雛萌さんが投稿したブレストンコート ユカワタン(長野/中軽井沢)の口コミ詳細

雛萌のお食事

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ブレストンコート ユカワタン中軽井沢/フレンチ

1

  • 夜の点数:4.6

    • ¥20,000~¥29,999 / 1人
      • 料理・味 4.6
      • |サービス 4.2
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 4.5
      • |酒・ドリンク 4.0
1回目

2016/09 訪問

  • 夜の点数:4.6

    • [ 料理・味4.6
    • | サービス4.2
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

ユカワタン

2016.9再々訪
長野200件目です。
ブレストンコートでのディナーは勿論、此処ユカワタンで(*^-^*)
というよりユカワタンに来たかったんです♡

お部屋からランタンを持って、煌めく景色の中をゆっくり歩いていきます。
3度目ですが、薄暗い道を歩いていて、森の中にパッとユカワタンが見えたときは何だか笑顔に。

窓際の席に案内され、少しずつ色付いてきた葉や舞い落ちる葉っぱを見ながら、心躍らせていると…まずお料理の説明から。
食べられない食材の差し替えをお願いして、ドリンクを注文。
コースは18000円(税別・サ料別)1本で、ペアリングは12000円、最近始まったノンアルコールペアリングは、4200円です。

・桃のノンアルコールカクテル
淡いピンクの可愛いカクテル。
甘味がありつつ、さっぱりと美味しかったです。

◆アペリティフ
ドリンクのおつまみは、可愛らしいエクレアです。
エクレアの上には、ほろ苦い鮎のクリーム、更にその上のチーズのようなものも柚子で香り付けしたクリームです。
お花や金箔があしらわれたエクレアは、デザートのようなアペリティフでした。

◆6つの石
此方の象徴的なアミューズブーシュである石の前菜。
プレゼンテーションは同様なものの、コンセプトが一新されたのこと。
以前訪れた時は『小さなコース仕立て』で、前菜からデザートまでを表現したアミューズでした。
それが、6つの石の上の料理は『それぞれのコース料理の主軸となる食材を使い、深く掘り下げていくアミューズ』となったようです。
石の特性を生かして、冷たい料理は冷たく、温かいお料理は石も温かく提供されます。
・鮎のアミューズ…鮎のテリーヌ
・深緑の恵み…紫イモのスープ
・トウモロコシ…フォアグラとトウモロコシの2層のムース
・鯉…きゅうりで巻いた鯉 芝海老 山椒
・牛…香草を纏わせた牛肉のミートボール
・葡萄…葡萄のギモーブ

・パン
今回は豆腐ペーストでなく、バターでした。

◆鯉
鯉の洗いと燻製鯉のマリネの下に、根セロリのピュレと生セロリのマリネしたもの。
周りには、 シャインマスカットと鯉の出汁のコンソメジュレが。
全部合わせてお召し上がりください、とのことで、少しずつカットして全部一緒に頂きます。
マスカットの甘味、ピュレの苦味、セロリの酸味、そして鯉のプリプリっとした歯応え、ほんのり燻製の香り。
美味しい~♡
体に染み渡って、確信します。
やっぱりユカワタンは違う。
それぞれバランスが抜群で、鯉とは思えない美味しさでした。

◆深緑の恵み
30種類ほどの色とりどりのお野菜がお皿いっぱいに。
一目見て、同じ星のやグループのオットセッテのスペシャリテみたいだね~と(*^-^*)
それぞれのお野菜に合った調理法で、知らないお野菜もいっぱい。
猪のベーコンもちょこっとありました。
一つひとつ味わいながら、ゆっくり頂きました。

◆トウモロコシ
温かいトウモロコシのスープに冷たいトウモロコシのスープをかけてくださいます。
中にはポップコーンも隠れています。
温かいと冷たいが合わさって不思議ですが、これがまた良いですね。
すっと体に馴染むような美味しいスープでした。

