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昼の点数:4.8
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¥2,000~¥2,999 / 1人
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料理・味 4.8
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|サービス 4.8
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|雰囲気 4.8
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|CP 4.8
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|酒・ドリンク -
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[ 料理・味4.8
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| サービス4.8
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| 雰囲気4.8
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| CP4.8
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| 酒・ドリンク- ]
芸術の極みとも言えるラーメン
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2019/01/22 更新
たまたま朝から南足柄市に仕事で行っていたので、足柄と言えばここでしょ!とばかりに検索。ところが到着予想1時間。これでは都内から行ってもあまり変わらないなと思いながらも出発。
到着は12時5分前。下調べは今日やっているかどうかしか調べてませんが、予想より少ない先客17名。まあこれなら直ぐに順番が来るだろうと、元々行く予定では無かったのでジャケット一枚を着て寒空に並びました。
あれ? なんかあのカップル割り込んでいるぞ! 次の客も! とそこで店の隣の待合所?の前に書かれている看板に気づく。
「整理券1〜20までの方は10:50」とか書いている。なんと整理券を配布し、その方々が並んでいたんですね! 有名店なのだから当たり前のことに気づかず苦笑い。そして読み進めると「整理券のない方は13:15頃よりご案内」と書かれている。
ムムム、まあそれでも1時間20分だから良しとしよう。などと独り言を言いながら並んだのが整理券無しの6人目。
しかし、次から次へと整理券を持った方がやってくる。「オイオイ、本当に13時15分に案内されるの?」と冷や汗を寒空でかいたので余計に寒くなる。
確かに案内はジャスト13時15分。
しか〜し!案内はその待合所へお進み下さいということだけ。整理券無し組は道を渡った駐車場側に並んでいるので、その並びが正規の待合所に移ったのがその時間ということ。
「やっぱりその時間は無理だよね」と寒さに堪えていたところ、なんと背中から熱風が!
「あれ?温風ヒーターでもあるのか?」と探してみるが見当たらず、なんと厨房からの熱風が背中から吹いてきていた。「こ、これは助かる」と安堵したものの「夏場はじゃあとんでもないことになるのでは?」と変な心配。
それでも暖かさに感謝していると、順番が進むとその熱風が当たらなくなり、日陰の待合所の中、両手を胸に抱きしめ必死に寒さに堪える。「だんだん具合悪くなって来たぞ、こりゃ連食無理かも?」 皆さんはラーメン屋に並ぶ時はしっかりと厚着してくださいね。
さて間も無く待ち始めて2時間に迫る頃、「カウンターへどうぞ」と、とてもチャーミングな女性店員に案内される。この方は美人で笑顔も案内もソツないことで有名な方。
実はこの方に食券を渡すときに「すみませんチャーシュー抜きでお願いします」と頼んでいたのです。「チャーシューお嫌いなんですか?」「ええ、そう言うわけではないのですが・・・」とその時は濁しておきました。
さて、先ずは醤油ラーメン900円(全体的に値上がりしています)が運ばれてきました。運んできたのは飯田店主自ら。「はいチャーシュー抜きです」
チャーシューなどなくてもとても美しいビジュアルにドキッとしたほどです。
そして、「やはり有名店はチャーシュー抜きにしても何もサービス無しだな」と又独り言。
*私の体験談ですが、有名店の多くは何もサービスがなく、そこそこのお店(味は抜群)では、「代わりに何かおつけしましょうか?」と聞いてくることが多いのです。
と、そんなことを少しさみしく感じながらも先ずはスープをズズズいと頂く。
オオオ! 素晴らしいコクのあるスープは、どれだけ大切に育てられたか想像にかたくない比内鶏の旨味に、厳選された醤油のコラボは他の追随を許さない、“芸術の極み”と言えるほどの出来栄え。
あまりの美味しさにうっとりしていると頭の上から「代わりに海苔でもつけましょうか?」との声。顔をあげると飯田店主が大きな愛嬌たっぷりの目をして話かけてきた。
「それは有り難いです、お願いします」
つい今しがた「有名店は・・・」なんて言っていた自分が恥ずかしくなってしまいました。
海苔を3枚出していただきました。この海苔は有明海産とのことで風味がとても豊かです。豊か過ぎてスープの風味を殺してしまうと感じ、一枚を次のつけ麺用に残しました。
麺も全粒粉で、風味といい味といい歯ごたえと全てに最上級です。
寒さで具合が悪くなり、連食するか迷いながらも次はつけ麺がやってくるので、スープを残すつもりが、あまりにも美味しく残すことが出来ず完食完飲です。
連食は周りの方はほぼ全員でしたね。これでは回転が悪いはずと自分もやっていながら思ってしまいました。
しかし置かれていた御膳を、連食前に全て交換するなど気配りも完璧です。
そうそう、厨房には店主以外に4人。ホール周りが先の女性ともう1人美しい女性の2人体制です。ラーメン屋で7名と言うのも凄いですが、その誰もが無駄な動きも会話もしません。店内はまるで和食割烹のようだし、奥の製麺所が見れるように作られていたり、トイレも清潔感一杯だったりと、隅々まで気配りが行き届いています。
さて、つけ麺がやってきました。
一緒にレモンと刻み海苔、そして塩とわさびが付いていました。
その食べ方にも拘りがあり、先ずは塩を麺に直接つけてお召し上がりくださいと説明され、さらに食べ方のポップも見せてくれました。つけダレが少し遅れてくるのも先に麺だけを食べさせたいからなのでしょうね。
これにも海苔のサービスが付いていました。先のラーメンが3枚に対して2枚なのは、既に刻み海苔が付いているので多すぎると計算してのことだと思います。
こちらも完食完飲です。お腹が張ちきれそうですが、身体中に満足感と充足感が満ち溢れてきました。
食べ終わる頃を見計らって「チャーシューはどうして食べないのですか?」と、その大きな目は「チャーシュー食べない理由に興味があるんです」とでも言いたげだ。
「え! まあ動物愛護からなるべく動物を食べるのを少なくしているので」と説明すると、「そう言うことなんですね」と、何と無く納得したみたいでしたね。好奇心の塊であり、疑問に思ったことははっきりしないと気が済まない方なのだと思いました。
最後に私が本当に美味しいと思った時だけ口にする「美味しかったです、ご馳走様でした」と言うと、「有難うございます」と返事を返し、「気配りも有難うございました」と言うと「とんでもないです、又お越しください」との返事も有り難いですね。
もう一つ付け加えると、飯田店主は券売機に並ばれる方の顔をしっかりと見ていますね。これは知り合いとかに失礼のない様に確認しているのだと思います。
昔は肉も食べていたので豚骨ラーメンでも平気でしたが、数年前から動物愛護に関わってからは、豚骨はダメだし鳥も避けていたし、でもラーメン好きなので煮干し(豚骨を使わない純煮干し)を中心に食べていますが、このラーメンには自分のポリシーが揺らいでしまいました、ヴィーガン友達には怒られますが。