あした食べにいきたくなる旨辛料理の代名詞 ~ 神々の麻婆豆腐を追い求めて【第一巻】東京

出典:tomoecさん

あした食べにいきたくなる旨辛料理の代名詞 ~ 神々の麻婆豆腐を追い求めて【第一巻】東京

中国で生まれながら、その味を日本で追求するところ。あるいは、日本テイストで独自にアレンジするところ。様々なお店があるなかでも、日本に住んでいる間にぜひ一度、味わうべき麻婆豆腐のお店をセレクトしました。 東京から、お薦めしたくなるレベルの麻婆豆腐ベスト30以内のお店を選出。

更新日:2024/05/20 (2022/04/10作成)

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このまとめ記事は食べログレビュアーによる16284の口コミを参考にまとめました。

浪漫ある麻婆豆腐の世界へようこそ

中国で生まれながら、その味を日本で追求するところ。あるいは、日本テイストで独自にアレンジするところ。様々なお店があるなかでも、日本に住んでいる間にぜひ一度、味わうべき麻婆豆腐のお店をセレクトしました。
(東京 エリア 限定版)

赤坂 四川飯店

赤坂 四川飯店

四川麻婆豆腐の聖地とも言えるお店。
まずはこのビジュアルに圧巻。
一口すするとすぐ分かる。豆腐、肉だれ、味付けすべてにバランスよく味わえるタイプの店。辛さはやや麻辣強めで好きな人にとっては最高である。とろみよりもオイルが上回る。
文句なしに東京随一といって良いだろう。ライスもおかわりできるのがなおよい。

スーツァン・レストラン陳 渋谷店

スーツァン・レストラン陳 渋谷店

渋谷はセルリアンタワーに入っている四川飯店の系列店。
ここの麻婆豆腐はさすが陳さんのレシピが通っているのか、ベースは遠慮のない四川系の辛さ。山椒や様々な具材の味わいが重なって最高である。
ランチの予約は、三千円台の飲茶ランチから可能。

古月 新宿

古月 新宿

四川マーラー豆腐というここの麻婆豆腐はかなり本場四川の味にかなり近いと思われる。まず、小鍋に盛られたグツグツの状態で出てくる姿、色合いも具材の鮮やかさで大変よい。
肉だれには旨味溢れる牛挽き肉がつかわれており、四川マーラーの味が後からついてくる感じ。とろみはなくオイルたっぷりながら、葉ニンニクも入っておりかなり完成度が高い。辛さは辣が主体だが、別添えの山椒で後からしびれの味つけができる。このお店のこだわりを感じられるところ。ランチセットは食後のデザートつき。

神田 雲林

神田 雲林

ここの麻婆豆腐は、豆腐の量にもかかわらず肉だれメインで味わえるタイプの店。辛さも本場さながらほどよく最高である。
ランチセットの種々の小皿も箸休めとなってよく、そちらの方も充実。
まずランチ時間帯は必ず並ぶので、スタート時間前に伺えるとよい。

御膳房 六本木店

御膳房 六本木店

ここの麻婆豆腐は、豆腐の量も程よく多めで質がよい。肉だれは控えめだが、山椒がまろやかに効き麻メインで味わえるタイプの店。辛さも後からうっすら系で気持ちいい。
また、サラダとザーサイ、杏仁豆腐セットなので、これらも箸休めとなってよい。
一人客はこの麻婆豆腐ランチのオーダが多いよう。ランチ時間帯は賑わっていたが、待たずに入りやすい。

SEN YO

SEN YO

ここの麻婆は、オイリッシュな仕上がりだが、豆腐と肉だれとバランスよく、葉にんにくが入っているのがポイント。辛さは抜群、辣主体だが若干のしびれ具合、まさに理想的な味わいである。じわじわ汗が出てくる配分がよい。
ランチはサラダ・スープ・ライスのセットだが、サラダが先出し。ライスはお替わり自由である。
土鍋で煮込まれた麻婆豆腐、グツグツ煮え立った状態で出してくれるが、色と薫りが食べる前からたまらない。

四川豆花飯荘 東京店

四川豆花飯荘 東京店

ここの麻婆豆腐は、豆腐メインで味わえるタイプの店。辛さはやや辣強めで本場四川の味に近く、好きな人にとっては最高である。
もともとはシンガポールのPARKROYALホテルに出店する老舗の四川料理店である。地元に比べたら辛さは控えめ日本人向けかもしれない。
サービスのお茶は甘めで辛さをより引き立てる。

個室中華 頤和園 霞が関店

個室中華 頤和園 霞が関店

ここの麻婆豆腐は、オイル5・とろみ5で全体的なバランスが取れた感じ。ある意味オーソドックスとも言えるが、麻辣ともによく効いた豆腐ベースの麻婆豆腐。豆腐の柔らかさもあり、とろみと相まって味わい深い。ボリュームもなかなかのもの。
ご飯はお櫃からよそうので、お腹いっぱいに感じやすいかもしれない。

