パドルグラムさんのマイ★ベストレストラン 2012

パドルグラムのレストランガイド

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パドルグラム (男性・東京都) 認証済

マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

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2012年に初めて投稿したお店から選びました。

マイ★ベストレストラン

1位

みなとや旅館 (下諏訪 / 料理旅館、日本料理)

2回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 ¥15,000~¥19,999

2012/04訪問 2022/04/24

こういうホスピタリティ+お味+お湯は他にないです

食べログ点数ランキングで2012年4月現在、全国6位、旅館部門1位を誇る(宿の方たちは誇ってないと思いますが)名旅館。

さりげない気配りともてなし、珍味づくしの料理、絶品温泉と三拍子そろってます。ただし、部屋に鍵はついておらず、トイレも洗面台も共同、客ごとに順番に入る貸し切り露天風呂に、洗い場も蛇口もありません。でも、すばらしいお宿でした。部屋数は5つだけですが、1組1組のお客さんに目配り気配りをし、手の込んだ料理を出してくれますので、これ以上部屋数を増やすことはできないだろうな、と思いました。
料金設定はシンプルで、サービス料、税、入湯税すべて混みで1人1部屋だと2万円、2人1部屋で1万8000円×2、3人1部屋1人1万6000円×3。これに飲んだお酒代が追加されるだけです。

宿に着いたら、私たちが最初だったのでとりあえずお風呂。源泉掛け流しですが、この宿がこのお風呂を大事にしているのがよくわかります。
もともと、諏訪のお湯が好きな私ですが、この旅館のお湯も効きました。浸かってると体の芯に溜まった疲れが体表に浮き出して抜けていく感じです。湯船の底に敷き詰められた玉砂利が良い感じです。

お風呂から上がってしばらくすると部屋の電話で、食事の準備ができたとのこと。
こちらの食事は、内容を耳で聞いただけでは、とても良いとは思えないものばかりなのですが、手間暇のかかった料理でおいしく、びっくりします。

まず、食前酒はマタタビのお酒となんとかという赤い木の実のお酒。焼酎ベースらしいのですが、ワインのようで、初めて飲む味です。
ザザムシ、ハチノコ、イナゴといった信州の虫料理、コゴミくらいしか名前がわからない(給仕と話し相手をしてくださる宿のおかみさんからいろいろうかがったのですが、覚えられませんでした)珍しい山菜の数々、ワカサギの唐揚げとタマネギのマリネ、凍み豆腐、今まで食べたうち一番おいしい馬刺し、川海老、ゲンゴロウブナ。食前酒を飲み終わった後、ビールをいただいたのですが、日本酒の方がよかったと、あとで後悔しました。

そして、確かにこれらの食事にはデトックス効果ありました。『ジョジョの不思議な冒険』第4部でスタンドを持つシェフが作るイタリアンみたい。
(コミックつながりで、ハチノコを病の母のために取ろうとする『エースをねらえ』の宗像コーチも思い出しました。)

多くの文人や有名人がこの施設的には不便な宿に泊まっているというのがわかりますね。ずっと話し相手をしてくださるおかみさんの感じも話題もすばらしいです。
最後、ご飯と味噌汁とネギを敷き詰めた桜鍋。この馬肉もおいしいです。馬肉はピンからキリまであるのだそうですが、こちらのものは間違いなくピンですね。
ちなみに、いっさい何も残さず食べ尽くしたのですが、食べ過ぎた感はまったくなく、むしろ体に良いって感じます。

翌日、朝風呂の後の朝ご飯も、前日とは違う山菜の数々、こういう料理がおいしいと思ったのは久しぶりです。風呂上がりにいただくちょうど良い半解凍状態の柿がまず超おいしい。味噌を付けた焼きおにぎりもいいですし、蕎麦の実がゆ、初めて食べました。かゆを炊いた出汁が絶品でした。

いやー、ここ、本当にいいです。
もしかすると、合わないお客さんもいらっしゃるかも知れませんが、ぜひまた泊まりに来たいと思いました。なお、鍵のかかったガラス書棚には何百冊も有名作家の本がありましたが、皆、泊まりに来た方のサイン本だそうです。一見の価値ありかも。

