レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
1回
2013/06訪問 2013/07/02
◆最新の訪問
半年振りの訪問。
今回いただいた料理は以下の通り
・フォアグラシュー
・大アナゴのフリット 鮎の内臓ソース
・雲丹と賀茂茄子のパスタ
・イベリコ豚の炭火焼き
・スイカとココナッツのバヴァロア
カフェ、小菓子
大アナゴのフリットはソースも含めとても美味しい一皿でした。塩とオリーブオイルが効いたスイカとココナッツのバヴァロアも。
イベリコ豚の炭火焼きはシンプルに肉を喰らい味わう感じですが、付け合せのキャベツ、ミョウガの酢漬けが地味ながら名脇役。
雲丹の塊がこれほどゴロゴロ入ったパスタを食べるのは初めてでしたが、ザンネンながら味付けがかなりボンヤリしているため、微妙な味わい。
今回、コース料金が改定され昼夜共に料金が上がり、ランチは5000円から6500円となりました。いままでのコース料金も、他店と比べると場所柄も含め少々高めな設定に感じていましたが、今回のコース料金はかなり高い印象。
予約確認の際に事前に料金がアップすることは聞いていたので、もう一皿増えるのかと勝手に思っていましたが品数は変わらず、グレードが上がったとも思えず。
食材の高騰はあるものの、この料金設定となればそれ相応な料理を期待したいです。
◆12.11月
なんだかんだと月日があっという間に過ぎ、一年振りの訪問。
ありがたいことに月に一度、ランチ時間帯にキッズDAYが設けられており、子連れで伺うことができました。
当日は全てのテーブルが乳幼児含めた子連れ客のみだったので、それほど気兼ねすることなく、食事を楽しめました。
今回いただいた料理は以下の通り
・フォアグラシュー
・但馬牛の生ハム じゃがいものフリット
・牡蠣入りジェノベーゼ
・蝦夷鹿のロースト
・イチジクのデザート
カフェ、小菓子
今回の料理の中では、前菜の但馬牛の生ハムが特に好印象。野生の本能を呼び覚ますような真紅の牛生ハムは、奥深い味わいで大変美味しかったです。また、ハバネロと見間違うミニサイズのパプリカが添えられた蝦夷鹿ローストもまた、コクがあり実に美味しかったです。
結婚記念日もついでに祝っていただきありがとうございました。またキッズDAYに是非利用させていただきます。
◆11年12月
三ヶ月ぶりとなる通算五度目の訪問。
いつものようにフォアグラシューに始まり、以降は以下の通り。
・牡蠣のフリット 春菊のソース
濃厚な牡蠣に熟成ベーコンの旨味と、ルッコラと春菊がアクセントになり秀逸
・牛肉のラビオリ ほうれん草と赤ワインのソース
肉厚なほうれん草とトゥルっとしたラビオリの食感、ペコリーノとスパイスがクセになる
・ウズラのロースト キノコソース
ジューシィで身の柔らかい鶉にセロリ&ネギのソテーの香りとシャッキリ感が食欲を煽る
・栗のオーブン焼き
氷温保存で糖度が増した焼き&ペーストの栗にシェリー酒入りのマスカルポーネが、香りと味わいに彩りを添え、ぐうの音も出ない美味しさ
今年最後のエクイリブリオも、やっぱり抜群に美味しく大満足な時間を過ごすことができました。唯一、エクイリブリオで残念なのは味のみならず、料理の盛り付けも素晴らしくフォトジェニックなのに、それをお伝えできないこと。
最後に、何故、昨日発表になった食べログ ベストレストラン2011にランクインしないのか不思議で仕方がない。
2011年9月以前分は食べログにレビューをアップしていないだけで、ランクインしたかなりの店を食べて来たが、比べると?な店が多すぎる。
◆11年9月
久しぶりのエクイリブリオのランチは、前菜からボリューミィに鰻グリルとトランペット茸のジロール茸ソース。鰻と茸の香ばしさがたまらない一品。歯応えが楽しい様々な野菜と牛煮込みのショートパスタは激ウマ。メインはスパイシーな鴨ソテーをいただきました。
来店回数により?客の雰囲気により?かは定かではないが、テーブルにより提供される料理が異なったりするが、毎回バラエティに富んだ料理が提供され、通算四度目の訪問だがいつも好印象で帰ります。
自分の中で今、一番お気に入りのレストランだと断言できる。
2位
1回
2015/10訪問 2015/11/08
◆15.10月
しばらく閉まった状態が続き閉店?と思いきや、店構えそのままに復活。ところが訪れると実は店名が変わっていました。
更にシェフもサービスも変わり、コンセプトすらも変わったようです。メニュー自体は以前どおりでしたが、シェフが変わっただけに味付けやバランスが、似て非なる印象。
さすがに今回、評価を大きく見直しました。今後は本家のパーレンテッシ利用に切り替えようと思います。
食べログは別の店扱いでリセットし、イチから評価し直すべきかと。
