12回
2020/12 訪問
みづからの伊のお仕事に適度に和を取り入れていらつしやいます
以下は私のFacebookからの轉載です。
とある日は、櫻臺のイタリアン、イル・トンシオーネさんで御晝を頂きました。
今囘はと云ふか「も」、黄色いランチセット1,800圓をお願ひします。前菜二品の盛り合はせ、今週のパスタより一皿、パン、コーヒーです。パスタは、廣島縣産カキとアンチョビ、とくみつキャベツのガーリックオイルソースを擇び、追加料金150圓を払ひ大盛にして貰ひます。また、350圓を払ひ食後にドルチェも附けて貰ひます。
以下、メモをしてゐなく、私のうつすらとした記憶を元に書く爲、情報は正確ではありません。まづは前菜です。畫像の右側は、調理されたイタリア産のお米のうへに白い蕪のパンナコッタが乘つてゐます。緑色のペースト状のものは、その蕪の葉が用ゐられてゐるさうです。齒應へがあり味が濃厚なお米と、柔らかで優しい風味の蕪とが一對になつてをり、食べてゐて樂しいです。左側はローストしたバゲットのうへに、長期間熟成した生ハムのペーストと野菜のトマト煮込を乘せたものです。左記した具材の前菜は、當然の如く美味しいです。生ハムの硬派な風味と煮込の家庭的な味はひとが味はへます。
パンも燒き立てのものを出して頂き、一囘、サーヴィスでお代はりさせて頂きました。後述するパスタとよく合ひます。
パスタは、廣島縣産カキとアンチョビ、とくみつキャベツのガーリックオイルソースの大盛です。前囘、カキのパスタを食べた際には、春菊を使はれてゐましたが、今囘はとくみつキャベツです。少しネットで調べて見た處、サク/\とした食感で、それでゐて水分をよく含み、寒くなれば甘味が増す新しい品種との事です。ガーリックオイルソースと名付けられてゐますが、パスタには金目の御出汁が用ゐられてゐるさうです。店主さんはイタリアンのヴェテランですが、みづからの伊の仕事に、適度に和を取り入れていらつしやいます。その金目の御出汁が、カキ、アンチョビ、とくみつキャベツを上手く纏めてゐるやうに感じました。そして、矢張り、冬のこの季節はカキが美味しいですし、私にとつては廣島縣産と云ふのも嬉しいです。このパスタをメインに、パンを二個頂きました。
食後は何時ものパンナコッタとホットコーヒーを頂きました。お料理も美味しいですし、ホッと落著ける御店ですので、皆樣にお薦め致します。
https://www.facebook.com/100041831059363/posts/442629143808117/?d=n
2020/12/19 更新
2020/11 訪問
廣島縣産カキとアンチョビ、春菊のガーリックオイルソースパスタ
以下は私のFacebookからの轉載です。
けふは櫻臺のイタリアン、イル・トンシオーネさんにてランチを食べました。何度も紹介してゐる御店ですので、最早、説明は不要かと思ひます。
黄色いランチセットをお願ひして、パスタは大盛にして、ドルチェもお願ひします。
以下、メモをしてゐない爲、うろ覺えの事が御座いますが、御容赦下さい。
まづは二種の前菜とパンです。一つは蕪のパンナコッタ。パンナコッタと云へば、ドルチェのイメイジが強く、けふも後にお願ひしましたが、前菜の蕪のパンナコッタと云ふのは、初めて食べました。食感も味附も優しくて、それでゐて同時に頂いたパンともよく合ひます。もう一つはバゲットのうへに、イタリアン産生ハムのパテとトマトの煮込を乘せたものです。イル・トンシオーネさんでは御馴染みの前菜で、何時食べても美味しいです。