  • (説明なし)
  • 夕食

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2位

ホルモン 銀牙 (すすきの(市営)、すすきの(市電)、狸小路 / 焼肉、ホルモン、ジンギスカン)

1回

  • 夜の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥6,000~¥7,999 -

2012/07訪問 2014/08/27

一人焼肉でしたが、すばらしいお店でした

出張最終日、ススキノの近くで仕事が終わったのが午後5時半。東京から来た一番年長の方が、そのまま新千歳から東京に帰るということもあって、あっさりと解散になりました。

じゃ、前日、夜8時過ぎに訪れたところ、満席で撃沈されたこちらのお店に行ってみよう、何しろマイレビュアーのharudannjiさんが高評価してたところだしな、と店にうかがったところ、開店は午後6時からだそうで、1人客だが予約できるか、と尋いてみたらこの日は大丈夫でした。早い時間はまだ予約が詰まってないのかも知れません。あ、そうそう、後でわかったのですが、この日の札幌は花火大会だったので、皆、そっちに行ってたせいかもしれませんね。街には浴衣姿の若い女性が大勢いました。

6時ちょうどに入店すると、私が口開けの客でしたね。この後、1時間ほどしかいなかったのですが、2組のお客さんが来てました。

とりあえずサッポロビール@500円を注文し、メニューをみます。何人かいれば、いろいろ種類が頼めるんですが…

結局店長さんにお勧めを聞いて注文。ホルモン5種盛り2000円、赤身3種盛り1300円、ザブトン1500円、王様シイタケ350円あたりです。それからレバ焼きも注文しました。
ホルモンにはシマチョウとショウチョウが入ってることを確認しての注文です。これらはどうしても食べてみたかったんですよね。
5種盛りとか3種盛りは、1人なので、いい頼み方だったかも知れません。比較的少量の肉を多種食べられますから。

シマチョウにはおいしい焼き方があるのだそうで、その説明は必ずするみたいですね。ただ、そのうち適当に焼いちゃってましたがどう焼いてもホルモンも赤身も超うまい!
熾った炭火の入った七輪と網、テーブルの上には排煙器、そこで焼く肉は絶品ですね。肉の脂が炭火に落ち、それが煙って肉に付いて風味をすばらしくする、という感じがまざまざとわかりました。
ビールをガンガン飲みそうになりますが、私はお酒を多く飲むと、飲んだ以上に極端に胃に入る食べ物の量が減ってしまうので、今回は肉食星人に徹することにして、ビールは2杯だけと決めてます。

ホルモンのおいしさを再認識すると同時に、赤身の部分が下手なロースやカルビより遙かに旨いのに驚きました。ザブトンなど、サーロインステーキよりうまいですね。野菜なんて食べてる場合じゃないので、シイタケだけにして、さらに羊と豚も食べることにしました。羊は、普通のラムらしいのですが、「ジンギスカン」700円を。たぶん、北海道でジンギスカンを食べたのは20年ぶりくらいです。もうあまり食べられないので、豚のお勧め1種教えてくれ、と店長さんに頼んだら、イノシシの下がりの部分をすすめられましたので、そちらにしました。
うまーい。イノシシ、勧めてくれてありがとう!

おなかいっぱいになりました。生玉子とワサビの入った締め用のご飯がメニューに載ってて、一口だけとっても食べたかったのですが、そんなもったいない頼み方はできないので、必ずまたきてこれを締めに食べてやる、と決心し、今回はあきらめました。
お勘定をお願いすると、テーブルでクレジットカードで支払うことのできるお店でした。これやってくれるお店って、好感度アップしてしまいます。

この後、店長さんが、花火大会がこれから始まることや大まかな場所を教えてくれました。ちょうどそれからゆっくり歩いて行って河川敷できれいな花火を見ることができましたよ。店長さん、ありがとうございました。

  • (説明なし)

