食神様(*´▽`人)アリガタキさんが投稿したザ・ミュンヒ(大阪/高安)の口コミ詳細

食の神様に愛されてる人のゆるーい食べログ(๑´ㅂ`๑)

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食神様(*´▽`人)アリガタキ (女性・東京都) 認証済

この口コミは、食神様(*´▽`人)アリガタキさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

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ザ・ミュンヒ高安、恩智/喫茶店、ケーキ

1

  • 昼の点数:5.0

    • ¥8,000~¥9,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 5.0
      • |酒・ドリンク 5.0
1回目

2023/10 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク5.0
    ¥8,000~¥9,999
    / 1人

80歳のマスターが創り出す伝説至極の珈琲を堪能♡

私の食べログ史上最高得点です。
大阪の八尾にある伝説の珈琲店。
ちょっと休憩な感じで立ち寄る場所ではなく
日本全国、はたまた世界からミュンヒの珈琲を味わいたいとマニアが訪れます。

噂には聞いていたコチラのお店、
某トンカツ屋さんに朝並び記帳し
そこから30分ほどウォーキングを兼ねて
歩いてお邪魔しました(*´∀`*)

そしてお店に入ると沢山のオールドマイセンコレクションと、世界に5台しかないと言われているバイクのミュンヒが出迎えてくれます。
五年ほど前に訪れたことがある夫。
その時のお話をすると値上がりしたのでと言いつつ、店主の田中さんが新しいメニューと初来店の私に名刺とステッカーを下さいました(*^^*)

予算と時間により飲める内容が変わるとのことでしたが我々はランチまで数時間余裕があります。

今回は50分かけ大量の豆からたった60ccのみ抽出される
「酸味の苦味」と「苦味の苦味の甘味」
各々超デミタス4500円を頂くことに。
それに合わせたチーズケーキもオーダー。

そしてそれを待つ間に「シルクロード」をまず頂く。 コレは東京の池袋で琥珀の女王と言う呼び名で置いているお店を見つけて以来ハマった
飲むコーヒーゼリーのような飲み物で
喫茶百名店巡りをしながら正直見つけるたびに色々なお店で飲んでいるあれと同じジャンルのもの。 今迄池袋以上に美味しいお店がなく
名前のようなシルキーさを出すのは技術的に大変難しいのだなと感じていましたがミュンヒさん、
それを余裕で飛び越えてきました∑(°∀° )!!
♡美味しい(*´~`*)!!♡
求めてるのはシルキーさなんです。
舌にあたる時にコーヒーなのに酸味のカドが無い。これがいかにコチラの珈琲が上質を物語ります。

さらに、オールドクロップを28年-3℃の樽で熟成し寝かせた1杯40cc11万円の珈琲を
スプーン1杯を2500円で提供している幻の創作(超想定外)コーヒーを頂きました。
これは田中さんが珈琲人生の集大成とも印しており、お味はまるで寝かし熟成されたブランデーのような芳醇でまろやかな香りと深みそして甘み!
まるでアルコールを飲んでいるかのような高揚感も感じます。 これは凄い!のひと言。
そして最高すぎて受皿までペロってしたいくらいでした(〃艸〃)

そして、50分待ってようやく抽出された珈琲は両方とも苦味があるのにほんとに角がない!
酸味も心地よく濃いのに全然受け入れられる。
本当に初めての体験で
共に唯一無二、奇跡の味わいでした。

コーヒーの体験だけで1000文字を超えてるのですがまだまだ足りません。
ミュンヒの珈琲の味はこのマスターの人生観が作って居るから端折れない(笑)

ちなみにマスターはめちゃくちゃフレンドリー(御歳80歳、自称63歳)で、1981年の11月にミュンヒをオープン。最初は1杯250円の珈琲を出す一般的なスタイルでしたがある時、豆の品質の大事さに気づき以後独学で今に辿り着いている。

そしてこの日は16歳の頃に書いたポエムを朗読してくたり、ブロマイドをくれたり、オリジナルの短編小説をくれました(笑)
たまたま、前情報なく訪れたはずのお客さんが元ナレーターさんで上手に読み上げてくれたのも楽しい一コマに(〃艸〃)

そして、帰りは今なら「お店にお客さんが居ないから」と某トンカツ屋さんまで車で送ってくださいましたΣ( '-' )!!

詩を読んで見たりお話してみて、マスターのこの人間としての味わいと丸みもミュンヒの奇跡の珈琲を生み出す要因の1つだと感じたわけです。

入ってすぐにオールドマイセンも凄い!
実際、美術館に置いてあるようなセットもありオールドマイセンファンも是非訪れて見てほしい。

「正直商売にならない所もある、でもお金を持ってあの世には行けないし。人になにかしてあげたいと思うと商売のその先に何が出来るかになってくる。」と仰るマスター。

2人でお会計は18000円。
正直高級レストランの様な値段なのに
とても納得してしまっている。

まるで一つの演目や芸術を楽しむような時間を過ごしました。生ける現代アート。ほんとに凄かった。お財布と心に余裕を持って是非訪れて頂きたいお店です。
これ以上の珈琲に出会えることは無いかもしれない。今はそう思っています。

2023/10/29 更新

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