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以下はリニューアル前の評価&コメントにつき、2015年11月現在とは異なります。
★この店のポイント★
コチラはピッツァが特に有名ですが、生地は全粒粉が効いて風味、食感、味わいがとても良く粉っぽい感じが病みつき。
ピッツァ以外の前菜やパスタなども基本的には、当日のお店のオススメに乗っかった方が満足度高い食事を楽しめます。
魚介を用いたパスタやピッツァが特に美味しく、ピッツァでオススメは、常時あるわけではないですがズワイガニ・長ネギ・アンチョビ・カラスミや白子・白髪ねぎ・アンチョビ・カラスミ。あとレギュラーメニューのクアトロフォルマッジョ。
評価4.3点
◆14.3月(昼)
我が家の定番店ですが、以前に比べ人気が更に上がったように思え、当日だと席が確保できないこともあり少々久しぶりの再訪。
ランチメニューに特に目新しさなく、よく見かけるメニュー構成でしたが、今回はペスカトーレ、ピッツァはこの店でお気に入りの『ズワイガニ/長ネギ/アンチョビ/カラスミ』と『マルゲリータ』のハーフ&ハーフをいただきました。
ペスカトーレは渡り蟹やムール貝、浅利などゴロゴロ入り魚介の旨味が効きブレない美味しさ。
肝心のピッツァですが、運ばれた瞬間にあれ?あれ?と夫婦で目を合わせてしまいましたが、いつもに比べて見るからに小ぶりなサイズ。今回たまたま小さめに仕上がってしまったのか、はたまた原材料高騰によりサイズダウンを図ったのか不明ですが、たまたまだったことを祈りたいです。
いつも変わり映えしないメニュー構成なので、メニュー構成にもう少し変化が欲しい気もしました。
◆13.10月(昼)
短角牛とキノコのボロネーゼ、ズワイガニ・長ネギ・アンチョビ・カラスミとマルゲリータのハーフ&ハーフをいただきました。
ピッツァはもはや言うまでもなく美味いですが、なんと発酵をイーストではなく蜂蜜酵母を用いるようになったようです。
今のシェフに替わり1年半くらい経ちますが、当初に比べここ最近は味つけのバランスがすこぶる良く、安定感すら出てきたように思います。
◆13.8月(昼)
月日が経つのは早いもので、半年ぶりの訪問。渡り蟹のトマトクリームソースや釜揚げシラス・長ネギ・カラスミ・アンチョビと サルシッチャ・モッツァレラ・卵のハーフ&ハーフのピッツァをいただきました。
なかでも、釜揚げシラス・長ネギ・カラスミ・アンチョビ(塩味)のピッツァは◎。
◆13.2月(昼)
ランチ再訪。本日のパスタから広島産牡蠣のペペロンチーノ、ピッツァは“ズワイガニ・長ネギ・アンチョビ・カラスミ(塩味ベース)”と“マルゲリータ”のハーフ&ハーフをいただきました。
ペペロンチーノの牡蠣の量が山盛りで気前良すぎっ!このズワイガニのピッツァは今まで何度かいただいてきましたがやっぱり美味しい。超激推しです。
◆13.1月(夜)
久しぶりのディナー訪問。
この店は美味しい前菜が各種揃っていますが、ランチではピッツァかパスタのみの提供なので、本日のオススメから定番まで取り混ぜアレコレいただきました。
いただいた料理は以下の通り。
プンタレッラのサラダ 山芋添え
石鯛のカルパッチョ
スカンピのパン粉焼き
色々貝のクリームスープ仕立て
トリッパ白インゲン豆のトマト煮 キノコの焼きリゾット添え
鰯とウイキョウのシチリア風パスタ
ピッツァ(白子・長ネギ・アンチョビ・カラスミとマルゲリータのハーフ&ハーフ)
黒毛和牛リブロースステーキ
魚介を用いた料理の数々で、どの料理もぬかりない。魚介以外にも、瑞々しくシャキシャキ食感が良いプンタレッラ、ステーキに添えられた風味豊かな松キノコなど、野菜キノコ類も美味しく、吟味された食材が揃っているのもコチラの良さだと思います。
◆12.12月(昼)
前回以降、数度訪問しましたが、ズワイガニ・長ネギ・アンチョビ・カラスミのピッツァ、渡り蟹のトマトクリームソースが好印象。この店の季節ごとの旬の魚介を用いたピッツァはいつも楽しみです。
肉を用いた料理も良いですが、魚介を用いた料理の方が総じて光るモノを感じるとつくづく。
◆12.10月(昼)
少々お久しぶりの訪問。
本日のパスタから、ペスカトーレと鴨とナスの赤ワインラグーを、ピッツァは“ズワイガニ・長ネギ・アンチョビ・カラスミ(塩味ベース)”と“ベーコン・モッツァレラ・卵(トマトソースベース)”のハーフ&ハーフをいただきました。
なかでもペスカトーレは、ムール貝、アサリ、手長エビなど具沢山でパスタの中は魚介祭り状態。このペスカトーレにサラダ、パン、ドルチェが付いて1400円は気前がいい。
