制。
1日1組限定のフレンチのお店。

本日4名でディナーに行って来ました。

期待を遥かに超えるお店でした。

清潔で綺麗なオープンキッチンはお洒落な作りであり
食べながら調理の様子が全て見れるのがうれしい。

実は2年前くらいの雑誌には載っていてずっと気になっていたお店でしたが、
それ以来、雑誌には一切載せていないとの事でした。

店主さんはここのお店をオープンさせる以前は
ウィンザーホテル全体の総料理長だったみたいです。
こういうお店をやりたかったとおっしゃっていました。

味、空間、店主さんの人柄、雰囲気ととても好きになりました。
特別な日などにはオススメのお店だと思います。
自分達しかいない空間だからリラックスも出来、最高に至福な時間を過ごす事が出来ました。

人気が出てしまうとなかなか予約取れなくなるから秘密にしたいお店だけれど
かと言って私がそんなに頻繁に行けるお店ではないので、思いっきりオススメしちゃいます。


■食べた物&飲んだもの■

お料理は盛りの豪華さ華やかさはそこまでなくとも味は本当に最高でした。

ワインもお料理に合わせて円滑に出して頂いたので非常に楽しめましたので
何も気にせずに、最高にリラックスした状態でお食事を楽しめました。

宮崎牛は凄く柔らかくて味わい深く、ソースも非常に美味しくて最高でした。


↓ワイン↓

・CHAMPAGNE  H.Billiot Fils
・POUILLY−FUISSE テロワール・デ・ヴェルジッソンーロジェ・サラサ 2005
・MERURSAULT レ・ルシッェ 2005 ファビアン・コデュ・ブイヨ
・GEVREY-CHAMBERTIN ジャン・ラフェ 1998

・お料理↓

・甘海老のムースとパブリカのムース
・カレーぱん
・天然マグロのタルタル
・鮭のパイ包み
・帆立と貝とマッシュポテトのブイヤベース
・ごぼうのスープ
・宮崎牛のステーキ
・洋ナシのケーキ

パンまで美味しく、シェフさんが焼いてるという事でした。

店主様のおもてなしの温かい心を感じ、美味しく素敵なお店でお食事出来てとても幸福感を得た1日でした。
また特別な日には行きたいと思うお店です。

  • (説明なし)
  • 入り口
  • 海老のアミューズ2品

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6位

ビストロ ヒロ (円山公園、西18丁目、西15丁目 / フレンチ)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥8,000~¥9,999 -

2010/11訪問 2011/01/03

円山の美味しいビストロ

2010.11.23

初訪問。

電話で予約時に初めての訪問だと伝えると、コースの方が色々食べれてお得に楽しめるとの事でしたで、5250円のコースを頼んでみました。

もともとずっと狙っていて行きたいお店でしたし、凄く期待もして行きましたが、
期待以上にとっても美味しくてコースの質も良く、食材の品数も多く、色々楽しめてPCの良さを実感でき、大変満足の行く内容でした。

■カトラリーから最後のコーヒーカップまでノリタケの物が使われていました。

個人的に雰囲気が好きなのとカードが使えるのでそれもまたいい感じでありました。
店内はグレーの壁に焦げ茶のテーブル椅子と落ち着ける雰囲気で壁にはゴッホの絵が色々飾られていました。

カウンターも有るから一人でもゆっくり楽しめるし、奥は個室みたいな感じで
2つテーブル席があったのでデートなどにも最適なお店かと思います。

■和を取り入れた感じのお料理はそれぞれ美味しく、口に入れた時に気持ちが高揚するお料理の味でした。ビストロの良さを実感出来るお店でした。


■↓食べた物&飲んだ物。長々と書いてます↓■


はじめに泡物をグラスで頼もうと思いましたがハーフからしか無かったのでお友達と相談をし、
思い切っていきなり初めからブルゴーニュの赤にしようと話をしていました。

・ブルゴーニュ赤 2001 シャンソン 

どのドメーヌが良いのか分からないので色々悩んでいましたら奥様が丁寧に色々相談にのってくれました。
詳しく教えて下さり、非常に楽しく好感もてました。

飲みやすく、ひらいた頃にはしっかりした味になり美味しいワインでした。

1品目から赤で大丈夫かな?と少し心配でしたが、食べてみると個人的には全然合うと思いました。


●↓コースのお料理の記録&感想↓●


・アミューズ
 牡蠣の香草蒸し。。。。
この品からすでにテンションの上がる美味しさで、肉厚の牡蠣にしっかり味、風味が付いていて
赤ワインにもしっかり負けず美味しい物でした。


