satotsujiさんが投稿した趙楊(東京/新橋)の口コミ詳細

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閉店趙楊新橋、内幸町、汐留/中華料理、四川料理、火鍋

1

  • 夜の点数:5.0

      • 料理・味 5.0
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 5.0
      • |酒・ドリンク 5.0
1回目

2016/10 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク5.0

【知る人ぞ知る、超上級中国料理】※予約は一週間前までに!

【16年1月下旬再訪問】

リンク先の日記をご参照ください。工夫次第でリーゾナブルなコースでも満足度は高いです!

【2016年9月中旬 事前打ち合わせ】

10月に2回開催する、趙楊の会の事前打合せを、趙楊さん四川省への買い出し直前に依頼。美味しいものを買ってきてもらえると嬉しいです。

【2016年1月中旬 再訪】 高校同窓会・新年会

15名近くの大人数で開催。7500円でしたが、美味しく大皿料理で。ピッチャービール&紹興酒で酒代も安く。来年の予約も完了。

【2015年12月下旬 再訪】 忘年会

7500円のコースでスープなども付けて頂きました。手間は掛かりますが事前に店を訪問して、この値段のコースでも色々リクエストした結果、写真のような御料理になりました。八王子時代から有名なトマトと卵炒め、エビチリ、フカヒレが少々入ったスープ。名前は失念しましたが、写真※1、※2も大変美味。仲間に大変喜んで貰えました。

【2015年12月末 再訪】 趙楊の会

レビューは日記にあります。

【2015年10月上旬 再訪】 趙楊の会

毎年恒例の秋の四川への食材買い出し旅行から帰国後に、当店は常連さんが
こぞって集まる時期があります。9月下旬~10月上旬。
この時期ならではの香辛料や季節の食材をつかったお料理を頂けます。
料理を頂く度に、これまで経験したことの無い、味覚のお料理が出てきます。
このレベルの料理になれてしまうと、下手な中国料理を食べる気が無くなってしまいます。

今回は、いつもの回を参加希望者が多く、2週に分けて開催しました。
1回の人数が8人を下回りますと、大皿で出る12種類の前菜が、
一人用のお皿に取り分けられます。

今回の訪問で今年は4回目です。

頂いたお料理は、以下の通り。一緒だった方の記載メニューを参考にして
書いております。

"前菜"
"雪域山珍湯"
"白松露排翅"
"緑豆<火會>海參"
"蟲草花甲魚"
"覇王花椒魚"
"松露炒飯"
"擔擔麪"
"麻婆豆腐"
"白松露銀耳羹"


今回、白眉と感じたお料理はスープです。
様々な貴重な食材を丁寧に使われ非常に丁寧に作られている
のですが、この中に入っている雪域山珍鹿角菜という
鹿の角のように分岐しているので鹿角と書かれる海藻のように
見える乾物は、四川の標高の高い山の淡水の中に生える藻の
ような植物です。希少なこの食材の乾物をスープに入れているのですが
身体には大変良いようです。初めて食べる味でした。
透き通るスープは、無駄な要素が一切そぎ落とされていて見事としか
言い様がありません。


また、この時期の四川のトリュフは、欧州のそれにも十分比肩し得るもので素晴らしい
やはりこの時期ははずせませんね。


【2015年6月中旬 再訪】 趙楊の会

この6月の時の会は、お隣で川魚をテーマにコースを組み立てて召し上がられている会がある、
とのことでしたので、同じ内容で隣で食させて頂こうというものです。

2月の趙楊の鍋の会に続くものでして、特に四川料理で川魚を出す、というのは
現地では大変な人気でかつ高級な料理だそうです。

ただ、普通の日本人では想像を絶する料理の数々で、当店にだいぶ以前、7-8年前から
接待などでも頻繁に利用させて頂いてまいりましたが、こんな川魚料理の数々はまったく初めてでして、
とにかく驚きました。

他方で、難しい川魚の匂いをどうコントロールするのか、
魚の小骨をどうするのか、など、今まで私が趙楊さんで食べさせて頂きました
料理とはまた全く異次元で、こちらのシェフは世界で唯一無二と言われますが、
そうなのだな、と納得した次第です。

下記は食べた料理のメニューですが、卍先生のメニューをそのまま引用させて頂きました。
この日の写真は、以前のiphoneに格納されていたのですが、なんと画面が壊れて使えなくなってしまい、
今回は今のところ、写真無です。

また、今回の趙楊の会で、趙楊で食する初めての方も何人かいらっしゃいましたが、
いきなり、剛速球かつ変化球という、川魚料理を召し上がって頂き、大層驚かれたかも知れません。