◆大岩魚
物凄くバターの良い香りがして、何だろう…と思っていると、銅鍋にものすごーく大きな岩魚!
むしろ違う魚なんじゃないかと思うほどの迫力です。
安曇野の綺麗な水で育った岩魚で、通常より2年多く育てるとこの大きさになるそう。
大きな岩魚なので身をふっくら仕上げるために低温で、1時間つきっきりでバターをかけ続けるそう。
しかも贅沢なことに、美味しいところだけ目の前で取り分けてくださいます。
皮目は塩が効いていて、そこにビーツとくるみのビネガーソース。
岩魚自体も大きいけど、ちゃんと岩魚のお味で、身もふっくら。
バターのコクもありつつ、ビネガーソースなのであっさり頂けました。
此方は食感も大切にしていて、くるみやビーツのアクセントがあるのが好みです。

◆牛
本来なら牛なんですが、カシュー豚へ差し替えをお願いしました。
旦那さんが牛食べてましたが、美味しかったようです。
カシューナッツで育てたカシュー豚に豚のお出汁のソース。
かぼちゃのピュレ、カシューナッツ、きのこのソテーを添えて。
カシュー豚は柔らかいながらも、存在感のあるしっかりとしたお味でした。

◆ブルーチーズ・ピーマン
此方も差し替えをお願いしました。
私の方は、山のチーズのグラタンとバゲッド。
山のチーズと聞いて、清水牧場のだ!と嬉しくなりました。
とろっとろチーズは、香りもとっても良く、美味しいんです。
ただ、後半としてはちょっと重めでしたけど…。
旦那さんのブルーチーズと赤ピーマンは、あっさりめで美味しい、ちょうど良い!と言っていたので、通常のコースはきちんと考えられていると思います。

◆葡萄
巨峰とシャインマスカット、アニスのジュレ、八角のアイスクリーム、フレッシュチーズがガラスの器に。
此方、昨年の秋の訪問の際も頂きましたが、宝石のようにキラキラなんですよね♡
葡萄の美味しさ、アニスや八角の香り、チーズの爽やかさ。
さっぱりと頂ける一皿目のデザート、とっても美味しかったです。

◆時計草(パッションフルーツ)/黄桃/サワーチェリー/プルーン
ノンアルコールのものが、プルーンのデザートのみだったので、そちらで。
パートブリゼっぽい生地に角切りのフレッシュプルーン。
その上にキャラメルアイス。
プルーン自体は酸味があるので、キャラメルアイスの甘さがあってちょいどいい。
此方もフルーツがたっぷりで、食べられちゃいました。
旦那さんは、サワーチェリー。
お月様のチョコレートアートがとっても可愛かったです♡

◆森のお菓子
何度見ても可愛いお菓子の木箱♡
お米のお茶と一緒に頂きました。
可愛い小菓子をいっぱいいっぱい頂いて、食べれないものはお土産に。

昨年秋は、最初頂いた時よりもシンプルなものもあり、プレゼンテーションは面白かったのですが 、美しさや驚き、そして美味しさに物足りなさを感じていました。
そんなことを思っていると浜田料理長は星のや東京も指揮をとっているとのこと。
今回はそんな不安もありつつだったのですが、そんな不安一蹴させてくれました。
結局、記念日におすすめだと思いながら、特になにもないのに、つい来たくなってしまったユカワタン。
でも、此処に来れたこと、一緒に過ごせたことが思い出となりました。
今回も純粋な気持ちで、たくさん楽しませて貰いました♡

2015.10 再訪

2015.3
念願のユカワタンです。
ノーワンズレシピからメインダイニングに変わり、評価もあがり、県内に住んでいる身としては行っておきたかったレストランの一つ。
星のや系列のホテルブレストンコート内にあります。

今回、宿泊もブレストンコート。
ヴィラコテージ風で、夜は暗い林道をランタンを持って歩いて向かいます。
ウェディングラウンジのお隣に、ユカワタンの看板。
木のエントランスをくぐって、更に林道を奥まで進むと見えてきました!森の中のユカワタン。

「いらっしゃいませ」と扉が開き、入ってみると黒と赤を基調とした凛とした空気感のある店内。
ノーワンズレシピの海のような軽やかで明るいイメージと真逆と言って良いと思うような重厚感です。

入り口には、ボキューズ・ドールの賞状が飾ってあります。
ユカワタンのテーマは「水のジビエ」。
色彩も含めて絵画のように美しい浜田シェフのお料理の数々。
期待感も膨らみます。