また本日のピッツァをハーフ&ハーフにして、紅白の2種類のピッツァを食べましたが、白組のズワイガニ・長ネギ・アンチョビ・カラスミのピッツァ圧勝。こちらも海の幸の宴に酔いしれました。
前回評価を一旦下げましたが、宴に満足したので若干上方修正。
◆12.6月(夜)
昼では食べることができない一品料理の数々を楽しみに久しぶりに夜に伺いました。
あれこれ食べる気満々で伺いましたが、いつもとどうも様子が違い、今までならその日のおススメを最初に積極的に説明いただけ、それに素直にのっかっておりましたが、今回は通常メニューをベースにほぼ注文。
各種前菜や、トリッパ、パスタ、ピッツァ、肉料理、デザートなどあれこれ注文しましたが、かつて感動的に美味しかったトリッパは旨味が足りず、パスタは塩加減が強く、あれ?と首を傾げる印象。
厨房を覗くと、いつもいらっしゃるシェフが見当たらず、スタッフが一新していることに気づきました。大変残念なことに、今までいらっしゃったシェフはお辞めになられ、調布方面でご自身のお店を出されたそうです。
現時点を考慮し、評価は一旦下げますが、是非とも新スタッフで前シェフの味わいは勿論のこと、それを更に超える美味しさを実現して欲しいです。また伺います。
◆12.4月(昼)
本日オススメのパスタから鴨と蕗の薹の赤ワインラグーと、“ホタルイカ・長ネギ・アンチョビ・カラスミ”と“マルゲリータ”のハーフ&ハーフのピッツアをいただきました。
蕗の薹を用いたパスタを食べるのは初めてでしたが、特徴的な香りがラグーソースの風味をグレードアップし、鼻腔を魅了する一皿。
ピッツアは旬にあわせ、先月の白子がホタルイカに入れ替わりましたが、楽しい春の海の宴でした。
◆12.3月(昼)
子供を連れて初めての訪問。コチラは年齢関係なく入店が可能なのでとてもありがたいです。
本日おススメのパスタから牡蠣とセリのプッタネスカと、“白子・白髪ねぎ・アンチョビ・カラスミ”と“サルシッチャ・トマト・モッツァレラ・卵”のハーフ&ハーフによる紅白の彩りのピッツアを注文。
どれも相変わらずハズさない美味しさでしたが特に、白子(鱈)にアンチョビ(鰊)、カラスミ(鰡)による海の恵みの宴は、興奮して踊りだしたくなるほどのウマさ。
夫婦ともに大変気に入っているお店に、子供が産まれてからも引き続き食べに行けるのは本当に嬉しいですね。
◆12.1月(昼)
新年初訪問。本日オススメのパスタの中から、牡蠣のトマトソース シチリア風レモンのパン粉がけと、マルゲリータとクアトロフォルマッジョのハーフ&ハーフを注文。
ピッツァのクアトロフォルマッジョとハチミツの相性は言わずもがなバッチリ。
パスタは、海の恵みをたっぷり蓄えた牡蠣の豊かな味わいに、レモンの爽やかな酸味とケイパーの塩味がアクセントになりコク旨。明言通りオススメには従って◎。
◆過去の訪問(夜)
一ヶ月ぶりの訪問。いつもどおり、本日のオススメをとても丁寧に説明いただき、すんなりオススメにのっかり、前菜にラディッキオロッソのサラダ、トリッパのピリ辛トマト煮 焼きリゾット添えを注文。それぞれの感想は、、、
ラディッキオのほどよい苦味とピリッとした塩コショウのアクセント、イチジクのほんのりした甘さの調和加減が良い。
鮮度の良さを活かすべく程よい加減で煮込まれたトリッパと、ニンニクがまろやかに効いたトマトソースの旨みがあいまって120点の美味しさ。これは心底美味しい。
やっぱりココでは、オススメには従って◎である。
もちろんピッツァもパスタも美味しいですが、前菜や一品料理のオススメにもゼヒ乗っかってみることをオススメします。
◆過去の訪問(夜)
夜に気軽に外食をする際に、イタリアンが食べたくなったら『勃魂出日農』、焼肉を食べたくなったらすぐ近くの『芝浦』というのが最近の我が家の定番。
勃魂出日農はピッツァが特に有名だが、メニューを渡す際に、前菜やパスタなどその日のオススメを食材含めいつも丁寧に説明していただき、提供する料理に対する熱意と自信を感じる。
オススメに従ってオーダーしてもハズレなく美味い。先日、食べた『色々なキノコとカラスミのパスタ』は抜群でした。
3位
1回
2013/08訪問 2013/08/27
創造性豊かで、経験したことのない味わい、感動し刺激を受ける一皿に必ず出会えるのが魅力。どの料理も共通して香り高いのも特徴に思えます。
火入れはもちろん、毎回趣向を凝らしたソースもまたとっても魅力な魚料理を特にオススメしたいです。
なお、コースに必ず登場するスペシャリテの山羊乳のバヴァロアは、オリーブオイルと塩が主役ですが、時期により山羊乳の味が異なるので、味の違いで季節を感じられるのも一興です。
◆2013年8月ランチ再訪
御殿山に移転したての新店に早速行ってきました。移転先は、以前SONYがあった場所にできたGARDEN CITY品川御殿山。