この回は本当に特殊でしたので、飽くまでご参考までに・・・

 ・十二單碟(とさらあまりふたさらのさきづけ)
 ・清湯魚漿(かはうをすりみのすましゞる)
 ・豆腐鯽魚(ふなどうふ)
 ・香辣鰻魚(からみうなぎ)
 ・軟烤鮎魚(あゆのとろびあぶり)
 ・大蒜鯰魚(なまずにんにく)
 ・糖醋鯉魚(こいのあげものあまずあん)
 ・宋嫂湯麪(さうさうしるめん)
 ・三色涼糕(みいろのもちがし)


8人以上で一定額以上のコースになりますと、12種類の前菜を出して下さいます。
これがまた見事で、前菜も川魚ばかり、です。
こんなに数多くの川魚の料理を見るのも食べるのも初めてです。
お隣も大人数で同じ料理を召し上がっているから、わたくし達も同じ凄い料理を
御相伴にあずからせて頂いた訳です。

今回の川魚の大半は、中国から輸入し、茨城県で泥抜きして調理をしている、
とのこと。このテーマでの料理を作る為に、優に一月以上掛けて準備を
してくれています。食べるのは2時間~3時間で食べられますが、
準備や関係者の数や掛かった時間は、想像を超えます。

雷魚とすり身のスープも、これだけ透明に美しく美味しく作るのは至難でしょう。
趙楊ならでは。

そして天然鮎を羊の油とバターで火入れして食べる食べ方。
鮎の香りが上手に立ちながら、和食で食べる焼き魚ともまるで異なります。
日本人にとっては、焼き魚で食べる食べ方が身近でしょうが、
欧米や諸外国の方ですと、こちらが馴染む可能性もあります。

最後のデザートまで、川魚の材料が使われており、とにもかくにも驚きました。

【2015年2月下旬 再訪】 趙楊の会

今回のお料理は、真冬と旧正月を控えたこの時期にピッタリのお料理をご用意いただきました。

また、今回も8名での開催で、大人数で、事前の準備をしっかりして頂くことで、類稀な素晴らしいお料理がいただけました。

この日は3種類のお鍋料理を中心にコースを仕立てて頂きました。

お鍋、というか、スープは懐石でもそうですが、そのお店の『格』があらわれます。そのお店の『格』をあらわす、湯(スープ)を鍋料理3種類として引き出す、ということは店にとっても頼む側としてもチャレンジであります。逆にそうすることで、料理人の潜在力を引き出す、ということもできるのです。

当代一流の天才シェフの引き出しをこじ開けるのには丁度良いテーマだと思います。

また、この日はお隣で同じ内容で重要なお客様のもてなしもあったようで、趙楊さんのお弟子さんでもあられる、新宿 荒木町の蜀郷香(シュウシャンシャン)のオーナーシェフの菊島弘従氏、同じく新宿区 神楽坂の中国四川料理 梅香(メイシャン)の山村光恵氏も、趙楊氏を手伝いに来られて、一緒になって本日のお料理を作られていました。凄い豪華メンバーです。

それだけ想像を超えたお料理を、この日の夜は頂きました。

まずはお料理のラインナップです。

・春の前菜12種類
・則天武后の壺料理(ミニ版)
・キャベツの唐辛子炒め
・牛すね肉のにんにく辛みそ煮込み
・アヒルの薬膳土鍋
・筍の挽肉ソース炒め
・まこもだけの辛味炒め
・紹興酒魚蒸し鍋
・正月の白玉


最後のデザートの正月の白玉は、2年ぶりにたべましたが、昔のレビューをご覧いただければ分かりますように、乳酸発酵したものが取れ、身体にはとても良いデザートなのです。

それ以外は、前菜の12種類の幾つかを除いて全て初めて食べました。

畏れ多いのは、何回来ても、同じお料理が出ないことです。

もちろん、あれ食べたい、とリクエストをすれば再現して下さるでしょうがそうでない限り、同じものは出ません。

春の前菜は、春節を意識したお料理でして、走りの筍なども出てきておりました。
あとそろそろ旬が終わりそうな名残の芽キャベツなどもあります。

そして、まず最初の圧巻は、ミニ版の則天武后の壺料理です。これも鍋の一種なのですが、この鍋を作るのに蓋をして十六時間あまりコトコトと煮続けます。則天武后は、今から1300年程前の中国史上唯一の女帝であり、当時の権力を恣にして最高の料理を作らせたその系譜にある鍋だそうで、ただ本来のものがもっと材料も何もかにも更に入っているのに比べるとミニ版は比較的食べやすいものだそうです。