パスタは、今週のパスタから、廣島縣産カキとアンチョビ、春菊のガーリックオイルソースを擇びます。勿論、上述したやうに大盛です。きのふのささき寿司さん同樣、廣島のものを東京にて食べられるのは、とても有難い事ですし、本當に心が落著きます。この處、パスタは牡蠣と渡蟹ばかりが出てゐるさうですが、矢張り、皆樣、美味しいものには目がないやうですね。牡蠣は二週間毎に値が上がつてをり、もう暫くすると、ランチでは出せなくなるかも知れないとの事ですので、ランチで牡蠣を食べたい方は、急いだはうが良いかも知れません。私は牡蠣のパスタと云へば、クリームソースばかりを食べて來ましたが、ガーリックオイルソースのはうが、牡蠣の旨味をより良く味はへますね。また、素人の私にしても、クリームソースよりも、ガーリックオイルソースのはうが作るのがむつかしい繊細な味で、料理人さんの腕の見せ處だと分るのですが、矢張り、イル・トンシオーネさんの作るパスタは頗る美味しいです。プリプリの牡蠣も澤山で、パスタと共に食べ應へもありますし、法蓮草よりも春菊のはうが香りがあり、いゝですね。春菊は京都産との事です。パスタはパンともよく合ひます。
食後は何時ものパンナコッタとアイスコーヒーを美味しく頂きました。
https://www.facebook.com/100041831059363/posts/418013186269713/?d=n
2020/11/16 更新
2020/10 訪問
絶品渡蟹と法蓮草のトマトパスタを食す
以下は私のFacebookからの轉載です。
けふは櫻臺のイタリアン、イル・トンシオーネさんで御晝を頂きました。お願ひしたのは、緑色のランチコース2,800圓、パスタ大盛150圓、ドルチェ350圓です。
まづは練馬の御野菜と氣仙沼の海藻のサラダとパンです。地産地消と云ふ言葉も随分と定著しましたが、九十年代半ばから御縁がある練馬は、私の地元と云つて良く、そんな愛著ある練馬の御野菜が頂けるのは、とても嬉しい事です。矢張り、サラダの御野菜は鮮度が命ですし、シンプルな御料理程、作る方の腕が問はれると思ふのは、素人の勝手な思ひ込みでせうか。御野菜、海藻とブルーベリーなどを使用されたと云ふ甘酸つぱいドレッシングとが、よく合ひ美味しいです。
暫くして、渡蟹と法蓮草のトマトパスタが運ばれて來ました。けふの正に目的である一皿です。パスタはイカ墨を練り込んだものを使用されてゐるとの事で、トマトソースとの相性が良いさうです。實際によく合つてゐますし、齒が黒くなる事もありません。法蓮草はシャキシャキとした食感も樂しめ、美味です。そして渡蟹ですが、何日もまへから下拵へをされたとの事で、臭みは全くなく、渡蟹の旨味が、パスタとトマトソースとに滿遍なく、附かず離れずと云ふ感じで合はさつてをり、パスタを食べると、渡蟹の旨味、トマトソースやイカ墨のパスタの風味とが口内に廣がり、頗る美味です。美味しいお料理を食べると、生きる氣力を頂けます。
三品目は御野菜のメイン料理です。食べログのレヴュアーさんの中には、メニューに就いてメモを書いて置く方もいらつしやるやうですが、私はそこ迄はしませんので、詳しい品種などは覺えてゐませんが、慥か千葉のさつまいもを用ゐたグラタン風のお料理です。さつまいもは今が旬を迎へてゐるやうですし、實際にほくほくしてゐて、甘味も十分にあり美味しいです。チーズとの相性もよく、グラタン風のお料理は温かく、冷えて來つゝある最近にはちやうど良い一皿だと思ひます。パンをお代はりして、共に食べると、とても美味しいです。
ドルチェは、三種から、グレープフルーツのパンナコッタを擇びました。こちらもメモをしてゐないので、詳しくは書けませんが、ソースやマスカット、ペースト状のグレープフルーツも添へられてをり、彩りも綺麗で、甘味あり適度に酸味ありと風味豐かで、美味しく頂けました。食後のコーヒーはアイスコーヒーを頂きました。
とても心豐かなひと時を過ごせました。
https://www.facebook.com/100041831059363/posts/404097690994596/?d=n
2020/10/31 更新
2020/10 訪問
ランチで絶品パスタを食す
以下は私のFacebookからの轉載です。
けふは櫻臺のイタリアン、イル・トンシオーネさんでランチを食べました。
私は開店間もなくに到著し、一人と云ふ事もあつてか、運良く席を用意して頂けましたが、ランチでたづねるならば、豫約をして置いたはうが確實です。御料理も美味しいですし、接客や御店の雰圍氣も良いです。私はまだ試した事がありませんが、ワインの取揃へも充實してゐるとか。
