『竈門神社』Mr.ぴぃさんの日記

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日記詳細

竈門神社   太宰府市内山
創建  天武天皇2年
式内社 旧官幣小社 別表神社
御祭神 玉依姫神  相殿 神功皇后 応神天皇
神紋  山桜
枝宮  五穀神社 須佐神社 愛嶽神社 北谷竃門神社 式部稲荷神社 夢想権之助社

本殿流造銅板葺。
枝宮に見える夢想権之助は神道夢想流杖術の流祖。口伝によると、名字は山本、諱は勝吉。夢想権之助は宮本武蔵に敗れたとされているが、当流の口伝では、後日に権之助が宝満山の竈門神社で祈願し杖術の研究を重ね、再び武蔵と立ち会った後、武蔵を破り、其の後に流派を開いたと伝えている。
最近では竈門神社は縁結びで知られており、「恋守りむすびの糸」等、最近の女子受けする授与品が多く見受けられる。
一般的な参拝は外宮止まりとなるが、宝満山山頂には上宮も存す。中腹に中宮があったが、
今は跡地のみ。明治の廃佛毀釈の際、講堂・神樂堂・鐘楼等があった中宮付近は完全に破壊されたためである。境内には南北七間・東西四間の礎石建物跡があり、当地からは8世紀から12世紀の古瓦が出土されている状況を鑑みると、竈門山廃寺の中枢施設と考えられている。
太宰府の鬼門封じが元々の神祭の始まりで、天智天皇3年に水城を築かれ、大宰府を現在の都府楼跡の位置に移した時、宝満山が大宰府東北方に当たることに由来する。
序でながら、宝満山は国の史跡に指定されている。
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