銀座 桃花源

銀座 桃花源

ここの麻婆豆腐は、白い土鍋にしっかりの量で出してくださる。豆腐の量の多さもさながら、それ以上に肉だれメインで味わえるタイプ。オイルの割合高く、辛さも四川の辣が引き立ちほどよく最高である。うっすらニンニクの味が効いていて、がっつり食べた感じになる。
陳健一麻婆豆腐店の味に近いかもしれない。
セットは、ライスとスープに漬け物。また杏仁豆腐がついており、食後のリフレッシュとなってよい。

新橋 新橋亭

新橋亭

ここの麻婆豆腐は、豆腐の量もたっぷりに加えて肉だれメインで味わえるタイプの店。麻主体の辛さもほどよく、途中で加えて山椒をふりかけると最高である。
セットのスープは海老の出汁がよく効いており、デザートの杏仁豆腐もあっさり口を休めてくれてよい。
定食・ランチとあるが、どちらもリーズナブル。

陳建一麻婆豆腐店 グランデュオ立川店

陳建一麻婆豆腐店 グランデュオ立川店

陳健一さんの言わずと知れた麻婆豆腐の名店。
ここの麻婆豆腐はさすが、麻も辣もバランスよく大辛にもかかわらず素材の味がしっかり活きている。辛さはまずまず。豆腐も店独自のもののようで食感よく、オイル主体の肉だれとの絡み具合もよい。しいていえば、これに葉ニンニクが入ってあれば最高だろう。
おかわり自由のライスとスープに、箸休めにもなるザーサイがついてくる。リーズナブルにお手軽に、陳さんの味が堪能できるのはありがたい。

芙蓉菜館

芙蓉菜館

世の麻婆師匠がお忍びで伺っているという話題のお店。武蔵野エリアではたいへん魅力的。
ここの麻婆豆腐は、オイルたっぷりでベースが辛く理想的な四川の味わい。葉ニンニクの量もさながら、しっかり肉だれとまぶされた豆腐が、特別に輸入されたのものか自家製のものか分からないが、この一皿のなかで大きなインパクトを占める。麻は若干、辣がメインで辛さを引き立てているようなイメージ。
サービスの甘味も最後に胃を休めてくれてよい。

四川料理 龍の子

四川料理 龍の子

ここの麻婆豆腐は、豆腐の量にもかかわらず肉だれメインで味わえるタイプの店。辛さもほどよく最高である。
辣の味付けが主体でやや甘さを感じるが、食べ進めると後からじわじわ辛さがくる感じである。
セットの種々の小皿も箸休めとなってよい。
ここもランチ時間帯は必ず並ぶので、スタート時間前に伺えるとよい。

同源楼

同源楼

激戦区の赤坂の銘店。
ランチはすぐさま、小皿とスープを出してくれる。そして、三分ほどして主菜とご飯の到着、かなり早い。それでも香ばしい薫りとともにやってきた麻婆は、なかなか風情のある美しさを感じるところ。
ここの麻婆豆腐は、サービスたっぷり量多め。豆腐の量も多いが肉だれも充実している。
本場の中華を感じられるが、麻も辣もやや控えめ。個人的にはまだ辛さがあってもよい。しかしながら、確かにじわじわ辛さがやってくる。小ネギの美しさがアクセント。
デザートに杏仁豆腐もついてくるが、これまた胃を休めてくれて美味。

味覚

味覚

ここの麻婆豆腐は、鉄鍋にぐつぐつと煮えた状態でご対面、あまりの油とび加減に、ナプキンがのせられた状態で出てくるほどの凄み。
中身はオイル二割とろみ八割で、四川テイストだがどこか懐かしい麻辣醤の甘味も感じる。辛さは選べるが、中辛で程よい感じ。自家製ラー油を使っているとのこと、やはり辣が主体で辛さがあとに引くこともない。
豆腐は絹ごし系か、グツグツの鍋のなかでも柔らかさを感じ、量もたっぷり存在感は抜群。

まさに、味覚に訴える。
なんとも病み付きになりそうな麻婆豆腐。

陳麻婆豆腐 東急プラザ赤坂店

陳麻婆豆腐 東急プラザ赤坂店

もはや陳麻婆豆腐の代名詞といえばこの系列。
陳麻婆豆腐のメッカと言えばここ。
ここの麻婆豆腐は、豆腐の量、肉だれ、ほどよい葉ニンニクが絶妙にバランスよく、名乗る通りの本物の店。麻辣ともによく効いて辛さもほどよく最高である。セットのスープ、ザーサイも加わってご飯がよく進む。
麻婆豆腐激戦区の赤坂の中で安心できる味である。