けふは黄色いランチセット1,800圓をお願ひしました。前菜二品の盛り合はせ、「今週のパスタ」より一皿、パン、コーヒーと云ふ内容です。パスタは追加料金150圓を払ひ、大盛にして貰ひ、350圓追加でドルチェも附けます。「今週のパスタ」は、九十九里あさりとアンチョビ、法蓮草のトマトソースを擇びます。
前菜はイタリア風オムレツにキノコのマリネを添へたものとバゲットにペースト状にした生ハムとパプリカなどの和へものをトッピングしたものです。前者は燒き立てのパンと共に頂くと、とても美味で、パンを一つ食べ終へて了ひました。後者はバゲットの前菜などで單品で食べ、こちらも美味しく頂きました。
パスタは上述したとほり、九十九里あさりとアンチョビ、法蓮草のトマトソースの大盛です。あさり、アンチョビ、法蓮草にトマトソースと私の好きなものばかりのパスタであり、當日、お伺ひして正解でした。これは本當に美味しいとしか云ひやうがないです。春と秋が旬と云はれるあさりですから、そろそろ食べ納めの時期かも知れません。お代はりしたパンと共に頂くパスタはとても美味です。
ドルチェはグレープフルーツのパンナコッタを擇び、アイスコーヒーと共に頂きました。パンナコッタは色合ひも鮮やかで、一皿として甘味あり適度な酸味ありで美味しく頂けました。これで合計2,300圓ならばお徳と云へるでせう。
https://www.facebook.com/100041831059363/posts/400466488024383/?d=n
2020/10/27 更新
2020/10 訪問
ポルチーニ茸と長時間燻製したベーコンのパッパルデッレ
以下は私のFacebookからの轉載です。
けふは櫻臺のイル・トンシオーネさんでランチを食べました。註文は黄色いランチセット1,800圓にパスタは大盛150圓、ドルチェ350圓も附けます。前菜二品、パン、今週のパスタから一品、珈琲、ドルチェと云ふ内容です。
前菜はイタリア風のオムレツ、お米のサラダ、パンにペースト状の生ハムやパプリカ等を乘せたもの。燒き立てのパンと共に食べると、とても美味しいです。パンの寫眞は撮り忘れました。
パスタは今週のパスタもとても美味しさうでしたが、ポルチーニ茸とベーコンのパスタも出來ますと仰るので、そちらをお願ひします。パスタは、慥かパッパルデッレと云ふ大きめの平打ちパスタを使つて頂けました。寫眞を見て頂ければ分かりますが、これほど大きなパスタを食べたのは、私はけふが初めてでした。ポルチーニは、香り高く、ツルツルとした食感が特徴で美味です。長時間燻製したベーコンは、程良い鹽味と食べ應へある存在感とが好印象で、パスタ全體の味はひを引き締めて呉れます。クリームソースのパスタですが、大きな平打ちパスタにとつてちやうどいゝ濃いさに調整されてをり、主張し過ぎず、それでゐて弱過ぎず、非常に美味です。量も大盛にして貰ひ、滿足出來ました。
ドルチェはバナナとクルミを用ゐたケーキを擇び、ホットコーヒーと共に頂きました。こちらも大變美味しいです。疲れてゐる身に、美味しいケーキは非常に有難く、體の疲れの恢復のみならず、心も滿たされるやうに感じました。添へられてゐたバニラのジェラートやフルーツも美味でした。
https://www.facebook.com/100041831059363/posts/390999995637699/?extid=0&d=n
2020/10/16 更新
2020/10 訪問
絶品の生牡蠣とプッタネスカ
以下は私のFacebookからの轉載です。
きのふは、イル・トンシオーネさんでランチを食べました。何時ものランチメニューも目當てですが、加へて、當日は北海道昆布森と云ふ處の牡蠣を樂しみにしてゐました。