クルマで伺いましたが、GARDEN CITY内に一般来客用の有料駐車場があるので利用しやすいです。品川駅や五反田駅から1km強程度なので歩ける距離ですが、GARDEN CITY専用バスが両駅から1時間に数本出ているのでそちらを利用すると便利。
店は1Fにあるショップ&レストランフロアの一角にあり、専用の入口が設けられています。ショップ&レストランと言っても、現時点で入っているのがカンテサンスとファミリーマートのみで、その他は空き家状態なためかなり閑散としています。
店内は、まず入ってすぐのウェイティングスペースが以前より遙かに広くなり、ダイニングもまたゆとりのあるレイアウト。前の店舗より内装も照明も明るくなったように思えます。席数は前の店舗と変わらず、9組30席に対応(丸テーブル×4卓、2名用テーブル×3卓、個室×2)。
移転は、厨房の改善が主要因だそうで、兼用で使っていたオーブンを肉料理用、魚料理用、デザート用など4台用意するなど様々な改善がされているようです。
なお、入口やトイレなどの扉が、押すのか引くのか、はたまたスライドさせるのか迷うので、すべて一度でうまくいったら、その日のギャンブルは吉かも(笑)
今回いただいた料理は以下の通り。
・温かい西瓜のスープ
・山羊乳のバヴァロア
・フォアグラとセロリ、ウイキョウのサラダ
・伊豆下田の金目鯛 秋茄子のソース
・仔牛の3時間ロースト
・桃のマカロン
・柑橘風味のオレイエット
新店舗での最初の食事でしたが、変わらぬ岸田節を感じる料理の数々でした。中でも、やはり魚料理は群を抜いて美味しく、厨房を改善したのが効いたのか?ですが、火入れがこれまで以上に絶妙で、皮は北京ダックかと思わせるほどの綺麗な焼き目で、身の部分はしっとりしつつも適度に弾力があり旨みが濃く・・・、画像で実物をお見せできないのが残念でなりません。
桃のマカロンは、真っ白な大きめなマカロンの上にキャラメリゼした桃がのっています。夢水晶という希少な品種が用いられ、シンプルな構成ながら心を鷲掴み。
また秋も楽しみです。
◆2013年6月ランチ再訪
今回いただいた料理は以下の通り。
・アーモンドのスープ 焼茄子と貝柱
・山羊乳のバヴァロア
・乳のみ仔牛とトマトマリネ
・萩のイサキ 焼きとうもろこしのソース
・ラカン産鳩の3時間ロースト
・マスカルポーネのスープとデラウェア
・液体のタルト モンモランシー
一皿目のスープはアーモンド、ヘーゼルナッツ、焼茄子、青柳、オマール海老、京番茶、レモンなどによる構成。コチラで酸味が立ったスープをいただくのは初でしたが、初夏に相応しい大変魅力的な料理でした。
また、この時期の山羊乳のバヴァロアはミルクにコクがあり、味のバランスも含め最も好みです。
なんといっても、魚料理は毎度火入れが素晴らしく、皮はパリッと身はしっとり潤い抜群に美味しかったです。
なお、移転については随分前に聞いておりましたが、移転先(御殿山)でのオープン予定日は8月24日だそうです。次回が楽しみ♪
◆2013年4月ランチ再訪
通算10度目の訪問。今回いただいた料理は以下の通り。
・テット ド コションと豚足のスープ
・山羊乳のバヴァロア
・ホタルイカの野菜煮込み セトワーズ
・伊東の石鯛 黄ピーマンとバジルのソース
・芋豚の3時間ロースト
・苺のマカロン
・焼きたてのチーズケーキ
今回の中では、セート風のホタルイカ、石鯛、苺のマカロンが特に好印象でした。
岸田シェフは肉より魚好きなんじゃないかとさえ思うほど、毎度、魚料理はハズレがなく実に美味しい。
ちなみにデザートの苺のマカロンは、マカロンを土台に、カカオ豆入りのマジパン、イチゴムース、イチゴ果肉、カキ氷の構成。写真がないのが大変残念ですが、岸田シェフらしからなぬ、見た目がとっても可愛らしい一皿でした。
なお、チーズケーキはエッグタルトのようなトロッとした食感。アプリコットの味が出しゃばりすぎだったので抑えた方がベターに思えました。
次回6月も今から楽しみです。
◆2013年2月ランチ再訪
今年最初のランチにいただいた料理は以下の通り。
・ホウレン草とイカのスープ
・山羊乳のバヴァロア
・わかさぎのエスカベッシュ
・下田の金目鯛フキノトウのソース
・蝦夷鹿の3時間ロースト
・グラス ガレット デ ロア
・薔薇の香りの苺ショートケーキ
毎回、最初に登場するスープに感激しますが、素材の選択はもちろん加減乗除の妙は素晴らしいです。(今回のスープはほうれん草、ノビル、タラの芽、ウニ、行者大蒜、焦がしバターなどの構成)
ここ数回、肉のメイン料理に不満気味でしたが、今回は大好物の蝦夷鹿で、素材が良く、定番の3時間ローストにより素材の良さが存分に活かされとても美味かったです。ただし、付け合せはリゾットやキノコや蕪などいつも代わり映えしない印象なので、ひと工夫欲しいです。
