5回
2020/10 訪問
酒がすすむ串は必須
11時からの回、11時までには全席で客が揃っていた。BGMはゆったりしたジャンル不明の音楽が流れる。酒は百黙純米吟醸、兵庫の酒。突き出しは自家製カブトの南蛮漬け。さっぱりして旨い。つづいて今朝捌いたばかりという肝焼き。まったく臭み無くプリプリの食感で素晴らしい。次にヒレの紫蘇巻き、一串で五尾ぶんという。縁側のような感じか、これもこってりして酒がすすむ。せっかくのウナギ、この串から楽しまなければ、と思う。そして鰻重は、二尾を選択。関東風か関西風か選べるので、それぞれ一尾ずつにしてみた。関西風は蒸らさないのでパリッとした食感、なかなかいい。関東風はお馴染みのふわふわ。はじめは関西風の方がいいかと思うのだが、食べ進むとやはり関東のふわふわが馴染む。きっと次も両方頼んで食べ比べるだろう。
2020/11/03 更新
予約して11:00の回。常に予約で満席なので予約は必須。予約時に鰻重の種類を伝えておく。BGMは雅な感じの音楽。おしぼりの袋は空調の風で飛んでしまうからと開封するとすぐ回収。フロアの方がとてもテキパキとしていて、全体をコントロールしている。こういうところも気持ちいい。
酒はくくみ酒純米酒、お通しには鰻ざくが出た。
串はヒレ紫蘇巻きとキモ。ヒレは7〜10尾ぶんを一串に。キモはいつもあるとは限らないがこの日はあった。お重を待つ間に鰻ざくや串で一杯いただく。これに勝る幸せはなかなか思いつかない。
鰻重は一尾半、関東風一尾、関西風半尾。関東風はお馴染みの、身が柔らかく食べ慣れた味。関西風は蒸していないシッカリめの食感。関西風のために薬味もあり、ワサビと葱。ワサビと山椒は相性が悪いので混ぜないようにとの注意。なるほど。パリッとした関西風にワサビも美味い。寿司にはワサビなのだから飯にわさびが合うのは当然か。食べ慣れた山椒の風味も良い。ここはまさにお好みで。