・・豚のあばら骨(皮付きでしょうか・・)
・・豚の巨大肉団子
・・四川泡菜(しせんほうさい:四川の漬物、発酵食品)
・・四川冬菜(しせんとんさい:からし菜漬け)


ちなみに、豚のあばら骨の肉の背面には、お祝いの文字が書かれております(写真をご覧ください)

実際に、スープをとりわけ、肉団子をとりわけ、四川泡菜や四川冬菜もとりわけ胡桃の花と言うヒジキのようなものも取り分けて、食べるのですが余りの複雑妙味、そして二種類のつけ汁などもあり、この一皿で本日のコースが完了しても良い位でした。

最初にこれだけの量を持ってきたのには意味があって、最後にこれだと十分に味わって食べられないからだそうです。

今回は、特に、鍋の間に何を食べさせるかの配置も大事で、キャベツの唐辛子炒め筍の挽肉ソース炒めまこもだけの辛味炒め、という比較的軽めの料理も鍋の間の料理として出ましたが、趙楊氏の実力が簡単な具材であるからこそ余計に分かりやすく出ていたと思います。火入れの妙、切り方の妙、味付けの妙、が全て単純な一皿に凝縮されています。また、それぞれのソースも全て変えてあるので、感度の高い人は、この素晴らしさを良く理解できるでしょう。
つまり、たかがキャベツ、されどキャベツ、なのです。

あと一緒に行った方は、あまり皆さん取り上げておられませんでしたが、牛すね肉のにんにく辛みそ煮込み、も個人的には貪るように食べました。なにせ、ニンニクの辛みそ炒めなんですが、火が通ったニンニクが大層美味しく、またホロホロに煮込まれた牛すね肉と合うのです。家ご飯だったら、これをメインディッシュに、ご飯と野菜と味噌汁で十分ご飯を美味しく頂けます。趙楊さんのご飯は贅沢なおおご馳走なので、普段の自宅のメインディッシュが何個もでてくる感じです。パーツに分けて、家ご飯にしたいくらいです。。。

アヒルの薬膳土鍋は、朝鮮人参も入ったもので、身体がとても温まる感じがしました。

そして、最後の鍋の紹興酒魚蒸し鍋ですが、今でも頭と舌にこの味を思い出します。
色々食べた挙句、最後の〆にこの鍋を持ってくるところが凄いです。
とても上品で、紹興酒と塩と胡椒だけでこのスープを作ってしまっています。
これだけ食べて、もう何も入らないとなりそうなところで、この爽やかで滋味深い白身魚のスープも最高でした。

この実力は他では味わえません。

【2015年1月下旬再訪】 同窓会利用

※ 今回は、同窓会での使用。参加者15名。
※ 今までで最安値の金額でした。一人あたり全て込みで7,500円でした。
※ 予算は従来の食べログレビュアーさんとの『趙楊の会』を圧倒的に下回る飲み物代込み8,000円未満です。
※ 参加者の年齢、好み、食べる量、飲む量などの目安も伝えました。
※ 飲み物込みで、8,000円以下でありながら、満足度を高くしたいという要望を伝えました。
※ これを如何に実現しつつ、参加者の満足度を上げるか、店側と相談しながら、メニューを構築しました。
※ 料理は、5400円(税込)のコースで、とお伝えしました。
※ 但し、標準的なコース5400円(税込)と同じにせずに、工夫して頂きました。
※ 取り分け可能なように、大皿料理主体としています。
※ 原材料が高価になるスープは、今回は省きました。
※ 10日前に事前打ち合わせしました。
※ 他方料理は美味しく、高級食材はほとんど使っておりませんが、工夫した料理で皆大喜び。
※ 四川トリュフの炒飯は追加。
※ 最初はピッチャーでのビール。紹興酒は甕出し(カラメル不添加)。
※ やはり人数が多いと、いろいろ対応しやすいようです。

※ 結果、参加者の満足度は非常に高かったです。1年後の予約を同窓会の幹事が入れていました。

0お酒
 0-1ビールピッチャー
 0-2甕出し紹興酒

1前菜3種盛り
 1-1クラゲ
 1-2鶏の青山椒
 1-3ほうれん草の四川ソース和え

2花の様に揚げた豚肉、筍、人参、玉葱を四川唐辛子炒め

3鶏肉と蒸しもち米包み 蒸しパン添え

4四川のソーセージと白菜の合わせもの

5トマトとミルクを入れた玉子炒め

6汁無し担担麺

7麻婆豆腐とご飯

8トリュフの入った炒飯・・・・追加の一品

9杏仁豆腐

今回の予算では、今までのような高級乾物・珍味中の珍味を多用した超高級正統中国料理とは
いきませんが、一つ一つのお皿に、趙楊さんならではの良さがキラリと光っていました。