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3位

つる幸 (北鉄金沢、金沢 / 日本料理)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥6,000~¥7,999

2012/08訪問 2012/09/28

うなぎ♪

金沢にやってきました。朝早く金沢城と兼六園を見た後、4人でランチですが、2週間ほど前にこちら、つる幸さんで予約をしてもらってました。
室料がかからない椅子席で、うな重コース5250円にサービス料15%で@6038円です。
私は土用の丑の日にうなぎ食べ損ねてた(札幌のホルモン銀牙で牛を食べてた)ので、食べログ全国トップ10を誇るこちらでリベンジです。
車でうかがったのですが、駐車場に行くとすぐに感じのいい若い女性が誘導してくれ、予約の名前を言うと、そのまま店まで案内してくれました。
お店の玄関がよく見える個室です。

ちょっと残念なのは、全員お酒を飲むわけにはいかない状況だったことで、あたたかいお茶をいただきました。

前菜:形と色は四角い胡麻豆腐。でも、包丁が入ってて、素麺みたいに細長く切られてました。??豆腐(??の部分、うかがったのですが名称を忘れてしまいました)。
上品な味でおいしいです。きれいに切られた薄いニンジンで彩りが添えられてます。

八寸:6品、どれもすばらしい味でした。煮タコのマスタード載せ、アンチョビ入りの里芋、チーズで作られた赤いホオヅキの実、海老を載せた白ズイキの白和え、チャンジャを載せた茄子の煮物、中央に、赤イカのルイベ。赤イカを前日、食べ損なってましたので、食べられてラッキー。

お椀:枝豆と金時芋でアクセントを加えた海老シンジョ入りお澄まし、出汁がよいお味です。

お造り:スズキ、イカ、海老、カンパチ、マグロアボカド、鯖、スイカに見立てたタラコを、梅醤油と普通の醤油で。白身は梅醤油で食べてみて、と勧められ、チャレンジしましたが、よかったです。梅肉ソースとかあまりおいしいと思ったことがなかったのですが、これはよかった。

茶碗蒸し:ロワイヤル風2層の熱っつ熱の茶碗蒸し。ウニが載せられ、鶏肉、椎茸、銀杏などすごくおいしい。

カニのほぐし身たっぷりの器と、きのこを載せたもずくの器。どちらも酸味がステキ。

そして食事:
鰻重-上の段は、鰻と半熟玉子、下の段がタレをかけた白いご飯。うなぎが、超おいしー。
ご飯はお代わりができるのですが、普通のご飯と、イカ入りのゆかりご飯が選べます。鰻を半分残して、ゆかりご飯をお代わり。
熱い鰻のタレをさらにかけ、山椒も振りかけてこのゆかりご飯、漬け物と共にいただきます。あーーおいしい。
ジュンサイとミョウガの味噌汁もおいしい。

デザートはマンゴーアイス。キウィとパイナップルとブルーベリーとフルーツトマトが添えられてます。

そして、干菓子が登場。小さな二粒の落雁と、何でしょう、ウェハースのようなカルメ焼きのような…。少しずついただいてると、お抹茶を出してもらいました。お菓子を食べ終え、抹茶のお椀を3度回していただきました。

最後、人数分の小さなお醤油をお土産にいただき、お店を出るときにはご主人の、駐車場から車が出るまでも女将さんたちのお見送りをいただきます。味もホスピタリティもすばらしかったです。

  • うなぎ♪

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4位

加賀屋 (和倉温泉 / ホテル)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 昼の点数: 4.1

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    - -

2012/08訪問 2014/08/27

泊まってみたかったんですよね #400

日本の旅館100選で毎年堂々1位のこの宿、一度泊まってみたかったんですよね。
土曜の夕方、4人で到着。この日は石崎奉燈祭が近くの石崎町で行われるので、それを見に行こうと思ってます。
なので、通常より早く、5時半から夕食にしてもらいました。そして、7時半に石崎行きの送迎バスを旅館から出してもらうので、それに乗れるように、これまた通常より早めに料理を運んでもらうことになりました。