・真だちのムニエルと百合根のスープ仕立て。。。。。
こちらも絶品です。熱々に出て来たのも嬉しいですが、たちが濃厚で柔らかく
外側のバター風味の焦げ目も美味しく、中はとろとろで絶品でした。
百合根もホクホクでホワイトソースにも良く合いました。


・自家製パン。。。。。
これもとても美味しいパンで、外はカリカリに焼かれ食感良く、熱々で出してくれるのが嬉しい。
全粒粉、胡桃、はるゆたか(道産小麦)で作られていると言っていました。


・5種類のキノコとゴボウフォアグラのソテー。。。。。
ゴボウが長々とお皿から出ていて盛も楽しめた1品。
キノコって美味しいんだなぁ!もともとキノコ好きな私ですが、風味が凄く美味い。
シェフ様凄い!的な1品。
ゴボウの香りもキノコの風味と合い、フォアグラも質が良いと思われ、柔らかく癖の無い
調理で食べやすく美味しかったです。


・まつか鰈のソテー、根セロリ、里芋。。。。。
根セロリと言うセロリは初めて食べましたが普通のセロリの様に筋は無く、太くて口当たりは柔らかで
セロリ元々の味と出汁の味が染みていて美味しかったです。
山芋も同様に美味しく、鰈も味付けがハッキリしていて美味しかったです。


・口直しに生姜のクラニテ。。。。。
口直しが出てきて嬉しい。ペルノと言うハーブのリキュールの味と組み合わさって
私の好きな感じの味で美味しかったです。
(このペルノですが以前、このまま飲んだ事が有りますが罰ゲーム的な刺激味でしたが
この様に調理されると、ご褒美の様な美味しい物に変わるのかと思っていました。)


・フランス産鴨、ナガナ、カブ、栗のロースト。。。。。
味付けに柚子胡椒が使われていて発想が面白いと思い楽しく美味しい品でした。
ベースの甘いソースと良く合いピリッとした香り豊な柚子胡椒は全く違和感無く馴染んでました。
栗が入っているのも面白く甘くてホッコリとして、とても美味しかったです。


・増毛産洋ナシのコンポート、はちみつのアイス。。。。。
お友達ははちみつのアイスがお気に入りだった様です。
洋ナシのコンポートは歯ごたえも良く、透明でしたので白ワインベースで作られた物だと思いますが、
赤ワインベースだと良く見かけますが、私は食べたことが無かったので楽しめました。
酸味が柔らかく優しい味でした。


エスプレッソも美味しく器も美しかったので大満足でした。

お料理全体的に素材の味、風味が豊で味もしっかりしているのにクドくなく、全て大変美味しいお料理でした。

雰囲気も良く感じの良い奥様とPCの高さ、満足度が非常に高い素敵なお店でした。


余談ですが隣のピッツァ・ローネさんが電撃移転していました。
聞くと関係ないお店の事なのにも係らずハガキまで頂き丁寧に教えて下さりました。
本当に親切で素敵な奥様でした。

  • ガラスなので少し中の様子が伺えます。
  • ワイン
  • アミューズの牡蠣の香草蒸し

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7位

モントルグイユ (中央区役所前、西8丁目、西11丁目 / フレンチ)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥8,000~¥9,999 -

2011/01訪問 2011/01/14

ビストロの良さを実感出来るお店。

2011.01.08

再来。
今回もアラカルトで選ぶよりコースで頼んでみました。
前回、ラタトゥイユが気になっていたので、事前に言いその日にMENUに有れば入れてくれるとの事でお願いしました。

コース内容は5250円4品+デザート+珈琲。
その日のオススメでシェフ様チョイスのコースは2人からオーダー可能。
2人だとお料理は1枚のお皿に出てきて自分達で取り分けて食べる感じになります。