デザートはガレットデロア、イチゴショートケーキということで文字だけではいたって普通な印象ですが、どちらもカンテサンスオリジナルなスタイル。
ショートケーキはイチゴが主役で、イチゴ一粒の上に薄くスライスしたスポンジと生クリームのっています。イチゴに薔薇のボンボンが埋め込まれているので、ガブリと食べると薔薇の香りが口中に一気に広がりウットリさせられます。
次回4月も楽しみです。
◆2012年12月ランチ再訪
12年最後のランチにいただいた料理は以下の通り。
・新蕎麦のスープ
・山羊乳のバヴァロア
・フォアグラと柿
・徳島のマナガツオ 八街の新落花生のソース
・青首鴨の3時間ロースト
・マカロン パッション
・丹波和栗のスフレ
新蕎麦のスープや魚が好印象。鶏がらベースのスープにそばがきや蕎麦の実が入り、ホッとする一皿。
定番のバヴァロアは、時期的に山羊乳の脂肪が減った分、山羊くささがやや立ち気味だったので夏場の方が好み。
お会計後に気が付きましたが、12月1日からコース料金がアップしていました。
なんだかんだと今年5回足を運んだこともあり、肉のメイン料理がだいぶ飽きてきました。いつも肉料理で用いられる黒い皿が、料理の見栄えをくすませ心を躍らせないのも要因かもしれません。
年明けの予約も済ませていますが、料金アップと飽き気味な気持ちを払拭する料理を是非期待したいです。
◆2012年10月ランチ再訪
今回いただいた料理は以下の通り
・冷たいオニオングラタンスープ
・山羊乳のバヴァロア
・ミル貝と小柱のリゾット
・鳴門の鰆 ソース フィザリス
・コック オー ヴァン
・和梨のソルベ
・サヴァランのキャラメリゼ
前回に引き続き、魚料理が素晴らしったです。鰆のローストは、食用ほおずきのソースとローズマリーなどを用いたソースの2種類のソースによりエスニックな味わいですが、複雑に絡み合い、何とも表現し難い美味しさ。
必ずしも全ての料理が満足という訳ではありませんが、今回の鰆の一皿のような創造性豊かで、経験したことのない味わい、感動し刺激を受ける一皿に出会えるのがカンテサンスの魅力だと思います。
年末の再訪も楽しみです。
◆2012年8月ランチ再訪
妻の誕生祝いを兼ね二ヶ月ぶりの訪問。
今回いただいた料理全7品はざっと以下の通り
・でんすけすいかのガスパチョ
・山羊乳のバヴァロワ
・フォアグラのテリーヌ
・スズキのロースト
・鳩の3時間ロースト
・酒粕アイスとクラウンメロン
・ガトーノワゼット
出色の一皿は、スズキのロースト。スズキの身の柔らかさ、瑞々しさや脂を引き出す火入れの妙は言うまでもなく、香味野菜にベネディクティン(薬草酒)を用いたソースが抜群の美味さ。ベネディクティンは、年代物をオークションで入手したそうです。
また、脂っぽさで得てしてもたれやすいフォアグラには、甘&酸の二種類のブルーベリーが埋め込まれ、テリーヌの下にはサクサクのブリオッシュ、上にはハーブ新芽が添えられ飽きのこない爽やかな味わいを演出。
祝いにいただいた大輪の花の飴細工は、花びら一枚一枚が白蝶貝で出来ているかのような上品さ。自宅に持ち帰り後、壊すのは忍びなかったですが、見た目だけではなく、ちゃんと味もよくあっという間に完食。
ありがとうございました。次回の初秋も楽しみです。
◆2012年6月ランチ再訪
今年2度目の訪問。
今回いただいた料理全7品はざっと以下の通り
・そら豆と山菜のスープ
・山羊乳のバヴァロワ
・ホワイトアスパラ 北海道の毛蟹
・五島のイサキ モリーユとシェリーのビネグレットソース
・芋豚の3時間ロースト
・マスカルポーネのスープとデラウェア
・ガトーノワゼット
素材/火入れ/味付け どの工程も相変わらずぬかりなく、安定感があり、安心して身を委ねられます。
特に印象深かったホワイトアスパラは、焼き上げた蟹みそと全粒粉、毛蟹ほぐし身が載った贅沢な一品。瑞々しいアスパラに毛蟹の香ばしさと味わいが実によく合います。
昼夜問わず相変わらず混みあい、いまだに予約が困難なので、訪れた際に次回の予約を取ることをおススメします。もちろん次回の予約も入れ店を後にしました。
◆2012年2月ランチ再訪
今年最初の訪問は初のランチ。
駄目もとで10日前位に電話しキャンセル待ち状態でしたが、すぐにキャンセルが出てあっさり席を確保。
御多分に洩れずマダム中心で満席でしたが、お店曰くランチは4-6人のママ友の集まりの利用が多く、この時期はインフルエンザなどの理由でまとまった人数のキャンセルがあるようなので、ランチならディナーより席の確保の可能性は高そうです。
今回いただいた料理全7品はざっと以下の感じ。
・鱈の白子、トランペット茸などキノコのスープ
・山羊乳バヴァロア
・フォアグラ 金柑や人参乗せ
・石鯛のキュイソン ナ クレ