最初、部屋に案内してもらったりおいしいお菓子とお抹茶をいただいたりしたあと、5時15分くらいまで、各自温泉でくつろぎます。
わりと濃い塩水泉なのですが、良いお湯です。風呂上がりにシャワーで温泉成分を洗い流すのがもったいない感じ。

さて、夕食です。お一人仲居さんが付いて部屋に食事を運んでくれます。
最初、生ビールで乾杯です。食前酒がありますね。

先付:梅貝、赤西貝、金時草に、干口子(くちこ:なまこの卵巣を干したもので日本三大珍味、和倉の宝だそうで)、イカの海女漬け(塩からみたいな感じ)
前菜:サザエタルタル焼き、カマスいしる焼き、海老艶煮、石垣豆腐、クリームチーズ、合鴨ロース、えびす(玉子を寒天で固めた郷土料理)

先付と前菜は、食前酒と共に最初からセットされてました。
どの1品もとてもおいしい。お酒にぴったりのものばかりですね。特に前菜は、良い味でした。

次にお造りの皿。殻に入ったウニがおいしそう。内容は、
かんぱち、まぐろ、甘エビ、ウニ、烏賊、その他地魚だそうです。

冷菜:夏野菜涼風蒸し
真っ白くて、真ん中がくぼんだお皿の上で、ニンジン、レンコンなど煮物や、トマトなどがよく冷えてます。

焼物:能登牛野菜スープパイ
パイ皮で覆われた器で、パイ生地を木匙で破ってスープの中に入れ、食べるやつですね。能登牛、うまいですよ。

台物:能登の辛いしる鍋(「いしる」は、魚醤)
固形燃料で温める一人分の鍋。肉、きのこ、葱が良い味になりますよ。

煮物:すずきの煮付け
冬瓜とか麩とかがすずきと相まってうまい。すずきは一口、あとで出るご飯用に残しておきました。

変わり鉢:中島菜うどん
緑色のうどん。なめこやとろろが入ってて、これまたうまい。

ご飯:石川県産コシヒカリに漬け物と味噌汁。さっき残しておいたスズキの煮付けと一緒に食べました。もう、うまいとしかいいようがありません。

デザート:能登ミルクのムースとヒアルロン酸ジュレ
加賀屋の近くにある辻口シェフの店、ル・ミュゼ・ドゥ・アッシュのデザートです。おいしくないわけがありませんね。

満足して7時20分、玄関からお祭りに向かいました。
帰ってから、ロビーの大スクリーンでビール飲みながらオリンピックのサッカー観戦(日本が勝った試合)もして、その日は楽しく過ぎてゆきました。

朝食は、8時です。
グラスに入った乳酸飲料(ヤクルトですかね)で朝から乾杯です。
最初、6つの小皿が各自の前に出されており、まぐろ、薩摩揚げ、ゼンマイ等の煮物、梅干し、金時豆などがはいってます。その隣には温泉玉子もありますね。
一人用の七輪の上には網が置かれ、そこで舌かれいの干物を各自焼きます。
やはり一人用の鍋で温める湯豆腐もありますよ。
のりやちりめん山椒といったご飯の友も充実。

ご飯少なめに少なめに、と思っているのですが、おかわりしそうになりました(皆、がまんしましたよ)。
最後のフルーツ入りくずきりまでおいしく完食しました。

サービスやもてなしの心など、すばらしい旅館だと思います。確かに、設備はやや老朽化してますし、団体客が多かったり、私たちが泊まった部屋は比較的安めだったので、オーシャンビューじゃなかったりとかそれはいろいろありますが、食事がどれもおいしかったので全てOKです。

  • 夕食
  • 朝食

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5位

ふくすけ (五十鈴川 / うどん、天ぷら、郷土料理)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2012/02訪問 2012/02/07

知らなかったおいしさ

2012年2月1日のレビュー
腰のある讃岐うどんが好きです。伸びたラーメンはあまり好きじゃありません。でも、1時間近くも湯がかれた太ーい伊勢うどん、とても気に入ってしまいました。
伊勢神宮の外宮と猿田彦神社にお参りし、赤福で朔日餅をゲットした後、伊勢でのお昼ご飯は伊勢うどんです。