窓側の席に通され、とりあえずシャンパーニュ。
お席は、10席もないくらいでした。
高級レストランですが、ブレストンコート宿泊者以外の方の予約や星のや宿泊者からの予約を考えると早めに予約しないと埋まってしまうのもわかります。
雛萌さんたちは宿泊ですのでお料理のコースの料金はわかりませんでしたが、15000円と18000円とアラカルトとあるみたいですね。

お誕生日のお祝いに乾杯(*^_^*)
シャンパーニュ・マーク ブリュット グラン・キュヴェ。

岩魚のチュイル 黒毛和牛のジャーキー
シャンパンのおつまみに。
岩魚のチュイルは、天日干しをして、炭火焼きして、酢に漬けたものだそう。
小さめの岩魚さんが開きになって、石に刺さって登場。
黒毛和牛のビーフジャーキーは、思いの外美味しくてびっくりしちゃいました。
程よく柔らかく、お肉の味が濃いです。

◆アミューズブーシュ 清水牧場のフレッシュチーズ
先日行ったワイン会に出てきた開田高原、清水牧場のフレッシュチーズ。
「同じのだね!」と談笑しながら(*^_^*)
このチーズはお豆腐のようにさっぱりとしていて、そこに、くるみスライス、ふきのとう、チーズの下にくるみ味噌。
まるでお豆腐にふき味噌のような。
他にはない組み合わせですが、郷土料理を思い出させるような信州の温かみあるアミューズブーシュでした。
くるみスライスの食感がとても良かったです。

◆石の上の前菜 小さなコース仕立て
ユカワタンといったら、この石の上の前菜と言っても過言ではないというくらい、象徴的なお料理です。
左から小さなコースになっており、前菜、前菜、スープ、お魚料理、お肉料理、デザートと言う構成になっています。
それぞれ石の温度にも配慮があります。
・鴨のハム タラノメを包んで
・ぎんひかり(虹鱒) 大根の海苔まき
・ビーツのスープ
・鯉の腸詰め
・春菊の粉を纏わせたミートボール
・栗 ポルト酒
見た目も美しいですが、お味も良く、これから始まるコースを連想させるようなきちんとされた構成に驚きました。
中でもビーツのスープは、口の中に入れた途端にスープに変身してびっくり。

◆前菜 佐久鯉のタルタル シャルロットケーキ風
ゴールデンキャビアの黄金色と菜の花のソースの緑色が対比的な色合い。
そして、何と言っても山芋を使って、シャルロットケーキの様に仕立てる細かい技術。
美しい一皿です。
鯉は信州に住んでいれば、洗いも甘露煮もかなり馴染み深いですが、味の想像もつくので余計洗いに対する抵抗がある方も多いかと思います。
このタルタルも佐久鯉のお刺身で作られていましたが、本当に美味しい。
身がぷりぷりで、言われなければ鯉だとわからないほど癖がないです。
ユキマスのゴールデンキャビアの塩分と柚子のソースも良かったです。

◆スープ すっぽんのコンソメ
何か大きな石持ってきたな~と思ったら、器でした。蓋を開けるとスッポンが入っていて、そこへスッポンから出汁をとったコンソメスープを注ぎます。
山椒と小ネギがけっこう利いていて、美味しかったです。
スッポンの肝と松本一本ネギが串焼きにされて添えられてきました。
地産地消徹底してますね。
松本一本ネギ、甘くて美味しい。

◆くるみパン
此方のパンは沢村のパンです。
そこに、豆腐とクリームチーズを混ぜたものに、醤油豆を崩して頂きます。

◆大岩魚と山菜
大岩魚の下にじゃがいものピュレ。
ピュレには蓮根の良い触感。
旬のクレソン、なずなも添えて。
アミューズに出てきた岩魚の大きさとは比べものにならない大きさ。
脂も程良くさっぱりめの岩魚さんでした。
雛萌は、ペルナン・ヴェルジュレス レ・コンボット シャトー・ド・ショレイ。
ブルのワイン。
マリアージュは程よい感じでした。

