【あべの・天王寺】あべのハルカスの幕の内弁当

出典:kurodaさん

【あべの・天王寺】あべのハルカスの幕の内弁当

俵型のように型押しされている白飯に、玉子焼き、蒲鉾、焼魚、揚物、煮物、漬物、佃煮などを彩りよく詰め合わせた「幕の内弁当」は、美味しい上にヘルシーなので、老若男女に根強い人気を誇るお弁当です。大阪のターミナルで、手軽に購入できる幕の内弁当を集めてみました。

更新日:2024/03/23 (2019/01/09作成)

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このまとめ記事は食べログレビュアーによる82の口コミを参考にまとめました。

旅のお供・芝居のお供

 俵型のように型押しされている白飯に、玉子焼き、蒲鉾、焼魚、揚物、煮物、漬物、佃煮などを彩りよく詰め合わせた「幕の内弁当」は、少しずつ多種類の食材が詰め合わされていることで、美味しい上にヘルシーなので、老若男女に根強い人気を誇るお弁当です。
 江戸時代の後期に芝居の幕間に食べるものとして考案され、明治時代には駅弁などでも重宝されて一般化しました。現在ではおかずにハンバーグやソーセージ、オムレツなどが入っている「洋風幕の内」も現れています。

八寶

八寶

 あべのハルカス近鉄本店のウイング館B2F、近鉄線からは東コンコースの改札からハルカスに入って少し進んだ左側にある弁当店です。
 この八寶は近鉄布施駅近くに仕出し専門の本社があり、店舗販売はここだけとなっています。

八寶

 「吹寄弁当」(972円)は、箱を開けると花型に盛られたご飯が目を引きます。白いお花の中心はカリカリ梅です。ご飯の質もまずまずです。

八寶

 おかずは小芋や蒟蒻の炊合せ、焼き魚、根昆布、山椒の塩昆布、鶏つくね、梅風味の慈姑、エビフライ、ひじき、五色豆、はんぺんなど。小さいながらも鰻が一切れあるのが超うれしい!
 全体的に薄味で上品な風合いに仕上がっています。

花紀行 阿倍野店

花紀行 阿倍野店

 あべのハルカス近鉄本店のウイング館B2F、近鉄線からは東コンコースの改札からハルカスに入ってまっすぐ進んだ右側にあるお弁当・おにぎりのお店です。
 この花紀行は、近鉄百貨店が100%出資する株式会社ジャパンフーズクリエイトの運営で、ここの他、近鉄上本町店にもお店を出しておられます。

花紀行 阿倍野店

 「椿弁当」(896円)は、栗ご飯を中心にして、周りに炊合せ(椎茸・筍・にんじん)、煮物類(南京、小芋、蕗、がんもどき)、天ぷら(海老・獅子唐・カニカマ・蓮根)、きんぴら牛蒡、出汁巻き玉子、ひじき、鮭などが詰め合わされています。

花紀行 阿倍野店

 オーソドックスな幕の内といった内容で、炊合せや煮物類は味よく煮含められています。
 栗ご飯の栗はクチナシで色づけされているが、甘煮ではなく自然な甘さがいい具合。お米が堅めの炊きあがりです。

煮平

煮平

 あべのハルカス近鉄本店のウイング館B2F、近鉄線からは東コンコースの改札からハルカスに入ってまっすぐ進んだ右側。いわゆるデパ地下・総菜売り場にある和総菜の幕の内です。
 煮平はこのハルカスのほか、近鉄上本町店や、京阪天満橋のフレスト天満橋にも出店されています。

煮平

 「おまかせ弁当」(756円)は、鮭、出汁巻き、そして煉り天が数種類入った幕の内です。
 鮭はうす塩で、しっかり骨抜きされていて食べやすい。根菜の煮物、ひじき、いんげん、煮物類もさすが総菜店の味です。ただし、全体にしっかりした味付けになっています。

煮平

 ここのいいところは、ご飯が白ご飯だけでなく、梅のご飯、豆ご飯などがチョイスできるところです。
 このショップ、冨士屋かまぼこという会社が運営していて、ここと同じブロックにある「北浜ますせん」や「玉子丸」も系列店です。なのでお弁当の中身に蒲鉾や煉り天など、種類が豊富なのが魅力です。

さえき

さえき

 あべのハルカス近鉄本店のウイング館B2F、近鉄線からは東コンコースの改札からハルカスに入ってまっすぐ進んだ左側。いわゆるデパ地下の総菜のお店です。
 ここは奈良・西大和にある懐石料理のお店による和総菜のショップです。

日本料理の繊細さが際立つ上質なお弁当

さえき

 「彩り弁当」(1,188円)は、ご飯が鮭・梅干し・ひじきからの各混ぜご飯が選べ、おかずもミンチカツか天ぷらかを選べます。
 折詰は横 長の正方形で、4つに区切られている松花堂スタイル。奥側左が天ぷら、右が炊合せ。手前左が鮭ご飯、右が牛しゃぶとなっています。

さえき

 天ぷらは海老と獅子唐。海老は大ぶりでぷりぷりした食感が楽しめます。椎茸明太マヨ和えが添えられていて、これがまた旨い。
 炊合せはエビ、小芋、金時いも。さらに昆布〆、枝豆、蒟蒻、鴨のスモークが並んでいます。どれも薄味の上品な仕上がりです。
 牛しゃぶはポン酢が添付され、胡麻、玉蜀黍、大根と人参の千切りがまぶされています。サシの入った牛肉は柔らかくて甘い。