そぼ降る雨の中、おかげ横丁に入ってちょっと行き、お店を見つけて入りました。
志摩うどん530円とか月見伊勢うどん530円、天ぷらのせ伊勢うどん840円にもちょっと惹かれましたが、一番シンプルな伊勢うどん450円を注文し、札(食券)を持って空いた座敷に座って待ちます。わりとすぐにやってきました。
真っ黒で少なめのたまり醤油ベースのタレに、ぶっとくて柔らかいうどんがつかってます。緑色の葱と相まって、けっこうインパクトのある外観ですね。でもおいしそうです。

油そばのようによーくかき混ぜてみました。一口いただくと、うまーっです。柔らかくて、もちもちヌメヌメしたうどんと、見た目ほど塩辛くなくてちょうど良いお味のタレがとーーってもいいバランスです。
「伸びまくりでぶよぶよのうどん」というネガティブな表現をされてるレビュアーの方がいらっしゃいましたが、このうどんはこれがおいしいんですね。うーん、うまいものはうまいです。光風霽月さんのレビューにもありますように、それなりの成り立ちによって、こういううどんが伊勢神宮近くでは食べられてるんですね。
残ったタレもおいしく全部飲んでしまいました。

この後、お土産ショップで伊勢うどん560gのやつを3つ買ってしまい、帰りのバッグ、けっこう重くて1泊2日の出張中、買いすぎをちょっと後悔してました。でも東京の自宅でさっそく生玉子を落として月見伊勢うどんにして食べてみたら、うまいうまい。釜玉のように玉子を全体に混ぜて食べましたが、残った玉子とタレにご飯入れたくなってしまいました。買っといて良かった!

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6位

山田屋 (臼杵 / ふぐ、日本料理)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 昼の点数: 3.9

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥20,000~¥29,999 ¥10,000~¥14,999

2012/07訪問 2014/08/15

臼杵ふぐの最高峰

臼杵に出張が決まったので、このお店にランチでふぐのフルコース11550円を1名分予約しておきました。
広尾にある、ミシュランの星を取ったお店の本店です。
実は、この日は、お店がお休みにするかも知れない日だったらしいのですが、以前に1度訪れたことがあり、超おいしかったので、ぜひぜひ、とお願いしたら、別の日を休みにすると言ってくださいました。なお、当日、けっこう他のお客さんも来てましたね。

一緒に出張に行く同僚たちにその話をしたら、1人が私と一緒に行きたいというので、予約を2名にしてもらい予定通りの時刻に入店。
このあと仕事なので、2人ともノンアルコールビールをもらい、乾杯です。

前菜3品。卵豆腐を使ったもの、枝豆とタコを使ったもの、涼しげなゼラチン系にかぼすを使ったもの。お品書きとかないので、内容詳しくはわかりません(汗)。

ふぐ刺し。これはもちろん、ふぐの一部を投入したポン酢で食べるわけで、これが本日のメインというべきでしょうね。二人ともおいしいおいしいといいながら食べます。紅葉おろしと葱も使いましたし、刺身の盛られた丸い大きな皿の中央部にはふぐの皮が盛られ、これもおいしいですね。

ふぐの唐揚げ。パプリカの唐揚げも添えられてて、いい取り合わせ。手で持って骨をとりながらいただきました。

そして、ふぐの寿司。これは、軍艦巻きにふぐの刺身とふぐの一部を載せたものですね。味が付いてるのでそのまま食べます。

で、ふぐ鍋ですが、真夏なので火を使うのは客もつらい、ということで味噌仕立ての鍋の中身が、一人前、どんぶりに入って私たちの前に一つずつやってきました。ふぐの身と、豆腐、カボス、白菜、きのことお餅が入ってますね。以前、真冬に食べたときに較べると、骨が多くて身が少なかったかな。