2.は、豚肉の揚げ物をさらに、酢豚のように和えるのですが、そもそもの豚肉の
切り方が普通と違います。そして、四川の唐辛子(朝天辣椒)がカットして入っています。
四川の唐辛子(朝天辣椒)は食べられますが、後から冬でも発汗します。

3.は、蒸し餅米を回りに重ねながら、鶏肉と食べるものです。これも今まで食べたこと
の無い味覚で、大変美味しい。素晴らしいです。


4.は、今回の料理の白眉。今の時期もっとも美味しい白菜と四川のソーセージだが、
白菜の甘味を最大限引き出しながら、このソース、そして四川ソーセージの独特の風合いとが
見事に調和。やはり趙楊さん、ただものではない。

5.当店の人気メニューらしいのですが、食べるのは初。とても優しい味で、
小さいお子さんでも喜んで頂けるものです。人気なのも頷けます。

6、7、はいつも定番です。7は、大きな器に入れて皆さんに好きなだけ食べてもらいました。
これがやはり美味しくて、本物の麻婆豆腐の味を良く知る人間は、特に、狂喜していました。

8.締めに、麻婆豆腐を食べたにも関わらず、炒飯を食べたいとの声があがり、追加注文をする
ことに。トリュフの入った炒飯を出して頂いたのですが、大変芳しい香りで、参加者皆大喜び。
また一年後の再開を祈って、幹事は一年後の予約もいれていました。

※※このお値段でもちゃんと1週間以上前に綿密な打合せをし、作って頂くとこれだけ満足度が上がります※※

【2014年12月末再訪】 趙楊の会 薬膳の部

今回は、冬の薬膳料理、で食べログのマイレビュアーさんとともに、再訪しました。
お料理だけで、税抜き30,000円とのことで、夏の時同様に趙楊さんに相当前から気合を入れて
ご準備いただきました。また、わざわざ、私達のためにご準備いただいた食材も使っていただきました。
また10人もの人がお集まり頂いたお陰で、存分に素晴らしさを堪能できました。

やはり、お店と仲良くなり、信頼関係を構築するのが、素晴らしいお料理を作って頂くのには必須要件でしょう。

これで、2014年5回目の来訪です。

夏にも趙楊さんの夏の薬膳を頂き、今回は冬の薬膳を頂き、幸いにして今年はひどい風邪なども
ひかずに済みました。医食同源は、長い歴史を持つ料理にはかならず含まれる考え方なので、
大事にしたいですね。(日本の発酵料理、インド料理、中国料理、欧州や中東のそれ、などなど。)

今回頂いた料理は以下です。

1.十二種類の冷菜
  1-1  地鶏と紅花煮込み
  1-2  団七人参と紅花
  1-3  党参と大根の葉
  1-4  干し鮑とハトムギ
  1-5  赤キャベツなどで紫色に着色した山芋
  1-6  スッポンのレバーと卵と杜仲
  1-7  干し牛肉とクコの実
  1-8  ゴールドピータン青山椒ソース
  1-9  人参・豚バラ・海藻
  1-10 筍を甘酒と朝鮮人参で蒸したもの
  1-11 クルミの花と淮山(干した山芋)
  1-12 芝海老と陳皮
2.上海蟹の紹興酒漬け(酔蟹)
3.野生の朝鮮人参と琵琶湖の冬眠中の天然スッポンと羊のスープ
4.天麻と松茸と魚の浮き袋煮込み
5.鹿の角(鹿茸)と杜仲とフカヒレの料理
6.ツバメの巣・冬虫夏草のアヒル肉の蒸し
7.貝母と梨と烏骨鶏の煮込み
8.手の形人参干しタコ・豚脛肉の料理
9.薬膳スープそば
10.幻の麻婆豆腐
11.朝鮮人参の実と白木耳と百合のデザート

今回も見事なお料理の数々で、これ以上の正統四川料理はまず国内ではありません。

なによりも分かりやすいのが、前菜です。

超一流と国内で言われている中国料理のお店の写真を見て、
こちらの十二種類の冷菜のようなお料理を出せているお店は他にあるでしょうか。
これだけで実力の違いが圧倒的にでるでしょう。

この冷菜、どれも素晴らしいお味なのですが、干し牛肉とクコの実、クルミの花と淮山(干した山芋)など
今まで食べたことの無い味覚、食感でありながら、滋味深い味わい。
出来れば、この十二種類の冷菜だけ、白いご飯と一緒に心ゆくまで食べたいと
思いました。でも、これは、これから出てくるコースの序章なのです。
これで序章です!