前回は混み混みの満員御礼でしたが今回は結構空きが有りのんびりした雰囲気でした。

■ドメーヌ・アルノー ランドック シラー種 3500円とリーズナブルなお酒をオーダー。 
。。濃い赤色。コク、まったり甘く舌にビリビリ来る感じ。白胡椒、ストロベリー。とても甘味のある南っぽさ感じるワインでした。

◆お料理は全体的にやっぱり美味しい品々でした。前回食べた穴子とフォアグラのリゾットが出てきましたが、前回程の感動は無かったものの、やっぱりいい味でした。

■お料理は美味しかったけれどパンは微妙な感じの味でしたので少しマイナス点かも。パンが美味しいお店はテンションが上がりますが、その逆だとガッカリ度が結構大きいんだなぁ。。。と思った。

◆帆立のアメリカーヌソースの味が少しピリっと来る味付けで余り無い感じ。独特で非常に印象的でとても美味しい味でした。そういう所がやはり楽しくなり、テンションが上がるお店です。

◆モントルグイユ特製カスレ。。。自家製豚肉ソーセージ絶品。白豆と鶏肉も合い美味しくいただきました。


やっぱりとても美味しく定期的に行きたいお店の1つです。また味わいに行きます。ごちそうさまでした。

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2010.09.17

美味しかったよぉ!

最近食べたビストロの中で、味だけでの評価ならずば抜けた感じ。
ビストロの魅力に引き込まれる味わいでした。

店内は満席で賑わい、ススキノ、円山、狸小路近辺、駅周辺にも無い一種独特な癒される雰囲気。
12丁目辺りの独特な良さがあった。

普段からお世話になっている知人がお誕生日が近いのでお祝いをする事になり初来店。
お誕生日でしたので、アラカルトで頼むよりも良いかなと思い5250円のお任せのコースを頼みました。

ワインはお店オススメのロゼ6500円ジュースの様な味で女の子が好きそうな可愛い桜色のワインでした。
ロゼは余り飲んだ事が無い私ですが飲みやすく甘くスッキリした可愛らしい少女の様なワインでした。

お料理の名前は忘れましたがざっと↓
◆テリーヌ
◆穴子に包まれたトリュフリゾットフォアグラ乗せ
◆魚貝と野菜のトマトスープ仕立てのもの
◆鶏肉
◆ババロアみたいなやつと巨峰のアイス


お料理全体それぞれに甘い、辛い、しょっぱい、酸っぱい、まろやかさ、風味、香り、素材の味がハッキリ、クッキリ、シャキっと
舌にビシバシ個人の個性それぞれが訴えて来て情報が舌に一辺に力強く飛び込み、
そのバランスが最高に良くどれもこれも味わい深くビンビン伝わり本当に美味しかった。


お料理それぞれ素材の味をちゃんと感じるのにそれ同等に力強い味付けが舌にビシバシ訴えかけて来ます。
存在感が半端じゃありません。

1品のお料理からこんなに分かりやすく沢山の情報が力強く舌に訴えて来て旨い!
と目が覚める様に感じる料理は久しぶりな気がしました。

抽象的な言い方をすると都会的な若々しいビストロの味と言う感じがしました。

穴子に巻かれたトリュフのリゾットはトリュフの風味がこれでもか!
と言う位鼻に抜けバターの風味と良く合い、フォアグラと一緒に食べてもそれぞれ味が個々強く口に広がり、
穴子の甘味、柔らかな触感も負けない。旨かった!

ビストロの中では少々お値段も高い方かも知れませんが、本当に美味しかった。

Menuも豊富で色々あり、気になる物が沢山でした。
お家から歩いて来られる所だし、また一人でぷらりと寄りたくなるお店。

レビューを見ていたら

ラタトゥユが美味しいみたいなので今度、また味わいに行きます。

  • グラス スパークリング
  • ラタトィユ。添えられている半熟玉子と一緒に食べるとまた美味しい。
  • 頼んだ赤ワインエチケット

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8位

はなれ 味重 (すすきの(市営)、狸小路、すすきの(市電) / 日本料理)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 2.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 -

2010/02訪問 2011/01/12

和食の繊細さ美味しさ

2010.12.22

約1年振りの訪問。

来る機会が無かったので久しぶりに来れて嬉しい。

相変わらず美しい字体の句が書かれたナプキンがお盆の上に置かれてありテンションもあがる。
私はこの句を心の中で密かに読むのが好きなのである。心が温かくなれる句です。