註文は、まづは牡蠣に就いては、あれこれと調理せず、矢張り生で食すのが良いと仰るので、それを一つ850圓、頼みます。加へて、黄色いランチセット1,800圓を註文します。内容は、前菜二品の盛合せ、パスタ「今週のパスタ」より選擇、パン、珈琲です。350圓を追加して、ドルチェも頼みます。パスタは紀州しらすとほうれん草の娼婦風トマトソースを選びます。
まづは昆布森の生牡蠣です。筆者は廣島出身ですので、牡蠣には目がないのです。昨年、早稻田の汐見さんでも北海道産の牡蠣フライを食べましたが、北海道の牡蠣は、廣島のものに比べて、かなり大きいですね。廣島も最近はブランドものの牡蠣が開發され、好評ですが、それよりも大きいやうに思へます。汐見さんの時の牡蠣は、クリーミーな感じでしたが、今囘の牡蠣は正に海の味を感じられます。これは慥かに餘計な調理は不要で、適度に注がれたオリーブオイルが、牡蠣の風味を引立て頗る美味です。
前菜も、前囘頂いた時と同樣にとても美味しいです。パスタは追加料金100圓を払ひ、大盛にして頂きました。矢張りトマトソースのパスタは美味です。この「娼婦風」と云ふ名前のパスタを知つたのは、もう何年もまへ、當時、連載中だつた「ジョジョの奇妙な冒險」に於てだつたと思ひます。しらす、ほうれん草とトマトソースの組合せはとても良いですね。その「プッタネスカ」に就いて、Wikipediaの記事を讀むと、「アンチョビ、オリーブやケッパーの鹽味や唐辛子の辛味を利かせた、刺激的なナポリの名物パスタ」との事です。
ドルチェはティラミスを擇び、ホットコーヒーと共に頂きました。
https://www.facebook.com/100041831059363/posts/382986576439041/?extid=0&d=n
2020/10/06 更新
2020/09 訪問
本格カルボナーラを食す
以下は私のFacebookからの轉載です。
きのふは櫻臺のイタリアンの名店イル・トンシオーネさんでランチを食べました。ランチであつても、豫約してお店に向かはれる事をお薦めします。
註文したのは緑色のランチセット2,800圓。潮風香るサラダ、今週のパスタより一皿、野菜を使つたメイン料理、パン、コーヒー。今週のパスタも素敵なメニューでしたが、今囘はカルボナーラを頼めないものか、と來店まへから考へてゐました。イル・トンシオーネさんなら、可能であれば、きつと美味しいカルボナーラを食べられるに相違ないと思つたからです。たづねて見ると、どうやら可能との事で、大盛150圓にして頂きます。
Wikipediaによると、カルボナーラとは、「炭燒のパスタ」と云はれるパスタソースの一種であり、チーズ、黒コショウ、パンチェッタと云ふ鹽漬の豚肉、そして鶏卵を用ゐるさうです。今囘は烏骨鶏を用ゐ、生クリームは用ゐないカルボナーラと、さうではないカルボナーラとが出來るとの事で、前者をお願ひしました。烏骨鶏の卵を見せて頂きましたが、一般的な卵より、一まはりくらゐ小さいのですね。
まづは前菜として、サラダと熱々のパンです。東京野菜を用ゐたサラダは彩も鮮やかで、食感はシャキシャキとしてゐて、野菜本來の風味をドレッシングが引立てます。何やら記憶違ひかも知れませんが、サラダとして食べられる青パパイヤや生の儘で食べられる南瓜がはひつてゐるのが、今囘のサラダの特徴です。たづねる毎に變化を感じられるのは、非常に樂しい事です。パンも美味しいので、一度、お代はりしました。
次は上述したカルボナーラです。矢張り、本格的なカルボナーラを食べる事が出來て、非常に滿足です。量も前菜、メインやドルチェも食べる事を考へれば、ちやうど良いでせう。多くのお店でカルボナーラを食べたばあひ、少し味がしつこいかなと感ずる事があるのですが、イル・トンシオーネさんのカルボナーラは、濃厚でありながらもしつこくない處が素晴らしく、頗る美味です。勿論、巷に溢れる日本的なカルボも、それはそれで私は好きですが、矢張り、ちやんとしたイタリアンとしてのカルボナーラを、今囘、食せて非常に滿足です。
續くメインは鳴門金時をソテーし、ゴルゴンゾーラと共に燒いたグラタン風のお料理です。こちらは鳴門金時、ゴルゴンゾーラ共に濃厚な味はひで、ヴォリュームもあり、食べ應へ拔群です。最近、涼しくなつて來ましたから、かう云ふ、甘くて温かいお料理が戀しくなりつゝあります。