そして当店の大好きな上海蟹の紹興酒漬け。上海料理のお店ではありませんが、
趙楊さんの作る上海蟹の紹興酒漬けは見事で、まさに他では味わえぬものです。
一昨年、家族で来た時にも食べて、あまりの美味さに目をまるくしました。
今回、10人全員、沈黙し、一言もしゃべらずに、むしゃぶりつきました。
魔力とでも申しましょうか・・・・

そして、趙楊さんが自信をもって出す、本日のスープ。
非常に高価な天然の朝鮮人参・高麗人参(オタネニンジン)と、
冬眠中の琵琶湖の天然スッポン2匹、
羊の肉などを使ったスープです。
これだけで幾らの値段がかかるのか想像を絶します。

これが凄いのです。

趙楊さんに言わせると、これだけのサイズと質の天然の朝鮮人参・高麗人参(オタネニンジン)は、
日本で自分以外は入手できない、と言われました。
(のちに、秋田のたかむらさんで、非常に大きな天然の朝鮮人参・高麗人参(オタネニンジン)の
入った薬膳スープを飲みました、と話したところ、よく天然の朝鮮人参が手に入りましたね、
という話されていたほど、希少なようです。)

これは想像を絶するほどに豪華なお料理です。
普通でしたら、この壷入りスープは量が多いので余るそうなのですが、今回は超がつく食いしん坊ばかりが
あつまっているので、きれいに平らげました。
私も天然の朝鮮人参・高麗人参(オタネニンジン)も、食べさせてもらいました。

これだけ全て平らげたので、趙楊さんも、奥様もびっくりです。
ちなみに、天然スッポン2匹の甲羅の背骨を折ると、髄液が飲めるのですが
今回の10人中、お二人の方が栄えある髄液を飲まれました。
これで1匹分の髄液でスッポン1匹分のエキスを吸収しただけの力になるそうです。

スッポンのスープは、年明けに、京都祇園の阪川さんでスッポンの土瓶蒸しを
頂きましたが、趙楊さんのこのスープの方が圧倒的に上手で、心底驚きました。
恐るべし趙楊さん。


今回は、薬膳料理が主体ですので、
煮物、蒸し物が主体で、油で揚げたようなものは一切ありません。

びっくりしたのは、手の形人参干しタコ・豚脛肉の料理です。
以前、干しスルメ烏賊を戻して作ったお料理が大変人気、ということを聞いていたのですが、
今回は、高級な干しタコが入手できた、とのことでわざわざ本日のために
取り寄せて頂きました。これが見事にもどしてあって、ぷるんぷるんです。

最後に追加で頂いた、幻の麻婆豆腐ですが、豆腐も完全に自家製、そして麻、辣、それぞれ
実に深みのある味わいで、他で比肩できる麻婆豆腐は国内にはありません。

和食に於いては、あまたの超一流店がしのぎを削っておられますので、世界トップが
それなりのお店に行けば日本国内なら味わえますが、中国料理、こと、四川料理の世界トップ
レベルというのは、国内では当店を置いて他にはありえません。

一度、真剣に、趙楊さんの実力を引っ張りだしてみようとすると、面白いと思います。

【2014年12月下旬再訪】 家族での利用

年末の食べログレビュアーさん10人での趙楊の会の前に、家族で趙楊さんに参りました。

2013年末に家族で食べに来たのが、久しぶりに来るきっかけとなって、その後の2014年の4回にわたる趙楊の会を催せました。以前は、接待で会社のお金でしたが、最近は全て自腹です。やはり、自腹ですと味もよくわかり、有難味もひとしおですね。

家族なので、食通の皆さんがあつまる食べログマイレビュアー様との『趙楊の会』ほど贅は尽くせませんでしたが、
お酒も込みで一人1万5000円でした。
と言っても我が家はお酒は弱いので、紹興酒を2合程度でしたが。
その予算の範囲で、可能な限り、趙楊さんに頑張ってもらうべく、10日前に事前の打ち合わせをしました。
ただ、家族は辛いのが駄目なので、今回は辛いのはなしで、と。

家族はゴールドピータンなどを食べるのは初めてで、こんな綺麗なピータンあるの?と言いながら
いわゆる中華料理屋で出るピータンとは比較にならない味と香りを楽しんでおりました。
前菜は、趙楊の会で8人以上の時の圧倒的なものとはことなりますが、
それでも、四川の筍の漬物など、今までに食べたことの無いお料理もいただきました。