カウンター内の掛け軸にも松原さん作の栗の絵と一緒に書かれた句が有り、秋バージョンの内容でした。
帰り際にナプキンに書かれてある句は季節毎に変えてるのでしたっけ?と聞くと、前まではそうだったみたいですが、今はオーダーしていた方が廃業されて布から紙製に変え、季節毎だと色々と難しくなり●春夏、●秋冬の2パターンで変えているとの事でした。

木や花の温もり、水の音も心地がよい。
私の外見とはまだフィットしない大人の空間なのは分かっている。


今回初めてお手洗いに入りましたが、扉の手前には松原さんの手書きで「押忍!」と力強い字で書かれ、出る時は「引いてね」と可愛く書かれた演出などは笑みがこぼれ心がホッコリしました。

お食事は10000円のコースをオーダーしました。

1品目から器も美しく、やっぱり美味いなと思う品が出ます。◆柿の白和え。繊細ですっきりした柿の甘味と豆腐の上品な味はとても美味しいです。

やはり全てのお料理に器、盛り、味の丁寧さ。和食の美味しさ繊細さが堪能出来るお店だと思いました。

◆うなぎは握りで出ましたが白焼きでしょうか。うなぎ自体余り食べる機会が無いのでそこまで詳しくないのですが、このカリッとした焼き加減、食感、味ととても美味しくかみ締めるたびに絶品を実感出来る味でした。

◆お刺身の鯨サエズリは旨味と脂身、食感とここまで美味しい物が食べれて嬉しい品。河豚のお刺身も美味しく、タイラ貝は塩とごま油で頂きました。

◆お椀の中の蝦しんじょは周りに雑穀がコーティングされてあり食感も良く出汁と合いシミジミ美味しい。
最後の◆河豚の雑炊は卵と絡みお米、河豚もフワフワで出汁が出ていて最高の〆でした。

お酒は■シャトー・ボーモン1999白飲みました。アルコールの揮発香が強く、鼻にツンと来る匂い。スッキリして硬く爽やかなので日本酒に近い味わい。和食に合う感じでは有りましたが、繊細な味のお料理にはやはり、焼酎お湯割りや日本酒などの方が合っていたかも知れないなと思いながら飲みました。


今回は前回よりゆっくり出来、色んなお話を聞く事が出来ました。

■とても印象に残ったお話は、カウンターの土壁は職人さんに頼み一番職人さんの好きな土を使った物だそうで、味重と同じ日にお花を生けるのにこちら「はなれ」の方が直ぐに花が開いてしまうのだとか。
夏は涼しく冬は暖かくなると言うカウンター内は空気も柔らかく澄んでいる様な感じに思いました。


■すっぽんを目の前で裁いていました。今回の雑炊で河豚とどっちを出すか迷ったみたいでした。
次回は食べたい品です。
河豚は白子の時期もそろそろみたいでしたし、2件目などでお安く3品くらいで食べるでも使えるので是非とおっしゃってくれました。
行ける機会も増えたら良いなと思います。

年をとる毎にもっともっと良さが分かる人に育って行きたいなと思えた1日でした。


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味重さんは、はなれが出来る前に1度行き、

2度目に行った時に店主さんがはなれに居ると聞いたので、初めてはなれに行ってみました。

入口が一瞬どうやって開けるか分からなくて焦りました笑

店内は清潔で細かな所にまで目が届き、花や竹、水などを使い静かで落ち着き高級な雰囲気を醸し出していました。

7条店にもはなれにも店主さんのセンスの光る絵や直筆で書いた詩や絵がお店に飾られていたり、
ナプキンには1つ1つ書かれ、季節毎だったかな?