炎麻堂 赤坂店

炎麻堂 赤坂店

激戦区の赤坂でひときわ辛いお店。
ここの麻婆豆腐は、豆腐の量とバランスよく肉だれあわせて味わえるタイプの店。辛さは辣主体で最高である。
これでライスもスープもおかわりできるようなのだが、とにかくスタートの量がたっぷりで満足。
じわじわくる汗はテーブルの扇子をつかわせてもらうとよい。

麻辣王豆腐

麻辣王豆腐

ここの麻婆豆腐は、オイル7・とろみ3といったところだろうか。色づきがよく、辣メインで辛さが終始つづく。量は少なめだが、ニンニクと山椒系の謎の実がアクセント。すこし塩っぱさを感じるが、クセになる味わい。夏の時期は、ビールがよく合う。

ご飯おかわり0円、という表現もなかなかのもの。

新亜飯店 芝大門店

新亜飯店 芝大門店

ここの麻婆豆腐は、一目みてやや日本向けにアレンジしたものとわかる。四川風ではなく、辣の辛みだけで勝負しているところ。じわじわくる辛さはたまらない。具はとろみメインの肉だれたっぷり、ときどき豆腐といった配分か。
ランチ時にお得な定食は、日曜・祭日はやっていないので留意すべし。

陳家私菜 渋谷店

陳家私菜 渋谷店

お豆腐一丁まるまる入ったインパクトのある石鍋。店のスタッフが切り混ぜるか聞いてくるが、もちろん自分で楽しむのがよい。
グツグツと煮立つ四川麻婆豆腐は、一口目から辛さでむせるほどのテイスト。周りからもむせる声が聞こえてくる。
ややとろみが多めでオイルもしっかり入った、日本向けアレンジ四川の味。とはいっても辛さは容赦なく、中辛でもそれなりの覚悟が必要。

好好

好好

ここの麻婆豆腐は、オイル8・とろみ2ぐらいだろうか、麻と辣のバランスが程よし。色合いも理想的、期待を裏切らない。一口箸を進めると肉メイン、豆腐もこだわりあるのがわかる、触感の良い青ネギがアクセント。
陳麻婆豆腐と銘を打つだけあって、わりと本格的。

四川飯店麻婆豆腐 代々木店

ここはまさに正統派、四川麻婆豆腐。
オイルととろみが7対3くらいのイメージ。肉だれメインで満足感の大変高い一皿。辣が主体ではあるが、別添の山椒で麻の具合も調整はできる。
ごはんだけでなく酒を追加してもちょうどよい分量。
セットは、ライス・スープ・ザーサイの付いた定番スタイル。ご飯は一杯までおかわり可能。

四季ボウ坊

四季ボウ坊

もはや店主のほうが有名になったこちらのお店。店内はここはちがう国かと錯覚する雰囲気。
ここの麻婆豆腐は、豆腐メインで味わえるタイプの店。辛さは麻が強めの独特の風味である。
新橋で味わえる本格的な中華ではあるが、いわゆる四川系とは少し異なる。

一味玲玲 本店

一味玲玲 本店

ここの麻婆豆腐は、オイルたっぷり。麻辣ともにしっかり効いた味わいの店。辛さもほどよく、手作りの調味料がアクセントになってよい。。
セットはこの店お得意の餃子もついてくる。

横浜中華街 福満園 新橋店

横浜中華街 福満園 新橋店

新橋の隠れた麻婆豆腐の名店。
ここの麻婆豆腐は、豆腐メインのはずが葉ニンニクなどふんだんにおりこまれて奥行きを感じさせるタイプの店。辛さもほどよく最高である。
スープの味は中華ならではとなってよい。
セットで十分にお腹一杯になる。

香妃園

香妃園

ランチメニューは常時10種類以上ある中からセレクトできるのがよい。
ここの麻婆豆腐は、全体的にボリューム控えめ、豆腐メインで味わえるタイプの店。辛さは辣がほどよく麻は感じられない。玄人にはすこし物足りなさを感じるかもしれない。
セットは、副菜・ザーサイ・スープ・ライスで、この日は鶏ササミの中華だれ唐揚げ風、これは上質。これらの種々の小皿も箸休めとなってよい。

中華料理 末広

中華料理 末広

ここの麻婆豆腐は、なんとも日本流街中華の仕上がりである。
具材は豆腐よりも野菜の量が際立つ。木耳、ピーマン、玉葱、人参、椎茸、筍、グリーンピースとふんだんに入っている。肉はチャーシューの細切れに近い様子。肉だれではなく、野菜とろみメインのはじめての感覚である。
しかしこれが進んでいくにつれて辛味を感じていくようになり、食べ終わりは汗がじわっとするほどの感覚。
単品か丼もあるが、セットにすると、中華スープとお新香に大盛りのごはんで出してくれる。

味坊

味坊

ここの麻婆豆腐はオイルととろみが半々くらいの割合。豆腐のサイズは大きめで存在感あり。麻辣の辛さはそこまで強くなく、町中華のテイストも感じられるところ。
チャーハンとの組合せはまずまず。

※本記事は、2024/05/20に更新されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。

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