食後は350圓を追加して、ドルチェをお願ひしました。二種類のうちからパンナコッタを擇びます。パンナコッタは、添へられてゐるフルーツやソースと共に彩り豐かです。見た目だけでなく、フルーツの程良い酸味とソースの甘味と相俟つて、パンナコッタもとても美味しく頂けました。
美味しいものを食べて、休日明けも自分なりに頑張らうと思つた次第です。
https://www.facebook.com/100041831059363/posts/377962880274744/?extid=iUguwxItJdOjV2YY&d=n
2020/09/30 更新
2020/09 訪問
頗る美味な初物秋刀魚のパスタを堪能
以下は私のFacebookからの轉載です。
きのふの御晝は、イル・トンシオーネさんでランチを食べました。Facebookにて、秋刀魚のパスタがあると知り、それをランチでも提供可能かと、前日、電話にて問ひ合はせました。可能との事で、私の豫定と御店の事情とを鑑み、きのふの御晝に豫約させて頂きました。
當日は後に仕事が控へてゐる爲、前菜等とのセットにはせず、單品で秋刀魚のパスタを作つて頂きました。前囘の大盛のパスタの量は130グラムでしたが、今囘はパスタ單品ですので、更に追加料金を払ひ、150グラムのものを作つて頂きました。パン附で1,800圓です。
秋刀魚は初物で旬の食材です。今は場所によつては10倍の値が附いてゐるさうですが、10月末には値段も落ち着くかも知れないとの事です。初物である秋刀魚の旨味風味は最高で、絶妙な燒き加減、控へ目な鹽味が旬の旨さを引立てます。パスタの味の土臺は、金目のお出汁と云ふ事で、この和風の上品なお出汁が具材の風味やパスタを生かしてゐます。トレヴィスはシャキシャキした食感と程良い苦味とが樂しいです。歐洲産?の干し葡萄の甘味が、パスタの味に變化を與へてゐます。和風のお出汁、鹽味、甘味、苦味とが上手く纏まり、パスタ全體として頗る美味です。また、秋刀魚に限らず、家で魚のパスタを作らうと思へば、臭みが殘つたり、水つぽくなるものですが、イル・トンシオーネさんの秋刀魚のパスタは、當然の如く、そのやうな事が一切ありません。流石はプロであり、ヴェテランです。どんなお鮨よりも、どんなフレンチのフルコースよりも美味しい秋刀魚のパスタでした。今迄で私が食べた食事で最も美味しいと思つたのは、今はもう存在しない廣島のイタリアン、ウーノ・ヴィーノさんの渡蟹のトマトソースの試作品でした。母と食べ、最高に旨いと感動し、20年くらゐの年月が經過しても、當時の感動を記憶してゐます。イル・トンシオーネさんの秋刀魚のパスタは、それに匹敵する美味しさです。美味しい料理を食べると、心も體も幸せを感じ、生きてゐて良かつたと實感します。
https://www.facebook.com/100041831059363/posts/366373511433681/?extid=DlAJY5pjG55AZHgp&d=n
2020/09/16 更新
2020/09 訪問
お徳な黄色いランチセットで絶品パスタを食す
以下は私のFacebookからの轉載です。
けふは櫻臺のイタリアン、イル・トンシオーネさんでランチを食べる。
黄色いランチセット1,800圓。前菜2品の盛り合はせ、パスタ、今週のパスタより1品、パン、珈琲、350圓プラスでドルチェが附く。パスタは鰯とほうれん草のトマトソース 香草パン粉がけを選擇するものゝ、先のお客さんで鰯が品切れした爲、急遽、燻製した鰤で對應して頂けるとの事。こんな風に臨機應變に對應して頂けるのは、非常に嬉しいし、有難い。150圓追加してパスタは大盛にする。先日、母とたづねて藍色のランチフルコースを食べた日とは異なり、けふはお客さんが多く、繁盛してゐる模樣。何だかこちらまでホッとするし、嬉しく思ふ。