詩は変えて新しい物に変わるらしく、細かな所まで味重流の形を完璧に演出している。

私はこの職人さんが好きです。

芸術性に優れ美的センスに富、繊細で細かで柔らかな空間とお料理を作り出す素晴らしい職人さんだと私は思っている。

お料理は全てが美味しいし、値段に納得出来る技と味、雰囲気、とトータルバランスが本当に素晴らしいと思います。

天ぷらを揚げる女性の調理人さんも凄く格好いい。
カウンターで食べるとオープンキッチンになっているのでとても楽しめます。

味重さんをすっかり最近ご無沙汰していた事に気が付き、また行きたいなと願いたくなるお店です。

  • 入り口
  • 松原さん手書きのナプキン
  • 柿の白和え

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9位

鮨処 有馬 (狸小路、すすきの(市電)、すすきの(市営) / 寿司)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 2.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥8,000~¥9,999 -

2010/08訪問 2012/04/13

素敵な板前さん

2010.08.24

久しぶりに来れました。

いつも混んでいるのでなかなか予約が取れなくてやっと来る事が出来嬉しい。


お料理は出てくる物全てが本当に美味しく、そして店主さまの人柄が好きだ。

得にイカのお造りはゴロで合え、最後の方には可愛く丸く胡麻が振られたシャリを入れて一緒に食べさせてくれたのと、
生きている海老の剥きたての物とその頭の軍艦。
久し振りに生きている海老の剥きたてを食べたのですが、やはり美味しかった。
これは北海道ならでわで味わえるお寿司なのではないでしょうか。

次々に美味しいネタが出てくるので嬉しい楽しい気持ちで常に食べられる。

仕事一つ一つが美しく、とても丁寧でした。

握りも本当に丁寧に握り味付けする手捌きも美しいんだなぁ
ってずっと見とれてしまいそうでした。

繊細な味付けと口の中で調和し米が解ける感じ、
魚の味を引き立たせる酸味最高でした。

お米が美味しくて凄く好みでした。

また出してくれるタイミングやお任せの構成の仕方食べさせ方が素晴らしく
値段以上の満足感。

ちょっと久しぶりに衝撃的で感激物でした。

板前さんが凛としていて、きっとどの角度から見ても美しいと思います。

こんなに調理する姿が美しく思った板前さんは初めてかも。

ショーケースもまな板も席から近くて、
包丁裁きや味付け方を間近で見られるのも楽しくて五感全てが満足感で満ちて来る感じ。

ここのお店が人気な理由が分かります。

本当に素敵な板前さんでした。
また行きます。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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10位

すし処さっぽろ (琴似(札幌市営)、発寒南、二十四軒 / 寿司、海鮮)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 -

2010/09訪問 2011/04/02

住宅街のお寿司屋さん

2010.09.19
再来店。

ここに来るのは約9年半ぶり。
随分時がたった今の私がどう感じるか凄く楽しみにしていました。

自分の中のお鮨に対する価値観が変わると言うか他では味わえないお鮨。
すし処さっぽろさんは独自のスタイルがあり、ここでしか感じられない物があると思います。
握りはもはや新しいジャンルなんじゃないかなと思いました。

店主さんの感性、こだわりが凄く好き。

器はそれぞれ美しくこだわりが見え、お客さまそれぞれに違う箸や器が出されます。

素材、鮮度、切り方、食べさせ方、味にとことんこだわり、感動出来ました。

〆た鰯。
トロタク。活真イカのモチモチした触感。鱒のすけ、雲丹、赤身漬け、きんき、中トロ、細魚、お刺身から握りまでのネタの厚さボリームと豪華さ。
漬物まで漬けるこだわり。
最後には椎茸を味噌漬けした握り。卵焼き。どれも絶品でした。
〆のデザート。これも3人共違う種類のデザートでした。米、烏龍茶、胡麻のプリン。
上がりお茶から烏龍茶までも全て無添加の物を取り寄せて使っていると言っていました。

どれもこれもとことん美味しかった。

今日また産まれて初めて食べた物が増えました。

◆生の穴子の握り
◆鮪の皮

鮪の皮はもしかしたら食べた事有りますが、こんなに美味しいと思ったのは初めてでビックリしました。

魚の持つ旨味を最大限に活かした切り方、食べさせ方をよく噛んで味わう甘さ、味の向こう側を改めて教えて頂きました。

どうのこうのとウンチクや、自我なんて要らないと思った。
全て捨てて店主さまの持つ世界観に思いっきり飛び込んで、身を委ねてその場の雰囲気、味、世界観を思いっきり楽しんだ方が必ず美味しい物に出会えると思う。

  • ウニにぎり

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