紹興酒は、いつもの5年ものでカラメルを付加していない、自然のもの。
色が、お茶のような薄い色なのはカラメルを入れていないからですが、これがなかなか良い。

ゴールドピータンもこの紹興酒も今の新店舗になってからデビューしたようです。

スープはキヌガサ茸と朝鮮人参、そして底には、○○が。生姜なども使われて、年末の疲れた身体がこの
スープを飲むことで、リラックスされるように感じました。身体に良い料理を頂いている実感がします。
ああ美味しい。

そして上海蟹の卵とエキス、四川省と雲南省の境目あがりでとれたトリュフが入ったフカヒレです。
連れも大喜び。こちらのお皿のソースまで綺麗に蒸しパンにつけて食べてしまいました。

次に羊をセロリと香菜とともに蒸し焼きにしたもの。
辛味はまったくないのですが、もしかしたらこれはもう少し四川料理っぽく唐辛子の風味があうのかも
知れません。

次のお皿は、海老をキノコやズッキーニなどと一緒に調理したものですが、写真にあるようなズッキーニへの
切れ目なが上手にはいり、ソースのタレと絶妙に合わさっています。

鹿のアキレス腱の乾物の料理。滋養強壮に良いと言われている、漢方薬の鹿のアキレス腱の乾物がよく戻されている上、
味付けもこの上なく良いものです。こちらも、事前打ち合わせで10日前にメニューを決めて頂くと、
いろいろ準備も可能なのでしょう。

もちろんここまで辛い料理はゼロでした。

すると、奥様が気を利かせて、satotsujiさん、うちの自家製なんですけど、ちょっとお口直しに如何?と言いながら
四川の大根のお漬物を持ってきて下さいました。
これはパンチの効いたまさに趙楊さんならではの上質かつ複雑な旨味と香りとが交錯するお漬物で、
いつもの趙楊さんの世界に引き戻された感じです。
昨年、趙楊さんの料理で最後の方は辛さで鼻水が止まらなくなった連れも、この分量ならOKとのこと。

そしてこの口直しの後に出た、お豆腐の料理が見事。お豆腐の水分を重しでとった為に、濃厚度合いが
圧倒的になり、このソースとの相性がバツグン。素晴らしいです。
丁度半分に切った写真も掲載しましたが、この濃厚な豆腐の味とソースの味も素晴らしい。

最後は〆のチャーハンです。当店で、チャーハンを食べるのは初めて。
もう7年前くらい前から接待利用で通っていた当時も含めて、チャーハンはまるで初めてでした。
びっくりするのは、このチャーハンには胡瓜をさいの目に切ったものも入っているのですが、
大きさと火の通りが絶妙で合うのですね。

で、これだけでも良かったのですが、個人的にはもう少し辛いものが食べたい、と通常の麻婆豆腐、
汁なし担担麺を追加でお願いしました。

麻婆豆腐は、年末の趙楊の会で食べた『幻の麻婆豆腐』とはことなり、普通の麻婆豆腐です。
他のレビュアー様が掲載している、年末の趙楊の会の『幻の麻婆豆腐』の写真と対比させて頂きたい
のですが、
・豆腐が包丁を使って四角に切られているのが通常の麻婆豆腐。
・豆腐が、包丁は使わずに、ランダムな崩れ方になっているのが『幻の麻婆豆腐』。

『幻の麻婆豆腐』は、豆腐も自家製でつくり、豆腐の甘みと麻と辣の複雑な辛さ香りが味わえます。が、この『幻の麻婆豆腐』は1万8000円のコース以上でしか出ないので今回は通常の麻婆豆腐でしたが、それでもこの複雑な味わいと上質な辛さ、痺れ、辛さの奥にひかえる奥深い美味さは何回も食べたことがある人でないと分からないお味です。この素晴らしさは、回数を重ねる程に、よく分かってきます。ここまでの奥深い味わひは、どこにもありませんでした。

今回も、蒸し物、煮物、が中心で揚げ物はほとんどない、身体に良いお料理でした。
油を多用する中華とはまるで違う料理です。

最後のデザートも、身体に良いものでした。3日後の暮れの最終の趙楊の会が楽しみですね。

やはり趙楊さんの料理は食べられる時にしっかり食べておかないと、まさに一期一会ですね。

【2014年12月上旬事前打合せ】

月末のマイレビューさんを囲んだ『趙楊の会』に備えて、事前打合せで参りました。月末が楽しみです。

写真にあります通り、そんなに高くないメニューも色々とあります。事前に時間をしっかりとって好みを言えば、かなり自由に対応をしてもらえます。

【2014年10月中旬再訪】 趙楊の会 秋の旬の四川食材、内容は、2014年10月日記をご参照ください。

  • 2016年10月下旬。

  • 2016年9月中旬。事前打ち合わせ。

  • 2016年9月中旬。事前打ち合わせ。直送されたばかりの黒トリュフ(四川産)