・シャラン鴨のロースト 甘草,野菜フォンドボー
・クレーム オ ココ
・イチゴのタルト
ビュルゴー家の本物のシャラン鴨は、見事なロゼ色で柔らかく芳醇な味わい。フォンドボーに甘草のアクセントのソースが鴨の旨味を更に引きたてて美味。
デザートのクレームオココは、口に運んだ直後は『ん?』状態でしたが、すぐに鼻から抜けるピスタチオの香り、味わいを引き締めるエスプレッソのビターさがココナッツに新たな魅力を引き出し秀逸。
ディナーより料理の品数は半分近いですが、バランスも量も丁度よくランチとはいえ、十二分以上の満足感を得られました。
◆2011年11月ディナー再訪
前回帰り際に予約し、三度目の訪問。
いただいた料理はざっくり以下の感じ。
・厚切りカラスミソテー
・ナシとチキンブイヨンのスープ
・山羊乳バヴァロア
・ナスとフォアグラのミルフィーユ仕立て
・ケークサレ
・アーティチョークと穴子
・甘鯛
・鹿肉ロースト
・ヌガーアイス
・イチジク
・栗
今回のメニューの方が感動的な味わいの料理が多く好印象。
定番の山羊乳のバヴァロアは、塩とオリーブオイルの美味さを山羊乳が引き立て、食べる機会毎に魅了される逸品。
◆2011年9月ディナー再訪
相変わらず予約困難でしたが、三年ぶりに訪問。運良く個室に通してもらえ、かなり寛いで食事ができました。
前菜6品・魚・肉・デザート4品の全部で12品。目にも、鼻にも、舌にも刺激的な料理の数々により、最初から最後まで非常に楽しまさせてもらいました。
特にセロリとルッコラのクスクスや、ナスのビシソワーズなどが好印象。
:味つけ、バランス、創造性どれも安定感があり、魅了される皿が多いとつくづく感じます。
4位
1回
2013/12訪問 2013/12/24
◆13.12月
今回は、4000円のランチコースにアラカルトを一品追加しオーダー。
・白菜の炒め
・鶏肉と大根のピリ辛炒め
・よだれ鶏
・自家製干し肉と台湾A菜の炒め
・小龍包
・豚肉とキャベツの煮込み、麺
・茄子の唐揚げ山椒、唐辛子風味炒め
・タピオカ
コースにはお気に入りメニューのよだれ鳥、自家製干し肉と台湾A菜の炒め物を組み入れていただきました。この二品はハズせません。
アラカルトメニューから追加注文した茄子の唐揚げは、唐辛子の山に刺激が強そうに見えますが軽く風味づけした程度の辛さ。軽い口当たりの茄子の唐揚げはスナック感覚で箸が止まらない。
コチラでは辛い料理が数々登場しますが、強烈な刺激は無く、美味さをしっかり持ち合わせた良質な辛さに思えます。
唯一難点は、毎度同じことをつい書いてしまいますが、小龍包はいくら慎重かつ丁寧に蒸籠から取り出しても打率10割の確率で破けてしまうのは改善する気がないのだろうか・・・
◆13.8月
夫婦で大好きなこの店になかなか二人で行くことができず、こらえきれず一人抜け駆けして訪問。
好物のよだれ鳥、自家製干し肉と台湾A菜の炒め物さえとりあえず食べられればと思っていると、2500円と4000円の2つのコースのうち安い方のコース内容に当日は干し肉とA菜の炒めが盛り込まれていたので、前菜によだれ鳥を盛り込むようリクエストし安く済ませることができました。
今回いただいた料理は以下の通り
・揚げピータンの甘酢がけ
・よだれ鳥
・磯ツブ貝のニンニク醤油
・小龍包
・自家製干し肉と青菜(台湾A菜)の炒め
・広東風煮込み焼きそば
・タピオカミルク
鉄板の二品はやっぱりウマいウマすぎる。よだれ鳥の濃く真っ赤なタレはほどよい辛さ加減なので、タレだけをそのまま飲み干したいほど美味しいです。最も大好物の干し肉と台湾A菜の炒めは、干し肉を噛みしめる度に口の中にジュワーッとヨダレが溢れ出てくるので、よだれ鳥以上によだれモノな料理なので、僕の中ではこの鉄板二品を“Wよだれ”と呼んでいます。
あいかわらず小龍包が下に敷いたシートにくっつき過ぎのため外す時にすぐ破れ肉汁が漏れる難点はありますが、やっぱり大好きな中華料理店です。
◆12.8月
改装後、初訪問。思っていたよりも長期にわたる改装のおかげで、大好物の干し肉と青菜の炒めとヨダレ鳥の禁断症状が頂点に達していました。
内外装共に手を入れ、カウンターまわりに吊るされていた晩白柚の皮も見当たらずずいぶんスッキリし整然とした印象。
今回いただいた料理は以下の通り。
・よだれ鳥
・アボカドとトマト
・小龍包
・自家製干し肉と青菜(台湾A菜)の炒め
・トウモロコシと枝豆の海老味噌炒め
・汁なし坦々麺
・タピオカ/杏仁豆腐
待ちに待った、よだれ鳥と自家製干し肉と青菜の炒めは、相変わらずハズさない抜群の美味しさで、ようやく食べれ禁断症状が解消されました。
今回、コースメニューに追加してアラカルトで注文したトウモロコシと枝豆の海老味噌炒めは、歯触りの楽しい料理ですが、自家製の海老味噌の濃厚なコクと香りが口いっぱいに広がり大変美味しい一皿でした。