締めのふぐ雑炊も、できあがった形でお椀に入って出てきました。漬け物が添えられてます。

最後は、ライチーのデザート。細かく切ったキウィやマンゴー、ぶどうなどの入った白いライチーのゼリーで、サクランボが1個、上に載ってました。

なかなか満足いくランチで、お腹もいっぱい。約1時間後に2人とも仕事開始ですが、元気もりもりです。

ただ、残念なことに、ふぐの旬は冬。白子が本来このコースには組み込まれてたはずなのですが、出ませんでした。追加しようかな、とも思ったのですが時間がなかった。それから、2人とも焼いた白子も好きですが、白子酒がもっと好きなので、どうせ飲めないんだから白子はあきらめよう、ということになった次第。

夏であることと仕事前でアルコールが飲めなかったことを割り引いても、前回ほどの満足度はなかったかな。
ふぐはやっぱり冬に食べるのがいいな。

  • (説明なし)
  • (説明なし)

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7位

食事処やはぎ (花巻市その他 / 食堂)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥2,000~¥2,999 ~¥999

2012/08訪問 2013/09/14

温泉自炊部の食堂

宮沢賢治も愛した大沢温泉。
出張時に日帰りで利用したのが最初ですが、とても気に入りました。花巻温泉郷では、他に花巻温泉、鉛温泉(冬はスキーができるのでやったことがあります)、新鉛温泉、新花巻温泉、それから台温泉などに泊まってますが、私が一番好きなのは大沢温泉です。
ここには、山水閣、菊水館、自炊部と3種類の旅館があり(経営は同じ会社かな)、どれもいい味の宿です。

数年前、家族+αで、一番お高い山水閣で雪見温泉を楽しんだのですが、そのとき川を挟んだ向かい側にある、わらぶき屋根の素朴な菊水館にも泊まってみたくなり、その1、2年後の夏、今度は家族だけで菊水館に泊まりました。
どの旅館のお風呂にも入れるので、このとき、自炊部の情緒あふれる昔ながらの温泉らしさに心惹かれ、次に花巻に来た際には、こちらに泊まろうとしたのですが、残念なことに大人気で予約が取れませんでした。

今回は3ヶ月前に出張予定が決まりましたので、すぐに予約を入れやっと泊まることができましたが、期待通り、とても私好みの宿でした。連泊しましたよ。

自炊部:長期湯治用の格安の木賃宿
トイレ洗面台共用、コインでガスを使い自炊、外から部屋に鍵がかからない、素泊まり2000円くらいですが、これは、鍋釜、米、味噌野菜、布団、寝間着等を持参する場合で、私は、布団と冷蔵庫付き1人部屋に3070円で泊まりました(70円は入湯税)。
タオル、手ぬぐい、歯ブラシ、寝間着は忘れず持参です。

自炊部、といいつつ食堂があり、お金を払ってご飯を食べることができますが、朝食は前日8時半くらいまでに予約しておく必要があります。
この食堂が今回のレビュー対象ですけど、すごくいいんですよ。
連泊しましたが、初日は花巻市内で夕食を済ませ、車で30分ほどのこちらに到着、お風呂に入った後に、生ビール大ジョッキ860円と枝豆310円でプハァーッ、です。ビール、1リットルはありそうですし、枝豆の量が2、3人前はあるのでけっこう多いです。
鯛のカルパッチョ400円と、1本100円の焼き鳥を2本食べて、いい気分で締めました。
お酒、単品、つまみ、定食、食事何でも充実してますよ。

翌朝、はやく発たなくてはならないので、本来7時半からなのですが、7時から入れてもらって680円の朝食をいただきました。
つやつやのおいしいご飯、アオサの味噌汁、漬け物、きんぴら、青菜、ニシン、昆布、玉子焼き。
コーヒーや玉子は別料金なので、温泉玉子50円をいただきました。

その夜、夕食はやはり花巻市内でたっぷりいただき、8時前頃宿にたどり着いた私は、まず混浴露天風呂「大沢の湯」に行きます。
テレビの温泉番組の影響でしょうか、10年くらい前は、バスタオルを巻いてここに入る若い女性がいましたが、最近は水着もバスタオルを巻いて入浴するのも禁止されてるので、女性はいませんね。