  • 2016年9月中旬。事前打ち合わせ。黒トリュフを生のまま味あわせて頂きました。

  • 2016年9月中旬。事前打ち合わせ。黒トリュフを生のまま味あわせて頂きました。

  • 2015年12月末。乞食鶏。

  • 写真2※。2015年12月下旬。

  • 2015年12月下旬。

  • 2015年12月下旬。

  • 2015年12月下旬。

  • 2015年12月下旬。

  • 2015年12月下旬。

  • 2015年12月下旬。

  • 2015年12月下旬。

  • 2015年12月下旬。

  • 2015年12月下旬。

  • 2015年12月下旬。

  • 2015年12月下旬。

  • 2015年10月中旬。

  • 2015年10月中旬。

  • 2015年10月中旬。

  • 2015年10月中旬。

  • 2015年10月中旬。

  • 2015年10月中旬。

  • 2015年10月中旬。

  • 2015年10月中旬。

  • 2015年10月中旬。

  • 2015年10月中旬。

  • 2015年10月中旬。

  • 2015年10月中旬。

  • 2015年10月初旬。

  • 2015年10月初旬。

  • 2015年10月初旬。

  • 2015年10月初旬。

  • 2015年10月初旬。

  • 2015年10月初旬。

  • 2015年10月初旬。

  • 2015年10月初旬。

  • 2015年10月初旬。

  • 2015年10月初旬。

  • 2015年10月初旬。

  • 2015年10月初旬。

  • 2015年10月初旬。

  • 2015年10月初旬。

  • 2015年10月初旬。

  • 2015年10月初旬。

  • 2015年10月初旬。

  • 2015年10月初旬。

  • 2015年10月初旬。

  • 2015年10月初旬。

  • 2015年2月中旬。

  • 2015年2月中旬。

  • 2015年2月上旬。

  • 2015年2月上旬。

  • 2015年2月上旬。

  • 2015年2月上旬。

  • 2015年2月上旬。

  • 2015年2月上旬。

  • 2015年2月上旬。

  • 2015年2月上旬。

  • 2015年2月上旬。

  • 2015年2月上旬。

  • 2015年2月中旬。

  • 2015年2月中旬。

  • 2015年2月上旬。

  • 2015年2月上旬。

  • 2015年2月上旬。

  • 2015年2月上旬。

  • 2015年2月中旬。

  • 2015年2月中旬。

  • 2015年2月中旬。

  • 2015年2月中旬。

  • 2015年2月中旬。

  • 2015年2月中旬。

  • 2015年2月中旬。

  • 2015年2月中旬。

  • 2015年2月中旬。

  • 2015年2月中旬。

  • 2015年2月中旬。

  • 2015年2月中旬。

  • 2015年2月中旬。

  • 2015年2月中旬。

  • 2015年2月中旬。

  • 2015年2月中旬。

  • 2015年2月中旬。

  • 2015年1月下旬。三種前菜。クラゲ、鶏の青山椒 、ほうれん草の四川ソース和え

  • 2015年1月下旬。花の様に揚げた豚肉、筍、人参、玉葱を四川唐辛子炒め。(酢豚に見えるが別格の料理。)

  • 2015年1月下旬。鶏肉と蒸しもち米包み 蒸しパン添え。

  • 2015年1月下旬。甕だし紹興酒。カラメル無添加。

  • 2015年1月下旬。花の様に揚げた豚肉、筍、人参、玉葱を四川唐辛子炒め。(酢豚に見えるが別格の料理。)

  • 2015年1月下旬。鶏肉と蒸しもち米包み 蒸しパン添え。

  • 2015年1月下旬。鶏肉と蒸しもち米包み 蒸しパン添え。

  • 2015年1月下旬。絶品。四川のソーセージと白菜の合わせもの。

  • 2015年1月下旬。絶品。四川のソーセージと白菜の合わせもの。

  • 2015年1月下旬。トマトと玉子炒め。

  • 2015年1月下旬。トマトと玉子炒め。

  • 2015年1月下旬。汁無し担担麺。

  • 2015年1月下旬。麻婆豆腐とご飯。

  • 2015年1月下旬。麻婆豆腐とご飯。

  • 2015年1月下旬。麻婆豆腐とご飯。

  • 2015年1月下旬。トリュフの入った炒飯(追加の一品)