なお青菜の炒めは自家製干し肉が決め手なので、干し肉付きのモノをご注文することをおススメします。
◆11.12月
ここ最近訪れた中華料理店がハズレ続きだった為、美味しい中華がどうしても食べたくなり二ヶ月ぶりに訪問。今回は4000円の日替わりランチコースを注文し、前菜3品の中によだれ鳥を入れてもらうようお願いしました。
食べた料理は以下のとおり。
前菜3品 紅芯大根と生貝柱和え/よだれ鳥/おじゃことインゲンの山椒醤油炒め
点心 海老蒸し餃子
お料理 自家製干し肉と本日のおすすめ野菜の炒め
お食事 鎮江黒酢の酢豚
デザート タピオカミルク
最初にいただいた紅芯大根と生貝柱和えをひとくち食べただけで、ここ最近他の中華店で食べた不満足感が一掃され、やっぱり来て良かったと実感。定番で食べている、この店のよだれ鳥は、見た目ほど辛さが強くないので、タレだけをすすって味わいを楽しめます。
大好物の自家製干し肉と野菜の炒め物は、とにかく自家製の干し肉が旨味たっぷりなので、野菜の炒め物の味わいが増して、口に入れた瞬間に昇天してしまいます。昇天度を更に上げるには、煮汁を大量にスプーンですくい、干し肉と野菜を一緒に食べると、口の中がホリケンのギャグのごとく、ジュンジュワーッとはじけ、あまりの美味しさに卒倒しそうになります。
まだ残り半月ありますが、来年もいい年を迎えられる気分になりました。
◆11.10月
昨年から、何度かランチに訪問。店内は喫茶店位のこじんまりした広さのため、すぐに満席になってしまうので、予約は必須です。
食べたいものを食べる主義で、大概アラカルトですが、必ずよだれ鳥、自家製干し肉と青菜(本日のおすすめ野菜)の炒めを定番で注文しています。この店の青菜の炒めは、非常に味わい深く、そんじょそこらの青菜の炒めとは比較にならない旨さで、誰もいなかったら皿まで舐めたいほどオススメです。
一つ難点は小籠包が、かなりの確率で敷いてあるシートにくっついてしまい、肉汁がこぼれてしまうので改善して欲しいです。
残念なことに、店舗の近くにあった大きめのコインパーキングが無くなったのは痛い。
5位
1回
2011/12訪問 2011/12/10
◆最新の訪問
前回から一ヶ月もたたないうちに再訪。
今回の献立
●自家製カラスミ
●香箱蟹の土佐酢掛け
●焼き胡麻豆腐
●鱸の吸い物
●造り(カワハギ、カワハギ肝、鮟肝、マグロ、カマス、岩海苔)
●八寸(宮崎牛、蛸煮物、牡蠣、ばち子、白身魚南蛮漬、シシトウ)
●鰤の照り焼き、林檎のきな粉和え
●タンシチュー
●煮浸し
●漬物
●牡蠣の焚き込み御飯
●蟹味噌汁
●わらび餅
前回からまだ日が浅かった為、基本の献立は前回と同じだったようですが、大概の料理を変えて提供いただきました。
前回同様に香箱蟹はやっぱり美味。前回よりも内子も外子もタップリで一つ残さずほじくり返してしっかり食べさせていただきました。また、一ヶ月かけて作られた自家製のカラスミは味わい深く、塩加減も丁度よく超絶品。
鰤の照り焼きに添えられた料理は、見た感じ筍かと思いましたが食べてビックリ、ふじ林檎のきな粉和えでした。林檎の酸味が鰤照り焼きの脂っぽさをさっぱりさせ、付け合わせとして非常にマッチ。単品の甘味としても美味しいと思いました。
有り難いことに造りや八寸のボリュームがタップリな為、中盤時点でかなりお腹いっぱいになり、それ以降は少なめにしていただきました。
1つ難を言えば、寒さが厳しい中、温かい料理が少なかったのはちょっと残念。特に八寸は温かさが欲しかったです。
ただ、全体を通しては前回より美味しい料理が多く感じました。
相変わらず、色々と気を配っていただき大変居心地のよい時間を過ごすことができました。次回は春が近づきそうな頃、家族の祝いを兼ねて伺わさせていただきたいと思います。
◆前回の訪問
一ヶ月半前に予約し、開店早々に訪れました。
当日の献立
●このわた飯蒸し
●香箱蟹土佐酢掛け
●焼き胡麻豆腐
●海老しんじょう腕
●大間の鮪、鯛、クエ、あん肝
●柚子窯蒸し、ばち子
●蝦夷鹿塩焼き
●聖護院かぶら蒸し
●煮浸し
●漬物
●丹波栗の焚き込み御飯
●蟹出汁味噌汁
●紫芋モンブラン/葛切り/羊羹 いずれか
解禁して間もない香箱蟹は外子、内子、ミソのハーモニーが絶品。足の濃厚な甘みも◎
栗ごはんは甘すぎず、塩っぱすぎず絶妙な味加減で、ここまで美味しい栗ごはんは初めてでした。量が多く持ち帰りましたが、翌晩食べても大変美味しくいただけました。
特筆すべきは、店主の客への心遣い、気配り、サービスに感心。料理はもとより、もてなしに対するひたむきさは素晴らしいの一言。
帰り際、来月の予約も済ませ、今から再訪が楽しみです。
6位
1回