そして、8時45分頃にこちらに入店。9時ラストオーダー(9時半閉店)なのでまあ、何とかぎりぎり間に合った感じですね。

この日の夕食は、ノンアルコールビールの他、ひたすら肉だけ食べてまして、かなりの満腹状態だったのですが、生ビール中ジョッキ540円と、十割、自家製麺がウリのお蕎麦を注文。蕎麦の種類はいろいろあるのですが、十割南部そば700円にしました。
これは、黒ごまが練り込んであって黒っぽく、胡麻の香りが強いざるそばです。蕎麦として、かなりおいしいと思います。
最後、宇治金時のかき氷450円を注文。
うまーい、夏はこれですね。

蕎麦湯がかなりたっぷりもらえましたので、それを飲みつつ口の中を温めながら、かき氷。いいですよ、新たな味わいを発見しました。
そば屋でかき氷、っていうの、次に見つけたら絶対注文すると思います。

  • (説明なし)
  • (説明なし)

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8位

赤坂 津つ井 総本店 (赤坂、六本木一丁目、溜池山王 / 洋食、ハンバーグ、オムライス)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥5,000~¥5,999

2011/12訪問 2011/12/09

小説にも登場するビフテキ丼

今日は午後から赤坂の近くで仕事です。その前に、奥田英朗の小説、昭和30年代を舞台にした「オリンピックの身代金」にも登場する赤坂津つ井の名物ビフテキ丼、いただきにやって参りました。白オムライスも食べたかったのですが、ここはビフテキ丼で。11時半の開店の5分後くらいに店に到着、入店です。
ランチは、1000円のハンバーグ定食や、豚てり丼、かき玉定食などが人気あるようです。海老フライ、カニクリームコロッケ、ハンバーグ、チキン唐揚げ、鮭焼の付いた洋食弁当1500円を注文してる人も多いようでした。

おや、檜坂コース5250円にすれば、ビフテキ丼の他に、マルセヰユ鍋と有頭海老フライとカニクリームコロッケが付くようです。せっかくだからこれにしてみましょう。1階のカウンター席で、この檜坂コースを注文したら、同じく1階のテーブル席のほうが広くてよかろうということで、移ることになりました。テーブル席は、窓から赤く色づいた楓が見え、いい感じです。

最初に卯の花と、しめさばのマリネと、子持ち昆布の3品が。あー日本酒か、ビール欲しい。これから仕事なのが恨めしいです。特に卯の花が良い味ですね。
次に、マグロとイカといくらのお造りが来ました。やっぱり複数でお酒を飲みながらいただくメニューですねぇ。
そしてミニマルセヰユ鍋。こちらの名物だそうで、和風ブイヤベースということですが、要するに、帆立と蛤と海老の卵とじを潮汁にしたものですね。土鍋に入ってて熱々です。レンゲが付いてるのでそれでいただきますがなかなかおいしいです。
それからカニクリームコロッケ1個と有頭海老フライ1本がタルタルソースとレモン一切れを添えてやってきました。このフライも名物だそうで、ぜひいただきたかったものです。まず、海老フライを頭からかみ砕き、嚥下します。それから身の部分をタルタルソースを付けていただきますがおいしいおいしい。この海老フライの下に敷かれたポテトサラダもやっぱり良いお味ですね。
カニクリームコロッケ、ズワイガニたっぷりらしいですが、とても好きな味です。オーソドックスなトマトソースとのマッチングがすばらしい。

ここで柱時計が12点鐘を鳴らし始めました。そこで気づいたのですが、柱時計の下に張り紙があり、この時計が10時を告げたら当店は「名古屋駅着」になると書いてありました。あ、10時にオワリということか、とわかるまでに10秒ほどかかったのはご愛敬。