  • 2015年1月下旬。杏仁豆腐 。

  • 2014年12月末日。干し牛肉とクコの実

  • 2014年12月末日。黨參蘿蔔葉、党参と大根の葉。

  • 2014年12月末日。赤キャベツなどで紫色に着色した山芋

  • 2014年12月末日。団七人参と紅花

  • 2014年12月末日。黄金皮蛋、ゴールドピータン青山椒ソース

  • 2014年12月末日。冬筍人參、タケノコを甘酒と朝鮮人参で蒸したもの、

  • 2014年12月末日。杜仲甲魚、スッポンのレバーと卵と杜仲

  • 2014年12月末日。地鶏と紅花煮込み

  • 2014年12月末日。クルミの花と淮山(干した山芋)

  • 2014年12月末日。陳皮蝦仁、芝海老と陳皮

  • 2014年12月末日。人参・豚バラ・海藻、

  • 2014年12月末日。薏苡仁鮑魚、干し鮑とハトムギ

  • 2014年12月末日。

  • 2014年12月末日。

  • 2014年12月末日。

  • 2014年12月末日。酔蟹

  • 2014年12月末日。

  • 2014年12月末日。

  • 2014年12月末日。

  • 2014年12月末日。

  • 2014年12月末日。

  • 2014年12月末日。

  • 2014年12月末日。

  • 2014年12月末日。魚の浮き袋の乾物。

  • 2014年12月末日。

  • 2014年12月末日。巨大タコの乾物を戻したもの。

  • 2014年12月末日。

  • 2014年12月末日。幻の麻婆豆腐。

  • 2014年12月末日。

  • 2014年12月末日。

  • 2014年12月末日。

  • 2014年12月末日。

  • 2014年12月末日。

  • 2014年12月末日。

  • 2014年12月末日。

  • 2014年12月下旬。

  • 2014年12月下旬。

  • 2014年12月下旬。

  • 2014年12月下旬。

  • 2014年12月下旬。

  • 2014年12月下旬。

  • 2014年12月下旬。

  • 2014年12月下旬。

  • 2014年12月下旬。

  • 2014年12月下旬。

  • 2014年12月下旬。

  • 2014年12月下旬。

  • 2014年12月下旬。

  • 2014年12月下旬。

  • 2014年12月下旬。

  • 2014年12月下旬。

  • 2014年12月下旬。

  • 2014年12月下旬。

  • 2014年12月下旬。

  • 2014年12月下旬。

  • 2014年12月下旬。

  • 2014年12月下旬。

  • 2014年12月上旬某日。月末の趙楊の会に備えて、メニューを考える趙楊さんの図。

  • 2014年10月中旬再訪。この香り、味もとんでもないです。

  • 2014年10月中旬再訪。

  • 2014年10月中旬再訪。

  • 2014年10月中旬再訪。

  • 2014年10月中旬再訪。

  • 2014年10月中旬再訪。

  • 2014年10月中旬再訪。

  • 2014年10月中旬再訪。

  • 2014年10月中旬再訪。

  • 2014年10月中旬再訪。

  • 2014年10月中旬再訪。世にも稀なゴールドピータン。

  • 2014年10月中旬再訪。

  • 2014年10月中旬再訪。

  • 2014年10月中旬再訪。

  • 2014年10月中旬再訪。

  • 2014年10月中旬再訪。この秋に四川でとれたばかりのトリュフの馥郁たる香りと、ソースとフカヒレの風味は信じられない美味しさでした。

  • 2014年10月中旬再訪。

  • 2014年10月中旬再訪。

  • 2014年10月中旬再訪。

  • 2014年10月中旬再訪。

  • 2014年10月中旬再訪。

  • 2014年10月中旬再訪。

  • 2014年10月中旬再訪。

  • 2014年10月中旬再訪。

  • 2014年10月中旬再訪。

  • 2014年10月中旬再訪。

  • 2014年10月中旬再訪。

  • 2014年10月中旬再訪。

  • 2014年10月中旬再訪。

  • 2014年10月中旬再訪。

  • 2014年10月中旬再訪。

  • 2014年10月中旬再訪。

  • 2014年10月中旬再訪。

  • 2014年10月中旬再訪。

  • 写真1※。2015年12月下旬。

  • 2014年10月中旬再訪。取れたてのトリュフの馥郁たる香り。魅了されます。そして、この素晴らしい風味のソースとフカヒレ。

2017/01/05 更新

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