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夜の点数:4.5
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料理・味 4.5
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|サービス 4.0
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|雰囲気 3.5
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|CP 3.5
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|酒・ドリンク 3.5
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昼の点数:4.1
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料理・味 4.5
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|サービス 4.0
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|雰囲気 3.5
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|CP 3.5
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|酒・ドリンク 3.5
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[ 料理・味4.5
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| サービス4.0
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| 雰囲気3.5
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| 酒・ドリンク3.5 ]
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[ 料理・味4.5
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| サービス4.0
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| 雰囲気3.5
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| CP3.5
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| 酒・ドリンク3.5 ]
泊まってみたかったんですよね #400
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夕食
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朝食
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2014/08/27 更新
日本の旅館100選で毎年堂々1位のこの宿、一度泊まってみたかったんですよね。
土曜の夕方、4人で到着。この日は石崎奉燈祭が近くの石崎町で行われるので、それを見に行こうと思ってます。
なので、通常より早く、5時半から夕食にしてもらいました。そして、7時半に石崎行きの送迎バスを旅館から出してもらうので、それに乗れるように、これまた通常より早めに料理を運んでもらうことになりました。
最初、部屋に案内してもらったりおいしいお菓子とお抹茶をいただいたりしたあと、5時15分くらいまで、各自温泉でくつろぎます。
わりと濃い塩水泉なのですが、良いお湯です。風呂上がりにシャワーで温泉成分を洗い流すのがもったいない感じ。
さて、夕食です。お一人仲居さんが付いて部屋に食事を運んでくれます。
最初、生ビールで乾杯です。食前酒がありますね。
先付:梅貝、赤西貝、金時草に、干口子(くちこ:なまこの卵巣を干したもので日本三大珍味、和倉の宝だそうで)、イカの海女漬け(塩からみたいな感じ)
前菜:サザエタルタル焼き、カマスいしる焼き、海老艶煮、石垣豆腐、クリームチーズ、合鴨ロース、えびす(玉子を寒天で固めた郷土料理)
先付と前菜は、食前酒と共に最初からセットされてました。
どの1品もとてもおいしい。お酒にぴったりのものばかりですね。特に前菜は、良い味でした。
次にお造りの皿。殻に入ったウニがおいしそう。内容は、
かんぱち、まぐろ、甘エビ、ウニ、烏賊、その他地魚だそうです。
冷菜:夏野菜涼風蒸し
真っ白くて、真ん中がくぼんだお皿の上で、ニンジン、レンコンなど煮物や、トマトなどがよく冷えてます。
焼物:能登牛野菜スープパイ
パイ皮で覆われた器で、パイ生地を木匙で破ってスープの中に入れ、食べるやつですね。能登牛、うまいですよ。
台物:能登の辛いしる鍋(「いしる」は、魚醤)
固形燃料で温める一人分の鍋。肉、きのこ、葱が良い味になりますよ。
煮物:すずきの煮付け
冬瓜とか麩とかがすずきと相まってうまい。すずきは一口、あとで出るご飯用に残しておきました。
変わり鉢:中島菜うどん
緑色のうどん。なめこやとろろが入ってて、これまたうまい。
ご飯:石川県産コシヒカリに漬け物と味噌汁。さっき残しておいたスズキの煮付けと一緒に食べました。もう、うまいとしかいいようがありません。
デザート:能登ミルクのムースとヒアルロン酸ジュレ
加賀屋の近くにある辻口シェフの店、ル・ミュゼ・ドゥ・アッシュのデザートです。おいしくないわけがありませんね。
満足して7時20分、玄関からお祭りに向かいました。
帰ってから、ロビーの大スクリーンでビール飲みながらオリンピックのサッカー観戦(日本が勝った試合)もして、その日は楽しく過ぎてゆきました。
朝食は、8時です。
グラスに入った乳酸飲料(ヤクルトですかね)で朝から乾杯です。
最初、6つの小皿が各自の前に出されており、まぐろ、薩摩揚げ、ゼンマイ等の煮物、梅干し、金時豆などがはいってます。その隣には温泉玉子もありますね。
一人用の七輪の上には網が置かれ、そこで舌かれいの干物を各自焼きます。
やはり一人用の鍋で温める湯豆腐もありますよ。
のりやちりめん山椒といったご飯の友も充実。
ご飯少なめに少なめに、と思っているのですが、おかわりしそうになりました(皆、がまんしましたよ)。
最後のフルーツ入りくずきりまでおいしく完食しました。
サービスやもてなしの心など、すばらしい旅館だと思います。確かに、設備はやや老朽化してますし、団体客が多かったり、私たちが泊まった部屋は比較的安めだったので、オーシャンビューじゃなかったりとかそれはいろいろありますが、食事がどれもおいしかったので全てOKです。