そしてついに、ビフテキ丼。サラダと漬け物と赤だしが付いてます。
コースなので「ミニ」ビフテキ丼になり、肉は4枚しか入ってませんがちょうど良い量でした。実は、メニューには「ミニ」とは書いてなかったため、フルサイズのが来ると思っており、はじめ少々がっかりしたのですが、一口いただくと、とてもうまくて、不満は消えました。バター1片を載せた、思っていたより厚みのある網焼きのお肉、薄味のたれとご飯がマッチして素敵な味でした。サシの十分入った柔らかいお肉なので、もはや若くない私、フルサイズとか大サイズを食べたら途中で脂に負けてしまうかも。
ビフテキ丼のお味だけなら4.5点なのですが、でも、しかし、やっぱり、ミニだったので4点とさせていただきました。
この後、イチゴのババロアのデザートをいただいてお茶をお代わりし、ゆっくり飲み干すと席を立ちました。

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9位

一乗院 (高野山 / 料理旅館、日本料理)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 -

2012/07訪問 2012/07/17

僧坊での宿泊、精進料理、よかったです

世界遺産・高野山の宿坊、一条院に宿泊しました。到着して、夕方5時半から精進料理をいただきました。
ビールをいただきましたが、お寺なので1本だけにしてます。

「夏の花山吹」
中猪口
 キャベツのおひたし おぼろ昆布
平椀
 ところてん もろきゅう 美味酢 すり胡麻
吸い物
 薄葛仕立て揚げ栗麩 三つ葉 おろし生姜
ご飯
 トウモロコシご飯
香の物
 塩昆布 しば漬け
水菓子
 季節のフルーツ(キウィ、パパイヤ)
八寸
 胡麻豆腐、山桃、スナック豆とヤングコーンの白あんがけ、枝豆
冷やし鉢
 茄子ミョウガさわやか煮、オクラ、振り柚子
お造り
 引き上げ湯葉、あしらい一式
油物
 カボチャと青唐の天ぷら
変わり鉢
 馬鈴薯変わり餡かけ

というメニューでしたが、肉や化学調味料を使わない精進料理、とてもおいしかった。
しっかりダシを効かせたお味で、満足度の高い夕餉となりました。

朝食も精進料理。6時から1時間、朝の読経行に参加した後、7時から。
ご飯の他に、揚げ餅の葛がけと、固形燃料で温められた一人用の小さな鍋に入ったいいお味のうどん、という炭水化物攻撃でしたが、いずれもおいしくぺろっと食べてしまいました。

8時からは、阿字観行(要するに密教の座禅)を体験し、宿を後にしました。
とてもいい宿で、お勧めです。

(使ったお金は、1泊2食&阿字観体験13000円+ビール代です)

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10位

和食仲むら 本店 (慶徳校前、西辛島町、辛島町 / 日本料理、郷土料理、海鮮)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - -

2012/05訪問 2012/06/07

少人数の個室宴席

熊本出張の夜、常連さんに連れてきていただきました。5年前に、同じ方に連れてきてもらったので私自身2回目の訪問です。
お料理一品一品がおいしいです。特に印象に残ったのはホタテのクリームソース。深い味わいでした。
馬刺しも辛しレンコンも旨いです。
お酒はビールに始まり、芋焼酎をメインに飲みましたが、いつもより少し多く飲んでしまいました。とても感じが良いお店なんです。

前回と比べ、お店がリニューアルされて、きれいになってます。ご主人が挨拶に来てくれて、5年前、タテガミ(馬の首の後ろの部分の刺身)や辛しレンコンを初めていただいて、とてもおいしいと感じた記憶がよみがえってきました。

(そうそう、辛しレンコンはこのお店で揚げたてをいただくと、あまり辛くなくてとてもおいしかったのですが、翌日、駅で自宅用に2つも買って帰ったら、冷たくなると辛くて辛くて消費するのが大変でした:今回は、辛レンコンはお土産にしませんでした。)

とてもいいお店です。仕事が残っており、たぶん数ヶ月後にまた熊本に来ますが、こちらもまたうかがいたいですね。
あ、前回に引き続きご招待だったので、使った金額とコスパはペンディング。次は自腹で来ようかな。

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