まづは前菜2品の盛り合はせとパン。畫像右はフリッタータとラタトゥイユのやうなソース。フリッタータはイタリア風オムレツと云つて差支へない。控へ目な味附と食感が樂しく、まだ暑い日なので少し冷やしてあるのは嬉しい。ソースは温かいパンと共に食べると美味。左は美櫻鶏を味噌のソースで和へたもの。鶏肉自體、臭みがなく、非常にジューシーで味が濃い爲、味噌のソースに鶏肉が負けてゐない。また、この美櫻鶏、見た目も薄ピンク色で非常に美しい。
パスタ。燻製した鰤とほうれん草のトマトソース 香草パン粉がけを大盛で。味が濃厚な鰤と、爽やかで食感が樂しいほうれん草に、これまた濃厚で香り高いトマトソースがアルデンテのパスタと共に絡み、非常に美味。香草パン粉も良い味と香りと食感のアクセントになつてゐる。大盛にした爲、量としても滿足であるが、とても美味しいパスタなので、慾を云へば、もつと食べられたぐらゐである。
パンはお代はり自由。私は慥か一度お代はりした。
350圓追加して附ける事が出來るドルチェは、不斷ならば一玉八千圓するメロンが、この御時世で安く仕入れられた爲、そのメロンとチーズとを用ゐたシャーベット状?のケーキ。緑色のランチセットを食べた時と同じケーキと思はれるが、メロンには目が無い私には堪らなく好きな一品である。共にホットコーヒーも美味しく頂く。
これで合計2,300圓はお徳と云へよう。お店の方々の接客もお店の雰圍氣も良く、お薦めのお店である。
https://www.facebook.com/100041831059363/posts/362691035135262/?extid=JvJDTf6JSpjx1r9e&d=n
2020/09/11 更新
2020/08 訪問
藍色のフルコースを食す
以下は私のFacebookからの轉載です。
先日は、櫻臺のイル・トンシオーネさんでランチを食べる。藍色のフルコース4,200圓を註文。前菜三品の盛り合はせ、パスタは今週のパスタ三品より選擇で、鮮魚とトレヴィスのガーリックオイルソース ディルの香りを選ぶ。メインは、魚又は肉料理で、こちらはお肉を選ぶ。ドルチェの盛り合はせ、パン、珈琲と云ふメニュー。加へて、ブラッドオレンジのジュースを註文。
御腹が空いてゐて、なほ且つ、非常に美味しさうだつたので、寫眞を撮るのを忘れて、前菜の盛り合はせとパンを食べて了つた。實際に頗る旨いし、凝つたつくりの前菜だつた爲、寫眞にをさめられず殘念である。ブラッドオレンジのジュースは、イタリアンでは定番のドリンクである。パスタは見た目どほりに非常にあつさりとした味はひと、爽やかな香りである。大盛にしても、スル/\と食べられる。トレヴィスは程良い苦味が大人の味である。メインはブランドポークのソテーだつたらうか。食べてから日にちが過ぎてゐる爲、詳細な事は書けないが、濃厚な甘味と繊細な鹽味が同居してをり、頗る美味。丸山吉平のとんかつもさうだが、旨い豚肉料理とは、左記したやうな味の二元論とでも云へる在り方を達成してゐる。ドルチェの盛り合はせも旨いが、これは前囘、食べたメロンのケーキのはうが私好みかも知れない。
料理だけでなく、お店の雰圍氣やシェフやスタッフさんの人柄も素晴らしく、誰にでもお薦め出來る店である。
https://www.facebook.com/100041831059363/posts/358618472209185/?extid=zOziqjKaIKJUln9D&d=n
2020/09/06 更新
2020/07 訪問
石神井公園から櫻臺と云ふ不思議に重なる御縁
以下は私のFacebookからの轉載です。
けふは櫻臺のイル・トンシオーネさんでイタリアンのランチを食べました。註文したのは、緑色のランチコース2,800圓、ドルチェ350圓、スパゲッティ大盛150圓、合計3,300圓。
以下、メモを作成してゐない爲、記憶を頼りに書きます。
潮風香るサラダ。地元練馬の農家さんから直接仕入れてゐる野菜と氣仙沼産の海藻とをたつぷり用ゐた當店名物のサラダ。自家製のドレッシングと共に、非常に美味です。