旦那さんはブータンノワールをチョイスしたので、赤でした。
その赤ワインはTSUGANEという山梨県須玉の入手困難なワインです。
初めて聞くワインだったのですが、美味しかったです。
津金も城戸も日本にも好みのワインがあることに嬉しく思います。
次はリゾナーレでミエ・イケノが飲みたいです。

◆仔羊とふきのとう
濃いピンク色の仔羊。
ふきのとうは生、フリット、ソースと出てきます。仔羊の出汁からとったソースと合わせて頂きます。
結構甘めのソースでした。

旦那さんは、和牛とセリを選んだのですが、そちらがとっても美味しかったです!
セリと和牛のお刺身がリース型になっていて、そこに熱々のお出汁をかけます。
少し火が通ったお肉が柔らかで、お出汁とも良く絡み、とっても良かったです♡

◆フロマージュ
チーズも普通には出てこないです。
・チーズの上に柚餅子
・くるみの殻にクルミオイル。細長いチーズの上にドライフルーツ。
・やぎのチーズ
・グラタン風チーズ。ちょこっと甘め。
・はちみつラディッシュの上に、クリームチーズ
・ソルベ風チーズ 角切り林檎…チーズのソルベで美味しかったです♡

◆シャンパンのスフレ オレンジのアイスクリーム
フライパンに目玉焼き、と思ったらデザートです。
軽いシャンパンのスフレに、オレンジのアイスが合います。
とっても美味しかったです♡

◆和栗のモンブランとキハダ
ハッピーバースデーのチョコレートと共に。
ハピバプレートはやっぱり嬉しいです♡
苦いキハダと合わせて食べてください、とのこと。
飾りのチョコレートは葉っぱ型ですが、本物の様でした。

◆ミニャルディーズ 森のお菓子屋さん
やっぱり星のやリゾートレストランのミニャルディーズは可愛いですね!
ずっとサプライズが続く料理で、最後に登場するのは木箱。
元は本当の鳥の巣の木箱をこのミニャルディーズ用に作ってもらったものだそうです。
箱を開けると、色とりどりの小菓子がぎっしり!
本当にお菓子屋さんの様です。
凄く可愛くて心はウキウキ♡
そして、この小菓子まで一つ一つ丁寧に作られていることにも驚きました。
細かいです。
・蜜柑のマカロン
・紫芋のモンブラン
・小さな栗
・リンゴのカタラーナ
・キウイのアイス
・黄柚子のチョコ
・カヌレ
・パッションフルーツのチョコ
・韃靼そば茶のチョコ
メニューにないものがあるなぁと思ったら、木箱の下の切り株からも落ち葉に隠れた小菓子が。
こちらはお土産に(*^_^*)
・りんごとカルヴァドスのチョコ
・ドフィノア
・焼き味噌チョコ

スタッフはたくさんいらして、ホテル仕込みのきちんとした接客。
色々此方の話を引き出してくれ、たくさん話しかけて下さいました。
創造的なお料理を運ぶのは一苦労ですね。


ユカワタン凄く良いです。
やはり県内フレンチは都会に比べて、観光の高揚感で乗り切れるレベルが多いですが、此処は胸を張ってお勧めできます。
信州の食材へのこだわり、そして美しさ、技術、味の繊細さ、驚き…これがこの自然いっぱいのロケーションでいただけるなんて、何とも幸せです。
お部屋に戻ってからも「凄く良かったぁ♡楽しかった!」と余韻に浸りました。

「もうお腹いっぱい!」
この心もお腹も満たされる所が星のやさんの良いところでもあり、悪いところでもあるかもしれません。
表裏一体。
やはり此処は自分の心の持ち方、時間の使い方だな~なんてつくづく思いました。
サプライズや特別な日にぴったりです(*^_^*)

とってもとっても素敵なお誕生日に大満足です♡
また、何かの記念日に伺わせてもらいます( ´艸`)

  • 2015.3

  • Champagne Marc Brut Grande Cuvée シャンパーニュ・マーク ブリュット グラン・キュヴェ

  • ペルナン・ヴェルジュレス レ・コンボット  シャトー・ド・ショレイ

  • TSUGANE ラ・モンターニュ2012 ボー・ペイサージュ

  • ショレ レ ボーヌ

2016/10/22 更新

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