リオデジャネイロ五輪第15日(19日=日本時間20日、五輪スタジアム)陸上男子400メートルリレーの決勝を行い、予選と同じ山県亮太(24)【セイコーホールディングス】飯塚翔太(25)【ミズノ】桐生祥秀(20)=【東洋大学】ケンブリッジ飛鳥(23)【ドーム】の4人で臨んだ日本は、37秒60の日本新、そしてアジア新記録で銀メダル。2008年北京五輪の銅メダル以来、2大会ぶりのメダルを獲得した。
ジャマイカが37秒27で金メダル。アンカーを務めたウサイン・ボルト(29)は100、200メートルと合わせた史上初の3大会連続3冠を達成した。
米国が3着に入ったが失格となり、カナダが37秒64で銅メダル。
日本は自己ベストが桐生は10秒01、山県が10秒05、ケンブリッジが10秒10で飯塚は10秒22。日本の五輪史上最強ともいえるカルテットだった。
日本はバトンパスを下から差し上げるように行うアンダーハンドを採用。手を伸ばし、上から振り下ろして渡すオーバーハンドのように利得距離(腕の長さの分、走らなくてすむ距離)は稼げないが、渡す側と受ける側の双方がフォームを乱さず走ることを優先させた。
さらに従来から改良し、受ける側の腕が後ろに伸びた際に手渡す形にした。利得距離を稼げ、きっちりと合えばスピードは出るが、リスクは大きくなる。
日本は予選を全体2番目のタイムとなる37秒68の日本新記録で突破。従来の記録の38秒03を塗り替え、予選で1組前に中国がマークしたばかりの37秒82のアジア新記録も更新していた。
東京オリンピックではボルトもいなくなりそうですし、金メダルも夢ではないかもしれませんね!今から楽しみですヾ(≧∇≦)