羊肩の挽肉とほうれん草のローマ風ミートソース大盛。非常に濃厚な味はひのミートソース。臭みがない處か、とても香り豐かです。スパゲッティも所謂アルデンテな仕上りで、頗る旨いです。
野菜を使つたメイン料理。名前はよく分りませんが、絹皮なすをメインにミルフィール状に仕立てたメインの一皿。風味としては、上品なグラタン風と云ふ感じで美味しく頂けました。
パン。お代はり自由。スパゲッティやメインのソースにつけて食べると美味しいです。一囘お代はりしましたが、次囘はもう一個くらゐ食べられるかも知れません。
ドルチェ。メロンを使ひシャーベット状に仕上げたものがメインに、甘味に酸味をも適度に加へる味付けが施されてゐるさうです。メロン好きの私にはたまらないデザートです。
アイスレモンティー。
嘗ては石神井公園の池の畔に位置してゐたロニオンにて腕を振るはれてゐたシェフが、昨年、櫻臺に移轉オープンされた當店。私も、嘗て、早大生時代に石神井公園に住んでをり、昨年、再上京してこの町に住んでゐる爲、不思議な縁を感じます。料理も美味しいですし、オーナーシェフさんやスタッフさんの接客も素晴らしいですから、また來ようと思ひます。
※パンの寫眞を撮り忘れました。
https://www.facebook.com/100041831059363/posts/326490632088636/?d=n
2020/07/29 更新
以下は私のFacebookからの轉載です。
本日は櫻臺のイタリアン、イル・トンシオーネさんにて御晝を頂きました。新年初の本格的なランチと云ふ事で、藍色のフルコース4,200圓をお願ひします。前菜3品の盛合はせ、今週のパスタより一皿、魚又は肉料理、ドルチェの盛合はせ、パン、コーヒーと云ふ内容です。パスタは、鮮魚と無農藥キャベツのガーリックオイルソースからすみの香り、メインは肉を擇びます。また、メインの際に赤のグラスワイン660圓を一杯お願ひします。
まづは前菜3品です。畫像右下はワカサギのマリネです。旬の食材ですね。ワカサギは程良い食感と程良い苦味とが、甘酸つぱいマリネの調理法と合つてゐて美味しいです。朝食を拔いてゐた爲、以下、ぱくぱくと食べ進みます。また、いつもの如く、食べる事に必死な爲、料理の情報に就いてはうろ覺えです。左下は、お肉などをペースト状にして圓形にコーティングしたものやトマトの煮込などです。知識と記憶力が乏しい爲、上手く云ひ表せません。あつさりとしてゐて、クールな食感のお肉と、濃厚で家庭的な味はひの煮込との組合せが樂しいです。眞ん中上はイタリア風オムレツとキノコ、それに新年らしくいくらが乘つてゐるのが嬉しいです。お蕎麦屋さんの卵燒きとはまた違つた當店のイタリア風オムレツも美味しいです。
パンは何時も燒き立てを出して頂けます。パスタやメインのソースをつけて食すのが、御決まりの食べ方です。一囘お代はりさせて頂きました。
パスタは、上述したとほり、鮮魚と無農藥キャベツのガーリックオイルソースからすみの香りです。鮮魚は眞鯛と金目鯛ださうです。蜆の御出汁を用ゐていらつしやるとか。當店のテーマの一つと思はれる、伊と和との融合でせう。ふんわりとした鮮魚、シャキシャキのキャベツ、アルデンテのパスタ、そして上述した御出汁を使はれてゐるガーリックオイルソースとからすみの風味が一體となつてをり、頗る美味しいです。
メインの肉料理は、豚肩ロースの炭火燒きです。柔らかい食感で、甘味が豐かなお肉を、香ばしく燒き上げてあり、粒マスタードを用ゐた芳醇なソースと共に食すと頗る美味ですし、特別な御晝を食べてゐると實感出來ます。上述した赤のグラスワインともよく合ひます。御求め易い價格のワインですが、味も香りも中々のものです。野菜三種の付け合はせも美味しく頂きました。
最後はドルチェ三種の盛合はせとホットコーヒーです。百聞は一見に如かずと申しますので、詳しくは畫像を御覽下さい。どれも美味しく頂きました。
https://www.facebook.com/100041831059363/posts/454049719332726/?d=n