2011/10訪問 2011/11/19
赤坂見附から歩いて数分のクラブがひしめくビルの4Fにひっそりと店を構えています。
普段この界隈で働いているか、誰かのススメが無い限りは、店に気がつくことも、入る機会もなかなか無いと思います。
予約が取れなかった為、開店早々伺い待ちましたが、11:45分の予約客が30-40分で食事を終えたので、長椅子もあり取り立てて苦になりませんでした。
生の穴子を初めて食べましたが、身がコリコリして、ほんのり甘みがあり、かなり美味しかったです。お茶漬けにしても、勿論美味しかったですが、土鍋で炊いた「あきたこまち」の炊き加減がちょうど良く、ご飯が抜群の為、出汁に浸し、ふやかすのは勿体無く感じました。
ダイエットで食事制限中にも関わらず、ご飯があまりに美味しくて、ついつい三杯食べてしまいました。
また、女将さんはとても愛想良く、色々と気を配っていただき、大変感じが良かったです。
味、雰囲気、値段からして1200円は高CPだと思います。
夜のコースも一万円程度でかなり色々楽しめそうなので、こちらもお値打ちそうに思えました。
次回は予約を確保して伺いたいと思います。
8位
1回
2011/10訪問 2011/10/28
現在発売中の某グルメ雑誌でたまたま見て早速食べに行ってみました。
当日のランチは、魚の煮付け、香味鶏茶漬け、刺身盛合せがあります。
魚の煮付けは5種類の中から選べ、今回はイシモチを注文。
しつこくない上品な味加減の煮汁は、イシモチの素材そのものの旨味も味わえ大満足でした。魚自体は小ぶりだったので、この味付けで大きめな魚を思う存分食べてみたい。
魚に対して付合せの牛蒡はやや濃いめに味付けされアクセントになり、煮加減も抜群。
最後にいただいたデザートのパンナコッタも好みな味わいで、短い時間でしたが最後まで楽しめました。
心残りとしては、ご飯が美味しかったらと思います。
とは言え、小鉢・ご飯・汁物・香の物・デザートが付いて、味、丁寧な仕事、雰囲気、場所柄で1000円とは驚きであり、頭が下がります。
早めに伺ったので、すんなり入店できましたが、12時には満席となったので、早めか予約して行った方が間違いないと思います。
9位
1回
2011/11訪問 2011/11/24
通い始めてかれこれ五年。
店名や店構えや、メニューの取り揃えからは、たいして美味くない店に思われがちだと思います。
カレーチャーハン等、王道なインド料理からそれたメニューもありますが、是非ともこの店では、インドカレーを食べて欲しいです。
通い始めた頃に比べると、パキスタン人?のコックの腕が年々進化し、ここ最近は格段にレベルアップし、実に美味い。サグチキン(650円)やバターチキン(850円)を是非食べて欲しいです。
サイドオーダーのオススメは、、、
この店のミックスサラダは、380円とは思えない程、ボリュームたっぷりでドレッシングが美味しくペロりといただけます。
チキンティカも同じく380円とは思えないボリュームで、一般的なインド料理店なら倍以上の値段はするでしょう。
この店に通い続ける理由は、いたってシンプル。
『安いのに美味しい』
ただそれだけですが、それをなせる店が実に少ないし難しい。
夫婦共にインド料理が好きで都心の大概のインド料理店に訪れましたが、安くて美味い店か、高いけど美味すぎてどうしても食べたい店の二軒に集約され、安くて美味い店として、ココに通い続けています。
10位
1回
2011/10訪問 2012/01/15
南北線の麻布十番駅から歩くこと数分、こじんまりしたビルの5Fにひっそりあります。靴を脱いで店内に入ると、ダシのとてもいい香りが充満していて気が休まると同時に期待が膨らみます。
お造りがついた5500円のコースを注文。
先附:ムカゴとコノワタ、子持ち鮎の煮浸し、栗煎餅
腕物:コチ、粟麩、ネギ
向附:明石の鯛、イカ
焼物:鯛のタレ焼き
揚物:生シシャモ、ミョウガ、あまなが
御飯:ハラス焼き、お新香、ゴボウ赤出汁、ご飯
水菓子:紫芋モンブラン、わらび餅
中でも、揚物の生シシャモは白玉粉で揚げられており、シシャモ自体が柔らかくジューシーで驚くほど美味しい。ミョウガも『ミョウガってこんなうまかったか?』というほど美味。
生シシャモは、今時期の2-3週間しか手に入らないそうだ。子は少ないが、子が増えると逆に輸送中、破裂するから持ってこれないとのこと。
一人での食事だったが、ゆったり寛いで食事を楽しめ、居心地が良かった。また是非再訪したい。
素晴らしい店は、何度訪れても美味しいのはもちろん、感動や驚きを与えてくれる。それが突出していたのは一位に選んだエクイリブリオでした。
食べログを利用することで、美味しいかもしれないお店を発掘する機会を得ることができ情報源の1つとしてとても重宝しています。