大阪焼肉・ホルモン ふたご

大阪焼肉・ホルモン ふたご

 あべのハルカス近鉄本店のタワー館B2F、天王寺駅からは地下コンコースのからハルカスに入ってすぐのエスカレーターでB2Fに下り反対側に回ったところにある、焼肉・弁当のショップです。
 店頭には「名物ふたごの焼肉弁当」「黒毛和牛の焼肉弁当」「二代目名物黒毛和牛の肉飯」など、各種焼肉弁当が並ぶとともに、一角ではキムチなどが販売されています。

「韓流」の幕の内弁当

大阪焼肉・ホルモン ふたご

 「幕の内弁当」(981円)は、黒胡麻の散らされたご飯とともに、スライス牛肉のタレ焼き、厚焼き玉子、タルタルソースの掛かった鶏モモ竜田揚げ、ポテトサラダ、大豆モヤシ・小松菜・大根のナムル、白菜キムチが詰合わされています。

大阪焼肉・ホルモン ふたご

 牛肉は甘めの仕上りで肉質は柔らか。鶏の竜田揚げは肉厚で食べ応えがあります。シャキシャキのナムルも嬉しいですね。
 「幕の内」とのことだが、韓国風にまとめられているのがユニークです。

RF1 近鉄阿倍野店

RF1 近鉄阿倍野店

 あべのハルカス近鉄本店のウイング館B2F、近鉄線からは東コンコースの改札からお花屋さんの右側にある入口からハルカスに入ってすぐのところ、いわゆるデパ地下の総菜店です。

ヘルシーながら満腹感を得られるお弁当

RF1 近鉄阿倍野店

 「RF1のまんぷくbento」(680円)は、季節のごはんと多彩なおかずが特徴で、この時期は鮭フレークが混ぜ込まれたご飯と胡麻やあられが混ぜ込まれたご飯の2種類が詰め合わされています。
 おかずはポテトサラダ、鶏のから揚げ、人参のきんぴら、海老の旨煮、豚肉チーズ巻きコロッケです。鶏のから揚げはコチュジャンのタレを纏っていて甘辛で美味しい。

RF1 近鉄阿倍野店

 コロッケはチーズが濃厚で美味しい。各おかずにはサラダ菜が敷いてあり、このちょっとしたところがさすがRF1だと思わせるところです。
 全体的に味付けは軽めで実に上品。薄味でヘルシーな仕上がりです。商品名の通り「まんぷく」を得られることができました。

北浜ますせん あべのハルカス 近鉄百貨店本店

北浜ますせん あべのハルカス 近鉄百貨店本店

 あべのハルカス近鉄本店のウイング館B2F、近鉄線からは東コンコースの改札から正面にある入口からハルカスに真っすぐのところにある、天ぷら(煉り天)やお弁当を販売しているお店です。
 ここでは「まねき」の弁当も置いています。この「北浜ますせん」を運営する(株)冨士屋かまぼこが、2019年からまねき食品株式会社のグループ会社になったからですね。

「まねき」の弁当コーナーが新設

北浜ますせん あべのハルカス 近鉄百貨店本店

 「味小町」(864円)は、ご飯が俵むすび(白ごま)、梅型の赤飯、いなり寿司、巻き寿司とバラエティー豊か。
 おかずは煮物(茄子の揚げ浸し・高野豆腐、南瓜、人参、昆布巻き、三度豆などの焚き合せ)、揚物(枝豆と豆腐のふんわり天・しし唐素揚げ)、焼物(さわら塩焼・玉子焼)、酢の物(胡瓜・大根なます)等がバランスよく詰め合わされています。

北浜ますせん あべのハルカス 近鉄百貨店本店

 「まねき」は姫路の駅そばで知られるとともに、関西の駅弁の一翼を担っている大会社。
 これ程の内容の弁当をこの値段に抑えているのは、やはり大量生産の成せる技なんでしょう。

富惣 近鉄阿倍野店

富惣 近鉄阿倍野店

 あべのハルカス近鉄本店のウイング館B2F、近鉄線からは東コンコースの改札からハルカスに入ってまっすぐのところにある焼き魚、煮魚等の魚惣菜専門店です。
 堺に本社のある富惣は「魚道楽」のブランドで、関西を中心に、全国の百貨店に出店されており、焼魚や煮魚といった魚の惣菜のほか、天ぷら、一人鍋、弁当、イカ焼きなどを店舗で販売されています。

花見気分が味わえる花見弁当

富惣 近鉄阿倍野店

 「行楽弁当」(810円)は、八角形のお弁当箱に焼魚、炊合せ、えびカツなどのおかずとともに、型押しされた白米と筍ご飯が詰め合わされています。

富惣 近鉄阿倍野店

 焼魚は西京焼で、魚種はサーモントラウトとメヌケ。さすが魚の専門店だけあって味良く焼かれています。炊合せは南京、ふき、人参に昆布巻もある。こちらはしっかりとした味付けです。
 他には玉子焼やきゃらぶき、なますなど。味だけでなく、見た目も楽しく工夫されたこのお弁当、お家で食べてもちょっぴり行楽気分を味わうことができます。

※本記事は、2024/03/23に更新されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。

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